JP2002280310A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内管及び外管よりなる二重構造の反応管を備
えた縦型熱処理装置において、基板保持具の上段側の基
板に対しても均一に処理ガスを供給し、製品ウエハの載
置領域を広くとれるようにすること。 【解決手段】 基板保持具の天板及び底板を基板である
ウエハと同じサイズに作り、支柱の外側が天板(底板)
から外側に飛び出た状態で当該支柱により天板及び底板
を連結し、この支柱の溝にウエハの周縁を支持させる。
そして内管の上端部にリング体を着脱自在に設けると共
に、このリング体の内面を内側上方に傾斜させて、天板
よりも上方位置にて、内管の上端が内側に屈曲傾斜した
構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の基板に対し
て一括して成膜処理を行う縦型熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)
に対してCVD(chemical vapor deposition)により成
膜処理をバッチで行う装置として縦型熱処理装置があ
る。図8は従来の縦型熱処理装置の一例を示し、この装
置は、両端が開口している内管1a及び上端が閉じてい
る外管1bからなる二重構造の反応管1を筒状のマニホ
−ルド11の上に搭載し、反応管1を囲むようにヒ−タ
を含む加熱炉12を設けて構成され、蓋体13の上に断
熱ユニット14を介して設けられた保持具15に多数の
ウエハWを棚状に保持させ、蓋体13の上昇により保持
具15を反応管1内に搬入した後、成膜処理を行うもの
である。
【0003】保持具15は、上下に対向する円板状の天
板15a及び底板15bの間に例えば3本の支柱15c
を設け、この支柱15cにウエハWの周縁部を保持する
ための保持溝を形成して構成される。支柱15cは図9
に示すように天板15a(底板15b)の周縁の内側に
位置し、従って天板15a(底板15b)のサイズはウ
エハWのサイズよりも大きくなっている。なお図9では
支柱15cは1本のみ示してあり、また天板15a及び
底板15bの間には補強用の支柱も設けられているが、
図では省略してある。
【0004】断熱ユニット14は例えば石英などからな
る断熱フィン14aを複数段配置して構成され、下部側
の断熱フィン14aは底板15bよりも大きいサイズに
作られており、このため内管1aは底板15bの近傍の
高さ位置から下に広がった形状になっている。
【0005】マニホ−ルド11にはガス供給管16が挿
入され、処理ガスはここから内管1aの内の下部に導入
され、内管1a内を上昇してウエハWに供給され、未反
応の処理ガス及び反応後のガスは天板15aと内管1a
との隙間を通り、更に内管1a及び外管1bの隙間を介
して降下し、排気管17から排気される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の装
置は次のような課題がある。 (1)処理ガスは内管1aとウエハW群との間を上昇し
ながらウエハW間に入り込み、ウエハWに供給されてい
くが、ウエハWのサイズよりも保持具15の天板15a
の方が大きいので、ウエハW群の周縁部に沿って上昇し
てきた処理ガスは天板15aの下面に当たって外に広が
り、また内管1aの上端が開口しているのでここから横
に広がろうとする。このため天板15aに近い領域では
ガスの流れが乱れ、ウエハWの表面に対して均一に供給
することができず、このため製品ウエハWの変わりにダ
ミ−ウエハを載置するようにしており、従って1バッチ
当たりの処理枚数が少なくなってしまう。 (2)内管1a内を上昇してきた処理ガスは内管1aの
直立した上端部にて外側に折り返されるので、外側の流
速に比べて内側の流速がかなり小さくなり、このため内
管1aの上端近傍の外周面にてガス溜まりが形成され、
この部位に反応生成物が付着してしまう。この結果パー
ティクルの発生の要因になるし、また内管1aのメンテ
ナンスサイクルが短くなる。 (3)保持具15の底板15b及び断熱フィン14aの
サイズがウエハWよりも大きいため、下部側から上昇し
てきた処理ガスの流れが真っ直ぐにならずに底板15b
を越えた後、内側に寄る流れが形成され、底板15bの
上方近傍領域においてはウエハWの面内にガスを均一に
供給することが困難である。 (4)内管1aの下部に末広がりな部位があるため、内
管1aと外管1bとの間の隙間である排気路からみれば
コンダクタンスが急激に小さくなっており、この部位に
反応生成物が付着しやすくなり、メンテナンスサイクル
が短くなる。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的は縦型熱処理装置において保持
具の上部側の基板に対しても均一に処理ガスを供給する
ことのできる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦型の内管及
び外管を含む反応容器と、上下に対向して設けた底板及
び天板の間に複数の支柱を設けた基板保持具と、を用
い、多数の基板を棚状に基板保持具に保持させ、反応容
器の下端開口部を塞ぐための蓋体の上に断熱ユニットを
介して前記基板保持具を搭載して反応容器内に搬入し、
内管内の下部側から処理ガスを供給し、内管の上端から
内管と外管との隙間を介して排気しながら基板に対して
成膜処理を行う縦型熱処理装置において、前記天板より
も上方位置にて、内管の上端部に内側に屈曲した屈曲部
を周方向に亘って設け、前記天板のサイズを基板と同じ
かまたは小さく設定したことを特徴とする。他の発明
は、天板よりも上方位置にて、内管の上端部に上方かつ
内方側に傾斜した屈曲部を周方向に亘って設けたことを
特徴とする。
【0009】これらの発明によれば、内管の上端の開口
部から処理ガスが広がろうとするが、屈曲部により処理
ガスが内側に寄せられる作用が働くので、結果として天
板の直ぐ下側においても処理ガスが真っ直ぐに上昇し、
基板の表面に均一に処理ガスが供給される。そして天板
のサイズを基板と同じか小さく設定することにより処理
ガスの上昇流の乱れが少なくなり、また屈曲部を上方か
つ内方側に傾斜した構成とすれば、上昇流がスムーズに
内側に寄せられるので、上昇流の乱れがより一層小さく
なる。本発明では、内管の上端部は着脱自在なリング体
により構成し、このリング体に前記屈曲部を設けるよう
にしてもよい。また内管と外管との間の隙間の断面積は
上端部から排気口に至るまでは小さくなるように変化し
ない構成とすることが好ましい。更に保持具の底板のサ
イズは基板と同じサイズに設定することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
縦型熱処理装置の全体構成を示す図である。この縦型熱
処理装置は、例えば両端が開口している直管状の石英製
の内管2及び上端が閉塞し下端が開口している石英製の
外管3からなる二重構造の反応管20を備えている。反
応管20の周囲には、筒状の断熱体41がベース体40
に固定して設けられ、この断熱体41の内側には抵抗発
熱体からなるヒータ42が例えば上下にゾーン分割して
設けられている。内管2及び外管3は下部側にて筒状の
マニホールド43の上に支持され、このマニホールド4
3には、内管2の内側の下部領域にて供給口が上向きの
状態で位置するようにガス供給管44が設けられると共
に、内管2と外管3との間から排気するように他端側に
真空排気手段46が接続された排気管45の一端が接続
されている。この例では、内管2、外管3及びマニホー
ルド43により反応容器が構成される。
【0011】更に本縦型熱処理装置は、マニホールド4
3の下端開口部を開閉するための蓋体51を備えてお
り、この蓋体51はボートエレベータなどと呼ばれる昇
降部52の上に設けられている。前記蓋体51の上には
昇降部52側に配置された駆動部53により回転軸54
を介して鉛直軸周りに回転する回転台55が設けられ、
この回転台55の上には断熱ユニット56を介して基板
保持具であるウエハボート6が搭載されている。断熱ユ
ニット56は基板であるウエハWのサイズと同じサイズ
の断熱材例えば石英からなる断熱フィン57を棚状に配
列すると共に、この上方側に前記断熱フィン57のサイ
ズよりも小さい例えば石英からなる断熱フィン58を棚
状に配列して構成される。59a、59bはこれらフィ
ン57,58を支持するロッドである。
【0012】ウエハボート6は、図2及び図3にも示す
ようにウエハWと同じサイズの天板61及び底板62を
互いに対向させ、これらの間に複数例えば3本の支柱6
3(図1では便宜上1本のみ見せてある)を天板61
(底板62)の周縁に沿って設けてこれらにより天板6
1及び底板62を互いに連結して構成される。支柱63
の配置については、2本の支柱63がウエハの搬入のた
めの間口を形成するように天板61の中心について18
0度に近い開き角度で位置し、残りの1本がそれらの背
部に位置している。これら支柱63は天板61(底板6
2)の周縁に跨って、つまり内方側が天板61(底板6
2)の中に食い込むと共に外方側が天板61(底板6
2)の外に飛び出している状態となっている。そしてこ
れら各支柱63にはウエハWの周縁部を保持する保持溝
64が上下方向に例えば10mm間隔で例えば95本形
成されており、ウエハWを保持溝64に保持させて上か
ら見ると天板61,ウエハW及び底板62の周縁が一致
している。なお天板61と底板62との間には、保持溝
64を備えた支柱63の他に例えば2本の補強用ロッド
が実際には設けられているが、図が煩雑になるため記載
を省略している。
【0013】内管2の上端部には図1,図4及び図5に
示すように例えば石英製のリング体7が着脱自在に設け
られている。なお図1ではリング体7の側面で見える線
を記載していない。このリング体7は内管2の内周面の
上部にて上方かつ内方側に傾斜した屈曲部をなす第1の
傾斜面部71と内管2の外周面の上部にて上方かつ内方
側に傾斜した第2の傾斜面部73とを備え、内管2の両
面を繋ぐ連続的な面として構成されている。72は傾斜
面部の上端に連続する垂直面部である。第2の傾斜面部
73の下端よりも下方側には段部74が形成され、この
段部74に内管2の上端が係合してリング体7が内管2
に支持された状態となっている。
【0014】屈曲部つまりこの例では第1の傾斜面部7
1の内方側への食い込み長さaは、例えばウエハWの外
縁と内管2との距離bの半分の長さよりも大きい寸法に
設定される。なおウエハWの外縁と内管2との距離bは
例えば23mm程度とされる。また第1の傾斜面部71
の下端は例えば天板61の上面とほぼ同じ高さに位置
し、第1の傾斜面部71の下端からリング体7の上面ま
での高さcは例えば20mm程度に設定される。
【0015】次に上述実施の形態の作用について説明す
る。先ずウエハボート6に基板であるウエハWを棚状に
搭載し、ボートエレベータ52を上昇させることにより
ウエハボート6を反応管20内に搬入し、蓋体51によ
りマニホールド43の下端開口部を気密に封止する。次
いでヒータ42により反応管20内を所定温度まで昇温
し、ガス供給管44を通じて処理ガスを内管2の底部に
供給しながら真空ポンプ46により排気して反応管20
内を所定の真空度に維持する。
【0016】処理ガスはガス供給管44の供給口から断
熱ユニット56と内管2との間に流入するが、断熱フィ
ン57、底板62,ウエハW及び天板61のサイズが同
じでありそれらの周縁位置が揃っているので、真っ直ぐ
に上昇しながら一部がウエハW間に入り込み、ウエハW
表面に供給される。そしてガス(未反応の処理ガス及び
反応後のガス)は内管2の上端付近まで上昇すると、図
6に示すように屈曲部であるリング体7の第1の傾斜面
部71に沿って内側に寄せられ、リング体7の上方に抜
けていき、更に外側に曲がる。そして内側の流れは第2
の傾斜面部73に沿ってまた外側の流れは外管3の内面
に沿って形成され、内管2及び外管3の間から下降して
排気管45により排気される。熱処理の具体的一例を挙
げると、例えばSiH2Cl2ガス及びNH3ガスを供給
して内管2内の圧力を例えば0.25Torr程度に設
定し、ウエハWに窒化シリコン膜を成膜する。成膜処理
を終えると反応管20内を降温させ、その後ボートエレ
ベータ52が降下してウエハボート6が搬出される。
【0017】このような実施の形態によれば次のような
効果がある。 (1)ウエハボート6の天板61がウエハWと同じサイ
ズなので、ウエハWの周縁群に沿って上昇してきたガス
は、そのまま天板61の横を通って真っ直ぐに上昇しよ
うとする。ここで内管2の上端部が従来のように垂直で
あればそのまま外に広がろうとするが、天板61よりも
上方位置にて内管2に上方内側に屈曲した部位(第1の
傾斜面部71)があるので、内側に一端寄せられるた
め、結果として天板61の直ぐ下側においても処理ガス
が真っ直ぐに上昇しガス流の乱れが少ないので、この付
近のウエハWにおいても高い面内均一性をもって処理ガ
スが供給される。従ってウエハボート6の上段側におけ
るウエハWについても高い面内均一性をもって成膜処理
できるため、この領域にも製品ウエハWを載置すること
ができ、ダミーウエハを減らすことができ、ウエハボー
ト6の載置領域を有効に活用できる。
【0018】(2)内管2の上端部まで上昇してきたガ
スが内側に寄せられて上方に抜けていくので、内管2の
上方から外側へガスの流れが屈曲するときに一端内側に
向かってからカーブし、外側の流速と内側の流速との差
が小さくなる。このため内管2の上端部の外面において
ガス溜まりができにくく、この部位の反応生成物の付着
が抑えられ、パーティクルの発生が低減され、またメン
テナンスサイクルを長くすることができる。この場合リ
ング体7の外面は第2の傾斜面部73とせずに垂直面と
して構成してもよいが、傾斜させることによりガスの流
れが一層スムーズになるので好ましい。
【0019】(3)ウエハボート6の底板62がウエハ
Wと同じサイズであるため、底板62を越えた後も真っ
直ぐに処理ガスが上昇するため、底板6の近傍領域にお
いてもウエハWに高い面内均一性をもって供給され、面
内均一性の高い成膜処理を行うことができる。
【0020】(4)断熱フィン57がウエハWと同じサ
イズであるため、内管2が下部側においても真っ直ぐで
あり、従って内管1aと外管1bとの間の隙間である排
気路のコンダクタンスが上端部から排気口に至るまで小
さくならないので、反応生成物が付着しにくくなり、メ
ンテナンスサイクルが長くなる。
【0021】以上において、上述の実施の形態では、内
管2の上端部の屈曲部を着脱自在なリング体7により構
成しているが、屈曲部を内管2と一体化させるようにし
てもよい。また上述の実施の形態では傾斜面部71によ
り屈曲部を構成しているが、例えば図7(a)あるいは
(b)示すように内管2の上端部を内側に直角に曲げて
かぎ型に形成するかまたは湾曲させて屈曲部8を構成す
るようにしてもよい。
【0022】更に本発明でいう基板保持具(ウエハボー
ト)の天板は、円板状のものに限らずリング状のもので
あってもよい。そして天板のサイズ(外径)はウエハの
サイズと同じでなくともそれよりも小さくてもよく、こ
の場合にも従来のように下から上がってきたガスが天板
にあたって外側に広がろうとする作用は抑えられるの
で、同様の作用効果が得られる。なお天板のサイズがウ
エハと同じとは、天板がわずかにウエハよりも大きい
が、ウエハと完全に同じサイズの場合と実質ガスの流れ
が変わらない程度の「ほぼ同じサイズ」の意味も包含す
る。また底板がウエハと同じサイズとは、わずかにサイ
ズが異なっても、ウエハと完全に同じサイズの場合と実
質ガスの流れが変わらない程度の「ほぼ同じサイズ」の
意味も包含する。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、縦型熱処理装置におい
て、基板保持具の上段側の基板に対しても均一に処理ガ
スを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる縦型熱処理装置を
示す縦断側面図である。
【図2】上述実施の形態に用いられる基板保持具である
ウエハボートを示す斜視図である。
【図3】ウエハボートを内管及び外管と共に示す平面図
である。
【図4】屈曲部をなすリング体と内管とを示す分解斜視
図である。
【図5】反応管の上部を拡大して示す断面図である。
【図6】反応管の上部におけるガスの流れを示す説明図
である。
【図7】屈曲部の変形例を示す断面図である。
【図8】従来の縦型熱処理装置を示す縦断側面図であ
る。
【図9】従来の縦型熱処理装置に用いられるウエハボー
トを内管及び外管と共に示す平面図である。
【符号の説明】
2 内管 20 反応管 3 外管 W 半導体ウエハ 42 ヒータ 43 マニホールド 44 ガス供給管 45 排気管 52 ボートエレベータ 56 断熱体ユニット 57,58 断熱フィン 6 基板保持具であるウエハボート 61 天板 62 底板 63 支柱 7 リング体 71 第1の傾斜面部 73 第2の傾斜面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 裕史 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA03 AA06 AA13 BA40 CA04 CA12 EA11 FA10 GA02 KA04 KA45 LA15 5F045 BB08 DP19 EF15 EK06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型の内管及び外管を含む反応容器と、
    上下に対向して設けた底板及び天板の間に複数の支柱を
    設けた基板保持具と、を用い、多数の基板を棚状に基板
    保持具に保持させ、反応容器の下端開口部を塞ぐための
    蓋体の上に断熱ユニットを介して前記基板保持具を搭載
    して反応容器内に搬入し、内管内の下部側から処理ガス
    を供給し、内管の上端から内管と外管との隙間を介して
    排気しながら基板に対して成膜処理を行う縦型熱処理装
    置において、 前記天板よりも上方位置にて、内管の上端部に内側に屈
    曲した屈曲部を周方向に亘って設け、 前記天板のサイズを基板と同じかまたは小さく設定した
    ことを特徴とする縦型熱処理装置。
  2. 【請求項2】 縦型の内管及び外管を含む反応容器と、
    上下に対向して設けた底板及び天板の間に複数の支柱を
    設けた基板保持具と、を用い、多数の基板を棚状に基板
    保持具に保持させ、反応容器の下端開口部を塞ぐための
    蓋体の上に断熱ユニットを介して前記基板保持具を搭載
    して反応容器内に搬入し、内管内の下部側から処理ガス
    を供給し、内管の上端から内管と外管との隙間を介して
    排気しながら基板に対して成膜処理を行う縦型熱処理装
    置において、 前記天板よりも上方位置にて、内管の上端部に上方かつ
    内方側に傾斜した屈曲部を周方向に亘って設けたことを
    特徴とする縦型熱処理装置。
  3. 【請求項3】 天板のサイズを基板と同じかまたは小さ
    く設定したことを特徴とする請求項2記載の縦型熱処理
    装置。
  4. 【請求項4】 内管の上端部は着脱自在なリング体によ
    り構成されており、このリング体に前記屈曲部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の縦型熱処理装置。
  5. 【請求項5】 内管と外管との間の隙間の断面積は上端
    部から排気口に至るまでは小さくなるように変化しない
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    縦型熱処理装置。
  6. 【請求項6】 保持具の底板のサイズは基板と同じサイ
    ズに設定されていることを特徴とする請求項5記載の縦
    型熱処理装置。
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