JP2002312352A - 関連文書管理システム - Google Patents

関連文書管理システム

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JP2002312352A
JP2002312352A JP2001113852A JP2001113852A JP2002312352A JP 2002312352 A JP2002312352 A JP 2002312352A JP 2001113852 A JP2001113852 A JP 2001113852A JP 2001113852 A JP2001113852 A JP 2001113852A JP 2002312352 A JP2002312352 A JP 2002312352A
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Takuya Yoshida
拓也 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録済み文書の作成の流れ等を、容易に把握
可能とした関連文書管理システムを提供する。 【解決手段】 文書毎に履歴データを有する履歴文書を
格納する履歴文書格納手段(文書データベース20)
と、ユーザが指定した履歴文書間の履歴データを時系列
順に解析する時系列順解析手段(履歴・関連文書解析部
12)と、該時系列順解析手段が時系列順に解析した履
歴文書を、カレンダ上に時系列順に結合表示する時系列
順結合表示手段(表示処理部13)とを備えた。このよ
うにすれば、200X年Y月のカレンダにおいて、文書
の履歴を矢印で表示することができるので、文書作成の
流れ(変更の時期)を視覚的に容易にユーザが把握でき
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、関連文書表示シス
テムに関し、特に登録済み文書の作成の流れを容易に把
握可能とし、また文書間の関連付けを容易に参照・把握
可能とし、また共有文書について、誰が変更したのか、
どのような変更を加えたのかを容易に把握できるように
した文書管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図13(A)は従来例としての、例えば
パソコンにおける日本語ワープロの文書入出力システム
BNのブロック図である。文書入出力システムBNは、
文書を格納するファイルシステム(図示省略)を備えた
文書管理システム101と、キーボード等からなる入力
部102と、ディスプレイ等からなる表示部103とを
備えてなる。
【0003】従来、この文書入出力システムBNにおい
て、ファイルシステムに格納された文書の履歴(履歴文
書(旧版文書))を参照する場合には、入力部102か
ら文書(Document)を選択し、ファイルシステムから読
み出し、図13(B)に示すように、履歴のリストを表
示部103に表示し、リストから文書を選択して旧版の
内容を確認したり、バージョンを指定して旧版文書を呼
び出し、その内容を参照したりしていた。また、前記文
書入出力システムBNの機能に加えて、ファイルシステ
ムに登録されている文書を、図14に示すように、登録
された日付毎に、日単位,週単位,月単位のカレンダ上
に表示する、カレンダ表示形式を持つ文書入出力システ
ムも存在している。
【0004】ところで、ファイルシステムに格納された
文書には、「履歴文書(旧版文書)」という概念と、
「関連文書」という概念があり、更に「関連文書」の一
つに「親子関係」の文書がある。「履歴文書(旧版文
書)」とは、新しい文書A1(更新版)の元となった文
書A0をいう。つまり、文書管理システムに保存されて
いた文書A0の内容を更新して保存すると、更新した文
書A1には旧版文書(文書A0)が生成されることにな
る。
【0005】「関連文書」とは、文書の内容は異なる
が、ある文書Xに対して関係がありそうな文書Yをユー
ザが明示的に関連付けた文書、または、文書Aに対して
内容を追加または変更し、別の文書Bとして保存管理す
るとき、文書Bは文書Aとは独立して管理され、文書A
と文書Bの間には「親」と「子」の関連ができ、文書B
は文書Aの関連文書(文書Aは文書Bの関連文書)とな
る。このように複数の文書の間で、関係付けられた文書
を関連文書という。なお、ユーザが2つの文書A,B間
を明示的に関連付けたとき、文書Aから見て文書Bは関
連文書となり、逆に、文書Bから見て文書Aは関連文書
となる(双方向の関係)。また、関連文書の内容に関し
ては、内容的に同じような文書を関連付けるのが大半と
考えられるが、関連付けを決定するのはユーザなので、
どのような文書を関連付けるかは限定しない。
【0006】「親子関係」とは、文書Aに文書Bをユー
ザが関連付けたとき(文書Bを文書Aの関連文書とした
とき)、文書Aは文書Bの「親」となり、文書Bは文書
Aの「子」となる。なお、親子関係の関連文書は、必ず
しも双方向の関係になるとは限らない。即ち、ユーザは
文書Aから見て文書Bを「子」であると関連付けた場合
に、ユーザは文書Bから見て文書Aを「親」であると関
連付けなくともよい。
【0007】関連文書および親子関係の一例としては、
次の場合が考えられる。ユーザが保存管理されている文
書Aの内容を一部変更したり、追加したりし、別文書B
として保存管理する。このとき、別文書として保存する
ので、文書Bから見て文書Aは、前記履歴文書(旧版文
書)とはならない。このような場合にユーザは、文書A
と文書Bの関連を忘れない様に、文書Aを文書Bの
「親」として関連付ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文書入出力システムBNでは、文書の履歴文書(旧版文
書)がどのような流れで作成されてきたかを把握するた
めには、例えば文書の日付を時系列的に一々確認する必
要があり、文書の作成の流れを容易に理解することが出
来なかった。即ち、従来の一般的な文書管理システムで
は、普段の表示では現在(最新版)の文書だけが表示さ
れていた。履歴文書(旧版文書)を参照する場合は、表
示されている文書を選択し、「旧版文書を表示」という
ような指示をメニューから行う必要があった。
【0009】また、その指示をしたときは旧版文書のリ
ストが表示され、旧版文書の中身を参照したい場合に
は、ユーザはリストの中から1つの旧版文書を選択し、
表示指示を行う必要があった。リスト表示されている旧
版文書を全て参照したい場合には、一々リストから文書
を選択し表示させるという操作を行う必要があった。そ
のような作業を行って旧版文書を1つ1つ確認しても、
文書作成の全体の流れ(いつ作成して、どういう更新を
今までしてきたか)を理解するのは困難であった。
【0010】また、文書間の関連付け(関連文書)を参
照・把握するには、例えば一つずつ文書を開いて、文書
間の関連付けを確認する必要があり、容易に参照・把握
が出来なかった。
【0011】更に、文書入出力システムBNを複数のユ
ーザが共有し、登録された共有文書を更新可能なシステ
ムがあるが、誰が変更したのか、どのような変更を加え
たのかを把握するには、例えば一々文書を開いて確認す
る必要があり、変更内容を容易に把握することが出来な
かった。即ち、既存のシステム(リコーのLIFISAなど)
では、関連文書をユーザが明示的に指定することができ
た。しかし、関連付けられた文書を見る場合、ある一つ
の文書を選択し「関連文書を表示」というような指示を
することで、その文書に関連する文書は表示されるが、
その文書に対して直接関連する文書だけが表示されてい
た。ここで表示された関連先の文書が、どの文書に関連
しているかを参照・確認したい場合、関連先の文書を選
択し直し、その文書に対して「関連文書を表示」という
指示を再度行なう必要があった。このように、関連先の
文書が他の文書に関連付けられていても、それを容易に
把握することができなかった。
【0012】そこで本発明の課題は、登録済み文書の作
成の流れを容易に把握可能とした関連文書管理システム
を提供することである。また、別の課題は、文書間の関
連付けを容易に参照・把握できるようにした関連文書管
理システムを提供することである。さらに別の課題は、
共有文書について、誰が変更したのか、どのような変更
を加えたのかを容易に把握できるようにした文書管理シ
ステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明は、文書毎に履歴データを有する履歴
文書を格納する履歴文書格納手段と、ユーザが指定した
履歴文書間の履歴データを時系列順に解析する時系列順
解析手段と、該時系列順解析手段が時系列順に解析した
履歴文書を、カレンダ上に時系列順に結合表示する時系
列順結合表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】このようにすれば、例えば図4に示すよう
に、200X年Y月のカレンダにおいて、文書の履歴を
矢印で表示することができるので、履歴リストやバージ
ョン指定から一つずつ履歴文書を参照する手間が省け、
文書作成の流れ(変更の時期)を視覚的に容易にユーザ
が把握できるようになる。また、履歴文書をカレンダ上
に表示し、文書間をライン(矢印)で結ぶことで、文書
の作成過程がより明確になる。
【0015】また、請求項2では、請求項1記載の関連
文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書に、
複数のユーザがアクセス可能なシステムに適用した場合
において、前記共有文書を更新したユーザを記憶する更
新ユーザ記憶手段と、前記時系列順結合表示手段が結合
表示した結合関係を、更新したユーザ毎に区分して結合
表示する区分結合表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】このようにすれば、例えば図10に示すよ
うに、複数のユーザがアクセス可能な共有文書の履歴
(旧版文書)を、カレンダ形式の表示方法で表示し、旧
版文書間を過去から順番にラインで結んで表示する。こ
のライン(矢印)を変更したユーザによって異なる色ま
たは形のライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操
作をすることもなく、誰が変更を加えたのか容易に理
解,把握することができる。
【0017】また、請求項3では、前記時系列順結合表
示手段が結合表示した履歴文書を選択することにより、
時系列順に結合表示された履歴文書間の相違箇所を解析
する相違箇所解析手段と、該相違箇所解析手段が解析し
た結果を表示する相違箇所表示手段とを備えたことを特
徴とする。このようにすれば、例えば図12に示すよう
に、ライン(矢印)を選択しそこで発生した変更点を確
認できる(差分を参照できる)ようにすることで、旧版
文書ごとに画面を切り替えたり、2つの旧版文書を選択
して変更点を参照するという手間を省くことができ、変
更点の確認作業が容易に行えるようになる。
【0018】また、請求項4では、文書毎に文書間の関
連付けデータを有する関連付け文書を記憶する関連付け
文書記憶手段と、ユーザが指定した関連付け文書間の関
連付けデータを関連項目に応じて解析する関連項目解析
手段と、該関連項目解析手段が関連項目に応じて解析し
た関連付け文書を、カレンダ上に関連項目に応じて時系
列順に結合表示する時系列順結合表示手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】このようにすれば、例えば図8に示すよう
に、任意文書の関連付けられた文書(関連文書)を、関
連文書が登録されているディレクトリに関係なく、カレ
ンダ形式の表示画面に表示し、関連文書間をライン(矢
印)で結ぶことで、関連文書を一つずつ参照する手間を
省きユーザが容易に参照できるようになり、また文書間
の関連を容易に把握、理解することができるようにな
る。
【0020】また、請求項5の発明は、請求項4記載の
関連文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書
にアクセス可能なシステムに適用した場合において、前
記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記憶
手段と、前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合
関係を、更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分
結合表示手段とを備えたことを特徴とする。このように
すれば、前記請求項2で説明済みと同様の作用・効果
を、複数のユーザが享受することができる。
【0021】また、請求項6の発明は、前記時系列順結
合表示手段が結合表示した関連付け文書を選択すること
により、関連付けて時系列順に結合表示された関連付け
文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手段と、該相
違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所表示
手段とを備えたことを特徴とする。このようにすれば、
前記請求項3で説明済みと同様の作用・効果を、複数の
ユーザが享受することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。 [I]システム構成 先ず、以下に説明する各実施の形態に適用する、文書管
理システムの構成を説明する。図1は本実施の形態の文
書管理システムKSの全体の概略構成を示す図、図2は
前記文書管理システムKSの詳細構成および情報,命令
等の流れを示すシステム構成図である。なお、既に説明
した部分には同一符号を付し、重複記載を省略する。
【0023】図1に示すように、文書管理システムKS
は、従来方式の文書入出力システムBNと、新規に追加
したカレンダ表示・入力処理部10とを備えてなる。カ
レンダ表示・入力処理部10は、文書入出力システムB
Nに登録された文書の、次に説明する履歴情報,関連文
書情報,ユーザ情報等の入出力・解析処理・表示処理を
行う。
【0024】図2に示すように、文書管理システムKS
は、図1で図示を省略した「履歴文書格納手段,関連付
け文書格納手段,更新ユーザ記憶手段」である文書デー
タベース20を備えている。即ち、文書管理システムK
Sは従来例を構成する文書管理システム101,入力部
102,表示部103に加えて、カレンダ表示・入力処
理部10と文書データベース20を備えてなる。文書デ
ータベース20には、文書情報,履歴情報,関連情報,
ユーザ情報,更新ユーザ等を登録済みである。
【0025】カレンダ表示・入力処理部10は、入力部
102を介したユーザ指示による表示命令を処理する機
能を有し、文書管理システム101に文書情報要求を行
う入力処理部11と、「時系列順解析手段,相違箇所解
析手段,関連項目解析手段」である履歴・関連文書解析
部12と、「時系列順結合表示手段,区分結合表示手
段,相違箇所表示手段,時系列順結合表示手段,区分結
合表示手段,相違箇所表示手段」である表示処理部13
とを備える。
【0026】文書管理システム101は、入力処理部1
1からの文書情報要求に従い文書データベース20を参
照すると共に、登録済みの文書情報,履歴情報,関連情
報,ユーザ情報等を履歴・関連文書解析部12に送る。
履歴・関連文書解析部12は、文書データベース20を
参照し、登録済みの文書データを読み出し、次に説明す
る各種解析を行う。表示処理部13は履歴・関連文書解
析部12の解析結果の表示処理を行い、表示部103に
次に説明するカレンダ画面を送出する。
【0027】[II]各実施の形態の説明 (1) 第1の実施の形態 本実施の形態の動作を、図1〜図6を参照しつつ説明す
る。図3は本実施の形態のフローチャート、図4〜図6
は本実施の形態の表示例を示す図である。
【0028】図3に示すように、ユーザは、入力部10
2(図2)により入力処理文書11を介して単数または
複数の文書を指定し、「履歴文書表示」を指定する(ス
テップS1)。文書管理システム101は指定された文
書の履歴を文書データベース20から取得し、履歴情報
をカレンダ表示・入力部10に渡す(ステップS2)。
【0029】カレンダ表示・入力処理部10では、履歴
情報を元に文書データベース20からリンクされた旧版
文書の登録日,表紙の縮小画像(サムネール画像)を取
得し(ステップS3a)、履歴・関連文書解析部12が
カレンダ表示に登録日順に並べる(ステップS3b)。
また、取得した旧版文書に付加されている履歴のリンク
情報を参照し、その文書から派生した文書の情報を取得
し、表示処理部13が旧版文書と同様にカレンダ表示に
配置する。表示処理部13は配置した文書のサムネール
間を順番に結ぶライン(矢印)を配置し(ステップS3
c)、履歴カレンダ表示(図4〜図6)として表示部1
03に表示する(ステップS4)。
【0030】月表示の場合を例として説明すると、図4
に示すように、変更が加えられ保存された日にちにサム
ネールを配置する。このケースで、その日の内に複数回
の変更がある場合は、文書画像を重ねたサムネールを表
示する(図4の符号A参照)。なお、表示方法もユーザ
により指定可能であり、ユーザが参照したい範囲を指定
(日単位,週単位,月単位,年単位,年表形式)するこ
とで、カレンダ表示・入力処理部10により表示形式を
変更し、表示部103に表示する。
【0031】図5が「年表示」の場合であり、このよう
にすれば、1年間の文書履歴が一目で把握できる。ま
た、図6が「日表示」の場合であり、このようにすれ
ば、1日における文書履歴を一目で把握できる。さらに
は、年表形式(複数年に渡っての表示)であれば、複数
年に渡る文書履歴を一目で把握できる(図示省略)。本
実施の形態によれば、履歴文書をカレンダ上に更新され
た日付順に時系列に並べることで、文書作成の流れを容
易に把握することができる。
【0032】(2) 第2の実施の形態 本実施の形態は、ユーザから「関連文書」(先に定義済
み)のカレンダ表示が指示された場合である。
【0033】図7は本実施の形態のフローチャート、図
8は本実施の形態の表示例を示す図である。図7に示す
ように、ユーザは、入力部102(図2)により単数ま
たは複数の文書を指定し、「関連表示表示」を指定する
と(ステップS11)、指定された関連文書情報を取得
し、関連文書情報をカレンダ表示・入力部10に渡す
(ステップS12)。カレンダ表示・入力処理部10で
は、関連文書情報を元にリンクされた関連文書の登録
日,表紙の縮小画像(サムネール画像)を取得し(ステ
ップS13a)、その関連文書情報を取得し(ステップ
S13b)、カレンダ表示に登録日順に並べて配置する
(ステップS13c)。
【0034】そして、図8に示すように、関連付けに
「親子関係」(先に定義済み)がある場合は、関連付け
を結びつけて表示するために親から子への矢印(例えば
11月で1日と11月3日)表示し、親子関係が無い関連付け
の場合はライン(例えば11月1日と11月16日のように、
矢の無い単なる線)で、ユーザが選択した文書に関連す
る文書の関連付けを表示する(ステップS13d、ステ
ップS14)。本実施の形態によれば、履歴文書とは別
に「関連文書」用のモードを儲け、ユーザが文書を選択
し「関連文書を表示」という指示をすると、選択した文
書に直接関連する文書はもちろん、その関連先の文書も
カンレンダ表示上に表示し、関連をリンクすることで、
文書間の関連をユーザが容易に理解、把握、確認するこ
とができる。
【0035】(3) 第3の実施の形態 本実施の形態は、前記第1の実施の形態において、同一
文書を複数ユーザが使用可能であり、同一文書に対して
複数ユーザが変更・修正を加えることが可能なシステム
の場合である。具体的なステムとしては、例えばLAN
(Local AreaNetwork)に文書ファイルを接続してお
き、複数ユーザのパソコンを該LANに接続した場合が
該当する。
【0036】図9は本実施の形態のフローチャート、図
10は本実施の形態の表示例を示す図である。文書管理
システムKS(図2)は、履歴情報と共に文書を実際に
変更した変更ユーザも記憶している。履歴文書のサムネ
ールをカレンダ表示に配置し、履歴文書のサムネール間
を順番に変更ユーザごとに(色や形により)識別された
矢印で結ぶ(図10)。また、履歴文書のサムネール間
を結んだライン(矢印)をユーザが選択した場合、結ば
れている2つの文書間での変更点(差分)を画面に表示
する(図12)。
【0037】図9,図10に示すように、ユーザは、入
力部102(図2)により単数または複数の文書を指定
し、「履歴文書表示」を指定し、更に変更ユーザ情報を
要求する(ステップS21)。指定された複数文書の履
歴,変更ユーザ情報を取得した後、履歴・関連文書解析
部12において解析し、解析結果の履歴情報,変更ユー
ザ情報をカレンダ表示・入力部10に渡す(ステップS
22)。
【0038】カレンダ表示・入力処理部10では、履歴
情報を元にリンクされた旧版文書の登録日,表紙の縮小
画像(サムネール画像)を取得し(ステップS23
a)、カレンダ表示に登録日順に配置し、(ステップS
23b)。また、取得した旧版文書に付加されている履
歴のリンク情報を参照し、その文書から派生した文書の
情報を取得し、旧版文書と同様にカレンダ表示に配置す
る。履歴文書のサムネール間を順番に変更ユーザごとに
(色や形(実線,点線,破線等)により)識別された矢
印で結び(ステップS24d)、履歴カレンダ表示とし
て表示部103に表示する(ステップS24)。
【0039】また、図11,図12に示すように、履歴
文書のサムネール間を結んだライン(矢印)をユーザが
選択した場合には(ステップS31)、結ばれている2
つの文書間での変更点(差分)を画面に表示する(ステ
ップS24)。このようにすれば、2つの文書の変更箇所
を、一目で把握することが可能となる。
【0040】なお、前記第3の実施の形態では、2つの
文書間での変更点(差分)を画面に表示する場合を説明
したが、この2つの文書間の変更点を画面表示する機能
を、前記第1および第2の実施の形態にも適用可能であ
ることは勿論である。また、前記実施の形態ではパソコ
ンの場合を説明したが、パソコン以外に例えば日本語,
英語等のワードプロッセサや携帯電話機等の表示装置を
持つ機器に対して、本発明を適用可能であるのは勿論で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を発揮することができる。請求項1によれば、
指定された文書の履歴文書(旧版文書)を、時間の経過
を容易に把握できるカレンダ上に、文書を保存されてい
るディレクトリ(階層)とは関係なく表示し、参照でき
るようにする(上記の方式を併せ持つシステムを提供す
る)ことで、履歴リストやバージョン指定から一つずつ
履歴文書を参照する手間が省け、文書作成の流れ(変更
の時期)を視覚的に容易にユーザが把握できるようにな
る。
【0042】また、履歴文書をカレンダ上に表示し、文
書間をライン(矢印)で結ぶことで、文書の作成過程が
より明確になる。また、カレンダ表示の種類を日単位、
週間単位、月単位に加え、年単位の表示形式や単位の無
い年表形式での表示手段を持つことで、ユーザが適切な
表示形式を選択することで、文書の変更履歴を画面の切
り替え無しに一目で把握できるようになる。
【0043】請求項2によれば、複数のユーザがアクセ
ス可能な共有文書の履歴(旧版文書)を、請求項1の方
法と同様にカレンダ形式の表示方法で表示し、旧版文書
間を過去から順番にラインで結んで表示する。このライ
ン(矢印)を変更したユーザによって異なる色または形
のライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操作をす
ることもなく、誰が変更を加えたのか容易に理解、把握
することができる。
【0044】請求項3によれば、ライン(矢印)を選択
しそこで発生した変更点を確認できる(差分を参照でき
る)ようにすることで、旧版文書ごとに画面を切り替え
たり、2つの旧版文書を選択して変更点を参照するとい
う手間を省くことができ、変更点の確認作業が容易に行
えるようになる。請求項4によれば、任意文書の関連付
けられた文書(関連文書)を、関連文書が登録されてい
るディレクトリに関係なく、カレンダ形式の表示画面に
表示し、関連文書間をライン(矢印)で結ぶことで、関
連文書を一つずつ参照する手間を省きユーザが容易に参
照できるようになり、また文書間の関連を容易に把握、
理解することができるようになる。
【0045】請求項5によれば、複数のユーザがアクセ
ス可能な共有文書の関連付けを、請求項4の方法と同様
にカレンダ形式の表示方法で表示し、関連付け文書間を
過去から順番にラインで結んで表示する。このライン
(矢印)を変更したユーザによって異なる色または形の
ライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操作をする
こともなく、誰が変更を加えたのか容易に理解、把握す
ることができる。請求項6によれば、ライン(矢印)を
選択しそこで発生した変更点を確認できる(差分を参照
できる)ようにすることで、関連付け文書ごとに画面を
切り替えたり、2つの関連付け文書を選択して変更点を
参照するという手間を省くことができ、変更点の確認作
業が容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態の文書管理システムの、
全体の概略構成を示す図である。
【図2】同文書管理システムの詳細構成および情報,命
令等の流れを示すシステム構成図である。
【図3】同第1の実施の形態におけるフローチャートで
ある。
【図4】同第1の実施の形態における表示例を示す図で
ある。
【図5】同第1の実施の形態における別の表示例を示す
図である。
【図6】同第1の実施の形態における更に別の表示例を
示す図である。
【図7】同第2の実施の形態におけるフローチャートで
ある。
【図8】同第2の実施の形態における表示例を示す図で
ある。
【図9】同第3の実施の形態におけるフローチャートで
ある。
【図10】同第3の実施の形態における表示例を示す図
である。
【図11】同第3の実施の形態における別のフローチャ
ートである。
【図12】同第3の実施の形態における別の表示例を示
す図である。
【図13】(A)は従来例の文書入出力システムのブロ
ック図、(B)は従来例の文書のサムネール表示を示す
図である。
【図14】従来例のカレンダにサムネール表示を示す図
である。
【符号の説明】
BN…従来の文書入出力システム KS…本発明の実施の形態を適用する関連文書管理シス
テム 10…カレンダ表示・入力処理部 11…入力処理文書 12…履歴・関連文書解析部 13…表示処理文書 20…文書データベース 101…文書管理システム 102…入力部 103…表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 320 G06F 17/30 320A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書毎に履歴データを有する履歴文書を
    格納する履歴文書格納手段と、 ユーザが指定した履歴文書間の履歴データを時系列順に
    解析する時系列順解析手段と、 該時系列順解析手段が時系列順に解析した履歴文書を、
    カレンダ上に時系列順に結合表示する時系列順結合表示
    手段とを備えたことを特徴とする関連文書管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の関連文書管理システム
    を、複数のユーザが共有する文書に、複数のユーザがア
    クセス可能なシステムに適用した場合において、 前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記
    憶手段と、 前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、
    更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の関連文
    書管理システム。
  3. 【請求項3】 前記時系列順結合表示手段が結合表示し
    た履歴文書を選択することにより、時系列順に結合表示
    された履歴文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手
    段と、 該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所
    表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の関連文書管理システム。
  4. 【請求項4】 文書毎に文書間の関連付けデータを有す
    る関連付け文書を記憶する関連付け文書記憶手段と、 ユーザが指定した関連付け文書間の関連付けデータを、
    関連項目に応じて解析する関連項目解析手段と、 該関連項目解析手段が関連項目に応じて解析した関連付
    け文書を、カレンダ上に関連項目に応じて時系列順に結
    合表示する時系列順結合表示手段とを備えたことを特徴
    とする関連文書管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の関連文書管理システム
    を、複数のユーザが共有する文書に、複数のユーザがア
    クセス可能なシステムに適用した場合において、 前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記
    憶手段と、 前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、
    更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示
    手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の関連文
    書管理システム。
  6. 【請求項6】 前記時系列順結合表示手段が結合表示し
    た関連付け文書を選択することにより、関連付けて時系
    列順に結合表示された関連付け文書間の相違箇所を解析
    する相違箇所解析手段と、 該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所
    表示手段とを備えたことを特徴とする請求項4または請
    求項5記載の関連文書管理システム。
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