JP2002257403A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002257403A
JP2002257403A JP2001053921A JP2001053921A JP2002257403A JP 2002257403 A JP2002257403 A JP 2002257403A JP 2001053921 A JP2001053921 A JP 2001053921A JP 2001053921 A JP2001053921 A JP 2001053921A JP 2002257403 A JP2002257403 A JP 2002257403A
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air
outlet
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flow path
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JP2001053921A
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Tomohiro Yabu
知宏 薮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の温度むらの低減、居住者のドラフト感
の低減、およびゾーニング空調の促進を図る。 【解決手段】 室内ユニット(1)の前面パネルの中央
部には中央吹出口(12)が設けられ、左右両端部には、
壁面(10)に沿って空気を吹き出す左側吹出口(11)お
よび右側吹出口(13)が設けられている。各吹出口(1
1,12,13)は、上下方向に細長い形状に形成されてい
る。室内熱交換器によって加熱または冷却した空気を、
任意の1または2の吹出口から吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内ユニットと室外ユニット
とを備えた空気調和装置は、いわゆるルームエアコン等
としてよく用いられている。図8に示すように、従来の
室内ユニット(100)は、横長のユニットケーシング(1
01)内に室内熱交換器および送風機が収容されてなり、
空気の吹出口(102)は左右方向に細長い形状に形成さ
れていた。この種の室内ユニット(100)は、部屋の壁
面の天井付近に設置され、室内熱交換器で加熱または冷
却した空気(104)を、天井付近から斜め下向きに吹き
下ろしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記室内ユニ
ット(100)では、空気(104)を天井付近から吹き下ろ
していたので、室内の上下方向に温度むらを生じやすか
った。
【0004】また、吹出口(102)から吹き出した空気
(104)を居住者(106)に対して直接吹き付けてしまう
場合があり、ドラフト感を与えやすかった。
【0005】また、リビング等の広い空間の空調を行う
場合、吹出口(102)に設けたフラップの吹き出し角度
に一定の限界があることから、空気を左右方向の広範囲
にわたって吹き出すことは難しかった。
【0006】また、部屋の一部の領域に対して集中的に
空調を行うことはできなかった。つまり、ゾーニング空
調が難しかった。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、室内の上下方向およ
び左右方向の温度むらの低減、ドラフト感の低減、広範
囲への空気吹き出し、およびゾーニング空調の促進を図
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左右の壁面に沿って空気を吹き出す左右
の吹出口と、前方に空気を吹き出す中央吹出口とを備え
るとともに、それら空気吹出口を縦長形状に形成するこ
ととした。
【0009】具体的には、第1の発明に係る空気調和装
置は、室内の壁面に沿って設置されるユニットケーシン
グと、上記ユニットケーシング内に設けられた室内熱交
換器および送風機とを有する室内ユニットを備えた空気
調和装置であって、上記ユニットケーシングには、空気
吸込口と、上下方向に細長い形状に形成され、上記ユニ
ットケーシングの左側の壁面に沿った方向に開口した左
側吹出口と、上下方向に細長い形状に形成され、上記ユ
ニットケーシングの右側の壁面に沿った方向に開口した
右側吹出口と、上下方向に細長い形状に形成され、上記
ユニットケーシングの正面の方向に開口した中央吹出口
とが設けられているものである。
【0010】上記空気調和装置では、室内熱交換器によ
って加熱または冷却された空気は、上下方向に細長い空
気吹出口から室内に吹き出される。そのため、室内の上
下方向の広範囲にわたって吹出空気が供給されるので、
室内における上下方向の温度むらは小さくなる。
【0011】左側吹出口および右側吹出口からの空気は
壁面に沿って吹き出されるので、居住者に対して直接吹
き付けられることはない。そのため、ドラフト感は低減
する。また、吹出空気は左右方向の広範囲にわたって供
給される。
【0012】第2の発明に係る空気調和装置は、第1の
発明に係る空気調和装置において、左側吹出口、中央吹
出口および右側吹出口のうちの任意の1または2の吹出
口から熱交換後の空気を吹き出すように構成されている
ものである。
【0013】上記空気調和装置では、空気の吹出方向を
切り替えることにより、室内の一部の領域の空調を集中
的に実行することができる。そのため、ゾーニング空調
の促進が図られる。
【0014】第3の発明に係る空気調和装置は、第2の
発明に係る空気調和装置において、ユニットケーシング
の空気吸込口は、左側吹出口と中央吹出口との間に形成
された左側吸込口と、右側吹出口と中央吹出口との間に
形成された右側吸込口とを含み、上記ユニットケーシン
グ内の左側吸込口の後方には、第1クロスフローファン
が設けられ、上記ユニットケーシング内の右側吸込口の
後方には、第2クロスフローファンが設けられ、上記ユ
ニットケーシング内の上記第1クロスフローファンの後
方には、左側吸込口から吸い込んだ空気を左側吹出口か
ら吹き出す空気通路を区画形成する第1状態と、左側吸
込口から吸い込んだ空気を中央吹出口から吹き出す空気
通路を区画形成する第2状態との切替が自在な第1流路
区画部材が設けられ、上記ユニットケーシング内の上記
第2クロスフローファンの後方には、右側吸込口から吸
い込んだ空気を中央吹出口から吹き出す空気通路を区画
形成する第3状態と、右側吸込口から吸い込んだ空気を
右側吹出口から吹き出す空気通路を区画形成する第4状
態との切替が自在な第2流路区画部材が設けられている
ものである。
【0015】上記空気調和装置では、第1流路区画部材
を第1状態に設定し、第1クロスフローファンのみを駆
動することにより、左側吹出口のみから空気を吹き出す
吹出状態が実現される。第1流路区画部材を第2状態に
設定し、第1クロスフローファンのみを駆動することに
より、中央吹出口のみから空気を吹き出す吹出状態が実
現される。第2流路区画部材を第4状態に設定し、第2
クロスフローファンのみを駆動することにより、右側吹
出口のみから空気を吹き出す吹出状態が実現される。第
1流路区画部材を第1状態に設定し、第2流路区画部材
を第4状態に設定し、第1および第2クロスフローファ
ンを駆動することにより、左側吹出口および右側吹出口
から空気を吹き出す吹出状態が実現される。第1流路区
画部材を第1状態に設定し、第2流路区画部材を第3状
態に設定し、第1および第2クロスフローファンを駆動
することにより、左側吹出口および中央吹出口から空気
を吹き出す吹出状態が実現される。第1流路区画部材を
第2状態に設定し、第2流路区画部材を第4状態に設定
し、第1および第2クロスフローファンを駆動すること
により、中央吹出口および右側吹出口から空気を吹き出
す吹出状態が実現される。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上下方
向に細長い形状の吹出口から空気を吹き出すので、室内
の上下方向の温度むらを低減することができる。また、
左右方向の広い範囲にわたって空気を吹き出すことがで
きるので、左右方向の温度むらも低減することができ
る。
【0017】また、壁面に沿った左方向、正面方向およ
び壁面に沿った右方向のうちの任意の1方向または2方
向から空気を吹き出すことができるので、居住者のドラ
フト感を低減することができる。また、居住者を包み込
むような空気の吹き出しを実現することも可能となる。
さらに、効果的なゾーニング空調を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1に示すように、空気調和装置の室内ユ
ニット(1)は、いわゆる壁掛け式の空調ユニットであ
り、部屋の壁面(10)に設置されている。室内ユニット
(1)のケーシング(20)は縦長形状に形成され、いわ
ゆる蒲鉾型の形状を有している。
【0020】図2に示すように、ケーシング(20)の前
面パネル(24)は断面半円弧状の曲面形状を有してお
り、その中央部には上下方向に細長い形状の中央吹出口
(12)が形成されている。中央吹出口(12)は空気をケ
ーシング(20)の正面方向に吹き出すように形成されて
おり、より詳しくは、空気を壁面(10)と直交する方向
に吹き出すように形成されている。
【0021】前面パネル(24)の右端部には、上下方向
に細長い形状の右側吹出口(13)が形成されている。右
側吹出口(13)は、空気をケーシング(20)の右側の壁
面(10)に沿って右方向に吹き出すように形成されてい
る。一方、前面パネル(24)の左端部にも、上下方向に
細長い形状の左側吹出口(11)が形成されている(図1
参照)。左側吹出口(11)は、空気をケーシング(20)
の左側の壁面(10)に沿って左方向に吹き出すように形
成されている。
【0022】前面パネル(24)の左側吹出口(11)と中
央吹出口(12)との間には、左側吸込口(14)が設けら
れている。前面パネル(24)の右側吹出口(13)と中央
吹出口(12)との間には、右側吸込口(15)が設けられ
ている。
【0023】各吹出口(11,12,13)には、それぞれフラ
ップ(36,36,…)が設けられている。これらフラップ
(36,36,…)は、各吹出口(11,12,13)からの空気を上
下方向に広がった形状に吹き出すためのものである。言
い換えると、空気は各吹出口(11,12,13)から放射状に
吹き出される。フラップ(36,36,…)は、中央部では水
平方向に向いているが、上下両端にいくに従って徐々に
傾斜度が大きくなるような態様で傾いている。このよう
な構成によれば、吹出空気は扇状に広がりながらフィル
ム状に吹き出されることになる。なお、暖房時などに
は、上側は水平にかつ下側は下向きに広がるように吹き
出してもよい。また、冷房時などには、上下の全域にわ
たって水平方向に吹き出すようにしてもよい。
【0024】図3に示すように、ケーシング(20)の内
部には、第1および第2室内熱交換器(69,70)と、第
1および第2送風機(71,72)とが設けられている。第
1および第2送風機(71,72)は、それぞれクロスフロ
ーファンによって構成されている。第1および第2送風
機(71,72)の下方には、それぞれファンモータ(79)
(図4参照)が設けられている。なお、ファンモータ
(79)は第1および第2送風機(71,72)の上方に設け
られていてもよい。第1および第2室内熱交換器(69,7
0)は、それぞれプレートフィンチューブ型熱交換器に
よって構成されている。ただし、これら室内熱交換器
(69,70)は、プレートフィンチューブ型熱交換器に限
定されるものではなく、他の種類の熱交換器を利用する
ことも勿論可能である。第1室内熱交換器(69)は左側
吸込口(14)の後方に設けられ、第2室内熱交換器(7
0)は右側吸込口(15)の後方に設けられている。第1
送風機(71)は第1室内熱交換器(69)の後方に設けら
れている。第2送風機(72)は第2室内熱交換器(70)
の後方に設けられている。
【0025】第1送風機(71)の後方には第1流路区画
板(73)が設けられ、第2送風機(72)の後方には第2
流路区画板(74)が設けられている。図4に示すよう
に、第1流路区画板(73)は、上下方向に延び且つ第1
送風機(71)を囲むように湾曲した湾曲板により形成さ
れている。なお、第2流路区画板(74)も第1流路区画
板(73)と同様の構成を有している。第1流路区画板
(73)は、左側吸込口(14)から吸い込んだ空気を第1
室内熱交換器(69)で加熱または冷却して吐出するため
の第1空気通路(75)を区画形成している。一方、第2
流路区画板(74)は、右側吸込口(15)から吸い込んだ
空気を第2室内熱交換器(70)で加熱または冷却して吐
出するための第2空気通路(76)を区画形成している。
第1送風機(71)は第1空気通路(75)に設けられ、第
2送風機(72)は第2空気通路(76)に設けられてい
る。
【0026】第1流路区画板(73)および第2流路区画
板(74)は、空気流路を切り替えることのできるように
可動式に構成されている。具体的には、第1流路区画板
(73)は、左側吸込口(14)から吸い込んだ空気を左側
吹出口(11)から吹き出す第1状態と、左側吸込口(1
4)から吸い込んだ空気を中央吹出口(12)から吹き出
す第2状態とに切り替え自在に構成されている。一方、
第2流路区画板(74)は、右側吸込口(15)から吸い込
んだ空気を中央吹出口(12)から吹き出す第3状態と、
右側吸込口(15)から吸い込んだ空気を右側吹出口(1
3)から吹き出す第4状態とに切り替え自在に構成され
ている。
【0027】第1および第2送風機(71,72)は、同時
に駆動できることは勿論、いずれか一方のみを駆動する
ことも可能となっている。
【0028】このような構成により、室内ユニット
(1)では、加熱または冷却した空気を、任意の1また
は2の吹出口から吹き出すことができる。すなわち、本
室内ユニット(1)では、送風機(71,72)および流路区
画板(73,74)の設定を適宜切り替えることにより、以
下のような吹き出し態様が可能になっている。
【0029】具体的には、左側吹出口(11)のみから空
気を吹き出す場合には、第1流路区画板(73)を第1状
態に設定しつつ、第1送風機(71)のみを駆動する。こ
れにより、室内ユニット(1)からは、左側の壁面(1
0)に沿って空気が吹き出されることになる。
【0030】中央吹出口(12)のみから空気を吹き出す
場合には、第1流路区画板(73)を第2状態に設定しつ
つ、第1送風機(71)のみを駆動する。あるいは、第2
流路区画板(74)を第3状態に設定しつつ、第2送風機
(72)のみを駆動する。これにより、室内ユニット
(1)からは、前方に向かって空気が吹き出されること
になる。
【0031】右側吹出口(13)のみから空気を吹き出す
場合には、第2流路区画板(74)を第4状態に設定しつ
つ、第2送風機(72)のみを駆動する。これにより、室
内ユニット(1)からは、右側の壁面(10)に沿って空
気が吹き出されることになる。
【0032】図3(a)に示すように、左側吹出口(1
1)および中央吹出口(12)から空気を吹き出す場合に
は、第1流路区画板(73)を第1状態に設定するととも
に第2流路区画板(74)を第3状態に設定し、両送風機
(71,72)を駆動する。これにより、室内ユニット(1)
からは、左側の壁面(10)に沿って空気が吹き出される
とともに、部屋の中央に向かって空気が吹き出されるこ
とになる。この吹き出し態様は、居住者が部屋の左側に
位置しているときに特に好適な態様である。この場合、
吹出空気は居住者を左右から包み込むように吹き出され
るので、ドラフト感の少ない快適性に優れたゾーニング
空調が実現される。
【0033】右側吹出口(13)および中央吹出口(12)
から空気を吹き出す場合には、第1流路区画板(73)を
第2状態に設定するとともに第2流路区画板(74)を第
4状態に設定し、両送風機(71,72)を駆動する。これ
により、室内ユニット(1)からは、右側の壁面(10)
に沿って空気が吹き出されるとともに、部屋の中央に向
かって空気が吹き出されることになる。この吹き出し態
様は、居住者が部屋の右側に位置しているときに特に好
適な態様である。この場合も、吹出空気は居住者を左右
から包み込むように吹き出されるので、ドラフト感の少
ない快適性に優れたゾーニング空調が実現される。
【0034】図3(b)に示すように、左側吹出口(1
1)および右側吹出口(13)から空気を吹き出す場合に
は、第1流路区画板(73)を第1状態に設定するととも
に第2流路区画板(74)を第4状態に設定し、両送風機
(71,72)を駆動する。これにより、室内ユニット(1)
からは、左右の壁面(10)に沿って空気が吹き出される
ことになる。この吹き出し態様は、居住者が部屋の中央
に位置しているときに特に好適な態様である。この場合
も、ドラフト感の少ない快適性に優れた空調が実現され
る。
【0035】なお、流路区画板(73,74)の駆動機構は
特定の機構に限定されるものではないが、本実施形態で
は、図4および図5に示すように、流路区画板(73)を
回転駆動する機構を採用している。具体的には、第1流
路区画板(73)の中央部の後側には、上下方向に延びる
回転軸(77)が設けられている。この回転軸(77)は、
駆動モータ(78)に連結されている。そして、駆動モー
タ(78)によって回転軸(77)を左右に回転させること
により、第1流路区画板(73)も左右に回転し、空気通
路の切り替えが行われることになる。なお、第2流路区
画板(74)の駆動機構も第1流路区画板(73)の駆動機
構と同様であるので、その説明は省略する。
【0036】また、流路区画板(73,74)の駆動機構と
して、図6に示すようなスライド式の機構を設けてもよ
い。本機構では、流路区画板(73,74)を水平方向にス
ライド移動させることにより、空気通路の切り替えが行
われることになる。
【0037】本室内ユニット(1)によれば、上下方向
に細長い形状の吹出口(11,12,13)から空気を吹き出す
ので、温風または冷風を室内の上下方向の広範囲に供給
することができる。特に、吹出空気(61,62,63)(図1
参照)を上下方向に広がった形状に吹き出すので、床面
から天井に至る広い範囲に空気を吹き出すことができ
る。したがって、室内の上下方向の温度むらを小さくす
ることができ、室内の快適性を向上させることができ
る。
【0038】また、左右方向の広い範囲にわたって空気
を吹き出すことができる。居住者に対して空気を直接吹
き付けないように吹出口を適宜選択することにより、ド
ラフト感を低減することができる。また、左右から居住
者を包み込むように空気を吹き出すことにより、さらに
快適性を向上させることができる。
【0039】温風または冷風を壁面(10)に沿って吹き
出すことができるので、壁面(10)および窓(10A)か
らの輻射熱の侵入を抑制することができる。
【0040】空気を左方向、前方向および右方向のうち
の任意の1方向または2方向に吹き出すことができるの
で、必要な箇所だけを集中的に暖房または冷房すること
ができる。したがって、効果的なゾーニング空調を実現
することができる。
【0041】なお、図7に示すように、LDK等の複数
の部屋(2,3)をまたぐように設置することにより、そ
れらの部屋(2,3)をエアカーテンで仕切ることもでき
る。ゾーニング空調の促進を図ることができる。
【0042】上記室内ユニット(1)は壁掛け式の空調
ユニットであったが、本発明に係る室内ユニットは壁掛
け式に限定されるものではない。例えば、床置き式の空
調ユニットであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る室内ユニットの使用状態を示す
図である。
【図2】室内ユニットの斜視図である。
【図3】(a)および(b)は、室内ユニットの内部構
造を示す横断面図である。
【図4】室内ユニットの要部の斜視図である。
【図5】室内ユニットの要部の横断面図である。
【図6】室内ユニットの要部の横断面図である。
【図7】室内ユニットの他の使用状態を示す図である。
【図8】従来の室内ユニットの使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
(1) 室内ユニット (11) 左側吹出口 (12) 中央吹出口 (13) 右側吹出口 (14) 左側吸込口 (15) 右側吸込口 (20) ケーシング(ユニットケーシング) (69) 第1室内熱交換器 (70) 第2室内熱交換器 (71) 第1送風機(第1クロスフローファン) (72) 第2送風機(第2クロスフローファン) (73) 第1流路区画板(第1流路区画部材) (74) 第2流路区画板(第2流路区画部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の壁面(10)に沿って設置されるユ
    ニットケーシング(20)と、上記ユニットケーシング
    (20)内に設けられた室内熱交換器(69,70)および送
    風機(71,72)とを有する室内ユニット(1)を備えた空
    気調和装置であって、 上記ユニットケーシング(20)には、 空気吸込口(14,15)と、 上下方向に細長い形状に形成され、上記ユニットケーシ
    ング(20)の左側の壁面(10)に沿った方向に開口した
    左側吹出口(11)と、 上下方向に細長い形状に形成され、上記ユニットケーシ
    ング(20)の右側の壁面(10)に沿った方向に開口した
    右側吹出口(13)と、 上下方向に細長い形状に形成され、上記ユニットケーシ
    ング(20)の正面の方向に開口した中央吹出口(12)と
    が設けられていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和装置であっ
    て、 左側吹出口(11)、中央吹出口(12)および右側吹出口
    (13)のうちの任意の1または2の吹出口から熱交換後
    の空気を吹き出すように構成されていることを特徴とす
    る空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和装置であっ
    て、 ユニットケーシング(20)の空気吸込口は、左側吹出口
    (11)と中央吹出口(12)との間に形成された左側吸込
    口(14)と、右側吹出口(13)と中央吹出口(12)との
    間に形成された右側吸込口(15)とを含み、 上記ユニットケーシング(20)内の左側吸込口(14)の
    後方には、第1クロスフローファン(71)が設けられ、 上記ユニットケーシング(20)内の右側吸込口(15)の
    後方には、第2クロスフローファン(72)が設けられ、 上記ユニットケーシング(20)内の上記第1クロスフロ
    ーファン(71)の後方には、左側吸込口(14)から吸い
    込んだ空気を左側吹出口(11)から吹き出す空気通路を
    区画形成する第1状態と、左側吸込口(14)から吸い込
    んだ空気を中央吹出口(12)から吹き出す空気通路を区
    画形成する第2状態との切替が自在な第1流路区画部材
    (73)が設けられ、 上記ユニットケーシング(20)内の上記第2クロスフロ
    ーファン(72)の後方には、右側吸込口(15)から吸い
    込んだ空気を中央吹出口(12)から吹き出す空気通路を
    区画形成する第3状態と、右側吸込口(15)から吸い込
    んだ空気を右側吹出口(13)から吹き出す空気通路を区
    画形成する第4状態との切替が自在な第2流路区画部材
    (74)が設けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
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