JP2002278875A - 電子伝言板システム、伝言情報通知方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

電子伝言板システム、伝言情報通知方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2002278875A
JP2002278875A JP2001074914A JP2001074914A JP2002278875A JP 2002278875 A JP2002278875 A JP 2002278875A JP 2001074914 A JP2001074914 A JP 2001074914A JP 2001074914 A JP2001074914 A JP 2001074914A JP 2002278875 A JP2002278875 A JP 2002278875A
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Kengo Nishi
賢悟 西
Susumu Kato
進 加藤
Fukashi Koyama
深 小山
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Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみ
に容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板シス
テムを提供すること。 【解決手段】 受信部401が、インターネット100
などのネットワークを介して送信された伝言情報を受信
し、記憶部402が、受信部401によって受信された
伝言情報を記憶し、表示制御部403が、記憶部402
によって記憶された伝言情報の一部のみを表示画面40
4に表示し、伝言情報出力/表示部406が、表示制御
部403によって前記表示画面に表示された伝言情報の
内容に該当する操作者による所定の操作がおこなわれる
ことによって記憶部402に記憶された伝言情報の全部
または一部を出力または表示し、表示画面404に表示
された伝言情報を見た対象者にその伝言の詳細な内容を
他人に知られることなく確認させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駅などの公共施
設に設置されている伝言板の機能を実現する電子伝言板
システム、伝言情報通知方法、およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子伝言板では、たとえば、特開
平8−123368号公報に記載されているように、駅
の待合室など、公衆の集合する場所に掲示されて所定の
情報を提供するものがあった。これは情報処理装置を用
いて、この情報処理装置に直接伝言情報を入力し、入力
された情報を必要に応じて他人が出力することができる
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、電子伝言板が設置された場所から離
れたところからは情報を入力することができないため、
待ち合わせ時間に間に合わないなど、伝言を入力し、そ
の伝言を伝えることがうまくできないという問題点があ
った。また、伝言板は不特定多数の者が内容を確認する
ことができるため、当事者間における秘密に関する情報
の伝言は一般的にはできなかった。
【0004】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、所望の伝言をその伝言を伝えたい対
象者のみに容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝
言板システム、伝言情報通知方法、およびその方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明にかかる電子伝言板システム
は、インターネットなどのネットワークを介して送信さ
れた伝言情報を受信する受信手段と、前記受信手段によ
って受信された伝言情報を記憶する記憶手段と、前記記
憶手段によって記憶された伝言情報の一部のみを表示画
面に表示する表示制御手段と、前記表示制御手段によっ
て前記表示画面に表示された伝言情報の内容に該当する
操作者による所定の操作がおこなわれることによって前
記記憶手段に記憶された伝言情報の全部または一部を出
力または表示する伝言情報出力手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、表示
画面に表示された伝言情報を見た対象者にその伝言の詳
細な内容を他人に知られることなく確認させることがで
きる。
【0007】また、請求項2に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項1に記載の発明において、前
記表示画面に表示された伝言情報の内容に該当する操作
者による所定の操作を、前記伝言情報が前記表示画面に
表示されている期間のみ有効とすることを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明によれば、伝言
情報の詳細な内容の出力または表示に関する有効期限を
明確にすることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項2に記載の発明において、さ
らに、前記所定の操作がおこなわれなかった場合に、前
記伝言情報の送信元あるいは前記伝言情報の送信者が指
定した送信先へ前記伝言情報が確認されなかった旨の情
報を送信する第1の確認情報送信手段を備えたことを特
徴とする。
【0010】この請求項3に記載の発明によれば、伝言
が相手に伝わらなかったことを送信者に容易にかつ迅速
に知らせることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項1〜3のいずれか一つに記載
の発明において、前記伝言情報に、前記伝言情報の表示
時間または表示時刻に関する情報が含まれており、前記
表示制御手段が、前記伝言情報に含まれる表示時間また
は表示時刻に関する情報に基づいて、前記伝言情報を前
記表示画面に表示し、または前記表示画面に表示された
伝言情報を不表示にすることを特徴とする。
【0012】この請求項4に記載の発明によれば、伝言
情報の内容を効率的に表示し、より確実に相手(対象
者)に伝言があることを伝えることができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項1〜3のいずれか一つに記載
の発明において、さらに、前記表示画面に各伝言情報が
表示された時間を計時する計時手段を備え、前記表示制
御手段が、前記計時手段による計時の結果、所定の表示
有効時間が経過した場合に、前記表示画面に表示された
伝言情報を不表示にすることを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明によれば、相手
(対象者)が確認しなかった伝言情報が不要に長い期間
表示されることを回避することができるとともに、一度
にできるだけ多くの伝言情報を表示することができる。
【0015】また、請求項6に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項1〜3のいずれか一つに記載
の発明において、前記表示制御手段が、前記表示画面に
表示された伝言情報を、所定の状況になった場合に不表
示にすることを特徴とする。
【0016】この請求項6に記載の発明によれば、相手
(対象者)に確認されなかった伝言情報が不要に長い期
間表示されることを回避することによって、一度にでき
るだけ多くの伝言情報を表示することができる。
【0017】また、請求項7に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項6に記載の発明において、前
記所定の状況が、表示の対象となる伝言情報数が前記表
示画面の表示許容数を越えた状況であり、その状況の場
合に、前記表示制御手段は、表示されていた伝言情報の
うち表示されていた期間がもっとも長いものを不表示に
することを特徴とする。
【0018】この請求項7に記載の発明によれば、不要
な伝言情報を排除し、一度にできるだけ多くの伝言情報
を表示することで、表示されるべき伝言情報が表示され
ないことを防止することができる。
【0019】また、請求項8に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項6または7に記載の発明にお
いて、前記表示制御手段が、一度不表示にした伝言情報
を所定時間経過後または所定の状況になった場合に再度
表示することを特徴とする。
【0020】この請求項8に記載の発明によれば、確認
されなかった伝言情報を再度表示し、確認されない伝言
情報をできるだけ少なくすることができる。
【0021】また、請求項9に記載の発明にかかる電子
伝言板システムは、請求項1〜8のいずれか一つに記載
の発明において、前記表示制御手段が、前記操作者によ
る前記伝言情報出力手段に対する所定の操作に基づい
て、または、前記伝言情報出力手段による前記伝言情報
の全部または一部の出力に基づいて、前記表示画面に表
示された伝言情報を不表示にすることを特徴とする。
【0022】この請求項9に記載の発明によれば、不要
になった伝言情報が表示されるのを回避することができ
る。
【0023】また、請求項10に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項9に記載の発明において、
さらに、前記所定の操作に基づいて、または、前記伝言
情報出力手段による前記伝言情報の全部または一部の出
力に基づいて、前記伝言情報の送信元あるいは前記伝言
情報の送信者が指定した送信先へ前記伝言情報が確認さ
れた時刻および/または前記操作者からのメッセージ情
報を送信する第2の確認情報送信手段を備えたことを特
徴とする。
【0024】この請求項10に記載の発明によれば、相
手(対象者)が伝言を確認したことを送信者に容易にか
つ迅速に知らせることができる。
【0025】また、請求項11に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項1〜10のいずれか一つに
記載の発明において、前記表示画面が、不特定多数の者
が同時に視認可能な装置であることを特徴とする。
【0026】この請求項11に記載の発明によれば、伝
言があることを不特定多数の者に効率的に知らせること
ができる。
【0027】また、請求項12に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項1〜11のいずれか一つに
記載の発明において、前記伝言情報出力手段によって出
力される伝言情報が音声情報を含むことを特徴とする。
【0028】この請求項12に記載の発明によれば、文
章などでは伝えることが難しい伝言を正確に伝えること
ができるとともに、送信者を容易に特定しやすくなり、
いわゆるいたずら伝言などを防止することができる。
【0029】また、請求項13に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項1〜12のいずれか一つに
記載の発明において、前記ネットワークに接続可能なサ
ーバと、前記表示画面を有する表示装置と、前記伝言情
報出力手段を有する情報端末装置とで構成され、無線通
信によって、前記サーバと前記表示装置との間および/
または前記情報端末装置との間の情報の伝達をおこなう
ことを特徴とする。
【0030】この請求項13に記載の発明によれば、表
示装置、情報端末装置の移動や敷設を容易におこなうこ
とができる。
【0031】また、請求項14に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項1〜13のいずれか一つに
記載の発明において、前記ネットワークに接続可能なサ
ーバと、前記表示画面を有する複数の表示装置と、前記
伝言情報出力手段を有する情報端末装置とで構成され、
前記伝言情報に、前記複数の表示装置のうち一つまたは
複数の表示装置の指定情報が含まれており、前記表示制
御手段が、前記伝言情報に含まれる指定情報によって指
定された表示装置の表示画面に、前記伝言情報を表示す
ることを特徴とする。
【0032】この請求項14に記載の発明によれば、複
数の表示装置がある場合に、相手(対象者)に伝言内容
を確認させるのに適した表示装置を選択させることで、
効率的に伝言を相手に伝えることができる。
【0033】また、請求項15に記載の発明にかかる電
子伝言板システムは、請求項14に記載の発明におい
て、前記表示装置の指定情報が、送信先の情報処理装置
の表示画面上に前記表示装置の配置を示す地図情報を表
示し、前記地図情報中に配置された表示装置を指定する
ことによって生成することを特徴とする。
【0034】この請求項15に記載の発明によれば、所
望の表示装置を容易にかつ確実に指定させることができ
る。
【0035】また、請求項16に記載の発明にかかる伝
言情報通知方法は、インターネットなどのネットワーク
を介して送信された伝言情報を受信する受信工程と、前
記受信工程によって受信された伝言情報の一部のみを表
示画面に表示する表示工程と、前記表示工程によって前
記表示画面に表示された伝言情報の内容に該当する操作
者によっておこなわれる所定の操作情報を受け付ける受
付工程と、前記受付工程によって受け付けられた操作情
報に基づいて、前記受信工程によって受信された伝言情
報の全部または一部を出力または表示する伝言情報出力
工程と、を含んだことを特徴とする。
【0036】この請求項16に記載の発明によれば、表
示画面に表示された伝言情報を見た対象者にその伝言の
詳細な内容を他人に知られることなく確認させることが
できる。
【0037】また、請求項17に記載の発明にかかるプ
ログラムは、前記請求項16に記載された方法をコンピ
ュータに実行させることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる電子伝言板システム、伝言情報通知方法、
およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0039】電子伝言板システムのシステム構成:ま
ず、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板システム
のシステム構成について説明する。図1は、この発明の
実施の形態にかかる電子伝言板のシステム構成を示す説
明図である。
【0040】図1において、電子伝言板システムは、イ
ンターネットなどのネットワーク100によってインタ
ーネットユーザ(の端末装置)101や携帯電話機ユー
ザ102と接続することが可能である。電子伝言板シス
テムは、メールサーバ103と、ファイア・ウォール1
04と、処理サーバ105と、処理サーバ用の無線機1
06と、表示装置用の無線機107と、表示装置108
と、情報端末装置用の無線機109と、情報端末装置1
10とを含む構成となっている。
【0041】ここで、メールサーバ103はインターネ
ットなどのネットワーク100に接続し、ネットワーク
100を経由して、複数のユーザ101,102との各
種情報のやり取りをおこなう。具体的には、ユーザ10
1,102からの伝言情報を受信したり、ユーザ10
1,102へ確認情報を送信したりする。
【0042】ファイア・ウォール104は、メールサー
バ103と、処理サーバ105との間に置くことでデー
タ通信を管理し、外部からの攻撃や不正アクセスから内
部ネットワークを防護するシステム(ワークステーショ
ンなど)である。
【0043】処理サーバ105は、伝言情報を受信し、
受信された伝言情報を記憶したり、記憶された伝言情報
を表示装置108や情報端末装置110へ無線機10
6,107,109を用いて送信したりする。
【0044】表示装置108は、大型の表示画面を備
え、不特定多数の者に一度に内容が確認できる装置であ
る。上記表示画面は、たとえば電光掲示板、液晶モニ
タ、プロジェクタ、プラズマディスプレイなど、画面サ
イズの大きなものであればよい。また、表示装置108
は、無線機107に接続されており、無線機107が受
信する伝言情報を表示する。したがって、表示画面に表
示する内容については処理サーバ105が管理する。
【0045】情報端末装置110は、小型の表示画面と
音声を出力するスピーカー(あるいはハンドセット)
と、操作情報を入力する各種キー群とから構成される各
種キー群は表示画面と一体的に形成され、タッチパネル
方式によって操作情報を入力できるものであってもよ
い。
【0046】情報端末装置110も表示装置108と同
様に、無線機109に接続されており、無線機109が
受信する伝言情報を表示するとともに、入力された操作
情報を無線機109によって処理サーバ105へ送信
し、処理サーバ105において操作情報に基づく所定の
処理がなされる。
【0047】本実施の形態にかかる電子伝言板システム
は、たとえば駅構内において設置(敷設)するものであ
り、駅構内の処理サーバ105と、表示装置108ある
いは情報端末装置110はフレキシブル無線ネットワー
クで接続するため、通信ケーブルの敷設は必要ない。
【0048】また、表示装置108、情報端末装置11
0の移動や敷設を容易におこなうことができる。さらに
また、フレキシブル無線ネットワークを採用するため、
無線故障時の自動巡回や無線機106,107,109
を配置するだけで自動的にネットワークを構築するよう
にできる。
【0049】したがって、表示装置108をたとえば駅
の待ち合わせコーナーや携帯電話機がつながらないとこ
ろに設置することによって、伝言板として機能を発揮す
ることができる。また、伝言表示にあわせてコマーシャ
ル表示をすることができる。さらにまた、表示装置10
8は、インターネット駅広告の表示装置と併用すること
もできる。
【0050】電子伝言板システムのハードウエア構成:
つぎに、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムのハードウエア構成について説明する。図2は、こ
の発明の実施の形態にかかる電子伝言板システムのハー
ドウエア構成を示す説明図(ブロック図)である。図2
において、電子伝言板システムは、送信部201と、中
継器202と、出力/表示部204と、表示部203の
各構成部に分けることができる。
【0051】送信部201は、上述したメールサーバ1
03と、ファイア・ウォール104と、処理サーバ10
5と、変調回路211と、送信部212とから構成され
る。変調回路211は、処理サーバ105から出力され
たデータを送信用データに変調する。そして、送信部2
12は、変調回路211によって変調された送信用デー
タ(電波)を中継器202に送信する。
【0052】また、中継器202は、中継器全体の制御
を司るCPU220と、送信部201の送信部212と
の間で電波の送受信をおこない、また、表示部203の
後述するアンテナ231および出力/表示部204の後
述するアンテナ241との間で電波の送受信をおこな
う。
【0053】検波回路222は、アンテナ221によっ
て送信した電波を検出し認識可能なデータに変換する。
また、変調回路223は、認識可能なデータを送信用デ
ータに変調する。このように、検波回路222および変
調回路223によって、送信部201と、表示部203
または出力/表示部204とのデータの送受信を無線通
信によっておこなうことができる。
【0054】表示部203は、アンテナ231と、トラ
ンスミッタ232と、制御器233と、表示装置108
とから構成される。また、出力/表示部204は、アン
テナ241と、トランスミッタ242と、制御器243
と、情報端末装置110とから構成される。
【0055】アンテナ231,241は、中継器202
のアンテナ221との間で電波の送受信をおこなう。ま
た、トランスミッタ232,242は、送信用の電波を
認識可能なデータに変換するような処理をおこなう。制
御器233は、表示装置108へデータを表示するため
の制御を司るものであり、制御器243は、情報端末装
置110へデータを出力または表示するための制御を司
るものである。
【0056】このように、各部間において無線通信によ
ってデータの送受信をおこなうことができるため、通信
ケーブルの敷設は一切不要となるだけでなく、表示装置
108および情報端末装置110の敷設または移動を容
易におこなうことができるようになる。
【0057】メールサーバ、処理サーバ、情報端末装置
のハードウエア構成:つぎに、この発明の実施の形態に
かかる電子伝言板システムを構成するメールサーバ、処
理サーバ、情報端末装置のハードウエア構成について説
明する。図3は、この発明の実施の形態にかかる電子伝
言板システムを構成するメールサーバ、処理サーバ、情
報端末装置のハードウエア構成を示す説明図(ブロック
図)である。
【0058】図3のブロック図において、メールサー
バ、処理サーバ、情報端末装置は、CPU301と、R
OM302と、RAM303と、HDD(ハードディス
クドライブ)304と、HD(ハードディスク)305
と、FDD(フロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブ)306と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD
(フロッピーディスク)307と、ディスプレイ308
と、KB(キーボード)309と、マウス310と、ス
キャナ311と、プリンタ312と、I/F(インタフ
ェース)313とを備えている。また、各構成部はバス
314によってそれぞれ接続されている。
【0059】ここで、CPU301は、装置全体の制御
を司る。ROM302は、ブートプログラムなどを記憶
している。RAM303は、CPU301のワークエリ
アとして使用される。HDD304は、CPU301の
制御にしたがってHD305に対するデータのリード/
ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御
で書き込まれたデータを記憶する。
【0060】また、FDD306は、CPU301の制
御にしたがってFD307に対するデータのリード/ラ
イトを制御する。FD307は、FDD306の制御で
書き込まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体と
して、FD307のほか、CD−ROM、CD−RW、
MO、DVDなどであってもよい。ディスプレイ308
は、文書、画像、機能情報などのデータなどを表示す
る。たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラ
ズマディスプレイなどである。
【0061】KB309は、文字、数値、各種指示など
の入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。マ
ウス310は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウ
インドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポイン
ティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれ
ば、トラックボール、ジョイスティックなどであっても
よい。
【0062】スキャナ311は、画像を光学的に読み取
る。プリンタ312は、データを記録紙に印刷する。た
とえば、レーザープリンタ、インクジェットプリンタな
どである。I/F(インタフェース)313は、ネット
ワーク100に接続され、データの入出力のインタフェ
ースを司る。
【0063】電子伝言板システムの機能的構成:つぎ
に、電子伝言板システムの機能的構成について説明す
る。図4は、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板
システムの機能的構成を示す説明図(ブロック図)であ
る。図4のブロック図において、電子伝言板システム4
00は、受信部401と、記憶部402と、表示制御部
403と、表示画面404と、伝言情報要求操作部40
5と、伝言情報出力/表示部406と、計時部407
と、確認情報送信部408と、から構成される。
【0064】受信部401は、インターネットなどのネ
ットワーク100を介してインターネットユーザ101
や携帯電話機ユーザ102から送信された伝言情報を受
信する。受信部401は、たとえば、図3に示したI/
F313によってその機能を実現することができる。
【0065】記憶部402は、受信部401によって受
信された伝言情報を記憶する。記憶部402は、たとえ
ば、図3に示したRAM303、HD305、FD30
7によってその機能を実現することができる。
【0066】表示制御部403は、記憶部402によっ
て記憶された伝言情報の一部のみを表示画面404に表
示する。表示制御部403は、たとえば、図3に示した
ROM302、RAM303、HD305などに記憶さ
れたプログラムをCPU301が実行することによって
その機能を実現することができる。
【0067】そして、表示画面404は、不特定多数の
者が同時に視認可能なものであればなおよい。そうする
ことによって、伝言があることを不特定多数の者に効率
的に知らせることができる。
【0068】伝言情報要求操作部405は、前記表示制
御部403によって上記表示画面404に表示された伝
言情報の内容に該当する操作者による所定の操作がおこ
なわれる。伝言情報要求操作部405は、たとえば、図
3に示したKB309やマウス(ポインティングデバイ
ス)310によってその機能を実現することができる。
【0069】伝言情報出力/表示部406は、伝言情報
要求操作部405による所定の操作によって記憶部40
2に記憶された伝言情報の全部または一部を出力または
表示する。伝言情報出力/表示部406は、たとえば、
図3に示したディスプレイ308やプリンタ312によ
ってその機能を実現することができる。
【0070】このような構成にすることによって、表示
画面404に表示された伝言情報のうちの一部のみを表
示し、伝言情報の詳細な内容は、伝言情報出力/表示部
406によって表示するので、対象者へその伝言の詳細
な内容を他人に知られることなく確認させることができ
る。
【0071】また、伝言情報出力/表示部406によっ
て出力される伝言情報が音声情報を含んでいてもよい。
そのため、図示は省略するが、情報端末装置110には
スピーカーまたはハンドセットが設けられていてもよ
い。
【0072】そうすることによって、文章などでは伝え
ることが難しい伝言を正確に伝えることができる。特
に、約束を守れない場合に、直接に謝罪の言葉を本人の
音声で記録し出力することで、相手に対して十分な誠意
を伝えられることも考えられる。また、送信者を容易に
特定しやすくなり、いわゆるいたずら伝言などを防止す
ることができる。
【0073】また、伝言情報要求操作部405における
該当する操作者による所定の操作を、伝言情報が表示画
面404に表示されている期間のみ有効とするようにし
てもよい。そうすることによって、伝言情報の詳細な内
容の出力または表示に関する有効期限を明確にすること
ができる。
【0074】また、確認情報送信部408は、対象者に
よる所定の操作がおこなわれなかった場合に、上記伝言
情報の送信元あるいは上記伝言情報の送信者が指定した
送信先へ伝言情報が確認されなかった旨の情報を送信す
る。そうすることによって、伝言が相手に伝わらなかっ
たことを送信者に容易にかつ迅速に知らせることができ
る。
【0075】また、確認情報送信部408は、伝言情報
要求操作部405への所定の操作に基づいて、または、
伝言情報出力/表示部406による伝言情報の全部また
は一部の出力に基づいて、伝言情報の送信元あるいは伝
言情報の送信者が指定した送信先へ伝言情報が確認され
た時刻および/または操作者からのメッセージ情報を送
信するようにしてもよい。そうすることによって、相手
(対象者)が伝言を確認したことを送信者に容易にかつ
迅速に知らせることができる。
【0076】確認情報送信部408は、たとえば、図3
に示したI/F313によってその機能を実現すること
ができる。
【0077】また、伝言情報に、伝言情報の表示時間ま
たは表示時刻に関する情報が含まれてる場合に、表示制
御部403は、伝言情報に含まれる表示時間または表示
時刻に関する情報に基づいて、上記伝言情報を表示画面
404に表示し、表示画面404に表示された伝言情報
を不表示にする(消去する)。
【0078】そうすることによって、たとえば、待ち合
わせによって相手(対象者)が待ち合わせ場所に来る時
刻がわかっている場合に、その時刻の前後において伝言
情報を表示するのがもっとも効率よく、より確実に相手
(対象者)に伝言があることを伝えることができる。
【0079】また、計時部407は、表示画面404に
各伝言情報が表示された時間を計時する。すなわち、伝
言情報が表示されると内蔵のタイマーを始動し、現時点
までの表示時間をカウントする。そして、その際、計時
部407による計時の結果、所定の表示有効時間が経過
したと判断した場合に、表示制御部403が、表示画面
404に表示された伝言情報を不表示にする。
【0080】このようにすることによって、相手(対象
者)が確認しなかった伝言情報が不要に長い期間表示さ
れることを回避することができる。これによって不要な
伝言情報の消去ができるので、一度にできるだけ多くの
伝言情報を表示することができることになる。計時部4
07は、たとえば、図3に示したROM302、RAM
303、HD305などに記憶されたプログラムをCP
U301が実行することによってその機能を実現するこ
とができる。
【0081】また、表示制御部403は、表示画面40
4に表示された伝言情報を、所定の状況、たとえば、表
示の対象となる伝言情報数が前記表示画面の表示許容数
を越えた状況になった場合に、表示されていた伝言情報
のうち表示されていた期間がもっとも長いものを不表示
にするようにしてもよい。このようにすることによっ
て、不要な伝言情報を排除し、一度にできるだけ多くの
伝言情報を表示することで、表示されるべき伝言情報が
表示されないことを防止することができるようになる。
【0082】また、表示制御部403は、一度不表示に
した伝言情報を所定時間経過後または所定の状況になっ
た場合に再度表示するようにしてもよい。このようにす
ることによって、確認されなかった伝言情報を再度表示
し、確認されない伝言情報をできるだけ少なくすること
ができる。
【0083】また、表示制御部403は、操作者による
伝言情報要求操作部405に対する所定の操作に基づい
て、または、伝言情報出力/表示部406による伝言情
報の全部または一部の出力に基づいて、表示画面404
に表示された伝言情報を不表示にするようにしてもよ
い。すなわち、伝言情報出力/表示部406に詳細情報
が表示されることによって不要となった表示画面404
の表示を消去することによって、不要になった伝言情報
が表示されることによる無用の混乱を防止することがで
きる。
【0084】伝言情報の内容:つぎに、この発明の実施
の形態にかかる電子伝言板システム表示装置に表示され
る伝言情報の内容について説明する。図5は、この発明
の実施の形態にかかる電子伝言板システムの表示装置に
表示される伝言情報の内容を示す説明図である。
【0085】図5において、入力するメッセージは表示
装置108(表示画面(大型ディスプレイ)404)に
表示する誰が見ても問題ないメッセージ(メッセージの
一部:メッセージA)と、受信者のみに伝えるメッセー
ジ(メッセージの全体:メッセージB)を分けて入力す
る。表示画面(大型ディスプレイ)404に表示された
メッセージAを見た対象者が情報端末装置110を操作
してメッセージBを閲覧する。
【0086】メッセージBを開く際には、送信者と受信
者間でわかる共通のパスワードの入力を要求する。しか
し、事前にパスワードが決められない場合が多いので、
パスワードを連想させるキーワードを送信者が入力して
おき表示する。また、メッセージBにはテキストだけで
なく、写真や音声ファイルも可能とする。そのための再
生装置を情報端末装置にもたせる。
【0087】受信者がメッセージを閲覧した後に閲覧済
みのメッセージを送信者に返信または送信者が指定した
アドレスに返信する。また、受信者がメッセージを閲覧
した後に閲覧済みのメッセージを送信者に返信または送
信者が指定したアドレスに返信する。
【0088】電子伝言板システムの動作手順:つぎに、
この発明の実施の形態にかかる電子伝言板システムの動
作手順について説明する。図6は、この発明の実施の形
態にかかる電子伝言板システムの動作の内容を示すフロ
ーチャートである。
【0089】図6のフローチャートにおいて、まず、イ
ンターネット100を経由して送信者からの伝言情報を
受信したか否かを判断する(ステップS601)。ここ
で、伝言情報を受信するのを待って、受信した場合(ス
テップS601:Yes)は、受信した伝言情報を記憶
部402に記憶する(ステップS602)。つぎに、ス
テップS602において記憶した伝言情報のうち、表示
させる一部の情報のみを表示画面404に表示する(ス
テップS603)。
【0090】その後、表示画面を確認した対象者からの
伝言情報の詳細内容の出力要求の操作があったか否かを
判断する(ステップS604)。ここで、出力要求の操
作があった場合(ステップS604:Yes)は、該当
する伝言情報の詳細内容を記憶部402が取得してそれ
を表示または出力する(ステップS605)。さらに、
表示画面404に表示されている伝言情報を消去(不表
示に)する(ステップS606)。
【0091】さらに、伝言内容が確認された旨あるいは
確認された時刻に関する情報をインターネット100を
経由して所定の送信者アドレスへ送信し(ステップS6
07)、一連の処理を終了する。
【0092】表示画面の表示処理の手順:つぎに、表示
画面404の表示処理の内容について説明する。図7
は、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板システム
の表示画面の表示処理の内容を示すフローチャートであ
る。図7のフローチャートにおいて、まず、インターネ
ット100を経由して送信者からの伝言情報を受信した
か否かを判断する(ステップS701)。ここで、伝言
情報を受信するのを待って、受信した場合(ステップS
701:Yes)は、受信した伝言情報を記憶部402
に記憶する(ステップS702)。つぎに、ステップS
702において記憶した伝言情報のうち、表示させる一
部の情報のみを表示画面404に表示する(ステップS
703)。
【0093】つぎに、表示された伝言情報について表示
時間の計時を開始する(ステップS704)。すなわ
ち、計時部407において、タイマーをスタートさせ
る。その後、表示画面404を確認した対象者からの伝
言情報の詳細内容の出力要求の操作があったか否かを判
断する(ステップS705)。ここで、出力要求の操作
があった場合(ステップS705:Yes)は、以後、
図6のフローチャートに示したステップS605へ移行
する。
【0094】一方、ステップS705において、出力要
求操作がない場合(ステップS705:No)は、つぎ
に、所定の有効時間が経過したか否かを判断する(ステ
ップS706)。ここで、所定の有効時間が経過してい
ない場合(ステップS706:No)は、ステップS7
05へ戻って、以後ステップS705およびS706を
繰り返しおこなう。
【0095】そして、ステップS706において、所定
の有効時間が経過した場合(ステップS706:Ye
s)は、表示画面404に表示されている伝言情報を消
去(不表示に)する(ステップS707)。
【0096】さらに、所定時間内には伝言内容が確認さ
れなかった旨に関する情報をインターネット100を経
由して所定の送信者アドレスへ送信し(ステップS70
8)、一連の処理を終了する。
【0097】また図8は、この発明の実施の形態にかか
る電子伝言板システムの別の処理(表示画面の表示処
理)の手順を示すフローチャートである。図8のフロー
チャートにおいて、まず、インターネット100を経由
して送信者からの伝言情報を受信したか否かを判断する
(ステップS801)。ここで、伝言情報を受信するの
を待って、受信した場合(ステップS801:Yes)
は、受信した伝言情報を記憶部402に記憶する(ステ
ップS802)。
【0098】つぎに、表示時間/表示時刻に関する情報
が伝言情報に含まれているか否かを判断する(ステップ
S803)。ここで、表示時間/表示時刻に関する情報
が含まれていない場合(ステップS803:No)は、
図7に示したステップS703へ移行し、以降は図7の
フローチャートにしたがう。一方、ステップS803に
おいて、表示時間/表示時刻に関する情報が含まれてい
た場合(ステップS803:Yes)は、つぎに、表示
開始時刻になったか否かを判断する(ステップS80
4)。
【0099】そして、開始時刻になるのを待って、開始
時刻になった場合(ステップS804:Yes)は、ス
テップS802において記憶した伝言情報のうち、表示
させる一部の情報のみを表示画面404に表示する(ス
テップS805)。その後、表示時間の計時を開始する
(ステップS806)。
【0100】その後、表示画面404を確認した対象者
からの伝言情報の詳細内容の出力要求の操作があったか
否かを判断する(ステップS807)。ここで、出力要
求の操作があった場合(ステップS807:Yes)
は、以後、図6のフローチャートに示したステップS6
05へ移行する。
【0101】一方、ステップS807において、出力要
求操作がない場合(ステップS807:No)は、つぎ
に、所定の有効時間が経過したか否かを判断する(ステ
ップS808)。ここで、所定の有効時間が経過してい
ない場合(ステップS808:No)は、ステップS8
07へ戻って、以後ステップS807およびS808を
繰り返しおこなう。
【0102】そして、ステップS808において、所定
の有効時間が経過した場合(ステップS808:Ye
s)は、表示画面404に表示されている伝言情報を消
去(不表示に)する(ステップS809)。
【0103】さらに、所定時間内には伝言内容が確認さ
れなかった旨に関する情報をインターネット100を経
由して所定の送信者アドレスへ送信し(ステップS81
0)、一連の処理を終了する。
【0104】また図9は、この発明の実施の形態にかか
る電子伝言板システムの別の処理(表示画面の表示処
理)の手順を示すフローチャートである。図9のフロー
チャートにおいて、まず、インターネット100を経由
して送信者からの伝言情報を受信したか否かを判断する
(ステップS901)。ここで、伝言情報を受信しなか
った場合(ステップS901:No)は、何もせずに、
ステップS908へ移行する。一方、伝言情報を受信し
た場合(ステップS901:Yes)は、つぎに、受信
した伝言情報を記憶部402に記憶する(ステップS9
02)。
【0105】つぎに、表示の対象となる伝言情報の総伝
言情報数をプラス1する(ステップS903)。その
後、総伝言情報数が表示画面404の表示許容数、すな
わち表示できる最大数よりも多いか否かを判断する(ス
テップS904)。ここで、総伝言情報数が表示画面4
04の表示許容数よりも多くない場合(ステップS90
4:No)は、何もせずに、ステップS907へ移行す
る。
【0106】一方、ステップS904において、総伝言
情報数が表示画面404の表示許容数よりも多くなった
場合(ステップS904:Yes)は、表示されている
伝言情報の中で現時点で表示時間がもっとも長いものを
一つ選択する(ステップS905)。そして、ステップ
S905において選択された伝言情報の表示を不表示に
(消去)する(ステップS906)。
【0107】その後、ステップS907へ移行し、ステ
ップS902において記憶した伝言情報の一部を表示画
面404に表示する(ステップS907)。そして、ス
テップS908へ移行し、表示されている伝言情報の中
で出力要求操作があったか否かを判断する(ステップS
908)。
【0108】そして、出力要求操作があった場合は(ス
テップS908:Yes)は、上記総伝言情報数をマイ
ナス1する(ステップS909)。その後、ステップS
901へ戻る。ステップS908において、出力要求操
作がなかった場合は何もせずにステップS901へ戻
る。以降、ステップS901〜S909の各処理を繰り
返しおこなうことになる。
【0109】さらにまた図10は、この発明の実施の形
態にかかる電子伝言板システムの別の処理(表示画面の
表示処理)の手順を示すフローチャートである。図10
では、一度不表示とした伝言情報を再度表示させる手順
について示している。図10は、図9に示したステップ
S909において、総伝言情報数をマイナス1した後、
つぎに、ステップS906の処理によって消去された伝
言情報があるか否かを判断する(ステップS910)。
【0110】ステップS910において、消去された伝
言情報がない場合(ステップS910:No)は、何も
せずに、図9に示したステップS901へ移行する。一
方、ステップS910において、消去された伝言情報が
ある場合(ステップS910:Yes)は、つぎに、消
去された伝言情報が複数個あるか否かを判断する(ステ
ップS911)。ここで、消去された伝言情報が一つで
ある場合(ステップS911:No)は、ステップS9
17へ移行する。
【0111】一方、ステップS911において、消去さ
れた伝言情報が複数個ある場合(ステップS911:Y
es)は、つぎに、複数個あるうちのもっとも先に消去
されたものを選択する(ステップS912)。そして、
選択された伝言情報が、すでに出力要求操作の対象とな
っているか否かを判断し(ステップS913)、対象と
なっていれば(ステップS913:Yes)は、ステッ
プS916へ移行し、対象となっていなければ(ステッ
プS913:No)、ステップS914へ移行する。
【0112】つぎに、ステップS914において、選択
された伝言情報が、所定の表示有効時間を経過している
か否かを判断する(ステップS914)。ここで、表示
有効時間を経過している場合(ステップS914:Ye
s)は、ステップS916へ移行し、経過していない場
合(ステップS914:No)は、ステップS915へ
移行する。
【0113】つぎに、ステップS915において、選択
された伝言情報が、所定の表示時間/時刻を経過してい
るか否かを判断する(ステップS915)。ここで、表
示時間/時刻を経過している場合(ステップS915:
Yes)は、ステップS916へ移行し、経過していな
い場合(ステップS915:No)は、ステップS91
7移行する。
【0114】ステップS916においては、選択された
伝言情報はすでに表示対象外であると判断し、その伝言
情報を再表示の対象から除外し(ステップS916)、
その後、ステップS910へ戻る。以降、ステップS9
10〜S916の各処理を繰り返しおこなうことによっ
て、消去された順序で再表示されることになる。
【0115】つぎに、ステップS917においては、対
象となった伝言情報に記録されている表示時間のカウン
トを0に戻す(ステップS917)。このカウントは一
度不表示になっているので、時間切れとなってるもので
あり、それを戻すことによって、再度所定の有効時間だ
け表示されるようになる。
【0116】その後、ステップS918において、対象
となった伝言情報を(再)表示し(ステップS91
8)、その後、図9に示したステップS901へ移行す
る。このような処理をおこなうことによって、表示数が
多くなったため一度消去された伝言情報を順序よく再表
示することができる。
【0117】情報処理装置の動作:つぎに、情報端末装
置110の動作処理の手順について説明する。図11
は、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板システム
の別の処理(情報処理装置の動作処理)の手順を示すフ
ローチャートである。図11において、まず、操作者に
よって伝言情報が選択されたか否かを判断する(ステッ
プS1101)。ここで、伝言情報が選択されるのを待
って、伝言情報が選択された場合(ステップS110
1:Yes)は、パスワード入力画面をディスプレイ3
08に表示する(ステップS1102)。
【0118】そして、操作者によってパスワードが入力
されたか否かを判断する(ステップS1103)。ここ
で、パスワードが入力されるのを待って、パスワードが
入力された場合(ステップS1103:Yes)は、入
力されたパスワードが正しいものであるか否かを判断す
る(ステップS1104)。その結果、パスワードが正
しいものでない場合(ステップS1104:No)は、
エラー通知をおこない(ステップS1105)、その
後、処理を終了する。
【0119】一方、ステップS1104において、パス
ワードが正しい場合(ステップS1104:Yes)
は、伝言の正規の受け取り者と認定して、伝言情報の詳
細情報を情報端末装置110の所定のディスプレイ30
8に表示する(ステップS1106)。その際、伝言の
送信者へのメッセージを入力するための入力欄も同時に
表示する。
【0120】そして、操作者によってメッセージが入力
されたか否かを判断し(ステップS1107)、メッセ
ージの入力があった場合(ステップS1107:Ye
s)は、入力されたメッセージの送信者への送信処理を
おこなう(ステップS1108)。送信処理は、具体的
には、処理サーバ105に対して電子メールを送付する
よう要求する処理である。一方、メッセージの入力がな
かった場合は(ステップS1107:No)は、何もせ
ずに、ステップS1109へ移行する。
【0121】つぎに、出力要求、より具体的には、たと
えば、記録紙などへの出力(印刷)要求や、フロッピー
ディスクなどの記憶媒体や操作者が携帯する情報処理端
末装置(のメモリ領域)へのダウンロードの要求があっ
たか否かを判断する(ステップS1109)。そして、
出力要求があった場合(ステップS1109:Yes)
は、出力処理を実行する(ステップS1110)。一
方、出力要求がなかった場合は(ステップS1109:
No)は、何もせずに、ステップS1111へ移行す
る。
【0122】だたし、データのダウンロードの際には、
操作者に対して所定の操作指示を示して、その指示にし
たがって操作(たとえば、情報処理装置の接続などの操
作)を操作者におこなわせることによって、ダウンロー
ドを実行することができる。さらに、出力に際して、操
作者に対して所定の料金を課金するようにしてもよい。
【0123】つぎに、操作者によって伝言情報画面をク
ローズするように指示があったか否かを判断する(ステ
ップS1111)。そして、クローズ指示がない場合
(ステップS1111:No)は、ステップS1107
へ戻って、以後、ステップS1107〜ステップS11
11の各処理を繰り返しおこなう。
【0124】一方、ステップS1111において、クロ
ーズ指示があった場合(ステップS1111:Yes)
は、伝言情報画面をクローズし、伝言情報の詳細情報を
上記表示画面404から消去する(ステップS111
2)。そして、一連の処理を終了する。
【0125】伝言情報の入力画面の一例:つぎに、イン
ターネットユーザ101または携帯電話機ユーザ102
における伝言情報の入力の際の入力画面の内容の一例に
ついて説明する。図12は、この発明の実施の形態にか
かる電子伝言板システムへの伝言情報入力画面の一例を
示す説明図である。
【0126】伝言情報入力画面は、インターネット上の
所定のアドレス上のホームページとして登録されてお
り、その画面をダウンロードすることによって、図12
に示すような伝言情報入力画面を表示することができ
る。この伝言情報入力画面は、各公共施設、たとえば駅
ごとに作成するようにしてもよい。その場合は、送信先
のアドレスはあらかじめ登録しておくことができるの
で、その都度指定する必要はない。
【0127】図12に示す伝言情報入力画面において
は、送信者名、受取者(確認対象者)名、表示日時に関
する情報を入力する。そして、伝言内容を伝言内容(メ
ッセージ)Aおよび伝言内容(メッセージ)Bに分けて
入力する。伝言内容Aは表示画面(大型ディスプレイ)
404に表示させるメッセージであり、伝言内容Bは情
報端末装置110のディスプレイ308に個別に表示さ
せるメッセージである。また、伝言内容は分けて入力し
なくてもよく、その場合は、所定の箇所(たとえば最初
の2行分)を伝言内容Aとして切り出して用いるように
してもよい。
【0128】さらに、「地図表示」ボタン1201と、
「送信」ボタン1202と、「キャンセル」ボタン12
03とが画面上に表示されており、「送信」ボタン12
02が押下されると、入力された伝言情報を送信する。
また、「キャンセル」ボタン1203が押下されると、
その時点までの入力が無効となり、伝言情報入力画面が
クローズされる。
【0129】また、「地図表示」ボタン1201が押下
されると、図13に示すような画面が表示される。図1
3は、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板システ
ムへの伝言情報入力画面の別の一例を示す説明図であ
る。図13に示す画面には、公共施設(駅)の地図(案
内図)が表示される。さらに、案内図には、表示画面
(大型ディスプレイ)404の駅構内における設置場所
が示されている。
【0130】すなわち、改札口付近には表示装置「A」
が設置されており、西口の出口付近には表示装置「B」
が設置されており、東口の出口付近には表示装置「C」
が設置されていることを示している。操作者は、画面上
の表示装置「A」「B」「C」の中からいずれか一つあ
るいは複数の表示装置を選択することができる。選択
後、「戻る」ボタン1301によって、図12の伝言情
報入力画面に戻ることができる。その際、表示装置が選
択されていれば、図示は省略するが、その旨も伝言情報
入力画面に表示される。
【0131】このようにして、伝言情報の中に、複数の
表示装置のうち一つまたは複数の表示装置の指定情報を
含めることができ、表示制御部403は、伝言情報に含
まれる指定情報によって指定された表示装置の表示画面
にのみ、伝言情報を表示することができる。このように
することによって、複数の表示装置がある場合に、相手
(対象者)に伝言内容を確認させるのに適した表示装置
を選択させることで、効率的に伝言を相手に伝えること
ができるものである。
【0132】さらに、伝言情報入力画面上に表示装置の
配置を示す地図情報を表示し、地図情報中に配置された
表示装置を指定することによって指定情報を生成するの
で、所望の表示装置を容易にかつ確実に指定させること
ができる。
【0133】表示装置およびその表示画面の表示内容の
一例:つぎに、この発明の実施の形態にかかる電子伝言
板システムの表示装置およびその表示画面の表示内容に
ついて説明する。図14は、この発明の実施の形態にか
かる電子伝言板システムの表示装置および表示装置の表
示画面の表示内容の一例を示す説明図である。
【0134】図14において、表示装置108の表示画
面404には、シリアルに付与された「伝言番号」と、
伝言を伝えたい対象者である「お客様」に関する情報と
伝言の送信者である「伝言元」に関する情報と、簡単な
伝言内容を示す「伝言内容」と、送信者が伝言を送信し
た時刻を示す「伝言があった時刻」に関する情報とを表
示する。
【0135】情報処理装置のディスプレイの表示内容の
一例:つぎに、この発明の実施の形態にかかる電子伝言
板システムの情報処理装置110のディスプレイ308
に表示される表示画面の一例について説明する。図15
〜19は、この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の表示内容の
一例を示す説明図である。
【0136】まず、操作者が、情報処理装置110に近
づくと、センサの働きによって、自動的に、図15に示
すようなトップ画面を表示する。トップ画面には、図1
4に示したような伝言一覧に対応するように伝言一覧が
表示される。操作者は、その伝言一覧の中から該当する
伝言情報が表示されている領域を指などで触れることに
よって、タッチセンサによって該当する伝言情報が選択
される。
【0137】そして、つぎに、図16に示すような、パ
スワード入力画面を表示する。図16に示すパスワード
入力画面のパスワード入力欄1601に入力するパスワ
ードはあらかじめ当事者間で取り決めたものである。し
かしながら、突然の伝言や、面識のない者への伝言の場
合に、あらかじめ取り決めたパスワードが存在しない場
合がある。その場合に、対象者しかわからないもの、た
とえば、対象者の電話番号や生年月日などをパスワード
とすることができ、その場合に、パスワード入力画面
に、どのような内容をパスワードとして設定してあるの
かについての説明に関する情報もあわせて表示する。
【0138】パスワードが正しく入力された場合、つぎ
に、図17に示すような伝言の詳細内容についての画面
を表示する。図17において、伝言の詳細な内容を表示
するとともに、送信者へ送信することが可能なメッセー
ジ入力欄1701をあわせて表示する。
【0139】その後、「メッセージ送信」ボタン170
2が押下されると、メッセージ入力欄1701に入力さ
れたメッセージを送信する。また、「出力要求」ボタン
1703が押下されると、図18に示すような出力要求
画面が表示される。出力要求画面では、送信者から送信
され情報端末装置110において表示された伝言情報を
プリントアウトしたり、ディジタルデータとして所定の
記録媒体(領域)にダウンロードすることができる。
【0140】図18において、データの出力方式を選択
するための各ボタン1801と、選択を確定させる「選
択」ボタン1802と、出力要求をキャンセルする「キ
ャンセル」ボタン1803とが表示されている。出力方
式を選択するための各ボタン1801は、そのボタンが
選択されると、図示は省略するが、必要に応じて、その
出力方式によるデータのダウンロード方法の詳細説明を
表示する。
【0141】また、プリントアウトなど出力方式によっ
て課金することも可能であり、出力方式を選択するため
の各ボタン1801が選択されると、有料の場合は出力
料金を表示する。そして、「選択」ボタン1802また
は「キャンセル」ボタン1803が選択されると、図1
7に戻る。
【0142】つぎに、図17において、伝言内容をすべ
て確認した場合は「クローズ」ボタン1704を押下す
る。この「クローズ」ボタン1704が押下されると、
つぎに、図19に示すような終了画面を表示する。図1
9に示すような終了画面を表示するとともに、伝言情報
の内容は、ログデータなどを残して、記憶部402から
消去する。
【0143】また、図19に示すように、画面の一部に
広告スペースを一つまたは複数(広告スペース1、広告
スペース2)設け、あわせて表示するようにしてもよ
い。広告スペースは、他の画面において表示してもよ
く、さらには、表示画面404に表示するようにしても
よい。
【0144】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、受信部401が、インターネット100などのネッ
トワークを介して送信された伝言情報を受信し、記憶部
402が、受信部401によって受信された伝言情報を
記憶し、表示制御部403が、記憶部402によって記
憶された伝言情報の一部のみを表示画面404に表示
し、伝言情報出力/表示部406が、表示制御部403
によって前記表示画面に表示された伝言情報の内容に該
当する操作者による所定の操作がおこなわれることによ
って記憶部402に記憶された伝言情報の全部または一
部を出力または表示するため、表示画面404に表示さ
れた伝言情報を見た対象者にその伝言の詳細な内容を他
人に知られることなく確認させることができ、これによ
って、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみに容
易にかつ確実に伝えることが可能となる。
【0145】なお、電子伝言板システムを用いた伝言情
報通知方法は、あらかじめ用意されたコンピュータ読み
取り可能なプログラムであってもよく、またそのプログ
ラムをパーソナルコンピュータやワークステーションな
どのコンピュータで実行することによって実現される。
このプログラムは、HD(ハードディスク)、FD(フ
ロッピーディスク)、CD−ROM、MO、DVDなど
のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、
コンピュータによって記録媒体から読み出されることに
よって実行される。また、このプログラムは、インター
ネットなどのネットワークを介して配布することが可能
な伝送媒体であってもよい。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、受信手段が、インターネットなどのネッ
トワークを介して送信された伝言情報を受信し、記憶手
段が、前記受信手段によって受信された伝言情報を記憶
し、表示制御手段が、前記記憶手段によって記憶された
伝言情報の一部のみを表示画面に表示し、伝言情報出力
手段が、前記表示制御手段によって前記表示画面に表示
された伝言情報の内容に該当する操作者による所定の操
作がおこなわれることによって前記記憶手段に記憶され
た伝言情報の全部または一部を出力または表示するた
め、表示画面に表示された伝言情報を見た対象者にその
伝言の詳細な内容を他人に知られることなく確認させる
ことができ、これによって、所望の伝言をその伝言を伝
えたい対象者のみに容易にかつ確実に伝えることが可能
な電子伝言板システムが得られるという効果を奏する。
【0147】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記表示画面に表示され
た伝言情報の内容に該当する操作者による所定の操作
を、前記伝言情報が前記表示画面に表示されている期間
のみ有効とするため、伝言情報の詳細な内容の出力また
は表示に関する有効期限を明確にすることができ、これ
によって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみ
に容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0148】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、第1の確認情報送信手段
が、前記所定の操作がおこなわれなかった場合に、前記
伝言情報の送信元あるいは前記伝言情報の送信者が指定
した送信先へ前記伝言情報が確認されなかった旨の情報
を送信するため、伝言が相手に伝わらなかったことを送
信者に容易にかつ迅速に知らせることができ、これによ
って、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみに容
易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板システム
が得られるという効果を奏する。
【0149】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記
伝言情報に、前記伝言情報の表示時間または表示時刻に
関する情報が含まれており、前記表示制御手段が、前記
伝言情報に含まれる表示時間または表示時刻に関する情
報に基づいて、前記伝言情報を前記表示画面に表示し、
または前記表示画面に表示された伝言情報を不表示にす
るため、伝言情報の内容を効率的に表示し、より確実に
相手(対象者)に伝言があることを伝えることができ、
これによって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者
のみに容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板
システムが得られるという効果を奏する。
【0150】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、計時
手段が、前記表示画面に各伝言情報が表示された時間を
計時し、前記表示制御手段が、前記計時手段による計時
の結果、所定の表示有効時間が経過した場合に、前記表
示画面に表示された伝言情報を不表示にするため、相手
(対象者)が確認しなかった伝言情報が不要に長い期間
表示されることを回避することができるとともに、一度
にできるだけ多くの伝言情報を表示することができ、こ
れによって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者の
みに容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板シ
ステムが得られるという効果を奏する。
【0151】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記
表示制御手段が、前記表示画面に表示された伝言情報
を、所定の状況になった場合に不表示にするため、相手
(対象者)に確認されなかった伝言情報が不要に長い期
間表示されることを回避することによって、一度にでき
るだけ多くの伝言情報を表示することができ、これによ
って、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみに容
易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板システム
が得られるという効果を奏する。
【0152】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明において、前記所定の状況が、表示
の対象となる伝言情報数が前記表示画面の表示許容数を
越えた状況であり、その状況の場合に、前記表示制御手
段が、表示されていた伝言情報のうち表示されていた期
間がもっとも長いものを不表示にするため、不要な伝言
情報を排除し、一度にできるだけ多くの伝言情報を表示
することで、表示されるべき伝言情報が表示されないこ
とを防止することができ、これによって、所望の伝言を
その伝言を伝えたい対象者のみに容易にかつ確実に伝え
ることが可能な電子伝言板システムが得られるという効
果を奏する。
【0153】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項6または7に記載の発明において、前記表示制御手
段が、一度不表示にした伝言情報を所定時間経過後また
は所定の状況になった場合に再度表示するため、確認さ
れなかった伝言情報を再度表示し、確認されない伝言情
報をできるだけ少なくすることができ、これによって、
所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみに容易にか
つ確実に伝えることが可能な電子伝言板システムが得ら
れるという効果を奏する。
【0154】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記
表示制御手段が、前記操作者による前記伝言情報出力手
段に対する所定の操作に基づいて、または、前記伝言情
報出力手段による前記伝言情報の全部または一部の出力
に基づいて、前記表示画面に表示された伝言情報を不表
示にするため、不要になった伝言情報が表示されるのを
回避することができ、これによって、所望の伝言をその
伝言を伝えたい対象者のみに容易にかつ確実に伝えるこ
とが可能な電子伝言板システムが得られるという効果を
奏する。
【0155】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項9に記載の発明において、第2の確認情報送信手
段が、前記所定の操作に基づいて、または、前記伝言情
報出力手段による前記伝言情報の全部または一部の出力
に基づいて、前記伝言情報の送信元あるいは前記伝言情
報の送信者が指定した送信先へ前記伝言情報が確認され
た時刻および/または前記操作者からのメッセージ情報
を送信するため、相手(対象者)が伝言を確認したこと
を送信者に容易にかつ迅速に知らせることができ、これ
によって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者のみ
に容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0156】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明において、
前記表示画面が、不特定多数の者が同時に視認可能な装
置であるため、伝言があることを不特定多数の者に効率
的に知らせることができ、これによって、所望の伝言を
その伝言を伝えたい対象者のみに容易にかつ確実に伝え
ることが可能な電子伝言板システムが得られるという効
果を奏する。
【0157】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明において、
前記伝言情報出力手段によって出力される伝言情報が音
声情報を含むため、文章などでは伝えることが難しい伝
言を正確に伝えることができるとともに、送信者を容易
に特定しやすくなり、いわゆるいたずら伝言などを防止
することができ、これによって、所望の伝言をその伝言
を伝えたい対象者のみに容易にかつ確実に伝えることが
可能な電子伝言板システムが得られるという効果を奏す
る。
【0158】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項1〜12のいずれか一つに記載の発明において、
前記ネットワークに接続可能なサーバと、前記表示画面
を有する表示装置と、前記伝言情報出力手段を有する情
報端末装置とで構成され、無線通信によって、前記サー
バと前記表示装置との間および/または前記情報端末装
置との間の情報の伝達をおこなうため、表示装置、情報
端末装置の移動や敷設を容易におこなうことができ、こ
れによって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対象者の
みに容易にかつ確実に伝えることが可能な電子伝言板シ
ステムが得られるという効果を奏する。
【0159】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項1〜13のいずれか一つに記載の発明において、
前記ネットワークに接続可能なサーバと、前記表示画面
を有する複数の表示装置と、前記伝言情報出力手段を有
する情報端末装置とで構成され、前記伝言情報に、前記
複数の表示装置のうち一つまたは複数の表示装置の指定
情報が含まれており、前記表示制御手段が、前記伝言情
報に含まれる指定情報によって指定された表示装置の表
示画面に、前記伝言情報を表示するため、複数の表示装
置がある場合に、相手(対象者)に伝言内容を確認させ
るのに適した表示装置を選択させることで、効率的に伝
言を相手に伝えることができ、これによって、所望の伝
言をその伝言を伝えたい対象者のみに容易にかつ確実に
伝えることが可能な電子伝言板システムが得られるとい
う効果を奏する。
【0160】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項14に記載の発明において、前記表示装置の指定
情報が、送信先の情報処理装置の表示画面上に前記表示
装置の配置を示す地図情報を表示し、前記地図情報中に
配置された表示装置を指定することによって生成するた
め、所望の表示装置を容易にかつ確実に指定させること
ができ、これによって、所望の伝言をその伝言を伝えた
い対象者のみに容易にかつ確実に伝えることが可能な電
子伝言板システムが得られるという効果を奏する。
【0161】また、請求項16に記載の発明によれば、
受信工程が、インターネットなどのネットワークを介し
て送信された伝言情報を受信し、表示工程が、前記受信
工程によって受信された伝言情報の一部のみを表示画面
に表示し、受付工程が、前記表示工程によって前記表示
画面に表示された伝言情報の内容に該当する操作者によ
っておこなわれる所定の操作情報を受け付け、伝言情報
出力工程が、前記受付工程によって受け付けられた操作
情報に基づいて、前記受信工程によって受信された伝言
情報の全部または一部を出力または表示するため、表示
画面に表示された伝言情報を見た対象者にその伝言の詳
細な内容を他人に知られることなく確認させることがで
き、これによって、所望の伝言をその伝言を伝えたい対
象者のみに容易にかつ確実に伝えることが可能な伝言情
報通知方法が得られるという効果を奏する。
【0162】また、請求項17に記載の発明によれば、
請求項16に記載された方法をコンピュータによって実
現することが可能なプログラムが得られるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板のシ
ステム構成を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムのハードウエア構成を示す説明図(ブロック図)で
ある。
【図3】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムを構成するメールサーバ、処理サーバ、情報端末装
置のハードウエア構成を示す説明図(ブロック図)であ
る。
【図4】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの機能的構成を示す説明図(ブロック図)である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの入出力データのインタフェースを示す説明図であ
る。
【図6】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの別の処理(表示画面の表示処理)の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シス
テムの別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムへの伝言情報入力画面の一例を示す説明図であ
る。
【図13】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムへの伝言情報入力画面の別の一例を示す説明図で
ある。
【図14】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの表示装置および表示装置の表示画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図15】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の表示内容の
一例を示す説明図である。
【図16】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の別の表示内
容の一例を示す説明図である。
【図17】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の別の表示内
容の一例を示す説明図である。
【図18】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の別の表示内
容の一例を示す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態にかかる電子伝言板シ
ステムの情報端末装置のディスプレイ画面の別の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク(インターネット) 101 インターネットユーザ(端末装置) 102 携帯電話機ユーザ 103 メールサーバ 104 ファイア・ウォール 105 処理サーバ 106,107,109 無線機 108 表示装置 110 情報端末装置 201 送信部 202 中継器 203 表示部 204 出力/表示部 211,223 変調回路 212 送信部 220 (中継器の)CPU 221,231,241 アンテナ 222 検波回路 232,242 トランスミッタ 233,243 制御器 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 HDD 305 HD 306 FDD 307 FD 308 ディスプレイ 309 KB(キーボード) 310 PD(ポインティングデバイス) 311 スキャナ 312 プリンタ 314 バス 401 受信部 402 記憶部 403 表示制御部 404 表示画面 405 伝言情報要求操作部 406 伝言情報出力/表示部 407 計時部 408 確認情報送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 進 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 小山 深 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 CA00 5B085 AA08 AE01 AE15 BE07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットなどのネットワークを介
    して送信された伝言情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された伝言情報を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された伝言情報の一部のみを
    表示画面に表示する表示制御手段と、 前記表示制御手段によって前記表示画面に表示された伝
    言情報の内容に該当する操作者による所定の操作がおこ
    なわれることによって前記記憶手段に記憶された伝言情
    報の全部または一部を出力または表示する伝言情報出力
    手段と、 を備えたことを特徴とする電子伝言板システム。
  2. 【請求項2】 前記表示画面に表示された伝言情報の内
    容に該当する操作者による所定の操作を、前記伝言情報
    が前記表示画面に表示されている期間のみ有効とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子伝言板システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記所定の操作がおこなわれな
    かった場合に、前記伝言情報の送信元あるいは前記伝言
    情報の送信者が指定した送信先へ前記伝言情報が確認さ
    れなかった旨の情報を送信する第1の確認情報送信手段
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子伝言板
    システム。
  4. 【請求項4】 前記伝言情報には、前記伝言情報の表示
    時間または表示時刻に関する情報が含まれており、 前記表示制御手段は、前記伝言情報に含まれる表示時間
    または表示時刻に関する情報に基づいて、前記伝言情報
    を前記表示画面に表示し、または前記表示画面に表示さ
    れた伝言情報を不表示にすることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一つに記載の電子伝言板システム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記表示画面に各伝言情報が表
    示された時間を計時する計時手段を備え、 前記表示制御手段は、前記計時手段による計時の結果、
    所定の表示有効時間が経過した場合に、前記表示画面に
    表示された伝言情報を不表示にすることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一つに記載の電子伝言板システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記表示画面に表
    示された伝言情報を、所定の状況になった場合に不表示
    にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに
    記載の電子伝言板システム。
  7. 【請求項7】 前記所定の状況は、表示の対象となる伝
    言情報数が前記表示画面の表示許容数を越えた状況であ
    り、 その状況の場合に、前記表示制御手段は、表示されてい
    た伝言情報のうち表示されていた期間がもっとも長いも
    のを不表示にすることを特徴とする請求項6に記載の電
    子伝言板システム。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、一度不表示にした
    伝言情報を所定時間経過後または所定の状況になった場
    合に再度表示することを特徴とする請求項6または7の
    いずれか一つに記載の電子伝言板システム。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、前記操作者による
    前記伝言情報出力手段に対する所定の操作に基づいて、
    または、前記伝言情報出力手段による前記伝言情報の全
    部または一部の出力に基づいて、前記表示画面に表示さ
    れた伝言情報を不表示にすることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか一つに記載の電子伝言板システム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記所定の操作に基づいて、
    または、前記伝言情報出力手段による前記伝言情報の全
    部または一部の出力に基づいて、前記伝言情報の送信元
    あるいは前記伝言情報の送信者が指定した送信先へ前記
    伝言情報が確認された時刻および/または前記操作者か
    らのメッセージ情報を送信する第2の確認情報送信手段
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載の電子伝言板
    システム。
  11. 【請求項11】 前記表示画面は、不特定多数の者が同
    時に視認可能な装置であることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれか一つに記載の電子伝言板システム。
  12. 【請求項12】 前記伝言情報出力手段によって出力さ
    れる伝言情報は音声情報を含むことを特徴とする請求項
    1〜11のいずれか一つに記載の電子伝言板システム。
  13. 【請求項13】 前記ネットワークに接続可能なサーバ
    と、前記表示画面を有する表示装置と、前記伝言情報出
    力手段を有する情報端末装置とで構成され、 無線通信によって、前記サーバと前記表示装置との間お
    よび/または前記情報端末装置との間の情報の伝達をお
    こなうことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つ
    に記載の電子伝言板システム。
  14. 【請求項14】 前記ネットワークに接続可能なサーバ
    と、前記表示画面を有する複数の表示装置と、前記伝言
    情報出力手段を有する情報端末装置とで構成され、 前記伝言情報には、前記複数の表示装置のうち一つまた
    は複数の表示装置の指定情報が含まれており、 前記表示制御手段は、前記伝言情報に含まれる指定情報
    によって指定された表示装置の表示画面に、前記伝言情
    報を表示することを特徴とする請求項1〜13のいずれ
    か一つに記載の電子伝言板システム。
  15. 【請求項15】 前記表示装置の指定情報は、送信先の
    情報処理装置の表示画面上に前記表示装置の配置を示す
    地図情報を表示し、前記地図情報中に配置された表示装
    置を指定することによって生成することを特徴とする請
    求項14に記載の電子伝言板システム。
  16. 【請求項16】 インターネットなどのネットワークを
    介して送信された伝言情報を受信する受信工程と、 前記受信工程によって受信された伝言情報の一部のみを
    表示画面に表示する表示工程と、 前記表示工程によって前記表示画面に表示された伝言情
    報の内容に該当する操作者によっておこなわれる所定の
    操作情報を受け付ける受付工程と、 前記受付工程によって受け付けられた操作情報に基づい
    て、前記受信工程によって受信された伝言情報の全部ま
    たは一部を出力または表示する伝言情報出力工程と、 を含んだことを特徴とする伝言情報通知方法。
  17. 【請求項17】 前記請求項16に記載された方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008152484A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hito Express Kk 伝達通知プログラム、及びそれを用いた品質改善システム
US8078988B2 (en) 2005-08-31 2011-12-13 Ricoh Company, Ltd. Information display system, apparatus and method of displaying electronic information according to schedule information
JP2013157757A (ja) * 2012-01-28 2013-08-15 Haruka Nishimori サーバからネットワークを介して携帯電話に送信され、携帯電話によって実行されるコンピュータプログラム

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