JP2002311055A - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JP2002311055A
JP2002311055A JP2001119747A JP2001119747A JP2002311055A JP 2002311055 A JP2002311055 A JP 2002311055A JP 2001119747 A JP2001119747 A JP 2001119747A JP 2001119747 A JP2001119747 A JP 2001119747A JP 2002311055 A JP2002311055 A JP 2002311055A
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JP
Japan
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conductor
probe
electrode
probe card
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001119747A
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English (en)
Inventor
Takao Itagaki
卓男 板垣
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Tokyo Cathode Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cathode Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Cathode Laboratory Co Ltd filed Critical Tokyo Cathode Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブカードの維持に要する手間およびコ
ストを低減する。 【解決手段】 測定対象物の電極に接触するプローブピ
ン12を支持する支持台14と、支持台14を着脱自在
に装着し、支持台14を装着した状態で測定対象物の電
極に接触したプローブピン12に当接して該電極と導通
する導体18を備えた基台16と、を備えたプローブカ
ード10において、導体18のプローブピン12との接
触部をベリリウム銅合金とする。これにより、接触部の
摩耗を抑制することができ、プローブカードの維持に要
する手間およびコストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIチップ等の
測定対象物の電気的諸特性を測定する際に用いられるプ
ローブカードに関し、特に、プローブピンを支持する支
持台と、支持台を着脱自在に装着する基台と、を備えた
分離型のプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型のプローブカードについ
て、図面を参照して説明する。図1は、従来のプローブ
カード10を側方から見た断面図、また図2は、プロー
ブカード10の一部(プローブピン12およびその近
辺)を拡大して示した図1と同じ方向から見た断面図で
ある。
【0003】図1に示すように、プローブカード10
は、測定対象物の複数の電極にそれぞれ接触する複数の
プローブピン12を支持する支持台14と、支持台14
を着脱自在に装着する基台16と、を備える。このプロ
ーブカード10では、支持台14と基台16とが分離可
能であり、これによりプローブピン12の交換等のメン
テナンスを容易に行うことができる。なお、この例で
は、プローブカード10は例えば円盤状であり、支持台
14には、基台16の装着時に基台16の凸部を挿入す
る凹部が設けられる。
【0004】基台16には複数の導体18が設けられ
る。導体18の下面は、支持台14が基台16に装着さ
れた状態で、測定対象物の電極に接触したプローブピン
12の上端と接触する。こうして導体18は該電極に導
通し、この導体18による導通検査が可能となる。微細
な測定対象物の電極間距離は小さく、これら電極にそれ
ぞれ対応して設けられるプローブピン12はこれら電極
の配置に応じて密集することになる。そこで、この種の
プローブカード10では、導体18を、例えば上から見
て放射状に設け、隣接する導体18間の間隔が広がるよ
うにし、間隔の広がった位置での導通検査を可能として
いる。この意味で、基台16は、スペーストランスフォ
ーマと呼ばれている。なお、導体18は、支持台14に
対向する下面側から上面側に基台16を貫通しており、
上面側からの導通検査が可能なように構成されている。
【0005】図2に示すように、支持台14は、下側で
測定対象物に対向する底板20と、上側で基台16に対
向する天板22と、を所定の間隙をおいて配置した中空
構造を有する。そしてプローブピン12の上下両端が、
底板20に設けられた底部孔20aおよび天板22に設
けられた上部孔22aにそれぞれ挿入されることで、プ
ローブピン12は、天板22および底板20に支持され
る。プローブピン12の湾曲した中央部12aは、図2
の左右方向に薄く、図2の奥行き方向に幅広の板状に形
成され、この中央部12aの幅を底部孔20aおよび上
部孔22aの内径より大きくすることで、プローブピン
12の支持台14からの脱落が防止される。
【0006】プローブカード10が測定対象物上に裁置
されていない状態では、プローブピン12は、図2の破
線で示す位置にある。すなわち、プローブピン12の尖
端12bは、底板20に設けられた底部孔20aより下
方に貫通して底板20の底面より外方(下方)に突出
し、プローブピン12の他端側の上部球体12cは、天
板22の上面より内方側(下方側)に引き込んでいる。
【0007】プローブカード10が測定対象物上に裁置
されると、プローブピン12は、図2の実線で示す位置
まで移動する。すなわち、プローブピン12の尖端12
bがその下方の電極に当接するとプローブピン12は上
方に移動し、上部球体12cが基台16に設けられた導
体下面18aに当接する。このようにしてプローブピン
12および導体18が当接することで導体18と測定対
象物の電極とが導通し、導体18を介しての電極の導通
検査が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成を備えたプローブカード10では、プローブピン12
の上部球体12cと導体下面18aとが検査の度に当接
するため、検査を繰り返すうちに導体下面18aが摩耗
し、ここに破線Wで示すような窪みが生じてしまう場合
がある。窪みが生じると、検査の際、電極に接触したプ
ローブピン12が上方に移動しても、上部球体12cが
導体下面18aに接触せず、電極と導体18との導通が
遮断され、正確な検査を行えなくなってしまうことがあ
る。このため、従来は、メッキなど導体下面18aの摩
耗して窪んだ部分を埋める処理を行っており、その分、
維持に要する手間およびコストが増大してしまうという
問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるプローブ
カードは、測定対象物の電極に接触するプローブピンを
支持する支持台と、前記支持台を着脱自在に装着し、支
持台を装着した状態で測定対象物の電極に接触した前記
プローブピンに当接して該電極と導通する導体を備えた
基台と、を備えたプローブカードにおいて、前記導体の
プローブピンとの接触部をベリリウム銅合金とした。ベ
リリウム銅合金は、耐摩耗性が高くかつ導電率の高い材
質であるため、このような構成とすることにより、従来
の導体に比して導電性を損なうことなく導体の摩耗を抑
制することができる。
【0010】また、この導体のプローブピンとの接触部
を銅銀合金としてもよい。銅銀合金も耐摩耗性が高くか
つ導電率の高い材質であるため、この場合にも、従来の
導体に比して導電性を損なうことなく導体の摩耗を抑制
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本実施形態にかかるプローブカード10は、
導体18の材質が異なる以外、従来のものと同じであ
る。すなわち、図1は、本実施形態にかかるプローブカ
ード10を側方から見た断面図であり、図2は、本実施
形態にかかるプローブカード10の一部(プローブピン
12およびその近辺)を拡大して示した側方からの断面
図である。このため、以下では、プローブカード10の
構成に関する詳細な説明は省略する。
【0012】
【実施例】実施例1. 導体18を例えばベリリウム銅
合金とすることで、導体下面18aの摩耗が抑制され
る。この場合、含有成分を、例えば、ベリリウム(B
e)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、鉄(F
e)、銅(Cu)とし、その成分比率を、重量比で、B
e:1.60%以上2.00%以下、Ni+Co:0.
20%以上、Ni+Co+Fe:0.60%以下、Cu
+Be+Ni+Co+Fe:99.5%以上、とするの
が好適である。
【0013】実施例2. この導体18を例えば銅銀合
金としてもよい。この場合、含有成分を、例えば、銀
(Ag)、銅(Cu)とし、Cuに、Agを重量比で6
%以上45%以下添加した銅銀合金とするのが好適であ
る。
【0014】なお、上記実施形態(実施例)では、導体
18全体をベリリウム銅合金または銅銀合金としている
が、これには限られず、導体18の少なくともプローブ
ピン12との接触部がベリリウム銅合金または銅銀合金
であればよい。また、上記実施形態では、導体18を線
状部材(導線)としているが、これには限られず、例え
ば支持台の下面(すなわちプローブピンと当接する側)
に薄膜状の導体を形成してもよい。また、例えば、プロ
ーブピンと接触する部分の導体の硬度をプローブピンの
硬度以上とするなどして、より交換の容易なプローブピ
ンが摩耗するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導体の摩耗を抑制することができるので、プローブカー
ドの維持に要する手間およびコストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるプローブカードを
側方から見た断面図である。(従来のプローブカードも
同じ構成である。)
【図2】 本発明の実施形態にかかるプローブカードの
一部(プローブピン12およびその近辺)を拡大して示
した側方からの断面図である。(従来のプローブカード
も同じ構成である。)
【符号の説明】
10 プローブカード、12 プローブピン、12a
中央部、12b 尖端、12c 上部球体、14 支持
台、16 基台、18 導体、18a 導体下面、20
底板、20a 底部孔、22 天板、22a 上部
孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG03 AH04 2G011 AA02 AA17 AC12 AE02 AF07 4M106 AA02 BA01 CA70 DD04 DD10 DD30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の電極に接触するプローブピ
    ンを支持する支持台と、 前記支持台を着脱自在に装着し、支持台を装着した状態
    で測定対象物の電極に接触した前記プローブピンに当接
    して該電極と導通する導体を備えた基台と、 を備えたプローブカードにおいて、 前記導体のプローブピンとの接触部をベリリウム銅合金
    としたことを特徴とするプローブカード。
  2. 【請求項2】 測定対象物の電極に接触するプローブピ
    ンを支持する支持台と、 前記支持台を着脱自在に装着し、支持台を装着した状態
    で測定対象物の電極に接触した前記プローブピンに当接
    して該電極と導通する導体を備えた基台と、 を備えたプローブカードにおいて、 前記導体のプローブピンとの接触部を銅銀合金としたこ
    とを特徴とするプローブカード。
JP2001119747A 2001-04-18 2001-04-18 プローブカード Pending JP2002311055A (ja)

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