JP2002289435A - 空芯コイルとその製造方法 - Google Patents

空芯コイルとその製造方法

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coil
core
air
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manufacturing
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Yoshinori Yokoyama
吉典 横山
Munehisa Takeda
宗久 武田
Osamu Miyatake
督 宮武
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単品として取り扱い易く、小型で、低価格且
つ高性能の空芯コイル及びその製造方法の提供。 【解決手段】 空芯コイルは、コイルの両端部が実装用
ベースに埋め込まれ、コイルの両端部が埋め込まれた実
装用ベースは当該コイルの導体間隔を一定に保つよう一
体的に形成されるこを特徴とする。又、空芯コイルの製
造方法は、基板に塗布された実装用ベース素材にコイル
を埋め込んで、エッチングにより実装用ベースの不要部
分を除去して実装用ベースを形成し、実装用ベースの固
化を待って基板から剥離して製造することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波機器に用い
られる空芯コイルに関し、詳しくは、小型で高性能の回
路基板用の空芯コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空芯コイルを実装用ベースに取付
ける際には、当該空芯コイルの両端部を1つずつ接着剤
で固定して行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手法では、空芯
コイルを実装用ベースに取付けるに当って、煩雑な手間
が掛かっていた。又、取り付けに当って、空芯コイルの
導体間隔が空芯であるが故に狂い易く、この狂いのため
性能にばらつきを生じていた。従って又、空芯コイルの
製造、保管、運搬、或いは接着作業等に際しては、その
取扱いに十分な注意が要求されていた。
【0004】本発明は、上記のような課題の解決を目的
とし、取り扱い易く、量産が可能な高性能の空芯コイル
の提供、及びその製造方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の空芯コイルの
発明は、コイルの両端部が実装用ベースに埋め込まれた
ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の空芯
コイルおいて、コイルの両端部が埋め込まれた当該コイ
ルの両端部側の実装用ベース部分は当該コイルの導体間
隔を所定の距離に保つよう互いに一体的に形成されたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の空芯コイルにおいて、実装用ベースは、実装用
ベースとなる部分のみが残り、その他の部分が除去され
たレジストであることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかに記載の空芯コイルにおいて、コイルは、当該
コイルの形成時に用いられた心材が引き抜かれず保持さ
れたままであることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の何れかに記載の空芯コイルにおいて、コイルは当該コ
イルが空芯と同等の自己共振周波数が得られる心材を保
持していることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
に記載の空芯コイルにおいて、心材は光ファイバーであ
ることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、コイルの両端部が実装
用ベースに埋め込まれた空芯コイルの製造方法におい
て、基板に実装用ベース素材を塗布する工程と、塗布さ
れた実装用ベース素材にコイルを埋め込む工程と、エッ
チングにより実装用ベース素材の不要部分を除去して実
装用ベースを形成する工程と、形成された実装用ベース
が固化した後に基板から当該実装用ベースを剥離する工
程とを含むことを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、コイルの両端部が実装
用ベースに埋め込まれた空芯コイルの製造方法におい
て、基板に実装用ベース素材を塗布する工程と、塗布さ
れた実装用ベース素材に単位コイル長さの複数本分の長
さのコイル材を埋め込む工程と、前記コイル材を単位コ
イル長さ毎にエッチングにより実装用ベース素材の不要
部分を除去して実装用ベースを形成する工程と、形成さ
れた実装用ベースが固化した後に前記コイル材を単位コ
イル長さ毎に切断する工程と、単位コイルの両端部が埋
め込まれた実装用ベースを基板から剥離する工程とを含
むことを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、請求項8に記載の空芯
コイルの製造方法において、単位コイル長さの複数本分
の長さのコイル材を複数本並べて同時に製造することを
特徴とする。
【0014】請求項10の発明は、請求項8又は請求項
9の何れかに記載の空芯コイルの製造方法において、コ
イル材を単位コイル長さ毎に切断する工程は、単位コイ
ルの両端部が埋め込まれた実装用ベースを基板から剥離
する前に行うことを特徴とする。
【0015】請求項11の発明は、請求項7乃至請求項
10の何れかに記載の空芯コイルの製造方法において、
コイルの両端部が埋め込まれた当該コイルの両端側の実
装用ベース部分は当該コイルの導体間隔を所定の距離に
保つよう互いに一体的に形成されたことを特徴とする。
【0016】請求項12の発明は、請求項7に記載の空
芯コイルの製造方法において、コイルは、当該コイルの
形成時に用いられた心材が引き抜かれず保持されたまま
であることを特徴とする。
【0017】請求項13の発明は、請求項8乃至請求項
11の何れかに記載の空芯コイルの製造方法において、
コイル材は、当該コイル材の形成時に用いられた心材が
引き抜かれず保持されたままであって、当該コイル材が
単位コイル長さ毎に切断される際に切断されることを特
徴とする。
【0018】請求項14の発明は、請求項12又は請求
項13に記載の空芯コイルの製造方法において、心材
は、空芯と同等の共振周波数が得られる素材で成形され
たことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
コイルの両端部が実装用ベースに埋め込まれて、コイル
が実装用ベースと一体化された構成の空芯コイルであ
る。これを図1及び図2に基づいて説明する。図1は空
芯コイルの斜視図、図2は図1の縦断面図である。図1
において、符号1はコイル、2は実装用ベースである。
コイル1は、適当な心材(非図示)に導体を所定の間隔で
巻回してコイル型にした後、当該心材を引き抜いて形成
された所謂空芯コイルである。
【0020】実装用ベース2は、レジスト、例えばSU
−8等のネガレジストや、感光性樹脂等、要するに、所
望の形態の実装用ベース2となる部分のみを残し、他の
不要な実装用ベース素材の部分を除去できる材質のもの
であれば何でもよい。この場合、コイルの接続端即ちコ
イルの両端部がそれぞれ埋め込まれた実装用ベース部分
(コイルの両接続端が埋め込まれた実装用ベース素材の
部分をいいい、コイルの両端側に存在する)は、当該コ
イルの導体間隔を一定に保つよう互いに一体的に形成す
る。これにより、実装用ベース2によってコイル1の導
体間隔が一定に保持される。従って、実装用ベースは比
較的強固な素材であり、又、その形態はコイルの導体間
隔を一定に保ち得る形とするのが好ましい。
【0021】この形態1では、実装用ベース2としてネ
ガレジストを用いており、このネガレジストは四角形の
枠形に形成され、相対する二辺を枠の内側から外側に貫
通するように、コイル1の両端部がそれぞれ埋設され
て、枠の内側にコイル1の本体が位置している。このよ
うに、コイル1の両端部側のそれぞれの実用ベース部分
が互いに一体化するように実装用ベース2を形成するこ
とによって、上述したように、コイル1の両端間の長さ
が一定化されるので、コイル1の導体間隔を一定に保た
せることができ、性能にばらつきの無い空芯コイルを提
供することができる。尚、コイル1の両端部側のそれぞ
れの実用ベース部分を一体化する形状は、勿論、この四
角形の枠形に限定されず、使用環境に応じた適宜の形状
とすればよい。
【0022】実施の形態2.実施の形態2は、コイル1
の両端部が実装用ベース2として形成されたネガレジス
トに埋め込まれた上記実施の形態1に示す空芯コイルの
製造方法である。これを図1乃至図3に基づいて説明す
る。図3は製造方法を示す縦断面図である。
【0023】図3において、先ず、基板3の平らな表面
に実装用ベース素材としてのネガレジスト4を適当な厚
さに塗布する(以下、塗布工程ともいう)。この場合の
基板3は、半導体素子を構成する基板であってもよい
し、その他の適当な平らな板や底面が平らな容器であっ
てもよい。
【0024】次に、塗布されたネガレジスト4にコイル
を埋め込む(以下、埋込工程ともいう)。この場合、塗
布されたネガレジスト4には、埋め込まれるコイル1の
両端部が埋没する程度の厚みに塗布されていることが必
要である。
【0025】次に、塗布されたネガレジスト4の不要部
分即ち不要な実装用ベース素材、この例では図3の想像
線部分の不要部分をエッチングにより除去して実装用ベ
ース2を形成する(以下、除去工程ともいう)。この場
合、予め任意のパターンが印刷されたマスク(非図示)を
用いて、露光し、現像することで、残されるネガレジス
ト4部分が実装用ベース2となる。
【0026】最後に、実装用ベース2としてのネガレジ
スト4が固化した後に、当該基板3から残されたネガレ
ジスト即ち実装用ベース2を剥離する(以下、剥離工程
ともいう)。こうして、図1に示すような実施の形態1
の実装用ベース付の空芯コイルが製造される。
【0027】上記の実施の形態1及び形態2によれば、
コイル1は、その両端部分が埋設固定されたネガレジス
トの部分が互いに一体化された実装用ベース2に固定さ
れているので、コイル1の導体間隔にばらつきが生じ難
くなり、高周波で自己共振周波数が高く、インダクタン
ス値の大きい、性能の安定した空芯コイルを提供するこ
とができる。又、この形態1及び形態2の空芯コイル
は、既にその両端部が実装用ベース2に埋め込まれてい
るため、従来のように、実装用ベースに個別的にコイル
端部を接着する作業が無くなる点で製作工程を簡易化す
ることができるので、生産性を向上させることができ、
低価格で高性能の空芯コイルをパーツとして提供するこ
とができる。
【0028】実施の形態3.実施の形態3は、上記実施
の形態2の製造方法において、単体のパーツとして構成
されるコイルの任意の長さ(以下、単位コイル長さとも
いう)の複数本分の長さのコイル材を、比較的広い平面
を持つ基板に塗布された実装用ベース素材としてのネガ
レジストに埋め込んで、エッチングにより実装用ベース
2として残されたネガレジストが固化した後に、当該コ
イル材を単位コイル長さ毎に切断して、同時に複数個の
空芯コイルを製造する方法を示すものである。これを図
4に基づいて説明する。図4は平面図である。尚、図中
の符号7乃び8は切断線を示す。
【0029】次に、この実施の形態3の製造方法の工程
を示す。 塗布工程 塗布工程は、基板3に実装用ベース素材としてのネガレ
ジスト4を塗布する工程であり、上記の実施の形態2と
同様である。但し、この場合の基板3は、単位コイル長
さの複数本分の長さのコイル材5のサイズに応じた面積
が必要となる。
【0030】埋込工程 埋込工程は、基板3に塗布されたネガレジスト4に単位
コイル長さの複数本分の長さのコイル材5を埋め込む工
程であり、実質的には、上記の実施の形態2と同様であ
る。
【0031】除去工程 除去工程は、コイル材5を単位コイル長さ毎にエッチン
グによりレジスト4の不要部分を除去して実装用ベース
6を形成する工程であり、実質的には、上記の実施の形
態2と同様である。
【0032】切断工程 切断工程は、コイル材5を単位コイル長さ毎に切断する
工程であり、この実施の形態3において必要な工程であ
る。
【0033】剥離工程 剥離工程は、単位コイルの両端部が埋め込まれた実装用
ベース6としてのネガレジスト、即ち空芯コイル付実装
用ベースを基板3から剥離する工程であり、実質的に
は、上記の実施の形態2と同様である。
【0034】以上の工程を経て、一本のコイル材5か
ら、同時に、複数個のパーツとしての空芯コイルを得る
ことができる。尚、この形態3では、エッチングにより
残されたネガレジスト4が固化した後であって後述の剥
離工程の前に、コイル材5を単位コイル長さ毎に切断し
ているが、実装用ベース6としてのネガレジストを基板
3から剥離した後に行ってもよい。
【0035】実施の形態4.実施の形態4は、上記実施
の形態3の製造方法において、単位コイル長さの複数本
分の長さのコイル材を複数本、比較的広い平面を持つ基
板に塗布されたネガレジストに並べて埋め込んで、単位
コイル長さ毎にエッチングを行い、実装用ベースとして
残されたネガレジストが固化した後に、当該複数本の各
コイル材を単位コイル長さ毎に切断して、同時に、上記
実施の形態3よりも多い複数個の空芯コイルを同時に製
造する方法である。図5は平面図である。
【0036】図5に示す通り、この例では、基板(3)
に塗布された実装用ベースとしてのネガレジストに3本
のコイル材5,5,5が並列に並べて埋め込まれてい
る。その他の製造工程は実質的に上記実施の形態3と同
様である。尚、図5中の符号7乃至10は切断線を示
す。
【0037】実施の形態5.実施の形態5は、空芯と同
等の自己共振周波数が得られる心材を保持したまま、上
記実施の形態1乃至形態4のように構成或いは製造され
た空芯コイルである。これを図6及び図7に基づいて説
明する。図6は斜視図、図7は図6の縦断面図である。
【0038】図6及び図7において、図中の符号12は
コイル13に保持されたままの心材であり、この例で
は、心材として光ファイバーを用いている。この心材1
2は、当然、当該コイル13が空芯である場合と同等の
共振周波数が得られる素材で成形されねばならない。こ
のような心材としては、誘電率の小さい石英系の素材を
用いるのがよい。
【0039】心材12は、空芯コイルの製造過程で用い
られるもので、コイル形成後には、誘電率は空気が1で
小さく、空芯の方が特性が向上するため、引き抜かれて
いたが、この形態5では、コイル13の形成時に用いら
れた心材12を引き抜かずに、そのままコイル13に保
持させた構成としたものである。又、このような心材1
2を保持した空芯コイルの製造方法は、図8及び図9に
示すように、上記実施の形態3乃至形態4で説明された
コイル材5と同様の扱いでよく、実質的には、これらの
形態と同様の製造方法となる。尚、図8及び図9におい
て、11は並べられたコイル材13の両端側を支承する
支持枠、14は実装用ベースである。
【0040】この実施の形態5によれば、コイル13
は、心材12に巻回されたままであるので、上記実施の
形態1乃至形態4による空芯コイルに比べて、空芯コイ
ルの導体間隔を更に確実に維持させることができ、一
層、ばらつきの少ない空芯コイルを提供することができ
る。又、心材12として光ファイバーを用いているの
で、コイル13から心材12を抜く必要がなく、導体間
隔の維持が容易で、20GHz程度の高周波であれば、自己
共振周波数の高いコイルで、且つインダクタンス値が大
きく、よりばらつきの少ない空芯コイルを取り扱い容易
なパーツとして提供することができる。
【0041】尚、上記の各実施の形態においては、何れ
も、従来のように実装用ベースを別のプロセスで製作
し、その後に、空芯コイルを接着する必要が無く、個別
に実装用ベースに接着する作業行程を省略することがで
きるので、生産性を著しく向上させることができる。
又、コイル1、13は、銅線だけでなく、金線でもアル
ミニウム線でもよく、要は良導体の線であればよい。
又、このコイルの形状は、巻回される心材12の形状が
円柱や4角柱、6角柱や円錐等、如何なる形態のもので
あってもよい。又、コイル1としては、一重巻きのコイ
ルを示しているが、多重巻きであってもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至請求項14の各発明によれ
ば、何れも、単品として取り扱い易く、製品にばらつき
が少なく、低価格で高性能の空芯コイル、或いはその製
造方法を提供することができる。又、一体的に形成され
た実装用ベースによってコイルの両端部が固定されるの
で、コイルの導体間隔を一定に維持することができ、高
周波で自己共振周波数を高くすることができる実装用ベ
ースを備えた空芯コイルを提供することができる。又、
従来のように、空芯コイルの両端部を実装用ベースに1
つずつ接着する面倒な作業が不要となる。
【0043】請求項7乃至請求項14の各発明によれ
ば、何れも、一体的に形成された実装用ベースによって
コイルの両端部が固定された空芯コイルを効率よく一度
に大量生産することができる。
【0044】請求項12乃至請求項14の各発明によれ
ば、何れも、実質的に電気的作用を有しない心材に巻回
されたままのコイルであって、更に当該コイルの両端部
が一体的に形成された実装用ベースに固定されているの
で、コイルの導体間隔が一定に保持されたままの空芯コ
イルを提供できるので、高周波で自己共振周波数が高
く、且つインダクタンス値の大きく、ばらつきの少ない
空芯コイルを提供することができる。又、例えば、20GH
z程度の高周波の場合では、心材に光ファイバーなどの
石英系のものを利用することで、空芯と同等の共振周波
数が得られる光ファイバー入りコイルを実装用ベースに
個々に接着することなく、光ファイバー入り空芯コイル
をパーツとして提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の空芯コイルの斜視図である。
【図2】 図1の空芯コイルの縦断面図である。
【図3】 実施の形態2の空芯コイルの製造方法を示す
縦断面図である。
【図4】 実施の形態3の空芯コイルの製造方法を示す
平面図である。
【図5】 実施の形態4の空芯コイルの製造方法を示す
平面図である。
【図6】 実施の形態5の空芯コイルの斜視図である。
【図7】 図6の空芯コイルの縦断面図である。
【図8】 実施の形態6の製造方法を示す平面図であ
る。
【図9】 実施の形態6の製造方法を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、13 コイル、2 実装用ベース、3 基板、4、
14 ネガレジスト(実装用ベース)、5 心材、6,
7,8,9,10 切断線、11 支持枠、12 心
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮武 督 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E062 FF01 FF03 FF09 5E070 AA01 AB01 AB06 BA01 CA02 CA13 CA16 DB03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの両端部が実装用ベースに埋め込
    まれたことを特徴とする空芯コイル。
  2. 【請求項2】 コイルの両端部側の実装用ベース部分は
    当該コイルの導体間隔を所定の距離に保つよう互いに一
    体的に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の空
    芯コイル。
  3. 【請求項3】 実装用ベースは、実装用ベースとなる部
    分のみが残り、その他の部分が除去されたレジストであ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空芯
    コイル。
  4. 【請求項4】 コイルは、当該コイルの形成時に用いら
    れた心材が引き抜かれず保持されたままであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空芯コ
    イル。
  5. 【請求項5】 コイルは当該コイルが空芯と同等の自己
    共振周波数が得られる心材を保持していることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4の何れかに記載の空芯コイ
    ル。
  6. 【請求項6】 心材は光ファイバーであることを特徴と
    する請求項4又は請求項5に記載の空芯コイル。
  7. 【請求項7】 コイルの両端部が実装用ベースに埋め込
    まれた空芯コイルの製造方法において、基板に実装用ベ
    ース素材を塗布する工程と、塗布された実装用ベース素
    材にコイルを埋め込む工程と、エッチングにより実装用
    ベース素材の不要部分を除去して実装用ベースを形成す
    る工程と、形成された実装用ベースが固化した後に基板
    から当該実装用ベースを剥離する工程とを含むことを特
    徴とする空芯コイルの製造方法。
  8. 【請求項8】 コイルの両端部が実装用ベースに埋め込
    まれた空芯コイルの製造方法において、基板に実装用ベ
    ース素材を塗布する工程と、塗布された実装用ベース素
    材に単位コイル長さの複数本分の長さのコイル材を埋め
    込む工程と、前記コイル材を単位コイル長さ毎にエッチ
    ングにより実装用ベース素材の不要部分を除去して実装
    用ベースを形成する工程と、形成された実装用ベースが
    固化した後に、前記コイル材を単位コイル長さ毎に切断
    する工程と、単位コイルの両端部が埋め込まれた実装用
    ベースを基板から剥離する工程と、を含むことを特徴と
    する空芯コイルの製造方法。
  9. 【請求項9】 単位コイル長さの複数本分の長さのコイ
    ル材を複数本並べて同時に製造することを特徴とする請
    求項8に記載の空芯コイルの製造方法。
  10. 【請求項10】 コイル材を単位コイル長さ毎に切断す
    る工程は、単位コイルの両端部が埋め込まれた実装用ベ
    ースを基板から剥離する前に行うことを特徴とする請求
    項8又は請求項9の何れかに記載の空芯コイルの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 コイルの両端部が埋め込まれた当該コ
    イルの両端側の実装用ベース部分は当該コイルの導体間
    隔を一定に保つよう互いに一体的に形成されたことを特
    徴とする請求項7乃至請求項10の何れかに記載の空芯
    コイルの製造方法。
  12. 【請求項12】 コイルは、当該コイルの形成時に用い
    られた心材が引き抜かれず保持されたままであることを
    特徴とする請求項7に記載の空芯コイルの製造方法。
  13. 【請求項13】 コイル材は、当該コイル材の形成時に
    用いられた心材が引き抜かれず保持されたままであっ
    て、当該コイル材が単位コイル長さ毎に切断される際に
    切断されることを特徴とする請求項8乃至請求項11の
    何れかに記載の空芯コイルの製造方法。
  14. 【請求項14】 心材は、空芯と同等の共振周波数が得
    られる素材で成形されたことを特徴とする請求項12又
    は請求項13に記載の空芯コイルの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152714A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sony Corp Rfid用アンテナおよびアンテナコイルの製造方法

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JP2009152714A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sony Corp Rfid用アンテナおよびアンテナコイルの製造方法

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