JP2002271533A - 情報処理装置、情報処理システム、課金方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、課金方法、及び記憶媒体

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JP2002271533A
JP2002271533A JP2001070713A JP2001070713A JP2002271533A JP 2002271533 A JP2002271533 A JP 2002271533A JP 2001070713 A JP2001070713 A JP 2001070713A JP 2001070713 A JP2001070713 A JP 2001070713A JP 2002271533 A JP2002271533 A JP 2002271533A
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billing
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JP2001070713A
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Shinichi Kato
進一 加藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザへのサービス提供に対する料金徴収
を、多くの設備投資を伴うことなく、簡素に、確実に、
且つ効率的に実現できる情報処理システムを提供する。 【解決手段】 任意のサービスをユーザに提供する装置
或いはシステム100に対して、通信機能を有する端末
装置300を接続可能とし、端末装置300(ユーザが
所有する携帯通信装置等)の通信(銀行やクレジット会
社等の金融機関401〜407との通信等)により、サ
ービス提供に対する課金を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像入力
装置や画像出力装置の使用に対する料金徴収(課金)の
ための装置或いはシステムに用いられる、情報処理装
置、情報処理システム、課金方法、及びそれを実施する
ための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納し
た記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、コンビニエンスストア
等の店鋪に複写機を設置し、店舗の客等の不特定多数の
人に対して、当該複写機によるコピー等のサービスが行
われている。また、近年では、複写機のカラー技術が一
段と進み、単に原稿のコピーを行う複写機という位置付
けから、シールプリントやポストカードの出力等のよう
に、そのサービスが多岐にわたっている。
【0003】上述のようなサービスは、客等の不特定多
数のユーザへのサービスの一貫として行われているもの
であり、本来の商品販売等に附随する業務であることか
ら、当該サービス提供に対する料金(複写機等の使用料
金)の徴収を簡素に且つ確実に行えることが必要とされ
ている。
【0004】そこで、複写機を店舗に設置する際には、
当該複写機の使用料金を徴収する目的で、当該複写機と
共に、料金徴収装置(課金装置)が設置されることが多
い。この料金徴収装置は、一般的には“コピーベンダ”
と呼ばれる装置であり、当該複写機を使用するユーザか
ら所定の金額分の硬貨(コイン)が投入されると、その
金額に応じた当該複写機の使用を許可するように構成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の料金徴収装置(課金装置)では、次のよ
うな問題があった。
【0006】まず、例えば、店舗に設置される複写機
は、上述したように、カラー技術の進歩に伴って、単に
原稿のコピーを行う複写機という位置付けから、シール
プリントやポストカードの出力等のように、そのサービ
スが多岐にわたっている。このため、コピーサービスを
受けるユーザ(当該複写機を使用して原稿のコピーを行
うユーザ)が支払う金額(当該複写機の使用料金)が多
くなってきている。すなわち、ユーザは、当該複写機と
共に設置された料金徴収装置(コピーベンダ)に対し
て、多くの硬貨を投入する必要がある。
【0007】また、一般的に、コピーベンダは、紙幣で
はなく硬貨を投入するタイプのものが多い。このため、
ユーザは、予め硬貨を用意する必要があり、場合によっ
ては、両替等が必要になってしまう。
【0008】そこで、上述のような料金徴収に伴う問題
を解決するために、例えば、実際の硬貨での料金徴収で
はなく、プリペートカードやクレジットカード等を用い
た料金徴収の方法を採用したシステムが提案されてい
る。
【0009】しかしながら、上記のシステムにおいて
も、プリペートカードを発行するための装置、或いはク
レジットカードの照会を行うための通信装置等を別途設
置する必要がある。このため、複写機等を設置してユー
ザにコピーサービス等を提供する店舗等では、上記の各
種装置に伴う設備投資が多く必要になってしまう。
【0010】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、ユーザへのサービス提供に対す
る料金徴収を、多くの設備投資を伴うことなく、簡素
に、確実に、且つ効率的に実現できる、情報処理装置、
情報処理システム、課金方法、及びそれを実施するため
の処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、任意のサービスをユーザに提供し、当該
提供サービスに対して課金する機能を有する情報処理装
置であって、通信機能を有する端末装置を接続するため
の接続手段と、上記端末装置の通信により上記課金を行
う課金手段を備えることを特徴とする。
【0012】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記課金手段は、上記端末装置により任意の通信網を介
してユーザが利用している金融機関と通信することで、
上記課金を行うことを特徴とする。
【0013】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記課金手段と、上記課金手段とは異なる第2の課金手
段との何れかを、上記課金を行う手段として選択する選
択手段を備えることを特徴とする。
【0014】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記第2の課金手段は、本装置に接続可能であり、ユー
ザにより投入された金額からサービス提供に対応する料
金を徴収する装置或いはシステムを含むことを特徴とす
る。
【0015】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記課金手段は、上記端末装置の通信により得られた情
報に基づいて、上記任意の装置或いはシステムの使用の
許可/不許可を判別することを特徴とする。
【0016】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記端末装置の通信により得られた情報は、ユーザが利
用している金融機関に関する情報を含むことを特徴とす
る。
【0017】第7の発明は、上記第1の発明において、
上記端末装置は、上記ユーザが所有している携帯通信装
置を含むことを特徴とする。
【0018】第8の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる情報処理システムであって、上記複
数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜7
の何れかに記載の情報処理装置の機能を有することを特
徴とする。
【0019】第9の発明は、任意のサービスをユーザに
提供し、当該提供サービスに対して課金するための課金
方法であって、上記サービスを提供する装置或いはシス
テムに接続された端末装置により、任意の通信網上の金
融機関側と通信することで、上記課金を行う課金ステッ
プを含むことを特徴とする。
【0020】第10の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、第1の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上
記課金を行うのかを選択する課金選択ステップと、上記
課金選択ステップにより選択された課金手段における情
報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断する
課金処理実行判断ステップと、上記課金処理実行判断ス
テップによる判断結果に基づいて、上記任意の装置或い
はシステムの使用許可/不許可を判断する使用判断ステ
ップと、上記使用判断ステップによる判断結果に基づき
上記任意の装置或いはシステムの使用を許可し、その使
用に基づき上記課金料を計算する計算ステップと、上記
計算ステップによる計算結果に基づいて、上記課金選択
ステップにより選択された課金手段で上記課金を行う課
金ステップとを含むことを特徴とする。
【0021】第11の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、上記課金を行う第1の課金手段における情報に基づ
いて、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理
実行判断ステップと、上記課金処理実行判断ステップに
よる判断結果に基づいて、上記任意の装置或いはシステ
ムの使用許可/不許可を判断する使用判断ステップと、
上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
き上記課金料を計算する計算ステップと、上記計算ステ
ップによる計算結果に基づいて、上記第1の課金手段に
より上記課金を行う課金ステップとを含むことを特徴と
する。
【0022】第12の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、第1の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上
記課金を行うのかを選択する課金選択ステップと、上記
課金選択ステップにより選択された課金手段における情
報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断する
課金処理実行判断ステップと、上記課金処理実行判断ス
テップによる判断結果に基づいて、上記任意の装置或い
はシステムの使用許可/不許可を判断する使用判断ステ
ップと、上記使用判断ステップによる判断結果に基づき
上記任意の装置或いはシステムの使用を許可し、その使
用に基づき上記課金料を計算する計算ステップと、上記
計算ステップによる計算結果に基づいて、上記課金選択
ステップにより選択された課金手段で上記課金を行う課
金ステップと、上記課金ステップでの課金結果に関する
情報を上記第1の課金手段に対して送信する送信ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0023】第13の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、上記課金を行う第1の課金手段における情報に基づ
いて、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理
実行判断ステップと、上記課金処理実行判断ステップに
よる判断結果に基づいて、上記任意の装置或いはシステ
ムの使用許可/不許可を判断する使用判断ステップと、
上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
き上記課金料を計算する計算ステップと、上記計算ステ
ップによる計算結果に基づいて、上記第1の課金手段に
より上記課金を行う課金ステップと、上記課金ステップ
での課金結果に関する情報を上記第1の課金手段に対し
て送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】第14の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、上記課金状況を管理する課金管理ステップと、第1
の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上記課金を
行うのかを選択する課金選択ステップと、上記課金選択
ステップにより選択された課金手段における情報に基づ
いて、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理
実行判断ステップと、上記課金処理実行判断ステップに
よる判断結果に基づいて、上記任意の装置或いはシステ
ムの使用許可/不許可を判断する使用判断ステップと、
上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
き上記課金料を計算する計算ステップと、上記計算ステ
ップによる計算結果に基づいて、上記課金選択ステップ
により選択された課金手段で上記課金を行う課金ステッ
プとを含み、上記課金管理ステップは、上記課金ステッ
プでの課金結果に関する情報を管理するステップを含む
ことを特徴とする。
【0025】第15の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの使用に基づいて課金を行うための課金方法であっ
て、上記課金状況を管理する課金管理ステップと、上記
課金を行う第1の課金手段における情報に基づいて、上
記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理実行判断
ステップと、上記課金処理実行判断ステップによる判断
結果に基づいて、上記任意の装置或いはシステムの使用
許可/不許可を判断する使用判断ステップと、上記使用
判断ステップによる判断結果に基づき上記任意の装置或
いはシステムの使用を許可し、その使用に基づき上記課
金料を計算する計算ステップと、上記計算ステップによ
る計算結果に基づいて、上記第1の課金手段により上記
課金を行う課金ステップとを含み、上記課金管理ステッ
プは、上記課金ステップでの課金結果に関する情報を管
理するステップを含むことを特徴とする。
【0026】第16の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記任意の装置或いはシステムは、
静止画像の入出力を行う機能、音声の入出力を行う機
能、及び動画の入出力を行う機能の少なくとも何れかの
機能を有することを特徴とする。
【0027】第17の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記第1の課金手段は、任意の通信
網を介した通信を行う通信機能、及び当該通信を無線で
行う機能の少なくとも何れかの機能を有することを特徴
とする。
【0028】第18の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記第1の課金手段は、移動電話機
を含むことを特徴とする。
【0029】第19の発明は、上記第18の発明におい
て、上記移動電話機は、所定のネットワーク網にアクセ
ス可能であることを特徴とする。
【0030】第20の発明は、上記第10、12、及び
14の何れかの発明において、上記第2の課金手段は、
ユーザから投入された金額又は当該金額に相当するもの
から使用料金を徴収する機能を有することを特徴とす
る。
【0031】第21の発明は、上記第10、12、及び
14の何れかの発明において、上記課金選択ステップ
は、ユーザからの指示に従って、上記第1の課金手段と
上記第2の課金手段を切り替えるステップを含むことを
特徴とする。
【0032】第22の発明は、上記第10、12、及び
14の何れかの発明において、上記課金選択ステップ
は、上記第1の課金手段と上記第2の課金手段を自動的
に切り替えるステップを含むことを特徴とする。
【0033】第23の発明は、上記第22の発明におい
て、上記課金選択ステップは、上記第1の課金手段がユ
ーザから使用される任意の装置或いはシステムに接続さ
れたか否か、及び上記第2の課金手段に対して所定の操
作がなされたか否かを判別することで、上記第1の課金
手段と上記第2の課金手段を自動的に切り替えるステッ
プを含むことを特徴とする。
【0034】第24の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記課金処理実行判断ステップは、
上記第1の課金手段により得られた金融機関の情報に基
づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断するステッ
プを含むことを特徴とする。
【0035】第25の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記課金処理実行判断ステップは、
上記第1の課金手段に関する情報、上記第1の課金手段
により得られた金融機関を特定する情報、当該金融機関
にアクセスするためのユーザを特定する情報、当該金融
機関における所定の口座情報、当該金融機関おける所定
のクレジットナンバー情報、当該金融機関における所定
の会員番号情報、当該金融機関が発行する承認番号情
報、ユーザが使用する任意の装置或いはシステムの当該
使用に伴う料金を振り込む振込先情報、残高情報、使用
限度額情報、及び預金情報の少なくとも何れかを含む情
報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断する
ステップを含むことを特徴とする。
【0036】第26の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記課金処理実行判断ステップは、
上記第1の課金手段によりユーザが利用している金融機
関へのアクセスが可能であるか否か、当該金融機関の所
定の口座が使用可能であるか否か、当該金融機関の所定
の口座にある残高、当該金融機関の所定のクレジットナ
ンバーを持つクレジットが使用可能であるか否か、当該
金融機関の所定の会員番号の口座若しくはクレジットが
使用可能であるか否か、当該金融機関が発行する承認番
号が有効であるか否か、使用料金の振込先への振り込み
が可能であるか否か、残高若しくは利用限度額が任意の
装置或いはシステムを使用するための最小限の額を満た
しているか否かの、少なくとも何れかの判断を行い、そ
の判断結果に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を
判断するステップを含むことを特徴とする。
【0037】第27の発明は、上記第10、12、及び
14の何れかの発明において、上記課金処理実行判断ス
テップは、上記第2の課金手段による課金時において、
キャッシュカードの残高、クレジットカードの使用限度
額、プリペートカードの残高、及び通貨の金額の少なく
とも何れかが、任意の装置或いはシステムを使用するた
めの最小限の額を満たしているか否かの判断を行い、そ
の判断結果に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を
判断するステップを含むことを特徴とする。
【0038】第28の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記使用判断ステップは、上記課金
処理実行判断ステップにより上記課金の実行許可と判断
された場合に、上記任意の装置或いはシステムの使用を
許可すると判断するステップを含むことを特徴とする。
【0039】第29の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記計算ステップは、上記任意の装
置或いはシステムの使用内容に基づいて課金する金額を
決定するステップを含むことを特徴とする。
【0040】第30の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記課金ステップは、上記第1の課
金手段による課金の場合、所定の金融機関から課金を行
うステップを含むことを特徴とする。
【0041】第31の発明は、上記第10、12、及び
14の何れかの発明において、上記課金ステップは、上
記第2の課金手段による課金の場合、キャッシュカー
ド、クレジットカード、プリペートカード、コイン、硬
貨、及び紙幣の少なくとも何れかから課金を行うステッ
プを含むことを特徴とする。
【0042】第32の発明は、上記第12又は13の何
れかの発明において、上記送信ステップは、上記課金ス
テップでの課金結果に関する情報を、電子メール及びホ
ームページ閲覧の少なくとも何れかを含むインターネッ
ト情報として、上記第1の課金手段に対して送信するス
テップを含むことを特徴とする。
【0043】第33の発明は、上記第25又は26の発
明において、上記承認番号情報は、上記金融機関におい
て残高照会、利用限度額照会、及び本人証明照会の少な
くとも何れかを行った際に、その口座或いはクレジット
ナンバーを含む情報と共に、上記金融機関から送信され
てくる情報を含み、上記承認番号情報を上記金融機関に
送信することで、次の課金時に必要な情報入力を省くス
テップを含むことを特徴とする。
【0044】第34の発明は、上記第10〜15の何れ
かの発明において、上記第1の課金手段による課金時に
おいて、上記第1の課金手段に関する情報を記憶するス
テップと、次の上記第1の課金手段による課金時におい
て、上記記憶情報により、当該課金時に必要な情報入力
を省くステップとを含むことを特徴とすることを特徴と
する。
【0045】第35の発明は、上記第34の発明におい
て、上記記憶情報を表示するステップを含むことを特徴
とすることを特徴とする。
【0046】第36の発明は、上記第35の何れかの発
明において、上記記憶情報の表示内容の確認をユーザに
促すステップを含むことを特徴とすることを特徴とす
る。
【0047】第37の発明は、請求項1〜7の何れかに
記載の情報処理装置の機能、又は請求項8記載の情報処
理システムの機能をコンピュータに実現させるためのプ
ログラムをコンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した
ことを特徴とする。
【0048】第38の発明は、請求項9〜36の何れか
に記載の課金方法の処理ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムをコンピュータ読取可能な記憶
媒体に記録したことを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0050】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すような料金徴収システム500に適用される。
本実施の形態の料金徴収システム500は、特に、店舗
等に設置された画像入出力装置100の使用に対して料
金徴収する料金徴収装置200を含むシステムであり、
画像入出力装置100を使用するユーザ(店舗への客
等)が、自分が所持している携帯電話等の携帯通信装置
300を画像入出力装置100若しくは料金徴収装置2
00に接続し、この携帯通信装置300により、クレジ
ット会社側の端末装置405,406や銀行側の端末装
置402〜404等とネットワーク400を介して通信
することで、残高や使用可能金額等の照会と共に、画像
入出力装置100の使用料金の徴収を併せて行うことが
できるように構成されている。これにより、ユーザは、
料金支払いを携帯通信装置300のみを使用して容易に
行える。また、画像入出力装置100を設置して管理す
る店舗等は、新たな設備投資等が必要ない。以下、本実
施の形態の料金徴収システム500について具体的に説
明する。
【0051】<画像入出力装置100>本実施の形態で
は、その一例として、画像入出力装置100を、図2に
示すような複写機としている。尚、本実施の形態では、
ユーザの使用に対する料金を徴収する装置(ユーザに対
してサービスを提供する装置)、複写機等の画像入出力
装置100を適用しているが、これに限られることはな
く、任意の装置を適用可能であることは言うまでもな
い。例えば、静止画のみならず、動画、或いは音声の入
出力装置等を適用可能である。
【0052】具体的には、画像入出力装置100(以
下、「複写機100」と言う)は、カラー機能を有する
マルチファンクションディジタル複写機(MFP)であ
り、上記図2に示すように、セットされた原稿上の画像
を読み取るイメージリーダ部101(画像入力部)と、
イメージリーダ部101で得られた画像データを再現す
るプリンタ部102(画像出力部)とに大きく分けられ
る。
【0053】イメージリーダ部101は、400dpi
(dots/inch)の解像度で原稿上の画像情報を
読み取り、当該画像情報に対してディジタル処理を行
う。プリンタ部102は、イメージリーダ部101によ
り得られた画像データに対応した画像を、400dpi
の解像度で指定用紙にフルカラープリント出力する。
【0054】すなわち、イメージリーダ部101におい
て、先ず、原稿台ガラス(以下、「プラテン」とも言
う)103上にセットされた原稿104は、ランプ10
5により照射される。原稿104の反射光は、ミラー1
06〜108によりレンズ109へ導かれる。上記の反
射光は、レンズ109により、集光された光を電気信号
に変換(光電変換)する3ラインセンサ(以下、「CC
D」と言う)110上に結像される。したがって、CC
D110は、上記の反射光に基づいた電気的なフルカラ
ー情報(レッド(R)、グリーン(G)、及びブルー
(B)の各成分)を、信号処理部111に対して出力す
る。
【0055】尚、ミラー105,106を固定している
キャリッジは、速度vで、ミラー107,108は、速
度1/2vで、CCD110の電気的走査(主走査)方
向に対して垂直方向に機械的に動作する。これにより、
原稿104全面が走査(副走査)される。
【0056】信号処理部111は、CCD110からの
情報を電気的に処理することで、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)の各
成分に分解した情報を生成し、当該情報をプリンタ部1
02に送る。
【0057】尚、イメージリーダ部101における一回
の原稿104の走査につき、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)の何れ
か1つの成分情報がプリンタ部102に送られる。そし
て、計4回の原稿104の走査によって、プリンタ部1
02での一回のプリントアウトが完成する。また、詳細
は後述するが、信号処理部111は、CCD110から
の信号処理の他、料金徴収に関わる処理等も実行するよ
うに構成されている。
【0058】プリンタ部102において、イメージリー
ダ部101から送られてくる、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)の各成
分情報(画像信号)は、レーザドライバ112に供給さ
れる。
【0059】レーザドライバ112は、イメージリーダ
部101からの画像信号(マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)の何れ
か1つの成分情報)に基づいて、半導体レーザ113を
変調駆動する。これにより半導体レーザ113から出力
されるレーザ光は、ポリゴンミラー114、f−θレン
ズ115、及びミラー116を介して、感光ドラム11
7上を走査する。
【0060】回転現像器118は、マゼンタ現像部11
9、シアン現像部120、イエロー現像部121、及び
ブラック現像部122を含んでいる。これら4つの現像
部119〜122が交互に感光ドラム117に接するこ
とで、感光ドラム117上に形成された潜像現像がトナ
ーで現像される。
【0061】用紙カセット124又は125より供給さ
れる用紙は、転写ドラム123に巻き付けられる。この
用紙に対して、感光ドラム117上に現像された像が転
写される。
【0062】上述のようにして、上記用紙には、マゼン
タ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラッ
ク(Bk)の4色が順次転写される。その後、上記用紙
は、定着ユニット126を通過する。これにより、上記
用紙は、トナーが定着された状態で排紙される。
【0063】<料金徴収装置200>図3は、複写機1
00に接続される料金徴収装置200(コインベンダ)
の構成を示したものである。料金徴収装置200は、上
記図2に示した複写機100の使用料金を徴収する装置
であり、上記図3に示すように、硬貨(コイン)を投入
するためのコイン投入口201、コイン返却ボタン20
2、コイン返却口203、及び投入されたコインの金額
に基づいた金額情報を表示する金額表示部204を備え
ている。また、料金徴収装置200は、接続コネクタを
介してケーブル205により、複写機100に接続され
ている。
【0064】料金徴収装置200には、コイン投入口2
01により、10円、50円、100円、及び500円
の何れも投入可能なように構成されている。金額表示部
204には、コイン投入口201により料金徴収装置2
00内に投入されたコインの合計額が表示され、また、
料金徴収装置200の使用に伴った金額を差し引いた金
額等が表示される。金額表示部204に残金額の表示が
ある状態である場合、コイン返却ボタン202を押下す
ることで、当該残金額をコイン返却口203から返却す
ることができるようになされている。
【0065】尚、料金徴収装置200に対して、上記図
3に示した構成部に加えて、例えば、コイン判定部を設
けるようにしてもよい。この場合、当該コイン判定部
は、コイン投入口201から投入されたコインが本物か
否かを判定する。したがって、当該コイン判定部の判定
結果に基づいて、本物のコインの場合のみ、その金額に
応じた情報(金額加算結果等の情報)を金額表示部20
4へ表示し、偽物或いは不良硬貨等の本物と判定できな
いコインの場合には、そのコインをコイン返却口203
から返却する。また、本実施の形態では、料金徴収装置
200に対してコインを投入するように構成している
が、これに限られることはなく、硬貨、或いは紙幣の代
わりに、例えば、キャッシュカードやプリペイドカー
ド、或いはクレジットカード等を挿入可能なように構成
してもよい。
【0066】ここで、上述した複写機100に対して
は、上記図1に示した各構成に加えて、上記図3に示す
ように、コピー可能表示灯206及び管理キー207が
設けられている。
【0067】コイン投入口201にコインが投入され、
複写機100が使用可能な金額が金額表示装置204に
表示されると、使用可能表示灯206が点灯する。この
状態において、ユーザは複写機100本体の不図示のス
タートキーを操作することで、複写機100を動作させ
ることができる。また、使用可能表示灯206が点灯し
ていない状態である場合には、複写機100本体の不図
示のスタートキーを操作しても、複写機100を動作さ
せることはできない。
【0068】管理キー207は、複写機100を料金徴
収装置200と連動させる動作モード、複写機100を
携帯通信装置300と連動させる動作モード、及び複写
機100を単体で使用可能とする動作モード(料金徴収
装置200にコインが投入されたか否かによらず動作可
能とする動作モード)等の各種動作モードを切り替える
ためのものである。
【0069】<携帯通信装置300>携帯通信装置30
0は、例えば、ユーザが所持している携帯電話(移動電
話機)であり、図4(a)及び(b)に示すような構成
を備えている。上記図4(a)は、携帯通信装置300
の概観図を示したものであり、同図(b)は、携帯通信
装置300の内部構成を示したものである。
【0070】携帯通信装置300は、上記図4(a)及
び(b)に示すように、キー操作部301、電源キー3
02、オーディオ部303、マイク部304、表示部3
05、無線部306、制御部307、コネクタ部30
8、RAM309、及びROM310を備えている。
【0071】キー操作部301は、携帯通信装置300
に対して各種動作指示等を行うために、ユーザから操作
されるダイヤルキーや各種機能キー等を含んでいる。電
源キー302は、キー操作部301に含まれるキーであ
り、詳細は後述するが、予め定められた所定時間以上継
続して操作することによって電源オフ/オンの指示を行
える電源キーである。
【0072】オーディオ部303は、音声(トーン)を
発し、マイク部304は、音声を入力する。表示部30
5は、文字表示や、発光ダイオード(以下、「LED」
とも言う)による表示等を行う。無線部306は、無線
基地局401(上記図1参照)との間で通信を行う。
【0073】制御部307は、CPU等を含み、所定の
処理プログラムを実行する等して、携帯通信装置300
全体の動作制御を司る。コネクタ部308は、外部機器
と接続して、当該機器との間で情報の送受信を行う。R
AM309及びROM310は、制御部307での動作
制御のための処理プログラムや各種データ(連絡先電話
番号データ等)等を記憶すると共に、作業用エリアとし
ても使用される。
【0074】上述のような携帯通信装置300の動作に
ついて説明すると、まず、電源オン動作について、ユー
ザは、携帯通信装置300を電源オンとするために、電
源キー302を操作(電源キー302の押し下げ操作)
する。この操作情報は、携帯通信装置300の制御部3
07に送られる。
【0075】上記の操作情報を受けた制御部307は、
予め定められた所定の時間内に当該操作情報以外の情
報、例えば、電源キー302の押し下げ(リリース)情
報等がキー操作部301より送られてきていないことを
確認する。すなわち、制御部307は、電源キー302
が所定の時間継続して押し下げ操作されたかを確認す
る。制御部307は、上記の確認がとれると、ユーザか
ら電源オンの操作が行われたものと認識して、携帯通信
装置300を電源オン状態とするための処理を実行す
る。
【0076】また、携帯通信装置300を電源オフする
場合も、電源オン時と同様にして、制御部307は、電
源キー302が所定の時間継続して押し下げ操作された
かを確認し、この確認がとれると、ユーザから電源オフ
の操作が行われたものと認識して、携帯通信装置300
を電源オフ状態とするための処理を実行する。
【0077】上述のように、携帯通信装置300は、電
源キー302がユーザから所定時間以上継続して操作さ
れた場合に、電源オフ/オン操作と認識して、電源オフ
/オンの処理を実行するように構成されている。これに
より、携帯通信装置300が、誤操作等で電源が簡単に
入ってしまったり、逆に電源が切れてしまったりするこ
と等を防ぐことができる。
【0078】つぎに、発信動作については、ユーザは、
携帯通信装置300のキー操作部301に含まれるダイ
ヤルキー等を操作することで、所定の連絡先番号(電話
番号等)を入力する。この操作情報(連絡先番号情報)
は、携帯通信装置300の制御部307に送られる。
【0079】上記の操作情報を受けた制御部307は、
当該操作情報に基づいて、連絡先番号及び当該連絡先へ
発信中である旨の情報等を表示部305で表示すると共
に、オーディオ部303により、発信中であることを示
す電子音を発する。そして、制御部307は、無線部3
06により、無線基地局401(上記図1参照)との間
で通信を行い、当該連絡先番号を有する所定の電話機へ
接続する。
【0080】携帯通信装置300と、発信先の電話機と
の通信が確立すると、制御部307は、携帯通信装置3
00のユーザと、上記電話機のユーザとの音声のやり取
りを、オーディオ部303及びマイク部304により行
う。
【0081】一方、携帯通信装置300が、他の電話機
からの発信を受信する場合、制御部307は、無線部3
06で受信を受けたことを示す電子音をオーディオ部3
03により発する、或いはその旨を示す情報を表示部3
05で表示する。
【0082】これによりユーザは、携帯通信装置300
が受信したことを認識し、携帯通信装置300に対して
所定の操作(その電話に出るための、或いは保留するた
めの所定のキー操作等)を行う。この操作情報(連絡先
番号情報)は、携帯通信装置300の制御部307に送
られ、制御部307は、当該操作情報に基づいて、携帯
通信装置300を動作制御する。
【0083】つぎに、携帯通信装置300に他の外部機
器を接続して使用する場合の動作について、ユーザは、
携帯通信装置300のコネクタ部308に対して、所定
の外部機器を接続する。
【0084】制御部307は、コネクタ部308を介し
て、接続された外部機器との間で通信を行い、当該外部
機器からの情報(命令情報等)を解釈し、その解釈に基
づいて、携帯通信装置300を動作制御する。
【0085】また、制御部307は、ユーザからのキー
操作部301による入力指示や、電源キー302、オー
ディオ部303、マイク部304、表示部305、或い
は無線部306等による入力指示(上記外部機器への動
作指示等)を、上記外部機器が解釈可能なように処理
し、当該処理後の情報を、コネクタ部308を介して発
行する。これにより、上記外部機器は、携帯通信装置3
00からの指示に従って動作する。
【0086】<料金徴収システム500>ここでは、上
述したような、複写機100、料金徴収装置200、及
び携帯通信装置300を含む、上記図1に示した料金徴
収システム500全体の特徴とする構成及び動作につい
て具体的に説明する。
【0087】料金徴収システム500は、上記図1に示
すように、携帯通信装置300と通信する無線基地局4
01、銀行1〜3側の端末装置402〜404、クレジ
ット会社1,2側の端末装置405,406、及び郵便
局側の端末装置407が、ネットワーク400を介して
互いに通信可能なように接続された構成としている。
【0088】ネットワーク400は、インターネット
や、LAN、或いは電話回線等を含んでいる。無線基地
局401は、であり、携帯通信装置300からの無線信
号を受信し、ネットワーク400上の該当する箇所との
交信を行う。
【0089】銀行1〜3はそれぞれ異なる銀行であり、
これらの端末装置402〜404はパーソナルコンピュ
ータ等を含んでいる。クレジット会社1,2はそれぞれ
異なる会社であり、これらの端末装置405,406は
パーソナルコンピュータ等を含んでいる。郵便局側の端
末装置407は、パーソナルコンピュータ等を含んでい
る。
【0090】尚、上記図1では、1つの無線基地局40
1、3つの銀行1〜3側の端末装置402〜404、2
つのクレジット会社1,2側の端末装置405,40
6、及び1つの郵便局側の端末装置407が、ネットワ
ーク400上に接続された構成としているが、これらの
接続数に限られることはない。
【0091】本実施の形態では、特に、料金徴収装置2
00による料金徴収の構成に特徴を有する。まず、図5
は、一般的な、料金徴収装置200(コインベンダー
部)による料金徴収の際の動作を示したものである。
【0092】例えば、複写機(MFP)100の管理キ
ー207により、複写機(MFP)100が、料金徴収
装置200と連動する動作モードに設定されており、料
金徴収装置200のコイン投入口201からコインを投
入することで、複写機(MFP)100が使用可能な状
態である場合、先ず、ユーザは、料金徴収装置200の
コイン投入口201から所定金額分のコインを投入する
(ステップS601)。料金徴収装置200の金額表示
部204には、投入コインの金額に基づく情報が表示さ
れる。
【0093】ユーザから料金徴収装置200へコインが
投入され、複写機(MFP)100の使用に必要な金額
が投入された状態になると、複写機(MFP)100の
使用可能表示灯206が点灯する(ステップS60
2)。これにより、複写機(MFP)100の使用が可
能となる(ステップS603)。
【0094】ユーザは、複写機(MFP)100を使用
(コピー等の使用)する(ステップS604)。料金徴
収装置200では、上記のユーザの使用に応じて、投入
コインの金額から該当する料金を徴収する(ステップS
605)。このとき、残金がなくなってしまった場合
や、最低必要な金額を下回った場合、その時点までの使
用料金が徴収される。
【0095】使用料金の徴収後、複写機(MFP)10
0は、使用不可状態(使用終了状態)となる(ステップ
S606)。これと同時に、複写機(MFP)100の
使用可能表示灯206が消灯する(ステップS60
7)。
【0096】ユーザは、料金徴収装置200の金額表示
部204の表示情報により、残金があるか否かを確認
し、残金がある場合には、コイン返却ボタン202を押
下する(ステップS608)。これにより、料金徴収装
置200内の残金額が、コイン返却口203から返却さ
れる(ステップS609)。
【0097】ところで、上記図5に示したような、料金
徴収装置200(コインベンダ)により料金徴収では、
複写機100の使用が多岐にわたり当該使用料金の金額
が多くなってきていること等から、料金徴収装置200
(コインベンダ)に多くのコインを投入する必要があ
り、利便性が悪い。また、料金徴収装置200(コイン
ベンダ)に投入するコインを予め用意する必要があり、
これに伴う両替え等が必要となってくる。
【0098】そこで、上記の問題を解決するために、本
実施の形態では、携帯通信装置300を用いた料金徴収
が可能なように構成する。すなわち、複写機100を使
用するユーザが、自分が所持している携帯電話(移動電
話機)等の携帯通信装置300を複写機100若しくは
料金徴収装置200に接続し、この携帯通信装置300
により、クレジット会社側の端末装置405,406や
銀行側の端末装置402〜404等とネットワーク40
0を介して通信することで、残高や使用可能金額等の照
会と共に、複写機100の使用料金の徴収を併せて行う
ことができるように構成する。これにより、ユーザは、
料金支払いを携帯通信装置300のみを使用して容易に
行える。また、複写機100を設置して管理する店舗等
は、新たな設備投資等が必要なく、ユーザへのサービス
提供に対する料金徴収(使用料金の徴収)を簡素に且つ
確実に行える。
【0099】図6は、料金徴収装置200(コインベン
ダー部)による料金徴収の際に、携帯通信装置300を
用いた場合の動作を示したものである。
【0100】例えば、複写機(MFP)100の管理キ
ー207により、複写機(MFP)100が、携帯通信
装置300と連動する動作モードに設定されており、携
帯通信装置300による後述する処理を行うことで、複
写機(MFP)100が使用可能な状態である場合、先
ず、ユーザは、携帯通信装置300(移動電話機)を、
そのコネクタ部308を介して、例えば、複写機100
(MFP)と接続させる(ステップS701)。
【0101】複写機100(MFP)は、携帯通信装置
300(移動電話機)が接続されたことを認識し、信号
処理部111により、銀行1〜3側の端末装置402〜
404への残高照会依頼や、クレジット会社1,2側の
端末装置405,406への使用可能金額照会依頼、或
いは郵便局側の端末装置407への残高照会依頼を行う
(ステップS702)。
【0102】ステップS702での処理により、携帯通
信装置300(移動電話機)は、後述するような所定の
金融機関(銀行1〜3の何れか、又はクレジット会社
1,2の何れか、又は郵便局)への照会を行う(ステッ
プS703)。その後、上記所定の金融機関における照
会の結果が、携帯通信装置300(移動電話機)に返信
される(ステップS704)。
【0103】携帯通信装置300(移動電話機)は、上
記所定の金融機関から返送されてきた照会結果情報(残
金若しくは利用限度額等の情報)を、複写機100(M
FP)へ転送する。複写機100(MFP)は、信号処
理部111により、携帯通信装置300(移動電話機)
から転送されてきた照会結果情報を確認し、ユーザの複
写機100(MFP)の使用に最低必要な金額が、残金
としてある、若しくは使用できるのか否かを判別する
(ステップS705)。
【0104】ステップS705の判別の結果、複写機1
00(MFP)の使用が可能な場合、複写機100(M
FP)は、その使用可能表示灯206を点灯させる(ス
テップS706)。この状態になると、複写機100
(MFP)の使用が可能となる(ステップS707)。
【0105】複写機100(MFP)の使用が可能とな
ると、ユーザは、複写機(MFP)100を使用(コピ
ー等の使用)する(ステップS709)。複写機(MF
P)100は、信号処理部111により、上記のユーザ
の使用に応じて、該当する料金をカウントする(ステッ
プS710)。
【0106】ユーザの複写機100(MFP)の使用が
終了すると、ユーザは、複写機(MFP)100に設け
られている料金決済キー(不図示)を操作する。上記の
操作を受けた複写機(MFP)100は、ステップS7
10でのカウント結果により示される使用料金を徴収す
るために、携帯通信装置300(移動電話機)に対し
て、料金徴収命令を発行する(ステップS711)。こ
のとき、残金がなくなってしまった場合や、最低必要な
金額を下回った場合、その時点までの使用料金を徴収す
るようにする。
【0107】携帯通信装置300(移動電話機)は、複
写機(MFP)100からの料金徴収命令を受けると、
後述するような所定の金融機関に対する料金徴収を行う
(ステップS712)。これと同時に、複写機(MF
P)100は、使用不可状態(使用終了状態)となると
共に、その使用可能表示灯206が消灯する(ステップ
S713)。
【0108】一方、ステップS705の判別の結果、複
写機100(MFP)の使用が可能でない場合、例え
ば、複写機100(MFP)は、その旨を示すメッセー
ジを表示部(不図示)へ表示する。或いは、携帯通信装
置300(移動電話機)は、上記メッセージを表示部3
05へ表示する。この状態では、複写機100(MF
P)を使用することはできない(ステップS708)。
【0109】図7は、上記図6に示したステップS70
3において、携帯通信装置300(移動電話機)による
所定の金融機関への照会方法の一例を示したものであ
る。
【0110】尚、上記図7は、特に、携帯通信装置30
0(移動電話機)の表示部305に着目し、表示部30
5に内容、及びこれに伴う処理順を示したものである。
また、以下に説明する処理は、例えば、携帯通信装置3
00において、制御部307が所定のプログラム(上記
図7で示される処理順に従ったプログラム等)を実行す
ることで実現される。
【0111】すなわち、上述したように、ユーザが、携
帯通信装置300をコネクタ部308を介して複写機1
00(MFP)と接続させると、複写機100は、携帯
通信装置300が接続されたことを認識し、信号処理部
111により、銀行1〜3側の端末装置402〜404
への残高照会依頼や、クレジット会社1,2側の端末装
置405,406への使用可能金額照会依頼、或いは郵
便局側の端末装置407への残高照会依頼を行う(上記
図6のステップS702)。これにより、携帯通信装置
300は、以下に説明するような、所定の金融機関(銀
行1〜3の何れか、又はクレジット会社1,2の何れ
か、又は郵便局)への照会を行う(上記図6のステップ
S703)。
【0112】先ず、携帯通信装置300は、表示部30
5に対して、メッセージ「残高照会を行います」と共
に、「実行」ボタン及び「戻る」ボタンを表示する(ス
テップS801)。
【0113】「実行」ボタン及び「戻る」ボタンの何れ
かの選択は、ユーザが、携帯通信装置300のキー操作
部301を操作することで行える。例えば、ユーザは、
キー操作部301に設けられた「↑」キーや「↓」キー
等を使用することで、「実行」ボタン或いは「戻る」ボ
タンを選択する。
【0114】ユーザから「実行」ボタンが選択された場
合、携帯通信装置300は、次のステップS802から
の照会処理を実行する。一方、ユーザから「戻る」ボタ
ンが選択された場合、携帯通信装置300は、次のステ
ップS802からの照会処理には進まずに、一つ前の処
理(初期表示画面等)に戻る。
【0115】尚、上記図7のステップS801では、そ
の一例として、照会実行するためのボタンを「実行」ボ
タンとし、一つ前の処理に戻るためのボタンを「戻る」
ボタンとしているが、これに限られることはなく、例え
ば、「OK」ボタン及び「NG」ボタン等を用いるよう
にしてもよい。或いは、これらのボタンを設けないよう
にしてもよい。
【0116】「実行」ボタンが選択されると、携帯通信
装置300は、表示部305に対して、ユーザが利用す
る金融機関(ユーザが登録しており、ネットワーク40
0を介して接続可能な金融機関)の選択画面を表示する
(ステップS802)。
【0117】これにより、ここでは、ネットワーク40
0上に接続されている、「銀行1」〜「銀行3」、「ク
レジット会社1」、「クレジット会社2」、及び「郵便
局」が表示部305に表示されることになる。ユーザ
は、上記画面上から、キー操作部301を操作すること
で、所望する金融機関を選択する。上記図7のステップ
S802では、その一例として、「銀行1」が選択され
ている。
【0118】金融機関の選択が終了すると、携帯通信装
置300は、表示部305に対して、選択金融機関にア
クセスするためのID番号の入力をユーザに促すための
画面(ID入力画面)を表示する(ステップS80
3)。ここでのID番号とは、ユーザに対して予め固有
に与えられたものであり、数桁の数字や記号、或いは文
字等から構成されるものである。ユーザは、上記ID入
力画面から、キー操作部301を操作することで、自分
のID番号を入力する。
【0119】携帯通信装置300は、ユーザからのID
番号入力を認識すると、選択金融機関にアクセスするた
めのパスワードの入力をユーザに促すための画面(パス
ワード入力画面)を表示する(ステップS804)。こ
こでのパスワードとは、ユーザに対する上記ID番号と
共に、予め設定/登録されたものであり、数桁の数字や
記号、或いは文字等から構成されるものである。
【0120】尚、パスワードの入力の際には、表示部3
05には、ユーザから入力された数字や記号、或いは文
字がそのまま表示されるのではなく、例えば、「*」等
で代用して表示される。これは、パスワードが他の者に
見られて不正に使用されること等を防ぐためである。
【0121】ID番号及びパスワードの入力が終了する
と、携帯通信装置300は、無線基地局401及びネッ
トワーク400を介して、選択金融機関の端末装置へ接
続する。そして、携帯通信装置300は、接続先に対し
て、入力ID番号及びパスワードの情報(ディジタルデ
ータ)を提供すると共に、表示部305に対して、メッ
セージ「照会中」を表示する(ステップS805)。
【0122】上記の入力ID番号及びパスワードの情報
を受け取った金融機関側の端末装置は、当該入力ID番
号及びパスワードが正しいものであるか否かの判別を行
い、正しいものであった場合のみ、該当する照会結果情
報を返送する。
【0123】具体的には例えば、選択金融機関が「銀行
1」である場合、その端末装置402は、不図示のホス
トコンピュータ等により、送信されてきたID番号及び
パスワードの情報(ディジタルデータ)が正しいもの
(登録されているもの)であるか、使用可能であるか、
当該ID番号及びパスワードに対応する口座の取り引き
が中止になっているか、カードの紛失等の取引中止命令
が発行されていないか等の各種照合を行う。また、選択
金融機関が「クレジット会社1」である場合、その端末
装置405は、不図示のホストコンピュータ等により、
送信されてきたID番号及びパスワードの情報(ディジ
タルデータ)が正しいもの(登録されているもの)であ
るか、当該ID番号及びパスワードのユーザが所有する
クレジットカードが使用停止になっていないか等の各種
照合を行う。
【0124】すなわち、選択金融機関が、「銀行1」〜
「銀行3」、「クレジット会社1」、「クレジット会社
2」、及び「郵便局」の何れの金融機関であっても、そ
の端末装置は、送信されてきたID番号及びパスワード
の情報により、利用可能か否かを判別し、その結果、利
用可能であると判別した場合には承認番号等を発行し、
一方、利用不可能と判別した場合には承認番号等は発行
しない。
【0125】選択金融機関からの発行情報を受けた携帯
通信装置300は、当該受信情報により、利用不可能で
ある場合、その旨を示すメッセージを表示部305に表
示する。この場合、携帯通信装置300による料金徴収
は行えない。
【0126】携帯通信装置300による料金徴収が行え
ない場合、例えば、ユーザは、再度上述したような操作
により、別の金融機関を選択し、当該金融機関から利用
許可を得る、或いは料金徴収装置200により複写機1
00を使用する。
【0127】一方、上記受信情報により利用可能である
場合、携帯通信装置300は、当該受信情報により示さ
れる承認番号等をRAM309若しくは不図示の記憶部
に記憶すると共に、例えば、選択金融機関が銀行である
場合には当該照会結果情報により示されるユーザの口座
情報を表示部305に表示する(ステップS806)。
【0128】尚、表示部305に対して、上記承認番号
等の情報と共に、メッセージ「照合OK」等を表示する
ようにしてもよい。
【0129】ユーザは、上記の表示画面上から、キー操
作部301を操作することで、所望する口座情報を選択
する。上記図7のステップ806では、その一例とし
て、2つの口座に関する情報(支店名及び口座番号)が
表示され、ユーザから、上段の「●●●支店:普通12
3456」の口座が利用口座として選択されている。
【0130】尚、上記の表示画面では、2つの口座に関
する情報が表示されているが、例えば、ユーザの取引口
座が1つの場合には、当該1つの口座情報が表示され、
2つ以上のさらに多くの取引口座がある場合には、これ
らの口座情報が表示されることになる。また、選択金融
機関がクレジット会社の場合には、取り引きに使用する
クレジットカードの会員番号等が表示される。
【0131】利用口座の選択が終了すると、携帯通信装
置300は、再度選択金融機関(ここでは、銀行)と通
信する。これにより、選択金融機関側の端末装置では、
ユーザの利用口座の残高照会等が行なわれ、この結果
(照会結果情報)が、携帯通信装置300に対して送ら
れることになる。携帯通信装置300は、選択金融機関
から送られてきた照会結果情報(口座残高情報等)を表
示部305に表示すると共に(ステップS807)、先
に記憶した承認番号情報と共に保管する。
【0132】尚、選択金融機関がクレジット会社の場
合、当該クレジット会社側の端末装置では、利用限度金
額等の照会が行われることになる。この場合、携帯通信
装置300の表示部305には、その照会結果情報(利
用限度額情報等)が表示される。
【0133】携帯通信装置300は、上記の照会結果情
報(口座残高情報等)を、コネクタ部308を介して、
複写機100へ転送する。これにより、複写機100
は、上述したようにして複写機100の使用に最低必要
な金額があることを確認した場合には、複写機100の
使用許可を示す信号を携帯通信装置300に与える。
【0134】携帯通信装置300は、複写機100から
の使用許可信号により、その旨を示すメッセージ「使用
OK」を表示部305に表示する(ステップS80
8)。そして、これと同時に、複写機100の使用可能
表示灯206が点灯し、複写機100が使用可能状態と
なる。
【0135】図8は、上記図6に示したステップS71
2において、携帯通信装置300(移動電話機)による
所定の金融機関への料金徴収方法の一例を示したもので
ある。
【0136】尚、上記図8は、特に、携帯通信装置30
0(移動電話機)の表示部305に着目し、表示部30
5に内容、及びこれに伴う処理順を示したものである。
また、以下に説明する処理は、例えば、携帯通信装置3
00において、制御部307が所定のプログラム(上記
図8で示される処理順に従ったプログラム等)を実行す
ることで実現される。
【0137】先ず、ユーザは、複写機100の使用を終
えて、複写機100に設けられた不図示の料金決済キー
を操作する。これにより、複写機100は、信号処理部
111により、料金徴収命令を携帯通信装置300に対
して発行する。携帯通信装置300は、複写機100か
らの料金徴収命令により、表示部305に対して、メッ
セージ「料金徴収を行います」と共に、「実行」ボタン
及び「戻る」ボタンを表示する(ステップS811)。
ここでの「実行」ボタン及び「戻る」ボタンは、上記図
7のステップS801での「実行」ボタン及び「戻る」
ボタンと同様に機能する。
【0138】ユーザから「実行」ボタンが選択された場
合、携帯通信装置300は、料金徴収のための処理を実
行開始する。すなわち、携帯通信装置300は、上記図
7の照会処理で先に記憶した承認番号及び照会結果情報
(口座情報や残高情報等)を、ユーザの選択金融機関に
対して送信すると共に、表示部305に表示する(ステ
ップS812)。
【0139】尚、選択金融機関に対しては、承認番号及
び照会結果情報だけでなく、例えば、照会処理時にユー
ザから入力されたID番号及びパスワードをも同時に送
信するようにしてもよい。
【0140】また、携帯通信装置300は、使用料金の
振り込み先情報をも、ユーザの選択金融機関に対して送
信する。ここでの使用料金の振り込み先情報とは、料金
徴収を行った後に、その料金を振り込む振込先の情報で
ある。すなわち、複写機100を設置して管理している
店鋪等が所有する口座情報を含む情報である。
【0141】携帯通信装置300からの情報を受けた選
択金融機関側の端末装置は、ホストコンピュータ等によ
り、当該情報により示される、承認番号、口座情報、及
び残高情報等の情報に基づいて、照合を行い、先に発行
済みの承認番号、口座情報、及び残高情報等が一致する
か否かを判別し、その結果を、携帯通信装置300に返
送する。この間、携帯通信装置300は、表示部305
に対して、メッセージ「照合中」を表示し(ステップS
813)、選択金融機関での照合が完了したときに、メ
ッセージ「照合OK」を表示する(ステップS81
4)。
【0142】携帯通信装置300は、選択金融機関から
の返送情報に基づいて、表示部305に対して、メッセ
ージ「振込先の確認」を表示し、これに続いて、振り込
み先の情報を表示する(ステップS815)。
【0143】尚、ステップS815の表示画面は、振り
込み先の情報をユーザが確認するためのものとしている
が、例えば、当該画面上において、「OK」及び「N
G」等の入力を促うようにしてもよい。また、「NG」
が選択された場合に、修正画面へと移行するようにして
もよい。
【0144】選択金融機関側の端末装置は、携帯通信装
置300においてユーザから振込先の確認がなされる
と、当該振込先への振り込み処理を実行し、その結果を
携帯通信装置300へ通知する。携帯通信装置300
は、選択金融機関側からの通知に基づいて、メッセージ
「料金徴収OK」を表示部305に表示する(ステップ
S816)。
【0145】上述したように、本実施の形態では、複写
機100(画像入出力装置)の使用時において料金(使
用料金)をユーザから徴収する際に、ユーザが所有する
携帯電話等の携帯通信装置300を、複写機100若し
くは料金徴収装置200に接続し、その携帯通信装置3
00により、クレジット会社や銀行等の金融機関とネッ
トワーク400を介してと接続し、残高照会や使用可能
金額等の照会を行い、使用料金の徴収を併せて行うよう
に構成したので、ユーザは、コインを使用する必要はな
く、使用料金の徴収を携帯通信装置300のみを用いて
行うことができる。これにより、利便性を向上させるこ
とができる。また、複写機100を設置して管理する店
舗等は、多くの設備投資の必要はなく、ユーザに提供す
るサービスに対する料金徴収を簡素に且つ確実に行え
る。
【0146】[第2の実施の形態]第1の実施の形態で
は、画像入出力装置100の動作モード(料金徴収装置
200と連動させる動作モードや、携帯通信装置300
と連動させる動作モード等)を、管理キー207によっ
て切り換えるように構成したが、本実施の形態では、こ
の管理キー207による動作モードの切り換えを行わず
に、以下に説明するような構成により、自動的に動作モ
ードを切り換えるように構成する。
【0147】例えば、料金徴収装置200のコイン投入
口201に対して、ユーザからコインが投入されると、
その旨を示す信号(コイン投入信号)を、ケーブル20
5を介して、画像入出力装置100に対して送信する。
これを受けた画像入出力装置100は、料金徴収装置2
00を用いた料金徴収と認識し、料金徴収装置200と
連動する。
【0148】また、ユーザから、携帯通信装置300が
コネクタ部308を介して画像入出力装置100と接続
されると、画像入出力装置100は、この接続を認識
し、携帯通信装置300を用いた料金徴収のために、携
帯通信装置300と連動する。
【0149】上述のような構成により、画像入出力装置
100に管理キー207を設ける必要はなく、自動的に
適切な動作モードで料金徴収を行える。
【0150】[第3の実施の形態]第1の実施の形態で
は、携帯通信装置300を用いた料金徴収方法として、
上記図8に示される方法を適用した。本実施の形態で
は、携帯通信装置300を用いた料金徴収方法を、例え
ば、図9に示される方法とする。
【0151】尚、上記図9は、特に、携帯通信装置30
0(移動電話機)の表示部305に着目し、表示部30
5に内容、及びこれに伴う処理順を示したものである。
また、以下に説明する処理は、例えば、携帯通信装置3
00において、制御部307が所定のプログラム(上記
図9で示される処理順に従ったプログラム等)を実行す
ることで実現される。
【0152】先ず、ユーザは、複写機100の使用を終
えて、複写機100に設けられた不図示の料金決済キー
を操作する。これにより、複写機100は、信号処理部
111により、料金徴収命令を携帯通信装置300に対
して発行する。携帯通信装置300は、複写機100か
らの料金徴収命令により、表示部305に対して、メッ
セージ「料金徴収を行います」と共に、「実行」ボタン
及び「戻る」ボタンを表示する(ステップS901)。
ここでの「実行」ボタン及び「戻る」ボタンは、上記図
8のステップS811での「実行」ボタン及び「戻る」
ボタンと同様に機能する。
【0153】ユーザから「実行」ボタンが選択された場
合、携帯通信装置300は、料金徴収のための処理を実
行開始する。すなわち、携帯通信装置300は、表示部
305に対して、ユーザが利用する金融機関(ユーザが
登録しており、ネットワーク400を介して接続可能な
金融機関)の選択画面を表示する(ステップS90
2)。
【0154】これにより、ここでは、ネットワーク40
0上に接続されている、「銀行1」〜「銀行3」、「ク
レジット会社1」、「クレジット会社2」、及び「郵便
局」が表示部305に表示されることになる。ユーザ
は、上記画面上から、キー操作部301を操作すること
で、照会の際に選択した金融機関を再度選択する。上記
図9のステップS902では、その一例として、「銀行
1」が選択されている。
【0155】携帯通信装置300は、ユーザから今回選
択された金融機関が、事前に照会時に得ている金融機関
の情報と異なっていた場合、その旨を示すメッセージ等
を表示部305へ表示し、上記の金融機関の選択を再度
やり直すようにユーザに求める。
【0156】金融機関の選択を終えると、携帯通信装置
300は、表示部305に対して、選択金融機関にアク
セスするためのID番号の入力をユーザに促すための画
面(ID入力画面)を表示する(ステップS903)。
ユーザは、上記ID入力画面から、キー操作部301を
操作することで、自分のID番号を入力する。
【0157】携帯通信装置300は、ユーザからのID
番号入力を認識すると、選択金融機関にアクセスするた
めのパスワードの入力をユーザに促すための画面(パス
ワード入力画面)を表示する(ステップS904)。
【0158】ID番号及びパスワードの入力が終了する
と、携帯通信装置300は、無線基地局401及びネッ
トワーク400を介して、選択金融機関の端末装置へ接
続する。そして、携帯通信装置300は、接続先に対し
て、入力ID番号及びパスワードの情報(ディジタルデ
ータ)を提供すると共に、表示部305に対して、メッ
セージ「照会中」を表示する(ステップS905)。
【0159】上記の入力ID番号及びパスワードの情報
を受け取った金融機関側の端末装置は、当該入力ID番
号及びパスワードが正しいものであるか否かの判別を行
い、正しいものであった場合のみ、該当する情報を返送
する。
【0160】携帯通信装置300は、選択金融機関から
の情報に基づいて、ユーザの口座情報を表示部305に
表示する(ステップS906)。
【0161】ユーザは、上記の表示画面上から、キー操
作部301を操作することで、所望する口座情報を選択
する。上記図9のステップS906では、その一例とし
て、2つの口座に関する情報(支店名及び口座番号)が
表示され、ユーザから、上段の「●●●支店:普通12
3456」の口座が利用口座として選択されている。
【0162】利用口座の選択が終了すると、携帯通信装
置300は、再度選択金融機関(ここでは、銀行)と通
信する。これにより、選択金融機関側の端末装置では、
ユーザの利用口座の残高照会等が行なわれ、この結果
(照会結果情報)が、携帯通信装置300に対して送ら
れることになる。
【0163】携帯通信装置300は、選択金融機関から
送られてきた照会結果情報(口座残高情報等)が、照会
時に取得した照会結果情報と異なる場合、その旨を示す
メッセージ等を表示部305へ表示し、上記の口座選択
を再度やり直すようにユーザに求める。
【0164】一方、選択金融機関から送られてきた照会
結果情報(口座残高情報等)が、照会時に取得した照会
結果情報と一致した場合、携帯通信装置300は、表示
部305に対して、メッセージ「料金徴収に振込先の選
択方法」を表示する(ステップS907)。
【0165】上記図9のステップS907では、「1.
金融機関選択」と「2.過去履歴選択」の何れかが選択
可能となっている。「1.金融機関選択」は、金融機関
の選択や口座の選択等、ユーザが順番に振り込みに必要
な情報を入力していくモードである。一方の「2.過去
履歴選択」は、過去に振込を行った振込先の履歴から、
振り込みに必要な情報を一括して行えるモードである。
【0166】ここでは、その一例として、ユーザは、キ
ー操作部301により、「2.過去履歴選択」を選択す
る。これを受けた携帯通信装置300は、表示部305
に対して、過去の料金徴収の際の振込先一覧情報を表示
する。
【0167】上記図9のステップS908では、その一
例として、3つの振込先履歴情報が表示されている。ユ
ーザは、キー操作部301により、上記表示画面上か
ら、該当する振込先情報を指定する。
【0168】携帯通信装置300は、ユーザからの指定
に基づいて、表示部305に対して、メッセージ「振込
先の確認」を表示し、これに続いて、振り込み先の情報
を表示する(ステップS909)。
【0169】選択金融機関側の端末装置は、携帯通信装
置300においてユーザから振込先の確認がなされる
と、当該振込先への振り込み処理を実行し、その結果を
携帯通信装置300へ通知する。携帯通信装置300
は、選択金融機関側からの通知に基づいて、メッセージ
「料金徴収OK」を表示部305に表示する(ステップ
S910)。
【0170】尚、第1〜第3の実施の形態では、料金徴
収装置200が画像入出力装置100と共に設置される
構成としたが、これに限られることはなく、画像入出力
装置100のみを設置して、この使用料金の徴収につい
ては、携帯通信装置300を用いた徴収によるものとし
てもよい。
【0171】また、第1及び第3の実施の形態に料金徴
収方法(上記図8及び上記図9参照)では、料金徴収完
了後、携帯通信装置300の表示部305に対して、メ
ッセージ「料金徴収OK」の表示をするように構成した
が、例えば、選択金融機関と、料金徴収に使用した携帯
通信装置300との間で電子メールが行える場合、選択
金融機関が、ユーザ宛てに料金徴収の内容を示した電子
メールを送信するようにしてもよい。
【0172】また、例えば、画像入出力装置100が設
置されている店舗等にホストコンピュータを設けるよう
にし、当該ホストコンピュータに対して、画像入出力装
置100を接続し、選択金融機関が、当該ホストコンピ
ュータ宛に上記電子メールを送付することで、料金徴収
を完了したことを通知するようにしてもよい。さらに、
この場合、上記ホストコンピュータで料金徴収の履歴管
理等を行っても良いし、電子メールの送受信や履歴の管
理等を、画像入出力装置100で行うようにしてもよ
い。
【0173】また、第1の実施の形態では、上記図7に
示したような残高照会を行い、その後、上記図8に示し
たような料金徴収を行うように構成したが、例えば、携
帯電話等の携帯通信装置300による料金徴収が行われ
た場合、携帯通信装置300の電話番号及び取引内容
を、画像入出力装置100若しくはこれに接続されてい
るホストコンピュータにより記憶しておく。そして、次
回に同じ携帯通信装置300で料金徴収が行われた場
合、先に(前回)記憶した電話番号及び取引内容に基づ
いて、前回の同じ口座から料金徴収を行うようにしても
よい。
【0174】また、上記の場合、前回の取引内容を確認
するために、携帯通信装置300の表示部305に対し
て、当該取引内容を表示し、ユーザにその確認を促すよ
うにしてもよい。さらに、1つの電話番号に対して1つ
の取引内容のみを関連付けるのではなく、複数の内容
(例えば、別の口座からの料金徴収等の内容)を関連付
けして記憶し、複数の取引内容から該当するものを選択
できるようにしてもよい。
【0175】また、本発明の目的は、第1〜第3の実施
の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或
いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュ
ータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読みだして実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が第1〜第3の
実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することと
なる。プログラムコードを供給するための記憶媒体とし
ては、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等
を用いることができる。また、コンピュータが読みだし
たプログラムコードを実行することにより、第1〜第3
の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動し
ているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって第1〜第3の実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶
媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュー
タに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続さ
れた機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1〜
第3の実施の形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0176】図10は、上記コンピュータ1000の構
成の一例を示したものである。コンピュータ1000
は、上記図10に示すように、CPU1001と、RO
M1002と、RAM1003と、キーボード(KB)
1009のキーボードコントローラ(KBC)1005
と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)10
10のCRTコントローラ(CRTC)1006と、ハ
ードディスク(HD)1011及びフロッピーディスク
(FD)1012のディスクコントローラ(DKC)1
007と、ネットワーク400と接続するためのネット
ワークインターフェースカード(NIC)1008と
が、システムバス1004を介して互いに通信可能に接
続された構成としている。
【0177】CPU1001は、ROM1002或いは
HD1011に記憶されたソフトウェア、或いはFD1
012より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス1004に接続された各構成部を総括的に
制御する。すなわち、CPU1001は、所定の処理シ
ーケンスに従った処理プログラムを、ROM1002、
或いはHD1011、或いはFD1012から読み出し
て実行することで、第1〜第3の実施の形態での動作を
実現するための制御を行う。
【0178】RAM1003は、CPU1001の主メ
モリ或いはワークエリア等として機能する。KBC10
05は、KB1009や図示していないポインティング
デバイス等からの指示入力を制御する。CRTC100
6は、CRT1010の表示を制御する。DKC100
7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編
集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログ
ラム、及び第1〜第3の実施の形態を実施するための所
定の処理プログラム等を記憶するHD1011及びFD
1012とのアクセスを制御する。NIC1008は、
ネットワーク400上の装置或いはシステムと双方向に
データをやりとりする。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、任意の
サービスをユーザに提供する装置或いはシステムに対し
て、通信機能を有する端末装置を接続可能とし、当該端
末装置(ユーザが所有する携帯通信装置等)の通信(銀
行やクレジット会社等の金融機関との通信等)により、
サービス提供に対する課金を行うように構成した。
【0180】具体的には例えば、画像入出力装置をユー
ザが使用する際に、ユーザが所有する携帯通信装置(第
1の課金手段)を画像入出力装置(或いは料金徴収装置
(第2の課金手段))に接続する。そして、携帯端末装
置と、ネットワーク上の金融機関との通信を行うこと
で、金融機関におけるユーザの口座の残高照会や使用可
能金額照会等を行うと共に、この照会結果に基づいて、
ユーザの画像入出力装置の使用料金の徴収を併せて行
う。
【0181】したがって、本発明によれば、ユーザは従
来のように料金徴収装置で必要なコイン等を予め用意す
ることなく、携帯通信装置等の端末装置のみで、使用料
金の徴収を行える。これにより、利便性を高めることが
できる。また、ユーザから使用される任意の装置或いは
システムを設置する店舗等は、多くの設備投資は必要な
く、ユーザの使用料金の徴収を、簡素に、確実に、且つ
効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
料金徴収システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記料金徴収システムの画像入出力装置(複写
機)の構成を示す側断面図である。
【図3】上記料金徴収システムの料金徴収装置の構成を
示す側断面図である。
【図4】上記料金徴収システムの携帯通信収装置の構成
を示す側断面図である。
【図5】上記料金徴収装置を用いた料金徴収処理を説明
するためのフローチャートである。
【図6】上記携帯通信装置を用いた料金徴収処理を説明
するためのフローチャートである。
【図7】上記携帯通信装置を用いた料金徴収処理におい
て、所定の金融機関への照会処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】上記携帯通信装置を用いた料金徴収処理におい
て、所定の金融機関への料金徴収処理を説明するための
フローチャートである。
【図9】第3の実施の形態における、上記料金徴収処理
を説明するためのフローチャートである。
【図10】上記料金徴収システムの機能を実現するため
のコンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 画像入出力装置 200 料金徴収装置 300 携帯通信装置 400 ネットワーク 401 無線基地局 402〜404 銀行1〜3側の端末装置 405,406 クレジット会社1,2側の端末装置 407 郵便局側の端末装置 500 料金徴収システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 H04B 7/26 109J Fターム(参考) 5K025 BB10 CC02 DD06 EE13 EE18 EE19 EE24 FF14 FF15 FF17 GG04 JJ02 JJ10 JJ13 JJ18 5K067 AA29 BB04 EE00 EE02 EE10 FF02 FF04 HH11 HH21 HH22 5K101 KK17 LL02 LL12 MM07 NN02 NN18 NN21 NN48 PP03 PP04 QQ08 SS07 VV07

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のサービスをユーザに提供し、当該
    提供サービスに対して課金する機能を有する情報処理装
    置であって、 通信機能を有する端末装置を接続するための接続手段
    と、 上記端末装置の通信により上記課金を行う課金手段を備
    えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記課金手段は、上記端末装置により任
    意の通信網を介してユーザが利用している金融機関と通
    信することで、上記課金を行うことを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記課金手段と、上記課金手段とは異な
    る第2の課金手段との何れかを、上記課金を行う手段と
    して選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の課金手段は、本装置に接続可
    能であり、ユーザにより投入された金額からサービス提
    供に対応する料金を徴収する装置或いはシステムを含む
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記課金手段は、上記端末装置の通信に
    より得られた情報に基づいて、上記任意の装置或いはシ
    ステムの使用の許可/不許可を判別することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記端末装置の通信により得られた情報
    は、ユーザが利用している金融機関に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記端末装置は、上記ユーザが所有して
    いる携帯通信装置を含むことを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる情報処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜7の何れかに記載の情報処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】 任意のサービスをユーザに提供し、当該
    提供サービスに対して課金するための課金方法であっ
    て、 上記サービスを提供する装置或いはシステムに接続され
    た端末装置により、任意の通信網上の金融機関側と通信
    することで、上記課金を行う課金ステップを含むことを
    特徴とする課金方法。
  10. 【請求項10】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 第1の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上記課
    金を行うのかを選択する課金選択ステップと、 上記課金選択ステップにより選択された課金手段におけ
    る情報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断
    する課金処理実行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記課金
    選択ステップにより選択された課金手段で上記課金を行
    う課金ステップとを含むことを特徴とする課金方法。
  11. 【請求項11】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 上記課金を行う第1の課金手段における情報に基づい
    て、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理実
    行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記第1
    の課金手段により上記課金を行う課金ステップとを含む
    ことを特徴とする課金方法。
  12. 【請求項12】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 第1の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上記課
    金を行うのかを選択する課金選択ステップと、 上記課金選択ステップにより選択された課金手段におけ
    る情報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断
    する課金処理実行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記課金
    選択ステップにより選択された課金手段で上記課金を行
    う課金ステップと、 上記課金ステップでの課金結果に関する情報を上記第1
    の課金手段に対して送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とする課金方法。
  13. 【請求項13】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 上記課金を行う第1の課金手段における情報に基づい
    て、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理実
    行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記第1
    の課金手段により上記課金を行う課金ステップと、 上記課金ステップでの課金結果に関する情報を上記第1
    の課金手段に対して送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とする課金方法。
  14. 【請求項14】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 上記課金状況を管理する課金管理ステップと、 第1の課金手段と第2の課金手段の何れの手段で上記課
    金を行うのかを選択する課金選択ステップと、 上記課金選択ステップにより選択された課金手段におけ
    る情報に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断
    する課金処理実行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記課金
    選択ステップにより選択された課金手段で上記課金を行
    う課金ステップとを含み、 上記課金管理ステップは、上記課金ステップでの課金結
    果に関する情報を管理するステップを含むことを特徴と
    する課金方法。
  15. 【請求項15】 任意の装置或いはシステムの使用に基
    づいて課金を行うための課金方法であって、 上記課金状況を管理する課金管理ステップと、 上記課金を行う第1の課金手段における情報に基づい
    て、上記課金の実行許可/不許可を判断する課金処理実
    行判断ステップと、 上記課金処理実行判断ステップによる判断結果に基づい
    て、上記任意の装置或いはシステムの使用許可/不許可
    を判断する使用判断ステップと、 上記使用判断ステップによる判断結果に基づき上記任意
    の装置或いはシステムの使用を許可し、その使用に基づ
    き上記課金料を計算する計算ステップと、 上記計算ステップによる計算結果に基づいて、上記第1
    の課金手段により上記課金を行う課金ステップとを含
    み、 上記課金管理ステップは、上記課金ステップでの課金結
    果に関する情報を管理するステップを含むことを特徴と
    する課金方法。
  16. 【請求項16】 上記任意の装置或いはシステムは、静
    止画像の入出力を行う機能、音声の入出力を行う機能、
    及び動画の入出力を行う機能の少なくとも何れかの機能
    を有することを特徴とする請求項10〜15の何れかに
    記載の課金方法。
  17. 【請求項17】 上記第1の課金手段は、任意の通信網
    を介した通信を行う通信機能、及び当該通信を無線で行
    う機能の少なくとも何れかの機能を有することを特徴と
    する請求項10〜15の何れかに記載の課金方法。
  18. 【請求項18】 上記第1の課金手段は、移動電話機を
    含むことを特徴とする請求項10〜15の何れかに記載
    の課金方法。
  19. 【請求項19】 上記移動電話機は、所定のネットワー
    ク網にアクセス可能であることを特徴とする請求項18
    記載の課金方法。
  20. 【請求項20】 上記第2の課金手段は、ユーザから投
    入された金額又は当該金額に相当するものから使用料金
    を徴収する機能を有することを特徴とする請求項10,
    12,14の何れかに記載の課金方法。
  21. 【請求項21】 上記課金選択ステップは、ユーザから
    の指示に従って、上記第1の課金手段と上記第2の課金
    手段を切り替えるステップを含むことを特徴とする請求
    項10,12,14の何れかに記載の課金方法。
  22. 【請求項22】 上記課金選択ステップは、上記第1の
    課金手段と上記第2の課金手段を自動的に切り替えるス
    テップを含むことを特徴とする請求項10,12,14
    の何れかに記載の課金方法。
  23. 【請求項23】 上記課金選択ステップは、上記第1の
    課金手段がユーザから使用される任意の装置或いはシス
    テムに接続されたか否か、及び上記第2の課金手段に対
    して所定の操作がなされたか否かを判別することで、上
    記第1の課金手段と上記第2の課金手段を自動的に切り
    替えるステップを含むことを特徴とする請求項22記載
    の課金方法。
  24. 【請求項24】 上記課金処理実行判断ステップは、上
    記第1の課金手段により得られた金融機関の情報に基づ
    いて、上記課金の実行許可/不許可を判断するステップ
    を含むことを特徴とする請求項10〜15の何れかに記
    載の課金方法。
  25. 【請求項25】 上記課金処理実行判断ステップは、上
    記第1の課金手段に関する情報、上記第1の課金手段に
    より得られた金融機関を特定する情報、当該金融機関に
    アクセスするためのユーザを特定する情報、当該金融機
    関における所定の口座情報、当該金融機関おける所定の
    クレジットナンバー情報、当該金融機関における所定の
    会員番号情報、当該金融機関が発行する承認番号情報、
    ユーザが使用する任意の装置或いはシステムの当該使用
    に伴う料金を振り込む振込先情報、残高情報、使用限度
    額情報、及び預金情報の少なくとも何れかを含む情報に
    基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項10〜15の何れか
    に記載の課金方法。
  26. 【請求項26】 上記課金処理実行判断ステップは、上
    記第1の課金手段によりユーザが利用している金融機関
    へのアクセスが可能であるか否か、当該金融機関の所定
    の口座が使用可能であるか否か、当該金融機関の所定の
    口座にある残高、当該金融機関の所定のクレジットナン
    バーを持つクレジットが使用可能であるか否か、当該金
    融機関の所定の会員番号の口座若しくはクレジットが使
    用可能であるか否か、当該金融機関が発行する承認番号
    が有効であるか否か、使用料金の振込先への振り込みが
    可能であるか否か、残高若しくは利用限度額が任意の装
    置或いはシステムを使用するための最小限の額を満たし
    ているか否かの、少なくとも何れかの判断を行い、その
    判断結果に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判
    断するステップを含むことを特徴とする請求項10〜1
    5の何れかに記載の課金方法。
  27. 【請求項27】 上記課金処理実行判断ステップは、上
    記第2の課金手段による課金時において、キャッシュカ
    ードの残高、クレジットカードの使用限度額、プリペー
    トカードの残高、及び通貨の金額の少なくとも何れか
    が、任意の装置或いはシステムを使用するための最小限
    の額を満たしているか否かの判断を行い、その判断結果
    に基づいて、上記課金の実行許可/不許可を判断するス
    テップを含むことを特徴とする請求項10,12,14
    の何れかに記載の課金方法。
  28. 【請求項28】 上記使用判断ステップは、上記課金処
    理実行判断ステップにより上記課金の実行許可と判断さ
    れた場合に、上記任意の装置或いはシステムの使用を許
    可すると判断するステップを含むことを特徴とする請求
    項10〜15の何れかに記載の課金方法。
  29. 【請求項29】 上記計算ステップは、上記任意の装置
    或いはシステムの使用内容に基づいて課金する金額を決
    定するステップを含むことを特徴とする請求項10〜1
    5の何れかに記載の課金方法。
  30. 【請求項30】 上記課金ステップは、上記第1の課金
    手段による課金の場合、所定の金融機関から課金を行う
    ステップを含むことを特徴とする請求項10〜15の何
    れかに記載の課金方法。
  31. 【請求項31】 上記課金ステップは、上記第2の課金
    手段による課金の場合、キャッシュカード、クレジット
    カード、プリペートカード、コイン、硬貨、及び紙幣の
    少なくとも何れかから課金を行うステップを含むことを
    特徴とする請求項10,12,14の何れかに記載の課
    金方法。
  32. 【請求項32】 上記送信ステップは、上記課金ステッ
    プでの課金結果に関する情報を、電子メール及びホーム
    ページ閲覧の少なくとも何れかを含むインターネット情
    報として、上記第1の課金手段に対して送信するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項12又は13記載の課
    金方法。
  33. 【請求項33】 上記承認番号情報は、上記金融機関に
    おいて残高照会、利用限度額照会、及び本人証明照会の
    少なくとも何れかを行った際に、その口座或いはクレジ
    ットナンバーを含む情報と共に、上記金融機関から送信
    されてくる情報を含み、 上記承認番号情報を上記金融機関に送信することで、次
    の課金時に必要な情報入力を省くステップを含むことを
    特徴とする請求項25又は26記載の課金方法。
  34. 【請求項34】 上記第1の課金手段による課金時にお
    いて、上記第1の課金手段に関する情報を記憶するステ
    ップと、 次の上記第1の課金手段による課金時において、上記記
    憶情報により、当該課金時に必要な情報入力を省くステ
    ップとを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項
    10〜15の何れかに記載の課金方法。
  35. 【請求項35】 上記記憶情報を表示するステップを含
    むことを特徴とすることを特徴とする請求項34記載の
    課金方法。
  36. 【請求項36】 上記記憶情報の表示内容の確認をユー
    ザに促すステップを含むことを特徴とすることを特徴と
    する請求項35記載の課金方法。
  37. 【請求項37】 請求項1〜7の何れかに記載の情報処
    理装置の機能、又は請求項8記載の情報処理システムの
    機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
  38. 【請求項38】 請求項9〜36の何れかに記載の課金
    方法の処理ステップをコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009253856A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 着信課金システム及び方法
JP2014167680A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Ricoh Co Ltd 画像処理システム、処理制御方法及び画像処理装置

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