JP2002268696A - 音響信号符号化方法、復号化方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents

音響信号符号化方法、復号化方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体

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JP2002268696A
JP2002268696A JP2001069894A JP2001069894A JP2002268696A JP 2002268696 A JP2002268696 A JP 2002268696A JP 2001069894 A JP2001069894 A JP 2001069894A JP 2001069894 A JP2001069894 A JP 2001069894A JP 2002268696 A JP2002268696 A JP 2002268696A
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茂明 佐々木
Kazunori Mano
一則 間野
Jotaro Ikedo
丈太郎 池戸
Yuusuke Hiwazaki
祐介 日和▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレーム消失が発生した場合において、品質劣
化を抑える音響信号符号化・復号化法を提供する。 【解決手段】CELP符号化において、現在のフレームで決
定された合成フィルタと駆動励振信号を構成するための
符号化符号と、次フレーム以降の符号化対象となるべき
音響信号をバッファに格納し、このバッファに格納され
ている信号を分析して得られたピッチ情報を含む周期性
情報を併せて送信し、CELP復号化において、次フレーム
の符号化符号が消失した場合、現在のフレームで決定さ
れた符号化符号と次フレームのピッチ情報を含む周期性
情報から次フレームの音響信号を復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力信号と符号
化による合成信号との誤差が最小となるように符号を決
定する音響信号符号化・復号化において、復号化すべき
フレームの符号化符号を復号化器で受信できなかった場
合の出力信号のフレーム消失補償を行う音響信号符号化
・復号化法及び装置並びに音響信号符号化・復号化プロ
グラム及び記録媒体するに関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、音響信号を線形予測符号
化により低ビットレートに符号化する方法の典型として
CELP(Code Excited Linear Prediction:符号励振線形予
測)があげられる。図1に従来のCELP符号化器の構成を
示す。入力端子11からの入力音響信号は5〜20ms程度の
フレーム毎に線形予測分析手段12で線形予測分析されp
次の線形予測係数αi^,i=1,・・・,pが求められ、この
線形予測係数αi^は量子化手段13で量子化され、この量
子化線形予測係数αiは線形予測合成フィルタ14にフィ
ルタ係数として設定される。
【0003】線形予測合成フィルタ14の伝達関数は以下
の式で表される。
【0004】
【数1】 線形予測合成フィルタ14の励振信号が適応符号帳20に格
納され、制御手段17からの符号に応じたピッチ周期に基
づいて励振信号(ベクトル)が適応符号帳20から切り出
され、これをフレーム長もしくはサブフレーム(フレー
ムを分割したもの)長の分だけ繰り返し、利得付与手段
18、利得制御手段22により利得が付与され、加算手段25
を通じて励振信号として線形予測合成フィルタ14へ供給
される。
【0005】減算手段15で入力信号から線形予測合成フ
ィルタ14よりの合成信号が差し引かれ、その差信号は聴
覚重み付けフィルタ16で聴覚特性のマスキング特性と対
応した重み付けがなされ、制御手段17によりこの重み付
けされた差信号のエネルギーが最小となるように適応符
号帳20からの符号(つまりピッチ周期)が探索される。
その後、制御手段17により固定符号帳21から励振ベクト
ルが順次取り出され、利得付与手段18、利得制御手段23
で利得が付与された後、先に選択された適応符号帳20か
らの励振ベクトルに加算手段25により加算されて励振信
号として線形予測合成フィルタ14へ供給され、先の場合
と同様で聴覚重み付けフィルタ16よりの差信号のエネル
ギーが最小となる励振ベクトルが選択され、これに対応
付けられる符号帳符号が決定される。
【0006】最後に、これら選択された適応符号帳20及
び固定符号帳21からの各励振ベクトルに対して、それぞ
れ利得付与手段18で付与する各利得が最適となるよう
に、前述と同様に聴覚重み付けフィルタ16の出力信号の
エネルギーが最小となる利得が選択され、この利得に対
応付けられる利得符号が決定される。また、生成された
励振信号は過去の励振信号をバッファリングしている適
応符号帳20に格納される。各々得られた符号、すなわ
ち、ピッチ符号(適応符号帳符号)、固定符号帳符号、
ピッチ符号利得、固定符号利得及び線形予測係数はフレ
ーム単位にまとめられ復号化器に送信される。
【0007】図2にこのCELP符号化に対する復号化器の
構成を示す。入力端子31からの入力符号中の線形予測係
数符号が復号化手段32で復号化され、線形予測合成フィ
ルタ33にフィルタ係数として設定される。入力符号中の
ピッチ符号により適応符号帳40から励振ベクトルが切り
出され、また固定符号帳符号により固定符号帳41から励
振ベクトルが選択され、これら符号帳40,41からの各励
振ベクトルは利得付与手段36、利得制御手段42,43で入
力符号中の利得(ピッチ符号利得、固定符号利得)符号
に応じてそれぞれ利得が付与された後、加算手段45で加
算されて線形予測合成フィルタ33に励振信号として与え
られる。また、励振信号は過去の励振信号をバッファリ
ングしている適応符号帳40に格納される。
【0008】線形予測合成フィルタ33からの合成信号は
ポストフィルタ38で、量子化雑音が聴覚特性を考慮して
小さくなるように処理され、出力端子39より音響信号が
出力される。復号化器において入力端子31からの入力符
号がフレーム単位で受信されなかった場合(以降フレー
ム消失)、従来技術では復号化器において、過去の合成
信号を分析もしくはすでに受信されている過去の情報か
ら線形予測係数、ピッチ周期等を推定し、これらの情報
から擬似的に線形予測合成フィルタ33を構成し、これに
入力されるべき励振信号を求め、擬似出力信号を合成す
る。この手法では過去の受信情報のみから出力信号を補
償するため、フレーム間でピッチ周期が変動(有声無声
の変動も含む)した場合、ピッチ間隔の不一致による励
振信号の不連続性が生じる。過去の励振信号を符号化器
の適応符号帳20及び復号化器の適応符号帳40に格納し励
振ベクトルとして用いるCELPにおいては、消失フレーム
以降の受信が回復したフレームにおいても符号化器の適
応符号帳20と復号化器の適応符号帳40から出力される励
振ベクトルが一致しないため、複数フレームにわたって
波形の不連続性が持続し、聴感上大きな劣化をもたら
す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では従来のCE
LP等の音響信号符号化・復号化において、フレーム消失
の際に品質劣化が顕著となるピッチ周期が大きく変動す
る区間(有声無声の変動も含む)において、その劣化を
抑えるフレーム消失補償手段を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、符号化において、符号化対象の入力信
号を含む現在のフレームに対して次フレーム以降の入力
信号をバッファに格納し、このバッファに格納されてい
る信号を分析して得られた周期性情報を現在のフレーム
で決定された符号化符号と併せて送信する。復号化にお
いて、復号化対象となるフレームの復号化符号が受信で
きなかった場合、直前フレームの符号化符号と、併せて
受信されている周期性情報を用いて、出力信号を補償す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施例1)図3に本発明の実施例
1の構成を示す。この実施例は図1に示した従来の符号
化器に、符号化対象の入力信号を含む現在のフレームに
対して次フレーム以降の入力信号をバッファに格納し、
このバッファに格納されている信号を分析して得られた
周期性情報を現在のフレームで決定された符号化符号と
併せて送信する手段を加えたものである。
【0012】入力端子11からの入力信号を、現在の符号
化すべき対象のフレーム分以外に、次フレーム以降の符
号化対象となるべき未来の入力信号をバッファ35に格納
しておく。バッファの長さは、フレームよりも短い長さ
から数フレーム分まであってもかまわない。上述の図1
に示した従来の符号化方式で現在の符号化すべき対象の
フレームについて各符号化符号が決定された後、出力信
号を合成するために線形予測合成フィルタ14の入力とし
て用いられた励振信号は符号帳37に格納される。符号帳
37に格納された信号系列に対して、制御手段46からの符
号に応じた位置から、バッファ35の長さ分信号を切り出
す。この際、切り出した信号がバッファ35の長さに足り
なければバッファ35の長さになるまで切り出した信号を
繰り返す。得られた信号系列を励振信号として線形予測
合成フィルタ44に入力し、量子化手段13からの現在のフ
レームの線形予測係数あるいはこの線形予測係数から次
フレーム線形予測係数推定器50により得られた次のフレ
ームの線形予測係数を用いて線形予測合成フィルタ44を
構成し、合成信号を得る。減算手段45で、バッファ35に
格納されている信号と得られた合成信号との差信号を求
め、その差信号は聴覚重み付けフィルタ47で聴覚特性と
マスキング特性と対応した重み付けがなされ、制御手段
46によりこの重み付けされた差信号のエネルギーが最小
となるように符号帳37から切り出し位置を探索し(バッ
ファ35内の信号のピッチ周期に相当する)、この切り出
し位置に対応付けられる符号が決定される。
【0013】符号帳37からの切り出し位置に対応付けら
れた符号を用いることにより少ない情報量により品質劣
化の少ない復号を行うことができる。この符号を周期性
情報として、現在の符号化対象のフレームの符号化符号
と併せて復号化器に送信する。線形予測合成フィルタ44
は図1中の合成フィルタと同様に前述した式で表され、
線形予測分析手段12と量子化手段13で得られた量子化線
形予測係数αi、もしくはこの係数αiをLSP(Line Spect
rum Pair)や偏自己相関係数に変換したものから次フレ
ーム線形予測係数推定器50で次フレーム以降のフィルタ
係数を推定して設定する。また、バッファ35の信号を線
形予測分析し、量子化した係数から設定してもよいが、
量子化係数に対応する符号も併せて復号化器に送信する
必要がある。
【0014】また、現フレームの線形予測係数を用いて
線形予測合成フィルタを設定することもできる。この場
合には、次フレーム線形予測係数推定器は不要である。 (実施例2)図4に本発明の実施例2の構成を示す。この
実施例は図3に示した実施例1と比較して、符号帳37か
ら切り出された信号系列に対して、利得付与手段48、利
得制御手段49で利得が付与され、励振信号として線形予
測合成フィルタ44に入力される点が異なる。したがっ
て、付与された利得に対応付けられる符号と、符号帳37
からの切り出し位置に対応付けられる符号とを併せて周
期性情報とし、現在の符号化対象のフレームの符号化符
号に併せて復号化器に送信する。 (実施例3)図5に本発明の実施例3の構成を示す。
【0015】これは実施例1もしくは実施例2に示した
符号化器に対応する復号化器として、図2に示した復号
化器に復号化対象となるフレームの復号化符号が受信で
きなかった場合、直前フレームの符号化符号と併せて受
信されている現在のフレームの周期性情報を用いて、出
力信号を補償するフレーム消失補償手段を加えたもので
ある。入力端子31からフレーム単位で与えられるべき入
力符号が復号化器で受信されなかったとフレーム消失検
出手段51で判定された場合、切換スイッチ55を線形予測
合成フィルタ54側へ切換え、直前のフレームの符号化符
号と併せてすでに受信されている周期性情報、つまり、
直前のフレームまでに励振信号として線形予測合成フィ
ルタ33に入力された信号系列を格納した符号帳52から、
入力符号を受信できなかった現在のフレームの励振信号
を切り出す位置に対応する符号もしくはこの位置符号と
この位置に対応する利得符号を取り出す。符号帳52から
位置符号の示す切り出し位置よりフレーム長さ分の信号
系列を切り出し、もしくは切り出した信号系列に利得付
与手段53から利得符号に対応付けられる利得を利得制御
手段56で付与し、励振信号とする。この際、切り出した
信号系列がフレーム長さより短い場合、この信号系列を
フレーム長さ分繰り返し励振信号とする。得られた励振
信号と次フレーム線形予測係数推定器58で推定された
現在のフレームの線形予測係数、あるいは直前のフレー
ムの線形予測係数により線形予測合成フィルタ54を用い
て合成信号を得る。
【0016】線形予測合成フィルタ54は図2中の線形予
測合成フィルタ33と同様に復号化手段32で得られた量子
化線形予測係数αi、もしくはこの係数αiをLSP(Line S
pestrum Pair)や偏自己相関係数に変換したものから次
フレーム以降のフィルタ係数として次フレーム線形予測
係数推定器58で推定して設定する。また、これらとは別
に線形予測合成フィルタ係数が符号化され、周期性情報
と併せて受信されている場合、復号化手段32で復号化し
て線形予測合成フィルタ係数として用いる。合成フィル
タ係数を設定する際、上記いずれの手法を用いるにして
も、符号化器において周期性情報を決定する際に用いら
れた合成フィルタ係数と等しい係数を用いるのが望まし
い。また、生成された励振信号を過去の励振信号をバッ
ファリングしている適応符号帳40と符号帳52に格納す
る。 (実施例4)本発明の実施例4を説明する。
【0017】実施例4は、実施例1,2に示した符号化
器において、バッファ35内の信号特性を分析した特性情
報(周期的・非周期的情報)を周期性情報に含める。実
施例1もしくは実施例2では、現在の符号化対象フレー
ムの次フレーム以降の未来の入力信号の周期性情報とし
て、過去の励振信号を格納した符号帳から励振信号を切
り出す位置符号、もしくはこれと利得符号の組み合わせ
を用いるが、さらにバッファ35内の信号特性を分析し、
この特性情報も周期性情報に含めて送信する。具体的に
は、この実施例における信号特性の分析には、バッファ
35内信号系列のパワー||s||2、実施例1もしくは実施例
2で符号帳の切り出し位置情報を決定した際に計算され
た聴覚重み付け誤差||Wd||2(聴覚重み付けフィルタ47
の出力)を用いる。パワー||s||2が音声が無いもしくは
非常に小さいと判定される閾値p0よりも大きい場合に、
線形予測合成フィルタ44で合成された信号とバッファ
35の信号との信号対重み付け誤差比||Wd||2/||s||
2が、バッファ35信号が周期性が高いと判定される閾値e
highよりも大きいか、もしくは直前フレームでの同様
の処理において||Wd||2/||s||2がehighよりも大きく、
かつ現在のフレームでも||Wd||2/||s||2が閾値elow
りも大きければ、バッファ35の信号は周期的と判定し、
符号帳の切り出し位置符号は制御手段43で求められた値
とする。また、前述した条件を満たさない場合はバッフ
ァ35の信号は非周期的と判定し、符号帳37とは別の符号
帳(白色雑音系列)の中に切り出し位置に対応付けられ
るあらかじめ非周期的であることを表す一つもしくは複
数の符号を用意し、この非周期的であることを示す符号
を選択して送信する。 (実施例5)図6に本発明の実施例5の構成を示す。
【0018】これは実施例4に示した符号化器に対応す
る復号化器である。入力端子31からフレーム単位で与え
られるべき入力符号が復号化器で受信されなかったとフ
レーム消失検出手段51で判定された場合、切換スイッチ
55を線形予測合成フィルタ54側へ切り換え、直前のフレ
ームの符号化符号と併せてすでに受信されている周期性
情報、つまり符号帳52から励振信号を切り出す位置に対
応する符号もしくはこの位置符号とこの位置に対応する
利得符号を取り出す。切り出し位置符号が実際には符号
帳52から切り出す位置に対応する符号ではなく、符号化
器で送信された非周期性を表す符号を検出した場合、す
なわち、これを非周期性符号検出手段62で検出し、切換
スイッチ63を白色雑音系列符号帳61側に切換えて、符号
帳52から切り出す代わりに、白色雑音系列もしくは非周
期性を示す信号系を格納した白色雑音系列符号帳61から
励振信号を取り出し、利得制御手段56で利得を付与し、
線形予測合成フィルタ54に入力して合成信号を合成す
る。白色雑音系列符号帳61は1または複数の白色雑音符
号系列を備え、複数の白色雑音符号系列を用いる場合に
は符号化器でこの選択信号を送信する。
【0019】また、この発明の符号化器、復号化器をCP
Uやメモリ等を有するコンピュータと、アクセス主体と
なるユーザが利用する利用者端末と、記録媒体から構成
することができる。記録媒体は、CD-ROM、磁気ディス
ク、半導体メモリ等の機械読み取り可能な記録媒体であ
って、ここに記録された音響信号符号化・復号化プログ
ラムは、コンピュータに読み取られ、コンピュータの動
作を制御し、コンピュータ上に前述した各構成要素、す
なわち、線形予測分析手段、量子化手段、線形予測フィ
ルタ等を実現する。
【0020】図7に、復号化器が1フレーム分の符号化
符号を受信できなかった場合に、本手法と従来手法でフ
レーム補償を行った音声波形を示す。従来手法では復号
化器において過去に受信された符号化符号もしくはその
符号化符号から合成された合成信号を分析して得られた
情報のみを用いて、励振信号を推定するため、音声のピ
ッチ周期がフレーム間で急激に変動し、そのフレームの
符号化符号が欠落した場合においては周期性変動が正し
く表現されず、また、それ以降フレーム情報が正しく受
信されても適応符号帳内の信号系列が符号化器と復号化
器で一致しないため周期の不連続性が持続する。これに
対して、本手法は、あらかじめ符号化器において、現在
の符号化すべきフレームの符号化符号と併せて、次フレ
ーム以降の入力信号の周期性情報を分析して符号化し、
復号化器に送信することで、ピッチ周期が変動するフレ
ーム情報が欠落しても周期変動を復元することができ、
また、符号化器と復号化器で起こる適応符号帳の不一致
も従来手法よりも急速に改善される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
従来のCELP符号化・復号化方式において、フレーム消失
補償を行うことによりフレーム単位での符号化符号の欠
落による品質劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCELP符号化器の構成を示すブロック
図。
【図2】従来のCELP復号化器の構成を示すブロック
図。
【図3】実施例1の符号化器の構成を示すブロック図。
【図4】実施例2の符号化器の構成を示すブロック図。
【図5】実施例3の復号化器の構成を示すブロック図。
【図6】実施例5の復号化器の構成を示すブロック図。
【図7】従来手法と本発明手法による音声波形補償を比
較するための図。
【符号の説明】
11,31 入力端子 12 線形予測分析手段 13 量子化手段 14,33,44,54 線形予測合成フィルタ 15,45 減算手段 16,47 聴覚重み付けフィルタ 17,46 制御手段 18,36,48,53 利得付与手段 20,40 適応符号帳 21,41 固定符号帳 22,23,42,43,49,56 利得制御手段 25,45 加算手段 32 復号化手段 35 バッファ 37 符号帳 38 ポストフィルタ 39 出力端子 50,58 次フレーム線形予測係数推定器 55,63 切換スイッチ 61 白色雑音系列符号帳 62 非周期性符号検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池戸 丈太郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 日和▲崎▼ 祐介 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5D045 CA02 CB01 CC03 CC07 5J064 AA01 BB03 BB04 BC02 BC08 BC12 BC16 BC27 BD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力した音響信号のフレーム毎のスペクト
    ル包絡情報を、フレーム内もしくはその前後を含めた音
    響信号もしくは過去の合成信号を線形予測分析して線形
    予測係数を求め、求められた線形予測係数に基づき構成
    された合成フィルタに駆動励振信号を入力して合成され
    た合成信号と、前記入力した音響信号との聴覚重み付け
    誤差を最小化するように、前記合成フィルタと駆動励振
    信号を構成するための符号化符号を決定する音響信号符
    号化方法において、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、 次フレーム以降の符号化対象となるべき音響信号をバッ
    ファに格納し、このバッファに格納されている信号系列
    を分析してピッチ周期情報を含む周期性情報を生成し、 現在のフレームで決定された符号化符号と次フレームの
    ピッチ周期情報を含む周期性情報を併せて送信すること
    を特徴とする音響信号符号化方法。
  2. 【請求項2】フレーム毎に音響信号を符号化して生成さ
    れた直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を構
    成するための符号化符号と、現在のフレームのピッチ周
    期情報を含む周期性情報を併せて受信し、 復号化すべき現在のフレームにおける符号化符号の消失
    が検出された場合、直前のフレームの符号化符号と、直
    前のフレームの符号化符号と併せて受信された現在のフ
    レームのピッチ周期情報を含む周期性情報に基づいて合
    成フィルタを用いて現在のフレームの出力信号を生成し
    て補償することを特徴とする音響信号復号化方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の音響信号符号化方法にお
    いて、 前記周期性情報は、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、現在のフレームで用いられたものも含めて
    過去に駆動励振信号として用いられた信号系列を格納し
    た符号帳から駆動励振信号を切り出し、合成フィルタに
    入力して合成された合成信号と、次フレーム以降の音声
    信号としてバッファに格納された信号系列との聴覚重み
    付け誤差が最小になるように、符号帳から駆動励振信号
    を切り出す位置を決定した情報であることを特徴とする
    音響信号符号化方法。
  4. 【請求項4】フレーム毎に音響信号を符号化して生成さ
    れた直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を構
    成するための符号化符号と、現在のフレームの符号帳か
    ら切り出す駆動励振信号を構成するための情報を含む周
    期性情報を併せて受信し、 復号化すべき現在のフレームにおける符号化符号の消失
    が検出された場合、直前のフレームの符号化符号と、直
    前のフレームの符号化符号と併せて受信された現在のフ
    レームの符号帳から切り出す駆動励振信号を構成するた
    めの情報を含む周期性情報により直前のフレームで用い
    られたものも含めて過去の駆動励振信号として用いられ
    た信号系列を格納した符号帳から切り出した駆動励振信
    号に基づいて合成フィルタを用いて現在のフレームの出
    力信号を生成して補償することを特徴とする音響信号復
    号化方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の音響信号符号化方法にお
    いて、 前記周期性情報は、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、現在のフレームで用いられたものも含めて
    過去に駆動励振信号として用いられた信号系列を格納し
    た符号帳から駆動励振信号を切り出して利得を付与し、
    合成フィルタに入力して合成された合成信号と、次フレ
    ーム以降の入力信号としてバッファに格納された信号系
    列との聴覚重み付け誤差が最小になるように決定した符
    号帳から駆動励振信号を切り出す位置とこれに対応する
    利得情報であることを特徴とする音響信号符号化方法。
  6. 【請求項6】フレーム毎に音響信号を符号化して生成さ
    れた直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を構
    成するための符号化符号と、現在のフレームの符号帳の
    駆動励振信号を切り出す位置とこれに対応する利得符号
    を含む周期性情報を受信し、 復号化すべき現在のフレームにおける符号化符号の消失
    が検出された場合、直前のフレームの符号化符号と、直
    前のフレームの符号化符号と併せて受信された現在のフ
    レームの符号帳の駆動励振信号を切り出す位置とこれに
    対応する利得符号を含む周期性情報に基づいて合成フィ
    ルタを用いて現在のフレームの出力信号を生成して補償
    することを特徴とする音響信号復号化方法。
  7. 【請求項7】請求項3または5の音響信号符号化方法に
    おいて、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、現在のフレームで用いられたものも含めて
    過去の駆動励振信号を格納した符号帳から切り出された
    駆動励振信号を合成フィルタに入力して合成された合成
    信号と次フレーム以降の入力信号としてバッファに格納
    された信号系列との聴覚重み付け誤差を分析し、次フレ
    ーム以降の入力信号の周期的あるいは非周期的特性を判
    定して入力信号特性情報を生成し、この入力信号特性情
    報を含めた周期性情報と符号化すべき対象である現在の
    フレームの符号化符号と併せて送信することを特徴とす
    る音響信号符号化方法。
  8. 【請求項8】フレーム毎に音響信号を符号化して生成さ
    れた直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を構
    成するための符号化符号と、次フレームの入力信号特性
    の周期的あるいは非周期的情報を含む周期性情報を併せ
    て受信し、 復号化すべき現在のフレームにおける符号化符号の消失
    が検出された場合、直前のフレームの符号化符号と、受
    信できなかった復号化すべき現在のフレームの駆動励振
    信号として、直前のフレームの符号化符号と併せて受信
    した現在のフレームの入力信号特性の周期的あるいは非
    周期的情報を含む周期性情報を用いて過去の駆動励振信
    号を格納した符号帳から切り出された信号系列もしくは
    白色雑音系列を選択して切り換え、合成フィルタを用い
    て現在のフレームの出力信号を生成して補償することを
    特徴とする音響信号復号化方法。
  9. 【請求項9】入力した音響信号のフレーム毎のスペクト
    ル包絡情報をフレーム内もしくはその前後を含めた音響
    信号もしくは過去の合成信号を線形予測分析して線形予
    測係数を求める線形予測分析手段と、駆動励振信号を入
    力して合成信号を出力する線形予測係数に基づき構成さ
    れた合成フィルタと、上記入力した音声信号と合成信号
    の聴覚重み付け誤差を最小化するように、前記合成フィ
    ルタと駆動励振信号を構成するための符号化符号を決定
    する制御手段と、符号化符号を出力する手段を備えた音
    響信号符号化装置において、 前記制御手段で符号化すべき対象である現在のフレーム
    で符号化符号を決定した後、 次フレーム以降の符号化対象となるべき音響信号を格納
    するバッファと、 このバッファに格納されている信号を分析してピッチ周
    期情報を含む周期性情報を生成する周期性情報生成手段
    と、 現在のフレームの符号化符号と次フレームのピッチ周期
    情報を含む周期性情報を併せて送信する手段を備えたこ
    とを特徴とする音響信号符号化装置。
  10. 【請求項10】フレーム毎に音響信号を符号化して生成
    された直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を
    構成するための符号化符号と、現在のフレーム以降のピ
    ッチ周期情報を含む周期性情報を併せて受信し、 復号化すべき現在のフレームの符号化符号が消失したこ
    とを検出するフレーム消失検出手段と、 フレーム消失を検出した場合、直前のフレームの符号化
    符号と、直前のフレームの符号化符号と併せて受信した
    現在のフレームのピッチ周期情報を含む周期性情報によ
    り合成フィルタを用いて現在のフレームの出力信号を生
    成するフレーム消失補償手段を備えたことを特徴とする
    音響信号復号化装置。
  11. 【請求項11】入力した音響信号のフレーム毎のスペク
    トル包絡情報を、フレーム内もしくはその前後を含めた
    音響信号もしくは過去の合成信号を線形予測分析して線
    形予測係数を求める処理と、 求められた線形予測係数に基づき合成フィルタを構成す
    る処理と、 合成フィルタに駆動励振信号を入力して合成された合成
    信号と、上記入力した音声信号との聴覚重み付け誤差を
    最小化するように、前記合成フィルタと駆動励振信号を
    構成するための符号化符号を決定する処理と、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、次フレーム以降の符号化対象となるべき音
    響信号をバッファに格納し、このバッファに格納されて
    いる信号を分析してピッチ周期情報を含む周期性情報を
    生成する処理と、 現在のフレームで決定された符号化符号と次フレームの
    ピッチ周期情報を含む周期性情報を併せて送信する処理
    をコンピュータに実行させる音響信号符号化プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】入力した音響信号のフレーム毎のスペク
    トル包絡情報を、フレーム内もしくはその前後を含めた
    音響信号もしくは過去の合成信号を線形予測分析して線
    形予測係数を求める処理と、 求められた線形予測係数に基づき合成フィルタを構成す
    る処理と、 合成フィルタに駆動励振信号を入力して合成された合成
    信号と、上記入力した音声信号との聴覚重み付け誤差を
    最小化するように、前記合成フィルタと駆動励振信号を
    構成するための符号化符号を決定する処理と、 符号化すべき対象である現在のフレームの符号化符号を
    決定した後、次フレーム以降の符号化対象となるべき音
    響信号をバッファに格納し、このバッファに格納されて
    いる信号を分析してピッチ周期情報を含む周期性情報を
    生成する処理と、 現在のフレームで決定された符号化符号と次フレームの
    ピッチ周期情報を含む周期性情報を併せて送信する処理
    をコンピュータに実行させる音響信号符号化プログラム
    を記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】フレーム毎に音響信号を符号化して生成
    された直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を
    構成するための符号化符号と、現在のフレームのピッチ
    情報を含む周期性情報を併せて受信する処理と、 復号化すべき現在のフレームの符号化符号の消失を検出
    する処理と、 現在のフレームの符号化符号の消失が検出された場合、
    直前のフレームの符号化符号と、直前のフレームの符号
    化符号と併せて受信された現在のフレームのピッチ情報
    を含む周期性情報により合成フィルタを用いて現在のフ
    レームの出力信号を生成して補償する処理をコンピュー
    タに実行させる音響信号復号化プログラム。
  14. 【請求項14】フレーム毎に音響信号を符号化して生成
    された直前のフレームの合成フィルタと駆動励振信号を
    構成するための符号化符号と、現在のフレームのピッチ
    情報を含む周期性情報を併せて受信する処理と、 復号化すべき現在のフレームの符号化符号の消失を検出
    する処理と、 現在のフレームの符号化符号の消失が検出された場合、
    直前のフレームの符号化符号と、直前のフレームの符号
    化符号と併せて受信された現在のフレームのピッチ情報
    を含む周期性情報により合成フィルタを用いて現在のフ
    レームの出力信号を生成して補償する処理をコンピュー
    タに実行させる音響信号復号化プログラムを記録した記
    録媒体。
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