JP2002264102A - ジグソー - Google Patents
ジグソーInfo
- Publication number
- JP2002264102A JP2002264102A JP2001066486A JP2001066486A JP2002264102A JP 2002264102 A JP2002264102 A JP 2002264102A JP 2001066486 A JP2001066486 A JP 2001066486A JP 2001066486 A JP2001066486 A JP 2001066486A JP 2002264102 A JP2002264102 A JP 2002264102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- gear
- jigsaw
- pin
- rotating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンパクト且つ軽量なジグソーを提供する。
【解決手段】モータの回転を、ギヤ、該ギヤにより回転
される回転部材、該回転部材の回転中心から偏心した位
置に装着されたピン、該ピンを摺動可能に係止するコネ
クタ等を介してプランジャに伝達し、該プランジャを往
復動させるジグソーにおいて、前記モータをマグネット
モータとするとともに、前記ギヤを遊星歯車機構とす
る。
される回転部材、該回転部材の回転中心から偏心した位
置に装着されたピン、該ピンを摺動可能に係止するコネ
クタ等を介してプランジャに伝達し、該プランジャを往
復動させるジグソーにおいて、前記モータをマグネット
モータとするとともに、前記ギヤを遊星歯車機構とす
る。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、木材等の被加工材
を切断するジグソーに関するものである。
を切断するジグソーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のジグソーの一例を図３に示す。ジ
グソー１０１の本体１０２に収納されたモータ（図示せ
ず）の出力軸１０４の回転は、ギヤ１０５、該ギヤ１０
５に回転される回転部材１０６、該回転部材１０６の回
転中心から偏心した位置に装着されたピン１０７、該ピ
ン１０７を摺動可能に係止するコネクタ１０８等により
プランジャ１０９に伝達され、プランジャ１０９は上下
に往復動する。
グソー１０１の本体１０２に収納されたモータ（図示せ
ず）の出力軸１０４の回転は、ギヤ１０５、該ギヤ１０
５に回転される回転部材１０６、該回転部材１０６の回
転中心から偏心した位置に装着されたピン１０７、該ピ
ン１０７を摺動可能に係止するコネクタ１０８等により
プランジャ１０９に伝達され、プランジャ１０９は上下
に往復動する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成において
は、モータの上方にギヤ１０５が配置されていることか
ら、モータの出力軸１０４から回転部材１０６の回転中
心までの距離Ｌが長くなってしまうので、本体が大型と
なり、重量も重くなってしまう。
は、モータの上方にギヤ１０５が配置されていることか
ら、モータの出力軸１０４から回転部材１０６の回転中
心までの距離Ｌが長くなってしまうので、本体が大型と
なり、重量も重くなってしまう。
【０００４】そこで、本発明はコンパクト且つ軽量なジ
グソーを提供することを目的とする。
グソーを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータ（４）
の回転を、ギヤ（５、１０、１１）、該ギヤ（５，１
０，１１）により回転される回転部材（６、１２）、該
回転部材（６、１２）の回転中心から偏心した位置に装
着されたピン（７）、該ピン（７）を摺動可能に係止す
るコネクタ（８）等を介してプランジャ（９）に伝達
し、該プランジャ（９）を往復動させるジグソー（１）
において、前記モータ（４）をマグネットモータとする
とともに、前記ギヤ（５，１０，１１）を遊星歯車機構
とすることにより上述した課題を解決する。
の回転を、ギヤ（５、１０、１１）、該ギヤ（５，１
０，１１）により回転される回転部材（６、１２）、該
回転部材（６、１２）の回転中心から偏心した位置に装
着されたピン（７）、該ピン（７）を摺動可能に係止す
るコネクタ（８）等を介してプランジャ（９）に伝達
し、該プランジャ（９）を往復動させるジグソー（１）
において、前記モータ（４）をマグネットモータとする
とともに、前記ギヤ（５，１０，１１）を遊星歯車機構
とすることにより上述した課題を解決する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図１及び
図２より説明する。図１は本発明の実施の形態のジグソ
ー１を示す断面図であり、図２は図１のＸ−Ｘ線断面図
（ハウジングの断面を省略）である。ジグソー１は、２
つ割れのハウジングからなる本体２と、ベース３とを有
し、本体２の内部には、金属製のケース部材１３が本体
２の２つ割れのハウジングによって挟持されて収納され
ている。尚、ケース部材１３は樹脂により成形してもよ
く、その場合には、後述する支持部材１６をケース部材
１３と一体成形することが可能となる。
図２より説明する。図１は本発明の実施の形態のジグソ
ー１を示す断面図であり、図２は図１のＸ−Ｘ線断面図
（ハウジングの断面を省略）である。ジグソー１は、２
つ割れのハウジングからなる本体２と、ベース３とを有
し、本体２の内部には、金属製のケース部材１３が本体
２の２つ割れのハウジングによって挟持されて収納され
ている。尚、ケース部材１３は樹脂により成形してもよ
く、その場合には、後述する支持部材１６をケース部材
１３と一体成形することが可能となる。
【０００７】一般の整流子モータより軽量なマグネット
モータ４が、複数のネジ１４、１４によりモータ取付部
材１５に固定されており、ケース部材１３の内部には、
後述する遊星歯車機構Ａを支持する支持部材１６が収納
されている。モータ取付部材１５と支持部材１６は樹脂
により成形されるものであり、複数のネジ１７によりケ
ース部材１３に結合されている。
モータ４が、複数のネジ１４、１４によりモータ取付部
材１５に固定されており、ケース部材１３の内部には、
後述する遊星歯車機構Ａを支持する支持部材１６が収納
されている。モータ取付部材１５と支持部材１６は樹脂
により成形されるものであり、複数のネジ１７によりケ
ース部材１３に結合されている。
【０００８】マグネットモータ４の出力軸４ａにはサン
ギヤ５が設けられており、このサンギヤ５には、キャリ
ア１２の複数のピン１２ａにより支持された複数個（本
実施例では３個）の遊星ギヤ１０が噛み合っている。こ
こで、複数個の遊星ギヤ１０は樹脂により成形されてい
る。複数個の遊星ギヤ１０は、支持部材１６の内面に固
着された内歯車であるリングギヤ１１と噛み合ってい
る。キャリア１２は、その軸部１２ｂをメタル１８に支
持されて回転可能となっている。メタル１８はワッシャ
１９を介して止め輪２０により、その抜け止めがなされ
ている。尚、本実施例においては、サンギヤ５、複数個
の遊星ギヤ１０、リングギヤ１１が遊星歯車機構Ａを構
成する。
ギヤ５が設けられており、このサンギヤ５には、キャリ
ア１２の複数のピン１２ａにより支持された複数個（本
実施例では３個）の遊星ギヤ１０が噛み合っている。こ
こで、複数個の遊星ギヤ１０は樹脂により成形されてい
る。複数個の遊星ギヤ１０は、支持部材１６の内面に固
着された内歯車であるリングギヤ１１と噛み合ってい
る。キャリア１２は、その軸部１２ｂをメタル１８に支
持されて回転可能となっている。メタル１８はワッシャ
１９を介して止め輪２０により、その抜け止めがなされ
ている。尚、本実施例においては、サンギヤ５、複数個
の遊星ギヤ１０、リングギヤ１１が遊星歯車機構Ａを構
成する。
【０００９】キャリア１２の先端部１２ｃには回転部材
６が圧入により固定されている。但し、キャリア１２と
回転部材６は一体に成形してもよい。回転部材６はキャ
リア１２とともに回転可能であるが、その回転軸心はマ
グネットモータ４の出力軸４ａと同軸上となっている。
回転部材６はその回転軸心から偏心した位置に、圧入に
より固定されるピン７を有している。被加工材を切断す
るブレード２２が先端に装着されるプランジャ９には、
コネクタ８が溶接により固定されており、コネクタ８の
溝部８ａにはピン７がメタル２１と共に挿入され、係止
されている。回転部材６が回転するとピン７とメタル２
１はコネクタ８の溝部８ａを摺動しながら回転するの
で、プランジャ９は本体２の内部に保持されたメタル２
５，２５に案内されて上下方向に往復動することにな
る。
６が圧入により固定されている。但し、キャリア１２と
回転部材６は一体に成形してもよい。回転部材６はキャ
リア１２とともに回転可能であるが、その回転軸心はマ
グネットモータ４の出力軸４ａと同軸上となっている。
回転部材６はその回転軸心から偏心した位置に、圧入に
より固定されるピン７を有している。被加工材を切断す
るブレード２２が先端に装着されるプランジャ９には、
コネクタ８が溶接により固定されており、コネクタ８の
溝部８ａにはピン７がメタル２１と共に挿入され、係止
されている。回転部材６が回転するとピン７とメタル２
１はコネクタ８の溝部８ａを摺動しながら回転するの
で、プランジャ９は本体２の内部に保持されたメタル２
５，２５に案内されて上下方向に往復動することにな
る。
【００１０】図１及び図２に示すように、ベース３のブ
レード２２の背面の近傍には対向して立設する２つのリ
ブ３ａ、３ｂがベースと一体に立設されており、この２
つのリブ間にはブレード２２の背面を保持するガイドロ
ーラ２３がピン２４に支持されて回転可能に取付けられ
ている。ガイドローラ２３をベース３から立設するリブ
３ａ、３ｂに取付けることにより、ガイドローラ２３を
ベース３の底面３ｃにより接近させて配置することが出
来るので、切断時にブレード２２のねじれ等により、メ
タル２５，２５及びその保持部（本体２）にかかる負荷
を低減するとともに、ブレード２２のブレを防止するこ
とが可能となる。
レード２２の背面の近傍には対向して立設する２つのリ
ブ３ａ、３ｂがベースと一体に立設されており、この２
つのリブ間にはブレード２２の背面を保持するガイドロ
ーラ２３がピン２４に支持されて回転可能に取付けられ
ている。ガイドローラ２３をベース３から立設するリブ
３ａ、３ｂに取付けることにより、ガイドローラ２３を
ベース３の底面３ｃにより接近させて配置することが出
来るので、切断時にブレード２２のねじれ等により、メ
タル２５，２５及びその保持部（本体２）にかかる負荷
を低減するとともに、ブレード２２のブレを防止するこ
とが可能となる。
【００１１】上述の実施例においては、支持部材１６、
モータ取付部材１５及び複数個の遊星ギヤ１０を樹脂に
より成形しているので、マグネットモータ４を使用した
場合でもシグソー１を二重絶縁構造とすることが可能で
ある。
モータ取付部材１５及び複数個の遊星ギヤ１０を樹脂に
より成形しているので、マグネットモータ４を使用した
場合でもシグソー１を二重絶縁構造とすることが可能で
ある。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータに一般の整流子モータより軽量なマグネットモー
タを採用したことにより、ジグソーを軽量とすることが
出来る。また、モータの出力軸の回転を伝達するギヤに
遊星歯車機構を採用したことにより、モータの出力軸と
回転部材の回転軸とを同軸上とすることが出来るので、
余分なスペースを省略し、ジグソーをコンパクト且つ軽
量にすることが出来る。
モータに一般の整流子モータより軽量なマグネットモー
タを採用したことにより、ジグソーを軽量とすることが
出来る。また、モータの出力軸の回転を伝達するギヤに
遊星歯車機構を採用したことにより、モータの出力軸と
回転部材の回転軸とを同軸上とすることが出来るので、
余分なスペースを省略し、ジグソーをコンパクト且つ軽
量にすることが出来る。
【図１】本発明の実施の形態に係るジグソーの断面図で
ある。
ある。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図であり、ハウジングの断
面を省略した図である。
面を省略した図である。
【図３】従来のジグソーの部分断面図である。
１ ジグソー ２ 本体 ３ ベース ４ マグネットモータ（モータ） ４ａ 出力軸 ５ サンギヤ（ギヤ） ６ 回転部材 ７ ピン ８ コネクタ ９ プランジャ １０ 遊星ギヤ １１ リングギヤ １２ キャリア １３ ケース部材 １５ モータ取付部材 １６ 支持部材 ２２ ブレード
Claims (1)
- 【請求項１】 モータの回転を、ギヤ、該ギヤにより回
転される回転部材、該回転部材の回転中心から偏心した
位置に装着されたピン、該ピンを摺動可能に係止するコ
ネクタ等を介してプランジャに伝達し、該プランジャを
往復動させるジグソーにおいて、前記モータをマグネッ
トモータとするとともに、前記ギヤを遊星歯車機構とし
たことを特徴とするジグソー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001066486A JP2002264102A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ジグソー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001066486A JP2002264102A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ジグソー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002264102A true JP2002264102A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18924966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001066486A Pending JP2002264102A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ジグソー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002264102A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101720266B (zh) * | 2007-06-29 | 2012-05-02 | 罗伯特·博世有限公司 | 手持式工具机 |
| JP2012245585A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Makita Corp | 切断工具 |
| JP2015024489A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-02-05 | 株式会社マキタ | ジグソー |
| JP2018519178A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-07-19 | アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ | 電動工具 |
| DE112009005440B4 (de) | 2009-12-14 | 2022-03-03 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | Stichsäge |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001066486A patent/JP2002264102A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101720266B (zh) * | 2007-06-29 | 2012-05-02 | 罗伯特·博世有限公司 | 手持式工具机 |
| DE112009005440B4 (de) | 2009-12-14 | 2022-03-03 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | Stichsäge |
| JP2012245585A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Makita Corp | 切断工具 |
| JP2015024489A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-02-05 | 株式会社マキタ | ジグソー |
| JP2018519178A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-07-19 | アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ | 電動工具 |
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