JP2002275311A - ゴム組成物及びタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及びタイヤ

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JP2002275311A
JP2002275311A JP2001393189A JP2001393189A JP2002275311A JP 2002275311 A JP2002275311 A JP 2002275311A JP 2001393189 A JP2001393189 A JP 2001393189A JP 2001393189 A JP2001393189 A JP 2001393189A JP 2002275311 A JP2002275311 A JP 2002275311A
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carbon atoms
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JP2001393189A
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Kazuhiro Yanagisawa
和宏 柳澤
Masaki Toyoda
正喜 豊田
Katsuyuki Takaku
勝之 高久
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルコールの発生量が少なく、作業性、寸法
安定性、安全性に優れたゴム組成物の提供、及び該ゴム
組成物を用いたタイヤであって生産性及びユニフォーミ
ティーに優れたタイヤの提供。 【解決手段】 ジエン系ゴムを少なくとも1種有して成
るゴム成分、ケイ酸を含有する無機充填剤、シランカッ
プリング剤、及び化合物(A)を配合してなるゴム組成
物であって、無機充填剤の量がゴム成分100重量部に
対して10〜130重量部であり、シランカップリング
剤は、そのうちの少なくとも25重量%が縮合した多量
体であり、該シランカップリング剤の量が無機充填剤1
00重量部に対して1〜20重量部であり、化合物
(A)がその分子内に親水基と疎水基とをそれぞれ1個
以上有し、該化合物(A)の量がゴム成分100重量部
に対して0.2〜10重量部であるゴム組成物により、
上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物及び該
ゴム組成物を用いたタイヤに関し、特に作業性及び/又
は寸法安定性に優れたゴム組成物、並びに該ゴム組成物
を用いた生産性及びユニフォーミティーに優れたタイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりタイヤトレッド用の各種ゴム組
成物が検討されている。例えば、ゴム成分として天然ゴ
ム及び/又は合成ゴムなどのジエン系ゴムに所定量の充
填剤としてシリカを添加することにより、低燃費性に優
れ、かつ湿潤路面でのグリップに優れたタイヤが提案さ
れている。
【0003】充填剤としてシリカを用いた場合、従来の
カーボンブラックを用いた場合と比較すると、シリカ−
ゴム成分の結合は、カーボンブラック−ゴム成分の結合
と比較して弱くなる。したがって、シリカを用いた場合
のタイヤの耐摩耗性は、カーボンブラックを用いた場合
と比較して、大幅に低下する。また、シリカは粒子同士
が凝集し易いため、未加硫ゴムの粘度が高くなり、押出
工程等における作業性が劣るという問題が生じる。
【0004】そこで、シリカを添加したゴム組成物は、
シリカ−ゴム成分の結合を補強するため、並びに耐摩耗
性及び作業性を改善するために、シランカップリング剤
が用いられている。即ち、シランカップリング剤は、シ
リカ−ゴム成分の結合を強化し、耐摩耗性を向上させ
る。これと共に、シランカップリング剤は、シリカ表面
に存在するシラノール基と反応して、シラノール基同士
の水素結合により生じると考えられるシリカ粒子の凝集
を妨げ、これにより作業性を改善する効果を有する。特
に、その分子内にアルコキシシリル基及びイオウの双方
を含むシランカップリング剤は、加硫反応によりシリカ
とゴム成分とを容易に結合させるため、好適に用いられ
ている。
【0005】その分子内にアルコキシシリル基を有する
カップリング剤は、シリカと反応する際に、アルコール
を発生する。生じたアルコールは、ゴム中で揮発するた
め、押出成形した未加硫ゴムの内部で発泡し、ゴムの補
強性、寸法安定性及び生産性を低下させるという問題が
ある。また、生産者及び消費者の健康上の理由、及び環
境面での配慮からも、アルコールの放出を減少させるこ
とが望まれている。
【0006】このような問題を解決するために、予めシ
ランカップリング剤をシリカ等の無機充填剤に前処理す
る技術が特開昭59−206469号公報、特開平5−
17705号公報、特開平9−328631号公報及び
特開平9−12922号公報等に提案されている。しか
し、これらの技術は、十分な改良効果を奏することがで
きず、また、その処理にコストがかかる。
【0007】また、上記問題を解決する別の方法とし
て、オリゴマー型のオルガノシラン化合物を用いる技術
が特開2000−38395号公報に提案されている。
しかし、この化合物は、シリカとの反応性が乏しいた
め、所望の加工性を得ることができないという問題があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、アルコールの発生量が少なく、作業性、寸法安
定性、安全性に優れたゴム組成物、及び該ゴム組成物を
用いたタイヤであって生産性及びユニフォーミティーに
優れたタイヤを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討した
結果、以下の発明により上記課題を解決することができ
ることを見出した。
【0010】<1> ジエン系ゴムの少なくとも1種を
有して成るゴム成分、ケイ酸を含有する無機充填剤、下
記一般式1で表されるシランカップリング剤、及び化合
物(A)を配合してなるゴム組成物であって、前記無機
充填剤の量がゴム成分100重量部に対して10〜13
0重量部であり、前記シランカップリング剤は、そのう
ちの少なくとも25重量%が縮合した多量体であり、該
シランカップリング剤の量が無機充填剤100重量部に
対して1〜20重量部であり、化合物(A)がその分子
内に親水基と疎水基とをそれぞれ1個以上有し、該化合
物(A)の量がゴム成分100重量部に対して0.2〜
10重量部であるゴム組成物。
【0011】
【化11】
【0012】式1中、R及びRは同じであっても異
なってもよく、炭素数1〜4の炭化水素基を表し;R
は炭素数1〜15の飽和又は不飽和のアルキレン基又は
炭素数7〜15のフェニレンを含有する飽和又は不飽和
のアルキレン基を表し;nは0〜2の整数を表し;Sy
はポリスルフィド部を表し、yは該ポリスルフィド部の
イオウ原子の平均数を表し、1≦y≦5である。
【0013】<2> 上記<1>において、無機充填剤
がシリカであり、該シリカはBET比表面積が40〜3
50m/gであるのがよい。 <3> 上記<1>又は<2>において、化合物(A)
が、炭素数8〜12の飽和又は不飽和脂肪酸の金属塩及
びエステルからなる群から選ばれる少なくとも1種であ
るのがよい。
【0014】<4> 上記<1>又は<2>において、
化合物(A)が、炭素数3〜10の飽和または不飽和脂
肪族ジカルボン酸と炭素数1〜22の飽和または不飽和
アルコールとのジエステルであるのがよい。 <5> 上記<1>又は<2>において、化合物(A)
が、炭素数3〜10の飽和または不飽和脂肪族ジカルボ
ン酸と、炭素数1〜22の飽和または不飽和アルコール
またはポリオキシアルキレンアルコールとのモノエステ
ルであるのがよい。
【0015】<6> 上記<1>又は<2>において、
化合物(A)が、芳香族カルボン酸、その金属塩、およ
びそのエステルのうち少なくとも1種であるのがよい。 <7> 上記<1>又は<2>において、化合物(A)
が、芳香族ジカルボン酸と、炭素数1〜22の飽和また
は不飽和アルコールまたはポリオキシアルキレンアルコ
ールとのモノエステルであるのがよい。
【0016】<8> 上記<1>又は<2>において、
前記化合物(A)が、芳香族ジカルボン酸のモノエス
テルの金属塩であるのがよい。 <9> 上記<1>又は<2>において、化合物(A)
が、フタル酸と、炭素数1〜18の飽和または不飽和脂
肪族アルコールおよび炭素数1〜18のアルキルアリー
ルアルコールのうち少なくとも1種とのジエステルであ
るのがよい。 <10> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が下記一般式2で表される化合物であるのがよ
い。
【0017】
【化12】
【0018】式2中、mは0以上の数、n,pは1以上
の整数、qは0または1以上の整数であり、かつn+p
+q=6の関係を満たし、Rはアルキレン基、R
アルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基、また
はアシル基、RはH、アルキル基、またはアルケニル
基をそれぞれ表す。
【0019】<11> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)がアルキレングリコールと高級脂肪酸
からなるジエステルR’O(OC)−X−(CO)O
R’(式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、R’は
炭素数12〜22の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素をそ
れぞれ表す)であるのがよい。 <12> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が3個以上のOH基を有する多価アルコールのエ
ステルであるのがよい。
【0020】<13> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が植物油であるのがよい。 <14> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が12−ヒドロキシステアリン酸、その塩、および
その重合体のうち少なくとも1種であるのがよい。
【0021】<15> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が炭素数12〜 22の脂肪酸アミドであ
るのがよい。 <16> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が反応性シリコーンオイルであるのがよい。
【0022】<17> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が、カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫
酸エステル塩、およびリン酸エステル塩のうち少なくと
も1種のアニオン系界面活性剤であるのがよい。 <18> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が、四級アンモニウム塩のカチオン系界面活性剤
であるのがよい。
【0023】<19> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が、ノニオン系界面活性剤であるのが
よい。 <20> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が、下記一般式3で表される置換されたアミンお
よびその塩のうち少なくとも1種であるのがよい。
【0024】
【化13】
【0025】(式3中、Rは炭素数8〜22のアルキ
ル基、アルケニル基、またはアリール基、RおよびR
は同じであっても異なってもよく、Hまたは炭素数l〜
22のアルキル基、アルケニル基、またはアリール基をそれ
ぞれ表す)。
【0026】<21> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が下記一般式4で表されるメタクリレ
ートであるのがよい。
【0027】
【化14】
【0028】式4中、mは0〜30のうちいずれかの整
数を表し、R10はH、炭素数1〜18のアルキル基、
アルケニル基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、下
記式aで表される基、または下記式bで表される基を表
す。
【0029】
【化15】
【0030】
【化16】
【0031】式b中、R11は炭素数2〜6のアルキレ
ン基を表す。
【0032】<22> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)が下記一般式5で表されるアクリレー
トであるのがよい。
【0033】
【化17】
【0034】式5中、mは0〜30のうちいずれかの整
数を表し、R12はH、炭素数1〜18のアルキル基、
アルケニル基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、下
記式cで表される基、または下記式dで表される基を表
す。)
【0035】
【化18】
【0036】
【化19】
【0037】式d中、R13は炭素数2〜6のアルキレ
ン基を表す。
【0038】<23> 上記<1>又は<2>におい
て、化合物(A)がノニオン系界面活性剤と脂肪酸エス
テルとの溶融混合物であるのがよい。 <24> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)がエタノールアミン脂肪酸塩であるのがよい。 <25> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が、分子中にカルボキシル基を少なくとも1つ有
する、脂肪族多価カルボン酸と(ポリ)オキシアルキレ
ン誘導体とのエステルであるのがよい。 <26> 上記<1>又は<2>において、化合物
(A)が、下記一般式6で表される化合物であるのがよ
い。
【0039】
【化20】
【0040】一般式6中、tは平均重合度を表す0以上
の数であり、s及びuはそれぞれ1以上の整数を示し、
Aは飽和又は不飽和の脂肪族鎖、R21はアルキレン
基、R 22はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリ
ール基又はアシル基である。
【0041】<27> 上記<1>又は<26>のいず
れか1つに記載されたゴム組成物を、トレッド部、ベー
ストレッド部、サイドトレッド部のうち少なくとも1つ
の部材に用いてなることを特徴とするタイヤ。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明のゴム組成物は、ジエン系
ゴムの少なくとも1種を有して成るゴム成分、ケイ酸を
含有する無機充填剤、上記一般式1で表されるシランカ
ップリング剤、及び化合物(A)を配合してなる。
【0043】また、本発明のタイヤは、上記ゴム組成物
を、トレッド部、ベーストレッド部、サイドトレッド部
のうち少なくとも1つの部材に用いてなる。なお、本発
明のタイヤは、例えば、その内部に空気が満たされた空
気入りタイヤに限定されるものではなく、その内部に種
々のガスを満たしたタイヤとすることができ、例えばガ
スとして窒素のみを満たしたものであってもよく、ガス
として空気に種々の混合比となるように窒素を入れたも
のを用いてもよい。以下、本発明のゴム組成物に配合さ
れる成分に関して説明する。
【0044】<ゴム成分>本発明のゴム組成物には、ジ
エン系ゴムの少なくとも1種を有して成るゴム成分が配
合される。ゴム成分に含まれるジエン系ゴムは、天然ゴ
ム(NR)及びジエン系合成ゴムのいずれか一方であっ
ても双方であってもよい。合成ゴムとして、イソプレン
ゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブ
タジエンゴム(SBR)、ブチルゴム、ニトリルゴム等
を挙げることができる。これらを、上述のように、1種
のみ単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用い
ることができる。
【0045】<ケイ酸を含有する無機充填剤>本発明の
ゴム組成物には、ケイ酸を含有する無機充填剤が配合さ
れる。該無機充填剤は、ケイ酸を含有するものであれ
ば、特に制限はなく、例えばシリカ、アルミノケイ酸
塩、ゼオライト、クレー、シリカが固定化されたカーボ
ンブラック等を用いることができる。
【0046】本発明の無機充填剤は、通常、シリカを用
いるのがよく、沈降法によるシリカが好ましく用いられ
る。シリカは、特にそのBET比表面積が40〜350
/g、好ましくは70〜300m/gであるのが
よい。このようなシリカとして、日本シリカ工業(株)
製「ニップシールAQ」;デグサ社製「Ultrasi
l VN3」;ローディア社製「Zeosil 116
5MP」、「Zeosil 165GR」及び「Zeo
sil 175P」;並びにPPG社製「Hisil
233」、「Hisil 210」及び「Hisil
255」などを挙げることができるが、これらに限定さ
れない。
【0047】本発明の無機充填剤の配合量は、ジエン系
ゴム成分100重量部に対して、10〜130重量部、
好ましくは10〜90重量部であるのがよい。この範囲
であれば、本発明の効果、即ち十分な補強性及び作業性
を奏することができる。なお、無機充填剤の配合量が少
なすぎると、補強性が乏しくなる傾向が生じる。また、
無機充填剤の配合量が多すぎると、作業性が低下する傾
向が生じる。
【0048】<シランカップリング剤>本発明のゴム組
成物は、上記一般式1で表されるシランカップリング剤
が配合される。シランカップリング剤は、そのうちの少
なくとも25重量%、好ましくは30%以上が縮合した
多量体である。なお、本明細書における「一般式1で表
されるシランカップリング剤の多量体」とは、一般式1
の2量体以上を意味する。また、縮合した多量体の製法
としては、例えば、高湿度の雰囲気下で所定時間攪拌す
る手法;及び酸、塩基又は金属塩等の脱水縮合触媒を添
加する手法等を挙げることができるが、これらに限定さ
れない。
【0049】本発明のシランカップリング剤の配合量
は、前記無機充填剤100重量部に対して1〜20重量
部、好ましくは2〜15重量部であるのがよい。
【0050】<化合物(A)>本発明のゴム組成物は、
化合物(A)を配合してなる。該化合物(A)は、その
分子内に親水基と疎水基とをそれぞれ1個以上有する。
該化合物(A)は、充填剤同士の凝集を抑える効果があ
り、ゴム組成物中のゴム成分と充填剤との界面の親和力
を高めることができる。即ち、化合物(A)は、いわゆ
る界面活性作用を有する。本発明の化合物(A)の配合
量は、ゴム成分100重量部に対して0.2〜10重量
部、好ましくは0.5〜5重量部であるのがよい。
【0051】本発明の化合物(A)、即ち、その分子内
に親水基と疎水基とをそれぞれ1個以上有する化合物
(A)として、以下の(a)〜(w)を挙げることがで
きるが、これらに限定されない。
【0052】(a)炭素数8〜12の飽和又は不飽和脂
肪酸の金属塩及びエステルからなる群から選ばれる少な
くとも1種。この場合、該飽和又は不飽和脂肪酸とし
て、ステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、リシノー
ル酸、パルミチン酸などを挙げることができる。また、
その金属塩となる構成金属として、Ba、Ca、Mg及
びZnなどを挙げることができる。
【0053】(b)炭素数3〜10の飽和または不飽和
脂肪族ジカルボン酸と炭素数1〜22の飽和または不飽
和アルコールとのジエステル類から選ばれる少なくとも
1種。例えば、ジエステルとして、アジピン酸ジオレイ
ル等を挙げることができる。 (c)炭素数3〜10の飽和または不飽和脂肪族ジカル
ボン酸と、炭素数1〜22の飽和または不飽和アルコー
ルまたはポリオキシアルキレンアルコールとのモノエス
テル類から選ばれる少なくとも1種。例えば、モノエス
テルとして、アジピン酸モノステアリル、アジピン酸モ
ノオレイル等を挙げることができる。
【0054】(d)芳香族カルボン酸、その金属塩、お
よびそのエステルのうち少なくとも1種。例えば、芳香
族カルボン酸として、安息香酸及びフタル酸を挙げるこ
とができる。また、その金属塩となる構成金属として、
アルカリ金属;Ba、Ca及びMgなどのアルカリ土類
金属;及びZnなどを挙げることができる。 (e)芳香族ジカルボン酸と、炭素数1〜22の飽和ま
たは不飽和アルコールまたはポリオキシアルキレンアル
コールとのモノエステル類から選ばれる少なくとも1
種。この場合、モノエステルとして、フタル酸モノステ
アリル、フタル酸モノオレイル等を挙げることができ
る。
【0055】(f)芳香族ジカルボン酸のモノエステル
類の金属塩から選ばれる1種。例えば、フタル酸モノ亜
鉛塩モノステアリルなどを挙げることができる。 (g)フタル酸と、炭素数1〜18の飽和または不飽和
脂肪族アルコールおよび炭素数1〜18のアルキルアリ
ールアルコールのうち少なくとも1種とのジエステル
類、即ちフタル酸ジエステルから選ばれる1種。例え
ば、フタル酸ジ−2−エチルへキシル、フタル酸ジブチ
ルなどを挙げることができる。
【0056】(h)上記一般式2で表される化合物の1
種。例えば、フタル酸モノ(トリオキシエチレンラウリ
ル)エステルを挙げることができる。
【0057】(i)アルキレングリコールと高級脂肪酸
からなるジエステルRO(OC)−X−(CO)OR
(式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、Rは炭素数
12〜22の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素をそれぞれ表
す)のうちの1種。例えば、エチレングリコールジオレ
ート、ブチレングリコールジリノレート、エチレングリ
コールジリノレート、エチレングリコールジステアレー
トなどを挙げることができる。
【0058】(j)3個以上のOH基を有する多価アル
コールのエステル類の1種。例えば、3個以上のOH基
を有する多価アルコールとして、グリセリン及びソルビ
トール等を挙げることができる。また、該多価アルコー
ルのエステルとして、ソルビタンモノオレエート、ステ
アリン酸モノグリセリド及びオレイン酸モノグリセリド
などを挙げることができる。
【0059】(k)植物油の1種。該植物油として、ヒ
マシ油、アマニ油、ナタネ油、大豆油、パーム油及びヤ
シ油など、並びに黒サブ、白サブ及び飴サブ等のサブを
挙げることができる。 (l)12−ヒドロキシステアリン酸、その塩、およびそ
の重合体のうち少なくとも1種。12−ヒドロキシステア
リン酸の金属塩を構成する金属として、Znを挙げるこ
とができる。
【0060】(m)炭素数12〜 22の脂肪酸アミド類の
1種。例えば、ステアロアミド及びオレイルアミドなど
を挙げることができる。 (n)反応性シリコーンオイルの1種。例えば、メチル
水素シリコーンオイル及びメチルエトキシシリコーンオ
イルなどを挙げることができる。
【0061】(o)カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸
エステル塩、およびリン酸エステル塩のうち少なくとも
1種のアニオン系界面活性剤。例えば、ステアリン酸ナ
トリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム及びオレイルリン酸ナトリウムな
どを挙げることができる。 (p)四級アンモニウム塩のカチオン系界面活性剤。例
えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドな
どを挙げることができる。
【0062】(q)ノニオン系界面活性剤。例えば、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル及びポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル等を挙げることができ、具体的には、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル及びポリエチレン
グリコールジステアレートを挙げることができる。
【0063】(r)上記一般式3で表される置換された
アミンおよびその塩のうち少なくとも1種。例えば置換
アミンとして、ステアリルアミン、ジメチルステアリル
アミン、ジメチルフェニルアミン及びトリステアリルア
ミンなどを挙げることができ、その塩として、これらの
オレイン酸塩、ステアリン酸塩、フタル酸塩及び安息香
酸等を挙げることができる。
【0064】(s)上記一般式4で表されるメタクリレ
ート類の1種。例えば、メトキシポリエチレングリコー
ルメタクリレート及び2−メタクリロイロキシエチルヘ
キサヒドロフタル酸などを挙げることができる。
【0065】(t)上記一般式5で表されるアクリレー
トの1種。例えば、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプ
ロピルアクリレート、PEG#400ジアクリレート等
を挙げることができる。
【0066】(u)ノニオン系界面活性剤と脂肪酸エス
テルとの溶融混合物。例えば、ポリオキシエチレンラウ
リルエーテルとオクチルオレエートとの溶融混合物を挙
げることができる。
【0067】(v)エタノールアミン脂肪酸塩の1種。
例えば、エタノールアミンステアリン酸塩を挙げること
ができる。
【0068】(w) 分子中にカルボキシル基を少なく
とも1つ有する、脂肪族多価カルボン酸と(ポリ)オキ
シアルキレン誘導体とのエステル。このエステルは、下
記一般式6で表されるものが好ましい。
【0069】
【化21】
【0070】一般式6中、tは平均重合度を表す0以上
の数であり、s及びuはそれぞれ1以上の整数を示し、
Aは飽和又は不飽和の脂肪族鎖、R21はアルキレン
基、R 22はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリ
ール基又はアシル基である。一般式6で表される化合物
として、例えばアジピン酸モノステアリル、及びモノ
[ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル]マレイ
ン酸エステルなどを挙げることができる。
【0071】本発明のゴム組成物は、上述の成分の他、
ゴム組成物に通常用いられる各種の添加剤、例えば老化
防止剤、酸化亜鉛、ステアリン酸などを適宜配合するこ
とができる。
【0072】
【実施例】以下、実施例を用いて、本発明を具体的に説
明する。なお、本実施例は、単に例示であって、本発明
を制限するものと解釈してはならない。
【0073】(実施例1〜10及び比較例1〜4)表1
及び表2記載の配合を用いて、ゴム組成物を調製した。
なお、表2は、実施例1〜10及び比較例1〜4におい
て、共通して用いた各種添加剤及びその用いた量を共に
まとめて記載したものである。調製法は、3Lのバンバ
リーに、亜鉛華及び加硫剤以外の原材料を投入し、約1
50℃の温度で混練し、冷却後、亜鉛華及び加硫剤を加
えて約110℃となるまで混練して、ゴム組成物を得
た。
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】表1中、「SBR0120」は、ジェイエ
スアール(株)社製乳化重合SBRを示し、「A」〜
「C」はそれぞれシランカップリング剤を示す。具体的
には、「A」は、ビス(3−トリエトキシシリルプロピ
ル)テトラスルフィド(デグサ社製の商品名Si69
(以下、「Si69」と略記する)である。「B」は、
Si69を温度80℃、相対湿度約90%の雰囲気下で
12時間攪拌したものである。「C」は、Si69を温
度40℃、相対湿度約80%の雰囲気下で1週間放置し
たものである。
【0077】シランカップリング剤「A」〜「C」に含
まれる単量体及び多量体の割合を、ゲル透過クロマトグ
ラム(GPC)で測定した。測定は、東ソー(株)社製
HLC8020を用い、以下の条件で行った。即ち、検
出器:RI、展開溶媒:THF、カラム:東ソーHSL
−GEL、G4000+G3000+G2000であっ
た。得られた測定結果を表3に示す。
【0078】
【表3】
【0079】得られた実施例及び比較例のゴム組成物に
ついて、(1)ムーニー粘度及び(2)ポロシティーを
測定して、評価を行った。この評価方法について以下に
詳しく述べる。また、表1に、その評価結果を記載す
る。
【0080】(1)ムーニー粘度(ML1+4) JIS K 6300−1994に準拠して、予熱1分
間、及び4分間攪拌した後のムーニー粘度を測定した。
なお、ムーニー粘度の値が高いと、混練が困難になり作
業性が低下する傾向が生じる。表中、「ML1+4」と
して表している。
【0081】(2)ポロシティー 実施例及び比較例の未加硫ゴムの比重を測定し、配合剤
から計算される真比重との比を百分率で求めた。この値
は、その値が小さいほどポロシティーが小さい。即ち、
その値が小さいことは、アルコール発生量が少ないこと
を意味し、ゴムの寸法安定性及び生産性に優れることを
意味している。なお、未加硫ゴムの比重は、(株)東洋
精機製作所製FAD型比重計を用いて測定した。
【0082】表1から明らかなように、実施例1〜10
のゴム組成物は、「ML1+4」の値が小さく、且つ
「ポロシティー」の値が小さい。即ち、実施例1〜10
のゴム組成物は、ゴムの寸法安定性及び生産性に優れて
いることがわかる。
【0083】
【発明の効果】本発明により、アルコールの発生量が少
なく、作業性、寸法安定性、安全性に優れたゴム組成
物、及び該ゴム組成物を用いたタイヤであって生産性及
びユニフォーミティーに優れたタイヤを提供することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/10 C08K 5/10 5/548 5/548 C08L 71/02 C08L 71/02 (72)発明者 高久 勝之 東京都小平市小川東町3−1−1 (株) ブリヂストン 技術センター内 Fターム(参考) 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC081 AE012 AE052 BB181 CH022 CP032 DA036 DJ006 DJ016 DJ036 EF058 EG018 EG108 EH048 EH078 EH098 EH108 EH148 EN028 EN108 EN138 EP018 EV238 EV258 EW048 EX087 FB076 FD016 FD318 GN01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジエン系ゴムの少なくとも1種を有して
    成るゴム成分、ケイ酸を含有する無機充填剤、下記一般
    式1で表されるシランカップリング剤、及び化合物
    (A)を配合してなるゴム組成物であって、前記無機充
    填剤の量がゴム成分100重量部に対して10〜130
    重量部であり、前記シランカップリング剤は、そのうち
    の少なくとも25重量%が縮合した多量体であり、該シ
    ランカップリング剤の量が前記無機充填剤100重量部
    に対して1〜20重量部であり、前記化合物(A)がそ
    の分子内に親水基と疎水基とをそれぞれ1個以上有し、
    該化合物(A)の量がゴム成分100重量部に対して
    0.2〜10重量部であるゴム組成物: 【化1】 (式1中、R及びRは同じであっても異なってもよ
    く、炭素数1〜4の炭化水素基を表し;Rは炭素数1
    〜15の飽和又は不飽和のアルキレン基又は炭素数7〜
    15のフェニレンを含有する飽和又は不飽和のアルキレ
    ン基を表し;nは0〜2の整数を表し;Syはポリスル
    フィド部を表し、yは該ポリスルフィド部のイオウ原子
    の平均数を表し、1≦y≦5である。)。
  2. 【請求項2】 前記無機充填剤がシリカであり、該シリ
    カはBET比表面積が40〜350m/gである請求
    項1記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記化合物(A)が、炭素数8〜12の
    飽和又は不飽和脂肪酸の金属塩及びエステルからなる群
    から選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2記載
    のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 前記化合物(A)が、炭素数3〜10の
    飽和または不飽和脂肪族ジカルボン酸と炭素数1〜22
    の飽和または不飽和アルコールとのジエステルである請
    求項1又は2記載のゴム組成物。
  5. 【請求項5】 前記化合物(A)が、炭素数3〜10の
    飽和または不飽和脂肪族ジカルボン酸と、炭素数1〜2
    2の飽和または不飽和アルコールまたはポリオキシアル
    キレンアルコールとのモノエステルである請求項1又は
    2記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 前記化合物(A)が、芳香族カルボン
    酸、その金属塩、およびそのエステルのうち少なくとも
    1種である請求項1又は2記載のゴム組成物。
  7. 【請求項7】 前記化合物(A)が、芳香族ジカルボン
    酸と、炭素数1〜22の飽和または不飽和アルコールま
    たはポリオキシアルキレンアルコールとのモノエステル
    である請求項1又は請求項2記載のゴム組成物。
  8. 【請求項8】 前記化合物(A)が、芳香族ジカルボン
    酸のモノエステルの金属塩である請求項1又は2記載の
    ゴム組成物。
  9. 【請求項9】 前記化合物(A)が、フタル酸と、炭素
    数1〜18の飽和または不飽和脂肪族アルコールおよび
    炭素数1〜18のアルキルアリールアルコールのうち少
    なくとも1種とのジエステルである請求項1又は2記載
    のゴム組成物。
  10. 【請求項10】 前記化合物(A)が下記一般式2で表
    される化合物である請求項1又は2記載のゴム組成物: 【化2】 (式2中、mは0以上の数、n,pは1以上の整数、q
    は0または1以上の整数であり、かつn+p+q=6の
    関係を満たし、Rはアルキレン基、Rはアルキル
    基、アルケニル基、アルキルアリール基、またはアシル
    基、RはH、アルキル基、またはアルケニル基をそれ
    ぞれ表す。)。
  11. 【請求項11】 前記化合物(A)がアルキレングリコ
    ールと高級脂肪酸からなるジエステルR’O(OC)−
    X−(CO)OR’(式中、Xは炭素数2〜8のアルキ
    レン基、R’は炭素数12〜22の飽和又は不飽和脂肪
    族炭化水素をそれぞれ表す)である請求項1又は2記載
    のゴム組成物。
  12. 【請求項12】 前記化合物(A)が3個以上のOH基
    を有する多価アルコールのエステルである請求項1又は
    2記載のゴム組成物。
  13. 【請求項13】 前記化合物(A)が植物油である請求
    項1又は2記載のゴム組成物。
  14. 【請求項14】 前記化合物(A)が12−ヒドロキシス
    テアリン酸、その塩、およびその重合体のうち少なくと
    も1種である請求項1又は2記載のゴム組成物。
  15. 【請求項15】 前記化合物(A)が炭素数12〜22
    の脂肪酸アミドである請求項1又は2記載のゴム組成
    物。
  16. 【請求項16】 前記化合物(A)が反応性シリコーン
    オイルである請求項1又は2記載のゴム組成物。
  17. 【請求項17】 前記化合物(A)が、カルボン酸塩、
    スルホン酸塩、硫酸エステル塩、およびリン酸エステル
    塩のうち少なくとも1種のアニオン系界面活性剤である
    請求項1又は2記載のゴム組成物。
  18. 【請求項18】 前記化合物(A)が、四級アンモニウ
    ム塩のカチオン系界面活性剤である請求項1又は2記載
    のゴム組成物。
  19. 【請求項19】 前記化合物(A)が、ノニオン系界面
    活性剤である請求項1又は2記載のゴム組成物。
  20. 【請求項20】 前記化合物(A)が、下記一般式3で
    表される置換されたアミンおよびその塩のうち少なくと
    も1種である請求項1又は2記載のゴム組成物。 【化3】 (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基、アルケニ
    ル基、またはアリール基、RおよびRは同じであっ
    ても異なってもよく、Hまたは炭素数l〜22のアルキル
    基、アルケニル基、またはアリール基をそれぞれ表す)。
  21. 【請求項21】 前記化合物(A)が下記一般式4で表
    されるメタクリレートである請求項1又は2記載のゴム
    組成物。 【化4】 (式中、mは0〜30のうちいずれかの整数を表し、R
    10はH、炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル
    基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、下記式aで表
    される基、または下記式bで表される基を表す。) 【化5】 【化6】 (式b中、R11は炭素数2〜6のアルキレン基を表
    す)。
  22. 【請求項22】 前記化合物(A)が下記一般式5で表
    されるアクリレートである請求項1又は請求項2記載の
    ゴム組成物: 【化7】 (式5中、mは0〜30のうちいずれかの整数を表し、
    12はH、炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル
    基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、下記式cで表
    される基、または下記式dで表される基を表す。) 【化8】 【化9】 (式d中、R13は炭素数2〜6のアルキレン基を表
    す)。
  23. 【請求項23】 前記化合物(A)がノニオン系界面活
    性剤と脂肪酸エステルとの溶融混合物である請求項1又
    は2記載のゴム組成物。
  24. 【請求項24】 前記化合物(A)がエタノールアミン
    脂肪酸塩である請求項1又は2記載のゴム組成物。
  25. 【請求項25】 前記化合物(A)が、分子中にカルボ
    キシル基を少なくとも1つ有する、脂肪族多価カルボン
    酸と(ポリ)オキシアルキレン誘導体とのエステルであ
    る請求項1又は2記載のゴム組成物。
  26. 【請求項26】 前記化合物(A)が、下記一般式6で
    表される化合物である請求項1又は2記載のゴム組成
    物。 【化10】 (一般式6中、tは平均重合度を表す0以上の数であ
    り、s及びuはそれぞれ1以上の整数を示し、Aは飽和
    又は不飽和の脂肪族鎖、R21はアルキレン基、R 22
    はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基又は
    アシル基である)。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれか1項記載の
    ゴム組成物を、トレッド部、ベーストレッド部、サイド
    トレッド部のうち少なくとも1つの部材に用いてなるこ
    とを特徴とするタイヤ。
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