JP2002252836A - 信号処理装置およびそのプログラムの書き換え方法 - Google Patents

信号処理装置およびそのプログラムの書き換え方法

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JP2002252836A
JP2002252836A JP2001046966A JP2001046966A JP2002252836A JP 2002252836 A JP2002252836 A JP 2002252836A JP 2001046966 A JP2001046966 A JP 2001046966A JP 2001046966 A JP2001046966 A JP 2001046966A JP 2002252836 A JP2002252836 A JP 2002252836A
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Takashi Okada
岡田  隆
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別なインターフェースを備えることなく容易
にプログラムの書き換えが可能な信号処理装置およびプ
ログラム書き換え方法を提供する。 【解決手段】データスライサ3において入力画像信号の
垂直帰線期間のデータが抽出され、この抽出データが所
定のヘッダコードを有する制御プログラム書き換え用デ
ータである場合、PROM8に記憶されたプログラム領
域指定情報において指定されない現在未使用のプログラ
ム領域(PROM6またはPROM7)が選択され、当
該選択されたプログラム領域に書き換え用のプログラム
が記憶される。また、プログラム領域指定情報は当該選
択されたプログラム領域を指定する情報に変更されてP
ROM8に記憶され、システムが再起動される。再起動
後、PROM8のプログラム領域指定情報において指定
されるプログラム領域のプログラムが起動され、これに
応じて入力の画像信号が処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号を与えら
れたプログラムに応じて処理するとともに、当該プログ
ラムが書き換え可能な信号処理装置およびそのプログラ
ム書き換え方法に係り、特に、入力される画像信号を与
えられたプログラムに応じて処理するとともに、当該プ
ログラムが書き換え可能な画像信号処理装置およびその
プログラム書き換え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ等を組み込んだ機
器の製造工程には、一般的にマイクロコンピュータの制
御プログラムを不揮発性のROMに書き込む作業工程が
ある。制御プログラムが比較的簡単でプログラムの書き
換えが不要な機器では、あらかじめ制御プログラムが書
き込まれた紫外線消去型などのROMが、組み立て時に
部品として取り付けられる。したがってこれらの機器に
おいて制御プログラムを変更する場合には、機器のカバ
ーを開けてROMを交換する必要がある。
【0003】一方、不具合対策や機能追加のために制御
プログラムを書き換える必要がある機器では、フラッシ
ュROMやEEPROM(Electrically Erasable Prog
rammable ROM)のようにデータの消去と再書き込みが可
能なROMに対して、組み立ての完成後に機器の外部か
ら制御プログラムが書き込まれる。すなわちこれらの機
器には、外部の装置から機器内部のROMに対して制御
プログラムを書き込むための仕組みが設けられている。
【0004】特に近年では、LSIの集積度の向上と高
速化により従来ハードウェアで実現されていたシステム
の機能がソフトウェアに置き換えられることが多くなっ
ているので、既に出荷された製品に対する機能追加など
の要求にプログラムの変更だけで対応できる範囲が広く
なっている。この場合には、ユーザ側で制御プログラム
の更新が行われるので、できるだけ簡単に機器の制御プ
ログラムを更新できる仕組みが必要である。
【0005】また、マイクロコンピュータ等を組み込ん
だ機器のソフトウェア開発においてはハードウェアの完
成後も動作の検証作業とプログラムの修正作業(デバッ
グ作業)があり、このデバッグ作業の遅滞が全体の開発
工程を長期化させる原因となるので、デバッグ作業を簡
易化させるためにも、効率的にプログラムの書き換えが
行える仕組みが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
VTRなどの民生機器では、機器サイズの小型化やコス
ト削減に対する要求が厳しく、制御プログラム書き込み
専用のインターフェースを機器の操作パネルに設けるこ
とができない場合が多い。このため、ROMの書き込み
を行うためには機器のカバーを開けた状態で専用の冶具
を接続するなどの作業が必要となり、容易にROMの書
き込みが行えない問題があった。したがって、このよう
な機器では一般のユーザに制御プログラムを更新させる
ことは更に困難であり、そのため、プログラムの更新だ
けで対処できるような機能追加や修正の要求に対しても
容易に対応することができない問題があった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、特別なインターフェースを備える
ことなく容易にプログラムの書き換えが可能な信号処理
装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、入力信号を与えられたプログラムに応じて処理する
信号処理装置において、特別なインターフェースを備え
ることなく容易にプログラムの書き換えが可能となるプ
ログラム書き換え方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の信号処理装置は、入力される信号を、与え
られたプログラムに応じて処理する信号処理装置であっ
て、上記プログラムを記憶可能な複数のプログラム領域
を有する第1の記憶手段と、実行されるプログラムが記
憶された上記プログラム領域を指定する情報を記憶する
第2の記憶手段と、上記入力信号から所定の書き換え開
始情報を含むプログラム書き換え情報を抽出する抽出手
段と、初期状態において上記第2の記憶手段の上記プロ
グラム領域指定情報を入力し、入力したプログラム領域
指定情報において指定される上記プログラム領域のプロ
グラムを起動し、起動したプログラムに応じて上記入力
信号を処理し、上記抽出手段において上記プログラム書
き換え情報が抽出された場合、上記プログラム領域指定
情報において指定されない少なくとも1つのプログラム
領域を選択し、上記プログラム書き換え情報に含まれる
書き換えプログラムを上記選択したプログラム領域に記
憶させ、上記プログラム領域指定情報を、上記選択した
プログラム領域を指定する情報に変更し、上記初期状態
に移行する処理手段とを有する。好適には、上記抽出手
段は、入力される画像信号の垂直帰線期間に含まれる上
記プログラム書き換え情報を抽出し、上記処理手段は、
上記起動したプログラムに応じて上記画像信号を処理す
る。
【0009】本発明の信号処理装置によれば、上記第1
の記憶手段の複数のプログラム領域には、上記プログラ
ムが記憶可能であり、上記第2の記憶手段には、実行さ
れるプログラムが記憶された上記プログラム領域を指定
する情報が記憶される。上記抽出手段においては、上記
入力信号から所定の書き換え開始情報を含むプログラム
書き換え情報が抽出される。抽出手段において上記プロ
グラム書き換え情報が抽出された場合、上記プログラム
領域指定情報において指定されない少なくとも1つのプ
ログラム領域が上記処理手段に選択され、上記プログラ
ム書き換え情報に含まれる書き換えプログラムが上記選
択されたプログラム領域に記憶される。また上記処理手
段によって、上記プログラム領域指定情報が上記選択さ
れたプログラム領域を指定する情報に変更され、上記初
期状態に移行される。上記初期状態において、上記第2
の記憶手段の上記プログラム領域指定情報が上記処理手
段に入力され、この入力されたプログラム領域指定情報
において指定される上記プログラム領域のプログラム
が、上記処理手段に起動される。この起動されたプログ
ラムに応じて、上記入力信号が上記処理手段に処理され
る。好適には、上記抽出手段において、入力される画像
信号の垂直帰線期間に含まれる上記プログラム書き換え
情報が抽出され、上記処理手段においては、上記起動さ
れたプログラムに応じて上記画像信号が処理される。
【0010】また、上記処理手段は、上記プログラム書
き換え情報に含まれる装置情報が所定の装置情報と一致
しない場合、上記プログラム書き換え情報に応じたプロ
グラムの書き換え処理を中止し、上記起動したプログラ
ムに応じた処理を続行する。
【0011】また、上記処理手段は、上記書き換えプロ
グラムの一連のデータを所定のデータ長ずつ入力し、当
該入力データを上記選択したプログラム領域に順次記憶
させ、当該入力データを順次加算し、当該入力データの
数を計数し、当該計数値が上記プログラム書き換え情報
に含まれるデータ数情報に応じたデータ数に達するとき
の上記加算結果が、上記プログラム書き換え情報に含ま
れる合計情報と一致しない場合、上記プログラム領域指
定情報の変更を中止する。
【0012】また、上記処理手段は、上記計数値が上記
データ数情報に応じたデータ数に達するときの入力デー
タが、上記プログラム書き換え情報に含まれる書き換え
終了情報で指定される終了データと一致しない場合、上
記プログラム領域指定情報の変更を中止する。
【0013】本発明のプログラム書き換え方法は、プロ
グラムを記憶可能な複数のプログラム領域を有する記憶
手段を有し、入力される信号を、上記プログラム領域に
記憶されたプログラムに応じて処理する信号処理装置に
おいて、上記記憶されたプログラムを書き換える方法で
あって、上記プログラム領域のうち、あらかじめ指定さ
れたプログラム領域のプログラムを起動する初期ステッ
プと、上記入力信号から所定の書き換え開始情報を含む
プログラム書き換え情報を抽出する抽出ステップと、上
記抽出ステップにおいて上記プログラム書き換え情報が
抽出された場合、上記複数のプログラム領域のうち、上
記初期ステップにおいて指定されていない少なくとも1
つのプログラム領域を選択し、当該選択されたプログラ
ム領域に、上記プログラム書き換え情報に含まれる書き
換えプログラムを記憶し、上記初期ステップにおける起
動プログラム領域の指定を当該選択されたプログラム領
域に変更し、上記初期ステップに移行する書き換えステ
ップとを有する。好適には、上記プログラム書き換え情
報を抽出するステップは、入力される画像信号の垂直帰
線期間に含まれる上記プログラム書き換え情報を抽出す
る。
【0014】本発明のプログラム書き換え方法によれ
ば、上記初期ステップにおいて、上記プログラム領域の
うち、あらかじめ指定されたプログラム領域のプログラ
ムが起動される。上記抽出ステップにおいては、上記入
力信号から所定の書き換え開始情報を含むプログラム書
き換え情報が抽出される。上記抽出ステップにおいて上
記プログラム書き換え情報が抽出された場合、上記書き
換えステップにおいて、上記複数のプログラム領域のう
ち、上記初期ステップにおいて指定されていない少なく
とも1つのプログラム領域が選択され、この選択された
プログラム領域に、上記プログラム書き換え情報に含ま
れる書き換えプログラムが記憶される。また、上記初期
ステップにおける起動プログラム領域の指定が当該選択
されたプログラム領域に変更される。そして、上記初期
ステップに処理が移行される。好適には、上記抽出ステ
ップにおいて、入力される画像信号の垂直帰線期間に含
まれる上記プログラム書き換え情報が抽出される。
【0015】また、上記書き換えステップは、上記プロ
グラム書き換え情報に含まれる装置情報が所定の装置情
報と一致しない場合、上記プログラム書き換え情報に応
じたプログラムの書き換え処理を中止する。
【0016】また、上記書き換えステップは、上記書き
換えプログラムの一連のデータを所定のデータ長ずつ入
力し、 当該入力データを上記選択したプログラム領域
に順次記憶させ、当該入力データを順次加算し、当該入
力データの数を計数し、当該計数値が上記プログラム書
き換え情報に含まれるデータ数情報に応じたデータ数に
達するときの上記加算結果が、上記プログラム書き換え
情報に含まれる合計情報と一致しない場合、上記初期ス
テップにおける起動プログラム領域の指定の変更を中止
する。
【0017】また上記書き換えステップは、上記計数値
が上記データ数情報に応じたデータ数に達するときの入
力データが、上記プログラム書き換え情報に含まれる書
き換え終了情報で指定される終了データと一致しない場
合、上記初期ステップにおける起動プログラム領域の指
定の変更を中止する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像信号処
理装置の概略的な構成を説明するための図である。図1
に示す画像信号処理装置は、画像信号入力部1、モニタ
10、および信号処理部11を有する。また画像信号処
理部11には、画像信号処理回路2、データスライサ
3、CPU4、RAM5、PROM6〜PROM8、お
よび画面表示回路9が含まれる。
【0019】まず、図1に示す画像信号処理装置の各構
成について説明する。画像信号入力部1は、画像信号を
入力するブロックであり、例えばビデオテープなどに記
録された画像信号を読み出して再生したテレビジョン信
号S1を信号処理部11に出力する。モニタ10は、信
号処理部11において処理された画像信号S10を入力
し、これに応じた画像を表示する。
【0020】信号処理部11は、画像信号入力部1から
入力される画像信号を、内部のROMに記憶された制御
プログラムに応じて処理し、処理結果の画像信号または
生成された画像信号をモニタ10に出力する。
【0021】この信号処理部11において、画像信号処
理回路2は、CPU4からの図示しない制御信号に応じ
て入力画像信号S1を処理し、処理結果の画像信号をモ
ニタ10に出力する。また、入力の画像信号S1に含ま
れる所定のデータパケット、例えば文字放送用のデータ
パケットを抽出し、これをデータスライサ3に出力す
る。また、画像表示回路9において生成されるOSD
(On -Screen Display)用の制御信号を入力し、これに
応じた文字や図形の画像を入力の画像に重畳させた画像
信号を生成して、モニタ10に出力する。
【0022】データスライサ3は、画像信号処理回路2
において抽出されたデータパケットから、さらに入力の
画像信号の所定の期間、例えば垂直帰線期間の所定の未
使用期間に重畳される制御プログラム書き換え用のデー
タパケットを抽出し、これをCPU4に出力する。
【0023】RAM5は、CPU4における処理で生成
されるデータを一時的に保持する記憶装置である。
【0024】PROM6〜PROM8は、CPU4から
の制御に応じて記憶内容の消去と再書き込みが可能な記
憶装置であり、このうちPROM6およびPROM7の
何れか一方には、画像処理装置全体の制御プログラムが
記憶される。PROM8には、PROM6またはPRO
M7のどちらを制御プログラムの記憶領域として選択し
ているか否かを示すためのプログラム領域指定情報や、
プログラム起動時に初期化されるPROMを指定するた
めのプログラム領域初期化情報など、プログラムの書き
換え処理において参照されるデータが記憶されるととも
に、制御プログラムの書き換えを実行するためのプログ
ラムが記憶されている。
【0025】CPU4は、初期状態においてPROM8
に記憶されたプログラム指定情報を読み込み、これに応
じて選択したPROM6またはPROM7に記憶される
制御プログラムを起動する。そして、この起動したプロ
グラムに応じて画像信号処理回路2を制御し、入力の画
像信号S1を処理する。
【0026】またCPU4は、データスライサ3におい
て抽出されるデータパケットを入力して、これに制御プ
ログラム書き換え用のデータの伝送開始を知らせる所定
のヘッダコードが含まれているか否かを監視する。この
ヘッダ情報が検出された場合には、後述するプログラム
の書き換え処理を実行して、PROM6またはPROM
7に新規の制御プログラムを書き込むとともに、PRO
M8に記憶されたプログラム領域指定情報やプログラム
領域初期化情報を更新して、装置の再起動を実行する。
【0027】画面表示回路9は、CPU4からの制御に
応じてOSD用の制御信号を生成し、これを画像信号処
理回路2に出力して、入力の画像に文字や図形を重畳し
て表示させる。
【0028】次に、上述した構成を有する画像信号処理
装置においてPROM7またはPROM8に記憶された
制御プログラムが書き換えられる処理ついて、図2〜図
4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0029】制御プログラムのメイン処理においては、
入力画像信号S1の処理など通常の処理(ステップST
2)が実行されるとともに、データスライサ3において
抽出されるデータパケットが制御プログラム書き換え用
データの伝送開始を知らせる所定のヘッダコードである
か否かが監視される(ステップST1)。
【0030】メイン処理のステップST1においてこの
ヘッダコードが検出されると、ステップST3におい
て、このヘッダコードに続いて伝送される機種コードが
データスライサ3からCPU4に入力され、RAM5に
保持される。そしてステップST4において、このRA
M5に保持された機種コードが所定の機種コードである
か否かがCPU4に判断される。この場合、例えばPR
OM8にこの所定の機種コードをあらかじめ記憶させて
おき、このデータとRAM5に保持された機種コードと
の一致をCPU4に判断させても良い。この保持された
機種コードが所定の機種コードでないことが判断された
場合には、ステップST2の通常処理に処理が戻され
て、入力された制御プログラム書き換えデータによる制
御プログラムの書き換え処理は行われない。
【0031】RAM5に保持された機種コードが所定の
機種コードと一致する場合には、ステップST5におい
て、機種コードの次に伝送されるデータ数情報がRAM
5に記憶され、ステップST6では、このデータ数情報
の次に伝送されるチェックサム情報がRAM5に保持さ
れる。
【0032】データ数情報は、制御プログラムとして伝
送されるデータのデータ数に関する情報であり、例えば
データがバイト単位でPROMに書き込まれる場合に
は、この書き込まれるプログラムのバイト数がデータ数
情報としてRAM5に保持される。
【0033】またチェックサム情報は、書き換えプログ
ラムとして入力される一連のプログラムデータを所定の
データ長ずつ抽出して加算した結果のデータであり、例
えばPROMに対してプログラムデータが1バイトずつ
記憶される場合には、このプログラムデータを1バイト
ずつ加算した結果のデータがチェックサム情報としてR
AM5に保持される。
【0034】次いでステップST7において、伝送され
た制御プログラムの書き込み先のPROMが選択され
る。図11の例ではPROM6またはPROM7のいず
れか一方が書き込み先のPROMに選択されるが、この
場合には、PROM8のプログラム領域指定情報におい
て指定されるPROMとは異なる他方のPROMが、書
き込み先のPROMとして選択される。例えばプログラ
ム領域指定情報においてPROM7が指定されている場
合、PROM7に記憶されている制御プログラムが起動
中であるので、現在未使用であるPROM6が書き込み
先のPROMとして選択される。すなわち、起動中のプ
ログラムの記憶領域として使用されていないPROM
が、書き込み先のPROMとして選択される。
【0035】また、例えば書き込み先のPROMとして
2つ以上のプログラム領域(例えばPROM)が使用可
能である場合には、これらのプログラム領域のうち、起
動中のプログラムが記憶されたプログラム領域とは異な
る、他の未使用のプログラム領域が1つ以上選択され
る。さらにこの場合、書き込み先として選択されたプロ
グラム領域の全体の記憶容量が、少なくともデータ数情
報に対応するデータ量を超えるように、プログラム領域
を選択させても良い。これにより、制御プログラムの大
きさに応じた記憶容量の設定が可能になるので、未使用
のプログラム領域を少なくすることができる。
【0036】またステップST7においては、制御プロ
グラムの書き込み開始を表示させるためのOSD用の制
御信号がCPU4の指示に応じて画面表示回路9により
生成され、この信号に応じてOSD用の画像が重畳され
た画像信号S10が画像信号処理回路2よりモニタ10
に供給されて、モニタ10の画面上に書き込み開始を通
知する所定の文字や図形などが表示される。
【0037】次にステップST8において、ステップS
T7で選択されたPROMに、伝送された制御プログラ
ムが所定データ長ずつ、例えば1バイトずつ順次書き込
まれる。ステップST9では、この書き込まれたデータ
が順次加算され、この積算結果がRAM5に保持され
る。またステップST10では、PROMに所定データ
長ずつ書き込まれるデータ数が順次計数され、この計数
値もRAM5に保持される。
【0038】そしてステップST11において、RAM
5に保持されたデータ数の計数値が上述のデータ数情報
に対応するデータ数に到達しているか否かに応じて、デ
ータ書き込みの完了が判断される。到達していない場合
にはデータ書き込みが未了であると判断され、再びステ
ップST8に処理が戻されて、データの書き込みステッ
プST8、データの積算ステップST9、およびデータ
数の計数ステップST10が反復される。また到達して
いる場合にはデータ書き込みが完了したと判断され、次
のステップST12に処理が移行される。なお、例えば
ステップST10においてデータ数情報に対応するデー
タ数を1ずつ減数させ、この減数された値がゼロである
か否かに応じてデータ書き込みの完了を判断させても良
い。
【0039】ステップST12では、RAM5に保持さ
れたステップST9のデータ積算値と、同じくRAM5
に保持されたチェックサム情報とが一致しているか否か
が判断され、一致している場合にはステップST13に
処理が移行される。また一致していない場合にはステッ
プST16に処理が移行されて、異常な書き込みに対す
る処理が行われる。
【0040】ステップST13では、書き込み用の制御
プログラムのデータに続いて伝送される終了コードがデ
ータスライサ3からCPU4に入力され、この終了コー
ドが所定の終了コードと一致するか否かが判断される。
一致する場合にはステップST14に処理が移行され
て、正常な書き込みに対する処理が行われる。また一致
しない場合には、ステップST16に処理が移行され
て、異常な書き込みに対する処理が行われる。
【0041】ステップST14においては、PROM8
のプログラム領域指定情報で指定された現在起動中のプ
ログラムの記憶領域を初期化させるプログラム領域初期
化情報が生成されて、PROM8に記憶される。また、
ステップST7において選択されたプログラム領域が起
動プログラムの記憶領域として指定されるようにプログ
ラム領域指定情報が変更されて、これがPROM8に記
憶される。この後、ステップST15において書き込み
の正常終了を通知するためのOSD用制御信号が画面表
示回路9により生成され、モニタ10画面上にこの通知
が表示される。モニタ10に表示されるこの通知は、一
定時間後に消去される。
【0042】またステップST16においては、ステッ
プST14と異なり、プログラム領域指定情報の変更は
行われず、プログラム領域初期化情報のみが生成され
て、PROM8に記憶される。ただし、このプログラム
領域初期化情報は、ステップST7において選択され、
ステップST8においてプログラムが書き込まれた記憶
領域を初期化させるためのものである。この後、ステッ
プST17において書き込みの異常終了を通知するため
のOSD用制御信号が画面表示回路9により生成され、
モニタ10画面上にこの通知が表示される。モニタ10
に表示されるこの通知は、一定時間後に消去される。
【0043】ステップST14およびステップST15
における正常な書き込みに対する処理、またはステップ
ST16およびステップST17における異常な書き込
みに対する処理が行われた後、ステップST18におい
てシステムの初期化と再起動が実行される。この再起動
後のステップST19においては、まずPROM8に記
憶されたプログラム書き換え処理用のプログラムが起動
され、このプログラム上でPROM8のプログラム領域
指定情報が参照され、この情報により指定されるプログ
ラム領域の制御プログラムが起動される。
【0044】またステップST20において、PROM
8のプログラム領域初期化情報において初期化が要求さ
れているプログラム領域があるか否かが判断され、ある
場合にはそのプログラム領域(図1の例ではPROM6
またはPROM7)が初期化される。初期化を要求され
たプログラム領域がない場合には、そのままメイン処理
が実行され、上述したステップST1およびステップS
T2が反復される。
【0045】次に、上述した図1の画像信号処理装置に
入力される画像信号に対して、制御プログラム書き換え
用のデータを重畳させる具体例について説明する。図5
は、標準的なテレビジョン信号の垂直帰線期間における
波形を示す図であり、図の上段は奇数フィールドの垂直
帰線期間における波形を、下段は偶数フィールドの垂直
帰線期間における波形をそれぞれ示している。
【0046】日本における標準的なテレビジョン方式で
は1フレームが525本の水平走査線により構成されて
いるが、このうちインターレース走査における偶数フィ
ールドの1番目〜21番目の水平走査線と、奇数フィー
ルドの264番目〜284番目の水平走査線は垂直帰線
期間に含まれるため、再生される映像に使用されていな
い。また、この垂直帰線期間において偶数フィールドの
1番目〜9番目の水平走査期間と、奇数フィールドの2
64番目〜272番目の水平走査期間は垂直同期信号の
ために用いられるため、この残りの水平走査期間(10
〜21番目および273番目〜284番目)が再生映像
以外の情報を重畳させるために使用可能である。このた
め、これら水平走査期間は、例えば文字放送用の情報や
データ放送用の情報を重畳させるために用いられる場合
がある。
【0047】したがって、本発明における制御プログラ
ム書き換え用データの伝送にこれらの未使用の水平走査
期間を利用することは可能である。ただし、こうしたデ
ータを重畳させることによる再生映像への影響を小さく
するために、上述した未使用の水平走査線のうち、例え
ばその半分である16番目〜21番目および279番目
〜284番目の水平走査線だけを制御プログラム書き換
え用データの伝送に用いても良い。図5において、期間
T1はこの16番目〜21番目の水平走査線期間を示し
ており、期間T2は279番目〜284番目の水平走査
期間を示している。
【0048】図6は、1つの水平走査期間において伝送
可能なデータパケットの例を示す図である。例えば文字
放送用の情報として1つの水平走査期間に伝送可能なデ
ータパケットは、図6aに示すように296ビットであ
り、このうち48ビットはヘッダに用いられ、残りの2
48ビットは伝送される情報データに用いられる。すな
わち1つの水平走査期間において伝送可能なデータパケ
ットは、図6bに示すように6バイトのヘッダ部分と3
1バイトの情報データ部により構成されている。したが
って、本発明における制御プログラム書き換え用データ
をこの31バイトの情報データ部分を使って伝送させる
ことが可能である。
【0049】図7は、伝送される制御プログラム書き換
え用データの例を示す図である。図7の例において、制
御プログラム書き換え用データは4バイトのヘッダコー
ドD1、2バイトの機種コードD2、4バイトのデータ
数情報D3、2バイトのチェックサム情報D4、書き換
え用のプログラムデータD5、および終了コードD6の
順番で並んだデータにより構成されている。また、図7
の例において書き換え用のプログラムデータD5以外の
他のデータ値は以下のようになっている。 ヘッダコードD1・・・・FF00FF00h 機種コードD2・・・・・7733h データ数情報D3・・・・0000F000h(60k
バイト) チェックサム情報D4・・A893h 終了コードD5・・・・・00FF00FFh
【0050】以上説明したように、図1に示す画像信号
処理装置によれば、PROM6またはPROM7におい
て制御プログラムが記憶可能であり、PROM8におい
ては制御プログラムが記憶されたプログラム領域を指定
するプログラム領域指定情報が記憶されている。また、
データスライサ3において入力画像信号の所定期間のデ
ータが抽出されており、この抽出されたデータがCPU
4において監視されている。そして、所定のヘッダコー
ドを有する制御プログラム書き換え用データがデータス
ライサ3で抽出された場合、PROM8のプログラム領
域指定情報において指定されない少なくとも1つのプロ
グラム領域がCPU4において選択され、制御プログラ
ム書き換え用データに含まれる書き換えプログラムが当
該選択されたプログラム領域に記憶される。また、プロ
グラム領域指定情報は当該選択されたプログラム領域を
指定する情報に変更されてPROM8に記憶され、シス
テムが初期状態となるように再起動される。起動後の初
期状態において、PROM8のプログラム領域指定情報
がCPU4に入力され、この入力されたプログラム領域
指定情報において指定されるプログラム領域に記憶され
たプログラムが起動される。そして、この起動されたプ
ログラムに応じて入力の画像信号が処理される。したが
って、装置に制御プログラム書き換え用の特別なインタ
ーフェースを設けることなく、制御プログラム書き換え
用データを垂直帰線期間などの所定の期間に重畳させた
画像信号を供給するだけで、容易に制御プログラムの書
き換えを行うことができる。これにより、例えば装置の
組み立て作業が簡略化され、生産効率を向上できる。ま
た、一般のユーザに販売された装置の制御プログラム
を、ユーザに負担をかけることなく容易に更新させるこ
とができるので、制御プログラムの更新による不具合対
策や機能向上などの優れたサービスをユーザに提供する
ことができ、製品の品質を向上できる。また、開発途上
の装置にこうした制御プログラムの書き換え機能を設け
ることで、デバッグ作業が効率化され、開発期間の短縮
を図ることができる。
【0051】また、制御プログラム書き換え用データに
含まれる機器コードが所定の機器コードと一致しない場
合、この制御プログラム書き換え用データに応じたプロ
グラムの書き換え処理が中止され、起動中のプログラム
に応じた通常処理が続行されるので、例えばタイプが異
なる複数の装置に対して、制御プログラム書き換え用デ
ータが含まれた共通の画像信号が供給されても、制御プ
ログラムが自らのタイプに合致しないものに書き換えら
れてしまう不具合を防ぐことができる。これにより、例
えば複数のタイプの異なる装置に共通の配線で画像信号
を供給しながら、それぞれの装置に対して適切な制御プ
ログラムを書き込むことができるので、装置のタイプご
とに配線を分ける必要がなくなり、制御プログラム書き
込み作業を簡略化できる。また、ユーザに販売された装
置の制御プログラムを更新させる場合にも、誤った制御
プログラムに書き換えられてしまう不具合を防止でき
る。
【0052】また、書き換えプログラムの一連のデータ
が所定のデータ長ずつ順次入力され、この入力データが
CPU4に選択されたプログラム領域に順次記憶され
る。さらに、この入力データは順次加算され、入力デー
タの数が計数される。この計数値が、制御プログラム書
き換え用データに含まれるデータ数情報に応じたデータ
数に達するときの加算結果が、制御プログラム書き換え
用データに含まれるチェックサム情報と一致しない場
合、プログラム領域指定情報の変更が中止される。した
がって、データ伝送時に発生するエラーを含んだ異常な
プログラムに制御プログラムが書き換えられてしまうこ
とを防止できるので、装置の信頼性を向上できる。
【0053】また、入力データの計数値がデータ数情報
に応じたデータ数に達するときの入力データが、プログ
ラム書き換え用データに含まれる所定の終了コード一致
しない場合、プログラム領域指定情報の変更が中止され
るので、データ伝送時に発生するエラーを含んだ異常な
プログラムに制御プログラムが書き換えられてしまうこ
とを防止できるので、装置の信頼性を向上できる。
【0054】また、画像信号入力部1において、所定の
記録媒体、例えばフロッピー(登録商標)ディスクやC
D−ROM、DVDなどに記録された画像信号を再生さ
せ、これを信号処理部11に供給させることもできる。
例えばユーザ側で制御プログラムを書き換えさせる場
合、制御プログラム書き換え用データが含まれた記録媒
体をユーザ側で再生させるだけで良いので、ユーザに負
担をかけることなく簡単に制御プログラムを書き換える
ことができる。
【0055】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れない。例えば、本発明は画像信号処理装置に限定され
るものではなく、一般の信号処理装置に適用させること
もできる。この場合においても、処理される信号に制御
プログラム書き換え用データを重畳させるので、本来の
信号処理に必要なインターフェースに加えて制御プログ
ラム書き換え用に特別なインターフェースを付加する必
要がなく、また制御プログラム書き換えのための特別な
操作が必要ないので、制御プログラムの書き換え作業を
簡略化できる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、入力信号をプログラム
に応じて処理する信号処理装置において、特別なインタ
ーフェースを備えることなく容易にプログラムを書き換
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像信号処理装置の概略的な構成
を説明するための図である。
【図2】図1に示す画像信号処理装置において、制御プ
ログラムを書き換える手順を説明するための第1のフロ
ーチャートである。
【図3】図1に示す画像信号処理装置において、制御プ
ログラムを書き換える手順を説明するための第2のフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示す画像信号処理装置において、制御プ
ログラムを書き換える手順を説明するための第3のフロ
ーチャートである。
【図5】標準的なテレビジョン信号の垂直帰線期間にお
ける波形を示す図である。
【図6】1つの水平走査期間において伝送可能なデータ
パケットの例を示す図である。
【図7】伝送される制御プログラム書き換え用データの
例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像信号入力部、2…画像信号処理回路、3…デー
タスライサ、4…CPU、5…RAM、6〜8…PRO
M、9…画面表示回路、10…モニタ、11…信号処理

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される信号を、与えられたプログラ
    ムに応じて処理する信号処理装置であって、 上記プログラムを記憶可能な複数のプログラム領域を有
    する第1の記憶手段と、 実行されるプログラムが記憶された上記プログラム領域
    を指定する情報を記憶する第2の記憶手段と、 上記入力信号から所定の書き換え開始情報を含むプログ
    ラム書き換え情報を抽出する抽出手段と、 初期状態において上記第2の記憶手段の上記プログラム
    領域指定情報を入力し、入力したプログラム領域指定情
    報において指定される上記プログラム領域のプログラム
    を起動し、起動したプログラムに応じて上記入力信号を
    処理し、上記抽出手段において上記プログラム書き換え
    情報が抽出された場合、上記プログラム領域指定情報に
    おいて指定されない少なくとも1つのプログラム領域を
    選択し、上記プログラム書き換え情報に含まれる書き換
    えプログラムを上記選択したプログラム領域に記憶さ
    せ、上記プログラム領域指定情報を、上記選択したプロ
    グラム領域を指定する情報に変更し、上記初期状態に移
    行する処理手段とを有する信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記抽出手段は、入力される画像信号の
    垂直帰線期間に含まれる上記プログラム書き換え情報を
    抽出し、 上記処理手段は、上記起動したプログラムに応じて上記
    画像信号を処理する、 請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記処理手段は、上記プログラム書き換
    え情報に含まれる装置情報が所定の装置情報と一致しな
    い場合、上記プログラム書き換え情報に応じたプログラ
    ムの書き換え処理を中止し、上記起動したプログラムに
    応じた処理を続行する、 請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記処理手段は、上記書き換えプログラ
    ムの一連のデータを所定のデータ長ずつ入力し、当該入
    力データを上記選択したプログラム領域に順次記憶さ
    せ、当該入力データを順次加算し、当該入力データの数
    を計数し、当該計数値が上記プログラム書き換え情報に
    含まれるデータ数情報に応じたデータ数に達するときの
    上記加算結果が、上記プログラム書き換え情報に含まれ
    る合計情報と一致しない場合、上記プログラム領域指定
    情報の変更を中止する、 請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記処理手段は、上記計数値が上記デー
    タ数情報に応じたデータ数に達するときの入力データ
    が、上記プログラム書き換え情報に含まれる書き換え終
    了情報で指定される終了データと一致しない場合、上記
    プログラム領域指定情報の変更を中止する、 請求項4に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 上記処理手段は、上記プログラム領域指
    定情報を変更する場合、変更前のプログラム領域指定情
    報で指定されたプログラム領域の初期化を指示する初期
    化情報を上記第2の記憶手段に記憶させ、上記初期状態
    において、上記初期化情報で指示されたプログラム領域
    を初期化する、 請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 上記処理手段は、上記プログラム領域指
    定情報の変更を中止する場合、上記選択したプログラム
    領域の初期化を指示する初期化情報を上記第2の記憶手
    段に記憶させ、上記初期状態において、上記初期化情報
    で指示されたプログラム領域を初期化する、 請求項5に記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】 上記処理手段は、上記プログラム領域指
    定情報において指定されない少なくとも1つのプログラ
    ム領域を選択する場合、上記プログラム書き換え情報に
    含まれる書き換えプログラムのデータ量情報に応じて、
    少なくとも当該データ量情報に対応するデータ量を有し
    たデータの記憶が可能となるようにプログラム領域を選
    択する、 請求項1に記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】 上記処理手段は、少なくとも、上記選択
    したプログラム領域に上記書き換えプログラムを記憶さ
    せる処理、または上記初期状態へ移行する処理の開始に
    応じた画像信号を生成し、 上記処理手段において生成された画像信号に応じた画像
    を表示する表示手段を有する、 請求項2に記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 供給される記録媒体に記録された上記
    画像信号を再生する記録媒体再生装置を有する、 請求項2に記載の信号処理装置。
  11. 【請求項11】 プログラムを記憶可能な複数のプログ
    ラム領域を有する記憶手段を有し、入力される信号を、
    上記プログラム領域に記憶されたプログラムに応じて処
    理する信号処理装置において、上記記憶されたプログラ
    ムを書き換える方法であって、 上記プログラム領域のうち、あらかじめ指定されたプロ
    グラム領域のプログラムを起動する初期ステップと、 上記入力信号から所定の書き換え開始情報を含むプログ
    ラム書き換え情報を抽出する抽出ステップと、 上記抽出ステップにおいて上記プログラム書き換え情報
    が抽出された場合、 上記複数のプログラム領域のうち、上記初期ステップに
    おいて指定されていない少なくとも1つのプログラム領
    域を選択し、 当該選択されたプログラム領域に、上記プログラム書き
    換え情報に含まれる書き換えプログラムを記憶し、 上記初期ステップにおける起動プログラム領域の指定を
    当該選択されたプログラム領域に変更し、 上記初期ステップに移行する書き換えステップと、 を有するプログラム書き換え方法。
  12. 【請求項12】 上記抽出ステップは、入力される画像
    信号の垂直帰線期間に含まれる上記プログラム書き換え
    情報を抽出する、 請求項11に記載のプログラム書き換え方法。
  13. 【請求項13】 上記書き換えステップは、上記プログ
    ラム書き換え情報に含まれる装置情報が所定の装置情報
    と一致しない場合、上記プログラム書き換え情報に応じ
    たプログラムの書き換え処理を中止する、 請求項11に記載のプログラム書き換え方法。
  14. 【請求項14】 上記書き換えステップは、 上記書き換えプログラムの一連のデータを所定のデータ
    長ずつ入力し、 当該入力データを上記選択したプログラム領域に順次記
    憶させ、当該入力データを順次加算し、当該入力データ
    の数を計数し、 当該計数値が上記プログラム書き換え情報に含まれるデ
    ータ数情報に応じたデータ数に達するときの上記加算結
    果が、上記プログラム書き換え情報に含まれる合計情報
    と一致しない場合、上記初期ステップにおける起動プロ
    グラム領域の指定の変更を中止する、 請求項11に記載のプログラム書き換え方法。
  15. 【請求項15】 上記書き換えステップは、上記計数値
    が上記データ数情報に応じたデータ数に達するときの入
    力データが、上記プログラム書き換え情報に含まれる書
    き換え終了情報で指定される終了データと一致しない場
    合、上記初期ステップにおける起動プログラム領域の指
    定の変更を中止する、 請求項14に記載のプログラム書き換え方法。
  16. 【請求項16】 上記書き換えステップは、上記初期ス
    テップにおける起動プログラム領域の指定を変更する場
    合、変更前において指定されたプログラム領域の初期化
    を指示する初期化情報を生成し、 上記初期ステップは、上記書き換えステップにおいて生
    成された上記初期化情報で指示されるプログラム領域を
    初期化する、 請求項11に記載のプログラム書き換え方法。
  17. 【請求項17】 上記書き換えステップは、上記初期ス
    テップにおける起動プログラム領域の指定の変更を中止
    する場合、上記選択したプログラム領域の初期化を指示
    する初期化情報を生成し、 上記初期ステップは、上記書き換えステップにおいて生
    成された上記初期化情報で指示されるプログラム領域を
    初期化する、 請求項15に記載のプログラム書き換え方法。
  18. 【請求項18】 上記書き換えステップは、上記初期ス
    テップにおいて指定されない少なくとも1つのプログラ
    ム領域を選択する場合、上記プログラム書き換え情報に
    含まれる書き換えプログラムのデータ量情報に応じて、
    少なくとも当該データ量情報に対応するデータ量を有し
    たデータの記憶が可能となるようにプログラム領域を選
    択する、 請求項11に記載のプログラム書き換え方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069856A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置
JP2005100362A (ja) * 2003-08-29 2005-04-14 Canon Inc プログラム書き換え可能な電子装置およびプログラム書き換え方法
JP2008192048A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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