JP2002258611A - 回転式現像装置 - Google Patents

回転式現像装置

Info

Publication number
JP2002258611A
JP2002258611A JP2001052804A JP2001052804A JP2002258611A JP 2002258611 A JP2002258611 A JP 2002258611A JP 2001052804 A JP2001052804 A JP 2001052804A JP 2001052804 A JP2001052804 A JP 2001052804A JP 2002258611 A JP2002258611 A JP 2002258611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
developer
housing
discharge port
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001052804A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Murata
重美 村田
Shintaro Kaneko
伸太郎 金子
Mutsumi Kikuchi
睦 菊池
Ryuji Hattori
龍治 服部
Hirohisa Kono
裕久 河野
Shino Yokoyama
志野 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001052804A priority Critical patent/JP2002258611A/ja
Publication of JP2002258611A publication Critical patent/JP2002258611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器内の現像剤を長期にわたり過不足なく
適正な量に維持することのできるトリックル方式の回転
式現像装置を提供する。 【解決手段】 トリックル方式の回転式現像装置におい
て、現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジング5
の上部に開設される第一排出口10と、前記現像ハウジ
ング5上部内面に当接して前記第一排出口10を閉塞す
る閉塞位置と前記現像ハウジング5上部内面から離隔し
て当該第一排出口10を開放する開放位置との間で回動
可能に支持され、前記現像位置Pdでは重力の作用によ
り前記第一排出口10を開放して前記余剰現像剤を貯留
する一方、前記現像後待機位置Paでは重力の作用によ
り当該第一排出口10を閉塞し且つ貯留された余剰現像
剤を排出する第一シャッター部材11とを備えた第一排
出部12と、この第一排出部12と同様の構成を有する
第二排出部15とを具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ等の画像形成装置で多色画像を形成する際に用
いられる現像装置に係り、特に、トナー及びキャリアか
らなる二成分現像剤が用いられる現像器を回転ホルダに
複数備えてなる回転式現像装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機またはプリンタ等
の画像形成装置においては、感光体ドラム等の潜像担持
体上の静電潜像を現像装置で可視像化することが行われ
る。この種の現像装置のうちトナー及びキャリアからな
る二成分現像剤を用いるものでは、現像動作によりトナ
ーが消費される一方、キャリアは消費されずに現像装置
内に残る。従って、現像装置内でトナーと共に攪拌され
るキャリアは攪拌頻度が多くなるにつれて劣化する。
【0003】そこで、現像剤の劣化を抑制するために、
所謂トリックル現像方式が既に採用されている。このト
リックル現像方式は、現像動作により消費されるトナー
を補給すると共に、現像装置内に新しいキャリアも補給
し、補給により過剰になった現像装置内の現像剤を排出
し、このような現像剤の補給・排出動作を逐次繰り返す
ことによって、現像装置内の劣化現像剤を新たに供給さ
れるトナー及びキャリアに置換していき、現像装置内の
現像剤の現像特性を一定に維持するものである。これに
より、現像剤の帯電性能を維持し、形成画像の画質の低
下を抑えることが可能になる。
【0004】一方、近年複写機及びプリンタのカラー化
が進んできている。複写機またはプリンタ等の画像形成
装置において、カラー画像を得るための一つの方式とし
て、複数色のトナー像を潜像担持体上に順次形成し、こ
の複数色のトナー像を用紙等の記録媒体上に順次あるい
は一括して重ね合わせる手法が知られている。このよう
なカラー画像形成装置においては、例えば回転ホルダに
各色成分用の複数の現像装置を搭載し、この回転ホルダ
を回転させることにより必要な現像器を潜像担持体に対
向配置するようにした回転式現像装置(所謂ロータリー
方式)を用いるようにしたものが既に提案、実用化され
ている。
【0005】本出願人は、既に、所謂トリックル方式を
採用した回転式現像装置に関する提案を行っている(例
えば特開平11−295983号公報参照)。この回転
式現像装置は、例えば図39に示すように、回転可能な
回転ホルダ501にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、ブラック(K)の各現像剤を収容する現
像器502Y、502M、502C、502Kを搭載し
たものであり、この回転ホルダ501を図示しないホル
ダ駆動装置で駆動することにより各現像器502Y、5
02M、502C、502Kを潜像担持体500に対向
する現像位置Pdへと選択的に配置して現像を行わせ、
現像後は前記現像位置Pdの上方となる現像後待機位置
Paへと移動させるようにしたものである。そして、各
現像器502Y〜502Kは、例えばブラック現像器5
02Kを例に説明すると、前記潜像担持体500に対向
する部位が開口した現像ハウジング503を有し、この
現像ハウジング503の開口に面した箇所に現像ロール
504を配設すると共に、この現像ロール504に隣接
した現像ハウジング503内には一対の攪拌搬送オーガ
ー505、506を配設し、更に、現像ロール504の
現像部位の手前側には層厚規制部材507を配設したも
のである。
【0006】また、ブラック現像器502Kには、現像
ハウジング503に設けられた補給口(図示せず)を介
してブラックトナー及びキャリアからなる現像剤を補給
する補給パイプ508が設けられる。更に、現像ハウジ
ング503の前記攪拌搬送オーガー506上方には、余
剰現像剤を排出する排出口509及びこの排出口509
を開閉するシャッター510からなる排出部511が設
けられている。ここで、シャッター510は、現像ハウ
ジング503上部内面に当接して前記排出口509を閉
塞する閉塞位置と前記現像ハウジング503上部内面か
ら離隔して当該排出口509を開放する開放位置との間
で回動可能に支持され、前記現像位置Pdでは重力の作
用により前記排出口509を開放して前記余剰現像剤を
貯留する一方、前記現像後待機位置Pdでは重力の作用
により当該排出口509を閉塞し且つ貯留された余剰現
像剤を排出するようになっている。
【0007】一方、前記回転ホルダ501の回転軸50
1aには略90°間隔で連通口512Y、512M、5
12C、512Kが開設されており、これらと前記各現
像器502Y〜502Kの各排出口509とが接続され
るようになっている。そして、前記回転ホルダ501の
回転軸501aの内部には軸方向に伸びる通路が形成さ
れており、この通路に沿って当該通路の内径に略合致し
た固定回収管513が収容されている。この固定回収管
513の内部には軸方向に向かって延びる回収オーガー
514が配設されており、また、その上部には、回転軸
501aの上部側に位置する一つの連通口512に対す
る一つの回収口515が形成されている。
【0008】この回転式現像装置において、例えばブラ
ックのトナー像を連続して現像する場合は、ブラック現
像器502Kが現像位置Pdに配置され、攪拌搬送オー
ガー505、506が駆動されて現像ハウジング503
内の現像剤を攪拌搬送すると共に、現像ロール504も
駆動されて潜像担持体500上の静電潜像をトナー現像
する。そして、現像動作によってトナーが消費されるの
に伴って前記補給パイプ508より新たなトナー及びキ
ャリアが補給され、現像ハウジング503内の現像剤量
が増加して現像剤の嵩高さ(上面位置)が上昇する。こ
のとき、排出部511のシャッター510は開放位置に
あり、攪拌搬送オーガー505、506により循環搬送
される現像剤の一部がシャッター510上面に貯留され
る。そして、ブラック現像器502Kによる現像が終了
すると、当該ブラック現像器502Kは現像後待機位置
Paに移動し、その際、前記シャッター510が開放位
置から閉塞位置へと移動する。このとき、現像位置Pd
においてシャッター510上に貯留されていた現像剤
(余剰現像剤)は、当該シャッター510の閉塞に伴っ
て現像ハウジング503外へ排出され、排出された余剰
現像剤は連通口512K及び回収口515を介して固定
回収管513へと導かれ、その後回収オーガー514に
より現像装置の外部へと排出される。
【0009】このようにすることで、搭載される各現像
器502Y、502M、502C、502K内の現像剤
の劣化は抑制され、その量も適切な範囲に維持される。
また、シャッター510を設けることにより、現像剤の
不要な排出を抑制でき、且つ、重力により自動的にシャ
ッター510を開閉させているので構成も簡易になる、
といった利点を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
モノクロ画像の連続形成時など、一つの現像器(モノク
ロ画像の場合はブラック現像器502K)を使用して連
続現像動作を行わせる場合には、現像ハウジング503
内に新たな現像剤が次々と補給されていく一方、シャッ
ター510の現像剤貯留能力には限界があるため、ブラ
ック現像器502K内の現像剤量が過剰になってしま
い、更に、過剰となった現像剤がシャッター510を閉
塞位置まで押し上げてしまうという事態を招き、過剰な
現像剤を排出することができなくなるため、攪拌搬送オ
ーガー505、506の駆動系に過負荷がかかったり、
また、攪拌不足によるトナーの帯電低下及びこれに伴う
現像不良(画質低下)が発生するという技術的課題がみ
られた。
【0011】このような技術的課題を解決するため、本
出願人は、上述した回転式現像装置において、モノクロ
画像の連続形成時には所定時間毎にブラック現像器50
2Kの現像動作を中止させ、現像後待機位置Paに当該
ブラック現像器502Kを移動させて余剰現像剤を排出
した後、再度現像位置Paに移動させて現像動作を再開
するようにした技術について提案を行った(特開200
0−122414号公報参照)。
【0012】また、本出願人は、ブラック現像器502
Kに設けられる排出部511すなわち排出口509及び
シャッター510の大きさを他色のものより大きく設定
することで、貯留可能な現像剤量を多くするようにした
技術についても提案を行った(特開2000−3218
58号公報参照)。
【0013】しかしながら、前者の場合には、画像形成
を一時中断して余剰現像剤を排出するモードを設けなけ
ればならない分、余分な時間がかかり、画像形成効率が
低下し易いという技術的課題がみられた。
【0014】また、後者の場合には、確かに、シャッタ
ー510の現像剤貯留能力を増加させることは可能であ
るものの、一方で過剰となった現像剤がシャッター51
0を閉塞位置まで押し上げてしまう事態を完全に回避す
ることができず、結局現像剤の排出が行えなくなってし
まうという問題が残ってしまう。
【0015】一方、上記特開2000−321858号
公報には、排出口509近傍に当該排出口509に連通
するスリット部を設け、過剰な現像剤によりシャッター
510が閉塞位置に押し上げられるような場合にも、当
該スリット部を介して余剰現像剤を排出できるようにし
た技術も記載されている。しかしながら、スリット部だ
けでは排出できる現像剤量に限界があり、大量の余剰現
像剤には対応しきれないという技術的課題がみられた。
【0016】また、上述した回転式現像装置では、一般
に、モノクロ画像の形成頻度が高いことを考慮し、非画
像形成時に現像位置Pdに近い部位にブラック現像器5
02Kを待機させるようになっている。そして、フルカ
ラー画像形成時には、高画質を得る目的から、イエロー
(Y)→マゼンタ(M)→シアン(C)→ブラック
(K)の順で現像を行うものが知られている。すると、
このタイプのものにおいては、フルカラー画像形成時に
はブラック現像器502Kを飛ばしてイエロー現像器5
02Yから現像を開始することとなるが、その際、ブラ
ック現像器502K内の現像剤が排出口509を介して
飛び出してしまうという問題があった。この現像剤は、
余剰現像剤ではないことから、不必要に現像剤が排出さ
れることとなってしまい、現像剤不足による現像不良及
びこれに伴う画質不良や、無駄に消費される現像剤量の
増加を招いてしまうという技術的課題がみられた。
【0017】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、現像器内の現像剤を長期に
わたり過不足なく適正な量に維持することのできるトリ
ックル方式の回転式現像装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第一
の態様は、図1(a)〜(c)に示すように、回転ホル
ダ1に複数の現像器2(例えば2a〜2d)を搭載し、
当該回転ホルダ1を間欠的に回転させることにより潜像
担持体3に対向する現像位置Pdに各現像器2を選択的
に配置し、当該潜像担持体3上の各色成分潜像を対応す
る現像器2でトナー現像すると共に、当該現像位置Pd
にある現像器2が現像後に上方の現像後待機位置Paへ
と移動する回転式現像装置であって、前記各現像器2に
は、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤が収容さ
れ且つ一部に現像用開口4が開設される現像ハウジング
5と、前記現像用開口4に面して配設され且つ前記二成
分現像剤を担持搬送する現像剤担持体6と、前記現像ハ
ウジング5内の二成分現像剤を攪拌搬送して前記現像剤
担持体6に供給する攪拌搬送部材7(例えば7a、7
b)と、前記現像ハウジング5内にトナー及びキャリア
を補給する現像剤補給部8と、前記現像ハウジング5内
の余剰現像剤を排出する現像剤排出部9とを具備させた
ものにおいて、前記現像剤排出部9は、前記現像位置P
dにおける現像器2の現像ハウジング5の上部に開設さ
れる第一排出口10と、前記現像ハウジング5上部内面
に当接して前記第一排出口10を閉塞する閉塞位置と前
記現像ハウジング5上部内面から離隔して当該第一排出
口10を開放する開放位置との間で回動可能に支持さ
れ、前記現像位置Pdでは重力の作用により前記第一排
出口10を開放して前記余剰現像剤を貯留する一方、前
記現像後待機位置Paでは重力の作用により当該第一排
出口10を閉塞し且つ貯留された余剰現像剤を排出する
第一シャッター部材11とを備えた第一排出部12と、
前記現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジング5
の上部に開設される第二排出口13と、前記現像ハウジ
ング5上部内面に当接して前記第二排出口13を閉塞す
る閉塞位置と前記現像ハウジング5上部内面から離隔し
て当該第二排出口13を開放する開放位置との間で回動
可能に支持され、前記現像位置Pdでは重力の作用によ
り前記第二排出口13を開放して前記余剰現像剤を貯留
する一方、前記現像後待機位置Paでは重力の作用によ
り当該第二排出口13を閉塞し且つ貯留された余剰現像
剤を現像ハウジング5外へ排出する第二シャッター部材
14とを備えた第二排出部15とを有することを特徴と
する。尚、図1(c)は、図1(b)のIC−IC断面図で
ある。
【0019】このような技術的手段において、本発明の
第一の態様における現像剤排出部9は、二つの排出部す
なわち第一排出部12及び第二排出部15を有してい
る。ここで、前記第一排出部12は第一排出口10及び
第一シャッター部材11より構成され、一方、前記第二
排出部15は第二排出口13及び第二シャッター部材1
4より構成される。ここで、構成の簡易化という観点か
らすれば、各排出口10、13及び各シャッター部材1
1、14を夫々同一のもので構成することが好ましい。
【0020】更に、第一排出部12及び第二排出部15
の配設位置については、現像ハウジング5の上部であれ
ば適宜位置より選定して差し支えないが、第一シャッタ
ー部材11及び第二シャッター部材14への余剰現像剤
の貯留を容易にするという観点からすれば、両者共に現
像位置Pdにおける攪拌搬送部材7の上方とすることが
好ましい。
【0021】また、本発明の第二の態様は、図2(a)
〜(c)に示すように、回転ホルダ1に複数の現像器2
(例えば2a〜2d)を搭載し、当該回転ホルダ1を間
欠的に回転させることにより潜像担持体3に対向する現
像位置Pdに各現像器2を選択的に配置し、当該潜像担
持体3上の各色成分潜像を対応する現像器2でトナー現
像すると共に、当該現像位置Pdにある現像器2が現像
後に上方の現像後待機位置Paへと移動する回転式現像
装置であって、前記各現像器2には、トナー及びキャリ
アからなる二成分現像剤が収容され且つ一部に現像用開
口4が開設される現像ハウジング5と、前記現像用開口
4に面して配設され且つ前記二成分現像剤を担持搬送す
る現像剤担持体6と、前記現像ハウジング5内の二成分
現像剤を攪拌搬送して前記現像剤担持体6に供給する攪
拌搬送部材7(例えば7a、7b)と、前記現像ハウジ
ング5内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
8と、前記現像ハウジング5内の余剰現像剤を排出する
現像剤排出部9とを具備させたものにおいて、前記現像
剤排出部9は、前記現像位置Pdにおける現像器2の現
像ハウジング5の上部に開設される主排出口16と、前
記現像ハウジング5上部内面に当接して前記主排出口1
6を閉塞する閉塞位置と前記現像ハウジング5上部内面
から離隔して当該主排出口16を開放する開放位置との
間で回動可能に支持され、前記現像位置Pdでは重力の
作用により前記主排出口16を開放して前記余剰現像剤
を貯留する一方、前記現像後待機位置Paでは重力の作
用により当該主排出口16を閉塞し且つ貯留された余剰
現像剤を現像ハウジング5外へ排出するシャッター部材
17とを備えた主排出部18と、前記現像位置Pdにお
ける現像器2の現像ハウジング5の上方であって前記主
排出口16よりも下方に開設される副排出口19と、当
該副排出口19と前記主排出口16とを連通接続するバ
イパス経路20とを備えた副排出部21とを有すること
を特徴とする。尚、図2(c)は、図2(b)のIIC−I
IC断面図である。
【0022】このような技術的手段において、本発明の
第二の態様における現像剤排出部9は、二つの排出部す
なわち主排出部18及び副排出部21を有している。こ
こで、主排出部18は、主排出口16及びシャッター部
材17より構成されるが、これについては、本発明の第
一の態様における第一排出部12あるいは第二排出部1
5と同様のものより適宜選定して差し支えない。また、
副排出部21は、副排出口19及びバイパス経路20よ
り構成されるが、副排出口19の配設位置については、
現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジング5の上
方であって前記主排出口16よりも下方であることが必
要である。
【0023】更に、本発明の第三の態様は、図3(a)
〜(c)に示すように、回転ホルダ1に複数の現像器2
(例えば2a〜2d)を搭載し、当該回転ホルダ1を間
欠的に回転させることにより潜像担持体3に対向する現
像位置Pdに各現像器2を選択的に配置し、当該潜像担
持体3上の各色成分潜像を対応する現像器2でトナー現
像すると共に、当該現像位置Pdにある現像器2が現像
後に上方の現像後待機位置Paへと移動する回転式現像
装置であって、前記各現像器2には、トナー及びキャリ
アからなる二成分現像剤が収容され且つ一部に現像用開
口4が開設される現像ハウジング5と、前記現像用開口
4に面して配設され且つ前記二成分現像剤を担持搬送す
る現像剤担持体6と、前記現像ハウジング5内の二成分
現像剤を攪拌搬送して前記現像剤担持体6に供給する攪
拌搬送部材7(例えば7a、7b)と、前記現像ハウジ
ング5内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
8と、前記現像ハウジング5内の余剰現像剤を排出する
現像剤排出部9とを具備させ、前記現像剤排出部9は、
前記現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジング5
の上部に開設される主排出口16と、前記現像ハウジン
グ5上部内面に当接して前記主排出口16を閉塞する閉
塞位置と前記現像ハウジング5上部内面から離隔して当
該主排出口16を開放する開放位置との間で回動可能に
支持され、前記現像位置Pdでは重力の作用により前記
主排出口16を開放して前記余剰現像剤を貯留する一
方、前記現像後待機位置Paでは重力の作用により当該
主排出口16を閉塞し且つ貯留された余剰現像剤を現像
ハウジング5外へ排出するシャッター部材17と、前記
現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジング5の上
部に開設される補助排出口22とを有し、更に、前記現
像後待機位置Paにある現像器2の攪拌搬送部材7を駆
動する補助駆動手段23を具備させたことを特徴とす
る。尚、図3(c)は、図1(b)のIIIC−IIIC断面図
である。
【0024】このような技術的手段において、本発明の
第三の態様における現像剤排出部9は、主排出口16、
シャッター部材17、及び補助排出口22を有してい
る。ここで、主排出口16及びシャッター部材17につ
いては、本発明の第二の態様のものと同様のものから適
宜選定して差し支えない。一方、補助排出口22の配設
位置については、本発明の第二の態様における副排出口
19とは異なり、現像位置Pdにおける現像器2の現像
ハウジング5の上方であって前記主排出口16よりも下
方である必要はなく、適宜設定して差し支えない。
【0025】また、補助駆動手段23は、前記現像後待
機位置Paにある現像器2の攪拌搬送部材7を駆動する
ものであれば、現像位置Pdにある現像器2の攪拌搬送
部材7を駆動する駆動手段と兼用しても差し支えない
し、独立して設けるようにしてもよい。
【0026】更にまた、本発明の第四の態様は、図4
(a)〜(c)に示すように、回転ホルダ1に複数の現
像器2(例えば2a〜2d)を搭載し、当該回転ホルダ
1を間欠的に回転させることにより潜像担持体3に対向
する現像位置Pdに各現像器2を選択的に配置し、当該
潜像担持体3上の各色成分潜像を対応する現像器2でト
ナー現像すると共に、当該現像位置Pdにある現像器2
が現像後に上方の現像後待機位置Paへと移動する回転
式現像装置であって、前記各現像器2には、トナー及び
キャリアからなる二成分現像剤が収容され且つ一部に現
像用開口4が開設される現像ハウジング5と、前記現像
用開口4に面して配設され且つ前記二成分現像剤を担持
搬送する現像剤担持体6と、前記現像ハウジング5内の
二成分現像剤を攪拌搬送して前記現像剤担持体6に供給
する攪拌搬送部材7(例えば7a、7b)と、前記現像
ハウジング5内にトナー及びキャリアを補給する現像剤
補給部8と、前記現像ハウジング5内の余剰現像剤を排
出する現像剤排出部9とを具備させ、 前記現像剤排出
部9は、前記現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウ
ジング5の上部に開設される主排出口16と、前記現像
ハウジング5上部内面に当接して前記主排出口16を閉
塞する閉塞位置と前記現像ハウジング5上部内面から離
隔して当該主排出口16を開放する開放位置との間で回
動可能に支持され、前記現像位置Pdでは重力の作用に
より前記主排出口16を開放して前記余剰現像剤を貯留
する一方、前記現像後待機位置Paでは重力の作用によ
り当該主排出口16を閉塞し且つ貯留された余剰現像剤
を現像ハウジング5外へ排出するシャッター部材17
と、前記現像位置Pdにおける現像器2の現像ハウジン
グ5の上部に開設される補助排出口22とを有し、更
に、前記現像位置Pdで現像を行わずに前記現像後待機
位置Paへと移動する現像器2を当該現像位置Pdで一時
停止させ、且つ、当該現像位置Pdにおいて当該現像器
2の攪拌搬送部材7を空駆動する空駆動手段24を具備
させたことを特徴とする。尚、図4(c)は、図1
(b)のIVC−IVC断面図である。
【0027】このような技術的手段において、本発明の
第四の態様における現像剤排出部9は、主排出口16、
シャッター部材17、及び補助排出口22を有してい
る。ここで、主排出口16、シャッター部材17、及び
補助排出口22については、本発明の第三の態様のもの
と同様のものから適宜選定して差し支えない。
【0028】一方、空駆動手段24は、前記現像位置P
dで現像を行わずに前記現像後待機位置Paへと移動する
現像器2を当該現像位置Pdで一時停止させ、且つ、当
該現像位置Pdにおいて当該現像器2の攪拌搬送部材7
を空駆動するものであればよく、構成の簡易化という観
点からすれば、通常の現像時に現像位置Pdにある現像
器2の攪拌搬送部材7を駆動する駆動手段を兼用するこ
とが好ましい。
【0029】尚、上述した本発明の第一〜第四の態様に
係る回転式現像装置において、回転ホルダ1に搭載され
る現像器2の数については、複数であればいくつあって
もよい。尚、図1〜図4においては、回転ホルダ1に四
つの現像器2(2a〜2d)が搭載されている例を示し
ている。また、現像後待機位置Paについては、図1〜
図4に示すように、現像位置Pdの垂直方向に限られる
ものではなく、現像器2の数などによって適宜位置変更
して差し支えない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図5は、本発明に係る回転式現像装置が適用された電子
写真複写機の実施の形態1を示したものである。同図に
おいて、符号31は矢印方向に回転する感光体ドラム
(潜像担持体)、符号32は感光体ドラム31を予め帯
電するコロトロン等の帯電器、符号33はレーザ走査装
置などの画像書込装置(ROS)であり、各色成分毎に
生成されたレーザ駆動信号により変調されたレーザビー
ムによって感光体ドラム31の表面を照射するようにな
っている。このROS33は、図示しないホスト装置か
ら入力された画像出力指示に従って、画像処理部(IP
S)35を介して画像読取装置36から入力されたデジ
タル画像を感光体ドラム31上に静電潜像として書き込
む。また、符号34はY、M、C、Kの各色に対応した
現像器が搭載された回転式現像装置であり、感光体ドラ
ム31に形成された静電潜像を現像して各色成分トナー
像を形成するようになっている。また、符号37は感光
体ドラム31上の残留トナーを除去するドラムクリー
ナ、符号38は感光体ドラム31の表面に当接されるよ
うに配置された中間転写ベルトであり、複数のロールに
張架されて矢印方向へ回動するようになっている。更
に、中間転写ベルト38の感光体ドラム31に対向する
部位(一次転写位置)には転写ロール39が配設されて
おり、この転写ロール39にトナーの帯電極性と逆極性
の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー
像が中間転写ベルト38に静電吸引されるようになって
いる。
【0031】更にまた、用紙Pの搬送経路に面した中間
転写ベルト38の二次転写位置には二次転写ロール及び
対向ロールからなる二次転写装置40が配設され、搬送
された用紙Pに対して静電潜像を転写するようになって
いる。その後、未定着画像が転写された用紙Pは、定着
装置41にて熱定着される。
【0032】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
用紙搬送系について説明する。用紙搬送系は、用紙Pを
積載する複数の用紙トレイ42〜45、装置の外から用
紙Pを供給する手差しトレイ46を有している。また、
各用紙トレイ42〜45の上部には、積載された用紙P
に接触して上面から取り上げるピックアップロール47
を有し、更にその下流側には、用紙Pを一枚ずつ捌くフ
ィードロール及びリタードロールからなる捌き機構4
8、その下流側には用紙Pを一旦停止させた後に所定の
タイミングをもって再送するテイクアウェイロール49
を有している。これらテイクアウェイロール49は、よ
り下段の用紙トレイ43〜45から用紙Pが供給される
場合には、その用紙Pを単純に搬送するための搬送ロー
ルとしての機能も有している。
【0033】これらテイクアウェイロール49の下流側
にあたる用紙経路50には、画像形成のタイミングに合
わせて二次転写装置40へと用紙Pを搬送するためのレ
ジストレーションロール(レジストロール)51を有
し、このレジストロール51で位置決め停止させられた
後に、用紙Pに未定着画像を転写させている。更に、そ
の下流側には、搬送ベルト52が設けられ、この搬送ベ
ルト52にて用紙Pが定着装置41へと搬送される。
【0034】また、本実施の形態では、両面モード選択
時に、定着装置41で片面定着済みの用紙Pを反転させ
て再度二次転写位置へ戻すための用紙戻し機構が設けら
れている。この用紙戻し機構は、定着装置41からの用
紙排出経路53に対して下方側に分岐する用紙分岐経路
54を設け、この用紙分岐経路54には更に下方側に向
かって用紙反転経路55を延設すると共に、この用紙反
転経路55から二次転写位置手前の用紙経路50へ戻る
用紙戻し経路56を連通接続したものである。そして、
用紙分岐経路54、用紙反転経路55及び用紙戻し経路
56には複数の搬送ロール57が設けられており、特
に、用紙反転経路55に設けられる搬送ロール57は適
宜タイミングで正逆回転するようになっている。更に、
用紙排出経路53と用紙分岐経路54との間、用紙分岐
経路54、用紙反転経路55及び用紙戻し経路56との
間には、搬送経路を切り替えるための切り替えゲート
(図示せず)が設けられており、選択されたモードに応
じて用紙経路を適宜切り替えるようになっている。
【0035】次に本実施の形態に係る回転式現像装置3
4の詳細について説明する。図6は本実施の形態に係る
回転式現像装置34の要部断面図であり、図7は当該回
転式現像装置34の前記図6とは異なる部位の要部断面
図である。本実施の形態において、回転ホルダHは、ブ
ラック現像器GK、イエロー現像器GY、マゼンタ現像
器GM、及びシアン現像器GCが装着される前後一対の
後述する回転プレートPL1,PL2(図9参照)と回転
軸GAとを有している。
【0036】そして、画像形成時には、前記回転ホルダ
Hの回転に伴って、前記各現像器GK〜GCは前記感光
体ドラム31と対向する第1停止位置(現像位置)P
1、前記第1停止位置P1から図中時計回り方向に90°
回転した第2停止位置(現像後待機位置)P2、180
°回転した第3停止位置P3、及び270°回転した第
4停止位置P4に順次回転し、停止する。前記第1停止
位置P1に停止した現像器GK,GY,GM,GCの現
像ロールR0には回転力が伝達され、現像動作の実行が
可能となる。また、前記第1停止位置P1に停止した現
像器GK,GY,GM,GCには新しい現像剤の補給が
行われ、また、劣化した現像剤の排出が可能となる。
尚、これらの詳細については後述する。
【0037】図8は前記回転ホルダHの支持機構を示す
斜視図である。また、図9は前記回転ホルダHに前記各
現像器GK〜GCを装着した状態を示す図である。更
に、図10は本実施の形態に係る回転式現像装置34に
備えられた回転軸GAの拡大断面図で、図10(a)は
前記図9のXA−XA線断面図、図10(b)は前記図10
(a)のXB−XB線断面図である。更にまた、図11は前
記回転式現像装置34に回転力を伝達するための駆動機
構の説明図である。
【0038】図8〜図11において、画像形成装置の本
体は前側固定フレームF1及び後側固定フレームF2を有
しており、前記前側固定フレームF1の前面には固定円
筒部材F1a(後述)が固定されている。前記回転式現像
装置34の回転軸GAは軸方向中央部の断面外形が四角
の角筒部GA0、軸方向前側部分の前側円筒部GA1、及
び軸方向後側部分の後側円筒部GA2を有している。前
記前側円筒部GA1及び後側円筒部GA2はそれぞれ、ベ
アリングBR1及びBR2を介して前記固定円筒部材F1a
及び後側固定フレームF2に回転自在に支持されてい
る。
【0039】前記角筒部GA0の前端及び後端には、前
側回転プレートPL1及び後側回転プレートPL2が固着
されている。前記回転軸GA、前側回転プレートPL1
及び後側回転プレートPL2により、前記4色の各現像
器GK,GY,GM,GCを支持して回転する回転ホル
ダHが構成されている。また、後側回転プレートPL2
の後面には4本のスタッドSTD(図11参照)を介し
てリングギヤG1(図8、図9、図11参照)が固定さ
れている。リングギヤG1は後側固定フレームF2に支持
された駆動モータM1(図11参照)の出力軸に連結さ
れたギヤG2と噛み合っている。したがって、リングギ
ヤG1は、駆動モータM1の回転時に回転し、前記リング
ギヤG1の回転に伴って前記回転ホルダHが回転する。
【0040】前記回転軸GAには軸方向に貫通する断面
円形の現像剤排出路101(図10(b)参照)が形成
され、前側円筒部GA1の前端部側面には回収容器連通
口102(図9、図10(a)参照)が形成されてい
る。図9、図10において前記回転軸GAの角筒部GA
0の後端部には、軸方向に延びる4つの側面から前記現
像剤排出路101に連通する排出現像剤流入孔103
(図7参照)が形成されている。前記角筒部GA0の各
側面にはそれぞれピン挿入孔104(図6、図9参照)
が形成されている。前記ピン挿入孔104は、各現像器
GK,GY,GM,GCの突出ピン(後述)が挿入され
る孔であり、各現像器GK〜GCを位置決め固定するた
めに使用される。
【0041】図10(a)において、前記回転軸GAの
現像剤排出路101内には現像剤排出筒107が配設さ
れている。前記現像剤排出筒107の後端部は後側排出
筒固定部材F2aに固定され、この後側排出筒固定部材F
2aは前記後側固定フレームF2に固定されている。ま
た、前記現像剤排出筒107の前端部はベアリング10
8を介して回転軸GAの現像剤排出路101に支持され
ており、前記現像剤排出筒107の前端は、前記回転軸
GAの前端より軸方向で短くなっている。図10(b)
において、前記現像剤排出筒107の後端側で上部には
流入路接続口107aが開設されており、前記流入路接
続口107aは、前記回転軸GAの角筒部GA0の各排
出現像剤流入孔103(図7、図10(a)参照)と軸
方向の位置が同じである。更に、前記現像剤排出筒10
7の前端には排出筒流出口107bが形成されている。
【0042】また、図10(b)において、前記固定支
持された現像剤排出筒107の外周面で前記流入路接続
口107aに隣接した部分には、マグネットシール10
9が接着されて固定されている。前記マグネットシール
109にはシート連通口109aが形成されており、常
時、前記現像剤排出筒107の流入路接続口107aと
連通している。前記マグネットシール109の外周面と
前記回転軸GAの内周面(現像剤排出路101)との間
には前記回転軸GAの回転時に接触摩擦抵抗が発生しな
いようにわずかな隙間を設けてある。前記マグネットシ
ール109は、現像剤が前記現像剤排出筒107の外周
面と前記回転軸GAの内周面との間の隙間を通って前記
回転軸GAの他の排出現像剤流入孔103へ移動するの
を防止するための部材である。
【0043】更に、図10(b)において、前記現像剤
排出筒107内には、排出用回転軸111a及び前記排
出用回転軸111aの外周に固着された回転翼111b
を有する排出現像剤搬送部材(排出搬送オーガー)11
1が配置されている。前記排出現像剤搬送部材111の
前記排出用回転軸111aの後端部は搬送部材後端支持
部材112(図9、図10(a)参照)に回転自在に支
持されており、前記搬送部材後端支持部材112は前記
現像剤排出筒107の後端部に固定されている。前記排
出用回転軸111aの前端部は、前記回転軸GAの前端
に回転自在に支持されている。前記排出現像剤搬送部材
111の前記排出用回転軸111aは、前記搬送部材後
端支持部材112を貫通して後方に延びており、その後
端にはギヤG3(図9、図10(a)参照)が固着され
ており、前記ギヤG3には回転力伝達用のギヤG4(図9
参照)が噛み合っている。前記ギヤG4には現像剤排出
モータ(図示せず)の回転力が伝達されており、前記現
像剤排出モータの駆動時には前記ギヤG3、ギヤG4及び
排出用回転軸111aが一体的に回転駆動される。尚、
本実施の形態において前記排出現像剤搬送部材111
は、前記現像器GK〜GYが第1停止位置P1以外の位
置に停止しているときは回転を停止している。
【0044】図8、図9、図11において、後側回転プ
レートPL2には前記各現像器GK〜GCに応じて4個
の入力ギヤG5及び前記各入力ギヤG5と一体的に回転す
る4個の一体回転ギヤG6が設けられている。入力ギヤ
G5は後側回転プレートPL2の後面側に配置されてお
り、前記4個の各一体回転ギヤG6は後側回転プレート
PL2の前面側に設けられている。前記入力ギヤG5は対
応する現像器GK〜GCが第1停止位置P1に移動した
時にはギヤG7と接続し、第1停止位置P1から離れると
当該ギヤG7から離脱する。前記ギヤG7の回転軸の後端
部は前記リングギヤG1の内側を通って、前記リングギ
ヤG1後側の前記後側回転プレートPL2に回転可能に支
持されており、前記後側回転プレートPL2後面側の前
記ギヤG7と同軸のギヤG8は、回転駆動用のギヤG9と
噛合っている。前記ギヤG9には現像器駆動用モータ
(図示せず)の回転力が伝達されている。前記入力ギヤ
G5と一体的に回転する前記4個の各一体回転ギヤG6に
隣接して補給用搬送軸装着孔113(図8には一つのみ
図示)が設けられている。補給用搬送軸装着孔113は
後述の補給用回転軸115aの後端を回転自在に支持す
る部材である。
【0045】図12は、イエロー現像器GY、マゼンタ
現像器GM、シアン現像器GCの斜視図で、図12
(a)は現像ハウジングVから現像剤補給筒114が取
り外されている状態を示す図、図12(b)は前記図1
2(a)の現像ハウジングVの後端部に設けたギヤの配
置を示す図、図12(c)は前記現像ハウジングVに現
像剤補給筒114が取り付けられている状態を示す図で
ある。図13は前記図7のXIII−XIII線断面図である。
図14は回転ホルダHへの現像器の装着構造の説明図
で、図14(a)は前記回転ホルダHの後側回転プレー
トPL2の前面図、図14(b)は前記図14(a)のX
IVB−XIVB線断面図である。尚、ブラック現像器GKの
斜視図は図24に示しており、これについては後で説明
する。
【0046】前記第1停止位置P1に移動した前記各現
像器GY、GM、GCの現像ハウジングV内への新規現
像剤の補給を行う現像剤補給部材Th(図9、図12
(c)参照)は、現像剤補給筒114及び当該現像剤補
給筒114内の補給現像剤を搬送する補給現像剤搬送部
材115を有している。現像剤補給筒114は、その前
端に開口する現像剤搬入口114a及び前記現像ハウジ
ングVに接続する補給用接続口114b(図6参照)を
有している。図12(c)において前記補給現像剤搬送
部材115は、補給用回転軸115a及び前記補給用回
転軸115a周囲に固着された回転翼115bを有して
いる。
【0047】前記補給用回転軸115aの前端は、前記
現像剤補給筒114の前端の開口(現像剤搬入口)11
4aよりも前方に延びており、図12(c)に示すよう
にベアリング116が装着されている。補給用回転軸1
15aの後端は前記補給用搬送軸装着孔113(図8参
照)に回転自在に装着される。また、前記補給用回転軸
115aの後端部にはギヤG10が装着されており、補給
用回転軸115aの後端が前記補給用搬送軸装着孔11
3に装着された状態では、前記ギヤG10は前記ギヤG6
(図8参照)と噛み合う。また、前記補給用回転軸11
5a前端のベアリング116は、前記固定円筒部材F1a
内に回転自在に支持される後述の各回転円筒部材のベア
リング収容孔(図示せず)に装着される。その状態で前
記現像剤搬入口114aから現像剤が搬入されるように
なっている。そして、各色成分現像剤は、色毎に設けら
れた現像剤容器(図示せず)より、リング状連結部材L
k,Ly,Lm,Lcの各搬入口157(図8参照)へと送
り込まれ、これらリング上連結部材Lk,Ly,Lm,Lc
を介して前記現像剤補給筒114へと補給されるように
なっている。
【0048】前記各現像器GY,GM,GCはそれぞれ
全く同じ構成を有しているので、以下、イエロー現像器
GYについて説明する。図6、図7、図9、図12にお
いて、イエロー現像器GYの現像ハウジングVは、容器
下部を形成する容器本体V1及び容器上部を形成する容
器カバーV2を連結して構成されており、容器内部に負
極性に帯電されるトナー及び正極性に帯電される磁性キ
ャリアから成る二成分現像剤を収容している。図12
(a)において、前記容器本体V1はそれぞれその外側
面に前後一対の突出ピンV1a,V1a及び係止爪V1b,V
1b(図22(b)参照)を有しており、前記一対の突出
ピンV1a,V1aは、前記回転軸GAのピン挿入孔4,4
(図6、図9参照)に挿入されている。前記突出ピンV
1a,V1aは、現像ハウジングVを位置決めするために使
用される。
【0049】図6、図7において、前記現像ハウジング
Vは、開口部を有し現像ロールR0を収容する現像ロー
ル収容部117、前記現像ロール収容部117に隣接す
る第1現像剤溜り118及び前記第1現像剤溜り118
に隣接する第2現像剤溜り119を有している。前記現
像ロール収容部117内には、前記現像ロールR0上の
現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材120が配
置されている。また、前記第1現像剤溜り118には第
1攪拌搬送部材R1が配置され、前記第2現像剤溜り1
19には第2攪拌搬送部材R2が配置されている。前記
第1及び第2の攪拌搬送部材R1,R2により攪拌搬送部
材(R1+R2)が構成されている。また、前記第1現像
剤溜り118及び第2現像剤溜り119により現像剤撹
拌・搬送領域(118+119)が構成される。
【0050】図13に示すように、前記第1現像剤溜り
118及び第2現像剤溜り119の間にはそれらの両端
部以外の部分に仕切壁121が設けられており、第1現
像剤溜り118及び第2現像剤溜り119はその前後方
向(軸方向)両端部の接続部Eにおいて接続している。
図13において、前記第1現像剤溜り118に配置され
ている前記第1攪拌搬送部材R1は、二成分現像剤の搬
送方向に延びる回転軸R1aと、前記回転軸R1aの外周に
固着された回転翼R1bとを有している。前記第2現像剤
溜り119に配置されている前記第2攪拌搬送部材R2
も同様に回転軸R2a及び回転翼R2bを有しており、回転
翼R2bは、前記回転翼R1bと同じ搬送力の通常搬送部R
2c及び搬送力の低い低搬送部R2dを有している。前記低
搬送部R2dは、容器カバーV2に形成された現像剤排出
口(後述)の現像剤搬送方向下流側に設けてある。
【0051】図6、図7、図13に示す前記現像ロール
R0は、固定配設される磁石ロールの外側に回動自在な
スリーブを設けた従来公知のものである。そして前記第
1現像剤溜り118の現像剤は、前記磁石ロールの磁力
によって前記現像ロールR0の表面上に吸着され、現像
領域Q2(図6、図7参照)に搬送されるようになって
いる。
【0052】図6〜図8、図9、図12(b)、図13
において、前記現像ロールR0の回転軸(ロール軸)R0
A(図12(b)、図13参照)の両端部は現像ハウジ
ングVの端壁から外方に突出しており、前記回転軸R0A
の外端にはベアリングR0B,R0Bが装着されており、回
転軸R0Aの後端部にはギヤG11が装着されている。図1
3において、前記第1攪拌搬送部材R1及び第2攪拌搬
送部材R2の回転軸R1a,R2aの両端部は現像ハウジン
グVの端壁により回転可能に支持されており、それらの
軸R1a,R2aの後端部は外方に突出している。前記第
1、第2攪拌搬送部材R1、R2の各軸R1a,R2aの後端
部にはギヤG12及びG13が固着されている。図12
(b)において、前記ギヤG12及びG13は噛み合ってお
り、前記ギヤG11及びG12は中間ギヤG14を介して接
続されている。
【0053】図15は前記現像ハウジングVの容器上壁
に設けられた流入路形成部材の部分断面拡大図である。
図16は前記図15に示された流入路形成部材の平断面
図である。図17は前記図15に示された流入路形成部
材の横断面図で、図17(a)は前記図16のXVIIA−X
VIIA線断面図、図17(b)は前記図16のXVIIB−XVI
IB線断面図、図17(c)は前記図16のXVIIC−XVIIC
線断面図である。図18は前記図15に示された流入路
形成部材の縦断面図で、前記図16のXVIII−XVIII線断
面図である。
【0054】前記図12において、前記容器カバーV2
は、前記現像ロール収容部117(図6、図7参照)を
形成するロール収容壁V2aと、前記容器本体V1の第2
現像剤溜り119上に配置される容器上壁V2bと、前記
容器上壁V2bの右側から下方に伸びて前記容器本体V1
の側壁に当接する被係止側壁V2cとを有している。前記
容器カバーV2が前記容器本体V1に装着された際には、
前記容器カバーV2の被係止側壁V2cに形成された係止
口V2d(図22(b)参照)が前記容器本体V1の外側
面に形成された係止爪V1b,V1b(図22(b)参照)
により係止される。図7において、前記第1停止位置
(現像位置)P1で停止している前記第2現像剤溜り1
19の容器上壁V2b後部には、上方へ膨出する凹部形成
用上壁127を有している。図15、図17において、
前記凹部形成用上壁127の右側には下方突出部128
が設けられている。前記凹部形成用上壁127の中央部
には現像剤排出口127aが形成されており、前記現像
剤排出口127aの左右側縁には係止部127b,12
7b(図17(b)参照)が形成されている。
【0055】図19は前記現像ハウジングV容器上壁に
形成された現像剤排出口127a及び前記現像剤排出口
127aに隣接した前記容器上壁V2bの内面側の説明図
で、図19(a)は前記図18の矢印XIXAからみた図、
図19(b)は前記図19(a)のXIXB−XIXB線断面図
である。図20は前記現像剤排出口127aに装着され
る貯留部移送接続部材及び前記貯留部移送接続部材に回
動可能に支持されたシャッターの説明図で、前記現像剤
排出口に装着される前の状態を示す図である。図21は
前記図20に示された貯留部移送接続部材及びシャッタ
ーが前記現像剤排出口に装着された状態を示す図であ
る。図22は前記現像剤排出口に装着された貯留部移送
接続部材及びシャッターの現像容器内における状態を示
す図で、図22(a)は縦断面図、図22(b)は前記
図22(a)のXXIIB−XXIIB線断面図である。図23は
前記図20に示された貯留部移送接続部材の説明図で、
図23(a)は前記図20の状態で下側の面からみた平
面図、図23(b)は前記図23(a)の矢印XXIIIBか
らみた図、図23(c)は前記図23(b)の矢印XXII
ICからみた図、図23(d)は前記図23(c)のXXII
ID−XXIIID線断面図である。
【0056】図19(a)、図20において、前記現像
剤排出口127aの前後の上壁内面127cには上方に
凹んだ現像剤移送用凹溝127d,127dが形成され
ている。前記各現像剤移送用凹溝127dの幅は前記現
像剤排出口127aから離れた位置で拡開するようにな
っている。図20〜図22において、前記現像剤排出口
127aの下側に、略長方形状の貯留部移送接続部材1
29が装着されている。図23において、前記貯留部移
送接続部材129は、長方形の移送路形成部129a
と、前記移送路形成部129aの中央部に形成されてい
る長方形の内側現像剤排出口129bとを有している。
図22(a)に示すように、本実施の形態では、前記内
側現像剤排出口129bは前記現像剤排出口127aよ
り大きく形成されている。図22(a)に示すように前
記貯留部移送接続部材129が前記現像剤排出口127
a内側に装着された状態では、前記移送路形成部129
aと前記移送路形成部129aに対向する前記容器カバ
ーV2内面に形成された現像剤移送用凹溝127d,1
27dとの間には貯留部移送接続路130,130が形
成される。前記貯留部移送接続路130,130は現像
ハウジングV内の余剰現像剤が前記現像剤排出口127
a側へ移送される移送路である。
【0057】図23(c)において、前記長方形の内側
現像剤排出口129bの両長辺側(左右側)で前記移送
路形成部129aの上面には、被係止部129c,12
9cが形成されている。前記被係止部129c,129
cは、弾性により図22(b)に示すように前記現像剤
排出口127aの左右側縁の係止部127b,127b
に係止されるようになっている。図23(a)、図23
(b)、図23(d)において、前記移送路形成部12
9aの下面の左端側には前後一対のシャッター支持部1
29d,129dが形成されており、前記シャッター支
持部129d,129dの中間部分にはシャッター係止
部129eが形成されている。図20、図21におい
て、前記シャッター支持部129d,129dにはシャ
ッター131の左端側が回動可能に支持されている。前
記シャッター131の上面には、余剰現像剤貯留部13
1a(図20参照)が設けられている。
【0058】前記シャッター131は、前記シャッター
係止部129eに係止される開口位置(図22(b)、
図7の第1停止位置P1参照)と前記内側現像剤排出口
129bを閉塞する閉塞位置(図7の第2停止位置P2
参照)との間で回動するようになっている。前記開口位
置に回動したシャッター131の余剰現像剤貯留部13
1aには、増加して上面高さが高くなった余剰現像剤が
所定の貯留可能現像剤量まで貯留可能である。前余剰現
像剤貯留部131aに載った現像剤は前記シャッター1
31が閉塞位置に回動するとき前記内側現像剤排出口1
29bを経て現像剤排出口127aから排出される。
【0059】図22(a)に示すように、前記貯留部移
送接続路130,130上流端に前記現像剤撹拌・搬送
領域(118+119)と接続する貯留部移送接続口1
32,132が形成されている。図22(a)におい
て、前記貯留部移送接続口132,132は現像位置で
ある第1停止位置P1において内側現像剤排出口129
bより上方に設けられており、常時開放状態となってい
る。前記現像ハウジングV内の余剰現像剤の増加により
前記シャッター131が前記内側現像剤排出口129b
へ押し上げられて前記内側現像剤排出口129bが閉塞
された場合、前記増加した容器内現像剤は、前記貯留部
移送接続口132,132に達すると前記貯留部移送接
続路130,130内に流入して前記現像剤排出口12
7aを経て前記シャッター131の余剰現像剤貯留部1
31a上へ移送されて、前記余剰現像剤貯留部131a
上に所定の貯留可能現像剤量まで貯留されるようになっ
ている。
【0060】図7、図10、図15〜図18において、
前記現像剤排出口127aの上側には、内側に排出現像
剤一時収容空間133が形成された流入路形成部材13
4が設けられている。図15において、前記流入路形成
部材134の右端側には接続口134aが設けられてお
り、前記接続口134aは前記現像ハウジングVが回転
ホルダH(図9参照)に装着された際、前記回転軸GA
の角筒部GA0に形成された排出現像剤流入孔103
(図7参照)に接続されて前記回転軸GA内の現像剤排
出筒107と連通するようになっている。前記排出現像
剤一時収容空間133から排出された現像剤は前記回転
軸GA内の現像剤排出筒107を経て前端側に配置され
ている排出現像剤回収容器VTに回収されるように構成
されている。
【0061】図15において、前記流入路形成部材13
4内の排出現像剤一時収容空間133は、逆流防止用仕
切壁134bにより、前記現像剤排出口127aに接続
する現像剤排出空間133aと逆流現像剤貯留空間13
3bとに区切られている。前記接続口134aから現像
剤が逆流してきた場合、逆流現像剤は前記逆流防止用仕
切壁134bに沿って前記逆流現像剤貯留空間133b
側に流入するようになっている。
【0062】図7、図12、図13に示すように、前記
第2現像剤溜り119の上面で前記現像剤排出口127
aから現像剤搬送方向上流側には現像剤補給口136が
形成されている。尚、本実施の形態では現像剤補給口1
36から補給された新規な現像剤が補給直後すぐに前記
現像剤排出口127aから排出されないように現像剤補
給口136と現像剤排出口127aとが互いに遠く離れ
た位置に形成されている。図12において前記現像ハウ
ジングV表面の前記現像剤補給口136の前後には一対
の筒受け用円弧面を有する補給筒支持部材137が設け
られている。前記補給筒支持部材137の一対の筒受け
用円弧面は、現像剤補給筒114の円筒状外側面に当接
する。尚、前記符号117〜137,G11〜G14,R
0,R1,R2,Vで示された要素から前記各現像器G
Y,GM,GCが構成されている。
【0063】図8、図14において前記前側回転プレー
トPL1及び後側回転プレートPL2には4個のベアリン
グ装着溝141が形成されている。前記現像ハウジング
Vの一対の突出ピンV1a,V1aは、前記回転軸GAのピ
ン挿入孔104,104(図6、図9参照)に挿入され
て位置決めされ、前記ロール軸R0A外端のベアリングR
0B,R0Bは前記各ベアリング装着溝141に装着されて
クランパ142によりクランプされる。クランパ142
はヒンジ軸142a周りに回動可能な部材で、クランパ
142のネジ貫通孔142b(図14(b)参照)に貫
通するネジ(図示せず)がクランパ固定部材143のネ
ジ孔143a(図14(b)参照)に螺合して前記クラ
ンパ固定部材143に固定される。
【0064】また、図24は、ブラック現像器GKの斜
視図であり、図24(a)は現像ハウジングVから現像
剤補給筒114が取り外されている状態を示す図、図2
4(b)は前記図24(a)の現像ハウジングVの後端
部に設けたギアの配置を示す図、図24(c)は前記現
像ハウジングVに現像剤補給筒114が取り付けられて
いる状態を示す図である。図25は前記図7のXXV−XXV
線断面図である。ここで、ブラック現像器GKの基本的
な構成は、他の現像器(例えばイエロー現像器GY)と
略同様であるので、同じ構成要素のものには同じ符号を
付し、その詳細な説明を省略する。但し、ブラック現像
器GKには、図24及び25に示すように、現像ハウジ
ングVの容器上壁V2bに二つの流入路形成部材134、
134が形成されている(図12(a)、図13参照)
点で他の現像器GY等と異なっている。これら二つの流
入路形成部材134の内部は、夫々、イエロー現像器G
Yの流入路形成部材134内と同じ構成(図15〜図2
2参照)となっており、現像剤排出口127aやシャッ
ター131等が設けられている(図15〜図22参
照)。そして、ブラック現像器GKに対向する回転軸G
Aの角筒部GA0の側面には、二つの排出現像剤流入孔
103(図7参照)が形成される。
【0065】このようにして、各現像器GK〜GCを前
記回転ホルダHに装着した状態では、前記ロール軸R0A
の後端部のギヤG11が一体回転ギヤG6と噛み合う。こ
のため、入力ギヤG5に回転力が入力されると、前記入
力ギヤG5と一体的に回転するギヤG6からロール軸R0A
の後端部のギヤG11に回転力が伝達され、ギヤG11から
順次ギヤG14,G12,G13に回転力が伝達される。ギヤ
G11,G12,G13が回転すると、前記現像ロールR0及
び攪拌搬送部材(R1+R2)が回転する。前記攪拌搬送
部材(R1+R2)の回転により、前記第1及び第2現像
剤溜り118,119内の現像剤は互いに逆方向に搬送
されながら、循環する。また、前記補給用回転軸115
a後端のギヤG10も前記一体回転ギヤG6と噛み合ってい
るので補給用回転軸115aにも回転力が伝達される。
【0066】一方、図8において、前記排出筒流出口1
07bから排出され前記回収容器連通口102(図9、
図10(a)参照)から排出される現像剤を回収する排
出現像剤回収容器VTは、前記固定円筒部材F1aの側面
に設けた回収容器装着用部材171及び回収容器下側支
持部材172等により、図8に示す位置に着脱可能に装
着される。前記回収容器連通口102は、前記回転ホル
ダHの回転と共に前記回転軸GAの軸回りに回転して、
前記回収容器連通口102が下向きのとき前記回転軸G
A内の現像剤が前記排出現像剤回収容器VT内に排出さ
れる。尚、排出現像剤回収容器VTの構成及び着脱方法
はどのような手法を採用しても差し支えない。
【0067】次に、本実施の形態に係る回転式現像装置
34の作動について説明する。ここで、図26は第1停
止位置(現像位置)P1に停止したイエロー、マゼン
タ、シアン現像器GY、GM、GCの現像ハウジングV
の縦断面図である。図27は前記各現像器GY、GM、
GCの現像剤排出口127a及び内側現像剤排出口12
9bが下向きになった状態を示す図である。図28は前
記各現像器GY、GM、GCにおいて何らかの理由で現
像ハウジングV内の現像剤が増加して、シャッター13
1が押し上げられ、前記押し上げられたシャッター13
1が内側現像剤排出口129bを閉塞した状態で、前記
現像ハウジングV内の現像剤が現像剤搬送方向下流側の
貯留部移送接続口132から排出される状態を示す図で
ある。図29は前記各現像器GY、GM、GCにおいて
何らかの理由で現像ハウジングV内の現像剤が増加し
て、シャッター131が押し上げられ、前記押し上げら
れたシャッター131が内側現像剤排出口129bを閉
塞した状態で、現像ハウジングV内の現像剤が現像剤搬
送方向の上下流側の貯留部移送接続口132から排出さ
れる状態を示す図である。
【0068】一方、図30は第1停止位置(現像位置)
P1に停止したブラック現像器GKの現像ハウジングV
の縦断面図である。図31は前記ブラック現像器GKの
二つの現像剤排出口127a及び内側現像剤排出口12
9bが下向きになった状態を示す図である。図32は前
記ブラック現像器GKにおいて何らかの理由で現像ハウ
ジングV内の現像剤が増加して、現像剤搬送方向下流側
のシャッター131が押し上げられ、前記押し上げられ
た現像剤搬送方向下流側のシャッター131が内側現像
剤排出口129bを閉塞した状態で、前記現像ハウジン
グV内の現像剤が現像剤搬送方向下流側の貯留部移送接
続口132から排出される状態を示す図である。図33
は前記ブラック現像器GKにおいて何らかの理由で現像
ハウジングV内の現像剤が増加して、現像剤搬送方向下
流側のシャッター131が押し上げられ、前記押し上げ
られたシャッター131が内側現像剤排出口129bを
閉塞した状態で、現像ハウジングV内の現像剤が現像剤
搬送方向の上下流側の貯留部移送接続口132から排出
され、同時に、現像剤搬送方向上流側のシャッター13
1の余剰現像剤貯留部131a上に現像剤が滞留する状
態を示す図である。
【0069】図6、図7において、回転ホルダHに支持
された複数の現像器GK,GY,GM,GCは、当該回
転ホルダHの回転および停止に伴って前記感光体ドラム
31表面の潜像をトナー像に現像する第1停止位置(現
像位置、現像剤補給位置)P1、第2停止位置(現像後
待機位置、現像容器V内から現像剤が排出される現像剤
排出位置)P2、第3停止位置P3、および第4停止位置
P4に順次移動停止する。
【0070】図9、図11において、前記現像器GK,
GY,GM,GCの各現像ハウジングVが前記第1停止
位置P1(図6、図7参照)に停止すると、現像ロール
R0、第1攪拌搬送部材R1、第2攪拌搬送部材R2、補
給現像剤搬送部材115が回転する。これらの部材の回
転によりこの第1停止位置P1では次の動作(1)〜
(3)が行われる。
【0071】(1)現像ハウジングV内において、攪拌
搬送部材(R1+R2)は、現像ロールR0に現像剤を供
給する。現像ロールR0は、前記感光体ドラム31表面
に対向する現像領域Q2にトナーおよびキャリアから成
る二成分現像剤を搬送する。このとき搬送されるトナー
により前記感光体ドラム31表面の静電潜像がトナー像
に現像される。この現像動作により、現像ハウジングV
内のトナーは消費される。
【0072】(2)図示しない現像剤容器内の新規現像
剤(高濃度現像剤)は、前記各リング状連結部材Lk,
Ly,Lm,Lcの各搬入口157(図9参照)へ搬送さ
れる。そして、円筒部材Bk,By,Bm,Bcより色毎に
現像剤搬入口114a(図12(c)、図24(c)参
照)を通って現像剤補給筒114内に供給される。前記
供給された現像剤は前記現像剤補給筒114内の補給現
像剤搬送部材115の回転駆動により現像ハウジングV
の現像剤補給口136(図9、図12(c)、図24
(C)参照)へ搬送され、新規現像剤が前記現像剤補給
口136から現像ハウジングV内に補給される。
【0073】前記補給された二成分現像剤のトナーは前
記現像動作により消費されるが、前記補給された二成分
現像剤のキャリアは消費されず現像ハウジングV内に残
るので、容器内現像剤量が所定量以上になって余剰現像
剤が生じる。前記現像動作時の現像剤補給により増加し
た現像剤(劣化したキャリアを含む余剰現像剤)を排出
する現像剤排出動作は第1、第2停止位置P1,P2で行
われる。
【0074】(3)前記第1停止位置P1では、前記第
2現像剤溜り119の現像剤搬送方向下流側の前記内側
現像剤排出口129bを開閉するシャッター131は自
重で開口位置(図7参照)に回動し、前記内側現像剤排
出口129bが開口した状態となる。尚、ブラック現像
器GKにおいては、二つのシャッター131が共に開口
する。前記図7、図13、図25において、前記第2現
像剤溜り119の上方の前記容器上壁V2bに形成された
現像剤排出口127aより下流側に、前記第2現像剤溜
り119の前記第2攪拌搬送部材R2の回転翼R2bの低
搬送部R2dが配置されている。前記回転翼R2bの径の小
さい低搬送部R2dは、前記回転軸R2a上の他の部分であ
る通常搬送部R2cより前記二成分現像剤の搬送力が低く
なっている。このため、前記第2現像剤溜り119内の
前記二成分現像剤は、前記低搬送部R2dより上流側の前
記現像剤排出口127aが配置された領域に滞留して、
図26、図30の矢印Tdに示すように前記現像剤排出
口127aが配置された領域の現像剤上面高さが他の領
域よりも局所的に高くなる。図26、図30において、
前記容器現像剤量が増加して前記容器内余剰現像剤の上
面高さが所定の高さになると、前記局所的に高くなった
部分の余剰現像剤が前記シャッター131の余剰現像剤
貯留部131a上に載り上がる。また、前記局所的に高
くなった部分の余剰現像剤の一部は、前記貯留部移送接
続口132から前記貯留部移送接続路130を経て前記
開口位置に回動しているシャッター131の余剰現像剤
貯留部131aに移送される。
【0075】また、図28、図29、あるいは図32、
図33に示すように、前記シャッター131(図32、
図33に示すブラック現像器GKにあっては、現像剤搬
送方向下流側のシャッター131)が、前記現像ハウジ
ングV内の現像剤により押し上げられて前記内側現像剤
排出口129bを閉塞している場合、前記現像ハウジン
グV内の現像剤の上面が現像剤搬送方向下流側の貯留部
移送接続口132、132に達し、前記現像剤が前記第
1、第2攪拌搬送部材R1,R2の回転による現像剤の移
送力で前記貯留部移送接続路130、130内に押し込
まれて前記内側現像剤排出口129bを閉塞しているシ
ャッター131の余剰現像剤貯留部131aに移送され
る。
【0076】次に、現像動作が終了し、図7において、
前記現像器GK,GY,GM,GCの各現像ハウジング
Vが前記第1停止位置P1から第2停止位置P2へ移動、
停止すると、前記第1停止位置P1において開口位置に
回動していたシャッター131は、自重および現像ハウ
ジングV内の現像剤の重力により前記閉塞位置へ回動し
て、前記内側現像剤排出口129bを閉塞する。尚、ブ
ラック現像器GKにおいては、二つのシャッター131
が二つの内側現像剤排出口129bを共に閉塞する。こ
の閉塞時に、前記第1停止位置P1において前記余剰現
像剤貯留部131a上に貯留した現像剤は、前記内側現
像剤排出口129bから現像剤排出口127aを経て現
像ハウジングV外である前記排出現像剤一時収容空間1
33内に排出される。前記排出現像剤一時収容空間13
3内に排出された現像剤は、回転軸GAの現像剤排出筒
107内を経て前記現像剤排出筒107の先端側の前記
排出現像剤回収容器VTへ回収される。
【0077】ここで、本実施の形態では、上述したよう
に、ブラック現像器GKの二箇所に現像剤排出口127
a及びシャッター131を設けているため、例えば図3
3に示す現像剤搬送方向下流側のシャッター131が、
前記現像ハウジングV内の現像剤により押し上げられて
前記内側現像剤排出口129bを閉塞する事態となり、
更にその後、現像剤の増加により貯留部移送接続口13
2による現像剤の排出が間に合わなくなるような場合に
も、現像剤搬送方向上流側にある他のシャッター131
は開口位置にあるので、余剰現像剤を引き続き貯留させ
ることができる。従って、前記シャッター131の余剰
現像剤貯留部131a上への前記貯留現像剤を多くする
ことができることから、モノクロ画像(ブラック単色画
像)を多数枚連続して形成するような場合にも、ブラッ
ク現像器GK内の現像剤量が過剰となるまでの期間すな
わち現像剤量を適正範囲に収めることのできる期間を長
くすることができるため、画像形成を一時中止して回転
ホルダHを回転させて余剰現像剤を排出する余剰現像剤
排出モードの実行頻度を低下させることができ、その
分、画像形成効率を向上させることができる。
【0078】更に、図7において、前記第2停止位置P
2の現像器GK,GY,GM,GCが第3停止位置P3に
移動、停止すると、前記内側現像剤排出口129bは下
向きとなるが、前記内側現像剤排出口129bは、重力
および前記現像ハウジングV内の現像剤の圧力を受けて
いるシャッター131により閉塞されているので、現像
ハウジングV内の現像剤は内側現像剤排出口129bか
ら排出されない。また、第3停止位置P3では図27、
図31に示すように前記現像剤排出口127aが下向き
となって前記貯留部移送接続口132、132側に現像
剤があるため、前記貯留部移送接続口132、132か
ら前記貯留部移送接続路130、130に容器内の現像
剤が流入する。しかし、この場合、前記貯留部移送接続
路130、130を通過した現像剤は、前記容器上壁V
2bのL1部分(図27、図31参照)に貯留される。従
って、前記貯留部移送接続路130、130に流入した
前記現像剤は、前記貯留部移送接続路130、130を
通過しても直ちに現像剤排出口127aから排出される
ことはない。
【0079】図7において、第4停止位置P4に移動、
停止した前記現像器GK〜GCの前記シャッター131
は、前記現像容器V内の現像剤の圧力を受けて開かず現
像ハウジングVの現像剤は排出されない。
【0080】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、ブラ
ック現像器GKの構成を一部異ならせたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。図34は、第1停止位置(現
像位置)P1に停止したブラック現像器GKの現像ハウ
ジングVの縦断面図である。本実施の形態におけるブラ
ック現像器GKは、実施の形態1のものとは異なり、現
像剤排出口127a及びシャッター131が一つずつ設
けられ、現像剤排出空間133aに隣接して副排出部2
00が設けられている。
【0081】この副排出部200は、前記現像位置にお
けるブラック現像器GKの容器カバーV2内面であって
前記現像剤排出口127aよりも下方に開設される第一
副排出口201及び第二副排出口202と、これら副排
出口201、202と前記現像剤排出口127aと連通
する現像剤排出空間133aに連通口203を介して連
通接続されるバイパス経路204とを有している。そし
て、前記第一副排出口201と第二副排出口202とで
は、第一副排出口201の方がより下方側(第2攪拌搬
送部材R2側)に設けられる。第一副排出口201及び
第二副排出口202のバイパス経路204側には、一端
側が固定された弾性シールフィルム205及び206が
設けられる。前記バイパス経路204内の第二副排出口
202と連通口203との間には排出規制口207が設
けられ、この排出規制口207にも、一端側が固定され
た弾性シールフィルム208が設けられる。
【0082】本実施の形態に係るブラック現像器GKで
は、現像剤排出口127a及びシャッター131からな
る主排出部と、前記副排出部200とを設けているた
め、例えば図35に示すように、現像ハウジングV内の
現像剤量が増加すると、シャッター131上に余剰現像
剤が貯留されると共に、当該現像剤の圧力により第一副
排出口201に設けられた弾性シールフィルム205が
弾性変形し、バイパス経路204内に余剰現像剤が流入
する。また、更に現像剤量が増加し、例えば図35に示
す解シャッター131が、現像ハウジングV内の現像剤
により押し上げられて前記内側現像剤排出口129bを
閉塞する事態となり、更にその後、現像剤の増加による
現像剤の排出が間に合わなくなるような場合には、第一
副排出口201に設けられた弾性シールフィルム205
に加え、第二副排出口202に設けられた弾性シールフ
ィルム206も弾性変形して、同様にバイパス経路20
4内に余剰現像剤が流入するようになるため、余剰現像
剤を引き続き貯留させることができる。尚、バイパス経
路204内の余剰現像剤は、所定量となった時点で弾性
シールフィルム208を弾性変形させることで押し出さ
れ、連通口203を介して排出される。また、現像ハウ
ジングV内の現像剤量が少なくなれば、弾性シールフィ
ルム205、206は弾性変形して元の状態、すなわち
第一副排出口201及び第二副排出口202を塞ぐ位置
に戻るため、一旦バイパス経路204内に流入した余剰
現像剤が現像ハウジングV内に戻ることはない。
【0083】従って、前記シャッター131の余剰現像
剤貯留部131a上に加え、副排出部200内に余剰現
像剤を貯留可能となることから、モノクロ画像(ブラッ
ク単色画像)を多数枚連続して形成するような場合に
も、ブラック現像器GK内の現像剤量が過剰となるまで
の期間すなわち現像剤量を適正範囲に収めることのでき
る期間を長くすることができるため、画像形成を一時中
止して回転ホルダHを回転させて余剰現像剤を排出する
余剰現像剤排出モードの実行頻度を低下させることがで
き、その分、画像形成効率を向上させることができる。
【0084】◎実施の形態3 本実施の形態に係る回転式現像装置34の基本構成は、
実施の形態1のものと略同様であるが、回転ホルダHに
搭載される各現像器GK〜GYは、全て図12に示す構
成のものからなる。また、図37に示すように、第2停
止位置P2に対応する位置にはギヤG7'が配設され、こ
れにより、入力ギヤG5は対応する現像器GK〜GCが
第1停止位置(現像位置)P1から第2停止位置(現像
後待機位置)P2に移動したときにギヤG7'と接続し、
第2停止位置P2から離れたときに当該ギヤG7'から離
脱するようになっている。
【0085】そして、本実施の形態では、ブラック現像
器GKが前記第2停止位置P2に来たときにのみ、前記
ギヤG7'を駆動して当該ブラック現像器GKの第1攪拌
搬送部材R1、第2攪拌搬送部材R2(図6、図7参照)
を回転させる。すると、第2停止位置P2にある現像器
GKの現像ハウジングV内の現像剤には圧力がかかり、
その結果、一部の現像剤が貯留部移送接続口132より
貯留部移送接続路130へと強制搬送される。本実施の
形態では、第2停止位置P2でブラック現像器GK内の
余剰現像剤を強制排出させるようにしたので、モノクロ
画像の連続形成によりブラック現像器GK内の余剰現像
剤量が増えた場合にも、ブラック現像器GK内の現像剤
量が適正範囲内となるまで減少させることができる。
【0086】◎実施の形態4 図38は、実施の形態4に係る回転式現像装置34の非
現像動作時の待機状態(ホームポジション)を示したも
のである。本実施の形態に係る回転式現像装置34の基
本構成は、実施の形態1のものと略同様であるが、回転
ホルダHに搭載される各現像器GK〜GCは、全て図1
2に示す構成のものからなる。本実施の形態では、非現
像動作時の待機状態において、ブラック現像器GKが第
1停止位置(現像位置)P1に最も近い第1待機位置PS
1に配置されている。また、これにより、イエロー現像
器GY、マゼンタ現像器GM、シアン現像器GC、前記
ブラック現像器からみて夫々、90°、180°、27
0°ずれた第2待機位置PS2、PS3、PS4に配置される
こととなる。
【0087】この回転式現像装置34において、モノク
ロ画像(ブラック単色画像)形成時には、まず回転ホル
ダHを45°回転させて第1待機位置PS1にあるブラッ
ク現像器GKを第1停止位置P1に移動させる(図6、
図7参照)。そして、第1停止位置P1で現像を行なわ
せた後、回転ホルダHを更に45°回転させ、第2停止
位置(現像後待機位置)P2でブラック現像器GKの余
剰現像剤の排出を行わせる。その後、回転ホルダHを更
に回転させてブラック現像器GKを前記第1待機位置P
S1に戻し、現像プロセスを終了する。
【0088】一方、この回転式現像装置34において、
フルカラー画像(Y、M、C、K色画像)形成時には、
この場合も、まず回転ホルダHを45°回転させて第1
待機位置PS1にあるブラック現像器GKを第1停止位置
P1に移動させる。そして、第1停止位置P1で攪拌搬送
部材R1、R2の駆動を行わせ内部の現像剤の攪拌を行
う。このとき、現像動作自体(現像バイアスの印加)は
行わせないようにする。そして、第1停止位置P1で攪
拌を行なわせた後、回転ホルダHを更に45°回転さ
せ、第2停止位置(現像後待機位置)P2でブラック現
像器GKの余剰現像剤の排出を行わせ、同時に、イエロ
ー現像器GYを前記第1停止位置P1に移動させ、現像を
行わせる。その後、マゼンタ現像器GM、シアン現像器
GC、ブラック現像器GKを順次第1停止位置P1に移
動させ、現像を行わせる。そして、ブラック現像器GK
による現像(第1停止位置P1)及び余剰現像剤の排出
(第2停止位置P2)が終了した後、ブラック現像器G
Kを前記第1待機位置PS1に戻し、現像プロセスを終了
する。
【0089】本実施の形態では、フルカラー画像形成時
においても、ブラック現像器GKを一度第1停止位置
(現像位置)P1で停止させ、現像剤の攪拌を行わせ、
現像剤を均すようにしたので、第2停止位置P2に停止
する際の現像剤の無駄な排出を抑制することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一、第
二の態様によれば、現像器内の余剰現像剤の貯留能力を
増大させるようにしたので、現像器内の現像剤を長期に
わたり過不足なく適正な量に維持することができる。
【0091】また、本発明の第二の態様によれば、現像
器内の余剰現像剤を強制的に排出するようにしたので、
現像器内の現像剤を長期にわたり過不足なく適正な量に
維持することができる。
【0092】更に、本発明の第四の態様によれば、現像
器内の現像剤の偏りを減らすようにしたので、現像器内
の現像剤を長期にわたり過不足なく適正な量に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は本発明の第一の態様に係る
回転式現像装置の概要を示す説明図である。
【図2】 (a)〜(c)は本発明の第二の態様に係る
回転式現像装置の概要を示す説明図である。
【図3】 (a)〜(c)は本発明の第三の態様に係る
回転式現像装置の概要を示す説明図である。
【図4】 (a)〜(c)は本発明の第四の態様に係る
回転式現像装置の概要を示す説明図である。
【図5】 本発明に係る回転式現像装置が適用された画
像形成装置の実施の形態1の構成図である。
【図6】 実施の形態1に係る回転式現像装置の断面図
である。
【図7】 図3の回転式現像装置の他の部位の断面図で
ある。
【図8】 装置本体への回転ホルダの装着状態を示す斜
視図である。
【図9】 回転ホルダへの各現像器の装着状態を示す説
明図である。
【図10】 (a)は図9のXA−XA線断面図、(b)は
前記図10(a)のXB−XB線断面図である。
【図11】 回転ホルダに設けられた回転力伝達部材の
説明図である。
【図12】 実施の形態1におけるイエロー、マゼン
タ、シアンの各現像器の斜視図であり、(a)は現像ハ
ウジングから現像剤補給筒が取り外されている状態を示
す斜視図、(b)は前記図8(a)の現像ハウジングの
後端部に設けたギヤの配置を示す図、(c)は前記現像
ハウジングに現像剤補給筒が取り付けられている状態を
示す斜視図である。
【図13】 図7のXIII−XIII線断面図である。
【図14】 現像ハウジングへの現像器の装着構造の説
明図で、(a)は現像ハウジングの後側回転プレートの
前面図、(b)は図14(a)XIVB−XIVB線断面図であ
る。
【図15】 現像ハウジングの容器上壁に設けられた流
入路形成部材の部分断面拡大図である。
【図16】 図11に示された流入路形成部材の平断面
図である。
【図17】 図11に示された流入路形成部材の横断面
図で、(a)は図16のXVIIA−XVIIAA線断面図、
(b)は前記図16のXVIIB−XVIIB線断面図、(c)は
前記図16のXVIIC−XVIIC線断面図である。
【図18】 図11に示された流入路形成部材の縦断面
図で、前記図16のXVIII−XVIII線断面図である。
【図19】 容器上壁に形成された現像剤排出口および
前記現像剤排出口に隣接した前記容器上壁の内面側の説
明図で、(a)は前記図18の矢印XIXAから見た図、
(b)は前記図19(a)のXIXB−XIXB線断面図であ
る。
【図20】 現像剤排出口に装着される貯溜部移送接続
部材および貯溜部移送接続部材に回動可能に支持された
シャッターの説明図で、現像剤排出口に装着される前の
状態を示す図である。
【図21】 現像剤排出口に装着される貯溜部移送接続
部材および貯溜部移送接続部材に回動可能に支持された
シャッターの説明図で、貯溜部移送接続部材およびシャ
ッターが現像剤排出口に装着された状態を示す図であ
る。
【図22】 現像剤排出口に装着された貯溜部移送接続
部材およびシャッターの現像ハウジング内における状態
を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は前記図22
(a)のXXIIB−XXIIB線断面図である。
【図23】 貯溜部移送接続部材の説明図で、(a)は
前記図20の状態で下側の面から見た平面図、(b)は
前記図23(a)の矢印XXIIIBから見た図、(c)は前
記図23(b)の矢印XXIIICから見た図、(d)は前記
図19(c)のXXIIID−XXIIID線断面図である。
【図24】 実施の形態1におけるブラック現像器の斜
視図であり、(a)は現像ハウジングから現像剤補給筒
が取り外されている状態を示す斜視図、(b)は前記図
8(a)の現像ハウジングの後端部に設けたギヤの配置
を示す図、(c)は前記現像ハウジングに現像剤補給筒
が取り付けられている状態を示す斜視図である。
【図25】 図7のXXV−XXV線断面図である。
【図26】 現像位置に停止したイエロー、マゼンタ、
シアン現像器の現像ハウジング容器の縦断面図である。
【図27】 イエロー、マゼンタ、シアン現像器の現像
剤排出口および内側現像剤排出口が下向きになった状態
を示す図である。
【図28】 イエロー、マゼンタ、シアン現像器におけ
る現像剤排出動作を説明するための動作図その1であ
る。
【図29】 イエロー、マゼンタ、シアン現像器におけ
る現像剤排出動作を説明するための動作図その2であ
る。
【図30】 現像位置に停止したブラック現像器の現像
ハウジング容器の縦断面図である。
【図31】 ブラック現像器の現像剤排出口および内側
現像剤排出口が下向きになった状態を示す図である。
【図32】 ブラック現像器における現像剤排出動作を
説明するための動作図その1である。
【図33】 ブラック現像器における現像剤排出動作を
説明するための動作図その2である。
【図34】 実施の形態2に係る回転式現像装置におけ
る、現像位置に停止したブラック現像器の現像ハウジン
グ容器の縦断面図である。
【図35】 ブラック現像器における現像剤排出動作を
説明するための動作図その1である。
【図36】 ブラック現像器における現像剤排出動作を
説明するための動作図その2である。
【図37】 実施の形態3における回転ホルダへの各現
像器の装着状態を示す説明図である。
【図38】 実施の形態4において、非現像動作時の回
転式現像装置の待機状態を示す説明図である。
【図39】 従来の回転式現像装置の概要を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…回転ホルダ,2…現像器,3…潜像担持体,4…現
像用開口,5…現像ハウジング,6…現像剤担持体,7
…攪拌搬送部材,8…現像剤補給部,9…現像剤排出
部,10…第一排出口,11…第一シャッター部材,1
2…第一排出部,13…第二排出口,14…第二シャッ
ター部材,15…第二排出部,16…主排出口,17…
シャッター部材,18…主排出部,19…副排出口,2
0…バイパス経路,21…副排出部,22…補助排出
口,23…補助駆動手段,24…空駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 睦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 服部 龍治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 河野 裕久 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 横山 志野 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H030 BB24 BB38 BB42 BB63 2H077 AA31 AB02 AB18 AC02 AC16 AD06 AD13 BA02 BA08 CA19 EA03 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ホルダに複数の現像器を搭載し、当
    該回転ホルダを間欠的に回転させることにより潜像担持
    体に対向する現像位置に各現像器を選択的に配置し、当
    該潜像担持体上の各色成分潜像を対応する現像器でトナ
    ー現像すると共に、当該現像位置にある現像器が現像後
    に上方の現像後待機位置へと移動する回転式現像装置で
    あって、 前記各現像器には、トナー及びキャリアからなる二成分
    現像剤が収容され且つ一部に現像用開口が開設される現
    像ハウジングと、前記現像用開口に面して配設され且つ
    前記二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記
    現像ハウジング内の二成分現像剤を攪拌搬送して前記現
    像剤担持体に供給する攪拌搬送部材と、前記現像ハウジ
    ング内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
    と、前記現像ハウジング内の余剰現像剤を排出する現像
    剤排出部とを具備させたものにおいて、 前記現像剤排出部は、前記現像位置における現像器の現
    像ハウジングの上部に開設される第一排出口と、前記現
    像ハウジング上部内面に当接して前記第一排出口を閉塞
    する閉塞位置と前記現像ハウジング上部内面から離隔し
    て当該第一排出口を開放する開放位置との間で回動可能
    に支持され、前記現像位置では重力の作用により前記第
    一排出口を開放して前記余剰現像剤を貯留する一方、前
    記現像後待機位置では重力の作用により当該第一排出口
    を閉塞し且つ貯留された余剰現像剤を排出する第一シャ
    ッター部材とを備えた第一排出部と、前記現像位置にお
    ける現像器の現像ハウジングの上部に開設される第二排
    出口と、前記現像ハウジング上部内面に当接して前記第
    二排出口を閉塞する閉塞位置と前記現像ハウジング上部
    内面から離隔して当該第二排出口を開放する開放位置と
    の間で回動可能に支持され、前記現像位置では重力の作
    用により前記第二排出口を開放して前記余剰現像剤を貯
    留する一方、前記現像後待機位置では重力の作用により
    当該第二排出口を閉塞し且つ貯留された余剰現像剤を現
    像ハウジング外へ排出する第二シャッター部材とを備え
    た第二排出部とを有することを特徴とする回転式現像装
    置。
  2. 【請求項2】 回転ホルダに複数の現像器を搭載し、当
    該回転ホルダを間欠的に回転させることにより潜像担持
    体に対向する現像位置に各現像器を選択的に配置し、当
    該潜像担持体上の各色成分潜像を対応する現像器でトナ
    ー現像すると共に、当該現像位置にある現像器が現像後
    に上方の現像後待機位置へと移動する回転式現像装置で
    あって、 前記各現像器には、トナー及びキャリアからなる二成分
    現像剤が収容され且つ一部に現像用開口が開設される現
    像ハウジングと、前記現像用開口に面して配設され且つ
    前記二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記
    現像ハウジング内の二成分現像剤を攪拌搬送して前記現
    像剤担持体に供給する攪拌搬送部材と、前記現像ハウジ
    ング内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
    と、前記現像ハウジング内の余剰現像剤を排出する現像
    剤排出部とを具備させたものにおいて、 前記現像剤排出部は、前記現像位置における現像器の現
    像ハウジングの上部に開設される主排出口と、前記現像
    ハウジング上部内面に当接して前記主排出口を閉塞する
    閉塞位置と前記現像ハウジング上部内面から離隔して当
    該主排出口を開放する開放位置との間で回動可能に支持
    され、前記現像位置では重力の作用により前記主排出口
    を開放して前記余剰現像剤を貯留する一方、前記現像後
    待機位置では重力の作用により当該主排出口を閉塞し且
    つ貯留された余剰現像剤を現像ハウジング外へ排出する
    シャッター部材とを備えた主排出部と、前記現像位置に
    おける現像器の現像ハウジングの上方であって前記主排
    出口よりも下方に開設される副排出口と、当該副排出口
    と前記主排出口とを連通接続するバイパス経路とを備え
    た副排出部とを有することを特徴とする回転式現像装
    置。
  3. 【請求項3】 回転ホルダに複数の現像器を搭載し、当
    該回転ホルダを間欠的に回転させることにより潜像担持
    体に対向する現像位置に各現像器を選択的に配置し、当
    該潜像担持体上の各色成分潜像を対応する現像器でトナ
    ー現像すると共に、当該現像位置にある現像器が現像後
    に上方の現像後待機位置へと移動する回転式現像装置で
    あって、 前記各現像器には、トナー及びキャリアからなる二成分
    現像剤が収容され且つ一部に現像用開口が開設される現
    像ハウジングと、前記現像用開口に面して配設され且つ
    前記二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記
    現像ハウジング内の二成分現像剤を攪拌搬送して前記現
    像剤担持体に供給する攪拌搬送部材と、前記現像ハウジ
    ング内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
    と、前記現像ハウジング内の余剰現像剤を排出する現像
    剤排出部とを具備させ、 前記現像剤排出部は、前記現像位置における現像器の現
    像ハウジングの上部に開設される主排出口と、前記現像
    ハウジング上部内面に当接して前記主排出口を閉塞する
    閉塞位置と前記現像ハウジング上部内面から離隔して当
    該主排出口を開放する開放位置との間で回動可能に支持
    され、前記現像位置では重力の作用により前記主排出口
    を開放して前記余剰現像剤を貯留する一方、前記現像後
    待機位置では重力の作用により当該主排出口を閉塞し且
    つ貯留された余剰現像剤を現像ハウジング外へ排出する
    シャッター部材と、前記現像位置における現像器の現像
    ハウジングの上部に開設される補助排出口とを有し、 更に、前記現像後待機位置にある現像器の攪拌搬送部材
    を駆動する補助駆動手段を具備させたことを特徴とする
    回転式現像装置。
  4. 【請求項4】 回転ホルダに複数の現像器を搭載し、当
    該回転ホルダを間欠的に回転させることにより潜像担持
    体に対向する現像位置に各現像器を選択的に配置し、当
    該潜像担持体上の各色成分潜像を対応する現像器でトナ
    ー現像すると共に、当該現像位置にある現像器が現像後
    に上方の現像後待機位置へと移動する回転式現像装置で
    あって、 前記各現像器には、トナー及びキャリアからなる二成分
    現像剤が収容され且つ一部に現像用開口が開設される現
    像ハウジングと、前記現像用開口に面して配設され且つ
    前記二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記
    現像ハウジング内の二成分現像剤を攪拌搬送して前記現
    像剤担持体に供給する攪拌搬送部材と、前記現像ハウジ
    ング内にトナー及びキャリアを補給する現像剤補給部
    と、前記現像ハウジング内の余剰現像剤を排出する現像
    剤排出部とを具備させ、 前記現像剤排出部は、前記現像位置における現像器の現
    像ハウジングの上部に開設される主排出口と、前記現像
    ハウジング上部内面に当接して前記主排出口を閉塞する
    閉塞位置と前記現像ハウジング上部内面から離隔して当
    該主排出口を開放する開放位置との間で回動可能に支持
    され、前記現像位置では重力の作用により前記主排出口
    を開放して前記余剰現像剤を貯留する一方、前記現像後
    待機位置では重力の作用により当該主排出口を閉塞し且
    つ貯留された余剰現像剤を現像ハウジング外へ排出する
    シャッター部材と、前記現像位置における現像器の現像
    ハウジングの上部に開設される補助排出口とを有し、 更に、前記現像位置で現像を行わずに前記現像後待機位
    置へと移動する現像器を当該現像位置で一時停止させ、
    且つ、当該現像位置において当該現像器の攪拌搬送部材
    を空駆動する空駆動手段を具備させたことを特徴とする
    回転式現像装置。
JP2001052804A 2001-02-27 2001-02-27 回転式現像装置 Pending JP2002258611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052804A JP2002258611A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 回転式現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052804A JP2002258611A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 回転式現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002258611A true JP2002258611A (ja) 2002-09-11

Family

ID=18913379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001052804A Pending JP2002258611A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 回転式現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002258611A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934491B2 (en) * 2002-05-22 2005-08-23 Canon Kabushiki Kaisha Developing device
JP2005316160A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
US7233756B2 (en) * 2002-10-31 2007-06-19 Canon Kabushiki Kaiska Image forming apparatus including gravity-operated opening and closing member for discharging excess developer
CN100394330C (zh) * 2004-05-14 2008-06-11 富士施乐株式会社 显影剂回收机构以及成像装置
US7509080B2 (en) * 2006-02-06 2009-03-24 Fujifilm Corporation Developing unit with developer opening/closing member
JP2015004849A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934491B2 (en) * 2002-05-22 2005-08-23 Canon Kabushiki Kaisha Developing device
US7031643B2 (en) 2002-05-22 2006-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Developing device
US7233756B2 (en) * 2002-10-31 2007-06-19 Canon Kabushiki Kaiska Image forming apparatus including gravity-operated opening and closing member for discharging excess developer
JP2005316160A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP4525158B2 (ja) * 2004-04-28 2010-08-18 富士ゼロックス株式会社 現像装置
CN100394330C (zh) * 2004-05-14 2008-06-11 富士施乐株式会社 显影剂回收机构以及成像装置
US7509080B2 (en) * 2006-02-06 2009-03-24 Fujifilm Corporation Developing unit with developer opening/closing member
JP2015004849A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755867B2 (ja) 現像装置、及びこれを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置
JP4645689B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2007219061A (ja) 現像装置、プロセスユニット、画像形成装置、現像方法及び画像形成方法
JP4661844B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5168614B2 (ja) 現像装置、画像形成方法、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2005352042A (ja) 現像装置及び該現像装置を用いる画像形成装置
JP2008175997A (ja) 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2002258611A (ja) 回転式現像装置
JP4095544B2 (ja) 現像装置
JP5476870B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、現像剤交換方法
JP3324388B2 (ja) 画像形成装置
JP3584692B2 (ja) 回転式現像装置
JP5534422B2 (ja) 現像装置、この現像装置を有したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置もしくはプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP2004191469A (ja) 現像装置
JP4640401B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2001142301A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5910104B2 (ja) 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤再充填方法
JP4323755B2 (ja) 回動型現像体及び画像形成装置
JP2007322956A (ja) 現像器、画像形成装置、現像方法及び画像形成方法。
JP4784187B2 (ja) 現像装置
JP2010060998A (ja) 画像形成装置
JP2005208338A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2006162837A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5343632B2 (ja) 現像装置、およびこれを用いた画像形成装置
JP4980643B2 (ja) 現像装置、プロセスユニット、画像形成装置及び画像形成方法