JP2002315058A - ワイヤレスインターネットアクセスシステムおよびこれを用いたビジネス方法 - Google Patents

ワイヤレスインターネットアクセスシステムおよびこれを用いたビジネス方法

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JP2002315058A
JP2002315058A JP2001117321A JP2001117321A JP2002315058A JP 2002315058 A JP2002315058 A JP 2002315058A JP 2001117321 A JP2001117321 A JP 2001117321A JP 2001117321 A JP2001117321 A JP 2001117321A JP 2002315058 A JP2002315058 A JP 2002315058A
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Shinichi Morimoto
伸一 森本
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客がホットスポットに入店してから当該客が
インターネット接続が可能な状態になるまでの時間およ
び精算処理に要する時間を極めて短くでき、これらの処
理に要する作業/コストを極めて少なくでき、システム
の運用が極めて簡易なワイヤレスインターネットアクセ
スシステムを提供する。 【解決手段】 システム利用要求を発した客に対して認
証情報を作成する手段と、認証情報を登録する手段と、
認証情報の客への提示手段と、客のシステム利用時間を
算出する手段と、客への精算情報作成手段と、無線端末
からアクセスがあった場合、無線端末を介して認証情報
を客に入力させる手段と、認証情報が登録されている場
合に無線端末とインターネット網との通信を仲介する手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤレスインター
ネットアクセスシステムおよびこれを用いたビジネス方
法に関し、特に、ホットスポットに客が入店してから、
この客がインターネットに接続可能な状態になるまでの
時間/作業やシステム使用料の精算処理に要する時間/
作業が極めて少なくすることができるワイヤレスインタ
ーネットアクセスシステムおよびこれを用いたビジネス
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイヤレスインターネットアクセ
スシステムが設けられたレストランや喫茶店などのホッ
トスポットが増えてきている。このようなワイヤレスイ
ンターネットシステムが設けられたホットスポットで
は、このシステムの無線基地局が、無線端末とインター
ネットとを接続する。すなわち、客は、ワイヤレスイン
ターネットアクセスシステムを介して無線端末からイン
ターネットに接続できる。以下、従来のホットスポット
でのワイヤレスインターネットアクセスシステムの構成
を、図5を参照しながら説明する。
【0003】このワイヤレスインターネットアクセスシ
ステムは、無線基地局1と、ネットワーク接続機器3
と、認証サーバ5とを有する。無線基地局1は、無線端
末21と無線通信を行う。より詳しくは、無線端末21
から受信した通信パケットを有線側(インターネット4
側)へ、有線側から受信した通信パケットを無線端末2
1へブリッジする機能を有する。また、有線側と無線端
末21とのブリッジの可否を認証サーバ5へ問い合わせ
る認証クライアント機能を有する。さらに、認証クライ
アント機能による結果に基づき、無線端末21、22か
ら入力された通信パケットをブリッジするか、有線側か
ら入力された通信パケットを無線端末21、22へブリ
ッジするか判断する学習機能を有する。すなわち、この
学習機能とは、認証クライアント機能を用いて認証サー
バ5へ問い合わせた結果を記憶し、この結果に基づき、
認証サーバ5へ問い合わせずに無線端末21との送受信
パケットを転送または廃棄を行う機能である。つまり、
無線基地局1は、認証サーバ5へ一度ブリッジの可否を
問い合わせ、ブリッジを行うよう指示された場合、無線
端末21とインターネット4とを接続可能な状態に設定
する。言い換えれば、無線端末21に対してインターネ
ットへの転送を許可する設定を行う。別言すれば、転送
許可が設定されていなければ、無線端末21とインター
ネット4とは接続しない。なお、無線通信の方式として
は任意の方式を採用でき、例えば無線LANやBlue Too
thなどの任意の無線通信方式を採用できる。
【0004】認証サーバ5は、無線基地局1からの認証
要求に対して、予め設定された認証情報を用いて、ブリ
ッジを認証するか判定し、判定結果を無線基地局1に通
知する。すなわち、無線端末21がこのシステムを用い
てインターネットアクセス可能か否か調べ、その認証結
果を無線基地局1に通知する認証機能を有する。より具
体的には、予め認証情報が登録される。認証要求が入力
されると、この認証要求に含まれる認証情報と一致する
情報を登録しているか判断する。そして、登録している
認証情報と一致する認証情報を含む認証要求を受信した
場合には、認証許可を無線基地局1に発する。他の場合
には、認証を許可する。言い換えれば、無線基地局1に
対して、予め認証情報が登録された無線端末21にのみ
ブリッジ機能を有効と設定するよう指示する。
【0005】ネットワーク接続機器3は、無線基地局3
とインターネット網4とを接続する。例えば、無線基地
局1とLAN6により接続する場合、LAN6とインタ
ーネット網4とを接続する。インターネット接続環境に
応じた機器を採用でき、例えば、ADSLモデムやIS
DNターミナルアダプタ等を採用できる。なお、インタ
ーネット4に直接的に接続することも可能であるが、イ
ンターネットプロバイダ等を介して間接的に接続しても
よい。また、無線基地局1、ネットワーク接続機器3お
よび認証サーバ5は、後述するような通信を行えればよ
い。従って、LAN6の代わりに他の通信方式を採用
し、これらの構成要素を接続してもよいことは当然であ
る。また、LANは有線式のものに限定されるものでは
ない。
【0006】客は、PADなどの無線端末21を有す
る。無線端末21は、無線基地局1が採用する無線通信
方式により無線基地局1と通信パケットの授受を行えれ
ばよい。例えば、無線LANやBlue Tooth等の規格に従
って外部装置と通信を行うための無線インタフェースカ
ードを実装したパーソナルコンピュータを採用できる。
言い換えれば、無線端末21は、無線基地局1およびネ
ットワーク接続機器3を介してインターネット4と接続
する機能を有する。なお、無線端末21は、客が所有し
ている必要はない。次に、このワイヤレスインターネッ
トアクセスシステムの運用形態および料金徴収方法につ
いて、図6のシーケンス図を用いて説明する。
【0007】客は、ホットスポットの店員に対して、上
記ワイヤレスインターネットアクセスシステムを用いて
インターネットへアクセスしたい旨を伝える(システム
の利用を希望/注文する;図6−61)。店員は、この
注文を受けた時刻をインターネットへのアクセス開始時
刻として記録する(図6−62)。なお、アクセス開始
時刻は、注文時に限定されず、任意に設定可能である。
例えば、実際にアクセスが開始された時間をアクセス開
始時刻としてもよい。少なくとも、店員は、アクセス開
始時刻を記録する要件が満たされた場合に、これを記録
する。また、店員は、無線端末21のMACアドレスを
確認し、これを認証サーバ5に登録する(図6−63、
64)。つまり、認証サーバ5は、店員から入力された
無線端末21のMACアドレスを登録する。
【0008】店員は、無線端末21のMACアドレスを
認証サーバ5に登録したことを客に伝える。客は、MA
Cアドレスが認証サーバ5に登録されたあと、無線端末
21を無線基地局1に接続する(図6−65)。より具
体的には、無線端末21は、パケットを無線基地局1に
送出する。無線基地局1は、入力されたパケットからM
ACアドレスを検出する。そして、当該MACアドレス
を含む認証要求を認証サーバ5に送出する(図6−6
6)。つまり、上記認証クライアント機能を用いて認証
サーバ5に無線端末21のインターネット4側にブリッ
ジしてよいか認証するよう要求する。
【0009】認証サーバ5は、上記認証要求に含まれる
MACアドレスが、すでに登録されたMACアドレスか
判断する。つまり、無線端末21は、店員により登録さ
れたMACアドレスを有するか判断する。そして、認証
結果を無線基地局1に通知する(図6−67)。すなわ
ち、認証応答を無線基地局1に返す。より詳しくは、無
線端末21のMACアドレスが登録されたアドレスであ
る場合(登録済みのアドレスと一致する場合)には、認
証許可を示す認証応答を返す。無線端末21のMACア
ドレスが登録されたアドレスではない場合(登録済みの
アドレスの中に無線端末21のMACアドレスと一致す
るアドレスがなかった場合)には、認証拒否を示す認証
応答を返す。
【0010】無線基地局1は、認証許可の認証応答が入
力された場合、無線端末21に対するブリッジ機能を有
効と設定する。つまり、無線端末21から入力されたパ
ケットのインターネット4側(有線側)へのブリッジ
(転送)を許可する設定(転送許可設定)を行う(図6
−68)。無線端末21は、無線基地局1で転送許可が
設定されると、無線基地局およびネットワーク接続機器
3を介してインターネット4と接続可能になる。つま
り、無線基地局1は、採用する無線通信方式に従ったパ
ケットを無線端末21から入力されると、これをLAN
6を介してネットワーク接続機器3に入力する。ネット
ワーク接続機器3は、無線基地局1から入力されたパケ
ットをインターネット4側へ送出する。また、インター
ネット4側から入力された無線端末21宛てのパケット
を無線基地局1へ送出する。無線基地局1は、ネットワ
ーク接続機器3から入力された無線端末21宛てのパケ
ットを上記無線通信方式に従い無線端末21へ無線通信
する(図6−69〜71)。なお、無線基地局1は、一
つめのパケットに基づき無線端末21に対して転送許可
設定を行えば、二つ目以降のパケットに対して認証を行
う必要はない。つまり、一端インターネットへの接続を
許可した無線端末21に対しては、転送を不可と設定さ
れるまで、上記学習機能によりブリッジ機能を有効とす
る。
【0011】客は、インターネット4へのアクセスをや
める場合、店員に対して精算要求を発する(図6−7
2)。店員は、アクセス終了時刻を記録する。すなわ
ち、アクセス終了条件が満たされた場合、アクセス終了
時刻を記録する。そして、アクセス開始時刻とアクセス
終了時刻から無線端末21のワイヤレスインターネット
アクセスシステムの利用時間を算出する(使用時間算
出;図6−73)。また、使用時間に基づき、使用料金
を算出する。例えば、使用時間に単位時間当たりの料金
をかけた値を使用料金としてもよい。その後、レジにて
当該使用料金の精算を行う(図6−75)。つまり、客
から使用料を徴収する。なお、使用時間および/または
使用料金は、レジ(レジスター)が算出してもよい。
【0012】店員は、精算終了後、認証サーバ5から無
線端末21のMACアドレスを削除する(図6−7
7)。また、店員および/または認証サーバ5は、無線
基地局1の無線端末21に対する転送許可設定を解除す
る。これにより、無線端末21は、認証サーバ5に再度
MACアドレスが登録されない限り、このワイヤレスイ
ンターネットアクセスシステムからインターネット接続
することはできなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、認証情報にMACアドレスを用いてい
たため、管理/運用が極めて難しかった。特に、ホット
スポットが所有する無線端末ではなく客が無線端末を採
用する場合、この無線端末のMACアドレスを調べる必
要があるため、客が上記注文(図6−61)を行ってか
ら無線端末がシステムを利用可能な状態(図6−68)
になるまでの時間は極めて長くなる。また、店員が行う
作業量も極めて多い。特に、MACアドレスを正確に記
憶/メモし、これを認証サーバ64に正確に登録しなけ
ればならない。このように、上記システムでは、認証登
録や時間管理等に多大な労力/時間を要するため、シス
テム全体の効率は極めて低くなってしまう。つまり、人
間(店員)が行う作業が多いため、特に通信可能な状態
に設定されるまでの時間および通信終了後精算するまで
の時間は極めて長くなってしまう。また、入力ミス、計
算ミス等が発生する可能性も高い。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、客がホットスポットに入店してから当該客がイ
ンターネット接続が可能な状態になるまでの時間および
精算処理に要する時間を極めて短くでき、これらの処理
に要する作業/コストを極めて少なくでき、システムの
運用が極めて簡易なワイヤレスインターネットアクセス
システムおよびこれを用いたビジネス方法を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のワイヤレスインターネットアクセ
スシステムの発明は、無線基地局と、認証課金サーバ
と、オーダリング端末と、コントローラと、レジとを有
するワイヤレスインターネットアクセスシステムであっ
て、コントローラは、オーダリング端末から入力された
システム利用要求に基づき要求を発した客に対して認証
情報を作成する手段と、認証情報を認証課金サーバに登
録する手段と、認証情報の客への提示手段と、客のシス
テム利用に対する精算情報を作成し、情報をレジに入力
する精算情報作成手段とを有し、無線基地局は、無線端
末からアクセスがあった場合、無線端末を介してコント
ローラに提示された認証情報を客に入力させる手段と、
認証情報が認証課金サーバに登録されている場合に無線
端末とインターネット網との通信を仲介する手段とを有
することを特徴とする。
【0016】請求項2記載のワイヤレスインターネット
アクセスシステムの発明は、システム利用要求を発した
客に対して認証情報を作成する手段と、認証情報を登録
する手段と、認証情報の客への提示手段と、客のシステ
ム利用時間を算出する手段と、客への精算情報作成手段
と、無線端末からアクセスがあった場合、無線端末を介
して認証情報を客に入力させる手段と、認証情報が登録
されている場合に無線端末とインターネット網との通信
を仲介する手段とを有することを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
のワイヤレスインターネットアクセスシステムにおい
て、提示手段は、認証情報をレシートに印字して客へ提
示することを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1のワイヤレスインターネットアクセスシステ
ムにおいて、精算情報作成手段は、無線基地局が無線端
末とインターネット網との通信の仲介を開始してからシ
ステムの利用中止要求を受領するまでのシステム利用時
間に基づき精算情報を作成することを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1のワイヤレスインターネットアクセスシステ
ムにおいて、精算情報作成手段は、無線基地局が無線端
末とインターネット網との通信の仲介を開始してからシ
ステムの利用中止要求を受領するまでのシステム利用時
間より無線端末によるシステム利用を一時中止中の時間
を減じた時間に基づき精算情報を作成することを特徴と
する。
【0020】請求項6記載のビジネス方法の発明は、請
求項1から5のいずれか1項に記載のワイヤレスインタ
ーネットアクセスシステムを用い、客の無線端末とイン
ターネット網とを接続することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワイヤレスイ
ンターネットアクセスシステムを、実施の形態によって
詳細に説明する。このワイヤレスインターネットシステ
ムは、従来のワイヤレスインターネットアクセスシステ
ムにレジシステムを連携させることで、認証端末処理や
精算処理を簡易にかつ正確に行うことができる。さらに
詳しくは、従来のシステムの認証サーバを認証課金サー
バに変更/改良し、従来からホットスポットに設けられ
ているレジシステム、その中でも特にコントローラを変
更/改良し、両システムを連携させることで実現でき
る。
【0022】図1には、上記ワイヤレスインターネット
システムの構成を示す。このワイヤレスインターネット
システムは、無線基地局1と、認証課金サーバ2と、ネ
ットワーク接続機器3と、オーダリング端末11と、ス
テーション12と、コントローラ13と、プリンタ14
と、レジ15とを有する。
【0023】オーダリング端末11は、店員に客からの
注文が入力されると注文情報を作成する。本発明では、
少なくとも客からの無線端末21によるワイヤレスイン
ターネットシステムの使用要求(注文)を含む注文情報
が作成可能にする。注文情報を作成すると、これをステ
ーション12を介してコントローラ13に入力する。な
お、図1に示すように、オーダリング端末11とステー
ション12とは無線により通信できるようにすることが
好ましい。すなわち、オーダリング端末11とコントロ
ーラ13とを有線により通信する構成を採用する場合、
店員がオーダリング端末11を持ち運べる範囲は極めて
狭い範囲に限定されてしまう。ステーション12は、オ
ーダリング端末11と無線通信を行い、オーダリング端
末11から受信した注文情報をコントローラ13へ出力
する。
【0024】コントローラ13は、顧客管理機能、認証
情報作成機能、認証情報登録機能レシート記載情報作成
機能および精算情報作成機能を有する。顧客管理機能
は、客を識別するために、注文情報が入力された後、客
に対して管理番号などの識別子を付与する機能である。
つまり、客を管理番号などにより識別し、管理番号ごと
に注文内容を管理する。従って、コントローラ13に客
の識別子を入力すれば、この客がどのような注文を発し
たか知得できる。すなわち、この機能を用いれば、精算
処理が行える。認証情報作成機能は、上記注文情報にワ
イヤレスインターネットシステムの使用要求が含まれて
いる場合に、注文情報を発した客に対して認証情報を作
成する機能である。認証課金サーバ2は、この認証情報
を用いて、無線基地局1の無線端末21に対するブリッ
ジ機能を有効と設定するか否か判定する。認証情報とし
ては、任意の情報を採用できるが、例えば、IDやパス
ワードなど、客や店員などが取り扱いやすい情報にする
ことが好ましい。認証情報登録機能は、上記認証情報を
認証課金サーバ2に登録する機能である。また、認証課
金サーバ2から認証情報を削除する機能も有する。レシ
ート記載情報作成機能は、プリンタ14にレシートへ記
載させる情報を作成し、これをプリンタ14へ送信する
機能である。レシート記載情報には、例えば識別子、当
該識別子に対応する客からの注文内容、この識別子に対
応する客への認証情報、この識別子に対応する客への請
求金額(使用料金)等がある。レシート記載情報の内
容、作成タイミングなどについては、後述するシステム
の動作説明であわせて説明する。精算情報作成機能は、
認証課金サーバ2に記録された無線端末21のインター
ネットへのアクセス開始時刻とアクセス終了時刻から客
のシステム使用時間および/または使用料金を算出す
る。これを精算情報としてレジ15に入力する。
【0025】プリンタ14は、コントローラ13から入
力されたレシート記載情報に基づき、この情報を含むレ
シートを作成する。レジ15は、いわゆる精算機能を有
する。より詳しくは、レシートに記載されたレシート記
載情報を読み取る機能および/または店員に入力させる
機能により、レシートに記載された管理番号などの識別
子を判別する。次いで、この識別子をコントローラ13
へ送信し、精算情報を返信させる。そして、この精算情
報に基づき、精算処理を行う。
【0026】無線基地局1は、無線端末21から接続要
求が入力された場合に、無線端末21に対してIPアド
レスを付与する(IPアドレス付与機能)。また、無線
端末21にレシートに記載された認証情報を送信するよ
う要求する(認証情報取得機能)。そして、無線端末2
1から入力された認証情報に基づく認証要求を認証課金
サーバ2に対して発する(認証クライアント機能)。認
証課金サーバ2から認証許可が発せられた場合には、前
記したように無線端末とインターネットとを接続する
(ブリッジ機能、学習機能)。
【0027】認証課金サーバ2は、認証機能と、時刻管
理機能とを有する。認証機能は、無線基地局1からの認
証要求に含まれるユーザが入力した認証情報と登録済み
の認証情報とを比較する機能である。そして、両者が一
致している場合には、無線基地局1に対して認証許可を
発する。時刻管理機能は、認証許可を発した時間を記録
する機能である。次に、図1のワイヤレスインターネッ
トアクセスシステムの運用を、図2のシーケンス図を用
いて説明する。
【0028】店員は、客がホットスポットに入店すると
注文をとる(図2−31)。ここでは、客は、ワイヤレ
スインターネットシステムの使用要求(注文)を発する
ものとする。店員は、客からの注文内容をオーダリング
端末11に入力する。オーダリング端末11は、店員か
ら入力された注文内容を含む注文情報を作成する。そし
て、ステーション12を介してコントローラ13にこの
注文情報を送信する(図2−32)。
【0029】コントローラ13は、上記客に対して管理
番号等の識別子を付与する(顧客管理機能)。より具体
的には、上記注文を出した客を特定するための識別子を
付与し、この識別子と注文内容をリンクさせて管理す
る。また、上記注文情報にワイヤレスインターネットシ
ステムの使用要求が含まれている場合、認証情報を作成
する(図2−33;認証情報作成機能)。ここでは、認
証情報としてIDおよびパスワードを用いる。この認証
情報を、顧客管理機能により、識別子と対応させて記憶
する。つまり、客の識別子が特定されれば、当該客の注
文内容とシステム利用のための認証情報とを提示するこ
とができる。認証情報作成後、認証課金サーバ2に当該
認証情報を登録する(図2−34)。つまり、認証情報
を含む認証情報の登録要求を認証課金サーバ2に入力
し、認証課金サーバに当該認証情報を登録させる(図2
−36)。また、上記識別子と認証情報とを含むレシー
ト記載情報を作成する。そして、少なくとも認証情報の
登録要求を認証課金サーバ2へ送信した後、好ましくは
認証情報が認証課金サーバ2に登録された後に、上記レ
シート記載情報をプリンタ14へ送信する(図2−3
5)。
【0030】プリンタ14は、レシート記載情報が入力
されると、当該情報に含まれる内容が含まれるレシート
を作成する(図2−37)。すなわち、コントローラ1
3が上記客に対して割り当てた識別子および認証情報が
印字されたレシートを作成する。店員は、このレシート
を客に渡す(図2−38、39)。
【0031】客は、店員からレシートを受け取ると、無
線端末21を用いて無線基地局1にアクセスする(図2
−40、41)。そして、レシートに記載された認証情
報に基づき、システムの利用権限を有することを示す。
無線基地局1は、認証クライアント機能により認証課金
サーバ2にユーザ認証を行わせる。そして、上記客に利
用権限が認められている結果を得た場合、ブリッジ機能
/学習機能により、無線端末1をインターネット4と接
続する。つまり、認証情報取得機能により客から取得し
た認証情報が認証課金サーバ2に登録された認証情報と
一致する場合にのみ、無線端末21をインターネット4
へ接続する。これらの動作は、次のように実現すること
もできる。
【0032】客は、無線端末21上でwebブラウザを
起動させ、無線端末21を無線基地局1に接続する。無
線基地局1は、無線端末21からアクセスがあると、I
Pアドレス付与機能により無線端末21に対してIPア
ドレスを付与する。そして、客(無線端末21)から上
記レシートに記載された認証情報を取得する(認証情報
取得機能;図2−40、41)。例えば、CGI(Comm
on Gateway Interface)技術などを用いたwebページ
を無線端末21に提示し、レシートに記載されたIDと
パスワードとをこのwebページに入力させることで、
認証情報を取得できる。ここで、CGI認証について詳
述する。無線端末1は、webブラウザを用いた場合、
HTTP(Hypertext Transfer Protocol )のGETメ
ソッドを無線基地局1に送信する。無線基地局1は、G
ETメゾットを検出すると、IDとパスワードを入力す
るためのHTML(Hypertext Markup Language )ドキ
ュメントを生成し無線端末1に送信する。客は、無線端
末1に表示されたIDおよびパスワードの入力画面にレ
シートに記載された認証情報を書き込み、この認証情報
を無線端末1に送信させる。これにより、無線端末1
は、客から認証情報を取得できる。
【0033】無線基地局1は、認証情報を元に認証課金
サーバ2に対して無線端末21の認証を要求する(図2
−44)。つまり、認証クライアント機能により、無線
端末21から受信した認証情報が登録されているか認証
課金サーバ2に確認させる。認証課金サーバ2は、登録
済みの認証情報の中に無線基地局1から要求された認証
情報を登録しているか検索する。一致するものがあれ
ば、認証許可を、一致するものがなければ認証拒否を応
答する(図2−45;認証機能)。認証許可を無線基地
局1に応答する場合、認証許可の応答を行った時刻を記
憶する(図2−46;時刻管理機能)。すなわち、認証
応答を行った時刻を、許可したIDに対応させてアクセ
ス開始時刻として記憶する。無線基地局1は、認証課金
サーバ2から認証許可の応答を得た場合、無線端末21
に対してブリッジ転送を許可する(図2−47)。つま
り、ブリッジ機能および学習機能により、無線端末21
とインターネット4側の通信を仲介する。これにより、
無線端末21は、ホットスポットのワイヤレスインター
ネットアクセスシステムを介してインターネットに接続
することができる(図2−48、49、50)。
【0034】客は、このシステムの使用をやめる場合、
つまり精算する場合には、上記レシートをレジ15へ持
っていき、店員に対して精算を要求する(図2−5
1)。店員は、レシートに記載された客の識別子をレジ
15に入力する。レジ15は、この識別子を含む課金情
報要求をコントローラ13へ送る(図2−52)。
【0035】コントローラ13は、課金情報要求を受信
すると、当該要求に含まれる識別子に基づきIDを検索
し、当該IDに対する課金情報を認証課金サーバ2に要
求する(図2−53)。認証課金サーバ2は、コントロ
ーラ13に課金情報を応答(返信)する(図2−5
4)。つまり、上記IDに対して認証許可を無線基地局
1へ応答した時刻(アクセス開始時刻)をコントローラ
13に通知する。
【0036】コントローラ13は、上記課金情報から、
課金情報要求が入力されるまでの時間(使用時間)を算
出する。そして、この使用時間に時間あたりの単価を掛
け合わせて使用料金を算出する。使用料金算出後、算出
結果を課金情報(精算情報)としてレジ15に応答(送
信)する(図2−55;精算情報作成機能)。つまり、
現在の時刻から開始時刻を減算した時間を客のワイヤレ
スインターネットアクセスシステム使用時間とし、この
使用時間に応じた使用料金を客に請求する。
【0037】レジ15は、コントローラ13から受信し
た精算情報に基づき精算処理を行う(図2−56)。な
お、精算情報を客に提示することが好ましい。精算処理
が完了すると、コントローラ13に精算完了通知を発す
る(図2−57)。コントローラ13は、認証課金サー
バ2に対して、上記IDおよびパスワードの削除要求
(認証情報削除要求)を発する(図2−58)。認証課
金サーバ2は、認証情報削除要求に基づき、該当する認
証情報を削除する(図2−59)。また、コントローラ
13または認証課金サーバ2は、無線基地局1の無線端
末21に対するブリッジ機能を無効に設定する。
【0038】また、ワイヤレスインターネットアクセス
システムの使用時間をより正確に、つまり、客が実際に
システムを利用した時間をより正確に把握するために、
図3に示すように使用時間を算出してもよい。すなわ
ち、客がインターネットへのアクセスを一時中断する場
合のシーケンスを図3に示す。なお、このシーケンスで
は、図2の50(通信)と51(精算要求)の間にシス
テムの利用を一時中止するシーケンスを示す。従って、
このシステムでは、図2のシーケンスに図3のシーケン
スを加えて運用される。
【0039】客は、通信開始(図2−50)後、システ
ムの利用を一時中止する場合、無線基地局1に対して一
時利用中止要求を発する。例えば、無線基地局1に対し
て一時利用中止を要求するためのwebページを取り寄
せる(図3−82)。そして、無線基地局1から送信さ
れた(図3−83)CGI認証画面に認証情報を入力す
る(図3−84)。無線基地局1は、認証課金サーバ2
に、客から入力された認証情報を含む終了要求を発する
(図2−85)。認証課金サーバ2は、終了要求に含ま
れる認証情報と登録している認証情報とを比較し、一致
したものがある場合、無線基地局1へ終了応答を発する
(図3−86)。そして、課金停止時刻として、終了応
答を発した現在の時刻を記憶する(図3−87)。無線
基地局1は、終了応答を受けると、該当する無線端末2
1のブリッジ設定を転送拒否設定にする(図3−8
8)。以降、無線端末21の送受信パケットは廃棄し、
無線端末21およびインターネット4側へ転送しない。
なお、一時利用を解除する場合には、図2の40〜47
のシーケンスを実行すればよい。ただし、認証課金サー
バ2は、図2の46の処理では、処理の再開時刻(認証
登録時刻)を記憶する。そして、課金情報として、アク
セス開始時刻に加えて、すべてのシステム一時利用中止
時刻および一時利用解除時刻をコントローラ13に通知
する。
【0040】コントローラ13は、積算情報を作成する
際、システム使用時間を無線基地局1が無線端末21に
対して転送許可設定になっている時間として課金情報を
作成する。つまり、アクセス開始時刻から最初の一時利
用中止時刻までの時間と、最初の一時利用解除時刻から
二番目の一時利用中止時刻までの時間と、・・・、最後
の一時利用解除時刻からアクセス終了時刻までの時間と
を足し合わせた時間をシステム使用時間とする。言い換
えれば、(最初の終了時刻(一時利用中止時刻)−最初
の認証登録時刻(アクセス開始時刻))+(2度目の終
了時刻−2度目の認証登録時刻)+・・・+(最後の終
了時刻または精算時の時刻−最後の認証登録時刻)によ
って利用時間を求め、使用料金を算出する。システム使
用時間をこのように算出すれば、客は、ホットスポット
にいてもシステムを利用していない場合のシステム使用
料を支払う必要がなくなる。従って、例えば、食事中に
は一旦システムの利用を中止し、食後に再開するといっ
たサービスも提供できる。
【0041】上記システムを利用すれば、例えば次のよ
うなビジネスモデルも考えられる。このモデルを、図4
を参照しながら説明する。図6には、このシステムを運
用するホットスポット92と客91とISPやキャリア
93(以下まとめてISP93と表記する。)とを示
す。ホットスポット92は、ISP93に対して、イン
ターネット接続のための定額制使用料金を支払う(図4
−95)。これに対し、ISP93は、回線使用やイン
ターネット接続サービスをホットスポット92に対して
提供する(図4−97)。ホットスポット92は、上述
したようにワイヤレスインターネットシステムを有す
る。そして、インターネットに接続する場合には、IS
P93から提供されたサービスを利用する。また、客9
1に対してインターネット接続環境を提供し(図4−9
6)、システム使用料を時間従量制で課金する(図4−
94)。従って、徴収した時間従量制課金が上記定額制
使用料金と設備投資額を超えた場合には、ホットスポッ
ト92の利益となる。
【0042】また、客から料金を徴収する代わりに、無
線基地局1が無線端末21に広告を提示するようにして
もよい。そして、システム使用料を広告主から得る。な
お、広告の提示方法としては、公知の方法を採用でき
る。
【0043】以上、この発明の好適な実施形態を説明し
たが、上述の実施形態はこの発明の説明のための例示で
あって、この実施形態のみにこの発明の範囲を限定する
趣旨ではない。当業者は、この発明の要旨を逸脱するこ
となく、種々の変形、改良、修正、簡略化などを上記実
施形態に加えた種々の他の形態でもこの発明を実施する
ことができる。例えば、ステーション12の役割を無線
基地局1に持たせてもよい。すなわち、オーダリング端
末11は、無線基地局1を介してコントローラ13と通
信を行ってもよい。また、無線基地局1の役割をステー
ション12に持たせてもよい。また、認証情報はIDや
パスワードに限定されるものではなく、例えば個人生体
情報なども採用できる。例えば、オーダリング端末11
から指紋などの個人生体情報を認証情報として登録する
とともに、無線端末21を個人生体情報を読み取り可能
なものを採用して認証を行うこともできる。また、レシ
ートには、例えばバーコード形式などで情報を印字して
もよい。そして、レジでこのバーコードを読み込めば、
店員は、レシート記載情報をレジにて打ち込む必要がな
くなる。さらに、無線端末もバーコードを読み取り可能
なものを採用すれば、客も認証情報を打ち込む必要がな
くなる。また、上記説明ではレシートを用いて説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、磁気カー
ドにレシート記載情報を記憶し、レジおよび/または無
線端末は、磁気カードからレシート記載情報を読み取る
ようにしてもよい。すなわち、レシート記載情報をレジ
および/または無線端末が読み取り可能な媒体であれば
採用できる。この際、可逆性感熱記録などにより視覚情
報を表示できる媒体を採用し、レシート記載情報を印字
すれば、客や店員もレシート記載情報を把握できる。
【0044】また、上記説明では、プリンタを独立して
設けた構成を説明したが、オーダリング端末にプリンタ
機能を設けた構成を採用することもできる。すなわち、
レシートをオーダリング端末で印字できるようにすれ
ば、店員は、プリンタにまでレシートをとりにいく必要
がなくなる。この場合、上記顧客管理機能で、注文を受
けたオーダリング端末を上記識別子に関連づけて記憶
し、当該識別子で特定される客用のレシートは初めに注
文を受けたオーダリング端末に印字させるようにしても
よい。また、印字する内容に応じてオーダリング端末の
プリンタ機能を用いて印字する情報とプリンタを用いて
印字する情報とを設けてもよい。さらに、レジやプリン
タの機能を有する、いわゆる自動販売機を設けてもよ
い。つまり、客は、店員を介さず、この自動販売機との
間で上記処理を行えばよくなる。例えば、客は、ホット
スポットに入店すると、この自動販売機にシステム利用
の注文を入力する。すると、前記同様の処理により、こ
の自動販売機から認証情報が記載されたレシートが出て
くるようにする。これにより、店員を介さずに上記処理
を実現できる。また、他の処理でも、同様に店員を介さ
ないようにしてもよい。なお、すべての処理をこのよう
な自動販売機で行う必要はない。また、このような自動
販売機を客がシステムを利用するためのテーブルごとに
設けてもよい。さらに、精算処理は、例えば料金の前払
い制等を採用すれば、すべての処理に店員を介す必要が
なくなる。つまり、前記したような方法でシステム使用
料を算出した額を予め徴収した金額から減算し、残額を
客に返却することもできる。この場合、予め徴収した金
額よりをシステム使用料が上回った場合、追徴金を支払
わせたり、上記ブリッジ機能を転送不可に設定するなど
してシステムの利用を中止させたりしてもよい。
【0045】また、コントローラではなくレジが精算情
報を作成してもよい。つまり、精算情報作成機能は、レ
ジが受け持ってもよい。また、システム利用料金の算出
方法は、任意の方法を採用できる。例えば、時間ごとの
いわゆる段階課金を行ってもよい。また、アクセス開始
時刻や終了時刻も他のタイミングとすることは自由であ
る。例えば、無線端末から無線基地局にシステム利用の
終了通知を入力させ、無線基地局がこの通知を受信した
時刻をアクセス終了時刻とすることもできる。また、上
記説明では、システム使用時間に応じて料金を徴収した
が、通信パケット量に応じて料金を徴収してもよい。ま
た、上記時刻管理機能では、IDではなく例えば識別子
に対応させてアクセス開始時間等を管理してもよい。さ
らに、この時刻管理機能は、コントローラが受け持つこ
とも可能である。また、無線基地局は、無線端末のシス
テム利用が一定期間ない場合、客がシステムの利用を終
了したと判定してもよい。この場合、この無線端末に対
してブリッジ機能を無効に設定する。また、コントロー
ラにこの客のシステム利用が終了したことを通知すれ
ば、精算処理を行うこともできる。また、認証課金サー
バの役割をコントローラが担ってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、客がインターネットアクセスを注文した後、
認証情報の作成、認証情報の登録、認証情報のレシート
への打ち出しを行うため、専門的な技能や能力を要して
いなくてもワイヤレスインターネットアクセスサービス
を導入できる。また、毎回、客ごとに認証情報を生成す
るため、セキュリティの高いシステムを実現できる。つ
まり、同一の客であっても、来店する度に異なる認証情
報を付与できる。また、精算時に自動的に課金情報を取
得しシステム使用料金を算出できるため、正確な料金で
精算を行うことができる。つまり、店員が計算を行う必
要がなくなる。
【0047】このように、レストランや喫茶店などでワ
イヤレスインターネットアクセスを提供するシステムに
おいて、レジシステムとワイヤレスインターネットアク
セスシステムを連動させ、注文から精算までを自動的に
行うことが可能になる。また、MACアドレスを用いず
にIDやパスワードなどによる認証を行うため、管理/
運用が極めて容易なシステムを提供できる。また、定額
制の回線使用料およびインターネット接続サービスを使
用し、客に対しては時間従量制でインターネット接続環
境を提供するビジネスモデルを提供できる。
【0048】このようにして、本願発明によれば、無線
基地局に客の認証情報を要求しその情報を元に認証課金
サーバに認証可否を問い合わせることができる。また、
オーダリング端末でインターネットアクセスの注文を受
けるとコントローラがIDおよびパスワードなどの認証
情報を生成し、前記認証情報をプリンタで打ち出し、客
に渡すことができる。また、コントローラは認証情報生
成後、認証課金サーバに登録できる。また、精算時に認
証課金サーバから課金情報を取得し時間従量制の精算が
できることにより、注文から認証情報の配布、認証登
録、精算まで一連して機能するので運用管理が軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤレスインターネットアクセ
スシステムの構成を示す。
【図2】図1のワイヤレスインターネットアクセスシス
テムの動作(運用)を説明するためのシーケンス図であ
る。
【図3】図1のワイヤレスインターネットアクセスシス
テムの動作(運用)を説明するための第2のシーケンス
図である。
【図4】本発明によるワイヤレスインターネットアクセ
スシステムの応用例を説明するための図である。
【図5】従来のワイヤレスインターネットアクセスシス
テムの構成を示す。
【図6】図5のワイヤレスインターネットアクセスシス
テムの動作(運用)を説明するためのシーケンス図であ
る。
【符号の説明】
1 無線基地局 2 認証課金サーバ 3 ネットワーク接続機器 4 インターネット 5 認証サーバ 6 店内LAN 11 オーダリング端末 12 ステーション 13 コントローラ 14 プリンタ 15 レジ 21、22 無線端末 91 客 92 ホットスポット 93 キャリア/ISP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AC04 AE02 AE23 BG07 5K033 AA02 BA02 BA11 CB01 DA01 DA19 DB12 EA07 EC01 EC03 5K067 AA29 AA32 AA44 BB21 DD17 EE02 EE10 HH22 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と、認証課金サーバと、オー
    ダリング端末と、コントローラと、レジとを有するワイ
    ヤレスインターネットアクセスシステムであって、 前記コントローラは、オーダリング端末から入力された
    システム利用要求に基づき当該要求を発した客に対して
    認証情報を作成する手段と、当該認証情報を前記認証課
    金サーバに登録する手段と、前記認証情報の客への提示
    手段と、前記客のシステム利用に対する精算情報を作成
    し、当該情報を前記レジに入力する精算情報作成手段と
    を有し、 前記無線基地局は、無線端末からアクセスがあった場
    合、この無線端末を介して前記コントローラに提示され
    た認証情報を前記客に入力させる手段と、当該認証情報
    が前記認証課金サーバに登録されている場合に前記無線
    端末とインターネット網との通信を仲介する手段とを有
    することを特徴とするワイヤレスインターネットアクセ
    スシステム。
  2. 【請求項2】 システム利用要求を発した客に対して認
    証情報を作成する手段と、当該認証情報を登録する手段
    と、前記認証情報の客への提示手段と、前記客のシステ
    ム利用時間を算出する手段と、前記客への精算情報作成
    手段と、無線端末からアクセスがあった場合、この無線
    端末を介して前記認証情報を前記客に入力させる手段
    と、当該認証情報が登録されている場合に前記無線端末
    とインターネット網との通信を仲介する手段とを有する
    ことを特徴とするワイヤレスインターネットアクセスシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記提示手段は、前記認証情報をレシー
    トに印字して客へ提示することを特徴とする請求項1ま
    たは2項に記載のワイヤレスインターネットアクセスシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記精算情報作成手段は、前記無線基地
    局が前記無線端末とインターネット網との通信の仲介を
    開始してからシステムの利用中止要求を受領するまでの
    システム利用時間に基づき精算情報を作成することを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のワイヤ
    レスインターネットアクセスシステム。
  5. 【請求項5】 前記精算情報作成手段は、前記無線基地
    局が前記無線端末とインターネット網との通信の仲介を
    開始してからシステムの利用中止要求を受領するまでの
    システム利用時間より前記無線端末によるシステム利用
    を一時中止中の時間を減じた時間に基づき精算情報を作
    成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載のワイヤレスインターネットアクセスシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    ワイヤレスインターネットアクセスシステムを用い、客
    の無線端末とインターネット網とを接続することを特徴
    とするビジネス方法。
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