JP2018163588A - 広告メディア利用促進システム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告メディアの利用促進の場となる取引市場をクラウド上で展開することのできる広告メディア利用促進システムを提供する。【解決手段】広告メディア利用促進システム100は、広告メディアを所有する売手側ユーザの通信端末2及び広告メディアを利用したい買手側ユーザの通信端末3の双方に接続されたクラウド1上に設けられ、広告メディアに関する情報が提示された提示部と、売手側ユーザから送信されてくる、広告メディアに関する情報をクラウド1上で受け付ける広告メディア受付部と、買手側ユーザから送信されてくる、提示部に提示された広告メディアを利用したい旨の意思表示をクラウド1上で受け付ける意思表示受付部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、広告メディア利用促進システムに関する。
従来、電子看板、電飾看板、掲示板等の広告メディアの利用価格の設定は不透明であり、広告メディアを所有する売手側にとっては、どの程度の価格を見込めばよいのか検討が難しいものとなっていた。そのため、売手側又は買手側の経験や勘によって定められるところが多かった。つまり、広告メディアの利用価格は客観性が欠如した公平性の低いものとなっていた。
このような課題を解決するための方策として、売手側又は買手側の経験や勘に頼ることのない、客観的な適正基準価格を得ることを目的とした広告料金算出装置が提案されている(特許文献1参照)。この装置では、まず、広告メディアの実勢価格に基づいて、単位面積及び単位日数あたりの広告メディアの基準広告料金が算出される。次に、広告メディアの種類における各商品の実勢価格と、基準広告料金との比率が算出され、その比率の近似式を用いてメディア固有指数が算出される。そして、基準広告料金にメディア固有指数が乗算されることによって適正基準価格が算出される。
特開2016-71517号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術により得られた適正基準価格を用いた、広告メディアの利用を促進する場となる取引市場は存在しない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、広告メディアの利用促進の場となる取引市場をクラウド上で展開することのできる広告メディア利用促進システムを提供することを目的とする。
本発明に係る広告メディア利用促進システムは、広告メディアを所有する売手側ユーザの通信端末及び広告メディアを利用したい買手側ユーザの通信端末の双方に接続されたクラウド上に設けられ、広告メディアに関する情報が提示された提示部と、売手側ユーザから送信されてくる、広告メディアに関する情報をクラウド上で受け付ける広告メディア受付部と、買手側ユーザから送信されてくる、提示部に提示された広告メディアを利用したい旨の意思表示をクラウド上で受け付ける意思表示受付部と、を有することを特徴とする。
このように構成された本発明に係る広告メディア利用促進システムによれば、広告メディアの利用促進の場となる取引市場をクラウド上で展開することができる。
本発明の一実施形態に係る広告メディア利用促進システムが適用される広告取引市場の概要を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る広告メディア利用促進システムの概略構成を示すブロック図である。 運営側サーバを構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。 媒体主端末を構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。 広告主端末を構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。 広告メディア利用促進システムで行われる広告メディア登録処理を示すフローチャートである。 ポータル画面を示す画面構成図である。 メディア登録画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる広告メディア一覧表示処理を示すフローチャートである。 メディア一覧画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる広告メディア詳細表示処理を示すフローチャートである。 メディア詳細画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる、広告メディアのスケジューラ処理を示すフローチャートである。 スケジューラ画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる、広告メディアのメディアプラン処理を示すフローチャートである。 ポータル画面を示す画面構成図である。 メディア一覧画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる、広告メディアのスケジューラ処理を示すフローチャートである。 スケジューラ画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる、広告メディアのプランニング処理を示すフローチャートである。 メディア検索画面を示す画面構成図である。 メディア検索結果画面を示す画面構成図である。 広告メディア利用促進システムで行われる、売却メディア一覧表示処理を示すフローチャートである。 売却メディア一覧画面を示す画面構成図である。
以下、本発明に係る広告メディア利用促進システムの実施形態を、図面を参照して説明する。
<広告取引市場の概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る広告メディア利用促進システムが適用される広告取引市場の概要を示す説明図である。
この広告取引市場では、広告メディアの所有者である媒体主(売手側ユーザ)と、広告メディアを利用したい広告主(買手側ユーザ)とが、ウェブ上で広告メディアの売買取引を行う。なお、広告主とは、商品及びサービスを供給するために広告する広告主のみならず、広告主の広告代理店を含む。
この広告取引市場では、その運営者が、クラウド上で、媒体主と広告主に、広告メディアの売買取引の場を提供する。その対価として、運営者には、媒体主と広告主から広告メディアの売買取引に応じた手数料が支払われる。
<広告メディア利用促進システム>
図2は、本発明の一実施形態に係る広告メディア利用促進システムの概略構成を示すブロック図である。
広告メディア利用促進システム100は、上述したように、ウェブ上での広告取引市場の運営を実現するために用いられる。
広告メディア利用促進システム100は、クラウド1がネットワークNを介して、媒体主端末2−1、2−2、・・・、2−N(通信端末)と、広告主端末3−1、3−2、・・・、3−N(通信端末)と、全体DB(Data Base)4に接続されることによって構成される。
クラウド1は、広告取引市場の運営者によって管理される。クラウド1は、運営側サーバ10を保有する。
媒体主端末2−1、2−2、・・・、2−Nの夫々は、N人の媒体主の夫々によって管理される。ただし、以下、媒体主端末2−1、2−2、・・・、2−Nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて単に「媒体主端末2」と呼ぶ。
広告主端末3−1、3−2、・・・、3−Nの夫々は、N人の広告主の夫々によって管理される。ただし、以下、広告主端末3−1、3−2、・・・、3−Nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて単に「広告主端末3」と呼ぶ。
全体DB4には、広告取引市場を展開するうえで必要なビッグデータが記憶されている。
なお、運営側サーバ10、媒体主端末2及び広告主端末3の詳細は後述する。
<運営側サーバ10のハードウェア構成>
図3は、運営側サーバ10を構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。
運営側サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入出力インターフェース14と、入力部15と、出力部16と、記憶部17と、通信部18と、ドライブ19と、を有する。CPU11、ROM12、RAM13及び入出力インターフェース14は、BUS1によって相互に接続されている。
CPU11は、ROM12に記憶されているプログラム、又は、記憶部17からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
入出力インターフェース14には、入力部15、出力部16、記憶部17、通信部18及びドライブ19が接続される。
入力部15は、例えばキーボードや各種スイッチ等で構成され、オペレータの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部16は、例えばディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部17は、例えばハードディスク又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部18は、ネットワークN(図2参照)を介して他の装置(図2の例では媒体主端末2及び広告主端末3)との間で行う通信を制御する。
ドライブ19には、リムーバブルメディア20が適宜装着される。ドライブ19は、リムーバブルメディア20からプログラムを読み出し、読み出したプログラムを必要に応じて記憶部17にインストールする。
リムーバブルメディア20は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等よりなる。リムーバブルメディア20は、記憶部17に記憶されている各種データも、記憶部17と同様に記憶することができる。
<媒体主端末2のハードウェア構成>
図4は、媒体主端末2を構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。
媒体主端末2は、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータ、媒体主が携帯しているスマートフォン、携帯電話、タブレット型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)と称される携帯情報端末等のモバイル端末を例示できる。
媒体主端末2は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、入出力インターフェース24と、入力部25と、出力部26と、記憶部27と、通信部28と、ドライブ29と、を有する。CPU21、ROM22、RAM23及び入出力インターフェース24は、BUS2によって相互に接続されている。
なお、上述した運営側サーバ10(図3参照)を構成する、CPU11、ROM12、RAM13、入出力インターフェース14、入力部15、出力部16、記憶部17、通信部18、ドライブ19及びリムーバブルメディア20と、媒体主端末2を構成する、CPU21、ROM22、RAM23、入出力インターフェース24、入力部25、出力部26、記憶部27、通信部28、ドライブ29及びリムーバブルメディア30とは、順に同様のものであるので、詳細な説明を省略する。
<広告主端末3のハードウェア構成>
図5は、広告主端末3を構成するハードウェア要素を示すハードウェアブロック図である。
広告主端末3は、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータ、媒体主が携帯しているスマートフォン、携帯電話、タブレット型パーソナルコンピュータ、PDAと称される携帯情報端末等のモバイル端末を例示できる。
広告主端末3は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、入出力インターフェース34と、入力部35と、出力部36と、記憶部37と、通信部38と、ドライブ39と、を有する。CPU31、ROM32、RAM33及び入出力インターフェース34は、BUS3によって相互に接続されている。
なお、上述した運営側サーバ10(図3参照)を構成する、CPU11、ROM12、RAM13、入出力インターフェース14、入力部15、出力部16、記憶部17、通信部18、ドライブ19及びリムーバブルメディア20と、広告主端末3を構成する、CPU31、ROM32、RAM33、入出力インターフェース34、入力部35、出力部36、記憶部37、通信部38、ドライブ39及びリムーバブルメディア40とは、順に同様のものであるので、詳細な説明を省略する。
<広告メディア利用促進システム100で行われる一連の処理の流れ>
次に、広告メディア利用促進システム100で行われる一連の処理の流れを説明する。
以下では、説明を簡単にするために、媒体主端末2−1を管理する媒体主である甲1が、広告主端末3−1を管理する広告主である乙1、広告主端末3−2を管理する広告主である乙2、・・・、広告主端末3−Nを管理する広告主である乙Nとの間で広告メディアに関する取引を行う過程を説明する。
もちろん、媒体主端末2−2を管理する媒体主である甲2、媒体主端末2−3を管理する媒体主である甲3、・・・、媒体主端末2−Nを管理する媒体主である甲Nについても、乙1、乙2、・・・、乙Nとの間で、甲1と同様の取引が行われる。
<1.広告メディア登録処理>
まず、図6に示すフローチャートと、図7及び図8に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる広告メディア登録処理について説明する。
まず、ステップS1において、甲1は、媒体主端末2−1の入力部25を操作して、自身のユーザID及びパスワードを入力し、運営側サーバ10へのログインを試みる(ログイン処理)。
ユーザID及びパスワードは運営側サーバ10に送られ、運営側サーバ10は、ステップS2において、甲1の認証を試みる(認証処理)。ステップS2で認証に成功すると、ステップS3において、運営側サーバ10は、ポータル画面1A(図7参照)を示す情報をポータル画面情報として媒体主端末2−1に送信する。
媒体主端末2−1では、ステップS4において、通信部28(図4参照)が、ポータル画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS5において、出力部26(図4参照)は、ポータル画面情報をポータル画面1A(図7参照)として甲1に表示する(ポータル画面表示)。
ポータル画面1A上で、甲1が、メディア登録ボタン1B(図7参照)をクリック操作する。ステップS6において、CPU21(図4参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS6におけるYES)、ステップS7において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS8において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10は、ステップS9において、メディア登録画面2A(図8参照)を示す情報をメディア登録画面情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
媒体主端末2−1では、ステップS10において、通信部28(図4参照)が、メディア登録画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS11において、出力部26(図4参照)は、メディア登録画面情報をメディア登録画面2A(図8参照)の形態で甲1に表示する(メディア登録画面表示)。
メディア登録画面2Aには、CSV(Comma Separated Values)アップロード2B(図8参照)、写真(寄り)アップロード2C(図8参照)、写真(引き)アップロード2D(図8参照)、パース図アップロード2E(図8参照)、入稿規定アップロード2F(図8参照)の各項目が、甲1の所有する広告メディアに関する情報として配置されている。
各項目に対する記入事項IM1は、甲1の入力部15を用いた操作に応じて、適宜入力され、媒体主端末2−1の記憶部27(図4参照)に記憶される。
メディア登録画面2A上で、甲1が、アップロードボタン2G(図8参照)をクリック操作する。ステップS12において、CPU21(図4参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS12におけるYES)、ステップS13において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。ステップS14において、運営側サーバ10(広告メディア受付部)は、そのクリック操作を示す操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10は、ステップS15において、広告メディアに関する情報送信を要求する要求信号を媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。媒体主端末2−1では、ステップS16において、通信部28(図4参照)が、要求信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、媒体主端末2−1では、ステップS17において、CPU21(図4参照)が、記憶部27(図4参照)に記憶されている記入事項IM1を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。
そのクリック操作を検出すると(ステップS6におけるYES)、ステップS7において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。ステップS18において、運営側サーバ10(広告メディア受付部)は、記入事項IM1を受信する(受信処理)。
<2.広告メディア一覧表示処理>
次に、図9に示すフローチャートと、図10に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる広告メディア一覧表示処理について説明する。
なお、広告メディア一覧表示処理は、媒体主端末2−1の出力部26(図4参照)にポータル画面1A(図7参照)が表示されているときに開始される。
ポータル画面1A上で、甲1が、メディア一覧ボタン1C(図7参照)をクリック操作する。ステップS21において、CPU21(図4参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS21におけるYES)、ステップS22において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS23において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS24において、メディア一覧画面3A(図10参照)を示す情報を、甲1の所有する広告メディアの一覧情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
媒体主端末2−1では、ステップS25において、通信部28(図4参照)が、広告メディアの一覧情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS26において、出力部26(図4参照)は、広告メディアの一覧情報をメディア一覧画面3Aの形態で甲1に表示する(メディア一覧画面表示)。
メディア一覧画面3A(図10参照)には、甲1の所有する広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。メディア一覧画面3Aでは、広告メディアの内容を示す広告メディア標識3B(図10参照)が広告メディア番号3C(図10参照)ごとに複数配置される。
広告メディア標識3B(図10参照)には、広告メディアの内容として、広告メディアの所在を示す住所情報3D(図10参照)、広告メディアが設置されている施設の名称(施設名)3E(図10参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識3B(図10参照)には、広告メディアの内容として、広告メディアのタイプ3F(図10参照)、商品名3G(図10参照)、掲出期間3H(図10参照)、価格情報3I(図10参照)、市場評価3J(図10参照)、ステータス3K(図10参照)が表示される。
<3.広告メディア詳細表示処理>
次に、図11に示すフローチャートと、図12に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる広告メディア詳細表示処理について説明する。
広告メディア詳細表示処理は、媒体主端末2−1の出力部26(図4参照)にメディア一覧画面3A(図10参照)が表示されているときに開始される。
メディア一覧画面3A上で、甲1が、「詳しく見る」ボタン3L(図10参照)をクリック操作する。ステップS31において、CPU21(図4参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS31におけるYES)、ステップS32において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS33において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(ランク付け部)は、ステップS34において、ランク付け情報を用いて、広告メディアのランク付けを行う。ランク付けに必要な情報は、図3で示した記憶部17(ランク付け情報記憶部)に記憶されているランク付け情報(甲1の所有する広告メディアに接触可能な人数である接触可能人数)が必要に応じて使用される。
その接触可能人数を用いて、運営側サーバ10(ランク付け部)は、甲1の所有する広告メディアに対して「1部」、「2部」、「3部」の何れかにランク付けする。
ステップS34で接触可能人数が実測値である場合(ステップS34におけるYES)、運営側サーバ10(ランク付け部)は、ステップS35において、甲1の所有する広告メディアに対して「1部」のランク付けを行う(「1部」にランク付け)。
運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ステップS36において、ランク付け「1部」に応じた係数を基準価格に対して乗算することで、甲1の所有する広告メディアの販売価格を算出する(販売価格算出処理)。
なお、広告メディアのタイプがデジタルサイネージの場合、その基準価格DCは、以下の式(1),(2),(3)で導き出される。


ここで、式(1)中の「t」は、接触可能人数である。式(2)中の「s」は、デジタルサイネージの表面積(m)である。式(3)中の「w」は、デジタルサイネージの枠数である。
運営側サーバ10は、ステップS37において、記憶部17に記憶されている販売価格を算出後の新たな販売価格に更新する(更新処理)。そして、ステップS38において、運営側サーバ10は、新たな販売価格が反映されたメディア詳細画面4A(図12参照)を示す情報をメディア詳細画面情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
ステップS34で接触可能人数が実測値でなかった場合(ステップS34におけるNO)、ステップS39において、運営側サーバ10(ランク付け部)は、接触可能人数を調査した調査会社を示す情報の有無に応じて、広告メディアのランク付けを行う。
ステップS39で調査会社を示す情報が存在する場合(ステップS39におけるYES)、運営側サーバ10(ランク付け部)は、ステップS40において、甲1の所有する広告メディアに対して「2部」のランク付けを行う(「2部」にランク付け)。
運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ステップS41において、ランク付け「2部」に応じた係数を基準価格に対して乗算することで、甲1の所有する広告メディアの販売価格を算出する(販売価格算出処理)。
運営側サーバ10は、ステップS42において、記憶部17に記憶されている販売価格を算出後の新たな販売価格に更新する(更新処理)。そして、ステップS43において、運営側サーバ10は、新たな販売価格が反映されたメディア詳細画面4A(図12参照)を示す情報をメディア詳細画面情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
ステップS39で調査会社を示す情報が存在しなかった場合(ステップS39におけるNO)、運営側サーバ10(ランク付け部)は、ステップS44において、甲1の所有する広告メディアに対して「3部」のランク付けを行う(「3部」にランク付け)。
運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ステップS45において、ランク付け「3部」に応じた係数を基準価格に対して乗算することで、甲1の所有する広告メディアの販売価格を算出する(販売価格算出処理)。
運営側サーバ10は、ステップS46において、記憶部17に記憶されている販売価格を算出後の新たな販売価格に更新する(更新処理)。そして、ステップS47において、運営側サーバ10は、新たな販売価格が反映されたメディア詳細画面4A(図12参照)を示す情報をメディア詳細画面情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
なお、ステップS34、S39の判定処理に必要な情報は、全体DB4に記憶されているビッグデータが必要に応じて使用される。
なお、ステップS36、S41、S45における販売価格算出処理に必要な情報は、記憶部17(基準価格記憶部)に記憶されている、広告メディアの基準価格が必要に応じて使用される。
なお、ステップS36、S41、S45における販売価格算出処理に必要な係数は、広告メディアを所有する甲1のみが変更可能である。甲1が広告メディアを登録した時点では、係数は1.0に初期設定される。甲は係数を変更することで、実際の販売価格を変更可能である。ただし、本実施形態では、広告取引市場の運営者は係数の上限値を2.0とし、下限値を0.5とする範囲に設定している。そのため、甲1はこの範囲内でのみ販売価格を変更可能である。
媒体主端末2−1では、ステップS48において、通信部28(図4参照)が、メディア詳細画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS49において、出力部26(図4参照)は、メディア詳細画面情報をメディア詳細画面4A(図12参照)の形態で甲1に表示する(メディア詳細画面表示)。
メディア詳細画面4Aには、甲1の所有する広告メディアの販売価格4B(図12参照)、基準価格4C(図12参照)、格付け4D(図12参照)、接触可能人数4E(図12参照)を示す情報が数値の形態で表示される。
また、メディア詳細画面4Aには、ステップS36、S41、S45における販売価格算出処理で用いた係数4F、4G(図12参照)を示す情報が市場評価としてグラフの形態で表示される。
<4.広告メディアのスケジューラ処理>
次に、図13に示すフローチャートと、図14に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる、広告メディアのスケジューラ処理について説明する。
広告メディアのスケジューラ処理は、媒体主端末2−1の出力部26(図4参照)にポータル画面1A(図7参照)が表示されているときに開始される。
ポータル画面1A上で、甲1が、スケジューラボタン1D(図7参照)をクリック操作する。ステップS51において、CPU21(図4参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS51におけるYES)、ステップS52において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS53において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS54において、スケジューラ画面5A(図14参照)を示す情報を、スケジューラ画面情報として媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。
媒体主端末2−1では、ステップS55において、通信部28(図4参照)が、スケジューラ画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS56において、出力部26(図4参照)は、スケジューラ画面情報をスケジューラ画面5A(図14参照)の形態で甲1に表示する(スケジューラ画面表示)。
スケジューラ画面5Aには、甲1の所有する広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。スケジューラ画面5Aは、広告メディアの広告メディア番号5B(図14参照)、場所5C(図14参照)、商品名5D(図14参照)からなる属性情報の一覧を縦軸に並べ、広告メディアの掲出日時5Eを横軸に並べて、属性情報と掲出日時との組み合わせを表形式で表したものとなっている。
表の各マスには、スケジュール項目5F(図14参照)として、広告代理店名5G(図14参照)、クライアント名5H(図14参照)、クライアント商品5I(図14参照)、販売価格5J(図14参照)が表示される。
<5.広告メディアのメディアプラン処理>
次に、図15に示すフローチャートと、図16及び図17に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる、広告メディアのメディアプラン処理について説明する。
なお以下では、説明を簡単にするために、広告主端末3−1を管理する広告主である乙1が、媒体主端末2−1を管理する媒体主である甲1との間で広告メディアに関する取引を行う過程を説明する。
もちろん、広告主端末3−2を管理する広告主である乙2、広告主端末3−3を管理する広告主である乙3、・・・、広告主端末3−Nを管理する広告主である乙Nについても、甲1との間で同様の取引が行われる。
まず、ステップS61において、乙1が、広告主端末3−1の入力部35を操作して、自身のユーザID及びパスワードを入力し、運営側サーバ10へのログインを試みる(ログイン処理)。
ユーザID及びパスワードは、運営側サーバ10の通信部18を介してCPU11に送られ、CPU11は、ステップS62において、乙1の認証を試みる(認証処理)。そして、認証に成功すると、ステップS63において、CPU11は、ポータル画面6A(図16参照)を示す情報をポータル画面情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS64において、通信部38が、ポータル画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS65において、出力部36(図5参照)は、ポータル画面情報をポータル画面6A(図16参照)の形態で乙1に表示する(ポータル画面表示)。
ポータル画面6A上で、乙1が、メディアプランボタン6B(図16参照)をクリック操作する。ステップS66において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS66におけるYES)、ステップS67において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS68において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS69において、メディア一覧画面7A(図17参照)を示す情報をメディア一覧情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS70において、通信部38(図5参照)が、メディア一覧情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS71において、出力部36(図5参照)は、メディア一覧情報をメディア一覧画面7A(図17参照)の形態で乙1に表示する(メディア一覧画面表示)。
メディア一覧画面7Aには、甲1の所有する広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。メディア一覧画面7Aでは、広告メディアの内容を示す広告メディア標識7B(図17参照)が広告メディア番号7C(図17参照)ごとに複数配置される。
広告メディア標識7Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの所在を示す住所情報7D(図17参照)、広告メディアが設置されている施設の名称(施設名)7E(図17参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識7Bには、広告メディアの内容として、広告メディアのタイプ7F(図17参照)、商品名7G(図17参照)、掲出期間7H(図17参照)、プラン7I(図17参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識7Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの購入価格7J(図17参照)、売却価格7K(図17参照)、接触可能人数7L(図17参照)、規制業種7M(図17参照)、規制業者7N(図17参照)、ステータス7O(図17参照)が表示される。
<6.広告メディアのスケジューラ処理>
次に、図18に示すフローチャートと、図19に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる、広告メディアのスケジューラ処理について説明する。
広告メディアのスケジューラ処理は、広告主端末3−1の出力部36(図5参照)にメディア一覧画面7A(図17参照)が表示されているときに開始される。
メディア一覧画面7A上で、乙1が、スケジューラボタン7P(図17参照)をクリック操作する。ステップS81において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS81におけるYES)、ステップS82において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS83において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS84において、スケジューラ画面8A(図19参照)を示す情報をスケジューラ画面情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS85において、通信部38(図5参照)が、スケジューラ画面情報を受信する(受信処理)。そして、出力部36(図5参照)は、ステップS86において、スケジューラ画面情報をスケジューラ画面8Aの形態で乙1に表示する(スケジューラ画面表示)。
スケジューラ画面8Aには、甲1の所有する広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。スケジューラ画面8Aは、広告メディアの広告メディア番号8B(図19参照)、場所8C(図19参照)、商品名8D(図19参照)からなる属性情報の一覧を縦軸に並べ、広告メディアの掲出日時8E(図19参照)を横軸に並べて、属性情報と掲出日時との組み合わせを表形式で表したものとなっている。
表の各マスには、スケジュール項目8F(図19参照)として、クライアント商品名8G(図19参照)、購入価格8H(図19参照)、接触可能人数8I(図19参照)が表示される。なお、図19では、スケジュール項目8Fの3つのステータス(購入済/未購入/他社購入済)について、それぞれ異なるハッチングを用いて表している。
<7.広告メディアのプランニング処理>
次に、図20に示すフローチャートと、図21及び図22に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる、広告メディアのプランニング処理について説明する。
広告メディアのプランニング処理は、広告主端末3−1の出力部36(図5参照)にポータル画面6A(図16参照)が表示されているときに開始される。
ポータル画面6A上で、乙1が、プランニングボタン6C(図16参照)をクリック操作する。ステップS91において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS91におけるYES)、ステップS92において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS93において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS94において、メディア検索画面9A(図21参照)を示す情報を、メディア検索画面情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS95において、通信部38(図5参照)が、メディア検索画面情報を受信する(受信処理)。そして、出力部36(図5参照)は、ステップS96において、メディア検索画面情報をメディア検索画面9A(図21参照)の形態で乙1に表示する(メディア検索画面表示)。
メディア検索画面9Aには、格付け条件9B(図21参照)、在庫状況9C(図21参照)、メディアタイプ9D(図21参照)、エリア9E(図21参照)、電車沿線9F(図21参照)、施設9G(図21参照)の各検索項目が配置されている。
各検索項目に対する記入事項IM2は、乙1の入力部35(図5参照)を用いた操作に応じて、適宜書き換えられる。この書き換えに応じて、メディア検索画面情報は更新され、広告主端末3−1の記憶部37(図5参照)に記憶される。
メディア検索画面9A(図21参照)上で、乙1が、「この条件でプランニングする」ボタン9H(図21参照)をクリック操作する。ステップS97において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS97におけるYES)、ステップS98において、そのクリック操作を示す操作信号をメディア検索画面情報として運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS99において、メディア検索画面情報を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10は、ステップS100において、メディア検索画面情報を用いた検索処理を行う(検索処理)。そして、運営側サーバ10は、ステップS101において、その検索結果をメディア検索結果画面情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS102において、通信部38(図5参照)が、メディア検索結果画面情報を受信する。そして、ステップS103において、出力部36(図5参照)は、メディア検索結果画面情報をメディア検索結果画面10A(図22参照)の形態で乙1に表示する(メディア検索結果画面表示)。
メディア検索結果画面10A(図22参照)には、甲1の所有する広告メディアと、甲1以外の広告主の所有する広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。メディア検索結果画面10Aでは、広告メディアの内容を示す広告メディア標識10B(図22参照)が広告メディア番号10Cごとに複数配置される。
広告メディア標識10Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの所在を示す住所情報10D(図22参照)、広告メディアが設置されている施設の名称(施設名)10E(図22参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識10Bには、広告メディアの内容として、広告メディアのタイプ10F(図22参照)、商品名10G(図22参照)、掲出期間10H(図22参照)、ステータス10I(図22参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識10Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの基準価格10J(図22参照)、販売価格10K(図22参照)、接触可能人数10L(図22参照)、各付け10M(図22参照)、規制業種10N(図22参照)、規制業者10O(図22参照)が表示される。
メディア検索結果画面10A(図22参照)上で、乙1が、甲1の所有する広告メディアの内容を示す広告メディア標識10B内に設けられた「クライアント審査に出す」ボタン10P(図22参照)をクリック操作する。ステップS104において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出する(ステップS104におけるYES)。
ステップS105において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を示す操作信号を、甲1の広告メディアを利用したい旨の意思表示を示す意思表示情報として運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10(意思表示受付部)は、ステップS106において、意思表示情報を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10は、ステップS107において、意思表示情報を媒体主端末2−1に送信する(送信処理)。媒体主端末2−1では、ステップS108において、通信部28(図4参照)が、意思表示情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS109において、出力部26(図4参照)は、意思表示情報を甲1に表示する(意思表示情報表示)。
意思表示情報の提示を受けた甲1は、意思表示情報に付加された、クライアント名、業種、商品を示す情報を用いて、クライアント審査を行う。
このクライアント審査で、甲1は、広告メディアに対する広告の掲出可否を判断する。甲1は、その審査結果を、広告取引市場の運営者を経由して乙1にフィードバックする。甲1が掲出を許可した場合、乙1は甲1の所有する広告メディアを購入可能となる。一方、甲1が掲出を許可しなかった場合、乙1は甲1の所有する広告メディアを購入できない。
甲1が掲出を許可した場合、媒体主端末2−1では、ステップS110において、通信部28(図4参照)が、掲出許可の結果を示す掲出許可情報を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。そして、ステップS111において、運営側サーバ10は、甲1からの掲出許可情報を受信する(受信処理)。
そして、ステップS112において、運営側サーバ10(権利付与部)は、甲1からの掲出許可情報を広告主端末3−1に送信する。この送信をもって、甲1の所有する広告メディアに関して取引する権利が乙1に対して付与される。
<8.売却メディア一覧表示処理>
次に、図23に示すフローチャートと、図24に示す画面構成図とを用いて、広告メディア利用促進システム100で行われる、売却メディア一覧表示処理について説明する。
売却メディア一覧表示処理は、広告主端末3−1の出力部36(図5参照)にポータル画面6A(図16参照)が表示されているときに開始される。
ポータル画面6A上で、乙1が、売却メディア一覧ボタン6C(図16参照)をクリック操作する。ステップS201において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS201におけるYES)、ステップS202において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS203において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS204において、売却メディア一覧画面11A(図24参照)を示す情報を、売却メディア一覧画面情報として広告主端末3−1に送信する(送信処理)。
広告主端末3−1では、ステップS205において、通信部38(図5参照)が、売却メディア一覧画面情報を受信する(受信処理)。そして、ステップS206において、出力部36(図5参照)は、売却メディア一覧画面情報を売却メディア一覧画面11A(図24参照)の形態で乙1に表示する(売却メディア一覧画面表示)。
売却メディア一覧画面11Aには、乙1が売却済又は販売中の広告メディアの内容が一覧でリスト表示される。売却メディア一覧画面11Aでは、広告メディアの内容を示す広告メディア標識11B(図24参照)が広告メディア番号11Cごとに複数配置される。
広告メディア標識11Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの所在を示す住所情報11D(図24参照)、広告メディアが設置されている施設の名称(施設名)11E(図24参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識11Bには、広告メディアの内容として、広告メディアのタイプ11F(図24参照)、商品名11G(図24参照)、掲出期間11H(図24参照)が表示される。
さらに、広告メディア標識11Bには、広告メディアの内容として、広告メディアの購入価格11I(図24参照)、売却価格11J(図24参照)、売却係数11K(図24参照)、市場評価11L(図24参照)、ステータス11M(図24参照)が表示される。
乙1が、他の広告主である乙2、乙3、・・・、乙Nに対して売却メディアの転売を希望する場合、売却メディア一覧画面11A上で、広告主端末3−1の入力部35を操作する。すなわち、乙1が、売却係数11K(図24参照)の欄に数値入力し、「売却価格を更新する」ボタン11O(図24参照)をクリック操作する。
ステップS207において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出すると(ステップS207におけるYES)、ステップS208において、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS209において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS210において、乙1による数値入力を反映した売却メディア一覧画面11A(図24参照)を示す情報を、売却メディア一覧画面情報として広告主端末3−2に送信する。
もちろん、売却メディア一覧画面情報は、広告主端末3−3、3−4、・・・、3−Nにも送信される。
広告主端末3−2では、ステップS211において、通信部38(図5参照)が、売却メディア一覧画面情報を受信する。そして、ステップS212において、出力部36(図5参照)は、売却メディア一覧画面情報を売却メディア一覧画面11A(図24参照)の形態で乙2に表示する(売却メディア一覧画面表示)。
売却メディア一覧画面11A上で、乙2が、「詳しく見る」ボタン11P(図24参照)をクリック操作する。ステップS213において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を検出する(ステップS213におけるYES)。
ステップS214において、CPU31(図5参照)は、そのクリック操作を示す操作信号を運営側サーバ10に送信する(送信処理)。運営側サーバ10は、ステップS215において、操作信号を受信する(受信処理)。
その受信をもって、運営側サーバ10(提示部)は、ステップS216において、メディア詳細画面4A(図12参照)を示す情報を、メディア詳細画面情報として広告主端末3−2に送信する。
広告主端末3−2では、ステップS217において、通信部38(図5参照)が、メディア詳細画面情報を受信する。そして、ステップS218において、出力部36(図5参照)は、メディア詳細画面情報をメディア詳細画面4A(図12参照)の形態で乙2に表示する(メディア詳細画面表示)。
仮に、メディア詳細画面4Aを見た乙2が、乙1の所有する広告メディアを購入した場合、その対価として、乙1の販売価格の2%と、乙2の購入価格の2%が広告取引市場の運営者に支払われる。
以上のように、広告メディア利用促進システム100は、クラウド1がネットワークNを介して、媒体主端末2−1、2−2、・・・、2−N(通信端末)と、広告主端末3−1、3−2、・・・、3−N(通信端末)と、全体DB4に接続されることによって構成される。
本実施形態の広告メディア利用促進システム100によれば、広告取引市場の運営者は、広告メディアを所有する媒体主である甲1、甲2、・・・、甲Nと、広告メディアを利用したい広告主である乙1、乙2、・・・、乙Nとに、広告メディアの売買取引の場を提供することができる。
従来、媒体主と広告主とが実際に対面することによって、広告メディアの売買取引が行われていた。しかし、対面による売買取引は、媒体主と広告主との組み合わせが一対一となる。
この点、本実施形態の広告メディア利用促進システム100によれば、広告メディアの利用促進の場となる取引市場をクラウド上で展開することができる。
このため、本実施形態の広告メディア利用促進システム100によれば、実際の対面によるコミュニケーションの形態とは異なり、媒体主と広告主との組み合わせが多対多となるような市場を展開できる。したがって、広告メディアの利用促進を図ることができる。
また、本実施形態の広告メディア利用促進システム100によれば、実際の対面によるコミュニケーションが難しい遠隔地等の離れた場所にいる広告主に対しても、媒体主は自身が所有する広告メディアをアピールできる。
なお、上記実施形態では、クラウド1は、1台の運営側サーバ10を保有する例を示した。しかし、これに限られない。例えば、クラウド1は、複数台の運営側サーバ10を保有しても良い。これにより、クラウド1の機能や負荷を複数台の運営側サーバ10に分散させることができる。
なお、上記実施形態では、メディア詳細画面4Aを見た乙2が、乙1の所有する広告メディアを購入した場合、その対価として、乙1の販売価格の2%と、乙2の購入価格の2%が広告取引市場の運営者に支払われる例を示した。しかし、これに限られない。例えば、購入価格に乗算される割合は、所定の数値(2%)に限られず、例えば2%〜3%のように割合に幅を持たせても良い。つまり、乙1の販売価格の2%〜3%と、乙2の購入価格の2%〜3%が広告取引市場の運営者に支払われても良い。
なお、上記実施形態では、運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ランク付け「1部」〜「3部」に応じた係数を基準価格に対して乗算する例を示した。この係数は、所定の数値に限られず、以下に例示するような幅を持たせても良い。すなわち、運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ランク付け「1部」に応じた係数0.5〜3.0を基準価格に対して乗算しても良い。運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ランク付け「2部」に応じた係数0.5〜2.0を基準価格に対して乗算しても良い。運営側サーバ10(販売価格算出部)は、ランク付け「3部」に応じた係数0.5〜1.5を基準価格に対して乗算しても良い。
以上、本発明の実施形態を図面により詳述したが、実施形態は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明は実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1・・・クラウド
2・・・媒体主端末(通信端末)
3・・・広告主端末(通信端末)
4B、5J・・・販売価格
4E・・・接触可能人数
4F、4G・・・係数
7L、8I・・・接触可能人数
11・・・CPU(提示部、権利付与部、ランク付け部及び販売価格算出部)
17・・・記憶部(ランク付け情報記憶部及び基準価格記憶部)
18・・・通信部(広告メディア受付部及び意思表示受付部)
100・・・広告メディア利用促進システム

Claims (7)

  1. 広告メディアを所有する売手側ユーザの通信端末及び前記広告メディアを利用したい買手側ユーザの通信端末の双方に接続されたクラウド上に設けられ、広告メディアに関する情報が提示された提示部と、
    前記売手側ユーザから送信されてくる、広告メディアに関する情報を前記クラウド上で受け付ける広告メディア受付部と、
    前記買手側ユーザから送信されてくる、前記提示部に提示された広告メディアを利用したい旨の意思表示を前記クラウド上で受け付ける意思表示受付部と、
    を有することを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  2. 請求項1に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記意思表示受付部が前記買手側ユーザから前記意思表示を受け付けた場合に、前記提示部に提示された広告メディアに関して取引する権利を前記買手側ユーザに対して付与する権利付与部を有することを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記提示部が提示する前記広告メディアのランク付けに必要なランク付け情報を前記広告メディアに付加して記憶するランク付け情報記憶部と、
    前記ランク付け情報記憶部に記憶されているランク付け情報を用いて、前記提示部が提示する前記広告メディアのランク付けを行うランク付け部と、
    を有することを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  4. 請求項3に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記ランク付け情報記憶部は、前記提示部が提示する前記広告メディアに接触可能な人数である接触可能人数を前記ランク付け情報として記憶し、
    前記ランク付け部は、前記接触可能人数が実測値であるか否かに応じて、前記広告メディアのランク付けを行うことを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  5. 請求項3に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記ランク付け情報記憶部は、前記提示部が提示する前記広告メディアに接触可能な人数である接触可能人数を前記ランク付け情報として記憶し、
    前記ランク付け部は、前記接触可能人数を調査した調査会社を示す情報の有無に応じて、前記広告メディアのランク付けを行うことを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  6. 請求項3乃至請求項5の何れか一項に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記提示部が提示する前記広告メディアの基準価格を記憶する基準価格記憶部と、
    前記ランク付け部によるランク付けに応じた係数を前記基準価格記憶部に記憶されている基準価格に対して乗算することで、前記広告メディアの販売価格を算出する販売価格算出部と、
    を有することを特徴とする広告メディア利用促進システム。
  7. 請求項6に記載の広告メディア利用促進システムにおいて、
    前記提示部は、前記販売価格算出部で算出された販売価格を前記広告メディアに関する情報に対応付けて提示することを特徴とする広告メディア利用促進システム。
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