JP2002292562A - ホーニング加工用砥石のドレッシング方法 - Google Patents

ホーニング加工用砥石のドレッシング方法

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JP2002292562A JP2001095566A JP2001095566A JP2002292562A JP 2002292562 A JP2002292562 A JP 2002292562A JP 2001095566 A JP2001095566 A JP 2001095566A JP 2001095566 A JP2001095566 A JP 2001095566A JP 2002292562 A JP2002292562 A JP 2002292562A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーニング加工用砥石に対するドレッシング
の進行に伴なうワーク形状精度のバラツキを抑制し、該
ホーニング加工用砥石の実質的な砥石寿命の低下を防止
することを目的とする。 【解決手段】 一群のワークに対するドレッシングが繰
り返される途中において、その途中時点S1,S2での
ワークの研磨状態が、当該ホーニング加工用砥石の初期
状態におけるワークとの噛合状態での研磨状態に近付く
よう、上記途中時点でのホーニング加工用砥石のワーク
との噛合状態に関するパラメータ(中心間距離S)に応
じて、当該時点でのドレッシング用砥石の歯面形状を変
更することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホーニング加工
用砥石の加工部に対しドレッシング用砥石にてドレッシ
ングを行うホーニング加工用砥石のドレッシング方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、少なくとも歯部表面(歯面)及びそ
の近傍部分に硬化熱処理を施した歯車について、例えば
ギヤノイズの抑制やピッチング発生の防止などを主な目
的として、その歯面に対しホーニング加工用砥石を用い
てギヤホーニング加工を施すことは、一般に行われてい
る。かかるギヤホーニング加工を施すことにより、歯車
の歯面形状を極めて高精度に仕上げ、また、歯面の表面
粗さ等の表面性状をより向上させることができる。
【0003】このようにホーニング加工用砥石を用いて
多数のワーク(歯車)を順次ホーニング加工して行く場
合、上記ホーニング加工用砥石が使用に伴なって摩耗す
るので、当該砥石の加工部に対して定期的に(例えば、
一定個数のワークをホーニング加工する毎に)所謂ドレ
ッシングが行われる。このドレッシングは、ホーニング
加工機にワークの代わりに該ワークの形状に極く類似し
た形状のドレッシング用砥石を装着し、当該ホーニング
加工用砥石の加工部をドレッシング用砥石で仕上げるこ
とにより行われる。
【0004】このドレッシングは、1つのホーニング加
工用砥石で数多くのワークをホーニング加工する過程で
定期的に繰り返して行われるが、このようにドレッシン
グを繰り返して行い、ドレッシング用砥石によるホーニ
ング加工用砥石の加工部への切り込みが進行するに連れ
て、該ホーニング加工用砥石とドレッシング用砥石の
(換言すれば、ホーニング加工用砥石とワークの)中心
間距離が変化することになるので、両者間の噛み合い圧
力角が変化し、ホーニング加工されるワークの形状精度
に大きな影響を及ぼすことになる。
【0005】上記噛み合い圧力角とは、周知のように、
一対の噛み合っている歯車の噛み合いピッチ円上におけ
る圧力角(α)を言い、各歯車の基礎円半径
(rg1,r g2)と両歯車の中心間距離(a)によっ
て定まるものであり、次式で表わされる。 cos(α)=(rg1+rg2)/a …
【0006】尚、ドレッシングの進行に伴なってホーニ
ング加工用砥石とドレッシング用砥石の(換言せれば、
ワークとの)中心間距離が変化することに関連して、例
えば、特開平10−94920号公報では、内歯歯車状
のホーニング加工用砥石をドレッシング用砥石で繰り返
してドレッシングを行う際、毎回一定の切り込み量でド
レッシングを行うと、砥石の歯丈の減少に応じて歯厚方
向の削り代が増加し、それだけ無駄なドレッシングを行
うことになるので、かかる無駄を排除するために、ドレ
ッシングの進行に伴なう両砥石の中心間距離の増大に応
じて、ドレッシング用砥石によるホーニング加工用砥石
の加工部への切り込み量を減少させて、各回のドレッシ
ングにおいて歯厚方向の削り代を一定にするようにした
構成が開示されている。
【0007】また、上述のように、ドレッシング用砥石
によるホーニング加工用砥石の加工部への切り込みが進
行するに連れて、ホーニング加工用砥石が減耗すること
により、図15において破線曲線で示すように、ホーニ
ング加工用砥石114の歯先部分の歯厚が初期状態(図
15における実線曲線参照)から減少して行くので、当
該部分における砥石114の剛性が低下して撓みが大き
くなる。従って、かかるホーニング加工用砥石114で
ホーニング加工を行った場合、ワークの形状精度は大き
な影響を受けることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来で
は、上記ドレッシング用砥石によるホーニング加工用砥
石の加工部への切り込みが進行するに連れて、ホーニン
グ加工用砥石とドレッシング用砥石との(換言すれば、
ワークとの)噛み合い圧力角が変化することに加えて、
ホーニング加工用砥石の歯先部分の歯厚が減少して砥石
の撓みが増大することに起因して、ワークの形状精度の
バラツキが次第に大きくなるという問題があった。
【0009】特に、従来では、1つのホーニング加工用
砥石にドレッシングを行う場合、該ホーニング加工用砥
石の初期状態(未使用の状態)から寿命に至るまで、1
つの(歯部形状が1種類の)ドレッシング用砥石でドレ
ッシングを行っており、ドレッシングの進行に伴なっ
て、ワークの歯部形状誤差が大きく変化して形状精度の
バラツキが大きくなり、図14に示すように、ホーニン
グ加工用砥石の本来の設計上の寿命(砥石とワークの中
心間距離:St)に至る以前に、ワークの形状精度が規
定下限値を下回るようになって実質的に使用不可とな
り、砥石寿命が実質的に短くなってしまう(砥石とワー
クの中心間距離:St’)。また、この場合、ワークの
形状誤差は、図14から良く分かるように、ホーニング
加工用砥石の初期状態から実質的な寿命(上記中心間距
離:St’)に至るまで略直線的に(1つの直線に略沿
って)変化するので、形状精度のバラツキは大きなもの
となる。
【0010】この発明は、上記技術的課題に鑑みてなさ
れたもので、ホーニング加工用砥石に対するドレッシン
グの進行に伴なうワーク形状精度のバラツキを抑制し、
該ホーニング加工用砥石の実質的な砥石寿命の低下を防
止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、一群の歯車
状ワークをホーニング加工用砥石にて順次ホーニング加
工する途中に、該ホーニング加工用砥石の加工部に対し
ドレッシング用砥石にてドレッシングを行うホーニング
加工用砥石のドレッシング方法であって、上記ドレッシ
ングが繰り返される途中において、その途中時点での上
記ホーニング加工用砥石で加工された上記ワークの研磨
状態が、当該ホーニング加工用砥石の初期状態における
ワークとの噛合状態での研磨状態に近付くよう、上記途
中時点での上記ホーニング加工用砥石の上記ワークとの
噛合状態に関するパラメータに応じて、当該時点での上
記ドレッシング用砥石の歯面形状を変更することを特徴
としたものである。
【0012】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
ホーニング加工用砥石と上記ワークとの噛合状態は、両
者の各回転中心間の距離に基づいて検出されることを特
徴としたものである。
【0013】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第1の発明において、上記
ホーニング加工用砥石が寿命に至るときの上記ワークと
の噛合状態に関するパラメータ値を求めておき、該パラ
メータ値を略等分した各時点においてドレッシングを行
うことを特徴としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいて詳細に説明するが、本実施形態は、外
歯歯車をホーニング加工するホーニング加工機により、
ホーニング加工用砥石をドレス用砥石(ドレスギヤ)で
ドレスするドレス方法に本発明を適用した場合の一例で
ある。まず、図1〜図4を参照しながら、数値制御式の
ホーニング加工機Mについて説明する。図1に示すよう
に、ホーニング加工機Mは、砥石支持ハウジング10を
備え、この砥石支持ハウジング10には、中空状のリン
グ部11が設けられている。このリング部11の径方向
内側には砥石用軸受け(図示略)を介して外向きの歯を
もつリングスプロケット12が回転可能に保持され、こ
のリングスプロケット12の径方向内側に砥石押え13
によりホーニング加工用砥石14(以下、砥石という)
が固定されている。
【0015】この砥石14は、図4に示すようなインボ
リュート歯形の複数の内歯を有し、リングスプロケット
12と一体的に回転するようになっており、リングスプ
ロケット12の左右両側にはクーラント侵入防止用のド
ーナツ板状の水切り板15が固定されている。砥石支持
ハウジング10の上部には、砥石駆動モータ16が横向
きに固定され、この砥石駆動モータ16の出力軸17に
はモータスプロケット18が固定されている。このモー
タスプロケット18はサイレントチェーン19を介して
リングスプロケット12に連結されており、これらモー
タスプロケット18、サイレントチェーン19及びリン
グスプロケット12により、砥石駆動モータ16の駆動
力が砥石14に伝達するように構成されている。そし
て、モータ出力軸17が図1の矢印A1方向へ回転する
のに伴って、砥石14が図4の矢印A2方向へ回転する
ようになっている。
【0016】前記砥石支持ハウジング10の後部には、
フランジ部20が設けられ、このフランジ部20は、ボ
ルト21によって軸交差角調整装置22の回転出力軸2
3に固定されている。この軸交差角調整装置22は、回
転出力軸23を回転駆動する砥石旋回モータ24を備
え、この砥石旋回モータ24の回転駆動力により、ホー
ニング加工対象のワーク(外歯歯車)またはドレッシン
グ用砥石25に対する砥石14と砥石支持ハウジング1
0の全体の傾き角(軸交差角)を調整するように構成さ
れている。
【0017】この軸交差角調整装置22は、テーブル2
6上に固定されており、このテーブル26は所定の切込
み方向(図1の矢印A3)とその反対方向にスライド可
能に設置されている。このテーブル26には切込み駆動
モータ27及びボールネジ機構(図示略)が設けられ、
これらの作動によって、軸交差角調整装置22、砥石支
持ハウジング10及び砥石14の全体がテーブル26と
ともに前記切込み方向へスライド駆動されるように構成
されている。
【0018】このホーニング加工機Mでホーニング加工
されるワークは、本実施形態の場合インボリュート歯形
の複数の外歯を有するはすば歯車であり、砥石14は、
そのワークに噛合可能なインボリュート歯形の複数の内
歯を有し、この砥石14の加工部に対してドレッシング
を行うドレッシング用砥石25も、砥石14に噛合可能
なインボリュート歯形の複数の外歯を有するものであ
る。
【0019】前記ドレッシング用砥石25は、図3に示
すワーク支持機構30に回転自在に支持される。このワ
ーク支持機構30は、ワーク又はドレッシング用砥石2
5を軸方向に挟持する主軸台31と心押し台32とを備
えている。主軸台31は主軸33を回転自在に支持し、
この主軸33は主軸モータ34により回転駆動される。
前記主軸33の先端にはワーク又はドレス用砥石25の
一端に圧接する挟持部35が形成されている。心押し台
32はベッド36の上面に配設され、心押し軸37を図
3の矢印A4方向(ワーク軸方向)にスライド自在に支
持している。
【0020】上記心押し台32には、ワーク又はドレス
用砥石25の軸方向他端部に圧接する挟持部38がスラ
スト軸受けを介して回転可能に付設されており、これら
挟持部38と心押し軸37がチャック用モータ39によ
り主軸台31に接近する方向に駆動されて、ワーク又は
ドレッシング用砥石25が挟持される。そして、主軸3
3に伝達される回転駆動力が挟持部35から摩擦力を介
してワーク又はドレッシング用砥石25に伝達される。
【0021】前記主軸33は、ワーク又はドレッシング
用砥石25を砥石14に噛合させる際に、ワーク又はド
レスッシング砥石25の歯を所定位置に割り出す時だけ
回転駆動され、噛合後には図示しないクラッチ機構を分
断することで主軸モータ34との結合が解除され、ワー
ク又はドレス用砥石25は図4の矢印A6の方へ砥石1
4とつれ回りする。尚、図6は、上記ドレッシング用砥
石25と砥石14とを拡大し、その噛合状態を示した斜
視図である。
【0022】そして、主軸台31と心押し台32とは、
テーブル26とは独立のテーブル36上に固定的に設け
られており、このテーブル36は、テーブル駆動モータ
40とボールネジ機構(図示略)により図3の矢印A5
方向へ往復移動可能に設けられている。上記ドレッシン
グ用砥石25で砥石14に対してドレッシングを行う際
には、テーブル36をドレッシング用砥石25の軸心方
向へ往復トラバース移動させながらドレッシングするよ
うに構成されている。尚、砥石14に対してドレッシン
グ用砥石25がバックラッシュなしの状態に噛合したこ
とを検出する為の変位センサ52が、心押し軸37の先
端部に設けられている。
【0023】次に、このホーニング加工機Mの制御系に
ついて説明する。図5に示すように、ホーニング加工機
Mには、その複数のサーボモータを数値制御方式で制御
するコントロールユニット50が付設されている。この
コントロールユニット50には、操作パネル51が接続
されるとともに、変位センサ52の検出信号が入力さ
れ、このコントロールユニット50により、砥石駆動モ
ータ16、砥石旋回モータ24、切込み駆動モータ2
7、主軸モータ34、チャック用モータ39及びテーブ
ル駆動モータ40等が制御される。
【0024】前記コントロールユニット50は、入出力
インターフェイス、コンピュータ、複数のモータの為の
駆動回路とを有し、コンピュータのメモリには、種々ワ
ーク(外歯歯車)をホーニング加工する制御プログラ
ム、種々の砥石14に対してドレッシングを行うドレス
用制御プログラムが予め入力格納されており、このドレ
ス用制御プログラムには、予め入力格納した種々のデー
タが含まれている。
【0025】次に、前記ホーニング加工機Mにより、砥
石14の加工部に対してドレッシング用砥石25を用い
てドレッシングを行うドレッシング方法について説明す
る。ワークを所定数(例えば20〜30個)ホーニング
加工する毎に、その砥石14をドレッシング用砥石25
でドレッシングを行うが、各回のドレッシングは次のよ
うに行われる。
【0026】まず、準備段階において、砥石14とドレ
ッシング用砥石25とを、互いの軸心が一致する状態に
してホーニング加工機Mにセットし、軸交差角調整装置
22により軸交差角を調整する。次に、切込み駆動モー
タ27の駆動によるテーブル26の移動を介して、砥石
14をドレッシング用砥石25に噛合させ、その後、主
軸モータ34と切込み駆動モータ27の駆動を介して、
ドレッシング用砥石25を砥石14にバックラッシュの
ない状態に噛合させる。このとき、ドレッシング用砥石
25の歯の先端が、砥石14の歯溝の底面に当接する
と、変位センサ52の検出信号が所定値以上になるの
で、その時点で切込み駆動モータ27の駆動が停止され
るようになっている。
【0027】本実施の形態では、例えば20〜30個の
所定数のワークをホーニング加工する毎に,ドレッシン
グ用砥石25を用いて砥石14に対するドレッシングを
行うが、前述のように、ホーニング加工毎に砥石14が
摩耗し、ドレッシングを繰り返す間に砥石14が消耗し
ていくため、砥石14とドレス用砥石25間の中心間距
離S(図4の点O1とO2間の距離)が増大していく。
そして、上記ドレッシング用砥石25による砥石14の
加工部への切り込みが進行するに連れて(つまり、ドレ
ッシングが繰り返されるに連れて)、砥石14とドレッ
シング用砥石25との(換言すれば、ワークとの)噛み
合い圧力角が変化することになる。
【0028】また、前述のように、上記ドレッシング用
砥石25による砥石14の加工部への切り込みが進行す
るに連れて(つまり、ドレッシングが繰り返されるに連
れて)、砥石14の歯先部分の歯厚が減少して砥石14
の撓みが増大する(図15参照)。すなわち、従来で
は、1つの砥石14にドレッシングを行うに際して、該
砥石14の初期状態(未使用の状態)から寿命に至るま
で、1つの(歯部形状が1種類の)ドレッシング用砥石
25でドレッシングを行っており、ドレッシングが繰り
返されるに連れて、上記噛み合い圧力角の変化と砥石歯
先部分の歯厚の減少に起因して、ワークの形状精度のバ
ラツキが次第に大きくなり、ホーニング加工用砥石14
の実質的な砥石寿命が低下するという問題があった。
【0029】そこで、本実施の形態では、かかる問題を
抑制もしくは解消するために、砥石14の加工部に対し
てドレッシングが繰り返される途中において、その途中
時点での砥石14で加工されたワークの研磨状態が、当
該砥石14の初期状態におけるワークとの噛合状態での
研磨状態に近付くよう、上記途中時点での砥石14のワ
ークとの噛合状態に関するパラメータに応じて、当該時
点でのドレッシング用砥石25の歯面形状を変更するよ
うにしている。
【0030】このドレッシング用砥石25の歯面形状の
変更は、具体的には、歯面形状が異なる複数のドレッシ
ング用砥石25を用意しておき、砥石14のワークとの
噛合状態に関するパラメータに応じて、ドレッシング用
砥石25を異なる歯面形状のものに変更することによっ
て行うようにした。
【0031】また、「砥石14のワークとの噛合状態に
関するパラメータ」としては、具体的には、前述の噛み
合い圧力角をパラメータとし、より実用的には、この噛
み合い圧力角を変化させる(前述の式参照)「砥石1
4とワークの中心間距離」をパラメータとした。すなわ
ち、砥石14とワーク又はドレッシング用砥石25の中
心間距離S(図4参照)を検出することで、ホーニング
加工用砥石14とワークとの噛合状態を、簡単かつ確実
に検出することができる。
【0032】以下、歯面形状が異なる複数のドレッシン
グ用砥石25を用意しておき、砥石14のワーク又はド
レッシング用砥石25との噛合状態に関するパラメータ
(具体的には、砥石14とワーク又はドレッシング用砥
石25の回転中心間距離S)に応じて、ドレッシング用
砥石25を歯面形状の異なるものに変更してドレッシン
グを行うようにした、本実施の形態に係るドレッシング
方法について説明する。
【0033】図10は、本実施の形態に係るドレッシン
グ方法の基本的な原理を示す説明図である。図10
(a)に示すように、最初の(第1の)ドレッシング用
砥石は、その歯形形状が、ホーニング加工されたワーク
の歯形形状が設計基準通り(歯形形状誤差:0μm)と
なるように設定されている。この第1ドレッシング用砥
石でドレッシングを行う場合、ホーニング加工用砥石が
新品の(未使用の)状態、つまり、ワーク加工数が1の
使用初期状態では、ホーニング加工されたワークの歯形
形状誤差は実質的に0(歯形形状誤差:0μm)であ
る。
【0034】そして、上記ホーニング加工用砥石で多数
のワークを順次ホーニング加工し、所定のワーク加工数
毎に上記第1ドレッシング用砥石でドレッシングを繰り
返す間にホーニング加工用砥石が減耗し、これにより、
ホーニング加工されたワークの歯面には、次第にマイナ
ス(−)側の形状誤差が生じる。上記歯面の形状誤差
(歯形形状誤差)は、図7に示すように、設計基準通り
(歯形誤差:0μm)の歯面に対し、歯厚が小さくなる
側をマイナス(−)側とし、その逆をプラス(+)側と
する。
【0035】図8はホーニング加工用砥石が新品のとき
のワークの歯形をモデル化して示し、また、図9は上記
ホーニング加工用砥石で多数のワークをホーニング加工
しドレッシングを繰り返した後のワークの歯形をモデル
化して示した説明図である。尚、図8及び図9におい
て、2点鎖線の曲線はホーニング加工前のワーク歯形
(両図において同一形状)を示している。これらの図か
ら良く分かるように、ホーニング加工用砥石にドレッシ
ングを繰り返すことにより、ホーニング加工されたワー
クの歯面形状にはマイナス(−)側の形状誤差が生じる
ようになる。
【0036】上述のように第1ドレッシング用砥石でド
レッシングを繰り返す間にホーニング加工用砥石が減耗
することにより、ホーニング加工用砥石とワーク又はド
レッシング用砥石の回転中心間距離Sは次第に大きくな
って行く。そして、この中心間距離Sが第1の所定値S
1(後述する図13参照)になると、第1ドレッシング
用砥石を、歯面形状が異なる第2ドレッシング用砥石に
変更する。
【0037】上記第1の中心間距離S1は、より好まし
くは、ホーニング加工用砥石が寿命(本来の設計上の寿
命)に至るときの中心間距離Stを予め求めておき、こ
の値Stを略等分して得られる中心間距離として設定さ
れている。このように、ホーニング加工用砥石が寿命に
至るときの中心間距離Stを予め求めておき、この値S
tを略等分して得られる中心間距離となったときに、ド
レッシング用砥石を交換することにより、各ドレッシン
グ用砥石でドレッシングを行った場合のワーク歯形誤差
の最大値を略均等にすることができ、ワークの形状精度
のバラツキをより小さく抑えることが可能になる。
【0038】この場合、上記第1の中心間距離S1時点
でのワークの歯形誤差が、許容最大誤差よりもある程度
以上小さい範囲の値(例えば、約−5μm)となるよう
に設定されており、その時点でのワーク加工数は例えば
500個である。(図10(b)参照)。ここに、上記
第2ドレッシング用砥石の歯面形状は、ホーニング加工
用砥石の初期状態におけるワークとの噛合状態での研磨
状態(歯形形状誤差:0μm)に近付くよう、つまり、
交換時点でのワーク歯形形状誤差(約−5μm)を打ち
消すような形状、すなわち、約+5μmの歯形形状に設
定されている。従って、この第2ドレッシング用砥石で
ドレッシングを行った直後のワークの形状誤差は、ホー
ニング加工用砥石が初期状態の場合と同じく、実質的に
0μmとなる(図10(c)参照)。
【0039】その後、上記ホーニング加工用砥石でワー
クを順次ホーニング加工し、所定のワーク加工数毎に上
記第2ドレッシング用砥石でドレッシングを繰り返す間
に、第1ドレッシング用砥石でドレッシングを行った場
合(図10(b)参照)と同様に、ホーニング加工用砥
石が減耗し、これにより、ホーニング加工されたワーク
の歯面には、次第にマイナス(−)側の形状誤差が生じ
る。また、ホーニング加工用砥石とワーク又はドレッシ
ング用砥石の回転中心間距離Sは次第に大きくなって行
く。
【0040】そして、この中心間距離Sが第2の所定値
S2(後述する図13参照)になると、第2ドレッシン
グ用砥石を、歯面形状が異なる第3ドレッシング用砥石
に変更する。この場合、上記第2の中心間距離S2時点
でのワークの歯形誤差は、第1の中心間距離S1時点に
おける場合(図10(c)参照)と同じく、許容最大誤
差よりもある程度以上小さい範囲の値として、例えば、
約−5μmとなる。その時点でのワーク加工数は例えば
1000個である。(図10(d)参照)。
【0041】ここに、上記第3ドレッシング用砥石の歯
面形状は、ホーニング加工用砥石の初期状態におけるワ
ークとの噛合状態での研磨状態(歯形形状誤差:0μ
m)に近付くよう、つまり、交換時点でのワーク歯形形
状誤差(約−5μm:初期状態からの累計値は−10μ
m)を打ち消すような形状、すなわち、約+10μmの
歯形形状に設定されている。従って、この第3ドレッシ
ング用砥石でドレッシングを行った直後のワークの形状
誤差は、ホーニング加工用砥石が初期状態の場合と同じ
く、実質的に0μmとなる(図10(e)参照)。
【0042】図13は、本発明方法の基本原理を説明す
るための図で、歯形形状誤差の推移をモデル化して示す
線図である。また、図14は、従来例に係るドレッシン
グ方法を説明するための図で、歯形形状誤差の推移をモ
デル化して示す線図である。これらの図を比較して良く
分かるように、歯面形状が異なる複数の(上述の説明
(図10参照)では3種類の)ドレッシング用砥石を用
意しておき、砥石のワーク又はドレッシング用砥石との
噛合状態に関するパラメータ(具体的には、砥石とワー
ク又はドレッシング用砥石の回転中心間距離S)に応じ
て、ドレッシング用砥石を歯面形状の異なるものに変更
してドレッシングを行うようにしたことにより、ホーニ
ング加工用砥石の初期状態(未使用の状態)から寿命に
至るまで1つの(歯部形状が1種類の)ドレッシング用
砥石でドレッシングを行っていた従来(図14参照)の
ように、ホーニング加工用砥石の本来の設計上の寿命
(砥石とワークの中心間距離:St)に至る以前に、ワ
ークの形状精度が規定下限値を下回るようになって実質
的に使用不可となり、砥石寿命が実質的に短くなってし
まう(砥石とワークの中心間距離:St’)ことはなく
なる。
【0043】すなわち、ホーニング加工用砥石を、その
本来の設計上の寿命(砥石とワークの中心間距離:S
t)まで使用することができる。また、ワークの歯形形
状誤差についても、ホーニング加工用砥石の初期状態か
ら実質的な寿命(上記中心間距離:St’)に至るまで
略直線的に(1つの直線に略沿って)変化していた従来
に比べて、形状精度のバラツキを大幅に抑制することが
できる。
【0044】特に、ホーニング加工用砥石が寿命に至る
ときの中心間距離Stを予め求めておき、この値Stを
略等分(図13の例では略3等分)して得られる中心間
距離(S1,S2)となったときに、ドレッシング用砥
石を交換することにより、第1,第2,第3の各ドレッ
シング用砥石でドレッシングを行った場合のワーク歯形
誤差の最大値を略均等にすることができ、ワークの形状
精度のバラツキをより一層小さく抑えることが可能にな
る。
【0045】以上のような本実施の形態に係るドレッシ
ング方法の作用効果を実際に確かめる確認試験を行っ
た。この確認試験は、前述のように、複数のインボリュ
ート歯形の外歯を有する一群の歯車(ワーク)を複数の
インボリュート歯形の内歯を有するホーニング加工用砥
石でホーニング加工する場合について行った。本確認試
験の試験結果を、図11のグラフ及び図12の説明図に
示す。
【0046】図11及び図12から分かるように、第1
のドレッシング用砥石でドレッシングを繰り返すことに
より、ホーニング加工用砥石とワーク又はドレッシング
用砥石の中心間距離Sが第1の中心間距離S1に達する
まで(ドレッシング用砥石の交換を行うまで)は、ワー
クの歯形形状誤差はそのマイナス(−)値が大きくなり
続ける(図12(a)及び(b)参照)が、上記中心間
距離Sが第1の中心間距離S1に達してドレッシング用
砥石を歯形形状の異なる第2のドレッシング用砥石に交
換することにより、ワークの歯形形状誤差はプラス
(+)側に転じ(図12(c)参照)、その後、該第2
のドレッシング用砥石でのドレッシングの進行に伴なっ
て、次第にマイナス(−)側に移行する(図12(d)
参照)。
【0047】本確認試験では、上記第1の中心間距離S
1に相当するワーク加工数は、略1300個であり、ま
た、このときのワークの歯形形状誤差は略マイナス
(−)4μmであった。すなわち、ワーク歯形形状誤差
の最大値をこの値程度に抑制することができ、ホーニン
グ加工用砥石が、本来の設計上の寿命に至る以前に、ワ
ークの歯形形状誤差が規定値を越えて大きくなり過ぎる
ことにより使用不可となり実質的な寿命が短くなること
を防止できることが確認された。
【0048】尚、上記実施形態は、ホーニング加工用砥
石とワーク又はドレッシング用砥石との噛合状態に関す
るパラメータを、具体的には、ホーニング加工用砥石と
ワーク又はドレッシング用砥石の回転中心間距離Sと
し、この中心間距離Sに応じて、ドレッシング用砥石を
歯形形状の異なるものに変更するようにしたものであっ
たが、かかるパラメータとしては、ホーニング加工用砥
石とワーク又はドレッシング用砥石との噛合状態に関す
るパラメータでさえあれば、他の種々のものを適用する
こともできる。
【0049】また、このようなパラメータに応じてドレ
ッシング用砥石の交換を行う代わりに、かかるパラメー
タ(例えば、上記の中心間距離S)とワーク加工数との
相関関係を実際の加工データに基づいて求めておき、上
記パラメータに基づいた交換ポイントに対応するワーク
加工数に達した時点で、ドレッシング用砥石の交換を行
うようにしても良い。なお、このようなドレッシング用
砥石の交換を、ホーニング加工機の自動制御機能を活用
して、自動で行わせるようにすることもできる。
【0050】このように、本発明は、以上の実施態様に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の改良あるいは設計上の変更が可能である
ことは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、ホーニング
加工用砥石の加工部に対してドレッシングが繰り返され
る途中において、その途中時点での上記ホーニング加工
用砥石で加工された上記ワークの研磨状態が、当該ホー
ニング加工用砥石の初期状態におけるワークとの噛合状
態での研磨状態に近付くよう、上記途中時点での上記ホ
ーニング加工用砥石の上記ワークとの噛合状態に関する
パラメータに応じて、当該時点での上記ドレッシング用
砥石の歯面形状を変更するようにしたことにより、上記
ドレッシング用砥石によるホーニング加工用砥石の加工
部への切り込みが進行するに連れて、ホーニング加工用
砥石とドレッシング用砥石との(換言すれば、ワークと
の)噛み合い圧力角が変化するとともに、ホーニング加
工用砥石の歯先部分の歯厚が減少し砥石の撓みが増大し
て、ワークの形状精度のバラツキが次第に大きくなるこ
とを効果的にに防止できる。また、これにより、ホーニ
ング加工用砥石の本来の設計上の寿命に至る以前に、ワ
ークの形状精度が規定下限値を下回るようになって砥石
が実質的に使用不可となり、砥石寿命が実質的に短くな
ってしまうことを有効に防止できる。
【0052】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、ホーニング加工用砥石とワークとの噛合状態
は、両者の各回転中心間の距離に基づいて検出されるよ
うにしたので、簡単かつ確実に、ホーニング加工用砥石
と上記ワークとの噛合状態を検出することができる。
【0053】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、ホーニング加工用砥石が寿命に至るときのワ
ークとの噛合状態に関するパラメータ値を求めておき、
該パラメータ値を略等分した各時点においてドレッシン
グを行うようにしたので、ワークの形状精度のバラツキ
をより小さく抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るホーニング加工機の
要部正面図である。
【図2】 前記ホーニング加工機の側面図である。
【図3】 前記ホーニング加工機のワーク支持機構の側
面図である。
【図4】 ホーニング加工用砥石の要部とドレッシング
用砥石の断面図である。
【図5】 前記ホーニング加工機の制御系のブロック図
である。
【図6】 前記ホーニング加工用砥石とドレッシング用
砥石の噛合状態を拡大して示す斜視図である。
【図7】 前記ホーニング加工用砥石でホーニング加工
されたワークの歯部を拡大して示す斜視図である。
【図8】 ホーニング加工用砥石が新品のときのワーク
の歯形をモデル化して示す説明図である。
【図9】 上記ホーニング加工用砥石にドレッシングを
繰り返した後のワークの歯形をモデル化して示した説明
図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係るドレッシング方
法の基本的な原理を説明するためのもので、ドレッシン
グ用砥石およびワークの歯形形状の推移を示す説明図で
ある。
【図11】 上記実施の形態に係るドレッシング方法の
確認試験の試験結果を示すグラフである。
【図12】 上記確認試験におけるドレッシング用砥石
およびワークの歯形形状の推移を示す説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態に係るドレッシング方
法の基本な原理を説明するためのもので、歯形形状誤差
の推移をモデル化して示す線図である。
【図14】 従来例に係るドレッシング方法を説明する
ためのもので、歯形形状誤差の推移をモデル化して示す
線図である。
【図15】 ドレッシングの進行に伴なうホーニング加
工用砥石の歯部の形状変化を拡大して示す説明図であ
る。
【符号の説明】
14…ホーニング加工用砥石 25…ドレッシング用砥石 M…ホーニング加工機 S…ホーニング加工用砥石とワークの中心間距離
フロントページの続き Fターム(参考) 3C025 HH07 3C047 AA35 DD01 DD12 EE11 EE16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一群の歯車状ワークをホーニング加工用
    砥石にて順次ホーニング加工する途中に、該ホーニング
    加工用砥石の加工部に対しドレッシング用砥石にてドレ
    ッシングを行うホーニング加工用砥石のドレッシング方
    法であって、 上記ドレッシングが繰り返される途中において、その途
    中時点での上記ホーニング加工用砥石で加工された上記
    ワークの研磨状態が、当該ホーニング加工用砥石の初期
    状態におけるワークとの噛合状態での研磨状態に近付く
    よう、上記途中時点での上記ホーニング加工用砥石の上
    記ワークとの噛合状態に関するパラメータに応じて、当
    該時点での上記ドレッシング用砥石の歯面形状を変更す
    ることを特徴とするホーニング加工用砥石のドレッシン
    グ方法。
  2. 【請求項2】 上記ホーニング加工用砥石と上記ワーク
    との噛合状態は、両者の各回転中心間の距離に基づいて
    検出されることを特徴とする請求項1記載のホーニング
    加工用砥石のドレッシング方法。
  3. 【請求項3】 上記ホーニング加工用砥石が寿命に至る
    ときの上記ワークとの噛合状態に関するパラメータ値を
    求めておき、該パラメータ値を略等分した各時点におい
    てドレッシングを行うことを特徴とする請求項1記載の
    ホーニング加工用砥石のドレッシング方法。
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