JP2002302256A - 物流システム - Google Patents

物流システム

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JP2002302256A
JP2002302256A JP2001106446A JP2001106446A JP2002302256A JP 2002302256 A JP2002302256 A JP 2002302256A JP 2001106446 A JP2001106446 A JP 2001106446A JP 2001106446 A JP2001106446 A JP 2001106446A JP 2002302256 A JP2002302256 A JP 2002302256A
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JP2001106446A
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English (en)
Inventor
Nagayasu Hoshi
長康 星
Takahiro Tsurumaki
孝裕 鶴巻
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送付先の都合に合わせた配送経路を決定する
ことができる物流システムを提供する。 【解決手段】 本発明の物流システムは、ネットワーク
(60)と、配送センタサーバ(1)と、配送拠点サー
バ(50)とを備えている。配送センタサーバ(1)
は、ネットワーク(60)上に設けられ、送付元(A)
からの荷物に関する荷物管理情報と、送付先(B1)か
ら通知される不在日通知に基づいた不在日情報と、不在
日情報に応じた配送順情報とを生成し、荷物管理情報及
び配送順情報を送信する。配送拠点サーバ(50)は、
ネットワーク(60)上に設けられ、荷物管理情報及び
配送順情報を受信し、荷物管理情報及び配送順情報に基
づいて荷物の送付先(D1〜Dm、B1〜Bx)を管理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の不在による
荷物の配送の無駄を回避する物流システムに関する。
【0002】
【従来の技術】送付元からの荷物は、たとえば配送セン
タから荷物の送付先を受持つ配送拠点を経由して送付先
に配送される。また、荷物を送付先に渡す場合には、配
送員が送付先からサイン又は受領印を得る。
【0003】ところで、送付先が不在である場合、配送
員が時間又は日を改めて送付先に出向いたり、送付先に
不在通知を残し、送付先からの指示があったときに、再
度荷物を届けることが行われている。
【0004】このような荷物の配送方法では、送付先が
不在である場合、配送員が度々、送付先に出向く必要が
あることから、業務効率や車両資源の使用効率が低下し
てしまうという不都合を生じる。
【0005】荷物を配送する従来技術として、特開平8
−315029号公報では、宅配業務において、顧客が
在宅か不在かを事前に知ることで業務の効率化を図る
“宅配支援装置”が開示されている。
【0006】この宅配支援装置は、コマンド入力手段
と、車両位置入力手段と、地図情報記録手段と、顧客情
報記録手段と、電話通信手段と、応答判断手段と、配送
スケジュール手段と、表示手段とを備えている。コマン
ド入力手段はコマンドを入力する。車両位置入力手段は
車両の現在位置を入力する。地図情報記録手段は配送地
域の地図情報を記録する。顧客情報記録手段は配送先の
住所と電話番号を記録する。電話通信手段は顧客情報に
基づいて顧客に自動的に電話をかける。応答判断手段は
顧客からの応答に基づいて不在かどうかを判断する。配
送スケジュール手段は地図情報を用いて応答判別手段で
在宅と判定された顧客への配送経路を立案する。表示手
段はコマンドの入力内容や処理結果などを表示する。
【0007】また、特開平8−106493号公報で
は、顧客毎の配送指定日時を人手をかけずに受付けら
れ、即座に顧客に回答を与えることができ、さらに、な
るべく多くの顧客の要求を満たす経路のうち、コスト最
小の配送経路を自動的に計画することができる“配送計
画方法およびシステム”が開示されている。
【0008】この配送計画方法およびシステムは、顧客
コードと配送日および配送時間帯を入力し、条件を満た
す配送経路を大エリアに関して探索し、条件を満たす配
送経路が存在すれば、了承音を出力する。次いで、条件
を満たし、かつ、コスト最小となる配送経路を小エリア
に関して探索する。大エリアの配送経路が存在しなけれ
ばエラー音を出力し、顧客から終了信号が入力されるま
で条件を満たす大エリアの配送経路の探索を繰り返し、
終了番号が入力されたならば、電話回線をオフ状態にす
る。
【0009】また、特開平1−293465号公報で
は、顧客への配送日時の連絡と配送当日における顧客の
在・不在の事前確認を自動的の管理可能とし、顧客への
サービス性および配送効率を向上させる“配送スケジュ
ール管理システム”が開示されている。
【0010】この配送スケジュール管理システムは、配
送車と、顧客端末と、配送車および顧客端末と情報の送
受信可能な通信手段を有する配送ステーションとを備え
ている。配送ステーションは、顧客の連絡先情報と、名
前と、配送日時と、配送車情報と、配送順序と、顧客の
配送日時合意情報と、配送車からの配送官僚情報を格納
する領域を持つファイルと、配送予定スケジュール管理
手段と、配送当日スケジュール管理手段とを有してい
る。配送予定スケジュール管理手段は、ファイルから配
送日時が所定期間内の顧客全てに通信手段を介して配送
日時の連絡および合意確認を行い、合意されない場合は
再度スケジューリングを行うことにより、配送予定のス
ケジュール管理を行うことを特徴としている。配送当日
スケジュール管理手段は、配送車からの配送管理情報を
通信手段を介して受信し配送情報をファイルに格納しな
がら、ファイルの配送順序に従って配送当日の顧客の在
宅を事前に確認し、その結果不在であれば通信手段を介
してその旨を配送車に連絡するとともに、その顧客の配
送順序を再度設定することにより、配送当日のスケジュ
ールを管理することを特徴としている。
【0011】また、特開2000−7114号公報で
は、配送時に必要な情報、積荷情報を一元的に管理・処
理することができ、したがって、スムーズな走行を確保
することができる総合的な“物流情報システム”が開示
されている。
【0012】この物流情報システムは、積荷を配送する
トラックと、トラックに搭載する積荷を振り分ける配送
センタと、積荷を管理する計算機とによって構成され、
非接触タグと、非接触タグリーダと、積荷情報読み取り
蓄積手段と、第1の非接触型通信手段と、電波受信機
と、双方向通信手段と、第2の非接触型通信手段とを有
することを特徴としている。非接触タグは積荷に取り付
つけられ識別可能である。非接触タグリーダは非接触タ
グを読み取りトラックに設けられる。積荷情報読み取り
蓄積手段は、積荷の積み下ろし時に、非接触タグリーダ
によって、非接触タグから、積荷に関する情報である積
荷情報を読み取り、積荷情報を蓄積し、トラックに設け
られている。第1の非接触型通信手段は、配送前に、積
荷情報、積荷の伝票情報、配送場所情報、地図情報を、
計算機からトラックに提供する。電波受信機は、GPS
衛星から送られた電波を受信し、トラックに設けられて
いる。双方向通信手段は、渋滞情報、動的経路誘導に必
要な各道路網の推定旅行時間情報を、配送制御センタか
らトラックに、トラックの走行中に送信し、車両位置情
報、配送結果情報、積荷情報、緊急情報をトラックから
センタへ通信する。第2の非接触型通信手段は、配送終
了後に、配送結果情報を、トラックから計算機に送信す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−31502
9号公報の技術によれば、送付先の顧客情報の電話番号
を用いて顧客に自動的に電話をかけ、たとえば呼出し音
が所定回数を越えても応答が無ければ不在であると判定
し、配送経路からの配送を省くものである。
【0014】しかしながら、この先行技術に示されたも
のは、一方的に送付先が不在かどうかを確認して配送経
路を決定する方法であるため、送付先の都合に合わせた
配送経路を決定することができないという不都合を生じ
る。送付先の顧客情報の電話番号を用いて顧客に電話を
かける技術としては、特開平1−293465号公報も
同様である。
【0015】また、特開平8−106493号公報の技
術によれば、顧客宅が留守だった場合に、少なくとも1
回は配送員が顧客に荷物を届けているため、業務効率や
車両資源の使用効率が低下してしまう。また、特開20
00−7114号公報の技術によれば、走行中に交通情
報の提供を受けて渋滞を回避するものであり、送付先が
不在である場合、配送員が度々、送付先に出向く必要が
ある。
【0016】このため、顧客の不在による荷物の配送の
無駄を回避する物流システムが望まれる。
【0017】本発明の目的は、送付先の都合に合わせた
配送経路を決定することができる物流システムを提供す
ることにある。
【0018】また、本発明の他の目的は、業務効率や車
両資源の使用効率を高めることができる物流システムを
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実
施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1
つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事
項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に
表現されている技術的事項に付せられている参照番号、
参照記号等に一致している。このような参照番号、参照
記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施
例の技術的事項との対応・橋渡しを明白にしている。こ
のような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実
施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈する
ことを意味しない。
【0020】本発明の物流システムは、ネットワーク
(60)と、配送センタサーバ(1)と、配送拠点サー
バ(50)とを備えている。配送センタサーバ(1)
は、ネットワーク(60)上に設けられ、送付元(A)
からの荷物に関する荷物管理情報と、送付先(B1)か
ら通知される不在日通知に基づいた不在日情報と、不在
日情報に応じた配送順情報とを生成し、荷物管理情報及
び配送順情報を送信する。配送拠点サーバ(50)は、
ネットワーク(60)上に設けられ、荷物管理情報及び
配送順情報を受信し、荷物管理情報及び配送順情報に基
づいて荷物の送付先(D1〜Dm、B1〜Bx)を管理
する。
【0021】配送センタサーバ(1)は、荷物管理情報
が登録される荷物データベース(20)と、不在日情報
が登録される不在日データベース(30)と、配送順情
報が登録される配送順データベース(40)とを備えて
いる。配送拠点サーバ(50)は、荷物管理情報及び配
送順情報が登録される配送拠点データベース(51)を
備えている。
【0022】荷物データベース(20)には、荷物コー
ドと、配送拠点と、送付先住所と、第1配送日時又は第
1配送日時とは異なる第2配送日時と、送付元住所と、
荷物情報と、第1配送順コード又は第1配送順コードと
は異なる第2配送順コードとを含む荷物管理情報が登録
される。不在日データベース(30)には、送付先名
と、送付先住所と、不在日とを含む不在日情報が登録さ
れる。配送順データベース(40)には、第1配送順コ
ード又は第2配送順コードと、配送順序に対応する第1
経路順又は第1経路順とは異なる第2経路順と、配送車
両と、第1配送日時又は第2配送日時とを含む配送順情
報が登録される。第2配送日時は不在日と異なる。
【0023】配送センタサーバ(1)は、荷物情報登録
部(11)と、不在日情報登録部(12)と、配送車両
/順序設定部(15)と、配送順序登録部(17)とを
備えている。荷物情報登録部(11)は、荷物コード
と、荷物を送付先に配送する配送拠点と、送付先住所
と、第1配送日時又は第1配送日時とは異なる第2配送
日時と、送付元住所と、荷物情報とを含む荷物管理情報
を生成して荷物データベース(20)に登録する。不在
日情報登録部(12)は、送付先(B1)からの不在日
の通知を受取ると、送付先名と、送付先住所と、不在日
とを含む不在日情報を生成して不在日データベース(3
0)に登録する。配送車両/順序設定部(15)は、荷
物の配送順を決定する際、荷物管理情報と不在日情報と
に基づいて、不在日を回避するように第1配送日時又は
第2配送日時と、配送車両と、配送順序に対応する第1
経路順又は第1経路順とは異なる第2経路順とを設定
し、第1配送日時又は第2配送日時と、配送車両と、第
1経路順又は第2経路順とを含む配送順情報を生成す
る。配送順序登録部(17)は、配送車両/順序設定部
(15)によって設定された第1配送日時又は第2配送
日時と、第1経路順又は第2経路順とを含む配送順情報
を配送順データベース(40)に登録する。
【0024】配送センタサーバ(1)は、荷物情報取得
部(13)と、不在日情報取得部(14)とを更に備え
ている。荷物情報取得部(13)は、荷物の配送順を決
定する際、荷物データベース(20)から荷物管理情報
を取得する。不在日情報取得部(14)は、荷物の配送
順を決定する際、不在日データベース(30)から不在
日情報を取得する。配送車両/順序設定部(15)は、
荷物情報取得部(13)により取得された荷物管理情報
と、不在日情報取得部(14)により取得された不在日
情報とに基づいて、不在日を回避するように第1配送日
時又は第2配送日時と、配送車両と、第1経路順又は第
2経路順とを設定する。
【0025】配送センタサーバ(1)は、配送車両登録
部(16)と、配送順コード登録部(18)と、配送拠
点判断部(19)とを更に備えている。配送車両登録部
(16)は、配送車両/順序設定部(15)により設定
された配送車両の設定情報を更に含む配送順情報を配送
順データベース(40)に登録する。配送順コード登録
部(18)は、配送順序登録部(17)により登録され
る第1経路順を識別するための第1配送順コード又は第
2経路順を識別するための第1配送順コードとは異なる
第2配送順コードを更に含む荷物管理情報を荷物データ
ベース(20)に登録し、配送車両登録部(16)によ
り登録される配送車両の設定情報と、第1配送順コード
又は第2配送順コードとを更に含む配送順情報を配送順
データベース(40)に登録する。配送拠点判断部(1
9)は、荷物データベース(20)に登録された荷物管
理情報に含まれる配送拠点に基づいて、荷物データベー
ス(20)に登録された荷物管理情報と、配送順データ
ベース(40)に登録された配送順情報とを配送拠点サ
ーバ(50)に送信する。
【0026】配送車両/順序設定部(15)は、荷物管
理情報に含まれる第1配送日時と、不在日情報に含まれ
る不在日とを照合し、照合の結果に基づいて第2配送日
時と、第2経路順とを設定する。
【0027】荷物情報登録部(11)は、配送車両/順
序設定部(15)により設定された第2配送日時に基づ
いて、荷物管理情報に含まれる第1配送日時を第2配送
日時に変更して荷物データベース(20)に登録する。
【0028】配送順序登録部(17)は、配送車両/順
序設定部(15)により設定された第2経路順に基づい
て、配送順情報に含まれる第1経路順を第2経路順に変
更して配送順データベース(40)に登録する。
【0029】配送順コード登録部(18)は、配送車両
/順序設定部(15)により設定された第2経路順に基
づいて、荷物管理情報に含まれる第1配送順コードを第
2配送順コードに変更して荷物データベース(20)に
登録し、配送順情報に含まれる第1配送順コードを第2
配送順コードに変更して配送順データベース(40)に
登録する。
【0030】本発明のプログラムは、送付元からの荷物
に関する荷物管理情報を生成するステップと、送付先か
ら通知される不在日通知に基づいて不在日情報を生成す
るステップと、前記不在日情報に応じた配送順情報を生
成するステップと、前記荷物管理情報及び配送順情報を
ネットワーク(60)上に送信するステップとをコンピ
ュータに実行させる。
【0031】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る物流システムの実施の形態を以下に説明する。
【0032】図1は、本発明の物流システムの構成を示
すブロック図である。図2は、図1の物流システムにお
ける配送センタサーバの構成を示すブロック図である。
図3は、図1の物流システムにおける荷物データベース
の内容を示す図である。図4は、図1の物流システムに
おける不在日データベースの内容を示す図である。図5
は、図1の物流システムにおける配送順データベースの
内容を示す図である。図6は、図1の物流システムにお
ける配送拠点データベースの内容を示す図である。
【0033】図1に示されるように、本発明の物流シス
テムは、配送センタX側の配送センタサーバ1と、イン
ターネットを含む通信ネットワーク60と、複数の配送
拠点Y側の配送拠点サーバ50−1〜50−Nとを備え
ている。ここで、Nは1以上の整数である。配送センタ
サーバ1と配送拠点サーバ50−1〜50−Nは通信ネ
ットワーク60を介して相互に接続する。
【0034】配送センタX側には、送付元Aの荷物を受
取る受取拠点70からの荷物が収集される。複数の配送
拠点Y側の各々(各配送拠点Y1〜YN側)には、各々
大規模配送ルート80−1〜80−Nを経由して配送セ
ンタX側により収集された荷物が配送センタX側から配
送される。
【0035】複数の配送拠点Y側の各々(各配送拠点Y
1〜YN側)では、各々個別配送ルート52−1〜52
−Nを経由して配送員により各送付先に荷物が配送され
る。例えば、配送拠点Y1の各送付先は符号D1〜Dm
であり、配送拠点YNの各送付先は符号B1〜Bxであ
る。ここで、m、xは1以上の整数である。また、例え
ば、配送拠点YNの各送付先B1〜Bxのいずれかから
の不在日通知90が配送センタX側に送られると、配送
センタX側ではその不在日通知90に基づき配送順序等
を変更する(詳細は後述する)。
【0036】配送センタX側の配送センタサーバ1は、
送付元からの荷物に関する荷物管理情報を生成すること
と、送付先から通知される不在日通知に基づいて不在日
情報を生成することと、不在日情報に応じた配送順情報
を生成することと、荷物管理情報及び配送順情報を通信
ネットワーク60上に送信することとをコンピュータに
実行させるためのプログラムを有している。例えば、配
送センタサーバ1は、送付元Aからの荷物に関する荷物
管理情報と、送付先B1から通知される不在日通知に基
づいた不在日情報と、不在日情報に応じた配送順情報と
を生成し、荷物管理情報及び配送順情報を配送拠点YN
の配送拠点サーバ50−Nに通信ネットワーク60を介
して送信する。配送拠点YNの配送拠点サーバ50−N
は、荷物管理情報及び配送順情報を受信し、荷物管理情
報及び配送順情報に基づいて荷物の送付先を管理する。
【0037】また、配送センタサーバ1は、通信部10
と、荷物管理情報を管理するための荷物管理情報が登録
される荷物データベース20と、不在日情報を管理する
ための不在日情報が登録される不在日データーベース3
0と、配送順情報を管理するための配送順情報が登録さ
れる配送順データベース40とを備えている。複数の配
送拠点Y側の各々(各配送拠点Y1〜YN側)は、荷物
管理情報及び配送順情報が登録される配送拠点データベ
ース51−1〜51−Nを各々備えている。ここで、荷
物管理情報には、荷物コードと、荷物を送付先に配送す
る配送拠点と、送付先住所と、第1配送日時又は第1配
送日時とは異なる不在日以外の第2配送日時と、送付元
住所と、荷物情報と、第1配送順コード又は第1配送順
コードとは異なる第2配送順コードとが含まれる。ま
た、不在日情報には、送付先名と、送付先住所と、不在
日とが含まれる。また、配送順情報には、第1配送順コ
ード又は第2配送順コードと、配送順序に対応する第1
経路順又は第1経路順とは異なる第2経路順と、配送車
両と、第1配送日時又は第2配送日時とが含まれる。
【0038】次に、図2を参照して、前述した配送セン
タサーバ1の構成を詳細に説明する。
【0039】図2に示されるように、配送センタサーバ
1の通信部10は、荷物情報登録部11、不在日情報登
録部12、荷物情報取得部13、不在日情報取得部1
4、配送車両/順序設定部15、配送車両登録物部1
6、配送順序登録部17、配送順コード登録部18、配
送拠点判断部19を備えている。
【0040】荷物情報登録部11は、受取拠点70を介
して送付元Aから受取った荷物に関する荷物コードと、
荷物を送付先に配送する配送拠点と、送付先住所と、第
1配送日時と、送付元住所と、荷物情報とを含む荷物管
理情報を生成し、生成された荷物管理情報を荷物データ
ベース20に登録する。
【0041】不在日情報登録部12は、例えば、送付先
B1からの不在日の通知(不在日通知90)を受取る
と、不在日通知90に基づいて送付先名と、送付先住所
と、不在日とを含む不在日情報を生成し、生成された不
在日情報を不在日データーベース30に登録する。
【0042】荷物情報取得部13は、荷物の配送順を決
定する際、荷物データベース20から送付先住所、第1
配送日時、送付元住所等を含む荷物管理情報を取得す
る。
【0043】不在日情報取得部14は、荷物の配送順を
決定する際、不在日データベース30から送付先名、送
付先住所、不在日を含む不在日情報を取得する。
【0044】配送車両/順序設定部15は、荷物の配送
順を決定する際、荷物情報取得部13によって取得され
た荷物管理情報と、不在日情報取得部14により取得さ
れた不在日情報とに基づいて、不在日を回避するように
第1配送日時又は第2配送日時と、配送車両と、配送順
序に対応する第1経路順又は第2経路順とを設定し、第
1配送日時又は第2配送日時と、配送車両と、第1経路
順又は第2経路順とを含む配送順情報を生成する。この
配送車両/順序設定部15は、荷物管理情報に含まれる
第1配送日時と、不在日情報に含まれる不在日とを照合
し、照合の結果、一致した場合に第2配送日時と、第2
経路順とを設定する。このとき、荷物情報登録部11
は、配送車両/順序設定部15によって設定された第2
配送日時に基づいて、荷物管理情報に含まれる第1配送
日時を第2配送日時に変更して荷物データベース20に
登録する。
【0045】配送車両登録部16は、配送車両/順序設
定部15によって設定された配送順情報に含まれる配送
車両の設定情報を配送順データベース40に登録する。
【0046】配送順序登録部17は、配送車両/順序設
定部15によって設定された配送順情報に含まれる第1
配送日時又は第2配送日時と、第1経路順又は第2経路
順とを配送順データベース40に登録する。この配送順
序登録部17は、荷物管理情報に含まれる第1配送日時
と、不在日情報に含まれる不在日とが一致する場合、配
送車両/順序設定部15によって設定された第2経路順
に基づいて、配送順情報に含まれる第1経路順を第2経
路順に変更して配送順データベース40に登録する。
【0047】配送順コード登録部18は、配送順序登録
部17によって登録された配送順情報に含まれる第1経
路順を識別するための第1配送順コード又は第2経路順
を識別するための第2配送順コードを荷物データベース
20に登録し、配送車両登録部16により登録された配
送順情報に含まれる配送車両の設定情報と、第1配送順
コード又は第2配送順コードとを配送順データベース4
0に登録する。ここで、荷物管理情報及び配送順情報に
は、更に、第1配送順コード又は第2配送順コードが含
まれる。また、配送順コード登録部18は、荷物データ
ベース20及び配送順データベース40に登録されてい
る配送順コードを、例えば、送付先B1からの不在日の
通知(不在日通知90)に応じて変更する。即ち、配送
順コード登録部18は、荷物管理情報に含まれる第1配
送日時と、不在日情報に含まれる不在日とが一致する場
合、配送車両/順序設定部15により設定された第2経
路順に基づいて、荷物管理情報に含まれる第1配送順コ
ードを第2配送順コードに変更して荷物データベース2
0に登録し、配送順情報に含まれる第1配送順コードを
配送順コードに変更して配送順データベース40に登録
する。
【0048】配送拠点判断部19は、荷物データベース
20に登録された荷物管理情報に含まれる配送拠点に基
づいて、荷物データベース20に登録された荷物管理情
報と、配送順データベース40に登録された配送順情報
とを各配送拠点サーバ50−1〜50−Nに送信する。
【0049】図3に示されるように、例えば、荷物デー
タベース20には、荷物管理情報に含まれる荷物コー
ド、配送拠点、送付先住所、第1配送日時に対応する配
送日時、送付元住所、荷物情報、第1配送順コードに対
応する配送順コードが登録される。
【0050】図4に示されるように、例えば、不在日デ
ーターベース30には、不在日情報に含まれる送付先B
1に対応する送付先名、送付先B1の送付先住所、送付
先B1の不在日が登録される。
【0051】図5に示されるように、例えば、配送順デ
ータベース40には、配送順情報に含まれる第1配送順
コードに対応する配送順コード、第1経路順に対応する
経路順、配送車両、第1配送日時に対応する配送日時が
登録される。例えば、送付先Bが3人の場合(B1、B
2、B3)、図5に示された配送順コード“10012
3”は、経路順1、2、3に従って送付先B1、B2、
B3の順で荷物が配送されることを示している。この経
路順は最短距離が例示される。
【0052】図6に示されるように、例えば、複数の配
送拠点Y側(各配送拠点Y1〜YN側)の配送拠点サー
バ50−1〜50−Nの各々が各々備えている配送拠点
データベース51−1〜51−Nには、配送センタX側
の配送センタサーバ1から送信される上述した荷物デー
タベース20の荷物管理情報と、配送順データベース4
0の配送順情報とが登録される。例えば、配送拠点YN
の配送拠点データベース51−Nに荷物データベース2
0の荷物管理情報が登録された場合、図6に示された荷
物管理情報は、配送拠点YNに対応する配送拠点“N”
に関する荷物コード、送付先住所、第1配送日時に対応
する配送日時、送付元住所、荷物情報、第1配送順コー
ドに対応する配送順コードが登録される。なお、図6に
おいては、配送順データベース40の配送順情報の図示
を省略している。
【0053】次に、本発明の物流システムの動作につい
て説明する。
【0054】本発明の物流システムの動作としては、
(A)送付元が荷物を送付する場合の動作と、(B)通
常の配送順を決定する場合の動作と、(C)送付先が不
在通知をした場合の動作とが挙げられる。
【0055】まず、(A)送付元が荷物を送付する場合
についての動作について図7を参照しながら説明する。
図7は、図1の物流システムにおける送付元が荷物を送
付する場合についての動作を示すフローチャート図であ
る。
【0056】図7に示されるように、送付元Aは受取拠
点70に荷物を送付する(ステップS1)。ここで、送
付元Aは荷物の送付時に配送期間を指定する(ステップ
S2)。その期間指定された荷物は受取拠点70から配
送センタXに送付される(ステップS3)。
【0057】配送センタX側では、配送センタサーバ1
の荷物情報登録部11により、受取拠点70を介して送
付元Aから受取った荷物に関する荷物管理情報である荷
物コード、配送拠点、送付先住所、第1配送日時、送付
元住所、荷物情報等が荷物データベース20に登録され
る(ステップS4)。
【0058】次に、(B)通常の配送順を決定する場合
の動作について図8を参照しながら説明する。図8は、
図1の物流システムにおける通常の配送順を決定する場
合についての動作を示すフローチャート図である。
【0059】図8に示されるように、配送センタX側で
は、配送センタサーバ1の荷物情報取得部13は、荷物
データベース20から送付先住所、第1配送日時、送付
元住所等を含む荷物管理情報を取得する(ステップS1
1)。また、配送センタサーバ1の不在日情報取得部1
4は、不在日データベース30から送付先名、送付先住
所、不在日を含む不在日情報を取得する(ステップS1
2)。なお、ここでの不在日についての詳細は、後述す
る。
【0060】これらの情報が取得されると、配送センタ
サーバ1の配送車両/順序設定部15は、荷物情報取得
部13によって取得された荷物管理情報と、不在日情報
取得部14により取得された不在日情報とに基づいて、
不在日を回避するように第1配送日時又は第2配送日時
と、配送車両と、配送順序に対応する第1経路順又は第
2経路順とを設定する(ステップS13)。
【0061】これら配送日時と配送車両と経路順とが設
定されると、配送車両登録部16及び配送順序登録部1
7は、配送車両/順序設定部15によって設定された第
1配送日時又は第2配送日時と、配送車両と、配送順序
に対応する第1経路順又は第2経路順との設定情報を配
送順データベース40に登録する(ステップS14)。
【0062】またこのとき、配送センタサーバ1の配送
順コード登録部18は、配送車両登録部16により登録
された配送順情報に含まれる配送車両の設定情報と、配
送順序登録部17によって登録された第1経路順を識別
するための第1配送順コード又は第2経路順を識別する
ための第2配送順コードとを配送順データベース40に
登録する(ステップS15)。また、配送順コード登録
部18は、第1配送順コード又は第2配送順コードを荷
物データベース20に登録する(ステップS16)。
【0063】次いで、配送センタサーバ1の配送拠点判
断部19は、荷物データベース20に登録された荷物管
理情報に含まれる配送拠点に基づいて、荷物データベー
ス20に登録された荷物管理情報と、配送順データベー
ス40に登録された配送順情報とを各配送拠点サーバ5
0−1〜50−Nに送信する(ステップS17)。
【0064】各配送拠点Y1〜YNでは、配送拠点サー
バ50−1〜50−Nが各々備えている配送拠点データ
ベース51−1〜51−Nに、配送センタX側の配送セ
ンタサーバ1から送信される上述した荷物データベース
20の荷物管理情報及び配送順データベース40の配送
順情報が登録される(ステップS18)。
【0065】このとき、配送拠点データベース51−1
〜51−Nに登録された荷物データベース20及び配送
順データベース40からの第1配送順コード又は第2配
送順コードにより、荷物の経路順等が取得される(ステ
ップS19)。
【0066】配送センタXは、配送拠点Y1〜YNの各
々に各々大規模配送ルート80−1〜80−Nを介して
荷物を配送し(ステップS20)、配送拠点Y1〜YN
の各々には配送センタXから荷物が届けられる(ステッ
プS21)。このとき、配送拠点データベース51−1
〜51−Nに荷物管理情報、配送順情報等が登録されて
いるため、配送拠点Y1〜YNに属する配送員の各々
は、荷物に付された伝票の荷物コードから荷物の情報と
荷物の経路順(第1経路順又は第2経路順)を把握でき
(ステップS22)、配送員により把握された経路順に
従い各送付先(配送拠点Y1の場合では送付先D1〜D
m、配送拠点YNの場合では送付先B1〜Bx)に荷物
が配送される(ステップS23)。
【0067】次に、(C)送付先が不在通知をした場合
の動作について図9を参照しながら説明する。図9は、
図1の物流システムにおける送付先が不在通知をした場
合についての動作を示すフローチャート図である。
【0068】図9に示されるように、例えば、送付先B
1が不在日を配送センタXに通知(不在日通知90)す
ると(ステップS31)、配送センタサーバ1の不在日
情報登録部12は、送付先名、送付先住所、不在日を不
在日データーベース30に登録する(ステップS3
2)。ここで、不在日の通知(不在日通知90)として
電話、はがき、電子メール等を用いることができる。ま
た、不在日の通知(不在日通知90)は、送付先B1が
送付元Aから荷物の送付の知らせを前もって受けた場合
や配送員からの不在通知を受取ったときに行うことがで
きる。また、不在日の通知(不在日通知90)として、
送付先B1の不在日に加え、送付先B1が配送日時を指
定することもできる。
【0069】配送センタサーバ1の配送車両/順序設定
部15は、荷物情報取得部13によって取得された荷物
管理情報に含まれる第1配送日時と、不在日情報取得部
14により取得された不在日情報に含まれる不在日とを
照合し、送付先B1への荷物の配送日時が不在日に一致
していないかの確認が行われる(ステップS33)。
【0070】照合の結果、一致していた場合(ステップ
S34−YES)、配送車両/順序設定部15は、第2
配送日時と、第2経路順とを設定する。このとき、荷物
情報登録部11は、配送車両/順序設定部15によって
設定された第2配送日時に基づいて、荷物管理情報に含
まれる第1配送日時を第2配送日時に変更(更新)して
荷物データベース20に登録する。また、配送順序登録
部17は、配送車両/順序設定部15によって設定され
た第2経路順に基づいて、配送順情報に含まれる第1経
路順を第2経路順に変更(更新)して配送順データベー
ス40に登録する。また、配送順コード登録部18は、
配送車両/順序設定部15により設定された第2経路順
に基づいて、荷物管理情報に含まれる第1配送順コード
を第2配送順コードに変更(更新)して荷物データベー
ス20に登録し、配送順情報に含まれる第1配送順コー
ドを配送順コードに変更して配送順データベース40に
登録する(ステップS35)。
【0071】ここで、不在日の通知(不在日通知90)
として送付先B1の不在日に加え、送付先B1が配送日
時を指定した場合、ステップS35にて、荷物情報登録
部11は、荷物データベース20の第1配送日時を指定
された配送日時に優先的に変更(更新)して荷物データ
ベース20に登録する。この場合、送付先B1を含む複
数の送付先の各々が各々異なる配送日時を指定すると不
都合であるため、複数の送付先の各々には複数の配送日
時を指定してもらい、荷物情報登録部11は、荷物デー
タベース20の第1配送日時が、指定された複数の配送
日時の頻度が多い配送日時に優先的に変更(更新)する
ことが好ましい。
【0072】送付先B1を受持つ配送拠点YNには、更
新された情報(荷物管理情報及び配送順情報)が配送セ
ンタサーバ1から配送拠点サーバ50−Nに送信され
(ステップS36)、その送付先B1を受持つ配送拠点
YNの配送拠点データベース51−Nに登録された内容
が更新された情報(荷物管理情報及び配送順情報)に変
更される(ステップS37)。配送拠点YNでは、配送
員は送付先B1の不在日を避けて荷物を配送する(ステ
ップS38)。
【0073】一方、照合の結果、送付先B1への荷物の
配送日時が不在日に一致していない場合(ステップS3
4−NO)、配送センタサーバ1から送付先B1を受持
つ受持つ配送拠点YNに配送日時等の変更無しが通知さ
れることにより(ステップS39)、上記の荷物データ
ベース20や配送順データベース40の変更が行われ
ず、予定通りの配送が行われる(ステップS40)。
【0074】このように、本発明の物流システムは、送
付元Aからの荷物に関する荷物管理情報と、送付先から
通知される不在日通知90に基づいた不在日情報と、不
在日情報に応じた配送順情報とを配送センタX側の配送
センタサーバ1によって管理し、配送センタサーバ1に
通信ネットワーク60を介して接続され、配送センタサ
ーバ1によって管理されている荷物管理情報及び配送順
情報を受取るとともに、受取った荷物管理情報及び配送
順情報に基づき、荷物の送付先を配送拠点Y側の配送拠
点サーバ50−1〜50−Nによって管理するため、送
付先の都合に合わせた配送経路を決定することができ、
不在時での配送が回避されるので、業務効率や車両資源
の使用効率を高めることができる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明により、本発明の物流システ
ムによれば、送付先から通知される不在日通知に基づい
た不在日情報により、荷物の配送順が管理されるため、
送付先の都合に合わせた配送経路を決定することができ
る。
【0076】また、本発明の物流システムによれば、不
在時での配送を回避するため、業務効率や車両資源の使
用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の物流システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図2は、図1の物流システムにおける配送セン
タサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、図1の物流システムにおける荷物デー
タベースの内容を示す図である。
【図4】図4は、図1の物流システムにおける不在日デ
ータベースの内容を示す図である。
【図5】図5は、図1の物流システムにおける配送順デ
ータベースの内容を示す図である。
【図6】図6は、図1の物流システムにおける配送拠点
データベースの内容を示す図である。
【図7】図7は、図1の物流システムにおける送付元が
荷物を送付する場合についての動作を示すフローチャー
ト図である。
【図8】図8は、図1の物流システムにおける通常の配
送順を決定する場合についての動作を示すフローチャー
ト図である。
【図9】図9は、図1の物流システムにおける送付先が
不在通知をした場合についての動作を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 配送センタサーバ 10 通信部 11 荷物情報登録部 12 不在日情報登録部 13 荷物情報取得部 14 不在日情報取得部 15 配送車両/順序設定部 16 配送車両登録物部 17 配送順序登録部 18 配送順コード登録部 19 配送拠点判断部 20 荷物データベース 30 不在日データーベース 40 配送順データベース 50−1〜50−N 配送拠点サーバ 51−1〜51−N 配送拠点データベース 52−1〜52−N 個別配送ルート 60 通信ネットワーク 70 受取拠点 80−1〜80−N 大規模配送ルート 90 不在日通知 A 送付元 D1〜Dm、B1〜Bx 送付先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴巻 孝裕 東京都江東区新木場一丁目18番6号 エヌ イーシーソフト株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと、 前記ネットワーク上に設けられ、送付元からの荷物に関
    する荷物管理情報と、送付先から通知される不在日通知
    に基づいた不在日情報と、前記不在日情報に応じた配送
    順情報とを生成し、前記荷物管理情報及び配送順情報を
    送信する配送センタサーバと、 前記ネットワーク上に設けられ、前記荷物管理情報及び
    配送順情報を受信し、前記荷物管理情報及び配送順情報
    に基づいて前記荷物の前記送付先を管理する配送拠点サ
    ーバとを備えた物流システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の物流システムにおい
    て、 前記配送センタサーバは、 前記荷物管理情報が登録される荷物データベースと、 前記不在日情報が登録される不在日データベースと、 前記配送順情報が登録される配送順データベースとを備
    え、 前記配送拠点サーバは、前記荷物管理情報及び配送順情
    報が登録される配送拠点データベースを備えた物流シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の物流システムにおい
    て、 前記荷物データベースには、荷物コードと、配送拠点
    と、送付先住所と、第1配送日時又は前記第1配送日時
    とは異なる第2配送日時と、送付元住所と、荷物情報
    と、第1配送順コード又は前記第1配送順コードとは異
    なる第2配送順コードとを含む前記荷物管理情報が登録
    され、 前記不在日データベースには、送付先名と、送付先住所
    と、不在日とを含む前記不在日情報が登録され、 前記配送順データベースには、前記第1配送順コード又
    は前記第2配送順コードと、配送順序に対応する第1経
    路順又は前記第1経路順とは異なる第2経路順と、配送
    車両と、前記第1配送日時又は前記第2配送日時とを含
    む前記配送順情報が登録され、 前記第2配送日時は前記不在日と異なる物流システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の物流システムにおい
    て、 前記配送センタサーバは、 荷物コードと、前記荷物を前記送付先に配送する配送拠
    点と、送付先住所と、第1配送日時又は前記第1配送日
    時とは異なる第2配送日時と、送付元住所と、荷物情報
    とを含む前記荷物管理情報を生成して前記荷物データベ
    ースに登録する荷物情報登録部と、 前記送付先からの不在日の通知を受取ると、送付先名
    と、送付先住所と、前記不在日とを含む前記不在日情報
    を生成して前記不在日データベースに登録する不在日情
    報登録部と、 前記荷物の配送順を決定する際、前記荷物管理情報と前
    記不在日情報とに基づいて、前記不在日を回避するよう
    に前記第1配送日時又は前記第2配送日時と、配送車両
    と、配送順序に対応する第1経路順又は前記第1経路順
    とは異なる第2経路順とを設定し、前記第1配送日時又
    は前記第2配送日時と、前記配送車両と、前記第1経路
    順又は前記第2経路順とを含む前記配送順情報を生成す
    る配送車両/順序設定部と、 前記配送車両/順序設定部によって設定された前記第1
    配送日時又は前記第2配送日時と、前記第1経路順又は
    前記第2経路順とを含む前記配送順情報を前記配送順デ
    ータベースに登録する配送順序登録部とを備えた物流シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の物流システムにおい
    て、 前記配送センタサーバは、 前記荷物の配送順を決定する際、前記荷物データベース
    から前記荷物管理情報を取得する荷物情報取得部と、 前記荷物の配送順を決定する際、前記不在日データベー
    スから前記不在日情報を取得する不在日情報取得部とを
    更に備え、 前記配送車両/順序設定部は、前記荷物情報取得部によ
    り取得された前記荷物管理情報と、前記不在日情報取得
    部により取得された前記不在日情報とに基づいて、前記
    不在日を回避するように前記第1配送日時又は前記第2
    配送日時と、前記配送車両と、前記第1経路順又は前記
    第2経路順とを設定する物流システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の物流システムにおい
    て、 前記配送センタサーバは、 前記配送車両/順序設定部により設定された前記配送車
    両の設定情報を更に含む前記配送順情報を前記配送順デ
    ータベースに登録する配送車両登録部と、 前記配送順序登録部により登録される前記第1経路順を
    識別するための第1配送順コード又は前記第2経路順を
    識別するための前記第1配送順コードとは異なる第2配
    送順コードを更に含む前記荷物管理情報を前記荷物デー
    タベースに登録し、前記配送車両登録部により登録され
    る前記配送車両の設定情報と、前記第1配送順コード又
    は前記第2配送順コードとを更に含む前記配送順情報を
    前記配送順データベースに登録する配送順コード登録部
    と、 前記荷物データベースに登録された前記荷物管理情報に
    含まれる前記配送拠点に基づいて、前記荷物データベー
    スに登録された前記荷物管理情報と、前記配送順データ
    ベースに登録された前記配送順情報とを前記配送拠点サ
    ーバに送信する配送拠点判断部とを更に備えた物流シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれか一項に記載の
    物流システムにおいて、 前記配送車両/順序設定部は、前記荷物管理情報に含ま
    れる前記第1配送日時と、前記不在日情報に含まれる前
    記不在日とを照合し、照合の結果に基づいて前記第2配
    送日時と、前記第2経路順とを設定する物流システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の物流システムにおい
    て、 前記荷物情報登録部は、前記配送車両/順序設定部によ
    り設定された前記第2配送日時に基づいて、前記荷物管
    理情報に含まれる前記第1配送日時を前記第2配送日時
    に変更して前記荷物データベースに登録する物流システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の物流システムに
    おいて、 前記配送順序登録部は、前記配送車両/順序設定部によ
    り設定された前記第2経路順に基づいて、前記配送順情
    報に含まれる前記第1経路順を前記第2経路順に変更し
    て前記配送順データベースに登録する物流システム。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれか一項に記載
    の物流システムにおいて、 前記配送順コード登録部は、前記配送車両/順序設定部
    により設定された前記第2経路順に基づいて、前記荷物
    管理情報に含まれる前記第1配送順コードを前記第2配
    送順コードに変更して前記荷物データベースに登録し、
    前記配送順情報に含まれる前記第1配送順コードを第2
    配送順コードに変更して前記配送順データベースに登録
    する物流システム。
  11. 【請求項11】送付元からの荷物に関する荷物管理情報
    を生成するステップと、 送付先から通知される不在日通知に基づいて不在日情報
    を生成するステップと、 前記不在日情報に応じた配送順情報を生成するステップ
    と、 前記荷物管理情報及び配送順情報をネットワーク上に送
    信するステップとをコンピュータに実行させるためのプ
    ログラム。
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