JP2002268380A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2002268380A
JP2002268380A JP2001065929A JP2001065929A JP2002268380A JP 2002268380 A JP2002268380 A JP 2002268380A JP 2001065929 A JP2001065929 A JP 2001065929A JP 2001065929 A JP2001065929 A JP 2001065929A JP 2002268380 A JP2002268380 A JP 2002268380A
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toner
roller
developing
friction portion
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Masahito Iio
雅人 飯尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常画像の発生を防止できる現像装置を提供
する。 【解決手段】 作像時に回転することにより1成分トナ
ーを感光体ベルト100に供給する現像ローラ210
と、現像ローラ210に接触して現像ローラ210のト
ナーを一定量に薄層化するドクタローラ230と、現像
ローラ210に近接して現像ローラ210のトナーをシ
ールするシール部材250とを備え、非作像時に現像ロ
ーラ210が作像時の回転方向とは逆方向に回転したと
きに、ドクタローラ230が現像ローラ210と一緒に
回転する現像装置103であって、シール部材250
は、摩擦係数の異なる高摩擦部250aと低摩擦部25
0bとを備え、作像時に現像ローラ210が回転したと
きはシール部材250の低摩擦部250bが現像ローラ
210に接触し、非作像時に現像ローラ210が逆方向
に回転したときはシール部材250の高摩擦部250a
が現像ローラに接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる現像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の1成分現像装置では、トナー層
規制部材は、トナー層規制部材と現像ローラとのニップ
部において供給ローラから現像ローラに補給されたトナ
ーを摩擦帯電し、一定量のトナー層を形成する。トナー
層規制部材としては、一般的に規制ブレードが用いら
れ、現像ローラが金属或いは樹脂にて構成されるハード
ローラでは、ウレタンゴムのような弾性を有するもの、
逆に現像ローラとして基材がゴムのような弾性を有する
ものの時は金属ブレード等が用いられる。
【0003】1成分現像装置は、2成分現像装置に比べ
キャリアやトナー濃度センサを必要としないため安価に
構成できるという長所を有する。しかしながら、規制ブ
レードは現像ローラに対し接触押圧されているために、
経時で表面が削れ帯電性が劣化し、それに伴いトナーの
帯電電荷が減少して地汚れが発生し、微小ドットの再現
性が低下してしまう。また、現像ニップ部で滞留したト
ナーが、回転する現像ローラとブレードとの間で発生す
る摩擦熱で溶融してトナー塊を形成し、そのトナー塊に
より白すじが発生してしまう。そのため、現像装置とし
て長寿命化は困難とされてきた。
【0004】このような問題に対し、上記規制ブレード
に代えてローラ状の規制ローラを用いる現像装置が提案
されている。規制ローラは、トナーを担持している現像
ローラに接触することにより、現像ローラ上に所定層厚
のトナー層を形成する。また、規制ローラを回転させる
ことにより、規制ローラの表面の同じ部分が現像ローラ
に接触しないようにすることにより、経時で規制ローラ
の表面が磨耗しない洋にし、ブレードを用いた時のよう
に同じ面が常時磨耗されたり、トナーがニップ部で滞留
することを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、非作像時にお
いて現像ローラが作像時の回転に対して逆回転した場
合、供給ローラから現像ローラ上に供給されたトナー
は、現像ローラのトナーをシールするシール部材を通る
だけであり、帯電不良で厚いトナー層が現像ローラ上に
形成されることがある。この帯電不良の厚いトナー層
が、現像時に現像ローラの回転によって規制ローラによ
り薄層化されても、トナーの摩擦帯電量を低下させるこ
とになり地汚れ等の異常画像が発生してしまうという課
題がある。
【0006】そこで、本発明は、異常画像の発生を防止
できる現像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、作像時に回転することにより1成分トナーを像担持
体に供給する現像ローラと、現像ローラに接触して現像
ローラのトナーを一定量に薄層化するトナー層規制ロー
ラと、現像ローラのトナーをシールするシール部材とを
備え、非作像時に現像ローラが作像時の回転方向とは逆
方向に回転したときに、トナー層規制ローラが現像ロー
ラと一緒に回転する現像装置であって、シール部材は、
摩擦係数の異なる高摩擦部と低摩擦部とを備え、作像時
に現像ローラが回転したときはシール部材の低摩擦部が
現像ローラに接触し、非作像時に現像ローラが逆方向に
回転したときはシール部材の高摩擦部が現像ローラに接
触することを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、現像時に
おいて、現像ローラが回転しているときには、シール部
材の低摩擦部が現像ローラに接触し、シール部材による
トナーの掻き取りを抑え、非現像時に現像ローラが逆回
転した場合には、シール部材の高摩擦部が現像ローラに
接触し、この高摩擦部が現像ローラのトナーを掻き取る
ことにより、現像ローラに帯電不良のトナー層が形成さ
れるのを防止できるので、地汚れ等の異常画像の発生を
防止できる。また、現像ローラの逆回転時には、トナー
層規制ローラが現像ローラと一緒に回転することによ
り、現像ローラに対するトナー層規制ローラの接触面を
変えており、トナー層規制ローラの同一面が常時磨耗す
るのを防止できるので、トナー層規制ローラの長寿命化
が図れる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、シール部材はフィルム形状をなしてお
り、高摩擦部はシール部材の一方の面に一体に設けら
れ、低摩擦部はシール部材の他方の面に一体に設けられ
ていることを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、高摩
擦部及び低摩擦部をシール部材に一体化しているので、
小型化が図れる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、現像ローラはトナーを担持する画像領
域によって像担持体にトナーを供給しており、この画像
領域外には、シール部材よりも高摩擦係数の抵抗部材が
設けられていることを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、シー
ル部材の先端部が抵抗部材との摩擦力により現像ローラ
の回転方向に沿って移動することにより、シール部材の
高摩擦部及び低摩擦部の切り替えを行うことができ、シ
ール部材の高摩擦部及び低摩擦部の切り替えを行うため
の部材を別途設ける必要がないので、更なる小型化が図
れるとともに、コストの低減が図れる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、シール部材はローラ形状をなしてお
り、ローラ表面に高摩擦部及び低摩擦部が一体に設けら
れていることを特徴とする。
【0014】この請求項4に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、シー
ル部材をローラ形状にすることにより、シールを簡単に
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用したカラーレーザープリンタを概略的に示す構
成図である。図1に示すように、カラーレーザープリン
タ10は、概して、感光体ベルト100を有する感光体
ユニット101と、感光体ベルト100に静電潜像を形
成する書込みユニット102と、感光体ベルト100に
1成分トナーを供給して感光体ベルト100の静電潜像
をトナー像として可視化する現像装置103と、中間転
写ベルト108を有する中間転写ユニット104と、転
写紙を給紙する給紙装置105と、中間転写ベルト10
8に一次転写されたトナー像を転写紙に転写する紙転写
装置106と、転写紙のトナー像を熱と圧力とにより定
着する定着装置107とを備えている。
【0016】感光体ユニット101の感光体ベルト10
0の周りには、感光体ベルト100を帯電する帯電器1
10、現像装置103の各現像カートリッジ130a、
130b、130c、130d、感光体クリーニング装
置150が配置されている。この感光体ベルト100の
表面には有機感光層が形成されており、帯電器110に
高電圧を印可することにより感光体ベルト100を一様
に帯電させる。
【0017】カラーレーザプリンタ10は、カラー画像
情報、たとえばコンピュータからのカラー画像信号を光
信号に変換しレーザーにてブラック(以下Bkと記
す)、シアン(以下、Cと記す)、マゼンタ(以下、M
と記す)、イエロー(以下、Yと記す)の画像信号に対
応した光書込みを書込みユニット102を介して行い、
感光体ベルト100上に静電潜像を形成する。
【0018】この静電潜像は感光体ベルト100の静電
潜像と逆の電荷にて帯電されたトナーを有するBk、
C、M、Y毎に各現像カートリッジ130a、130
b、130c、130dによって帯電トナーを静電吸着
させることにより現像される。尚、本実施の形態では、
現像カートリッジ130aはBkのトナーを有し、現像
カートリッジ103bはCのトナーを有し、現像カート
リッジ130cはMのトナーを有し、現像カートリッジ
130dを有している。
【0019】中間転写ベルト108と感光体ベルト10
0の接触部においては、中間転写ベルト108にトナー
と逆の電荷を印可することにより中間転写ベルト108
上に上記トナー像を転写する。この動作を各現像カート
リッジ130a、130b、130c、130dにより
4回行うことにより、中間転写ベルト108上に4色重
ね画像を形成し、これを搬送ローラ120によって送ら
れてきた転写紙に紙転写装置106の転写ローラ121
に、トナーと逆の電荷を印可することによって転写す
る。この転写紙は定着装置107に搬送され、定着装置
107はトナー像を溶融定着する。
【0020】次に、図2に基づいて、Bkのトナーによ
り現像を行う現像カートリッジ130aを説明するが、
他の現像カートリッジ130b、130c、130dに
漬いては、Bkの現像カートリッジと略同様な構成をな
すので、その説明は省略する。
【0021】図2に示すように、現像カートリッジ13
0aは、Bkのトナーが第1搬送パドル241から第2
搬送パドル242を介して第3搬送パドル243まで充
填されており、各搬送パドル241、242、243が
矢印の方向に回転することによりトナーを前方(図2に
おいては左方向)に送り出す。
【0022】本実施の形態では、各搬送パドル241、
242、243はポリプロピレンのような柔らかい材質
のもので形成され、弾性を持っており、その弾性を利用
して現像カートリッジ130aの内壁と密着させ確実に
トナーを搬送する。その後、第1搬送パドル241に
て、トナーは発泡ポリウレタンで構成された供給ローラ
220に搬送され、続いて供給ローラ220から現像ロ
ーラ210に供給される。更に、現像ローラ210に供
給されたトナーはドクタローラ(トナー層規制ローラ)
230にて、帯電されつつ所定の厚さに薄層化され、感
光体100上に形成された静電潜像を現像し可視化す
る。
【0023】また、ドクタローラ230及び現像ローラ
210は、環境変動により外径が変化するため、その変
化を吸収するためにドクタローラ230は、ドクタロー
ラ230の軸受233に設けられたスプリング231に
よって現像ローラ210に向けて押圧されている。尚、
ドクタローラ230にて掻き落とされたトナーは、現像
カートリッジ内の傾斜を伝って、第1搬送パドル241
に戻される。
【0024】また、現像カートリッジ130aは、作像
時には、装置後方にある接離用カム(図示せず)の回転
により感光体100に対して接触し(図2参照)、非作
像時には、離間スプリング(図示せず)により、感光体
100から離間させられる(図4参照)ようになってお
り、現像カートリッジ130aは感光体100に対して
選択的に接触可能になっている。
【0025】ドクタローラ230の端部には、ワンウェ
イクラッチとそれが圧入されたハウジングが構成され、
現像ローラ210が作像時に正回転した場合には、ワン
ウェイクラッチがロックし、ドクタローラ230が現像
ローラに連れまわりしないようにしており、現像ローラ
210のトナーを一定量に薄層化する。
【0026】また、非作像時において、現像カートリッ
ジ130aが感光体ベルト100に対して離れている状
態で、図2に示した作像時の回転方向とは逆に、図4に
示した方向に現像ローラ210を逆回転させ、現像ロー
ラ210にスプリング231にて押圧されているドクタ
ローラ230を現像ローラ210と連れまわりさせるこ
とによりドクタローラ230を図4の矢印の方向に回転
駆動させる。
【0027】このように、現像ローラ210の逆回転時
には、ドクタローラ230が現像ローラ210と一緒に
回転することにより、現像ローラ210に対するドクタ
ローラ210の接触面を変えており、ドクタローラ21
0の同一面が常時磨耗するのを防止できるので、ドクタ
ローラ210の長寿命化が図れる。
【0028】また、現像ローラ210の上方は、現像ロ
ーラ210のトナーをシールするフィルム形状のシール
部材250が設けられ、感光体ベルト100へのトナー
の吹き出しを防止している。シール部材250の表裏は
摩擦係数が異なり、本実施の形態では、シール部材25
0における供給ローラ220側の表面は、摩擦係数の高
い部材(例えば、ゴム等)が設けられた高摩擦部250
aを形成しており、感光体ベルト100側の裏面は、摩
擦係数の低い部材(例えば、フッ素等)が設けられた低
摩擦部250bを形成している。
【0029】本実施の形態では、シール部材250の表
面にゴムを塗布し、裏面にフッ素を塗布することによ
り、高摩擦部250a及び低摩擦部250bをシート部
材250と一体に形成している。尚、シート部材250
の表面にゴムにより構成されたシートを貼り付け、裏面
にフッ素により構成されたシートを貼り付けることによ
り、高摩擦部250a及び低摩擦部250bを形成する
ようにしても良い。
【0030】本実施の形態では、図3に示すように、現
像ローラ210の画像領域(現像ローラ210がトナー
を担持する領域)G外の非画像領域R、Rには、シール
部材250よりも高摩擦係数のゴム等の抵抗部材211
を塗布している。従って、シール部材250の先端部と
抵抗部材211の摩擦力によって、現像ローラ210の
回転方向にシール部材250の先端部が移動し、現像ロ
ーラ210に対するシール部材250の高摩擦部250
a及び低摩擦部250bの接触の切り替えが行われる。
【0031】このように、現像ローラ210に対するシ
ール部材25の高摩擦部250a及び低摩擦部250b
の接触の切り替えを、ソレノイド等を別途用いることな
く行えるので、小型化及び低コスト化が図れる。
【0032】シール部材250の低摩擦部250aは、
図2に示すように、作像時に現像ローラ210が正回転
しているときに、現像ローラ210に接触しており、現
像ローラ210のトナーの掻き取りを抑えている。
【0033】一方、シール部材250の高摩擦部250
aは、図4に示すように、非作像時に現像ローラ210
が逆回転しているときに、現像ローラ210に接触して
おり、現像ローラ210のトナーを掻き取り、帯電不良
で厚いトナー層が発生するのを防止している。これによ
って、地汚れ等の異常画像の発生を防止できる。
【0034】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0035】図5は、第2実施の形態に係る現像カート
リッジを示す断面図である。第2実施の形態では、フィ
ルム形状のシール部材250に代えて、ローラ形状のシ
ール部材251を設け、ローラ表面に第1実施の形態と
同様な高摩擦部251a及び低摩擦部251bを設けて
いることが第1実施の形態と異なる。
【0036】図5に示すように、作像時において、現像
ローラ210が正回転しているときには、シール部材2
51の低摩擦部251bが現像ローラ210に接触して
いる。非作像時において、現像ローラ210が逆回転す
ると、シール部材251が所定角度回動して高摩擦部2
51aが現像ローラ210に接触するようになってい
る。尚、図中符号252は、シール部材251の上方の
トナー吹き出しをシールするためのシール部材である。
このように、シール部材251がローラ形状であること
により、このシール部材251と現像ローラ210とド
クタローラ230とで構成されるシールを簡単にでき
る。
【0037】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、高摩擦部2
50aにはゴムを用い、低摩擦部250bにはフッ素を
設けたが、フィルム状のシール部材250の表裏に摩擦
係数の異なる部材を設けていれば、その材質は特に限定
しない。
【0038】本発明は、カラープリンタ10に適用した
が、これに限定されず、カラープリンタの他に、複写
機、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成
装置に適用しても同様な作用効果を得る。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、現像時にお
いて、現像ローラが回転しているときには、シール部材
の低摩擦部が現像ローラに接触し、シール部材によるト
ナーの掻き取りを抑え、非現像時に現像ローラが逆回転
した場合には、シール部材の高摩擦部が現像ローラに接
触し、この高摩擦部が現像ローラのトナーを掻き取るこ
とにより、現像ローラに帯電不良のトナー層が形成され
るのを防止できるので、地汚れ等の異常画像の発生を防
止できる。また、現像ローラの逆回転時には、トナー層
規制ローラが現像ローラと一緒に回転することにより、
現像ローラに対するトナー層規制ローラの接触面を変え
ており、トナー層規制ローラの同一面が常時磨耗するの
を防止できるので、トナー層規制ローラの長寿命化が図
れる。
【0040】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、高摩擦部及び
低摩擦部をシール部材に一体化しているので、小型化が
図れる。
【0041】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シール部材の
先端部が抵抗部材との摩擦力により現像ローラの回転方
向に沿って移動することにより、シール部材の高摩擦部
及び低摩擦部の切り替えを行うことができ、シール部材
の高摩擦部及び低摩擦部の切り替えを行うための部材を
別途設ける必要がないので、更なる小型化が図れるとと
もに、コストの低減が図れる。
【0042】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シール部材を
ローラ形状にすることにより、シールを簡単にでき、し
かも構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラーレーザプリンタを概略
的に示す構成図である。
【図2】現像カートリッジを概略的に示す断面図であ
る。
【図3】現像ローラとシール部材とを示す平面図であ
る。
【図4】非作像時の現像カートリッジの動作を示す断面
図である。
【図5】第2実施の形態に係る現像カートリッジを示す
断面図である。
【符号の説明】
10 カラーレーザプリンタ(画像形成装置) 100 感光体ベルト(像担持体) 210 現像ローラ 211 抵抗部材 230 ドクタローラ(トナー層規制ローラ) 250 フィルム形状のシール部材 250a、251a 高摩擦部 251 ローラ形状のシール部材 250b、251b 低摩擦部 G 画像領域 R 非画像領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作像時に回転することにより1成分トナ
    ーを像担持体に供給する現像ローラと、現像ローラに接
    触して現像ローラのトナーを一定量に薄層化するトナー
    層規制ローラと、現像ローラのトナーをシールするシー
    ル部材とを備え、非作像時に現像ローラが作像時の回転
    方向とは逆方向に回転したときに、トナー層規制ローラ
    が現像ローラと一緒に回転する現像装置であって、 シール部材は、摩擦係数の異なる高摩擦部と低摩擦部と
    を備え、作像時に現像ローラが回転したときはシール部
    材の低摩擦部が現像ローラに接触し、非作像時に現像ロ
    ーラが逆方向に回転したときはシール部材の高摩擦部が
    現像ローラに接触することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 シール部材はフィルム形状をなしてお
    り、高摩擦部はシール部材の一方の面に一体に設けら
    れ、低摩擦部はシール部材の他方の面に一体に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像ローラはトナーを担持する画像領域
    によって像担持体にトナーを供給しており、この画像領
    域外には、シール部材よりも高摩擦係数の抵抗部材が設
    けられていることを特徴とする請求項2に記載の現像装
    置。
  4. 【請求項4】 シール部材はローラ形状をなしており、
    ローラ表面に、高摩擦部及び低摩擦部が一体に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
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Cited By (4)

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