JP2002262024A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002262024A
JP2002262024A JP2001059112A JP2001059112A JP2002262024A JP 2002262024 A JP2002262024 A JP 2002262024A JP 2001059112 A JP2001059112 A JP 2001059112A JP 2001059112 A JP2001059112 A JP 2001059112A JP 2002262024 A JP2002262024 A JP 2002262024A
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    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送原稿読取モードと静置原稿読取モードに
必要な駆動力の供給を同一駆動源(モータ)で行う際の
駆動力伝達の切替を安価な部材で構成することで、装置
の低コスト化の可能な画像読取装置を提供する。 【解決手段】 スキャナモジュール16への駆動力の供
給と、ADF12への駆動力の供給を行う駆動ユニット
13を備えている。上記スキャナモジュール16を移動
させることにより、同一駆動源から供給される、スキャ
ナモジュール16への駆動力とADF12への駆動力と
を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置等に備えられた画像読取装置に関し、特に、原
稿を読み取る読取手段を固定して、搬送状態の原稿を読
み取る搬送原稿読取モードと、上記読取手段を移動させ
ながら静置状態の原稿を読み取る静置原稿読取モードと
を必要に応じて切り替えて実行できる画像読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置や複写機に
は、原稿を画像情報として読み取るための画像読取装置
が備えられている。
【0003】このような画像読取装置には、原稿を読み
取る読取手段を固定して、搬送状態の原稿を読み取る搬
送原稿読取モードと、上記読取手段を移動させながら静
置状態の原稿を読み取る静置原稿読取モードとを必要に
応じて切り替えて実行できる画像読取装置がある。
【0004】例えば、特開平6−268790号公報に
は、原稿が一枚ずつ分離できるカットシートタイプの原
稿と、本の見開き原稿等の原稿が一枚ずつ分離できない
ブックタイプの原稿とを読取可能な『ファクシミリ装
置』が開示されている。
【0005】このファクシミリ装置では、カットシート
タイプの原稿を、読取手段である読取ユニットを固定し
て、原稿送り装置により搬送させながら読み取る搬送原
稿読取モードと、ブックタイプの原稿あるいはカットシ
ートタイプの原稿を原稿台に載置(静置)して、読取ユ
ニットを移動させながら読み取る静置原稿読取モードと
が実行可能となっている。
【0006】しかしながら、上記公報に開示されたファ
クシミリ装置に備えられた画像読取装置では、搬送原稿
読取モードを実行する際に使用される原稿送り装置に駆
動力を供給するための駆動源(モータ)と、静置原稿読
取モードを実行する際に移動する読取ユニットに駆動力
を供給するための駆動源(モータ)とが別々に設けられ
ているため、それぞれのモータから各装置に駆動力を供
給するための機構も別々に設ける必要があり、装置全体
が複雑になり、装置の大型化、高コスト化を招くという
問題が生じる。
【0007】そこで、特開平1−266529号公報に
は、搬送原稿読取モードを実行する際に使用される原稿
送り装置に駆動力を供給するための駆動源(モータ)
と、静置原稿読取モードを実行する際に移動する読取ユ
ニットに駆動力を供給するための駆動源(モータ)とを
同一駆動モータで兼用した技術が開示されている。
【0008】これによれば、搬送原稿読取モードと静置
原稿読取モードに必要な駆動力の供給を同一駆動源(モ
ータ)で行うことにより、駆動力を伝達するための機構
の簡素化が図れ、この結果、装置の小型化を図ることが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−266529号公報に開示された技術では、搬
送原稿読取モードを実行する際に使用される原稿送り装
置への駆動力と、静置原稿読取モードを実行する際に移
動する読取ユニットへの駆動力とを、ソレノイドや電磁
クラッチを用いて切り替えている。これらの部材は、高
価であるので、装置の高コスト化を招くという問題が生
じる。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、搬送原稿読取モードと静
置原稿読取モードに必要な駆動力の供給を同一駆動源
(モータ)で行う際の駆動力伝達の切替を安価な部材で
構成することで、装置の低コスト化が可能な画像読取装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、上記の課題を解決するために、原稿を読み取る読取
手段を固定して、搬送状態の原稿を読み取る搬送原稿読
取モードと、上記読取手段を移動させて、静置状態の原
稿を読み取る静置原稿読取モードとが実行可能な画像読
取装置であって、同一駆動源から供給される、上記搬送
原稿読取モード時に原稿を搬送させるための駆動力と、
上記静置原稿読取モード時に読取手段を移動させるため
の駆動力とを、該読取手段を移動させることにより切り
替える切替手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0012】上記の構成によれば、搬送原稿読取モード
時に、原稿を搬送させるための駆動力と、静置原稿読取
モード時に、読取手段を移動させるための駆動力とを同
一駆動源から切り替えて供給することにより、従来のよ
うに、原稿読取モード毎に駆動源であるモータを用意し
た場合のように、各モータから駆動力を伝達するための
機構を原稿読取モード毎に別々に設ける必要がなくな
る。
【0013】これにより、駆動源から、各原稿読取モー
ド時に必要な駆動力を伝達するための機構を簡素化で
き、この結果、装置の小型化を図ることができる。
【0014】しかも、駆動源からの駆動力の切り替えを
行う切替手段は、該読取手段を移動させることにより駆
動力を切り替えるようになっているので、従来のよう
に、単一の駆動源(モータ)からの駆動力の伝達の切替
に、ソレノイドや電磁クラッチ等の高価な部品を使用す
る必要がなくなり、この結果、装置の低コスト化を図る
ことができる。
【0015】上記切替手段は、少なくとも2つの遊星歯
車を備え、これら遊星歯車の切替えにより駆動源からの
駆動力の切り替えを行うようにしてもよい。
【0016】この場合、搬送原稿読取モードと静置原稿
読取モードとの2つのモードの切り替え時に、駆動力を
切り替えればよいので、切替手段を構成する遊星歯車を
少なくとも2つ使用すればよく、切替手段の構成をさら
に簡略できる。
【0017】上記遊星歯車の切替えを、駆動源であるモ
ータの回転と、読取手段の移動とを連動させて行うよう
にしてもよい。
【0018】この場合、遊星歯車を切り替えるための手
段を別に設ける必要がないので、切替手段の構成の簡素
化を図ることができる。
【0019】上記読取手段の、上記遊星歯車からの駆動
力が伝達される駆動歯車に歯合し、該読取手段が搬送原
稿読取モード時における原稿の読取位置からずれた時に
上記遊星歯車に歯合する補助歯車を設けてもよい。
【0020】このように、搬送原稿読取モード時におい
て、読取手段が所定の原稿読取位置からずれた場合に、
該読取手段の駆動歯車に歯合している補助歯車が、遊星
歯車に歯合するので、該遊星歯車の回転により、補助歯
車を介して駆動歯車に駆動力が伝達される。これによ
り、読取手段の原稿の読取位置ずれが修正され、搬送原
稿読取モード時における原稿の読取位置に該読取手段が
戻される。
【0021】よって、搬送原稿読取モード時における読
取手段の位置ずれを簡単な構成で修正することができ
る。
【0022】上記搬送原稿読取モードでは、搬送状態の
原稿を読み取るようになっているので、原稿読取中に、
読取手段のぶれ等により読取位置がずれれば、原稿の読
取精度の低下を招く虞がある。
【0023】そこで、上記搬送原稿読取モード時におけ
る読取手段の原稿の読取位置を規制する規制手段を設け
ることが考えられる。
【0024】これにより、搬送原稿読取モード時には、
規制手段により読取手段の読取位置が規制される位置が
規制手段によって規制されているので、読取手段のぶれ
等による読取精度の低下を防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について説
明すれば、以下の通りである。
【0026】本実施の形態に係る画像読取装置は、原稿
を読み取る読取部を備えた例えば複写機やファクシミリ
装置等の装置に搭載されており、原稿を読み取る読取手
段を固定して、搬送状態の原稿を読み取る搬送原稿読取
モード(ADFモード)と、上記読取手段を移動させな
がら静置状態の原稿を読み取る静置原稿読取モード(ブ
ックモード)とを必要に応じて切り替えて実行できるよ
うになっている。
【0027】上記ADFモードは、一枚ずつ分離できる
カットシート原稿を搬送した状態で読み取るモードであ
り、ブックモードは、一枚ずつ分離できない本の見開き
原稿等のブック原稿(静置原稿)を読み取るモードであ
る。なお、ブックモードでは、静置原稿を読み取るモー
ドであるので、カットシート原稿であっても、静置した
状態で読み取ることが可能である。
【0028】上記画像読取装置は、図1(a)(b)に
示すように、ADFモードを実行するための機構とし
て、カットシート原稿(以下、単に、原稿Dと称する)
を載置するための原稿ホッパ11と、原稿ホッパ11に
載置された複数枚の原稿Dを分離してガラス台14上の
第1原稿読取部S1に導くための原稿自動搬送装置(以
下、ADFと称する)12と、このADF12を駆動す
るための駆動源であるモータが内蔵された駆動ユニット
13とを備えている。
【0029】上記第1原稿読取部S1は、ブックモード
を実行する際に使用する原稿載置台としてのガラス台1
4の一端部に設定されており、ADF12によって搬送
された原稿を搬送状態で読み取ることのできる大きさに
設定されている。つまり、ADFモードでは、図1
(a)に示すように、後述する読取手段としてのスキャ
ナモジュール16が第1原稿読取部S1に対応するガラ
ス台14直下で固定された状態で原稿Dを読み取るよう
になっているので、該第1原稿読取部S1は、上記スキ
ャナモジュール16によって原稿Dの読取可能な大きさ
に設定される。
【0030】また、上記ガラス台14上に設定された第
1原稿読取部S1の近傍には、該第1原稿読取部S1を
介して、上述した原稿ホッパ11、ADF12および駆
動ユニット13が配設されている。この第1原稿読取部
S1を通過した原稿Dは、図示しない排出部に排出され
る。
【0031】上記ガラス台14上には、上記第1原稿読
取部S1の他に、ブックモード時に使用する第2原稿読
取部S2が設定されている。この第2原稿読取部S2
は、図1(b)に示すように、ガラス台14上に静置し
た本等のブック原稿BDを読み取る部位である。
【0032】また、上記ガラス台14の下方には、図1
(b)に示すように、矢印X・Y方向に移動可能で、原
稿画像を読み取るためのスキャナモジュール16が設け
られている。
【0033】上記スキャナモジュール16は、上記駆動
ユニット13に設けられた第1プーリー17と、該駆動
ユニット13とは反対側の端部のガラス台14の下方の
図示しない筐体に設けられた第2プーリー18とで張架
された駆動ベルト19の回転により矢印X・Y方向に移
動するようになっている。また、上記第1プーリー17
は、駆動ユニット13から駆動力が供給されるようにな
っている。
【0034】また、スキャナモジュール16には、駆動
ベルト19と共に移動するための駆動ベルト固定部20
が設けられている。
【0035】上記スキャナモジュール16の駆動ベルト
固定部20と上記駆動ベルト19とは、以下に示す機構
により固定状態となる。
【0036】例えば、駆動ベルト19がタイミングベル
トで構成されている場合、図5に示すように、スキャナ
モジュール16の駆動ベルト固定部20は、タイミング
ベルト101の歯形101aの対向面20aに、該タイ
ミングベルト101の歯形101aをピッチを含めて転
写して歯形20bが形成され、この歯形20bにタイミ
ングベルト101の歯形101aが歯合されることで、
タイミングベルト101を固定する構成としてもよい。
【0037】また、駆動ベルト19が平ベルト等の読取
方向に対して抵抗がない場合、スキャナモジュール16
の駆動ベルト固定部20は、ベルトを挟み込み、該ベル
トの可動を抑止するように構成してもよい。
【0038】さらに、駆動ベルト19が上記のタイミン
グベルトや平ベルトでない他のベルトの場合には、それ
ぞれのベルトに穴を開け、ネジやピンによりベルトの可
動を抑止するように上記駆動ベルト固定部20を構成し
てもよい。
【0039】したがって、上記スキャナモジュール16
は、駆動ベルト固定部20により駆動ベルト19を固定
することにより、該駆動ベルト19の回転に連動して、
図1(b)に示すように、矢印X・Y方向に移動するよ
うになっている。
【0040】また、上記スキャナモジュール16は、図
1(a)(b)に示すように、ブックモード時には、矢
印X・Y方向に移動しながら、第2原稿読取部S2に載
置されたブック原稿BDを読み取り、ADFモード時に
は、第1原稿読取部S1の直下で移動せず固定された状
態となり、該第1原稿読取部S1に搬送される原稿Dを
読み取るようになっている。
【0041】すなわち、上記構成の画像読取装置におい
て、上記ADFモードを実行する時には、上記スキャナ
モジュール16は、図1(a)に示すように、第1原稿
読取部S1に対応する位置で停止した状態で搬送状態の
原稿Dの読み取りを行うようになっている。
【0042】また、上記構成の画像読取装置において、
上記ブックモードを実行する時には、上記スキャナモジ
ュール16は、図1(b)に示すように、第2原稿読取
部S2に相当する領域を走査できるように矢印X・Y方
向に移動して、ブック原稿BDの読み取りを行うように
なっている。
【0043】ここで、ADFモード時での画像読取装置
の動作について、図1(a)を参照しながら、以下に説
明する。
【0044】原稿ホッパ11に複数枚のカットシート状
の原稿Dが載置され、操作者によって、図示しない読取
スタートのボタンが押されれば、該原稿ホッパ11上の
原稿DがADF12によって一枚ずつ分離され、順次第
1原稿読取部S1に送られる。この第1原稿読取部S1
において、スキャナモジュール16は、固定状態にあ
り、該第1原稿読取部S1に搬送される原稿Dを搬送状
態で順次読み取る。
【0045】そして、第1原稿読取部S1にて読み取ら
れた原稿Dは、図示しない排出部に排出される。
【0046】また、ブックモード時での画像読取装置の
動作について、図1(b)を参照しながら、以下に説明
する。
【0047】ブックモード時では、ガラス台14上の第
2原稿読取部S2に本を見開きにした原稿、すなわちブ
ック原稿BDが静置され、操作者によって、図示しない
読取スタートのボタンが押されれば、上記ガラス台14
の下方でスキャナモジュール16は矢印X・Y方向に該
ガラス台14に沿って移動しながら、上記ブック原稿B
Dを読み取る。
【0048】上記構成の画像読取装置において、ADF
モード時に使用されるADF12には、駆動ユニット1
3からの駆動力が図示しない伝達機構によって伝達さ
れ、ブックモード時に移動するスキャナモジュール16
には、駆動ユニット13からの駆動力が第1プーリー1
7から駆動ベルト19を介して伝達されるようになって
いる。つまり、上記ADF12とスキャナモジュール1
6とは、同じ駆動ユニット13から駆動力が供給されて
いることになる。
【0049】ここで、駆動ユニット13からの駆動力と
は、厳密には、該駆動ユニット13に内蔵された駆動源
であるモータ(図示せず)からの駆動力であるが、説明
の便宜上、上述のように駆動ユニット13からの駆動力
を該駆動ユニット13に内蔵されたモータからの駆動力
と同義として以下に説明する。
【0050】上記ADF12を使用するADFモード
と、上記スキャナモジュール16を移動させるブックモ
ードとは、同時に実行されることはないので、駆動ユニ
ット13内の駆動源、例えば駆動ユニット13に内蔵す
るモータを一つにし、その駆動力をモード切替えに連動
して切り替えるようにすれば、駆動ユニット13をコン
パクトにできる。
【0051】このように、ADFモードとブックモード
とが実行可能な画像読取装置において、ADFモードと
ブックモードとを同じ駆動源(モータ)で駆動するよう
にすれば、装置の構成を簡素化でき、この結果、装置の
軽量化、低コスト化を図ることが可能となる。
【0052】上記モータは、モータギア24に直結され
ており、例えばパルスモータ等の正逆両方向に回転可能
なモータが好適に使用される。
【0053】ここで、駆動ユニット13の詳細な構成に
ついて、図2〜図4を参照しながら以下に説明する。
【0054】上記駆動ユニット13は、図2に示すよう
に、第1プーリー17と一体化され、スキャナモジュー
ル16に駆動力を伝達するためのスキャンギア(駆動歯
車)21と、ADF12(図1)に駆動力を伝達するた
めの第1ADFギア22および第2ADFギア23と、
駆動源であるモータ(図示せず)に直結されたモータギ
ア24と、該モータギア24の駆動力をスキャンギア2
1または第1ADFギア22に切り替えて伝達するため
の遊星ギア装置25とで構成されている。
【0055】上記ギアのうちスキャンギア21、第1A
DFギア22、第2ADFギア23、モータギア24
は、駆動ユニット13を構成する筐体あるいは画像読取
装置の筐体に固定された支持軸により回動自在に軸支さ
れているものとする。
【0056】上記遊星ギア装置25は、2種類の径の異
なるギアが同軸上で一体的に回動する太陽ギアユニット
26と、2つの遊星歯車(第1遊星ギア27と、第2遊
星ギア28)とで構成されている。
【0057】上記太陽ギアユニット26は、画像読取装
置の筐体あるいは駆動ユニット13の筐体に固定された
同じ支持軸上で一体的に回動する大径の第1ギア26a
と小径の第2ギア26bとで構成されている。
【0058】上記第1ギア26aは、上記モータギア2
4に歯合するように配置され、第2ギア26bは、第1
遊星ギア27と第2遊星ギア28とにそれぞれ歯合する
ように配置されている。これにより、モータギア24か
らの駆動力は、第1ギア26aから第2ギア26bを経
て第1遊星ギア27および第2遊星ギア28に伝達され
る。
【0059】上記第1遊星ギア27と第2遊星ギア28
とは、太陽ギアユニット26の支持軸上で回動自在に軸
支された遊星レバー29によって軸支されている。
【0060】上記遊星レバー29は、3方向に延設され
た支持レバー(第1レバー29a、第2レバー29b、
第3レバー29c)を有しており、中心において上記太
陽ギアユニット26の支持軸と同軸上で回動自在に軸支
されている。
【0061】上記第1レバー29aと第2レバー29b
との間の内角は、約120°に設定されており、上記第
2レバー29bと第3レバー29cとの間の内角は、約
90°に設定されている。これらの角度については、第
1遊星ギア27および第2遊星ギア28に歯合するギア
(第1ADFギア22やスキャンギア21)と、後述す
る遊星レバー29の回転を規制するためのストッパピン
30等の配設位置等によって適宜設定されるものとす
る。
【0062】上記遊星ギア装置25において、太陽ギア
ユニット26を回動させることにより、第2遊星ギア2
8は、図2に示すように、スキャンギア21と歯合する
ようになっており、上記第1遊星ギア27は、図3に示
すように、第1ADFギア22と歯合するようになって
いる。
【0063】この場合、モータギア24を正回転させる
と、すなわち図2に示す矢印方向(以下、時計回りと称
する)に回転すると、このモータギア24に歯合してい
る太陽ギアユニット26の第1ギア26aは反時計回り
に回転する。そして、この第1ギア26aと一体的に回
転する第2ギア26bに歯合している第1遊星ギア27
および第2遊星ギア28は時計回りに回転すると共に、
太陽ギアユニット26の周りを反時計回りに回転しよう
とする。
【0064】このとき、図2に示すように、第2遊星ギ
ア28にスキャンギア21が歯合した状態であれば、該
スキャンギア21は反時計回りに回転する。このスキャ
ンギア21に一体的に設けられた第1プーリー17も同
じく反時計回りに回転し、駆動ベルト19も反時計回り
に回転し、この駆動ベルト19によってスキャナモジュ
ール16は矢印Y方向に移動する。
【0065】また、図2に示すように、第2遊星ギア2
8にスキャンギア21が歯合した状態で、モータギア2
4が逆回転、すなわち反時計回りに回転すれば、スキャ
ンギア21は時計回りに回転し、第1プーリー17の時
計回りの回転による駆動ベルト19の回転によってスキ
ャナモジュール16は矢印X方向に移動する。
【0066】一方、図3に示すように、遊星ギア装置2
5において、第1遊星ギア27が第1ADFギア22に
歯合した状態で、モータギア24が時計回りに回転すれ
ば、第1ADFギア22は反時計回りに回転し、この第
1ADFギア22に歯合している第2ADFギア23は
時計回りに回転する。この第2ADFギア23の回転
は、図示しない駆動力伝達機構により図1(a)(b)
に示すADF12に供給される。
【0067】上記遊星レバー29の第3レバー29c
は、上記第1遊星ギア27と第1ADFギア22との歯
合状態と、上記第2遊星ギア28とスキャンギア21と
の歯合状態とをそれぞれ維持させるために使用される。
【0068】また、上記スキャナモジュール16には、
図2に示すように、上記遊星レバー29の回動を規制す
るためのストッパピン30と、画像読取装置の筐体に設
けられたストッパ31の移動を制御するためのストッパ
駆動ピン33が設けられている。
【0069】上記ストッパ31は、矢印X・Y方向に移
動可能に設けられており、矢印Y方向端部、すなわち後
端部31bにストッパバネ32が取りつけられている。
このストッパバネ32は、画像読取装置の筐体に固定さ
れており、ストッパ31を矢印Y方向に付勢するように
なっている。
【0070】上記ストッパ31は、図2に示すように、
先端部31aがストッパピン30と対向する位置をホー
ムポジションとしている。つまり、このホームポジショ
ンでは、上記ストッパ31に上記ストッパバネ32の付
勢力はかからないようになっている。
【0071】このホームポジションでは、第3レバー2
9cは、ストッパピン30によって反時計回りの回転が
規制され、ストッパ31によって時計回りの回転が規制
されるように、ストッパピン30とストッパ31の先端
部31aとで挟持された状態となっている。
【0072】このため、ブックモード時には、第2遊星
ギア28が図2に示すようにスキャンギア21に歯合し
た状態で維持される。
【0073】つまり、モータギア24が時計回りに回転
する時、太陽ギアユニット26は反時計回りに回転する
ので、第1遊星ギア27および第2遊星ギア28は反時
計回りに回転しようとする。しかしながら、遊星レバー
29の第3レバー29cは、ストッパピン30に当接状
態にあるので、該遊星レバー29の反時計回りの回転は
規制され、第2遊星ギア28とスキャンギア21との歯
合状態が維持される。
【0074】一方、モータギア24が反時計回りに回転
する時、太陽ギアユニット26は時計回りに回転するの
で、第1遊星ギア27および第2遊星ギア28は時計回
りに回転しようとする。しかしながら、遊星レバー29
の第3レバー29cは、ストッパ31の先端部31aに
当接状態にあるので、該遊星レバー29の時計回りの回
転は規制され、第2遊星ギア28とスキャンギア21と
の歯合状態が維持される。
【0075】上記ストッパ駆動ピン33は、スキャナモ
ジュール16が矢印X方向に移動する時に、ストッパ3
1の後端部31bに当接し、ストッパバネ32の付勢力
に抗して該ストッパ31を矢印X方向に移動させるよう
になっている。
【0076】つまり、スキャナモジュール16が矢印X
方向に移動するということは、モータギア24が時計回
りに回転することである。この場合、モータギア24が
時計回りに回転すると太陽ギアユニット26は反時計回
りに回転し、第1遊星ギア27および第2遊星ギア28
は時計回りに回転する。すなわち、遊星レバー29は時
計回りに回転する。よって、第3レバー29cは、スト
ッパ31の先端部31aの当接方向に回転しようとす
る。
【0077】ところが、上記ストッパ31は、図3に示
すように、スキャナモジュール16の矢印X方向への移
動に連動して矢印X方向に移動するようになっているの
で、先端部31aと第3レバー29cとの当接状態が解
除される。これにより、第3レバー29c、すなわち遊
星レバー29は、時計回りに回転することが可能とな
る。
【0078】このように、遊星レバー29が時計回りに
回転することにより、第1遊星ギア27は、第1ADF
ギア22に歯合する位置まで移動する。このとき、第2
遊星ギア28は、図3に示すように、ストッパピン30
に当接し、それ以上の遊星レバー29の回転が規制され
る。
【0079】したがって、モータギア24からの回転力
は、第1ギア26a、第2ギア26b、第1遊星ギア2
7、第1ADFギア22、第2ADFギア23を経て図
示しない駆動力伝達機構を介して、ADF12(図1
(a)(b))に伝わる。
【0080】このように、モータギア24の回転方向、
すなわち一つのモータ(駆動源)の回転方向を変更する
だけで、遊星ギア装置25の第1遊星ギア27および第
2遊星ギア28の歯合状態を切り替えることができ、こ
れによって、スキャナモジュール16への駆動力と、A
DF12への駆動力とを簡単に切り替えることができ
る。
【0081】ここで、上記構成の画像読取装置における
各モードの切り替え動作説明について、図2および図3
を参照しながら以下に示す。
【0082】まず、ブックモードからADFモードへの
切り替えについて説明する。この切り替えは、図示しな
い複写機の操作パネルを操作することで実行される。
【0083】図2に示すブックモードの状態において、
モータギア24を反時計回りに回転させ、スキャナモジ
ュール16をブックモードにおけるホームポジションか
らさらに、矢印X方向に移動させる。この時、スキャナ
モジュール16に固定されているストッパ駆動ピン33
がストッパ31の後端部31bに当接し、該ストッパ3
1をストッパバネ32の付勢力に抗して矢印X方向に押
しながら移動させる。
【0084】このストッパ31の矢印X方向への移動に
より、該ストッパ31の先端部31aと遊星レバー29
の第3レバー29cとの当接状態が解除される。これに
より、第2遊星ギア28は、太陽ギアユニット26の周
りを時計回りに回転することが可能となり、図3に示す
ように、ストッパピン30に当接するまで回転する。
【0085】この時、第1遊星ギア27は、第2遊星ギ
ア28と同様に太陽ギアユニット26の周りを時計回り
に回って、最終的に、図3に示すように、第1ADFギ
ア22と歯合した状態となる。
【0086】ここで、ADF12の駆動は、モータギア
24の逆回転方向に限定され、停止あるいは逆回転の何
れかであれるため、第1遊星ギア27の第1ADFギア
22への歯合状態と第2遊星ギア28のストッパピン3
0への当接状態は、ADFモードの間変化しない。
【0087】次に、ADFモードからブックモードへの
切り替えについて説明する。この切り替えは、上述した
ブックモードからADFモードへの切り替えと同様に、
図示しない複写機の操作パネルを操作することで実行さ
れる。
【0088】図3に示すADFモードでは、ADF12
が駆動するのは、モータギア24が反時計回りに回転す
るときであり、該モータギア24が時計回りに回転すれ
ば、第1遊星ギア27と第2遊星ギア28とは、太陽ギ
アユニット26の周りを反時計回りに回転し、上記第1
遊星ギア27と第1ADFギア22との歯合状態が解除
される。
【0089】そして、モータギア24の時計回りの回転
により、第2遊星ギア28は太陽ギアユニット26の周
りを反時計回りに回転し、スキャンギア21に歯合す
る。この時、遊星レバー29の第3レバー29cは、反
時計回りに回転するが、ストッパ31の先端部32aと
は当接することなく、ストッパピン30に当接するまで
回転する。これにより、第2遊星ギア28とスキャンギ
ア21との歯合状態が維持される。
【0090】また、第2遊星ギア28とスキャンギア2
1とが歯合状態のとき、モータギア24がさらに時計回
りに回転すれば、スキャンギア21が反時計回りに回転
し、スキャナモジュール16を矢印Y方向に移動させ
る。このとき、ストッパ31はスキャナモジュール16
のストッパ駆動ピン33による規制が解除されるので、
図2に示すように、先端部31aとストッパピン30と
で遊星レバー29の第3レバー29cを挟持するように
なる。これにより、ADFモードからブックモードに切
り替えられ、遊星ギア装置25の状態、すなわち第2遊
星ギア28とスキャンギア21との歯合状態が維持され
る。
【0091】ところで、上記構成の駆動ユニット13に
おける駆動機構の制御は、通常、ソフトウェアで実行さ
れる。つまり、画像読取装置を搭載した複写機の制御装
置によって駆動ユニット13の駆動機構が制御される。
【0092】ところが、停電、ソフトウェアのバグ等で
画像読取装置が、ブックモードでもなく、ADFモード
でもないような位置、すなわち異常な位置で停止する場
合がある。この場合、画像読取装置を正常な位置、すな
わち図2に示すブックモードの位置か、図3に示すAD
Fモードの位置に戻す必要がある。
【0093】そこで、上記のような画像読取装置の異常
停止位置から正常停止位置に戻すための機構(バックア
ップモード)について以下に説明する。
【0094】通常の場合、例えばブックモードで異常停
止した場合、スキャナモジュール16を左右(矢印X・
Y方向(図2))に移動させ、その位置を確認する等の
簡単な手順で正常な状態に復帰させることが可能であ
る。
【0095】また、ADFモードで異常停止した場合、
例えば、図4に示すように、スキャナモジュール16が
矢印Y方向に移動し、ストッパ31がブックモード時の
ホームポジション位置まで待避した場合、特別な機構が
なければ、通常回復させることは非常に困難である。
【0096】しかしながら、本画像読取装置では、図4
に示すように、ADFモード時に、スキャナモジュール
16が矢印Y方向に移動し、ストッパ31がブックモー
ド時のホームポジション位置まで待避した場合に、スキ
ャナモジュール16を正常な位置に移動させるための回
復手段としての補助ギア(補助歯車)34が設けられて
いる。
【0097】上記補助ギア34は、遊星レバー29の第
3レバー29cがストッパ31の先端部31aの下部に
当接した位置で、第2遊星ギア28と歯合するようにな
っている。この状態で、モータギア24が時計回りに回
転するとその駆動力は、太陽ギアユニット26、第2遊
星ギア28、補助ギア34を介してスキャンギア21に
伝達される。このスキャンギア21は、時計回りに回転
し、スキャナモジュール16を矢印X方向に移動させ
る。
【0098】これにより、ストッパ駆動ピン33がスト
ッパ31の後端部31bに再び当接し、矢印X方向に押
すようになるので、遊星レバー29の第3レバー29c
とストッパ31の先端部31aとの当接が解除される。
この結果、遊星レバー29は、第3レバー29cがスト
ッパピン30に当接するまで回転し、第1遊星ギア27
は第1ADFギア22に歯合し、図3に示すADFモー
ドに復帰する。
【0099】上記構成の画像読取装置によれば、スキャ
ナモジュール16とADF12への駆動源である単一の
モータからの駆動力の切り替えを、上記遊星ギア装置2
5と、この遊星ギア装置25に連動する読取手段として
のスキャナモジュール16を矢印X・Y方向に移動させ
ることで行うようになっているので、従来のように、単
一のモータからの駆動力を切り替えて供給する際に使用
される切替手段にソレノイドや電磁クラッチを用いた場
合に比べて装置を安価に製造でき、結果として、画像読
取装置の低コスト化が図れる。
【0100】上記のスキャナモジュール16は、太陽ギ
アユニット26と第1遊星ギア27および第2遊星ギア
28の搭載された回転部の間にバネで与圧がかけられ、
太陽ギアユニット26の回転力により、第1遊星ギア2
7および第2遊星ギア28は該太陽ギアユニット26の
周りを回転して、モータギア24からの駆動力をADF
モードとブックモードとに切り替えるようになってい
る。
【0101】ところが、振動等の外的要因により、スキ
ャナモジュール16の位置がわずかに変化する虞があ
る。このため、特に、ADFモードの場合、スキャナモ
ジュール16を固定状態で原稿Dの読取を行うので、該
スキャナモジュール16の停止位置をより精度よく行う
必要がある。
【0102】ここで、ADFモードの場合のスキャナモ
ジュール16の停止位置の精度向上のための機構につい
て、図6(a)(b)を参照しながら以下に説明する。
【0103】ADFモード時において、スキャナモジュ
ール16は、図6(a)に示すように、2つのストッパ
(第1ストッパ41、第2ストッパ42)により矢印X
・Y方向への移動が規制されるようになっている。
【0104】上記第1ストッパ41は、スキャナモジュ
ール16の矢印X方向への移動を規制するためのもので
あり、上記第2ストッパ42は、スキャナモジュール1
6の矢印Y方向への移動を規制するためのものである。
【0105】上記第1ストッパ41は、画像読取装置あ
るいは駆動ユニット13の筐体に固定されており、上記
第2ストッパ42は、画像読取装置あるいは駆動ユニッ
ト13の筐体に固定された支持軸43を回転中心とし
て、回動自在に軸支されている。
【0106】上記第2ストッパ42は、回転中心近傍に
シーソバネ44が接続されている。このシーソバネ44
は、第2ストッパ42を、図6(a)に示す状態と、図
6(b)に示す状態とで安定して保持することができる
ように設けられたものである。
【0107】また、上記第2ストッパ42は、図6
(a)(b)に示すように、スキャナモジュール16に
対する規制面が略谷形状となっており、図6(a)に示
す位置規制状態では、規制面のうち第1規制面42aが
スキャナモジュール16に当接し、図6(b)に示す位
置開放状態では、スキャナモジュール16には当接しな
いようになっている。
【0108】また、図6(b)に示す位置開放状態か
ら、図6(a)に示す位置規制状態に切り替える場合、
スキャナモジュール16を矢印X方向に移動させ、該ス
キャナモジュール16の下端部に形成された突起部16
aが第2ストッパ42の規制面のうち第1規制面42a
に対向する第2規制面42bに当接することで、該第2
ストッパ42は、反時計周りに回転し、シーソバネ44
によって、図6(a)に示すような状態でスキャナモジ
ュール16の位置規制を行うようになる。
【0109】なお、位置規制方法としては、上述したも
のの他、例えばディテントを打ち込む等、位置規制の全
ての手段に対して有効であることはいうまでもない。
【0110】ここで、上記ディテントを打ち込んでスキ
ャナモジュール16の位置規制を行う場合の位置規制方
法について、図7(a)〜(c)を参照しながら以下に
説明する。
【0111】この場合、図7(a)〜(c)に示すよう
に、画像読取装置あるいは画像表示装置の所定の位置
に、矢印X・Y方向(水平方向)に直交する矢印W・Z
方向(上下方向)に移動可能に設けられたディテント5
1と、このディテント51を矢印Z方向に付勢する弾性
体としてのバネ52とが設けられる。
【0112】また、スキャナモジュール16は、矢印X
方向端面に、該スキャナモジュール16が矢印X方向に
移動したときに、ディテント51の先端部51aと当接
する傾斜面16bが形成されると共に、底面16dに、
該ディテント51の先端部51aの一部に勘合する窪部
16cが形成されている。
【0113】上記ディテント51は、スキャナモジュー
ル16がブックモード時の原稿の位置にある場合、図7
(a)に示すように、スキャナモジュール16の底面1
6dよりもその先端部51aが突出した状態で待機して
いる。
【0114】そして、ブックモードの状態からADFモ
ードが選択されると、スキャナモジュール16は、矢印
X方向に移動する。このとき、ディテント51は、ま
ず、先端部51aがスキャナモジュール16の傾斜面1
6bに当接し、さらに、該スキャナモジュール16が矢
印X方向へ移動することにより、バネ52の矢印Z方向
への付勢力に抗して矢印W方向に移動され、図7(b)
に示すように、該スキャナモジュール16の底面16d
に当接する。
【0115】図7(b)に示す状態から、スキャナモジ
ュール16がさらに矢印X方向に移動すると、ディテン
ト51の先端部51aは、図7(c)に示すように、該
スキャナモジュール16の窪部16cに勘合する。この
状態を、スキャナモジュール16の、ADFモード時の
原稿の読取位置とすれば、該スキャナモジュール16に
はすでに駆動力が伝達されず、しかも、ディテント51
の先端部51aがスキャナモジュール16の窪部16c
に勘合状態にあるので、スキャナモジュール16の微小
な動き、すなわち微小なぶれを抑止できる。
【0116】上述のように、ディテント51を用いる場
合、スキャナモジュール16には、矢印X・Y方向(水
平方向)の可動を制する力として摩擦力しか働かないの
で、この摩擦力以上にスキャナモジュール16を動かす
分力が働くように該ディテント51の先端部51aを形
成することにより、スキャナモジュール16は微動可能
となり、ディテント51によって所定の位置に規制する
ことができる。
【0117】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、以上のよう
に、原稿を読み取る読取手段を固定して、搬送状態の原
稿を読み取る搬送原稿読取モードと、上記読取手段を移
動させて、静置状態の原稿を読み取る静置原稿読取モー
ドとが実行可能な画像読取装置であって、同一駆動源か
ら供給される、上記搬送原稿読取モード時に原稿を搬送
させるための駆動力と、上記静置原稿読取モード時に読
取手段を移動させるための駆動力とを、該読取手段を移
動させることにより切り替える切替手段が設けられてい
る構成である。
【0118】それゆえ、搬送原稿読取モード時に、原稿
を搬送させるための駆動力と、静置原稿読取モード時
に、読取手段を移動させるための駆動力とを同一駆動源
から切り替えて供給することにより、従来のように、原
稿読取モード毎に駆動源であるモータを用意した場合の
ように、各モータから駆動力を伝達するための機構を原
稿読取モード毎に別々に設ける必要がなくなる。
【0119】これにより、駆動源から、各原稿読取モー
ド時に必要な駆動力を伝達するための機構を簡素化で
き、この結果、装置の小型化を図ることができる。
【0120】しかも、駆動源からの駆動力の切り替えを
行う切替手段は、該読取手段を移動させることにより切
り替えるようになっているので、従来のように、単一の
駆動源(モータ)からの駆動力の伝達の切替に、ソレノ
イドや電磁クラッチ等の高価な部品を使用する必要がな
くなり、この結果、装置の低コスト化を図ることができ
るという効果を奏する。
【0121】上記切替手段は、少なくとも2つの遊星歯
車を備え、これら遊星歯車の切替えにより駆動源からの
駆動力の切替えを行うようにしてもよい。
【0122】この場合、搬送原稿読取モードと静置原稿
読取モードとの2つのモードの切り替え時に、駆動力を
切り替えればよいので、切替手段を構成する遊星歯車を
少なくとも2つ使用すればよく、切替手段の構成をさら
に簡略できるという効果を奏する。
【0123】上記遊星歯車の切替えを、駆動源であるモ
ータの回転と、読取手段の移動とを連動して行うように
してもよい。
【0124】この場合、遊星歯車を切り替えるための手
段を別に設ける必要がないので、切替手段の構成の簡素
化を図ることができるという効果を奏する。
【0125】上記読取手段の、上記遊星歯車からの駆動
力が伝達される駆動歯車に歯合し、該読取手段が搬送原
稿読取モード時における原稿の読取位置からずれた時に
上記遊星歯車に歯合する補助歯車を設けてもよい。
【0126】このように、搬送原稿読取モード時におい
て、読取手段が所定の原稿読取位置からずれた場合に、
該読取手段の駆動歯車に歯合している補助歯車が、遊星
歯車に歯合するので、該遊星歯車の回転により、補助歯
車を介して駆動歯車に駆動力が伝達される。これによ
り、読取手段の原稿の読取位置ずれが修正され、搬送原
稿読取モード時における原稿の読取位置に該読取手段が
戻される。
【0127】よって、搬送原稿読取モード時における読
取手段の位置ずれを簡単な構成で修正することができる
という効果を奏する。
【0128】上記搬送原稿読取モードでは、搬送状態の
原稿を読み取るようになっているので、原稿読取中に、
読取手段のぶれ等により読取位置がずれれば、原稿の読
取精度の低下を招く虞がある。
【0129】そこで、上記搬送原稿読取モード時におけ
る読取手段の原稿の読取位置を規制する規制手段を設け
ることが考えられる。
【0130】これにより、搬送原稿読取モード時には、
規制手段により読取手段の読取位置が規制される位置が
規制手段によって規制されているので、読取手段のぶれ
等による読取精度の低下を防ぐことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の画像読取装置のシート原稿読
取時(ADFモード時)の動作状態を示す説明図であ
り、(b)は(a)で示した画像読取装置のブック原稿
読取時(ブックモード時)の動作状態を示す説明図であ
る。
【図2】図1に示す画像読取装置の駆動ユニットにおけ
るブックモード時の動作を示す説明図である。
【図3】図1に示す画像読取装置の駆動ユニットにおけ
るADFモード時の動作を示す説明図である。
【図4】図1に示す画像読取装置の駆動ユニットにおけ
るバックアップモード時の動作を示す説明図である。
【図5】図1に示す画像読取装置の駆動ユニットにおけ
る駆動ベルト固定部による駆動ベルトの固定動作を示す
説明図である。
【図6】(a)はスキャナモジュールの停止位置が規制
された状態を示す説明図であり、(b)はスキャナモジ
ュールの停止位置が開放された状態を示す説明図であ
る。
【図7】(a)〜(c)は、スキャナモジュールの停止
位置の規制動作を示す説明図である。
【符号の説明】
11 原稿ホッパ 12 ADF 13 駆動ユニット 14 ガラス台 16 スキャナモジュール(読取手段、切替手段) 21 スキャンギア(駆動歯車) 22 第1ADFギア 23 第2ADFギア 24 モータギア 25 遊星ギア装置(切替手段) 26 太陽ギアユニット 27 第1遊星ギア(遊星歯車) 28 第2遊星ギア(遊星歯車) 41 第1ストッパ(規制手段) 42 第2ストッパ(規制手段) 51 ディテント(規制手段)
フロントページの続き (72)発明者 青木 真美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 上島 浩 長野県岡谷市本町二丁目5番3号 ファイ ン・テクノロジー株式会社内 (72)発明者 五味 正男 長野県岡谷市本町二丁目5番3号 ファイ ン・テクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA01 AA19 CA01 CB01 3J009 DA17 DA18 EA11 EA21 EA35 EA44 ED10 ED14 FA16 FA17 3J062 AA35 AB01 AC01 BA11 BA12 BA14 BA22 BA29 CG01 CG72 CG83 5C072 AA01 BA02 EA05 LA02 MA02 MA05 NA01 XA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取る読取手段を固定して、搬送
    状態の原稿を読み取る搬送原稿読取モードと、 上記読取手段を移動させて、静置状態の原稿を読み取る
    静置原稿読取モードとが実行可能な画像読取装置であっ
    て、 同一駆動源から供給される、上記搬送原稿読取モード時
    に原稿を搬送させるための駆動力と、上記静置原稿読取
    モード時に読取手段を移動させるための駆動力とを、該
    読取手段を移動させることにより切り替える切替手段が
    設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】上記切替手段は、少なくとも2つの遊星歯
    車を備え、これら遊星歯車の切替えにより上記駆動源か
    らの駆動力の切替えを行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】上記駆動源をモータとした場合、上記遊星
    歯車の切替えを、該モータの回転と、上記読取手段の移
    動とを連動させて行うことを特徴とする請求項2記載の
    画像読取装置。
  4. 【請求項4】上記読取手段の、上記遊星歯車からの駆動
    力が伝達される駆動歯車に歯合し、該読取手段が搬送原
    稿読取モード時における原稿の読取位置からずれた時に
    上記遊星歯車に歯合する補助歯車が設けられていること
    を特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】上記搬送原稿読取モード時における読取手
    段の原稿の読取位置を規制する規制手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の
    画像読取装置。
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