JP2002296885A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

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JP2002296885A
JP2002296885A JP2001101778A JP2001101778A JP2002296885A JP 2002296885 A JP2002296885 A JP 2002296885A JP 2001101778 A JP2001101778 A JP 2001101778A JP 2001101778 A JP2001101778 A JP 2001101778A JP 2002296885 A JP2002296885 A JP 2002296885A
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JP2001101778A
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Tomoaki Hattori
智章 服部
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Brother Industries Ltd
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーカートリッジを用いた場合でも、劣化
トナーによる画質の低下を発生させることのない現像装
置を提供すること。 【解決手段】 現像装置31、32、33を一体に構成
し、支持軸50の周りに回転可能に配置する。また、現
像装置31、32、33はそれぞれの現像室が一体とな
った現像部24と、それぞれのトナーホッパー室が一体
となったトナーボックス25とを、着脱自在に構成す
る。トナーボックス25の交換の際には、現像装置3
1、32、33を矢印B方向に回転させることにより、
現像部24の劣化トナーをトナーボックス25に収容さ
せる。また、回転時に現像ローラ2の保護部材60を突
出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤収容部の交
換可能な現像装置、及びその現像装置を備えた画像形成
装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザプリンタに用いられる現像
装置は、例えば、非磁性一成分トナーを収容する現像剤
収容室としてのトナーホッパーと、現像室とを備えてい
る。この現像室には、現像剤担持体としての現像ロー
ラ、供給ローラ、及び層厚規制ブレード等が設けられ
る。
【0003】トナーホッパー内には、予め所定量のトナ
ーが収容されているが、現像動作に伴って消費されるた
め、何らかの方法で補給する必要がある。
【0004】例えば、トナーホッパーの上部に開口部を
設け、この開口部にトナー補給用のトナーボックスを装
着した後、トナーボックスに貼り付けられているフィル
ムを引き抜くことにより、トナーボックスからトナーホ
ッパーにトナーを補給する方法がある。
【0005】しかし、この方法では、トナーホッパーの
開口部が露出するために、補給作業時においてトナーが
作業者の手などに付着したり、トナー漏れが発生する場
合がある。
【0006】そこで、このようなトナー補給時における
不具合を解消するために、現像装置全体を、画像形成装
置に対して着脱可能なドラムカートリッジとして構成し
たものが用いられている。
【0007】このドラムカートリッジを用いれば、トナ
ー補給時におけるトナー漏れ、トナー汚れを殆ど発生さ
せずに、新たなトナーを用いて現像動作を行うことがで
きる。
【0008】しかしながら、一般に、ドラムカートリッ
ジ内にトナーが無くなった時点では、現像ローラは未だ
使用寿命に達しておらず、引き続き使用可能な状態にあ
る。従って、ドラムカートリッジを用いると、使用可能
な現像ローラまで交換されることになり、無駄が生じて
いた。
【0009】そこで、現像装置全体をカートリッジ化す
るのではなく、トナーホッパーの部分だけをトナーカー
トリッジとして現像装置に対して交換可能に構成した現
像装置が提案された。
【0010】この方式の現像装置では、トナーカートリ
ッジ交換時のトナー漏れあるいはトナー付着が殆ど発生
せず、かつ、現像室内の現像ローラを有効に使用するこ
とができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記現
像室内には、それまでの現像に使用されずに回収され、
劣化したトナーが蓄積されており、この劣化したトナー
が前記トナーカートリッジの新しいトナーに混入するこ
とで、その帯電性の違い等から、かぶりの発生、画質の
低下、あるいは画質の変化等の不具合が発生することが
あった。
【0012】このような劣化したトナーの混入は、新し
いトナーカートリッジを現像装置に装着した際の衝撃、
あるいは装着後に現像装置に与えた振動等によって生じ
る。
【0013】そこで、本発明は、この問題点を解決し、
トナーカートリッジを用いた場合でも、劣化したトナー
によるかぶりの発生、画質の低下、あるいは画質の変化
等の不具合を発生させることのない現像装置及びそれを
備えた画像形成装置を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の現像装置
は、前記課題を解決するために、現像剤を担持搬送する
現像剤担持体が備えられた現像部と、該現像部との連通
開口部を有し現像剤を収容する現像剤収容部とが、着脱
自在に設けられた現像装置であって、前記現像剤収容部
の交換時に、前記現像部に滞留する現像剤を交換前の現
像剤収容部へ移行させる移行手段を備えることを特徴と
する。
【0015】請求項1記載の現像装置によれば、移行手
段は、現像剤収容部の交換時に、前記現像部に滞留する
現像剤を交換前の現像剤収容部へ移行させる。従って、
交換後の現像剤収容部には、劣化した現像剤が混入する
ことがなく、画質の低下等を発生させることがない。
【0016】請求項2記載の現像装置によれば、前記移
行手段は、前記現像剤収容部の交換時に、前記現像部が
前記現像剤収容部の鉛直方向上部に位置する姿勢を生じ
させる姿勢制御手段を備える。従って、前記現像部に滞
留する現像剤は、鉛直下方の交換前の現像剤収容部へ落
下する。従って、交換後の現像剤収容部には、劣化した
現像剤が混入することがなく、画質の低下等を発生させ
ることがない。
【0017】請求項3記載の現像装置によれば、前記現
像装置は、3色の現像剤に対応して、前記現像部と現像
剤収容部との組み合わせを3組備え、現像部及び現像剤
収容部は、それぞれ3組で一体となって着脱自在に形成
されている。従って、交換後の各色の現像剤収容部に
は、劣化した各色の現像剤が混入することがなく、画質
の低下等を発生させることがない。また、3色の現像剤
が同時に補給されることになるので、色ごとの画質のば
らつきを発生させることがない。
【0018】請求項4記載の現像装置によれば、前記現
像剤収容部の前記連通開口部は、シール手段によって覆
われる。従って、交換の前後において現像剤収容部から
の現像剤漏れを確実に防止する。
【0019】請求項5記載の現像装置によれば、前記現
像剤収容部の前記連通開口部は、シール手段としての蓋
部材によって覆われ、該蓋部材には、交換後の前記現像
剤収容部を搬送するための搬送手段が設けられている。
従って、交換の前後において現像剤収容部からの現像剤
漏れを確実に防止すると共に、搬送の際の現像剤汚れを
確実に防止する。
【0020】請求項6記載の現像装置によれば、前記現
像剤収容部を交換する際に、その交換動作と連動して、
前記連通開口部はシャッター部材によって覆われる。従
って、交換の前後において現像剤収容部からの現像剤漏
れを確実に防止する。
【0021】請求項7記載の現像装置によれば、新しい
現像剤を収容した現像剤収容部に、前記現像部を装着す
ると、その装着動作と連動して、前記連通開口部は前記
シャッター手段により開放される。従って、現像剤汚れ
を生じさせることなく、現像装置を使用可能な状態にす
る。
【0022】請求項8記載の現像装置によれば、前記現
像剤収容部を交換すると、その交換動作と連動して保護
手段が作動し、前記現像剤担持体表面の他の部材との接
触を防ぐ。従って、交換時における前記現像剤担持体の
損傷を確実に防ぐ。
【0023】請求項9記載の現像装置によれば、前記現
像剤担持体は表層としてウレタン系コート層を備えてい
るので、耐久性が向上する。その結果、現像剤収容部を
交換しながら現像装置を使用した場合でも、長期間に亘
って良好な現像動作が行われる。
【0024】請求項10記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、現像剤を担持搬送する現像剤担持
体が備えられた現像部と、該現像部との連通開口部を有
し現像剤を収容する現像剤収容部とが着脱自在に設けら
れた現像装置を、着脱自在に備える画像形成装置であっ
て、前記現像剤収容部の交換時に、前記現像部に滞留す
る現像剤を交換前の現像剤収容部へ移行させる移行手段
を備える。
【0025】請求項10記載の画像形成装置によれば、
移行手段は、現像剤収容部の交換時に、前記現像部に滞
留する現像剤を交換前の現像剤収容部へ移行させる。従
って、交換後の現像剤収容部には、劣化した現像剤が混
入することがなく、画質の低下等を発生させることがな
い。
【0026】請求項11記載の画像形成装置によれば、
前記移行手段は、前記現像剤収容部の交換時に、前記現
像部が前記現像剤収容部の鉛直方向上部に位置する姿勢
を生じさせる姿勢制御手段を備える。従って、前記現像
部に滞留する現像剤は、鉛直下方の交換前の現像剤収容
部へ落下する。従って、交換後の現像剤収容部には、劣
化した現像剤が混入することがなく、画質の低下等を発
生させることがない。
【0027】請求項12記載の画像形成装置によれば、
前記現像装置は、3色の現像剤に対応して、前記現像部
と現像剤収容部との組み合わせを3組備え、現像部及び
現像剤収容部は、それぞれ3組で一体となって着脱自在
に形成されている。従って、交換後の各色の現像剤収容
部には、劣化した各色の現像剤が混入することがなく、
画質の低下等を発生させることがない。また、3色の現
像剤が同時に補給されることになるので、色ごとの画質
のばらつきを発生させることがない。
【0028】請求項13記載の画像形成装置によれば、
前記姿勢制御手段は、前記現像装置を回動自在に軸支す
る軸支手段であり、現像剤収容部の交換の際に前記現像
装置を回動させる。その際、前記現像部に滞留する現像
剤は、鉛直下方の交換前の現像剤収容部へ落下する。従
って、交換後の現像剤収容部には、劣化した現像剤が混
入することがなく、画質の低下等を発生させることがな
い。
【0029】請求項14記載の画像形成装置によれば、
回転制御手段が、前記現像剤収容部の交換時に、前記現
像剤担持体を現像時とは逆方向に回転させる。従って、
前記現像部に滞留する現像剤は、交換前の現像剤収容部
へ収容され、交換後の現像剤収容部には、劣化した現像
剤が混入することがない。その結果、画質の低下等の発
生を防止する。
【0030】請求項15記載の画像形成装置によれば、
前記回転制御手段は、前記現像部が前記現像剤収容部の
鉛直方向上部に位置する姿勢になった時に、前記現像剤
担持体を現像時とは逆方向に回転させる。従って、前記
現像部に滞留する現像剤は、現像剤担持体の回転及び現
像剤の自重により交換前の現像剤収容部へ落下し、交換
後の現像剤収容部には、劣化した現像剤が混入すること
がない。その結果、画質の低下等の発生を防止する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0032】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
【0033】図1に例示するカラー画像形成装置30
は、現像装置31〜34と、給紙ユニット36と、転写
ローラ40と、定着装置43と、中間転写ベルト46
と、感光体ベルト47とを備えている。
【0034】現像装置31〜34には、それぞれマゼン
タトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラッ
クトナーが収容されており、矢印で示す感光体ベルト4
7の移動方向に沿って並設されている。なお、現像装置
31〜34の詳細な構成については後述する。
【0035】給紙ユニット36は、用紙を収容する収容
トレイ37と、用紙を送り出すピックアップローラ35
とから構成されている。給紙ユニット36は、現像装置
31〜34、感光体ベルト47、及び中間転写ベルト4
6により画像形成動作が開始されると、所定のタイミン
グで用紙を供給する。
【0036】定着装置43は、加熱ローラ43aと、加
圧ローラ43bとを備え、4色のトナー像を坦持した用
紙を、加熱ローラ43a及び加圧ローラ43bによって
狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、前記ト
ナー像を用紙に定着させる。
【0037】中間転写ベルト46は、ポリカーボネイ
ト、またはポリイミド等に導電性を付与したシートをベ
ルト状に形成したものであり、3つのローラ46a、4
6b、46cに架け渡されている。感光体ベルト47と
の接触位置におけるローラ46aには、所定の電圧が印
加されており、感光体ベルト47上に形成されたトナー
像を前記導電性のシートからなる中間転写ベルト46に
転写するように構成されている。また、トナー像を用紙
へ転写する位置におけるローラ46cには、ローラ40
が対向して設けられており、ローラ40にも所定の電位
が印加されている。その結果、中間転写ベルト46上に
坦持された4色のトナー像は、用紙に転写されることに
なる。
【0038】感光体ベルト47は、例えば、表面にアル
ミニウム蒸着膜を形成したPETフィルム等の基材シー
ト上に、単層構造であって正帯電性の感光層が形成され
たベルトである。
【0039】以上のような本実施形態におけるカラー画
像形成装置30においては、まず、感光体ベルト47の
感光層が図示しない帯電器により一様に帯電され、次
に、この感光層は、図示しないスキャナユニットにより
照射されたマゼンタ色の画像に対応したレーザー光によ
り露光される。次に、マゼンタトナーを収容した現像装
置34が、感光体ベルト47の感光層上に形成された静
電潜像にマゼンタトナーを付着させ、マゼンタ色の現像
を行う。このようにして形成されたマゼンタ色のトナー
像は、一旦、中間転写ベルト46の表面上に転写され
る。
【0040】次に、転写後の感光体ベルト47上に残っ
たトナーは、図示しないクリーニング器によって除去さ
れ、感光体ベルト47の感光層は、再び帯電器により一
様に帯電される。次に、この感光層は、スキャナユニッ
トにより照射されたシアン色の画像に対応したレーザー
光により露光される。以下、マゼンタ色の現像工程と同
様の工程が行われ、感光体ベルト47上にはシアン色の
トナー像が形成される。
【0041】このシアン色のトナー像は、前記中間転写
ベルト46に坦持されているマゼンタ色のトナー像に重
ね合わされるように転写され、前記中間転写ベルト46
上に坦持される。
【0042】以下、イエロー、ブラックの各色につき、
上述と同様の工程が行われ、結局、中間転写ベルト46
上には、4色のトナー像が形成されることになる。この
4色のトナー像は、給紙ユニット36から供給される用
紙上に、ローラ40と中間転写ベルト46との圧接位置
において転写される。そして、このトナー像は、定着装
置43において用紙上に定着され、排紙トレイ45上に
排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形成
されることになる。
【0043】次に、本実施形態のカラー画像形成装置3
0に用いられる現像装置31〜34の構成を詳しく説明
する。
【0044】現像装置31〜33は、図1に示すよう
に、一体となって支持軸50を中心に、矢印B方向に回
動可能に設けられている。また、現像装置34は、現像
装置31〜33とは離れた位置に独立して設けられてい
る。
【0045】各現像装置は、現像室23と、現像剤収容
室としてのトナーホッパー室21とを備えている。但
し、現像装置31〜33においては、3つの現像装置3
1〜33の現像室23が一体となって現像部24を構成
し、3つの現像装置31〜33のトナーホッパー室21
が一体となってトナーボックス25を構成している。ま
た、現像部24とトナーボックス25とは着脱自在に構
成されている。
【0046】各現像装置の現像室23には、現像剤担持
体としての現像ローラ2と、供給ローラ3が備えられて
いる。
【0047】現像ローラ2は、例えば導電性シリコンゴ
ムを基材として円柱状に構成され、更に、表面にフッ素
を含有した樹脂またはゴム材のコート層が形成されてい
る。なお、現像ローラ2は、必ずしも基材を導電性シリ
コンゴムで構成しなくてもよく、導電性ウレタンゴムで
構成しても良い。また、現像ローラ2には所定の電圧が
印加されており、感光体ベルト47との間に所定の電位
差を有するように構成されている。
【0048】供給ローラ3は、例えば導電性のスポンジ
ローラであり、現像ローラ2に対してスポンジの弾性力
によって押圧接触するように配置されている。なお、供
給ローラ3としては、この他にも、導電性シリコンゴム
あるいはウレタンゴム等の適宜の部材を使用することが
できる。
【0049】また、現像装置31〜33には、保護部材
60が設けられている。保護部材60は、リンク機構6
1に接続され、矢印C方向に移動自在になっている。ま
た、リンク機構61はレバー62に接続されている。レ
バー62は、バネ63によって付勢されており、矢印D
方向に移動自在になっている。
【0050】このような構成により、現像装置31〜3
3が感光体ベルト47に対向する位置にある場合には、
レバー62が画像形成装置30の内部の一部30aに当
接し、現像装置31〜33の内部に押し込まれる。その
結果、リンク機構61が保護部材60を現像装置31〜
33の内部に押し込む方向に移動させる。
【0051】一方、現像装置31〜33を、矢印B方向
に回動させると、レバー62はバネ63によって付勢さ
れ、現像装置31〜33から飛び出る方向に移動する。
その結果、リンク機構61が、保護部材60を現像装置
31〜33から突出させる方向に移動させる。
【0052】以上のような構成により、トナーボックス
25を交換するために、現像装置31〜33を、矢印B
方向に回動させると、現像部24に滞留している劣化ト
ナーは自重により、トナーボックス25に落下する。な
お、この時、図示しない制御手段により、現像装置31
〜33の現像ローラ2を、現像動作時とは逆方向に回転
させても良い。その結果、現像部24に滞留している劣
化トナーは確実にトナーボックス25内に収容される。
【0053】また、現像装置31〜33を、矢印B方向
に回動させた際には、上述した機構により、図1に示す
ように、保護部材60が現像装置31〜33から突出し
ている。従って、この状態で、現像部24とトナーボッ
クス25を分離させ、この現像部24を所定の位置に置
いた場合でも、現像ローラ2の損傷を確実に防止するこ
とができる。
【0054】次に、新しいトナーが収容されたトナーボ
ックス25に、前記現像部24を取り付け、現像装置3
1〜33を感光体ベルト47に対向させる位置に戻す
と、前記機構により保護部材60が現像装置31〜33
に押し込まれ、現像動作が可能な状態になる。
【0055】以上のように、本実施形態によれば、トナ
ーボックス交換の際に、現像部24が、トナーボックス
25に対して鉛直上方に位置し、更には現像ローラ2が
現像動作時とは逆回転するので、確実に劣化トナーを古
いトナーボックス25内に収容させることができる。そ
の結果、交換後の新しいトナーボックス25内に、劣化
トナーが混入することがない。
【0056】また、上述したように、トナーボックス2
5の交換の際には、現像ローラ2を保護する保護部材6
0が突出するので、現像ローラ2の表面の損傷を確実に
防ぐことができる。
【0057】なお、現像装置31〜33を回動させるよ
うに構成したが、図1に示す画像形成装置の上方向に現
像装置31〜33を移動させて取り外すようにしても良
い。また、図1の紙面の手前側に現像装置31〜33を
移動させて取り外すようにしても良い。但し、これらの
場合には、取り外した現像装置31〜33を横置き出来
ないように、現像装置31〜33のケースに凸部を設け
るようにすれば良い。このようにすれば、トナーボック
ス25と現像部24とが水平になることがなく、劣化ト
ナーのトナーボックス25への収容を確実に行うことが
できる。
【0058】また、図2に示すように、現像装置31〜
33のケースに予め現像ローラ2の表面位置よりも外側
に突出した突起部70を設けるようにしても良い。この
場合、突起部70の位置は、現像装置31〜33を感光
体ベルト47に対向させた際、感光体ベルト47の幅よ
りも外側になるように構成する。
【0059】また、現像装置31〜33は、スライドさ
せるように構成しても良い。あるいは、画像形成装置3
0の図示しないカバーを開けて、トナーボックスを横方
向に着脱させるように構成しても良い。この場合には、
図3及び図4に示すように、トナーボックス25に突起
部71を設け、この突起部71が、図5に示すように現
像部24に設けられたスリット75に挿入されるように
構成する。なお、図5は、現像部24をトナーボックス
24との接合側から見た図である。現像部24には、リ
ンク機構73を設けておき、このリンク機構73に突起
部71が当接すると、保護部材60を突出させるように
構成する。
【0060】また、トナーボックス25と、現像部24
には、それぞれ連通開口部を覆うシャッター部材72を
設けておく。トナーボックス25のシャッター部材72
は、トナーボックス25を取り外した際に、連通開口部
を遮蔽し、トナーボックス25を現像部24に取り付け
た際に連通開口部を開放する。また、現像部24のシャ
ッター部材74は、トナーボックス25を取り外した際
に連通開口部を遮蔽し、トナーボックス25を取り付け
た際に連通開口部を開放する。
【0061】以上のように、本実施形態によれば、トナ
ーボックス交換の際に、現像部の劣化トナーを古いトナ
ーボックスに収容することができるので、交換後の現像
動作において画質の低下を生じさせることがない。ま
た、交換時においては保護部材が作動するので、現像ロ
ーラを損傷させることがない。
【0062】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図6ないし図8に基づいて説明する。なお、
第1の実施形態との共通箇所には同一符号を付して説明
を省略する。
【0063】本実施形態においては、トナーボックス2
5に、図8に示すような蓋部材90を設けた。また、ト
ナーボックス25にはロックアーム80が設けられてお
り、トナーボックス25は蓋部材90によって密閉され
ている。
【0064】トナーボックス25の交換時には、まず図
6に示すようにトナーボックス25を回動させ、ロック
アーム80を取り外す。そして、トナーボックス25を
取り外す。次に、新しいトナーボックス25のロックア
ーム80を解除して、蓋部材90を取り外す。また、現
像部24に新しいトナーボックス25を装着した後、ロ
ックアーム80をロックする。そして、古いトナーボッ
クスに、取り外した蓋部材90を取り付け、ロックアー
ム80をロックする。
【0065】このように構成することにより、トナーボ
ックス25の保管時、搬送時、交換後におけるトナー漏
れとトナー汚れを防止することができる。
【0066】なお、トナーボックス25と蓋部材90の
接合部、あるいはトナーボックス25と現像部24との
接合部には、弾性部材91を設けることにより、密閉性
をより一層高めることができる。
【0067】また、蓋部材90に搬送手段としての取っ
手を設けることにより、トナーボックス25の保管時、
搬送時、交換後における取り扱いがより一層容易にな
る。
【0068】また、上述した実施形態では、カラー画像
形成装置に使用される現像装置に本発明を適用したが、
本発明はこのような例に限定されるものではなく、モノ
クロ用の現像装置にも適用可能である。
【0069】また、上述した実施形態では、感光体ベル
トを使用した画像形成装置に用いられる現像装置に本発
明を適用したが、本発明はこのような構成に限定される
ものではなく、感光ドラムを使用した画像形成装置に用
いられる現像装置にも適用可能である。更には、感光体
を用いない、例えば、マルチスタイラス電極によるも
の、あるいはトナー流を直接制御する画像形成装置にも
適用可能である。
【0070】更に、トナーは重合法によって作成された
非磁性1成分現像剤に限定されるものではなく、粉砕法
を用いた現像剤を使用する現像装置にも適用可能であ
る。
【0071】また、上述した実施形態では、劣化トナー
の移行は、自重または現像ローラ2の逆回転と自重の組
み合わせにより行ったが、供給ローラ3の逆回転を利用
してもよく、圧電素子その他の振動発生手段による振動
を用いても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交換可能なトナー容器を用いた場合でも、劣化したトナ
ーによるかぶりの発生、画質の低下、あるいは画質の変
化等の不具合を確実に防止することができる。また、交
換の際に現像ローラの損傷を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像形成装置
の概略側断面図である。
【図2】本発明の現像装置における保護部材の一例を示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における現像装置の他
の例を示す概略側断面図である。
【図4】図3の現像装置におけるトナーボックスを示す
斜視図である。
【図5】図3の現像装置における現像部を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態における現像装置を示
す断面図である。
【図7】図6の現像装置における現像部とトナーボック
スの接合部を示す図である。
【図8】図6の現像装置におけるトナーボックスを示す
斜視図である。
【符号の説明】
2…現像ローラ 24…現像部 25…トナーボックス 31、32、33、34…現像装置 60…保護部材 70…突起部 72、74…シャッター部材 90…蓋部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 507 G03G 15/01 113Z 15/01 113 15/08 507C Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 BB23 BB38 2H077 AA05 AA09 AA35 AD02 AD06 BA08 BA09 CA12 CA19 DB25 FA12 FA13 GA04 GA12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持搬送する現像剤担持体が備
    えられた現像部と、該現像部との連通開口部を有し現像
    剤を収容する現像剤収容部とが、着脱自在に設けられた
    現像装置であって、 前記現像剤収容部の交換時に、前記現像部に滞留する現
    像剤を交換前の現像剤収容部へ移行させる移行手段を備
    える、 ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記移行手段は、前記現像剤収容部の交
    換時に、前記現像部が前記現像剤収容部の鉛直方向上部
    に位置する姿勢を生じさせる姿勢制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像装置は、3色の現像剤に対応し
    て、前記現像部と現像剤収容部との組み合わせを3組備
    え、現像部及び現像剤収容部は、それぞれ3組で一体と
    なって着脱自在に形成されている、 ことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤収容部の前記連通開口部を覆
    うシール手段を更に備えることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記シール手段は、前記連通開口部を覆
    う蓋部材であり、該蓋部材には、交換後の前記現像剤収
    容部を搬送するための搬送手段が設けられていることを
    特徴とする請求項4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記シール手段は、前記現像剤収容部の
    交換動作と連動して前記連通開口部を覆うシャッター部
    材であることを特徴とする請求項4記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 新しい現像剤を収容した現像剤収容部に
    は、前記現像部の装着動作と連動して前記連通開口部を
    開放する前記シャッター手段が取り付けられていること
    を特徴とする請求項6記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤収容部の交換動作と連動し
    て、前記現像剤担持体表面の他の部材との接触を防ぐ保
    護手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤担持体は表層としてウレタン
    系コート層を備えていることを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれか1記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 現像剤を担持搬送する現像剤担持体が
    備えられた現像部と、該現像部との連通開口部を有し現
    像剤を収容する現像剤収容部とが着脱自在に設けられた
    現像装置を、着脱自在に備える画像形成装置であって、 前記現像剤収容部の交換時に、前記現像部に滞留する現
    像剤を交換前の現像剤収容部へ移行させる移行手段を備
    える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記移行手段は、前記現像剤収容部の
    交換時に、前記現像部が前記現像剤収容部の鉛直方向上
    部に位置する姿勢を生じさせる姿勢制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像装置は、3色の現像剤に対応
    して、前記現像部と現像剤収容部との組み合わせを3組
    備え、3組分の現像部及び3組分の現像剤収容部が、そ
    れぞれ一体となって着脱自在に形成されている、 ことを特徴とする請求項10または11記載の画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 前記姿勢制御手段は、前記現像装置を
    回動自在に軸支する軸支手段であることを特徴とする請
    求項10ないし12のいずれか1記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記現像剤収容部の交換時に、前記現
    像剤担持体を現像時とは逆方向に回転させる回転制御手
    段を更に備えることを特徴とする請求項10ないし13
    のいずれか1記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記回転制御手段は、前記現像部が前
    記現像剤収容部の鉛直方向上部に位置する姿勢になった
    時に、前記現像剤担持体を現像時とは逆方向に回転させ
    る手段である、ことを特徴とする請求項14記載の画像
    形成装置。
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