JP2002262124A - 画像処理装置及び方法と記録制御方法及び装置とプリンタドライバ - Google Patents

画像処理装置及び方法と記録制御方法及び装置とプリンタドライバ

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JP2002262124A
JP2002262124A JP2001336814A JP2001336814A JP2002262124A JP 2002262124 A JP2002262124 A JP 2002262124A JP 2001336814 A JP2001336814 A JP 2001336814A JP 2001336814 A JP2001336814 A JP 2001336814A JP 2002262124 A JP2002262124 A JP 2002262124A
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Fumihiro Gotou
史博 後藤
Akitoshi Yamada
顕季 山田
Tetsuya Suwa
徹哉 諏訪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力される多値画像データの入力値に応じた
リニアな画像を得る。 【解決手段】 入力補正部301は、入力された多値画
像データをそれぞれが複数画素で構成される画素ブロッ
クに分割し、その分割される各画素ブロック内の各画素
位置に対応した複数の変換データを有する変換テーブル
113を参照し、その分割された画素ブロックに対応す
るデータを、当該画素ブロック内の各画素に対応するデ
ータに変換する。この入力補正部301により変換され
た画素ブロック内の各画素に対応するデータの平均値
は、その画素ブロックに対応するデータに応じた値とな
るように、変換テーブルの各変換データが設定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値画像データを
入力して処理する画像処理装置及びその方法、及び、そ
の多値画像データから記録データを生成して記録させる
画像処理装置及び方法と記録制御方法及び装置とプリン
タドライバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】輝度信号であるRGB信号で表現される
画像信号を入力してカラープリンタにより記録する場
合、その画像信号は濃度信号であるCMYK信号に変換
されてプリンタに送られる。このような色変換に際し
て、RGB信号で表された原画像信号と、そのカラープ
リンタで再生可能な色とが同様の色調になるように色調
補正がなされる。更には、そのカラープリンタにおいて
記録される画像の濃度値が、原画像信号に対応するCM
YK信号とリニアな関係になるように、そのCMYK信
号に対して出力補正が行われる。こうして得られた、そ
れぞれ多値データで表されるCMYKデータを量子化
し、カラープリンタで記録できる階調数にまで落として
いる。
【0003】このような色変換における変換式は高次の
式で表されるものであるため、その計算に多くの時間を
要する。このため、予め計算された値をテーブルとして
持ち、このテーブルを参照して色変換を行う方法が一般
的である。このようなテーブルを使用すると、その入力
値は、例えば8ビット等で表される離散値であるため、
その色変換はリニアな連続したものとはならず、実際の
値に対して誤差が含まれたものとなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラープリンタ
においては、このような誤差の積み重ねによる画像劣化
は、プリンタの解像度や再生可能な階調がそれほど高い
ものではなかったため、実際に記録された画像において
はほとんど無視できるものであった。しかしながら、近
年の高解像度、高階調性のカラープリンタにより記録さ
れた画像においては、このような誤差が画像の品位に影
響を与えてしまうため、無視できなくなってきている。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、入力される多値画像データを複数画素で構成される
画素ブロックに分割し、その画素ブロック単位で、入力
される多値画像データに応じた画像データを生成する画
像処理装置及び方法と記録制御方法及び装置とプリンタ
ドライバを提供することを目的とする。
【0006】また本発明の目的は、テーブルを用いて多
値画像データを変換する際、入力される多値画像データ
の画素ブロック単位で、入力値に応じた変換済み画像デ
ータを得ることができる画像処理装置及び方法と記録制
御方法及び装置とプリンタドライバを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、多値画像データを入力して画像処理する画像処理
装置であって、入力された多値画像データを各々が複数
画素で構成される画素ブロックに分割する分割手段と、
前記分割手段により分割される各画素ブロック内の各画
素位置に対応した複数の変換データを有する変換テーブ
ルと、前記分割手段により分割されるた画素ブロックに
対応するデータを前記変換テーブルを参照して、当該ブ
ロック内の各画素に対応するデータに変換する変換手段
とを有し、前記変換手段により変換される画素ブロック
内の各画素に対応するデータの平均値が、前記画素ブロ
ックに対応するデータに応じた値となるように前記変換
テーブルの各変換データが設定されていることを特徴と
する。
【0008】上記目的を達成するために本発明の記録制
御装置は以下のような構成を備える。即ち、多値画像デ
ータを入力し記録データを生成して画像記録装置を制御
する記録制御装置であって、入力された多値画像データ
を各々が複数画素で構成される画素ブロックに分割する
分割手段と、前記分割手段により分割される画素ブロッ
ク内の各画素位置に対応した複数の変換データを有する
変換テーブルと、前記分割手段により分割された画素ブ
ロックに対応するデータを前記変換テーブルを参照し
て、当該ブロック内の各画素に対応するデータに変換す
る変換手段と、前記変換手段により変換されたデータに
基づいて前記画像記録装置で記録するための記録データ
を生成する記録データ生成手段とを有し、前記変換手段
により変換される画素ブロック内の各画素に対応するデ
ータの平均値が前記画素ブロックに対応するデータに応
じた値となるように前記変換テーブルの各変換データが
設定されていることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、多値画像デ
ータを入力して画像処理する画像処理方法であって、入
力された多値画像データを各々が複数画素で構成される
画素ブロックに分割する分割工程と、前記分割工程で分
割される画素ブロック内の各画素位置に対応した複数の
変換データを有する変換テーブルを参照して、前記分割
された画素ブロックに対応するデータを、当該画素ブロ
ック内の各画素に対応するデータに変換する変換工程と
を有し、前記変換工程で変換される画素ブロック内の各
画素に対応するデータの平均値が前記画素ブロック内に
対応するデータに応じた値となるように、前記変換テー
ブルの各変換データが設定されていることを特徴とす
る。
【0010】上記目的を達成するために本発明の記録制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、多値画像デ
ータを入力し記録データを生成して画像記録装置を制御
する記録制御方法であって、入力された多値画像データ
を各々が複数画素で構成される画素ブロックに分割する
分割工程と、前記分割工程で分割される画素ブロック内
の各画素位置に対応した複数の変換データを有する変換
テーブルを参照して、前記分割された画素ブロックに対
応するデータを、当該画素ブロックの各画素に対応する
データに変換する変換工程と、前記変換工程で変換され
たデータに基づいて前記画像記録装置で記録するための
記録データを生成する記録データ生成工程とを有し、前
記変換工程で変換される画素ブロック内の各画素に対応
するデータの平均値が、前記画素ブロック内に対応する
データに応じた値となるように前記変換テーブルの各変
換データが設定されていることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために本発明のプリン
タドライバは以下のようなモジュールを備える。即ち、
多値画像データを入力し記録データを生成するプリンタ
ドライバであって、入力された多値画像データを各々が
複数画素で構成される画素ブロックに分割する分割工程
モジュールと、前記分割工程モジュールにより分割され
る画素ブロック内の各画素位置に対応した変換データを
有する変換テーブルを参照して、前記分割された画素ブ
ロック内の対応するデータを、当該画素ブロック内の各
画素に対応するデータに変換する変換工程モジュール
と、前記変換工程モジュールで変換されたデータに基づ
いて画像記録装置で記録するための記録データを生成す
る記録データ生成工程モジュールとを有し、前記変換工
程モジュールで変換される画素ブロック内の各画素に対
応するデータの平均値が、前記画素ブロック内の対応す
るデータに応じた値となるように前記変換テーブルの各
変換データが設定されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態に係る画像
処理方法及び装置の特徴を簡単に説明すると、入力した
画像データにおける複数画素からなるブロックを1つの
階調表現可能な単位とし、この一単位を構成する複数の
画素データをそれぞれ変換して、一単位中の各画素に対
応した各変換データを得る。この一単位における、これ
ら変換データの平均値は、元の複数の画素からなる一つ
の画素ブロックの値(入力値)が異なることに対応し
て、それぞれ異なる値になるように設定されている。こ
のようにして変換された変換データは、更に量子化され
て、カラープリンタの階調数に合わせた値(例えば、C
MYK各1ビット)に変換され、プリンタに送られて記
録に使用される。
【0013】これを実現するために、この一単位(画素
ブロック)を構成する複数の画素のそれぞれの位置に対
応した入力補正(変換)テーブルを設けるようにし、こ
れら入力補正テーブルを用いて、その一単位内の各画素
データをそれぞれ変換することにより、元の画像データ
の階調に、より近い高階調の画像を記録することができ
るようにしている。
【0014】尚、この実施の形態に係る画像処理装置及
びその方法は、例えばインクジェットプリンタ等のカラ
ー記録装置に出力する記録データを生成するホストコン
ピュータに実装されたプリンタドライバ等で実現されて
も良く、或いは、そのようなカラープリンタ装置内で実
行されても良い。またプリンタ装置等の記録装置以外に
も、例えば、高解像度ディスプレイやその他の画像出力
装置や、それ以外に多値画像データを処理して、その階
調数などを変更する一般的な画像処理装置にも適用可能
である。
【0015】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施の形態を詳細に説明する。尚、以下の説明では、本
実施の形態に係る画像処理が、ホストコンピュータに実
装されたプリンタドライバにより実現される場合で説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】図1は、本実施の形態に係るインクジェッ
トプリントシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0017】図1において、100は本実施の形態に係
るインクジェットプリンタで、インクジェット法により
画像を記録するプリンタエンジン120を備えている。
このプリンタエンジン120は、カラー記録用のプリン
タで、YMCKの各色に対応したインクを吐出する複数
の記録ヘッド(インクジェットヘッド)を備え、これら
複数の記録ヘッドを往復走査させて記録シート上に画像
を記録する。このインクジェットプリンタ100の構成
は、図3,図4を参照して詳しく後述する。
【0018】200はホストコンピュータで、各種アプ
リケーションプログラム220、及び、インクジェット
プリンタ100用のプリンタドライバ221等を不図示
のハードディスクに記憶している。本実施の形態に係る
画像処理方法は、インクジェットプリンタ100により
実行されても、或いはプリンタドライバ221により実
行されても良い。このプリンタドライバ221は、CD
−ROM等の記憶媒体によりプリンタ100のメーカか
ら提供され、ホストコンピュータ200のハードディス
クにインストールされている。そして、実行時にホスト
コンピュータ200のRAM223にロードされ、CP
U222の制御の下に実行される。
【0019】プリンタ200は、このプリンタドライバ
221から送られてくる記録データを受信し、指示され
た記録方法、例えばマルチパスにより画像を記録する。
尚、このインクジェットプリンタ100は、各走査にお
いて記録するドット位置を決定するためのマスク情報を
備えており、このマスク情報に従って、各パスで記録す
るドット位置(ノズル及び記録するドット位置)を決定
している。但し、このマスク情報をホストコンピュータ
200に設け、プリンタ100は単に受信した記録デー
タに基づいて記録するように構成されていてもよい。
【0020】図2は、本実施の形態に係るプリンタドラ
イバ221における画像処理を説明するための構成を示
すブロック図である。
【0021】図2において、301は入力補正部で、例
えばアプリケーションプログラム220などから入力さ
れるRGB各8ビットで表される画像データ(輝度デー
タ)を入力し、入力補正(変換)テーブル113を参照
して、記録で使用するC(シアン)M(マゼンタ)Y
(イエロー)それぞれ8ビットデータ(濃度データ)に
変換する。302は色調補正部で、入力補正部301で
補正されたCMYデータに基づいてCMYK(黒)デー
タを生成して出力する。303は出力補正部で、インク
ジェットプリンタ100で記録する際、各パスで記録さ
れるデータの値を、出力補正(変換)テーブル117を
参照して決定している。304は量子化部で、出力補正
部303から出力されるCMYK各8ビットの画像デー
タを、例えば誤差拡散法などを用いて量子化し、その量
子化結果であるCMYK各1ビットデータ(記録デー
タ)を出力している。
【0022】図3は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェットプリンタ100の基本構成を示すブロック図で
ある。
【0023】図3において、101は本実施の形態のイ
ンクジェットプリンタ全体の動作を制御する制御部であ
る。102はヘッドドライバで、制御部101よりの記
録データに基づいてインクジェットヘッド105を駆動
して記録を行っている。103,104はモータドライ
バで、それぞれ対応するキャリッジモータ106,シー
ト送り用モータ107を回転駆動する。108は入力部
で、例えばホストコンピュータ200などの外部機器よ
り画像データを入力して制御部101に供給している。
【0024】次に制御部101の構成について説明す
る。
【0025】110は例えばマイクロプロセッサ等のC
PU、111はCPU110により実行されるプログラ
ム等を記憶しているプログラムメモリ、115はRAM
で、CPU110の動作時に各種データを記録するワー
クエリアを有するとともに、記録データを格納するプリ
ントバッファ116も備えている。112はプリントバ
ッファコントローラ(PBC)で、プリントバッファ1
16からプリントすべき記録データの取り出しを行うよ
うに制御する。113,117は前述した入力及び出力
補正テーブル、114はマスクデータで、インクジェッ
トヘッド105の各走査時において記録すべきデータを
決定するために使用される。尚、プリンタドライバ22
1で前述の画像処理が実行される場合には、このインク
ジェットプリンタ100における補正テーブル113,
117は不要である。
【0026】図4は、本発明の実施の形態のインクジェ
ットプリンタ100の記録部の構成を説明するための図
である。
【0027】図4において、205はヘッドカートリッ
ジで、インクジェットヘッド(図3の105)とインク
供給源であるインクタンクとを一体化したものである。
このヘッドカートリッジ205は、押さえ部材202に
よりキャリッジ206上に固定されており、このキャリ
ッジ206はシャフト211に沿って摺動可能に取付け
られている。キャリッジモータ106の回転軸に取付け
られたプーリ109にはベルト203が他のプーリ10
9aとの間で捲回されており、このベルト203の一部
がキャリッジ206に固定されている。これによりキャ
リッジモータ106を回転させることにより、キャリッ
ジ206がシャフト211に沿って往復移動することが
できる。このキャリッジ206の走査に同期して、記録
データに応じてヘッドドライバ102(図3)を介し
て、ヘッドカートリッジ205のインクジェットヘッド
105を駆動してインクを吐出することにより、プラテ
ン210に捲回されて記録面を形成する記録シート20
9に所望の画像を記録することができる。尚、このプラ
テン210は、シート送り用モータ107の回転により
回転駆動される。
【0028】207はケーブルで、このケーブル207
と、これに結合された端子を介して制御部101より記
録すべき記録データがヘッドカートリッジ205に供給
される。ヘッドカートリッジ205は、用いるインクの
色等に応じて、1ないし複数個のインクジェットヘッド
を設けることができる。また、204はキャリッジ20
6がホーム位置にいることを検出するHP(ホームポジ
ション)センサである。
【0029】次に図5乃至図7を参照して、入力補正部
301におけるRGB画像信号をCMY信号に変換する
処理の具体例を説明する。
【0030】図5(A)は、入力したRGB信号のガン
マ補正を説明するグラフ図、図5(B)は、RGB信号
をCMY信号に変換する例を説明するグラフ図である。
【0031】図6は、従来と本願実施の形態における画
像データの入力補正の違いを説明する図である。
【0032】図6(A)は、従来の入力補正テーブルa
を使用した入力補正を説明する図、図6(B)は本願実
施の形態に係る入力補正テーブルb〜e(前述の入力補
正テーブル113に相当)を使用した入力補正を説明す
る図である。
【0033】図6(A)では、入力値“200”が“1
2”に、入力値“199”が“12”に、入力値“19
8”が“13”に、そして入力値“197”が“13”
にそれぞれ変換されている。従って、入力値が“19
9”と“200”と異なっているにも拘わらず、その出
力値は共に“12”となって同じになっている。これは
入力値が“197”と“198”の場合も同様である。
【0034】これに対して本実施の形態では、図6
(B)に示すように、画素ブロック内の画素位置毎に異
なる入力補正テーブル(b〜e)を使用して、2×2画
素からなる画素ブロックに対応するデータを、当該画素
ブロック内の各画素に対応するデータに変換している。
【0035】この具体例を図7で示す。
【0036】図7(A)は、図6(A)に対応する従来
の入力補正を説明する図で、入力したRGBデータの2
×2画素からなるブロックを一単位とし、その画素ブロ
ックを入力補正テーブルaを使用して変換した例を示し
ている。この場合には、前述の図6(A)のように、各
画素ブロックに対応するデータは、その入力値が異なる
にも拘わらず同じ値に変換されている。
【0037】これに対して、本実施の形態に係る図7
(B)では、図7(C)に示すように、画素ブロック内
の画素位置に応じて、補正に使用する入力補正テーブル
(b〜e)を異ならせている。この結果、図7(B)に
示すように、2×2画素からなる画素ブロック単位で、
その入力値に対応する出力値が、入力値の違いに応じて
それぞれ異なった値となっている。
【0038】例えば、図7(A)と図7(B)とを比較
すると、入力画素値が全て“200”と“197”であ
るブロックにそれぞれ対応するブロック701と704
の平均値は、図7(A)と図7(B)では変化していな
いが、入力画素値が全て“199”であるブロック70
2の場合には、図7(A)では平均値が“12”である
のに対し、図7(B)では“12.25”となってい
る。また、入力画素値が全て“198”であるブロック
703の場合には、図7(A)では平均値が“13”で
あるのに対し、図7(B)では“12.75”となって
いる。これにより、図7(B)の場合には、変換された
各ブロックの平均値が、それぞれの入力値“197”乃
至“200”に応じた値に変換されていることが分か
る。
【0039】次に図8乃至図10を参照して、出力補正
部303において、CMYK信号をプリンタ100に適
合したデータに変換する処理の具体例を説明する。
【0040】図8は、本実施の形態に係る出力補正部3
03における、入力信号値(濃度データ)に対する出力
信号値(濃度データ)の補正特性を示すグラフ図であ
る。
【0041】図9(A)は、従来の出力補正テーブルf
を使用した出力補正を説明する図、図9(B)は本願実
施の形態に係る出力補正テーブルg〜j(前述の出力補
正テーブル117に相当)を使用した出力補正を説明す
る図である。
【0042】図9(A)では、入力値“15”が“7”
に、入力値“14”が“7”に、入力値“13”が
“6”に、そして入力値“12”が“6”にそれぞれ変
換されている。従って、入力値が“14”と“15”と
異なっているにも拘わらず、その出力値は共に“7”と
なって同じになっている。これは入力値が“12”と
“13”の場合も同様である。
【0043】これに対して本実施の形態では、図9
(B)に示すように、画素ブロック内の画素位置毎に異
なる出力補正テーブル(g〜j)を使用し、2×2画素
からなる画素ブロックに対応するデータを、当該画素ブ
ロック内の各画素に対応するデータに変換している。
【0044】この具体例を図10に示す。
【0045】図10(A)は、図9(A)に対応する従
来の出力補正を説明する図で、入力したCMYKデータ
の2×2画素からなるブロックを一単位とし、その画素
ブロックを出力補正テーブルfを使用して変換した例を
示している。この場合には、前述の図9Aのように、各
画素ブロックに対応するデータは、その入力値が異なる
にも拘わらず同じ値に変換されている。
【0046】これに対して図10(B)では、画素ブロ
ック内の画素位置に応じて、補正に使用する出力補正テ
ーブル(g〜j)を切り替えている。この結果、図10
(B)に示すように、2×2画素からなる画素ブロック
単位で、その入力値に対応する出力値が、入力値の違い
に応じてそれぞれ異なった値となっている。
【0047】例えば、図10(A)と図10(B)とを
比較すると、入力画素値が全て“12”と“15”にそ
れぞれ対応するブロック801と804の平均値が、図
10(A)と図10(B)とでは変化していないが、入
力画素値が全て“13”であるブロック802の場合に
は、図10(A)では平均値が“6”であるのに対し、
図10(B)では“6.50”となっている。また入力
画素値が全て“14”であるブロック803の場合に
は、図10(A)では平均値が“7”であるのに対し、
図10(B)では“6.75”となっている。これによ
り、図10(B)の場合には、変換された各ブロックの
平均値が、それぞれの入力値“12”乃至“15”に応
じた値に変換されていることが分かる。
【0048】これにより図12に示すように、従来は、
破線で示すように、入力値が異なっている場合でもその
出力値が同じになる場合があったのに対し、本実施の形
態によれば、複数の画素を含む画素ブロック単位でみた
場合には、各入力値に応じて、その出力値がそれぞれ異
なる値に変換されている。即ち、従来の方式に比べ、本
実施の形態で表現し得る階調値(図12の出力値)が増
加するのである。
【0049】図11(A)及び図11Bは、図10
(A)及び図10(B)のそれぞれのCMYKデータを
量子化した結果例を示す図で、図11(A)は、従来の
図10(A)に対応する量子化結果を示し、図11
(B)は、本実施の形態に係る図10(B)の量子化結
果を示している。ここでは“7”を閾値とし、“7”を
含むそれ以上の値を“1”に変換し、“7”よりも小さ
い値を“0”に量子化している。この“1”のデータ位
置が、インクジェットプリンタ100でインクが打たれ
る画素位置を示している。
【0050】これら図10(A),Bと図11(A),
(B)とを参照すると明らかなように、入力されるCM
YK値が同じであっても、本実施の形態のほうが従来例
と比較して、各画素ブロックのデータ値に応じたドット
(データ“1”)配分となっているのが分かる。つま
り、本実施の形態の方が、画素ブロックのデータ値をよ
り出力画像に反映させている。この結果、図からも明ら
かなように、図11(A)に示される従来例に比して、
図11(B)で示される本実施の形態では、1つの画素
ブロック内において、より多くの階調数を表現できるこ
とになる。
【0051】これにより、従来では表現できなかった階
調値までもが表現できるようになり、原画像の階調が保
存された高品質の画像を再生できるという効果を奏する
ことができる。
【0052】次に図13のフローチャートを参照して、
本実施の形態のプリンタドライバ221による、入力画
像データ(RGB)から記録データを生成する処理(画
像処理)について説明する。尚、前述したように、この
処理はインクジェットプリンタ100により実行されて
も良い。又、このフローチャートで示された処理は、図
9及び図10を参照して説明した前述の出力補正処理の
場合にも同様に適用できるが、その動作及び説明は略同
じであるため、その処理フローチャートと説明を省略す
る。
【0053】まずステップS1で、アプリケーションプ
ログラム220からRGBの画像データ(各8ビット)
を入力し、次にステップS2に進み、その多値画像デー
タを、例えば、2×2画素からなる画素ブロックに分割
する。次にステップS3に進み、そのブロック内の各画
素位置毎に前述の入力補正テーブルb〜eを適用して、
図7(B)を参照して説明したように、その画素ブロッ
ク内の各画素に対応するデータ(RGB)をCMY値に
変換する。
【0054】次にステップS4に進み、CMY値をCM
YK値に変換する。そしてステップS5に進み、図10
(B)を参照して説明したように、こんどは各ブロック
の各画素値(CMYK値)に対して出力補正テーブルg
〜jを適用し、出力補正したCMYK(各8ビット値)
を求める。
【0055】次にステップS6に進み、その出力補正し
たCMYK(各8ビット値)のそれぞれを、例えば誤差
拡散法などにより量子化して、インクジェットプリンタ
100の階調に応じた1ビットデータ(記録データ)に
変換する。そしてステップS7に進み、この変換された
1ビットデータをプリンタ100に出力して記録を行
う。
【0056】尚、画素ブロック内の画素位置毎に対応し
た複数の入力補正テーブル及び出力補正テーブルは共
に、ブロック内の各画素のデータ値に基づいてデータ変
換を行なうテーブルであるため、これら2つのテーブル
を総称して「変換テーブル」という。
【0057】[他の実施の形態]上述の実施の形態で
は、図2の色調補正部302は、CMYの各8ビットデ
ータを入力し、CMYKの各8ビットデータを出力して
いた。しかしこれ以外にも、色調補正部302におい
て、階調数を減少させる場合がある。例えば、ブルーは
シアンとマゼンタとの混色により得られるが、これらシ
アンとマゼンタとが同じ割合で混合されると、そのブル
ーは紫がかった青になるため、混合するマゼンタの量を
減らす必要がある。このように。RGBデータでディス
プレイに表示している色と、CMYKデータで記録媒体
に記録される色とでは、その色味が異なるためこのよう
な色調補正が行われる。そして、RGBデータ及びCM
YKデータは共に有限の離散値で表されるため、色調補
正により色数の減少が発生する。なお、このような色数
の減少は、入力補正や出力補正と同様の方法を採用する
ことにより、より少なく抑えることができる。
【0058】又、このような色調補正部302における
階調数の減少を抑える方法としては、次のような方法が
考えられる。
【0059】図14は、本発明の他の実施の形態に係る
色調補正部302における処理を示すフローチャートで
ある。
【0060】図において、まずステップS11で、入力
補正部301から入力されたCMYの各8ビットデータ
をそれぞれ16ビットデータに変換し、最初は誤差分は
“0”であるため、そのままステップS12からステッ
プS13に進み、色調補正のための計算を行う。こうし
て計算されたCMYKの各16ビットデータを、整数部
分と小数部分とに分解して、それぞれ8ビットデータと
する(ステップS14)。そしてステップS15で、全
ての画素に対する処理が終了するまで、ステップS14
で生じた誤差を、その画素の周辺画素に分配すべく、ス
テップS12において、次に処理対象となる画素に加算
する。
【0061】このようにして、RGBデータでディスプ
レイに表示している色と、CMYKデータで記録媒体に
記録される色とで異なる色味を補正するための色調補正
の計算において、CMYの各8ビットデータの階調数が
減少するのを防止することができる。
【0062】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、例えば特公平6−6357号公報等に
記載されているような圧電方式のインクジェット記録方
式においても同様の効果が得られる。かかる方式によれ
ば記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0063】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時、適切に気泡の
成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0064】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0065】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0066】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0067】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0068】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0069】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0070】また本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0071】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0072】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0073】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0074】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0075】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力される多値画像データを複数画素で構成される画素ブ
ロックに分割し、その画素ブロック単位で、入力される
多値画像データに応じた画像データを生成することによ
り、入力値に応じたリニアな画像を得ることができる。
【0077】また本発明によれば、テーブルを用いて多
値画像データを変換する際、入力される多値画像データ
の画素ブロック単位で、入力値に応じた変換済み画像デ
ータを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェットプリ
ントシステムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るプリンタドライバにおける
画像処理部の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るインクジェットプリ
ンタの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係るシリアル型のインクジェッ
トプリンタの記録部の構成を示す図である。
【図5】(A)はRGB信号のガンマ補正を説明する
図、(B)は輝度−濃度変換を説明するグラフ図であ
る。
【図6】従来例と本実施の形態に係る入力補正とを比較
して説明する図である。
【図7】本実施の形態に係る入力補正の具体例を従来例
と比較して説明する図で、(A)は従来の入力補正例を
示し、(B)は本実施の形態に係る入力補正の具体例を
示し、(C)は画素位置と使用するテーブルとの関係を
示す図である。
【図8】本実施の形態における入力信号と出力信号との
関係を説明する図である。
【図9】従来例と本実施の形態に係る出力補正とを比較
して説明する図である。
【図10】本実施の形態に係る出力補正の具体例を従来
例と比較して説明する図で、(A)は従来の出力補正例
を示し、(B)は本実施の形態に係る出力補正の具体例
を示す図である。
【図11】本実施の形態に係る量子化結果の具体例を従
来例と比較して説明する図で、(A)は従来の出力補正
結果に基づく量子化例を示し、(B)は本実施の形態の
出力補正結果に基づく量子化例を示す図である。
【図12】本実施の形態に係る入力補正及び出力補正に
よる効果を説明する図である。
【図13】本実施の形態に係るプリンタドライバにおけ
る画像処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の他の実施の形態に係る色調補正部に
おける処理を説明するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諏訪 徹哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AA02 AA24 AB07 AC07 BA16 BB06 BB22 BB27 BC01 BC10 BC17 EA04 EA08 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC02 CE13 CE17 CE18 CH11 5C077 LL19 MP01 MP08 NN04 NP01 PP15 PP28 PP32 PP33 PP46 PQ18 PQ23 RR02 SS02 TT02 TT05 5C079 HB01 HB03 HB12 KA12 LA01 LA12 LA34 LC01 MA04 NA01 NA05 PA03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データを入力して画像処理する
    画像処理装置であって、 入力された多値画像データを各々が複数画素で構成され
    る画素ブロックに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割される各画素ブロック内の各画
    素位置に対応した複数の変換データを有する変換テーブ
    ルと、 前記分割手段により分割されるた画素ブロックに対応す
    るデータを前記変換テーブルを参照して、当該ブロック
    内の各画素に対応するデータに変換する変換手段とを有
    し、 前記変換手段により変換される画素ブロック内の各画素
    に対応するデータの平均値が、前記画素ブロックに対応
    するデータに応じた値となるように前記変換テーブルの
    各変換データが設定されていることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換データは、輝度データを濃度デ
    ータに変換するためのデータであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変換データは、前記変換手段により
    変換された前記各画素に対応するデータに基づいて画像
    を形成する画像形成装置の画像形成特性に応じて濃度デ
    ータを変換するためのデータであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変換テーブルは前記多値画像データ
    を入力して変換データを出力するもので、前記多値画像
    データが同じでも前記位置に応じて変換データが異なる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 多値画像データを入力して画像処理する
    画像処理方法であって、 入力された多値画像データを各々が複数画素で構成され
    る画素ブロックに分割する分割工程と、 前記分割工程で分割される画素ブロック内の各画素位置
    に対応した複数の変換データを有する変換テーブルを参
    照して、前記分割された画素ブロックに対応するデータ
    を、当該画素ブロック内の各画素に対応するデータに変
    換する変換工程とを有し、 前記変換工程で変換される画素ブロック内の各画素に対
    応するデータの平均値が前記画素ブロック内に対応する
    データに応じた値となるように、前記変換テーブルの各
    変換データが設定されていることを特徴とする画像処理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記変換データは、輝度データを濃度デ
    ータに変換するためのデータであることを特徴とする請
    求項5に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記変換データは、前記変換工程で変換
    された前記各画素に対応するデータに基づいて画像を形
    成する画像形成装置の画像形成特性に応じて濃度データ
    を変換するためのデータであることを特徴とする請求項
    5に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記変換テーブルは前記多値画像データ
    を入力して変換データを出力するもので、前記多値画像
    データが同じでも前記位置に応じて変換データが異なる
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載
    の画像処理方法。。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の
    画像処理を実行する制御プログラムを記憶したことを特
    徴とする、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】 多値画像データを入力し記録データを
    生成して画像記録装置を制御する記録制御装置であっ
    て、 入力された多値画像データを各々が複数画素で構成され
    る画素ブロックに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割される画素ブロック内の各画素
    位置に対応した複数の変換データを有する変換テーブル
    と、 前記分割手段により分割された画素ブロックに対応する
    データを前記変換テーブルを参照して、当該ブロック内
    の各画素に対応するデータに変換する変換手段と、 前記変換手段により変換されたデータに基づいて前記画
    像記録装置で記録するための記録データを生成する記録
    データ生成手段とを有し、 前記変換手段により変換される画素ブロック内の各画素
    に対応するデータの平均値が前記画素ブロックに対応す
    るデータに応じた値となるように前記変換テーブルの各
    変換データが設定されていることを特徴とする記録制御
    装置。
  11. 【請求項11】 前記変換データは、輝度データを濃度
    データに変換するためのデータであることを特徴とする
    請求項10に記載の記録制御装置。
  12. 【請求項12】 前記変換データは、前記変換手段によ
    り変換された前記各画素に対応するデータに基づいて画
    像を形成する画像記録装置の画像形成特性に応じて濃度
    データを変換するためのデータであることを特徴とする
    請求項10に記載の記録制御装置。
  13. 【請求項13】 前記変換テーブルは、前記多値画像デ
    ータを入力して変換データを出力するもので、前記多値
    画像データが同じでも前記位置に応じて変換データが異
    なることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1
    項に記載の記録制御装置。
  14. 【請求項14】 多値画像データを入力し記録データを
    生成して画像記録装置を制御する記録制御方法であっ
    て、 入力された多値画像データを各々が複数画素で構成され
    る画素ブロックに分割する分割工程と、 前記分割工程で分割される画素ブロック内の各画素位置
    に対応した複数の変換データを有する変換テーブルを参
    照して、前記分割された画素ブロックに対応するデータ
    を、当該画素ブロックの各画素に対応するデータに変換
    する変換工程と、 前記変換工程で変換されたデータに基づいて前記画像記
    録装置で記録するための記録データを生成する記録デー
    タ生成工程とを有し、 前記変換工程で変換される画素ブロック内の各画素に対
    応するデータの平均値が、前記画素ブロック内に対応す
    るデータに応じた値となるように前記変換テーブルの各
    変換データが設定されていることを特徴とする記録制御
    方法。
  15. 【請求項15】 前記変換データは、輝度データを濃度
    データに変換するためのデータであることを特徴とする
    請求項14に記載の記録制御方法。
  16. 【請求項16】 前記変換データは、前記変換工程で変
    換された前記各画素に対応するデータに基づいて画像を
    形成する画像記録装置の画像形成特性に応じて、濃度デ
    ータを変換するためのデータであることを特徴とする請
    求項14に記載の記録制御方法。
  17. 【請求項17】 前記変換テーブルは前記多値画像デー
    タを入力して変換データを出力するもので、前記多値画
    像データが同じでも前記位置に応じて変換データが異な
    ることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項
    に記載の記録制御方法。
  18. 【請求項18】 多値画像データを入力し記録データを
    生成するプリンタドライバであって、 入力された多値画像データを各々が複数画素で構成され
    る画素ブロックに分割する分割工程モジュールと、 前記分割工程モジュールにより分割される画素ブロック
    内の各画素位置に対応した変換データを有する変換テー
    ブルを参照して、前記分割された画素ブロック内の対応
    するデータを、当該画素ブロック内の各画素に対応する
    データに変換する変換工程モジュールと、 前記変換工程モジュールで変換されたデータに基づいて
    画像記録装置で記録するための記録データを生成する記
    録データ生成工程モジュールとを有し、 前記変換工程モジュールで変換される画素ブロック内の
    各画素に対応するデータの平均値が、前記画素ブロック
    内の対応するデータに応じた値となるように前記変換テ
    ーブルの各変換データが設定されていることを特徴とす
    るプリンタドライバ。
  19. 【請求項19】 前記変換データは、輝度データを濃度
    データに変換するためのデータであることを特徴とする
    請求項18に記載のプリンタドライバ。
  20. 【請求項20】 前記変換データは、前記変換工程で変
    換された前記各画素に対応するデータに基づいて画像を
    形成する画像記録装置の画像形成特性に応じて濃度デー
    タを変換するためのデータであることを特徴とする請求
    項18に記載のプリンタドライバ。
  21. 【請求項21】 前記変換テーブルは、前記多値画像デ
    ータを入力して変換データを出力するもので、前記多値
    画像データが同じでも前記位置に応じて変換データが異
    なることを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1
    項に記載のプリンタドライバ。
  22. 【請求項22】 請求項14乃至17のいずれか1項に
    記載の記録制御方法を実行する制御プログラムを記憶し
    たことを特徴とするコンピュータにより読み取り可能な
    記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項18乃至21のいずれか1項に
    記載のプリンタドライバを記憶した、コンピュータによ
    り読み取り可能な記憶媒体。
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