JP2002317564A - スキップフロアのある住宅 - Google Patents

スキップフロアのある住宅

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JP2002317564A
JP2002317564A JP2001124339A JP2001124339A JP2002317564A JP 2002317564 A JP2002317564 A JP 2002317564A JP 2001124339 A JP2001124339 A JP 2001124339A JP 2001124339 A JP2001124339 A JP 2001124339A JP 2002317564 A JP2002317564 A JP 2002317564A
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JP
Japan
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living room
floor
room
house
skip
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001124339A
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English (en)
Inventor
Shojiro Tanaka
象二郎 田中
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空間の連続性による広々感を確保しつつ、独
立性が高く落ち着いてくつろぐことができるリビングル
ームを形成することができるスキップフロアのある住宅
を提供すること。 【解決手段】 玄関ホール8およびリビングルーム9の
床高がオープンスペース11、廊下14およびダイニン
グルーム20の床高よりも1m低く設定され、リビング
ルーム9と階段14とが2つの階段16,16で接続さ
れている。両階段16,16の間には、平面視コ字状に
形成されリビングルーム9側に飾り棚17が設けられた
目隠し用の柱15が立設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキップフロアの
ある住宅に係り、詳しくは、リビングルームの床高を低
く形成して隣接する部屋と階段で接続することによっ
て、広々感を損うことなく独立性の高い落ち着いた雰囲
気のリビングルームを形成した住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リビングルーム、キッチン、ダイ
ニングルームをそれぞれ独立した部屋とせず、リビング
ルーム+ダイニングルーム(LD)や、リビングルーム
+ダイニングルーム+キッチン(LDK)というよう
に、ワンルーム化を図り伸びのびとした快適さを求める
住宅が多くなってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなワンルーム化されたLDやLDKにおいては、
リビングルームとダイニングルーム、あるいはリビング
ルームとキッチンとの間に区切りがないので、リビング
ルームの独立性が低く、落ち着いた雰囲気が形成されに
くい。そのため、居心地が悪いリビングルームが形成さ
れてしまうという問題があった。一方、各部屋の独立性
を重視してリビングルームとダイニングルーム、あるい
はリビングルームとキッチンとの間を間仕切りで細かく
仕切ると、広々感と開放感がなくなってしまうという問
題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、周囲の部屋よ
りも床高の低いリビングルームを形成し、隣接する空間
とスキップフロアで間仕切りなく接続することによっ
て、空間の連続性による広々感を確保しつつ、独立性が
高く落ち着いてくつろぐことができるリビングルームを
形成することができるスキップフロアのある住宅を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載のスキップフロアのある住宅で
は、リビングルームの床高が隣接する部屋の床高よりも
低く設定され、隣接する部屋のうち少なくとも一つと階
段で間仕切りなく接続されていることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
スキップフロアのある住宅において、リビングルームが
玄関ホールと隣接し、かつ、両者が同一床高に設定され
ていることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載のスキップフロアのある住宅において、階段の幅
方向中央に、リビングルーム側に面して幅広に形成され
た目隠し用の柱が立設されていることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項2または
3記載のスキップフロアのある住宅において、敷地の手
前側から奥に進むに従って徐々に高く形成された傾斜地
の低所側から高所側にかけて建物が配置されていること
を特徴とする。
【0009】
【作用および効果】請求項1記載のスキップフロアのあ
る住宅では、リビングルームが周囲の部屋よりも低く形
成されるので、周囲の部屋に対して滅り張りがついて独
立性の高いリビングルームを形成することができる。同
時に、隣接する部屋のうちの少なくとも一つと階段で間
仕切りなく接続されているので、隣接する部屋との空間
的な連続性が得られ、広々感のある室内空間を演出する
ことができる。よって、広々感を損うことなしに、独立
性が高く落ち着いてくつろぐことができるリビングルー
ムを形成することができるという効果が得られる。加え
て、二階の床面に加工を施すことなく、リビングルーム
の天井高を周囲の天井高よりも高く形成することができ
るので、より開放的なリビングルームを形成することが
できるというメリットもある。
【0010】請求項2記載のスキップフロアのある住宅
では、リビングルームと玄関ホールとが同一床高で隣接
配置されているので、玄関とリビングルームとの間を行
き来する客の動線が平坦になり、高齢者や車椅子利用者
でも楽に出入りすることができるという効果が得られ
る。
【0011】請求項3記載のスキップフロアのある住宅
では、目隠し用の柱によって、隣接する部屋からの視線
の多くを遮断することができるので、左右の階段部分で
隣接する部屋との連続性を保ちつつ、リビングルームの
独立性をより高めることができる。
【0012】請求項4記載のスキップフロアのある住宅
では、敷地の低所側の地盤高さに合わせて玄関ホールと
リビングルームの床高を設定し、一方、敷地の高所側の
地盤高さに合わせてリビングルームに隣接する部屋の床
高を設定することによって、敷地高低差を利用して大き
な段差のあるスキップフロアを容易に形成することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は実施の形態のスキップフ
ロアのある住宅を示す敷地平面図、図2はスキップフロ
アのある住宅を示す一階平面図、図3はスキップフロア
のある住宅を示す二階平面図、図4はスキップフロアの
ある住宅を示す地階平面図、図5はリビングルームを示
す斜視図、図6はスキップフロアのある住宅を示す東側
立面図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態のスキッ
プフロアのある住宅は、北から南に下る南北に細長く形
成された傾斜地に設けられている。敷地の北には、一
階、二階および地階からなる建物が配置され、敷地の南
には南側道路SRに面して駐車場1が配置され、南側道
路SRと建物との間には、スロープ2と階段3が設けら
れている。また、スロープ2と階段3との間に設けられ
た平地4は、建物の地階に設けられたガレージ5へ乗用
車を出入りさせる際に利用されるとともに、数台の乗用
車を駐車可能なスペースを有している。
【0015】前記建物の南東の角部には、前記階段3の
下り口に面してポーチ6および玄関7が配置されてい
る。前記玄関7において、玄関ホール8の北には、玄関
ホール8と開き戸を介して段差なく接続されたリビング
ルーム9が配置され、玄関ホール8の西には、階段10
を介してオープンスペース11が配置されている。
【0016】ここで、図6の破線で示すように、本実施
の形態のスキップフロアのある住宅の床高は、玄関7か
らリビングルーム9までが敷地の低所側(南側)の地盤
高さに合わせて設定され、一方、リビングルーム9より
も北側部分が敷地の高所側の地盤高さに合わせて設定さ
れており、両者の間には1mの高低差が設けられた状態
となっている。そして、建物一階の天井高は、リビング
ルーム9よりも北側部分で2.5mとなっている。
【0017】前記オープンスペース11は、リビングル
ーム9の西に面して北に延びる略L字状に形成されてい
る。また、オープンスペース11には、地階から二階ま
で移動可能なエレベータ室12が備えられ、その南に
は、客間としても好適な南向きの和室13が配置されて
いる。なお、オープンスペース11および和室13は、
床下が1m嵩上げされてリビングルーム9よりも北側の
一階部分の床高と同一レベルに設定されている。
【0018】前記リビングルーム9の北には東西方向に
延びる廊下14が配置され、この廊下14とリビングル
ーム9との間には、略コ字状に形成された柱15を挟ん
で左右に階段16,16が配置されている。また、前記
柱15のコの字の内側には、飾り棚17が設けられてい
る。また、リビングルーム9の天井部分には吹き抜け1
8が形成されていて、その天井高は3.5mとなってお
り、上下方向に広がり感のある開放的な空間が形成され
ている。なお、リビングルーム9の東には、サンデッキ
19が設けられている。
【0019】前記廊下14の北には、東側から順にダイ
ニングルーム20、2ウェイ階段21および手洗い場2
2が配置されている。そして、ダイニングルーム20の
北には、ダイニングキッチン23が配置されている。前
記手洗い場22の北には、トイレ24、洗面所25およ
び浴室26が南側から順に配置されている。
【0020】次に、二階部分を説明する。2ウェイ階段
21の下り口にはホール26が面し、このホール26に
は、主寝室27、子供部屋28、トイレ29およびセカ
ンドリビング30が隣接して配置されている。また、3
1は主寝室27から出入り可能なクローゼット、32,
33は予備室、34はセカンドリビング30から出入り
可能なバルコニーである。
【0021】以上説明してきたように、本実施の形態の
スキップフロアのある住宅にあっては、リビングルーム
9がオープンスペース11、廊下14、ダイニングルー
ム20等の周囲の部屋よりも1m低い床高に設定され、
廊下14と階段16,16で間仕切りなく接続されてい
るので、周囲の部屋との連続性により広々感を保ちつ
つ、1mもの高低差によって滅り張りがついて高い独立
性を演出されている。よって、リビングルーム9が落ち
着いてくつろげる居心地のよい空間となっている。ま
た、リビングルーム9と廊下14とを接続する階段1
6,16の間に略コ字状に形成された飾り棚17付きの
柱15が立設されているので、廊下14側からの視線の
一部が遮断されてリビングルーム9の独立性がより高め
られている。
【0022】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても、本発明に含まれる。例えば、本実施の形
態のスキップフロアのある住宅では、玄関ホール8およ
びリビングルーム9の床高を、それ以外の部屋の床高に
対して1m低く設定したが、床面の高低差は自由に設定
することができる。また、階段16,16の間に立設さ
れた柱15の形状は、リビングルーム9側に面して幅広
に形成されたものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のスキップフロアのある住宅を示
す敷地平面図である。
【図2】スキップフロアのある住宅を示す一階平面図で
ある。
【図3】スキップフロアのある住宅を示す二階平面図で
ある。
【図4】スキップフロアのある住宅を示す地階平面図で
ある。
【図5】リビングルームを示す斜視図である。
【図6】スキップフロアのある住宅を示す東側立面図で
ある。
【符号の説明】
SR 南側道路 1 駐車場 2 スロープ 3,10,16 階段 4 平地 5 ガレージ 6 ポーチ 7 玄関 8 玄関ホール 9 リビングルーム 11 オープンスペース 12 エレベータ室 13 和室 14 廊下 15 柱 17 飾り棚 18 吹き抜け 19 サンデッキ 20 ダイニングルーム 21 2ウェイ階段 22 手洗い場 23 ダイニングキッチン 24,29 トイレ 25 洗面所 26 ホール 27 主寝室 28 子供部屋 30 セカンドリビング 31 クローゼット 32,33 予備室 34 バルコニー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リビングルームの床高が隣接する部屋の
    床高よりも低く設定され、 隣接する部屋のうち少なくとも一つと階段で間仕切りな
    く接続されていることを特徴とするスキップフロアのあ
    る住宅。
  2. 【請求項2】 リビングルームが玄関ホールと隣接し、
    かつ、両者が同一床高に設定されていることを特徴とす
    る請求項1記載のスキップフロアのある住宅。
  3. 【請求項3】 階段の幅方向中央に、リビングルーム側
    に面して幅広に形成された目隠し用の柱が立設されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のスキップフ
    ロアのある住宅。
  4. 【請求項4】 敷地の手前側から奥に進むに従って徐々
    に高く形成された傾斜地の低所側から高所側にかけて建
    物が配置されていることを特徴とする請求項2または3
    記載のスキップフロアのある住宅。
JP2001124339A 2001-04-23 2001-04-23 スキップフロアのある住宅 Pending JP2002317564A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328877A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2009046925A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Sekisui House Ltd 住宅
JP2009114776A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2014062420A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sekisui House Ltd 床構造、住宅構成要素の配置構造、住宅、及び住宅展示物
JP2015074949A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 ミサワホーム株式会社 二世帯型住宅
JP2018197473A (ja) * 2017-05-24 2018-12-13 積水ハウス株式会社 住宅
JP7491131B2 (ja) 2020-07-31 2024-05-28 積水ハウス株式会社 フロア構造及び住宅

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