JP2002290903A - デジタルビデオ再生/録画装置 - Google Patents

デジタルビデオ再生/録画装置

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JP2002290903A
JP2002290903A JP2001086102A JP2001086102A JP2002290903A JP 2002290903 A JP2002290903 A JP 2002290903A JP 2001086102 A JP2001086102 A JP 2001086102A JP 2001086102 A JP2001086102 A JP 2001086102A JP 2002290903 A JP2002290903 A JP 2002290903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ再生/録画装置において、相手機の動
作状態を事前に問い合わせ、その動作状態に応じて、最
適なダビング処理を自動的に行う。 【解決手段】 ダビングキーが押下されると、相手機の
状態を問い合わせる信号を出力し(#11)、相手機が
ダビング可能であることを確認した上で(#12におい
てYES)、相手機に対して録画コマンドを発行し(#
13)、相手機から録画開始動作の完了通知を受信した
上で(#14)、自機を再生させる(#15)。相手機
を再生させ、自機にてダビングする場合も、事前に相手
機の状態を問い合わせる信号を出力し、相手機が再生可
能であることを確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自機に装填された
テープを再生してIEEE1394シリアルバスケーブ
ルによって接続されたDVHSビデオデッキ(相手機と
いう)に装填されたテープにダビングさせ、又は、相手
機に装填されたテープを再生させて自機に装填されたテ
ープにダビングするビデオ再生/録画装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、相手機のテープを再生し、自
機のテープにダビングするビデオ録画装置が知られてお
り、これらは、ユーザの使い勝手の向上を図ったり、装
置自身の処理負担を軽減するため、様々な工夫がなされ
ている。一例を挙げれば、ダビング時に再生用のマスタ
テープ(原盤)の記録の有無をチェックし、記録のない
部分が所定の時間以上になると録画を一時的に停止さ
せ、記録部分が検出されると録画を再開するようにし
て、記録されている部分のみについて自動的にダビング
を行えるようにした磁気テープ装置が知られている(例
えば特開平6−4935号公報参照)。また、ビデオ信
号の垂直帰線区間内に予め入力されている情報を検出
し、その情報から出画タイミングを判別し、それに基き
適切なタイミングで録画させることにより、ダビング時
の操作を容易にすると共に、必要な記録箇所に対する余
剰な記録や記録漏れの防止を図ったビデオ再生/録画装
置が知られている(例えば、特開平4−137980号
公報参照)。また、信号出力手段からの自動記録モード
の指定信号に応答して、外部のビデオ再生装置から入力
された信号を選択的にスイッチングし、ビデオ再生装置
の再生動作の開始と自機の録画動作の開始を制御して、
磁気テープに自動的に記録できるようにしたビデオ録画
装置が知られている(例えば、実開平3−37621号
公報参照)。
【0003】また、複数の電子機器をバスで接続し、機
器のモードを管理する第1の制御手段と、バスを介して
送受信するコマンド/レスポンスを処理する第2の制御
手段を具備し、第1の制御手段が作成したアナログ機器
制御用のコマンドを第2の制御手段が所定のフォーマッ
トの制御信号に載せることにより、コマンドを処理する
制御手段の負担の軽減を図った電子機器が知られている
(例えば、特開平9−51343号公報参照)。ここ
で、各電子機器の接続のためのインターフェースバス
は、IEEE1394シリアルバスが知られており、こ
のIEEE1394シリアルバスにより、各機器間で双
方向の通信が可能とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、相手機の動作状態を事前に確認し、
その動作状態に応じて、適切に自機及び相手機を制御し
て自動的にダビングする機能を備えていない。従って、
例えば、相手機がタイマ録画等の処理を行っている場合
において、自機のテープを再生し相手機のテープにダビ
ングさせようとすれば、相手機のタイマ録画が中断され
ることとなり、特に、特定の時間しか放送されないテレ
ビジョン放送についてユーザがタイマ録画を設定してい
る場合には、タイマ録画が不完全なものとなる。また、
相手機がタイマ録画等の処理を行っている場合におい
て、相手機のテープを再生させ、自機のテープにダビン
グしようすれば、やはり、相手機のタイマ録画が中断さ
れ、そのタイマ録画が不完全なものとなる。仮に、ユー
ザからのダビング指令に関わらず、相手機が単独でタイ
マ録画を優先して処理した場合にあっても、そのタイマ
録画の間、自機はユーザの指令に応じて上記の再生又は
録画を継続しているので、自機及び相手機の動作が連動
しなくなり、ダビングが不完全なものとなる。また、自
機又は相手機がタイマ録画の待機中にダビングを行う場
合は、手動にてタイマ録画の待機状態を解除してからダ
ビングを行う必要がある。その後、上記ダビング中にタ
イマ録画の開示時刻が来たときは、引き続きダビングが
継続された結果、タイマ録画に失敗する場合もある。従
って、適正にダビングやタイマ録画を行うには、ユーザ
が装置の傍に居て、常に相手機の動作状態を確認しなけ
ればならず、不便である。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、インターフェースバスを介して
ネットワーク接続された相手機の動作状態を事前に問い
合わせ、その動作状態に応じて、最適なダビング処理を
自動的に行えるようにしたビデオ再生/録画装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、複数のデジタル機器がインターフ
ェースバスを介してネットワーク接続されることによ
り、各デジタル機器間での双方向の通信を可能とされ、
ネットワーク接続の際に各デジタル機器の接続状態を自
動的に認識する通信手段と、各機器自身(自機という)
を動作させる動作指令及び他の機器に割り当てられたI
D情報を添付して該当する機器を動作させる動作指令を
出力する出力制御手段とを備え、自機に装填されたテー
プを再生して、前記インターフェースバスを介して接続
されたビデオ録画装置(相手機という)に装填されたテ
ープにダビングさせるネットワークシステム対応のデジ
タルビデオ再生/録画装置において、相手機とネットワ
ーク接続され、その接続のためのインターフェースバス
は、IEEE1394シリアルバスであり、ダビングを
実行させるダビング指令を入力するための操作キーを備
え、出力制御手段は、ユーザにより、ダビング指令が入
力されたとき、相手機の動作状態を問い合わせるための
信号を通信手段を介して出力し、これに対する返答から
相手機の状態を判断し、録画可能でなければ、さらに前
記信号を出力して相手機の動作状態を問い合わせ、録画
可能となれば、相手機に対して録画指令を出力し、該相
手機から録画開始動作の完了の通知を受けた後に自機の
再生を開始し、ダビングを行わせるものである。
【0007】この構成においては、自機及び相手機は双
方向の通信が可能なIEEE1394シリアルバスケー
ブルで接続され、自機から相手機に対して動作指令を出
力して相手機を遠隔制御することができる。上記動作指
令には、相手機のID情報を添付するものとされ、複数
のデジタル機器がネットワーク接続されているときであ
っても、制御したい相手機を特定することができる。ユ
ーザの操作により、操作キーからダビング指令が入力さ
れると、出力制御手段は、まず、通信手段及びIEEE
1394シリアルバスケーブルを介して相手機の動作状
態を問い合わせ、この結果、相手機が録画可能なとき
は、録画指令を出力して録画を開始させる。相手機が録
画可能でなければ、録画可能となるまで繰り返し動作状
態を問い合わせる。相手機の録画動作が開始されると、
相手機は、その旨の信号を自機に対して返送し、これに
より、出力制御手段は、相手機の録画開始動作が完了し
たことを知ることができ、自機に対して再生指令を発す
る。こうして、相手機が録画可能なときのみ、ダビング
が実行される。
【0008】また、請求項2の発明は、複数のデジタル
機器がインターフェースバスを介してネットワーク接続
されることにより、各デジタル機器間での双方向の通信
を可能とされ、ネットワーク接続の際に各デジタル機器
の接続状態を自動的に認識する通信手段と、各機器自身
(自機という)を動作させる動作指令及び他の機器に割
り当てられたID情報を添付して該当する機器を動作さ
せる動作指令を出力する出力制御手段とを備え、インタ
ーフェースバスを介して接続されたビデオ録画装置(相
手機という)に装填されたテープを再生させて、自機に
装填されたテープにダビングするネットワークシステム
対応のデジタルビデオ再生/録画装置において、相手機
とネットワーク接続され、その接続のためのインターフ
ェースバスは、IEEE1394シリアルバスであり、
ダビングを実行させるダビング指令を入力するための操
作キーを備え、出力制御手段は、ユーザにより、ダビン
グ指令が入力されたとき、相手機の動作状態を問い合わ
せるための信号を通信手段を介して出力し、これに対す
る返答から相手機の状態を判断し、再生可能でなけれ
ば、さらに前記信号を出力して相手機の動作状態を問い
合わせ、再生可能となれば、自機での録画を開始し、相
手機に対して再生指令を出力し、ダビングを行うもので
ある。
【0009】この構成においては、請求項1と同様に、
自機及び相手機は双方向の通信が可能なIEEE139
4シリアルバスケーブルで接続され、相手機を遠隔制御
することができる。上記動作指令には、相手機のID情
報を添付するものとされ、複数のデジタル機器がネット
ワーク接続されているときであっても、制御したい相手
機を特定することができる。ユーザの操作により、操作
キーからダビング指令が入力されると、出力制御手段
は、まず、通信手段及びIEEE1394シリアルバス
ケーブルを介して相手機の動作状態を問い合わせ、この
結果、相手機が再生可能なときは、自機に対して録画指
令を発して録画を開始すると共に、相手機に対して再生
指令を出力する。相手機が再生可能でなければ、再生可
能となるまで繰り返し動作状態を問い合わせる。こうし
て、相手機が再生可能なときのみ、ダビングが実行され
る。
【0010】また、請求項3の発明は、複数のデジタル
機器がインターフェースバスを介して接続されることに
より、各デジタル機器間での双方向の通信を可能とさ
れ、接続の際に各デジタル機器の接続状態を自動的に認
識する通信手段と、各機器自身(自機という)を動作さ
せる動作指令及び他の機器に割り当てられたID情報を
添付して該当する機器を動作させる動作指令を出力する
出力制御手段とを備え、自機に装填されたテープを再生
して、インターフェースバスを介して接続されたビデオ
録画装置(相手機という)に装填されたテープにダビン
グさせるデジタルビデオ再生/録画装置において、相手
機とインターフェースバスを介して接続され、出力制御
手段は、相手機の動作状態を問い合わせるための信号を
通信手段を介して出力し、これに対する返答から相手機
の状態を判断し、録画可能となれば、相手機に対して録
画指令を出力し、該相手機から録画開始動作の完了の通
知を受けた後に、自機の再生を開始し、ダビングを行わ
せるものである。
【0011】この構成においては、自機及び相手機は双
方向の通信が可能なインターフェースバスで接続され、
自機から相手機に対して動作指令を出力して相手機を遠
隔制御することができる。上記動作指令には、相手機の
ID情報を添付するものとされ、複数のデジタル機器が
ネットワーク接続されているときであっても、制御した
い相手機を特定することができる。出力制御手段は、通
信手段を介して相手機の動作状態を問い合わせ、この結
果、相手機が録画可能なときは、録画指令を出力して録
画を開始させる。相手機の録画動作が開始されると、相
手機は、その旨の信号を自機に対して返送し、これによ
り、出力制御手段は、相手機の録画開始動作が完了した
ことを知ることができ、自機に対して再生指令を発す
る。こうして、相手機が録画可能なときのみ、ダビング
が実行される。なお、上記の処理は、ユーザにより入力
されるダビング指令、又は、予め設定した時刻にダビン
グを開始するタイマダビングが予約されており、その開
始時刻になったとき等に実行される。
【0012】また、請求項4の発明は、複数のデジタル
機器がインターフェースバスを介して接続されることに
より、各デジタル機器間での双方向の通信を可能とさ
れ、接続の際に各デジタル機器の接続状態を自動的に認
識する通信手段と、各機器自身(自機という)を動作さ
せる動作指令及び他の機器に割り当てられたID情報を
添付して該当する機器を動作させる動作指令を出力する
出力制御手段とを備え、インターフェースバスを介して
接続されたビデオ録画装置(相手機という)に装填され
たテープを再生させて、自機に装填されたテープにダビ
ングするデジタルビデオ再生/録画装置において、相手
機とインターフェースバスを介して接続され、出力制御
手段は、相手機の動作状態を問い合わせるための信号を
通信手段を介して出力し、これに対する返答から相手機
の状態を判断し、再生可能となれば、自機での録画を開
始し、相手機に対して再生指令を出力し、ダビングを行
うものである。
【0013】この構成においては、自機及び相手機は双
方向の通信が可能なインターフェースバスで接続され、
自機から相手機に対して動作指令を出力して相手機を遠
隔制御することができる。上記動作指令には、相手機の
ID情報を添付するものとされ、複数のデジタル機器が
ネットワーク接続されているときであっても、制御した
い相手機を特定することができる。出力制御手段は、通
信手段を介して相手機の動作状態を問い合わせ、この結
果、相手機が再生可能なときは、自機に対して録画指令
を発して録画を開始すると共に、相手機に対して再生指
令を出力する。こうして、相手機が再生可能なときの
み、ダビングが実行される。なお、上記の処理は、請求
項3と同様にユーザにより入力されるダビング指令、又
は、タイマダビングが予約されており、その開始時刻に
なったとき等に実行される。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項3に記載
のデジタルビデオ再生/録画装置において、時刻を計数
する時計を備え、相手機には、ユーザによってタイマ録
画の開始/終了時刻が予約されており、出力制御手段
は、ダビングを実行中に相手機のタイマ録画の開始時刻
が来たときは、自機に対しては再生を停止する指令を、
相手機に対しては録画を停止させる指令を出力すること
により、ダビングを停止し、相手機に、タイマ録画を実
行させ、前記タイマ録画の終了時刻が来ると、相手機の
タイマ録画を終了させた後、自機に対しては再生指令を
出力し、相手機に対しては録画指令を出力することによ
り、ダビングを再開させるものである。この構成におい
ては、相手機にタイマ録画が予約されており、そのタイ
マ録画の予約とダビングに関する指令とが抵触する場合
は、ダビングを一時的に中断し、タイマ録画を優先して
処理させる。なお、タイマ録画が終了すると、自機及び
相手機に対してダビングを再開させる指令を出力しダビ
ングを再開する。このように、相手機のタイマ録画中は
自機の再生を停止させ、タイマ録画の終了後に、相手機
の録画動作に連動させて自機の再生を再開しているの
で、ユーザ所望のコンテンツがすべて相手機のテープに
録画されることとなる。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項4に記載
のデジタルビデオ再生/録画装置において、時刻を計数
する時計と、ユーザによって予約を受けたタイマ録画開
始/終了時刻を記憶させる記憶手段とを備え、出力制御
手段は、ダビングを実行中に記憶手段に記憶させたタイ
マ録画開始時刻が来たときは、自機に対しては録画を停
止する指令を、相手機に対しては再生を停止させる指令
を出力することによりダビングを停止し、自機のタイマ
録画を実行し、タイマ録画の終了時刻が来ると、自機の
タイマ録画を終了した後、自機に対しては録画指令を出
力し、相手機に対しては再生指令を出力することによ
り、ダビングを再開するものである。この構成において
は、自機にタイマ録画が予約されており、そのタイマ録
画の予約とダビングに関する指令とが抵触する場合は、
ダビングを一時的に中断し、タイマ録画を優先して処理
する。なお、タイマ録画が終了すると、自機及び相手機
に対してダビングを再開させる指令を出力しダビングを
再開する。このように、自機のタイマ録画中は相手機の
再生を停止させ、タイマ録画の終了後に、自機の録画動
作に連動させて相手機の再生を再開しているので、ユー
ザ所望のコンテンツがすべて自機のテープに録画される
こととなる。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項5に記載
のデジタルビデオ再生/録画装置において、出力制御手
段は、相手機に予約されたタイマ録画の開始時刻前にダ
ビングを実行するときは、相手機のタイマ録画の待機状
態を解除し、自機に対しては再生指令を出力し、相手機
に対しては録画指令を出力することにより、ダビングを
実行し、該ダビングの終了後に相手機をタイマ録画の待
機状態に復帰させるものである。この構成においては、
相手機に予約されたタイマ録画の開始時刻前、すなわち
相手機のタイマ録画の待機中にダビングを実行しようと
するときは、上記の待機状態を解除して、ダビングを優
先して処理する。なお、該ダビング中に相手機のタイマ
録画の開始時刻が接近したときは、請求項5に記載した
通りダビングを一時的に中断してタイマ録画を優先処理
する。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項6に記載
のデジタルビデオ再生/録画装置において、出力制御手
段は、自機に予約されたタイマ録画の開始時刻前にダビ
ングを実行するときは、自機のタイマ録画の待機状態を
解除し、自機に対しては録画指令を出力し、相手機に対
しては再生指令を出力することにより、ダビングを実行
し、該ダビングの終了後に自機をタイマ録画の待機状態
に復帰させるものである。この構成においては、自機に
予約されたタイマ録画の開始時刻前、すなわち自機のタ
イマ録画の待機中にダビングを実行しようとするとき
は、上記の待機状態を解除して、ダビングを優先して処
理する。なお、該ダビング中に自機のタイマ録画の開始
時刻が接近したときは、請求項6に記載した通りダビン
グを一時的に中断してタイマ録画を優先処理する。
【0018】また、請求項9の発明は、請求項3乃至請
求項8のいずれかに記載のデジタルビデオ再生/録画装
置において、インターフェースバスは、IEEE139
4シリアルバスであるものである。この構成において
は、デジタルビデオ録画装置と相手機と接続を容易に行
うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態に係るビデオ録画装置を用いたネットワークシステ
ムを図面を参照して説明する。図1に本発明のネットワ
ークシステムの概略構成を示す。ネットワークシステム
1は、DVHSビデオデッキ10,20をIEEE13
94シリアルバスケーブル(以下、IEEE1394ケ
ーブルという)2を介して接続することにより構築され
る。また、各DVHSビデオデッキ10,20には、T
Vモニタ19,29が接続されている。
【0020】各DVHSビデオデッキ10,20はIE
EE1394ケーブル2によって情報信号や制御信号を
双方向に伝送して通信することができ、ネットワークシ
ステム1内の他の機器に対して制御信号を伝送すれば、
他の機器を遠隔制御することができる。例えば、DVH
Sビデオデッキ10(自機となる)は、DVHSビデオ
デッキ20(相手機となる)に対して再生コマンドをI
EEE1394ケーブル2を介して伝送することによ
り、DVHSビデオデッキ20に装填されたテープを再
生し、その映像信号をIEEE1394ケーブル2を介
して取得し、DVHSビデオデッキ10に装填したテー
プにダビングしたり、TVモニタ19に表示させること
ができる。
【0021】本システム1では、DVHSビデオデッキ
10,20をIEEE1394シリアルバスを介して接
続しているが、さらに、同バスに対応する各種のデジタ
ル機器を接続し、相互間の通信を行うこともできる。こ
のように複数のデジタル機器が接続されているような場
合において、各機器を区別して認識するため、各機器に
は相異なるノードIDが付与される。このノードID
は、各機器の電源投入及び機器の追加・削除等のバスリ
セット時に、新たなIDとして付与される。そして、各
機器間の通信は、各機器に対応するノードID毎に異な
る周波数帯域の搬送波によって区別してなされている。
【0022】図2に本システム1に適用されるDVHS
ビデオデッキ10,20のブロック図を示す。DVHS
ビデオデッキ10は、IEEE1394ケーブル2を接
続するためのポート11a,11bと、映像信号等のデ
ジタル信号のエンコード/デコードを行なうPHYチッ
プ12と、後述するノードID等のデータの判別を行な
うLINKチップ(通信手段、出力制御手段)13と、
DVHSビデオデッキ10全体の制御を司るCPU(出
力制御手段)14と、ノードID、タイマ録画開始/終
了時刻及びタイマダビング開始/終了時刻を記憶するメ
モリ(記憶手段)15と、ユーザがタイマ録画開始/終
了時刻及びタイマダビング開始/終了時刻を入力するた
めの入力キー16とを備えている。この入力キーは、ダ
ビング指令を入力するためのダビングキー(操作キー)
も具備している。同様に、DVHSビデオデッキ20
は、ポート21a,21b、PHYチップ22、LIN
Kチップ23、CPU24、メモリ25及び入力キー2
6を備えている。IEEE1394ケーブル2の両端
は、DVHSビデオデッキ10のポート11aとDVH
Sビデオデッキ20のポート21aにそれぞれ接続され
る。なお、入力キー16,26は、通常はリモコン等の
入力装置に設けられているが、DVHSビデオデッキ1
0,20の外装パネルに設けたものであってもよい。
【0023】さらに、本発明におけるDVHSビデオデ
ッキ10からのDVHSビデオデッキ20の再生動作の
制御は以下のようになされる。まず、CPU14から制
御信号がLINKチップ13及びPHYチップ12を介
してポート11aに伝送される。この制御信号には、D
VHSビデオデッキ20に付与されたノードIDが添付
され、IEEE1394バスケーブル2を介して、DV
HSビデオデッキ20のポート21aに伝送される。ポ
ート21aにより制御信号を受けたDVHSビデオデッ
キ20は、その信号を、さらにPHYチップ22を介し
てLINKチップ23に伝送する。そして、LINKチ
ップ23により、制御信号に添付されたノードIDが自
機のものであることを認識して、この信号をCPU24
に伝送する。CPU24は、伝送された制御信号に基い
て、DVHSビデオデッキ20の再生動作を開始し、取
得した映像信号を、上記とは逆の経路にて、DVHSビ
デオデッキ10のCPU14に伝送する。CPU14で
は、受信した上記映像信号を装填したテープに記録した
り、TVモニタ19に表示させたりする。なお、LIN
Kチップ23は、ノードIDが自機のものでなければ、
制御信号をPHYチップ22に返還し、さらにポート2
1bよりIEEE1394ケーブルを介して接続された
他の機器(図示せず)に伝送する。このように、ノード
IDによって再生するDVHSビデオデッキ(相手機)
を指定し、制御しているので、3台以上のDVHSビデ
オデッキをIEEE1394ケーブルで接続した場合で
あっても、相手機を指定して、制御することができる。
また、DVHSビデオデッキ10からDVHSビデオデ
ッキ20の録画動作の制御も同様になされる。
【0024】次に、DVHSビデオデッキ10を用いた
自動ダビング機能について説明する。この自動ダビング
機能は、DVHSビデオデッキ10によって、DVHS
ビデオデッキ20を上述したように遠隔制御することに
より、DVHSビデオデッキ20に録画を実行させると
共に、DVHSビデオデッキ10に装填されたテープを
再生することにより、取得した映像信号をDVHSビデ
オデッキ20に装填したテープに自動的にダビングする
ものである。この自動ダビングは、ユーザによるダビン
グキーの押下(ダビング指令)、又は予め設定した時刻
にダビングを開始するタイマダビングに応じてなされ
る。
【0025】例えば、ユーザの操作により、DVHSビ
デオデッキ10のダビングキーが押下されると、CPU
14は、まず、IEEE1394ケーブル2を介してD
VHSビデオデッキ20の動作状態を問い合わせる。こ
の結果、DVHSビデオデッキ20が録画可能なとき
は、録画指令を出力して録画を開始させる。DVHSビ
デオデッキ20が録画可能でなければ、録画可能となる
まで繰り返し動作状態を問い合わせる。DVHSビデオ
デッキ20の録画動作が開始されると、DVHSビデオ
デッキ20は、その旨の信号をDVHSビデオデッキ1
0に対して返送し、これにより、CPU14は、DVH
Sビデオデッキ20の録画開始動作が完了したことを知
ることができ、自機に再生指令を発する。こうして、D
VHSビデオデッキ20が録画可能なときのみ、ダビン
グが実行される。
【0026】上記DVHSビデオデッキ20の動作状態
の問い合わせ手順を図3に示したタイムチャートを参照
して説明する。まず、ユーザによりダビングキーが押下
されると(#1)、DVHSビデオデッキ20(相手
機)の動作状態を確認するための信号が該相手機に対し
て出力され(#2)、それを受けた相手機からは、該相
手機の現在の状態を示す信号がDVHSビデオデッキ1
0(自機)に対して送信される(#3)。上記信号を受
信した自機のCPU14は、この信号から相手機がダビ
ング可能かどうかを判断する(#4)。その結果、相手
機が巻戻し動作等、何らかの処理中(ビジー状態)であ
り、ダビング不可の場合(#5)は、再び相手機の動作
状態を確認するための信号が相手機に対して出力され
(#6)、それを受けた相手機からは、該相手機の現在
の状態を示す信号が自機に対して送信される(#7)。
さらに、上記信号を受信したCPU14は、この信号か
ら相手機がダビング可能かどうかを判断する(#8)。
相手機がダビング可能となるまで#6〜#8の処理を繰
り返して行い(#9)、ダビング可能になれば(#9
a)、相手機に録画コマンドを発行する(#10)。
【0027】上記問い合わせにおけるCPU14の処理
手順を図4に示す。ダビングキーが押下されると、相手
機の状態を問い合わせ(#11)、相手機がダビング
(録画)可能となれば(#12においてYES)、相手
機に録画コマンドを発行して(#13)、相手機の録画
を開始させる。そして、相手機から録画開始動作の完了
通知を受信することにより相手機の録画動作を確認した
上で(#14)、自機の再生を開始させる(#15)。
なお、#12において、相手機が録画可能でない場合は
(#12においてNO)、#11に戻り、繰り返し相手
機の状態を問い合わせる。このようにして、DVHSビ
デオデッキ20が録画可能なときのみ、ダビングが実行
される。
【0028】また、本システム1では、DVHSビデオ
デッキ20のテープを再生させて、DVHSビデオデッ
キ10のテープにダビングすることも可能である。この
ときの、CPU14の処理手順を図5に示す。ダビング
キーが押下されると、相手機の状態を問い合わせ(#2
1)、相手機がダビング(再生)可能となれば(#22
においてYES)、自機の録画を開始して(#23)、
相手機に再生コマンドを発行して(#24)、相手機の
再生を開始させ、相手機から再生開始動作の完了通知を
受信することにより相手機の再生動作を確認する(#2
5)。なお、#22において、相手機が再生可能でない
場合は(#22においてNO)、#21に戻り、繰り返
し相手機の状態を問い合わせる。このようにして、DV
HSビデオデッキ10が再生可能なときのみ、ダビング
が実行される。
【0029】また、本発明においては、例えば、DVH
Sビデオデッキ10、又はDVHSビデオデッキ20に
は、ユーザにより設定された時間にテレビジョン放送等
を録画するいわゆるタイマ録画が予め設定されており、
ダビングの動作とタイマ録画の開始が重複する場合に
は、タイマ録画を優先的に行うこととしている。このと
きのCPU14が行うタイマ録画の割り込みの処理手順
について、図6を参照して説明する。ダビング中にタイ
マ録画の開始時刻が接近すると(#31においてYE
S)、自機及び相手機に対してダビングを停止させる指
令を出力し(#32)、ダビングを一時的に中断する。
そして、タイマ録画の開始時刻になると自機に対して録
画指令を出力し(#33)、自機のタイマ録画を実行す
る(#34)。そして、タイマ録画の終了時刻になる
と、自機に停止指令を出力し(#35)、タイマ録画を
停止させる。その後、自機及び相手機に対してダビング
を再開させる指令(再生指令及び録画指令)を出力して
(#36)、ダビングを再開する。このようにして、タ
イマ録画の予約とダビングに関する指令が抵触するとき
(ダブルブッキング状態)は、タイマ録画の処理を優先
的に行って、タイマ録画が終了した後、ダビングを再開
することとしているので、タイマ録画の失敗及びダビン
グの失敗を回避することができる。
【0030】また、本発明においては、DVHSビデオ
デッキ10又はDVHSビデオデッキ20がタイマ録画
の待機中においても、自動ダビングの動作を割り込んで
処理させることも可能である。この場合のCPU14の
処理手順を図7に示す。タイマ録画待機中に(#4
1)、タイマ録画開始時刻になると(#42においてY
ES)、自機又は相手機に対して録画指令を出力して
(#43)、タイマ録画を実行させ(#44)、終了す
る。#42において、タイマ録画開始時刻でない場合で
あって(#42においてNO)、ダビングキーが押下さ
れたときは(#45においてYES)、自機又は相手機
のタイマ録画の待機状態を解除させて(#46)、自機
及び相手機に対してダビング指令を出力して(#4
7)、ダビングを実行させる(#48)。そして、ダビ
ングが終了するまでは(#49においてNO)、#48
に戻ってダビングを継続し、ダビングが終了すれば(#
49においてYES)、#41に戻って、タイマ録画の
待機状態に復帰する。なお、ダビングキーが押下されな
いときは(#45においてNO)、#41に戻り、引き
続きタイマ録画の待機状態を維持する。このようにし
て、タイマ録画の待機中においてもダビングを行うこと
ができる。
【0031】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れることなく種々の変形が可能であり、例えば、ネット
ワーク接続する相手機は、複数のビデオデッキを接続し
てもよい。この場合は、自機からの遠隔制御により、複
数のマスタテープから複数のテープにダビングすること
も可能であり、その際、ダビング途中でそれぞれのテー
プを入れ替える必要がないので、ユーザがその場を離れ
ていてもダビングが自動的に実行される。
【0032】また、図3に示した#6乃至#9における
相手機の状態を再度確認するための処理は省略し、ダビ
ング不可の場合は、ダビングを実行することなく処理を
終了してもよい。
【0033】さらに、IEEE1394ケーブル2によ
ってネットワーク接続するデジタル機器は、DVHSビ
デオデッキに限られることなく、ハンディカム等に代表
されるデジタルビデオカメラであってもよい。また、D
VHSビデオデッキ10,20はTVモニタ19,29
と一体化されたものであっても構わない。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
相手機に録画動作させるとき、自機の再生を行う前に相
手機の状態を確認し、録画側の相手機がタイマ録画中で
ある等、何らかの理由により処理を実行中(ビジー状
態)であり録画不可能であっても、録画可能になるまで
待ってからダビングを行うこととしている。すなわち、
相手機が処理中であっても、繰り返し相手機に対して動
作状態を問い合わせる信号を出力して、その処理が終了
するのをサーチしているので、処理の終了後において、
間違いなくダビングをすることが可能となる。
【0035】請求項2の発明によれば、自機で録画動作
するとき、自機の録画を行う前に相手機の状態を確認
し、再生側の相手機が何らかの理由により処理を実行中
(ビジー状態)であり再生不可能であっても、再生可能
になるまで待ってからダビングを行うこととしている。
すなわち、相手機が処理中であっても、繰り返し相手機
に対して動作状態を問い合わせる信号を出力して、その
処理が終了するのをサーチしているので、処理の終了後
において、間違いなくダビングをすることが可能とな
る。
【0036】請求項3の発明によれば、相手機に録画動
作させるとき、自機の再生を行う前に相手機の状態を確
認し、録画可能な状態を確認してダビングを行うことと
しているので、誤動作なく確実にダビングすることがで
きる。
【0037】請求項4の発明によれば、自機で録画動作
するとき、自機の録画を行う前に相手機の状態を確認
し、再生可能な状態を確認してダビングを行うこととし
ているので、誤動作なく確実にダビングすることができ
る。
【0038】請求項5の発明によれば、相手機のタイマ
録画の予約とダビングに関する指令とが抵触する場合
は、ダビングを一時的に中断し、タイマ録画を優先して
処理し、タイマ録画の終了後、ダビングを再開すること
としているので、タイマ録画の割り込み処理によるダビ
ングの失敗及びタイマ録画の失敗を回避することができ
る。
【0039】請求項6の発明によれば、自機のタイマ録
画の予約とダビングに関する指令とが抵触する場合は、
ダビングを一時的に中断し、タイマ録画を優先して処理
し、タイマ録画の終了後、ダビングを再開することとし
ているので、タイマ録画の割り込み処理によるダビング
の失敗及びタイマ録画の失敗を回避することができる。
【0040】請求項7の発明によれば、相手機に予約さ
れたタイマ録画の待機中にダビングを実行するときは、
ダビング動作を優先して処理し、ダビング動作が終了す
るとタイマ録画待機状態に復帰することとしているの
で、自機及び相手機が動作していない時間を有効に利用
してダビングを実行することができる。
【0041】請求項8の発明によれば、自機に予約され
たタイマ録画の待機中にダビングを実行するときは、ダ
ビング動作を優先して処理し、ダビング動作が終了する
とタイマ録画待機状態に復帰することとしているので、
自機及び相手機が動作していない時間を有効に利用して
ダビングを実行することができる。
【0042】請求項9の発明によれば、自機と他機との
接続を容易に行うことができる。これによって、IEE
E1394ケーブルが有する、いわゆるホットプラグイ
ン(Hot Plug In)やプラグアンドプレイ(Plug & Pla
y)の機能を備えることができ、ユーザの利便性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるネットワークシス
テムにおける各DVHSビデオデッキの接続状態を示し
た図。
【図2】 同システムに自機及び相手機として用いられ
るDVHSビデオデッキのブロック図。
【図3】 同DVHSビデオデッキの自動ダビング時に
おける相手機の状態を確認する手順を示したタイムチャ
ート。
【図4】 同DVHSビデオデッキの自動ダビング時に
おける自機が再生側である場合のCPUの動作手順を示
したフローチャート。
【図5】 同DVHSビデオデッキの自動ダビング時に
おける自機が録画側である場合のCPUの動作手順を示
したフローチャート。
【図6】 同DVHSビデオデッキの自動ダビング中に
おけるタイマ録画の割り込み処理の手順を示したフロー
チャート。
【図7】 DVHSビデオデッキのタイマ録画待機中に
おける自動ダビングの割り込み処理の手順を示したフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム 2 IEEE1394ケーブル 10 DVHSビデオデッキ(ビデオ録画装置:自
機) 13 LINKチップ(通信手段、出力制御手段) 14 CPU(出力制御手段) 15 メモリ(記憶手段) 20 DVHSビデオデッキ(ビデオ再生装置:相手
機)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル機器がインターフェース
    バスを介してネットワーク接続されることにより、各デ
    ジタル機器間での双方向の通信を可能とされ、前記ネッ
    トワーク接続の際に各デジタル機器の接続状態を自動的
    に認識する通信手段と、各機器自身(自機という)を動
    作させる動作指令及び他の機器に割り当てられたID情
    報を添付して該当する機器を動作させる動作指令を出力
    する出力制御手段とを備え、自機に装填されたテープを
    再生して、前記インターフェースバスを介して接続され
    たビデオ録画装置(相手機という)に装填されたテープ
    にダビングさせるネットワークシステム対応のデジタル
    ビデオ再生/録画装置において、 相手機とネットワーク接続され、その接続のためのイン
    ターフェースバスは、IEEE1394シリアルバスで
    あり、 前記ダビングを実行させるダビング指令を入力するため
    の操作キーを備え、 前記出力制御手段は、ユーザにより、前記ダビング指令
    が入力されたとき、相手機の動作状態を問い合わせるた
    めの信号を前記通信手段を介して出力し、これに対する
    返答から相手機の状態を判断し、録画可能でなければ、
    さらに前記信号を出力して相手機の動作状態を問い合わ
    せ、録画可能となれば、相手機に対して録画指令を出力
    し、該相手機から録画開始動作の完了の通知を受けた後
    に自機の再生を開始し、ダビングを行わせることを特徴
    とするネットワークシステム対応のデジタルビデオ再生
    /録画装置。
  2. 【請求項2】 複数のデジタル機器がインターフェース
    バスを介してネットワーク接続されることにより、各デ
    ジタル機器間での双方向の通信を可能とされ、前記ネッ
    トワーク接続の際に各デジタル機器の接続状態を自動的
    に認識する通信手段と、各機器自身(自機という)を動
    作させる動作指令及び他の機器に割り当てられたID情
    報を添付して該当する機器を動作させる動作指令を出力
    する出力制御手段とを備え、前記インターフェースバス
    を介して接続されたビデオ録画装置(相手機という)に
    装填されたテープを再生させて、自機に装填されたテー
    プにダビングするネットワークシステム対応のデジタル
    ビデオ再生/録画装置において、 相手機とネットワーク接続され、その接続のためのイン
    ターフェースバスは、IEEE1394シリアルバスで
    あり、 前記ダビングを実行させるダビング指令を入力するため
    の操作キーを備え、 前記出力制御手段は、ユーザにより、前記ダビング指令
    が入力されたとき、相手機の動作状態を問い合わせるた
    めの信号を前記通信手段を介して出力し、これに対する
    返答から相手機の状態を判断し、再生可能でなければ、
    さらに前記信号を出力して相手機の動作状態を問い合わ
    せ、再生可能となれば、自機での録画を開始し、相手機
    に対して再生指令を出力し、ダビングを行うことを特徴
    とするネットワークシステム対応のデジタルビデオ再生
    /録画装置。
  3. 【請求項3】 複数のデジタル機器がインターフェース
    バスを介して接続されることにより、各デジタル機器間
    での双方向の通信を可能とされ、前記接続の際に各デジ
    タル機器の接続状態を自動的に認識する通信手段と、各
    機器自身(自機という)を動作させる動作指令及び他の
    機器に割り当てられたID情報を添付して該当する機器
    を動作させる動作指令を出力する出力制御手段とを備
    え、自機に装填されたテープを再生して、前記インター
    フェースバスを介して接続されたビデオ録画装置(相手
    機という)に装填されたテープにダビングさせるデジタ
    ルビデオ再生/録画装置において、 相手機とインターフェースバスを介して接続され、 前記出力制御手段は、相手機の動作状態を問い合わせる
    ための信号を前記通信手段を介して出力し、これに対す
    る返答から相手機の状態を判断し、録画可能となれば、
    相手機に対して録画指令を出力し、該相手機から録画開
    始動作の完了の通知を受けた後に、自機の再生を開始
    し、ダビングを行わせることを特徴とするデジタルビデ
    オ再生/録画装置。
  4. 【請求項4】 複数のデジタル機器がインターフェース
    バスを介して接続されることにより、各デジタル機器間
    での双方向の通信を可能とされ、前記接続の際に各デジ
    タル機器の接続状態を自動的に認識する通信手段と、各
    機器自身(自機という)を動作させる動作指令及び他の
    機器に割り当てられたID情報を添付して該当する機器
    を動作させる動作指令を出力する出力制御手段とを備
    え、前記インターフェースバスを介して接続されたビデ
    オ録画装置(相手機という)に装填されたテープを再生
    させて、自機に装填されたテープにダビングするデジタ
    ルビデオ再生/録画装置において、 相手機とインターフェースバスを介して接続され、 前記出力制御手段は、相手機の動作状態を問い合わせる
    ための信号を前記通信手段を介して出力し、これに対す
    る返答から相手機の状態を判断し、再生可能となれば、
    自機での録画を開始し、相手機に対して再生指令を出力
    し、ダビングを行うことを特徴とするデジタルビデオ再
    生/録画装置。
  5. 【請求項5】 時刻を計数する時計を備え、 相手機には、ユーザによってタイマ録画の開始/終了時
    刻が予約されており、 前記出力制御手段は、ダビングを実行中に相手機のタイ
    マ録画の開始時刻が来たときは、自機に対しては再生を
    停止する指令を、相手機に対しては録画を停止させる指
    令を出力することにより、ダビングを停止し、相手機
    に、タイマ録画を実行させ、前記タイマ録画の終了時刻
    が来ると、相手機のタイマ録画を終了させた後、自機に
    対しては再生指令を出力し、相手機に対しては録画指令
    を出力することにより、ダビングを再開させることを特
    徴とする請求項3に記載のデジタルビデオ再生/録画装
    置。
  6. 【請求項6】 時刻を計数する時計と、ユーザによって
    予約を受けたタイマ録画開始/終了時刻を記憶させる記
    憶手段とを備え、 前記出力制御手段は、ダビングを実行中に前記記憶手段
    に記憶させたタイマ録画開始時刻が来たときは、自機に
    対しては録画を停止する指令を、相手機に対しては再生
    を停止させる指令を出力することによりダビングを停止
    し、自機のタイマ録画を実行し、前記タイマ録画の終了
    時刻が来ると、自機のタイマ録画を終了した後、自機に
    対しては録画指令を出力し、相手機に対しては再生指令
    を出力することにより、ダビングを再開することを特徴
    とする請求項4に記載のデジタルビデオ再生/録画装
    置。
  7. 【請求項7】 前記出力制御手段は、相手機に予約され
    たタイマ録画の開始時刻前にダビングを実行するとき
    は、相手機のタイマ録画の待機状態を解除し、自機に対
    しては再生指令を出力し、相手機に対しては録画指令を
    出力することにより、ダビングを実行し、該ダビングの
    終了後に相手機をタイマ録画の待機状態に復帰させるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のデジタルビデオ再生/
    録画装置。
  8. 【請求項8】 前記出力制御手段は、自機に予約された
    タイマ録画の開始時刻前にダビングを実行するときは、
    自機のタイマ録画の待機状態を解除し、自機に対しては
    録画指令を出力し、相手機に対しては再生指令を出力す
    ることにより、ダビングを実行し、該ダビングの終了後
    に自機をタイマ録画の待機状態に復帰させることを特徴
    とする請求項6に記載のデジタルビデオ再生/録画装
    置。
  9. 【請求項9】前記インターフェースバスは、IEEE1
    394シリアルバスであることを特徴とする請求項3乃
    至請求項8のいずれかに記載のデジタルビデオ再生/録
    画装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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