JP2002287746A - 自動作曲装置、自動作曲方法、自動作曲プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

自動作曲装置、自動作曲方法、自動作曲プログラム及び記憶媒体

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JP2002287746A JP2001084482A JP2001084482A JP2002287746A JP 2002287746 A JP2002287746 A JP 2002287746A JP 2001084482 A JP2001084482 A JP 2001084482A JP 2001084482 A JP2001084482 A JP 2001084482A JP 2002287746 A JP2002287746 A JP 2002287746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像に同期して且つ映像の長さに合った時間
で完成度の高い曲を生成することができる自動作曲装
置、自動作曲方法、自動作曲プログラム及び記憶媒体を
提供する。 【解決手段】 メロディ生成に必要な小節数に対応する
小節数対応データを取得し、この小節数対応データとメ
ロディ生成用データとに基づいてメロディを生成し、こ
の生成されたメロディのメロディ長と映像の所要時間と
が一致するようにメロディのテンポを微調整したり、リ
タルダンド又はフェルマータを挿入して、メロディ長を
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像に同期して楽
曲を生成する自動作曲装置、自動作曲方法、自動作曲プ
ログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像に同期してその雰囲気にマッ
チしたバックグランドミュージック(以下、「BGM」
という)を生成するBGMジェネレータが知られてい
る。このBGMジェネレータは予め複数の曲の断片デー
タ(伴奏データ、メロディ生成用データ等を含む)をデ
ータベースに登録しておき、BGMを付けたい映像の長
さ(例えば、映像の時間長又はフレーム数)と映像の雰
囲気にあった音楽ジャンル(リズム)等をユーザの入力
により指定されたときに、該データベースからユーザの
指定に合う曲の断片データを読み出し、この読み出され
た曲の断片データを適宜結合して、映像の長さに合った
BGMを生成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
BGMジェネレータで生成される曲は、曲の断片データ
を結合する方法なので、結合して1曲を生成した場合
に、曲としてのまとまり感が乏しかった。
【0004】さらに、1つの伴奏データに対して複数の
メロディ生成用データがデータベースに登録されている
ものの、同じ伴奏の元で生成できる曲数は少なかった。
仮に、他の伴奏用に用意されている断片データを利用す
ると、同じ伴奏の元で生成できる曲数はある程度多くな
るが、伴奏とメロディとの違和感が生じる場合があり、
曲としての完成度が低くならざるを得なかった。
【0005】本発明は、かかる問題に鑑みなされたもの
であり、映像に同期して且つ映像の長さに合った時間で
完成度の高い曲を生成することができる自動作曲装置、
自動作曲方法、自動作曲プログラム及び記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の自動作曲装置は、映像の各区間の所要時
間に対応する楽曲の小節数を算出する小節数算出手段
と、該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な
小節数対応データを取得する小節数対応データ取得手段
と、前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を
生成する楽曲生成手段と、該生成された楽曲を前記映像
の各区間に応じて出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0007】請求項2の自動作曲装置は、請求項1記載
の自動作曲装置において、前記生成された楽曲の長さと
前記映像の対応区間の所要時間とが一致するように前記
楽曲の長さを調整する楽曲長調整手段を備え、前記出力
手段は該楽曲の長さが調整された楽曲を前記映像の各区
間に応じて出力することを特徴とする。
【0008】請求項3の自動作曲装置は、請求項1又は
2記載の自動作曲装置において、前記小節数対応データ
取得手段は、前記小節数対応データを所定の小節数を単
位として取得するものであり、該取得された小節数対応
データが、楽曲の生成に必要な小節数より多く、かつ、
これに最も近い小節数に対応するように、当該小節数対
応データの一部を削除する削除手段を備えることを特徴
とする。
【0009】請求項4の自動作曲装置は、映像の各区間
の所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する小節数算
出手段と、該算出された小節数に対応する楽曲の生成に
必要な小節数対応データを所定の小節数を単位として取
得する小節数対応データ取得手段であって、前記楽曲の
生成に必要な小節数より多く、かつ、これに最も近い小
節数に対応する小節数対応データを取得するものと、該
取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成する
楽曲生成手段と、該生成された楽曲の長さと前記映像の
対応区間の所要時間とが一致するように前記楽曲の長さ
を調整する楽曲長調整手段と、該楽曲の長さが調整され
た楽曲を前記映像の各区間に応じて出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項5の自動作曲装置は、請求項4記載
の自動作曲装置において、前記楽曲長調整手段は、前記
楽曲生成手段により生成された楽曲の一部の小節数を削
除する小節数削除手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項6の自動作曲装置は、請求項4又は
5記載の自動作曲装置において、前記楽曲長調整手段
は、前記楽曲生成手段により生成された楽曲のテンポを
調整するテンポ調整手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項7の自動作曲装置は、請求項4乃至
6のいずれか1項に記載の自動作曲装置において、前記
楽曲長調整手段は、前記楽曲生成手段により生成された
楽曲にリタルダンド又はフェルマータを挿入する挿入手
段を備えることを特徴とする。
【0013】請求項8の自動作曲装置は、映像の内容に
適合した曲生成用データを取得する曲生成用データ取得
手段と、前記映像の内容ごとに、該取得された曲生成用
データに基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、該生
成された楽曲を前配映像と共に出力する出力手段とを備
えることを特徴とする。
【0014】請求項9の自動作曲装置は、請求項8記載
の自動作曲装置において、前記取得する曲生成用データ
は、前記映像の所要時間に対応する楽曲の小節数を有す
ることを特徴とする。
【0015】請求項10の自動作曲装置は、請求項8記
載の自動作曲装置において、前記曲生成用データ取得手
段は、所定のカテゴリに区分された複数の曲生成用デー
タを記憶した曲生成用データ記憶手段と、前記曲生成用
データ記憶手段から所望の曲生成用データを選択する曲
生成用データ選択手段とを備え、前記曲生成用データ選
択手段が前記映像の内容に適合したカテゴリに区分され
た曲生成用データを選択することを特徴とする。
【0016】請求項11の自動作曲装置は、請求項8記
載の自動作曲装置において、さらに前記映像を複数の区
間に分割する区間分割手段を有し、前記曲生成用データ
取得手段は各区間毎に曲生成用データを取得するもので
あり、前記楽曲生成手段は各区間毎に楽曲データを生成
するものであり、前記出力手段は前記映像の各区間に対
応して、該生成した各区間の楽曲データを出力すること
を特徴とする。
【0017】請求項12の自動作曲装置は、映像の所要
時間に対応する楽曲の小節数を算出する小節数算出手段
と、該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な
小節数対応データを取得する小節数対応データ取得手段
と、前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を
生成する楽曲生成手段と、該生成された楽曲を前記映像
と共に出力する出力手段とを備えることを特敬とする。
【0018】請求項13の自動作曲装置は、与えられた
所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する小節数算出
手段と、該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必
要な小節数対応データを所定の小節数を単位として取得
する小節数対応データ取得手段であって、前記楽曲の生
成に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数
に対応する小節数対応データを取得するものと、前記取
得された小節数対応データの先頭から一部の小節数を削
除して、前記算出された小節数となるよう調整する小節
数対応データ長調整手段と、該小節数が調整された小節
数対応データに基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と
を備えることを特徴とする。
【0019】請求項14の自動作曲装置は、与えられた
所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する小節数算出
手段と、該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必
要な小節数対応データを所定の小節数を単位として取得
する小節数対応データ取得手段であって、前記楽曲の生
成に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数
に対応する小節数対応データを取得するものと、該取得
された小節数対応データに基づいて楽曲を生成する楽曲
生成手段と、該生成された楽曲の長さと前記所要時間と
が一致するように前記楽曲の長さを調整する楽曲長調整
手段とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項15の自動作曲装置は、請求項14
記載の自動作曲装置において、前記楽曲調整手段は、前
記生成された楽曲の先頭から一部の小節数を削除する小
節数削除手段を備えることを特徴とする。
【0021】請求項16の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、映像の各区間の所要時間に対応する楽曲の小節数を
算出する小節数算出モジュールと、該算出された小節数
に対応する楽曲の生成に必要な小節数対応データを取得
する小節数対応データ取得モジュールと、前記取得され
た小節数対応データに基づいて楽曲を生成する楽曲生成
モジュールと、該生成された楽曲を前記映像の各区間に
応じて出力する出力モジュールとを備えることを特徴と
する。
【0022】請求項17の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、映像の各区間の所要時間に対応する楽曲の小節数を
算出する小節数算出モジュールと、該算出された小節数
に対応する楽曲の生成に必要な小節数対応データを所定
の小節数を単位として取得する小節数対応データ取得モ
ジュールであって、前記楽曲の生成に必要な小節数より
多く、かつ、これに最も近い小節数に対応する小節数対
応データを取得するものと、該取得された小節数対応デ
ータに基づいて楽曲を生成する楽曲生成モジュールと、
該生成された楽曲の長さと前記映像の対応区間の所要時
間とが一致するように前記楽曲の長さを調整する楽曲長
調整モジュールと、該楽曲の長さが調整された楽曲を前
記映像の各区間に応じて出力する出力モジュールとを備
えることを特徴とする。
【0023】請求項18の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、映像の内容に適合した曲生成用データを取得する曲
生成用データ取得モジュールと、前記映像の内容ごと
に、該取得された曲生成用データに基づいて楽曲を生成
する楽曲生成モジュールと、該生成された楽曲を前配映
像と共に出力する出力モジュールとを備えることを特徴
とする。
【0024】請求項19の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、映像の所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する
小節数算出モジュールと、該算出された小節数に対応す
る楽曲の生成に必要な小節数対応データを取得する小節
数対応データ取得モジュールと、前記取得された小節数
対応データに基づいて楽曲を生成する楽曲生成モジュー
ルと、該生成された楽曲を前記映像と共に出力する出力
モジュールとを備えることを特敬とする。
【0025】請求項20の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、与えられた所要時間に対応する楽曲の小節数を算出
する小節数算出モジュールと、該算出された小節数に対
応する楽曲の生成に必要な小節数対応データを所定の小
節数を単位として取得する小節数対応データ取得モジュ
ールであって、前記楽曲の生成に必要な小節数より多
く、かつこれに最も近い小節数に対応する小節数対応デ
ータを取得するものと、前記取得された小節数対応デー
タの先頭から一部の小節数を削除して、前記算出された
小節数となるよう調整する小節数対応データ長調整モジ
ュールと、該小節数が調整された小節数対応データに基
づいて楽曲を生成する楽曲生成モジュールとを備えるこ
とを特徴とする。
【0026】請求項21の自動作曲プログラムは、コン
ピュータにより実行される自動作曲プログラムであっ
て、与えられた所要時間に対応する楽曲の小節数を算出
する小節数算出モジュールと、該算出された小節数に対
応する楽曲の生成に必要な小節数対応データを所定の小
節数を単位として取得する小節数対応データ取得モジュ
ールであって、前記楽曲の生成に必要な小節数より多
く、かつこれに最も近い小節数に対応する小節数対応デ
ータを取得するものと、該取得された小節数対応データ
に基づいて楽曲を生成する楽曲生成モジュールと、該生
成された楽曲の長さと前記所要時間とが一致するように
前記楽曲の長さを調整する楽曲長調整モジュールとを備
えることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態に係る自動作
曲装置の概略構成を示すブロック図である。
【0029】同図に示すように、本実施の形態に係る自
動作曲装置は、音高情報を入力するための鍵盤1と、各
種情報を入力するための複数のスイッチを備えたパネル
スイッチ2と、鍵盤1の各鍵の押鍵状態を検出する押鍵
検出回路3と、パネルスイッチ2の各スイッチの押下状
態を検出するスイッチ検出回路4と、装置全体の制御を
司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラ
ム、各種テーブルデータ、後述する曲生成用データ(曲
生成用テンプレートを含む)、及び後述する小節数対応
生成用データベースB8(小節数対応生成用テンプレー
トを含む)等を記憶するROM6と、各種入力情報、演
算結果、時間ポインタ、及び曲生成用テンプレート等を
一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理におけ
る割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情
報等を表示する、例えば大型液晶ディスプレイ(LC
D)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ
及び発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9
と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)20をド
ライブするフロッピディスクドライブ(FDD)10
と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプ
ログラムや、映像、各種データ等を記憶するハードディ
スク(図示せず)をドライブするハードディスクドライ
ブ(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種ア
プリケーションプログラムや各種データ等を記憶するコ
ンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−R
OM)21をドライブするCD−ROMドライブ(CD
−ROMD)12と、外部からのMIDI(Musical In
strument Digital Interface)信号を入力したり、MI
DI信号を外部に出力したりするMIDIインターフェ
ース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介し
て、例えばサーバコンピュータ102とデータの送受信
を行う通信インターフェース(I/F)14と、鍵盤1
から入力された演奏データや予め設定された演奏データ
等を楽音信号に変換する音源回路15と、該音源回路1
5からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路
16と、該効果回路16からの楽音信号を音響に変換す
る、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converte
r)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とに
より構成されている。
【0030】上記構成要素3〜16は、バス18を介し
て相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、
MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続
され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接
続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効
果回路16にはサウンドシステム17が接続されてい
る。
【0031】HDD11のハードディスクには、前述の
ように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶で
き、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合
には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させ
ておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM
6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU5にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0032】CD−ROMドライブ12を介してCD−
ROM21から読み出された制御プログラムや各種デー
タは、HDD11内のハードディスクに格納される。こ
れにより、制御プログラムの新規インストールやバージ
ョンアップ等が容易に行える。なお、このCD−ROM
ドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気デ
ィスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用す
るための装置を設けるようにしてもよい。
【0033】MIDII/F13は、専用のものに限ら
ず、RS−232CやUSB(ユニバーサル・シリアル
・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー139
4)等の汎用のインターフェースより構成してもよい。
この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に
送受信してもよい。
【0034】通信I/F14は、上述のように、例えば
LAN(Local Area Network)やインターネット、電話
回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該
通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ
102に接続される。HDD11内のハードディスクに
上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない
場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ10
2からプログラムやパラメータをダウンロードするため
に用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実
施の形態では、自動作曲装置)は、通信I/F14及び
通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ1
02へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求
するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102
は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラ
メータを、通信ネットワーク101を介してコンピュー
タへと配信し、コンピュータが通信I/F14を介し
て、これらプログラムやパラメータを受信してHDD1
1内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロ
ードが完了する。
【0035】この他、外部コンピュータ等との間で直接
データのやりとりを行うためのインターフェースを備え
てもよい。
【0036】図2は、本実施の形態に係る自動作曲装置
で使用される、ある映像に割り当てられる曲生成用デー
タの例を示す図である。
【0037】同図において、P1〜P4は映像データの
進行時間を指示する時間ポインタであり、時間ポインタ
P2〜P4は、それぞれ時間ポインタP1からの経過時
間(即ち、絶対時間)を指示する。
【0038】これらのポインタで区切られる各区間に対
して、該区間の映像にふさわしい曲が付加される。例え
ば、時間ポインタP1〜時間ポインタP2の間のシーン
Aが子供の徒競走のシーンである場合には、「にぎやか
なマーチ」の曲が付加され、時間ポインタP2〜時間ポ
インタP3の間のシーンBが子供のお遊戯のシーンであ
る場合には、「優雅なワルツ」の曲が付加される。
【0039】これらの曲を生成するための曲生成用デー
タは、曲生成用テンプレートとしてROM6に記憶され
ている。各曲生成用テンプレートの名称は、曲と同様の
「にぎやかなマーチ」や「優雅なワルツ」などの名称で
もよく、図中に示すような「競争」、「うきうき」、
「のんびり」などのキーワードでもよい。尚、ROM6
に、「行事」、「結婚式」、「日本」、「悲しい場面」
などのフォルダを設け、そのフォルダ内に複数の曲生成
用テンプレートを格納するようにしてもよい。即ち、各
曲生成用テンプレートは、名称、キーワード、フォルダ
等により所定のカテゴリ(「にぎやかなマーチ」、「優
雅なワルツ」、「競争」、「うきうき」等)に区分さ
れ、映像の内容にふさわしいカテゴリに区分された曲生
成用データが選択され、映像に付加される。
【0040】各曲生成用テンプレートは、少なくともメ
ロディ生成用データを備え、必要に応じて伴奏生成用デ
ータを備えている。メロディ生成用データは、少なくと
も「シンコペーション」、「音符の数」、及び「ピッチ
ダイナミクス」という3種類のパラメータを備え、伴奏
生成用データは、「スタイル」という1種類のパラメー
タを備える。例えば、図中に示された「競争」の曲生成
用テンプレートの各パラメータのデータは、「シンコペ
ーション」は「有り」、「音符の数」は「多い」、「ピ
ッチダイナミクス」は「大」、「スタイル」は「マー
チ」である。
【0041】尚、上述した各時間ポインタは、映像を区
切ることを目的として、時間ポインタP1からの経過時
間を示すものであったが、これに限らず、各時間ポイン
タ毎に所要時間(即ち、2つのポインタ間の相対時間)
を設定してもよく、例えば、時間ポインタ(P2−P
1)は1分30秒間、時間ポインタ(P3−P2)は2
0秒間、時間ポインタ(P4−P3)は2分10秒間の
ように映像の所要時間で映像を区切るようにしてもよ
い。さらに、各時間ポインタは、映像の所要時間に限ら
ず、映像のフレーム数(絶対フレーム数又は相対フレー
ム数)に応じて映像を区切るものであってもよい。
【0042】図3は、本実施の形態に係る自動作曲装置
により実行される、映像の長さに合った曲を生成し、該
生成された曲を演奏する処理を示すフローチャートであ
る。
【0043】まず、ハードディスクに記憶されている一
連の映像情報をRAM7の所定の領域に読み出して、こ
の映像を時間ポインタでユーザの所望の区間で区切る
(ステップS1)。映像の区切り方は、ユーザがパネル
スイッチ2を介してマニュアルで指示を出して、所望の
区間で区切るようにしてもよく、又はCPU5が映像の
無映像部分や映像のつなぎ目部分を検出して、当該部分
で自動的に区切るようにしてもよい。あるいは、一連の
映像情報が複数の映像ファイルのシーケンスである場合
には、各映像ファイルの切り替わり部分が区間の切れ目
となる。
【0044】次に、CPU5が映像を区切る時間ポイン
タをRAM7の所定の領域に記憶させ(ステップS
2)、各区間の映像内容に応じて、ユーザが曲生成用テ
ンプレートを指定する(ステップS3)。ここで、ユー
ザは、各曲生成用テンプレートの名称やキーワード(例
えば、「競争」「うきうき」など)又はフォルダ(例え
ば、「行事」など)に基づいて指定する曲生成用テンプ
レートを決める。
【0045】次いで、ステップS2で記憶させた時間ポ
インタに基づいて、CPU5は区切った区間の所要時
間、即ち生成すべき曲の所要時間を算出する(ステップ
S4)。例えば、図2のシーンAについては、時間ポイ
ンタP2から時間ポインタP1の時刻を減算した1分3
0秒という所要時間を算出する。ここで、時間ポインタ
が所要時間(相対時間)の場合は、所要時間の計算は不
要である。また、時間ポインタがフレーム数の場合は、
1つあたりの時間にフレーム数を乗算して、所要時間を
同様に求めてもよい。
【0046】その後、CPU5が、ステップS3で指定
された曲生成用テンプレートをROM6から読み出す
(ステップS5)。
【0047】ここで、ステップS2でRAM7の所定の
領域に記憶された時間ポインタと、ステップ5でROM
6から読み出された曲生成用テンプレートが、RAM7
の所定の領域にどのように配置され、記憶されているか
を図4に示す。
【0048】次に、ステップS5で読み出された曲生成
用テンプレートから曲生成用データ、即ちメロディ生成
用データ及び伴奏生成用データに含まれる各パラメータ
のデータを抽出する(ステップS6)。例えば、図2に
示された「競争」のテンプレートでは、「シンコペーシ
ョン」は「有り」、「音符の数」は「多い」、「ピッチ
ダイナミクス」は「大」、「スタイル」は「マーチ」と
いうデータが抽出される。
【0049】次に、CPU5は、ステップS4で算出さ
れた生成すべき曲の所要時間と、ステップS6で抽出さ
れた各パラメータのデータとに基づいて曲を生成し(ス
テップS7)、この曲生成処理が、ステップS1で区切
られた全ての区間に対して終了したか否かを判別する
(ステップS8)。
【0050】ステップS8の判別の結果、曲生成処理が
全ての区間に対して終了していない場合は、上述したス
テップS4に戻る一方、曲生成処理が全ての区間に対し
て終了した場合は、生成した曲をシーン毎に映像の再生
と同期して演奏し(ステップS9)、本処理を終了す
る。尚、映像を複数の区分に分割せず、全区間に対して
1つの楽曲を生成してもよく、映像の内容としては複数
のシーンが含まれる区間に対して1つの楽曲を生成して
もよい。
【0051】図5は、図3のステップS7における曲生
成処理の手順を示すブロック図であり、主としてCPU
5により実行される。図5の曲生成処理は、説明の都合
上、その手順がフローチャートではなくブロック図で示
されているが、これは、ソフトウェアによる処理をブロ
ック化して示したものであり、ハードウェアによる処理
をブロック化したものではない。
【0052】また、図示された曲生成用データB1、所
要時間B2、スタイルデータベースB4、及び小節数対
応生成用データベースB8は、いずれも曲生成処理に使
用されるデータを示すものであり、処理内容を示すもの
ではない。尚、曲生成用データB1は、図3のステップ
S6で抽出された各パラメータのデータであり、所要時
間B2は、図3のステップS4で算出された時間であ
る。スタイルデータベースB4は、例えば、ROM6に
記憶されており、ロック用、ポップス用又はジャズ用な
どの種類がある伴奏パターンデータを備えるスタイルデ
ータと、このスタイルデータの拍子、標準テンポ、及び
イントロ・間奏・エンディングの小節数、及び標準テン
ポの調整許容量等からなる属性データとを備えている。
小節数対応生成用データベースB8は、例えば、ROM
6に記憶されており、ブロック構成、楽節構成、コード
進行等の曲長に依存するデータや曲風に関するデータを
備えており、これらのデータは小節数対応生成用テンプ
レートとして記憶されている。
【0053】まず、曲生成用データB1に含まれるパラ
メータ「スタイル」のデータに基づいて生成すべき曲の
スタイルが指定され、この指定された曲のスタイルに基
づいて、スタイルデータベースB4からスタイルデータ
と、このスタイルデータの拍子、標準テンポ、及びイン
トロ・間奏・エンディングの小節数等からなる属性デー
タとが抽出される(ブロックB3)。
【0054】そして、ブロックB3で抽出されたスタイ
ルデータの拍子及び標準テンポに基づいて、所要時間B
2に必要な小節数が以下の(1)式によって算出される
(ブロックB5)。
【0055】 必要な小節数=所要時間B2/[(60/標準テンポ)×拍子]……(1) (但し、(1)式の小数点以下は四捨五入する) 例えば、スタイルデータの拍子が4/4拍子、スタイル
データの標準テンポが100であり、所要時間B2が5
0秒のときは、必要な小節数は50/[(60/10
0)×4]=20.8となり、これを四捨五入して、2
1小節となる。
【0056】次に、ブロックB5で算出された必要な小
節数からブロックB3で抽出されたイントロ・間奏・エ
ンディングの小節数を減算し、生成すべきメロディの小
節数を算出する(ブロックB6)。例えば、ブロックB
5で算出された必要な小節数が21小節で、かつ、イン
トロ及びエンディングが各々2小節であり、間奏がない
ときには、17小節(=21−4)が生成すべきメロデ
ィの小節数となる。
【0057】次いで、小節数対応生成用データベースB
8に格納されている各小節数対応生成用テンプレートに
基づいて、ブロックB6で算出された生成すべきメロデ
ィの小節数に対応する小節数対応データを取得する(ブ
ロックB7)。ここで、小節数対応データとは、ブロッ
ク構成、楽節構成及びコード進行のデータである。例え
ば、小節数対応生成用データベースB8に格納されてい
る小節数対応生成用テンプレートが、4小節単位(4、
8、12、16、20小節……)のブロック構成、楽節
構成及びコード進行のデータを備えており、かつ、生成
すべきメロディの小節数が17小節である場合には、1
7小節より多く、かつ、最も17小節に近い20小節を
選択し、3小節を削除して、17小節分のブロック構
成、楽節構成及びコード進行のデータ、即ち小節数対応
データを取得する。
【0058】その後、ブロックB7で取得された小節数
対応データ及び曲生成用データB1に含まれるメロディ
生成用データ(例えば、音符数、シンコペーションの有
無、ピッチダイナミクス等)に基づいてメロディデータ
が生成される(ブロックB9)。
【0059】次に、ブロックB9で生成されたメロディ
のテンポを微調整する(ブロックB10)。このテンポ
の微調整は、ブロックB5において算出された小節数が
四捨五入されたため、この小節数と所要時間B2との間
で生じる時間誤差を補正するために行われる。
【0060】次いで、ブロックB10でテンポを微調整
した結果、生成されたメロディが音楽的に不自然である
か否かを判断し、生成されたメロディが音楽的に不自然
な場合には、ブロックB10のテンポの微調整の処理を
キャンセルし、リタルダンド(テンポをだんだん遅くす
る)やフェルマータ(音符や休符の長さを余分に延ば
す)を挿入してメロディ長を調整する(ブロックB1
1)。一方、ブロックB9で生成されたメロディが音楽
的に自然な場合は、ブロックB11によるメロディ長の
調整処理をキャンセルする。尚、生成されたメロディが
音楽的に不自然であるか否かは、スタイルの属性データ
に含まれる標準テンポの調整許容量を定めたデータに基
づいて、微調整したテンポが標準テンポの調整許容量を
超えるか否かにより判断する。微調整したテンポが標準
テンポの調整許容量を超える場合は、メロディが音楽的
に不自然であると判断する。
【0061】ブロックB9〜ブロックB11の処理と並
行して、ブロックB3で抽出されたスタイルデータ(イ
ントロ及びエンディングを含む)とブロックB7で取得
されたコード進行のデータとに基づいて伴奏を生成する
(ブロックB12)。
【0062】最後に、ブロックB11(メロディが音楽
的に不自然な場合)又はブロックB10(メロディが音
楽的に自然な場合)でテンポが調整されたメロディとブ
ロックB12で生成された伴奏とを合体して曲を生成
し、該生成された曲を映像の各シーンと対応づけてHD
D11内のハードディスクに出力保存して(ブロックB
13)、本曲生成処理を終了する。
【0063】上述した曲生成処理では、小節数対応デー
タ取得ブロックB7で余分な小節数対応データを削除す
ることにより、生成すべきメロディの小節数に対応する
小節数対応データを取得し、その後メロディを生成する
(ブロックB9)が、図6に示すように、ブロックB7
において、生成すべきメロディの小節数より多い小節数
対応データを取得することのみを行い、これに基づいて
メロディを生成して(ブロックB9)、生成すべきメロ
ディの小節数に合わせるために余分なメロディの小節を
削除するブロックB14を設けてもよい。余分なメロデ
ィの小節を削除する場合、楽曲の先頭から削除するとよ
い。楽曲の最後のほうから削除すると、メロディに終始
感がなくなり、メロディが不自熱になるおそれがあるか
らである。この際、メロディの楽節の区切り位置は変更
しないほうが好ましい。例えば、各楽節が4小節で、5
楽節構成(4小節・4小節・4小節・4小節・4小節の
20小節)のメロディ先頭を3小節削除する場合、先頭
の楽節を1小節構成とし、残りの楽節はそのままとする
のがよい(すなわち1小節・4小節・4小節・4小節・
4小節の17小節)。このようにすると、楽節間に同一
性や類似性がある場合、少なくとも第2楽節以降はそれ
が保存されるからである。
【0064】上述したブロックB3では、まず曲生成用
データB1に基づいて生成すべき曲のスタイルが指定さ
れ、その後に拍子や標準テンポを決定したが、映像によ
っては、拍子や標準テンポを曲のスタイルよりも優先的
に決定したい場合もあるため、この場合には、まず曲の
拍子や標準テンポを決定して、その後これに対応する曲
のスタイルを検索し、該スタイルに対応するスタイルデ
ータ及び属性データを抽出してもよい。
【0065】上述したブロックB6では、イントロ・間
奏・エンディングの小節数は属性データから抽出された
ものを使用していたが、これを使用せずに、ユーザが指
定したものを使用するようにしてもよい。
【0066】上述したブロックB7又はブロックB14
では、生成すべきメロディの小節数に合わせるために、
即ち映像の所要時間に合わせるために、余分な小節数対
応データ又は余分なメロディを削除したが、この削除処
理を実行せずに、映像と同期して曲を再生するときに、
該曲の一部を省略して再生するようにしてもよい。
【0067】上述したブロックB11では、生成された
メロディが音楽的に不自然な場合に、ブロックB10の
テンポの微調整をキャンセルし、メロディ長の調整を実
行したが、ブロックB10のテンポの微調整を実行した
上で、メロディ長の調整を実行してもよい。
【0068】上述したブロックB12では、伴奏を生成
し、ブロックB13では、伴奏とメロディを合体した
が、スタイルデータに伴奏生成用データが含まれないと
きには、伴奏は生成されないので、ブロックB12の伴
奏生成処理やブロックB13の伴奏とメロディの合体処
理を実行しないようにする。
【0069】また、所要時間B2が長時間であり、対応
する長さの小節数対応生成用テンプレートがない場合に
は、短い小節数の小節数対応生成用テンプレートを必要
に応じて所定小節数の間奏を挿入して、繰り返し使用し
てもよい。
【0070】上述した曲生成処理では、CPU5が、小
節数対応生成用テンプレートに基づいて小節数対応デー
タを取得し、メロディを生成し、該生成されたメロディ
のテンポ、即ち標準テンポの微調整等を実行したが、小
節数対応生成用テンプレートに基づいて小節数対応デー
タを取得する際に、小節数対応生成用テンプレートを選
択した場合における標準テンポからの補正率を算出し、
表示装置9に該算出された標準テンポからの補正率と小
節数対応生成用テンプレートのタイトルとを表示して、
ユーザに使用する小節数対応生成用テンプレートを選択
させるようにしてもよい。
【0071】例えば、表示装置9に「1.21哀愁演
歌」、「0.96しみじみ演歌」等を表示して、いずれ
か1つをユーザに選択させる。ここで、表示装置9に表
示された「1.21哀愁演歌」は、「1.21」が標準
テンポからの補正率を示し、「哀愁演歌」が小節数対応
生成用テンプレートのタイトルを示す。また、この表示
の際には、小節数対応生成用テンプレートのタイトルの
みを表示して、標準テンポからの補正率は表示しなくて
もよい。
【0072】また、表示装置9に表示させる候補の標準
テンポからの補正率を予め決めておいて、その補正率の
範囲内(例えば、標準テンポからの補正20%以内)の
候補だけを表示装置9に表示して、ユーザに選択させる
ようにしてもよい。
【0073】更にまた、あるカテゴリの中にある所定の
タイトルの小節数対応生成用テンプレートの中で、最も
標準テンポからの補正率の少ないものを表示装置9に表
示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。例え
ば、ザ・演歌というカテゴリの中に「哀愁演歌」という
タイトルの小節数対応生成用テンプレートがあり、4小
節用の小節数対応生成用テンプレートでは、標準テンポ
からの補正率が1.08であり、8小節用の小節数対応
生成用テンプレートでは、標準テンポからの補正率が
1.12である場合には、最も標準テンポからの補正率
の少ない(1に近い)「1.08哀愁演歌」を表示装置
9に表示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。
【0074】更にまた、あるカテゴリーの中にある全て
のタイトルの小節数対応生成用テンプレートの中で、最
も標準テンポからの補正率の少ないものを表示装置9に
表示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。例え
ば、ザ・演歌というカテゴリの中に「哀愁演歌」又は
「しみじみ演歌」というタイトルの小節数対応生成用テ
ンプレートがそれぞれあり、「哀愁演歌」の小節数対応
生成用テンプレートは、標準テンポからの補正率が1.
08であり、「しみじみ演歌」の小節数対応生成用テン
プレートは、標準テンポからの補正率が1.12である
場合には、最も標準テンポからの補正率の少ない(1に
近い)「1.08哀愁演歌」を表示装置9に表示して、
ユーザに選択させるようにしてもよい。
【0075】次に、図5のブロックB7の小節数対応デ
ータを取得する方法及び同図のブロックB9のメロディ
データの生成方法を詳細に説明する。
【0076】小節数対応データを取得する方法には、大
きく分けて4つの方法があり、具体的には、(1)1小
節単位で用意されたテンプレートを利用して小節数対応
データを取得する方法と、(2)1小節単位で演算を利
用して小節数対応データを取得する方法とがあり、さら
に、(3)4小節単位で用意されたテンプレートを利用
して、小節数対応データを取得した後に不要な小節を削
除する方法と、(4)4小節単位で演算を利用して、小
節数対応データを取得した後に不要な小節を削除する方
法とがある。ここで、上記(3),(4)の方法では、
予め4小節単位で小節数対応データを取得して、不要な
小節を削除したが、小節数は4小節に限られるものでは
なく、2小節以上の小節数であればよい。尚、上述した
図3のブロックB7の説明では、上記(3)の方法によ
り小節数対応データを取得する例を示した。
【0077】(1)1小節単位で用意されたテンプレー
トを利用して小節数対応データを取得する方法 小節数対応生成用データベースB8に格納されている1
小節単位の小節数対応生成用テンプレートの中から必要
な小節数分のテンプレートを選択する。
【0078】この方法によれば、所望の小節数対応デー
タを1小節単位の小節数対応生成用テンプレートのみで
生成でき、該生成された小節数対応データに基づいてそ
のままメロディデータを生成することができる。
【0079】(2)1小節単位で演算を利用して小節数
対応データを取得する方法 この方法で小節数対応データを取得するには、5つの処
理、具体的には、ブロック生成、ブロック内楽節数
決定、楽節構成の決定、各楽節の小節数決定、コ
ード進行の生成を実行する必要がある。
【0080】この5つの処理を実行するには、大きく分
けて2つの方法があり、その1つは、まず、ブロック
数、ブロック内楽節数、及び楽節構成をランダム演算で
決定し(〜の処理)、この決定した楽節に対して、
合計小節数が所望の小節数になるようにランダムに小節
を割り当て(の処理)、楽節ごと又は楽節結合部分の
終止形を決めて、該終止形以外の部分にダイアトニック
コード等をランダムに付与する(の処理)。これによ
り、所望の小節数対応データを取得する。
【0081】他の1つは、まず、ブロック数を小節数に
対する関数で決定する(の処理)。この関数とは、例
えば、以下の(2)式である。
【0082】 ブロック数(正数) =四捨五入[f(小節数)] =四捨五入[0.5*[2/3+(1/3)*(小節数)]] …(2) この関数によれば、第1小節〜第4小節を第1ブロック
とし、第5小節〜第10小節を第2ブロックとすること
ができる。もちろん、この関数は、(2)式ものに限定
されるものではない。
【0083】次に、ブロック内楽節数も上記(2)式の
ような任意の小節数に対する関数で決定する(の処
理)。楽節構成及び各楽節の小節数はランダム演算で決
定し(の処理)、楽節ごと又は楽節結合部分の終止
形を決めて、該終止形以外の部分にダイアトニックコー
ドなどをランダムに付与する(の処理)。これによ
り、所望の小節数対応データを取得する。
【0084】尚、上述の方法では、演算のみを利用して
小節数対応データを取得したが、演算とテーブルとを併
用して小節数対応データを取得するようにしてもよい。
【0085】(3)4小節単位で用意されたテンプレー
トを利用して、小節数対応データを取得した後に不要な
小節を削除する方法 小節数対応生成用データベースB8に格納されている4
小節単位の小節数対応生成用テンプレートの中から必要
な小節数と一致する小節数又は必要な小節数より若干多
めの小節数のテンプレートを選択し、不要な小節を削除
することで、所望の小節数対応データを取得する。尚、
小節数対応生成用テンプレートを選択する際には、小節
数対応生成用テンプレートに含まれている曲風に関する
データに基づいて選択する。または、ユーザがパネルス
イッチ2を介して指定した小節数対応生成用テンプレー
トを選択する。
【0086】この方法によれば、小節数対応生成用テン
プレートの数が上記(1)の方法より少なくてすむが、
小節数対応生成用テンプレートを選択した後に、不要な
小節を削除する処理が必要となる。
【0087】不要な小節を削除する処理では、小節数対
応データの先頭から削除するとよい。小節数対応データ
の最後の方から削除すると、生成されたメロディに終止
感がなくなり、メロディが不自然になるおそれがあるか
らである。この場合も、メロディの小節削除と同様、小
節数対応データの楽節の区切り位置は変更しないほうが
好ましい。例えば、各楽師が4小節で、5楽節構成(4
小節・4小節・4小節・4小節・4小節の20小節)の
小節数対応データ先頭を3小節削除する場合、先頭の楽
節を1小節構成とし、残りの楽節はそのままとするのが
よい(すなわち1小節・4小節・4小節・4小節・4小
節の17小節)。このようにすると、楽節間に同一性や
類似性がある場合、少なくとも第2楽節以降はそれが保
存されるからである。
【0088】また、この方法によれば、上記(1)の方
法と比べて、メロディ生成に必要な小節数に対応する小
節数対応データを生成する時間が短縮される場合もあ
る。
【0089】(4)4小節単位で演算を利用して、小節
数対応データを取得した後に不要な小節を削除する方法 この方法では、後述する図7及び図8に示すテーブルを
参照しながら演算を併用して小節数対応データを取得す
る。これらのテーブルは小節数対応生成用データベース
B8に格納されているものとする。
【0090】例えば、必要な小節数が17小節の場合
に、この17小節を4小節単位での楽節にすると、4楽
節と1小節になる。従って、小節数対応データを5楽節
分生成した後に、3小節を削除する。次に、この5楽節
のブロック構成と楽節構成を求める。図7は、ある楽節
数(横軸)のときに、採りうるブロック構成(縦軸)を
表すテーブルを示す図である。
【0091】このテーブルにおいて、楽節数が5である
場合の取りうるブロック構成は、AB(又はBA)が
2+3の場合、即ち、Aブロックが2楽節で構成され、
Bブロックが3楽節で構成される場合(又はBブロック
が2楽節で構成され、Aブロックが3楽節で構成される
場合)、AB(又はBA)が3+2の場合、ABA
(又はBAB)が1+2+2の場合、ABA(又はB
AB)が2+1+2の場合、ABA(又はBAB)が
2+2+1の場合の5種類である。ブロック記号は曲の
スタイルに応じて、例えば、Aブロックはノーマル、B
ブロックは派手というように伴奏付けするので、ブロッ
クBを先にすると、さび始まりの曲が生成できる。
【0092】次に、この5種類のブロック構成の中から
1つ選択する。例えば、「繰り返しが最も少ない」とい
う条件で選択すると、AB(又はBA)が2+3の場
合、AB(又はBA)が3+2の場合が選択され、さ
らにこの2つのうちからランダムで1つを選択する、例
えば、AB(又はBA)が2+3の場合を選択する。
次いで、図8のテーブルを参照しながら、この選択され
たブロック構成のAブロック及びBブロックのそれぞれ
に対して楽節構成を求める。図8は、ある楽節数(横
軸)のときに、採りうる楽節構成(縦軸)を表すテーブ
ルを示す図である。同図においては、ある楽節を記号
「a」で表した場合に、この楽節と楽節構成が異なる
(即ち同一・類似関係にない)楽節は記号「b」又は記
号「c」で表し、この楽節と楽節構成が同一の楽節は記
号「a」で表し、この楽節と楽節構成が類似の楽節は記
号「a’」で表す。
【0093】ここでは、AB(又はBA)が2+3の場
合の楽節構成を求めるので、まず、2楽節の楽節構成を
求める。図8のテーブルにおいて、2楽節の楽節構成
は、「aa」,「aa’」,「ab」の3種類があり、
この中で、例えば、「繰り返しが最も少ない」という条
件で選択すると、楽節構成「ab」が求められる。同様
にして、3楽節の楽節構成を求めると、楽節構成「ab
c」が求められる。ここで、ブロックが異なる場合には
楽節記号を重複しないようにすると、最終的に求められ
る楽節構成は「abcde」となる。
【0094】コード進行は、楽節最後の2小節での終止
形、及び/又は、同時に楽節最後から次の楽節最初に向
かう終止形を決めた後、上述のように求められたブロッ
ク構成と楽節構成とに基づいて生成される。
【0095】以上のような方法で、取得した小節数対応
データ(ブロック構成、楽節構成、及びコード進行のデ
ータ)のうちの余分な3小節を削除して、所望の小節数
対応データを取得する。
【0096】尚、上述した方法では、ブロック構成と楽
節構成とを別々のテーブルを使用して求めたが、両方の
データを有する1つのテーブルを参照し、ブロック構成
と楽節構成とを一度に求めてもよい。
【0097】次に、メロディデータの生成方法には、大
きく分けて2つの方法があり、具体的には、1小節毎に
メロディを生成し、所望の小節数のメロディを生成する
方法と、4小節単位毎などでメロディを生成し、所望の
小節数のメロディを生成する方法とがある。
【0098】いずれの方法を採る場合であっても、ブロ
ックB7で取得された小節数対応データ及び曲生成用デ
ータB1に含まれるメロディ生成用データに基づいてメ
ロディを生成する。
【0099】但し、4小節単位などでメロディを生成す
る場合は、1小節毎にメロディを生成する場合と比べて
固定長小節数でメロディを生成するので、処理が単純に
なる。例えば、表示装置9による1画面の楽譜表示は常
に4小節であり、その表示処理は1小節毎に表示する場
合と比べて単純になる。また、同一楽節や類似楽節のた
めに繰り返して同じようなメロディを生成する場合も、
固定小節長ではコピーが可能であるので、処理が単純に
なる。
【0100】上述したように、本実施の形態によれば、
メロディ生成に必要な小節数に対応する小節数対応デー
タを取得し、この小節数対応データとメロディ生成用デ
ータとに基づいてメロディを生成し、この生成されたメ
ロディのメロディ長と映像の所要時間とが一致するよう
にメロディのテンポを微調整したり、リタルダンド又は
フェルマータを挿入して、メロディ長を調整するので、
映像の長さに合った時間で完成度の高い曲を生成するこ
とができる。また、本実施の形態に係る自動作曲装置で
は、テンプレートや演算を利用して自動作曲されるの
で、従来の曲データの断片を結合しただけのものと異な
り、完成度の高い曲を無限に近い数で生成することがで
きる。また、本実施の形態に係る自動作曲装置では、映
像のシーンに合わせて、マーチ、ワルツ又はバラード等
のスタイルを反映させた曲を生成することができるの
で、映像の内容に適した完成度の高い曲を生成すること
ができる。
【0101】また、生成すべきメロディの小節数より多
い小節数対応データを取得し、これとメロディ生成用デ
ータとに基づいてメロディを生成して、生成すべきメロ
ディの小節数に合わせるために余分なメロディの小節を
削除するので、映像の長さに合った時間で完成度の高い
曲を生成することができる。
【0102】また、各シーンのつなぎ目において、曲の
演奏がフェードアウト、及び/又は、フェードインされ
るように、フェードアウト/インの制御コマンドを曲デ
ータ中に入れたり、曲データとは別管理でこの制御コマ
ンドを記憶したり、又は音量変化データを曲データ中に
入れたりしてもよい。
【0103】上述した実施の形態の機能は、ソフトウェ
アであるプログラムの形態によっても実現することがで
き、これにより、本発明の目的が達成されることは云う
までもない。
【0104】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行するこ
とによっても、本発明の目的が達成されることは云うま
でもない。
【0105】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0106】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、前記フロッピー(登録商標)ディ
スク20、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM21、CD−R、DVD−ROM、半
導体メモリ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM6などを用いることができる。また、他のMIDI
機器100や通信ネットワーク101を介してサーバコ
ンピュータ102からプログラムコードが供給されるよ
うにしてもよい。
【0107】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは云うまでもない。
【0108】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは云うまでもない。
【0109】尚、本実施の形態の自動作曲装置は、上述
したように、標準的なハードウェア構成の汎用パーソナ
ルコンピュータ(PC)上に実現するようにしたが、こ
れに限らず、例えば、FDD10やCD−ROMD12
を省略したモバイルPC上に実現するようにしてもよ
い。さらに、汎用PC上にではなく、専用機器として構
成するようにしてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
自動作曲装置及び請求項16の自動作曲プログラムによ
れば、映像の各区間の所要時間に対応する楽曲の小節数
が算出され、この算出された小節数に対応する楽曲の生
成に必要な小節数対応データが取得され、この取得され
た小節数対応データに基づいて楽曲が生成され、この生
成された楽曲が映像の各区間に応じて出力されるので、
従来の曲データの断片を結合しただけのものと異なり、
映像に同期して且つ映像の長さに合った時間で完成度の
高い曲を生成することができる。
【0111】請求項2の自動作曲装置によれば、生成さ
れた楽曲の長さと映像の対応区間の所要時間とが一致す
るように楽曲の長さが調整され、該楽曲の長さが調整さ
れた楽曲が映像の各区間に応じて出力されるので、映像
に同期して且つ映像の長さに合った時間で完成度の高い
曲を生成することができる。
【0112】請求項3の自動作曲装置によれば、小節数
対応データは所定の小節数を単位として取得されるもの
であり、該取得された小節数対応データが、楽曲の生成
に必要な小節数より多く、かつ、これに最も近い小節数
に対応するように、当該小節数対応データの一部が削除
されるので、楽曲の生成前に楽曲の生成に必要な小節数
に対応する小節数対応データを取得することができる。
【0113】請求項4の自動作曲装置及び請求項17の
自動作曲プログラムによれば、映像の各区間の所要時間
に対応する楽曲の小節数が算出され、該算出された小節
数に対応する楽曲の生成に必要な小節数対応データが所
定の小節数を単位として取得される場合に、該楽曲の生
成に必要な小節数より多く、かつ、これに最も近い小節
数に対応する小節数対応データが取得され、該取得され
た小節数対応データに基づいて楽曲が生成され、該生成
された楽曲の長さと映像の対応区間の所要時間とが一致
するように楽曲の長さが調整され、該楽曲の長さが調整
された楽曲が映像の各区間に応じて出力されるので、従
来の曲データの断片を結合しただけのものと異なり、映
像に同期して且つ映像の長さに合った時間で完成度の高
い曲を生成することができる。
【0114】請求項5の自動作曲装置によれば、楽曲長
調整手段は、楽曲生成手段により生成された楽曲の一部
の小節数を削除する小節数削除手段を備えるので、楽曲
生成後に映像に同期して且つ映像の長さに合った時間で
完成度の高い曲を生成することができる。
【0115】請求項6の自動作曲装置によれば、楽曲長
調整手段は、楽曲生成手段により生成された楽曲のテン
ポを調整するテンポ調整手段を備えるので、楽曲生成後
に映像に同期して且つ映像の長さに合った時間で完成度
の高い曲を生成することができる。
【0116】請求項7の自動作曲装置によれば、楽曲長
調整手段は、楽曲生成手段により生成された楽曲にリタ
ルダンド又はフェルマータを挿入する挿入手段を備える
ので、楽曲生成後に映像の長さに合った時間で完成度の
高い曲を生成することができる。
【0117】請求項8の自動作曲装置及び請求項18の
自動作曲プログラムによれば、映像の内容に適合した曲
生成用データが取得され、この映像の内容ごとに、該取
得された曲生成用データに基づいて楽曲が生成され、該
生成された楽曲が映像と共に出力されるので、映像に同
期して且つ映像の長さに合った時間で完成度の高い曲を
生成することができる。
【0118】請求項12の自動作曲装置及び請求項19
の自動作曲プログラムによれば、映像の所要時間に対応
する楽曲の小節数が算出され、該算出された小節数に対
応する楽曲の生成に必要な小節数対応データが取得さ
れ、該取得された小節数対応データに基づいて楽曲が生
成され、該生成された楽曲が映像と共に出力されるの
で、映像に同期して且つ映像の長さに合った時間で完成
度の高い曲を生成することができる。
【0119】請求項13の自動作曲装置及び請求項20
の自動作曲プログラムによれば、与えられた所要時間に
対応する楽曲の小節数が算出され、該算出された小節数
に対応する楽曲の生成に必要な小節数対応データが所定
の小節数を単位として取得される場合であって、楽曲の
生成に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節
数に対応する小節数対応データが取得され、この取得さ
れた小節数対応データの先頭から一部の小節数が削除さ
れ、該算出された小節数となるよう調整され、該小節数
が調整された小節数対応データに基づいて楽曲が生成さ
れるので、与えられた所要時間に対応する長さの楽曲を
生成することができる。
【0120】請求項14の自動作曲装置及び請求項21
の自動作曲プログラムによれば、与えられた所要時間に
対応する楽曲の小節数が算出され、該算出された小節数
に対応する楽曲の生成に必要な小節数対応データが所定
の小節数を単位として取得される場合であって、楽曲の
生成に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節
数に対応する小節数対応データが取得され、該取得され
た小節数対応データに基づいて楽曲が生成され、該生成
された楽曲の長さと所要時間とが一致するように楽曲の
長さが調整されるので、与えられた所要時間に対応する
長さの楽曲を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る自動作曲装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 ある映像に割り当てられる曲生成用データの
例を示す図である。
【図3】 映像の長さに合った曲を生成し、該生成され
た曲を演奏する処理を示すフローチャートである。
【図4】 図3のステップS3のテンプレートの指定が
終了した時点でのRAM7の所定の領域のメモリマップ
を示す図である。
【図5】 図3のステップS7における曲生成処理の手
順を示すブロック図である。
【図6】 図5の曲生成処理の手順のうちの一部変更を
した部分を示すブロック図である。
【図7】 ある楽節数(横軸)のときに、採りうるブロ
ック構成(縦軸)を表すテーブルを示す図である。
【図8】 ある楽節数(横軸)のときに、採りうる楽節
構成(縦軸)を表すテーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 パネルスイッチ 3 押鍵検出回路 4 スイッチ検出回路 5 CPU(小節数算出手段、小節数対応データ取得手
段、楽曲生成手段、出力手段、楽曲長調整手段、削除手
段、小節数削除手段、テンポ調整手段、挿入手段、メロ
ディ演奏手段、曲生成用データ記憶手段、曲生成用デー
タ選択手段、区間分割手段、小節数対応データ長調整手
段) 6 ROM 7 RAM 8 タイマ 9 表示装置 11 HDD 20 FD 21 CD−ROM

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の各区間の所要時間に対応する楽曲
    の小節数を算出する小節数算出手段と、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを取得する小節数対応データ取得手段と、 前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成
    する楽曲生成手段と、 該生成された楽曲を前記映像の各区間に応じて出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする自動作曲装置。
  2. 【請求項2】 前記生成された楽曲の長さと前記映像の
    対応区間の所要時間とが一致するように前記楽曲の長さ
    を調整する楽曲長調整手段を備え、前記出力手段は該楽
    曲の長さが調整された楽曲を前記映像の各区間に応じて
    出力することを特徴とする請求項1記載の自動作曲装
    置。
  3. 【請求項3】 前記小節数対応データ取得手段は、前記
    小節数対応データを所定の小節数を単位として取得する
    ものであり、該取得された小節数対応データが、楽曲の
    生成に必要な小節数より多く、かつ、これに最も近い小
    節数に対応するように、当該小節数対応データの一部を
    削除する削除手段を備えることを特徴とする請求項1又
    は2記載の自動作曲装置。
  4. 【請求項4】 映像の各区間の所要時間に対応する楽曲
    の小節数を算出する小節数算出手段と、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得手段であって、前記楽曲の生成に必要
    な小節数より多く、かつ、これに最も近い小節数に対応
    する小節数対応データを取得するものと、 該取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成す
    る楽曲生成手段と、 該生成された楽曲の長さと前記映像の対応区間の所要時
    間とが一致するように前記楽曲の長さを調整する楽曲長
    調整手段と、 該楽曲の長さが調整された楽曲を前記映像の各区間に応
    じて出力する出力手段とを備えることを特徴とする自動
    作曲装置。
  5. 【請求項5】 前記楽曲長調整手段は、前記楽曲生成手
    段により生成された楽曲の一部の小節数を削除する小節
    数削除手段を備えることを特徴とする請求項4記載の自
    動作曲装置。
  6. 【請求項6】 前記楽曲長調整手段は、前記楽曲生成手
    段により生成された楽曲のテンポを調整するテンポ調整
    手段を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の自
    動作曲装置。
  7. 【請求項7】 前記楽曲長調整手段は、前記楽曲生成手
    段により生成された楽曲にリタルダンド又はフェルマー
    タを挿入する挿入手段を備えることを特徴とする請求項
    4乃至6のいずれか1項に記載の自動作曲装置。
  8. 【請求項8】 映像の内容に適合した曲生成用データを
    取得する曲生成用データ取得手段と、 前記映像の内容ごとに、該取得された曲生成用データに
    基づいて楽曲を生成する楽曲生成手段と、 該生成された楽曲を前配映像と共に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする自動作曲装置。
  9. 【請求項9】 前記取得する曲生成用データは、前記映
    像の所要時間に対応する楽曲の小節数を有することを特
    徴とする請求項8記載の自動作曲装置。
  10. 【請求項10】 前記曲生成用データ取得手段は、所定
    のカテゴリに区分された複数の曲生成用データを記憶し
    た曲生成用データ記憶手段と、前記曲生成用データ記憶
    手段から所望の曲生成用データを選択する曲生成用デー
    タ選択手段とを備え、前記曲生成用データ選択手段が前
    記映像の内容に適合したカテゴリに区分された曲生成用
    データを選択することを特徴とする請求項8記載の自動
    作曲装置。
  11. 【請求項11】 さらに前記映像を複数の区間に分割す
    る区間分割手段を有し、前記曲生成用データ取得手段は
    各区間毎に曲生成用データを取得するものであり、前記
    楽曲生成手段は各区間毎に楽曲データを生成するもので
    あり、前記出力手段は前記映像の各区間に対応して、該
    生成した各区間の楽曲データを出力することを特徴とす
    る請求項8記載の自動作曲装置。
  12. 【請求項12】 映像の所要時間に対応する楽曲の小節
    数を算出する小節数算出手段と、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを取得する小節数対応データ取得手段と、 前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成
    する楽曲生成手段と、 該生成された楽曲を前記映像と共に出力する出力手段と
    を備えることを特敬とする自動作曲装置。
  13. 【請求項13】 与えられた所要時間に対応する楽曲の
    小節数を算出する小節数算出手段と、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得手段であって、前記楽曲の生成に必要
    な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数に対応す
    る小節数対応データを取得するものと、 前記取得された小節数対応データの先頭から一部の小節
    数を削除して、前記算出された小節数となるよう調整す
    る小節数対応データ長調整手段と、 該小節数が調整された小節数対応データに基づいて楽曲
    を生成する楽曲生成手段とを備えることを特徴とする自
    動作曲装置。
  14. 【請求項14】 与えられた所要時間に対応する楽曲の
    小節数を算出する小節数算出手段と、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得手段であって、前記楽曲の生成に必要
    な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数に対応す
    る小節数対応データを取得するものと、 該取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成す
    る楽曲生成手段と、 該生成された楽曲の長さと前記所要時間とが一致するよ
    うに前記楽曲の長さを調整する楽曲長調整手段とを備え
    ることを特徴とする自動作曲装置。
  15. 【請求項15】 前記楽曲調整手段は、前記生成された
    楽曲の先頭から一部の小節数を削除する小節数削除手段
    を備えることを特徴とする請求項14記載の自動作曲装
    置。
  16. 【請求項16】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 映像の各区間の所要時間に対応する楽曲の小節数を算出
    する小節数算出モジュールと、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを取得する小節数対応データ取得モジュー
    ルと、 前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成
    する楽曲生成モジュールと、 該生成された楽曲を前記映像の各区間に応じて出力する
    出力モジュールとを備えることを特徴とする自動作曲プ
    ログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 映像の各区間の所要時間に対応する楽曲の小節数を算出
    する小節数算出モジュールと、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得モジュールであって、前記楽曲の生成
    に必要な小節数より多く、かつ、これに最も近い小節数
    に対応する小節数対応データを取得するものと、 該取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成す
    る楽曲生成モジュールと、 該生成された楽曲の長さと前記映像の対応区間の所要時
    間とが一致するように前記楽曲の長さを調整する楽曲長
    調整モジュールと、 該楽曲の長さが調整された楽曲を前記映像の各区間に応
    じて出力する出力モジュールとを備えることを特徴とす
    る自動作曲プログラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 映像の内容に適合した曲生成用データを取得する曲生成
    用データ取得モジュールと、 前記映像の内容ごとに、該取得された曲生成用データに
    基づいて楽曲を生成する楽曲生成モジュールと、 該生成された楽曲を前配映像と共に出力する出力モジュ
    ールとを備えることを特徴とする自動作曲プログラム。
  19. 【請求項19】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 映像の所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する小節
    数算出モジュールと、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを取得する小節数対応データ取得モジュー
    ルと、 前記取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成
    する楽曲生成モジュールと、 該生成された楽曲を前記映像と共に出力する出力モジュ
    ールとを備えることを特敬とする自動作曲プログラム。
  20. 【請求項20】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 与えられた所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する
    小節数算出モジュールと、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得モジュールであって、前記楽曲の生成
    に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数に
    対応する小節数対応データを取得するものと、 前記取得された小節数対応データの先頭から一部の小節
    数を削除して、前記算出された小節数となるよう調整す
    る小節数対応データ長調整モジュールと、 該小節数が調整された小節数対応データに基づいて楽曲
    を生成する楽曲生成モジュールとを備えることを特徴と
    する自動作曲プログラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータにより実行される自動作
    曲プログラムであって、 与えられた所要時間に対応する楽曲の小節数を算出する
    小節数算出モジュールと、 該算出された小節数に対応する楽曲の生成に必要な小節
    数対応データを所定の小節数を単位として取得する小節
    数対応データ取得モジュールであって、前記楽曲の生成
    に必要な小節数より多く、かつこれに最も近い小節数に
    対応する小節数対応データを取得するものと、 該取得された小節数対応データに基づいて楽曲を生成す
    る楽曲生成モジュールと、 該生成された楽曲の長さと前記所要時間とが一致するよ
    うに前記楽曲の長さを調整する楽曲長調整モジュールと
    を備えることを特徴とする自動作曲プログラム。
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