JP2008098981A - 電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システム - Google Patents
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Abstract
【目的】自動的に電話帳データを携帯電話機から車載機に転送する「電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システム」を提供することである。
【構成】携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送する電話帳データ転送方法であり、携帯電話機50に少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機70に携帯電話機の識別データを登録するステップ、車載機と携帯電話機が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、携帯電話機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、車載機に電話帳データを送信し、車載機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、携帯電話機から受信した電話帳データを保存する。
【選択図】図1
【構成】携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送する電話帳データ転送方法であり、携帯電話機50に少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機70に携帯電話機の識別データを登録するステップ、車載機と携帯電話機が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、携帯電話機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、車載機に電話帳データを送信し、車載機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、携帯電話機から受信した電話帳データを保存する。
【選択図】図1
Description
本発明は電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システムに係わり、特に、携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送する電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システムに関する。
車載のハンズフリー電話システムは、車載機に携帯電話機を接続してハンズフリーで電話するようになっている。図5はハンズフリー電話システムの説明図であり、1は車載機、2は携帯電話機、3は相手電話機であり、車載機1と携帯電話機2によりハンズフリー電話システムが構成される。
車載機1はインテリジェント機能を備え、ハンズフリー電話機能(自動車電話機能)や車載ナビゲーション機能、オーディオ機能を備えている。車載機1の操作キーを操作して、車内より発呼すれば、携帯電話機2、図示しない無線基地局、公衆電話網を介して相手先電話機3に接続して相手と通話し、また、外部の電話機からの着信に応答して相手と電話できるようになっている。
車載機1はインテリジェント機能を備え、ハンズフリー電話機能(自動車電話機能)や車載ナビゲーション機能、オーディオ機能を備えている。車載機1の操作キーを操作して、車内より発呼すれば、携帯電話機2、図示しない無線基地局、公衆電話網を介して相手先電話機3に接続して相手と通話し、また、外部の電話機からの着信に応答して相手と電話できるようになっている。
かかる車載機1に、携帯電話機2の電話帳データを転送しておくと、車載機から発信する場合、使い勝手が非常によくなる。このため、車載機1へ携帯電話機2から電話帳データを転送して記憶する機能を備えたハンズフリー電話システムが多くなってきている(特許文献1参照)。
従来技術では携帯電話機2から車載機1へ電話帳データを転送するには、ユーザーが電話帳転送の操作を行なう必要がある。このため、携帯電話機2の電話帳データを更新すれば、更新の都度あるいは適宜に、ユーザーが電話帳データの転送操作を行なう必要がある。このため、電話帳データの転送が煩わしいという問題がある。また、従来技術の方法では最新の電話帳データの転送をしてない場合が多く、車の運転中に車載機に最新のデータがないことに気づいて困惑する場合がある。また、従来技術は転送に際して携帯電話機の電話帳データをすべて転送するものであるため時間がかかる問題がある。
特開2001−285456号公報
従来技術では携帯電話機2から車載機1へ電話帳データを転送するには、ユーザーが電話帳転送の操作を行なう必要がある。このため、携帯電話機2の電話帳データを更新すれば、更新の都度あるいは適宜に、ユーザーが電話帳データの転送操作を行なう必要がある。このため、電話帳データの転送が煩わしいという問題がある。また、従来技術の方法では最新の電話帳データの転送をしてない場合が多く、車の運転中に車載機に最新のデータがないことに気づいて困惑する場合がある。また、従来技術は転送に際して携帯電話機の電話帳データをすべて転送するものであるため時間がかかる問題がある。
以上からは、本発明の目的は、ユーザーの操作なくして自動的に電話帳データを携帯電話機から車載機に転送することである。
本発明の別の目的は転送する電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することである。
本発明の別の目的は転送する電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することである。
本発明の第1の態様は、携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送する電話帳データ転送方法であり、携帯電話機に少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機に携帯電話機の識別データを登録するステップ、車載機と携帯電話機が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受するステップ、携帯電話機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、車載機に電話帳データを送信するステップ、車載機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、前記携帯電話機から受信した電話帳データを保存するステップを有している。
上記電話帳データ転送方法は、携帯電話機に、電話帳データを車載機に送信した日時を保存するステップ、前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信するステップ、車載機は該電話帳データで保持している電話帳データを更新するステップを有している。
上記電話帳データ転送方法は、車載機が電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスするステップを有している。
上記電話帳データ転送方法は、携帯電話機に、電話帳データを車載機に送信した日時を保存するステップ、前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信するステップ、車載機は該電話帳データで保持している電話帳データを更新するステップを有している。
上記電話帳データ転送方法は、車載機が電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスするステップを有している。
本発明の第2の態様は、携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送して記憶する車載用ハンズフリー電話システムであり、携帯電話機は、少なくとも携帯電話機および車載機の識別データを記憶する記憶部、電話帳データを保存する電話帳記憶部、車載機との間で通信する通信部、車載機より受信した携帯電話機あるいは車載機の識別データと前記保持してある識別データを比較し、一致したとき、車載機に電話帳データを送信するよう制御する制御部を備えている。
上記車載用ハンズフリー電話システムにおいて、携帯電話機の前記記憶部に電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、携帯電話機の前記制御部は前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、前記車載機の制御部は、該電話帳データで保持している電話帳データを更新する。
上記車載用ハンズフリー電話システムの車載機は更に電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする音声発生部備えている。
上記車載用ハンズフリー電話システムにおいて、携帯電話機の前記記憶部に電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、携帯電話機の前記制御部は前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、前記車載機の制御部は、該電話帳データで保持している電話帳データを更新する。
上記車載用ハンズフリー電話システムの車載機は更に電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする音声発生部備えている。
本発明によれば、携帯電話機に少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機に携帯電話機の識別データを登録し、車載機と携帯電話機が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、携帯電話機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、車載機に電話帳データを送信し、車載機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、前記携帯電話機から受信した電話帳データを保存するようにしたから、ユーザーの操作なくして自動的に電話帳データを携帯電話機から車載機に転送することができる。
また、本発明によれば、携帯電話機に、電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、車載機は該電話帳データで保持している電話帳データを更新するようにしたから、電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、車載機は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスするようにしたから、ユーザーに音声で電話帳を更新した旨を通知することができる。
また、本発明によれば、携帯電話機に、電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、車載機は該電話帳データで保持している電話帳データを更新するようにしたから、電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、車載機は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスするようにしたから、ユーザーに音声で電話帳を更新した旨を通知することができる。
(A)本発明の原理
図1は本発明の原理説明図であり、携帯電話機50、車載機70がブルーツース接続されている。携帯電話機50は電話帳データ記憶部TNMT、車載機情報などを記憶する主記憶部MMTを有している。車載機(ハンズフリー電話ユニット)70は電話帳データ記憶部TNMC、携帯電話機情報などを記憶する主記憶部MMCを有している。
携帯電話機50の主メモリMMTに少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機70の主メモリMMCに携帯電話機の識別データを登録する。そして、車載機70と携帯電話機50が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、携帯電話機50は車載機より受信した識別データ(車載機識別データ)が保持している識別データ(車載機識別データ)と一致したとき、車載機70に電話帳データを送信する。車載機70は受信した識別データ(携帯電話機識別データ)が保持している識別データと一致したとき、該携帯電話機50から受信した電話帳データを電話帳データ記憶部TNMCに保存する。車載機70は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする。
以上では電話帳データをすべて送信する場合であるが、差分電話帳データのみ送信するように構成することもできる。すあわち、携帯電話機50は主メモリMMTに電話帳データを車載機70に送信した日時を保存しておき、前記識別データが一致したとき、電話帳データ記憶部TNMTをサーチして前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データ(差分電話帳データ)を求め、該差分電話帳データのみ車載機70に送信する。車載機70は該差分電話帳データを用いて保持している電話帳データを更新する。
図1は本発明の原理説明図であり、携帯電話機50、車載機70がブルーツース接続されている。携帯電話機50は電話帳データ記憶部TNMT、車載機情報などを記憶する主記憶部MMTを有している。車載機(ハンズフリー電話ユニット)70は電話帳データ記憶部TNMC、携帯電話機情報などを記憶する主記憶部MMCを有している。
携帯電話機50の主メモリMMTに少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機70の主メモリMMCに携帯電話機の識別データを登録する。そして、車載機70と携帯電話機50が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、携帯電話機50は車載機より受信した識別データ(車載機識別データ)が保持している識別データ(車載機識別データ)と一致したとき、車載機70に電話帳データを送信する。車載機70は受信した識別データ(携帯電話機識別データ)が保持している識別データと一致したとき、該携帯電話機50から受信した電話帳データを電話帳データ記憶部TNMCに保存する。車載機70は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする。
以上では電話帳データをすべて送信する場合であるが、差分電話帳データのみ送信するように構成することもできる。すあわち、携帯電話機50は主メモリMMTに電話帳データを車載機70に送信した日時を保存しておき、前記識別データが一致したとき、電話帳データ記憶部TNMTをサーチして前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データ(差分電話帳データ)を求め、該差分電話帳データのみ車載機70に送信する。車載機70は該差分電話帳データを用いて保持している電話帳データを更新する。
(B)携帯電話機の構成
図2は携帯電話機のブロック図であり、アンテナ51は基地局から無線で送られてくる信号を受信すると共に、携帯電話機から基地局に向けて信号を無線で送信する。送話器52は使用者の音声を入力し、受話器53は通信相手の音声を出力する。送受信部54は電源スイッチがオンのときに動作し、受信時、アンテナを介して受信した無線信号をベースバンド信号に変換し、受信信号に含まれる制御データを制御部55に入力すると共に、音声データを受話器53に入力する。また、送受信部54は、送信時、制御部55から入力する制御データや送話器52から入力する音声データを無線信号にしてアンテナより送信する。
着信音送出部56は着信があると電話機所有者が設定したメロディーを出力して着信を知らせる。発信者番号受信回路57は。受信信号から発信者電話番号を取り込む機能を有している。システムメモリ58は携帯電話機全体を制御するプログラムや発信者電話番号などを記憶すると共に、携帯電話機情報(デバイ名、パスワード)および車載機情報(デバイ名、パスワード、電話帳データ送信日時等)を記憶する。車載機情報は、電話帳データの転送先である車載機に関する情報であり、予め登録操作によりシステムメモリに登録しておく。デバイス名はデバイスを識別するための識別データである。操作部59は各種設定や入力を行なうためのテンキー、機能キーが配設されている。
電話帳メモリ60は、氏名に対応させて電話番号を保存するもので、電話番号を入力する代わりに電話した相手の氏名を選択するだけで該相手に電話を掛けることができる。本発明の電話メモリ60は、氏名に対応させて電話番号と共に電話帳に登録した日時や更新日時を記憶するようになっている。電話番号比較表示選択回路61は、着信があると発信者電話番号が電話帳メモリ60に保存されているか調べ、保存されている場合には発信者の電話番号と氏名を表示部62に表示する。インターフェース部62はブルーツース機器で構成され、ブルーツース(ケーブル代替を意図した無線リンク)により車載機と制御データや音声データの送受が可能である。
制御部55は携帯電話機全体の制御を行うと共に、車載機70と通信可能になるとブルーツースを介して車載機と通信し、電話帳データを車載機に送信するようになっている。この電話帳データ転送処理の詳細は後述する。
図2は携帯電話機のブロック図であり、アンテナ51は基地局から無線で送られてくる信号を受信すると共に、携帯電話機から基地局に向けて信号を無線で送信する。送話器52は使用者の音声を入力し、受話器53は通信相手の音声を出力する。送受信部54は電源スイッチがオンのときに動作し、受信時、アンテナを介して受信した無線信号をベースバンド信号に変換し、受信信号に含まれる制御データを制御部55に入力すると共に、音声データを受話器53に入力する。また、送受信部54は、送信時、制御部55から入力する制御データや送話器52から入力する音声データを無線信号にしてアンテナより送信する。
着信音送出部56は着信があると電話機所有者が設定したメロディーを出力して着信を知らせる。発信者番号受信回路57は。受信信号から発信者電話番号を取り込む機能を有している。システムメモリ58は携帯電話機全体を制御するプログラムや発信者電話番号などを記憶すると共に、携帯電話機情報(デバイ名、パスワード)および車載機情報(デバイ名、パスワード、電話帳データ送信日時等)を記憶する。車載機情報は、電話帳データの転送先である車載機に関する情報であり、予め登録操作によりシステムメモリに登録しておく。デバイス名はデバイスを識別するための識別データである。操作部59は各種設定や入力を行なうためのテンキー、機能キーが配設されている。
電話帳メモリ60は、氏名に対応させて電話番号を保存するもので、電話番号を入力する代わりに電話した相手の氏名を選択するだけで該相手に電話を掛けることができる。本発明の電話メモリ60は、氏名に対応させて電話番号と共に電話帳に登録した日時や更新日時を記憶するようになっている。電話番号比較表示選択回路61は、着信があると発信者電話番号が電話帳メモリ60に保存されているか調べ、保存されている場合には発信者の電話番号と氏名を表示部62に表示する。インターフェース部62はブルーツース機器で構成され、ブルーツース(ケーブル代替を意図した無線リンク)により車載機と制御データや音声データの送受が可能である。
制御部55は携帯電話機全体の制御を行うと共に、車載機70と通信可能になるとブルーツースを介して車載機と通信し、電話帳データを車載機に送信するようになっている。この電話帳データ転送処理の詳細は後述する。
(C)車載機の構成
図3は車載機(ハンズフリー電話ユニット)のブロック図であり、ハンズフリー電話用の独自のマイクロホンMIC、スピーカSPKを備えている。マイクロホンMICは運転手の口元近くに配置して使用する。
インターフェース部81はブルーツース機器で構成され、ブルーツースにより携帯電話機50と制御データや音声データの送受が可能である。送信回路82はハンズフリー機能で通話を行なうときにマイクロホンMICからの音声信号を携帯電話機に送る機能を有している。受信回路83は、着信した相手音声を増幅器84を介してスピーカSPKに入力する。各種スイッチ85はハンズフリー電話ユニットの各種設定を行なう機能キーや数字や文字入力用のキーを有している。システムメモリ86は、車載機全体を制御するプログラムを記憶すると共に、自分の車載機情報(デバイ名、パスワード)および携帯電話機情報(デバイ名、パスワード)を記憶する。携帯電話機情報は、電話帳データを転送する携帯電話機に関する情報であり、予め登録操作によりシステムメモリ86に登録しておく。デバイス名はデバイスを識別するための識別データである。
電話帳メモリ87はシステムメモリ86に登録されている携帯電話機の電話帳データを記憶するもので、氏名と電話番号の対応を記憶する。電話帳メモリ87の内容は携帯電話機と通信可能になると自動的に更新されるようになっている。電話番号比較表示選択回路88は、着信があると発信者電話番号が電話帳メモリ87に保存されているか調べ、保存されている場合には発信者の電話番号と氏名を表示部89に表示する。音声発生回路90は電話帳メモリ87の内容を更新したとき、その旨の合成音声を発生し、スピーカSPKからアナウンスする。制御部91は車載機全体を制御すると共に、携帯電話機50と通信可能になるとブルーツースを介して該携帯電話機と通信し、電話帳データを受信して電話帳メモリ87の内容を更新すると共に、音声発生回路90を制御して電話帳更新をアナウンスをする。
図3は車載機(ハンズフリー電話ユニット)のブロック図であり、ハンズフリー電話用の独自のマイクロホンMIC、スピーカSPKを備えている。マイクロホンMICは運転手の口元近くに配置して使用する。
インターフェース部81はブルーツース機器で構成され、ブルーツースにより携帯電話機50と制御データや音声データの送受が可能である。送信回路82はハンズフリー機能で通話を行なうときにマイクロホンMICからの音声信号を携帯電話機に送る機能を有している。受信回路83は、着信した相手音声を増幅器84を介してスピーカSPKに入力する。各種スイッチ85はハンズフリー電話ユニットの各種設定を行なう機能キーや数字や文字入力用のキーを有している。システムメモリ86は、車載機全体を制御するプログラムを記憶すると共に、自分の車載機情報(デバイ名、パスワード)および携帯電話機情報(デバイ名、パスワード)を記憶する。携帯電話機情報は、電話帳データを転送する携帯電話機に関する情報であり、予め登録操作によりシステムメモリ86に登録しておく。デバイス名はデバイスを識別するための識別データである。
電話帳メモリ87はシステムメモリ86に登録されている携帯電話機の電話帳データを記憶するもので、氏名と電話番号の対応を記憶する。電話帳メモリ87の内容は携帯電話機と通信可能になると自動的に更新されるようになっている。電話番号比較表示選択回路88は、着信があると発信者電話番号が電話帳メモリ87に保存されているか調べ、保存されている場合には発信者の電話番号と氏名を表示部89に表示する。音声発生回路90は電話帳メモリ87の内容を更新したとき、その旨の合成音声を発生し、スピーカSPKからアナウンスする。制御部91は車載機全体を制御すると共に、携帯電話機50と通信可能になるとブルーツースを介して該携帯電話機と通信し、電話帳データを受信して電話帳メモリ87の内容を更新すると共に、音声発生回路90を制御して電話帳更新をアナウンスをする。
(D)電話帳転送処理
図4は本発明の電話帳転送処理のフローであり、(A)は車載機70の制御部91の処理フロー、(B)は携帯電話機50の制御部55の処理フローである。
車載機70の電源が投入されると(ステップ101)、制御部91はインターフェース部81をしてブルーツース接続手順を実行させる。インターフェース部81はブルーツース接続可能な機器が存在すれば、該ブルーツース機器との間でブルーツース接続手順を実行する(ステップ102)。なお、上記機器が携帯電話機50であれば、該携帯電話機のインターフェース部63は車載機70のインターフェース部81との間でブルーツース接続手順を実行する(ステップ201)。
車載機70の制御部91はブルーツース機器(携帯電話機50)が存在すれば(ステップ103)、システムメモリ86に記憶してある自分の車載機情報あるいは携帯電話機情報(図では車載機情報)を携帯電話機50に送信すると共に、携帯電話機から送られてくる携帯電話機情報を受信する(ステップ104)。
また、携帯電話機50の制御部55は、システムメモリ58に記憶してある自分の携帯電話機情報あるいは車載機情報(図では携帯電話機情報)を携帯電話機50に送信すると共に、携帯電話機から送られてくる車載機情報を受信する(ステップ202)。
車載機70の制御部91は携帯電話機50より携帯電話機情報を受信すれば、該携帯電話機情報がシステムメモリ86に登録されている携帯電話機情報と一致するか調べ(ステップ105)、一致すれば、携帯電話機から電話帳データが送られてくるのを待つ(ステップ106)。
図4は本発明の電話帳転送処理のフローであり、(A)は車載機70の制御部91の処理フロー、(B)は携帯電話機50の制御部55の処理フローである。
車載機70の電源が投入されると(ステップ101)、制御部91はインターフェース部81をしてブルーツース接続手順を実行させる。インターフェース部81はブルーツース接続可能な機器が存在すれば、該ブルーツース機器との間でブルーツース接続手順を実行する(ステップ102)。なお、上記機器が携帯電話機50であれば、該携帯電話機のインターフェース部63は車載機70のインターフェース部81との間でブルーツース接続手順を実行する(ステップ201)。
車載機70の制御部91はブルーツース機器(携帯電話機50)が存在すれば(ステップ103)、システムメモリ86に記憶してある自分の車載機情報あるいは携帯電話機情報(図では車載機情報)を携帯電話機50に送信すると共に、携帯電話機から送られてくる携帯電話機情報を受信する(ステップ104)。
また、携帯電話機50の制御部55は、システムメモリ58に記憶してある自分の携帯電話機情報あるいは車載機情報(図では携帯電話機情報)を携帯電話機50に送信すると共に、携帯電話機から送られてくる車載機情報を受信する(ステップ202)。
車載機70の制御部91は携帯電話機50より携帯電話機情報を受信すれば、該携帯電話機情報がシステムメモリ86に登録されている携帯電話機情報と一致するか調べ(ステップ105)、一致すれば、携帯電話機から電話帳データが送られてくるのを待つ(ステップ106)。
一方、携帯電話機50の制御部55は車載機より車載機情報を受信すれば、該車載機情報が自分のシステムメモリ58に登録されている車載機情報と一致するか調べ(ステップ203)、一致すれば、電話帳メモリ60に記憶されている電話帳データを検査して前回電話帳データを車載機に送信した日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データ(差分電話帳データ)を求め(ステップ204)、該差分電話帳データを車載機に送信すると共に、送信日時をシステムメモリに記憶し(ステップ205)、電話帳転送処理を終了する。なお、ステップ203において車載機情報が一致しなければ、その時点で電話帳転送処理を終了する。
車載機70の制御部91は、差分電話帳データを受信すれば、ステップ106において「YES」となるから、該差分電話帳データで電話帳メモリ87に保持している電話帳データを更新する(ステップ107)。ついで、制御部91は音声発生回路90を制御して電話帳更新をアナウンスし(ステップ108)、処理を終了する。なお、ステップ103においてブルーツース機器が存在せず、あるいはステップ105において携帯電話機情報が一致しなければ、その時点で電話帳転送処理を終了する。
以上本発明によれば、ユーザーの操作なくして自動的に電話帳データを携帯電話機から車載機に転送することができる。また、本発明によれば、転送する電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することができる。
車載機70の制御部91は、差分電話帳データを受信すれば、ステップ106において「YES」となるから、該差分電話帳データで電話帳メモリ87に保持している電話帳データを更新する(ステップ107)。ついで、制御部91は音声発生回路90を制御して電話帳更新をアナウンスし(ステップ108)、処理を終了する。なお、ステップ103においてブルーツース機器が存在せず、あるいはステップ105において携帯電話機情報が一致しなければ、その時点で電話帳転送処理を終了する。
以上本発明によれば、ユーザーの操作なくして自動的に電話帳データを携帯電話機から車載機に転送することができる。また、本発明によれば、転送する電話帳データ量を少なくしてデータ転送時間を短縮することができる。
実施例では、ステップ104において車載機70より車載機情報を携帯電話機50に送信した場合について説明したが、携帯電話機情報を送信することもできる。また、ステップ202において携帯電話機50より車載機70に携帯電話機情報を送信した場合について説明したが、車載機情報を送信することもできる。
また、実施例では、差分電話帳データをサーチして車載機に送信する場合について説明したが、全電話帳データを送信することもできる。
以上の実施例では、ブルーツースにより無線で車載機と携帯電話機間を接続した場合について説明したが、ケーブルで接続することも可能である。
また、実施例では車載機情報および携帯電話機情報はデバイ名、パスワードとして説明したが、これらに限らず車載機や携帯電話機を識別できる識別データであればよい。
また、実施例では、差分電話帳データをサーチして車載機に送信する場合について説明したが、全電話帳データを送信することもできる。
以上の実施例では、ブルーツースにより無線で車載機と携帯電話機間を接続した場合について説明したが、ケーブルで接続することも可能である。
また、実施例では車載機情報および携帯電話機情報はデバイ名、パスワードとして説明したが、これらに限らず車載機や携帯電話機を識別できる識別データであればよい。
50 携帯電話機
70 車載機
TNMT、TNMC 電話帳データ記憶部
MMT、MMC 主記憶
70 車載機
TNMT、TNMC 電話帳データ記憶部
MMT、MMC 主記憶
Claims (6)
- 携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送する電話帳データ転送方法において、
携帯電話機に少なくとも車載機の識別データを登録すると共に、車載機に携帯電話機の識別データを登録し、
車載機と携帯電話機が通信可能になったとき、車載機と携帯電話機間で識別データを送受し、
携帯電話機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、車載機に電話帳データを送信し、
車載機は受信した識別データが保持している識別データと一致したとき、前記携帯電話機から受信した電話帳データを保存する、
ことを特徴とする電話帳データ転送方法。 - 携帯電話機に、電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、
前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、
車載機は該電話帳データで保持している電話帳データを更新する、
ことを特徴とする請求項1記載の電話帳データ転送方法。 - 車載機は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする、
ことを特徴とする請求項1または2記載の電話帳データ転送方法。 - 携帯電話機が保持する電話帳データを車載機に転送して記憶する車載用ハンズフリー電話システムにおいて、
携帯電話機は、
少なくとも携帯電話機および車載機の識別データを記憶する記憶部、
電話帳データを保存する電話帳記憶部、
車載機との間で通信する通信部、
車載機より受信した携帯電話機あるいは車載機の識別データと前記保持してある識別データを比較し、一致したとき、車載機に電話帳データを送信するよう制御する制御部、
を備え、車載機は
少なくとも携帯電話機および車載機の識別データを記憶する記憶部、
電話帳データを保存する電話帳記憶部、
携帯電話機との間で通信する通信部、
携帯電話機より受信した車載機あるいは携帯電話機の識別データと前記保持してある識別データを比較し、一致したとき、前記携帯電話機から受信した電話帳データを前記電話帳記憶部に保存する制御部、
を備えたことを特徴とする車載用ハンズフリー電話システム。 - 携帯電話機の前記記憶部に電話帳データを車載機に送信した日時を保存しておき、携帯電話機の前記制御部は前記識別データが一致したとき、前記日時から現日時までに追加あるいは更新された電話帳データをサーチして車載機に送信し、
前記車載機の制御部は、該電話帳データで保持している電話帳データを更新する、
ことを特徴とする請求項4記載の車載用ハンズフリー電話システム。 - 前記車載機は電話帳データを更新したとき、音声で電話帳を更新した旨をアナウンスする音声発生部、
を有することを特徴とする請求項4または5記載の車載用ハンズフリー電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006278487A JP2008098981A (ja) | 2006-10-12 | 2006-10-12 | 電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006278487A JP2008098981A (ja) | 2006-10-12 | 2006-10-12 | 電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008098981A true JP2008098981A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39381362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006278487A Withdrawn JP2008098981A (ja) | 2006-10-12 | 2006-10-12 | 電話帳データ転送方法および車載用ハンズフリー電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008098981A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010109929A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Toshiba Corp | 無線通信端末 |
JP2011077677A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd | 携帯端末 |
US8150474B2 (en) | 2008-04-04 | 2012-04-03 | Denso Corporation | In-vehicle handsfree apparatus |
US8406821B2 (en) | 2009-06-24 | 2013-03-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | In-vehicle hands-free phone system, and tone sending-out method |
US8452349B2 (en) | 2011-07-29 | 2013-05-28 | Denso Corporation | In-vehicle apparatus |
-
2006
- 2006-10-12 JP JP2006278487A patent/JP2008098981A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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