JP2002287485A - 現像装置、画像形成装置及び現像方法 - Google Patents

現像装置、画像形成装置及び現像方法

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JP2002287485A
JP2002287485A JP2001092741A JP2001092741A JP2002287485A JP 2002287485 A JP2002287485 A JP 2002287485A JP 2001092741 A JP2001092741 A JP 2001092741A JP 2001092741 A JP2001092741 A JP 2001092741A JP 2002287485 A JP2002287485 A JP 2002287485A
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JP2001092741A
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English (en)
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Kazutoshi Kobayashi
一敏 小林
Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Kimio Nishizawa
公夫 西沢
Nobuyasu Tamura
暢康 田村
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境の変化や画像形成量の増加に従って、現
像剤担持体上の現像剤量が変化して、画質に影響すると
ともに、現像装置内の現像剤の滞留やパッキングが生じ
やすくなると言う問題を解決する。 【解決手段】 現像剤担持体上の現像剤量を規制する規
制手段を調節して、現像剤担持体上の現像剤量を一定に
維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置、該画像形成装置に組み込
まれる現像装置及び現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】(1)電子写真方式により画像を形成す
る画像形成装置の現像装置としては、トナーとキャリア
を含有する二成分現像剤を用いて現像を行うものが広く
用いられている。
【0003】二成分現像剤を用いた現像装置は基本的に
は、現像領域に現像剤を搬送し現像領域において現像剤
を担持する現像剤担持体、該現像剤担持体に現像剤を供
給する供給部、前記現像剤担持体から現像後現像剤を回
収する回収部、補給されたトナーと現像剤を混合し、前
記供給部に現像剤を搬送する撹拌・搬送部及び前記現像
剤担持体上の現像剤量を一定に規制する規制手段から構
成される。
【0004】そして、均一で安定した現像性能を維持す
るために、前記規制手段は、その規制縁が前記現像剤担
持体に対してミクロン単位の正確さで位置調整され固定
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに実験の結果、
現像剤担持体に対して規制手段の位置を固定した現像装
置では、環境の変化や画像形成装置の作動履歴に対応し
て現像剤担持体上の現像剤の量が変動することが判明し
た。このような現像剤の量の変動は、重合トナーを用い
た場合に特に顕著であり、次に説明するような不具合の
原因になる。
【0006】現像後の現像剤を回収部から供給部に戻す
ことなく、撹拌・搬送部に戻し、供給部には、補給され
たトナーを撹拌・搬送部において十分に均一に現像剤中
に分散した現像剤が供給されるように構成された現像装
置(以下一循環系現像装置と言う)では、現像剤担持体
により搬送される現像剤の量と、現像剤担持体に供給さ
れる現像剤の量と、現像剤から回収される現像剤の量と
の間の整合性が崩れた場合に画像不良や、回収部におけ
る現像剤のパッキングを生ずる、現像性が低下して濃度
が薄くなる、現像剤担持体への現像剤の供給量が不足す
る、キャリア付着が起こる等の望ましくない現象が起り
やすくなる。
【0007】本発明の目的は、一循環系の現像装置にお
ける前記の問題を解決し、高画質の画像を安定して形成
する現像装置及び画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的は
下記の発明により達成される。
【0009】1.現像領域に現像剤を搬送し、該現像領
域において現像剤を担持する現像剤担持体、前記現像剤
担持体に現像剤を供給する供給部、前記現像剤担持体か
ら現像後の現像剤を回収する回収部、補給されたトナー
を現像剤に混入する撹拌・搬送部及び、前記現像剤担持
体と間隔を持って配置された規制縁を有し、前記現像剤
担持体上の現像剤量を規制する規制手段を有し、前記供
給部から前記現像剤担持体へ、前記現像剤担持体から前
記回収部へ、前記回収部から前記撹拌・搬送部へ及び前
記撹拌・搬送部から前記供給部へと言う現像剤の循環系
が形成されるように、前記供給部と前記回収部とを分離
した現像装置であって、前記間隔を変える間隔変更手段
を有することを特徴とする現像装置。
【0010】2.環境値に応じて前記変更手段を制御し
て、前記間隔を変える制御手段を有することを特徴とす
る前記1に記載の現像装置。
【0011】3.画像形成量に応じて前記間隔変更手段
を制御して、前記間隔を変える制御手段を有することを
特徴とする前記1又は前記2に記載の現像装置。
【0012】4.重合トナーを含有する現像剤を用いて
現像を行うことを特徴とする前記1〜3のいずれか1項
に記載の現像装置。
【0013】5.重量平均粒径が7μm以下の重合トナ
ー及び重量平均粒径が50μm以下のキャリアを含有す
る二成分現像剤を用いて現像を行うことを特徴とする前
記1〜4いずれか1項に記載の現像装置。
【0014】6.像形成体、該像形成体に静電潜像を形
成する潜像形成手段並びに、現像領域に現像剤を搬送
し、該現像領域において現像剤を担持する現像剤担持
体、前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部、前記
現像剤担持体から現像後の現像剤を回収する回収部、補
給されたトナーを現像剤に混入する撹拌・搬送部及び、
前記現像剤担持体と間隔を持って配置された規制縁を有
し、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制する規制手段
を有し、前記供給部から前記現像剤担持体へ、前記現像
剤担持体から前記回収部へ、前記回収部から前記撹拌・
搬送部へ及び前記撹拌・搬送部から前記供給部へと言う
現像剤の循環系が形成されるように、前記供給部と前記
回収部とを分離した現像装置であって、前記間隔を変え
る間隔変更手段を有する現像装置、を備えたことを特徴
とする画像形成装置。
【0015】7.環境検知手段及び前記変更手段を制御
する制御手段を有し、該制御手段は、前記環境値検知手
段からの情報に基づいて、前記変更手段を制御すること
を特徴とする前記6に記載の画像形成装置。
【0016】8.画像形成量検知手段及び前記変更手段
を制御する制御手段を有し、該制御手段は、前記画像形
成量検知手段からの情報に基づいて、前記変更手段を制
御することを特徴とする前記6又は前記7に記載の画像
形成装置。
【0017】9.前記制御手段は前記像形成体と前記現
像剤担持体との周速比を一定に維持しつつ、前記像形成
体及び前記現像剤担持体の周速度を変更する制御を行う
ことを特徴とする前記6〜8のいずれか1項に記載の画
像形成装置。
【0018】10.現像後の現像剤を、補給されたトナ
ーと混合した後に現像剤担持体に供給し、現像領域に前
記現像座担持体により現像剤を搬送して静電潜像を現像
する現像方法において、前記現像剤担持体上の現像剤量
を変更する制御を行って現像を行うことを特徴とする現
像方法。
【0019】11.環境値に基づいて、前記制御を行う
ことを特徴とする前記10に記載の現像方法。
【0020】12.画像形成量に基づいて、前記制御を
行うことを特徴とする前記10又は前記11に記載の現
像方法。
【0021】13.像形成体と前記現像剤担持体の周速
比を一定に維持しつつ、前記像形成体及び前記現像剤担
持体の周速度を変更することを特徴とする前記10〜1
2のいずれか1項に記載の現像方法。
【0022】14.重合トナーを用いることを特徴とす
る前記10〜13のいずれか1項に記載の現像方法。
【0023】15.重量平均粒径が7μm以下の重合ト
ナー及び重量平均粒径が50μm以下のキャリアを含有
する二成分現像剤を用いることを特徴とする前記10〜
14のいずれか1項に記載の現像方法。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の一例であるカラー複写機の構成を図1により説
明する。
【0025】<画像形成装置の構成>図1は、画像形成
装置本体GHと、画像読取装置YSとから構成された本
発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラ
ー複写機の全体構成図である。
【0026】画像形成装置本体GHは、タンデム型カラ
ー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成
部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中間
転写体6と給紙搬送手段及び定着装置24とから成る。
【0027】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0Yは、像形成体としての感光体1Yの周囲に配置され
た帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y及びクリ
ーニング手段8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成す
る画像形成部10Mは、像形成体としての感光体1M、
帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M及びクリー
ニング手段8Mを有する。シアン色の画像を形成する画
像形成部10Cは、像形成体としての感光体1C、帯電
手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニン
グ手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部1
0Kは、像形成体としての感光体1K、帯電手段2K、
露光手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段8K
を有する。帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2M
と露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯電
手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成す
る。
【0028】中間転写体6は、複数のローラにより巻回
され、回動可能に支持されている。画像形成部10Y、
10M、10C及び10Kより形成された各色の画像
は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7
C及び7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成さ
れたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収
容された用紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙
ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等
を経て、転写手段7Aに搬送され、用紙P上にカラー画
像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された
用紙Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ロー
ラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置され
る。
【0029】一方、転写手段7Aにより用紙Pにカラー
画像を転写した後、用紙Pを曲率分離した中間転写体6
は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去され
る。
【0030】5Y、5M、5C、5Kは、現像装置4
Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給する
トナー補給手段である。
【0031】画像形成装置本体GHの上部には、自動原
稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成
る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装
置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段によ
り搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系によ
り原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイ
メージセンサCCDに読み込まれる。
【0032】ラインイメージセンサCCDにより光電変
換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部(露光手段)3Y、3
M、3C、3Kに信号を送る。
【0033】自動原稿送り装置201は自動両面原稿搬
送手段を備えている。この自動原稿送り装置201は原
稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、連
続して一挙に読み取り、記憶手段に蓄積する事が可能で
あるから(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の
原稿内容を複写する場合、或いはファクシミリ機能によ
り多数枚の原稿dを送信する場合等に便利に使用され
る。
【0034】<現像装置の構成>図2は本発明の実施の
形態に係る現像装置の中央断面図である。以下、現像装
置4Y、4M、4C、4Kを代表して現像装置4と称
す。
【0035】現像装置4は、現像装置枠体40、現像ロ
ーラからなる現像剤担持体41、磁界発生手段(マグネ
ットロール)42、穂切り板からなる規制手段43、水
車型の供給手段44、スクリューからなる撹拌・搬送手
段45、スクリューからなる撹拌・搬送手段46、剥ぎ
取りローラ47、剥ぎ取り板48、スクリューからなる
回収手段49、トナー濃度検知手段としてのトナー濃度
センサTS等から構成されている。
【0036】現像剤担持体41は、静電潜像を担持する
像担持体1に対向して配置され、回転可能に支持されて
おり、矢印で示すように回転して現像剤を現像領域DR
に搬送し、現像領域DRにおいて現像剤を担持して現像
に必要な現像剤層を形成する。
【0037】磁界発生手段42は、現像剤担持体41の
内方に配置され、複数の磁極N1、N2、S1、S2、
S3を有する。磁界発生手段42の複数個の磁極のうち
互いに隣接する2磁極S2,S3は、同極性に配置され
反発磁界を形成している。現像剤剥ぎ取り用磁極S2
は、現像剤担持体41上の現像剤を剥ぎ取り飛散させ
る。現像剤受け入れ用磁極S3は、供給手段44により
供給された現像剤を吸引し、現像剤担持体41上に付着
させる。
【0038】供給手段44は、現像剤担持体41に現像
剤を供給する回転可能な水車型の搬送手段であり、撹拌
・搬送手段45から搬送された現像剤を現像剤担持体4
1の現像剤受け入れ用磁極S3付近に均一に供給する。
【0039】撹拌・搬送手段45は、供給手段44に平
行配置され、撹拌・搬送手段46から搬送された現像剤
を攪拌して供給手段44に搬送する。
【0040】撹拌・搬送手段46は補給される新規トナ
ーと撹拌・搬送手段45から還流された現像剤とを混
合、攪拌して撹拌・搬送手段45の上流部に搬送する。
【0041】現像剤担持体41の現像剤剥ぎ取り用磁極
S2の近傍には、剥ぎ取りローラ47が配置されてい
る。剥ぎ取りローラ47は、回転可能な回転部材(スリ
ーブ)47Aと、回転部材47Aの内方に収容され現像
装置枠体40に固定された円柱状の磁石体47Bとから
成る。磁石体47Bは、例えば、n1、n2、s1、s
2、s3の5磁極から成り、磁極n1は現像剤担持体4
1の現像剤剥ぎ取り用磁極S2に対向し、隣接する2磁
極s2,s3は、同極性の反発磁界を形成している。
【0042】磁極s2の近傍には、剥ぎ取り板48の先
端部が近接、又は軽接触している。剥ぎ取り板48と剥
ぎ取りローラ47とは剥ぎ取り手段を形成する。現像剤
担持体41の現像剤剥ぎ取り用磁極S2により、現像剤
担持体41表面から放出された現像剤は、剥ぎ取りロー
ラ47内の磁極n1により吸引され、回転する回転部材
47Aにより担持、搬送され、磁極s2近傍において剥
ぎ取り板48により剥ぎ取られて、回収部403内に落
下する。
【0043】回収部403内に回転可能に配置された回
収手段49は、剥ぎ取りローラ47と剥ぎ取り板48と
により剥ぎ取られて落下する現像剤を受けて回収して、
撹拌・搬送手段45の搬送方向下流側であって、現像剤
担持体41の現像領域DR(図2に示す)外に搬送す
る。なお、現像剤担持体41に現像剤が戻らない位置で
あれば、回収現像剤を撹拌・搬送手段45の搬送方向下
流側であって、現像剤担持体41の現像領域相当内に投
入してもよい。或いは、回収手段49により回収された
現像剤を、撹拌・搬送部402の上流部に還流させても
よい。
【0044】撹拌・搬送手段45、撹拌・搬送手段46
及び回収手段49は、何れもスパイラルスクリューから
なり、現像剤を攪拌しつつ回転軸方向に搬送するととも
に、回転軸のほぼ直角方向に現像剤を放出する。
【0045】現像装置枠体40は、供給手段44、撹拌
・搬送手段45、撹拌・搬送手段46を支持する下部枠
体40Aと、回収手段49を支持する中部枠体40B
と、中部枠体40Bの上方開口部を閉蓋する上蓋40C
とから構成されている。
【0046】下部枠体40Aは、供給手段44と撹拌・
搬送手段45とを収容する供給部401と、撹拌・搬送
手段46を収容する撹拌・搬送部402とから成る。供
給部401と撹拌・搬送部402とは、下部枠体40A
の底部から直立した第1隔壁404を挟んで両側に形成
されている。
【0047】回収手段49を回転可能に支持する中部枠
体40Bの底部に形成された第2隔壁405は、供給部
401と回収部403とを仕切り画像領域GR(図4に
示す)内でこれらを分離している。また、中部枠体40
Bの一部は、撹拌・搬送部402の上方開口部を閉蓋す
る。
【0048】回収部403の現像剤搬送下流側と、供給
部401の現像剤搬送下流側とは、第2隔壁405の端
部近傍に穿設された第1開口部406により連通してい
る。
【0049】供給部401の現像剤搬送下流側と撹拌・
搬送部402の現像剤搬送上流側とは、第1隔壁404
の一方の端部近傍に穿設された第2開口部407により
連通している。
【0050】撹拌・搬送部402の現像剤搬送下流側と
供給部401の現像剤搬送上流側とは、第1隔壁404
の他方の端部近傍に穿設された第3開口部408により
連通している。
【0051】供給部401の現像剤搬送下流側の底部に
設けたトナー濃度センサTSは、現像剤の透磁率を計測
することにより搬送される現像剤のトナー濃度を検知す
る。トナー濃度検知信号により、制御手段100は、ト
ナー補給手段51を駆動させ新規トナーを撹拌・搬送部
402の現像剤搬送上流側付近に設けられたトナー補給
用開口部409に補給する。トナー補給手段51は、現
像処理後の画像濃度を光学的に検知して、画像濃度の検
知結果に応じてトナー補給制御を行う事も可能である。
【0052】剥ぎ取りローラ47と剥ぎ取り板48によ
り剥ぎ取られた現像剤は、回収部403内に回収され、
回収手段49により回収現像剤が現像剤搬送下流側に搬
送され、第2隔壁405に穿設された第1開口部406
から供給部401内に還流する。
【0053】供給部401内の現像剤は、撹拌・搬送手
段45により第1隔壁404の一方の端部に穿設された
第2開口部407から撹拌・搬送部402内に搬送され
る。撹拌・搬送部402内に搬送された現像剤は、撹拌
・搬送手段46により、トナー補給用開口部409より
補給されたトナーと、現像剤とを混合攪拌しつつ搬送さ
れ、第1隔壁404の他方の端部に穿設された第3開口
部408から排出され、供給部401内に還流される。
供給部401内では、撹拌・搬送手段45により現像剤
を軸方向に搬送しつつ放出して供給手段44に供給す
る。供給手段44は現像剤を軸方向に搬送しつつ放射し
て現像剤担持体41に供給する。
【0054】回収部403と供給部401とを仕切る第
2隔壁405の端部付近に設けられた第1開口部40
6、及び供給部401と撹拌・搬送部402とを仕切る
第1隔壁404の両端部付近に設けられた第2開口部4
07、第3開口部408は、何れも現像剤担持体41の
画像形成領域GRの外に配置されている。
【0055】供給手段44と撹拌・搬送手段45の回転
方向は、現像剤担持体41の回転方向と同方向になるよ
うに構成することにより、現像剤担持体41への現像剤
供給の効率化が達成されるだけではなく、安定した現像
剤供給が可能となり、良好な画像を得ることができる。
【0056】また、回収手段49の回転方向を、現像剤
担持体41の回転方向と逆方向回転にする事により、回
収部403内での現像剤の逆流を低減する事が可能であ
る。さらに、供給手段44の現像剤搬送力を、撹拌・搬
送手段45の現像剤搬送力より小さくなるように設定す
る。これにより、供給手段44の現像剤搬送方向下流側
での現像剤パッキングの発生を防止することができ、現
像剤の耐久性を損なわずに現像剤担持体41に安定した
現像剤供給を行う事が可能になる。
【0057】以上説明した現像装置には、非磁性重合ト
ナーと小粒径磁性キャリアを含有する二成分現像剤を用
いることが好ましい。かかる二成分現像剤としては、特
に、重量平均粒径が20〜50μmのキャリアと、重量
平均粒径が3〜7μmの範囲にある非磁性重合トナーと
を含有する二成分現像剤が好ましく、現像剤担持体41
に交番電界を重畳した現像バイアスを印加して、感光体
1上の静電潜像を現像するのが好ましい。
【0058】キャリアの重量平均粒径が20μmよりも
小では、キャリア付着が起こりやすくなり、また、50
μmよりも大では、画像にハキメと称される濃度ムラが
生ずる等の画質の低下が発生しやすくなる。
【0059】トナーの重量平均粒径が3μmよりも小で
は、かぶり等による画質の低下が生じやすくなり、ま
た、7μmよりも大では、高画質の特徴が薄くなる。
【0060】重合トナーは、トナー用バインダー樹脂の
生成とトナー形状がバインダー樹脂の原料モノマー又は
プレポリマーの重合及びその後の化学処理により形成さ
れて得られるトナーである。より具体的には、懸濁重合
又は乳化重合等の重合反応と必要によりその後に行われ
る粒子同士の融着工程を経て得られるトナーを意味す
る。重合トナーでは、原料モノマー又はプレポリマーを
水系で均一に分散した後に重合させ製造することから、
トナーの粒度分布及び形状の均一なトナーが得られる。
【0061】また、キャリアの重量平均粒径及びトナー
の重量平均粒径は、質量基準の平均粒径であって、湿式
分散機を備えた「コールターカウンターTA−11」又
は「コールターマルチサイザー」(いずれもコールター
社製)により測定した値である。
【0062】図3は現像装置4の駆動制御系を示す。現
像剤担持体41と、剥ぎ取りローラ47とはモータM1
により駆動され、供給手段44と、撹拌・搬送手段45
と、撹拌・搬送手段46と、回収手段49とはモータM
2で駆動される。現像剤担持体41には、規制手段43
による制動力が作用するために、モータM1には比較的
大きな駆動トルクを持ったモータが用いられる。従っ
て、モータM1としてはDCモータを用いることが好ま
しい。これに対して、モータM2としてはステッピング
モータが好ましい。
【0063】感光体1の矢印で示す反時計方向の回転と
現像剤担持体41の矢印で示す時計方向の回転により、
現像領域DRにおいて、静電潜像が現像される。交流バ
イアスに、潜像の極性と同極性の直流バイアス重畳した
現像バイアスが現像剤担持体41にバイアス電源BSに
より印加され、反転現像が行われる。
【0064】感光体1及び現像剤担持体41の回転速度
は、画像形成モードにより変更される。即ち、通常の記
録紙を用いた画像形成に対して、厚紙やOHPに画像を
形成するモードにおいては、感光体1及び現像剤担持体
41の回転速度を通常モードの数分の一程度に落として
画像形成が行われる。このような画像形成モードの変更
においては、感光体1の回転速度と現像剤担持体41の
回転速度の比を一定に維持して速度変更を行うことが現
像性を一定に維持する上で望ましい。
【0065】<現像剤の循環搬送とトナー補給>現像剤
の循環系を示す図4により、現像剤の循環を説明する。
【0066】(1)撹拌・搬送部402の上流側におい
て、供給部401、回収部403から還流された現像剤
と、新規トナーとが搬入され、撹拌・搬送手段46によ
り攪拌、混合され、矢印V1で示す現像剤移動方向に搬
送される。
【0067】(2)混合された現像剤は、撹拌・搬送部
402の下流側の第3開口部408を通過して供給部4
01の上流側に導入される。供給部401内において、
現像剤は撹拌・搬送手段45により矢印V2で示す現像
剤移動方向に搬送されつつ、矢印V3に示すように供給
手段44に搬送される。
【0068】(3)供給手段44はその回転軸方向の搬
送機能はなく、矢印V4に示すように供給手段44から
搬送される現像剤を現像剤担持体41に搬送する。
【0069】(4)現像剤担持体41上の現像剤は、像
担持体1と対向する現像剤領域DR(図2に示す)にお
いて感光体1上の静電潜像を現像する。現像によってト
ナー濃度が低下した白矢印で示す現像剤は、剥ぎ取り手
段の剥ぎ取りローラ47により、現像剤担持体41から
矢印V5に示すように剥ぎ取られ、剥ぎ取りローラ47
上を移動する。
【0070】(5)剥ぎ取りローラ47上の回収現像剤
は、剥ぎ取り板48(図2、3に示す)により剥ぎ取ら
れて、矢印V6に示すように回収部403内に収容され
る。
【0071】(6)回収部403内に収容された回収現
像剤は、回転する回収手段49により矢印V7に示すよ
うに搬送される。
【0072】(7)回収された現像剤は、回収部403
下流側の第1開口部406から排出され、供給部401
の下流側の画像領域外に、矢印V8に示すように搬入さ
れる。
【0073】(8)供給部401の第1開口部406に
供給された現像剤は、矢印V9に示すように搬送され、
トナー濃度センサTSによりトナー濃度が検知された
後、第2開口部407を通過して、矢印V10に示すよ
うに撹拌・搬送部402の上流側に導入される。
【0074】(9)撹拌・搬送部402において、トナ
ー濃度センサTSのトナー濃度検知信号により第1のト
ナー補給手段51によるトナー補給が行われ、現像剤は
矢印V1に合流する。
【0075】現像剤は前記のような循環系で搬送される
が、一部の現像剤は供給部401と撹拌・搬送部402
間を矢印V1,V2,V9,V10で示すように循環す
る。
【0076】以上の説明から明らかなように現像剤は現
像剤担持体41から回収部403に回収された後に、画
像領域GR内で供給部401に環流することなく、矢印
V8で示すように、画像領域GRの外で供給部401に
環流する。そして、供給部401から現像剤担持体41
に搬送される現像剤はトナーが補給された後に、撹拌・
搬送部402及び供給部401内において十分に撹拌さ
れ、均一化されたものである。
【0077】このように、現像剤担持体41から回収さ
れた現像剤が画像領域GR内で供給部401に環流する
ことがない構成とし、供給部401から現像剤担持体4
1に供給される現像剤中に現像剤担持体から回収された
現像剤が直接に混入することがないような現像剤循環系
を、以下において一循環系と言う。
【0078】<規制手段の調節>規制手段43の調節に
ついて図5により説明する。
【0079】現像剤DVの嵩密度は、その撹拌度や、温
度と湿度の少なくともいずれかからなる環境値に依存し
て変化する。
【0080】規制手段43は現像剤担持体41上に一定
の厚さの現像剤像DVLを形成するが、現像剤の嵩密度
が変化した場合に、現像剤担持体41により搬送される
現像剤DVの量、即ち、現像剤担持体上の現像剤の単位
面積当たりの質量(Dws)が変化することになる。そ
の結果、画像濃度が変化する等現象の他に、次のような
現象が起こりやすくなる。
【0081】現像剤担持体41により搬送される現像剤
の量と回収手段49により回収される現像剤の量との間
の整合性が崩れて、回収部403に現像剤DVが蓄積し
て現像剤の滞留現象が起こる。蓄積・滞留が進行する
と、現像剤DVが固化してパッキングと称される現象が
起こり、現像装置4の作動に支障を来す。現像剤担持体
41上に過剰な現像剤DVが供給されて、キャリアが感
光体1に付着するキャリア付着現象が起こる。これらの
現象は一循環系の現像装置において顕著に発生する傾向
がある。
【0082】本実施の形態においては、このような望ま
しくない現象を防止するために、規制手段43の調節機
構を設けており、これによって、特に、一循環系の現像
装置における回収部における現像剤の蓄積、滞留、パッ
キング等が解消される。
【0083】図5は規制手段43の調節機構を示す。規
制手段43は穂切り板と称される板状の規制手段であっ
て、画像領域GR(図4に示す)の全幅に亘って、現像
剤担持体41に平行に設定され、現像剤担持体41上に
均一な現像剤の層DVLを形成する。
【0084】規制手段43は下部枠体40Aに回転可能
に取り付けられたネジ棒431にネジ結合している。ネ
ジ棒431はネジ歯車433により駆動される平歯車4
32により回転駆動される。規制手段43はモータM3
により駆動されるネジ歯車433の回転により矢印Wで
示すように変位して、規制手段43の規制縁43Aと現
像剤担持体41との間に形成される間隔GPが調節され
る。その結果、現像剤の層DVLの厚さが調節される。
【0085】図5に示す規制手段43の調節機構は、画
像領域GRの幅方向、即ち、現像剤担持体の回転軸方向
の2カ所に設けられ、規制手段43の現像剤担持体41
に対する平行が維持された状態で間隔GPが調節され
る。
【0086】制御手段100は、環境値、即ち、温度又
は湿度を検知する環境センサES及び画像形成量として
の画像形成枚数を計数する枚数カウンタCTからの情報
に基づいて変更手段としてのモータM3を制御し、間隔
GPを調節する。この制御により、現像剤DVの嵩密度
の変動に左右されない一定の質量の現像剤DVが現像剤
担持体41により搬送されるようになり、前記の問題は
解消される。
【0087】なお、現像剤担持体41上の現像剤量制御
機構としては、前記のものに限られず種々の機構が用い
られる。例えば、規制手段43を穂切り板の取付面に平
行に移動させて間隔GPを調節する機構や、調節手段と
して磁石を用い、磁石を回転させることにより磁極の位
置を変更し、現像剤の量を制御する機構等を用いること
ができる。
【0088】
【実施例】高温高湿環境(温度30℃、相対湿度80%
以下HH環境と言う)、常温常湿環境(温度22℃、相
対湿度50%以下NN環境と言う)及び低温低湿環境
(温度10℃、湿度20%以下LL環境と言う)下、更
には、画像形成の開始時及び画像形成を経た後におい
て、次のような条件で実験を行った。
【0089】なお、現像剤として、重量平均粒径50μ
mの磁性キャリアと重量平均粒径6.5μmの非磁性の
重合トナーとを含有するものを用いた。
【0090】<本発明の実施例>現像剤担持体41と、
規制手段43との間隔GP(以下規制間隔と言う)を前
記各環境及び画像形成枚数に応じて表1のように変更し
て現像装置4を作動させ、現像剤担持体41上の現像剤
の量Dwsを測定した。
【0091】
【表1】
【0092】比較例として前記3環境及び画像形成の履
歴に関係なく、規制間隔を0.6±0.03mmに設定
して実験した。
【0093】図6は実施例の実験結果を示し、図7は比
較例の実験結果を示す。図6、7において、□はLL環
境下の実験における現像剤量Dws(g/cm2、以下
同じ)、△はNN環境下の実験における現像剤量Dw
s、○はHH環境下の実験における現像剤量Dws、☆
は画像形成履歴実験における現像剤量Dwsを、それぞ
れ示す。
【0094】実施例では図6(a)のように、種々のQ
/M(トナーの帯電量を表し、μC/gの単位を持つ
量)を持つトナーサンプルに対して、変動幅の少ない現
像剤量Dwsが示された。これに対して、比較例では図
7(a)のように、現像剤量DwsがHH環境と、NN
環境と、LL環境との間で大きく変動することが示され
た。
【0095】そして、実施例では、画像形成実験におい
ても現像剤の滞留がなく、均一な濃度の画像が形成され
たが、比較例では、画像濃度に変動があり、現像剤の滞
留やパキングが発生した。
【0096】また、図6(b)に示すように、実施例で
は、現像剤量Dwsが画像形成初期から100000枚
までほぼ一定していた。これに対して、比較例では、枚
数の増加に従って、減少する傾向があるとともに、変動
幅が大きかった。そして、比較例では、画像形成枚数の
増大とともに、画像濃度が低下し、また、現像剤の滞留
やパッキングが発生した。
【0097】
【発明の効果】請求項1、6又は10の発明により、現
像剤の特性の変化によっても変化することがない高い画
質の画像を形成する画像形成装置が実現される。特に、
均一な画像を形成することができる一循環系の現像装置
の特長を十分に生かした高画質の画像形成が可能にな
る。
【0098】請求項2、7又は11の発明により、環境
値、即ち、温度又は湿度が変化した場合にも、画質の変
化や、現像装置内における現像剤の滞留やパッキングが
良好に防止される。
【0099】請求項3、8又は12の発明により、画像
形成開始時から長時間の作動時まで均一な画像が形成さ
れ、また、長期間の現像装置の作動時に発生しやすい、
現像装置内の現像剤の滞留やパッキングが良好に防止さ
れる。
【0100】請求項4、5、14又は15の発明によ
り、重合トナーを用いることにより、解像力、鮮鋭性等
の画質において優れた画像が形成されるとともに、現像
装置内における現像剤の滞留やパッキングが良好に防止
される。
【0101】請求項9又は13の発明により、濃度調整
や定着性の調整に関連して現像剤担持体の移動速度が変
更される場合にも、良好な画質が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラー複写機の全体
構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る現像装置の中央断面
図である。
【図3】現像装置の駆動制御系を示す図である。
【図4】現像剤の循環系を示す図である。
【図5】規制手段の調節機構を示す図である。
【図6】実施例の実験結果を示す図である。
【図7】比較例の実験結果を示す図である。
【符号の説明】
1、1Y、1M、1C、1K 感光体 4、4Y、4M、4C、4K 現像装置 41 現像剤担持体 42 磁界発生手段 43 規制手段 44 供給手段 45、46 撹拌・搬送手段 47 剥ぎ取りローラ 49 回収手段 100 制御手段 401 供給部 402 撹拌・搬送部 403 回収部 431 ネジ棒 432 平歯車 433 ネジ歯車 100 制御手段 CT 枚数カウンタ ES 環境センサ TS トナー濃度センサ M1、M2、M3 モータ GP 間隔 DV 現像剤 DVL 現像剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 303 G03G 9/08 384 15/09 15/08 507E 21/14 507L 21/00 372 (72)発明者 田村 暢康 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H005 AB06 EA05 FA01 2H027 DA11 DA14 DA45 EA04 EC06 EC15 EC20 ED02 ED08 EE03 EE07 EF09 FA30 2H031 AB02 AB09 AC02 AC15 AC34 AD16 AE02 BA08 BA09 BB01 EA03 EA05 FA01 2H077 AB02 AB14 AB15 AB18 AC02 AC03 AD06 AD13 AD18 AD31 AE06 BA03 BA08 DA18 DA22 DB25 EA03 GA02 GA13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像領域に現像剤を搬送し、該現像領域
    において現像剤を担持する現像剤担持体、 前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部、 前記現像剤担持体から現像後の現像剤を回収する回収
    部、 補給されたトナーを現像剤に混入する撹拌・搬送部及
    び、 前記現像剤担持体と間隔を持って配置された規制縁を有
    し、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制する規制手段
    を有し、 前記供給部から前記現像剤担持体へ、前記現像剤担持体
    から前記回収部へ、前記回収部から前記撹拌・搬送部へ
    及び前記撹拌・搬送部から前記供給部へと言う現像剤の
    循環系が形成されるように、前記供給部と前記回収部と
    を分離した現像装置であって、 前記間隔を変える間隔変更手段を有することを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 環境値に応じて前記変更手段を制御し
    て、前記間隔を変える制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 画像形成量に応じて前記間隔変更手段を
    制御して、前記間隔を変える制御手段を有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 重合トナーを含有する現像剤を用いて現
    像を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 重量平均粒径が7μm以下の重合トナー
    及び重量平均粒径が50μm以下のキャリアを含有する
    二成分現像剤を用いて現像を行うことを特徴とする請求
    項1〜4いずれか1項に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 像形成体、 該像形成体に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、 現像領域に現像剤を搬送し、該現像領域において現像剤
    を担持する現像剤担持体、 前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部、 前記現像剤担持体から現像後の現像剤を回収する回収
    部、 補給されたトナーを現像剤に混入する撹拌・搬送部及
    び、 前記現像剤担持体と間隔を持って配置された規制縁を有
    し、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制する規制手段
    を有し、 前記供給部から前記現像剤担持体へ、前記現像剤担持体
    から前記回収部へ、前記回収部から前記撹拌・搬送部へ
    及び前記撹拌・搬送部から前記供給部へと言う現像剤の
    循環系が形成されるように、前記供給部と前記回収部と
    を分離した現像装置であって、 前記間隔を変える間隔変更手段を有する現像装置、を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 環境検知手段及び前記変更手段を制御す
    る制御手段を有し、該制御手段は、前記環境値検知手段
    からの情報に基づいて、前記変更手段を制御することを
    特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成量検知手段及び前記変更手段を
    制御する制御手段を有し、該制御手段は、前記画像形成
    量検知手段からの情報に基づいて、前記変更手段を制御
    することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は前記像形成体と前記現像
    剤担持体との周速比を一定に維持しつつ、前記像形成体
    及び前記現像剤担持体の周速度を変更する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 現像後の現像剤を、補給されたトナー
    と混合した後に現像剤担持体に供給し、現像領域に前記
    現像座担持体により現像剤を搬送して静電潜像を現像す
    る現像方法において、 前記現像剤担持体上の現像剤量を変更する制御を行って
    現像を行うことを特徴とする現像方法。
  11. 【請求項11】 環境値に基づいて、前記制御を行うこ
    とを特徴とする請求項10に記載の現像方法。
  12. 【請求項12】 画像形成量に基づいて、前記制御を行
    うことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の
    現像方法。
  13. 【請求項13】 像形成体と前記現像剤担持体の周速比
    を一定に維持しつつ、前記像形成体及び前記現像剤担持
    体の周速度を変更することを特徴とする請求項10〜1
    2のいずれか1項に記載の現像方法。
  14. 【請求項14】 重合トナーを用いることを特徴とする
    請求項10〜13のいずれか1項に記載の現像方法。
  15. 【請求項15】 重量平均粒径が7μm以下の重合トナ
    ー及び重量平均粒径が50μm以下のキャリアを含有す
    る二成分現像剤を用いることを特徴とする請求項10〜
    14のいずれか1項に記載の現像方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230114A (ja) * 2008-02-28 2009-10-08 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2011191501A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Kyocera Mita Corp 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
US8744318B2 (en) 2010-03-15 2014-06-03 Kyocera Document Solutions, Inc. Developing device and image forming apparatus including the same

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