JP2002299335A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

Info

Publication number
JP2002299335A
JP2002299335A JP2001100032A JP2001100032A JP2002299335A JP 2002299335 A JP2002299335 A JP 2002299335A JP 2001100032 A JP2001100032 A JP 2001100032A JP 2001100032 A JP2001100032 A JP 2001100032A JP 2002299335 A JP2002299335 A JP 2002299335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
treatment apparatus
thermocouple
film
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001100032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4210041B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Makitani
敏幸 牧谷
Takanori Saito
孝規 斎藤
Karuki Aikman
香留樹 アイクマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001100032A priority Critical patent/JP4210041B2/ja
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to DE60219903T priority patent/DE60219903T2/de
Priority to PCT/JP2002/002710 priority patent/WO2002082524A1/ja
Priority to KR10-2003-7011125A priority patent/KR20030078936A/ko
Priority to US10/473,248 priority patent/US7141765B2/en
Priority to EP02705408A priority patent/EP1376667B1/en
Priority to CNB028057686A priority patent/CN1257537C/zh
Priority to TW091106048A priority patent/TWI248129B/zh
Publication of JP2002299335A publication Critical patent/JP2002299335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4210041B2 publication Critical patent/JP4210041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/02Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples
    • G01K7/04Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples the object to be measured not forming one of the thermoelectric materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/46Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for heating the substrate
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K1/00Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
    • G01K1/20Compensating for effects of temperature changes other than those to be measured, e.g. changes in ambient temperature

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理体の温度を高い忠実度で検出すること
ができ、被処理体について、所望の熱処理を急速的に行
うことができる熱処理装置を提供すること。 【解決手段】 熱処理装置は、処理容器内に配置された
被処理体を加熱手段によって加熱することにより所定の
熱処理を行う熱処理装置において、前記加熱手段を制御
するための温度データを検出する温度検出器を処理容器
内に備えてなり、温度検出器は、保護管と、この保護管
内に配設された熱電対とにより構成されており、少なく
とも当該熱電対を構成する金属素線の結合部の表面に、
反射防止機能を有する膜が形成されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造プロセス
においては、被処理体としての半導体ウエハに対して、
酸化、拡散、成膜などの処理を行うために、各種の熱処
理装置が用いられており、例えば複数の被処理体の熱処
理を一度に行うことができるバッチ式の縦型熱処理装置
が知られている。
【0003】このような縦型熱処理装置においては、複
数の被処理体が上下方向に所定間隔で多段に載置された
被処理体保持具を処理容器内に収容し、この処理容器の
周囲に設けられた筒状ヒータによって、処理容器内に設
けられた温度検出器により検出された温度データに基づ
いて制御された発熱量で加熱することにより、被処理体
について所定の熱処理が行われる。
【0004】半導体ウエハに対して熱処理を行うに際し
ては、均一な膜質及び特性の良好な成膜等を達成するた
めに、各半導体ウエハの面内の温度の均一性が高いこと
に加え、互いに異なる高さ位置に載置されている半導体
ウエハ間での温度の均一性が高いことが要求されてお
り、このような要求に対して、処理容器内を上下方向に
複数の加熱領域(ゾーン)に区分し、各々の加熱領域に
応じた発熱量で加熱することにより、被処理体の熱処理
がなされている。
【0005】上記のような熱処理装置においては、温度
検出器は、例えば石英ガラスよりなり、処理容器内を上
方に伸びる直管状の保護管と、この保護管内において処
理容器の各々の加熱領域に対応する位置に配設された熱
電対とにより構成されており、これにより、処理容器内
の各々の加熱領域に対応した位置の温度が検出され、検
出された温度データに基づいて加熱手段の発熱量が調整
される。図6に示すように、熱電対60は、例えば、白
金よりなる金属素線61Aと、白金ロジウム合金よりな
る金属素線61Bとが組み合わされてなり、各々の金属
素線61A、61Bには、例えばアルミナセラミックス
よりなるスリーブ状の絶縁部材62A、62Bが、金属
素線61A、61Bが挿通された状態で設けられてい
る。そして、金属素線61A、61Bは、リード線とし
て保護管65内を伸びて外部に導かれ、制御装置に接続
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記の縦型熱
処理装置においては、被処理体である半導体ウエハと温
度検出器における熱電対60との昇温特性とが互いに異
なり、熱電対60の温度の立ち上がり特性が半導体ウエ
ハより緩慢であるため、実際に温度検出器により検出さ
れる温度と半導体ウエハの温度との間には不可避的に誤
差が生じ、その結果、加熱手段の温度制御を高い精度で
行うことが困難であり、結局、被処理体について所望の
熱処理を急速に行うことができない、という問題があ
る。
【0007】以上の原因を究明したところ、熱電対60
における白金素線61Aおよび白金ロジウム合金素線6
1Bはその表面が金属光沢を有しており、被処理体から
放射される放射光に対する反射率が高くて熱放射率が小
さく、しかも各々の金属素線61A、61Bに設けられ
た絶縁部材62A、62Bにより熱電対60自体の熱容
量が大きくなるため、温度の立ち上がり特性が被処理体
のものに比して緩慢になり、応答性が遅くなることが判
明した。
【0008】そこで、熱電対自体の反射率(熱放射率)
を改善することにより、被処理体よりの放射光に対する
応答性が改善されることを見出し、本発明の完成に至っ
たものであり、その目的は、被処理体の温度を高い忠実
度で検出することができ、従って、被処理体について、
所望の熱処理を急速的に行うことができる熱処理装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱処理装置は、
処理容器内に配置された被処理体を加熱手段によって加
熱することにより所定の熱処理を行う熱処理装置におい
て、前記加熱手段を制御するための温度データを検出す
る温度検出器を処理容器内に備えてなり、温度検出器
は、保護管と、この保護管内に配設された熱電対とによ
り構成されており、少なくとも当該熱電対を構成する金
属素線の結合部の表面に、反射防止機能を有する膜が形
成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の熱処理装置は、複数の被処理体が
高さ方向に所定間隔で載置された被処理体保持具を処理
容器内に収容し、この処理容器において上下方向に区分
された複数の加熱領域の各々について温度制御が可能と
された加熱手段によって被処理体を加熱することによ
り、所定の熱処理を行う熱処理装置において、前記加熱
手段を制御するための温度データを検出する温度検出器
を処理容器内に備えてなり、温度検出器は、処理容器内
において上方に伸びるよう配置された保護管と、この保
護管内において、前記加熱領域の各々に対応する位置に
配設された複数の熱電対とにより構成され、少なくとも
当該熱電対を構成する金属素線の結合部の表面に、反射
防止機能を有する膜が形成されていることを特徴とす
る。
【0011】本発明の熱処理装置においては、反射防止
機能を有する膜は多層膜よりなり、少なくともその厚み
方向において最上部に位置される構成層が絶縁性を有す
るものであることが好ましく、さらに、熱電対の金属素
線と接触する構成層が、当該金属素線に対して不活性な
材質により形成されていることが好ましい。また、本発
明の熱処理装置においては、熱電対の金属素線は、白金
と白金ロジウム合金とよりなり、反射防止機能を有する
膜は、その厚み方向に対してシリコンナイトライド層と
シリコン層とがこの順序で交互に積層された構成とする
ことができ、シリコン層は、リンがドープされたもので
あってもよい。さらに、本発明の熱処理装置において
は、表面に膜が形成された部分における、0.5〜5μ
mの波長領域のすべての光線に対する反射率が80%以
下であることが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の熱処理装置によれば、温度検出器にお
ける熱電対を、その受熱部が被処理体よりの放射光に対
する反射率が小さくて熱放射率が高く、しかもそれ自体
の熱容量を小さいものとすることができるので、当該熱
電対の応答性を高くすることができ、その結果、被処理
体の温度を高い忠実度で検出することができ、従って、
加熱手段の制御を急速に行うことができる。
【0013】本発明の熱処理装置によれば、温度検出器
における各々の熱電対によって、複数に区分された処理
容器内の加熱領域の各々に対応した位置に載置された被
処理体ついて、高い忠実度で温度検出を行うことがで
き、従って、処理容器内の各々の加熱領域に対する加熱
手段の発熱量分布を正確に制御することができ、その結
果、、各々の被処理体の平面内だけでなく、互いに異な
る高さ位置に載置された被処理体間に対しても、実質的
に均一に、しかも所期の温度状態において、熱処理を行
うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照しながら、CVD法により被処理体に対して成膜処理
を行うための縦型熱処理装置を例に挙げて説明する。図
1は、本発明の縦型熱処理装置の一例における構成の概
略を示す説明用断面図である。この縦型熱処理装置にお
いては、高さ方向(図1において、上下方向)に伸びる
よう配置された、上端が開放されている直管状の内管1
1Aと、その周囲に所定の間隔を隔てて同心状に配置さ
れた、上端が閉塞されている外管11Bとからなる二重
管構造を有する処理容器(プロセスチューブ)11を備
えており、処理容器11の下方空間は、後述する被処理
体保持具としてのウエハボート17に対して、被処理体
である半導体ウエハの移載等が行われるローディングエ
リアLとされている。そして、内管11Aおよび外管1
1Bは、いずれも耐熱性および耐食性に優れた材料、例
えば高純度の石英ガラスにより形成されている。
【0015】この処理容器11における外管11Bの下
端部には、上端にフランジ部分12Aを有する短円筒状
のマニホールド12が設けられており、当該フランジ部
分12Aには、例えばOリングなどのシール手段(図示
せず)を介して外管11Bの下端部に設けられた下端フ
ランジ部分111がフランジ押え13によって接合され
て、処理容器11の外管11Bが固定された状態とされ
ている。処理容器11における内管11Aは、外管11
Bの下端面より下方に延出して、マニホールド12内に
挿入された状態で、このマニホールド12の内面に設け
られた環状の内管支持部14により支持されている。
【0016】この縦型熱処理装置の処理容器11の縦断
面において、マニホールド12の一方の側壁には、処理
容器11内に処理ガスや不活性ガスを導入するためのガ
ス供給配管15が、当該マニホールド12の側壁を気密
に貫通して、内管11A内を上方に伸びるよう設けられ
ており、このガス供給配管15には、図示しないガス供
給源が接続されている。また、マニホールド12の他方
の側壁には、処理容器11内を排気する排気部16が設
けられており、この排気部16には、例えば真空ポンプ
および圧力制御機構を有する排気機構(図示せず)が接
続され、これにより、処理容器11内が所定の圧力に制
御される。
【0017】処理容器11の下方には、上下方向に駆動
されて被処理体保持具であるウエハボート17を処理容
器11内に搬入、搬出する昇降機構21が設けられてお
り、この昇降機構21は、処理容器11の下端開口11
Cを開閉する円板状の蓋体20を備えている。ウエハボ
ート17は、例えば高純度の石英ガラスよりなり、複数
枚例えば100〜150枚程度の半導体ウエハが上下に
所定間隔(ピッチ)、例えば5.2〜20.8mmで多
段に載置される。
【0018】昇降機構21における蓋体20には、処理
容器11と平行に上方に伸びる柱状の支持部材22が蓋
体20を貫通する状態で設けられており、この支持部材
22には、その上部にウエハボート17が載置される円
板状のボートサポート22Aが一体に設けられていると
共に、蓋体20の下部に設けられた回転駆動手段23に
接続されている。また、蓋体20の上部には、例えば石
英よりなる保温筒24が、支持部材22が挿通された状
態で設けられている。
【0019】処理容器11の外側には、処理容器11内
に収容された半導体ウエハを所定の処理温度に加熱する
ための加熱手段としての筒状ヒータ30が処理容器11
の周囲を取り囲む状態で設置されている。筒状ヒータ3
0には、線状の抵抗発熱体が内面に螺旋状または蛇行状
に配設された円筒状の断熱材(図示せず)が設けられて
おり、この抵抗発熱体は、後述する温度検出器40によ
り検出された半導体ウエハの温度データに基づいて、当
該半導体ウエハが予め設定された温度状態となるよう供
給すべき電力の大きさを制御する制御部31に接続され
ている。
【0020】この筒状ヒータ30は、処理容器11内を
高さ方向に複数、図示の例では4つの加熱領域(ゾー
ン)Z1〜Z4に分けて、各々の加熱領域について独立
して温度制御が可能な状態、すなわちゾーン制御が可能
な状態とされている。
【0021】処理容器11の上方には、処理容器11内
におけるウエハボート17と対向する状態で筒状ヒータ
30の上端面と平行に配置された面状ヒータ32が設け
られており、これにより、処理容器11の上方からの放
熱が有効に防止され、半導体ウエハをその面内において
高い均一性で加熱処理することができる。面状ヒータ3
2は、例えば線状の抵抗発熱体が板状の基材上に配線さ
れてなり、この抵抗発熱体は、制御部31に接続されて
いる。
【0022】この縦型熱処理装置の処理容器11内にお
いては、温度検出器40が配置されており、この温度検
出器40により検出された温度データに基づいて筒状ヒ
ータ30および面状ヒータ32の発熱量の大きさが制御
される。具体的には、温度検出器40は、マニホールド
12の他方の壁面を気密に貫通する状態で、処理容器1
1内における所定の位置に収容されたウエハボート17
と内管11Bとの間に形成される略環状の空間内を、内
管11Bと平行に高さ方向に伸びるよう配置されてお
り、内管11Bの上端面から延出する先端部分が、処理
容器11の中心位置に向かってウエハボート17に保持
された半導体ウエハと平行に伸びる状態とされている。
【0023】この温度検出器40は、図2にも示すよう
に、例えば透明石英ガラスよりなる保護管41と、この
保護管41内において、面状ヒータ32による加熱領域
に対応する位置(例えば面状ヒータ32の中心位置に相
当する位置)および筒状ヒータ31による各々の加熱領
域Z1〜Z4に対応する位置に配設された複数(この実
施例においては合計5つ)の熱電対42とにより構成さ
れている。
【0024】保護管41は、全体が略L字状であって、
上方に伸びる直管状の第1の温度検知部41Aと、この
第1の温度検知部41Aの上端に連続して当該第1の温
度検知部41Aの管軸に直交する水平方向(図2におい
て右方向)に伸びる第2の温度検知部41Bとからな
り、第1の温度検知部41Aの下端に連続して水平方向
に伸びる基端側部分41Cは、処理容器11内に配置さ
れるときに、マニホールド12の他方の側壁を気密に貫
通して処理容器11の外部に突出するよう、第2の温度
検知部41Bが伸びる方向とは逆方向(図2において左
方)に伸びる状態とされている。
【0025】保護管41は、その先端部分、すなわち第
2の温度検知部41Bの先端部分が閉じた状態とされて
いると共に、その基端側部分41Cが例えば接着剤など
の封止材45により封止されており、この封止部を介し
て、熱電対42の金属素線43が外部に引き出されてい
る。そして、熱電対42の金属素線43は、補償導線を
介して制御部31の入力端子に接続されている。保護管
41の基端側部分41Cは、気密に封止されていてもよ
く、また、保護管41内には、熱電対42の酸化を防止
するために、例えば窒素ガス(N2 ガス)などの不活性
ガスが充填された構成とすることができる。
【0026】熱電対42の金属素線43は、その素線径
が例えば0.3mmである、例えば白金(Pt)素線4
3Aと白金ロジウム合金(Pt/Rh)素線43Bとよ
りなり、図3および図4に示すように、各々の金属素線
43A、43Bおよびこれらの金属素線43A、43B
の結合部44の表面には、膜50が形成されている。具
体的には、この膜50は、それが形成された部分におけ
る、0.5〜5μmの波長領域のすべての光線に対する
反射率が、各々の金属素線43A、43B自体および結
合部44自体の表面における反射率より小さくなるもの
であり、特定の波長領域のすべての光線に対して反射防
止機能を有する。
【0027】この膜50は、例えば無機物質からなる層
の複数が、形成されるべき膜の厚み方向に積層されてな
る多層膜により構成することができる。この膜50にお
いて、その厚み方向に対して最上部に位置する構成層5
0Aは、絶縁性を有するものであることが好ましく、金
属素線43A、43Bおよび結合部44と接触する最下
部に位置される構成層50Cは、金属素線43A、43
Bに対して不活性な材質により形成されていることが好
ましい。
【0028】膜50を構成する個々の構成層50A〜5
0Cの材質、積層数、厚み、その他の条件を考慮して、
互いに異なる屈折率を有する物質を選択して積層させる
ことにより所期の機能を有する膜を確実に得ることがで
きる。例えば、形成されるべき膜の厚み方向に対して、
例えばシリコンナイトライド層とシリコン層とがこの順
序で交互に積層されてなる多層膜とすることができる。
図4の例においては、この膜50は、シリコンナイトラ
イド層50Aと、シリコン層50Bと、シリコンナイト
ライド層50Cとの三層積層体によって構成されてい
る。この場合において、シリコンナイトライド層50
A、50Cの厚みは0.1〜0.3μmであることが好
ましく、シリコン層50Bの厚みは1〜3μmであるこ
とが好ましく、膜50全体の厚みが1.2〜3.6μm
であることが好ましい。
【0029】また、シリコン層50Bは、例えばリン
(P)がドープされたものとすることもできる。この場
合には、リン(P)がドープされていないシリコン層を
有する膜50に比して、0.5〜5μmの波長領域のす
べての光線に対する反射率を20%程度低下させること
ができ、優れた反射防止効果が発揮される。
【0030】以上において、本発明に係る温度検出器4
0の熱電対42においては、表面に膜50が形成された
部分における、0.5〜5μmの波長領域のすべての光
線に対する反射率が80%以下とされており、より好ま
しくは50%以下とされる。これにより、確実に所期の
熱電対の応答性が得られる。
【0031】次に、以上の構成からなる縦型熱処理装置
において実施される被処理体(半導体ウエハ)に対する
熱処理について説明する。先ず、ローディングエリアL
において、半導体ウエハの移載が行われて半導体ウエハ
が保持された状態のウエハボート17が、蓋体20が最
下位置にあるときのボートサポート22A上に載置され
た後、昇降機構21により蓋体20が上方向に駆動され
てウエハボート17が下端開口11Cから処理容器11
内に搬入されると共に、蓋体20により処理容器11の
下端開口11Cが気密に閉塞される。ここに、例えばウ
エハボート17における最上部および最下部の載置部に
は、模擬的な半導体ウエハ(ダミーウエハ)が載置され
た状態とされている。
【0032】そして、排気手段が作動されて処理容器1
1内が所定の圧力、例えば6×10 -4Pa程度に減圧さ
れると共に、筒状ヒータ30および面状ヒータ32によ
り処理容器11内の温度が所定の温度となるよう制御さ
れた状態において、回転駆動手段23によりウエハボー
ト17が回転された状態で、ガス供給配管15より処理
容器11内に適宜の処理ガスが導入されて、半導体ウエ
ハに対して成膜処理が行われる。
【0033】而して、上記の縦型熱処理装置によれば、
温度検出器40により、半導体ウエハの温度を高い忠実
度で検出することができ、その結果、検出された温度デ
ータに基づいて筒状ヒータ30および面状ヒータ32の
発熱量を制御することにより、所期の熱処理を急速的に
行うことができる。
【0034】具体的には、温度検出器40における熱電
対42は、各々の金属素線43A、43Bおよびこれら
の結合部44の表面に特定の膜50が形成されているこ
とにより、その受熱部(結合部44)が半導体ウエハよ
りの放射光に対する反射率が小さいもの(熱放射率が高
いもの)となると共に、しかも各々の金属素線43A、
43Bが互いに接触することが禁止された状態とされお
り、従って、従来の熱電対であれば各々の金属素線を絶
縁するために必要とされる絶縁部材が不要となるので、
熱電対42全体の熱容量が小さいものとなる。
【0035】その結果、半導体ウエハよりの放射光に対
する応答性が速くなって、昇温時において急峻な温度の
立ち上がり特性を示すようになり、熱電対42の温度特
性を半導体ウエハの温度特性に対して高い追従性で、換
言すれば熱電対42の温度特性を半導体ウエハの温度特
性に対して高い忠実度で一致させることができその結
果、半導体ウエハの温度を高い忠実度で検出することが
できる。従って、検出された温度データに基づいて筒状
ヒータ30および面状ヒータ32の発熱量が制御される
ことにより、半導体ウエハに対して所定の熱処理を急速
的に行うことができる。
【0036】また、すべての熱電対42において、半導
体ウエハの温度が高い忠実度で検出されるので、各々の
熱電対42に対応した筒状ヒータ30の各加熱領域に対
する発熱量を独立して調整して、制御された発熱量分布
で処理容器11の高さ方向に対してゾーン制御が行うこ
とができ、従って、処理容器11内において、各半導体
ウエハの面内だけでなく、互いに異なる高さ位置に載置
された半導体ウエハ間に対しても、実質的に均一に、し
かも所期の温度状態に制御された状態において熱処理を
行うことができる。
【0037】熱電対42における特定の膜50が多層膜
よりなり、その厚み方向に対して最上部に位置される構
成層が絶縁性を有するものであることにより、各々の金
属素線43A、43Bが互いに電気的に絶縁されるの
で、従来のものであれば互いの金属素線を絶縁するため
に必要とされる絶縁部材が不要となり、熱電対42自体
の熱容量を小さくすることができ、従って、半導体ウエ
ハよりの放射光に対する応答性を速くすることができ
る。また、金属素線43A、43Bと接触する構成層
が、当該金属素線43A、43Bに対して不活性な材質
のものであることにより、金属素線43A、43Bと構
成層の物質との間に合金が形成されて膜50が切れるな
どの弊害を生じることが確実に防止され、膜50の所期
の機能を安定的に発揮させることができる。
【0038】<実験例>以下、図1に示す構成の熱処理
装置による実験例について説明する。 (熱電対A)それぞれ素線径が0.3mmの白金素線
(43A)と白金ロジウム合金素線(43B)とにより
構成され、金属素線の各々(43A、43B)およびこ
れらの金属素線の結合部(44)の表面に、下記表1に
示す構成の膜(50)が形成されてなる熱電対(これを
「熱電対A」とする。)を作製した。そして、この熱電
対(42)において、膜(50)が形成されている部分
における、0.5〜5μmの波長領域のすべての光線に
対する反射率は80%以下であった。
【0039】
【表1】
【0040】(熱電対B)各々の金属素線に、アルミナ
セラミックスよりなる筒状の絶縁部材を金属素線が挿通
された状態で設けたことの他は熱電対Aと同様の構成を
有する熱電対(これを「熱電対B」とする。)を作製し
た。
【0041】(熱電対C)金属素線の各々およびこれら
の結合部の表面に膜を形成しなかったことの他は熱電対
Aと同様の構成を有する比較用の熱電対(これを「熱電
対C」とする。)を作製した。
【0042】(熱電対D)金属素線の各々およびこれら
の結合部の表面に膜を形成しなかったことの他は熱電対
Bと同様の構成を有する比較用の熱電対(これを「熱電
対D」とする。)を作製した。
【0043】上記の4つの熱電対A〜Dが高さ方向にお
ける中央位置にそれぞれ設置された、被処理体が載置さ
れていない空の状態のウエハボート(17)を処理容器
(11)内に導入して、筒状ヒータ(30)および面状
ヒータ(32)を出力が最大となる状態で4.5分間作
動させ、各々の熱電対について、昇温時における温度の
立ち上がり特性について調べたところ、図5に示す結果
が得られた。
【0044】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る熱電対Aおよび熱電対Bの温度の立ち上がり特性
は、比較用の熱電対Cおよび熱電対Dの温度の立ち上が
り特性より急峻なものとなっており、金属素線の各々お
よびこれらの結合部の表面に所定の膜を形成することに
より、熱電対の応答性が高くなることが確認された。
【0045】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、
種々の変更を加えることができる。例えば、熱電対の表
面に形成される膜を構成する物質としては、上記のもの
の他に、熱伝導性に優れたもの、例えば炭化ケイ素(S
iC)、窒化アルミニウム(AlN)などを用いること
ができ、反射率を低減させる効果が確実に得られること
から、黒色系のものを用いることが特に好ましい。ま
た、多層膜よりなる場合には、構成層の積層数、個々の
構成層の厚みおよびその他の条件は、特に制限されるも
のではない。
【0046】温度検出器は、その保護管内を減圧状態と
して、基端側部分において、気密に封止された構成のも
のを用いることができる。この場合には、処理容器11
内が減圧状態とされた際に、何らかの原因によって保護
管が破裂してその破片が処理容器内に飛散することを確
実に防止することができる。また、保護管の基端側部分
に、その全周にわたって環状の溝が形成されていてもよ
く、当該温度検出器を処理容器内に配置するに際して
は、この環状溝にマニホールドの側壁を嵌合させた状態
で配置されてストッパとして機能することにより、処理
容器内が減圧状態とされた際に、温度検出器が処理容器
内に引き込まれることを防止することができる。
【0047】上記においては、本発明をCVD法による
成膜処理を行う縦型熱処理装置に適用した場合について
説明したが、成膜処理に限らず、例えば酸化処理、拡散
処理、アニール処理等を行う熱処理装置に適用すること
もできる。また、被処理体が高さ方向に多段に保持され
た状態で処理容器内に収容されて所定の処理が行われ
る、いわゆる縦型熱処理装置に限定されるものではな
い。
【0048】
【発明の効果】本発明の熱処理装置によれば、温度検出
器における熱電対を、その受熱部が被処理体より放射さ
れる放射光に対する反射率が小さく、しかもそれ自体の
熱容量を小さいものとすることができるので、当該熱電
対の応答性が高くなり、その温度特性が被処理体の温度
特性に実質的に一致するよう調整された状態において、
被処理体の温度を高い忠実度で検出することができ、従
って、所望の熱処理を急速的に行うことができる。
【0049】本発明の熱処理装置によれば、温度検出器
を構成する各々の熱電対によって、複数に区分された処
理容器内の加熱領域の各々について、正確な温度検出を
行うことができ、検出された温度データに基づいて、加
熱手段が制御された発熱量で作動されることにより、各
々の被処理体の平面内だけでなく、互いに異なる高さ位
置に載置された被処理体間に対しても、実質的に均一
に、しかも所期の温度状態において、熱処理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型熱処理装置の一例における構成の
概略を示す説明用断面図である。
【図2】温度検出器の構成の一例を示す説明用断面図で
ある。
【図3】温度検出器における熱電対の構成の一例を示す
説明用断面図である。
【図4】熱電対における金属素線およびその結合部の表
面に多層膜が形成された状態を示す説明用断面図であ
る。
【図5】昇温時における熱電対の立ち上がり特性を示す
図である。
【図6】従来における熱電対の一例における構成の概略
を示す説明用断面図である。
【符号の説明】
11 処理容器(プロセスチューブ) 11A 内管 11B 外管 11C 下端開口 111 下端フランジ部分 12 マニホールド 12A フランジ部分 13 フランジ押え 14 内管支持部 15 ガス供給配管 16 排気部 17 ウエハボート 20 蓋体 21 昇降機構 22 支持部材 22A ボートサポート 23 回転駆動手段 24 保温筒 30 筒状ヒータ 31 制御部 32 面状ヒータ 40 温度検出器 41 保護管 41A 保護管本体部 41B 分岐管部 41C 基端側部分 42 熱電対 43 金属素線 43A 白金(Pt)素線 43B 白金ロジウム合金(Pt/Rh)素線 44 結合部 45 封止材 50 膜 50A 構成層(シリコンナイトライド層) 50B 構成層(シリコン層) 50C 構成層(シリコンナイトライド層) 60 熱電対 61A 白金(Pt)素線 61B 白金ロジウム合金(Pt/Rh)素線 62A、62B 絶縁部材 65 保護管 L ローディングエリア Z1〜Z4 加熱領域
フロントページの続き (72)発明者 アイクマン 香留樹 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 2F056 KA03 KA16 4K030 CA04 CA12 GA02 HA17 KA23 KA39 KA47 LA15 5F045 AA20 BB01 DP19 EC02 GB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内に配置された被処理体を加熱
    手段によって加熱することにより所定の熱処理を行う熱
    処理装置において、 前記加熱手段を制御するための温度データを検出する温
    度検出器を処理容器内に備えてなり、 温度検出器は、保護管と、この保護管内に配設された熱
    電対とにより構成されており、少なくとも当該熱電対を
    構成する金属素線の結合部の表面に、反射防止機能を有
    する膜が形成されていることを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の被処理体が高さ方向に所定間隔で
    載置された被処理体保持具を処理容器内に収容し、この
    処理容器において上下方向に区分された複数の加熱領域
    の各々について温度制御が可能とされた加熱手段によっ
    て被処理体を加熱することにより、所定の熱処理を行う
    熱処理装置において、 前記加熱手段を制御するための温度データを検出する温
    度検出器を処理容器内に備えてなり、 温度検出器は、処理容器内において上方に伸びるよう配
    置された保護管と、この保護管内において、前記加熱領
    域の各々に対応する位置に配置された複数の熱電対とに
    より構成され、少なくとも当該熱電対を構成する金属素
    線の結合部の表面に、反射防止機能を有する膜が形成さ
    れていることを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 反射防止機能を有する膜は多層膜よりな
    り、少なくともその厚み方向において最上部に位置され
    る構成層が絶縁性を有するものであることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 反射防止機能を有する膜は、熱電対の金
    属素線と接触する構成層が、当該金属素線に対して不活
    性な材質により形成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の熱処理装置。
  5. 【請求項5】 熱電対の金属素線は、白金と白金ロジウ
    ム合金とよりなり、反射防止機能を有する膜は、その厚
    み方向に対してシリコンナイトライド層とシリコン層と
    がこの順序で交互に積層されてなるものであることを特
    徴とする請求項3または請求項4に記載の熱処理装置。
  6. 【請求項6】 反射防止機能を有する膜におけるシリコ
    ン層は、リンがドープされたものであることを特徴とす
    る請求項5に記載の熱処理装置。
  7. 【請求項7】 表面に膜が形成された部分における、
    0.5〜5μmの波長領域のすべての光線に対する反射
    率が80%以下であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれかに記載の熱処理装置。
JP2001100032A 2001-03-30 2001-03-30 熱処理装置 Expired - Fee Related JP4210041B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001100032A JP4210041B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 熱処理装置
PCT/JP2002/002710 WO2002082524A1 (fr) 2001-03-30 2002-03-20 Dispositif de traitement thermique
KR10-2003-7011125A KR20030078936A (ko) 2001-03-30 2002-03-20 열처리 장치
US10/473,248 US7141765B2 (en) 2001-03-30 2002-03-20 Heat treating device
DE60219903T DE60219903T2 (de) 2001-03-30 2002-03-20 Wärmebehandlungseinrichtung
EP02705408A EP1376667B1 (en) 2001-03-30 2002-03-20 Heat treating device
CNB028057686A CN1257537C (zh) 2001-03-30 2002-03-20 热处理装置
TW091106048A TWI248129B (en) 2001-03-30 2002-03-27 Heat treatment device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001100032A JP4210041B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 熱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002299335A true JP2002299335A (ja) 2002-10-11
JP4210041B2 JP4210041B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=18953512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001100032A Expired - Fee Related JP4210041B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 熱処理装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7141765B2 (ja)
EP (1) EP1376667B1 (ja)
JP (1) JP4210041B2 (ja)
KR (1) KR20030078936A (ja)
CN (1) CN1257537C (ja)
DE (1) DE60219903T2 (ja)
TW (1) TWI248129B (ja)
WO (1) WO2002082524A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1933322A2 (en) 2002-10-11 2008-06-18 Ricoh Company, Ltd. Recording of information on recording medium having temporary spare area

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3802889B2 (ja) * 2003-07-01 2006-07-26 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置及びその校正方法
JP5647502B2 (ja) * 2010-02-23 2014-12-24 株式会社日立国際電気 熱処理装置、半導体装置の製造方法及び基板処理方法。
JP5451793B2 (ja) * 2012-02-10 2014-03-26 東京エレクトロン株式会社 温度センサ及び熱処理装置
GB201303189D0 (en) * 2013-02-22 2013-04-10 Weston Aerospace Ltd Method of producing a thermocouple having a tailored thermoelectric response
CA2841756C (en) 2013-02-22 2023-09-19 Weston Aerospace Limited Method of producing a thermocouple having a tailored thermoelectric response

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US567689A (en) 1896-09-15 Sash-fastener
DK170450B1 (da) 1986-12-12 1995-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Termisk følesystem
JPH075631Y2 (ja) * 1987-01-30 1995-02-08 国際電気株式会社 縦型炉
US5106786A (en) * 1989-10-23 1992-04-21 At&T Bell Laboratories Thin coatings for use in semiconductor integrated circuits and processes as antireflection coatings consisting of tungsten silicide
JPH0824193B2 (ja) * 1990-10-16 1996-03-06 工業技術院長 平板型光弁駆動用半導体装置の製造方法
JP3024661B2 (ja) * 1990-11-09 2000-03-21 セイコーエプソン株式会社 アクティブマトリクス基板及びその製造方法
JPH06229837A (ja) * 1993-02-08 1994-08-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 被覆熱電対の製造方法および被覆熱電対用線材の製造方法
JPH07181085A (ja) 1993-12-24 1995-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 測温接点が絶縁被覆された熱電対及びその製造方法
JP3307181B2 (ja) * 1995-07-31 2002-07-24 ソニー株式会社 透過型表示装置
US5917563A (en) * 1995-10-16 1999-06-29 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having an insulation film made of organic material between an additional capacity and a bus line
KR100268926B1 (ko) 1996-12-31 2000-10-16 김영환 반도체소자의 배선 형성방법
US5889302A (en) * 1997-04-21 1999-03-30 Advanced Micro Devices, Inc. Multilayer floating gate field effect transistor structure for use in integrated circuit devices
JPH11224130A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Bridgestone Corp 温度の調節方法
JP4312851B2 (ja) * 1998-04-27 2009-08-12 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置およびその作製方法
JP3702096B2 (ja) * 1998-06-08 2005-10-05 三洋電機株式会社 薄膜トランジスタ及び表示装置
JP2000077346A (ja) * 1998-08-26 2000-03-14 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2000088667A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Isuzu Ceramics Res Inst Co Ltd 繊維補強型熱電対
JP3141860B2 (ja) * 1998-10-28 2001-03-07 ソニー株式会社 液晶表示装置の製造方法
EP2284605A3 (en) * 1999-02-23 2017-10-18 Semiconductor Energy Laboratory Co, Ltd. Semiconductor device and fabrication method thereof
JP4700156B2 (ja) * 1999-09-27 2011-06-15 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2002319679A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1933322A2 (en) 2002-10-11 2008-06-18 Ricoh Company, Ltd. Recording of information on recording medium having temporary spare area

Also Published As

Publication number Publication date
CN1494738A (zh) 2004-05-05
JP4210041B2 (ja) 2009-01-14
US7141765B2 (en) 2006-11-28
DE60219903T2 (de) 2008-01-17
KR20030078936A (ko) 2003-10-08
DE60219903D1 (de) 2007-06-14
EP1376667B1 (en) 2007-05-02
EP1376667A1 (en) 2004-01-02
CN1257537C (zh) 2006-05-24
WO2002082524A1 (fr) 2002-10-17
TWI248129B (en) 2006-01-21
EP1376667A4 (en) 2005-01-12
US20040115585A1 (en) 2004-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100260119B1 (ko) 반도체 처리장치
KR101855091B1 (ko) 급속 열처리 챔버용 투명 반사기 플레이트
US20180040520A1 (en) Substrate processing apparatus, method of manufacturing semiconductor device, and thermocouple support
KR102076643B1 (ko) 기판 처리 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
US20010040156A1 (en) System for controlling the temperature of a reflective substrate during rapid heating
TW201131681A (en) Substrate processing apparatus having a radiant cavity
JP2001156005A (ja) 縦型熱処理装置及び熱処理方法
CN105914163B (zh) 衬底处理装置、半导体器件的制造方法以及加热部
US8172950B2 (en) Substrate processing apparatus and semiconductor device producing method
JP2002299335A (ja) 熱処理装置
JP4393009B2 (ja) 縦型熱処理装置
KR101767469B1 (ko) 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법 및 가열부
JP3383784B2 (ja) 半導体ウェハの熱処理装置
JP2002296122A (ja) 熱処理装置および熱処理方法
JPH10242067A (ja) 熱処理用基板支持具
JP4247020B2 (ja) 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
JP2006173531A (ja) 基板処理装置
KR102654476B1 (ko) 온도 센서, 히터 유닛, 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법 및 프로그램
JPH09246261A (ja) 熱処理装置とその温度制御方法
JPH1025577A (ja) 成膜処理装置
JP2007324478A (ja) 基板処理装置
JP2013191695A (ja) 基板処理装置
KR20050091691A (ko) 열처리 방법 및 열처리 장치
JP3240187B2 (ja) 熱処理方法及びそれに用いる縦型熱処理装置
WO2004030058A1 (ja) 熱処理方法および熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051014

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20051213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141031

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees