JP2002295062A - 車両のアウトハンドル装置 - Google Patents

車両のアウトハンドル装置

Info

Publication number
JP2002295062A
JP2002295062A JP2001096431A JP2001096431A JP2002295062A JP 2002295062 A JP2002295062 A JP 2002295062A JP 2001096431 A JP2001096431 A JP 2001096431A JP 2001096431 A JP2001096431 A JP 2001096431A JP 2002295062 A JP2002295062 A JP 2002295062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
cover
outer panel
concave portion
door outer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001096431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4647816B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Shigeyama
勝儀 重山
Takeshi Taniguchi
猛 谷口
Yasuto Fujiwara
泰斗 冨士原
Masaru Asakura
優 朝倉
Akira Kamikura
明 上倉
Kentaro Yoshimura
健太郎 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001096431A priority Critical patent/JP4647816B2/ja
Publication of JP2002295062A publication Critical patent/JP2002295062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647816B2 publication Critical patent/JP4647816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一端部がドアアウターパネルに回動可能に支承
されるハンドル本体と、非操作状態に在る前記ハンドル
本体の他端に対向してドアアウターパネルに取付けられ
るカバーと、車両ユーザのドア施錠意思を確認するため
の施錠意思確認手段とを備える車両のアウトハンドル装
置において、施錠意思確認手段の誤操作が生じることを
極力回避する。 【解決手段】施錠意思確認手段40がカバー15に配設
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のアウトハン
ドル装置に関し、特に、一端部がドアアウターパネルに
回動可能に支承されるハンドル本体と、非操作状態に在
る前記ハンドル本体の他端に対向してドアアウターパネ
ルに取付けられるカバーと、車両ユーザのドア施錠意思
を確認するための施錠意思確認手段とを備える車両のア
ウトハンドル装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなアウトハンドル装置は、携帯
送・受信機を有する車両ユーザが車両から離れることに
より、前記携帯送・受信機と、車両側に配設される車両
側送・受信機との間での信号の送・受信が不能となるこ
とによってドアを自動的にロックするようにしたスマー
トエントリーシステム等で用いられており、車両ユーザ
が車両から遠ざからないとロック状態とならないのでは
防盗性が低下するので、従来のアウトハンドル装置で
は、車両ユーザのドア施錠意思を確認するための施錠意
思確認手段であるスイッチが、車両ユーザが触れること
により施錠意思を確認すべくハンドル本体に配設されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようにハンドル本体にスイッチが配設される構成では、
車両ユーザがドアを開放操作するためにハンドル本体を
握ったときにスイッチに誤って触れる可能性があり、そ
のスイッチの誤操作による誤作動を生じてしまう可能性
もある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、施錠意思確認手段の誤操作が生じることを極
力回避し得るようにした車両のアウトハンドル装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、一端部がドアアウターパネ
ルに回動可能に支承されるハンドル本体と、非操作状態
に在る前記ハンドル本体の他端に対向してドアアウター
パネルに取付けられるカバーと、車両ユーザのドア施錠
意思を確認するための施錠意思確認手段とを備える車両
のアウトハンドル装置において、前記施錠意思確認手段
が前記カバーに配設されることを特徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、車両ユーザがドアを開放すべくハンドル本体を握
って開放操作しても、ユーザの手がカバーに接触する機
会は少なく、したがって施錠意思確認手段の誤操作が生
じることを極力回避することができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記カバーの一部を構成し
てドアアウターパネルに固定されるカバー部材に、該カ
バー部材の外面側に開放した第1凹部と、第1凹部との
間に隔壁を介在させて前記ドアアウターパネル側に開放
した第2凹部と、第1凹部の中央部に配置されて前記隔
壁から突出する突部と、両端を開放して前記突部および
隔壁に設けられる装着孔とが設けられ、前記カバー部材
のドアアウターパネルへの固定に応じて前記第2凹部に
押し込まれるスイッチホルダの前記隔壁側の端部に保持
される基板と、該基板上に設けられて前記装着孔に挿入
されるタクトスイッチと、前記タクトスイッチに接触し
て第1凹部の外部開口端を覆うとともに第1凹部の内周
面全周および前記突部の外周面全周に弾発的に接触して
前記カバー部材に装着されるエラストマー製の押しボタ
ンとで前記施錠意思確認手段が構成され、第2凹部の内
周面および前記スイッチホルダの外周間にシール部材が
介装され、前記基板に連なるハーネスが前記スイッチホ
ルダに装着されるグロメットを貫通してスイッチホルダ
内からドアアウターパネルの内方に延出されることを特
徴とする。
【0008】このような請求項2記載の発明の構成によ
れば、施錠意思確認手段は、カバーの一部を構成するカ
バー部材の第2凹部に押し込まれるスイッチホルダに保
持される基板と、第2凹部に連なる装着孔に挿入される
ようにして前記基板上に設けられるタクトスイッチと、
第2凹部との間に隔壁を介在させた第1凹部の外部開口
端を覆ってカバー部材に装着されて前記タクトスイッチ
に接触するエラストマー製の押しボタンとで構成されて
おり、カバー部材の外方から押しボタンに触れることで
タクトスイッチのスイッチング態様を変化させるように
して、施錠意思確認手段の操作性を高め、車両ユーザの
ドア施錠意思を容易に確認することができる。しかも第
1凹部の中央部に配置されて隔壁から突出する突部の外
周面全周と、第1凹部の内周面全周に押しボタンが弾発
的に接触し、隔壁側の端部に基板を保持して第2凹部に
押し込まれるスイッチホルダの外周面および第2凹部の
内周面に無端状のシール部材が介装され、基板に連なる
ハーネスはスイッチホルダに装着されるグロメットを貫
通してドアアウターパネルの内方に延出されるので、タ
クトスイッチと、カバー部材およびスイッチホルダとの
間に水が浸入することを確実に防止することができ、施
錠意思確認手段の周辺部で水の凍結が生じても、施錠意
思確認手段の作動部で凍結が生じることはなく、凍結時
にも施錠意思確認手段を容易に操作することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0010】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は車両のサイドドアの一部側面図、図2は
図1の2−2線断面図、図3は図2の要部拡大図、図4
はカバーを図3の4−4線矢視方向から見た図、図5は
図4の5−5線に沿う断面図、図6は図3の6−6線に
沿う断面図、図7はスイッチホルダからのハーネスの引
き出し部分を図3と同一方向から見た断面図、図8は第
2カバー部材の拡大斜視図である。
【0011】先ず図1および図2において、たとえば乗
用車両が備えるサイドドア11のドアアウターパネル1
2には、本発明に従うアウトハンドル装置が取り付けら
れており、該アウトハンドル装置は、車両の前後方向
(図1および図2の左右方向)に延びる合成樹脂製のハ
ンドル本体13と、該ハンドル本体13の一端側でドア
アウターパネル12に取付けられる金属製のベース部材
14と、前記ハンドル本体13の他端側でドアアウター
パネル12に取付けられる合成樹脂製のカバー15とを
備える。
【0012】ハンドル本体13は、合成樹脂により形成
されるものであり、中空状にして車両の前後方向に延び
る把持部13aと、該把持部13aの一端部に一体に設
けられる支持腕部13bと、前記把持部13aの他端部
に一体に設けられるガイド腕部13cとを備える。
【0013】ドアアウターパネル12には、把持部13
aおよびドアアウターパネル12間に車両ユーザの手を
挿入することを可能とするための窪み18を形成するた
めの彎曲部12aが内方側に膨らむようにして設けら
れ、前記彎曲部12aを車両の前後方向に沿う前後両側
から挟む位置でドアアウターパネル12には、わずかに
凹んだ第1および第2取付け座19,20が、ハンドル
本体13の両端部にそれぞれ対応するようにして設けら
れる。
【0014】第1取付け座19には、合成樹脂から成る
第1シート部材21を第1取付け座19との間に介在さ
せたベース部材14がボルト22により締結される。こ
のベース部材14には、第1シート部材21およびドア
アウターパネル12を貫通してドアアウターパネル12
の内方に挿入されるハンドル支持部14aが一体に設け
られる。またハンドル本体13の一端側の支持腕部13
bは、ベース部材14、第1シート部材21およびドア
アウターパネル12を貫通してドアアウターパネル12
の内方に挿入され、支持腕部13bが支持ピン23を介
してハンドル支持部14aに回動可能に支承される。す
なわちハンドル本体13の一端部は、ベース部材14を
介してドアアウターパネル12に回動可能に支承される
ものであり、ハンドル本体13の一端部およびベース部
材14間には、ハンドル本体13を非操作位置に戻す側
に付勢するばね(図示せず)が設けられる。
【0015】図3において、カバー15は、非操作状態
にあるハンドル本体13の他端に対向するようにしてド
アアウターパネル12に取付けられるものであり、この
カバー15で覆われる部分でドアアウターパネル12に
は、キーシリンダ錠24のシリンダボディ25と一体の
ブラケット26が、ドアアウターパネル12の外側から
ねじ込まれるボルト29により締結される。またドアア
ウターパネル12を前記ブラケット26との間に挟むシ
リンダカバー30がシリンダボディ25にボルト31に
より結合されており、キーシリンダ錠24のシリンダボ
ディ25は、シリンダカバー30に設けられた貫通孔3
2を貫通するように配置され、また前記ボルト29の頭
部を収容配置するための収容孔33がシリンダカバー3
0に設けられる。
【0016】カバー15は、前記シリンダカバー30を
覆うようにして該シリンダカバー30に弾発係合するこ
とでドアアウターパネル12に固定される合成樹脂製の
第1カバー部材16と、この第1カバー部材16に着脱
可能に装着される合成樹脂製の第2カバー部材17とで
構成され、第1カバー部材16は、第2取付け座20と
の間に合成樹脂製の第2シート部材36を介在させてシ
リンダカバー30に弾発的に係合される。
【0017】ハンドル本体13の他端には、カバー15
および窪み18間で第2シート部材36およびドアアウ
ターパネル12を移動可能に貫通するガイド腕部13c
がほぼ直角にかつ一体に連設されており、ガイド腕部1
3cの先端には、規制部35に係合してハンドル本体1
3の開放操作側への回動端を規制するストッパ37が設
けられる。
【0018】図4〜図6を併せて参照して、第1カバー
部材16は、ハンドル本体13側に配置される低位部1
6aと、ハンドル本体13から離隔した側に配置される
高位部16bとを一体に有するように形成されており、
低位部16aのドアアウターパネル12とは反対側に臨
む部分には平坦面38が形成され、高位部16bは前記
平坦面38との間に段差をなして外方に突出する外形形
状を有するように形成される。而してキーシリンダ錠2
4が備えるロータ27の一端部を臨ませる円形の開口部
39が前記平坦面38に設けられ、前記ロータ27の一
端にはキー孔28が開口される。
【0019】第1カバー部材16の高位部16bには、
車両ユーザのドア施錠意思を確認するための施錠意志確
認手段40が配設されるものであり、この施錠意志確認
手段40を配置するために、第1カバー部材16の高位
部16bには、該高位部16bの外面側に開放した第1
凹部41と、第1凹部41との間に隔壁42を介在させ
てドアアウターパネル12およびシリンダカバー30側
に開放した第2凹部43と、第1凹部41の中央部に配
置されて前記隔壁42から突出する突部44と、両端を
開放して前記突部44および隔壁42に設けられる装着
孔45とが設けられる。
【0020】なお隔壁42および突部44を一体に有し
て第1カバー部材16とは別体に構成される部材を、第
1カバー部材16に取付けるようにしてもよい。
【0021】第2凹部43には、シリンダカバー30に
弾発係合することで第1カバー部材16をドアアウター
パネル12に固定したときに、高位部16bおよびシリ
ンダカバー30間に挟まれるようにして、スイッチホル
ダ46が押し込まれる。
【0022】而して施錠意志確認手段40は、前記スイ
ッチホルダ46の隔壁42側の端部に保持される基板4
7と、該基板47上に設けられるとともに前記装着孔4
5に挿入されるタクトスイッチ48と、該タクトスイッ
チ48に接触して第1凹部41の外部開口端を覆うエラ
ストマー製の押しボタン49とで構成される。
【0023】押しボタン49は、第1凹部41の内周面
全周および前記突部44の外周面全周に弾発的に接触す
る筒部49aと、第1凹部41の外部開口端を覆って筒
部49aの一端に連なる円盤状の端板部49bと、前記
装着孔45内のタクトスイッチ48に接触するようにし
て端板部49bの内面中央部に突設される接触部49c
と、前記筒部49aの他端に設けられる複数たとえば一
対の係合爪部49d…とを一体に備える。
【0024】第1カバー部材16の高位部16bには、
係合爪部49d…を挿入するための複数の挿入孔50…
が設けられ、それらの挿入孔50…の中間部に形成され
た段部50a…に係合爪部49d…を弾発係合すること
で、押しボタン49が第1カバー部材16の高位部16
bに装着される。
【0025】このような施錠意志確認手段40では、押
しボタン49にわずかな押圧力が作用するように押しボ
タン49の外面に車両ユーザが触れることで、ユーザの
施錠意志を確認するようにタクトスイッチ48がそのス
イッチング態様を変化することになる。
【0026】第2凹部43の内周面およびスイッチホル
ダ46の外周間には無端状のシール部材51が介装され
る。また図7で明示するように、基板47に連なるハー
ネス52はスイッチホルダ46に装着されるグロメット
53を貫通してスイッチホルダ46内からドアアウター
パネル12の内方に延出される。
【0027】図8を併せて参照して、第2カバー部材1
7は、キーシリンダ錠24の一端を臨ませる開口部39
を有する低位部16aを覆うようにして第1カバー部材
16に着脱可能に装着されるものであり、第1カバー部
材16への着脱時に、第1カバー部材16の高位部16
bに滑らかに連なるように第2カバー部材17が形成さ
れる。
【0028】第2カバー部材17は、第1カバー部材1
6における低位部16aの両側にその外側方からドアア
ウターパネル12側の端部を対向させる一対の側壁部1
7a,17aと、両側壁部17a,17aにおいてドア
アウターパネル12とは反対側の端部間を結ぶ天井壁部
17bと、ハンドル本体13の他端に対向して両側壁部
17a,17aおよび天井壁部17bを略直角に結ぶと
ともに第1カバー部材16の平坦面38に接触し得る第
1端壁部17cと、第1カバー部材16の高位部16b
に対応して両側壁部17a,17aおよび天井壁部17
bを略直角に結ぶとともに第1カバー部材16の平坦面
38に接触し得る第2端壁部17dと、前記平坦面38
の開口部39に対応する位置で天井壁部17bおよび第
2端壁部17dに連なって前記平坦面38に近接、対向
する円筒状のボス部17eとを一体に備え、第1カバー
部材16における高位部16b側の係合位置と、ハンド
ル本体13側の係合解除位置との間で前記平坦面38に
摺接しつつスライド可能である。
【0029】第1カバー部材16における低位部16a
の両側面には、第2カバー部材17の両側壁部17a,
17aおよび低位部16a間にそれぞれ配置される弾発
腕部54,54の基端が一体に連設されており、両弾発
腕部54,54は、第2カバー部材17のスライド方向
に沿って長く延びるように形成される。しかも両弾発腕
部54,54の先端寄り外面には三角形状の突部55,
55がそれぞれ突設される。
【0030】第2カバー部材17を第1カバー部材16
に装着した状態で前記両弾発腕部54,54は、それら
の先端側の突部55,55を第2カバー部材17におけ
る両側壁部17a,17aの内面に弾発的に摺接するよ
うに撓むものであり、両側壁部17a,17aには、第
2カバー部材17がハンドル本体13側の係合解除位置
側にスライドしたときに、突部55,55を臨ませる溝
56,56がドアアウターパネル12側で側壁部17
a,17aの端面に開口するようにして設けられる。而
して第2カバー部材17を第1カバー部材16から取り
外すときには前記各溝56,56内を突部55,55が
通過することになる。
【0031】また前記側壁部17a,17aには、第1
カバー部材16の高位部16b側の係合位置に第2カバ
ー部材17がスライドしたときに、前記両弾発腕部5
4,54の突部55,55をそれぞれ係合させる係合凹
部57,57が、前記溝56,56との間に乗り越え部
58,58を形成するようにして設けられる。
【0032】すなわち第2カバー部材17が係合位置お
よび係合解除位置間でスライドするときに、前記両弾発
腕部54,54の突部55,55は乗り越え部58,5
8を乗り越えて溝56,56および係合凹部57,57
間を移動することになる。
【0033】しかも前記両弾発腕部54,54が備える
三角形状の突部55,55において係合位置側に臨む斜
面55a…の傾斜角度α1は、前記突部55,55にお
いて係合解除位置側に臨む斜面55b…の傾斜角度α2
よりも大きく(α1>α2)設定されており、第2カバ
ー部材17が係合位置から係合解除位置側にスライドす
るときに突部55,55が乗り越え部58,58を乗り
越えるように弾発腕部54,54を撓ませるのに必要な
操作荷重すなわち係合位置から係合解除位置側への第2
カバー部材17のスライド操作荷重は、第2カバー部材
17が係合解除位置から係合位置側にスライドするとき
に突部55,55が乗り越え部58,58を乗り越える
ように弾発腕部54,54を撓ませるのに必要な操作荷
重すなわち係合解除位置から係合位置側への第2カバー
部材17のスライド操作荷重よりもたとえば2倍程度大
きく設定される。
【0034】第2カバー部材17の両側壁部17a,1
7aにおいてハンドル本体13側の端部には、第2カバ
ー部材17が係合位置にスライドしたときには第1カバ
ー部材16に一体に連設されている両弾発腕部54,5
4の基端部にドアアウターパネル12側から係合する係
合板部59,59がそれぞれ突設され、それらの係合板
部59,59は、第2カバー部材17が係合解除位置に
スライドしたときには両弾発腕部54,54の基端部と
の係合をそれぞれ解除する。
【0035】また第2カバー部材17の第2端壁部17
dには、第1カバー部材16の高位部16b側に突出す
る一対の係合突部60,60がそれぞれ突設されてお
り、前記高位部16bの第2カバー部材17に対向する
面には、第2カバー部材17が係合位置にスライドした
ときには両係合突部60,60をそれぞれ係合させる
が、第2カバー部材17が係合解除位置にスライドした
ときには両係合突部60,60との係合をそれぞれ解除
する一対の係合凹部61,61がそれぞれ設けられる。
【0036】第2カバー部材17におけるボス部17e
の先端には、第1カバー部材16の平坦面38および第
2カバー部材17の前記ボス部17e間に介装される環
状のシール部材62を装着する環状の装着溝63が設け
られる。而してシール部材62は、第2カバー部材17
が係合位置にあるときに平坦面38の開口部39を囲む
ものであり、第2カバー部材17が係合位置にスライド
したときに、キーシリンダ錠24が備えるロータ27の
一端すなわちキー孔28が開口されたキーシリンダ錠2
4の一端を囲むシール部材62が第1カバー部材16お
よび第2カバー部材17間に介装されることになる。
【0037】次にこの実施例の作用について説明する
と、ベース部材14を介してドアアウターパネル12に
一端部が回動可能に支承されたハンドル本体13の他端
に、そのハンドル本体13が非操作状態にあるときに対
向するようにしてカバー15がドアアウターパネル12
に取付けられており、車両ユーザのドア施錠意思を確認
するための施錠意思確認手段40が、前記カバー15に
配設されている。
【0038】したがって車両ユーザがサイドドア11を
開放すべくハンドル本体13を握って開放操作しても、
ユーザの手がカバー15に接触する機会は少なく、した
がって施錠意思確認手段40の誤操作が生じることを極
力回避することができる。
【0039】また施錠意思確認手段40を配設するため
に、カバー15の一部を構成してドアアウターパネル1
2に固定される第1カバー部材16には、第1カバー部
材16の外面側に開放した第1凹部41と、第1凹部4
1との間に隔壁42を介在させてドアアウターパネル1
2側に開放した第2凹部43と、第1凹部41の中央部
に配置されて隔壁42から突出する突部44と、両端を
開放して突部44および隔壁42に設けられる装着孔4
5とが設けられている。
【0040】これに対し、施錠意思確認手段40は、第
2凹部43に押し込まれるスイッチホルダ46の隔壁1
2側の端部に保持される基板47と、該基板47上に設
けられて装着孔45に挿入されるタクトスイッチ48
と、タクトスイッチ48に接触して第1凹部41の外部
開口端を覆うようにして第1カバー部材16に装着され
るエラストマー製の押しボタン49とで構成されてお
り、第1カバー部材16の外方から押しボタン49に触
れるのに応じてタクトスイッチ48がスイッチング態様
を変化させるようにして、施錠意思確認手段40の操作
性を高め、車両ユーザのドア施錠意思を容易に確認する
ことができる。
【0041】しかも押しボタン49は第1凹部41の内
周面全周および突部44の外周面全周に弾発的に接触
し、第2凹部43の内周面およびスイッチホルダ46の
外周間に無端状のシール部材51が介装され、基板47
に連なるハーネス52はスイッチホルダ46に装着され
るグロメット53を貫通してスイッチホルダ46内から
ドアアウターパネル12の内方に延出されている。
【0042】したがって、タクトスイッチ48と、第1
カバー部材16およびスイッチホルダ46との間に水が
浸入することを確実に防止することができ、施錠意思確
認手段40の周辺部で水の凍結が生じても、施錠意思確
認手段40の作動部で凍結が生じることはなく、凍結時
にも施錠意思確認手段40を容易に操作することができ
る。
【0043】またカバー15は、ドアアウターパネル1
2に固定される第1カバー部材16と、第1カバー部材
16に着脱可能に装着される第2カバー部材17とで構
成されるものであり、キー孔28を一端に有するキーシ
リンダ錠24が、該キーシリンダ錠24の一端が第2カ
バー部材17で覆われるようにして第1カバー部材16
に取付けられているので、通常の状態ではキーシリンダ
錠24を隠しておき、緊急時には第2カバー部材17を
第1カバー部材16から取り外すことでキーシリンダ錠
24を容易に操作することができる。
【0044】しかも第2カバー部材17は、第1カバー
部材16に係合される係合位置と、第1カバー部材16
との係合を解除する係合解除位置との間でのスライドを
可能として第1カバー部材16に装着されるものであ
り、係合位置から係合解除位置側への第2カバー部材1
7のスライド操作荷重が係合解除位置から係合位置への
スライド操作荷重よりも大きく設定されるので、第1カ
バー部材16に対する第2カバー部材17の組付けおよ
び取り外し操作を容易として第2カバー部材17を第1
カバー部材16に装着することができるとともに、第1
カバー部材16から第2カバー部材17を取り外す際の
操作荷重を組付け時の操作荷重よりも大きくし、第2カ
バー部材17が第1カバー部材16から無闇に外れてし
まうことがないようにすることができる。
【0045】さらに第1カバー部材16に第2カバー部
材17が装着された状態で、第1および第2カバー部材
16,17間には、キーシリンダ錠24の一端を無端状
に囲むシール部材62が介装されるので、キーシリンダ
錠24の一端を第2カバー部材17で覆っている状態で
キー孔28に水が浸入することはなく、したがって浸入
した水の凍結によりキーシリンダ錠24の操作不能状態
が生じることを確実に防止することができる。
【0046】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、施錠意思確認手段の誤操作が生じることを極力回避
することができる。
【0048】また請求項2記載の発明によれば、施錠意
思確認手段の作動部を確実に防水し、凍結時にも施錠意
思確認手段を容易に操作し得るようにして施錠意思確認
手段の操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のサイドドアの一部側面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】カバーを図3の4−4線矢視方向から見た図で
ある。
【図5】図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】図3の6−6線に沿う断面図である。
【図7】スイッチホルダからのハーネスの引き出し部分
を図3と同一方向から見た断面図である。
【図8】第2カバー部材の拡大斜視図である。
【符号の説明】
12・・・ドアアウターパネル 13・・・ハンドル本体 15・・・カバー 16・・・カバー部材 40・・・施錠意思確認手段 41・・・第1凹部 42・・・隔壁 43・・・第2凹部 44・・・突部 45・・・装着孔 46・・・スイッチホルダ 47・・・基板 48・・・タクトスイッチ 49・・・押しボタン 51・・・シール部材 52・・・ハーネス 53・・・グロメット
フロントページの続き (72)発明者 谷口 猛 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地株式会社ホンダロック内 (72)発明者 冨士原 泰斗 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地株式会社ホンダロック内 (72)発明者 朝倉 優 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 上倉 明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 吉村 健太郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 CC11 DD06 EE02 FF27 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 PP02 PP12 PP15 SS09 TT04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部がドアアウターパネル(12)に
    回動可能に支承されるハンドル本体(13)と、非操作
    状態に在る前記ハンドル本体(13)の他端に対向して
    ドアアウターパネル(12)に取付けられるカバー(1
    5)と、車両ユーザのドア施錠意思を確認するための施
    錠意思確認手段(40)とを備える車両のアウトハンド
    ル装置において、前記施錠意思確認手段(40)が前記
    カバー(15)に配設されることを特徴とする車両のア
    ウトハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー(15)の一部を構成してド
    アアウターパネル(12)に固定されるカバー部材(1
    6)に、該カバー部材(16)の外面側に開放した第1
    凹部(41)と、第1凹部(41)との間に隔壁(4
    2)を介在させて前記ドアアウターパネル(12)側に
    開放した第2凹部(43)と、第1凹部(41)の中央
    部に配置されて前記隔壁(42)から突出する突部(4
    4)と、両端を開放して前記突部(44)および隔壁
    (42)に設けられる装着孔(45)とが設けられ、前
    記カバー部材(15)のドアアウターパネル(12)へ
    の固定に応じて前記第2凹部(43)に押し込まれるス
    イッチホルダ(46)の前記隔壁(42)側の端部に保
    持される基板(47)と、該基板(47)上に設けられ
    て前記装着孔(45)に挿入されるタクトスイッチ(4
    8)と、前記タクトスイッチ(48)に接触して第1凹
    部(41)の外部開口端を覆うとともに第1凹部(4
    1)の内周面全周および前記突部(44)の外周面全周
    に弾発的に接触して前記カバー部材(16)に装着され
    るエラストマー製の押しボタン(49)とで前記施錠意
    思確認手段(40)が構成され、第2凹部(43)の内
    周面および前記スイッチホルダ(46)の外周間にシー
    ル部材(51)が介装され、前記基板(47)に連なる
    ハーネス(52)が前記スイッチホルダ(46)に装着
    されるグロメット(53)を貫通してスイッチホルダ
    (46)内からドアアウターパネル(12)の内方に延
    出されることを特徴とする請求項1記載の車両のアウト
    ハンドル装置。
JP2001096431A 2001-03-29 2001-03-29 車両のアウトハンドル装置 Expired - Lifetime JP4647816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096431A JP4647816B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 車両のアウトハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096431A JP4647816B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 車両のアウトハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002295062A true JP2002295062A (ja) 2002-10-09
JP4647816B2 JP4647816B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=18950340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001096431A Expired - Lifetime JP4647816B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 車両のアウトハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647816B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065439B2 (en) * 2002-09-19 2006-06-20 Alpha Corporation Vehicle door locking and unlocking system
JP2009150146A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Suzuki Motor Corp 車両用ドア
WO2015174465A1 (ja) * 2014-05-13 2015-11-19 株式会社アルファ 装飾用キャップ部材の装着構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314966A (ja) * 1986-07-08 1988-01-22 松森 茂 キ−ボ−ドスイツチ付車両ドアハンドル
JPH08209993A (ja) * 1994-10-03 1996-08-13 Takeshi Sofue 電気錠装置
JPH10266642A (ja) * 1997-03-21 1998-10-06 Honda Lock Mfg Co Ltd 車両のアウトハンドル装置
JPH10308149A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Honda Lock Mfg Co Ltd 自動車用人体接近検出センサ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314966A (ja) * 1986-07-08 1988-01-22 松森 茂 キ−ボ−ドスイツチ付車両ドアハンドル
JPH08209993A (ja) * 1994-10-03 1996-08-13 Takeshi Sofue 電気錠装置
JPH10266642A (ja) * 1997-03-21 1998-10-06 Honda Lock Mfg Co Ltd 車両のアウトハンドル装置
JPH10308149A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Honda Lock Mfg Co Ltd 自動車用人体接近検出センサ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065439B2 (en) * 2002-09-19 2006-06-20 Alpha Corporation Vehicle door locking and unlocking system
JP2009150146A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Suzuki Motor Corp 車両用ドア
WO2015174465A1 (ja) * 2014-05-13 2015-11-19 株式会社アルファ 装飾用キャップ部材の装着構造
JP2015214863A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社アルファ 装飾用キャップ部材の装着構造
EP3144458A4 (en) * 2014-05-13 2017-12-13 Alpha Corporation Mounting structure for decorative cap member
US9845615B2 (en) 2014-05-13 2017-12-19 Alpha Corporation Mounting structure of decorative cap

Also Published As

Publication number Publication date
JP4647816B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7310980B2 (en) Case for remote control key
JP3835427B2 (ja) 携帯型送信機
JP5932609B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP6425002B2 (ja) 携帯型無線キー
US10030413B2 (en) Outer handle device for vehicle door
JP2000352232A (ja) 電子キイ構造
WO2012164983A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
GB2359852A (en) Vehicle door latch mechanism with latch member position detecting means
WO2020031564A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
US20080100103A1 (en) Opening and closing structure of a switch cover for an automotive armrest
JP4511756B2 (ja) 車両のアウトハンドル装置
US7815231B2 (en) Door lock device for automotive
JP4992455B2 (ja) 車両用ドアのグリップハンドル
JP2002295062A (ja) 車両のアウトハンドル装置
JP2002295059A (ja) 車両のアウトハンドル装置
JPH10266642A (ja) 車両のアウトハンドル装置
JP2004324204A (ja) キーシリンダの操作ノブ
JP4357683B2 (ja) 自動車のインサイドハンドル装置
JP2005068957A (ja) キーシリンダの操作ノブ
JP5135285B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP2000245032A (ja) 自動車用部品のロック構造及び電気接続箱
JP4119337B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JPH0215412Y2 (ja)
JPH1037557A (ja) リッドのロック装置
JPH10228835A (ja) 操作スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101006

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4647816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term