JP2002251667A - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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JP2002251667A
JP2002251667A JP2001048596A JP2001048596A JP2002251667A JP 2002251667 A JP2002251667 A JP 2002251667A JP 2001048596 A JP2001048596 A JP 2001048596A JP 2001048596 A JP2001048596 A JP 2001048596A JP 2002251667 A JP2002251667 A JP 2002251667A
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ice
cup
beverage
vending machine
dropping
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JP2001048596A
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Osamu Inoue
修 井上
Koji Akiyama
幸治 秋山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料と希釈液とを投入したカップ内に攪拌機
構の羽根車を挿入してこれを攪拌し、原料を希釈液に溶
解した後、製氷機で製氷後貯氷している氷を、氷供給パ
イプを介した氷の自重落下でカップに投入してアイス飲
料を調理する際に、氷をカップに確実に投入するととも
に、氷の投入による飲料の飛び散りを防ぐことにより、
カップ外面やカップ搬送機構の汚れをなくするととも
に、飲料品質の低下をなくしたカップ式自動販売機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 氷供給ガイド72に、氷供給パイプ75
を介して供給された氷の落下方向を変化させ、氷の落下
速度を減速させる、氷の落下方向に対し角度α傾斜し
た、波板状の凹凸部72dを設けた氷シュート72a
と、氷をカップC内に落下させる氷落下面72bと、氷
が通過する氷通過口72cと、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料と湯または水
等の希釈液に氷を加えて調理したカップ入り飲料を販売
するカップ式自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カップ内に投入した原料と湯または水等
の希釈液とからなる飲料を攪拌機構で攪拌して調理した
カップ飲料を販売するカップ式自動販売機が知られてい
る。この飲料調理方法でアイス飲料を調理するには、原
料と希釈液とを投入したカップ内に攪拌機構の羽根車を
挿入してこれを攪拌し、原料を希釈液に溶解した後、製
氷機で製氷および貯氷している氷を、氷供給パイプを介
した氷の自重落下でカップに投入してアイス飲料を調理
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
式自動販売機では機体の寸法制約から製氷機の設置場所
が限られ、一般的に、カップ位置に比べて製氷機の設置
位置が高くなり、製氷機で貯氷している氷を、氷供給パ
イプを介した氷の自重落下でカップに供給する際、氷供
給パイプを落下する氷の落下速度が早くなり、氷が勢い
よくカップ内飲料に投入され、飲料が周囲に飛び散り、
カップ外面やカップ搬送機構を汚してしまう問題があっ
た。
【0004】また、飲料が飛び散ると、飲料の濃度が不
均一となり、飲料品質を低下させる結果にもなる。
【0005】従って、本発明の目的は、カップ内に原料
と湯または水等の希釈液とを投入し、攪拌機構で攪拌し
た後、氷を投入して調理したアイス飲料を販売するカッ
プ式自動販売機に関し、原料と希釈液とを投入したカッ
プ内に攪拌機構の羽根車を挿入してこれを攪拌し、原料
を希釈液に溶解した後、製氷機で製氷後貯氷している氷
を、氷供給パイプを介した氷の自重落下でカップに投入
してアイス飲料を調理する際に、氷をカップに確実に投
入するとともに、氷の投入による飲料の飛び散りを防ぐ
ことにより、カップ外面やカップ搬送機構の汚れをなく
するとともに、飲料品質の低下をなくしたカップ式自動
販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、原料と希釈液に氷を加え
て調理したカップ入り飲料を販売するカップ式自動販売
機において、氷を供給する製氷機を備えるとともに、製
氷機とカップとの間に形成する氷を供給するための通路
に、氷の落下方向を変化させる傾斜面を設けたことを特
徴とするものである。
【0007】請求項2にかかる発明は、傾斜面に沿わせ
た波板状の凹凸部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3にかかる発明は、傾斜面で落下方
向を変化させた氷を、カップ内に供給する氷落下面を備
えたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4にかかる発明は、カップ内の飲料
に氷を供給した後、羽根車でカップ内の飲料を攪拌する
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項5にかかる発明は、傾斜面の下部
に、カップの開口部を覆うカップカバーを設けたことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。本発明のカップ式自動販売機は、販売口内
で飲料の調理(混合)が行われる方式と異なり、自動販
売機内で調理した調理済みのカップ入り飲料を、販売口
内に搬送して飲料購入者に提供する飲料調理方法を採用
するものである。
【0012】図1は、本発明のカップ式自動販売機にお
ける実施の形態として、カップ飲料用の調理部を示す構
成図である。調理部1は、水平方向に延びる搬送機構2
と、カップCを供給するカップ供給装置3と、カップC
内にクリーム、コーヒー、及び砂糖等の原料を供給する
各キャニスタ4a、4b、4cと、カップC内に湯を供
給する湯タンク5と、原料と湯とを攪拌(調理)する攪
拌機構6と、アイス飲料の調理に使用する氷を製氷およ
び貯氷する製氷機7と、から構成されている。
【0013】搬送機構2は、左右方向(図1に対し)水
平に直線的に延びる支持フレーム22と、支持フレーム
22の両端部にそれぞれ回転自在に軸支された駆動プー
リ23および従動プーリ24と、両プーリ間に掛け渡し
た無端の搬送ベルト25と、駆動プーリ23を作動させ
る搬送モータ26と、支持フレーム22と平行して設け
たサブフレーム27と、で構成する主搬送部21と、一
端を搬送ベルト25に固定し、他端をサブフレーム27
上に載置した、同じく、両端部にそれぞれ回転自在に軸
支された駆動プーリ29および従動プーリ30を設けた
支持フレーム31と、両プーリ間に掛け渡した無端の搬
送ベルト32と、駆動プーリ29を作動させる搬送モー
タ33と、搬送ベルト25の作動に伴って支持フレーム
31が支持フレーム22面上を転動するように設けたロ
ーラ34と、サブフレーム27面上を転動するように設
けたローラ35と、で構成するカップ保持機構搬送部2
8と、カップ保持機構搬送部28の搬送ベルト32に固
定されたカップ保持機構36と、で構成されている。
【0014】カップ保持機構搬送部28は、搬送ベルト
25が作動すると、ローラ34が支持フレーム22、ロ
ーラ35がサブフレーム27それぞれの面上を転動し
て、カップ保持機構搬送部28は左右方向に円滑に移動
される。カップ保持機構36は、搬送ベルト32の所定
の部位に固定され、この固定部位にはローラ37が取り
付けられている。搬送ベルト32が作動すると、ローラ
37が支持フレーム31面上を転動して、カップ保持機
構36は前後方向(図1に対し)に円滑に移動される。
カップ保持機構搬送部28は、制御部(図示せず)から
の信号で動作する搬送モータ26の働きにより左右方向
に移動することができ、また、カップ保持機構搬送部2
8の搬送ベルト32に固定されたカップ保持機構36も
制御部からの信号で動作する搬送モータ33の働きによ
り前後方向に移動することができる。その結果、カップ
保持機構36は、制御部からの信号で、前後左右方向へ
自在に移動することができる。
【0015】また、カップ保持機構36には、カップ供
給装置3から供給されたカップCを受けるカップ受台3
8と、カップC胴部を把持するカップ把持アーム39
と、が突設されており、カップ受台38は図示しないカ
ップ受台移動機構により、カップCの大きさ(大、中、
小)に応じたカップ高さ(上下)方向に移動させること
ができる。また、カップ把持アーム39は図示しないア
ーム開閉機構によりアームを開閉し、カップCの大きさ
(大、中、小)に応じたアーム間隔にすることができ、
カップ受台38で受けたカップCをカップ把持アーム3
9が把持するようになっている。
【0016】カップ供給装置3は、大、中、小3種類の
カップCを多数収容していて、図示しないカップ搬出装
置を下部に備えている。販売指示に基づいて、カップ供
給装置3から大、中、小何れかのカップCが1個ずつカ
ップ搬出装置から搬出され、カップ保持機構36に受け
渡されるようになっている。
【0017】クリームキャニスタ4a、コーヒーキャニ
スタ4b、および砂糖キャニスタ4cは、それぞれ原料
としてのクリーム、コーヒー、および砂糖を収容してお
くとともに、下部に設けた供給機構41により所定量の
各原料をカップCに供給する。各供給機構41の下側に
は、原料シュータ42が設けられており、各キャニスタ
4a、4b、4c内の原料は各原料シュータ42の下側
に搬送されてくるカップCに、原料シュータ42を介し
て供給される。
【0018】湯タンク5は、内部に図示しないヒータを
備え、湯タンク上部から湯をカップCに供給するもので
あり、給湯口51に給湯電磁弁52と、給湯電磁弁52
に連通する給湯管53と、を備えている。販売指示によ
り、給湯電磁弁52がオン(開放)されると、給湯管5
3を介して所定量の湯がカップCに供給されるようにな
っている。給湯管53を介して供給された湯は、羽根車
61からカップC内に流れ、原料と希釈液を攪拌混合
後、羽根車61を上昇させる際には羽根車61を洗浄す
る。
【0019】製氷機7は、氷を製造する製氷部7aと、
製氷部7aで製造した氷を貯えておく貯氷部7bとを備
え、貯氷部7bで貯えている氷を氷供給パイプ75を介
して、後述する氷供給ガイド72(氷供給パイプ75と
氷供給ガイド72で氷を供給するための通路を構成す
る)からカップCに供給する。
【0020】図2は、本発明の攪拌機構6とカップ保持
機構36を示し、攪拌機構6はカップC内の原料と希釈
液とからなる飲料を攪拌混合する羽根車61と、羽根車
61を回転駆動する攪拌モータ63と、羽根車61を下
端に、そして、攪拌モータ63を上端に取り付け、攪拌
モータ63の回転力を羽根車61に伝える回転軸62
と、攪拌モータ63を取り付けた昇降ベース64と、昇
降ベース64にはラック65が設けられている。ケース
66には昇降ベース64の昇降を案内する複数のガイド
シャフト67が、昇降ベース64に設けたガイド穴64
aを貫通して設けられ、ケース66に取り付けられた、
昇降モータ68の回転数を変換する回転数変換部68a
の出力軸に取り付けた平歯車69が昇降ベース64に取
り付けられたラック65と噛み合っている。ケース66
の下にはカップC開口部をカバーするカップカバー70
が取り付けられ、カップカバー70には湯タンク5の湯
を給湯管53を介して供給する給湯ノズル71を設け、
給湯ノズル71から供給された湯は、回転軸62を伝わ
り羽根車61からカップCに流れ、原料と希釈液を攪拌
混合後、羽根車61を上昇させる際には回転軸62と羽
根車61を洗浄する。また、アイス飲料を調理する際に
使用する氷をカップCに供給する氷供給ガイド72をカ
ップカバー70上部に設けている。
【0021】氷供給ガイド72には、氷供給パイプ75
を介して供給された氷の落下方向を変化させることによ
り氷の落下速度を減速させる、氷の落下方向に対し角度
α(例えば、75度)傾斜した氷シュート72a(傾斜
面)と、氷シュート72aで弾んだ氷をカップC内
(下)方向に落下させる氷落下面72bと、氷シュート
72aで落下速度を減速させた氷、または、氷落下面7
2bにより下方向に落下する氷が通過する氷通過口72
cと、を備えている。
【0022】図示しない制御部から信号が出力される
と、昇降モータ68の制御回転により、平歯車69を右
回転(図2右方向から見て)させると、平歯車69と噛
み合っているラック65が下降し、ガイドシャフト67
に沿って昇降ベース64とともに羽根車61が下降す
る。また、平歯車69を左回転(図2右方向から見て)
させると羽根車61が上昇する。羽根車61は、攪拌モ
ータ63の制御回転により回転し、カップC内の原料と
希釈液とからなる飲料を攪拌混合する。
【0023】また、カップ保持機構36には、カップ供
給装置3から供給されたカップCを受けるカップ受台3
8と、カップ受台38が受けたカップCを把持するカッ
プ把持アーム39と、を備え、カップ受台38は図示し
ないカップ受台移動機構により、カップCのサイズ
(大、中、小)に応じたカップ高さ(上下)方向に移動
量L移動させることができる。また、カップ把持アーム
39は図示しないアーム開閉機構によりアームを開閉
し、カップCのサイズ(大、中、小)に応じたアーム間
隔にすることができ、カップ受台38で受けたカップC
をカップ把持アーム39が把持するようになっている。
【0024】図3は、本発明のカップ式自動販売機の氷
供給ガイド72に設けた氷シュート72aに沿わせた波
板状の凹凸部72dを示す図である。図3(a)は氷シ
ュート72aに沿わせた波板状の凹凸部72dを平面方
向から見た状態、図3(b)は図2のA−A部における
断面を矢印方向に見た状態である。氷シュート72aは
氷落下面72b方向の波板状の凹凸部72d(例えば、
凹凸高さ1〜3mm)を有している。製氷機7から氷供
給パイプ75を介して供給された氷は、カップ式自動販
売機内の熱により溶け出すが、溶け出すと氷表面に薄い
水の膜が生じる。この表面に薄い水の膜が生じた氷が平
滑面に密着すると、密着面との間に生じる表面張力によ
り張り付いて動かなくなることがある。しかし、波板状
の凹凸部72dを有する氷シュート72aの場合、氷の
表面とは常に線で接しているため、表面張力が発生する
ことを防止できる。また、波板状の凹凸部72dを有す
る氷シュート72aは氷落下面72b方向に傾斜(例え
ば、15度)しているので、製氷機7から氷供給パイプ
75を介して供給された氷は、表面に生じた薄い水の膜
により、氷シュート72a上に止まることなく波板状の
凹凸部72dに沿って滑り落ち、氷通過口72cからカ
ップC内に投入される。
【0025】以上、本発明の、カップ内に原料と湯また
は水等の希釈液とを投入し、攪拌機構で攪拌した後、氷
を投入して調理したアイス飲料を販売するカップ式自動
販売機の構成について説明したが、次にその作用につい
てアイスコーヒーの調理を例に説明する。
【0026】かかる構成により、カップ式自動販売機内
でカップCに原料と希釈液を投入し、攪拌機構で攪拌し
た後、氷を投入して調理したアイスコーヒーを販売する
には、飲料選択ボタン(図示せず)が押されると、先
ず、カップ供給装置3からカップ保持機構36に供給さ
れたカップCがカップ受台38とカップ把持アーム39
で保持固定される。カップ保持機構36がカップCを保
持すると、搬送モータ26と搬送モータ33の動作によ
り、カップ保持機構36が適宜ステップ送りされて行
き、クリームキャニスタ4aからクリームの供給を受
け、コーヒーキャニスタ4bからコーヒーの供給を受
け、砂糖キャニスタ4cから砂糖の供給を受けて、攪拌
機構6の位置まで搬送される。ここで、カップCをカッ
プ受台38の移動によりカップCの大きさに応じた所定
の高さ位置に移動させる。その後、湯タンク5からカッ
プCに湯を供給するとともに、攪拌機構6が作動して、
飲料の攪拌に最も適切な位置に挿入された羽根車61を
所定の時間(例えば、3秒間)回転させると、カップC
内で上記各原料と湯が攪拌混合される。所定の時間羽根
車61を回転させ各原料を湯に溶解させた後、製氷機7
に貯氷している氷を氷供給パイプ75を介して氷の自重
落下で氷供給ガイド72に供給すると、図4で示すよう
に、氷供給パイプ75を介して氷の自重落下で供給され
た氷は、氷供給パイプ75内のD位置から矢印方向に落
下し、傾斜した波板状の凹凸部72dを有する氷シュー
ト72a(E位置)で落下速度が吸収されて、緩やかな
速度になり、氷落下面72b(F位置)にあたり、氷通
過口72cから羽根車61を回転して各原料を湯に溶解
させたカップC内(G位置)の飲料に投入される。また
は、氷シュート72aの傾斜した波板状の凹凸部72d
に沿って滑り落ち、氷通過口72cからカップC内の飲
料に投入される。氷をカップC内に投入した後、さら
に、羽根車61を回転させて飲料と氷を攪拌混合する。
羽根車61を回転させて飲料の温度を均一に低下させ、
アイスコーヒーの調理が終了すると羽根車61を上昇さ
せる。このようにして調理が完了したアイスコーヒー
は、カップCに満たされた状態で、さらに、図示しない
販売口に搬送され、カップ飲料購入客に受け取られ、販
売動作が終了する。
【0027】なお、アイスコーヒーを調理する実施例で
説明したが、本発明は、他の原料と水または湯等の希釈
液とからなるアイス飲料を混合する調理に適用できるこ
とはいうまでもない。
【0028】以上説明したように、原料と希釈液に氷を
加えて調理したカップ入り飲料を販売するカップ式自動
販売機において、氷を供給する製氷機7を備えるととも
に、製氷機7とカップCとの間に形成する氷供給パイプ
75を介して氷を供給する氷供給ガイド72に、氷の落
下方向を変化させる氷シュート72aを設けたことによ
り、原料と希釈液とを投入したカップC内に攪拌機構6
の羽根車61を挿入してこれを攪拌し、原料を希釈液に
溶解した後、製氷機7で製氷後貯氷している氷を、氷供
給パイプ75を介した氷の自重落下でカップCに投入し
てアイス飲料を調理する際に、氷をカップCに確実に投
入するとともに、氷の投入による飲料の飛び散りを防ぐ
ことにより、カップC外面や搬送機構2の汚れをなくす
るとともに、飲料品質の低下をなくしたカップ式自動販
売機を提供することが可能になる。
【0029】氷シュート72aに沿わせた波板状の凹凸
部72dを設けたことにより、氷の表面に薄い水の膜が
生じても、波板状の凹凸部72dを有する氷シュート7
2aは、氷の表面と常に線で接しているため、表面張力
が発生することを防止できるので、氷の張り付きを防
ぎ、確実に氷をカップCに投入することが可能になる。
【0030】氷シュート72aで落下方向を変化させた
氷を、カップC内に供給する氷落下面72bを備えたこ
とにより、自重落下した氷が氷シュート72aで弾んで
も、氷落下面72bにあたり、氷通過口72cからカッ
プCに投入されるので、確実に氷をカップCに投入する
ことが可能になる。
【0031】カップC内の飲料に氷を供給した後、羽根
車61でカップC内の飲料を攪拌することにより、飲料
の温度を均一に低下させたアイスコーヒーを調理するこ
とが可能になる。
【0032】氷シュート72aの下部に、カップCの開
口部を覆うカップカバー70を設けたことにより、氷の
投入による飲料の飛び散りを少なくし、カップC外面や
搬送機構2の汚れを防ぐことが可能になる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、原料と希釈液とを投入
したカップ内に攪拌機構の羽根車を挿入してこれを攪拌
し、原料を希釈液に溶解した後、製氷機で製氷後貯氷し
ている氷を、氷供給パイプを介した氷の自重落下でカッ
プに投入してアイス飲料を調理する際に、氷をカップに
確実に投入するとともに、氷の投入による飲料の飛び散
りを防ぐことにより、カップ外面やカップ搬送機構の汚
れをなくするとともに、飲料品質の低下をなくしたカッ
プ式自動販売機を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップ式自動販売機を適用する調理部
を示す構成図である。
【図2】本発明のカップ式自動販売機を適用する攪拌機
構とカップ保持機構を示す構成図である。
【図3】本発明のカップ式自動販売機の氷シュートを示
す図である。
【図4】本発明のカップ式自動販売機でカップに氷を供
給する構成図である。
【符号の説明】
1 調理部 2 搬送機構 3 カップ供給装置 4a クリームキャニスタ 4b コーヒーキャニスタ 4c 砂糖キャニスタ 5 湯タンク 6 攪拌機構 7 製氷機 21 主搬送部 28 カップ保持機構搬送部 36 カップ保持機構 38 カップ受台 39 カップ把持アーム 61 羽根車 62 回転軸 63 攪拌モータ 64 昇降ベース 64a ガイド穴 65 ラック 67 ガイドシャフト 68 昇降モータ 68a 回転数変換部 69 平歯車 71 給湯ノズル 72 氷供給ガイド 72a 氷シュート 72b 氷落下面 72c 氷通過口 72d 波板状の凹凸部 75 氷供給パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E047 AA02 AA04 BA03 CA06 DA03 DB08 EA04 EB01 FA07 GA03 3L045 AA04 BA01 CA01 CA04 DA02 GA07 KA00 PA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料と希釈液に氷を加えて調理したカッ
    プ入り飲料を販売するカップ式自動販売機において、 前記氷を供給する製氷機を備えるとともに、 前記製氷機と前記カップとの間に形成する氷を供給する
    ための通路に、前記氷の落下方向を変化させる傾斜面を
    設けたことを特徴とするカップ式自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面に沿わせた波板状の凹凸部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のカップ式自動販
    売機。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面で落下方向を変化させた氷
    を、前記カップ内に供給する氷落下面を備えたことを特
    徴とする請求項1または2記載のカップ式自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記カップ内の飲料に氷を供給した後、
    羽根車で前記カップ内の飲料を攪拌することを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れかに記載のカップ式自動販売
    機。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面の下部に、前記カップの開口
    部を覆うカップカバーを設けたことを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載のカップ式自動販売機。
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