JP2002313324A - リチウム金属分散系である二次電池用アノード - Google Patents

リチウム金属分散系である二次電池用アノード

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JP2002313324A
JP2002313324A JP2001391121A JP2001391121A JP2002313324A JP 2002313324 A JP2002313324 A JP 2002313324A JP 2001391121 A JP2001391121 A JP 2001391121A JP 2001391121 A JP2001391121 A JP 2001391121A JP 2002313324 A JP2002313324 A JP 2002313324A
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lithium
lithium metal
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JP2001391121A
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Gao Yuan
ユアン・ガオ
John L Burba Iii
ジョン・エル・バーバ,ザ・サード
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Original Assignee
FMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い比容量と良好なサイクル能力とを有し、
安全に使用することができる二次電池を提供する。 【解決手段】 本発明の二次電池は、炭素質材料のよう
な電気化学システム内でリチウムを吸着及び脱着するこ
とができるホスト材料と、このホスト材料の中に分散さ
れたリチウム金属とから形成されるアノードを含むよう
に製造され、新たに製作されたアノードは、活性剤を含
む正極、正極と負極とを分離するセパレータ、及び正極
と負極とを連通する電解液と組み合わされる。本発明
は、新たに製作されたアノードを作る方法及び本発明の
アノードを含む二次電池を動作する方法も含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い比容量を有す
る二次電池に関し、特に、電気化学システム内のリチウ
ムを吸着及び脱着することができる炭素質の材料などの
ホスト材料と、このホスト材料の中に分散されたリチウ
ム金属とを含む二次電池用のアノードに関する。
【0002】
【従来の技術】リチウム及びリチウムイオンの二次電池
又は蓄電池は、最近では携帯電話、カムコーダー及びラ
ップトップコンピュータなどの用途で、またより最近で
は電気自動車及びハイブリッド式電気自動車などのより
大きなパワーの用途で使用されている。これらの用途で
は、二次電池は可能な最大の比容量を有すると同時に、
安全な稼働状態と良好なサイクル能力とを提供して、高
い比容量が次の再充電及び放電サイクルで維持されるこ
とが好ましい。
【0003】二次電池には様々な構成があるが、それぞ
れの構成には正極(又は、カソード)、負極(又は、ア
ノード)、カソードとアノードとを分離するセパレー
タ、及びカソードとアノードとを電気化学的に連通する
電解液が含まれる。リチウムの二次電池に関しては、二
次電池が放電される、すなわち、その特定の用途で使用
される場合、リチウムイオンがアノードからカソードへ
電解液を通って運ばれる。このプロセスの間に、電子が
アノードから集められて、外部回路を通ってカソードに
流れる。二次電池が充電又は再充電される場合、リチウ
ムイオンがカソードから電解液を通ってアノードに運ば
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、リチウム二次電
池は、カソードの活性剤として、TiS2,MoS2,M
nO2及びV25などの高い比容量を有する非リチウム
化合物(non−lithiated compoun
ds)を用いて作られた。これらのカソードの活性剤
は、リチウム金属のアノードと結合された。二次電池が
放電される場合、リチウムイオンはリチウム金属のアノ
ードから電解液を通ってカソードに運ばれた。残念なこ
とに、サイクリング時に、リチウム金属は、最終的に電
池内に不安全な状態を引き起こすデンドライトを発生さ
せた。その結果、これらの種類の二次電池の生産は、リ
チウムイオン電池の方を選んで、1990年代の初期に
中止された。
【0005】リチウムイオン電池は、一般に、炭素ベー
スのアノードと結合するカソード活性剤として、LiC
oO2及びLiNiO2などのリチウム金属の酸化物を使
用する。これらの電池では、リチウムのデンドライトが
アノード上に形成することが避けられるため、電池が安
全になる。しかしながら、リチウムの量が電池の容量を
決定し、リチウムは全体的にカソードから供給される。
活性剤は脱着可能なリチウムを含む必要があるため、こ
のことはカソード活性剤の選択に制約を加えることにな
る。さらに、充電(例えば、LixCoO2及びLix
iO2、ここで、0.4<x<1.0)及び過充電(す
なわち、LixCoO2及びLixNiO2、ここで、x<
0.4)の間に形成されるLiCoO2及びLiNiO2
に相当する脱リチウム生成物(the delithi
ated products)は安定していない。特
に、これらの脱リチウム生成物は電解液と反応して熱を
発生する傾向があり、安全上の問題を引き起こす。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高い比容量と
良好なサイクル能力とを有し、安全に動作するする二次
電池を提供するものである。本発明によれば、新たに製
作された二次電池は、電気化学システム内でリチウムを
吸着及び脱着することができるホスト材料と、このホス
ト材料の中に分散されたリチウム金属とから構成するア
ノードを備えている。このリチウム金属は微細に砕いた
リチウムの粉末であることが好ましく、平均の粒子寸法
が約20ミクロン以下であることがさらに好ましい。ホ
スト材料は、炭素質材料、Si,Sn,スズ酸化物、複
合スズ合金、遷移金属の酸化物、リチウム金属の窒化物
及びリチウム金属の酸化物から成る群より選択された1
つ以上の材料を含んでいる。ホスト材料は炭素質の材料
を含むことが好ましく、グラファイトを含むことがさら
に好ましい。
【0007】本発明の新たに製作された二次電池は、活
性剤を含む正極、電気化学システム内でリチウムを吸着
及び脱着することができるホスト材料及びこのホスト材
料内に分散されたリチウム金属を含む負極、正極と負極
とを分離するセパレータ及び正極と負極とを連通する電
解液を含んでいる。カソードの活性剤は、リチウムに対
して電気化学的電位が2.0から5.0Vでリチウム化
することができる化合物であることが好ましい。例え
ば、このカソードの活性剤は、MnO2,V25又はそ
の混合物とすることができる。アノード内のリチウム金
属は微細に砕いたリチウムの粉末であることが好まし
く、平均の粒子寸法が約20ミクロン以下であることが
さらに好ましい。ホスト材料は、炭素質材料、Si,S
n,スズ酸化物、複合スズ合金、遷移金属の酸化物、リ
チウム金属の窒化物及びリチウム金属の酸化物から成る
群より選択された1つ以上の材料を含んでいる。負極内
のホスト材料は炭素質の材料を含むことが好ましく、グ
ラファイトを含むことがさらに好ましい。負極内に存在
するリチウム金属の量は、負極内のホスト材料の中に入
り込む、それと合金を作る、又はそれに吸着されるに十
分な最大の量以下とすることが好ましい。例えば、ホス
ト材料が炭素である場合、リチウムの量は、LiC6
作るために必要な量以下であることが好ましい。
【0008】本発明は、電気化学システムの中でリチウ
ムを吸着及び脱着することができるホスト材料を提供す
るステップ、ホスト材料の中にリチウム金属を分散する
ステップ、及びホスト材料及び中に分散されたリチウム
金属をアノード内に形成するステップを含む二次電池用
の新たに製作されたアノードを作る方法も含んでいる。
リチウム金属及びホスト材料は、非水系の液体と一緒に
混合されてスラリーが作られ、次に集電器に加えられ、
また乾燥されてアノードが形成されることが好ましい。
あるいはまた、ホスト材料を非水系の液体のリチウム金
属の懸濁液の中に浸漬し、次にアノードに形成すること
によって、アノードを化学的手段により形成することが
できる。
【0009】本発明は、二次電池を動作させる方法をさ
らに含んでいる。最初に、活性剤を含む正極、電気化学
システム内でリチウムを吸着及び脱着することができる
ホスト材料及びこのホスト材料内に分散されたリチウム
金属を含む負極、正極と負極とを分離するセパレータ及
び正極と負極とを連通する電解液を含む新たに製作され
た二次電池が提供される。特に、この二次電池は、アノ
ードのホスト材料内に分散されたリチウム金属を用いて
製造される。新たに組み立てられた電池は充電された状
態であり、完全に充電された状態(全ての脱着可能なリ
チウムが、新たに製作された電池のアノードの中にあ
る)であることがさらに好ましい。新たに作られた二次
電池は、始め、リチウムイオンを負極から電解液を通っ
て正極に送ることによって放電される。二次電池は、次
に、リチウムイオンを正極から電解液を通って負極に送
ることによって充電又は再充電することができ、次にリ
チウムイオンを負極から電解液を通って正極に送ること
によって、再び放電される。カソードの活性剤の高い比
容量及び安全な動作状態を維持しながら、非常に多くの
サイクルの充電及び放電のステップを行うことができ
る。
【0010】本発明のこれらの及び他の特徴及び利点
は、以下の詳細な説明及び添付の図面を考慮すれば、当
業者にはより容易にはっきり理解できるようになるであ
ろう。図面は、本発明の好ましい実施形態及び別の実施
形態の両方を説明している。
【0011】
【発明の実施の形態】図面及び以下の詳細な説明の中
で、本発明を実行できるように、好ましい実施形態が詳
細に説明される。本発明はこれらの特定の好ましい実施
形態を参照して説明されるが、本発明はこれらの好まし
い実施形態に限定されることはないことは理解されよ
う。しかし逆に、本発明は以下の詳細な説明及び添付の
図面を考慮すれば明らかになる多数の代替え例、修正例
及び同等物含んでいる。
【0012】図1に示すように、本発明は、正極又はカ
ソード12、負極又はアノード14、正極と負極とを分
離するセパレータ16、及び正極と負極とを電気化学的
に連通する電解液を含む二次電池10である。この二次
電池10は、カソードと電気的に接触する集電器20及
びアノードと電気的に接触する集電器22も含んでい
る。集電器20及び22は、外部回路(図示せず)を通
って互いに電気的に接触している。二次電池10は、
「ゼリーロール」又は積重ね構成のような、当業者に周
知の任意の構成とすることができる。
【0013】カソード12は、炭素質の材料及びバイン
ダのポリマーと一般に組み合わされる活性剤から形成さ
れる。このカソード12内で使用される活性剤は、有効
電圧(例えば、リチウムに対して2.0〜5.0ボル
ト)でリチウム化することができる材料であることが好
ましい。好ましくは、MnO2,V25又はMoS5、又
はその混合物などの非リチウム化材料を活性剤として使
用することができ、さらに好ましくはMnO2が使用さ
れる。しかしながら、さらにリチウム化することができ
るLiMn24のようなリチウム化材料も使用すること
ができる。非リチウム化活性剤は一般に、この構成では
リチウム化活性剤よりも比容量が高く、このためリチウ
ム化活性剤を含む二次電池に勝って増大した電力を供給
することができるので、非リチウム化活性剤が好まし
い。さらに、アノード14が後述するようにリチウムを
含んでいるので、カソード12は二次電池10が動作す
るためにリチウム化材料を含む必要はない。カソード1
2の中に供給される活性剤の量は、アノード14内に存
在する脱着可能なリチウム金属を受け入れるに十分であ
ることが好ましい。例えば、MnO2がカソードの活性
剤である場合、放電時にカソード内にLiMnO2を発
生させるために、アノード14内のリチウムのモル当た
り1モルのMnO2がカソード12内に存在することが
好ましい。
【0014】前述したようなリチウム化することができ
るカソードの活性剤を使用する場合、電池内で循環され
る脱着可能なリチウムはアノード14により十分に供給
されて、好ましいことに、電池は十分に充電された状態
に組み立て又は製作される。それにもかかわらず、カソ
ード12は、2.0ボルトと5.0ボルトとの間の電圧
でリチウムをさらに吸着しない少量の1つ以上のリチウ
ム化活性剤(例えば、LiCoO2又はLiNiO2)を
含むことができ、電池はそれでも始めの充電された状態
で提供することができる。この場合、カソードは好まし
くは、活性剤としてリチウム化材料(例えば、LiCo
2又はLiNiO2)の50%以下(モル濃度)、さら
に好ましくは10%以下(モル濃度)である。LiCo
2及びLiNiO2はこれ以上リチウムを吸着しないた
め、これらの材料がカソード12内に存在しても、アノ
ード14からの脱着可能なリチウムを受け入れるために
必要なカソードの活性剤の量を減少させない。
【0015】アノード14は、電気化学システム内でホ
スト材料の中に分散されたリチウム金属26を吸着及び
脱着することができるホスト材料24から形成される。
例えば、アノード14の中に存在するリチウムは、電池
(及び特にアノード)が再充電されるとき、ホスト材料
の中に入り込む、それと合金を作る、又はそれに吸着さ
れることができる。ホスト材料は、炭素質の材料;S
i,Sn、スズの酸化物又は複合のスズ合金を含む材
料;CoOのような遷移金属の酸化物;Li3-XCo
xN、ここで0<x<0.5、のようなリチウム金属の
窒化物及びLi4Ti512のようなリチウム金属の酸化
物などの電気化学システム内でリチウムを吸着及び脱着
することができる材料を含む。リチウム金属26は、微
細に砕いたリチウムの粉末として、アノード14内に設
けることが好ましい。さらに、リチウム金属26の平均
の粒子寸法は、好ましくは約20ミクロン以下であり、
さらに好ましくは約10ミクロン以下である。リチウム
金属は、例えばリチウム金属の粉末をCO2を用いて処
理した、自燃性の粉末又は安定化した自然性が低い粉末
として供給することができる。
【0016】アノード14は、一般に、リチウム金属に
対して0.0ボルトより大きく1.5ボルト以下の電気
化学的電位で、可逆的にリチウム化及び脱リチウム化す
ることができる。電気化学的電位がリチウムに対して
0.0ボルト以下の場合は、リチウム金属は充電の間に
アノード14に再び入ることはない。あるいはまた、電
気化学的電位がリチウムに対して1.5ボルトより大き
い場合は、電池の電圧は望ましくないほど低くなる。ア
ノード14内に存在するリチウム金属26の量は、電池
が再充電される場合、アノード14内のホスト材料の中
に入り込む、それと合金を作る、又はそれに吸着される
に十分な最大の量以下であることが好ましい。例えば、
ホスト材料が炭素である場合、リチウムの量は、LiC
6を作るために必要な量以下であることが好ましい。言
い換えると、アノード内の炭素に対するリチウムのモル
比は、1:6以下であることが好ましい。
【0017】本発明によれば、電気化学システムの中に
リチウムを吸着及び脱着することができるホスト材料を
設け、このホスト材料の中にリチウムを分散し、ホスト
材料と中に分散されたリチウム金属とをアノードに形成
することによって、アノード14を製作することができ
る。リチウム金属及びホスト材料は、テトラヒドロフラ
ン(THF)のような非水系の液体及びバインダと混合
されて、スラリーに形成されることが好ましい。次に、
スラリーを使用して、例えば、集電器22をスラリーに
コーティングし、その後スラリーを乾燥することによっ
て、アノード14を形成する。ホスト材料を炭化水素溶
剤(例えば、ヘキサン)のような非水系の液体のリチウ
ム金属を含む懸濁液の中に浸漬することにより、リチウ
ム金属をアノードの中に設けることもできる。懸濁液の
中で使用されるリチウム金属は、前述したように、微細
に砕いたリチウムの粉末であることが好ましい。ホスト
材料をアノードの形状に形成し、次に、リチウム金属の
懸濁液の中に浸漬することができる。又は、ホスト材料
をリチウム金属の懸濁液と組み合わせてスラリーを作
り、次に、集電器に加え乾燥してアノードを形成するこ
とができる。懸濁液を作るために使用する非水系の液体
は、アノードを乾燥する(例えば、高温で)ことによっ
て取り除くことができる。どのような方法を使用して
も、リチウム金属をホスト材料の中にできるだけ良好に
分散することが好ましい。このため、前述したように、
リチウム金属26の平均の粒子寸法は、好ましくは約2
0ミクロン以下であり、さらに好ましくは約10ミクロ
ン以下である。
【0018】アノード14内のホスト材料24は、炭素
質の材料;Si,Sn、スズの酸化物又は複合のスズ合
金を含む材料;CoOのような遷移金属の酸化物;Li
3-xCoxN、ここで0<x<0.5、のようなリチウム
金属の窒化物及びLi4Ti 512のようなリチウム金属
の酸化物などの電気化学システム内でリチウムを吸着及
び脱着することができる1つ以上の材料を含むことがで
きる。前述したように、ホスト材料24がグラファイト
を含むことが好ましい。さらに、ホスト材料24が、導
電剤として、少量のカーボンブラック(例えば、重量で
5%未満)を含むことが好ましい。
【0019】図1に示すように、カソード12は、電子
絶縁セパレータ16によってアノード14から切り離さ
れている。一般に、このセパレータ16は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、又はポリフッ化ビニリデン(PV
DF)などの材料から形成される。
【0020】二次電池10は、カソード12とアノード
14とを電気化学的に連通する電解液をさらに含んでい
る。この電解液は、非水系の液体、ゲル又は固体とする
ことができ、リチウム塩、例えば、LiPF6を含むこ
とが好ましい。電解液は電池10の全体、及び特に、カ
ソード12、アノード14及びセパレータ16内に供給
されている。一般に、電解液は液体であり、カソード1
2、アノード14及びセパレータ16は、電解液の中に
浸漬されてこれらの構成要素間の電気化学的な連通を行
う多孔質の材料である。
【0021】前述したように、電池10は集電器20及
び22を備えており、これらは電子を外部回路に送るた
めに使用される。集電器20はアルミニウムのフォイル
から作り、集電器22は銅のフォイルから作ることが好
ましい。
【0022】本発明の電池10は、当業者には周知の方
法で製作することができ、層の厚さが以下の範囲内であ
ることが好ましい(図1の左から右に)。
【0023】 厚さ 集電器(20) 20〜40μm カソード(12) 70〜100μm セパレータ(16) 25〜35μm アノード(14) 70〜100μm 集電器(22) 20〜40μm 電池10は、カソード12、アノード14及びセパレー
タ16を通して分散された電解液、及びケーシング(図
示せず)も含んでいる。
【0024】動作に当たっては、新たに製作された二次
電池10は、始めは充電された状態であり、より好まし
くは完全に充電された状態にあり、また最初は、リチウ
ムイオンをアノード14から電解液を通ってカソード1
2に送ることによって放電される。同時に、電子がアノ
ード14から、集電器22、外部回路、及び集電器20
を通ってカソード12に送られる。次に、二次電池10
は、リチウムイオンをカソード12から電解液を通って
アノード14に送ることによって充電又は再充電するこ
とができ、次に前述したように、再び放電される。充電
及び放電のステップが非常に多くのサイクルを発生する
と共に、同時にカソードの活性剤の高い比容量及び安全
な動作状態を維持することができる。
【0025】二次電池10は、様々な種類の用途で使用
することができる。例えば、二次電池は携帯電話、カム
コーダー及びラップトップコンピュータなどの携帯用電
子機器で、また電気自動車及びハイブリッド式電気自動
車などのより大きなパワーの用途で使用することができ
る。
【0026】本発明の上記の説明を読み、また添付の図
面を精査すれば、当業者はそこから変更及び変化を行う
ことができることは理解されよう。これらの変更及び変
化を加えたものは、本発明の特許請求の範囲に含まれる
ものである。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、高い比容量、安全な動
作状態及び良好なサイクル能力を有する二次電池を提供
することができる。特に、リチウム金属をアノード内に
設けるので、非リチウム化材料を二次電池内の好ましい
カソードの活性剤として使用することができる。これら
の非リチウム化活性剤は、リチウムイオン電池内で現在
使用されているリチウム化材料よりも高い比容量を有し
ている。非リチウム化のカソード用活性剤及び金属リチ
ウムのアノードを有する従来のリチウム二次電池とは異
なり、本発明のアノードと組み合わせた非リチウム化の
カソード用活性剤を用いて製造された二次電池は、安全
に動作しまたサイクリング時にリチウムのデンドライト
を発生しないことが発見されている。さらに、本発明の
二次電池は、充電時にリチウムがカソードから除かれる
とき不安定になる、リチウムイオン電池よりも安全に動
作する。特に、本発明の二次電池内のカソードの活性剤
は、一般に、電池が新たに製作されるときは完全に充電
された状態にあるので、それはリチウムイオン電池内で
使用されるカソード材料よりも安定している。さらに、
本発明の電池は、カソードの活性剤の安全な動作状態及
び高い比容量を維持しながら、非常に多くの回数の充電
及び放電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、カソード、アノード、セパレー
タ及び電解液を含む単純化した二次電池の構成を示す図
である。
【符号の説明】
10 二次電池 12 カソード 14 アノード 16 セパレータ 20 集電器 22 集電器 24 ホスト材料 26 分散されたリチウム金属
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・エル・バーバ,ザ・サード アメリカ合衆国ノースキャロライナ州 28216、シャーロット、インチャントメン ト・コーヴ・レーン 4351 Fターム(参考) 5H029 AJ03 AJ05 AJ12 AK02 AK05 AL01 AL02 AL03 AL04 AL06 AL12 AL18 AM07 CJ13 CJ23 DJ12 DJ16 HJ05 HJ18 5H050 AA07 AA08 AA15 BA17 CA02 CA11 CB02 CB03 CB05 CB08 CB12 CB29 FA08 FA17 FA18 GA13 GA23 HA05 HA18

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池用に製作されたアノードであっ
    て、電気化学システム内でリチウムを吸着及び脱着する
    ことができるホスト材料と、前記ホスト材料の中に分散
    されたリチウム金属と、を含むことを特徴とするアノー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアノードであって、前
    記リチウム金属が微細に砕かれたリチウムの粉末である
    ことを特徴とするアノード。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のアノードであって、前
    記リチウムの粉末の平均粒子寸法が約20ミクロン以下
    であることを特徴とするアノード。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のアノー
    ドが、リチウム金属に対して0.0ボルトより大きく
    1.5ボルト以下の電気化学的電位で、可逆的にリチウ
    ム化及び脱リチウム化することができることを特徴とす
    るアノード。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のアノー
    ドであって、前記ホスト材料が、リチウムに対して0.
    0ボルトより大きく1.5ボルト以下の電気化学的電位
    で、可逆的にリチウム化及び脱リチウム化することがで
    きる1つ以上の材料を含むことを特徴とするアノード。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のアノー
    ドであって、前記ホスト材料が、炭素質材料、Si,S
    n,スズ酸化物、複合スズ合金、遷移金属の酸化物、リ
    チウム金属の窒化物及びリチウム金属の酸化物から成る
    群より選択された1つ以上の材料を含むことを特徴とす
    るアノード。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のアノー
    ドであって、前記ホスト材料が炭素質材料を含むことを
    特徴とするアノード。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のアノードであって、前
    記炭素質材料がグラファイトであることを特徴とするア
    ノード。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のアノードであって、前
    記ホスト材料がカーボンブラックをさらに含むことを特
    徴とするアノード。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のアノ
    ードであって、前記アノード内のリチウム金属の量は、
    前記アノードが再充電される場合、前記アノード内の前
    記ホスト材料の中に入り込む、前記ホスト材料と合金を
    作る、又は前記ホスト材料に吸着されるに十分な最大の
    量以下であることを特徴とするアノード。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載のア
    ノードを含むことを特徴とする二次電池。
  12. 【請求項12】 製作された二次電池であって、 活性剤を含むカソードと、 請求項1〜10のいずれかに記載されたアノードと、 正極と負極とを分離するセパレータと、 前記正極と前記負極とを連通する電解液と、を含むこと
    を特徴とする二次電池。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の二次電池であっ
    て、前記正極が、活性剤としてリチウムに対して2.0
    〜5.0ボルトの電気化学的電位でリチウム化すること
    ができる化合物を含むことを特徴とする二次電池。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の二次電池であっ
    て、前記正極内の前記活性剤が、MnO2,V25及び
    MoS2、及びその混合物から成る群より選択されるこ
    とを特徴とする二次電池。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の二次電池であっ
    て、前記正極内の前記活性剤が、MnO2を含むことを
    特徴とする二次電池。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の二次電池であっ
    て、前記正極内の前記活性剤が、LiMn24を含むこ
    とを特徴とする二次電池。
  17. 【請求項17】 請求項12〜16のいずれかに記載の
    二次電池であって、前記カソード内の活性剤の量が前記
    アノード内に存在する脱着可能なリチウム金属を受け入
    れるに十分であることを特徴とする二次電池。
  18. 【請求項18】 請求項12〜17のいずれかに記載の
    二次電池が、完全に充電された状態であることを特徴と
    する二次電池。
  19. 【請求項19】 二次電池用のアノードを製作する方法
    であって、 電気化学システムの中にリチウムを吸着及び脱着するこ
    とができるホスト材料を設置するステップと、前記ホス
    ト材料の中にリチウム金属を分散するステップと、 前記ホスト材料とその中に分散された前記リチウム金属
    とをアノードに形成するステップと、を含むことを特徴
    とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の方法であって、前
    記分散するステップが、スラリーを形成するために前記
    リチウム金属、前記ホスト材料及び非水系の液体を一緒
    に混合するステップを含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項19又は請求項20に記載の方
    法であって、前記形成するステップが、前記スラリーを
    集電器に加えるステップと前記スラリーを乾燥させるス
    テップとを含むことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項19〜21のいずれかに記載の
    方法であって、前記分散するステップが、前記ホスト材
    料をリチウム金属及び非水系の液体を含む懸濁液の中に
    浸漬するステップを含むことを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の方法であって、前
    記分散するステップが、前記ホスト材料を炭化水素内の
    リチウム金属の懸濁液の中に浸漬するステップを含むこ
    とを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項19〜23のいずれかに記載の
    方法であって、前記分散するステップが、微細に砕かれ
    たリチウム金属の粉末を前記ホスト材料の中に分散する
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項19〜24のいずれかに記載の
    方法であって、前記分散するステップが、平均粒子寸法
    が約20ミクロン以下のリチウム金属を前記ホスト材料
    の中に分散するステップを含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項19〜25のいずれかに記載の
    方法であって、前記設置するステップが、リチウムに対
    して0.0ボルトより大きく1.5ボルト以下の電気化
    学的電位で、可逆的にリチウム化及び脱リチウム化する
    ことができる1つ以上の材料から成るホスト材料を設け
    るステップを含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項19〜26のいずれかに記載の
    方法であって、前記設置するステップが、炭素質材料、
    Si,Sn,スズ酸化物、複合スズ合金、遷移金属の酸
    化物、リチウム金属の窒化物及びリチウム金属の酸化物
    から成る群より選択された1つ以上の材料を含むホスト
    材料を設けるステップを含むことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項19〜27のいずれかに記載の
    方法であって、前記設置するステップが炭素質材料を含
    むホスト材料を設けるステップを含むことを特徴とする
    方法。
  29. 【請求項29】 請求項19〜28のいずれかに記載の
    方法であって、前記設置するステップが、前記炭素質材
    料がグラファイトであるホスト材料を設けるステップを
    含むことを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の方法であって、前
    記ホスト材料がカーボンブラックをさらに含むホスト材
    料を設けるステップを含むことを特徴とする方法。
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