JP2002248125A - 省資源型おむつ - Google Patents
省資源型おむつInfo
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- JP2002248125A JP2002248125A JP2001050285A JP2001050285A JP2002248125A JP 2002248125 A JP2002248125 A JP 2002248125A JP 2001050285 A JP2001050285 A JP 2001050285A JP 2001050285 A JP2001050285 A JP 2001050285A JP 2002248125 A JP2002248125 A JP 2002248125A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaper
- resource
- saving
- disposable
- disposable diaper
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紙おむつと布おむつの利点を兼ね備え、保持テ
ープなしでおむつカバーに紙おむつをワンタッチで着脱
可能に嵌め込むことができる省資源型おむつ製品。 【解決手段】おむつカバーとパッド状の紙おむつの組合
せからなり、おむつカバーに紙おむつを着脱可能に取付
ける。
ープなしでおむつカバーに紙おむつをワンタッチで着脱
可能に嵌め込むことができる省資源型おむつ製品。 【解決手段】おむつカバーとパッド状の紙おむつの組合
せからなり、おむつカバーに紙おむつを着脱可能に取付
ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は身体への取付手段を
有しないパッド状の紙おむつと身体への取付手段を有す
る布等のおしめカバー状との着脱可能な組合わせに関す
る。
有しないパッド状の紙おむつと身体への取付手段を有す
る布等のおしめカバー状との着脱可能な組合わせに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】紙おむつは、着用時に肌に接する表面
材、***物を吸収・保持する吸収体、***物の衣類への
浸透を防止する防漏シート、伸縮性を付与する弾性部材
等をホットメルト接着剤等で接合し一体化にして構成さ
れ、簡便、手軽で吸収力に優れているという利点を持っ
ている。一方布おむつは一般に伸縮性、フィット性、通
気性や風合に優れ、手間をかける満足度を与えまた省資
源の面でも有利性を持っている。
材、***物を吸収・保持する吸収体、***物の衣類への
浸透を防止する防漏シート、伸縮性を付与する弾性部材
等をホットメルト接着剤等で接合し一体化にして構成さ
れ、簡便、手軽で吸収力に優れているという利点を持っ
ている。一方布おむつは一般に伸縮性、フィット性、通
気性や風合に優れ、手間をかける満足度を与えまた省資
源の面でも有利性を持っている。
【０００３】従来の布おむつにはおむつカバー、おし
め、トレーニングパンツ等あるが、通気性、風合、フィ
ット性に富むにも係わらず吸収性能の不足等でモレや液
戻りの心配がある。その為、ムレによる肌のトラブル、
洗濯の負担が懸念され、また手軽さに乏しい。装着中も
足周りやウエスト部分等モレないように補正が必要であ
る。紙おむつにもテープ止めタイプとはかせるタイプが
あり、簡便で吸収力があるもののフィット性に乏しいこ
とによる隙間からのモレ、通気性、風合に乏しくムレる
ことによる肌のトラブルが懸念される。省資源性にも乏
しい。布オムツカバーと紙おむつパッドの組み合わせで
使用するタイプの場合、カバーとパッドを粘着テープ等
で保持する為、パッドのみ取り替える時または位置を間
違えて再度つけ直すとき、赤ちゃんの足を持っている等
で片手がふさがっている場合、パットとカバーがくっつ
いていると片手ではがすのは困難である。カバーの中に
パットを納める為カバーが大きめにつくられており、フ
ィット性が悪くモレにつながる。
め、トレーニングパンツ等あるが、通気性、風合、フィ
ット性に富むにも係わらず吸収性能の不足等でモレや液
戻りの心配がある。その為、ムレによる肌のトラブル、
洗濯の負担が懸念され、また手軽さに乏しい。装着中も
足周りやウエスト部分等モレないように補正が必要であ
る。紙おむつにもテープ止めタイプとはかせるタイプが
あり、簡便で吸収力があるもののフィット性に乏しいこ
とによる隙間からのモレ、通気性、風合に乏しくムレる
ことによる肌のトラブルが懸念される。省資源性にも乏
しい。布オムツカバーと紙おむつパッドの組み合わせで
使用するタイプの場合、カバーとパッドを粘着テープ等
で保持する為、パッドのみ取り替える時または位置を間
違えて再度つけ直すとき、赤ちゃんの足を持っている等
で片手がふさがっている場合、パットとカバーがくっつ
いていると片手ではがすのは困難である。カバーの中に
パットを納める為カバーが大きめにつくられており、フ
ィット性が悪くモレにつながる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の紙おむ
つと布おむつの利点を兼ね備え、かつ保持テープなしで
外装体としての布等のおむつカバーに内装体としての紙
おむつをワンタッチで着脱可能に嵌め込むことができる
省資源型おむつ製品を提供することを目的としてなされ
たものである。
つと布おむつの利点を兼ね備え、かつ保持テープなしで
外装体としての布等のおむつカバーに内装体としての紙
おむつをワンタッチで着脱可能に嵌め込むことができる
省資源型おむつ製品を提供することを目的としてなされ
たものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の省資源型おむつ
は基本的には内装部のパッド状紙おむつと外装部の布等
のおむつカバーとからなっていて、おむつカバーの内面
に紙おむつを着脱可能にしかも長手方向位置調整可能に
装着した構成を採っている。かくして内装部のみをディ
スポーザルタイプとし外装部は反覆使用可能な省資源型
おむつを提供する。
は基本的には内装部のパッド状紙おむつと外装部の布等
のおむつカバーとからなっていて、おむつカバーの内面
に紙おむつを着脱可能にしかも長手方向位置調整可能に
装着した構成を採っている。かくして内装部のみをディ
スポーザルタイプとし外装部は反覆使用可能な省資源型
おむつを提供する。
【０００６】本発明の内装部の紙おしめは股下部に直接
に適用される吸収体を含むパッド構成であり、通常身体
側の表面シートと中間の吸収体と衣料側の防漏シートか
らなっているが、おしめとして着用者が着用できる着用
手段を備えていない。
に適用される吸収体を含むパッド構成であり、通常身体
側の表面シートと中間の吸収体と衣料側の防漏シートか
らなっているが、おしめとして着用者が着用できる着用
手段を備えていない。
【０００７】本発明の外装部の布、ネット、可撓性フィ
ルム素材等からなるおむつカバーは股下部および脚部を
含んで広域的に適用されるもので、おむつないしはおし
めとして着用者が着用できる着用手段を備えているおし
めカバーである。
ルム素材等からなるおむつカバーは股下部および脚部を
含んで広域的に適用されるもので、おむつないしはおし
めとして着用者が着用できる着用手段を備えているおし
めカバーである。
【０００８】本発明のおむつカバーの内面に紙おむつを
着脱可能に保持するための取付手段は、おむつカバーの
長手方向両側の少なくとも股繰り部に形成されかつ紙お
むつの長手方向両側の少なくとも股繰り部辺縁を抑止す
る係合部を含んでいる。
着脱可能に保持するための取付手段は、おむつカバーの
長手方向両側の少なくとも股繰り部に形成されかつ紙お
むつの長手方向両側の少なくとも股繰り部辺縁を抑止す
る係合部を含んでいる。
【０００９】上記のおむつカバーの内面に紙おむつを保
持するための取付け手段の第１は、布おむつの長手方向
両側の股繰り部辺縁にテンション下に夫々ゴムを縫い合
せて該辺縁を夫々対向的に内側に巻き込みこの股繰り部
辺縁間に紙おむつ保持用凹部を形成し、この保持用凹部
に紙おむつの対応股繰り部と弾性的に抑止収容する構成
である。
持するための取付け手段の第１は、布おむつの長手方向
両側の股繰り部辺縁にテンション下に夫々ゴムを縫い合
せて該辺縁を夫々対向的に内側に巻き込みこの股繰り部
辺縁間に紙おむつ保持用凹部を形成し、この保持用凹部
に紙おむつの対応股繰り部と弾性的に抑止収容する構成
である。
【００１０】他方の内装部の紙おむつはその両側外面に
その吸収体辺縁を包被する折返し部を設け、この折返し
部を外装部の布おむつに形成した紙おむつ保持用凹部の
両側に係合する凸部として、おむつカバーと紙おむつの
着脱を容易ならしめている。また紙おしめは通常の市販
されているようなパッド体（特別な加工を施してないも
の）であってもよい。
その吸収体辺縁を包被する折返し部を設け、この折返し
部を外装部の布おむつに形成した紙おむつ保持用凹部の
両側に係合する凸部として、おむつカバーと紙おむつの
着脱を容易ならしめている。また紙おしめは通常の市販
されているようなパッド体（特別な加工を施してないも
の）であってもよい。
【００１１】紙おむつの外面および／または布おむつの
内面に相互の長手方向および／または横方向のずれを防
止するための粗面加工その他のずれ防止加工を施すと両
者の着装時の位置関係のずれを防ぐ上で一層効果的であ
る。
内面に相互の長手方向および／または横方向のずれを防
止するための粗面加工その他のずれ防止加工を施すと両
者の着装時の位置関係のずれを防ぐ上で一層効果的であ
る。
【００１２】紙おむつの吸収体底部の凸部または全面に
型くずれ防止を兼ねた補強シートを挿入すると、紙おむ
つのおむつカバーへの着装状態を確保する上で有利であ
る。
型くずれ防止を兼ねた補強シートを挿入すると、紙おむ
つのおむつカバーへの着装状態を確保する上で有利であ
る。
【００１３】おむつカバーの内面に紙おむつとの位置合
せのためのマークを施すと両者の着装時の位置合せが容
易となる。
せのためのマークを施すと両者の着装時の位置合せが容
易となる。
【００１４】おむつカバーに腰回りのギャザーを施すと
紙おむつを保持したおむつカバーの身体への密着性を向
上できるので有利である。
紙おむつを保持したおむつカバーの身体への密着性を向
上できるので有利である。
【００１５】紙おむつに廃棄テープを付設しておくとこ
の紙おむつの使用後にこれを廃棄する際、紙おむつを丸
めて簡単に拘束して廃棄となしうるので便利である。
の紙おむつの使用後にこれを廃棄する際、紙おむつを丸
めて簡単に拘束して廃棄となしうるので便利である。
【００１６】紙おむつの内面に、その長手方向両端側に
固形***物に対するストップポケットを設けておくと排
泄物のおしめ外への漏れを効果的に防止できおむつカバ
ーの汚染が回避できる。
固形***物に対するストップポケットを設けておくと排
泄物のおしめ外への漏れを効果的に防止できおむつカバ
ーの汚染が回避できる。
【００１７】紙おむつの吸収体辺縁の盛り上げおよび／
または折返しによっておむつカバーへの係合凸部を立体
的に肥大化させておくとおむつカバーの紙おむつ保持用
凹部内側と紙おむつの係合凸部外側との係合面が増大
し、紙おむつのおむつカバー内への係合保持が一層確実
になり有利である。
または折返しによっておむつカバーへの係合凸部を立体
的に肥大化させておくとおむつカバーの紙おむつ保持用
凹部内側と紙おむつの係合凸部外側との係合面が増大
し、紙おむつのおむつカバー内への係合保持が一層確実
になり有利である。
【００１８】紙おむつの内面両側にレッグギャザーおよ
び／またはレッグギャザーの内側に配置される立体ギャ
ザーを設けることは紙おむつの着用性を高めかつ***物
の外側横方向の漏れ防止上効果的であり、布おむつの汚
染を回避する点で有用である。
び／またはレッグギャザーの内側に配置される立体ギャ
ザーを設けることは紙おむつの着用性を高めかつ***物
の外側横方向の漏れ防止上効果的であり、布おむつの汚
染を回避する点で有用である。
【００１９】本発明のおむつは紙おむつとおむつカバー
とのセパレート方式であり、紙おむつは着用者の***毎
に交換されるが、おむつカバーは***物や汗等で汚れる
まで繰返し使用可能であり、また必要に応じ洗濯できる
ので、取換頻度の高い紙おむつに排棄処理用テープを設
ける構成とすれば介護者等の手間を軽減し、かつ排棄を
整然と迅速に処理できる。
とのセパレート方式であり、紙おむつは着用者の***毎
に交換されるが、おむつカバーは***物や汗等で汚れる
まで繰返し使用可能であり、また必要に応じ洗濯できる
ので、取換頻度の高い紙おむつに排棄処理用テープを設
ける構成とすれば介護者等の手間を軽減し、かつ排棄を
整然と迅速に処理できる。
【００２０】以下に本発明と図面に示す実施例によって
説明するが、これは単に例示のためであって本発明を限
定するものではない。
説明するが、これは単に例示のためであって本発明を限
定するものではない。
【００２１】
【実施例】[実施例１]図１において（１）は布製のおむ
つカバーを示し、通常は模様や柄を有する表布と防水性
を備えた内布との２重構成となっており、長手方向の背
側端部両側にはおしめとしての着用者に対する着用手段
としてのメカニカルファスナー（雄）（２）が表側に取
付け延出されている。尚、図示には表われないが、同じ
く長手方向の腹側端部両側には着用手段としての相手側
のメカニカルファスナー（雌）が表側に取付けられてい
る。これら雌雄ファスナーの組合せによっておむつカバ
ーを着用者の脇腹部で固定することができる。
つカバーを示し、通常は模様や柄を有する表布と防水性
を備えた内布との２重構成となっており、長手方向の背
側端部両側にはおしめとしての着用者に対する着用手段
としてのメカニカルファスナー（雄）（２）が表側に取
付け延出されている。尚、図示には表われないが、同じ
く長手方向の腹側端部両側には着用手段としての相手側
のメカニカルファスナー（雌）が表側に取付けられてい
る。これら雌雄ファスナーの組合せによっておむつカバ
ーを着用者の脇腹部で固定することができる。
【００２２】おむつカバー本体（１）の内側にＲ状もし
くは円形状に対向的に湾曲した股繰り部辺縁にはテンシ
ョンをかけてゴム紐（３）が縫い合わされており、その
ためこのゴム紐（３）を縫い合わせたテンション股繰り
部辺縁は内側に立ち上りかつ内側に巻き込む形となって
円形テンション部（４）となり、その内側壁部が後述の
紙おしめの股繰り部両側凸部に対する抑止凹面（５）を
形成する。（６）はおむつカバー本体（１）の背側端部
に近く横方向に複数条設した腰部ギャザーでありこれに
より紙おむつを内側に保持した布おむつの着用者の腰部
への密着性を向上させている。
くは円形状に対向的に湾曲した股繰り部辺縁にはテンシ
ョンをかけてゴム紐（３）が縫い合わされており、その
ためこのゴム紐（３）を縫い合わせたテンション股繰り
部辺縁は内側に立ち上りかつ内側に巻き込む形となって
円形テンション部（４）となり、その内側壁部が後述の
紙おしめの股繰り部両側凸部に対する抑止凹面（５）を
形成する。（６）はおむつカバー本体（１）の背側端部
に近く横方向に複数条設した腰部ギャザーでありこれに
より紙おむつを内側に保持した布おむつの着用者の腰部
への密着性を向上させている。
【００２３】図２はパッド状の紙おむつ（７）を内側を
相対向して２つ折りにしてバックシート側からみた斜視
図でその股繰り部要部（２３）の断面詳細が図３に示さ
れている。同図に示されるように基本的には紙おむつ
（７）は身体側の表面シート（８）と中間の吸収体
（９）と衣料側のバックシート（防漏シート）（１０）
とからなっていて、バックシート（１０）の両側辺縁は
内側に折込んで吸収体（９）の両側縁部を包み込んでか
ら、外側に反転して延びる延長部材（１０’）を形成し
ている。また表面シート（８）の両側辺縁からの延長部
材もしくは別部材（８’）が上記の延長部（１０’）と
同様に折り曲げられ、延長部材（１０’）の内面（上
面）に添合され、両部材（８’）（１０’）でレッグギ
ャザー（１１）を構成する。また部材（８’）の吸収体
辺縁部から立上り部を別設して立体ギャザー（１２）を
構成している。上記において吸収体（９）の両側辺縁部
をバックシート（１０）で包み込んで紙おむつの股繰り
部両側の凸部（１３）が形成される。
相対向して２つ折りにしてバックシート側からみた斜視
図でその股繰り部要部（２３）の断面詳細が図３に示さ
れている。同図に示されるように基本的には紙おむつ
（７）は身体側の表面シート（８）と中間の吸収体
（９）と衣料側のバックシート（防漏シート）（１０）
とからなっていて、バックシート（１０）の両側辺縁は
内側に折込んで吸収体（９）の両側縁部を包み込んでか
ら、外側に反転して延びる延長部材（１０’）を形成し
ている。また表面シート（８）の両側辺縁からの延長部
材もしくは別部材（８’）が上記の延長部（１０’）と
同様に折り曲げられ、延長部材（１０’）の内面（上
面）に添合され、両部材（８’）（１０’）でレッグギ
ャザー（１１）を構成する。また部材（８’）の吸収体
辺縁部から立上り部を別設して立体ギャザー（１２）を
構成している。上記において吸収体（９）の両側辺縁部
をバックシート（１０）で包み込んで紙おむつの股繰り
部両側の凸部（１３）が形成される。
【００２４】図４は図１のおむつカバー（１）の内面に
図２に示す紙おむつ（７）の外面を当てがっておむつカ
バー（１）の抑止凹面（５）（５）に紙おむつ（７）の
股繰り部両側の凸部（１３）を嵌め込み（１４）によっ
ておむつカバー（１）の股繰り部間に紙おむつ（７）の
股繰り部を着脱可能に保持されている。
図２に示す紙おむつ（７）の外面を当てがっておむつカ
バー（１）の抑止凹面（５）（５）に紙おむつ（７）の
股繰り部両側の凸部（１３）を嵌め込み（１４）によっ
ておむつカバー（１）の股繰り部間に紙おむつ（７）の
股繰り部を着脱可能に保持されている。
【００２５】[実施例２]図５は紙おむつの折返し部を設
ける前の展開状態を示した内側平面図で（１５）は通気
性クロスライクバックシート、（１６）はキャリアシー
トを有する吸収体、（１７）はトップシートを示す。
（１８）はトップシート（１７）に形成された立体ギャ
ザー（１９）はバックシート（１５）に形成されたレッ
グギャザーである。また（２０）はトップシート（１
７）の長手方向両端部に近く形成した固形***物ストッ
プポケットを示す。図６はバックシート（１５）とトッ
プシート（１７）の境界部を内側に折り返（２１）する
ことにより紙おむつの外面両側に股繰り部両側の凸部
（１３）を形成した状態を示す。図７は図６の外面より
みた平面図で外面には廃棄テープ（捨てテープ）（２
２）が取付けられている。
ける前の展開状態を示した内側平面図で（１５）は通気
性クロスライクバックシート、（１６）はキャリアシー
トを有する吸収体、（１７）はトップシートを示す。
（１８）はトップシート（１７）に形成された立体ギャ
ザー（１９）はバックシート（１５）に形成されたレッ
グギャザーである。また（２０）はトップシート（１
７）の長手方向両端部に近く形成した固形***物ストッ
プポケットを示す。図６はバックシート（１５）とトッ
プシート（１７）の境界部を内側に折り返（２１）する
ことにより紙おむつの外面両側に股繰り部両側の凸部
（１３）を形成した状態を示す。図７は図６の外面より
みた平面図で外面には廃棄テープ（捨てテープ）（２
２）が取付けられている。
【００２６】図８は吸収体（１６）の両側縁を盛上げる
ことにより肥大化させ前出の凸部（１３）を顕著化させ
凸部（１３）のおむつカバーの抑止凹面（５）による抑
止保持効果を高めるようにしたものであり、図９は吸収
体（１６）の両側縁を折込んで肥大化させた例である。
ことにより肥大化させ前出の凸部（１３）を顕著化させ
凸部（１３）のおむつカバーの抑止凹面（５）による抑
止保持効果を高めるようにしたものであり、図９は吸収
体（１６）の両側縁を折込んで肥大化させた例である。
【００２７】[実施例３]図１１に示すようにおむつカバ
ー（１）の長手方向中央部（Ｂ）の長手方向両側部
（Ａ）（Ａ）［その外側辺縁は股繰り部（２４）に接す
る］と略等幅の長手方向中央部分に弾性部材（ギャザ
ー）（２５）を備えた堰（立体ギャザー）状の部材（２
６）の１対を用意し、堰状の部材（２６）を裏返してギ
ャザー（２５）が外側に来るように両側部（Ａ）（Ａ）
上に「ハ」の字状に当てがい、長手方向の一方（図示で
は背側）を縫い付け（２７）し、次いで図１２に示すよ
うに堰状部材（２６）の腹側の端部を内側に折り込み縫
い付け（２８）し、股繰り部（２４）の両側に沿って堰
（２９）を立ち上げ形成する。堰（２９）の立ち上げ上
縁に沿ってはギャザー（２５）が備えられているので紙
おむつの股繰り部を抑止する係合部もしくは紙おむつの
股繰り部に対する保持用凹部を弾性的に形成している。
ー（１）の長手方向中央部（Ｂ）の長手方向両側部
（Ａ）（Ａ）［その外側辺縁は股繰り部（２４）に接す
る］と略等幅の長手方向中央部分に弾性部材（ギャザ
ー）（２５）を備えた堰（立体ギャザー）状の部材（２
６）の１対を用意し、堰状の部材（２６）を裏返してギ
ャザー（２５）が外側に来るように両側部（Ａ）（Ａ）
上に「ハ」の字状に当てがい、長手方向の一方（図示で
は背側）を縫い付け（２７）し、次いで図１２に示すよ
うに堰状部材（２６）の腹側の端部を内側に折り込み縫
い付け（２８）し、股繰り部（２４）の両側に沿って堰
（２９）を立ち上げ形成する。堰（２９）の立ち上げ上
縁に沿ってはギャザー（２５）が備えられているので紙
おむつの股繰り部を抑止する係合部もしくは紙おむつの
股繰り部に対する保持用凹部を弾性的に形成している。
【００２８】[実施例４]実施例１で説明した図３の別例
を図１０に示した。図１０において紙おむつは表面シー
ト（８）と中間の吸収体（９）とバックシート（１０）
とからなっているが、本例ではバックシート（１０）の
両側辺縁は内側に折込んで吸収体（９）の両側縁部を包
み込んでから外側に反転して延びる延長部材（１０’）
を形成している。この延長部材（１０’）上に立体ギャ
ザー（１２）を有する別部材（８”）を添合し、この添
合面にレッグギャザー（１１）を構成している。
を図１０に示した。図１０において紙おむつは表面シー
ト（８）と中間の吸収体（９）とバックシート（１０）
とからなっているが、本例ではバックシート（１０）の
両側辺縁は内側に折込んで吸収体（９）の両側縁部を包
み込んでから外側に反転して延びる延長部材（１０’）
を形成している。この延長部材（１０’）上に立体ギャ
ザー（１２）を有する別部材（８”）を添合し、この添
合面にレッグギャザー（１１）を構成している。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば以下の如き利点を有す
る。 （１）おむつカバーに紙おむつをワンタッチで嵌め込む
ことが出来、粘着テープ若しくはマジックテープ（登録
商標）等で保持しない為、紙おむつのみ取り替える時や
紙おむつの位置を間違えて再度着け直す時に赤ちゃんの
足を持つ等で片手がふさがっている場合でも布等のおむ
つカバーから紙おむつを片手ではがすことが出来る。 （２）吸収体、バックシート、表面材を含む吸収体端部
を折り返した、いわゆるターンアップ式紙おむつとは異
なり、バックシートのみで包み込む構造なので、製造工
程が簡略化でき、部材の使用量も少なくて済み、省資源
である。 （３）装着中に布等のおむつカバーと紙おむつが少々ズ
レていても、はめ込み式なので、着用者の動きにより自
動的に適正な位置に補正される。 （４）足繰り部は布等のおむつカバーを紙おむつで覆っ
ているのでカバーを汚すおそれがない。 （５）紙おむつ部分以外（特に腰脇部）は通気性、伸縮
性、風合いに優れたおむつカバーの布等のみが肌にふれ
る為、ムレにくくフィット性、肌触りが良い。 （６）装着時おむつカバーではなくパンツのように見
え、見映えがよい。 （７）布おむつは繰り返し使用可で廃棄するのは紙おむ
つ部のみで、保持テープが不要であり省資源である。 （８）月齢にあわせた股幅に設定しており、ズレにくく
ヨレにくい。 （９）布おむつに従来の様な防水性の必要がなく、柔軟
性、通気性、コスト面等に優れる。
る。 （１）おむつカバーに紙おむつをワンタッチで嵌め込む
ことが出来、粘着テープ若しくはマジックテープ（登録
商標）等で保持しない為、紙おむつのみ取り替える時や
紙おむつの位置を間違えて再度着け直す時に赤ちゃんの
足を持つ等で片手がふさがっている場合でも布等のおむ
つカバーから紙おむつを片手ではがすことが出来る。 （２）吸収体、バックシート、表面材を含む吸収体端部
を折り返した、いわゆるターンアップ式紙おむつとは異
なり、バックシートのみで包み込む構造なので、製造工
程が簡略化でき、部材の使用量も少なくて済み、省資源
である。 （３）装着中に布等のおむつカバーと紙おむつが少々ズ
レていても、はめ込み式なので、着用者の動きにより自
動的に適正な位置に補正される。 （４）足繰り部は布等のおむつカバーを紙おむつで覆っ
ているのでカバーを汚すおそれがない。 （５）紙おむつ部分以外（特に腰脇部）は通気性、伸縮
性、風合いに優れたおむつカバーの布等のみが肌にふれ
る為、ムレにくくフィット性、肌触りが良い。 （６）装着時おむつカバーではなくパンツのように見
え、見映えがよい。 （７）布おむつは繰り返し使用可で廃棄するのは紙おむ
つ部のみで、保持テープが不要であり省資源である。 （８）月齢にあわせた股幅に設定しており、ズレにくく
ヨレにくい。 （９）布おむつに従来の様な防水性の必要がなく、柔軟
性、通気性、コスト面等に優れる。
【図１】 本発明のおむつカバーの内側平面図。
【図２】 本発明のパッド状の紙おむつを内側に２つ
折りした外観図。
折りした外観図。
【図３】 本発明の紙おむつの股繰り部の要部断面
図。
図。
【図４】 本発明のおむつカバーに紙おむつを組み付
けた外観図。
けた外観図。
【図５】 本発明の紙おむつの展開状態を示す内側平
面図。
面図。
【図６】 本発明の紙おむつに折返しを付けた内側平
面図。
面図。
【図７】 図６の外側平面図。
【図８】 本発明の紙おむつの吸収体の引例図。
【図９】 本発明の紙おむつの吸収体の引例図。
【図１０】 図３の別例を示す紙おむつの股繰り部の要
部断面図。
部断面図。
【図１１】 外装部の着脱可能手段として弾性部材を備
えた堰(立体ギャザー)状の部材を使用する本発明の実施
例を示す工程および工程に係わる説明図。
えた堰(立体ギャザー)状の部材を使用する本発明の実施
例を示す工程および工程に係わる説明図。
【図１２】 外装部の着脱可能手段として弾性部材を備
えた堰(立体ギャザー)状の部材を使用する本発明の実施
例を示す工程および工程に係わる説明図。
えた堰(立体ギャザー)状の部材を使用する本発明の実施
例を示す工程および工程に係わる説明図。
１…おむつカバー ２…着用手段 ３…ゴム紐 ４…円形テンション部 ５…抑止凹面 ６…腰部ギャザー ７…紙おむつ ８…表面シート ８’…別部材 ８”…別部材 ９…吸収体 １０…バックシート １０’…延長部 １１…レッグギャザー １２…立体ギャザー １３…股繰り部両側凸部 １５…バックシート １６…キャリヤシート付吸収体 １７…トップシート １８…立体ギャザー １９…レッグギャザー ２０…固形***物ストップポケット ２１…折返し ２２…廃棄テープ ２３…股繰り要部 ２４…股繰り部 ２５…弾性部材（ギャザー） ２６…堰状部材 ２７…縫い付け ２８…縫い付け ２９…堰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｆ 5/44 (72)発明者 九鬼 加奈江 東京都新宿区西新宿６−22−１ 株式会社 クレシア内 Ｆターム(参考） 3B029 BA01 BD03 BD14 BD21 CB07 4C098 AA09 CC05 CC10 CC12 CC14 CC15 CC24
Claims (14)
- 【請求項１】 股下部に直接適用されかつおしめとして
の着用手段を備えていない内装部と該内装部の外側に適
用されかつおしめとしての着用手段を備えている外装部
との２つのパーツの組合せからなり、該内装部は吸収体
を含むパッド状の紙おむつであり、また該外装部は布等
のおむつカバーであって、上記の布おむつに上記の紙お
むつを着脱可能に取付けたことを特徴とする省資源型お
むつ。 - 【請求項２】 内装部の紙おむつは身体側の表面シート
と中間の吸収体と衣料側の防漏シートからなるパッド体
構成である請求項１記載の省資源型おむつ。 - 【請求項３】 外装部のおむつカバー内面に内装部の紙
おむつを着脱可能とするための着脱可能手段が、該おむ
つカバーの長手方向両側の少なくとも股繰り部に形成さ
れかつ紙おむつの長手方向両側の少なくとも股繰り部辺
縁を抑止する係合部である請求項１または２記載の省資
源型おむつ。 - 【請求項４】 外装部のおむつカバーの長手方向両側の
股繰り部辺縁にテンション下に夫々ゴムを縫い合せて該
辺縁を夫々対向的に内側に巻き込み、この股繰り部辺縁
間に内装部の紙おむつ保持用凹部を形成した請求項１か
ら３までのいずれか１項記載の省資源型おむつ。 - 【請求項５】 内装部の紙おむつの両側外面にその吸収
体辺縁を包被する折返し部を設け、この折返し部を外装
部の布おむつに形成した紙おむつ保持用凹部の両側に係
合する凸部とした請求項１から４までのいずれか１項記
載の省資源型おむつ。 - 【請求項６】 内装部の外面および／または外装部の内
面に相互の長手方向および／または横方向のずれを防止
するための粗面加工その他のずれ防止加工を施した請求
項１から５までのいずれか１項記載の省資源型おむつ。 - 【請求項７】 内装部の紙おむつの吸収体底部の凸部ま
たは全面に型くずれ防止を兼ねた補強シートを挿入した
請求項１から６までのいずれか１項記載の省資源型おむ
つ。 - 【請求項８】 外装部の内面に内装部との位置合せのた
めのマークを施した請求項１から７までのいずれか１項
記載の省資源型おむつ。 - 【請求項９】 外装部に、密着性を向上させるための腰
回りギャザーを施した請求項１から８までのいずれか１
項記載の省資源型おむつ。 - 【請求項１０】 内装部の紙おむつに紙おむつ廃棄時に
これを拘束するための廃棄テープを付設した請求項１か
ら９までのいずれか１項記載の省資源型おむつ。 - 【請求項１１】 内装部の紙おむつの内面に、その長手
方向両端側に固形***物に対するストップポケットを設
けた請求項１から１０までのいずれか１項記載の省資源
型おむつ。 - 【請求項１２】 内装部の紙おむつの吸収体辺縁の盛り
上げおよび／または折り込みによって外装部の布おむつ
への係合凸部を立体的に肥大化した請求項１から１１ま
でのいずれか１項記載の省資源型おむつ。 - 【請求項１３】 内装部の紙おむつがその内面両側にレ
ッグギャザーを備えている請求項１から１２までのいず
れか１項記載の紙おむつ。 - 【請求項１４】 内装部の紙おむつがその内面のレッグ
ギャザー内側に立体ギャザーを備えている請求項１から
１３までのいずれか１項記載の紙おむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001050285A JP2002248125A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 省資源型おむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001050285A JP2002248125A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 省資源型おむつ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002248125A true JP2002248125A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18911265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001050285A Pending JP2002248125A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 省資源型おむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002248125A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012515056A (ja) * | 2009-01-15 | 2012-07-05 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ２部分からなる着用可能吸収性物品 |
| JP2013529953A (ja) * | 2010-05-21 | 2013-07-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 二部分からなる着用可能な吸収性物品のための有益な締結構成、及び剛性特性を有するインサート |
| US9095478B2 (en) | 2010-07-22 | 2015-08-04 | The Procter & Gamble Company | Flexible reusable outer covers for disposable absorbent inserts |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050285A patent/JP2002248125A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012515056A (ja) * | 2009-01-15 | 2012-07-05 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ２部分からなる着用可能吸収性物品 |
| JP2012515057A (ja) * | 2009-01-15 | 2012-07-05 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ２部分からなる着用可能吸収性物品 |
| US8784395B2 (en) | 2009-01-15 | 2014-07-22 | The Procter & Gamble Company | Two-piece wearable absorbent article |
| EP2376046B1 (en) | 2009-01-15 | 2016-06-22 | The Procter and Gamble Company | Two-piece wearable absorbent articles |
| JP2013529953A (ja) * | 2010-05-21 | 2013-07-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 二部分からなる着用可能な吸収性物品のための有益な締結構成、及び剛性特性を有するインサート |
| US9095478B2 (en) | 2010-07-22 | 2015-08-04 | The Procter & Gamble Company | Flexible reusable outer covers for disposable absorbent inserts |
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