JP2002320189A - デジタルカメラ、動画再生方法及び動画記録方法 - Google Patents

デジタルカメラ、動画再生方法及び動画記録方法

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JP2002320189A
JP2002320189A JP2001121201A JP2001121201A JP2002320189A JP 2002320189 A JP2002320189 A JP 2002320189A JP 2001121201 A JP2001121201 A JP 2001121201A JP 2001121201 A JP2001121201 A JP 2001121201A JP 2002320189 A JP2002320189 A JP 2002320189A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御系の回路に大きく負担をかけることなくフ
レームレートの調整を行ない、実時間で再生表示を行な
わせる。 【解決手段】時間的に連続した複数の静止画データから
構成された動画データを記録したフラッシュメモリ28
と、フラッシュメモリ28に記録された動画データを表示
するための表示部25と、メモリ28に記録された動画デー
タを構成する1フレーム分の静止画データをメモリ28よ
り読出してから表示部25で表示させるまでに要する時間
を計時し、得た時間とメモリ28に記録された動画データ
のフレームレートとにより、メモリ28に記録された動画
データを表示部25で表示する際のフレーム間引き数を算
出し、算出したフレーム間引き数に基づいてメモリ28に
記録された動画データのフレーム間引きを行なって表示
部25で実時間表示させるCPU21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカード等の
記録媒体に対する動画の記録/再生を行なうデジタルカ
メラ、動画再生方法及び動画記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、デジタルビデオカメラのみなら
ず、デジタルスチルカメラにおいても、時系列に連続し
た複数の静止画からなる動画データファイルをフラッシ
ュメモリ等でなるメモリカードに記録し、あるいは該メ
モリカードに記録されている動画データファイルを再生
可能なものが数多く販売されている。
【0003】この種のデジタルスチルカメラにあって、
動画データファイルは、あくまでも時間的に連続した複
数の静止画を1つのデータファイルとして取扱うもので
あり、例えばNTSCのような所定のテレビジョン方式
に従った共通のビデオ信号として取扱うものではない。
【0004】したがって、デジタルスチルカメラの機種
によって動画を構成する1静止画の構成画素数やフレー
ムレート等はそれぞれ異なるのが通常であり、自機種と
他機種とで動画データファイルを記録したメモリカード
自体は互換性を有しているとしても、特に他機種の方が
高い性能を有している場合に、他機種で撮影した動画デ
ータファイルをメモリカードから読出して、自機種で撮
影時と同様の実時間で再生表示することはできない。
【0005】特開平7−193786号公報、特開平1
0−13794号公報、及び特開平11−327513
号公報のそれぞれには、いずれも動画の再生表示処理を
撮影時と同様の実時間に同期させて行なうことができな
い場合に、表示すべき画像のフレーム間引きを行なう技
術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に記載され
た技術は、いずれも動画を構成するすべての静止画に対
応して、その1フレーム毎に、再生表示処理に要する時
間と実時間に同期した再生時間とを比較する比較処理を
実行して、フレーム間引きを行なうか否か、また行なう
のであれば何フレーム間引くのかを決定する処理を行な
うものとなっている。
【0007】したがって、このような動画の再生に際し
て、各回路の動作制御を行なうCPUは終始上記フレー
ム間引きに関する処理を継続して実行しなくてはなら
ず、その負担が非常に大きいという不具合があった。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、制御系の回路に大
きく負担をかけることなくフレームレートの調整を行な
い、実時間で動画再生表示を行なわせることが可能なデ
ジタルカメラ、動画再生方法及び動画記録方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
時間的に連続した複数の静止画データから構成された動
画データを記録した記録媒体と、この記録媒体に記録さ
れた動画データを表示するための表示部と、上記記録媒
体に記録された動画データを構成する複数の静止画デー
タ中の一部の静止画データを用いて該静止画データを上
記表示部に表示させるまでに要する時間を計時する計時
手段と、この計時手段で得た時間と上記記録媒体に記録
された動画データのフレームレートとに基づいて上記記
録媒体に記録された動画データを構成する複数の静止画
データのうち上記表示部に表示させる静止画データを決
定し、当該静止画データを用いて上記表示部で上記動画
データを実時間表示させる表示制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、1フレーム分の
静止画データの再生に要する時間からその動画データ全
体を実時間表示させるために必要なフレーム間引き数を
得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を極力
小さなものとしながら、動画データを実時間で再生表示
させることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記計時手段は、上記動画データの先
頭に位置する1フレーム分の静止画データを用いて計時
を行なうことを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、計時を終えた時点で当該先頭
の静止画データの表示処理を終えているので、速やかに
動画データを構成するそれ以降の静止画データからの処
理に移行することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記計時手段は、上記記録媒体に記録
された動画データを構成する複数の静止画データ中の一
部の複数フレームの静止画データを用いてそれぞれの上
記表示部に表示させるまでに要する時間を計時し、その
計時結果の平均値を1フレーム分に相当する時間として
得ることを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、その動画データ全体を実時間
表示させるために必要なフレーム間引き数をより正確に
得て、動画データを確実に実時間で再生表示させること
ができる。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至
3のいずれか記載の発明において、上記静止画データを
上記表示部に表示させるまでに要する時間は、上記記録
媒体から静止画データを読出すのに要する時間、及び上
記静止画データを伸張するのに要する時間の少なくとも
一方を含むことを特徴とする。
【0016】このような構成とすれば、請求項1乃至3
のいずれか記載の発明の作用に加えて、その動画データ
を実時間表示させるために必要なフレーム間引き数をよ
り正確に得て、動画データを確実に実時間で再生表示さ
せることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、撮像手段と、この
撮像手段で得られる時間的に連続した複数の静止画デー
タから構成された動画データを記録する記録媒体と、上
記撮像手段で得られる動画データを構成する複数の静止
画データ中の一部の静止画データを用いて該静止画デー
タを撮影してから上記記録媒体に記録させるまでに要す
る時間を計時する計時手段と、この計時手段で得た時間
に基づいたフレームレートの動画データを上記記録媒体
に記録させる記録制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0018】このような構成とすれば、1フレーム分の
静止画データの記録に要する時間からその動画データを
実時間で記録させるために必要な撮像手段の駆動間隔を
得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を極力
小さなものとし、撮像手段を無駄に駆動することなく動
画データを実時間で記録させることができる。
【0019】請求項6記載の発明は、時間的に連続した
複数の静止画データから構成された動画データを記録媒
体から読出して表示部に表示するための動画再生方法で
あって、上記記録媒体に記録された動画データを構成す
る複数の静止画データ中の一部の静止画データを用いて
該静止画データを上記表示部に表示させるまでに要する
時間を計時する計時ステップと、この計時ステップで得
た時間と上記記録媒体に記録された動画データのフレー
ムレートとに基づいて上記記録媒体に記録された動画デ
ータを構成する複数の静止画データのうち上記表示部に
表示させる静止画データを決定し、当該静止画データを
用いて上記表示部で上記動画データを実時間表示させる
表示ステップとを有したことを特徴とする。
【0020】このような方法とすれば、1フレーム分の
静止画データの再生に要する時間からその動画データ全
体を実時間表示させるために必要なフレーム間引き数を
得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を極力
小さなものとしながら、動画データを実時間で再生表示
させることができる。
【0021】請求項7記載の発明は、撮像手段と、この
撮像手段で得られる時間的に連続した複数の静止画デー
タから構成された動画データを記録する記録媒体とを備
えたデジタルカメラの動画記録方法であって、上記撮像
手段で得られる動画データを構成する複数の静止画デー
タ中の一部の静止画データを用いて該静止画データを撮
影してから上記記録媒体に記録させるまでに要する時間
を計時する計時ステップと、この計時ステップで得た時
間に基づいたフレームレートの動画データを上記記録媒
体に記録させる記録制御ステップとを有したことを特徴
とする。
【0022】このような方法とすれば、1フレーム分の
静止画データの記録に要する時間からその動画データを
実時間で記録させるために必要な撮像手段の駆動間隔を
得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を極力
小さなものとし、撮像手段を無駄に駆動することなく動
画データを実時間で記録させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明
をデジタルカメラに適用した場合の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0024】図1はその回路構成を示すもので、10が
デジタルカメラである。このデジタルカメラ10は、記
録モードと再生モードとを設定可能であり、記録モード
の状態においては、レンズ11の後方に配置されたCC
D12は、タイミング発生器(TG)13、垂直ドライ
バ14によって走査駆動され、一定周期毎に光電変換出
力を1画面分出力する。
【0025】この光電変換出力は、アナログ値の信号の
状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後
に、サンプルホールド(S/H)回路15でサンプルホ
ールドされ、A/D変換器16でデジタルデータに変換
され、カラープロセス回路17で画素補間処理を含むカ
ラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号
Y及び色差信号Cb,Crが生成され、DMA(Dir
ect MemoryAccess)コントローラ18
に出力される。
【0026】DMAコントローラ18は、カラープロセ
ス回路17の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,C
rを、DRAMインタフェース(I/F)19を介して
DRAM20のDMA領域にDMA転送を行なう。
【0027】CPU21は、このデジタルカメラ10全
体の動作制御を行なうもので、上記輝度及び色差信号の
DRAM20のDMA領域へのDMA転送終了後に、こ
の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース19を介
してDRAM20のDMA領域より読出し、VRAMコ
ントローラ22を介してVRAM23に書込む。
【0028】デジタルビデオエンコーダ(以下「ビデオ
エンコーダ」と略称する)24は、上記輝度及び色差信
号をVRAMコントローラ22を介してVRAM23よ
り定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を
発生して表示部25に出力する。
【0029】この表示部25は、例えばバックライト付
のカラー液晶表示パネルとその駆動回路とで構成され、
カメラ本体の背面側に配設されて、記録モード時にはE
VF(Electronic View Finde
r:電子ビューファインダ)として機能するもので、ビ
デオエンコーダ24からのビデオ信号に基づいた表示を
行なうことで、その時点でVRAMコントローラ22か
ら取込んでいる画像情報に基づくスルー画像を表示する
こととなる。
【0030】このように表示部25にその時点での画像
がモニタ画像としてリアルタイムに表示されている状態
で、記録保存を行ないたいタイミングでキー入力部26
を構成する複数のキー中のシャッタキーを操作すると、
トリガ信号を発生する。
【0031】静止画撮影が設定されている場合、CPU
21は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD12
から取込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のDRA
M20のDMA領域へのDMA転送の終了後、直ちにC
CD12からのDRAM20への経路を停止し、記録保
存の状態に遷移する。
【0032】この静止画データの記録保存の状態では、
CPU21がDRAM20に書込まれている1フレーム
分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース19を
介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素
×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出して
JPEG回路27に書込み、このJPEG回路27でA
DCT(Adaptive Discrete Cos
ine Transform:適応離散コサイン変
換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の
処理によりデータ圧縮する。
【0033】CPU21は、このデータ圧縮により得た
符号データをデータファイルとして該JPEG回路27
から読出し、このデジタルカメラ10の記憶媒体として
着脱自在に装着される、不揮発性メモリであるフラッシ
ュメモリ28に書込む。
【0034】また、動画撮影が設定されている場合、C
PU21は上記シャッタキーの操作によるトリガ信号に
対応し、CCD12からのDRAM20への経路を停止
することなく、DRAM20に書込まれている1フレー
ム分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース19
を介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画
素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出し
てJPEG回路27に書込み、このJPEG回路27で
ADCT、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化
等の処理によりデータ圧縮する。
【0035】CPU21は、このデータ圧縮により得た
符号データを該JPEG回路27から読出し、DRAM
インタフェース19を介してDRAM20の格納領域に
一時格納する。
【0036】このCCD12で撮像がなされてからDR
AM20の格納領域に格納されるまでの一連の処理が動
画を構成する1フレーム分の静止画像に対する処理とな
るもので、この処理を終了すると、CPU21はまだシ
ャッタキーが続けて操作されていることを確認した上
で、次のフレームの画像がCCD12から転送されてく
るのを待つ。
【0037】こうして、シャッタキーが操作されている
間、各フレーム毎に同様の処理を継続し、該シャッタキ
ーが離された(あるいはDRAM20が一杯になった)
と判断した時点で、CPU21はDRAM20の格納領
域に格納されている複数フレーム分の静止画データを予
め定められているフォーマットの動画データに纏めて上
記フラッシュメモリ28に転送し、所定のパラメータ値
等の情報と共に記録させる。
【0038】この動画データのフラッシュメモリ28へ
の書込みに際してCPU21は、併せて動画ファイルを
構成する複数の静止画データのうち先頭に位置するもの
の構成画素数を大幅に間引いた画像データを作成し、こ
れをプレビュー画像として元の動画データに関連付けて
フラッシュメモリ28に記憶させる。
【0039】なお、上記実施の形態においては、JPE
G回路27によりデータ圧縮された符号データをDRA
M20の格納領域に順次格納していくようにしたが、非
圧縮の輝度及び色差信号の状態の静止画像をDRAM2
0の格納領域に順次格納していき、シャッタキーが離さ
れた(あるいはDRAM20が一杯になった)と判断し
た時点で、DRAM20の格納領域に格納されている複
数の静止画データを順次JPEG回路27を用いてデー
タ圧縮し、フラッシュメモリ28に書込むようにしても
よい。
【0040】また、動画データのフォーマットの中に
は、1つの動画データファイル中では一定のフレームレ
ートしか設定できないものもある。そのため、シャッタ
キーの操作がなされた時点で、各フレーム毎の一連の処
理に要する時間を予め算出し、各フレーム毎に静止画デ
ータの処理を行なっている間は、CCD12で得た画像
データがサンプルホールド回路15、A/D変換器16
を介してカラープロセス回路17へ転送されないように
CCD12の駆動を制限することで、一定のフレーム間
隔で動画データを再生することが可能となる。
【0041】その際に、CCD12からカラープロセス
回路17へ画像データの転送要求を行なう時間間隔は、
動画データのフラッシュメモリ28への記録を終了する
まで変更できないものとする。
【0042】なお、上記キー入力部26は、上述したシ
ャッタキーの他に、記録(REC)モードと再生(PL
AY)モードとを切換える録/再モード切換えキー、各
種撮影モードを選択するためのモードキー、画像選択や
ホワイトバランスの画面中での重点調整位置の指定等の
ために上下左右各方向を指示するカーソルキーや選択内
容を決定するための「Enter」キー等から構成さ
れ、キー操作に伴なう信号は直接CPU21へ送出され
る。
【0043】また、再生モードでフラッシュメモリ28
に記録した静止画データを再生する場合には、CPU2
1はCCD12からDRAM20への経路を停止し、キ
ー入力部26の画像選択キー等の操作に応じてCPU2
1がフラッシュメモリ28から特定の1フレーム分の符
号データを読出してJPEG回路27に書込み、JPE
G回路27で伸長処理を行なって得られた縦8画素×横
8画素の基本ブロック単位に、VRAMコントローラ2
2を介してVRAM23へ1フレーム分の輝度及び色差
信号を展開記憶させる。
【0044】これに対してビデオエンコーダ24は、V
RAM23に展開記憶されている1フレーム分の輝度及
び色差信号を元にビデオ信号を発生し、表示部25で表
示させる。
【0045】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0046】図2及び図3は、再生モード時にフラッシ
ュメモリ28に記録されている、他のデジタルカメラで
記録された動画データを読出して再生する際の主として
CPU21による処理内容を示すものである。
【0047】同図で、所望する動画データを仮に選択し
た状態でシャッタキーが操作されると、その動画データ
の再生表示を開始するもので、処理当初にはシャッタキ
ーが操作されるのを待機する(ステップA01)。
【0048】そして、シャッタキーが操作されたと判断
すると、まずその動画データファイルの各パラメータ
値、具体的には「全再生時間」「フレームレート」を読
出す(ステップA02)。
【0049】次いで、動画再生するフレームの設定とし
て「開始フレーム番号」「終了フレーム番号」の設定を
行なう(ステップA03)。
【0050】これにより、再生時間の計算を、次式再生
時間=(終了フレーム番号−開始フレーム番号+1)×
フレームレートにて行なう(ステップA04)。
【0051】そして、フレーム番号のポインタ(以下
「フレームポインタ」と称する)iに初期値「1」を設
定し(ステップA05)、CPU21が有する基本タイ
マーの計時を開始させると共に(ステップA06)、上
記ポインタiに従ってその動画データの第iフレーム、
ここでは先頭の第1フレームの静止画像データをフラッ
シュメモリ28から読出して(ステップA07)、JP
EG回路27で記録時とは逆の伸長処理を行なってデコ
ードし(ステップA08)、得られた静止画データデー
タを縦8画素×横8画素の基本ブロック単位にVRAM
コントローラ22を介してVRAM23へ1フレーム分
の輝度及び色差信号を展開記憶させ、ビデオエンコーダ
24により対応するビデオ信号を発生させて表示部25
で表示させる(ステップA09)。
【0052】こうして最初の1フレームの静止画を表示
させた時点で上記基本タイマーによる計時を停止させ
(ステップA10)、計時値として得られる、実際に1
フレームの静止画データをフラッシュメモリ28より読
出してから表示させるまでに要した時間tが、上記フレ
ームレートから算出されるこの動画データを構成する1
フレーム分の静止画の表示時間間隔ftより大きいか否
かを判断する(ステップA11)。
【0053】これは、フラッシュメモリ28に記録され
ている動画データをその設定されているフレームレート
どおりに実時間で再生することができるか否かを判断す
るためのものである。
【0054】しかして、ステップA11で時間tが時間
ft以下であると判断した場合は、記録されている動画
データをそのままのフレームレートで実時間表示できる
ことになるので、フレーム間引き率を表す変数nにフレ
ーム間引きを行なわないことを示す数値「1」を入力設
定する(ステップA12)。
【0055】また、ステップA11で時間tが時間ft
より大きく、フラッシュメモリ28に記録されている動
画データをその設定されているフレームレートどおりに
実時間で再生することはできないと判断した場合には、
その動画データは他のデジタルカメラで記録されたもの
であることとなるので、次いで「t≦n×ft」を満足
するような最小の自然数nを算出する(ステップA1
3)。
【0056】こうして、上記ステップA12またはA1
3で得た値nを用いて、動画再生時の1フレーム当たり
の表示時間を循環的に計時する再生タイマーに時間「n
×ft」を設定し(ステップA14)、直ちにこれを起
動して(ステップA15)、このタイマが設定した時間
「n×ft」が経過して該タイマーから割込みがかかる
のを待機しながら、静止画像の表示を続行する(ステッ
プA16)。
【0057】そして、ステップA16で再生タイマーか
らの割込みがかかったと判断した時点で、上記フレーム
ポインタiを「+n」更新設定し(ステップA17)、
この更新設定したフレームポインタiの値が上記終了フ
レーム番号を越えていないかどうかにより、該当するフ
レームがあることを確認する(ステップA18)。
【0058】その後、このフレームポインタの値iに従
って動画データの第iフレームの静止画像データをフラ
ッシュメモリ28から読出し(ステップA19)、JP
EG回路27で伸長処理を行なってデコードし(ステッ
プA20)、得た静止画データデータをVRAM23へ
1フレーム分展開記憶させ、表示部25で表示させた上
で(ステップA21)、上記ステップA16に戻って、
時間「n×ft」が経過し該タイマーから割込みがかか
るのを待機する。
【0059】こうしてステップA16〜A21の処理を
繰返し実行することで、フレームポインタをnずつ更新
設定しての動画表示を続行する。
【0060】図4はこうした動画データの再生表示状態
を例示するもので、図4(1)に示す平行四辺形で囲っ
た数字が、フラッシュメモリ28に記録されている動画
データを構成する個々の静止画データのフレーム番号を
表すものとする。
【0061】この場合、フラッシュメモリ28に記録さ
れている本来のフレームレートでの1フレーム当たりの
表示時間間隔をftとし、図4(2)に示すように最初
の第1フレームの静止画データをフラッシュメモリ28
から読出し、JPEG回路27でデコードし、VRAM
23に展開記憶して表示部25で表示するまでに要する
時間をtとすると、ここでは明らかに「t>ft」であ
る。
【0062】そのため、ここでは「t≦n×ft」を満
足するような最小の自然数nとして「3」を算出し、第
1フレームを「3×ft」の期間だけ表示している間
に、第4(=1+3)フレームの静止画データをフラッ
シュメモリ28から読出し、JPEG回路27でデコー
ドしてから表示用に処理し、今度はこの第4フレームの
静止画データを「3×ft」の期間だけ表示している間
に、第7(=4+3)フレームの静止画データをフラッ
シュメモリ28から読出し、JPEG回路27でデコー
ドしてから表示用に処理し、‥‥というように同様の処
理を繰返し実行することで、フラッシュメモリ28に記
録されている動画データと同様の実時間で再生表示を行
なわせることができる。
【0063】この場合、n=3であるので、フレーム間
引き数は2(=n−1)となり、3フレーム中の2フレ
ームが間引かれて再生表示には使用されないこととな
る。
【0064】しかして、上記ステップA18で更新設定
したフレームポインタiの値が上記終了フレーム番号を
越え、該当するフレームがないと判断した時点で、この
再生モード時の動画データの実時間再生表示に係る処理
を終了する。
【0065】このように、1フレーム分の静止画データ
の再生に要する時間からその動画データ全体を実時間表
示させるために必要なフレーム間引き数を得るようにし
たので、制御系の回路にかける負担を極力小さなものと
しながら、動画データを実時間で再生表示させることが
できる。
【0066】加えて、上記再生に要する時間の計時は、
動画データの先頭に位置する1フレーム分の静止画デー
タから得るようにしたため、計時を終えた時点で当該先
頭の静止画データの表示処理を終えているので、速やか
に動画データを構成するそれ以降の静止画データからの
処理に移行することができる。
【0067】なお、上記実施の形態では、動画データを
構成する1フレーム分の静止画データのみの再生に要す
る時間からその動画データ全体を実時間表示させるため
に必要なフレーム間引き数を得るようにしたが、動画デ
ータを構成する一部複数フレーム分、例えば2,3フレ
ーム分の静止画データそれぞれの再生に要する時間を共
に計時してその平均値を1フレーム分に相当する時間と
して得るようにしてもよい。
【0068】このようにすれば、CPU21その他の負
担は1フレーム分のみから得る場合に比して多少増える
ものの、その動画データ全体を実時間表示させるために
必要なフレーム間引き数をより正確に得て、動画データ
を確実に実時間で再生表示させることができるようにな
るものと思われる。
【0069】また、上記実施の形態では、フラッシュメ
モリ28に記録されている、他のデジタルカメラで記録
された動画データを読出して再生する場合について説明
したが、上述した動画撮影により記録された動画データ
を同じデジタルカメラを用いて再生する場合にも本発明
を適用することができる。
【0070】これは、上記実施の形態では、動画撮影方
法として、動画撮影中はDRAM20に順次静止画デー
タを格納していき、動画撮影終了後にDRAM20に格
納されている複数の静止画データを読出してフラッシュ
メモリ28に書込む方法を採用している関係上、撮影時
間間隔の方が再生時間間隔よりも短くなってしまい、フ
レーム間引きを行わないと実時間再生を行うことができ
なくなってしまうためである。
【0071】また、上記実施の形態では、動画データを
構成する静止画データ1フレームに相当する本来の表示
時間間隔ftを整数倍した時間「n×ft」に基づき、
1つの値「n−1」に定めたフレーム間引き数でフレー
ム間引きを行ないながら動画を表示するものとして説明
したが、図5に示すように、フラッシュメモリ28から
読出し、JPEG回路27でデコードし、VRAM23
に展開記憶して表示部25で表示するまでに要する時間
tを基準として、時間tが経過する毎に、そのタイミン
グで最も時間的に近いと思われる静止画データのフレー
ムを前後から選択し、次の表示すべき静止画データとし
て処理するようにしてもよい。
【0072】こうすることで、フレーム間引き数は一定
せず、CPU21その他の負担が多少増えるものの、時
間tに対応したより多くの静止画データのフレームを選
択して実時間での表示に供することができる。
【0073】(第2の実施の形態)以下本発明をデジタ
ルカメラに適用した場合の第2の実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0074】その回路構成に関しては、上記図1で示し
たものと基本的に同様であるものとし、同一部分には同
一符号を用いてその図示及び説明は省略する。
【0075】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0076】図6は、記録モード時に動画撮影を選択し
てフラッシュメモリ28に記録する際の主としてCPU
21による処理内容を示すものである。
【0077】なお、ここでは、動画撮影に際してシャッ
タキーの押圧操作が開始されてからその押圧操作が継続
する間、順次静止画データを連続してDRAM20の格
納領域に取込み、シャッタキー操作が解放された時点で
撮影を停止して、DRAM20の格納領域に取込んだ複
数の静止画データを1つの動画データとしてフラッシュ
メモリ28に記録するものとする。
【0078】図6は、記録モード時に動画撮影を選択し
てフラッシュメモリ28に記録する際の主としてCPU
21による処理内容を示すもので、その当初には動画の
記録を選択した状態でキー入力部26のシャッタキーが
操作されることにより、動画データの記録を開始するも
ので、処理当初にはシャッタキーが操作されるのを待機
する(ステップB01)。
【0079】そして、シャッタキーが操作されたと判断
すると、まずCPU21が有する基本タイマーの計時を
開始させると共に(ステップB02)、CCD12を駆
動して静止画像データを取得させ(ステップB03)、
これをDRAM20のDMA転送領域に格納した後、1
フレーム分の静止画データが得られた時点でこれを随時
JPEG回路27によりデータ圧縮させて(ステップB
04)、得た符号データを該JPEG回路27からDR
AM20の格納領域に一時格納させ、併せて表示部25
でも表示させると同時に、得た符号データをフラッシュ
メモリ28に書き込む(ステップB05)。
【0080】こうして最初の1フレームの静止画のフラ
ッシュメモリ28への書込みを完了した時点で上記基本
タイマーによる計時を停止させ(ステップB06)、実
際に1フレームの静止画データをCCD12で撮影して
からフラッシュメモリ28に格納するまでに要した時間
tを計時値として得て、これを動画記録時の1フレーム
当たりの記録時間を循環的に計時する記録タイマーに設
定すると共に、直ちに起動する(ステップB07)。
【0081】その後、シャッタキーがまだ押圧操作され
ていることを確認した上で(ステップB08)、再度C
CD12を駆動して静止画像データを取得させ(ステッ
プB09)、これをDRAM20のDMA転送領域に格
納した後、1フレーム分の静止画データが得られた時点
でこれを随時JPEG回路27によりデータ圧縮させて
(ステップB10)、得た符号データを該JPEG回路
27からDRAM20の格納領域に一時格納させ、併せ
て表示部25でも表示させる(ステップB11)。
【0082】ここで、上記記録タイマからの割込みを待
機して上記時間tが経過したことを確認し(ステップB
12)、その上で再び上記ステップB08からの処理を
繰返し、シャッタキーが押圧操作されている間は上記時
間tの間隔をあけて、静止画データを連続して撮影す
る。
【0083】しかして、ステップB08でシャッタキー
の押圧操作がなされておらず、動画の撮影が停止された
と判断した時点で、DRAM20の格納領域に格納され
ている時間的に連続した複数の静止画データを1つの動
画データとして纏め、各種パラメータ等を添付した上で
フラッシュメモリ28に記録し(ステップB13)、そ
の後、再び上記ステップB01からの処理に戻って、次
の動画撮影に備える。
【0084】この場合、動画データに添付するパラメー
タ値としては、「全再生時間」「フレームレート」を含
み、且つパラメータ値の他にも、先頭に位置する静止画
データから構成画素数を大幅に間引いた画像データを作
成し、これをプレビュー画像として元の動画データに添
付してフラッシュメモリ28に記憶させる。
【0085】このように、1フレーム分の静止画データ
の記録に要する時間からその動画データを実時間で再生
させるために必要な撮像手段の駆動間隔を得るようにし
たので、制御系の回路にかける負担を極力小さなものと
し、撮像手段を無駄に駆動したり記録手段の記録容量を
無駄に増やすことなく、また、動画再生時に第1の実施
の形態で説明したフレーム間引等の処理を行うことなく
動画データを実時間で再生させることができる。
【0086】一般に、同一機種のデジタルカメラでは、
再生モード時に1フレーム分の静止画データを記録媒体
から読出して伸長し、表示部で再生表示させるまでに要
する時間幅に比して、記録モード時に1フレーム分の静
止画データを撮影してからデータ圧縮し、記録媒体に記
録させるまでに要する時間幅の方がより大きい。
【0087】したがって、上記のようにしてフラッシュ
メモリ28に記録した動画データを、記録を行なったこ
のデジタルカメラ10自体、または同一機種である他の
デジタルカメラで再生表示させる際には、上記第1の実
施の形態で説明した処理を実行することで、フレーム間
引き率を表す変数n=1となり、全くフレーム間引きを
行なわずとも実時間で表示させることができるようにな
るものである。
【0088】なお、この第2の実施の形態の場合、「t
<ft」となることが明らかであるので、図2のステッ
プA06、A10、A11、A13の処理を省略した再
生処理、つまり通常の再生処理を実行することにより実
時間で表示させることが可能となり、第1の実施の形態
と比べて制御系の回路にかける負担をより小さなものと
することができる。
【0089】また、上記第2の実施の形態では、1フレ
ーム分の静止画データの記録に要する時間を撮影時間間
隔とするようにしたが、第1の実施の形態で説明した所
定のフレームレートによる動画撮影を行うことによりD
RAM20に複数の静止画データを格納した後、1フレ
ーム分の静止画データの記録に要する時間に基づいてフ
レーム間引き率を決定し、このフレーム間引き率でDR
AM20から静止画データをフレーム間引きしながら読
出し、フラッシュメモリ28に記録するようにしてもよ
い。
【0090】さらに、上記第2の実施の形態では、キー
入力部26のシャッタキーを連続して押圧操作している
間、動画データを撮影するものとして説明したが、その
ようなレリーズ手段をとらず、一般的なビデオカメラと
同様に、動画の撮影開始時と終了時とにそれぞれシャッ
タキーを短時間押圧操作するものとしてもよい。
【0091】その場合、上記図6のステップB08で
は、シャッタキーが操作されていないことを確認した上
でステップB09以降の処理に移行し、シャッタキーが
押圧操作されたと判断した時点で、ステップB13に進
んで動画データのフラッシュメモリ28への記録処理を
実行することとなる。
【0092】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0093】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1フレー
ム分の静止画データの再生に要する時間からその動画デ
ータ全体を実時間表示させるために必要なフレーム間引
き数を得るようにしたので、制御系の回路にかける負担
を極力小さなものとしながら、動画データを実時間で再
生表示させることができる。
【0095】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、計時を終えた時点で当該
先頭の静止画データの表示処理を終えているので、速や
かに動画データを構成するそれ以降の静止画データから
の処理に移行することができる。
【0096】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、その動画データ全体を実
時間表示させるために必要なフレーム間引き数をより正
確に得て、動画データを確実に実時間で再生表示させる
ことができる。
【0097】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至3のいずれか記載の発明の効果に加えて、その動画デ
ータを実時間表示させるために必要なフレーム間引き数
をより正確に得て、動画データを確実に実時間で再生表
示させることができる。
【0098】請求項5記載の発明によれば、1フレーム
分の静止画データの記録に要する時間からその動画デー
タを実時間で記録させるために必要な撮像手段の駆動間
隔を得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を
極力小さなものとし、撮像手段を無駄に駆動することな
く動画データを実時間で記録させることができる。
【0099】請求項6記載の発明によれば、1フレーム
分の静止画データの再生に要する時間からその動画デー
タ全体を実時間表示させるために必要なフレーム間引き
数を得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を
極力小さなものとしながら、動画データを実時間で再生
表示させることができる。
【0100】請求項7記載の発明によれば、1フレーム
分の静止画データの記録に要する時間からその動画デー
タを実時間で記録させるために必要な撮像手段の駆動間
隔を得るようにしたので、制御系の回路にかける負担を
極力小さなものとし、撮像手段を無駄に駆動することな
く動画データを実時間で記録させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメ
ラの回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係る動画データ再生時の処理内
容を示すフローチャート。
【図3】同実施の形態に係る動画データ再生時の処理内
容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係る動画データ再生時のフレー
ム間引きの状態を例示する図。
【図5】同実施の形態に係る動画データ再生時の他のフ
レーム間引きの状態を例示する図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る動画データ記
録時の処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…デジタルカメラ 11…レンズ 12…CCD 13…タイミング発生器(TG) 14…垂直ドライバ 15…サンプルホールド回路(S/H) 16…A/D変換器 17…カラープロセス回路 18…DMAコントローラ 19…DRAMインタフェース(I/F) 20…DRAM 21…CPU 22…VRAMコントローラ 23…VRAM 24…(デジタル)ビデオエンコーダ 25…表示部 26…キー入力部 27…JPEG回路 28…フラッシュメモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 101:00 5/92 5/91 J // H04N 101:00 5/92 H Fターム(参考) 2H054 AA01 BB11 2H104 AA12 AA16 5C022 AC21 AC42 AC54 AC69 5C052 AA17 DD10 GA01 GA03 GC05 GD03 GD08 GE06 GE08 5C053 FA07 FA27 GA11 GB36 KA01 KA24 KA25 LA01 LA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間的に連続した複数の静止画データから
    構成された動画データを記録した記録媒体と、 この記録媒体に記録された動画データを表示するための
    表示部と、 上記記録媒体に記録された動画データを構成する複数の
    静止画データ中の一部の静止画データを用いて該静止画
    データを上記表示部に表示させるまでに要する時間を計
    時する計時手段と、 この計時手段で得た時間と上記記録媒体に記録された動
    画データのフレームレートとに基づいて上記記録媒体に
    記録された動画データを構成する複数の静止画データの
    うち上記表示部に表示させる静止画データを決定し、当
    該静止画データを用いて上記表示部で上記動画データを
    実時間表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴
    とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】上記計時手段は、上記動画データの先頭に
    位置する1フレーム分の静止画データを用いて計時を行
    なうことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】上記計時手段は、上記記録媒体に記録され
    た動画データを構成する複数の静止画データ中の一部の
    複数フレームの静止画データを用いてそれぞれの上記表
    示部に表示させるまでに要する時間を計時し、その計時
    結果の平均値を1フレーム分に相当する時間として得る
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】上記静止画データを上記表示部に表示させ
    るまでに要する時間は、上記記録媒体から静止画データ
    を読出すのに要する時間、及び上記静止画データを伸張
    するのに要する時間の少なくとも一方を含むことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか記載のデジタルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】撮像手段と、 この撮像手段で得られる時間的に連続した複数の静止画
    データから構成された動画データを記録する記録媒体
    と、 上記撮像手段で得られる動画データを構成する複数の静
    止画データ中の一部の静止画データを用いて該静止画デ
    ータを撮影してから上記記録媒体に記録させるまでに要
    する時間を計時する計時手段と、 この計時手段で得た時間に基づいたフレームレートの動
    画データを上記記録媒体に記録させる記録制御手段とを
    具備したことを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】時間的に連続した複数の静止画データから
    構成された動画データを記録媒体から読出して表示部に
    表示するための動画再生方法であって、 上記記録媒体に記録された動画データを構成する複数の
    静止画データ中の一部の静止画データを用いて該静止画
    データを上記表示部に表示させるまでに要する時間を計
    時する計時ステップと、 この計時ステップで得た時間と上記記録媒体に記録され
    た動画データのフレームレートとに基づいて上記記録媒
    体に記録された動画データを構成する複数の静止画デー
    タのうち上記表示部に表示させる静止画データを決定
    し、当該静止画データを用いて上記表示部で上記動画デ
    ータを実時間表示させる表示ステップとを有したことを
    特徴とする動画再生方法。
  7. 【請求項7】撮像手段と、この撮像手段で得られる時間
    的に連続した複数の静止画データから構成された動画デ
    ータを記録する記録媒体とを備えたデジタルカメラの動
    画記録方法であって、 上記撮像手段で得られる動画データを構成する複数の静
    止画データ中の一部の静止画データを用いて該静止画デ
    ータを撮影してから上記記録媒体に記録させるまでに要
    する時間を計時する計時ステップと、 この計時ステップで得た時間に基づいたフレームレート
    の動画データを上記記録媒体に記録させる記録制御ステ
    ップとを有したことを特徴とする動画記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117596355A (zh) * 2024-01-19 2024-02-23 安徽协创物联网技术有限公司 一种方便安装在玻璃幕墙上的摄像头组件及移动终端设备

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