JP2002312482A - 医療用医薬品の小分け販売システムおよび調剤薬局支援システム - Google Patents

医療用医薬品の小分け販売システムおよび調剤薬局支援システム

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JP2002312482A
JP2002312482A JP2001117719A JP2001117719A JP2002312482A JP 2002312482 A JP2002312482 A JP 2002312482A JP 2001117719 A JP2001117719 A JP 2001117719A JP 2001117719 A JP2001117719 A JP 2001117719A JP 2002312482 A JP2002312482 A JP 2002312482A
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Takashi Ogawa
隆 小川
Yukio Yoshida
行雄 吉田
Eiji Takemasa
栄治 武政
Takayuki Iwai
孝之 岩井
Takeshi Saito
武 斎藤
Ippei Soraoka
一平 空岡
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Mitsui and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療用医薬品の小口販売を可能とすると共
に、その在庫管理、受発注の決済処理、健康保険組合へ
の請求業務等を病院・調剤薬局の側で個別に行なう必要
のない調剤薬局支援システムを提案すること。 【解決手段】 調剤薬局支援システム1は、病院あるい
は調剤薬局4に設置され、調剤情報の入力、診療報酬請
求明細書の発行を行なう通信機能を備えた調剤薬局端末
装置5と、医療用医薬品をストック可能な医療用医薬品
ストックセンター2に設置された通信機能を備えたスト
ックセンター装置3とを有している。ストックセンター
装置3の制御の基に、調剤薬局端末装置5から医療用医
薬品の小口注文を受けると、当該病院・調剤薬局4に対
して医療用医薬品の小分け配送処理を行ない、また、当
該端末装置5が設置されている病院・調剤薬局4の医療
用医薬品の在庫管理を行なう。さらに、健康保険組合と
の決済業務を行うことにより調剤薬局へのファイナンス
支援機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院の薬局や調剤
薬局での調剤情報に基づき、医療用医薬品の分割販売、
各調剤薬局等における医療用医薬品の在庫管理、健康保
険組合への請求等を一元管理可能な調剤薬局支援システ
ムに関するものである。
【0002】また、本発明は、当該調剤薬局支援システ
ムにおいて利用される医療用医薬品の小分け販売システ
ムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来において、医療用医薬品卸は、製薬
メーカーから医薬品を購入し、病院・調剤薬局向けに箱
単位(500錠包装等の大きな単位)にて納入してい
る。調剤薬局での品切れ等に対応するために、一部緊急
を要する際等にはサービスの一環として箱を開封して1
0錠シート等の小単位に小分けした上で個別配送してい
る。
【0004】病院・調剤薬局は医療用医薬品の在庫を持
ち、その状況を見ながら、医療用医薬品を、電話、ファ
クシミリで卸に発注する。発注の時期、発注量はあくま
でも従業員等の経験によるところが大きく、発注作業は
前時代的な手法で行なっているのが現状である。
【0005】医者は患者を診察後、患者の処方箋を作成
し、患者が必要な医薬品を薬局に対して調剤指示する。
なお、院内処方(病院内、診療所内に併設する薬局での
処方)の場合には、病院内で直接患者に薬剤が渡される
が、院外処方(病院、診療所から独立した薬局での処
方)の場合は、患者に薬局選定権がある。
【0006】調剤薬局は、処方箋に基づき調剤し、患者
に対して医療用医薬品を渡す。同時に調剤薬局はレセコ
ン(診療報酬請求明細書(レセプト)の発行機能、調剤
情報の入力機能を備えたコンピュータ装置)に調剤情報
を入力し、健康保険組合へ薬剤費、技術料等の請求をお
こしている。通常、月末締めの60日後に健康保険組合
から調剤薬局に請求額が振り込まれる。なお、現在のレ
セコンはその殆どがスタンドアロン型のものであり、ネ
ットワーク化は不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】医療用医薬品の小分け
配送(販売)は我が国ではシステマチックには進んでお
らず、調剤薬局は卸から箱単位で購入せざるをえない。
このため、個々の調剤薬局は適正在庫量を超える医療用
医薬品の余剰在庫を余儀なくされている。この結果、余
剰在庫のコスト、無駄な資金負担、また、回転率の悪い
品目の使用期限切れに伴う廃棄ロス等が病院、調剤薬局
の経営を圧迫している。
【0008】また、医療用医薬品において、その小単位
包装にはJANコード、製造ロット番号、使用期限が付
されていない。このため、緊急時等に、現行の卸から病
院、調剤薬局への小分け配送においては、病院、調剤薬
局で製造したロット番号、使用期限が不明瞭になり、ひ
いては、患者にどの製造ロット番号の医療用医薬品を調
剤したのか全く管理できない。
【0009】卸、病院、調剤薬局間のネットワーク化は
徐々に進んできているとはいうものの、オンラインでの
受発注システム等に終始しているのが現状であり、病院
や調剤薬局内の適正在庫管理、物流、決済、健康保険請
求、調剤情報(薬暦管理、副作用情報、薬剤飲み合わせ
情報等)を含めたネットワーク上での一元管理は実現し
ていない。
【0010】従って、病院や調剤薬局は適正在庫管理、
入出金決済、保険点数計算(保険請求)などの日常業務
に追われ、医薬分業により益々薬剤師に求められる調剤
業務、充分な服薬指導の業務に専念できない。また、行
政から求められる医療費削減をにらんだ医薬分業が将来
に亘り進んだとしても、病院、調剤薬局各々に多大な負
荷がかかることになる。
【0011】本発明の課題は、レセコンに入力された調
剤情報を新しいネットワークで管理することで、医療用
医薬品の製造ロット管理・使用期限の管理を含む小分け
販売業務を行なうことのできる医療用医薬品の小分け販
売システムを提案することにある。
【0012】また、本発明の課題は、調剤情報が入力さ
れ次第、在庫状況の確認・配送(必要に応じ)・健康保険
組合への請求・決済業務を自動的に行なうことができる
ように医療用医薬品流通をネットワーク化することによ
り、配送、決済、情報を一元管理できる調剤薬局支援シ
ステムを提案することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の医療用医薬品の小分け販売システムは、
所定の病院・調剤薬局毎に医療用医薬品ストックセンタ
ーを割当て、当該医療用医薬品ストックセンターに、製
薬メーカーから直接、あるいは医療用医薬品卸を介して
購入した医療用医薬品をストックし、前記病院・調剤薬
局からの注文に応じて、入庫した医療用医薬品を小分け
し、夫々に製造ロット番号および使用期限を付して、発
注元の前記病院・調剤薬局に配送して納品することを特
徴としている。
【0014】本発明では、医療用医薬品ストックセンタ
ーで製薬メーカーから購入可能な単位で医療用医薬品を
購入し、これを小分けして、各病院・調剤薬局にとって
便利な小口単位に分け、さらに、小口に分けた医療用医
薬品を管理できるように、これらに製造ロット番号、使
用期限を付し、しかる後に、これらを注文元に各病院・
調剤薬局に販売している。よって、各病院・調剤薬局に
とっては、小口で医療用医薬品を購入でき、過剰在庫を
抱える必要がなくなる。また、製造ロット番号、使用期
限に基づき医療用医薬品の管理もできる。
【0015】次に、本発明は、上記構成の医療用医薬品
の小分け配送システムを利用した調剤薬局支援システム
であって、前記病院・調剤薬局に設置され、調剤情報の
入力、診療報酬請求明細書の発行を行なう通信機能を備
えた調剤薬局端末装置と、医療用医薬品をストック可能
な医療用医薬品ストックセンターに設置された通信機能
を備えたストックセンター装置とを有している。
【0016】前記ストックセンター装置は、前記調剤薬
局端末装置との間で通信を行なう通信部と、当該通信部
を介して、前記調剤薬局端末装置から医療用医薬品の小
口注文を受けると、当該病院・調剤薬局に対して医療用
医薬品の小分け配送処理を行なう配送処理部と、医療用
医薬品の在庫管理を行なう在庫管理部とを備え、この在
庫管理部は、必要に応じて医療用医薬品在庫の補充発注
の処理を行なうように構成されている。
【0017】ここで、前記ストックセンター装置は、前
記調剤薬局端末装置から提供される調剤情報、医療用医
薬品の小口注文情報に基づき、当該端末装置が設置され
ている病院・調剤薬局の医療用医薬品の在庫管理を行な
う調剤薬局在庫管理部を備えていることが望ましい。
【0018】また、前記ストックセンター装置は、前記
調剤薬局端末装置からの要求に応じて、医薬品情報を提
供可能な医薬品情報提供部を備えていることが望まし
い。
【0019】さらに、前記ストックセンター装置は、前
記調剤薬局端末装置から調剤情報が提供されると、当該
病院・調剤薬局の健康保険組合に対する債権が当該スト
ックセンターに譲渡されたものと判断して、当該病院・
調剤薬局に代わり健康保険組合への請求業務処理を行な
う請求業務処理部、および前記医療医薬品卸への薬剤仕
入れ額の支払業務処理を行なう支払業務処理部を備えて
いることが望ましい。
【0020】さらにまた、前記ストックセンター装置
は、薬価差益を前記病院・調剤薬局に対して支払う支払
処理を行なう薬価差益支払処理部を備えていることが望
ましい。
【0021】本発明の薬剤薬局支援システムによれば、
今まで、各病院・調剤薬局の側で個別に行われた在庫管
理、健康保険組合への請求処理、卸への支払処理等がス
トックセンター装置の側で一括処理される。よって、各
病院・調剤薬局では、これらの業務に忙殺されることな
く、それぞれの専門業務に専念できる。また、医薬品情
報がストックセンターの側に一括管理されているので、
必要な情報をリアルタイムで迅速に得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した調剤薬局支援システムの一例を説明する。
【0023】図1は、本例の調剤薬局支援システムの概
略構成図である。この図に示すように、調剤薬局支援シ
ステム1は、医療用医薬品をストック可能な医療用医薬
品ストックセンター2に設置された通信機能を備えたス
トックセンター装置3と、病院あるいは調剤薬局4(4
−1、4−2、4−3、4−4・・・)のそれぞれに設
置され、調剤情報の入力、診療報酬請求明細書の発行を
行なう通信機能を備えた調剤薬局端末装置5(5−1、
5−2、5−3、5−4・・・)とを有している。スト
ックセンター装置3と各端末装置5とは、通信回線、例
えばインターネット6を介して接続されたネットワーク
を構成している。
【0024】ストックセンター装置3は、コンピュー
タ、キーボード等の入力装置、表示装置、プリンタ等の
出力装置を中心に構成されており、コンピュータのCP
Uの制御の下に、そのROM等に格納されている制御プ
ログラムを実行することにより、各種の処理動作を行な
う。
【0025】ストックセンター2は、製薬メーカー7
(7−1、7−2、7−3、7−4・・・)から直接、
あるいは医療用医薬品卸8(8−1、8−2、8−3、
8−4・・・)を介して購入した医療用医薬品をストッ
クし、病院・調剤薬局4からの注文に応じて、入庫した
医療用医薬品を小分けし、夫々に製造ロット番号および
使用期限を付して、発注元の前記病院・調剤薬局4に配
送して納品する。
【0026】図2はこのストックセンター装置3の概略
機能ブロック図である。この図に示すようにストックセ
ンター装置3は、調剤薬局端末装置5との間で通信を行
なう通信部9と、当該通信部9を介して、調剤薬局端末
装置5から医療用医薬品の小口注文を受けると、当該病
院・調剤薬局4に対して医療用医薬品の小分け配送処理
を行なう配送処理部10と、医療用医薬品の在庫管理を
行なう在庫管理部11とを備えている。この在庫管理部
11は、必要に応じて医療用医薬品在庫の補充発注処理
を実行する。
【0027】また、ストックセンター装置3は、調剤薬
局端末装置5から提供される調剤情報、医療用医薬品の
小口注文情報に基づき、当該端末装置5が設置されてい
る病院・調剤薬局4の医療用医薬品の在庫管理を行なう
薬剤薬局在庫管理部12と、調剤薬局端末装置5からの
要求に応じて、医薬品情報を提供可能な医薬品情報提供
部13とを備えている。
【0028】さらに、調剤薬局端末装置5から調剤情報
が提供されると、当該病院・調剤薬局4の健康保険組合
に対する債権が当該ストックセンター2に譲渡されたも
のと判断して、当該病院・調剤薬局4に代わり健康保険
組合への請求業務処理を行なう請求業務処理部14、お
よび医療医薬品卸8への薬剤仕入れ額の支払業務処理を
行なう支払業務処理部15と、薬価差益を病院・調剤薬
局4に対して支払う支払処理を行なう薬価差益支払処理
部16とを備えている。
【0029】この構成のストックセンター装置3の記憶
部17には、上記の各部における処理に必要となる各種
情報が記憶保持されており、記憶情報には、問屋マスタ
18、薬局マスタ19、薬品マスタ20、在庫データ2
1、発注データ22、入庫データ23、病院・調剤薬局
4による受注データ24、病院・調剤薬局4に対する小
口販売(分割販売)に関する出庫データ25が含まれて
いる。
【0030】ここで、医療用医薬品ストックセンター2
には、医療用医薬品卸8が製薬メーカーから購入した医
療用医薬品をストックする収納部26が備わっている。
ここにストックされた医療用医薬品は、病院・調剤薬局
4からの注文に応じて、小分けされ、夫々に、JANコ
ード、製造ロット番号および使用期限を付して、発注元
の病院・調剤薬局4に配送して納品されるようになって
いる。この小分け販売データ処理が配送処理部10を中
心に行われる。
【0031】次に、図3を参照して、本例の調剤薬局支
援システム1による処理動作を説明する。例えば、医療
用医薬品卸8が、製薬メーカー7から医療用医薬品を購
入し、医療用医薬品ストックセンター2に箱単位(50
0錠包装等の大きな単位)で納入する。ストックセンタ
ー2は、地域調剤薬局100ないし200軒に一つの割
合で設置されており、入庫した医療用医薬品を小分け
し、更に夫々に、JANコード、製造ロット番号および
使用期限を附した上で、病院・調剤薬局4が必要として
いる分のみを配送する(矢印Aの流れ)。
【0032】ここで、ストックセンター装置3において
は、各病院・調剤薬局4での在庫管理が一括して行われ
ており、各病院・調剤薬局4の端末5からネットワーク
を介して提供される調剤情報に基づき、在庫管理情報の
更新を自動的に行なっている。従って、ストックセンタ
ー2がオンライン上で病院、調剤薬局4の適正在庫を管
理でき、病院、調剤薬局4はオンライン上での在庫量デ
ータを基に必要な分だけオンラインでストックセンター
2に発注を行なうことができる。
【0033】次に、医者は患者を診察後、患者の処方箋
を作成し、患者が必要な医薬品を薬局に対して調剤指示
する。院内処方(病院内、診療所内に併設する薬局での
処方)の場合には、医者から薬局にダイレクトに処方箋
が渡り調剤されるが、院外処方(病院、診療所から独立
した薬局での処方)の場合は、患者に薬局選定権があ
る。
【0034】病院、調剤薬局4は処方箋を基に、患者2
7への調剤を行い(矢印Bの流れ)、端末装置5に調剤
情報を入力する。本例のシステムでは、健康保険組合2
8に対する債権をストックセンター2に譲渡すること
で、ストックセンター2は当該病院、調剤薬局4に代わ
り健康保険組合42への請求業務を行なう(矢印Cの流
れ)。また、卸8への薬剤仕入れ額の支払業務を行なう
(矢印Dの流れ)。一方、薬価差益に関しては、ストッ
クセンター2は病院、調剤薬局4に対して可及的速やか
に支払う(矢印Eの流れ)。また、ストックセンター2
は、健康保険組合28から請求金額の回収業務を行なう
(矢印Fの流れ)。
【0035】なお、調剤薬局4からストックセンター2
に譲渡された債権を証券化し、債権市場29において投
資家へ販売することで資金調達を行なうこともできる
(矢印Gの流れ)。
【0036】次に、本例では、薬剤師へのサービスとし
て、オンライン上で最新の医療情報が提供される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による調剤
薬局支援システムは、製造ロット番号、使用期限を附し
た上での医薬用医薬品の小分け配送(販売)を行なうス
トックセンター機能が備わっているので、病院、調剤薬
局での余剰在庫、廃棄ロスを大幅に圧縮し、各病院、調
剤薬局の資金負担、利益向上が可能になる。
【0038】また、病院、調剤薬局は適正在庫管理をオ
ンライン上でできるため、無駄な在庫確認等の業務を削
減できる。
【0039】さらに、患者に対して調剤した後、製造ロ
ット番号、使用期限をオンライン上で管理することがで
きるので、医療用医薬品使用後のインシデント情報を一
元管理することにより、患者の安全管理が可能となる。
また、調剤情報をオンライン上で現行手法では困難な定
量把握が可能となる。
【0040】これに加えて、本発明では、ストックセン
ターが健康保険組合への請求業務、卸もしくは製薬メー
カーへの薬剤仕入れ額支払業務、病院、調剤薬局への薬
価差益支払業務を行なうことで、病院、調剤薬局の日常
業務を大幅に削減でき、また、オンライン上で必要な医
療情報をいつでも簡単に閲覧することができるので、薬
剤師に求められる調剤業務、患者に対する充分な服薬指
導業務に専念できる。さらには、調剤薬局はストックセ
ンターによって薬剤購入資金等を肩代わりして貰えるの
で、本発明のシステムは、調剤薬局のファイナンス支援
機能も果たすという利点もある。
【0041】さらにまた、現在、日本医師会が検討して
いる病院、診療所のネットワーク化が実現すると、電子
処方箋の普及が格段に早まる可能性があるが、電子処方
箋の受け皿としての調剤薬局側でのネットワークインフ
ラを構築しておくことで、調剤過誤防止の対策を格段に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した調剤薬局支援システムの一例
を示す概略構成図である。
【図2】図1のシステムの機能ブロック図である。
【図3】図1のシステムを用いた動作を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 調剤薬局支援システム 2 ストックセンター 3 ストックセンター装置 4 調剤薬局 5 調剤薬局端末装置 6 インターネット 7 製薬メーカー 8 医療用医薬品卸 9 通信部 10 配送処理部 11 在庫管理部 12 薬剤薬局在庫管理部 13 情報提供部 14 請求業務処理部 15 支払業務処理部 16 差益支払業務処理部 17 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武政 栄治 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三 井物産株式会社内 (72)発明者 岩井 孝之 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三 井物産株式会社内 (72)発明者 斎藤 武 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三 井物産株式会社内 (72)発明者 空岡 一平 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三 井物産株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の病院・調剤薬局毎に医療用医薬品
    ストックセンターを割当て、 当該医療用医薬品ストックセンターに、製薬メーカーか
    ら直接、あるいは医療用医薬品卸を介して購入した医療
    用医薬品をストックし、 前記病院・調剤薬局からの注文に応じて、入庫した医療
    用医薬品を小分けし、夫々に製造ロット番号および使用
    期限を付して、発注元の前記病院・調剤薬局に配送して
    納品することを特徴とする医療用医薬品の小分け販売シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の医療用医薬品の小分け
    配送システムを利用した調剤薬局支援システムであっ
    て、 前記病院・調剤薬局に設置され、調剤情報の入力、診療
    報酬請求明細書の発行を行なう通信機能を備えた調剤薬
    局端末装置と、 医療用医薬品をストック可能な医療用医薬品ストックセ
    ンターに設置された通信機能を備えたストックセンター
    装置とを有し、 前記ストックセンター装置は、前記調剤薬局端末装置と
    の間で通信を行なう通信部と、当該通信部を介して、前
    記調剤薬局端末装置から医療用医薬品の小口注文を受け
    ると、当該病院・調剤薬局に対して医療用医薬品の小分
    け配送処理を行なう配送処理部と、医療用医薬品の在庫
    管理を行なう在庫管理部とを備え、この在庫管理部は、
    必要に応じて医療用医薬品在庫の補充発注処理を行なう
    ことを特徴とする調剤薬局支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ストックセンター装置は、前記調剤薬局端末装置か
    ら提供される調剤情報、医療用医薬品の小口注文情報に
    基づき、当該端末装置が設置されている病院・調剤薬局
    の医療用医薬品の在庫管理を行なう調剤薬局在庫管理部
    を備えていることを特徴とする調剤薬局支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記ストックセンター装置は、前記調剤薬局端末装置か
    らの要求に応じて、医薬品情報を提供可能な医薬品情報
    提供部を備えていることを特徴とする調剤薬局支援シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記ストックセンター装置は、前記調剤薬局端末装置か
    ら調剤情報が提供されると、当該病院・調剤薬局の健康
    保険組合に対する債権が当該ストックセンターに譲渡さ
    れたものと判断して、当該病院・調剤薬局に代わり健康
    保険組合への請求業務処理を行なう請求業務処理部、お
    よび前記医療医薬品卸への薬剤仕入れ額の支払業務処理
    を行なう支払業務処理部を備えていることを特徴とする
    調剤薬局支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ストックセンター装置は、薬価差益を前記病院・調
    剤薬局に対して支払う支払処理を行なう薬価差益支払処
    理部を備えていることを特徴とする薬剤薬局支援システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008006203A1 (en) * 2006-07-11 2008-01-17 Donald Craig Waugh Method, system and apparatus for dispensing drugs
KR101172327B1 (ko) 2011-06-14 2012-08-08 티엔에이치(주) 전자 약재구매를 지원하는 한의원 전자의무기록 시스템 및 전자 약재구매 대행방법
JP2017148430A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 勝也 布目 調剤薬局管理システム
JP2019053516A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 勝也 布目 クラウド型調剤管理システム

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