JP2002287090A - 三次元映像表示装置及び点状光出射部材及び点状光透過部材 - Google Patents

三次元映像表示装置及び点状光出射部材及び点状光透過部材

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政弘 坂田
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健 増谷
Masutaka Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良質の画像を生成できる三次元映像表示装置
を提供する。 【構成】 この三次元映像表示装置は、赤,緑,青の各
色映像を供給する映像供給部1R,1G,1Bと、光線
合成手段5とを備える。各映像供給部は、光源装置と、
各色用の色透過フィルムを備えた液晶表示パネルと、液
晶パネル駆動部とを備える。各光源装置は、バックライ
トとピンホールアレイ板とから成る。ピンホールアレイ
板の各ピンホールから液晶表示パネルへ光線群が与えら
れる。液晶表示パネル駆動部は、液晶表示パネルに画素
駆動信号を与え、各ピンホールに対応した複数の画素か
ら成る画素領域を形成させる。画素領域の各画素は、対
応するピンホールからの各方向の光線に対して光透過量
を制御することとなり、これによって各方向の光線につ
いて強度が再現される。光線合成手段5は、各映像供給
部からの各色の光線群を合成して観察者へと導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆる光線再生方
式を用いた三次元映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特殊な眼鏡を必要とせずに立
体映像表示を実現する方法しとて、パララックスバリア
方式やレンチキュラーレンズ方式等が知られているが、
これらの方式は両眼視差を有する右眼用映像と左眼用映
像とを短冊状に表示画面に交互に表示することとしてお
り、左右方向の立体感は得られるものの、上下方向の立
体感は得ることができない不満がある。また、適視位置
から外れると、右眼に左眼映像が入射し、左眼に右眼映
像が入射する逆視といった現象などが生じ、見る位置を
自由に選ぶことができないという不便もある。
【0003】一方、近年においては、見る位置を自由に
選ぶことが可能な光線再生方式と呼ばれる三次元映像表
示方法が提案されるようになってきている。この光線再
生方式は、平面を通過する光線の情報(すなわち、物体
からの散乱光に相当する光線の方向や光線の広がり)を
平面に記録・再生する方式といえるものであり、その再
生装置は、例えば、図8(a)に示すように、バックラ
イト51と、ピンホールアレイ板52と、液晶表示パネ
ル53とによって構成することができる。ここで、ピン
ホールアレイ板52の各ピンホール52aからは光線が
所定の範囲で幾つかの方向に出射されているとみること
ができる。液晶表示パネル53には各ピンホール52a
に対応して画素領域(例えば、横9〜20、縦3〜20
個の画素により構成される)53aが形成されることに
なる。画素領域53aの各画素は対応するピンホール5
2aからの各方向の光線に対して光透過量を制御し、こ
れによって各方向の光線について強度が再現される。よ
り具体には、図8(b)に示すように、例えば、ピンホ
ール52a1 からの光線を受けることになる画素領域5
3a1 の画素a1 に、対象物Aの箇所A1 を表現した光
透過量が設定され、ピンホール52a2 からの光線を受
けることになる画素領域53a2 の画素a2に、対象物
Aの箇所A2 を表現した光透過量が設定され、ピンホー
ル52a3 からの光線を受けることになる画素領域53
3 の画素a3 に、対象物Aの箇所A 3 を表現した光透
過量が設定されるというように、対象物Aの所定の点に
対応して各画素において光透過量が再現されることによ
り、観察者Zは対象物Aを三次元的に認識することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光線再生方式の三次元映像表示装置では、再生される光
線数が多いほど良質の画像を得ることができる。一方、
再生される光線数を多くするためには、各ピンホール5
2aに対応する画素領域をより多くの画素によって構成
することが必要になるが、液晶表示パネル53の画素数
を増やすことには限界がある。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、再生され
る光線数を実質的に多くすることによって良質の画像を
得ることができる三次元映像表示装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の三次元映像表
示装置は、上記の課題を解決するために、物体からの散
乱光に相当する光線群を与える点状の光出射部を所定間
隔で平面状に配置して成る光源装置として、赤色光源装
置、緑色光源装置、及び青色光源装置が設けられ、前記
光源装置の光出射側に赤色用映像表示パネル、緑色用映
像表示パネル、及び青色用映像表示パネルが各々配置さ
れ、前記光源装置の各光出射部に対応する前記映像表示
パネルの各画素領域に表示する表示映像を設定する表示
パネル駆動手段として、赤色表示パネル駆動手段、緑色
表示パネル駆動手段、及び青色表示パネル駆動手段が設
けられ、前記赤色用映像表示パネルを経た光線群と前記
緑色用映像表示パネルを経た光線群と前記青色用映像表
示パネルを経た光線群とを合成して出射する光線合成手
段が設けられて成ることを特徴とする。
【0007】また、この発明の三次元映像表示装置は、
赤色用映像表示パネル、緑色用映像表示パネル、及び青
色用映像表示パネルが各々配置され、各映像表示パネル
からの映像光が入射される点状の光透過部を所定間隔で
平面状に有して物体からの散乱光に相当する光線群を与
える点状光透過部形成パネルが各映像表示パネルの映像
光出射側に各々配置され、各光透過部に対応する前記映
像表示パネルの各画素領域に表示する表示映像を設定す
る表示パネル駆動手段として、赤色表示パネル駆動手
段、緑色表示パネル駆動手段、及び青色表示パネル駆動
手段が設けられ、前記赤色用映像表示パネルからの光線
群と、前記緑色用映像表示パネルからの光線群と、前記
青色用映像表示パネルからの光線群とを合成して出射す
る光線合成手段が設けられて成ることを特徴とする。
【0008】これらの構成であれば、対象物の或る箇所
を表現することとなる光透過量のうちの赤色光成分が赤
色用映像表示パネルによって設定され、緑色光成分が緑
色用映像表示パネルによって設定され、青色光成分が青
色用映像表示パネルによって設定されることになる。そ
して、これら各色の光線群が光線合成手段により合成さ
れて観察者へと導かれる。これにより、単一の基板上に
赤色用画素と緑色用画素と青色用画素とを設けたカラー
映像表示パネルを一枚だけ用いる場合に比べ、高精細の
映像を再現することができる。
【0009】上記構成においては、赤色、緑色、及び青
色の互いの対応する光出射部の位置同士又は光透過部の
位置同士が映像合成状態で互いに重なるように設定され
ているのがよい。また、前記光線合成手段としてはダイ
クロイックミラーを用いることができる。
【0010】また、この発明の三次元映像表示装置は、
物体からの散乱光に相当する光線群を与える点状の光出
射部を所定間隔で平面状に配置して成る複数の白色光源
装置と、各白色光源装置の光出射側に各々配置されたカ
ラー映像表示パネルと、各白色光源装置の各光出射部に
対応する各カラー映像表示パネルの各画素領域に表示す
るカラー表示映像を設定する表示パネル駆動手段と、各
カラー映像表示パネルを経た光線群を合成して出射する
光線合成手段とを備えて成り、前記光線合成手段による
合成状態での各白色光源装置における光出射部の位置関
係にずれを持たせたことを特徴とする。
【0011】また、この発明の三次元映像表示装置は、
映像を表示する複数枚のカラー映像表示パネルと、カラ
ー映像表示パネルからの映像光が入射される点状の光透
過部を所定間隔で平面状に有し物体からの散乱光に相当
する光線群を与えるべく各カラー映像表示パネルの前方
位置に設けられた点状光透過部形成パネルと、各光透過
部に対応する前記カラー映像表示パネルの各画素領域に
表示する表示映像を設定する表示パネル駆動手段と、各
カラー映像表示パネルを経た光線群を合成して出射する
光線合成手段とを備えて成り、前記光線合成手段による
合成状態での各点状光透過部形成パネルにおける光透過
部の位置関係にずれを持たせたことを特徴とする。
【0012】これらの構成であれば、複数枚のカラー映
像表示パネルで設定された光線群が光線合成手段にて合
成されるので、実質的解像度が向上し(物体を再生する
光線数が多くなり)、良質の画像が得られることにな
る。
【0013】上記構成においては、各カラー映像表示パ
ネルに表示されるカラー表示映像を同じとしてもよい
が、各カラー映像表示パネルに表示されるカラー表示映
像を前記光出射部の位置関係のずれに対応して異ならせ
ることとするのがよい。また、前記光線合成手段として
はハーフミラーを用いることができる。
【0014】この発明の点状光出射部材(以下、この項
において、第1の点状光出射部材という)は、点状光出
射部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記点状光
出射部によって物体からの散乱光に相当する光線群を、
格子状のブラック部を有する映像表示パネルの画素に与
える点状光出射部材において、前記点状光出射部が四角
形状を成すと共に、その幅及び高さが前記画素の水平ピ
ッチ及び垂直ピッチのほぼ整数倍に設定されたことを特
徴とする。
【0015】また、この発明の点状光透過部材(以下、
この項において、第1の点状光出射部材という)は、点
状光透過部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記
点状光透過部によって物体からの散乱光に相当する光線
群を、格子状のブラック部を有する映像表示パネルの画
素から出射された光に与える点状光透過部材において、
前記点状光透過部が四角形状を成すと共に、その幅及び
高さが前記画素の水平ピッチ及び垂直ピッチのほぼ整数
倍に設定されたことを特徴とする。
【0016】これらの構成であれば、観察者の頭部が移
動しても見える画素の総面積は殆ど変化しないので、モ
アレを軽減することが可能となる。なお、第1の点状光
出射部材又は第1の点状光透過部材は、格子状のブラッ
ク部を有する映像表示パネルからの光線を合成する光線
合成系を有する三次元映像表示装置に用いることがで
き、また、このような光線合成系を有しなくても格子状
のブラック部を有する映像表示パネルを用いる三次元映
像表示装置に用いることができる。
【0017】この発明の点状光出射部材(以下、この項
において、第2の点状光出射部材という)は、点状光出
射部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記点状光
出射部によって物体からの散乱光に相当する光線群をカ
ラー映像表示パネルの各画素領域の画素に与える点状光
出射部材において、前記点状光出射部が前記カラー映像
表示パネルの3原色画素の全てを等しい割合で含む大き
さに設定されたことを特徴とする。
【0018】この発明の点状光透過部材(以下、この項
において、第2の点状光透過部材という)は、点状光透
過部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記点状光
透過部によって物体からの散乱光に相当する光線群をカ
ラー映像表示パネルの各画素領域の画素から出射された
光に与える点状光透過部材において、前記点状光透過部
が前記カラー映像表示パネルの3原色画素の全てを等し
い割合で含む大きさに設定されたことを特徴とする。
【0019】これらの構成であれば、観察者の頭部が移
動しても見える画素の赤色と緑色と青色の割合は殆ど変
化しないことになり、白色表示を良好に確保することが
可能となる。なお、第2の点状光出射部材又は第2の点
状光透過部材はカラー映像表示パネルからの光線を合成
する光線合成系を有する三次元映像表示装置に用いるこ
とができ、また、このような光線合成系を有しなくても
カラー映像表示パネルを用いる三次元映像表示装置に用
いることができる。
【0020】また、この発明の点状光出射部材(以下、
この項において、第3の点状光出射部材という)は、点
状光出射部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記
点状光出射部によって物体からの散乱光に相当する光線
群をカラー映像表示パネルの各画素領域の画素に与える
点状光出射部材において、前記画素領域の横方向及び縦
方向の少なくとも一方の画素数が3の倍数以外の数とさ
れ、前記点状光出射部が前記カラー映像表示パネルの3
原色画素のうちの1色若しくは2色だけを含む大きさ又
は1色若しくは2色を余計に含む大きさに設定されてい
ることを特徴とする。
【0021】また、この発明の点状光透過部材(以下、
この項において、第3の点状光透過部材という)は、点
状光透過部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記
点状光透過部によって物体からの散乱光に相当する光線
群をカラー映像表示パネルの各画素領域の画素から出射
された光に与える点状光透過部材において、前記画素領
域の横方向及び縦方向の少なくとも一方の画素数が3の
倍数以外の数とされ、前記点状光透過部が前記カラー映
像表示パネルの3原色画素のうちの1色若しくは2色だ
けを含む大きさ又は1色若しくは2色を余計に含む大き
さに設定されたことを特徴とする。
【0022】これらの構成においては、横方向及び縦方
向の少なくとも一方の画素数が3の倍数以外の数とされ
るので、隣り合う3つの画素領域の互いに対応する3つ
の画素は、赤用画素と緑用画素と青用画素となる。すな
わち、隣り合う3つの画素領域の互いに対応する3つの
画素にて白表示が確保され、観察者に見える画素の赤色
と緑色と青色の割合は殆ど変化しないことになり、白色
表示を良好に確保することができる。第3の点状光出射
部材又は第3の点状光透過部材はカラー映像表示パネル
からの光線を合成する光線合成系を有する三次元映像表
示装置に用いることができ、また、このような光線合成
系を有しなくてもカラー映像表示パネルを用いる三次元
映像表示装置に用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、この発明の
第1の実施形態の三次元映像表示装置を図1乃至図3に
基づいて説明する。
【0024】図1はこの実施形態の三次元映像表示装置
を示した平面図である。この三次元映像表示装置は、赤
色映像供給部1Rと、緑色映像供給部1Gと、青色映像
供給部1Bと、光線合成手段5とを備えて成る。赤色映
像供給部1Rと青色映像供給部1Bは向かい合わせに配
置されており、これらの間に光線合成手段5が配置され
ている。緑色映像供給部1Gは、赤色映像供給部1Rと
青色映像供給部1Bの間に対応した位置で光線合成手段
5の光入射側(観察者Zから見て奥側)に配置されてい
る。
【0025】各映像供給部1R,1G,1Bは同様の構
成を有している。図2(a)では赤色映像供給部1Rを
示しており、その構成要素には3Rや4Rといった符号
を付記しているが、これら構成要素に対応する他の色の
映像供給部の構成要素を示すために、3Gや3B或いは
4Gや4Bといった符号も付記している。
【0026】赤色映像供給部1Rは、光源装置2と、こ
の光源装置2の光出射側に設けられた赤色用の液晶表示
パネル3Rと、この液晶表示パネル3Rを駆動する液晶
パネル駆動部4Rと、を備えて成る。
【0027】光源装置2は、例えば白色光を出射するバ
ックライト21と、ピンホールアレイ板22とから成
る。ピンホールアレイ板22は、複数の丸形のピンホー
ル22aが所定間隔で形成されたものであり、各ピンホ
ール22aから液晶表示パネル3Rへ光線群が与えられ
る。
【0028】液晶表示パネル3Rは、赤色透過フィルム
を有して構成されている。また、液晶表示パネル駆動部
4Rは、液晶表示パネル3Rに画素駆動信号を与え、各
ピンホール22aに対応した複数の画素から成る画素領
域(例えば、横6〜20、縦3〜20個の画素により構
成される)3aを形成させる。画素領域3aの各画素
は、対応するピンホール22aからの各方向の光線に対
して赤色光の光透過量を制御することとなり、これによ
って各方向の光線について赤色光の強度が再現される。
【0029】緑色映像供給部1Gにおいては、その液晶
表示パネル3Gは緑色透過フィルムを有し、液晶表示パ
ネル駆動部4Gは液晶表示パネル3Gに緑画素用の画素
駆動信号を与える。また、青色映像供給部1Bにおいて
は、その液晶表示パネル3Bは青色透過フィルムを有
し、液晶表示パネル駆動部4Bは液晶表示パネル3Bに
青画素用の画素駆動信号を与える。
【0030】液晶表示パネル駆動部4R,4G,4Bが
液晶表示パネル3R,3G,3Bに与える駆動信号は、
例えば、コンピュータグラフィック技術を用いて作成さ
れた画像に基づいて生成される。すなわち、コンピュー
タ上でポリゴンオブジェクト及び複数のピンホールを仮
想的に配置し、ポリゴンオブジェクトを構成する各点と
前記ピンホールとを結ぶ線上に位置する仮想的に設けた
記録面上の各記録画素領域における各記録画素について
のデータ(映像表示系における各液晶表示パネル3R,
3G,3Bにおける各色の画素の光透過量を設定するこ
とになるデータ)を算出し、このデータに基づいて映像
表示系における視線方向に対応する光線方向上に位置す
る各液晶液晶表示パネル3R,3G,3Bにおける各色
の画素への印加電圧を設定する。
【0031】光線合成手段5は、第1のダイクロイック
ミラー5aと、第2のダイクロイックミラー5bを交差
配置することで構成されている。第1のダイクロイック
ミラー5aは、赤色映像供給部1Rからの映像光(光線
群)を90°光路変更して観察者Zの方向へと導くと共
に、緑色映像供給部1Gからの映像光(光線群)を透過
して観察者Zの方向へと導く。また、第2のダイクロイ
ックミラー5bは、青色映像供給部1Bからの映像光
(光線群)を90°光路変更して観察者Zの方向へと導
くと共に、緑色映像供給部1Gからの映像光(光線群)
を透過して観察者Zの方向へと導く。すなわち、各映像
供給部1R,1G,1Bからの各映像光(各光線群)が
合成されて観察者Zへと導かれる。ここで、この実施形
態では、各映像供給部1R,1G,1Bにおけるピンホ
ール22aの位置関係は、図2(b)に示しているよう
に、合成状態において互いに一致するようにしている。
【0032】上記の構成であれば、対象物の或る箇所を
表現することとなる光透過量のうちの赤色光成分が赤色
映像供給部1Rによって設定され、緑色光成分が緑色映
像供給部1Gによって設定され、青色光成分が青色映像
供給部1Bによって設定されることになる。そして、こ
れら各色の光線群が光線合成手段5により合成されて観
察者Zへと導かれる。これにより、単一の基板上に赤色
用画素と緑色用画素と青色用画素とを設けたカラー映像
表示パネルを一枚だけ用いる場合に比べ、高精細の映像
を再現することができる。また、光線合成手段5として
ダイクロイックミラー5a,5bを用いたので、光の損
失を抑えて明るい三次元映像を得ることができる。
【0033】ところで、上記の例ではピンホール22a
を丸形としたが、液晶表示パネル3R,3G,3Bは格
子状のブラック部を持つため、図3(a)(b)に示す
ように、四角形のピンホール22a′を採用すると共
に、その幅及び高さが画素の水平ピッチ及び垂直ピッチ
のほぼ整数倍とするのがよい。図3に示す例では、一つ
の画素領域3aを6画素×3画素で構成しており、ピン
ホール22a′の横幅は画素水平ピッチの3倍とし、高
さは画素垂直ピッチの1倍としている。光線再生方式の
三次元映像表示装置では、観察者の頭部が移動すると、
ピンホールに対して見える画素の位置がシフトしていく
ことになるが、図3(b)に示すように、ピンホール2
2a′を用いれば、シフトが生じても見える画素の総面
積は殆ど変化しないことになる。すなわち、観察者の頭
部の移動によって見える画素の総面積が周期的に変化す
ると観察者の目に入る光の強さが周期的に変化して観察
者はモアレを見ることとなるが、シフトが生じても見え
る画素の総面積は殆ど変化しないので、モアレを軽減す
ることが可能となる。
【0034】なお、映像供給部1R,1G,1Bは、そ
のバックライト21において各色光を出射することと
し、各液晶表示パネルには色透過フィルムを備えない構
成とすることもできる。また、バックライト21の代わ
りにメタルハライドランプなどの発光手段を用い、ダイ
クロイックミラーを用いて赤色光と緑色光と青色光とに
分離し、各色光をミラーなどを用いて各色用の映像供給
部に導くようにしてもよい。また、ピンホールアレイ板
22を不要とする構成も採用し得る。例えば、単一色発
光ダイオード等をアレイ状に配置した発光手段を3つ
(赤色光用、緑色光用、青色光用)用いたり、赤色光
用、緑色光用、青色光用として3台のCRT(陰極線
管)を用いることもできる。これら発光ダイオードやC
RTを用いる場合においても、発光箇所を四角形とし、
その幅及び高さが前記画素の水平ピッチ及び垂直ピッチ
のほぼ整数倍とすることができる。また、液晶シャッタ
を用いてピンホールアレイ板を構成することもできる。
【0035】(実施形態2)以下、この発明の第2実施
形態の三次元映像表示装置を図4乃至図7に基づいて説
明していく。
【0036】図4はこの実施形態の三次元映像表示装置
を示した側面図である。この三次元映像表示装置は、3
つのカラー映像供給部1X,1Y,1Zと、光線合成手
段15とを備えて成る。
【0037】図5(a)はカラー映像供給部1X(1
Y,1Z)の構成を示している。このカラー映像供給部
1Xは、光源装置12と、この光源装置12の光出射側
に設けられた透過型のカラー液晶表示パネル13と、こ
のカラー液晶表示パネル13を駆動する液晶パネル駆動
部14と、を備えて成る。
【0038】光源装置12は、白色光を出射するバック
ライト23と、ピンホールアレイ板24とから成る。ピ
ンホールアレイ板24は、複数の丸形のピンホール24
aが所定間隔で形成されたものであり、各ピンホール2
4aからカラー液晶表示パネル13へ光線群が与えられ
る。
【0039】カラー液晶表示パネル13は、単一の基板
上に赤色用画素と緑色用画素と青色用画素とを設けて成
るものである。液晶表示パネル駆動部14は、カラー液
晶表示パネル13に画素駆動信号を与え、各ピンホール
24aに対応した複数の画素から成る画素領域(例え
ば、横6〜20、縦3〜20個の画素により構成され
る)13aを形成させる。画素領域13aの各画素は、
対応するピンホール24aからの各方向の光線に対して
光透過量を制御することとなり、これによって各方向の
光線について強度が再現される。
【0040】各液晶表示パネル駆動部14が各カラー液
晶表示パネル13に与える駆動信号は、例えば、コンピ
ュータグラフィック技術を用いて作成された画像に基づ
いて生成される。すなわち、コンピュータ上でポリゴン
オブジェクト及び複数のピンホールを仮想的に配置し、
ポリゴンオブジェクトを構成する各点と前記ピンホール
とを結ぶ線上に位置する仮想的に設けた記録面上の各記
録画素領域における各記録画素についてのデータ(映像
表示系における各カラー液晶示パネル13における各色
の画素の光透過量を設定することになるデータ)を算出
し、このデータに基づいて映像表示系における視線方向
に対応する光線方向上に位置する各カラー液晶液晶表示
パネル13における各色の画素への印加電圧を設定す
る。3つのカラー映像供給部1X,1Y,1Zにおいて
各カラー液晶表示パネル13に表示させる映像は互いに
異なる。後述するように、映像合成状態において互いの
ピンホールの配置がずれるように設定しているため、各
カラー液晶表示パネル13における各画素領域13aの
各画素は、互いにずれている対応ピンホール24aから
の各方向の光線に対して光透過量を制御することとして
いる。
【0041】光線合成手段15は、第1のハーフミラー
15aと、第2のハーフミラー15bとにより構成され
ている。第1のハーフミラー15aは、カラー映像供給
部1Xからの映像光(光線群)を透過して観察者Zの方
向へと導くと共に、カラー映像供給部1Yからの映像光
(光線群)を90°光路変更して観察者Zの方向へと導
く。また、第2のハーフミラー15bは、第1のハーフ
ミラー15aを経たカラー映像供給部1X,1Yからの
映像光(光線群)を透過して観察者Zの方向へと導くと
共に、カラー映像供給部1Zからの映像光(光線群)を
90°光路変更して観察者Zの方向へと導く。すなわ
ち、各カラー映像供給部1X,1Y,1Zからの各映像
光(各光線群)が合成されて観察者Zへと導かれる。各
カラー映像供給部1X,1Y,1Zにおけるピンホール
24aの位置関係は、図6に示しているように、上記合
成状態において各ピンホール24aが互いに重ならない
ように水平方向にずらしてある。
【0042】このように、複数のカラー映像供給部を備
え、これらカラー映像を合成する構成とし、この合成状
態において各ピンホール24aが互いに重ならないよう
に設定したことで、実質的解像度が向上し(物体を再生
する光線数が多くなり)、良質の画像が得られることに
なる。その具体的説明を図5(b)に基づいて行うこと
とするが、図が複雑になるのを回避するため、図5
(b)では二つのカラー映像供給部1X,1Yのみを描
いている。カラー映像供給部1Xにおいては、実線で示
しているように、ピンホール24a11からの所定の光線
を受けることとなる画素領域の画素a11には対象物Aの
箇所A11を表現した光透過量を設定でき、ピンホール2
4a12からの所定の光線を受けることになる画素領域の
画素a12には対象物Aの箇所A12を表現した光透過量を
設定でき、ピンホール24a13からの所定の光線を受け
ることになる画素領域の画素a13には対象物Aの箇所A
13を表現した光透過量を設定できることになる。一方、
カラー映像供給部1Yにおいては、点線で示しているよ
うに、ピンホール24a21からの所定の光線を受けるこ
ととなる画素領域の画素a21には対象物Aの箇所A21
表現した光透過量を設定でき、ピンホール24a22から
の所定の光線を受けることになる画素領域の画素a22
は対象物Aの箇所A22を表現した光透過量を設定でき
る。すなわち、カラー映像供給部が一つだけである場合
に比べ、再生される光線数を多く得ることができる。
【0043】なお、3つのカラー映像供給部1X,1
Y,1Zにおいて各カラー液晶表示パネル13に表示さ
せる映像は、ピンホール24aのずれ量に対応して互い
に異なるのが望ましいが、映像合成状態における各ピン
ホール24aのずれ量は少ないので、表示映像が全く同
じであるとしても(勿論、各表示映像においては、合成
を考慮して上下を引っ繰り返す等の処理は行う)、一応
の効果は得られる。この場合は、コンピュータグラフィ
ックによる生成映像が一つで良いから、映像作成の負担
を軽減できる。また、各ピンホール24aのずれを横方
向に設定したが、いわゆるトライアング配置的にずらす
ようにしてもよいものである。
【0044】ところで、ピンホールアレイ板は、図7
(a)(b)に示すように、カラー液晶表示パネル13
の3原色画素の全てを等しい割合で含む大きさのピンホ
ール24a′を有するのがよい。この図7(a)(b)
に示す例では、一つの画素領域13aを6画素×3画素
で構成しており、ピンホール24a′はR用画素とG用
画素とB用画素を各々一つずつ含む大きさとしている。
光線再生方式の三次元映像表示装置では、観察者の頭部
が移動すると、ピンホールに対して見える画素の位置が
シフトしていくことになるが、図7(b)に示すよう
に、ピンホール24a′を用いれば、シフトが生じても
見える画素の赤色と緑色と青色の割合は殆ど変化しない
ことになり、白色表示を良好に確保することができる。
特に、画素領域の中心とピンホールの中心とを結ぶ線を
カラー映像表示パネルと観察者との標準的な距離に対応
した位置で交差させて観察者へ効率良く光線が集まるよ
うにする場合においては、図7(a)(b)に示す構
成、或いは後述する図7(c)の構成とするのがよい。
また、丸形のピンホールとするよもり、図のごとく四角
形のピンホール24a′とするのが望ましい。なお、R
用画素とG用画素とB用画素を各々一つずつ含む大きさ
とすることに限るものではなく、R用画素とG用画素と
B用画素を同じ割合で含むものであればよい。
【0045】また、画素領域13aの横方向及び縦方向
の少なくとも一方の画素数を3の倍数以外の数とし、ピ
ンホールがカラー映像表示パネル13の3原色画素のう
ちの1色若しくは2色だけを含む大きさ又は1色若しく
は2色を余計に含む大きさに設定することとしてもよ
い。図7(c)に示す例では、画素領域13aの横方向
の画素数を7とし、カラー液晶表示パネル13の3原色
画素のうちの1色だけを含む大きさのピンホール24
a″を採用している。かかる構成は、隣り合う3つの画
素領域の互いに対応する(例えば、真ん中同士)3つの
画素にて白表示を確保する形態となる。かかる構成も、
見える画素の赤色と緑色と青色の割合は殆ど変化しない
ことになり、白色表示を良好に確保することができる。
【0046】なお、以上述べた例では、点光源の前方に
映像表示パネルを配置する光線再生方式の三次元映像表
示装置に対応させた構成について説明したが、映像表示
パネルの前方にピンホールアレイ板等を配置する光線再
生方式の三次元映像表示装置の装置に対しても、合成系
を有する三次元映像表示装置とすることができる。
【0047】すなわち、赤色用映像表示パネル、緑色用
映像表示パネル、及び青色用映像表示パネルが各々配置
され、各映像表示パネルからの映像光が入射される光透
過部を所定間隔で平面状に有して物体からの散乱光に相
当する光線群を与える点状光透過部形成パネルが各映像
表示パネルの映像光出射側に各々配置され、各光透過部
に対応する前記映像表示パネルの各画素領域に表示する
表示映像を設定する表示パネル駆動手段として、赤色表
示パネル駆動手段、緑色表示パネル駆動手段、及び青色
表示パネル駆動手段が設けられ、前記赤色用映像表示パ
ネルからの光線群と、前記緑色用映像表示パネルからの
光線群と、前記青色用映像表示パネルからの光線群とを
合成して出射する光線合成手段が設けられていてもよ
い。かかる構成には、図1に示した形態を利用できる。
この場合、赤色、緑色、及び青色の互いの対応する光透
過部の位置同士が映像合成状態で互いに重なるように設
定するのがよい。
【0048】また、映像を表示する複数枚のカラー映像
表示パネルと、カラー映像表示パネルからの映像光が入
射される光透過部を所定間隔で平面状に有し物体からの
散乱光に相当する光線群を与えるべく各カラー映像表示
パネルの前方位置に設けられた点状光透過部形成パネル
と、各光透過部に対応する前記カラー映像表示パネルの
各画素領域に表示する表示映像を設定する表示パネル駆
動手段と、各カラー映像表示パネルを経た光線群を合成
して出射する光線合成手段とを備えて成り、前記光線合
成手段による合成状態での各点状光透過部形成パネルに
おける光透過部の位置関係にずれを持たせるようにして
もよい。この場合、各カラー映像表示パネルに表示され
るカラー表示映像が同じでもよいし、光透過部の位置関
係のずれに対応して異なるようにしてもよい。かかる構
成には、図4に示した形態を利用することができる。
【0049】また、点状光透過部材としては、点状光透
過部が所定間隔で平面状に配置されて成り、前記点状光
透過部によって物体からの散乱光に相当する光線群を、
格子状のブラック部を有する映像表示パネルの画素から
出射された光に与える点状光透過部材において、前記点
状光透過部が四角形状を成すと共に、その幅及び高さが
前記画素の水平ピッチ及び垂直ピッチのほぼ整数倍に設
定されるのがよい。かかる構成は図3に示した構成に対
応する。また、点状光透過部が所定間隔で平面状に配置
されて成り、前記点状光透過部によって物体からの散乱
光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの各画素領
域の画素から出射された光に与える点状光透過部材にお
いて、前記点状光透過部が前記カラー映像表示パネルの
3原色画素の全てを等しい割合で含む大きさに設定され
ていてもよい。かかる構成は図7(a)(b)に示した
構成に対応する。また、点状光透過部が所定間隔で平面
状に配置されて成り、前記点状光透過部によって物体か
らの散乱光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの
各画素領域の画素から出射された光に与える点状光透過
部材において、前記画素領域の横方向及び縦方向の少な
くとも一方の画素数が3の倍数以外の数とされ、前記点
状光透過部が前記カラー映像表示パネルの3原色画素の
うちの1色若しくは2色だけを含む大きさ又は1色若し
くは2色を余計に含む大きさに設定されていてもよい。
かかる構成は、図7(c)に示した構成に対応する。
【0050】また、このように映像表示パネルの前方に
ピンホールアレイ板等を配置する構成においては、映像
表示パネルとしては、透過型の液晶表示パネル(バック
ライトが必要)の他、自発光型の映像表示パネル(LE
Dディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディ
スプレイ等)を用いることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、再生される光線数が実質的に多くなり、良質の三次
元画像を生成できる。また、モアレを軽減したり、白表
示を良好に保つことができる等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の三次元映像表示装置を示した
断面図である。
【図2】同図(a)は図1の赤色映像供給部の構成を示
した図であり、同図(b)は光線合成状態を示した説明
図である。
【図3】格子状のブラック部を有する映像表示パネルに
用いて好適なピンホールアレイ板を示した図であって、
同図(a)は斜視図、同図(b)は正面図である。
【図4】第2の実施形態の三次元映像表示装置を示した
断面図である。
【図5】同図(a)は映像供給部の構成を示した図であ
り、同図(b)は光線合成状態の作用説明図である。
【図6】図4の三次元映像表示装置の映像合成状態にお
けるピンホール相互の位置関係等を示した斜視図であ
る。
【図7】カラー映像表示パネルを用いる構成において好
適なピンホールアレイ板を示した図であって、同図
(a)はピンホールアレイ板におけるピンホールと画素
との関係を示した斜視図、同図(b)は同正面図であ
り、同図(c)はピンホールアレイ板の他の例を示した
正面図である。
【図8】同図(a)は従来の三次元映像表示装置を示し
た図であって、同図(b)は作用説明図である。
【符号の説明】
1R 赤色映像供給部 1G 緑色映像供給部 1B 青色映像供給部 1X カラー映像供給部 1Y カラー映像供給部 1Z カラー映像供給部 2 光源装置 12 光源装置 21 バックライト 22 ピンホールアレイ板 22aピンホール 23 バックライト 24 ピンホールアレイ板 24aピンホール 3 液晶表示パネル 3a 画素領域 13 液晶表示パネル 13a画素領域 4 液晶パネル駆動部 14 液晶パネル駆動部 5 光線合成手段 15 光線合成手段
フロントページの続き (72)発明者 坂田 政弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 濱岸 五郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 増谷 健 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井上 益孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA05 HA13 HA21 HA22 HA28 KA30 MA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体からの散乱光に相当する光線群を与
    える点状の光出射部を所定間隔で平面状に配置して成る
    光源装置として、赤色光源装置、緑色光源装置、及び青
    色光源装置が設けられ、 前記光源装置の光出射側に赤色用映像表示パネル、緑色
    用映像表示パネル、及び青色用映像表示パネルが各々配
    置され、 前記光源装置の各光出射部に対応する前記映像表示パネ
    ルの各画素領域に表示する表示映像を設定する表示パネ
    ル駆動手段として、赤色表示パネル駆動手段、緑色表示
    パネル駆動手段、及び青色表示パネル駆動手段が設けら
    れ、 前記赤色用映像表示パネルを経た光線群と、前記緑色用
    映像表示パネルを経た光線群と、前記青色用映像表示パ
    ネルを経た光線群とを合成して出射する光線合成手段が
    設けられて成ることを特徴とする三次元映像表示装置。
  2. 【請求項2】 赤色用映像表示パネル、緑色用映像表示
    パネル、及び青色用映像表示パネルが各々配置され、 各映像表示パネルからの映像光が入射される点状の光透
    過部を所定間隔で平面状に有して物体からの散乱光に相
    当する光線群を与える点状光透過部形成パネルが各映像
    表示パネルの映像光出射側に各々配置され、 各光透過部に対応する前記映像表示パネルの各画素領域
    に表示する表示映像を設定する表示パネル駆動手段とし
    て、赤色表示パネル駆動手段、緑色表示パネル駆動手
    段、及び青色表示パネル駆動手段が設けられ、 前記赤色用映像表示パネルからの光線群と、前記緑色用
    映像表示パネルからの光線群と、前記青色用映像表示パ
    ネルからの光線群とを合成して出射する光線合成手段が
    設けられて成ることを特徴とする三次元映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の三次元映
    像表示装置において、赤色、緑色、及び青色の互いの対
    応する光出射部の位置同士又は光透過部の位置同士が映
    像合成状態で互いに重なるように設定したことを特徴と
    する三次元映像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の三次元映像表示装置において、前記光線合成手段はダ
    イクロイックミラーから成ることを特徴とする三次元映
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 物体からの散乱光に相当する光線群を与
    える点状の光出射部を所定間隔で平面状に配置して成る
    複数の白色光源装置と、各白色光源装置の光出射側に各
    々配置されたカラー映像表示パネルと、各白色光源装置
    の各光出射部に対応する各カラー映像表示パネルの各画
    素領域に表示するカラー表示映像を設定する表示パネル
    駆動手段と、各カラー映像表示パネルを経た光線群を合
    成して出射する光線合成手段とを備えて成り、前記光線
    合成手段による合成状態での各白色光源装置における光
    出射部の位置関係にずれを持たせたことを特徴とする三
    次元映像表示装置。
  6. 【請求項6】 映像を表示する複数枚のカラー映像表示
    パネルと、カラー映像表示パネルからの映像光が入射さ
    れる点状の光透過部を所定間隔で平面状に有し物体から
    の散乱光に相当する光線群を与えるべく各カラー映像表
    示パネルの前方位置に設けられた点状光透過部形成パネ
    ルと、各光透過部に対応する前記カラー映像表示パネル
    の各画素領域に表示する表示映像を設定する表示パネル
    駆動手段と、各カラー映像表示パネルを経た光線群を合
    成して出射する光線合成手段とを備えて成り、前記光線
    合成手段による合成状態での各点状光透過部形成パネル
    における光透過部の位置関係にずれを持たせたことを特
    徴とする三次元映像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の三次元映
    像表示装置において、各カラー映像表示パネルに表示さ
    れるカラー表示映像が同じであることを特徴とする三次
    元映像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項5又は請求項6に記載の三次元映
    像表示装置において、各カラー映像表示パネルに表示さ
    れるカラー表示映像が前記光出射部又は光透過部の位置
    関係のずれに対応して異なることを特徴とする三次元映
    像表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載
    の三次元映像表示装置において、前記光線合成手段はハ
    ーフミラーから成ることを特徴とする三次元映像表示装
    置。
  10. 【請求項10】 点状光出射部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光出射部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群を、格子状のブラック部を有する
    映像表示パネルの画素に与える点状光出射部材におい
    て、前記点状光出射部が四角形状を成すと共に、その幅
    及び高さが前記画素の水平ピッチ及び垂直ピッチのほぼ
    整数倍に設定されたことを特徴とする点状光出射部材。
  11. 【請求項11】 点状光透過部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光透過部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群を、格子状のブラック部を有する
    映像表示パネルの画素から出射された光に与える点状光
    透過部材において、前記点状光透過部が四角形状を成す
    と共に、その幅及び高さが前記画素の水平ピッチ及び垂
    直ピッチのほぼ整数倍に設定されたことを特徴とする点
    状光透過部材。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の三次元映像表示装置において、格子状のブラック部
    を有する映像表示パネルを用い、光源装置が請求項8に
    記載の点状光出射部材を有するか、又は請求項11の点
    状光透過部材を備えたことを特徴とする三次元映像表示
    装置。
  13. 【請求項13】 点状光出射部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光出射部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの各画素
    領域の画素に与える点状光出射部材において、前記点状
    光出射部が前記カラー映像表示パネルの3原色画素の全
    てを等しい割合で含む大きさに設定されたことを特徴と
    する点状光出射部材。
  14. 【請求項14】 点状光透過部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光透過部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの各画素
    領域の画素から出射された光に与える点状光透過部材に
    おいて、前記点状光透過部が前記カラー映像表示パネル
    の3原色画素の全てを等しい割合で含む大きさに設定さ
    れたことを特徴とする点状光透過部材。
  15. 【請求項15】 点状光出射部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光出射部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの各画素
    領域の画素に与える点状光出射部材において、前記画素
    領域の横方向及び縦方向の少なくとも一方の画素数が3
    の倍数以外の数とされ、前記点状光出射部が前記カラー
    映像表示パネルの3原色画素のうちの1色若しくは2色
    だけを含む大きさ又は1色若しくは2色を余計に含む大
    きさに設定されたことを特徴とする点状光出射部材。
  16. 【請求項16】 点状光透過部が所定間隔で平面状に配
    置されて成り、前記点状光透過部によって物体からの散
    乱光に相当する光線群をカラー映像表示パネルの各画素
    領域の画素から出射された光に与える点状光透過部材に
    おいて、前記画素領域の横方向及び縦方向の少なくとも
    一方の画素数が3の倍数以外の数とされ、前記点状光透
    過部が前記カラー映像表示パネルの3原色画素のうちの
    1色若しくは2色だけを含む大きさ又は1色若しくは2
    色を余計に含む大きさに設定されたことを特徴とする点
    状光透過部材。
  17. 【請求項17】 請求項5乃至請求項9のいずれかに記
    載の三次元映像表示装置において、請求項13又は請求
    項14に記載の点状光出射部材を光源装置が備えるか、
    又は請求項15又は請求項16に記載の点状光透過部材
    を有して成ることを特徴とする三次元映像表示装置。
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