JP2002255299A - 貯液管理システム - Google Patents

貯液管理システム

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JP2002255299A
JP2002255299A JP2001059292A JP2001059292A JP2002255299A JP 2002255299 A JP2002255299 A JP 2002255299A JP 2001059292 A JP2001059292 A JP 2001059292A JP 2001059292 A JP2001059292 A JP 2001059292A JP 2002255299 A JP2002255299 A JP 2002255299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は給油所が閉店している間にタンクロ
ーリ車が荷卸できるようにして配送効率を高めることを
課題とする。 【解決手段】 給油所管理システム10の液面計表示装
置16は、閉店時に液面計14a〜14dから地下タン
ク12a〜12dの液位を読み込み、地下タンク12a
〜12dの在庫量をメモリ35に記憶させる。そして、
液面計表示装置16は、閉店後にタンクローリ車28に
搭載された荷卸コンピュータ34からの通信電文により
電源がオンになると、閉店時の在庫量と荷卸時の在庫量
とを比較して異常の有無を判定し、異常がある場合は管
理コンピュータ20に通知する。また、管理コンピュー
タ20は、開店時の在庫量と荷卸時の在庫量とを比較し
て異常の有無を判定し、異常がある場合は上位コンピュ
ータ46に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンクローリ車のハ
ッチに積み込まれた油液を給油所の地下タンク等に荷卸
する際に地下タンク内の残量を測定する液面計からの液
位データを管理する貯液管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】油槽所で油液を積み込まれたタンクロー
リ車の運転者は、注文のあった給油所へ移動し、注文さ
れた油種、数量を確認して給油所の地下タンクの油種を
確認してから荷卸作業を行っている。
【0003】図11は従来の貯液管理システムの一例を
示す構成図である。図11に示されるように、従来の貯
液管理システムでは、液面計表示装置1が、給油所の事
務所2内に設置された管理コンピュータ3と通信ケーブ
ル4を介して接続されており、管理コンピュータ3は地
下タンク5に設けられた液面計6と通信ケーブル7を介
して接続されている。そのため、液面計6で測定された
地下タンク5の液位データは、通信ケーブル7を介して
事務所2内の管理コンピュータ3に送信され、管理コン
ピュータ3から通信ケーブル4を介して屋外用の液面計
表示装置1に転送される。また、液面計表示装置1は、
地下タンク5の近傍に設置されており、事務所2内から
引き出された電源ケーブル8を介して電源供給される。
【0004】タンクローリ車9の運転者は、地下タンク
5の油種が荷卸する油種と同一であることを確認して荷
卸ホース9aを地下タンク5の端部を注油口5aに連結
し、タンクローリ車9に搭載された荷卸コンピュータ9
bをケーブル9cを介して液面計表示装置1に接続す
る。そして、運転者は、液面計表示装置1に表示された
地下タンク5の残量を確認し、当該地下タンク5内に荷
卸する数量分の容量が空いているか否かを判断する。
【0005】そして、地下タンク5が荷卸可能な状態で
ある場合、ハッチ底弁(図示せず)を開弁させる。これ
により、当該ハッチに積み込まれた油液は、給油所の地
下タンク5に荷卸される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、地下タンク5に設けられた液面計6が通信ケーブル
7を介して地下タンク5から離れた事務所2に設置され
た管理コンピュータ3に接続されているため、液面計6
から通信ケーブル7の全長が長くなり、通信ケーブル7
の敷設工事に余計な手間を要するばかりか、工事費用が
高価になるという問題があった。
【0007】また、タンクローリ車9は、交通渋滞によ
る遅延を防止するために、配送効率の良い夜間配送に切
り替えて移動時間を短縮することが検討されている。し
かしながら、給油所が閉店している時間帯にタンクロー
リ車9が到着した場合、タンクローリ車9の運転者が事
務所2内に入ることができないので、液面計表示装置1
の電源をオンにした状態に保つ必要があり、電源の消費
量が増大してしまう。
【0008】さらに、通信ケーブル7を敷設する代わり
に無線式の通信機を用いて液位データを送受信する方法
が検討されているが、この場合、通信ケーブル7の敷設
工事が不要になるものの夜間にタンクローリ車9が閉店
後の給油所に到着して荷卸する際、管理コンピュータ3
の電源がオフなので、液面計表示装置1に地下タンク5
の液位データが表示されず、運転者は荷卸作業が行えな
い。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決した貯液
管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。
【0011】上記請求項1記載の発明は、液面計から出
力される液位データを液面計表示装置に直接送信するデ
ータ通信手段と、液面計表示装置で受信された液位デー
タを事務所側に設置された管理コンピュータに転送する
転送手段と、外部からの操作で前記液面計表示装置の電
源を投入する電源投入手段と、を備えてなるため、給油
所が閉店された夜間でも液面計表示装置の電源をオンに
タンクに残留している液体の貯蔵量を確認することがで
きる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、液面計と液
面計表示装置との間を接続し、液面計から出力される液
位データを液面計表示装置へ送信する第1通信ケーブル
と、液面計表示装置と管理コンピュータとの間を接続
し、液面計表示装置で受信された液位データを管理コン
ピュータへ転送する第2通信ケーブルと、液面計表示装
置に設けられ、外部からの操作で電源が投入される電源
投入手段と、を備えてなるため、給油所が閉店された夜
間でも液面計表示装置の電源をオンにしてタンクに残留
している液体の貯蔵量を確認することができ、タンクロ
ーリ車の夜間配送を実現することが可能になる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、タンクロー
リ車に搭載された荷卸コンピュータから送信された信号
により液面計表示装置の電源を投入するため、タンクロ
ーリ車の運転者は液面計表示装置の電源を手動操作する
必要がなく、夜間の荷卸作業の手間を簡略化することが
できる。
【0014】上記請求項4記載の発明は、閉店時の液面
計により測定された液位データを記憶し、タンクローリ
車の各ハッチに積み込まれた液体が荷卸されるとき液面
計から出力される液位データを読み込み、荷卸時に読み
込まれた液位データと記憶手段に記憶された閉店時の液
位データとを照合し、両液位データ間の差違があるとき
異常を報知するものであり、異常報知により給液所が閉
店してからタンクローリ車の液体を荷卸する間に地下タ
ンクの液位が変動していることを確認することができ
る。
【0015】上記請求項5記載の発明は、タンクローリ
車の各ハッチに積み込まれた油液が荷卸されるとき液面
計から出力される液位データを記憶し、開店時に液面計
から出力される液位データを読み込み、開店時に読み込
まれた液位データと記憶手段に記憶された荷卸時の液位
データとを照合し、両液位データ間の差違があるとき異
常を報知するものであり、タンクローリ車の油液を荷卸
してから異常報知により給液所が開店する間に地下タン
クの液位が変動しているか否かを確認することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる貯液管理シ
ステムの一実施例が適用された給油所管理システムを示
す概略構成図である。図2は給油所に設置される各機器
のレイアウトを示すレイアウト図である。図1及び図2
に示されるように、給油所管理システム10では、給油
所の地下タンク12a〜12dの液位を測定する液面計
(レベルセンサ)14a〜14dと、地下タンク12a
〜12dの温度を測定する温度計(温度センサ)15a
〜15dと、液面計14a〜15dにより測定された地
下タンク12a〜12dの液位(残量)を表示する屋外
用の液面計表示装置16と、給油所の事務所18内に設
置された管理コンピュータ20とを有する。
【0017】管理コンピュータ20は、複数の操作キー
が設けられた操作盤19と、地下タンク12a〜12d
の液位を表示する表示装置21と、地下タンク12a〜
12dの在庫量を印字するプリンタ23とを有する。
尚、表示装置21は、CRTディスプレイなどからな
り、地下タンク12a〜12dの液位以外の荷卸及び給
油に関する情報が随時表示される。
【0018】液面計表示装置16は、地下タンク12に
設けられた液面計14a〜14d、温度計15a〜15
dと通信ケーブル(データ通信手段、第1通信ケーブ
ル)24a〜24d,25a〜25dを介して接続され
ており、事務所18内に設置された管理コンピュータ2
0は、地下タンク12a〜12dの近傍に設けられた液
面計表示装置16と通信ケーブル(第2通信ケーブル)
22を介して接続されている。
【0019】このように、液面計14a〜14dから出
力された液位データ及び温度計15a〜15dから出力
された温度データは、通信ケーブル24a〜24d,2
5a〜25dを介して直接液面計表示装置16に送信さ
れるため、通信ケーブル24a〜24d,25a〜25
dの全長が従来のように事務所18内まで延長する場合
よりも短くて済み、その分ケーブル敷設工事の手間が減
少して工事に要する時間を短縮できると共に、工事費用
を軽減できる。
【0020】さらに、液面計14a〜14d,温度計1
5a〜15dで測定された地下タンク12a〜12dの
液位データ,温度データは、通信ケーブル24a〜24
d,25a〜25dを介して液面計表示装置16に送信
され、液面計表示装置16から通信ケーブル23を介し
て管理コンピュータ20に転送される。また、管理コン
ピュータ20は、後述するように液面計表示装置16か
ら転送された地下タンク12a〜12dの液位データに
基づいて各油種の残量を確認して給油許可を出力した
り、あるいは開店時にタンクローリ車28による夜間の
荷卸後にタンク残量の変動の有無を確認して閉店中の油
液盗難が発生したか否かを判定する。
【0021】液面計表示装置16は、地下タンク12a
〜12dの近傍に設置されており、事務所18内から引
き出された電源ケーブル26を介して電源供給される。
液面計表示装置16には、電源ケーブル26を導通また
は遮断する手動操作用の電源スイッチ27が設けられて
いる。また、液面計表示装置16の内部には、タンクロ
ーリ車28に搭載された荷卸コンピュータ34からの指
令(通信電文)によりオンまたはオフに切り替わる電源
スイッチ(図示せず)が設けられている。また、液面計
表示装置16は、後述するように閉店時に地下タンク1
2a〜12dの残量をメモリ35に記憶させる手段と、
地下タンク12a〜12dの在庫量を印字するプリンタ
39と、液面計14a〜14dから送信された液位デー
タから得られたタンク残量を表示するレベルメータ17
を有する。
【0022】タンクローリ車28の運転者は、地下タン
ク12a〜12dの油種が荷卸する油種と同一であるこ
とを確認して荷卸ホース30の端部を地下タンク12a
〜12d近傍に設けられた注油口32a〜32dに連結
する。注油口32a〜32dは、地上に露出しており、
地下タンク12a〜12d内に挿入された注油管路33
a〜33dに連通されている。
【0023】タンクローリ車28に搭載された荷卸コン
ピュータ34は、ケーブル36を介して液面計表示装置
16に接続されると、液面計表示装置16に電源オンの
指令(通信電文)と、地下タンク12a〜12dの残量
を表示させる指令(通信電文)を出力する。そして、運
転者は、液面計表示装置16に表示された地下タンク1
2a〜12dの残量を確認し、当該地下タンク12a〜
12d内に荷卸する数量分の容量が空いているか否かを
判断する。
【0024】そして、地下タンク12a〜12dが荷卸
可能な状態である場合、ハッチ底弁(図示せず)を開弁
させる。これにより、当該ハッチに積み込まれた油液
は、給油所の地下タンク12a〜12dに荷卸される。
【0025】また、事務所18の管理コンピュータ20
は、モデム40を介して公衆回線42に接続されてお
り、給油所を管理する管理センタ44の上位コンピュー
タ46もモデム48を介して公衆回線42に接続されて
いる。そのため、給油所の管理コンピュータ20は、公
衆回線42を介して上位コンピュータ46と通信可能に
接続されており、例えばその日に販売された油液の数
量、タンクローリ車28の配送依頼、あるいは閉店時に
地下タンク12a〜12dの油液が変動した場合に油液
の盗難等の異常を報知することができる。
【0026】図2に示されるように、給油所の給油エリ
アには、例えば4種類の油液(ハイオクガソリン、レギ
ュラーガソリン、灯油、軽油)が貯蔵された地下タンク
12a〜12dと、地下タンク12a〜12dの油液を
給油するための計量機38a〜38dとが設けられてい
る。地下タンク12a〜12dの油液は、給液管路40
a〜40dを介して計量機38a〜38dに給液され
る。
【0027】計量機38a〜38dは、事務所18の近
傍に配置されており、顧客の車両が到着すると、直ちに
給油所の作業員が給油作業を行えるようになっている。
または地下タンク12a〜12dは、タンクローリ車2
8が給油所に到着した際、計量機38a〜38dによる
給油作業を邪魔しないように計量機38a〜38d及び
事務所18から離れた位置に設置されている。
【0028】また、地下タンク12a〜12dの液位を
測定する液面計14a〜14dは、通信ケーブル24a
〜24dを介して屋外用の液面計表示装置16と接続さ
れている。そして、液面計14a〜14dで測定された
液位データは、液面計表示装置16から管理コンピュー
タ20に転送される。そのため、地下タンク12a〜1
2dの液位は、液面計表示装置16のレベルメータ17
及び管理コンピュータ20の表示装置21に表示され
る。
【0029】タンクローリ車28の運転者は、荷卸する
前に液面計表示装置16の電源をオンにして管理コンピ
ュータ20からのケーブル36を液面計表示装置16に
接続する。そして、管理コンピュータ20は、液面計表
示装置16に対して液面計14a〜14dで測定された
液位データを読み込み、地下タンク12a〜12dの液
位を表示させる。これにより、運転者は、地下タンク1
2a〜12dの液位(残量)を確認し、荷卸する油種に
該当する地下タンク12a〜12dの液位(残量)が荷
卸する数量(または荷卸されるハッチ容量)分の空き容
量(地下タンク内空間)があることを確認することがで
きる。
【0030】また、液面計表示装置16の近傍には、地
下タンク12a〜12dに連通された各注油口32a〜
32dが集中して設けられている。そのため、タンクロ
ーリ車28の運転者は、液面計表示装置16の近傍にタ
ンクローリ車28を停車して地下タンク12a〜12d
の残量を確認した後、荷卸作業を開始する。
【0031】また、複数の注油口32a〜32dは、一
箇所に集中して設けられているので、注油管路が短くな
り、地下タンク12a〜12dを埋設する段階で液面計
14a〜14dの配線工事も同時に施工することによ
り、工事に要する時間とコストを削減できる。
【0032】ここで、上記のように構成された給油所管
理システムで実行される各種制御処理について説明す
る。まず、液面計表示装置16が実行する閉店処理につ
いて説明する。図3は液面計表示装置16で実行される
閉店処理のフローチャートである。
【0033】図3に示されるように、液面計表示装置1
6の制御回路は、S11において、閉店時に管理コンピ
ュータ20の閉店スイッチがオンに操作されると、S1
2に進み、液面計14a〜14dで測定された液位デー
タを読み込み、地下タンク12a〜12dの温度を温度
計15a〜15dからサンプリングして基準温度(例え
ば、15°C)に換算した油液の在庫量を算出する(液
位データ読み込み手段)。このように、地下タンク12
a〜12dの温度を基準温度に換算して温度変化に伴う
体積変化(比重変化)を補正することができる。
【0034】次のS13では、現在(閉店時)に地下タ
ンク12a〜12dに残っている油液の在庫量を印字し
た伝票37を発行し、メモリ35(記憶手段)に地下タ
ンク12a〜12dの在庫データを格納する。そして、
S14では、液面計表示装置16の内部電源スイッチ
(図示せず)を開成させて電源をオフにする。
【0035】ここで、液面計表示装置16で実行される
荷卸処理について説明する。図4乃至図8は液面計表示
装置16で実行される荷卸処理のフローチャートであ
る。図4に示されるように、液面計表示装置16の制御
回路は、S21において、タンクローリ車28に搭載さ
れた荷卸コンピュータ34とケーブル36が接続される
と、S22に進み、荷卸コンピュータ34とケーブル3
6を介して通信可能になったかどうかをチェックする。
S22において、荷卸コンピュータ34と通信できない
ときは、S23に進み、通信異常としてエラーを荷卸コ
ンピュータ34に出力し、S24で管理コンピュータ2
0へ修理が必要であることを報知する。
【0036】また、S22において、荷卸コンピュータ
34と通信可能であるときは、S25に進み、荷卸コン
ピュータ34から送信された液面計表示装置16の電源
オンの指令(通信電文)に基づいて装置内の電源スイッ
チ(図示せず)をオンに切り替える(電源投入手段)。
【0037】次のS26では、地下タンク12a〜12
dの残量を表示させる指令(通信電文)に応じて荷卸コ
ンピュータ34へ地下タンク情報(液面計14a〜14
d,温度計15a〜15dで測定された地下タンク12
a〜12dの液位データ,温度データ)を出力する(転
送手段)。
【0038】続いて、S27に進み、温度計15a〜1
5dで測定された地下タンク12a〜12dの温度デー
タをサンプリングして基準温度に換算した地下タンク1
2a〜12dの在庫量(油液残量)を算出する。
【0039】次のS28では、閉店処理時のメモリ35
に格納された地下タンク12a〜12dの在庫量(油液
残量)を読み出し、荷卸時の在庫量と比較する。続い
て、S29では、閉店時の在庫量と荷卸直前時の在庫量
と比較して、両在庫量に予め決められた基準値(閾値)
以上の差があるかどうかをチェックする。尚、基準値
(閾値)は、予め閉店時の在庫量と荷卸直前時の在庫量
との差の許容範囲を設定したものである。
【0040】S29において、両在庫量の値に予め決め
られた基準値(閾値)以上の差があるときは、S30に
移行して油液の盗難等の異常が発生したことを報知し、
その異常内容をプリントする。そして、荷卸を許可しな
い(あるいは荷卸禁止)と共に、管理コンピュータ20
及び上位コンピュータ46に異常発生を通知する(報知
手段)。そして、今回の荷卸処理を中止する。
【0041】また、S29において、両在庫量の値に予
め決められた基準値(閾値)以上の差がないときは、S
31に進み、荷卸開始時点の地下タンク12a〜12d
の在庫量をメモリ35に格納する。
【0042】次のS32では、タンクローリ車28に搭
載された荷卸コンピュータ34から荷卸完了の通信電文
を受信すると、S33に進み、荷卸開始時と荷卸完了時
の地下タンク12a〜12dの在庫量を印字した伝票3
7を発行する。これで、液面計表示装置16の荷卸処理
は、終了する。
【0043】ここで、タンクローリ車28に搭載された
荷卸コンピュータ34が実行する荷卸処理について説明
する。
【0044】図5乃至図8はタンクローリ車28に搭載
された荷卸コンピュータ34が実行する荷卸処理のフロ
ーチャートである。図5に示されるように、荷卸コンピ
ュータ34は、S41で電源がオンに操作されると、S
42に進み、液面計表示装置16との通信が可能かどう
かをチェックする。S42において、ケーブル36を介
して液面計表示装置16と接続され、液面計表示装置1
6と通信可能になると、S43に進み、液面計表示装置
16へ電源をオンに切り替えるように指示する通信電文
を送信する。
【0045】次のS44では、液面計表示装置16の電
源がオンになったかどうかをチェックしており、液面計
表示装置16の電源がオンになると、S45に進み、3
5に液面計表示装置16から受信した地下タンク12a
〜12dの情報を格納する。この地下タンク12a〜1
2dの情報としては、地下タンク数、各地下タンク12
a〜12dの油種、各地下タンク12a〜12dの液面
計14a〜14dの計測状況、各地下タンク12a〜1
2dの全容量、各地下タンク12a〜12dの空き容量
等がある。
【0046】そして、S46では、表示装置21に上記
各地下タンク12a〜12dの情報を表示するとともに
「確認キーを押して下さい。」といったメッセージを表
示する。
【0047】次のS47では、管理コンピュータ20の
操作盤19に設けられた確認キー(図示せず)がオンに
操作されたかどうかをチェックする。そして、操作盤1
9に設けられた確認キー(図示せず)がオンに操作され
ると、図6のS48で表示装置21に各ハッチ(図示せ
ず)毎の油種、数量を表示する。
【0048】さらに、S49では、荷卸すべきハッチに
対応する吐出口の荷卸キー(図示せず)がオンに操作さ
れたかどうかをチェックする。続いて、S50では、荷
卸するハッチ油種のうち配送先として特定したハッチと
一致しているかどうかを確認する。
【0049】次のS50において、油種が一致している
場合、S51に進み、配送先に指定されたハッチかどう
かをチェックする。S51において、配送先のハッチで
ないときは、S52に進み、配送先ハッチを指定したか
どうかをチェックする。S52において、配送先ハッチ
を指定すると、上記S49に戻り、S49以降の処理を
再度実行する。
【0050】また、S51において、荷卸を行う当該ハ
ッチが配送先のハッチであるときは、図7のS53に進
み、荷卸するハッチの油種と荷卸される地下タンク12
a〜12dの油種とが一致しているかどうかを確認す
る。S54において、油種不一致の場合は、S55に進
み、荷卸される油種と一致した地下タンク12a〜12
dの注油口32a〜32dに荷卸ホース34を接続する
ように変更したかどうかをチェックする。
【0051】S55で変更済みのときは、上記S49に
戻り、S49以降の処理を再度実行する。しかし、S5
4において、油種一致の場合は、S56に進み、荷卸を
行なうハッチの荷卸容量と地下タンク12a〜12dの
空き容量とを比較する。
【0052】S57では、荷卸容量が地下タンク12a
〜12dの空き容量より少ないことを確認する。このS
57において、荷卸容量が地下タンク地下タンク12a
〜12dの空き容量より多いときは、S58に進み、異
常を表示(報知)するとともに荷卸を禁止する。その
後、S59に進み、荷卸容量より空き容量の多い地下タ
ンク12a〜12dに荷卸ホース34を接続したことを
確認する。その後、上記S49に戻り、S49以降の処
理を再度実行する。
【0053】また、S57において、荷卸容量が地下タ
ンク12a〜12dの空き容量より少ないときは、S6
0に進み、指定したハッチの底弁(図示せず)を開弁さ
せると共に、表示装置21に当該ハッチの状態表示欄を
「荷卸」に変更する。そして、運転者が当該ハッチに連
通された吐出弁(図示せず)を開弁させることにより、
荷卸が開始される。
【0054】次のS61では、荷卸された地下タンク1
2a〜12dの液面上昇を計測する液面計14a〜14
dの計測値に基づいて満タン警報が出力されたかどうか
をチェックする。S61において、満タン警報が出力さ
れたときは、図8のS62に進み、異常を表示するとと
もに荷卸を禁止する。その後、前述したS49に戻り、
S49以降の処理を再度実行する。
【0055】S63では、荷卸された地下タンク12a
〜12dでオーバフローが発生したかどうかをチェック
する。S63において、荷卸された地下タンク12a〜
12dでオーバフローが発生した場合、S62に進み、
タンクローリ車28の底弁(図示せず)を閉弁させて荷
卸を禁止する。
【0056】また、S63において、荷卸された地下タ
ンク12a〜12dでオーバフローが発生していないと
きは、S64に進み、液面計14a〜14dが異常かど
うかをチェックする。S64において、液面計12a〜
12dが異常であるときは、S62に進み、タンクロー
リ車28の底弁(図示せず)を閉弁させて荷卸を禁止す
る。
【0057】また、S64において、液面計14a〜1
4dが正常であるときは、S66に進み、荷卸が完了し
たかどうかをチェックする。S66で荷卸が完了してい
ないときは、前述したS49に戻り、S49以降の処理
を再度実行する。
【0058】また、S65において、当該ハッチの荷卸
が完了したときは、S66に進み、液面計表示装置16
に荷卸完了データを伝送する。次のS67では、タンク
ローリ車28に搭載された荷卸コンピュータ34のモニ
タ(図示せず)に「荷卸を終了しますか、荷卸を続行し
ますか」といったメッセージを表示させる。そして、S
67において、運転者が「続行」を選択したときは、前
述したS49に戻り、別のハッチからの荷卸が行われ
る。また、運転者が「終了」を選択したときは、今回の
荷卸処理が終了する。
【0059】ここで、給油所の開店時の処理について説
明する。図9は管理コンピュータ20で実行される開店
処理のフローチャートである。図9に示されるように、
管理コンピュータ20は、その日の開店時間になって給
油所の作業員が開店スイッチをオンに操作すると、S7
1に進み、液面計14a〜14dで測定された液位デー
タを読み込み、地下タンク12a〜12dの温度を温度
計15a〜15dからサンプリングして基準温度(例え
ば、15°C)に換算した油液の在庫量を算出する(液
位データ読み込み手段)。
【0060】次のS72では、液面計14a〜14dか
ら現在(開店時)の液位データを読み込んで地下タンク
12a〜12dの油液の在庫量を算出し、及びメモリ3
5(記憶手段)に格納された荷卸完了時の在庫量を読み
込む。そして、現在(開店時)の地下タンク12a〜1
2dの在庫量及び荷卸完了時の在庫量を印字した伝票5
0を発行する。
【0061】次のS73では、メモリ35に格納された
荷卸完了時の地下タンク12a〜12dの在庫量と開店
時の地下タンク12a〜12dの在庫量とを比較する。
そして、S74において、荷卸完了時の在庫量と開店時
の在庫量と比較して、両在庫量に予め決められた基準値
(閾値)以上の差があるかどうかをチェックする。尚、
基準値(閾値)は、開店時の在庫量と荷卸完了時の在庫
量との差の許容範囲を設定したものである。
【0062】S74において、両在庫量の値に予め決め
られた基準値(閾値)以上の差があるときは、S75に
移行して油液の盗難等の異常が発生したことを報知して
荷卸を許可しない(あるいは荷卸禁止)と共に、管理セ
ンタ44の上位コンピュータ46に異常発生を通知する
(報知手段)。そして、今回の開店処理を中止する。
【0063】また、S74において、両在庫量の値に予
め決められた基準値(閾値)以上の差がないときは、S
76に進み、開店時点の地下タンク12a〜12dの在
庫量をメモリ35に格納する。そして、今回の開店処理
を終了する。
【0064】このように、タンクローリ車28の運転者
は、荷卸コンピュータ34と液面計表示装置16とをケ
ーブル36で接続することにより、給油所が閉店してい
る夜間に移動して液面計表示装置16の電源をオンにで
きるので、無人の給油所でも油液を地下タンク12a〜
12dに荷卸できるので、配送効率を高めることが可能
になる。また、例えば、当該タンクローリ車28の運転
者以外の者が荷卸あるいは油液を盗もうとした場合で
も、荷卸コンピュータ34からの指令(通信電文)が送
信されないと液面計表示装置16の電源がオンに切り替
わらないので、関係者以外の者が液面計表示装置16を
作動させることはできない。
【0065】ここで、本発明の変形例について説明す
る。図10は本発明の変形例を示す概略構成図である。
尚、上記実施例と同一部分には、同一符号を付してその
説明を省略する。図10に示されるように、給油所管理
システム60では、液面計表示装置16に、管理コンピ
ュータ20及び液面計14a〜14d、温度計15a〜
15dとデータ通信するための第1無線式通信機62が
取り付けられている。また、管理コンピュータ20は、
液面計表示装置16とデータ通信するための第2無線式
通信機64と接続されている。
【0066】さらに、液面計14a〜14d、温度計1
5a〜15dは、液面計表示装置16からのデータ要求
に対して測定データを第1無線式通信機62へ送信する
ための第2,第3無線式通信機66,68と接続されて
いる。
【0067】タンクローリ車28の運転者は、給油所に
到着すると、荷卸コンピュータ34と液面計表示装置1
6との間をケーブル36で接続する。液面計表示装置1
6は、荷卸コンピュータ34からの指令により内部電源
がオンになると、起動して第1無線式通信機62から液
面計14a〜14d、温度計15a〜15dの第2,第
3無線式通信機66,68に対してデータ要求信号を送
信する。
【0068】これにより、液面計14a〜14d、温度
計15a〜15dは、各地下タンク12a〜12dの液
位データ、温度データを第2,第3無線式通信機66,
68から液面計表示装置16の第1無線式通信機62に
送信する。液面計表示装置16は、上記実施例と同様
に、受信した液位データ、温度データをメモリ35に格
納すると共に、表示器17に表示する。そして、液面計
表示装置16は、開店時に管理コンピュータ20の第2
無線式通信機64からのデータ要求信号を受信すると、
無線式通信機62を介してメモリ35に格納された液位
データ、温度データを管理コンピュータ20へ転送す
る。
【0069】このように、給油所管理システム60で
は、通信ケーブルを敷設する必要がないので、工事費の
削減及び工事に要する時間の短縮化を図ることができる
と共に、給油所が閉店された夜間にタンクローリ車28
が到着した場合でも、液面計表示装置16の電源を投入
することが可能になり、運転者は液面計表示装置17に
より各地下タンク12a〜12dの液位データ、温度デ
ータを確認することができる。
【0070】尚、上記無線式通信機62,64,66,
68としては、赤外線あるいは電波を用いて送受信する
通信手段でも良いし、あるいはデータ通信が行えるPH
S(Personal Handyphone System)方式の送受信機を用
いた給油所内LAN(LocalArea Network)を活用する
通信方式とすることもできる。
【0071】尚、上記実施の形態では、タンクローリ車
28が給油所の地下タンク12a〜12dへ油液を荷卸
する場合を一例として挙げたが、これに限らず、給油所
以外の場所、あるいは油液以外の液体(例えば、タンク
ローリ車で配送される車両のエネルギ発生に必要な液体
燃料、あるいは燃料電池などの化学反応に必要な液体な
ど)を地下タンク12a〜12dに荷卸する場合にも適
用できるのは勿論である。
【0072】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1記載の発明に
よれば、液面計から出力される液位データを液面計表示
装置に直接送信するデータ通信手段と、液面計表示装置
で受信された液位データを事務所側に設置された管理コ
ンピュータに転送する転送手段と、外部からの操作で前
記液面計表示装置の電源を投入する電源投入手段と、を
備えてなるため、給油所が閉店された夜間でも液面計表
示装置の電源をオンにタンクに残留している液体の貯蔵
量を確認することができる。そして、タンクローリ車の
夜間配送を実現することが可能となり、タンクローリ車
による配送効率を高めることができる。
【0073】また、請求項2記載の発明によれば、液面
計と液面計表示装置との間を接続し、液面計から出力さ
れる液位データを液面計表示装置へ送信する第1通信ケ
ーブルと、液面計表示装置と管理コンピュータとの間を
接続し、液面計表示装置で受信された液位データを管理
コンピュータへ転送する第2通信ケーブルと、液面計表
示装置に設けられ、外部からの操作で電源が投入される
電源投入手段と、を備えてなるため、給油所が閉店され
た夜間でも液面計表示装置の電源をオンにしてタンクに
残留している液体の貯蔵量を確認することができ、タン
クローリ車の夜間配送を実現することが可能になる。
【0074】また、請求項3記載の発明によれば、タン
クローリ車に搭載された荷卸コンピュータから送信され
た信号により液面計表示装置の電源を投入するため、タ
ンクローリ車の運転者は液面計表示装置の電源を手動操
作する必要がなく、夜間の荷卸作業の手間を簡略化する
ことができる。
【0075】上記請求項4記載の発明によれば、閉店時
の液面計により測定された液位データを記憶し、タンク
ローリ車の各ハッチに積み込まれた液体が荷卸されると
き液面計から出力される液位データを読み込み、荷卸時
に読み込まれた液位データと記憶手段に記憶された閉店
時の液位データとを照合し、両液位データ間の差違があ
るとき異常を報知するため、異常報知により給液所が閉
店してからタンクローリ車の液体を荷卸する間にタンク
の液位が変動していることを確認することができる。そ
のため、タンクローリ車が夜間配送して荷卸する前にタ
ンクの異常発生(液体の盗難等)を検知して荷卸を禁止
することができる。
【0076】上記請求項5記載の発明によれば、タンク
ローリ車の各ハッチに積み込まれた油液が荷卸されると
き液面計から出力される液位データを記憶し、開店時に
液面計から出力される液位データを読み込み、開店時に
読み込まれた液位データと記憶手段に記憶された荷卸時
の液位データとを照合し、両液位データ間の差違がある
とき異常を報知するため、タンクローリ車の油液を荷卸
してから異常報知により給液所が開店する間にタンクの
液位が変動しているか否かを確認することができる。そ
のため、タンクローリ車が夜間配送して荷卸した後にタ
ンクの異常発生(液体の盗難等)を検知して荷卸を禁止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる貯液管理システムの一実施例が適
用された給油所管理システムを示す概略構成図である。
【図2】給油所に設置される各機器のレイアウトを示す
レイアウト図である。
【図3】液面計表示装置16で実行される閉店処理のフ
ローチャートである。
【図4】タンクローリ車28に搭載された荷卸コンピュ
ータ34が実行する荷卸処理のフローチャートである。
【図5】図4の処理に続いて実行される荷卸処理のフロ
ーチャートである。
【図6】図5の処理に続いて実行される荷卸処理のフロ
ーチャートである。
【図7】図6の処理に続いて実行される荷卸処理のフロ
ーチャートである。
【図8】図7の処理に続いて実行される荷卸処理のフロ
ーチャートである。
【図9】管理コンピュータ20で実行される開店処理の
フローチャートである。
【図10】本発明の変形例の概略構成図である。
【図11】従来の貯液管理システムの一例を示す構成図
である。
【符号の説明】
10,60 給油所管理システム 12a〜12d 地下タンク 14a〜14d 液面計 15a〜15d 温度計 16 液面計表示装置 17 レベルメータ 18 事務所 20 管理コンピュータ 22,24a〜24d,25a〜25d 通信ケーブル 28 タンクローリ車 26 電源ケーブル 27 電源スイッチ 28 タンクローリ車 30 荷卸ホース 32 32a〜32d 33a〜33d 注油管路 34 荷卸コンピュータ 35 メモリ 38a〜38d 計量機 40a〜40d 給液管路 42 公衆回線 44 管理センタ 46 上位コンピュータ 62,64,66,68 無線式通信機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクローリ車の各ハッチに積み込まれ
    た液体が荷卸されるタンクに設けられた液面計と、該液
    面計により測定された液位データに基づき、該タンク内
    の液量を管理する管理コンピュータと、該液面計により
    測定された液位データに基づき、該タンク内の液量を表
    示する液面計表示装置とを備えてなる貯液管理システム
    において、 液面計から出力される液位データを液面計表示装置に直
    接送信するデータ通信手段と、 前記液面計表示装置で受信された前記液位データを事務
    所側に設置された前記管理コンピュータに転送する転送
    手段と、 外部からの操作で前記液面計表示装置の電源を投入する
    電源投入手段と、 を備えてなることを特徴とする貯液管理システム。
  2. 【請求項2】 タンクローリ車の各ハッチに積み込まれ
    た液体が荷卸されるタンクに設けられた液面計と、該液
    面計により測定された液位データに基づき、該タンク内
    の液量を管理する管理コンピュータと、該液面計により
    測定された液位データに基づき、該タンク内の液量を表
    示する液面計表示装置とを備えてなる貯液管理システム
    において、 前記液面計と前記液面計表示装置との間を接続し、前記
    液面計から出力される液位データを液面計表示装置へ送
    信する第1通信ケーブルと、 前記液面計表示装置と前記管理コンピュータとの間を接
    続し、前記液面計表示装置で受信された液位データを前
    記管理コンピュータへ転送する第2通信ケーブルと、 前記液面計表示装置に設けられ、外部からの操作で電源
    が投入される電源投入手段と、 を備えてなることを特徴とする貯液管理システム。
  3. 【請求項3】 前記電源投入手段は、前記タンクローリ
    車に搭載された前記荷卸コンピュータから送信された信
    号により前記液面計表示装置の電源を投入することを特
    徴とする請求項1記載の貯液管理システム。
  4. 【請求項4】 閉店時の液面計により測定された液位デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記タンクローリ車の各ハッチに積み込まれた油液が荷
    卸されるとき前記液面計から出力される液位データを読
    み込む液位データ読み込み手段と、 前記荷卸時に読み込まれた液位データと前記記憶手段に
    記憶された閉店時の液位データとを照合し、両液位デー
    タ間の差違があるとき異常を報知する報知手段と、 を備えてなることを特徴とする請求項1記載の貯液管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記タンクローリ車の各ハッチに積み込
    まれた油液が荷卸されるとき前記液面計から出力される
    液位データを記憶する記憶手段と、 開店時に前記液面計から出力される液位データを読み込
    む液位データ読み込み手段と、 前記開店時に読み込まれた液位データと前記記憶手段に
    記憶された荷卸時の液位データとを照合し、両液位デー
    タ間の差違があるとき異常を報知する報知手段と、 を備えてなることを特徴とする請求項1記載の貯液管理
    システム。
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