JP2002285119A - 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤 - Google Patents

酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤

Info

Publication number
JP2002285119A
JP2002285119A JP2001082581A JP2001082581A JP2002285119A JP 2002285119 A JP2002285119 A JP 2002285119A JP 2001082581 A JP2001082581 A JP 2001082581A JP 2001082581 A JP2001082581 A JP 2001082581A JP 2002285119 A JP2002285119 A JP 2002285119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl acetate
acetate polymer
amount
weight
polymer emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001082581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4763144B2 (ja
Inventor
Toru Miyahara
徹 宮原
Jun Fukui
潤 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Rika Kogyo Corp
Original Assignee
Chuo Rika Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Rika Kogyo Corp filed Critical Chuo Rika Kogyo Corp
Priority to JP2001082581A priority Critical patent/JP4763144B2/ja
Publication of JP2002285119A publication Critical patent/JP2002285119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4763144B2 publication Critical patent/JP4763144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シックハウス症候群の原因と考えられる物質
を含む可能性が少なく、かつ、低温安定性及び低温造膜
性に優れた酢酸ビニル系重合体エマルジョンを得ること
を目的とする。 【解決手段】 (a)酢酸ビニル、及び(b)酢酸ビニ
ルと共重合可能な炭素数4〜12の単量体を含有する単
量体混合物を、(イ)炭素数2〜4のα−オレフィン単
位を1〜10モル%含有する変性ポリビニルアルコー
ル、及び(ロ)ケン化度が80〜95モル%の部分ケン
化ポリ酢酸ビニルからなる複合保護コロイド剤を用いて
乳化重合することにより得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低温安定性及び
低温造膜性に優れた木質系化粧板用酢酸ビニル系重合体
エマルジョン接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から木質系化粧板用の接着剤とし
て、尿素樹脂や尿素−メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂等
が知られている。
【0003】上記のうち、尿素樹脂や尿素−メラミン樹
脂系接着剤は、ホルムアルデヒドを原料として用いてい
る。これらの接着剤は、硬化後においても少量の遊離ホ
ルムアルデヒドを含むため、シックハウス症候群の原因
の1つとの見方がある。
【0004】また、これらの接着剤よりも遊離ホルムア
ルデヒドが少ないとされている上記酢酸ビニル樹脂系接
着剤は、一般に最低造膜温度(以下、「MFT」と略す
る。)が高い。このため、揮発性を有する可塑剤や有機
溶剤を成膜助剤として使用される。しかし、この可塑剤
としては、フタル酸エステル類が使用される場合が多い
が、この物質は、最近、環境ホルモンと指摘されてお
り、その使用の是非が議論されている。また、上記有機
溶剤も、住宅用接着剤中に含まれるVOCとしてシック
ハウス症候群の原因の1つとの見方もある。
【0005】これに対し、特開2000−204106
号公報に、ホルムアルデヒドを含まず、可塑剤を必須成
分として含まない酢酸ビニル樹脂系接着剤が開示されて
いる。この接着剤は、シックハウス症候群の原因と考え
られているものを含む可能性が少ないので、これらの症
候群の発生を回避することができるとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公報にかかる酢酸ビニル樹脂系接着剤は、MFTがあま
り低くならない。このため、低温での造膜が不十分にな
ることがある。また、低温安定性が不十分な保護コロイ
ドのみを含むため、低温状態での粘度が高くなる、すな
わち、低温安定性が十分でない場合が生じる。
【0007】そこで、この発明は、シックハウス症候群
の原因と考えられる物質を含む可能性が少なく、かつ、
低温安定性及び低温造膜性に優れた酢酸ビニル系重合体
エマルジョン接着剤を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、(a)酢酸
ビニル、及び(b)酢酸ビニルと共重合可能な炭素数4
〜12の単量体を含有する単量体混合物を、(イ)炭素
数2〜4のα−オレフィン単位を1〜10モル%含有す
る変性ポリビニルアルコール、及び(ロ)ケン化度が8
0〜95モル%の部分ケン化ポリ酢酸ビニルからなる複
合保護コロイド剤を用いて乳化重合することにより上記
の課題を解決したのである。
【0009】所定の2種類の保護コロイド剤を用いるの
で、可塑剤を用いなくても十分にMFTを下げることが
でき、低温安定性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
する。
【0011】この発明にかかる酢酸ビニル系重合体エマ
ルジョン接着剤は、(a)成分として酢酸ビニル、及び
(b)成分として酢酸ビニルと共重合可能な炭素数4〜
12の単量体を含有する単量体混合物を、所定の複合保
護コロイド剤を用いて乳化重合することにより得られた
ものである。
【0012】上記(b)成分である酢酸ビニルと共重合
可能な単量体としては、炭素数4〜12のものを用いる
のがよい。このような単量体の例としては、アルキル基
の炭素数4〜8の(メタ)アルキルアクリレート、エチ
レン性二重結合を有するカルボン酸モノマー等があげら
れる。これらは、単独で用いてもよく、また、2種又は
3種以上を混合して用いてもよい。
【0013】上記アルキル基の炭素数4〜8のアルキル
(メタ)アクリレートの具体例としては、(メタ)アク
リル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシ
ル、(メタ)アクリル酸オクチル等があげられる。ま
た、エチレン性二重結合を有するカルボン酸モノマーの
具体例としては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マ
レイン酸、フマル酸等があげられる。なお、上記の(メ
タ)アクリルは、アクリル又はメタクリルを意味する。
【0014】上記単量体混合物としては、他の単量体を
用いることができる。
【0015】上記単量体混合物の使用量に対する上記
(a)成分の使用量は、30〜85重量%がよく、50
〜80重量%が好ましい。また、上記(b)成分の使用
量は、15〜70重量%がよく、20〜50重量%が好
ましく、20〜40重量%がより好ましい。(a)成分
の使用量が30重量%より少なく、また、(b)成分の
使用量が70重量より多いと、接着剤が柔らかすぎて粘
着剤に似た性能を示し、耐水接着性が劣る。一方、
(a)成分の使用量が85重量%より多く、また、
(b)成分の使用量が15%重量より少ないと、接着剤
が硬くなりすぎ、また、MFTも高くなって、低温造膜
性も劣ったものとなる。
【0016】上記の単量体混合物には、上記の(a)成
分及び(b)成分以外に、酢酸ビニルと共重合可能であ
り、この発明の目的を妨げない範囲内の単量体を用いる
ことができる。これにより、これらの単量体由来の特性
を与えることができる。この共重合可能な単量体として
は、アリル(メタ)アクリレート、トリアシルイソシア
ヌレート、エチレンジ(メタ)アクリレート等の多官能
単量体、グリシジル(メタ)アクリレート、ダイアセト
ンアクリルアミド、アセトアセトキシエチル(メタ)ア
クリレート等の架橋性単量体、(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシエチル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキ
ル類、N−ビニルピロリドン、(メタ)アクリルアミド
等の親水性単量体、バーサチック酸ビニル等の疎水性単
量体等があげられる。
【0017】上記複合保護コロイド剤とは、少なくとも
2種類の異なる保護コロイド剤を混合したものである。
使用できる保護コロイド剤としては、(イ)成分とし
て、炭素数2〜4のα−オレフィン単位を1〜10モル
%含有する変性ポリビニルアルコール、(ロ)成分とし
てケン化度が80〜95%の部分ケン化ポリ酢酸ビニル
等があげられる。また、少なくとも(イ)成分及び
(ロ)成分の2種類を用いれば、その他の保護コロイド
剤も必要に応じて用いることができる。このような保護
コロイド剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース等のセルロース誘導体、カゼイン等の水溶性高分
子、ポリアクリルアミド等があげられる。上記ポリビニ
ルアルコールとは、ポリ酢酸ビニルをケン化したものを
いう。
【0018】上記(イ)成分のα−オレフィン単位は、
得られる酢酸ビニル系重合体エマルジョンから得られる
皮膜の耐水強度の点で、炭素数2〜4の範囲内であるこ
とが必要であり、エチレンが特に好ましい。上記変性ポ
リビニルアルコール中のα−オレフィン単位の含有量
は、1〜10モル%の範囲である。この含有量が1モル
%未満では、耐水強度が不足し、10モル%を超える
と、保護力が低下する。
【0019】上記(イ)成分の変性ポリビニルアルコー
ルのケン化度は、特に限定されないが、85モル%以上
がよく、95モル%以上が好ましい。85モル%未満だ
と、水溶性が低下し、十分な保護力が得られない。この
ような変性ポリビニルアルコールの例としては、(株)
クラレ製 商品名 エクセパール2117、エクセパー
ル2617等があげられる。
【0020】上記(ロ)成分のケン化度が80モル%未
満だと、耐水性が低下する。一方、95重量%より大き
いと、低温での粘度上昇が著しくなる。
【0021】このような(ロ)成分の部分ケン化ポリ酢
酸ビニルの例としては、(株)クラレ製 商品名 クラ
レ ポバールPVA217、PVA220等、日本合成
化学工業(株)製 商品名 ゴーセノールGM−14、
GH−17、GH−20等、信越化学工業(株)製 商
品名 PA−15GP、PA−18GP、PA−20G
P等、及び電気化学工業(株)製 商品名 デンカポバ
ールB−17、B−20等があげられる。
【0022】上記複合保護コロイド剤の使用量は、上記
単量体混合物の使用量に対して2.5〜60重量%がよ
く、7〜30重量%が好ましい。2.5重量%より少な
いと、保護力が不足し、本発明の効果を得ることができ
ない。一方、60重量%より多いと、得られる被膜の耐
水性が低下する傾向となる。
【0023】上記単量体混合物の使用量に対する上記
(イ)成分の使用量は、2〜40重量%がよく、5〜2
0重量%が好ましい。この範囲を外れると、皮膜の耐水
性が低下したり、低温での粘度上昇が起こることがあ
る。
【0024】また、上記単量体混合物の使用量に対する
上記(ロ)成分の使用量は、0.5〜20重量%がよ
く、2〜10重量%が好ましい。0.5重量%より少な
いと、低温で粘度が高くなる傾向となる。一方、20重
量%より多いと、耐水性が低下する傾向となる。
【0025】さらに、上記複合保護コロイド剤を構成す
る(イ)成分と(ロ)成分との重量比は、(イ)/
(ロ)で1/7〜7/1(重量比)の範囲内がよく、5
/1〜1/5が好ましい。1/7より小さいと、耐水性
が悪化することがある。一方、7/1より大きいと、低
温での粘度上昇が起こりやすくなる。
【0026】この発明により得られる酢酸ビニル系重合
体エマルジョン接着剤の最低造膜温度は、0℃以下とな
る。
【0027】この発明にかかる酢酸ビニル系重合体エマ
ルジョン接着剤は、合板、中質繊維板、パーティクルボ
ード等の木質系化粧板に使用することができ、これを用
いた木質系化粧板は、ホルムアルデヒドや可塑剤を含ま
ない。このため、これを用いた建築物は、シックハウス
症候群の発生の原因の1つと見られているホルムアルデ
ヒドや可塑剤の発生を防止できる。
【0028】
【実施例】次に、実施例によってこの発明をさらに詳細
に説明するが、この発明はこれらの例によって何ら限定
されるものではない。まず、以下に実施例及び比較例で
使用された原材料について説明する。なお、名称の後の
括弧内は、略号を示す。
【0029】[単量体] 酢酸ビニル(VAc) 2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA) ブチルアクリレート(BA) アクリル酸(AA)
【0030】[保護コロイド] (1)α−オレフィン含有ポリビニルアルコール RS−2117 クラレ(株)製:エクセパールRS−
2117、ケン化度98モル%、重合度1700 (2)ポリビニルアルコール AH−17 日本合成化学(株)製:ゴーセノールA
H−17、ケン化度98モル%、重合度1700 GH−17 日本合成化学(株)製:ゴーセノールG
H−17、ケン化度88%、重合度1700
【0031】[造膜助剤]ジブチルフタレート(DB
P)
【0032】(実施例1〜6、比較例1〜5)攪拌機、
還流冷却機及び原料投入口を備えたフラスコ内に、複合
保護コロイド剤として、表1に記載のRS−2117の
10重量%水溶液100重量部、GH−17を20g、
及び水110gを仕込み、70℃に昇温した。
【0033】その後、35重量%過酸化水素水0.07
5重量部、酒石酸0.05重量部を加え、直ちに表1に
記載の単量体混合物100重量部を3時間かけて滴下し
た。また、35重量%過酸化水素水0.075重量部、
酒石酸0.05重量部に水を加えて全量を1.5重量部
とした水溶液を単量体混合物滴下と同時に滴下して乳化
重合を行った。
【0034】なお、このときのフラスコ内温度が、80
〜85℃になるように外温をコントロールした。単量体
混合物滴下終了後、内温を80〜85℃で3時間保持し
た後、冷却して酢酸ビニル系エマルジョンを得た。得ら
れたエマルジョンの固形分濃度、粘度、pHを表1に示
す。また、得られたエマルジョンの性能を下記の方法で
測定した。その結果を表1に示す。
【0035】[低温安定性試験]5℃及び25℃での粘度
を測定し、(5℃での粘度)/(25℃での粘度)の値
を増粘係数として表した。この値が小さいほど、低温で
の安定性が良好であることを示す。
【0036】[低温造膜性(MFT)試験]上記エマル
ジョンを塗布厚みが0.2〜0.3mmとなるように、
アプリケータを用いて基板上に塗布して乾燥させた。乾
燥フィルムが連続的に形成されている部分の最低温度を
熱勾配試験機を用いて測定して、最低造膜温度(MT
F)とした。
【0037】[耐水接着性]普通合板の日本農林規格に
規定する温水浸漬試験(JAS2類浸漬剥離試験)にし
たがって試験を行った。
【0038】基材:JAS1類合格合板 被着体:アミノアルキッド樹脂プレコート紙 エマルジョン塗工量:約100g/m2(片面) オープンタイム:0分 閉鎖堆積時間:10分 圧締:0.005N/mm2×16時間 養生:23℃、50%R.H.(JIS標準状態) 以上のように貼り合わせた接着体から1辺が75mmの
正方形状のものを4片作製する。この試験片を70±3
℃の温水中に2時間浸漬した後、60±3℃で3時間乾
燥した。
【0039】同一接着層における剥離しない部分の長さ
がそれぞれの側面(接着側面)において、50mm以上
であれば合格とした。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、少なくとも所定の2
種類の保護コロイド剤を用いるので、可塑剤を用いなく
ても十分にMFTを下げることができ、低温安定性を向
上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 133/06 C09J 133/06 Fターム(参考) 4J011 DA01 KA01 KA15 KA16 4J040 BA082 DD032 DE021 DE022 DF041 DF042 DF051 DF052 DF092 DH032 GA01 GA05 GA07 GA11 GA20 GA22 JA03 LA08 MA08 MB02 MB05 NA05 NA12 PA30 4J100 AG02R AG04P AJ01Q AJ02Q AJ09Q AL03Q AL04Q AL09R AL10R AL62R AL75R AM15R AM21R AQ08R AQ20R BA04R BA14R CA01 CA03 DA44 EA07 FA20 JA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)酢酸ビニル、及び(b)酢酸ビニ
    ルと共重合可能な炭素数4〜12の単量体を含有する単
    量体混合物を、(イ)炭素数2〜4のα−オレフィン単
    位を1〜10モル%含有する変性ポリビニルアルコー
    ル、及び(ロ)ケン化度が80〜95モル%の部分ケン
    化ポリ酢酸ビニルからなる複合保護コロイド剤を用いて
    乳化重合することにより得られる酢酸ビニル系重合体エ
    マルジョン接着剤。
  2. 【請求項2】 上記(イ)の変性ポリビニルアルコール
    のケン化度が95モル%以上である請求項1に記載の酢
    酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤。
  3. 【請求項3】 得られるエマルジョンの最低造膜温度が
    0℃以下である請求項1又は2に記載の酢酸ビニル系重
    合体エマルジョン接着剤。
  4. 【請求項4】 上記複合保護コロイド剤の使用量が、上
    記単量体混合物の使用量に対して2.5〜60重量%で
    ある請求項1乃至3に記載の酢酸ビニル系重合体エマル
    ジョン接着剤。
  5. 【請求項5】 上記単量体混合物の使用量に対し、上記
    (イ)の使用量が、2〜40重量%であり、上記(ロ)
    の使用量が、0.5〜20重量%である請求項4に記載
    の酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤。
  6. 【請求項6】 上記の単量体(b)が、アルキル基の炭
    素数4〜8のアルキル(メタ)アクリレートである請求
    項1乃至5のいずれかに記載の酢酸ビニル系重合体エマ
    ルジョン接着剤。
  7. 【請求項7】 上記の単量体(b)が、アルキル基の炭
    素数4〜8のアルキル(メタ)アクリレート、及びエチ
    レン性二重結合を有するカルボン酸モノマーの混合物で
    ある請求項1乃至5のいずれかに記載の酢酸ビニル系重
    合体エマルジョン接着剤。
  8. 【請求項8】 上記複合保護コロイド剤の構成(イ)/
    (ロ)が、重量比で1/7〜7/1の範囲内である請求
    項1乃至7のいずれかに記載の酢酸ビニル系重合体エマ
    ルジョン接着剤。
  9. 【請求項9】 上記単量体混合物の使用量に対し、上記
    (a)の使用量が30〜85重量%、(b)の使用量が
    15〜70重量%である請求項1乃至8のいずれかに記
    載の酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤。
JP2001082581A 2001-03-22 2001-03-22 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤 Expired - Fee Related JP4763144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001082581A JP4763144B2 (ja) 2001-03-22 2001-03-22 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001082581A JP4763144B2 (ja) 2001-03-22 2001-03-22 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002285119A true JP2002285119A (ja) 2002-10-03
JP4763144B2 JP4763144B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=18938511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001082581A Expired - Fee Related JP4763144B2 (ja) 2001-03-22 2001-03-22 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4763144B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012070311A1 (ja) * 2010-11-24 2012-05-31 昭和電工株式会社 接着剤組成物及びその製造方法
CN104926980A (zh) * 2015-07-15 2015-09-23 安徽理工大学 一种高固含量改性聚醋酸乙烯酯的制备方法
WO2021201083A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 株式会社クラレ 水性エマルジョン及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000204106A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Showa Highpolymer Co Ltd 樹脂組成物およびこれを用いた合板用接着剤
JP2001040231A (ja) * 1999-08-03 2001-02-13 Kuraray Co Ltd 水性エマルジョン組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000204106A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Showa Highpolymer Co Ltd 樹脂組成物およびこれを用いた合板用接着剤
JP2001040231A (ja) * 1999-08-03 2001-02-13 Kuraray Co Ltd 水性エマルジョン組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012070311A1 (ja) * 2010-11-24 2012-05-31 昭和電工株式会社 接着剤組成物及びその製造方法
JPWO2012070311A1 (ja) * 2010-11-24 2014-05-19 昭和電工株式会社 接着剤組成物及びその製造方法
JP5920986B2 (ja) * 2010-11-24 2016-05-24 昭和電工株式会社 接着剤組成物の製造方法
CN104926980A (zh) * 2015-07-15 2015-09-23 安徽理工大学 一种高固含量改性聚醋酸乙烯酯的制备方法
WO2021201083A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 株式会社クラレ 水性エマルジョン及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4763144B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5511145B2 (ja) 木材用接着剤組成物
JPS6121171A (ja) 速硬化水性接着剤と接着方法
JP2004035580A (ja) 接着剤組成物及びそれを用いて製造される化粧板
JP4104200B2 (ja) 酢酸ビニル系樹脂エマルジョン接着剤組成物
JP2002285119A (ja) 酢酸ビニル系重合体エマルジョン接着剤
JPH11172216A (ja) 水系接着剤組成物
JP4949562B2 (ja) 防湿性接着性組成物
JP2006028316A (ja) 接着剤組成物
JP4020349B2 (ja) 樹脂組成物およびこれを用いた合板用接着剤
JP3348919B2 (ja) 接着剤
JPS60202176A (ja) 急硬化水性接着剤と接着方法
JP3811220B2 (ja) 防湿性接着剤組成物およびそれを用いた多孔質材積層板の製造法
JP3029708B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP3569162B2 (ja) 水性接着剤組成物
JPH04202393A (ja) 接着剤組成物
JP5947068B2 (ja) 接着方法
JP4601290B2 (ja) 接着剤組成物
JP4012971B2 (ja) 水性接着剤組成物とその製法
JP2005281630A (ja) 接着剤組成物
JP2004083649A (ja) 水性分散液及びこれを用いた接着剤
JP4263570B2 (ja) 木質用耐水接着剤組成物
JPH11279362A (ja) 耐水性エマルジョン
JP4544852B2 (ja) 酢酸ビニル樹脂系エマルジョン及びその製造方法
JP2004169024A (ja) 一液型水性接着剤組成物
JPH07268300A (ja) 接着剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100909

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4763144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees