JP2002247903A - 堆肥散布車 - Google Patents

堆肥散布車

Info

Publication number
JP2002247903A
JP2002247903A JP2001050548A JP2001050548A JP2002247903A JP 2002247903 A JP2002247903 A JP 2002247903A JP 2001050548 A JP2001050548 A JP 2001050548A JP 2001050548 A JP2001050548 A JP 2001050548A JP 2002247903 A JP2002247903 A JP 2002247903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compost
tank
hose
compressed air
air passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001050548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4542275B2 (ja
Inventor
Shoji Yokoyama
正二 横山
Tatsuo Tomiyasu
辰夫 富安
Kunio Yamashiro
邦夫 山城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISUZU JIDOSHA TOKAI KK
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
ISUZU JIDOSHA TOKAI KK
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISUZU JIDOSHA TOKAI KK, Shin Meiva Industry Ltd filed Critical ISUZU JIDOSHA TOKAI KK
Priority to JP2001050548A priority Critical patent/JP4542275B2/ja
Publication of JP2002247903A publication Critical patent/JP2002247903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4542275B2 publication Critical patent/JP4542275B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 堆肥を貯蔵するタンクから堆肥を散布するホ
ースの各部において、堆肥の詰まりを防止できる堆肥散
布車を提供する。 【解決手段】 車両1に搭載され堆肥3を貯蔵するタン
ク2と、タンク2内の底部に配置され堆肥3をタンク出
口6に移送するスクリュー7と、タンク出口6に設けら
れタンク2の内外を空気遮断しつつ堆肥を排出するロー
タリーバルブ15と、ロータリーバルブ15から排出さ
れた堆肥3を空気力によって圧送する圧気通路25と、
圧気通路25の上流側に設けられたブロワ32と、圧気
通路25の下流側に接続されて堆肥3を所望の場所まで
案内するホース36とを備えた堆肥散布車であって、上
記タンク2内に、スクリュー7の上方に位置させて、タ
ンク2内にて生じた堆肥3のブリッジを崩壊するための
撹拌機構26を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、堆肥を貯蔵するタ
ンクから堆肥を散布するホースの各部において、堆肥の
詰まりを防止できる堆肥散布車に関する。
【0002】
【従来の技術】堆肥散布車として、車両に搭載され堆肥
を貯蔵するタンクと、タンク内の底部に配置され堆肥を
タンク出口に移送するスクリューと、タンク出口に設け
られタンクの内外を空気遮断しつつ堆肥を排出するロー
タリーバルブと、ロータリーバルブから排出された堆肥
を空気力によって圧送する圧気通路と、圧気通路の上流
側に設けられたブロワと、圧気通路の下流側に接続され
て堆肥を所望の場所まで案内する散布ホースとを備えた
ものが知られている(特開平2000−209913号
公報等)。
【0003】この堆肥散布車は、スクリューおよびロー
タリーバルブによってタンク内から圧気通路に排出され
た堆肥をブロワの空気力で圧送し、散布ホースを通じて
所望の場所に散布するものである。この際、タンクと圧
気通路との間に両者を空気遮断するロータリーバルブを
設けたので、圧気通路内の気流(空気力)がタンク内に
作用することはない。よって、タンクを加圧構造とする
必要はなく、また、タンク内の堆肥の残存量とは無関係
に、タンク内の堆肥がなくなるまで、堆肥をスムーズに
散布できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記堆肥散
布車においては、前述のようにブロワの空気力がタンク
内に作用しないため、タンク内の堆肥が気流によって撹
拌されることはない。このため、タンク内にてスクリュ
ーの上方の堆肥がブリッジ現象を起こし、堆肥をスクリ
ューでタンク出口まで移送できなくなる事態が考えられ
る。このように、タンク内にて堆肥がブリッジ現象によ
って詰まると、タンク内に堆肥が残存しているにも拘ら
ず、堆肥の散布ができなくなる。
【0005】また、圧気通路の下流側に接続された散布
ホース内にて、堆肥が何等かの原因で詰まり、その詰ま
った堆肥をブロワの空気力で噴出することが一時的に困
難となる場合が生じ得る。この場合に、スクリューおよ
びロータリーバルブの運転を継続すると、一旦詰まった
散布ホース内に次々と新たな堆肥が供給されるため堆肥
の詰まりが積層化し、その詰まりをブロワの空気力で解
消することが益々困難となり、詰まりが一向に解消され
ない。
【0006】また、上記圧気通路の下流側の出口と上記
散布ホースとの間には、実際にはそれらを着脱自在に接
続するジョイントカップリングを設けることになるが、
そのジョイントカップリングの内径が散布ホースの内径
よりも小さいと、その部分で堆肥詰まりを起こす可能性
がある。
【0007】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、堆肥を貯蔵するタンクから堆肥を散布するホー
スの各部において、堆肥の詰まりを防止できる堆肥散布
車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1の発明は、車両に搭載され堆肥を貯蔵するタンクと、
該タンク内の底部に配置され堆肥をタンク出口に移送す
るスクリューと、該タンク出口に設けられタンクの内外
を空気遮断しつつ堆肥を排出するロータリーバルブと、
該ロータリーバルブから排出された堆肥を空気力によっ
て圧送する圧気通路と、該圧気通路の上流側に設けられ
たブロワと、上記圧気通路の下流側に接続されて堆肥を
所望の場所まで案内するホースとを備えた堆肥散布車で
あって、上記タンク内に、スクリューの上方に位置させ
て、タンク内にて生じた堆肥のブリッジを崩壊するため
の撹拌機構を設けたものである。
【0009】また、第2の発明は、車両に搭載され堆肥
を貯蔵するタンクと、該タンク内の底部に配置され堆肥
をタンク出口に移送するスクリューと、該タンク出口に
設けられタンクの内外を空気遮断しつつ堆肥を排出する
ロータリーバルブと、該ロータリーバルブから排出され
た堆肥を空気力によって圧送する圧気通路と、該圧気通
路の上流側に設けられたブロワと、上記圧気通路の下流
側に接続されて堆肥を所望の場所まで案内するホースと
を備えた堆肥散布車であって、上記ブロワとロータリー
バルブとの間の圧気通路に通路内の空気圧を検出する圧
力センサを設け、該圧力センサが設定圧以上を検出した
とき上記ブロワを運転したままロータリーバルブおよび
スクリューを停止する制御部を設けたものである。
【0010】また、第3の発明は、車両に搭載され堆肥
を貯蔵するタンクと、該タンク内の底部に配置され堆肥
をタンク出口に移送するスクリューと、該タンク出口に
設けられタンクの内外を空気遮断しつつ堆肥を排出する
ロータリーバルブと、該ロータリーバルブから排出され
た堆肥を空気力によって圧送する圧気通路と、該圧気通
路の上流側に設けられたブロワと、上記圧気通路の下流
側に接続されて堆肥を所望の場所まで案内するホースと
を備えた堆肥散布車であって、上記圧気通路の下流側の
出口と上記ホースとの間にジョイントカップリングを介
設し、該ジョイントカップリングは、上記圧気通路の下
流側の出口に着脱自在に装着される筒体状のカップリン
グ部と、該カップリング部に連結された筒体状のフラン
ジ部と、該フランジ部に連結されその内周にホースが装
着される筒体状のホース接続部とを有し、上記フランジ
部の内径が少なくともホースの内径以上に設定されてい
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を添付図面に
基いて説明する。
【0012】図1乃至図4に示すように、車両1には、
堆肥を貯蔵するタンク2が搭載されている。タンク2内
に貯蔵される堆肥3は、例えば粉粒体状のもの等が用い
られる。タンク2は、下方に向かって間隔が狭くなるよ
うに配置された一対の傾斜板部4、4と、これら傾斜板
部4、4の前後を蓋するように設けられた三角板部5、
5とを有する。タンク2内の底部には、タンク2内の堆
肥3を後側の三角板部5の底部に形成されたタンク出口
6に移送するための散布スクリュー7が配置されてい
る。
【0013】スクリュー7は、タンク2内の底部に前後
方向に沿って回転自在に支持された回転軸8と、回転軸
8に取り付けられた螺旋状の羽根部材9と、回転軸8を
回転駆動すべく後側の三角板部5に設けられたモータ1
0(油圧モータ)とを有する。この構成によれば、モー
タ10によって回転軸8を所定方向に回転させれば、タ
ンク2内の堆肥3が羽根部材9によってネジ送りされ、
タンク出口6に向かって移送される。
【0014】タンク出口6には、排出筒13が取り付け
られている。排出筒13は、その後端部に蓋11を有
し、下方に排出口12を有する。上記回転軸8は、この
排出筒13を貫通し、後端部の蓋11に軸支される。排
出筒13内の回転軸8には、 180度間隔に配置された平
板状のパドル14が取り付けられている。パドル14
は、タンク出口6を通って排出筒13内に移送されてき
た堆肥3を、下方の排出口12に掻き落とすものであ
る。
【0015】排出口12には、タンク2の内外を空気遮
断しつつ堆肥3を排出するためのロータリーバルブ15
が設けられている。ロータリーバルブ15は、車幅方向
に沿って横置された円筒体からなるケーシング16を有
する。ケーシング16は、その上部に上記排出口12に
接続される接続口17を有し、左右端部に蓋部18を有
する。ケーシング16内には、ローター19が回転自在
に収容されている。
【0016】ローター19は、左右の蓋部18、18を
貫通して軸支された回転軸20と、回転軸20にラジア
ル状に取り付けられた複数(図例では8枚)のパドル2
1とを有する。回転軸20には、回転駆動用のモータ2
2(油圧モータ)が連結されている。左右の蓋部18、
18の下側には、入口23と出口24とが形成されてい
る。これら入口23と出口24とには、バルブ15内の
堆肥3の一部を空気力によって排出する圧気通路25、
25が接続されている。
【0017】かかるロータリーバルブ15によれば、ロ
ーター19の回転に伴って接続口17から供給された堆
肥3がパドル21によって順次下方に移送され、入口2
3および出口24の部分にてパドル21、21間の堆肥
3が圧気通路25の空気力によってケーシング16内か
ら排出される。このとき、各パドル21がケーシング1
6の接続口17側と入口23および出口24側とを空気
遮断するので、圧気通路25を流れる圧気がタンク2内
に侵入することはない。
【0018】このため、タンク2を加圧構造とする必要
はなく、また、理論的にはタンク2内の堆肥3の残存量
とは無関係に、タンク2内の堆肥3がなくなるまで、堆
肥3をスムーズに散布できると考えれる。しかし、タン
ク2内の堆肥3が気流によって撹拌されないため、実際
にはタンク2内にて散布スクリュー7の上方の堆肥3が
ブリッジ現象を起こし、堆肥3をスクリュー7でタンク
出口6まで移送できなくなる可能性が指摘された。この
ように、タンク2内にて堆肥3がブリッジ現象によって
詰まると、タンク2内に堆肥3が残存しているにも拘ら
ず、堆肥3の散布ができなくなる。
【0019】そこで本実施形態では、タンク2内に、ス
クリュー7の上方に位置させて、タンク2内にて生じた
堆肥3のブリッジを崩壊するための撹拌機構26を設け
ている。撹拌機構26は、タンク2内に前後方向に沿っ
て配置され前後の三角板部5、5に軸支された回転軸2
7と、回転軸27に軸方向に所定間隔を隔てて取り付け
られたL字型の撹拌ロッド28と、回転軸27を駆動す
るモータ29(油圧モータ)を有する。
【0020】撹拌ロッド28は、回転軸27の周方向に
も所定間隔を隔てて取り付けられている。撹拌ロッド2
8の周方向および軸方向の間隔は、堆肥3の性質(ブリ
ッジの起こし易さ等)に応じて適宜変更される。また、
上記散布スクリュー7の特性上、タンク2内の堆肥3は
車両1の前側から排出されるため後側に残り易く、その
後側にてブリッジが生じ易いので、回転軸27の後半部
分(タンク2の長さの中間点より後方部分)にのみ撹拌
ロッド28を取り付けるようにしてもよい。
【0021】かかる撹拌機構26は、通常は停止されて
おり、堆肥散布の作業者が後述する散布ホース36を保
持してビニールハウスの内部等にて堆肥を散布している
とき、ホース36の先端から堆肥3が散布されなくなっ
た場合に、その作業者が携行するラジコンやリモコン等
の操作盤を操作することによって適宜遠隔作動される。
なお、撹拌機構26は、スクリュー7の上方に1個のみ
ならず2個以上の複数配置してもよい。
【0022】さて、図3および図4において、圧気通路
25は、ロータリーバルブ15の出口24に接続された
下流側圧気通路管30と、ロータリーバルブ15の入口
23に接続された上流側圧気通路管31とからなる。そ
の上流側圧気通路管31には、圧気を生成するブロワ3
2が設けられている。ブロワ32は、モータ33(油圧
モータ)によって駆動される。また、これら下流側圧気
通路管30と上流側圧気通路管31とは、ロータリーバ
ルブ15をバイパスする二次空気管34によって接続さ
れている。
【0023】二次空気管34は、ロータリーバルブ15
の出口24から排出された堆肥3にさらに圧気を加え、
空気と堆肥3との混合を良好とすると共に堆肥3の圧送
力を高めるものである。また、下流側圧気通路管30に
は、ジョイントカップリング35を介して、堆肥を所望
の場所まで案内する散布ホース36が接続されている。
この散布ホース36の先端を作業者が保持し、ビニール
ハウスの内部等にて堆肥の散布作業を行うのである。
【0024】ところで、散布ホース36内にて、堆肥3
が何等かの原因で詰まり、その詰まった堆肥3をブロワ
32の空気力で噴出することが一時的に困難となる場合
が生じ得る。この場合に、スクリュー7およびロータリ
ーバルブ15の運転を継続すると、一旦詰まった散布ホ
ース36内に次々と新たな堆肥3が供給されるため堆肥
3の詰まりが積層化し、その詰まりをブロワ32の空気
力で解消することが益々困難となり、詰まりが一向に解
消されないという事態を招く。
【0025】そこで、本実施形態では、図3に示すよう
に、ブロワ32とロータリーバルブ15との間の上流側
圧気通路管31に管内の空気圧を検出する圧力センサ3
7を設け、圧力センサ37が設定圧以上を検出したとき
ブロワ32を運転したままロータリーバルブ15および
スクリュー7を停止する制御部38を設けた。これによ
り、一旦詰まった散布ホース36内に次々と新たな堆肥
3が供給されることはなく、散布ホース36内の堆肥3
の詰まりをブロワ32の空気力によって解消できる。制
御部38の制御フローを図6に示す。
【0026】図示するように、この制御においては、ス
テップ1に示すように、ブロワ32のモータ33、散布
スクリュー7のモータ10およびロータリーバルブ15
のモータ22が全てオンの状態が前提となる。次に、ス
テップ2にて、圧力センサ37がブロワ32とロータリ
ーバルブ15との間の上流側圧気通路管31内の空気圧
Pを検出する。次に、ステップ3にて、Pと予め定めら
れた第1設定圧力P1とが比較される。そして、Pが予
め定められた第1設定圧力P1 以下(P≦P1)なら、
ホース36内に詰まりはないと判断されてステップ4に
向かい、各モータ33、10、22の運転を継続する。
ここで、P1 は、予め実験やシミュレーション等で求め
たホース36内に詰まりがないときの圧力、例えば0.04
MPに設定される。
【0027】他方、Pが第1設定圧力P1 よりも大きい
場合(P≦P1 ではない)には、ホース36内が詰まっ
ている可能性があるので、ステップ5に向かう。ステッ
プ5では、Pと予め定められた第2設定圧力P2 とが比
較される。そして、Pが第2設定圧力P2 以上(P≧P
2 )なら、ホース36内が詰まっていると判断されてス
テップ6に向かい、ブロワ32のモータ33をオンしつ
つ散布スクリュー7のモータ10およびロータリーバル
ブ15のモータ22を共にオフにする。P2 は、予め実
験やシミュレーション等で求めたホース36内に詰まり
が生じたときの圧力、例えば0.11MPに設定される。
【0028】これにより、一旦堆肥3が詰まったホース
36内にこれ以上堆肥3が供給されなくなり、ホース3
6内に詰まった堆肥3をブロワ32から供給される圧気
で解消することが可能となる。すなわち、ブロワ32か
ら排出された圧気がホース36内にて詰まった堆肥3で
せき止められてその上流側の圧力が上昇し、その圧力が
堆肥3の詰まり抵抗力以上にまで上昇したとき、詰まっ
た堆肥3が排出されるのである。但し、この際、上記圧
力センサ37が、リリーフ弁39の作動圧力(例えば0.
2MP )以上を検出したときには、リリーフ弁39を開い
て上流側圧気通路管31内の圧気を逃がし、ブロワ32
を保護する。
【0029】他方、Pが第2設定圧力P2 より小さい場
合(P≧P2 ではない場合)には、ホース36内が詰ま
っていないと判断されてステップ4に向かい、各モータ
33、10、22の運転を継続する。このように、散布
ホース36内の堆肥3の詰まりを、圧力センサ37の検
出値に基づいて判断し、ホース36内に堆肥3が詰まっ
ていると判断されたときには、それ以上の堆肥3の供給
を停止して堆肥詰まりの積層化を防止すべく散布スクリ
ュー7およびロータリーバルブ15を停止し、且つブロ
ワ32のみを作動させてホース36内の堆肥3の詰まり
を空気力によって排出する。そして、ホース36内に堆
肥3が詰まっていないと判断されたときには、ブロワ3
2、散布スクリュー7およびロータリーバルブ15の作
動を全て継続し、ホース36の先端からの堆肥3の散布
を継続する。
【0030】なお、ステップ3にてP≦P1でありホー
ス36内に詰まりはないと判断されてステップ4に向か
ったことを、散布ホース36を保持して堆肥を散布する
作業者が携行する操作盤に表示するようにしてもよい。
これにより、作業者は、ホース36内に詰まりはないこ
と認識した上で、堆肥3がホース36の先端から排出さ
れない場合(タンク2内にブリッジが生じている可能性
が高い)に、撹拌機構26を作動させることができ、タ
ンク2内のブリッジを的確に壊すことができる。
【0031】すなわち、作業者は、既述のようにホース
36の先端から堆肥3が散布されない場合に、操作盤を
操作することで撹拌機構26を作動させ、タンク2内の
堆肥3のブリッジを崩すのであるが、堆肥3がホース3
6から散布されない原因が、ホース36内での詰まりな
のかタンク2内でのブリッジなのか分からないため、ホ
ース36内での詰まりの場合にも撹拌機構26を作動さ
せてしまう可能性がある。そこで、ステップ4に向かっ
たことを操作盤に表示するようにすれば、作業者は、そ
の表示があったときのみ撹拌機構26を作動させること
ができ、タンク2内のブリッジを的確に壊すことができ
る。
【0032】ところで、堆肥3の詰まりは、散布ホース
36の内部のみならず、図4に示す下流側圧気通路管3
0と散布ホース36とを接続するジョイントカップリン
グ35においても生じ得る。特に、一般に用いられてい
るホース36の内径に挿入部を差し込むタイプのジョイ
ントカップリング35では、挿入部において堆肥の通路
面積が小さくなるため、その部分で詰まりが生じ易い。
そこで、本実施形態では図5に示す構造のジョイントカ
ップリング35を用い、そのカップリング部分における
堆肥3の詰まりを抑制している。
【0033】図示するように、このジョイントカップリ
ング35は、下流側圧気通路管30の出口に着脱自在に
装着される筒体状のカップリング部40を有する。カッ
プリング部40は、流側圧気通路管30の出口に被嵌さ
れる筒体41と、筒体41の内周面に設けられたパッキ
ン42(ゴム等)と、下流側圧気通路管30の出口に形
成された凹部43に係合する保持爪44と、その保持爪
44を開閉操作する操作レバー45とを有する。カップ
リング部40には、筒体状のフランジ部46が溶接等に
よって取り付けられている。
【0034】フランジ部46は、カップリング部40の
筒部41に溶接されたリング体47と、リング体47に
一体的に取り付けられ外周面にネジを有するネジ筒体4
8とからなる。フランジ部46には、その内周に散布ホ
ース36が装着される筒体状のホース接続部49が取り
付けられる。ホース接続部49は、フランジ部46のネ
ジ筒体48の外側に螺合されるネジリング50と、ネジ
リング50に溶接されその内周に散布ホース36が螺合
されるネジを有する筒体51とからなる。散布ホース3
6の外周には、補強のため等の山がネジ状に形成されて
おり、この山が筒体51の内周面に螺合される。
【0035】そして、フランジ部46のネジ筒体48の
内径は、散布ホース36の内径と等しく設定されてい
る。フランジ部46のリング体47の内径は、散布ホー
ス36の内径と等しく設定されたストレート部分52
と、散布ホース36の内径よりも拡径されたテーパ部分
53とからなる。カップリング部40の筒体41の内径
は、テーパ部分53に合せて設定されている。かかるジ
ョイントカップリング35によれば、散布ホース36の
内径より通路断面積が小さくなることはないので、当該
カップリング部分における堆肥3の詰まりを抑制でき
る。
【0036】本実施形態の油圧回路の概要を図7に示
す。
【0037】図示するように、エンジン54には、PT
O軸55を介して第1および第2油圧ポンプ56、57
が接続されている。第1油圧ポンプ56は、配管58を
介してブロワ32を駆動するブロワ用油圧モータ33に
接続されている。そして、切換弁59を切り換えること
で、ブロワ用油圧モータ33がオンオフされるようにな
っている。また、第2油圧ポンプ57は、配管60を介
して、ロータリーバルブ15を駆動するロータリーバル
ブ用油圧モータ22と、散布スクリュー7を駆動する散
布スクリュー用油圧モータ10とに直列に接続され、更
に撹拌機構26を駆動する撹拌機構用油圧モータ29に
接続されている。
【0038】そして、切換弁61を切り換えることで、
ロータリーバルブ用油圧モータ22および散布スクリュ
ー用油圧モータ10が一体的にオンオフされ、切換弁6
2を切り換えることで、撹拌機構用油圧モータ29がオ
ンオフされるようになっている。すなわち、ロータリー
バルブ用油圧モータ22および散布スクリュー用油圧モ
ータ10は、その機能上(堆肥排出機能上)セットでオ
ンオフされることになる。各切換弁59、61、62
は、図3に示す制御部38に接続されており、制御部か
らの指令に応じて既述した図6に示すように作動され
る。
【0039】また、図7において、ブロワ用油圧モータ
33には、ブロワ32が連結されている。ブロワ32に
は、上流側圧気通路管31が接続されている。上流側圧
気通路管31には、図3にも示すように、圧力センサ3
7(圧力スイッチ)とリリーフ弁39とが設けられてい
る。これらの作動は既述の通りである。そして、上流側
圧気通路管31の先端には、図4にも示すように、ロー
タリーバルブ15の入口23が接続されている。そし
て、ロータリーバルブ15の出口24には、下流側圧気
通路管30が接続されている。
【0040】図7において、上流側圧気通路管31と下
流側圧気通路管30とは、ロータリーバルブ15をバイ
パスする二次空気管34によって接続されている(図4
参照)。また、下流側圧気通路管30の出口には、図5
に示すジョイントカップリング35を介して散布ホース
36が接続されている。散布ホース36は、ジョイント
63を介して延長用の散布ホース36aが接続されてい
る。延長用の散布ホース36aは、図1に示すように車
両1のキャビン64とタンク2との間にホースリール6
5に巻回されて収容されている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る堆肥散
布車によれば、堆肥を貯蔵するタンクから堆肥を散布す
るホースの各部において、堆肥の詰まりを解消・防止す
ることができる。
【0042】具体的には、請求項1に係る発明によれ
ば、タンク内における堆肥のブリッジ現象による詰まり
を解消でき、請求項2に係る発明によれば、散布ホース
内における堆肥の詰まりを解消でき、請求項3に係る発
明によれば、ジョイントカップリングにおける堆肥の詰
まりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す堆肥散布車の部分破
断左側面図である。
【図2】上記堆肥散布車の後面図である。
【図3】上記堆肥散布車の右側面図である。
【図4】図2の要部を拡大した部分破断図である。
【図5】ジョイントカップリングの部分破断側面図であ
る。
【図6】制御部における制御フローを示す図である。
【図7】上記堆肥散布車の油圧回路を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 車両 2 タンク 3 堆肥 6 タンク出口 7 スクリュー(散布スクリュー) 15 ロータリーバルブ 25 圧気通路 26 撹拌機構 32 ブロワ 35 ジョイントカップリング 36 ホース(散布ホース) 37 圧力センサ 38 制御部 40 カップリング部 46 フランジ部 49 ホース接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富安 辰夫 愛知県豊橋市飯村町字西山25−9 いすゞ 自動車東海株式会社豊橋事業本部内 (72)発明者 山城 邦夫 栃木県佐野市栄町2番地 新明和オーテッ ク株式会社内 Fターム(参考) 2B052 AA14 AA19 AA27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され堆肥を貯蔵するタンク
    と、該タンク内の底部に配置され堆肥をタンク出口に移
    送するスクリューと、該タンク出口に設けられタンクの
    内外を空気遮断しつつ堆肥を排出するロータリーバルブ
    と、該ロータリーバルブから排出された堆肥を空気力に
    よって圧送する圧気通路と、該圧気通路の上流側に設け
    られたブロワと、上記圧気通路の下流側に接続されて堆
    肥を所望の場所まで案内するホースとを備えた堆肥散布
    車であって、上記タンク内に、スクリューの上方に位置
    させて、タンク内にて生じた堆肥のブリッジを崩壊する
    ための撹拌機構を設けたことを特徴とする堆肥散布車。
  2. 【請求項2】 車両に搭載され堆肥を貯蔵するタンク
    と、該タンク内の底部に配置され堆肥をタンク出口に移
    送するスクリューと、該タンク出口に設けられタンクの
    内外を空気遮断しつつ堆肥を排出するロータリーバルブ
    と、該ロータリーバルブから排出された堆肥を空気力に
    よって圧送する圧気通路と、該圧気通路の上流側に設け
    られたブロワと、上記圧気通路の下流側に接続されて堆
    肥を所望の場所まで案内するホースとを備えた堆肥散布
    車であって、上記ブロワとロータリーバルブとの間の圧
    気通路に通路内の空気圧を検出する圧力センサを設け、
    該圧力センサが設定圧以上を検出したとき上記ブロワを
    運転したままロータリーバルブおよびスクリューを停止
    する制御部を設けたことを特徴とする堆肥散布車。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され堆肥を貯蔵するタンク
    と、該タンク内の底部に配置され堆肥をタンク出口に移
    送するスクリューと、該タンク出口に設けられタンクの
    内外を空気遮断しつつ堆肥を排出するロータリーバルブ
    と、該ロータリーバルブから排出された堆肥を空気力に
    よって圧送する圧気通路と、該圧気通路の上流側に設け
    られたブロワと、上記圧気通路の下流側に接続されて堆
    肥を所望の場所まで案内するホースとを備えた堆肥散布
    車であって、上記圧気通路の下流側の出口と上記ホース
    との間にジョイントカップリングを介設し、該ジョイン
    トカップリングは、上記圧気通路の下流側の出口に着脱
    自在に装着される筒体状のカップリング部と、該カップ
    リング部に連結された筒体状のフランジ部と、該フラン
    ジ部に連結されその内周にホースが装着される筒体状の
    ホース接続部とを有し、上記フランジ部の内径が少なく
    ともホースの内径以上に設定されていることを特徴とす
    る堆肥散布車。
JP2001050548A 2001-02-26 2001-02-26 堆肥散布車 Expired - Lifetime JP4542275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050548A JP4542275B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 堆肥散布車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050548A JP4542275B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 堆肥散布車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002247903A true JP2002247903A (ja) 2002-09-03
JP4542275B2 JP4542275B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=18911487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001050548A Expired - Lifetime JP4542275B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 堆肥散布車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4542275B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100733454B1 (ko) 2007-04-19 2007-06-28 박복순 동력기에 설치되는 비료 배출장치
CN106304899A (zh) * 2016-08-24 2017-01-11 李传慧 一种用于块状农家肥料播撒装置
CN106385876A (zh) * 2016-10-31 2017-02-15 宁夏农林科学院 多功能西芹播种机用压沙装置
CN111837483A (zh) * 2020-08-20 2020-10-30 周鹏 一种农业机械用施肥设备及施肥方法
CN117923003A (zh) * 2024-03-25 2024-04-26 滨州市鑫荣生物肥业有限公司 一种肥料运输密封桶

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103392434A (zh) * 2013-07-08 2013-11-20 中国农业大学 一种避让植株式适量施肥机

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717211Y1 (ja) * 1967-02-18 1972-06-15
JPS4712112U (ja) * 1971-03-19 1972-10-13
JPH0287411U (ja) * 1988-12-20 1990-07-11
JPH03103110A (ja) * 1989-09-18 1991-04-30 Iseki & Co Ltd 施肥機等の詰り検知装置
JPH0352128U (ja) * 1989-09-27 1991-05-21
JPH0739325U (ja) * 1993-12-28 1995-07-18 株式会社アイデーイーシー 農業用肥料散布装置
JPH0856442A (ja) * 1994-08-19 1996-03-05 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 施肥装置
JPH09289512A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Nec Corp Camを使用した共有バッファ型スイッチの監視方式
JPH1175430A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Kubota Corp 粉粒体供給装置付き水田作業機
JP2000023519A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Kubota Corp 施肥装置付き乗用型田植え機
JP2000209913A (ja) * 1999-01-20 2000-08-02 Higashi Aichi Isuzu Jidosha Kk 車輛積載型粉粒体散布装置
JP2001061308A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Bunmei Noki Kk 堆肥搬送作業機

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717211Y1 (ja) * 1967-02-18 1972-06-15
JPS4712112U (ja) * 1971-03-19 1972-10-13
JPH0287411U (ja) * 1988-12-20 1990-07-11
JPH03103110A (ja) * 1989-09-18 1991-04-30 Iseki & Co Ltd 施肥機等の詰り検知装置
JPH0352128U (ja) * 1989-09-27 1991-05-21
JPH0739325U (ja) * 1993-12-28 1995-07-18 株式会社アイデーイーシー 農業用肥料散布装置
JPH0856442A (ja) * 1994-08-19 1996-03-05 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 施肥装置
JPH09289512A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Nec Corp Camを使用した共有バッファ型スイッチの監視方式
JPH1175430A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Kubota Corp 粉粒体供給装置付き水田作業機
JP2000023519A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Kubota Corp 施肥装置付き乗用型田植え機
JP2000209913A (ja) * 1999-01-20 2000-08-02 Higashi Aichi Isuzu Jidosha Kk 車輛積載型粉粒体散布装置
JP2001061308A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Bunmei Noki Kk 堆肥搬送作業機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100733454B1 (ko) 2007-04-19 2007-06-28 박복순 동력기에 설치되는 비료 배출장치
CN106304899A (zh) * 2016-08-24 2017-01-11 李传慧 一种用于块状农家肥料播撒装置
CN106304899B (zh) * 2016-08-24 2019-08-13 绍兴柯桥新兴门业有限公司 一种用于块状农家肥料播撒装置
CN106385876A (zh) * 2016-10-31 2017-02-15 宁夏农林科学院 多功能西芹播种机用压沙装置
CN111837483A (zh) * 2020-08-20 2020-10-30 周鹏 一种农业机械用施肥设备及施肥方法
CN111837483B (zh) * 2020-08-20 2023-08-11 湛江市恒发农业科技有限公司 一种农业机械用施肥设备及施肥方法
CN117923003A (zh) * 2024-03-25 2024-04-26 滨州市鑫荣生物肥业有限公司 一种肥料运输密封桶
CN117923003B (zh) * 2024-03-25 2024-05-17 滨州市鑫荣生物肥业有限公司 一种肥料运输密封桶

Also Published As

Publication number Publication date
JP4542275B2 (ja) 2010-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7520457B1 (en) Automated composting system
JP2002247903A (ja) 堆肥散布車
US11980856B2 (en) Fluid handling apparatus and fluid tank system
WO2020010840A1 (zh) 一种便携式的粉体进料***
US11173460B1 (en) Mixer apparatus for mixing a high-viscosity fluid
WO2019160671A1 (en) Mixer apparatus for mixing a high-viscosity fluid
CN217746925U (zh) 一种化学制品用脱墨剂表面活性剂混合添加装置
JP2003164744A (ja) 発泡硬化樹脂吐出方法および吐出装置、ならびに撹拌体
JP3941866B2 (ja) 粉体の液中添加方法及び装置
JP3509579B2 (ja) 地盤等の攪拌混合処理装置
JP4033111B2 (ja) 有機廃棄物処理装置
CN215139396U (zh) 一种饲料混合装置
JP3978701B2 (ja) 土砂輸送管中への粉状改良材供給方法および装置
CN213699708U (zh) 一种搅拌装置
CN113277322B (zh) 一种气力输送装置
JP2002247905A (ja) 堆肥散布車
CN217200316U (zh) 输送机构、播撒装置和无人设备
JPH0953392A (ja) 礫破砕用シールド掘削機
JP2009045598A (ja) 流体攪拌装置
JP2002247904A (ja) 堆肥散布車の運転方法
JP2002177760A (ja) 粉体固化材混合システム
WO2005118979A1 (en) Spraying machine for the building industry
JP2001225317A (ja) 硬化剤製造装置
JP3796624B2 (ja) 印刷インキの排出機構を装備したコンテナ
NZ759547B2 (en) Fluid handling apparatus and fluid tank system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4542275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term