JP3199084B2 - Avシステムのリモートコントロール方法 - Google Patents

Avシステムのリモートコントロール方法

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JP3199084B2
JP3199084B2 JP01672793A JP1672793A JP3199084B2 JP 3199084 B2 JP3199084 B2 JP 3199084B2 JP 01672793 A JP01672793 A JP 01672793A JP 1672793 A JP1672793 A JP 1672793A JP 3199084 B2 JP3199084 B2 JP 3199084B2
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、いわゆるD
2Bなどのドメスチックデジタルバスによって複数のA
V(オーディオ及びビジアル)機器がバス接続されてい
るAVシステムのリモートコントロール(リモコンと略
称する)方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複数のAV機器がバス接続され
てセットとして構成されたAVシステムがある。この種
のAVシステムにおいて、センター機器をあらかじめ設
定しておくと共に、複数の機器が連動して実行が行われ
るシステムフィーチャー用として、システムリモコンと
呼ばれる1台の集中リモコン送信手段を設け、このシス
テムリモコン送信手段からのコマンド(命令)を上記セ
ンター機器で受信し、当該コマンドあるいは対応するコ
マンドを複数のAV機器に転送するようにするものがあ
る。
【0003】この種のAVシステムの従来例を図5に示
す。図5において、1はテレビ受像機、2はVTR、3
はAVアンプ、4はCD(コンパクトディスク)、LD
(レーザディスク)などの光ディスクを再生できるマル
チディスクプレーヤ(以下MDPと称する)で、この例
ではテレビ受像機1がセンター機器とされる。
【0004】オーディオ信号及びビデオ信号の授受のた
めに、テレビ受像機1とAVアンプ3との間はAV信号
ラインL1で接続され、AVアンプ3とVTR2との間
及びAVアンプ3とMDP4との間は、AV信号ライン
L2及びL3で接続されている。
【0005】また、各AV機器1〜4は、それぞれの機
器の動作を制御するための1個あるいは複数個のマイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)を使用す
る制御回路を備え、これらAV機器1〜4の制御回路間
は、制御信号伝送のための双方向バスB1、B2、B3
により、縦続に接続され、システム化されている。
【0006】前記AV機器1〜4はそれぞれリモコン受
信部R1、r2、r3、r4を備え、受信したリモコン
信号(コマンド)を制御回路に入力して処理するが、こ
の例の場合、テレビ受像機1のリモコン受信部R1はシ
ステムリモコン送信手段CM1の受信用とされる。そし
て、複数のAV機器が連動して動作を行うシステムフィ
ーチャーの実行を行うためのコマンドは、システムリモ
コン送信手段CM1からテレビ受像機1のリモコン受信
部R1に与えられる。テレビ受像機1はこの受信したシ
ステムリモコン送信手段CM1からのコマンドをバスコ
マンド(バスを通じて各AV機器に伝送するためのコマ
ンド)に変換して、バスB1〜B3を通じて各AV機器
に送出する。
【0007】各AV機器は、バスコマンドを隣のAV機
器に転送すると共に、当該バスコマンドに付加されてい
るアドレスが自己のAV機器を示すアドレスであるか否
か判別し、自己のアドレスであればそのバスコマンドを
取り込んで、デコードし、そのコマンドに対応する動作
を実行するようにする。
【0008】図5の例では、システムリモコン送信手段
からのコマンドはすべてテレビ受像機が受信して各機器
にバスコマンドを出すが、テレビ受像機には、受信部が
あるのみであり、システム全体を統括するシステムコン
トローラとしては機能しない。なお、システムリモコン
送信手段CM1は、テレビ受像機1のみで動作が完結す
るフィーチャーのコマンドをも発生する。
【0009】また、この図5のAVシステムにおいて
は、AV機器2〜4のそれぞれに専用のリモコン送信手
段cm2、cm3、cm4が用意され、各機器2〜4自
身がこの専用のリモコン送信手段cm2、cm3、cm
4からのコマンドをも独自に受信することができる。
【0010】また、図6は、従来のこの種のAVシステ
ムの他の例である。この例は、センター機器を中心に星
型に他のAV機器が接続され、センター機器から片方向
通信を行うシステムである。すなわち、この例の場合に
は、センター機器としてシステムコントローラ5が設け
られ、このシステムコントローラ5に対してVTR6、
AVアンプ7、MDP8、テレビ受像機9が片方向通信
制御線W1、W2、W3、W4を介して接続され、シス
テムコントローラ5によって一方的に制御されている。
【0011】AVアンプ7とテレビ受像機9との間は、
AV信号ラインL4で接続され、AVアンプ7とVTR
6との間及びAVアンプ7とMDP8との間は、AV信
号ラインL5及びL6で接続されている。10は、この
システムの片方向通信に対応していない拡張した第2の
VTRである。
【0012】そして、システムリモコン送信手段CM2
は、システムコントローラ5の受信部R5に対して設け
られて、このシステムリモコンCM2からシステムフィ
ーチャーのコマンドがシステムコントローラ5に与えら
れる。システムコントローラ5は、システムフィーチャ
ーのコマンドを受信すると、制御線W1〜W4を介して
各機器6〜9に制御コマンドを送信して、目的のシステ
ムフィーチャーを実現する。
【0013】この例の場合にも、各AV機器6〜9及び
拡張機器10は、その受信部r6〜r9及びr10によ
り自分専用のリモコン送信手段cm6〜cm9及びcm
10からのコマンドを受け、それぞれの有するフィーチ
ャーを実行することができる。
【0014】この例の場合、新しく拡張するAV機器
は、センター機器であるシステムコントローラ5のプラ
グ(あるいはジャック)数、もしくはシステムリモコン
送信手段のカテゴリー(例えばVTRやMDPなど)ご
との選択キー数によって制限される。拡張するAV機器
が、他社製品である場合には、ごく一部のコマンドに関
しては、システムリモコン送信手段の命令をセンター機
器であるシステムコントローラ5の内部で変換して、当
該他のAV機器に転送したり、直接、システムリモコン
送信手段から他社コードを当該機器に発信するようにす
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のAVシステムでは、システムフィーチャーの実行
中の保護手段(プロテクション)がなく、せっかくセン
ター機器がマスターとしてシステムフィーチャーが起動
され、そのフィーチャーを実行中であっても、各機器専
用のリモコン送信手段からのコマンドを受信すると、そ
のコマンドにしたがって無条件に動作してしまう。例え
ば、MDP4あるいは8の再生信号をVTR2あるいは
6で記録を行ういわゆるダビングを行っているときに、
MDP4あるいは8において、その専用リモコン送信手
段cm4あるいはcm8からのストップコマンドを受信
した場合、ダビング中であるにも拘らず、MDP4ある
いは8は、停止モードになってしまう。そして、VTR
2あるいは6はMDP4あるいは8が停止したのを知ら
ずに記録状態を維持してしまう可能性がある。
【0016】従来のシステムにおいても、個々のAV機
器が実行中のシステムフィーチャーを認識しているか、
センター機器に実行中のフィーチャーを問い合わせるこ
とにより認知してプロテクションを実行することができ
る。しかし、その場合には、個々のAV機器のメモリ容
量の増加を招いたり、バス上の通信の混雑につながる問
題がある。また、プロテクションのために、例えば「現
在ダビング実行中」などの警告表示を行う場合に、それ
ぞれのAV機器において行わなければならず、各機器の
構成が複雑になる。
【0017】また、図6のシステムにおいては、拡張し
た機器については制御方法が曖昧であったり、製造メー
カーによって対応方法を変えるなど、ユーザが認識、操
作しにくい欠点がある。
【0018】さらに、従来のAVシステムにおいては、
リモコン信号として赤外線を使用する場合、各機器の専
用リモコン送信手段は、各対応するAV機器に向けてリ
モコン信号を発射する必要があるが、複数のリモコン送
信手段が存在して、しかもそれぞれのAV機器でリモコ
ン受信部の位置が一般的に異なるため、どのリモコン送
信手段で、どの方向に向けてリモコン信号を発射する
か、といった混乱を招くおそれがあった。
【0019】この発明は、以上のような欠点を改善する
ことができるAVシステムのリモートコントロール方法
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明によるAVシステムのリモートコントロー
ル方法は、後述の図1の実施例の参照符号を対応させる
と、動作制御を行うためのマイクロコンピュータをそれ
ぞれ備え前記マイクロコンピュータがバス接続されてい
る複数個のAV機器12〜15と、前記バスに内蔵マイ
クロコンピュータが接続されると共に、複数個のAV機
器が連携して動作する処理のリモコン信号を受けたとき
に、前記連携して動作する複数個のAV機器のそれぞれ
に必要なコマンドを供給して制御するためのAVセンタ
ー機器11とを備えるAVシステムにおいて、前記バス
接続するときの初期化時に、前記AVセンター機器11
以外の各AV機器12〜15のリモコン受信部を機能さ
せないように設定するようにしたことを特徴とする。
【0021】
【作用】上記の構成のこの発明によれば、AVセンター
機器11が集中制御を行うと共に、AVセンター機器以
外の各AV機器のリモコン受信部を機能させずに、一元
的に前記AVセンター機器11がリモコン信号を受信す
るようにしたので、システムフィーチャー実行中の機器
が専用のリモコン送信手段からのコマンドを受信するこ
とはなく、システムフィーチャー実行中のプロテクショ
ンを実現することができる。
【0022】また、各AV機器専用の複数のリモコン送
信手段のいづれを用いてもAVセンター機器に向けてリ
モコン信号を送信すればよく、機器の種類の選択や、送
信方向の混乱を軽減することができる。
【0023】さらに、AVセンター機器で、一元的にリ
モコン信号を受信するようにするので、他社のAV機器
のリモコン信号も、センター機器において、バスコマン
ドに変換することが容易にでき、標準的なフィーチャー
についてのコマンドをメーカーを越えて共通化しておく
ことにより、ユーザは、拡張機器についてもリモコン操
作を容易に行うことが可能になる。
【0024】
【実施例】以下、この発明によるAVシステムのリモー
トコントロール方法の一実施例を図を参照しながら説明
する。
【0025】図1は、この発明の一実施例が適用された
AVシステムの一例のブロック図である。11はテレビ
受像機であり、この例ではAVセンター機器となってお
り、システムリモコン送信手段CM3の受信部R11が設
けられている。また、12は第1のVTR、13はAV
アンプ、14はMDPである。さらに、15は後から拡
張されて接続された第2のVTRである。
【0026】オーディオ信号及びビデオ信号の授受のた
めに、テレビ受像機11のAV信号処理回路11SとA
Vアンプ13のAV信号処理回路13Sとの間、AVア
ンプ13のAV信号処理回路13Sと第1のVTR12
のAV信号処理回路12Sとの間、AVアンプ13のA
V信号処理回路13SとMDP14のAV信号処理回路
14Sとの間及びAVアンプ13のAV信号処理回路1
3Sと第2のVTR15のAV信号処理回路15Sとの
間は、AV信号ラインL8、L9、L10及びL11で
接続されている。
【0027】そして、各AV機器11〜15は、それぞ
れの機器の動作を制御するための1個あるいは複数個の
マイコンを使用する制御回路11CT〜15CTを備
え、これらAV機器1〜4の制御回路11CT〜15C
T間は、制御信号伝送のための双方向バスB4〜B7に
縦続して接続されてシステム化され、AVセンター機器
であるテレビ受像機11によって集中制御されている。
【0028】この場合、システムとしての動作をAVセ
ンター機器としてのテレビ受像機11が管理し、AVセ
ンター機器以外の各機器12〜15のリモコン受信部r
12〜r15は、原則的に機能させずに、一元的にテレビ受
像機11がリモコン受信するものである。そして、各A
V機器12〜15専用のリモコン送信手段による各機器
固有のコマンドをも、AVセンター機器としてのテレビ
受像機11が受信して各機器に伝達する。
【0029】AVセンター機器11以外の各機器12〜
15のリモコン受信部r12〜r15を機能させないように
するには、この例のAVシステムのバス接続の初期化時
に、AVセンター機器11が、自分以外の各機器に、そ
のリモコン受信部を機能させないようにするコマンドを
送る。
【0030】また、拡張機器の場合には、その機器をバ
スに接続したとき、機械的に、あるいは電気的に、その
接続を拡張機器が検出し、自動的にリモコン受信部を機
能させないようにすることにより行うことができる。ま
たは、拡張機器をバスに接続したときに、AVセンター
機器に対して接続した旨を送信し、その後、AVセンタ
ー機器が、その拡張機器に、そのリモコン受信部を機能
させないようにするコマンドを送るようにすることもで
きる。
【0031】図2は、AVセンター機器11以外の各機
器12〜15のリモコン受信部を機能させないようにす
る方法の一例を説明するためのシーケンス図である。す
なわち、AVシステムが構築され、バス接続が行われた
ときの初期化処理が行われた後、AVセンター機器(テ
レビ受像機11)から第1のAV機器、例えば第1のV
TR12にそのリモコン受信部r12をオフとするコマン
ドが送られる。すると、第1のVTR12では、例えば
リモコン受信部r12への電源の投入を断ち、このリモコ
ン受信部r12が機能しない状態にし、リモコンオフ了解
のコマンドをAVセンター機器11に返送する。以上の
動作をAVアンプ13、次いでMDP14について、順
次に行い、これらのAV機器のリモコン受信部r13及び
r14を機能しない状態にする。
【0032】そして、このAVシステムに対して、第2
のVTR15を拡張機器として接続したときには、第2
のVTR15からAVセンター機器11にバスにVTR
を接続した旨を示すコマンドをバスを介して送る。する
と、AVセンター機器11から、第2のVTR15にそ
のリモコン受信部r15をオフとするコマンドが送られ
る。第2のVTR15では、これを受けて、前述と同様
にして例えばリモコン受信部r15への電源の投入を断
ち、このリモコン受信部r15が機能しない状態にし、リ
モコンオフ了解のコマンドをAVセンター機器11に返
送する。
【0033】なお、この場合において、AVセンター機
器は、拡張機器が他メーカーのAV機器である場合に
は、その機器のリモコン受信部を生かしておくようにす
ることもできる。このときには、その拡張機器の専用リ
モコン送信手段によりシステムフィーチャーの実行中
に、別個のコマンドがその拡張機器にのみ与えられるこ
とがある。そこで、AVセンター機器11は、その拡張
機器の状態の変化を検知して、実行中のフィーチャーを
中断せざるを得ないのであれば、そのフィーチャーを実
行中の他の連動機器を停止させ、例えばテレビ受像機1
1の画面において、その画像に重ねて中断の説明を行う
ことができる。
【0034】この際に、AVセンター機器11が、他の
AV機器の状態の変化を検知する手段としては、各機器
の状態が変わった時点で、その旨をAVセンター機器1
1に知らせるために各機器から自動発信される各機器の
ステータス情報を用いることができる。また、AVセン
ター機器11のリモコン受信部R11が解析不明のコマン
ドを受けたら、AVセンター機器11が、すべての機器
にその状態を尋ねるようにする方法を用いてもよい。
【0035】以上のようにして、システムとしての動作
をAVセンター機器11が管理し、AVセンター機器以
外の各機器12〜15のリモコン受信部r12〜r15は、
原則的に機能させずに、一元的にAVセンター機器11
がリモコン受信するようにしたことにより、システムフ
ィーチャー実行中の機器が、その機器専用のリモコン送
信手段からのコマンドを受信して動作することを制限す
ることできる。すなわち、システムフィーチャーのプロ
テクションを実現することができる。そして、その際、
AVセンター機器11において、警告の表示等の処理も
容易に行うことができる。
【0036】図3は、AVセンター機器としてのテレビ
受像機11の制御回路11CTのリモコン信号処理の機
能ブロック図である。すなわち、リモコン受信部R11で
受信したシステムリモコン送信手段CM3からのリモコ
ンコマンドは、デコード部111でデコードされ、フィ
ーチャー管理部112及びバスコマンド生成部113に
供給される。
【0037】そして、フィーチャー管理部112は、当
該受信したリモコンコマンドが、システムリモコン送信
手段CM3からのものであるか、各機器の専用リモコン
送信手段からのものであるかを認識し、システムフィー
チャーであると認識したときには、そのシステムフィー
チャーを実現するために連動すべきAV機器に対して、
そのフィーチャーを実現するためのバスコマンドを送
る。この際、各AV機器のアドレスを、それぞれのバス
コマンドに付加する。
【0038】また、システムリモコン送信手段CM3か
らのコマンドでないと認識したときには、どの機器であ
るかを認識し、当該機器のアドレスを付加して対応する
バスコマンドをその機器に送る。なお、各機器の専用リ
モコン送信手段からのコマンドには、当該機器のアドレ
スが含まれており、AVセンター機器11は、受信した
コマンドを、全機器に対して同報通信によって送る(透
過転送)ようにしてもよい。
【0039】フィーチャー管理部112は、メモリを有
し、各機器が現在実行中のフィーチャーが何であるか、
あるいは現在実行中のシステムフィーチャーが何である
かを常に認識できるように記憶している。そこで、シス
テムフィーチャー実行中で、未だそのフィーチャーが完
了していない時に、そのシステムフィーチャーの実行に
携わっている機器の内の1つの機器の専用リモコン送信
手段からのコマンド入力がAVセンター機器11にあっ
たときに、システムフィーチャー実行中の警告を発して
そのコマンドを無視したり、ユーザに注意を促すことが
できる。
【0040】すなわち、フィーチャー管理部113は、
受信したリモコンコマンドが、システムフィーチャー実
行中の機器のものであると認識したときには、警告発生
部114を駆動し、当該システムフィーチャーを実行中
である旨を、例えばテレビ受像機11の画面に重畳して
表示するようにする。ユーザは、この警告表示を見て、
システムフィーチャーを続行させるか、敢えてシステム
フィーチャーを中断させるかを決定することができる。
【0041】図4は、システムフィーチャーのプロテク
ションを説明するためのシーケンスの一例である。図4
において、楕円で囲ったのはイベント、矢線はコマンド
の送信を示している。すなわち、図4の例においては、
システムリモコン送信手段CM3は、このAVセンター
機器11に対して、MDP14の再生信号を第1のVT
R12で記録するダビングを行う旨のコマンドを送信す
る。AVセンター機器11は、このリモコンコマンドを
受けると、MDP14に対して、その出力端子をAVア
ンプ13に接続させるようにする、つまり、再生出力信
号をAVアンプ13に送出するようにするバスコマンド
を送ると共に、第1のVTR12に、AVアンプ13に
そのAV入力端子を接続するようにする旨のバスコマン
ドを送る。その後、AVセンター機器であるテレビ受像
機11は、MDP14に再生開始のバスコマンドを送る
と共に、第1のVTR12に、記録モードにせよという
バスコマンドを送る。以上のより、MDP14からAV
アンプ13を介して第1のVTR12へのダビングのシ
ステムフィーチャーが実行される。
【0042】このシステムフィーチャー実行中に、AV
センター機器11に、MDP14の専用リモコン送信手
段からの停止のコマンドが受信されたとする。すると、
AVセンター機器であるテレビ受像機11は、ダビング
の実行中であることを認識しているので、その画面にお
いて、警告表示すべきと判断する。これにより、テレビ
受像機11の画面には、再生画像に重畳してダビング実
行中である旨の警告表示がなされる。例えば、ユーザが
さらに、停止のコマンドを入力しなければ、ダビングが
続行される。
【0043】そして、MDP14でディスクの再生が終
了すると、その旨を示すステータスがバスを通じてAV
センター機器11に自動発信される。AVセンター機器
11は、このステータスを受けて、第1のVTR12に
対して、停止のバスコマンドを送る。以上で、ダビング
の終了となる。
【0044】以上のようにして、システムフィーチャー
を実行中に、そのフィーチャーを実行中のAV機器に対
するリモコンコマンドが有ったとしても、そのAV機器
の動作をAVセンター機器が制限して、システムフィー
チャーのプロテクションを実現することができる。
【0045】なお、以上の例では、システムフィーチャ
ー実行中の警告表示は、テレビ受像機で行ったが、AV
アンプやその他のAV機器で警告表示を行う場合には、
LCD等のディスプレイ上で行えばよい。また、表示に
よる警告ではなく、音声による警告や、警告ランプによ
るものなどであってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、システムフィーチャーを実行中のAV機器に対する
リモコンコマンドが発生しても、そのリモコンコマンド
の受信及び対応する動作をAVセンター機器が制限する
ことができ、システムフィーチャーのプロテクションを
実現することができる。しかも、そのプロテクションの
際に、警告表示等をAVセンター機器で合わせて行うこ
とが容易である。
【0047】また、拡張したAV機器については、標準
的なフィーチャーについては、メーカーを越えて共通化
することで容易に制御することができ、ユーザは認識、
操作もし易くなる。
【0048】さらに、リモコン送信手段として指向性の
鋭い赤外線を用いる場合であっても、各AV機器専用の
複数のリモコン送信手段のいづれを用いてもAVセンタ
ー機器に向けてリモコン信号を送信すればよく、送信相
手のAV機器の混乱や方向の混乱を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリモートコントロール方法を適
用したAVシステムの一実施例のブロック図である。
【図2】AVセンター機器以外の機器のリモコン受信部
を機能させないようにする方法を説明するためのシーケ
ンス図である。
【図3】AVセンター機器のリモコン受信動作及びシス
テム制御を説明するための図である。
【図4】プロテクションの一例を説明するためのシーケ
ンス図である。
【図5】従来のAVシステムの一例のブロック図であ
る。
【図6】従来のAVシステムの他の例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 AVセンター機器としてのテレビ受像機 12 第1のVTR 13 AVアンプ 14 MDP CM3 システムリモコン送信手段 R11 リモコン受信部 B4〜B7 バス L8〜L11 AV信号ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刑部 義雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 草ケ谷 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 田中 繁雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 杉山 宏一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 勝山 明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−24790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作制御を行うためのマイクロコンピュー
    タをそれぞれ備え前記マイクロコンピュータがバス接続
    されている複数個のAV機器と、前記バスに内蔵マイク
    ロコンピュータが接続されると共に、複数個のAV機器
    が連携して動作する処理のリモコン信号を受けたとき
    に、前記連携して動作する複数個のAV機器のそれぞれ
    に必要なコマンドを供給して制御するためのAVセンタ
    ー機器とを備えるAVシステムにおいて、前記バス接続するときの初期化時に、前記AVセンター
    機器以外の各AV機器のリモコン受信部を機能させない
    ように設定するようにした ことを特徴とするAVシステ
    ムのリモートコントロール方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記各AV機器に対しては、それぞれの AV機器専用の
    リモコン送信手段が存在するものであって、 前記 各AV機器専用のリモコン送信手段からの各AV機
    器固有のコマンドは、前記AVセンター機器で受信して
    デコード、必要に応じて、前記AVセンター機器から
    対応するAV機器に転送する ことを特徴とするAVシス
    テムのリモートコントロール方法。
  3. 【請求項3】動作制御を行うためのマイクロコンピュー
    タをそれぞれ備え前記マイクロコンピュータがバス接続
    されている複数個のAV機器と、前記バスに内蔵マイク
    ロコンピュータが接続されると共に、複数個のAV機器
    が連携して動作する処理のリモコン信号を受けたとき
    に、前記連携して動作する複数個のAV機器のそれぞれ
    に必要なコマンドを供給して制御するためのAVセンタ
    ー機器とを備えるAVシステムにおいて、前記AVセンター機器以外の各AV機器のリモコン受信
    部を機能させずに、一元的に前記AVセンター機器がリ
    モコン信号を受信するものであって、 前記各AV機器専用のリモコン送信手段からの各AV機
    器固有のコマンドは、前記AVセンター機器で受信して
    デコードすると共に、前記AVセンター機器で前記AV機器専用のリモコン送
    信手段からの各AV機器固有のコマンドを受信した時
    に、当該受信したコマンドに対応するAV機器が、前記
    他のAV機器と連携して動作する処理 を実行中であると
    きには、前記AVセンターにおいて、そのことを示す警
    告を発報することを特徴とするAVシステムのリモート
    コントロール方法。
JP01672793A 1993-01-06 1993-01-06 Avシステムのリモートコントロール方法 Expired - Fee Related JP3199084B2 (ja)

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