JP2002304039A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002304039A
JP2002304039A JP2001110154A JP2001110154A JP2002304039A JP 2002304039 A JP2002304039 A JP 2002304039A JP 2001110154 A JP2001110154 A JP 2001110154A JP 2001110154 A JP2001110154 A JP 2001110154A JP 2002304039 A JP2002304039 A JP 2002304039A
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Ichiro Yasumaru
一郎 安丸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスカートリッジと光学ユニットの位置
が不正確なために起こる画像の色ズレを防止することが
できるカラー画像形成装置を提供すること。 【構成】 少なくとも複数の感光体と帯電手段とトナー
等を有するプロセスカートリッジと、複数の感光体に画
像を形成する光学系を有する光学ユニットと、感光体上
に描かれた画像を中間転写体ユニットに順次転写する転
写手段を備えるカラー画像形成装置において、複数のプ
ロセスカートリッジの一端を支えることが可能な開閉蓋
100の開閉を開閉SW600によって電気的に検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー等の光源
より発せられる光を感光体に照射して潜像を形成し、こ
の潜像を各異なるトナーによって現像して転写紙上に転
写してカラー画像を得るカラー画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置に挿入される
プロセスカートリッジを保持する蓋はプロセスカートリ
ッジの一部を保持するともに、閉じられた後に確実に閉
じたことを保証する手段として外装部分となる外装カバ
ーによって蓋が閉じられたか否かを検出することが可能
なように構成されていた。
【0003】例えば、この蓋と外装カバーの関係を図9
に示す。
【0004】プロセスカートリッジの一部を保持するこ
とができるよう構成された蓋800は、該蓋800の下
方に設けられたヒンジ部を回転中心に回転可能に取り付
けられている。そして、この蓋800の外側には外装カ
バー810が配置されている。尚、外装カバー蓋800
は観音開きに構成されているため、図9には2枚の外装
カバー810のうち1枚を図示している。この外装カバ
ー810も側面側に設けられたヒンジ部を中心に回転可
能な状態で取り付けられている。
【0005】上記外装カバー810を開けた後、蓋80
0のロック機構を解除して蓋800を開けるとプロセス
カートリッジの交換が行えるように構成されている。そ
して、プロセスカートリッジの交換が終了すると、蓋8
00を閉じた後、外装カバー810を閉じることによっ
て交換作業が完了する。当然、蓋800が開いた状態で
は、外装カバー810は閉じることはない。
【0006】又、蓋800が中途半端な位置で閉じた場
合に外装カバー810が閉じることがないように、蓋8
00上に穴802と外装カバー810上に突起812が
設けられている。
【0007】通常、蓋800が正確に閉じられていると
外装カバー810の突起812が蓋800上の穴802
に入り込んでくるため、外装カバー810は閉じること
ができる。
【0008】しかし、蓋800が図9に細線にて示す不
完全な位置で閉じられていると、穴802に外装カバー
810の突起812が入り込めないため、途中で外装カ
バー810は止まってしまい、カラー画像形成装置本体
の電源は入らず、カラー画像形成装置が作動することは
ない。
【0009】又、これらの穴802と突起812は蓋8
00が正確に閉じているときに誤動作しないよう或る程
度のクリアランスが必要であり、部品の精度等を考える
と突起812に対して穴802の径は大きく設定されて
いる。つまり、穴802の径を大きくすることによって
蓋800が正確に閉じているときの外装カバー810が
閉じないという誤動作が生じないように構成されてい
る。このように構成することによって、正確に閉じてい
ない蓋800であっても外装カバー810が閉じてしま
うという誤動作も発生し易い構成となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、蓋と外装カバーが当接するか否かを前提
に蓋が確実に閉じていることを保証しようとすると、仮
に蓋が中途半端に閉じられた状態で保持されていても、
それぞれの部品のストロークが大きいために部品同士の
持つガタや公差によって、外装カバーを閉じようとする
と閉じてしまうことがあった。
【0011】このように蓋が中途半端な位置に保持され
た状態で外装カバーが閉じてしまい、カラー画像形成装
置本体が作動可能であると認識してしまうと、この蓋に
保持されたプロセスカートリッジはそれぞれ所定の位置
に保持されていないことになり、それぞれのステーショ
ン単位でのプロセスカートリッジと光学ユニットの位置
がズレるために色ズレの大きな画像を出力してしまうこ
とになるという問題があった。
【0012】つまり、プロセスカートリッジを正確に保
持するためには、蓋を確実に閉じることと、蓋が閉じら
れていることを検出する必要がある。
【0013】蓋を閉じる機構をいくら向上させても蓋を
閉じるときに操作ミスがあるため、蓋が閉じられている
ことを検出する手段が必要となるが、外装カバーによっ
て検出しようとするとそれぞれの部品精度の向上等を図
っていかなければならない。
【0014】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、プロセスカートリッジと光学
ユニットの位置が不正確なために起こる画像の色ズレを
防止することができるカラー画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも複数の感光体と
帯電手段とトナー等を有するプロセスカートリッジと、
複数の感光体に画像を形成する光学系を有する光学ユニ
ットと、感光体上に描かれた画像を中間転写体ユニット
に順次転写する転写手段を備えるカラー画像形成装置に
おいて、複数のプロセスカートリッジの一端を支えるこ
とが可能な開閉蓋の開閉を電気的に検出することを特徴
とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記開閉蓋の開閉を電気的に検出する手段
を開閉蓋上に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記開閉蓋の開閉を電気的に検出する手段
を装置本体側に設けたことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記開閉蓋の外観側に配置された表示部に
開閉蓋の開状態又は閉状態を表示する機構を設けたこと
を特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、装置内層側の前記開閉蓋近傍に配置された
表示部に開閉蓋の開状態又は閉状態を表示する機構を設
けたことを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、装置本体の表示部に開閉蓋の開状態又は閉
状態を表示する機構を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の発明において、外装部の開閉を検出する電
気的手段によって外装部の扉が閉じられていることを検
出しても前記開閉蓋の開閉の検出を行い、開閉蓋が開い
ていると検出した場合は装置本体をホールド状態にする
とともに、本体上の表示部に表示を行うことを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】<実施の形態1>図1は本発明に係るカラ
ー画像形成装置の断面図であり、図示のカラー画像形成
装置は、4色分のプロセスカートリッジ10y,10
m,10c,10kを対応する各画像形成ステーション
に着脱可能であって、レーザー光を照射可能な光学ユニ
ット20y,20m,20c,20k、中間転写体ユニ
ット30、転写材搬送ユニット40、定着ユニット50
等を備えている。
【0024】各プロセスカートリッジ10y,10m,
10c,10kは同一構造とされ、それぞれ電子写真感
光体である感光ドラム12、帯電手段13、現像装置1
4及びクリーニング装置15が一体的に構成されてい
る。
【0025】前記中間転写体ユニット30は、無端ベル
ト体である転写ベルト31、該転写ベルト31を回転可
能に支持する3つのローラ32,33,34、各感光ド
ラム12に形成されたトナー像を転写ベルト31に転写
する1次転写ローラ35及び転写ベルト31上に転写さ
れたトナー像を更に転写材Pに転写する2次転写ローラ
36を備えている。
【0026】前記転写材搬送ユニット40は、各給紙カ
セット41又は給紙トレイ42から転写材Pを2次転写
領域に搬送するピックアップローラ43、給紙ローラ4
4、搬送ローラ45、レジストローラ46等を備えてい
る。
【0027】前記定着ユニット50は、定着ローラー5
1及び加圧ローラー52を備え、転写材P上のトナー像
に熱と圧力を加えることによつて定着を行う。
【0028】以上の構成において、先ず、1色目(例え
ばブラック)のプロセスカートリッジ10kにおいて、
感光ドラム12が帯電手段13によって一様に帯電され
た後、光学ユニット20kから照射されたレーザー光2
2によって感光ドラム12上に潜像が形成され、この潜
像は現像装置14によって現像されてトナー像が形成さ
れる。
【0029】感光ドラム12上に形成されたトナー像
は、1次転写ローラ35の作用によって転写ベルト31
上に1次転写される。尚、1次転写が終了した感光ドラ
ム12は、クリーニング装置15によってクリーニング
されて次の画像形成に供される。
【0030】同様の画像形成工程がy(イエロー)、m
(マゼンタ)、c(シアン)用の各プロセスカートリッ
ジ10y,10m,10cにおいても行われて各色のト
ナー像が形成され、先に形成されたトナー像に順番に重
ねて転写される。
【0031】一方、転写材Pが給紙カセット41又は給
紙トレイ42から転写材搬送ユニット40によって2次
転写領域に搬送され、2次転写ローラ36の作用によっ
て転写ベルト31上に形成されたトナー像が転写材Pに
転写される。そして、トナー像が転写された転写材P
は、定着ユニット50に搬送され、定着ローラ51と加
圧ローラ52のニップ部にてトナー像の定着を受けた
後、排紙ローラ55によって排紙トレー56上に排紙さ
れる。
【0032】次に、本発明の特徴部分であるプロセスカ
ートリッジ10y,10m,10c,10kの位置を正
確に位置出しする開閉蓋100及び該開閉蓋100上に
設けられた開閉SWの関係について説明する。尚、上述
のように各プロセスカートリッジ10y,10m,10
c,10kは同一構造を有しているため、以下の説明に
おいては各プロセスカートリッジ10として説明する。
【0033】図2は開閉蓋ユニット500の分解斜視図
であり、同図において、100は開閉蓋であり、該開閉
蓋100上の101−a,101−bは第1基準穴、1
02はCRG(カートリッジ)受け200の位置決め
穴、103は開閉蓋ヒンジ軸受120の位置決め穴であ
る。
【0034】又、110は作動プレート、120は開閉
蓋ヒンジ軸受、200はCRG受け、300はロックプ
レートである。
【0035】次に、開閉蓋100上に取り付けられた部
品の配置を図2に基づいて説明する。
【0036】先ず、開閉蓋100の位置決め穴103を
基準に開閉蓋ヒンジ軸受け120がビス止めされてい
る。位置決め穴102は第1基準穴101−aを基準に
して正確に位置出しされており、この位置決め穴102
に対してCRG受け200の取付軸を嵌合させてCRG
受け200がビス止めされることになり、該CRG受け
200は開閉蓋100上に第1基準穴101−aを基準
にして正確に取り付けられる。
【0037】一方、作動プレート110は開閉蓋100
上をCRG受け200の凹部201の内側を動作するよ
うに配置されている。
【0038】又、ロックプレート300は開閉蓋100
上を左右に摺動するように取り付けられており、不図示
のバネによって常に一定方向に付勢されている。
【0039】以上のように各部品が配置されて開閉蓋ユ
ニット500が構成されている。
【0040】次に、開閉蓋ユニット500の画像装置本
体への取付基準とプロセスカートリッジ10との関係を
図3に基づいて説明する。
【0041】開閉蓋ユニット500は、開閉蓋ヒンジ軸
受120が画像装置本体のヒンジ軸受部に回転可能に取
り付けられている。このように保持された開閉蓋ユニッ
ト500は、画像装置本体の前側の側板60の基準軸6
2,64によって開閉蓋ユニット500と作動プレート
110が正確に取り付くように構成されている。
【0042】一方、画像装置本体上には光学ステー22
に取り付けられた光学ユニット20とプロセスカートリ
ッジ10のドラム軸12等を駆動させるカップリング9
5を有する駆動ユニット90が取り付けられており、そ
れぞれのユニットは基準軸62と取付基準を同一線上S
に配置できるように構成して配置されている。
【0043】又、ロックプレート300は爪係止部30
1を有しており、この爪係止部301が前側の側板60
に取り付けられたロック爪302に係合することによっ
て開閉蓋ユニット500は前側の側板60に取り付けら
れることになる。
【0044】次に、開閉蓋ユニット500の開閉動作を
図4及び図5に基づいて説明する。
【0045】図4に示すように、前側の側板60上にビ
ス止めによって取り付けられた側板ヒンジ軸受70と開
閉蓋ユニット500の開閉蓋ヒンジ軸受120がヒンジ
軸121によって回転可能に取り付けられている。同じ
く前側の側板60には、開閉蓋受80が取り付けられて
おり、これが開閉蓋ユニット500が開いたときのスト
ッパーとなっているため、開閉蓋ユニット500の開動
作を行ったときには開閉蓋受80に開閉蓋100の外観
側105が突き当たって開いたときの位置が決定され
る。
【0046】又、図5に示すように、開閉蓋ユニット5
00が開閉蓋受80に突き当たって開いているときに
は、前側の側板60を基準にして90度以上開いている
ようになっており、これによってプロセスカートリッジ
10の着脱が容易にできるようになっている。
【0047】又、開閉蓋100の外装105の一部より
突出するレバーが構成されている。図中、400はロッ
クプレート300に連動してロックプレート300が本
体に組み付いたときに解除する第1レバー、410は作
動プレート110に連動して作動プレート110を左右
に動作させることが可能な第2レバーである。
【0048】このように構成された開閉蓋ユニット50
0によってプロセスカートリッジ10のドラム軸12部
分が保持されることになる。先ず、開閉蓋ユニット50
0を閉じるとCRG受け200にドラム軸12が嵌合す
る。次に、第2レバー410を作動させて作動プレート
110を動作させると、ドラム軸12が所定の位置に保
持されることになる。
【0049】開閉蓋ユニット500を閉じることによっ
て、プロセスカートリッジ10のドラム軸12は、図3
に示すように、プロセスカートリッジ10を駆動する駆
動ユニット90のカップリング95によって回転可能に
嵌合するとともに、開閉蓋ユニット500上のドラム軸
12保持部によって画像装置本体内にプロセスカートリ
ッジ10を取り付けていることになる。
【0050】尚、開閉蓋ユニット500上の基準穴10
1と装置本体側の基準軸62等によって開閉蓋ユニット
500のドラム軸保持部分は、駆動ユニット90及び光
学ユニット20を支持する光学ステー22等と共に正確
に位置出しされているため、開閉蓋ユニット500を閉
じるとプロセスカートリッジ10のドラム軸12(即
ち、感光ドラム12)は光学ユニット20に対して正確
に位置出しされる。
【0051】以上のように構成されたカラー画像形成装
置本体は、開閉蓋ユニット500を閉じたときにプロセ
スカートリッジ10が正確に保持されるため、開閉蓋ユ
ニット500が閉じて色ズレのない画像を出力できる状
態であることを確認できるように開閉SWが設けられて
いる。この開閉SWを図6に基づいて説明する。
【0052】図6は開閉蓋100上に設けられた開閉S
Wを示す図であり、同図において、600は開閉SWで
あり、この開閉SW600は開閉蓋100の内側で外装
105との間に配置されている。この開閉SW600は
2枚の板バネ接点による構成になっており、一方をグラ
ンド側端子610とし、他方を検出側端子612として
それぞれリード線620によって電気検出部に接続され
ている。そして、この板バネ接点部の開閉蓋100には
開口部104が設けられている。
【0053】一方、画像装置本体側には開閉蓋ユニット
500が閉じたときに板バネ接点部への当接が可能な突
起630が設けられている。従って、開閉蓋ユニット5
00が開状態にあるときには板バネ接点部のグランド側
端子610と検出側端子612は離れた状態にあるた
め、開閉蓋ユニット500の開状態を検出していて、開
閉蓋ユニット500が閉じられると画像装置本体側の突
起630が開口部104に飛び込み、バネ接点部の検出
側端子612に接触した後にグランド側端子610に押
していくため、バネ接点の検出側端子612がグランド
側端子610に接触して開閉蓋ユニット500の閉状態
を検出する。
【0054】又、開閉蓋100上の開口部104は不用
意に指等で外部から押されることのないような開口径に
構成されているため、画像装置本体上の突起630も同
様の大きさに構成されている。
【0055】以上のようにバネ接点が動作することによ
って開閉蓋ユニット500の開状態と閉状態の検出が可
能となる。開閉蓋ユニット500の開状態と閉状態の検
出に伴って、画像形成装置本体上に設置された不図示の
表示装置上に開閉蓋ユニット500の開閉の状態を表示
することが可能となる。
【0056】例えば、開閉蓋ユニット500が完全に閉
じ切っていない状態で開閉蓋ユニット500の外側に位
置する外装カバーを閉じて外装カバーの閉じ切りを検出
するSWが入った場合には、開閉蓋ユニット500が閉
じていないために所定の位置にプロセスカ−トリッジ1
0が保持されていない。このため、色ズレのある画像を
出力する可能性があり、画像装置本体の起動を行わず、
且つ、表示装置上に開閉蓋ユニット500を閉め直すよ
うに警告することができる。
【0057】又、図6に示すように、開閉蓋ユニット5
00の外装105側にLED640等の表示装置を配置
し、前記バネ検出部によって開閉蓋ユニット500が閉
じたことを検出するとLED640を点灯して作業者に
外装カバーを閉じる前に正常状態であることを認識する
ことが可能となるように構成している。
【0058】尚、開閉蓋ユニット500の開閉を検出す
るSWを画像装置本体側に設けても同様の効果が得られ
る。又、この開閉SWは板バネによる構成でなくても良
く、タクトSW等のSWを使っても同様の効果が得られ
る。
【0059】開閉SW600は開閉蓋100側に配置し
ても良いが、開閉蓋ユニット500が開いた状態でロッ
クプレート300を動かすと容易に開閉SW600のO
N/OFFを切り替えることができる。従って、正確な
動作に至らずとも開閉SW600が入って誤動作の原因
になり易いため、開閉SW600は画像装置本体側に配
置する方が望ましい。
【0060】以上説明したように、本実施の形態では、
開閉蓋ユニット500の開閉の状態を検出する開閉SW
600を設けたため、外装カバーが完全に閉じ切ってい
ない状態で画像出力を行うことができないようにするこ
とがとともに、開閉蓋ユニット500の開閉を表示する
ことが可能となり、色ズレのない画像を出力するための
警告等が行えるようになった。
【0061】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図7及び図8に基づいて説明する。
【0062】尚、本実施の形態に係るカラー画像形成装
置の基本構成は前記実施の形態1のそれと同様であるた
め、以下の説明では図2〜図5に示したものと同一要素
については同じ符号を用いる。
【0063】本実施の形態が実施の形態1と異なるの
は、開閉SW600による開閉蓋ユニット500の開閉
の検出を、開閉蓋ユニット500を画像装置本体にロッ
クするロックプレート300の作動に連動して行うよう
にした点である。
【0064】先ず、図7を参照しながらロックプレート
300の動作に連動して開閉SW600が切り替わる状
態を説明する。
【0065】図7に示すように、開閉SW600はロッ
ク爪302の上方に設けられている。図7において、7
00はロック爪302と開閉SW600を含む画像装置
本体の前面側を覆っている内カバー、710は内カバー
700の開口部である。
【0066】内カバー700の開口部710は、ロック
プレート300の爪部310が挿入できるような大きさ
に形成されており、爪部310が開口部710に入る
と、該爪部310がロック爪302と係合し、開閉蓋ユ
ニット500が画像装置本体に閉じられると同時に、ロ
ックプレート300に設けられた突起部314が開閉S
W600の検出側端子612の板バネを押すことによっ
てグランド側端子610と接触し、板バネの検出SWが
導通する。
【0067】又、図8は図7の矢視A方向の図であり、
ロックプレート300とロック爪302と開閉SW60
0のSWの入るタイミングを示す図である。
【0068】ロックプレート300は、開閉蓋ユニット
500が閉じられると内カバー開口部710の内側に配
置されているロック爪302に当接する。
【0069】ロックプレート爪部310とロック爪30
2に形成された斜面312と303によって、ロックプ
レート300がバネ力とは反対方向に動いて内カバー7
10の内側に入り込む。更に、この斜面303を抜け、
僅かに形成された直線部を経てロック爪302の内側へ
飛び込むとバネの付勢力を妨げるものがなくなり、ロッ
クプレート300はバネに引っ張られてロック爪302
とロックプレート爪部310が締結されて開閉蓋ユニッ
ト500は閉じられることになる。
【0070】一方、ロックプレート爪部310に設けら
れた突部314は、ロック爪302上方に配置された開
閉SW600とほぼ同一線上に配置されている。
【0071】ロックプレート爪部310が飛び込んでく
る前は、開閉SW600のグランド側端子610と検出
側端子612は開いているために電気的な導通はない。
この状態からロックプレート爪部310が先述した作動
にてロック爪302に締結しようとすると、突部314
は検出側端子612の絶縁体で構成された端子脚614
を押すことになる。この突部314が所定の位置まで作
動すると、開閉SW600のグランド側端子610に検
出側端子612が接触して導通が図られるため、開閉蓋
ユニット500が閉じたことを検出することができる。
【0072】以上のように、本実施の形態では、開閉S
W600を内カバー710の内側に配置して外部より容
易に触れないように構成したため、開閉蓋ユニット50
0の開閉の検出ミスや誤動作を極力抑えることが可能と
なる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、少なくとも複数の感光体と帯電手段とトナー等
を有するプロセスカートリッジと、複数の感光体に画像
を形成する光学系を有する光学ユニットと、感光体に描
かれた画像を中間転写ユニットに順次転写する転写手段
を備えるカラー画像形成装置において、複数のプロセス
カートリッジの一端を支えることが可能な開閉蓋の開閉
を電気的に検出するようにしたため、プロセスカートリ
ッジと光学ユニットの位置が不正確なために起こる画像
の色ズレを防止することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の断面図であ
る。
【図2】開閉蓋ユニットの分解斜視図である。
【図3】開閉蓋ユニットとプロセスカートリッジ及び光
学ユニットの関係を示す分解斜視図である。
【図4】開閉蓋ユニットの開閉動作を説明する図であ
る。
【図5】開閉蓋ユニットの開閉動作を説明する図であ
る。
【図6】開閉スイッチを説明する図である。
【図7】開閉スイッチの別形態を説明する図である。
【図8】図7の矢視A方向の図である。
【図9】従来の蓋と外装カバーの関係を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10y,10m,10c,10k プロセスカートリッ
ジ 12 感光ドラム(感光体) 13 帯電手段 20y,20m,20c,20k 光学ユニット 30 中間転写ユニット 31 中間転写ベルト 35 1次転写ローラ(転写手段) 100 開閉蓋 110 作動プレート 500 開閉蓋ユニット 600 開閉SW
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA26 DA27 ED02 ED03 ED04 ED08 ED24 FA28 GA30 GA44 GA53 GA54 GB07 HB15 HB16 2H030 AA01 AA07 AB02 AD02 BB02 BB23 BB42 BB63 2H071 AA23 AA38 BA05 BA13 BA14 BA16 BA20 BA29 DA02 DA06 DA08 DA09 DA15 DA32 EA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の感光体と帯電手段とト
    ナー等を有するプロセスカートリッジと、複数の感光体
    に画像を形成する光学系を有する光学ユニットと、感光
    体上に描かれた画像を中間転写体ユニットに順次転写す
    る転写手段を備えるカラー画像形成装置において、 複数のプロセスカートリッジの一端を支えることが可能
    な開閉蓋の開閉を電気的に検出することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉蓋の開閉を電気的に検出する手
    段を開閉蓋上に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋の開閉を電気的に検出する手
    段を装置本体側に設けたことを特徴とする請求項1記載
    ののカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉蓋の外観側に配置された表示部
    に開閉蓋の開状態又は閉状態を表示する機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 装置内層側の前記開閉蓋近傍に配置され
    た表示部に開閉蓋の開状態又は閉状態を表示する機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 装置本体の表示部に開閉蓋の開状態又は
    閉状態を表示する機構を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 外装部の開閉を検出する電気的手段によ
    って外装部の扉が閉じられていることを検出しても前記
    開閉蓋の開閉の検出を行い、開閉蓋が開いていると検出
    した場合は装置本体をホールド状態にするとともに、本
    体上の表示部に表示を行うことを特徴とする請求項1〜
    5の何れかに記載のカラー画像形成装置。
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