JP2002306404A - 内視鏡の内蔵物保護構造 - Google Patents
内視鏡の内蔵物保護構造Info
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Abstract
る座屈力に対応して保護用コイル部材の各部毎に適正な
腰の強さを与えて、可撓性内蔵物を効果的に保護するこ
とができる内視鏡の内蔵物保護構造を提供すること。 【解決手段】手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾
曲部2が挿入部可撓管1の先端側に配置され、湾曲部2
内から挿入部可撓管1内にわたって挿通配置された複数
の可撓性内蔵物15のうちの少なくとも一つに、可撓性
のある保護用コイル部材16が被嵌された内視鏡の内蔵
物保護構造において、保護用コイル部材16のピッチを
湾曲部2内において変化させた。
Description
保護構造に関する。
置された湾曲部が最も小さな曲率半径で曲げられる。そ
こで、湾曲部内においては、光学繊維束や流体管路用チ
ューブ等のような可撓性内蔵物が座屈して折損してしま
うのを防止するために、可撓性のある保護用コイル部材
を可撓性内蔵物に被嵌した構造をとるものが少なくな
い。
きに可撓性内蔵物に対して大きな座屈力が加わるのは湾
曲部の中のごく一部の範囲であり、その部分から遠ざか
るにしたがって可撓性内蔵物に加わる座屈力は小さくな
る。
性内蔵物に加わる座屈力がさほど大きくない部分では保
護用コイル部材の腰が強すぎ、それによって可撓性内蔵
物の配列を乱して可撓性内蔵物を傷めたり、湾曲操作が
重くなってしまう欠点があった。
に可撓性内蔵物に加わる座屈力に対応して保護用コイル
部材の各部毎に適正な腰の強さを与えて、可撓性内蔵物
を効果的に保護することができる内視鏡の内蔵物保護構
造を提供することを目的とする。
め、本発明の内視鏡の内蔵物保護構造は、手元側からの
遠隔操作によって屈曲する湾曲部が挿入部可撓管の先端
側に配置され、湾曲部内から挿入部可撓管内にわたって
挿通配置された複数の可撓性内蔵物のうちの少なくとも
一つに、可撓性のある保護用コイル部材が被嵌された内
視鏡の内蔵物保護構造において、保護用コイル部材のピ
ッチを湾曲部内において変化させたものである。
イル部材が被嵌された可撓性内蔵物に対して最も大きな
座屈力が作用する部分において、保護用コイル部材のピ
ッチが他の部分より小さく形成されているとよい。
も小さな部分では密着巻きになっていてもよく、保護用
コイル部材が被嵌される可撓性内蔵物としては光学繊維
束又は流体管路用チューブ等が対象となる。
説明する。図2は内視鏡の全体構成を示しており、挿入
部可撓管1(以下、単に「可撓管1」という)の先端側
に連結された湾曲部2は、可撓管1の基端に連結された
操作部3において湾曲部操作ノブ4を回転操作すること
により任意に屈曲させることができる。湾曲部2の先端
には先端部本体5が連結されている。
本体5を示しており、湾曲部2は、多数の節輪21をリ
ベット22等で回動自在に連結して、弾力性のあるゴム
製の外皮チューブ23等で外装して構成されている。
照明窓12等が配置されており、観察窓11の奥には、
対物光学系13による被写体の投影位置に固体撮像素子
14の撮像面が配置され、可撓管1内から湾曲部2内に
挿通配置された信号ケーブル10の先端が、固体撮像素
子14の駆動回路に接続されている。
照明用のライトガイドファイババンドル15は、湾曲部
2内から可撓管1内にわたる部分では例えばシリコンチ
ューブ等のような可撓性外装チューブ151によって外
装されており、ライトガイドファイババンドル15の先
端部分を外装する結束パイプ152が先端部本体5に固
着されている。
イババンドル15の可撓性外装チューブ151に、例え
ばステンレス鋼帯材を一定の径で巻いた保護用コイル部
材16が被嵌されている。ただし、保護用コイル部材1
6はステンレス鋼線製等であっても差し支えない。
ファイババンドル15に保護用コイル部材16が被嵌さ
れた部分を抜き出して図示したものである。保護用コイ
ル部材16は、湾曲部2が屈曲されたときにライトガイ
ドファイババンドル15に対して最も大きな座屈力が作
用する部分を、ピッチがミニマムの密着巻き部16aに
してあり、その他の部分は、帯幅と同程度の隙間をあけ
た一定のピッチで巻かれている。
トガイドファイババンドル15に加わる座屈力が大きい
部分では保護用コイル部材16の腰がしっかりしていて
ライトガイドファイババンドル15を座屈から保護し、
ライトガイドファイババンドル15に加わる座屈力がさ
ほど大きくない部分では、保護用コイル部材16の腰が
適当に弱くてライトガイドファイババンドル15に無理
な力を作用させないので、湾曲部2内における配列の乱
れ等が発生せず、湾曲操作が重くなってしまうこともな
い。
のではなく、例えば図4に示されるように、密着巻き部
16aの位置はライトガイドファイババンドル15に加
わる座屈力等の実情に応じて適宜設定すればよい。
最もピッチの小さな部分において密着巻きでなくてもよ
く、ピッチの小さな部分が複数箇所設けられていてもよ
い。また、ピッチが徐々に変化していてもよい。
可撓性内蔵物は、イメージガイドファイババンドルであ
ってもよく、送気送水或いは吸引チューブ等のような流
体管路用チューブであっても差し支えない。
撓管内にわたって挿通配置された複数の可撓性内蔵物の
うちの少なくとも一つに可撓性のある保護用コイル部材
を被嵌し、その保護用コイル部材のピッチを湾曲部内に
おいて変化させたことにより、湾曲部が屈曲されたとき
に可撓性内蔵物に加わる座屈力に対応して保護用コイル
部材の各部分に適正な腰の強さを付与して、可撓性内蔵
物を効果的に保護することができる。
分の側面断面図である。
図である。
を抜き出して示す外観図である。
蔵物保護構造だけを抜き出して示す外観図である。
Claims (5)
- 【請求項1】手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾
曲部が挿入部可撓管の先端側に配置され、上記湾曲部内
から上記挿入部可撓管内にわたって挿通配置された複数
の可撓性内蔵物のうちの少なくとも一つに、可撓性のあ
る保護用コイル部材が被嵌された内視鏡の内蔵物保護構
造において、上記保護用コイル部材のピッチを上記湾曲
部内において変化させたことを特徴とする内視鏡の内蔵
物保護構造。 - 【請求項2】上記湾曲部が屈曲されたときに上記保護用
コイル部材が被嵌された可撓性内蔵物に対して最も大き
な座屈力が作用する部分において、上記保護用コイル部
材のピッチが他の部分より小さく形成されている請求項
1記載の内視鏡の内蔵物保護構造。 - 【請求項3】上記保護用コイル部材が、ピッチの最も小
さな部分では密着巻きになっている請求項1又は2記載
の内視鏡の内蔵物保護構造。 - 【請求項4】上記保護用コイル部材が被嵌された可撓性
内蔵物が光学繊維束である請求項1、2又は3記載の内
視鏡の内蔵物保護構造。 - 【請求項5】上記保護用コイル部材が被嵌された可撓性
内蔵物が流体管路用チューブである請求項1、2又は3
記載の内視鏡の内蔵物保護構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001120559A JP2002306404A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 内視鏡の内蔵物保護構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001120559A JP2002306404A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 内視鏡の内蔵物保護構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=18970573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001120559A Pending JP2002306404A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 内視鏡の内蔵物保護構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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- 2001-04-19 JP JP2001120559A patent/JP2002306404A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110713 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120201 |