JP2002304572A - デジタルコンテンツのオンライン取引支援システム、方法、コンピュータプログラム、記録媒体 - Google Patents

デジタルコンテンツのオンライン取引支援システム、方法、コンピュータプログラム、記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告の取引を効率化させ、取引の機会ないし
範囲を拡大させるオンライン型の広告取引支援システム
を提供する。 【解決手段】 各々固有の流通媒体を通じて広告コンテ
ンツを流通させる複数の放送局に配備されたコンテンツ
管理端末BT及び広告代理店に配備された発注者端末M
Tとをオンラインで結ぶ。広告コンテンツの基データと
なる広告素材を素材マスタDB22等に保管しておき、
放送局が登録した広告枠を発注者端末RTに提示すると
ともに該提示に基づく発注者端末からの広告枠の発注要
求があったときに、保管してある広告素材を放送局で扱
うデータ構造に適合するようにエンコード処理部14で
エンコードし、これを放送局のコンテンツ管理端末BT
に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツの取引を支援するデジタルコンテンツのオンライン取
引支援システムに関する。デジタルコンテンツは、例え
ば広告を伴う放送番組、デジタル画像データ(動画/静
止画)、文章データ、音データあるいはこれらの組合せ
である。本発明は、特に、これらのデジタルコンテンツ
が複数の流通媒体を通じて流通する場合のオンライン取
引形態を円滑にさせるための仕組みに関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】公衆向けに流通させる目的で作成された
コンテンツの1つに広告コンテンツがある。従来、公衆
向けの広告コンテンツは、写真、映像、音声のようなア
ナログ素材により表現されたアナログコンテンツが殆ど
であった。アナログコンテンツは、例えば撮影装置で撮
影した素材を広告目的に加工・編集したり、広告用に特
定の音楽、音声、音を作成しているのが一般的である。
最近は、衛星放送(BS、CS)や地上波を用いたデジ
タル放送網、ブロードバンドインターネット網、次世代
携帯電話網、カーナビゲーション、コンビニ端末、電子
新聞、電子雑誌、デジタル・ビル・ボード(屋外広告媒
体)、デジタル・シネマ・シアタ等のようなデジタルコ
ンテンツの流通網が発達してきており、広告コンテンツ
も、デジタル化されるようになってきている。また、多
チャンネルデジタル放送や、放送と類似のインフラ(ブ
ロードバンドインターネット、モバイル等)も登場して
きており、コンテンツの制作形態・流通形態が多様化し
てきている。このような時代では、広告媒体の多様化・
多チャンネル化に伴う広告費の分散化が問題になる。
【0003】本発明は、上述した状況に鑑み、次のよう
な課題を解決するものである。 (1)広告コンテンツを初めとする、流通対象となるデ
ジタルコンテンツの表現形態の多様化及びこのようなコ
ンテンツ制作の効率化を図り、コンテンツ取引の機会を
拡大させることができる仕組みを提供する。 (2)異なる種類のインフラ・データ処理端末・通信端
末の仕様に合わせたコンテンツ制作の手間を省いて、制
作コストの低減させることができる仕組みを提供する。 (3)コンテンツ流通機関へのコンテンツ納品に際して
は、準備のために、流通前に一定の時間をおく必要があ
る。そのため、コンテンツの流通の機会が制限される。
特に、複雑な素材から構成されるコンテンツの場合に
は、納品後流通前までの保管が煩わしくなる。このよう
な煩わしさを回避することができる仕組みを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
デジタルコンテンツのオンライン取引支援システム、方
法及びコンピュータプログラムを提供することにより、
上記の課題を解決する。
【0005】本発明のオンライン取引支援システムは、
各々固有の流通媒体を通じてデジタルコンテンツを流通
させる複数のコンテンツ流通機関に配備された第1通信
端末及びデジタルコンテンツの流通を依頼する発注機関
に配備された第2通信端末とそれぞれ通信路を介して接
続されるシステムであって、流通対象となるデジタルコ
ンテンツの基データとなる素材マスタを保管する素材マ
スタ保管手段と、いずれかの第1通信端末より入手した
流通可能なデジタルコンテンツの枠を定めた枠情報を前
記第2通信端末に提示するとともに該提示に基づく第2
通信端末からの枠情報の発注要求と第1通信端末からの
当該枠情報についての受注承認とを受け付ける取引管理
手段と、前記素材保管手段に保管されている素材マスタ
を前記受注承認を与えたコンテンツ流通機関で扱う流通
媒体に適合するデータ構造のデジタルコンテンツにエン
コードするエンコード手段と、エンコードされたデジタ
ルコンテンツを前記第1通信端末宛に配信するコンテン
ツ配信手段とを具えるものである。
【0006】第1通信端末のいくつかが他のコンテンツ
流通機関と互いに異なる種類の流通媒体を通じてデジタ
ルコンテンツを流通させるコンテンツ流通機関に具えら
れるものである場合、前記コンテンツ配信手段は、これ
らの第1通信端末の各々に、1つの素材マスタから流通
媒体の種類に応じたデータ構造にエンコードされたデジ
タルコンテンツを同時期に配信できるように構成され
る。第2通信端末がディスプレイを具える場合、前記取
引管理手段は、時間帯毎に用意された複数の前記枠情報
のすべてを各枠情報の属性を表す情報と共にそのディス
プレイに一覧表示させる。その際、ディスプレイの表示
形態が個々の枠情報毎にその取引状況に応じて実時間で
変化するようにする。表示形態の変化は、例えば、色の
変化によって表現される。
【0007】エンコード手段は、例えば、デジタルコン
テンツの発注側が設定した流通用のコンテンツのデータ
構造と前記素材マスタのデータ構造が異なる場合に、当
該素材マスタに対してデータ構造の変換を伴わない加工
を施した後、予め定めたフォーマット変換の手続に従っ
て、当該加工後の素材マスタのデータ構造を前記流通用
のコンテンツのデータ構造にエンコードするように構成
する。さらに、エンコードされたコンテンツを前記コン
テンツ流通機関が扱う流通媒体の種別毎にパッケージン
グするように構成する。「パッケージング」とは、1つ
の流通単位としてデータを纏める、あるいは纏めたもの
を保存することをいう。
【0008】流通対象となるデジタルコンテンツに付加
価値を付与するための一又は複数の前記素材マスタの使
用手順を定めた1又は複数のテンプレートを保持したテ
ンプレート保持手段と、設定可能なテンプレートの識別
情報を前記枠情報に対応付けて案内する手段とをさらに
具えてオンライン取引支援システムを構成しても良い。
これにより、高機能のデジタルコンテンツを取引の対象
とすることができるようになる。この場合、前記テンプ
レートに基づく付加価値を発注側に擬似体験させる手段
をさらに具えることで、取引の際の安心感を発注側に与
えることができる。発注側の便宜をより徹底する観点か
らは、前記付加価値が付与されたデジタルコンテンツの
内容を流通前に発注者側に提示する手段をさらに具える
ようにする。
【0009】取引の際の参考情報を発注側に与えるため
に、流通対象となるデジタルコンテンツに対する注目度
合いを直接的又は間接的に表す情報を外部端末より入手
して発注者側に提示する手段をさらに具えるようにして
も良い。デジタルコンテンツのオンライン取引に関わる
請求書の発行を代行する手段を具えることにより、オン
ライン取引の際の受発注側の便宜を図ることができる。
【0010】本発明は、また、各々固有の流通媒体を通
じてデジタルコンテンツを流通させる複数のコンテンツ
流通機関に配備された第1通信端末及びデジタルコンテ
ンツの流通を依頼する発注機関に配備された第2通信端
末との間に、流通対象となるデジタルコンテンツの基デ
ータとなる素材マスタを保管したコンピュータシステム
を介在させ、前記コンピュータシステムで、いずれかの
第1通信端末より入手した流通可能なデジタルコンテン
ツの枠を定めた枠情報を前記第2通信端末に提示する処
理と、該提示に基づく第2通信端末からの枠情報の発注
要求を受け付ける処理と、発注された枠情報と発注側の
情報とを前記第1通信端末に通知して当該枠情報につい
ての受注承認を受け付ける処理と、保管されている素材
マスタを前記受注承認を与えたコンテンツ流通機関で扱
う流通媒体に適合するデータ構造のデジタルコンテンツ
にエンコードする処理と、エンコードされたデジタルコ
ンテンツを前記第1通信端末宛に配信する処理とを実行
することを特徴とする、デジタルコンテンツのオンライ
ン取引支援方法を提供する。
【0011】本発明は、また、コンピュータを、各々固
有の流通媒体を通じてデジタルコンテンツを流通させる
複数のコンテンツ流通機関に配備された第1通信端末及
びデジタルコンテンツの流通を依頼する発注機関に配備
された第2通信端末とそれぞれ通信路を介して接続さ
れ、前記第1通信端末と前記第2通信端末との間で行わ
れるデジタルコンテンツのオンライン取引の支援を行う
上記のオンライン取引支援システムとして機能させるた
めのコンピュータプログラム及びこのコンピュータプロ
グラムを記録した記録媒体を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は、本発明を適用した広告取引支援システムの
構成図である。この広告取引支援システム1は、広域ネ
ットワークの一例となるインターネットIN、専用通信
回線OL、大容量デジタル回線DN1,DN2等に接続
された外部の通信端末との間で通信を行う機能を有する
コンピュータによって実現される。このコンピュータ
は、CPU(中央処理装置)と、半導体メモリないしハ
ードディスク等の記憶装置とを具えた汎用のもので、記
憶装置にロードされているコンピュータプログラムをC
PUが適宜読み込んで実行することにより、後述するオ
ンライン取引支援のための諸機能を形成するものであ
る。コンピュータプログラムは、CD−ROM等の可搬
性の記録媒体に記録されて流通するものであっても良
く、インターネットINないし図示しないLANを介し
て他のプログラムサーバから上記の記憶装置に直接ダウ
ンロードされるものであっても良い。要は、CPUが稼
働状態のときに上記の記憶装置に、コンピュータ読み取
り可能な形態で記録されていれば良い。
【0013】本実施形態では、外部の通信端末として、
各々固有の流通媒体を用いて広告コンテンツを公衆に提
供するコンテンツ流通者(個人/法人)に具えられるコ
ンテンツ管理端末BT、流通媒体が放送メディアである
場合の放送番組(ひいては広告コンテンツ)に対する注
目度を表す視聴率の情報を提供する視聴率サービスセン
タに具えられる視聴率配信端末ST、広告発注を行う広
告発注者(個人/法人)に具えられる発注者端末RT、
依頼に基づいて広告素材を制作する広告制作者(個人/
法人:制作プロダクション)に具えられる制作者端末M
Tを想定する。視聴率サービスセンタ以外の者(機関)
は、それぞれ複数の者(機関)である。
【0014】以後の説明では、便宜上、コンテンツ流通
者がデジタル放送を行う放送局であり、この放送局がC
M(コマーシャルメッセージ)と共に放映する放送番組
が取引の対象となる広告枠となるものとする。また、広
告発注者は、広告主の依頼を受けた広告代理店であり、
広告制作者は、広告主あるいは広告代理店の依頼を受け
て広告素材を制作する制作プロダクションであるものと
する。広告素材についての所有権、著作権等の権利処
理、広告内容の審査については、予め広告主又は広告代
理店の側で実施されているものとする。
【0015】コンテンツ管理端末BTは、デジタルコン
テンツ流通網DLに接続されている。デジタルコンテン
ツ流通網DLは、放送局(BS、CS、地上波利用)、
ケーブルテレビ番組供給機関、ブロードバンドインター
ネット放送局、モバイルコンテンツサプライヤ、電子新
聞/電子雑誌/ビルボード/シネマシアタ等の平面コン
テンツサプライヤに具えられる通信端末の集合体によっ
て構築される。このようなデジタルコンテンツ流通網D
Lを利用するユーザの端末としては、BSCS共用チュ
ーナ、PVR機能付STB、デジタルテレビ、CATV
用デジタルSTB、パーソナルコンピュータ、携帯電
話、カーナビゲーションシステム等の、デジタルコンテ
ンツの処理及び表示機能を具えた通信端末を想定する。
【0016】コンテンツ管理端末BTは、大容量デジタ
ル回線DL1とインターネットINの2系統で、広告取
引支援システム1に接続される。大容量デジタル回線D
L1は、広告取引支援システム1からコンテンツ管理端
末BTに広告コンテンツを伝送するために使用される。
インターネットINは、広告取引支援システム1とコン
テンツ管理端末BTとの間の大容量コンテンツの伝送以
外の通信に用いられる。
【0017】視聴率配信端末STは、専用通信回線OL
を介して広告取引支援システム1と通信を行うようにな
っている。但し、本発明を実施するうえで、専用通信回
線OLでなければならないというものでもない。
【0018】発注者端末RTは、大容量デジタル回線D
N2とインターネットINの2系統で、広告取引支援シ
ステム1に接続される。大容量デジタル回線DN2は、
発注者端末RTから広告取引支援システム1に広告素材
を登録する場合、あるいは、放送する広告コンテンツの
確認のために広告取引支援システム1から発注者端末R
Tに広告コンテンツを伝送する際に使用される。制作者
端末MTは、インターネットINを介して他の通信端末
又は広告取引支援システム1と通信を行う際に使用され
る。
【0019】広告取引支援システム1は、上記の各通信
端末BT、MT、RT、STのうち、インターネットI
Nを介した通信の制御を行う通信制御部11と、大容量
デジタル回線DL1,DL2を介した通信の制御を行う
通信制御部12と、専用回線OLを介した通信の制御を
行う通信制御部13とを具え、さらに、放送対象となる
広告コンテンツを生成するためのエンコード処理部1
4、広告コンテンツに対して付加価値を付与するための
付加価値処理部15、各種データベース(以下、データ
ベースを「DB」と略す)21〜27へのデータ記録及
びその読み出しを管理するDB管理部20、システム内
の動作を統括的に制御する主制御部10を具えている。
【0020】エンコード処理部14には、コンテンツの
流通媒体(デジタル放送用、アナログ放送用、静止画用
(JPEG/GIF/TIF等)、動画用(MPEG/
MPEG2等)、音出力用(PCM等)に対応して素材
をエンコードする手順を定めた「素材フォーマット変換
シナリオ」を媒体種毎に保持するとともに、ファイル形
式変換及び素材要素変換のためのパラメータを保持する
補助データベース141が具えられている。
【0021】付加価値処理部15にも、付加価値の内容
を定める各種パラメータを保持する補助データベース1
51が具えられている。
【0022】DB管理サーバ20により管理されるDB
としては、利用者DB21、素材マスタDB22、素材
属性DB23、テンプレートDB24、広告属性DB2
5、広告枠DB26、受発注DB27がある。
【0023】利用者DB21は、本システムを利用する
すべての利用者のプロフィール情報その他の情報を登録
しておくものである。プロフィール情報は、広告代理店
については、広告代理店コード、その属性(名称、住所
等)、担当者ID/パスワード、担当者の属性(名前、
所属、メールアドレス等)である。制作プロダクション
のプロフィール情報は、プロダクションコード、その属
性(名称、住所等)、担当者ID/パスワード、担当者
の属性(名前、所属、メールアドレス等)である。放送
局のプロフィール情報は、放送局コード、その属性(名
称、住所等)、担当者ID/パスワード、担当者の属性
(名前、所属、メールアドレス等)である。その他の情
報には、例えば放送局であれば、放送番組の情報(番組
タイトル、放送時間等)、放送用素材仕様(例:MPE
G2)、当該放送番組の広告枠コード、広告料金、使用
可能な高機能広告アプリケーションの識別コード等であ
る。
【0024】素材マスタDB22には、広告コンテンツ
の基データとなるデジタルの素材マスタがファイル形式
で蓄積される。これらの素材マスタは、適宜コピーして
利用できるもので、動画、静止画、文字データ、音源デ
ータ、あるいはこれらの組合せで構成される。素材マス
タは、システム側で用意しておいても良いが、本実施形
態では、広告主、広告代理店あるいは制作プロダクショ
ンが制作した素材マスタを、素材マスタDB22で委託
保管するものとする。
【0025】素材属性DB23には、素材マスタDB2
2に素材マスタが登録されたときにそれに連動して、素
材属性が素材マスタ毎(素材コードによって識別可能)
に登録されるようになっている。素材属性には、例え
ば、素材マスタの種別(静止画/動画/文字データ/音
源データ/単独/組合せ)、数量、発注者承認情報等が
含まれる。「発注者承認情報」は、素材マスタ等の登録
及び追加登録に際して必要となる情報で、広告主又は広
告代理店のみが登録できる情報である。具体的には、承
認ID/パスワード、登録を許容する制作プロダクショ
ンの識別コード(プロダクションコード)、制作担当者
ID等が発注者承認情報に該当する。
【0026】広告取引支援システム1では、保管されて
いる素材マスタを基礎としてそれを高機能化した「高機
能広告」をオプションとして表現することができる。
「高機能広告」の内容は、テンプレート・ファイルによ
って定義され、その内容が、適宜追加・変更・削除でき
るようになっている。このようなテンプレート・ファイ
ルを「高機能広告テンプレート」という。高機能広告テ
ンプレートによって表現される高機能広告は、以下のよ
うなものである。 ・保管されている複数の素材マスタを2次元的にレイア
ウトした広告(例えば、デジタル動画とテキストデータ
で構成されるデータ放送画面) ・保管されている複数の素材マスタを時間軸に沿って順
次つなぎ合わせた広告(例えば、複数の素材マスタを連
続的につなぎ合わせて構成されるCM(コマーシャルメ
ッセージの略、以下同じ)) ・保管されている素材マスタに、新たな情報/機能を付
加した広告(例えば、クリックすると所定のURL(ホ
ームページアドレス)にリンクする文字等を含むCM) ・これらを組み合わせた広告 テンプレートDB24には、このような高機能広告用テ
ンプレートが複数種登録されるようになっている。
【0027】広告属性DB25には、広告の属性(広告
主、宣伝対象となる商品名等)が登録される。広告枠D
B26には、上記の広告枠コードによって識別される広
告枠、すなわち、放送局が広告コンテンツと共に提供可
能な放送番組の枠についての情報が蓄積される。受発注
DB27には、広告の取引に関するすべての情報が蓄積
される。
【0028】<運用形態>次に、上記のように構成され
る広告取引支援システム1を用いた広告のオンライン取
引の手順を説明する。図2は、全体的な手順概要を示し
たものである。通常は、図2の(1)〜(10)で示し
た順序で広告取引支援システム1が、当事者間で行うオ
ンライン取引に関わる。なお、以後の説明では、広告コ
ンテンツを生成するための素材マスタとその素材の属性
とを区別する必要がない場合は、これらを総称して「広
告素材」とし、広告属性と広告コンテンツとを区別する
必要がない場合は、これを広告素材と区別するために
「制作広告」と称する。
【0029】広告のオンライン取引は、以下のような、
利用者、広告素材、高機能広告テンプレート、広告枠の
登録が前提となる。登録のための処理は、主制御部10
がDB管理部20その他の関係機能ブロックと協働で行
う。 (1)利用者登録(全利用者) まず、本システムの運用に関わるすべての者、すなわ
ち、広告代理店、制作プロダクション、放送局について
のプロフィール情報と、各々に具えられる通信端末(発
注者端末RT、制作者端末MT、コンテンツ管理端末B
T)の端末コードその他の情報とを互いに対応付けて利
用者DB21に登録する。登録は、通常は、利用者が操
作する各々の通信端末BT,RT,MTを通じてオンラ
インにより行うが、バッチ処理であっても良い。視聴率
サービスセンタのプロフィール情報(視聴率配信端末S
Tのアドレスを含む)については、システム管理者が登
録することになる。
【0030】(2)広告素材登録(制作プロダクショ
ン、広告代理店) 広告素材の登録を広告代理店又は制作プロダクション側
で行うようにしたことは、前述のとおりである。広告代
理店から広告素材を登録する場合、大容量の素材マスタ
については、大容量デジタル回線DN2経由で、ファイ
ル転送機能を使って受け付ける。素材マスタについては
素材マスタDB22に登録し、素材属性については、素
材マスタを識別するための素材コードと対応付けて素材
属性DB23に登録する。
【0031】(3)高機能広告テンプレート登録(シス
テム管理者) システム管理者は、高機能広告テンプレートをテンプレ
ートDB24に登録し、広告代理店や制作プロダクショ
ンが、発注者端末RT、制作者端末MTのディスプレイ
を介してその高機能広告テンプレートの内容を閲覧・選
択できるようにしておく。登録した高機能広告テンプレ
ートの内容は、事後的に修正することができる。
【0032】(4)広告枠登録(放送局) 放送局から、広告代理店に提供できる広告枠の登録を受
け付ける。登録の対象となる広告枠には、例えば、以下
のようなタイプのものがある。 (イ)時間依存型広告枠(例えば、放送番組中のCM
枠) このような広告枠では、放送番組タイトル、放送時間、
放送内容説明等の広告枠条件(尺時間等)が、登録の対
象となる。 (ロ)オンデマンド・コンテンツ挿入型広告枠(例え
ば、ビデオ素材に挿入されるCM枠) このような広告枠では、コンテンツ・タイトル、コンテ
ンツ種別、コンテンツ内容説明等の広告枠条件が、登録
の対象となる。 (ハ)バナー型広告枠(例えば、Webページのバナー
広告枠) このような広告枠では、バナー挿入媒体名(Webサイ
ト名等)、枠の位置及び大きさ等が、登録の対象とな
る。 (ニ)出版型広告枠(例えば、新聞や雑誌の紙面広告) このような広告枠では、広告挿入ページ、枠の位置及び
大きさ等が、登録の対象となる。
【0033】なお、これらの広告枠についての共通の登
録事項として、広告枠を識別するための番号(ユニーク
・キー)、広告料金、広告媒体価値(視聴率、売上、発
行部数等)、広告枠条件(尺時間、フォーマット等)も
登録の対象となる。広告枠毎に、上記の高機能広告テン
プレートの検索コマンドを対応付けておく場合は、テン
プレートを識別するためのコードを対応付けておく。各
広告枠についての視聴率を閲覧できるようにする場合
は、視聴率配信端末STへのアクセスパスを該当する広
告枠と対応付けておく。
【0034】(5)広告枠の取引(広告代理店、放送
局) 上記の(1)〜(4)の手順を経て各種登録を行った後
は、放送局(コンテンツ管理端末BT)と広告代理店
(発注者端末RT)との間で、オンラインによる広告枠
の取引が可能になる。以下、この場合の広告取引支援シ
ステム1(主制御部10)で実行される処理手順を図3
及び図6〜図16を参照して説明する。
【0035】広告枠の取引は、広告代理店の担当者が、
発注者端末RTを操作して広告取引支援システム1にア
クセスすることから始まる。広告取引支援システム1の
主制御部10は、図示しないプログラム記録領域から所
定の画面表示用プログラムを起動させることにより、図
6のような認証用画面をその発注者端末RTのディスプ
レイに表示させる。担当者によってこの認証用画面の所
定領域にデータが入力され、図の「ENTER」がクリック
されたことを検知した場合は、このデータと利用者DB
21に設定されている利用者認証用のデータとを照合し
て認証処理を行い、正当であれば、図7のような検索画
面を発注者端末RTのディスプレイを通じて提示するこ
とによって、広告枠の検索受付を開始する(図3:ステ
ップS101)。図7の検索画面からは、「放送局コー
ド番号」からの検索、「広告主コード番号」からの検
索、「広告コード番号」からの検索等が可能になる。ま
た、その広告代理店の過去の取引履歴も検索できるよう
になっている。「放送局コード番号」、「広告主コード
番号」、「広告コード番号」が不明ないし忘れた場合に
は、下段の「ヘルプ」キーをクリックして確認できるよ
うになっている。それぞれ、画面右側の「GO」のボタ
ンが操作されると、広告取引支援システム1(広告取引
管理部16)は、DB管理サーバ20の該当DBからデ
ータを読み出して発注者端末RTのディスプレイに表示
させるようにする。
【0036】図8は、図7の検索画面において、放送局
コード番号(「ABCDEFG」)によって特定される
放送局が事前に登録している情報を、広告代理店の担当
者に閲覧させる取引画面の例を示している。「放送期
間」の入力欄には、広告掲示を希望する放送期間を入力
することになる。「料金表案内」は、広告枠についての
料金表を案内するものであり、「媒体資料」は当該放送
局のコンセプトとその特徴、視聴者数、視聴者属性等を
提示するものであり、「新着ニュース」は当該放送局の
ホットな情報を提示するものであり、「放送広告素材仕
様について」は、当該放送局における広告素材の仕様を
提示するものである。
【0037】図8の取引画面において放送期間が特定さ
れると、広告取引管理部16は、その期間における広告
枠(放送番組枠)の取引状況をビジュアルに表現した取
引画面を発注者端末RTのディスプレイに表示させる。
図9は、この取引画面の一例を示した図である。広告枠
の取引状況は、例えばその広告枠が完売であって取引
(購入)ができない場合は赤色、残数50%未満であれ
ば黄色、残数50%以上であれば青色・・・のように、
色によって表示形態を変えるようにし、広告代理店の担
当者が、広告枠の取引状況を直感的に把握できるように
してある。なお、色の変化だけでなく、メッセージも同
時に表示するようにしても良いし、色以外の手段によっ
て表示形態を変えるようにしても良い。個々の広告枠が
クリックされると、その広告枠の詳細情報や取引情報が
閲覧できるようになる。この処理は、広告枠DB26及
び受発注DB27に蓄積されている情報を読み出すこと
によって実現される。
【0038】図9の取引画面において、図右下の「日曜
ナイター」の広告枠がクリックされた場合の取引画面の
例を図10に示す。図10からは、当該広告枠の残数が
32%であり、購入がまだ可能であること、番組の詳細
情報、広告料金、提供条件、掲示可能な広告素材の形式
を確認することができる。また、「販売状況詳細状況」
の右欄の「GO」キーをクリックすることにより、現在
の販売状況と広告主の情報を閲覧できるようになってい
る。この処理は、受発注DB27に蓄積されている現在
の受発注の状況を参照することにより実現される。
【0039】なお、図7〜図10の画面において、画面
最下段の「視聴率」キーがクリックされた場合は、放送
番組毎の視聴率の一覧が表示される。他方、図10のよ
うに広告枠である放送番組が決まった後に「視聴率表
示」の右欄の「GO」キーをクリックすると、当該番組
(日曜ナイター)の視聴率データが表示される。これら
は、視聴率配信端末STにアクセスして該当データを入
手することにより実現される(図3:ステップS10
2:Yes、S103)。
【0040】図10の画面中下段の「見積」キーは、広
告主名が入った現時点までの操作内容に基づく見積書を
発行する処理である。「契約」キーは、現時点での操作
内容に基づく発注画面に移行させるためのキーであり、
「キャンセル」キーは、表示画面を契約解除画面に移行
させるためのキーである。
【0041】ここで、図10(図7〜図9の場合も同
じ)の取引画面において、「高機能広告」キーがクリッ
クされた場合の処理について説明する。主制御部10
は、「高機能広告」キーがクリックされたことを検知す
ると、予めテンプレートDB24に記録されている情報
をもとに高機能広告の紹介画面を生成し、発注者端末R
Tのディスプレイ上の画面を図11のように変化させ
る。図11では、3種類の高機能広告の紹介例が示され
ている。「APタイトル」は、提供可能な高機能広告ア
プリケーションのタイトルを表している。また、APタ
イトル中の「BML/HTML」キーは、利用可能な素材の形態
を表している。図右側の「利用可能放送局」キーをクリ
ックすると、そのAPタイトルを利用できる放送局の一
覧が表示されるようになっている。「概要」の枠内をク
リックすると、そのAPタイトルの詳細情報ないし具体
的なサンプルが紹介されるようになっている。
【0042】例えば、広告代理店の担当者が、発注者端
末RTを操作して、APタイトルが「商品詳細情報提供
サービス」の概要枠をクリックした場合、発注者端末R
Tのディスプレイには、図12のような紹介画面が表示
される。図右下の「サンプル」キーがクリックされる
と、サンプル画像によって、実際に掲示される高機能広
告のサンプルを表示させ、当該担当者に、高機能広告を
観るユーザの立場を擬似体験させることができる。図右
下の「このサービスを使う」キーがクリックされた場合
は、発注者端末RTに表示されている画面を図13のサ
ービス利用画面に切り替える。
【0043】図13は、テンプレートや写真(静止画)
を選択できること、広告代理店側で任意の文字入力を表
示できることを示している。図13の中段の広告コード
番号等は、アクセスした際の情報をもとに自動的に抽出
され、表示される。「プレビュー」キーは、制作広告の
プレビューを表示させるためのものであり、「登録」
は、この商品詳細情報提供サービスを利用する旨の登録
処理を行うためのものである。この「登録」キーがクリ
ックされると、当該高機能広告を利用する際の料金(付
加料金)が自動計算されて表示される。
【0044】図14は、図11の紹介画面において、N
O.2の「URLリンクサービス」の概要枠がクリックさ
れた場合の紹介画面例を示した図である。この「URL
リンクサービス」についても、NO.1の「商品詳細情報の
提供サービス」の場合とほぼ同様の手順で、利用するこ
とができる。
【0045】以上のような高機能広告に関する処理は、
主制御部10が、テンプレートDB24からこれらの画
面と関連付けされている高機能広告テンプレートを読み
出し、所要のアプリケーションプログラムを起動実行さ
せることによって実現される(図3:ステップS10
4:Yes、S105)。
【0046】図10の画面において、「契約」キーがク
リックされた場合、主制御部10は、広告枠発注に関す
る処理を開始する(ステップS106:Yes,S10
7)。具体的には、発注を希望する制作広告の内容と契
約した広告代理店の情報を含む発注情報を生成するとと
もに、取引番号を自動採番し、これらを受発注DB27
に登録する。図10の画面において、「キャンセル」キ
ーがクリックされた場合、あるいは他の手段によって広
告発注を行わない旨が指示された場合は、この時点で広
告取引のための処理を終える(ステップS106:N
o)。
【0047】受発注DB27に取引番号と発注情報とが
登録されると、主制御部10は、この取引番号を、その
広告枠を登録した放送局の担当者に電子メールによって
自動通知する(ステップS108)。放送局の担当者
は、取引番号をキーにして受発注DB27より該当する
発注情報の詳細内容を検索/閲覧する。そして、その内
容を確認した後、取引番号を含む受注情報を記載した受
注メールを広告取引支援システム1に送信する。広告取
引支援システム1(主制御部10)は、この受注情報
を、先の発注情報と関連付けされた情報として受発注D
B27に登録するとともに、受注取引番号及び受注情報
を、発注した広告代理店の担当者宛に電子メールによっ
て自動配信する(ステップS109:Yes、S11
0)。
【0048】発注した広告代理店あるいは受注した放送
局から取引情報の検索要求があった場合は、受発注DB
27にアクセスし、受発注の内容を閲覧可能にする(ス
テップS111:Yes、S112)。その後、制作広
告の設定の処理に移行する(ステップS113)。
【0049】(6)制作広告の設定(広告代理店) 上述のようにして広告枠の受注が受け付けられた場合、
広告代理店の担当者は、発注者端末RTを介して広告取
引支援システム1にアクセスし、以下のようにして、そ
の広告枠に適用させる制作広告の設定、すなわち、広告
素材の選定及び適用上の諸設定を行う。まず、発注者端
末RTを介して広告枠の属性の閲覧要求を広告取引支援
システム1に行う。広告取引支援システム1(主制御部
10)は、その広告枠に適用できる広告素材を広告枠D
B26から抽出して発注者端末RTのディスプレイに表
示させる。この表示された属性に従い、担当者が広告素
材の適用に関する設定内容を入力する。広告取引支援シ
ステム1(主制御部10)は、その設定内容をDB管理
部20を通じて広告素材DB25に登録する。広告属性
DB25に登録される内容は、広告枠の識別番号、素材
コード、素材のフォーマット、表示サイズ、表示時間等
である。広告素材DB25への設定内容の登録が終了す
ると、その設定内容に基づく素材マスタの表現が可能に
なるので、担当者は、設定した制作広告のプレビューを
観ることができる。
【0050】(7)高機能広告の設定(広告代理店:オ
プション) 必要に応じて、受注済みの広告枠に上記の高機能広告を
付加する場合、広告代理店の担当者は、以下の手順でそ
の高機能広告の設定を行う。まず、発注者端末RTを介
して受注済みの広告枠について設定可能な高機能広告の
属性の検索・閲覧要求を広告取引支援システム1に発出
する。広告枠DB26に登録されている広告枠には、そ
れに設定可能な高機能広告テンプレートが、テンプレー
トIDによって関連付けされているので、広告取引支援
システム1(主制御部10)は、発注者端末RTのディ
スプレイに、広告枠の情報とその広告枠に設定されてい
る高機能広告テンプレートの情報の双方を表示させる。
また、素材属性DB23へのアクセスを許容する。担当
者は、閲覧した広告枠に設定可能な高機能広告の属性に
見合う広告素材を素材属性DB23より検索/選定し、
高機能広告テンプレートへの各素材の割付情報を、広告
取引支援システム1に送出する。広告取引支援システム
1(主制御部10)は、この割付情報を広告属性DB2
5に登録する。これによって、担当者は、素材マスタD
B22及びテンプレートDB24より読み出された実際
の素材マスタ、高機能広告テンプレートに基づく高機能
広告を含む制作広告のプレビューを観ることができる。
【0051】(8)制作広告の確認通知(広告代理店、
放送局) 上述の制作広告及び高機能広告の設定後、主制御部10
は、図15のような契約画面を発注者端末RTのディス
プレイに表示させる。図15は、図10の取引画面にお
いて30秒の広告を13回放映し且つ高機能広告をその
都度利用するという条件を入力した場合の例を示すもの
である。「広告掲載料」は、放送局への支払額、「販売
手数料」は広告取引(販売)時に広告代理店が支払う手
数料、「システム利用料」は広告取引支援システム1の
利用料である。広告代理店の担当者は、画面右下段の
「広告素材プレビュー」キーをクリックすることで、上
記の条件に基づく最終的な広告素材のプレビューを確認
することができる。画面中央下段の「契約約款表示」キ
ーをクリックして契約約款を表示させる。担当者が、そ
の内容で了承する場合は、画面左下段の「契約」キーを
クリックする。これにより、当該広告代理店によって契
約内容の確認が確認されたことが広告取引支援システム
1側で把握することができる。主制御部10は、制作広
告のプレビュー・リンクを含む上記の契約の情報を放送
局の担当者宛に電子メールで通知する。放送局の担当者
は、制作広告についての契約の情報を確認し、了承した
場合には、承認処理を行う。この承認の情報は、広告取
引支援システム1に伝達され、受発注DB27に登録さ
れる。
【0052】(9)制作広告の配信(広告代理店、放送
局) 広告代理店の担当者による制作広告及び契約内容の確認
が済み、放送局からの承認の情報が受発注DB27に登
録されると、主制御部10は、エンコード処理部14と
付加価値処理部15とを起動し、プレビューで表示した
ものと同じ内容になるように制作広告を生成させる。そ
して、生成された制作広告を、大容量デジタル回線DN
1を介して放送局にオンライン配信する。同時に、その
放送局の担当者に制作広告コンテンツの配信を電子メー
ルを用いて通知する。
【0053】(10)放送確認書発行と請求(広告代理
店、放送局) 放送局は、配信された制作広告を放送した後は、その旨
を広告取引支援システム1に通知する。主制御部10
は、通知された内容を受発注DB27に記録するととも
に、広告枠DB26及び受発注DB27を参照して放送
した広告についての情報を検索/閲覧し、図16に示す
ような放送確認書及び請求書を作成する。そして、これ
を受発注DB27に記録するとともに広告代理店の担当
者宛に電子メールで配信する。このようにして、広告取
引支援システム1は、放送局と広告代理店との間で行わ
れる広告のオンライン取引を支援する。
【0054】<エンコード処理>次に、上記のエンコー
ド処理部14における処理について詳しく説明する。本
実施形態によるエンコード処理部14は、1つの素材マ
スタを用途に合わせて複数のデータ構造にエンコードす
る、いわゆるワンソース・マルチユースの形態で、広告
素材の加工を行う点に主たる特徴がある。ワンソース・
マルチユースは、概念的には、図4に示されるものであ
る。
【0055】すなわち、上述の制作広告の設定の内容が
確定すると、エンコード処理部14は、放送局が扱う媒
体に応じた制作広告を形成するために、広告属性DB2
5から制作広告の属性(広告主、商品名等)を読み出
し、使用する素材マスタ(ファイル)を素材マスタDB
22から読み出すとともに、その素材マスタの属性(静
止画等)を読み出して、その加工を行う(ステップS2
01)。この段階では、素材マスタのファイル形式変換
を伴わない加工、例えば、素材マスタの部分切り出しや
表示サイズの変更等のみを行う。
【0056】完成時の制作広告のデータ構造と素材マス
タのデータ構造とが異なる場合は、加工された素材マス
タのデータ構造を制作広告のものに変換する(ステップ
S202)。変換は、素材マスタの要素分解(例えば、
ビデオ素材を映像と音声に分解する)とファイル形式の
変換(例えば、AVIファイルからMPEG2への変
換)とを組み合わせて処理する。組み合わせの手法や要
素分解の手続(使用する実行ファイル名、パラメータ、
ビデオ・ファイルから動画部分と音声部分を分離コピー
する等)は、予め補助DB141に媒体毎に保持されて
いる素材フォーマット変換シナリオに定義されているの
で、当該媒体についてのすべての素材フォーマット変換
シナリオの内容を読み込んで実行することにより、様々
な変換方式を自動実行する。制作広告に付加機能が設定
されている場合は、付加機能の編集を行う(ステップS
203)。高機能広告が設定されている場合は、付加価
値処理部15と協働で高機能広告テンプレートを用いた
処理、例えば、動画像へのリンク情報の埋めこみ、HT
ML、BML等のメタファイルの作成処理を行う。必要
に応じてファイル形式の変換処理を併せて行う。
【0057】その後、制作広告を指定の媒体向けにパッ
ケージングする(ステップS204)。ここでいうパッ
ケージングは、取引番号、広告コード等、複数の取引ト
ランザクションの中で、制作広告を一意に識別できる情
報を付加してとりまとめてシステムの記憶域(メモリ、
ハードディスク等)に一時保管することをいう。以上の
処理ステップを、必要とする広告コンテンツ数、つまり
媒体の数に達するまで繰り返す。
【0058】このようにして素材マスタをエンコードす
ることにより、制作広告を生成するための素材マスタの
種類を少なくすることができ、素材管理の効率化が可能
になる。また、多目的な広告制作が可能となり、媒体仕
様にあわせた高機能広告展開、新しい広告価値の創造、
複雑な広告制作の際の管理作業が効率化される。また、
例えば、デジタルTV放送からインターネット放送への
変換のような、媒体仕様にあわせたダイナミックな変換
も、素材フォーマット変換シナリオにその手順を定義し
ておくことにより、容易に実現することができる。これ
により、複数の媒体による制作広告の同時送出が可能に
なるので、より多くのエリアに、より厳選したターゲッ
トに、より多くの回数を視聴してもらう、いわゆる「メ
ディアミックス」も可能になる。また、例えば音声媒体
の1つであるトラックを分離活用することで、言語変更
(日本語、英語、中国語等)も容易になる。
【0059】上記のワンソース・マルチユースの概念を
実際にエンコード処理部14で具現化する場合の手順
は、図5のようになる。すなわち、完成時の制作広告に
関わる広告属性及び素材属性を取得し、使用する素材マ
スタのコピーと比較する(ステップS301)。広告属
性として素材マスタの部分利用設定(例えば素材再生時
間の先頭の5分間分だけ利用、あるいは表示領域の部分
設定)がある場合は、素材トリムを行う(ステップS3
02)。具体的には、素材マスタのうち設定部分のみを
コピーする。このとき、素材マスタのファイル形式の変
換及び表示サイズの変更は行わない。また、素材マスタ
は一切の変更を受けない。完成時の制作広告又は素材
が、視覚的に異なるサイズになる場合は、完成時の制作
広告のサイズに変更する(ステップS304:Yes、
S305)。変更の対象となるのは、素材トリムの処理
が実行された場合は、処理後の素材コピーファイル、素
材トリムの処理がスキップされた場合は、全体の素材コ
ピーファイルとなる。この時点でも素材マスタのファイ
ル形式の変換は行わない。
【0060】ステップS301で読み込んだ制作広告の
広告属性及び素材属性(つまり、完成時の制作広告のイ
メージ)と素材マスタのファイル形式とが異なる場合
は、完成時の制作広告の固有情報として指定されたファ
イル形式に変換する手順が記述された素材フォーマット
変換シナリオを検索し、これを読み込んで、その内容を
判別する(ステップS306)。例えば、MPEG1ビ
デオ(動画:MPEG1、音声:PCM)から、MPE
G2(動画:MPEG2、音声:AAC)への変換手順
の判別等を行う。そして、判別した素材フォーマット変
換シナリオの定義内容に従い、素材マスタ(コピーファ
イル)のフォーマット変換処理を実行する。
【0061】このステップS306及びステップS30
7の処理を、素材フォーマット変換シナリオの数分、繰
り返す(ステップS308)。複数の素材マスタで成り
立つ制作広告の場合には複数の変換処理が必要となるた
めである。付加機能設定がある場合は前述のようにして
付加機能編集を行った後(ステップS309:Yes、S
310)、制作広告を指定の媒体向けにパッケージング
する(ステップS311)。他の媒体向けの制作広告を
パッケージングする場合は、ステップS301以降の処
理を繰り返す(ステップS312:No)。このように、
素材マスタ自身はは一切変更されていないことから上記
処理を繰り返すことで、ワンソース・マルチユースが実
現される。
【0062】<本実施形態の広告取引支援システムによ
る利点>本実施形態では、広告代理店と放送局のそれぞ
れが自由にアクセスできるネットワーク空間に広告枠の
オンライン取引の場を提供するようにしたので、従来は
不可能であった実時間での広告の取引が可能になる。特
に、広告のデジタル流通網を構築することで、放送直前
まで、広告取引の機会が与えられるようになり、広告発
注側と広告流通側の双方に便利な取引形態の実現が可能
になる。
【0063】また、デジタルの素材マスタを扱うように
したので、広告素材のデータベース化が容易になり、広
告管理の効率化が可能となる。さらに、マルチメディア
機能の活用幅が拡がるので、誰でも簡単に高機能広告を
利用できるようになり、広告分野の活性化が図れるよう
になる。さらに、視聴者DBとの組み合せで顧客属性に
あわせた高機能な「属性別広告展開」が可能になる。例
えば、新規顧客、休眠客、ヘビーユーザ別広告メッセー
ジの変更、エリア別広告表示の切り替え(販売店告知の
差し替え)が可能になる。制作広告はデジタルの素材マ
スタを用いて生成されるため、動画像だけでなく、平面
広告(電子新聞・電子雑誌等)にも流用ができ、より広
範囲な広告展開(メディアミックス、ターゲットセグメ
ンテーション等)が可能になる。さらに、広告業務全般
をEnd to Endでサポートする取引システムが可能にな
る。本システムは、多くのデジタルコンテンツ関連の取
引にも活用が可能になる。例えば、放送局の番組買付・
販売、映画や音楽の販売、スポーツ放映権やキャラクタ
MD権等の各種権利販売も可能になる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、当事者間で行われるデジタルコンテンツの取
引を効率化させ、取引の機会ないし範囲を拡大させるこ
とができる仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態となる広告取引支援シス
テムの全体構成図。
【図2】 広告オンライン取引の全体的な手順説明図。
【図3】 広告枠取引の手順説明図。
【図4】 本実施形態で採用するワンソース・マルチユ
ースの概念図。
【図5】 ワンソース・マルチユースを具現化する場合
の手順説明図。
【図6】 オンライン取引に際して利用者の通信端末に
表示される初期画面の例を示した図。
【図7】 放送期間の入力を促すための画面例を示した
図。
【図8】 広告枠を検索する場合の画面例を示した図。
【図9】 広告枠を提示する場合の画面例を示した図。
【図10】 広告枠の詳細内容を紹介する場合の画面例
を示した図。
【図11】 高機能広告の選択用画面の例を示した図。
【図12】 高機能広告の詳細内容を紹介する場合の画
面例を示した図。
【図13】 高機能広告の詳細内容を紹介する場合の画
面例を示した図。
【図14】 高機能広告の詳細内容を紹介する場合の画
面例を示した図。
【図15】 広告取引の際の契約内容を提示する場合の
画面例を示した図。
【図16】 請求書とそれに添付される放送確認書の例
を示した図。
【符号の説明】
1 広告取引支援システム 10 主制御部 11,12,13 通信制御部 14 エンコード処理部 141 エンコード処理部の補助DB 15 付加価値処理部 151 付加価値処理部の補助DB 20 DB管理部 21 利用者DB 22 素材マスタDB 23 素材属性DB 24 テンプレートDB 25 広告属性DB 26 広告枠DB 27 受発注DB ST 視聴率配信端末 RT 発注者端末 MT 制作者端末 BT コンテンツ管理端末 DL デジタル流通網 OL 専用回線 DN1,DN2 大容量デジタル回線 IN インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 恭一 東京都千代田区一番町10番地 スターコラ ボレーション株式会社内 (72)発明者 久宗 苑 東京都千代田区一番町10番地 スターコラ ボレーション株式会社内 (72)発明者 五十嵐 力 東京都千代田区一番町10番地 スターコラ ボレーション株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB10 BC01 BC18 BC23 BD02 BD07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々固有の流通媒体を通じてデジタルコ
    ンテンツを流通させる複数のコンテンツ流通機関に配備
    された第1通信端末及びデジタルコンテンツの流通を依
    頼する発注機関に配備された第2通信端末とそれぞれ通
    信路を介して接続されるシステムであって、 流通対象となるデジタルコンテンツの基データとなる素
    材マスタを保管する素材マスタ保管手段と、 いずれかの第1通信端末より入手した流通可能なデジタ
    ルコンテンツの枠を定めた枠情報を前記第2通信端末に
    提示するとともに該提示に基づく第2通信端末からの枠
    情報の発注要求と第1通信端末からの当該枠情報につい
    ての受注承認とを受け付ける取引管理手段と、 前記素材保管手段に保管されている素材マスタを前記受
    注承認を与えたコンテンツ流通機関で扱う流通媒体に適
    合するデータ構造のデジタルコンテンツにエンコードす
    るエンコード手段と、 エンコードされたデジタルコンテンツを前記第1通信端
    末宛に配信するコンテンツ配信手段とを具えることを特
    徴とする、デジタルコンテンツのオンライン取引支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 いくつかの第1通信端末が、他のコンテ
    ンツ流通機関と互いに異なる種類の流通媒体を通じて前
    記デジタルコンテンツを流通させるコンテンツ流通機関
    に具えられるものであり、 前記コンテンツ配信手段は、前記いくつかの第1通信端
    末の各々に、1つの前記素材マスタから前記流通媒体の
    種類に応じたデータ構造にエンコードされたデジタルコ
    ンテンツを同時期に配信できるように構成されている、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  3. 【請求項3】 取引の対象となる前記デジタルコンテン
    ツが広告コンテンツであり、前記枠情報が前記複数のコ
    ンテンツ流通機関側から登録された広告枠であり、前記
    エンコード手段は、その広告枠によって流通させる流通
    媒体の種別に適合するデータ構造に変換させるものであ
    る、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  4. 【請求項4】 前記広告枠が、時間依存型広告枠、オン
    デマンドコンテンツ挿入型広告枠、バナー型広告枠、出
    版型広告枠のいずれかを含むものであり、 これらの広告枠を通じて、1つの素材マスタからエンコ
    ードされた広告コンテンツが同時期に送出できるように
    構成されている、 請求項3記載のオンライン取引支援システム。
  5. 【請求項5】 前記第2通信端末がディスプレイを具え
    たものであり、 前記取引管理手段は、時間帯毎に用意された複数の前記
    枠情報のすべてを各枠情報の属性を表す情報と共に第2
    通信端末のディスプレイに一覧表示させるものである、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイの表示形態が個々の枠
    情報毎にその取引状況に応じて実時間で変化する、 請求項5記載のオンライン取引支援システム。
  7. 【請求項7】 前記表示形態の変化が色の変化によって
    表現される、 請求項6記載のオンライン取引支援システム。
  8. 【請求項8】 前記エンコード手段は、発注側が設定し
    た流通用のコンテンツのデータ構造と前記素材マスタの
    データ構造が異なる場合に、当該素材マスタに対してデ
    ータ構造の変換を伴わない加工を施した後、予め定めた
    フォーマット変換の手続に従って、当該加工後の素材マ
    スタのデータ構造を前記流通用のコンテンツのデータ構
    造にエンコードするものである、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  9. 【請求項9】 前記エンコード手段は、エンコードされ
    たコンテンツを前記コンテンツ流通機関が扱う流通媒体
    の種別毎にパッケージングするものである、請求項8記
    載のオンライン取引支援システム。
  10. 【請求項10】 流通対象となるデジタルコンテンツに
    付加価値を付与するための一又は複数の前記素材マスタ
    の使用手順を定めた1又は複数のテンプレートを保持し
    たテンプレート保持手段と、設定可能なテンプレートの
    識別情報を前記枠情報に対応付けて案内する手段とをさ
    らに具えている、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  11. 【請求項11】 前記テンプレートに基づく付加価値を
    発注側に擬似体験させる手段をさらに具えている、 請求項10記載のオンライン取引支援システム。
  12. 【請求項12】 前記付加価値が付与されたデジタルコ
    ンテンツの内容を流通前に発注者側に提示する手段をさ
    らに具えている、 請求項10記載のオンライン取引支援システム。
  13. 【請求項13】 流通対象となるデジタルコンテンツに
    対する注目度合いを直接的又は間接的に表す情報を外部
    端末より入手して発注者側に提示する手段をさらに具え
    ている、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  14. 【請求項14】 デジタルコンテンツのオンライン取引
    に関わる請求書の発行を代行する手段をさらに具えてい
    る、 請求項1記載のオンライン取引支援システム。
  15. 【請求項15】 各々固有の流通媒体を通じてデジタル
    コンテンツを流通させる複数のコンテンツ流通機関に配
    備された第1通信端末及びデジタルコンテンツの流通を
    依頼する発注機関に配備された第2通信端末との間に、
    流通対象となるデジタルコンテンツの基データとなる素
    材マスタを保管したコンピュータシステムを介在させ、 前記コンピュータシステムで、 いずれかの第1通信端末より入手した流通可能なデジタ
    ルコンテンツの枠を定めた枠情報を前記第2通信端末に
    提示する処理と、 該提示に基づく第2通信端末からの枠情報の発注要求を
    受け付ける処理と、 発注された枠情報と発注側の情報とを前記第1通信端末
    に通知して当該枠情報についての受注承認を受け付ける
    処理と、 保管されている素材マスタを前記受注承認を与えたコン
    テンツ流通機関で扱う流通媒体に適合するデータ構造の
    デジタルコンテンツにエンコードする処理と、エンコー
    ドされたデジタルコンテンツを前記第1通信端末宛に配
    信する処理とを実行することを特徴とする、 デジタルコンテンツのオンライン取引支援方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータを、各々固有の流通媒体
    を通じてデジタルコンテンツを流通させる複数のコンテ
    ンツ流通機関に配備された第1通信端末及びデジタルコ
    ンテンツの流通を依頼する発注機関に配備された第2通
    信端末とそれぞれ通信路を介して接続され、前記第1通
    信端末と前記第2通信端末との間で行われるデジタルコ
    ンテンツのオンライン取引の支援を行うオンライン取引
    支援システムとして機能させるためのコンピュータプロ
    グラムであって、 前記オンライン取引支援システムが、 流通対象となるデジタルコンテンツの基データとなる素
    材マスタを保管する素材マスタ保管手段と、 いずれかの第1通信端末より入手した流通可能なデジタ
    ルコンテンツの枠を定めた枠情報を前記第2通信端末に
    提示するとともに該提示に基づく第2通信端末からの枠
    情報の発注要求と第1通信端末からの当該枠情報につい
    ての受注承認とを受け付ける取引管理手段と、 前記素材保管手段に保管されている素材マスタを前記受
    注承認を与えたコンテンツ流通機関で扱う流通媒体に適
    合するデータ構造のデジタルコンテンツにエンコードす
    るエンコード手段と、 エンコードされたデジタルコンテンツを前記第1通信端
    末宛に配信するコンテンツ配信手段とを具えるものであ
    る、コンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載されたコンピュータ
    プログラムを記録してなる、コンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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