JP2002303727A - 偏光フィルムの製造方法 - Google Patents
偏光フィルムの製造方法Info
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Abstract
偏光フィルムの製造方法を提供すること。 【解決手段】 偏光子(A)の少なくとも一方の面に、
保護フィルム(B)を貼り合せ、加熱圧着して積層する
ことを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
Description
造方法に関する。得られた偏光フィルムはこれ単独でま
たはこれを積層した光学フィルムとして液晶表示装置を
形成しうる。
ら液晶パネルの最表面を形成するガラス基板の両側に偏
光子を配置することが必要不可欠であり、一般的には、
ポリビニルアルコール系フィルムとヨウ素などの二色性
物質からなる偏光子に保護フィルムを貼り合わせた偏光
フィルムが用いられている。
フィルムを接着剤により貼り合わせることにより製造さ
れている。接着剤は、結合成分を有する化合物または組
成物であり、これらは水または有機溶剤等に溶解した溶
液としても用いられ、加熱や光照射、化学反応等により
硬化するものである。かかる接着剤は、偏光子と保護フ
ィルムを貼り合せる直前にこれら層間に流し込んだり、
偏光子または保護フィルムのいずれかに予め塗布されて
いる。
程、積層工程、乾燥工程を経なければならず製造プロセ
スとして多数の工程が必要であり、生産設備に多額の費
用を要する。その他に保護フィルムには、偏光子との接
着性を上げるためにケン化処理や、コロナ処理、プラズ
マ処理、低圧UV処理、さらには下塗り処理等を施さな
ければいけない。その結果、得られる偏光フィルムの生
産コストも高価になる。また製造プロセスが多数工程と
なると、その各工程で欠陥が生じる要因も多くなってし
まう。
ルコール水溶液等の水溶性接着剤が多く用いられている
ため、作製した偏光フィルムは加熱・加湿条件下での耐
久性が十分でない。そのため、接着剤の部分に水分の影
響を受けやすく、これが偏光フィルムの早期劣化の原因
の一つとなっている。
用することによる問題を解消した偏光フィルムの製造方
法を提供することを目的とする。
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す偏光フィ
ルムの製造方法により前記目的に達成できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
とも一方の面に、保護フィルム(B)を加熱圧着して積
層することを特徴とする偏光フィルムの製造方法、に関
する。
光子(A)と保護フィルム(B)との積層を、接着剤を
用いることなく加熱圧着により行っているため、接着剤
を使用することによる製造上の問題がない。また、得ら
れる偏光フィルムには接着剤に係わるの耐久性の問題が
ない。
護フィルム(B)側から、加熱処理を施すことが好まし
い。保護フィルム(B)側から加熱処理することで偏光
子(A)に加熱によるダメージを殆ど与えることなく積
層が可能である。
熱処理時間が5秒間以下であることが好ましい。加熱処
理時間を5秒間以下の短時間とすることにより、偏光子
(A)に加熱による与えるダメージを抑えることがで
き、得られる偏光フィルムは外観を損なうこともない。
熱処理温度が、90℃以上であることが好ましい。加熱
処理温度は高い方がよく、保護フィルム(B)の材質に
もよるが90℃以上の場合に、偏光子(A)と保護フィ
ルム(B)との密着性がよくなり好ましい。一方、加熱
処理温度が高くなりすぎると、偏光子(A)へのダメー
ジのおそれがあることから、加熱処理温度は300℃以
下が好ましい。保護フィルム(B)の軟化温度が高い場
合は、加熱処理温度が高くなって偏光子(A)に加熱に
よるダメージを及ぼすおそれがあるが、その場合には加
熱処理時間を短くすることで、偏光子(A)へのダメー
ジのない偏光フィルムを製造することができる。
圧処理が、線圧5N/cm以上であることが好ましい。
圧着させる圧力は高い方がよく、線圧5N/cm以上の
場合に偏光子(A)と保護フィルム(B)との密着性が
よく好ましい。圧力は、線圧10〜300N/cmがよ
り好ましい。
熱圧着を、加熱処理と同時に加圧処理を施すことにより
行うのが好ましい。加熱処理時に加圧処理も施すこと
で、偏光子(A)と保護フィルム(B)のよりよい密着
が可能となる。
(A)の少なくとも一方の面に、保護フィルム(B)を
貼り合せ、加熱圧着して積層するものである。
ものを使用できる。偏光子(A)としては、たとえば、
ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポ
リビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル
共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィル
ムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて
一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物
やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィ
ルム等があげられる。これらのなかでもポリビニルアル
コール系フィルムとヨウ素などの二色性物質からなる偏
光子が好適である。これら偏光子の厚さは特に制限され
ないが、一般的に、5〜80μm程度である。
で染色し一軸延伸した偏光子は、たとえば、ポリビニル
アルコールをヨウ素の水溶液に浸漬することによって染
色し、元長の3〜7倍に延伸することで作製することが
できる。必要に応じてホウ酸や硫酸亜鉛、塩化亜鉛等を
含んでいてもよいヨウ化カリウムなどの水溶液に浸漬す
ることもできる。さらに必要に応じて染色の前にポリビ
ニルアルコール系フィルムを水に浸漬して水洗してもよ
い。ポリビニルアルコール系フィルムを水洗することで
ポリビニルアルコール系フィルム表面の汚れやブロッキ
ング防止剤を洗浄することができるほかに、ポリビニル
アルコール系フィルムを膨潤させることで染色のムラな
どの不均一を防止する効果もある。延伸はヨウ素で染色
した後に行っても良いし、染色しながら延伸してもよい
し、また延伸してからヨウ素で染色してもよい。ホウ酸
やヨウ化カリウムなどの水溶液中や水浴中でも延伸する
ことができる。
られる保護フィルム(B)を形成する材料としては、透
明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性、等方性など
に優れるものが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフ
タレートやポリエチレンナフタレート等のポリエステル
系ポリマー、ジアセチルセルロースやトリアセチルセル
ロース等のセルロース系ポリマー、ポリメチルメタクリ
レート等のアクリル系ポリマー、ポリスチレンやアクリ
ロニトリル・スチレン共重合体(AS樹脂)等のスチレ
ン系ポリマー、ポリカーボネート系ポリマーなどがあげ
られる。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、シクロ
系ないしはノルボルネン構造を有するポリオレフィン、
エチレン・プロピレン共重合体の如きポリオレフィン系
ポリマー、塩化ビニル系ポリマー、ナイロンや芳香族ポ
リアミド等のアミド系ポリマー、イミド系ポリマー、ス
ルホン系ポリマー、ポリエーテルスルホン系ポリマー、
ポリエーテルエーテルケトン系ポリマー、ポリフェニレ
ンスルフィド系ポリマー、ビニルアルコール系ポリマ
ー、塩化ビニリデン系ポリマー、ビニルブチラール系ポ
リマー、アリレート系ポリマー、ポリオキシメチレン系
ポリマー、エポキシ系ポリマー、または前記ポリマーの
ブレンド物なども前記透明保護フィルムを形成するポリ
マーの例としてあげられる。
着剤を用いることなく加熱圧着させるため、たとえば、
軟化点の異なる前記材料を適宜に選択して、二層以上の
フィルム層を形成したものが用いられる。図3に示すよ
うに、保護フィルム(B)の低軟化点層側のフィルム層
を偏光子(A)の少なくとも一方の面に貼り合わせ、加
熱圧着して積層することにより、保護フィルム(B)と
偏光子(A)を接着剤を用いることなく密着させること
ができる。図3は偏光子(A)の片側にのみ保護フィル
ム(B)を加熱圧着している。
料は同質材料であってもよく、異種材料であってもよい
が、同質材料であるのが好ましい。ただし、偏光子
(A)に密着させる側の低軟化点層を形成する樹脂は、
加熱圧着により溶融する熱可塑性樹脂が用いられる。偏
光子(A)に密着させる側の低軟化点層を形成する樹脂
の軟化点は80℃以上、さらには90℃以上、二層以上
のフィルム層を形成する樹脂の軟化点差は5℃以上、さ
らには10℃以上であるのが好ましい。なお、軟化点は
JIS K7206のビカット軟化温度試験方法により
測定した値である。
00μm以下であり、1〜300μmが好ましい。特に
5〜200μmとするのが好ましい。保護フィルム
(B)の厚さは特に50μm以下が好ましい。なお、保
護フィルム(B)を二層以上とする場合には、偏光子
(A)に密着させる側の低軟化点層は1〜100μm程
度が好適である。
に密着させない面が、ハードコート層や反射防止処理、
スティッキング防止や、拡散ないしアンチグレアを目的
とした処理を施したものであってもよい。なお、前記反
射防止層、スティッキング防止層、拡散層やアンチグレ
ア層等は、保護フィルム(B)そのものに設けることが
できるほか、別途光学層として保護フィルム(B)とは
別体のものとして設けることもできる。
に、前記二層以上のフィルム層を有する保護フィルム
(B)の低軟化点層側を貼り合わせて加熱圧着する。加
熱温度は、保護フィルム(B)の低軟化点層のみが溶融
するが、高軟化点層は溶融しない温度、すなわち、二層
以上のフィルム層を形成する各樹脂の軟化点の中間の温
度範囲とするのが好適である。
圧着する方法は特に制限されず、加熱と同時または逐次
に加圧する方法を採用できる。加熱方法としては、たと
えば、IRヒーター、熱風、高周波、超音波等を用いた
非接触加熱方法または熱板、熱ロールを用いた熱伝導に
よる接触加熱方法等があげられる。加圧方法は、ピンチ
ロール等により加圧する方法等があげられる。加圧を真
空中で行うこともできる。加熱と同時に圧着を行う場合
には、加熱状態のピンチロールを通過させ加熱とともに
加圧する方法等を採用できる。加熱圧着後に、冷却する
ことにより保護フィルム(B)の溶融フィルム層(低軟
化点層)が硬化して、偏光子(A)と保護フィルム
(B)が密着する。
ム(B)を加熱圧着させた場合の例である。図1(a)
は、送りロール1により偏光子(A)の両面に保護フィ
ルム(B)を貼り合せたのち、IRヒーター3により加
熱した後、ピンチロール2により圧着している概念図で
ある。図1(b)は、送りロール1により偏光子(A)
の両面に保護フィルム(B)を貼り合せたのち、熱風装
置4により加熱した後、ピンチロール2により圧着して
いる概念図である。また図1(c)は、偏光子(A)の
両面に保護フィルム(B)が貼り合わされるように、加
熱した状態のピンチロール2′により加熱と加圧を同時
に行っている概念図である。図1では、いずれの場合に
も偏光子(A)の両面に貼り合せた保護フィルム(B)
の両側から加熱を行っている。図2は、偏光子(A)の
片面に、保護フィルム(B)を加熱圧着させた場合の例
である。図2の場合には、偏光子(A)の片面に貼り合
せた保護フィルム(B)の側から加熱を行っている。ま
た、図1および図2の(a)、(b)においては、出口
側のロール2を強制冷却してもよい。図2の場合には偏
光子(A)のロール2を強制冷却してもよい。
の光学層と積層した光学フィルムとして用いることがで
きる。その光学層については特に限定はないが、例えば
反射板や半透過板、位相差板(1 /2 や1 /4 等の波長
板を含む)、視角補償フィルムなどの液晶表示装置等の
形成に用いられることのある光学層を1層または2層以
上用いることができる。特に、本発明の偏光フィルムに
更に反射板または半透過反射板が積層されてなる反射型
偏光フィルムまたは半透過型偏光フィルム、偏光フィル
ムに更に位相差板が積層されてなる楕円偏光フィルムま
たは円偏光フィルム、偏光フィルムに更に視角補償フィ
ルムが積層されてなる広視野角偏光フィルム、あるいは
偏光フィルムに更に輝度向上フィルムが積層されてなる
偏光フィルムが好ましい。
射層を設けたもので、視認側(表示側)からの入射光を
反射させて表示するタイプの液晶表示装置などを形成す
るためのものであり、バックライト等の光源の内蔵を省
略できて液晶表示装置の薄型化を図りやすいなどの利点
を有する。反射型偏光フィルムの形成は、必要に応じ透
明保護層等を介して偏光フィルムの片面に金属等からな
る反射層を付設する方式などの適宜な方式にて行うこと
ができる。
要に応じマット処理した透明保護フィルムの片面に、ア
ルミニウム等の反射性金属からなる箔や蒸着膜を付設し
て反射層を形成したものなどがあげられる。また前記透
明保護フィルムに微粒子を含有させて表面微細凹凸構造
とし、その上に微細凹凸構造の反射層を有するものなど
もあげられる。前記した微細凹凸構造の反射層は、入射
光を乱反射により拡散させて指向性やギラギラした見栄
えを防止し、明暗のムラを抑制しうる利点などを有す
る。また微粒子含有の透明保護フィルムは、入射光及び
その反射光がそれを透過する際に拡散されて明暗ムラを
より抑制しうる利点なども有している。透明保護フィル
ムの表面微細凹凸構造を反映させた微細凹凸構造の反射
層の形成は、例えば真空蒸着方式、イオンプレーティン
グ方式、スパッタリング方式等の蒸着方式やメッキ方式
などの適宜な方式で金属を透明保護層の表面に直接付設
する方法などにより行うことができる。
ィルムに直接付与する方式に代えて、その透明フィルム
に準じた適宜なフィルムに反射層を設けてなる反射シー
トなどとして用いることもできる。なお反射層は、通
常、金属からなるので、その反射面が透明保護フィルム
や偏光フィルム等で被覆された状態の使用形態が、酸化
による反射率の低下防止、ひいては初期反射率の長期持
続の点や、保護層の別途付設の回避の点などより好まし
い。
いて反射層で光を反射し、かつ透過するハーフミラー等
の半透過型の反射層とすることにより得ることができ
る。半透過型偏光フィルムは、通常液晶セルの裏側に設
けられ、液晶表示装置などを比較的明るい雰囲気で使用
する場合には、視認側(表示側)からの入射光を反射さ
せて画像を表示し、比較的暗い雰囲気においては、半透
過型偏光フィルムのバックサイドに内蔵されているバッ
クライト等の内蔵光源を使用して画像を表示するタイプ
の液晶表示装置などを形成できる。すなわち、半透過型
偏光フィルムは、明るい雰囲気下では、バックライト等
の光源使用のエネルギーを節約でき、比較的明るい雰囲
気下においても内蔵光源を用いて使用できるタイプの液
晶表示装置などの形成に有用である。
なる楕円偏光フィルムまたは円偏光フィルムについて説
明する。直線偏光を楕円偏光または円偏光に変えたり、
楕円偏光または円偏光を直線偏光に変えたり、あるいは
直線偏光の偏光方向を変える場合に、位相差板などが用
いられる。特に、直線偏光を円偏光に変えたり、円偏光
を直線偏光に変える位相差板としては、いわゆる1 /4
波長板(λ/4 板とも言う)が用いられる。1 /2 波長
板(λ/2 板とも言う)は、通常、直線偏光の偏光方向
を変える場合に用いられる。
ック(STN)型液晶表示装置の液晶層の複屈折により
生じた着色(青又は黄)を補償(防止)して、前記着色
のない白黒表示する場合などに有効に用いられる。更
に、三次元の屈折率を制御したものは、液晶表示装置の
画面を斜め方向から見た際に生じる着色も補償(防止)
することができて好ましい。円偏光フィルムは、例えば
画像がカラー表示になる反射型液晶表示装置の画像の色
調を整える場合などに有効に用いられ、また、反射防止
の機能も有する。上記した位相差板の具体例としては、
ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレンやその
他のポリオレフィン、ポリアリレート、ポリアミドの如
き適宜なポリマーからなるフィルムを延伸処理してなる
複屈折性フィルムや液晶ポリマーの配向フィルム、液晶
ポリマーの配向層をフィルムにて支持したものなどがあ
げられる。位相差板は、例えば各種波長板や液晶層の複
屈折による着色や視角等の補償を目的としたものなどの
使用目的に応じた適宜な位相差を有するものであってよ
く、2種以上の位相差板を積層して位相差等の光学特性
を制御したものなどであってもよい。
偏光フィルムは、偏光フィルム又は反射型偏光フィルム
と位相差板を適宜な組合せで積層したものである。かか
る楕円偏光フィルム等は、(反射型)偏光フィルムと位
相差板の組合せとなるようにそれらを液晶表示装置の製
造過程で順次別個に積層することによっても形成しうる
が、前記の如く予め楕円偏光フィルム等の光学フィルム
としたものは、品質の安定性や積層作業性等に優れて液
晶表示装置などの製造効率を向上させうる利点がある。
を、画面に垂直でなくやや斜めの方向から見た場合で
も、画像が比較的鮮明にみえるように視野角を広げるた
めのフィルムである。このような視角補償位相差板とし
ては、例えば位相差フィルム、液晶ポリマー等の配向フ
ィルムや透明基材上に液晶ポリマー等の配向層を支持し
たものなどからなる。通常の位相差板は、その面方向に
一軸に延伸された複屈折を有するポリマーフィルムが用
いられるのに対し、視角補償フィルムとして用いられる
位相差板には、面方向に二軸に延伸された複屈折を有す
るポリマーフィルムとか、面方向に一軸に延伸され厚さ
方向にも延伸された厚さ方向の屈折率を制御した複屈折
を有するポリマーや傾斜配向フィルムのような二方向延
伸フィルムなどが用いられる。傾斜配向フィルムとして
は、例えばポリマーフィルムに熱収縮フィルムを接着し
て加熱によるその収縮力の作用下にポリマーフィルムを
延伸処理又は/及び収縮処理したものや、液晶ポリマー
を斜め配向させたものなどが挙げられる。位相差板の素
材原料ポリマーは、先の位相差板で説明したポリマーと
同様のものが用いられ、液晶セルによる位相差に基づく
視認角の変化による着色等の防止や良視認の視野角の拡
大などを目的とした適宜なものを用いうる。
どより、液晶ポリマーの配向層、特にディスコティック
液晶ポリマーの傾斜配向層からなる光学的異方性層をト
リアセチルセルロースフィルムにて支持した光学補償位
相差板が好ましく用いうる。
わせた偏光フィルムは、通常液晶セルの裏側サイドに設
けられて使用される。輝度向上フィルムは、液晶表示装
置などのバックライトや裏側からの反射などにより自然
光が入射すると所定偏光軸の直線偏光または所定方向の
円偏光を反射し、他の光は透過する特性を示すもので、
輝度向上フィルムを偏光フィルムと積層した偏光フィル
ムは、バックライト等の光源からの光を入射させて所定
偏光状態の透過光を得ると共に、前記所定偏光状態以外
の光は透過せずに反射される。この輝度向上フィルム面
で反射した光を更にその後ろ側に設けられた反射層等を
介し反転させて輝度向上フィルムに再入射させ、その一
部又は全部を所定偏光状態の光として透過させて輝度向
上フィルムを透過する光の増量を図ると共に、偏光子に
吸収させにくい偏光を供給して液晶表示画像表示等に利
用しうる光量の増大を図ることにより輝度を向上させう
るものである。すなわち、輝度向上フィルムを使用せず
に、バックライトなどで液晶セルの裏側から偏光子を通
して光を入射した場合には、偏光子の偏光軸に一致して
いない偏光方向を有する光は、ほとんど偏光子に吸収さ
れてしまい、偏光子を透過してこない。すなわち、用い
た偏光子の特性によっても異なるが、およそ50%の光
が偏光子に吸収されてしまい、その分、液晶画像表示当
に利用しうる光量が減少し、画像が暗くなる。輝度向上
フィルムは、偏光子に吸収されるような偏光方向を有す
る光を偏光子に入射させずに 輝度向上フィルムで一旦
反射させ、更にその後ろ側に設けられた反射層等を介し
て反転させて輝度向 上を板に再入射させることを繰り
返し、この両者間で反射、反転している光の偏光方向が
偏光子を通過し得るような偏光方向になった偏光のみ
を.輝度向上フィルムは透過させて偏光子に吸収するの
で、バックライトなどの光を効率的に液晶表示装置の画
像の表示に使用でき、画面を明るくすることができる。
誘電体の多層薄膜や屈折率異方性が相違する薄膜フィル
ムの多層積層体の如き、所定偏光軸の直線偏光を透過し
て他の光は反射する特性を示すもの、コレステリック液
晶ポリマーの配向フィルムやその配向液晶層をフィルム
基材上に支持したものの如き、左回り又は右回りのいず
れか一方の円偏光を反射して他の光は透過する特性を示
すものなどの適宜なものを用いうる。
透過させるタイプの輝度向上フィルムでは、その透過光
をそのまま偏光フィルムに偏光軸を揃えて入射させるこ
とにより、偏光フィルムによる吸収ロスを抑制しつつ効
率よく透過させることができる。一方、コレステリック
液晶層の如く円偏光を投下するタイプの輝度向上フィル
ムでは、そのまま偏光子に入射させることもできるが、
吸収ロスを抑制する点よりその円偏光を位相差板を介し
直線偏光化して偏光フィルムに入射させることが好まし
い。なお、その位相差板として1/4波長板を用いるこ
とにより、円偏光を直線偏光に変換することができる。
として機能する位相差板は、例えば波長550nmの淡
色光に対して1/4波長板として機能する位相差層と他
の位相差特性を示す位相差層、例えば1/2波長板とし
て機能する位相差層とを重畳する方式などにより得るこ
とができる。従って、偏光フィルムと輝度向上フィルム
の間に配置する位相差板は、1層又は2層以上の位相差
層からなるものであってよい。
反射波長が相違するものの組み合わせにして2層又は3
層以上重畳した配置構造とすることにより、可視光領域
等の広い波長範囲で円偏光を反射するものを得ることが
でき、それに基づいて広い波長範囲の透過円偏光を得る
ことができる。
偏光フィルムの如く、偏光フィルムと2層又は3層以上
の光学層とを積層したものからなっていてもよい。従っ
て、上記の反射型偏光フィルムや半透過型偏光フィルム
と位相差板を組み合わせた反射型楕円偏光フィルムや半
透過型楕円偏光フィルムなどであってもよい。
フィルムは、液晶表示装置等の製造過程で順次別個に積
層する方式にても形成することができるが、予め積層し
て光学フィルムとしたのものは、品質の安定性や組立作
業等に優れていて液晶表示装置などの製造工程を向上さ
せうる利点がある。積層には粘着層等の適宜な接着手段
を用いうる。前記の偏光フィルムやその他の光学フィル
ムの接着に際し、それらの光学軸は目的とする位相差特
性などに応じて適宜な配置角度とすることができる。
少なくとも1層積層されている光学フィルムには、液晶
セル等の他部材と接着するための粘着層を設けることも
できる。粘着層を形成する粘着剤は特に制限されない
が、例えばアクリル系重合体、シリコーン系ポリマー、
ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテ
ル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマー
とするものを適宜に選択して用いることができる。特
に、アクリル系粘着剤の如く光学的透明性に優れ、適度
な濡れ性と凝集性と接着性の粘着特性を示して、耐候性
や耐熱性などに優れるものが好ましく用いうる。
剥がれ現象の防止、熱膨張差等による光学特性の低下や
液晶セルの反り防止、ひいては高品質で耐久性に優れる
液晶表示装置の形成性などの点より、吸湿率が低くて耐
熱性に優れる粘着層が好ましい。
類、特に、粘着性付与樹脂や、ガラス繊維、ガラスビー
ズ、金属粉、その他の無機粉末等からなる充填剤や顔
料、着色剤、酸化防止剤などの粘着層に添加されること
の添加剤を含有していてもよい。また微粒子を含有して
光拡散性を示す粘着層などであってもよい。
面への粘着層の付設は、適宜な方式で行いうる。その例
としては、例えばトルエンや酢酸エチル等の適宜な溶剤
の単独物又は混合物からなる溶媒にベースポリマーまた
はその組成物を溶解又は分散させた10〜40重量%程
度の粘着剤溶液を調製し、それを流延方式や塗工方式等
の適宜な展開方式で偏光フィルム上または光学フィルム
上に直接付設する方式、あるいは前記に準じセパレータ
上に粘着層を形成してそれを偏光フィルム上または光学
フィルム上に移着する方式などがあげられる。
重畳層として偏光フィルムや光学フィルムの片面又は両
面に設けることもできる。また両面に設ける場合に、偏
光フィルムや光学フィルムの表裏において異なる組成や
種類や厚さ等の粘着層とすることもできる。粘着層の厚
さは、使用目的や接着力などに応じて適宜に決定でき、
一般には1〜500μmであり、5〜200μmが好ま
しく、特に10〜100μmが好ましい。
までの間、その汚染防止等を目的にセパレータが仮着さ
れてカバーされる。これにより、通例の取扱状態で粘着
層に接触することを防止できる。セパレータとしては、
上記厚さ条件を除き、例えばプラスチックフィルム、ゴ
ムシート、紙、布、不織布、ネット、発泡シートや金属
箔、それらのラミネート体等の適宜な薄葉体を、必要に
応じシリコーン系や長鏡アルキル系、フッ素系や硫化モ
リブデン等の適宜な剥離剤でコート処理したものなど
の、従来に準じた適宜なものを用いうる。
ムを形成する偏光子や透明保護フィルムや光学フィルム
等、また粘着層などの各層には、例えばサリチル酸エス
テル系化合物やべンゾフェノール系化合物、ベンゾトリ
アゾール系化合物やシアノアクリレート系化合物、ニッ
ケル錯塩系化合物等の紫外線吸収剤で処理する方式など
の方式により紫外線吸収能をもたせたものなどであって
もよい。
は液晶表示装置等の各種装置の形成などに好ましく用い
ることができる。液晶表示装置の形成は、従来に準じて
行いうる。すなわち液晶表示装置は一般に、液晶セルと
偏光フィルムまたは光学フィルム、及び必要に応じての
照明システム等の構成部品を適宜に紬立てて駆動回路を
組込むことなどにより形成されるが、本発明においては
本発明による偏光フィルムまたは光学フィルムを用いる
点を除いて特に限定はなく、従来に準じうる。液晶セル
についても、例えばTN型やSTN型、π型などの任意
なタイプのものを用いうる。
たは光学フィルムを配置した液晶表示装置や、照明シス
テムにバックライトあるいは反射板を用いたものなどの
適宜な液晶表示装置を形成することができる。その場
合、本発明による偏光フィルムまたは光学フィルムは液
晶セルの片側又は両側に設置することができる。両側に
偏光フィルムまたは光学フィルムを設ける場合、それら
は同じものであってもよいし、異なるものであってもよ
い。さらに、液晶表示装置の形成に際しては、例えば拡
散板、アンチグレア層、反射防止膜、保護板、プリズム
アレイ、レンズアレイシート、光拡散板、バックライト
などの適宜な部品を適宜な位置に1層又は2層以上配置
することができる。
施例について説明する。
プロピレンフィルム(10μm)と、軟化点が135℃
のポリプロピレンフィルム(50μm)の二層構造の保
護フィルムを用いた。
(ポリビニルアルコール系フィルム)を用いた。
ムの軟化点が125℃のフィルム面が貼り合わさるよう
に送りロールを通過させた後、IRヒーターにて130
℃に加熱した後、ピンチロールを通過させて加圧し積層
して偏光フィルムを得た。加熱時間(ロール間の通過時
間)は2秒間、ピンチロールの線圧20N/cmであっ
た。得られた偏光フィルムは、偏光子と保護フィルムと
が密着しており、その外観も問題がないものであった。
ムの軟化点が125℃のフィルム面が貼り合わさるよう
に送りロールを通過させた後、熱風装置にて130℃に
加熱した後、ピンチロールを通過させて加圧し積層して
偏光フィルムを得た。加熱時間(ロール間の通過時間)
は4秒間、ピンチロールの線圧40N/cmであった。
得られた偏光フィルムは、偏光子と保護フィルムとが密
着しており、その外観も問題がないものであった。
ムの軟化点が125℃のフィルム面が貼り合わさるよう
に130℃に加熱したピンチロール間を通過させて加圧
し積層して偏光フィルムを得た。加熱時間(ロール通過
時間)は0.1秒間、ピンチロールの線圧20N/cm
であった。得られた偏光フィルムは、偏光子と保護フィ
ルムとが密着しており、その外観も問題がないものであ
った。
造方法の概念図である。
造方法の概念図である。
である。
9)
いて反射層で光を反射し、かつ透過するハーフミラー等
の半透過型の反射層とすることにより得ることができ
る。半透過型偏光フィルムは、通常液晶セルの裏側に設
けられ、液晶表示装置などを比較的明るい雰囲気で使用
する場合には、視認側(表示側)からの入射光を反射さ
せて画像を表示し、比較的暗い雰囲気においては、半透
過型偏光フィルムのバックサイドに内蔵されているバッ
クライト等の内蔵光源を使用して画像を表示するタイプ
の液晶表示装置などを形成できる。すなわち、半透過型
偏光フィルムは、明るい雰囲気下では、バックライト等
の光源使用のエネルギーを節約でき、比較的暗い雰囲気
下においても内蔵光源を用いて使用できるタイプの液晶
表示装置などの形成に有用である。
わせた偏光フィルムは、通常液晶セルの裏側サイドに設
けられて使用される。輝度向上フィルムは、液晶表示装
置などのバックライトや裏側からの反射などにより自然
光が入射すると所定偏光軸の直線偏光または所定方向の
円偏光を反射し、他の光は透過する特性を示すもので、
輝度向上フィルムを偏光フィルムと積層した偏光フィル
ムは、バックライト等の光源からの光を入射させて所定
偏光状態の透過光を得ると共に、前記所定偏光状態以外
の光は透過せずに反射される。この輝度向上フィルム面
で反射した光を更にその後ろ側に設けられた反射層等を
介し反転させて輝度向上フィルムに再入射させ、その一
部又は全部を所定偏光状態の光として透過させて輝度向
上フィルムを透過する光の増量を図ると共に、偏光子に
吸収させにくい偏光を供給して液晶表示画像表示等に利
用しうる光量の増大を図ることにより輝度を向上させう
るものである。すなわち、輝度向上フィルムを使用せず
に、バックライトなどで液晶セルの裏側から偏光子を通
して光を入射した場合には、偏光子の偏光軸に一致して
いない偏光方向を有する光は、ほとんど偏光子に吸収さ
れてしまい、偏光子を透過してこない。すなわち、用い
た偏光子の特性によっても異なるが、およそ50%の光
が偏光子に吸収されてしまい、その分、液晶画像表示等
に利用しうる光量が減少し、画像が暗くなる。輝度向上
フィルムは、偏光子に吸収されるような偏光方向を有す
る光を偏光子に入射させずに輝度向上フィルムで一旦反
射させ、更にその後ろ側に設けられた反射層等を介して
反転させて輝度向上フィルムに再入射させることを繰り
返し、この両者間で反射、反転している光の偏光方向が
偏光子を通過し得るような偏光方向になった偏光のみ
を、輝度向上フィルムは透過させて偏光子に供給するの
で、バックライトなどの光を効率的に液晶表示装置の画
像の表示に使用でき、画面を明るくすることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 偏光子(A)の少なくとも一方の面に、
保護フィルム(B)を貼り合せ、加熱圧着して積層する
ことを特徴とする偏光フィルムの製造方法。 - 【請求項2】 保護フィルム(B)側から、加熱処理を
施すことを特徴とする請求項1記載記載の偏光フィルム
の製造方法。 - 【請求項3】 加熱処理時間が5秒間以下であることを
特徴とする請求項1または2記載の偏光フィルムの製造
方法。 - 【請求項4】 加熱処理温度が、90℃以上であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏光フィ
ルムの製造方法。 - 【請求項5】 加圧処理が、線圧5N/cm以上である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の偏光
フィルムの製造方法。 - 【請求項6】 加熱圧着を、加熱処理と同時に加圧処理
を施すことにより行うことを特徴とする請求項1〜5の
いずれかに記載の偏光フィルムの製造方法。
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