JP2002311327A - 多点測距装置 - Google Patents
多点測距装置Info
- Publication number
- JP2002311327A JP2002311327A JP2001117660A JP2001117660A JP2002311327A JP 2002311327 A JP2002311327 A JP 2002311327A JP 2001117660 A JP2001117660 A JP 2001117660A JP 2001117660 A JP2001117660 A JP 2001117660A JP 2002311327 A JP2002311327 A JP 2002311327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- distance
- correlation
- distance measuring
- ranging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/34—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C3/00—Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
- G01C3/02—Details
- G01C3/06—Use of electric means to obtain final indication
- G01C3/08—Use of electric radiation detectors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C3/00—Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
- G01C3/10—Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders using a parallactic triangle with variable angles and a base of fixed length in the observation station, e.g. in the instrument
- G01C3/18—Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders using a parallactic triangle with variable angles and a base of fixed length in the observation station, e.g. in the instrument with one observation point at each end of the base
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
限する事無く、複数の測距エリアそれぞれに対するシフ
ト演算を行いながら、測距結果を得るまでの時間を短縮
する。 【解決手段】 観察面内に複数の測距エリアを有し、対
のレンズにより結像された測距対象物像を相対的にシフ
トさせながら相関演算を行い、各測距エリアが捉える測
距対象物までの距離を順次求める多点測距装置におい
て、前記複数の測距エリアのうち、先に行う測距エリア
の相関演算結果に基づいて、後に行う測距エリアの相関
演算のシフト範囲を制限する(S31)。
Description
画面内に複数の測距エリアを有し、いわゆる位相差方式
により測距情報を算出する多点測距装置の改良に関する
ものである。
置の構成がTTL方式であっても非TTL方式であって
も、一対の受光レンズが形成する二つの像をイメージセ
ンサで受光する方式である。
像の間隔を、相関演算を繰り返すことで求めて、デフォ
ーカス量あるいは被写体までの距離を算出している。こ
の相関演算は、CPUへの負荷を大きくしているため、
演算時間の短縮化を図るためには、少ない演算量に軽減
する必要がある。
リアを撮影エリア中央の1点にのみに設定した場合、撮
影の際にその中央位置に主要被写体が存在しない場合に
は、所謂、中抜けが発生して、主要被写体にピントが合
った写真が撮れない。
距エリアを設定して、測距動作を行い、主要被写体がか
ならずしも中央に存在しなくてもピントの合った写真が
撮れるシステムが種々提案され、実現されている。
測距エリア1点での測距データを算出するとしてもCP
Uへの負荷は少なくない。そのため、他の方式に比べて
レリーズタイムラグが大きい。さらに複数の測距エリア
を設定して、それらから測距データを得ようとすれば、
タイムラグはさらに増大することとなる。
各測距エリアのコントラストを測定し、最もコントラス
トが大きな測距エリアが主要被写体のある領域だと推定
し、主要被写体のある測距エリアについてのみ位相差方
式による測距演算を行っている。従って、 位相差方式
による測距演算は一つの測距エリアのみで行うのでレリ
ーズタイムラグは増大しない。
各測距エリアに対して位相差方式による相関演算を行
い、それぞれの測距エリアに対する被写体距離を求める
が、その際、通常の撮影では、被写体が撮影エリアの中
心に位置する場合が多いとして、撮影エリアの中央以外
(周辺部)に設定された測距エリアの相関演算を行うシ
フト範囲を、撮影エリア中央に設定された測距エリアの
範囲よりも少なく設定している。具体的には、撮影エリ
アの中央以外に設定された測距エリアでの測距可能な距
離範囲を遠距離だけに制限することにより、撮影エリア
の中央以外の測距エリアにおける相関演算の回数を減ら
し、演算時間の短縮化を図っている。
開平7−110435号においては、各測距エリアのコ
ントラストを測定し、最もコントラストが大きな測距エ
リアが主要被写体のある領域だと推定するので、撮影シ
ーンのコントラストの分布によっては、本来の主要被写
体とは異なる背景などを主要被写体であると推定し、主
要被写体にピントの合っていない撮影をもたらす場合が
あった。
は、被写体が撮影エリアの中心に位置する場合が多いと
して、撮影エリアの中央以外(周辺部)に設定された測
距エリアの相関演算を行うシフト範囲を、撮影エリア中
央に設定された測距エリアの範囲よりも少なく設定して
いるので、比較的近距離に左右に並んだ人を撮影するよ
うな場合には、主要被写体がかならずしも中央に存在し
なくてもピントの合った写真が撮れるという、多点測距
装置本来の目的を達成することが出来なかった。
定の測距エリアの測距可能な距離範囲を制限する事無
く、複数の測距エリアそれぞれに対するシフト演算を行
いながら、測距結果を得るまでの時間を短縮することの
できる多点測距装置を提供しようとするものである。
する測距対象物もしくは被写体に対して測距を行うこと
のできる多点測距装置を提供しようとするものである。
て近距離に存在する測距対象物もしくは被写体に対して
測距を行うことのできる多点測距装置を提供しようとす
るものである。
での時間をより短縮することのできる多点測距装置を提
供しようとするものである。
るために、請求項1に記載の発明は、観察面内に複数の
測距エリアを有し、対のレンズにより結像された測距対
象物像を相対的にシフトさせながら相関演算を行い、各
測距エリアが捉える測距対象物までの距離をそれぞれ求
める多点測距装置において、前記複数の測距エリアのう
ち、先に行う測距エリアの相関演算結果に基づいて、後
に行う測距エリアの相関演算のシフト範囲を制限する多
点測距装置とするものである。
請求項2に記載の発明は、撮影画面内に複数の測距エリ
アを有し、対のレンズにより結像された被写体像を相対
的にシフトさせながら相関演算を行い、各測距エリアが
捉える被写体までの距離をそれぞれ求める多点測距装置
において、前記複数の測距エリアのうち、先に行う測距
エリアの相関演算結果に基づいて、後に行う測距エリア
の相関演算のシフト範囲を制限する多点測距装置とする
ものである。
請求項3に記載の発明は、前記先に行う測距エリアの相
関演算で相関度が最大となったシフト位置より遠距離側
のシフト範囲については、後に行う測距エリアでは相関
演算を行わない請求項1又は2に記載の多点測距装置と
するものである。
請求項4に記載の発明は、前記先に行う測距エリアの相
関演算で相関度が最大となったシフト位置より所定量以
上遠距離側のシフト範囲については、後に行う測距エリ
アでは相関演算を行わない請求項1又は2に記載の多点
測距装置とするものである。
請求項5に記載の発明は、中央と周辺の測距エリアを有
し、中央の測距エリアの相関演算を先に行う請求項1〜
4の何れかに記載の多点測距装置とするものである。
に基づいて詳細に説明する。
距装置の主要部分の構成を示すブロック図であり、測距
装置全体の制御を行うマイクロコンピュータ1と、被写
体までの距離測定を行う測距ユニット2と、この測距ユ
ニット2を制御するインターフェイス回路3とで構成さ
れる。
4a,4bと、それに対向して配置される一対のLセン
サ5a及びRセンサ5bからなるラインセンサ5とで構
成される。ラインセンサ5は、例えばCCD等の光電変
換素子からなる。
サ5a,5bの検出面となる受光面上に被写体の像がそ
れぞれ結像される。これらのLセンサ5aとRセンサ5
bは、受光面に形成された二つの像を示す検出信号を出
力する。この検出信号を蓄積したセンサデータに基づ
き、マイクロコンピュータ1は、被写体までの距離を算
出する。
センサ5により検出された検出信号の積分開始をインタ
ーフェイス回路3へ指示する。これにより、インターフ
ェイス回路3は検出信号の積分を開始し、その蓄積レベ
ルが所定値に達すると、マイクロコンピュータ1へ積分
終了信号を出力する。
ーフェイス回路3への出力指示により、L,Rセンサ5
a,5bに蓄積された信号(センサデータ)がインター
フェイス回路3を経て、マイクロコンピュータ1にそれ
ぞれ出力される。該マイクロコンピュータ1に入力され
たセンサデータは、内部に設けられたA/D変換器6で
デジタルデータに変換され、同様に内部に設けられたR
AMに記憶される。
2から得られたデータから後述する演算処理方法により
被写体距離を算出し、その被写体距離に対応して撮影レ
ンズを駆動する。
ユニット2による測距方法について説明する。
アとラインセンサ5上の結像位置の関係を示している。
この実施の形態では、例えば、撮影エリア上に、Lエリ
ア、Cエリア、Rエリアの三つの測距エリアが存在し、
Lセンサ5a上に基準エリアA(A1〜A3)、Rセン
サ5b上に参照エリアB(B1〜B3)が存在する。C
エリアは撮影エリアの中央に位置し、Cエリアの被写体
は、受光レンズ4aによってLセンサ5aの基準エリア
A1に結像し、受光レンズ4bによりRセンサ5bの参
照エリアB1上に結像する。参照エリアBは相関演算に
よってラインセンサ5上を移動可能である。
準エリアAのLセンサ5aのデータと参照エリアBのR
センサ5bのデータの相関度を算出する。この相関度が
高いシフト量を求めることで、Lセンサ5aとRセンサ
5b上に形成された二つの被写体像の間隔が検出でき
る。
2と参照エリアB2が、Lエリアに対しては、基準エリ
アA3と参照エリアB3がそれぞれ対応している。
の一形態における被写体までの距離の算出について、図
3のフローチャートを用いて説明する。
の検出を行い(ステップS1)、該レリーズスイッチが
オンすると、マイクロコンピュータ1は、インターフェ
イス回路3に対して積分開始を命令する(ステップS
2)。すると、インターフェイス回路3は、ラインセン
サ5から出力される検出信号の積分動作を実行する。そ
して、検出信号の蓄積レベルが所定値に達すると、積分
動作の終了を示す終了信号をマイクロコンピュータ1に
対して送信する(ステップS3)。
信するまで待機し、終了信号を受信すると、インターフ
ェイス回路3が出力するラインセンサ5a,5bのそれ
ぞれの出力レベルをA/D変換器6でデジタル変換し、
RAMへ格納する(ステップS4)。また、この実施の
形態では、ラインセンサが、例えば80+80=160
画素であるものとすると、格納したデータ数が160に
達するまで、繰り返しラインセンサ5a,5bの出力を
RAMに格納する(ステップS4→S5→S4……)。
(ステップS5のYES)、測距エリアの一つであるL
エリアに対して距離算出を行うに先だって必要な演算パ
ラメータを設定する(ステップS6)。
インセンサの位置関係について説明する。
の基準エリアAと参照エリアBにそれぞれ含まれる検出
信号をA/D変換したデータ数を示す。パラメータS
は、参照エリアBの相関演算のシフト量を表す値であ
り、初めはスタート位置に対応するシフト量である。後
述するが、相関演算の終了位置はシフト量Sが20に対
応する位置であり、スタート位置に対応するパラメータ
Sが小さな数値であるほど測距レンジが広がる。シフト
数が“0”の時、基準エリアAと参照エリアBの相関度
が最大ならば、被写体が∞(無限大)位置に存在するこ
とを示す。従って、シフト数が増えるほど被写体が近距
離側に存在することを意味し、スタート位置に対応する
パラメータSを大きくすることは遠距離側の測距レンジ
を制限することを意味する。
のデータの位置を示す。具体的には、RAMに格納され
ているA/D変換された160のデータのアドレスの一
つと対応している。同様に、パラメータADRは、参照
エリアBの先頭データの位置を示す。つまり、図4
(a)に示すように、パラメータADLは、ラインセン
サ5a上のL21に対応するデータの格納されたアドレ
スであり、パラメータADRはラインセンサ5b上のR
11に対応するデータの格納されたアドレスである。
了すると、サブルーチン“距離算出”を実行する(ステ
ップS7)。
して、サブルーチン“距離算出”について説明する。
度を計算する(ステップS21)。この相関度の計算
は、上記ステップS6で設定された各パラメータに従っ
た二つの測距エリアの対応するラインセンサ5のデータ
を差分の絶対値の総和によって表され、この総和が小さ
いほど相関度は高くなる。
了すると、シフト量が最大 の“20”に達したか否か
判定する(ステップS22)。この判定で、シフト量S
は未だ達していない、つまり、20未満の場合(ステッ
プS22のNO)、シフト量Sをインクリメント(+
1)する(ステップS23)。そして再度ステップS2
1に戻り、参照エリアBをシフトさせて、相関度の算出
を繰り返す。しかし、シフト量Sが20に達したならば
(ステップS22のYES)、その中から相関度が最大
となるシフト量SMから被写体距離を算出する(ステッ
プS24)。
リアに対して距離算出を行う前に、Cエリアに対するシ
フトスタート位置を算出する(ステップS8)。
して、本発明の特徴であるサブルーチン“シフトスター
ト位置算出”について説明する。
ア(Cエリア)における相関演算のシフトをスタートす
る位置を、前回の測距エリアでの距離算出から得られた
相関度が最大となったシフト量SMから決定している。
前回の測距エリアでの距離算出から得られた相関度が最
大となったシフト量SMの値を、この後に行う測距エリ
アにおける相関演算のシフトをスタートする位置に対応
するパラメータSSに設定する(ステップS31)。
に対して距離算出を行うに先だって必要な演算パラメー
タを設定する。
インセンサの位置関係について説明する。
20である。パラメータSは、上記ステップ8で得られ
た相関演算のシフトをスタートする位置に対応するパラ
メータSSの値に設定される。従って、SSの値よりも
小さなシフト量に対応する距離の相関演算は行われなく
なる。つまり、Lエリアで算出された被写体距離に対応
するシフト位置よりも遠距離側のシフト範囲に関する相
関演算を行わないことを意味する。
Lは、ラインセンサ5a上のL36に対応するデータの
格納されたアドレスであり、パラメータADRはライン
センサ5b上のR26からシフト量SS分のシフトに対
応するデータの格納されたアドレスである。
ば、サブルーチン“距離算出”に移行する(ステップS
10)。このサブルーチンは、図5に示した距離算出と
同様であり、ここでの説明は省略するが、シフトスター
ト位置が移動量SS分だけ近距離から始まるので、無駄
な背景に対する相関演算の繰返しを避けることが可能で
あり、LエリアとCエリアで最も相関度が最大のシフト
位置SMに対応する近距離に存在する被写体距離を算出
する。
と同様にサブルーチン“シフトスタート位置算出”でR
エリアでの測距範囲を決める為のシフトスタート位置を
算出した後、Rエリアに対する距離算出の前に演算に必
要なパラメータの設定を行う(ステップS12)。Rエ
リアのパラメータは、上記ステップS9で設定されたC
エリアのパラメータに対して、パラメータADLは、ラ
インセンサ5a上のL51に対応するデータの格納され
たアドレスに、またパラメータADRはラインセンサ5
b上のR41からシフト量SS分のシフトに対応するデ
ータの格納されたアドレスに変更される。図4(c)を
参照することで設定されたパラメータとラインセンサの
位置の関係が明確となる。
ば、サブルーチン“距離算出”に移行する(ステップS
13)。このサブルーチンは、図5に示した距離算出と
同様であり、ここでの説明は省略するが、シフトスター
ト位置が移動量SS分だけ近距離から始まるので、無駄
な背景に対する相関演算の繰返しを避けることが可能で
あり、LエリアとCエリアとRエリアで最も相関度が最
大のシフト位置SMに対応する近距離に存在する被写体
距離を算出する。
撮影レンズを駆動し(ステップS14)、以降の通常動
作、例えば、露光動作に移行する。
リア(L,C,R)を有し、対の受光レンズ4a,4b
により結像された被写体像を相対的にシフトさせながら
相関演算を行い、測距エリアの被写体までの距離をそれ
ぞれ求める多点測距装置において、複数の測距エリアの
うち先に行う測距エリア(Cエリアに対するLエリア、
Rエリアに対するCエリア)の相関演算結果に基づい
て、後に行う測距エリア(C,Rエリア)の相関演算の
シフト範囲をSS分だけ制限しているので、従来のよう
に特定の測距エリアの測距可能な距離範囲を制限する事
無く、各測距エリアに対する相関演算を行いながら、測
距動作の時間短縮が可能となる。
関度が最大となったシフト位置SMより遠距離側のシフ
ト範囲については、後に行う測距エリアでは相関演算を
行わないので、無駄な、背景に対する相関演算の繰返し
を無くし、最も近距離に存在する被写体距離を算出する
ことが可能となる。
ア、Cエリア、Rエリアの順に測距演算を行ったが、最
も近距離側に主被写体が存在する確立の高いCエリアか
ら測距演算を行うことが、トータルの演算時間が最も短
くなる確立が高いので望ましい。つまり、中央の測距エ
リアの相関演算を周辺エリアよりも先に行うようにすれ
ば、最も近距離側に主被写体が存在する確立の高い中央
の測距エリアの相関演算結果から、周辺の測距エリアの
相関演算のシフト範囲を制限するようになるので、測距
動作の時間短縮が最も可能となる。
ーチン“距離算出”で、相関度が最大のシフト位置SM
だけから対応する被写体距離を決定しているが、相関度
を所定量と比較して信頼性が低い場合は、SM=0とし
て次の測距エリアにおける参照エリアBの相関演算のス
タート位置に対応するシフト量を“0”としても良い。
ーチン“シフトスタート位置算出”で、シフトスタート
位置SSを前回の測距エリアでの距離算出から得られた
相関度が最大となったシフト量SMの値としているが、
被写界深度内で相関度が最大の被写体を選択する為に、
SS=SM−α(但し、SS<0となる場合は、SS=
0とする)としても良い。これにより、先に行う測距エ
リアの相関演算で相関度が最大となったシフト位置SM
より所定量α以上遠距離側のシフト範囲については、後
に行う測距エリアでは相関演算を行わないので、被写界
深度を含めて近距離に存在する被写体を測距することが
可能となる。
の多点測距装置で説明したが、TTL方式の装置(焦点
検出を行う装置)でも前の測距エリア(焦点検出エリ
ア)に対するデフォーカス量から、後の測距エリアでは
無駄な背景に対するシフト相関演算を行わなければ良
い。
装置に限定されるものではなく、その他の測距もしくは
デフォーカス量を算出する装置を具備した光学機器への
適用も可能である。
記載の発明によれば、特定の測距エリアの測距可能な距
離範囲を制限する事無く、複数の測距エリアそれぞれに
対する相関演算を行いながら、測距結果を得るまでの時
間を短縮することができる多点測距装置を提供できるも
のである。
も近距離に存在する測距対象物もしくは被写体に対して
測距を行うことができる多点測距装置を提供できるもの
である。
写界深度を含めて近距離に存在する測距対象物もしくは
被写体に対して測距を行うことのできる多点測距装置を
提供できるものである。
距結果を得るまでの時間をより短縮することのできる多
点測距装置を提供できるものである。
要部分の構成を示すブロック図である。
インセンサ上の結像位置関係を示す図である。
ーチャートである。
インセンサ上の画素を示す図である。
ルーチンを示すフローチャートである。
位置算出のサブルーチンを示すフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 観察面内に複数の測距エリアを有し、対
のレンズにより結像された測距対象物像を相対的にシフ
トさせながら相関演算を行い、各測距エリアが捉える測
距対象物までの距離を順次求める多点測距装置におい
て、前記複数の測距エリアのうち、先に行う測距エリア
の相関演算結果に基づいて、後に行う測距エリアの相関
演算のシフト範囲を制限することを特徴とする多点測距
装置。 - 【請求項2】 撮影画面内に複数の測距エリアを有し、
対のレンズにより結像された被写体像を相対的にシフト
させながら相関演算を行い、各測距エリアが捉える被写
体までの距離を順次求める多点測距装置において、前記
複数の測距エリアのうち、先に行う測距エリアの相関演
算結果に基づいて、後に行う測距エリアの相関演算のシ
フト範囲を制限することを特徴とする多点測距装置。 - 【請求項3】 前記先に行う測距エリアの相関演算で相
関度が最大となったシフト位置より遠距離側のシフト範
囲については、後に行う測距エリアでは相関演算を行わ
ないことを特徴とする請求項1又は2に記載の多点測距
装置。 - 【請求項4】 前記先に行う測距エリアの相関演算で相
関度が最大となったシフト位置より所定量以上遠距離側
のシフト範囲については、後に行う測距エリアでは相関
演算を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載
の多点測距装置。 - 【請求項5】 中央と周辺の測距エリアを有し、中央の
測距エリアの相関演算を先に行うことを特徴とする請求
項1〜4の何れかに記載の多点測距装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001117660A JP4785266B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 多点測距装置 |
US10/119,678 US6700651B2 (en) | 2001-04-17 | 2002-04-11 | Ranging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001117660A JP4785266B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 多点測距装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002311327A true JP2002311327A (ja) | 2002-10-23 |
JP4785266B2 JP4785266B2 (ja) | 2011-10-05 |
Family
ID=18968171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001117660A Expired - Fee Related JP4785266B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 多点測距装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6700651B2 (ja) |
JP (1) | JP4785266B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006068160A1 (en) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus detection apparatus and focus detection method |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2395261A (en) * | 2002-11-11 | 2004-05-19 | Qinetiq Ltd | Ranging apparatus |
JP4127808B2 (ja) * | 2003-07-23 | 2008-07-30 | フジノン株式会社 | 測距装置 |
CN100447656C (zh) * | 2004-01-15 | 2008-12-31 | 株式会社理光 | 摄像装置及摄像方法 |
JP4802993B2 (ja) * | 2006-11-15 | 2011-10-26 | 株式会社ニコン | 相関演算方法、相関演算装置、焦点検出装置および撮像装置 |
US9677897B2 (en) * | 2013-11-13 | 2017-06-13 | Elwha Llc | Dead reckoning system for vehicles |
JP2017129788A (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置及び方法、及び撮像装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62148911A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | Minolta Camera Co Ltd | 焦点検出装置 |
JPS62205307A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-09 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの自動焦点検出装置 |
JPH0990208A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-04-04 | Minolta Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
JP2001099644A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Asahi Optical Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0812073B2 (ja) * | 1990-09-03 | 1996-02-07 | 三菱電機株式会社 | 車間距離検出装置 |
US5534991A (en) | 1992-03-13 | 1996-07-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Active distance measuring apparatus |
JP3197979B2 (ja) * | 1993-04-19 | 2001-08-13 | 富士フイルムマイクロデバイス株式会社 | 位相差距離検出装置および方法 |
US5900927A (en) | 1993-10-13 | 1999-05-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Variable target autofocusing and range finder for measuring distance to a subject |
JPH07110435A (ja) | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Fuji Film Micro Device Kk | 測距装置および測距方法 |
KR960028223A (ko) * | 1994-12-15 | 1996-07-22 | 나카사토 요시히코 | 영상쌍간의 위상차 검출 방법 |
JP3597657B2 (ja) * | 1996-12-24 | 2004-12-08 | コニカミノルタフォトイメージング株式会社 | カメラの測距装置 |
JPH1123261A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Minolta Co Ltd | 測距装置 |
JPH11132763A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-05-21 | Fuji Electric Co Ltd | 測距方法 |
JP2000089098A (ja) | 1998-09-14 | 2000-03-31 | Olympus Optical Co Ltd | 多点測距装置 |
US6357935B1 (en) | 1999-08-30 | 2002-03-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel control apparatus |
JP2001141987A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-25 | Olympus Optical Co Ltd | 測距装置 |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001117660A patent/JP4785266B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-04-11 US US10/119,678 patent/US6700651B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62148911A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | Minolta Camera Co Ltd | 焦点検出装置 |
JPS62205307A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-09 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの自動焦点検出装置 |
JPH0990208A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-04-04 | Minolta Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
JP2001099644A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Asahi Optical Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006068160A1 (en) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus detection apparatus and focus detection method |
US7933510B2 (en) | 2004-12-24 | 2011-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus detection apparatus and focus detention method |
US8111981B2 (en) | 2004-12-24 | 2012-02-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus detection apparatus and focus detection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4785266B2 (ja) | 2011-10-05 |
US6700651B2 (en) | 2004-03-02 |
US20020149759A1 (en) | 2002-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3797543B2 (ja) | 自動焦点調節装置 | |
US8736745B2 (en) | Camera | |
JP5618712B2 (ja) | 自動焦点調節装置および撮像装置 | |
JP2006319596A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP2007325053A (ja) | 撮像装置 | |
JP5095519B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2009044636A (ja) | 撮像装置 | |
JP2011053379A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
US20130293768A1 (en) | Imaging apparatus, imaging method, imaging program and computer readable information recording medium | |
JP3761383B2 (ja) | 自動合焦装置、カメラ、携帯情報入力装置、合焦位置検出方法、およびコンピュータが読取可能な記録媒体 | |
JP4785266B2 (ja) | 多点測距装置 | |
JP2007328360A (ja) | 自動焦点カメラ及び撮影方法 | |
JP2007171807A (ja) | 焦点検出装置およびカメラ | |
JP2010134309A (ja) | オートフォーカス装置、オートフォーカス方法及び撮像装置 | |
US11258943B2 (en) | Imaging apparatus and method for controlling the same | |
JPH11344662A (ja) | 自動合焦装置 | |
JP4900134B2 (ja) | 焦点調節装置、カメラ | |
US10425574B2 (en) | Imaging device and focusing evaluation device | |
JP2000089098A (ja) | 多点測距装置 | |
JP6862225B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム | |
JP4779383B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2004037732A (ja) | デジタルカメラ | |
JP7237473B2 (ja) | 焦点調節装置、その制御方法 | |
JP6902921B2 (ja) | 撮像装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2001305421A (ja) | オートフォーカス装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080414 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100520 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110705 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110712 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |