JP2002317326A - 溶融紡糸装置 - Google Patents

溶融紡糸装置

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JP2002317326A
JP2002317326A JP2001119407A JP2001119407A JP2002317326A JP 2002317326 A JP2002317326 A JP 2002317326A JP 2001119407 A JP2001119407 A JP 2001119407A JP 2001119407 A JP2001119407 A JP 2001119407A JP 2002317326 A JP2002317326 A JP 2002317326A
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melt spinning
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Hiroyuki Aisaka
浩幸 逢坂
Jiro Yoshimura
二老 吉村
Yasushi Maekawa
康 前川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断糸が発生して吸引ノズルに捕捉されている
糸条を迅速に再糸掛けでき、更には再糸掛けの失敗を極
力少なくできる溶融紡糸装置を提供する。 【解決手段】 紡出された熱可塑性合成樹脂からなるマ
ルチフィラメント糸条(Y)がその中を走行する紡糸筒(4)
と、該紡糸筒内部の下端上方に設けられ且つ紡出糸条
(Y)を捕捉して吸引するための吸引ノズル(3)とが少なく
とも配設された溶融紡糸装置において、前記紡糸筒(4)
は、作業面が開閉自在の可動部材(4a)と前記吸引ノズル
(3)を設けた固定部材(4b)とから構成され、更に前記可
動部材(4a)の下端(6a)が前記吸引ノズル(3)の配設位置
以上の高さに達するまでの作業面を開閉装置(8)によっ
て開閉自在としたことを特徴とする溶融紡糸装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル、ナ
イロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性合
成樹脂からなる繊維を溶融紡糸するための溶融紡糸装置
であって、特に、溶融紡糸中に紡出された糸条が断糸し
た場合に好適に糸掛け処理が行える溶融紡糸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、ナイロン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂は溶融状態と
され、紡糸口金に穿設された多数の吐出孔からマルチフ
ィラメントとして紡出されて、これらのマルチフィラメ
ントからなる一本の糸条として巻き取られる。
【0003】その際、溶融状態で吐出されたマルチフィ
ラメントは、冷却風によって冷却され、更に油剤を付与
されたりしながら、外部からの影響をなるべく受けない
ように紡糸筒内を走行し、その後、引き取りローラによ
って引き取られたりしながら、最終的に巻き取られる。
【0004】このような溶融紡糸装置では、近年、その
巻取速度が高速化されてきている。例えば、巻取速度と
しては、3000〜6000m/分が一般的となり、最
近では、更に7000m/分を超える速度でも行われる
ようになってきた。
【0005】更には、このような溶融紡糸装置において
は、生産効率を上げるために、多数の紡糸口金から紡出
された糸条群を纏めて一台の巻取機で巻き取る多錘取り
も盛んに行われるようになってきている。例えば、6錘
取りや8錘取りは、今日ではごく普通に行われており、
12錘取りの設備も開発されている。
【0006】このような高速化と多錘化が同時に進行し
てくると、溶融紡糸中に発生する断糸を少なくすること
が、製糸の歩留まりを向上させる上で特に重要になって
くる。もし、断糸が多発したり、断糸処理に手間取った
りするようなことがあれば、その損失もそれだけ大きく
なる。しかしながら、断糸の発生をゼロにすることは理
想ではあるが、現実的には断糸をゼロにすることは不可
能に近いことである。
【0007】しかも、近年において、高付加価値のある
糸条を得るために、多銘柄化と差別化が進められてくる
と、断糸の発生が起こり易い銘柄も高速かつ多錘取りで
紡糸せざるを得なくなってきている。このような例とし
ては、フィラメントの繊度が1デシテックス以下という
細いマルチフィラメントからなる糸条を紡糸する場合を
挙げることができる。また、鮮明性、制電性、易染色性
などの機能を付与するために、ポリマーに改質剤が含ま
れたような糸条を紡糸するような場合も挙げることがで
きる。
【0008】したがって、断糸の発生を予期して、例え
断糸が発生しても、隣接する錘にその断糸が伝播した
り、断糸した糸条の一部が風綿となって他の錘に飛び込
んだりしないように、断糸処理を迅速かつ的確に行う必
要がある。なお、前記風綿が正常に紡糸されて巻き取ら
れた糸条中に巻き込まれて混入すると、製織工程に経糸
として供するための整経工程において毛羽の多発として
その問題が顕在化する。
【0009】このような理由から断糸処理を迅速に行う
ために、特開平8−108975号公報において、下記
のような断糸処理技術が提案されている。なお、この技
術では、一方では紡糸筒下端から少し上方に位置する紡
糸筒内に吸引ノズルを設け、他方では紡糸筒下端から下
方位置の紡糸筒外に糸条群の集束ガイドを設けている。
【0010】以上のように構成することによって、一旦
断糸が発生すると、先ず断糸の発生を断糸検知器によっ
て検知し、断糸信号を出す。この断糸信号によって、前
記集束ガイドを作動させてマルチフィラメントからなる
複数の糸条群を前記吸引ノズル上に集束させる。そし
て、集束させた糸条群をこの吸引ノズルに吸引させる。
その後、吸引ノズルの下方に設けられたカッターで糸条
群を切断し、糸条群の切断端を吸引ノズルに捕捉するも
のである。
【0011】なお、紡糸筒の下方で断糸処理する技術に
おいては、断糸した糸条群が紡糸筒内に蓄積するのを防
止することが困難である。このために、どうしても前記
吸引ノズルを紡糸筒内に配置せざるを得ず、これによっ
て蓄積した糸条を紡糸筒外へ排除することが必須とな
る。
【0012】その際、断糸が発生して糸条群を吸引ノズ
ルで捕捉したままの状態で、紡糸を続行すると、その間
大量の屑糸が発生することは当然である。このため、屑
糸の大量発生を防止する上からも、どうしても迅速に再
糸掛けを実施する必要がある。なお、紡糸装置を立ち上
げる際にも当然のことながら糸掛けが必要となる。
【0013】このような再糸掛けは、一般にサクション
ガンと呼ばれる糸掛け具に糸条を捕捉することによって
行われる。つまり、前記糸掛け具に糸条を吸引したまま
の状態で、吸引した糸条を引き取りローラなどに巻回し
たりした後に、最終的に前記サクションガンから巻取機
に糸を預けることによって行われる。
【0014】この時、前記の再糸掛けを開始するに当た
っては、当然のことながら、前記吸引ノズルに捕捉され
ている糸条を切断し、この切断と同時に糸掛け具に移し
替える作業が必要となる。しかしながら、問題は、前述
のように、吸引ノズルが紡糸筒内に設置されていること
にある。このような状態では、吸引ノズルから糸掛け具
への糸条の移し替え作業を行うに際して、作業者にとっ
て吸引ノズルの位置は見えにくい。しかも、紡糸筒自体
が作業の邪魔となるため、再糸掛け作業を行うのを著し
く難しくしている。このような要因によって、作業者が
再糸掛けに失敗することがしばしば起こることとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み成されたものであって、本発明が解決しようと
する課題は、以下の通りである。
【0016】すなわち、本発明の目的は、紡糸筒の下端
から少し上方位置にあって、しかも紡糸筒内に配された
吸引ノズルに断糸が発生して捕捉されている糸条を迅速
に再糸掛けでき、更には再糸掛けの失敗を極力少なくで
きる溶融紡糸装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明によれば下記のような装置が提供される。
【0018】すなわち、本発明の溶融紡糸装置として、
「紡出された熱可塑性合成樹脂からなるマルチフィラメ
ント糸条がその中を走行する紡糸筒と、該紡糸筒内部の
下端上方に設けられ且つ紡出糸条を捕捉して吸引するた
めの吸引ノズルとが少なくとも配設された溶融紡糸装置
において、前記紡糸筒は、作業面が開閉自在の可動部材
と前記吸引ノズルを設けた固定部材とから構成され、更
に前記可動部材の下端が前記吸引ノズルの配設位置以上
の高さに達するまでの作業面を開閉自在としたことを特
徴とする溶融紡糸装置」が提供される。
【0019】その際、本発明の溶融紡糸装置において
は、前記可動部材を移動させて作業面を開閉自在とする
開閉装置を具備していることが、作業者が自らの手で前
記可動部材を移動させる必要が無くなり、糸掛け具を手
にしたままで作業を続行できるため好ましい。
【0020】更には、本発明の前記開閉装置は、溶融紡
糸中に断糸が発生した際に、断糸検知器からの断糸検知
信号又は作業者からの作動指示信号によって前記開閉装
置を作動させるように構成されていることが、断糸処理
を迅速に進める上で好ましい。
【0021】このような本発明の溶融紡糸装置として
は、断糸発生時にその影響を大きく受ける多錘紡糸装置
を対象とすることがより効果的であり好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施態様について、
図面に基づいて、以下に詳細に説明する。図1は、本発
明の溶融紡糸装置を模式的に例示した説明図(正面図)
である。この図1において、参照符号Yはマルチフィラ
メントからなる紡出糸条群であって、該糸条群は参照符
号1で示した紡糸口金群から紡出される。なお、この図
1では6本の紡出糸条群から構成された6錘の紡糸装置
を例示してある。しかしながら、当然のことながら、4
錘取り、8錘取りであっても、あるいは12錘取りであ
っても良いことは言うまでもないが、錘数が多くなるほ
ど本発明が果たす役割が大きくなる。
【0023】次に、参照符号2は冷却装置であって、紡
糸口金群1から紡出された糸条群Yは、この冷却部にお
いて吹き出された冷却風によって細化しながら固化され
る。また、参照符号3は断糸が発生したときや糸掛け時
に糸条を吸引捕捉するための吸引ノズルを示している。
【0024】そして、参照符号4は紡糸筒であって、こ
の紡糸筒4は、前記冷却装置2の下端に接続されてい
る。また、この紡糸筒4には、前記吸引ノズル3がその
内部に図示したように配設され、紡糸筒下端6の少し上
方に位置している。
【0025】このようにして、紡出された糸条群Yのそ
れぞれは、参照符号5に示した給油ガイドによって油剤
を付与される。その後、引き取りローラ(図示せず)に
よって引き取られるに際して、交絡処理などの処理が施
されながら、最終的に糸条パッケージとして巻取機(図
示せず)で巻き取られる。
【0026】ところで、以上にのべたような溶融紡糸装
置においては、断糸が発生するとその発生をいち早く検
知して断糸発生信号を発信する断糸検知器(図示せず)
が設けられている。なお、通常、このような断糸検知器
は、最下流位置(即ち、巻取機の直ぐ上流の位置)に設
けられることが多い。
【0027】このような溶融紡糸装置においては、一旦
断糸が発生すると前記断糸検知器からの断糸発生信号が
既に述べた特開平8−108975号公報に記載の断糸
処理装置へ送られて断糸処理が行われる。あるいは、前
記断糸発生信号に基づく警報によって、作業者が断糸処
理を行うことになる。
【0028】以上に述べた溶融紡糸装置において、更
に、図2及び図3を参照しながら、以下に詳細に説明す
る。なお、該図2及び図3では、本発明の溶融紡糸装置
を説明するために例示した模式図(側面図)である。な
お、図2は、断糸処理して、紡出される糸条群Yを前記
吸引ノズル3に吸引して捕捉した状態を示し、図3は、
吸引ノズル3から糸掛け具7へ糸条群Yを移し替えよう
としている状態を示している。
【0029】これら図2及び図3において、参照符号4
aは、紡糸筒4の可動部材部分、参照符号4bは紡糸筒
4の固定部材部分をそれぞれ示している。これらの図に
示したように、一方では、断糸処理された糸条群Yを吸
引して捕捉する吸引ノズル3は固定部材4aに設けられ
ておいる。他方では、可動部材4bは、参照符号8で示
した開閉装置8を介してその作業面を開放したり閉じた
りできるように構成されている。
【0030】このように構成される溶融紡糸装置に再糸
掛けを行う際には、先ず前記開閉装置8を作動させて紡
糸筒の可動部材4aを図3の矢印方向へ引き上げて、作
業面を開放する。その際、開放する作業面として、前記
可動部材の下端6aが前記吸引ノズル3の配設位置以上
の高さに達するまでのスペースを確保することが必要で
ある。
【0031】何故ならば、このようにすることによっ
て、吸引ノズル3に捕捉されている糸条群Yを作業者自
身の肉眼で確認しながら糸掛け作業を実施することがで
きるからである。そして、このような状況を現出させる
ことによって、再糸掛けに際して、作業者が糸掛けミス
を起こす確率を低下させることができるのである。
【0032】ここで、糸掛け作業の実際について簡単に
説明すると、前記図3に示したように、紡糸筒の可動部
材4aを図示の位置まで移動させて、充分に作業スペー
スを確保した後、吸引ノズル3へ糸掛け具7を近づけ
る。なお、この可動部材4aの開放は、前記断糸検知器
(図示せず)からの断糸検知信号、又は作業者からの作
動指示信号によって前記開閉装置7を作動させることに
よって行われる。
【0033】この時、糸掛け具7としては、通常サクシ
ョンガンが用いられる。そして、このサクションガンと
しては、圧縮空気を糸条の吸引方向へ吹き出させ、この
吹き出させた圧縮空気に糸条を随伴させる圧空噴射方
式、真空発生器やブロアーなどによって空気を吸引し、
吸引させた空気と共に糸条を随伴させる真空吸引方式な
どが一般に使用される。これらの吸引方式の中では、特
に圧空噴射方式が圧縮空気によって精製された旋回流を
利用できるため、糸条の吸引力が強く好ましい。
【0034】このような糸掛け具7を吸引ノズル3に近
づけて、糸掛け具7を吸引ノズル3の上流側へ位置させ
る。そして、糸掛け具7と吸引ノズル3との間で糸条切
断具によって、吸引ノズル3に吸引されて捕捉されてい
る糸条Yを切断することで切断された糸端を糸掛け具7
に吸引して捕捉する。このとき、既に述べたように、作
業面は開放状態にあるため、作業者は吸引中の糸条Yを
しっかりと見定めて糸条Yを切断でき、糸掛け具7に移
し替えることができる。
【0035】なお、このような糸掛け作業においては、
紡糸筒の可動部材4aの下端6aは図示した矢印方向へ
スライドさせ開閉自在にしておけば、更に作業空間を大
きくすることができるため好ましい。更には、固定部材
4b側の下端6bも前後方向へ移動自在としておいても
よい。
【0036】また、図示したように、給油ガイド5に関
しても図2に示したように前後に自在に動けるようにし
ておけば、糸掛けスペースがより広がる。そして、糸掛
け作業時に糸掛け具7などが給油ガイド5に接触したり
して破損する可能性も少なくなる。
【0037】以上に述べたように、紡糸筒4の一部を可
動部材4aとすることで、糸掛け時の作業面を開閉自在
とすることができ、作業スペースを広く確保できる。こ
の時、可動部材4aを開閉自在とする開閉装置8として
は、空気圧及び/又は油圧によって作動する流体圧作動
シリンダーを好適に使用できる。また、流体圧作動シリ
ンダーに限定されず、電気の力によって作動するような
公知の電動駆動装置を使用しても良いことは言うまでも
無い。
【0038】また、作業面を開放するために可動部材4
aを移動させる方向としては、図示の上下方向に限定さ
れず、冷却装置2の下端部で可動部材4aの上端を回動
自在に支持することで揺動させるような構造とすること
もできる。つまり、本発明において重要なことは、糸掛
け作業を開始するに当たって、その作業面を充分に開放
できることである。
【0039】このようにして吸引ノズル3に捕捉されて
吸引中の糸条Yを糸掛け具7に移し終えた後から溶融紡
糸装置への糸掛けが完了した直後までの適当な機会にお
いて、再び開閉装置7を作動させ、紡糸筒の可動部材4
aを図2の位置まで復帰させる。
【0040】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の溶融紡糸
装置によれば、断糸処理後の再糸掛けや溶融紡糸装置の
立ち上げ時の糸掛けなどに際して、吸引ノズル3から糸
掛け具7への迅速かつ確実な糸の移し替えを実現できる
こととなる。このため、糸掛けミスが少なくなる。さら
には、多錘取りで、紡糸速度が高速である溶融紡糸装置
に対して本発明を適用すると、断糸時などに短い時間で
大量に屑糸が発生することを低減できるという極めて大
きな効果を奏する。また、 フィラメントの繊度が1
デシテックス以下という細いマルチフィラメントからな
る糸条を紡糸する場合、あるいは、 鮮明性、制電
性、易染色性などの機能を付与するために、ポリマーに
改質剤が含まれたような糸条を紡糸するような場合な
ど、断糸が発生し易い溶融紡糸を実施する場合にも本発
明は極めて顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶融紡糸装置を模式的に例示した説明
図(正面図)である。
【図2】本発明の溶融紡糸装置を模式的に例示した説明
図(側面図)であって、紡糸筒の糸掛け作業面が閉じら
れた状態を示している。
【図3】本発明の溶融紡糸装置を模式的に例示した説明
図(側面図)であって、紡糸筒の糸掛け作業面が開放さ
れた状態を示している。
【符号の説明】
1 紡糸口金群 2 冷却装置 3 吸引ノズル 4 紡糸筒 4a 紡糸筒の可動部材部 4b 紡糸筒の固定部材部 5 給油ガイド 6 紡糸筒の下端 6a 可動部材の下端 6b 固定部材の下端 7 糸掛け具 8 開閉装置 Y 紡出糸条群
フロントページの続き (72)発明者 前川 康 愛媛県松山市北吉田町77番地 帝人株式会 社松山事業所内 Fターム(参考) 4L045 AA05 DA60 DC30 DC40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡出された熱可塑性合成樹脂からなるマ
    ルチフィラメント糸条がその中を走行する紡糸筒と、該
    紡糸筒内部の下端上方に設けられ且つ紡出糸条を捕捉し
    て吸引するための吸引ノズルとが少なくとも配設された
    溶融紡糸装置において、 前記紡糸筒は、作業面が開閉自在の可動部材と前記吸引
    ノズルを設けた固定部材とから構成され、 更に前記可動部材の下端が前記吸引ノズルの配設位置以
    上の高さに達するまでの作業面を開閉自在としたことを
    特徴とする溶融紡糸装置。
  2. 【請求項2】 前記可動部材を移動させて作業面を開閉
    自在とする開閉装置を具備した請求項1記載の溶融紡糸
    装置。
  3. 【請求項3】 断糸検知器からの断糸検知信号又は作業
    者からの作動指示信号によって前記開閉装置を作動させ
    る請求項2記載の溶融紡糸装置。
  4. 【請求項4】 多錘紡糸装置である請求項1〜3の何れ
    か一項に記載の溶融紡糸装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006000429A1 (de) * 2004-06-29 2006-01-05 Saurer Gmbh & Co. Kg Schmelzspinnvorrichtung und verfahren um anlegen mehrerer multifiler fäden in eine schmelzpinnvorrichtung
EP2567919A1 (en) * 2011-09-09 2013-03-13 TMT Machinery, Inc. Yarn cutting-sucking device and spinning winder
CN110248885A (zh) * 2017-02-07 2019-09-17 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于操作熔纺设备的多个纺纱位的方法和装置
CN110997992A (zh) * 2017-08-05 2020-04-10 欧瑞康纺织有限及两合公司 用于铺放和分离纱片的方法以及熔纺装置

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