JP2002244641A - 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002244641A
JP2002244641A JP2001043338A JP2001043338A JP2002244641A JP 2002244641 A JP2002244641 A JP 2002244641A JP 2001043338 A JP2001043338 A JP 2001043338A JP 2001043338 A JP2001043338 A JP 2001043338A JP 2002244641 A JP2002244641 A JP 2002244641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
display information
information
amount
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043338A
Other languages
English (en)
Inventor
Miho Inuga
美帆 犬賀
Akiyoshi Nishimaki
明美 西巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001043338A priority Critical patent/JP2002244641A/ja
Publication of JP2002244641A publication Critical patent/JP2002244641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ内容に応じて適切なスクロール量を算
出し、そのスクロール量に従ってスクロールを行い、有
効データを敏速かつ鮮明に表示することを可能にする。 【解決手段】 全表示対象データ(データ量H)150
1において、領域B1〜B4がユーザから画面表示不要
と指定され、領域A1〜A5が表示対象であるとする。
この場合、スクロール量を順に、h,h1,h,h,h
2,h…と決定してスクロールを行う。すなわち、現在
表示位置からデフォルトの一定スクロール量hだけスク
ロールしたときに、新たな表示位置が領域B1〜B4の
いずれかの内側に入る場合は、スクロール量を増やし
(h1,h2,h3,h4)、新たな表示位置を領域B
の最後尾位置になるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、ス
クロール制御方法、及び記憶媒体に関し、特に、一画面
に全データを表示しきれない場合に表示画面を移動して
残りの部分を表示させるためのスクロール操作部を表示
可能である画面表示装置を備えた情報処理装置、該情報
処理装置に適用されるスクロール制御方法、及び該スク
ロール制御方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクロールバーが表示され得る画
面表示システムにおいて、一画面に全データを表示しき
れない場合に、スクロールバーに対するユーザの操作に
応じて、表示画面を上下左右に移動して残りの部分を表
示するようにする表示制御が行われるが、その際、ある
一定のスクロール量ずつ画面のスクロールが行われる。
このスクロール量は、全表示対象データ量を等分に分割
することによって決められる。
【0003】図23は、従来のスクロール制御方式にお
ける表示データの分割を示す図である。
【0004】図中101は、全表示対象データであり、
全表示対象データ101の全表示対象データ量をHで示
す。また、全表示対象データ101を等分に分割して得
られる一定スクロール量をhで示す。この場合に一定ス
クロール量hは、以下の式によって求められる。
【0005】h=H/x(x:定数) なお、図23は縦軸方向のスクロール制御方式を想定し
て図示しているが、横軸方向のスクロール制御方式に関
しても縦軸方向と同様である。
【0006】次に、従来のスクロール制御について、図
24〜図26を参照して説明する。
【0007】図24は、スクロールバー上の矢印ボタン
を操作することによってスクロールが行われる従来の表
示画面を示す図である。
【0008】図中201は表示領域であり、202は縦
軸方向スクロールバー、203は横軸方向スクロールバ
ー、204は表示データである。
【0009】205は、縦軸方向スクロールバー202
上の上方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作
矢印、206は、縦軸方向スクロールバー202上の下
方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作矢印、
207は、横軸方向スクロールバー203上の右方向矢
印ボタンの押下または連続押下を示す操作矢印、208
は、横軸方向スクロールバー203上の左方向矢印ボタ
ンの押下または連続押下を示す操作矢印である。これら
の操作矢印はユーザによって行われる操作を表してい
る。
【0010】囲み209で示すように、スクロールバー
上の上下矢印ボタンもしくは左右矢印ボタンを押下する
毎に、一定量のスクロールが行われ、また、それらのボ
タンを連続押下する間、一定量の連続スクロール(一定
速度のスクロール)が行われる。
【0011】図25は、スクロールバー上のスライダ部
を操作することによってスクロールが行われる従来の表
示画面を示す図である。
【0012】図中301は表示領域であり、302は縦
軸方向スクロールバー、303は横軸方向スクロールバ
ー、304は表示データである。
【0013】305は、縦軸方向スクロールバー302
上のつまみ部以外のスライダ部の押下または連続押下を
示す操作矢印、306は、横軸方向スクロールバー30
3上のつまみ部以外のスライダ部の押下または連続押下
を示す操作矢印である。
【0014】囲み307で示すように、スクロールバー
上のつまみ部以外のスライダ部を押下する毎に、一定量
のスクロールが行われ、また、それらのスライダ部を連
続押下する毎に、一定量の連続スクロール(一定速度の
スクロール)が行われる。
【0015】図26は、スクロールバー上のつまみ部を
操作することによってスクロールが行われる従来の表示
画面を示す図である。
【0016】図中401は表示領域であり、402は縦
軸方向スクロールバー、403は横軸方向スクロールバ
ー、404は表示データである。
【0017】405は、縦軸方向スクロールバー402
上のつまみ部のドラッグを示す操作矢印、406は、横
軸方向スクロールバー403上のつまみ部のドラッグを
示す操作矢印である。
【0018】囲み407で示すように、スクロールバー
上のつまみ部をドラッグすることによって、ある一定の
スクロール量ずつの画面の連続スクロールが実現され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画面表
示システム及びスクロール制御において、スクロール量
は、表示データの内容とは何ら関係なく一定である。
【0020】しかしながら、表示データの中に、ユーザ
にとって表示する必要があると思われる有効データと、
表示する必要がないと思われる無効データとが混在する
場合、従来の画面表示システム及びスクロール制御のよ
うに、スクロール量が表示データの内容とは何ら関係な
く一定である場合、ユーザにとって不必要であるデータ
が表示されている間も画面を見つめていなければならな
いという問題があった。
【0021】例えば、表示データの中に、ユーザにとっ
て意味をなさない空白データが多く含まれる場合、スク
ロール中に必要データが表示されるまで空白データをじ
っと見つめていなければならず、無駄な時間を費やすと
ともに、不快感を伴なうという問題があった。
【0022】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、データ内容に応じて適切なスクロール
量を算出し、そのスクロール量に従ってスクロールを行
い、有効データを敏速かつ鮮明に表示することを可能に
した情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、一画面に全データを
表示しきれない場合に表示画面を移動して残りの部分を
表示させるためのスクロール操作部を表示可能である画
面表示装置を備えた情報処理装置において、前記画面表
示装置に表示されるべき複数の表示情報のうち少なくと
も1つを指定する指定情報をユーザから受け取る受取手
段と、前記受取手段によって受け取られた指定情報が指
定する少なくとも1つの表示情報が、前記画面表示装置
に表示されるべき全表示情報において占める位置を、第
1の位置として検出する指定表示情報位置検出手段と、
前記全表示情報における前記画面表示装置に現在表示さ
れている情報の位置を、第2の位置として検出する現在
表示情報位置検出手段と、前記指定表示情報位置検出手
段によって検出された第1の位置と、前記現在表示情報
位置検出手段によって検出された第2の位置とに基づ
き、前記少なくとも1つの表示情報を前記画面表示装置
に表示する際の第1のスクロール量と、前記全表示情報
から前記少なくとも1つの表示情報を除いた残りの情報
を前記画面表示装置に表示する際の第2のスクロール量
とを決定するスクロール量決定手段と、前記スクロール
操作部がユーザによって操作されたとき、前記スクロー
ル量決定手段によって決定された第1及び第2のスクロ
ール量に基づいて、前記画面表示装置に表示されるべき
表示情報のスクロールを行うスクロール制御手段とを有
することを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明によれば、前記少なく
とも1つの表示情報は、ユーザにとって表示不要の情報
であり、前記第1のスクロール量は、前記第2のスクロ
ール量よりも大きいことを特徴とする。
【0025】請求項5記載の発明によれば、前記画面表
示装置には複数のウインドウが同時に表示され、前記複
数の表示情報は、該複数のウインドウにそれぞれ表示さ
れることを特徴とする。
【0026】また、請求項11記載の発明によれば、ス
クロール操作部を表示可能である画面表示装置を備えた
情報処理装置に適用されるスクロール制御方法におい
て、前記画面表示装置に表示されるべき複数の表示情報
のうち少なくとも1つを指定する指定情報をユーザから
受け取る受取ステップと、前記受取ステップによって受
け取られた指定情報が指定する少なくとも1つの表示情
報が、前記画面表示装置に表示されるべき全表示情報に
おいて占める位置を、第1の位置として検出する指定表
示情報位置検出ステップと、前記全表示情報における前
記画面表示装置に現在表示されている情報の位置を、第
2の位置として検出する現在表示情報位置検出ステップ
と、前記指定表示情報位置検出ステップによって検出さ
れた第1の位置と、前記現在表示情報位置検出ステップ
によって検出された第2の位置とに基づき、前記少なく
とも1つの表示情報を前記画面表示装置に表示する際の
第1のスクロール量と、前記全表示情報から前記少なく
とも1つの表示情報を除いた残りの情報を前記画面表示
装置に表示する際の第2のスクロール量とを決定するス
クロール量決定ステップと、前記スクロール操作部がユ
ーザによって操作されたとき、前記スクロール量決定ス
テップによって決定された第1及び第2のスクロール量
に基づいて、前記画面表示装置に表示されるべき表示情
報のスクロールを行うスクロール制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0027】さらに、請求項21記載の発明によれば、
スクロール操作部を表示可能である画面表示装置を備え
た情報処理装置に適用されるスクロール制御方法をプロ
グラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可
能な記憶媒体において、前記スクロール制御方法が、前
記画面表示装置に表示されるべき複数の表示情報のうち
少なくとも1つを指定する指定情報をユーザから受け取
る受取ステップと、前記受取ステップによって受け取ら
れた指定情報が指定する少なくとも1つの表示情報が、
前記画面表示装置に表示されるべき全表示情報において
占める位置を、第1の位置として検出する指定表示情報
位置検出ステップと、前記全表示情報における前記画面
表示装置に現在表示されている情報の位置を、第2の位
置として検出する現在表示情報位置検出ステップと、前
記指定表示情報位置検出ステップによって検出された第
1の位置と、前記現在表示情報位置検出ステップによっ
て検出された第2の位置とに基づき、前記少なくとも1
つの表示情報を前記画面表示装置に表示する際の第1の
スクロール量と、前記全表示情報から前記少なくとも1
つの表示情報を除いた残りの情報を前記画面表示装置に
表示する際の第2のスクロール量とを決定するスクロー
ル量決定ステップと、前記スクロール操作部がユーザに
よって操作されたとき、前記スクロール量決定ステップ
によって決定された第1及び第2のスクロール量に基づ
いて、前記画面表示装置に表示されるべき表示情報のス
クロールを行うスクロール制御ステップとを有すること
を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0029】まず、各種の実施の形態の説明を行う前
に、それらに共通する点について説明を行う。
【0030】図1は、本発明に係る情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【0031】本情報処理装置は、中央処理装置501、
アプリケーション用メモリ502、プログラム領域メモ
リ503、外部記憶デバイス504、入力デバイス50
5、入力制御部506、スクロールバー制御部507、
表示制御部508、出力デバイス509から構成され
る。
【0032】図2は、中央処理装置501において実現
される本発明に係る機能を主に示すブロック図である。
【0033】入力デバイス505は、マウスやキーボー
ドから成り、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力
制御装置506は、入力デバイス505から送られた入
力情報に対して入力処理を行う。
【0034】ブロック610は、中央処理装置501に
おいて実現される各機能を装置として表現し包含するも
のであり、スクロール対象外データ指定装置603は、
ユーザがスクロール対象外として指定した無効データの
情報を格納する。スクロール対象外データ位置情報獲得
装置604は、スクロール対象外データ指定装置603
に格納されたスクロール対象外データ(無効データ情
報)を基に、全データ中でスクロール対象外となる無効
データの位置情報を獲得する。スクロール対象外データ
位置記憶テーブル605は、スクロール対象外データ位
置情報獲得装置604で獲得された無効データの位置情
報を基に、スクロール制御を行なわないことになる無効
データ領域の位置情報を獲得し、その情報を格納する。
スクロール量計算装置606は、スクロール対象外デー
タ位置記憶テーブル605に格納された情報を基に、ス
クロール対象外データ指定装置603に格納されたスク
ロール対象外とする無効データを除いた有効データの占
める領域中のみでスクロール制御を行うべく、適切なス
クロール量を計算する。スクロールバー制御装置607
は、スクロール量計算装置606で算出されたスクロー
ル量を基にスクロールバーを制御する。
【0035】表示制御装置508は、データ及びスクロ
ールバーに関する画面表示を制御する。出力デバイス5
09は、表示制御装置508から送られた表示制御信号
に基づいてデータ出力を行う。
【0036】(第1の実施の形態)第1実施の形態で
は、本発明に係る情報処理装置がネットワークを介して
2つの通信装置に接続され、ネットワークを介して2つ
の通信装置間で行われる双方向通信における伝送情報が
該情報処理装置のモニタに表示される。
【0037】図3は、第1実施の形態におけるシステム
構成を示す図である。
【0038】図中、第1通信装置701と第2通信装置
702とがネットワーク703を介して双方向通信を行
い、これら2通信装置間でやりとりされる情報が情報処
理装置のモニタ704に表示される。
【0039】モニタ704に表示される情報は、通信装
置間でやりとりされるデータであり、モニタ704は、
図4に示す表示画面を備える。
【0040】図4において、801は表示領域を示し、
802は縦軸方向スクロールバー、803は横軸方向ス
クロールバーである。804は、表示領域801におけ
るデータが存在する領域、805は、データが存在しな
い領域である。
【0041】図4に示すように、通信装置間でやりとり
されるデータが表示される表示領域801には、データ
が存在する領域(804)とデータが存在しない空白領
域(805)とが混在している。
【0042】2通信装置間でやりとりされる情報のみを
必要とするユーザにとっては、空白領域のデータは無効
なデータであるので、ここで、この空白領域のデータを
スクロール対象外とするようにユーザによって指定され
るものとする。
【0043】このスクロール対象外の無効データを指定
するアルゴリズム(スクロール対象外データ指定装置6
03において実行されるアルゴリズム)を、図5を参照
して説明する。
【0044】図5は、スクロール対象外データ指定装置
603において実行されるスクロール対象外の無効デー
タを指定する処理の手順を示すフローチャートである。
【0045】ステップS901は、本処理のスタート地
点である。
【0046】先ずステップS902で、ユーザによって
「スクロール対象外とする無効データ」の指定が行われ
たか否かを判断する。肯定「はい」であればステップS
903へ、否定「いいえ」であればステップS906へ
進む。
【0047】ステップS903では、ユーザからの「ス
クロール対象外とする無効データ」の指定を受け付け
る。
【0048】ステップS904では、全データ中に、ス
テップS903で指定受け付けた無効データが存在する
か否かを判断する。肯定「はい」であればステップS9
05へ、否定「いいえ」であればステップS903へ進
む。
【0049】ステップS905では、ステップS904
で指定無効データに相当すると判断されたデータを格納
する。
【0050】ステップS906は、本処理の終点であ
る。
【0051】次に、スクロール対象外データ位置情報獲
得装置604が、スクロール対象外データ指定装置60
3に格納されたスクロール対象外データ(無効データ情
報)を基に、全データ中でスクロール対象外となる無効
データの位置情報を獲得する。この無効データの位置情
報を獲得するアルゴリズム(スクロール対象外データ位
置情報獲得装置604で実行されるアルゴリズム)を、
図6を参照して説明する。
【0052】図6は、スクロール対象外データ位置情報
獲得装置604において実行される無効データの位置情
報を獲得する処理の手順を示すフローチャートである。
【0053】ステップS1001は、本処理のスタート
地点である。
【0054】まずステップS1002で、スクロール対
象外データ指定装置603に格納されたスクロール対象
外データを読み込む。
【0055】ステップS1003では、フラグを初期化
する。このフラグは、スクロール対象外データの先頭位
置を「1」で表し、最後尾位置を「0」で表す。初期化
では「0」とする。
【0056】ステップS1004は、スクロール対象外
データの先頭位置と最後尾位置を検出するためのループ
のスタート地点である。
【0057】ステップS1005では、スクロール対象
外データ指定装置603に格納されたスクロール対象外
データと比較するために、全表示対象データ中の一部
(指定されたスクロール対象外データと同量のデータ、
例えば1バイト分の表示データ)を読み込む。
【0058】ステップS1006では、ステップS10
05において全表示対象データ中から新たに読み出すべ
き「一部」が無くなってしまったか否かを判断する。肯
定「はい」であれば、ステップS1007へ、否定「い
いえ」であれば。ステップS1014へ進む。
【0059】ステップS1007では、ステップS10
05で読み込んだ「全表示対象データ中の一部」が、ス
クロール対象外データ指定装置603に格納されたスク
ロール対象外データと一致するか否かを判断する。肯定
「はい」であれば、ステップS1008へ、否定「いい
え」であればステップS1009へ進む。
【0060】ステップS1008では、前記フラグが
「0」であるか否かを判断する。肯定「はい」であれ
ば、ステップS1010へ、否定「いいえ」であれば、
ステップS1011へ進む。
【0061】ステップS1009では、前記フラグを
「0」にしてステップS1005へ進む。
【0062】ステップS1010では、上記フラグを
「1」に設定する。
【0063】ステップS1011では、「全表示対象デ
ータ中の一部」の位置を、スクロール対象外データの最
後尾位置としてスクロール対象外データ位置記憶テーブ
ル605に格納する。
【0064】ステップS1012では、「全表示対象デ
ータ中の一部」の位置を、スクロール対象外データの先
頭位置としてスクロール対象外データ位置記憶テーブル
605に格納する。
【0065】ステップS1013は、スクロール対象外
データの先頭位置と最後尾位置を検出するためのループ
の終点である。すなわち、ステップS1004〜ステッ
プS1013の処理を、ステップS1006において肯
定「はい」となるまで繰り返す。
【0066】ステップS1014は、本アルゴリズムの
終点である。
【0067】図7は、全表示対象データ中において、図
6の処理によって獲得されたスクロール対象外データ位
置の一例を示す図である。
【0068】図中1101が全表示対象データ(データ
量H)を示し、A1〜A5が、ユーザがスクロー一ル対
象とする有効データ領域を示し、B1〜B4が、ユーザ
がスクロール対象外とする無効データ領域を示す。
【0069】a0は無効データ領域B1の先頭位置、b
0は無効データ領域B1の最後尾位置を示す。c0は無
効データ領域B2の先頭位置、d0は無効データ領域B
2の最後尾位置を示す。e0は無効データ領域B3の先
頭位置、f0は無効データ領域B3の最後尾位置を示
す。g0は無効データ領域B4の先頭位置、i0は無効
データ領域B4の最後尾位置を示す。
【0070】なお、図7は、縦軸方向のスクロール対象
外位置情報に関してのみ図示しているが、横軸方向スク
ロール対象外位置情報に関しても、縦軸方向のスクロー
ル対象外位置情報と同様に獲得され得る。
【0071】図8は、図7に示すスクロール対象外デー
タ(無効データ)領域の位置情報が格納されたスクロー
ル対象外位置記憶テーブル605を示す図である。
【0072】なお図8では、無効データ領域を非表示デ
ータ領域、先頭位置を開始点、最後尾位置を終了点、無
効データ領域B1〜B4を領域1〜4と表している。
【0073】なおまた、図8は縦軸方向のスクロール対
象外位置情報に関してのみ図示しているが、横軸方向の
スクロール対象外位置情報に関しても、縦軸方向のスク
ロール対象外位置情報と同様にスクロール対象外位置記
憶テーブル605に格納される。
【0074】次に、ユーザからスクロールに関する操作
イベントが入力されると、スクロール量計算装置606
が、スクロール対象外位置記憶テーブル605に格納さ
れた無効データの位置情報を基に、スクロール量を計算
する。
【0075】図9は、スクロール量計算装置606にお
いて実行されるスクロール量を計算する処理の手順を示
すフローチャートである。
【0076】ステップS1201は、本処理のスタート
地点である。
【0077】ステップS1202では、スクロール対象
外位置記憶テーブル605に格納された無効データの位
置情報を読み込む。
【0078】ステップS1203では、現在のスクロー
ル位置を獲得する。
【0079】ステップS1204では、次のスクロール
位置が、いずれかの無効データの先頭位置(開始位置)
と最後尾位置(終了位置)との間にあるか否かを判断す
る。なおここで、次のスクロール位置は、現在のスクロ
ール位置から一定スクロール量hだけ離れた位置とし、
この「次のスクロール位置」は、現在のスクロール位置
に隣接する無効データ領域または有効データ領域内に位
置することはあっても、隣接する無効データ領域または
有効データ領域を飛び越した更に向こう側のデータ領域
に位置することはない。ステップS1204の答えが肯
定「はい」であればステップS1205へ、否定「いい
え」であればステップS1206へ進む。
【0080】ステップS1205では、スクロール量
を、現在のスクロール位置から当該無効データの最後尾
位置(終了位置)までに決定する。
【0081】ステップS1206では、スクロール量を
デフォルト(一定量)とする。デフォルトの一定スクロ
ール量hは、以下に示すように、全表示対象データ量H
を等分に分割することによって求められる。
【0082】h=H/x(x:定数) ステップS1207は、本処理の終点である。
【0083】図10は、図7に示すスクロール対象外デ
ータ位置の一例に基づいて、図9の処理によって算出さ
れたスクロール量の一例を示す図である。
【0084】1301は全表示対象データ(データ量
H)を示し、hは、全表示対象データ量Hを等分に分割
して得られたデフォルトの一定スクロール量を示す。
【0085】h1、h2、h3、h4は、上記ステップ
S1205が実行された場合に得られるスクロール量を
示す。
【0086】sはスクロール開始位置、a0、c0、e
0、g0はスクロール対象外データ領域(無効データ領
域)の先頭位置(開始点)、b0、d0、f0、i0
は、スクロール対象外データ領域の最後尾位置(終了
点)、eは全表示対象データ1301の終了位置を示
す。
【0087】a、a1、b1、c1、d1、a2、e
1、f1、i1、i2は、ステップS1204における
「次のスクロール位置」である。
【0088】現在のスクロール位置がs(スクロール開
始位置)にある時、ユーザからスクロールに関する操作
イベントが入力されると、以下の計算式によって「次の
スクロール位置」aを計算する。
【0089】a=s+h この「次のスクロール位置」aが無効領域B1内に位置
するか否かを、以下の条件を満たすか否かによって判断
する。
【0090】a0<a<b0 この場合、上記条件を満たさないので、スクロール量は
デフォルトスクロール量hとなる。このスクロール量h
に従いスクロールが行われ、現在のスクロール位置はa
に更新される。
【0091】同様に、ユーザからスクロールに関する操
作イベントが継続して入力されていると、以下の計算式
によって「次のスクロール位置」a1を計算する。
【0092】a1=a+h この「次のスクロール位置」a1が無効領域B1内に位
置するか否かを、以下の条件を満たすか否かによって判
断する。
【0093】a0<a1<b0 この場合、上記条件を満たすので、スクロール量h1
は、現在のスクロール位置aから無効領域B1の最後尾
位置b0までとなり、以下の計算式によって求められ
る。
【0094】h1=b0−a このスクロール量h1に従いスクロールが行われ、現在
のスクロール位置はb0に更新される。
【0095】このようにして、以下同様にスクロール量
が決められる。
【0096】図11は、スクロール量計算装置606に
よって算出されたスクロール量に基づいて、スクロール
バー制御装置607において実行されるスクロール表示
処理の手順を示すフローチャートである。
【0097】ステップS1401は、本処理のスタート
地点である。
【0098】ステップS1402では、スクロールバー
上でのユーザによる操作イベントを検知したか否かを判
断する。肯定「はい」であればステップS1403へ、
否定「いいえ」であればステップS1402へ進む。
【0099】ステップS1403では、ステップS14
02で検知したイベントの種類を検知する。
【0100】ステップS1404では、ステップS14
03で検知したイベントの種類が、上下矢印ボタンの押
下、つまみ部のドラッグ、スライダ部の押下のうちのい
ずれかであるか否かを判断する。肯定「はい」であれば
ステップS1405へ、否定「いいえ」であればステッ
プS1402へ進む。
【0101】ステップS1405は、スクロール量計算
装置606によってスクロール量を計算し、その情報を
基にスクロールを実行するためのループのスタート地点
である。このループはステップS1408が終点とな
る。
【0102】ステップS1406では、スクロール量計
算装置606によってスクロール量を算出する。
【0103】ステップS1407では、ステップS14
06で算出されたスクロール量を基に、スクロールを行
って画像情報を作成する。
【0104】ステップS1408では、ユーザ操作によ
ってスクロールバー上の上下矢印ボタン、つまみ部、ス
ライダ部のうちの対応するものが押し上げられたか否か
を判断する。肯定「はい」であればステップS1409
へ、否定「いいえ」であれば、ステップS1405へ進
む。
【0105】ステップS1409では、ステップS14
07で作成された画像情報を基に、表示制御装置608
に画面表示制御を行わせる。
【0106】ステップS1410は、本処理の終点であ
る。
【0107】図12は、図7に示すスクロール対象外デ
ータ位置の一例に基づいて、図11の処理によって実行
されたスクロールの様子を示す図である。
【0108】図中1501は、全表示対象データ(デー
タ量H)を示し、hはデフォルトの一定スクロール量を
示す。h1、h2、h3、h4は、「次のスクロール位
置」がスクロール対象外データ領域(無効データ領域B
1〜B4)内にある場合のスクロール量を示す。
【0109】次に、モニタ704に表示される画面にお
けるスクロールの実際例を、スクロールバー上の上下矢
印ボタンもしくは左右矢印ボタン、スライダ部、つまみ
部に対する各操作に分けて以下に説明する。
【0110】図13は、スクロールバー上の上下矢印ボ
タンもしくは左右矢印ボタンを押下する毎に、無効デー
タ領域に応じて随時スクロール量が変更される様子、ま
たは上下矢印ボタンもしくは左右矢印ボタンを連続押下
する間、無効データ領域に応じて連続してスクロール量
が変更される様子を表すモニタ704の表示画面を示す
図である。
【0111】図13において、1601は表示領域を示
し、1602は縦軸方向スクロールバー、1603は横
軸方向スクロールバーである。1604は、縦軸方向ス
クロール中にユーザがスクロール対象外とする無効デー
タ領域、1605は、横軸方向スクロール中にユーザが
スクロール対象外とする無効データ領域、1606は、
横軸方向及び縦軸方向スクロール中にユーザがスクロー
ル対象とする有効データ領域を示す。
【0112】1607は、縦軸方向スクロールバー16
02上の上方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す
操作矢印、1608は、縦軸方向スクロールバー160
2上の下方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操
作矢印、1609は、横軸方向スクロールバー1603
上の右方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作
矢印、1610は、横軸方向スクロールバー1603上
の左方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作矢
印である。これらの操作矢印はユーザによって行われる
操作を表している。
【0113】囲み1611で示すように、横軸方向及び
縦軸方向のスクロール中のスクロール量が、スクロール
対象データ領域(有効データ領域)では一定量となって
いるが、スクロール対象外データ領域(無効データ領
域)ではこの一定量よりも大きい可変量となっている。
【0114】図14は、スクロールバー上のつまみ部以
外のスライダ部を押下する毎に、無効データ領域に応じ
て随時スクロール量が変更される様子、またはスライダ
部を連続押下する毎に、無効データ領域に応じて連続し
てスクロール量が変更される様子を表すモニタ704の
表示画面を示す図である。
【0115】図14において、1701は表示領域を示
し、1702は縦軸方向スクロールバー、1703は横
軸方向スクロールバーである。1704は、縦軸方向ス
クロール中にユーザがスクロール対象外とする無効デー
タ領域、1705は、横軸方向スクロール中にユーザが
スクロール対象外とする無効データ領域、1706は、
横軸方向及び縦軸方向スクロール中にユーザがスクロー
ル対象とする有効データ領域を示す。
【0116】1707は、縦軸方向スクロールバー17
02上のつまみ部以外のスライダ部の押下または連続押
下を示す操作矢印、1708は、横軸方向スクロールバ
ー1703上のスライダ部の押下または連続押下を示す
操作矢印である。
【0117】囲み1709で示すように、横軸方向及び
縦軸方向のスクロール中のスクロール量が、スクロール
対象データ領域(有効データ領域)では一定量となって
いるが、スクロール対象外データ領域(無効データ領
域)ではこの一定量よりも大きい可変量となっている。
【0118】図15は、スクロールバー上のつまみ部を
ドラッグする間、無効データ領域に応じて連続してスク
ロール量が変更される様子を表すモニタ704の表示画
面を示す図である。
【0119】図15において、1801は表示領域を示
し、1802は縦軸方向スクロールバー、1803は横
軸方向スクロールバーである。1804は、縦軸方向ス
クロール中にユーザがスクロール対象外とする無効デー
タ領域、1805は、横軸方向スクロール中にユーザが
スクロール対象外とする無効データ領域、1806は、
横軸方向及び縦軸方向スクロール中にユーザがスクロー
ル対象とする有効データ領域を示す。
【0120】1807は、縦軸方向スクロールバー18
02上のつまみ部のドラッグを示す操作矢印、1808
は、横軸方向スクロールバー1803上のつまみ部のド
ラッグを示す操作矢印である。
【0121】囲み1809で示すように、横軸方向及び
縦軸方向のスクロール中のスクロール量が、スクロール
対象データ領域(有効データ領域)では一定量となって
いるが、スクロール対象外データ領域(無効データ領
域)ではこの一定量よりも大きい可変量となっている。
【0122】以上のようにして、データ内容に応じて適
切なスクロール量が算出され、そのスクロール量に従っ
てスクロールが行われ、有効データを敏速かつ鮮明に表
示することが可能となる。
【0123】(第2実施の形態)次に、第2実施の形態
を説明する。
【0124】第2実施の形態では、本発明に係る情報処
理装置が、リアルタイムOS上で動作するタスクの情報
を表示する。
【0125】図16は、第2実施の形態におけるシステ
ム構成を示す図である。
【0126】図中1901は、複写機、プリンタ、スキ
ャナなどの装置であり、該装置1901に、本発明に係
る情報処理装置1904が接続される。装置1901に
は、リアルタイムOS1902が搭載され、リアルタイ
ムOS1902中のタスクのデバッグ情報1903が情
報処理装置1904のモニタに表示される。情報処理装
置1904の構成は、既に図2に示した通りである。
【0127】モニタに表示される情報は、リアルタイム
OS1902上で動作するタスクスイッチの様子であ
り、タスク毎の複数の画面表示領域に対して同時表示さ
れる。これを、図17及び図18を参照して説明する。
【0128】図17及び図18は、第2実施の形態にお
いてモニタに表示される表示画面を示す図であり、図1
7はタスク毎の複数の画面表示領域を横方向に配列した
場合の画面、図18はタスク毎の複数の画面表示領域を
縦方向に配列した場合の画面を示す。以下の説明では、
これらを同時に説明する。
【0129】図中2001は表示領域、2002は縦方
向スクロールバー、2003は横方向スクロールバー、
2004〜S2008は各タスク毎の表示領域(ウィン
ドウ)である。
【0130】ところで、あるタスクに関する情報が必要
なユーザにとっては、他のタスク情報は不必要である。
例えば、ユーザが第3ウィンドウ2006と、第4ウィ
ンドウ2007のタスク情報のみを観察する場合、第1
ウィンドウ2004、第2ウィンドウ2005、第5ウ
ィンドウ2006のタスク情報は不必要である。よっ
て、第1ウィンドウ2004、第2ウィンドウ200
5、第5ウィンドウ2006の表示領域をスクロール対
象外とするようにユーザが指定することができるように
する。この所定ウィンドウをスクロール対象外に指定す
る処理を、図19を参照して説明する。
【0131】図19は、スクロール対象外データ指定装
置603において実行されるスクロール対象外の無効ウ
ィンドウを指定する処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0132】ステップS2101は、本処理のスタート
地点である。
【0133】ステップS2102では、ユーザによって
「スクロール対象外とする無効ウィンドウ」の指定が行
われたか否かを判断する。肯定「はい」であればステッ
プS2103へ、否定「いいえ」であればステップS2
106へ進む。
【0134】ステップS2103では、ユーザからの
「スクロール対象外とする無効ウィンドウ」の指定を受
け付ける。
【0135】ステップS2104では、全データ中に、
ステップS2103で指定を受け付けた無効ウィンドウ
に該当するウィンドウが存在するか否かを判断する。肯
定「はい」であればステップS2105へ、否定「いい
え」であればステップS2103へ進む。
【0136】ステップS2105では、ステップS21
04で無効データに該当すると判断されたウィンドウを
記憶する。
【0137】ステップS2106は、本アルゴリズムの
終点である。
【0138】次に、ユーザがスクロール対象外データと
して指定したスクロール対象外ウィンドウが、全表示対
象データ中のどこに存在するかを示す位置情報を獲得す
るアルゴリズム(スクロール対象外データ位置情報獲得
装置604で実行されるアルゴリズム)を、図20を参
照して説明する。
【0139】図20は、スクロール対象外データ位置情
報獲得装置604において実行されるスクロール対象外
となるウィンドウの位置情報を獲得する処理の手順を示
すフローチャートである。
【0140】ステップS2201は、本処理のスタート
地点である。
【0141】ステップS2202では、スクロール対象
外データ指定装置603で格納されたスクロール対象外
ウィンドウ情報を読み込む。
【0142】ステップS2203は、スクロール対象外
ウィンドウの位置を検出するためのループのスタート地
点である。
【0143】ステップS2204では、スクロール対象
外データ指定装置603で格納されたスクロール対象外
ウィンドウと比較するために、表示対象となる複数ウィ
ンドウの中から1つウィンドウを比較用ウィンドウとし
て獲得する。
【0144】ステップS2205では、ステップS10
05において複数ウィンドウの中から比較用ウィンドウ
として新たなウィンドウが獲得できた否かを判断する。
肯定「はい」であればステップS2206へ、否定「い
いえ」であればステップS2209へ進む。
【0145】ステップS2206では、ステップS22
04で獲得された比較用ウィンドウが、スクロール対象
外データ指定装置603で格納されたスクロール対象外
ウィンドウと一致するか否かを判断する。肯定「はい」
であればステップS2207へ、否定「いいえ」であれ
ばステップS2208へ進む。
【0146】ステップS2207では、比較用ウィンド
ウの位置情報をスクロール対象外データ位置記憶テーブ
ル605に記憶する。
【0147】ステップS2208は、スクロール対象外
ウィンドウの位置を検出するためのループの終点であ
る。すなわち、ステップS2203〜ステップS220
8の処理を、ステップS2205において否定「いい
え」となるまで繰り返す。
【0148】ステップS2209は、本処理の終点であ
る。
【0149】以下、スクロール対象外データ位置記憶テ
ーブル605に基づいたスクロール量計算装置606に
よるスクロール量の計算、及び該スクロール量に従った
スクロールバー制御装置607によるスクロールの表示
制御は、第1実施の形態と同様である。
【0150】図21は、図17に示したモニタ画面にお
いて、スクロールバー上の上下矢印ボタンもしくは左右
矢印ボタンを操作したときのスクロールの様子を示す図
である。
【0151】図21では、表示領域2001に4つのウ
ィンドウ2004〜2008が横方向に並んで表示さ
れ、ウィンドウ2004、20057、2008が、ユ
ーザによって、横軸方向スクロール中にスクロール対象
外としたい無効ウィンドウ領域に指定されたものとす
る。したがって、ウィンドウ2006、2007が、横
軸方向及び縦軸方向スクロール中にスクロール対象とな
る有効ウィンドウ領域である。
【0152】2309は、縦軸方向スクロールバー20
02上の上方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す
操作矢印、2310は、縦軸方向スクロールバー200
2上の下方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操
作矢印、2311は、横軸方向スクロールバー2003
上の右方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作
矢印、2312は、横軸方向スクロールバー2003上
の左方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作矢
印である。これらの操作矢印はユーザによって行われる
操作を表している。
【0153】囲み2313は、縦軸方向のスクロール量
が常に一定であることを示す。一方、囲み2314は、
横軸方向のスクロール中のスクロール量が、スクロール
対象ウィンドウ領域(有効ウィンドウ領域)とスクロー
ル対象外ウィンドウ領域(無効ウィンドウ領域)とでは
異なり、無効ウィンドウ領域のスクロール量が、有効ウ
ィンドウ領域のスクロール量よりも大きいことを示す。
【0154】図22は、図18に示したモニタ画面にお
いて、スクロールバー上の上下矢印ボタンもしくは左右
矢印ボタンを操作したときのスクロールの様子を示す図
である。
【0155】図22では、表示領域2001に4つのウ
ィンドウ2004〜2008が縦方向に並んで表示さ
れ、ウィンドウ2004、2007、2008が、ユー
ザによって、縦軸方向スクロール中にスクロール対象外
としたい無効ウィンドウ領域に指定されたものとする。
したがって、ウィンドウ2005、2006が、横軸方
向及び縦軸方向スクロール中にスクロール対象となる有
効ウィンドウ領域である。
【0156】2409は、縦軸方向スクロールバー20
02上の上方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す
操作矢印、2410は、縦軸方向スクロールバー200
2上の下方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操
作矢印、2411は、横軸方向スクロールバー2003
上の右方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作
矢印、2412は、横軸方向スクロールバー2003上
の左方向矢印ボタンの押下または連続押下を示す操作矢
印である。これらの操作矢印はユーザによって行われる
操作を表している。
【0157】囲み2413は、縦軸方向のスクロール中
のスクロール量が、スクロール対象ウィンドウ領域(有
効ウィンドウ領域)とスクロール対象外ウィンドウ領域
(無効ウィンドウ領域)とでは異なり、無効ウィンドウ
領域のスクロール量が、有効ウィンドウ領域のスクロー
ル量よりも大きいことを示す。一方、囲み2414は、
横軸方向のスクロール量が常に一定であることを示す。
【0158】以上のようにして、第2の実施の形態にお
いても、データ内容に応じて適切なスクロール量が算出
され、そのスクロール量に従ってスクロールが行われ、
有効データを敏速かつ鮮明に表示することが可能とな
る。
【0159】(他の実施の形態)なお、前述した各実施
の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読み出して実行することによっても、本発明が達
成されることは言うまでもない。
【0160】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0161】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0162】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0163】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0164】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザが画面表示しなくてもよいと指定する非表示情報領
域と、残りの表示すべき表示情報領域とで、スクロール
量を変えるようにする。特に、非表示情報領域における
スクロール量を表示情報領域におけるスクロール量より
も大きく設定する。
【0165】これによって、ユーザにとって必要なデー
タが敏速かつ鮮明に表示されることになり、スクロール
制御の操作性が向上する。
【0166】また、スクロール中に非表示情報領域をス
クロール対象外とすることによって、画面表示効率が上
がる。
【0167】かくして、ユーザにとって、より快適な画
面閲覧または編集作業が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】中央処理装置において実現される本発明に係る
機能を主に示すブロック図である。
【図3】第1実施の形態におけるシステム構成を示す図
である。
【図4】モニタに表示される画面を示す図である。
【図5】スクロール対象外データ指定装置において実行
されるスクロール対象外の無効データを指定する処理の
手順を示すフローチャートである。
【図6】スクロール対象外データ位置情報獲得装置にお
いて実行される無効データの位置情報を獲得する処理の
手順を示すフローチャートである。
【図7】全表示対象データ中において、図6の処理によ
って獲得されたスクロール対象外データ位置の一例を示
す図である。
【図8】図7に示すスクロール対象外データ(無効デー
タ)領域の位置情報が格納されたスクロール対象外位置
記憶テーブルを示す図である。
【図9】スクロール量計算装置において実行されるスク
ロール量を計算する処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】図7に示すスクロール対象外データ位置の一
例に基づいて、図9の処理によって算出されたスクロー
ル量の一例を示す図である。
【図11】スクロール量計算装置によって算出されたス
クロール量に基づいて、スクロールバー制御装置におい
て実行されるスクロール表示処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】図7に示すスクロール対象外データ位置の一
例に基づいて、図11の処理によって実行されたスクロ
ールの様子を示す図である。
【図13】スクロールバー上の上下矢印ボタンもしくは
左右矢印ボタンを押下する毎に、無効データ領域に応じ
て随時スクロール量が変更される様子、または上下矢印
ボタンもしくは左右矢印ボタンを連続押下する間、無効
データ領域に応じて連続してスクロール量が変更される
様子を表すモニタの表示画面を示す図である。
【図14】スクロールバー上のつまみ部以外のスライダ
部を押下する毎に、無効データ領域に応じて随時スクロ
ール量が変更される様子、またはスライダ部を連続押下
する毎に、無効データ領域に応じて連続してスクロール
量が変更される様子を表すモニタの表示画面を示す図で
ある。
【図15】スクロールバー上のつまみ部をドラッグする
間、無効データ領域に応じて連続してスクロール量が変
更される様子を表すモニタの表示画面を示す図である。
【図16】第2実施の形態におけるシステム構成を示す
図である。
【図17】第2実施の形態において、タスク毎の複数の
画面表示領域を横方向に配列した場合にモニタに表示さ
れる表示画面を示す図である。
【図18】第2実施の形態において、タスク毎の複数の
画面表示領域を縦方向に配列した場合にモニタに表示さ
れる表示画面を示す図である。
【図19】スクロール対象外データ指定装置において実
行されるスクロール対象外の無効ウィンドウを指定する
処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】スクロール対象外データ位置情報獲得装置に
おいて実行されるスクロール対象外となるウィンドウの
位置情報を獲得する処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図21】図17に示したモニタ画面において、スクロ
ールバー上の上下矢印ボタンもしくは左右矢印ボタンを
操作したときのスクロールの様子を示す図である。
【図22】図18に示したモニタ画面において、スクロ
ールバー上の上下矢印ボタンもしくは左右矢印ボタンを
操作したときのスクロールの様子を示す図である。
【図23】従来のスクロール制御方式における表示デー
タの分割を示す図である。
【図24】スクロールバー上の矢印ボタンを操作するこ
とによってスクロールが行われる従来の表示画面を示す
図である。
【図25】スクロールバー上のスライダ部を操作するこ
とによってスクロールが行われる従来の表示画面を示す
図である。
【図26】スクロールバー上のつまみ部を操作すること
によってスクロールが行われる従来の表示画面を示す図
である。
【符号の説明】
501 中央処理装置 502 アプリケーション用メモリ 503 プログラム領域メモリ 504 外部記憶デバイス 505 入力デバイス 506 入力制御部 507 スクロールバー制御部 508 表示制御部 509 出力デバイス 610 ブロック(現在表示情報位置検出手段) 603 スクロール対象外データ指定装置(受取手段) 604 スクロール対象外データ位置情報獲得装置(指
定表示情報位置検出手段) 605 スクロール対象外データ位置記憶テーブル 606 スクロール量計算装置(スクロール量決定手
段) 607 スクロールバー制御装置(スクロール制御手
段) 701 第1通信装置 702 第2通信装置 703 ネットワーク 704 モニタ(情報処理装置、画面表示装置) 801 表示領域 802 縦軸方向スクロールバー(スクロール操作部) 803 横軸方向スクロールバー(スクロール操作部) 804 データが存在する領域 805 データが存在しない領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 BA01 BA04 BB16 BC02 CA08 CA09 CA12 JA02 5C082 AA01 AA22 AA24 AA34 BA02 BA12 BB01 BB15 BB25 CA73 CA74 CA76 CB01 DA53 DA61 MM09 MM10 5E501 AA02 AC37 BA05 CA02 CB09 EA05 EA07 EA17 EB05 FA06 FA09 FB03 FB32

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一画面に全データを表示しきれない場合
    に表示画面を移動して残りの部分を表示させるためのス
    クロール操作部を表示可能である画面表示装置を備えた
    情報処理装置において、 前記画面表示装置に表示されるべき複数の表示情報のう
    ち少なくとも1つを指定する指定情報をユーザから受け
    取る受取手段と、 前記受取手段によって受け取られた指定情報が指定する
    少なくとも1つの表示情報が、前記画面表示装置に表示
    されるべき全表示情報において占める位置を、第1の位
    置として検出する指定表示情報位置検出手段と、 前記全表示情報における前記画面表示装置に現在表示さ
    れている情報の位置を、第2の位置として検出する現在
    表示情報位置検出手段と、 前記指定表示情報位置検出手段によって検出された第1
    の位置と、前記現在表示情報位置検出手段によって検出
    された第2の位置とに基づき、前記少なくとも1つの表
    示情報を前記画面表示装置に表示する際の第1のスクロ
    ール量と、前記全表示情報から前記少なくとも1つの表
    示情報を除いた残りの情報を前記画面表示装置に表示す
    る際の第2のスクロール量とを決定するスクロール量決
    定手段と、 前記スクロール操作部がユーザによって操作されたと
    き、前記スクロール量決定手段によって決定された第1
    及び第2のスクロール量に基づいて、前記画面表示装置
    に表示されるべき表示情報のスクロールを行うスクロー
    ル制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの表示情報は、ユー
    ザにとって表示不要の情報であり、 前記第1のスクロール量は、前記第2のスクロール量よ
    りも大きいことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の位置は、前記少なくとも1つ
    の表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示情
    報における相対位置で表現した位置であり、前記第2の
    位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前記
    全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定手段は、前記第2の位置から所定
    スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1つの
    表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置する場
    合、前記第1のスクロール量を、前記第2の位置と前記
    少なくとも1つの表示情報の最後尾位置との距離に設定
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の位置は、前記少なくとも1つ
    の表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示情
    報における相対位置で表現した位置であり、前記第2の
    位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前記
    全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定手段は、前記第2の位置から所定
    スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1つの
    表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置しない場
    合、前記第2のスクロール量を前記所定スクロール量に
    設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画面表示装置には複数のウインドウ
    が同時に表示され、前記複数の表示情報は、該複数のウ
    インドウにそれぞれ表示されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記スクロール操作部は、スクロールバ
    ーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成さ
    れ、 前記スクロール制御手段は、前記上下矢印ボタンがポイ
    ンティングデバイスによって押下されるたびに、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記スクロール操作部は、スクロールバ
    ーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成さ
    れ、 前記スクロール制御手段は、前記上下矢印ボタンがポイ
    ンティングデバイスによって連続押下される間、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを連続して行うことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記スクロール操作部は、スクロールバ
    ーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部と
    から構成され、 前記スクロール制御手段は、前記スライダ部がポインテ
    ィングデバイスによって押下されるたびに、前記第1及
    び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報のスク
    ロールを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記スクロール操作部は、スクロールバ
    ーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部と
    から構成され、 前記スクロール制御手段は、前記スライダ部がポインテ
    ィングデバイスによって連続押下される間、前記第1及
    び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報のスク
    ロールを連続して行うことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部とから構成され、 前記スクロール制御手段は、前記つまみ部がポインティ
    ングデバイスによってドラッグされたとき、前記第1及
    び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報のスク
    ロールを連続して行うことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 一画面に全データを表示しきれない場
    合に表示画面を移動して残りの部分を表示させるための
    スクロール操作部を表示可能である画面表示装置を備え
    た情報処理装置に適用されるスクロール制御方法におい
    て、 前記画面表示装置に表示されるべき複数の表示情報のう
    ち少なくとも1つを指定する指定情報をユーザから受け
    取る受取ステップと、 前記受取ステップによって受け取られた指定情報が指定
    する少なくとも1つの表示情報が、前記画面表示装置に
    表示されるべき全表示情報において占める位置を、第1
    の位置として検出する指定表示情報位置検出ステップ
    と、 前記全表示情報における前記画面表示装置に現在表示さ
    れている情報の位置を、第2の位置として検出する現在
    表示情報位置検出ステップと、 前記指定表示情報位置検出ステップによって検出された
    第1の位置と、前記現在表示情報位置検出ステップによ
    って検出された第2の位置とに基づき、前記少なくとも
    1つの表示情報を前記画面表示装置に表示する際の第1
    のスクロール量と、前記全表示情報から前記少なくとも
    1つの表示情報を除いた残りの情報を前記画面表示装置
    に表示する際の第2のスクロール量とを決定するスクロ
    ール量決定ステップと、 前記スクロール操作部がユーザによって操作されたと
    き、前記スクロール量決定ステップによって決定された
    第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記画面表示
    装置に表示されるべき表示情報のスクロールを行うスク
    ロール制御ステップとを有することを特徴とするスクロ
    ール制御方法。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの表示情報は、ユ
    ーザにとって表示不要の情報であり、 前記第1のスクロール量は、前記第2のスクロール量よ
    りも大きいことを特徴とする請求項11記載のスクロー
    ル制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の位置は、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示
    情報における相対位置で表現した位置であり、前記第2
    の位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前
    記全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定ステップは、前記第2の位置から
    所定スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置する
    場合、前記第1のスクロール量を、前記第2の位置と前
    記少なくとも1つの表示情報の最後尾位置との距離に設
    定することを特徴とする請求項11または請求項12記
    載のスクロール制御方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の位置は、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示
    情報における相対位置で表現した位置であり、前記第2
    の位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前
    記全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定ステップは、前記第2の位置から
    所定スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置しな
    い場合、前記第2のスクロール量を前記所定スクロール
    量に設定することを特徴とする請求項11または請求項
    12記載のスクロール制御方法。
  15. 【請求項15】 前記画面表示装置には複数のウインド
    ウが同時に表示され、前記複数の表示情報は、該複数の
    ウインドウにそれぞれ表示されることを特徴とする請求
    項11乃至請求項14のいずれかに記載のスクロール制
    御方法。
  16. 【請求項16】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成
    され、 前記スクロール制御ステップは、前記上下矢印ボタンが
    ポインティングデバイスによって押下されるたびに、前
    記第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情
    報のスクロールを行うことを特徴とする請求項11乃至
    請求項15のいずれかに記載のスクロール制御方法。
  17. 【請求項17】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成
    され、 前記スクロール制御ステップは、前記上下矢印ボタンが
    ポインティングデバイスによって連続押下される間、前
    記第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情
    報のスクロールを連続して行うことを特徴とする請求項
    11乃至請求項15のいずれかに記載のスクロール制御
    方法。
  18. 【請求項18】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部
    とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記スライダ部がポイ
    ンティングデバイスによって押下されるたびに、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを行うことを特徴とする請求項11乃至請求
    項15のいずれかに記載のスクロール制御方法。
  19. 【請求項19】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部
    とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記スライダ部がポイ
    ンティングデバイスによって連続押下される間、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを連続して行うことを特徴とする請求項11
    乃至請求項15のいずれかに記載のスクロール制御方
    法。
  20. 【請求項20】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記つまみ部がポイン
    ティングデバイスによってドラッグされたとき、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを連続して行うことを特徴とする請求項11
    乃至請求項15のいずれかに記載のスクロール制御方
    法。
  21. 【請求項21】 スクロール操作部を表示可能である画
    面表示装置を備えた情報処理装置に適用されるスクロー
    ル制御方法をプログラムとして記憶した、コンピュータ
    により読み出し可能な記憶媒体において、 前記スクロール制御方法が、 前記画面表示装置に表示されるべき複数の表示情報のう
    ち少なくとも1つを指定する指定情報をユーザから受け
    取る受取ステップと、 前記受取ステップによって受け取られた指定情報が指定
    する少なくとも1つの表示情報が、前記画面表示装置に
    表示されるべき全表示情報において占める位置を、第1
    の位置として検出する指定表示情報位置検出ステップ
    と、 前記全表示情報における前記画面表示装置に現在表示さ
    れている情報の位置を、第2の位置として検出する現在
    表示情報位置検出ステップと、 前記指定表示情報位置検出ステップによって検出された
    第1の位置と、前記現在表示情報位置検出ステップによ
    って検出された第2の位置とに基づき、前記少なくとも
    1つの表示情報を前記画面表示装置に表示する際の第1
    のスクロール量と、前記全表示情報から前記少なくとも
    1つの表示情報を除いた残りの情報を前記画面表示装置
    に表示する際の第2のスクロール量とを決定するスクロ
    ール量決定ステップと、 前記スクロール操作部がユーザによって操作されたと
    き、前記スクロール量決定ステップによって決定された
    第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記画面表示
    装置に表示されるべき表示情報のスクロールを行うスク
    ロール制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの表示情報は、ユ
    ーザにとって表示不要の情報であり、 前記第1のスクロール量は、前記第2のスクロール量よ
    りも大きいことを特徴とする請求項21記載の記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記第1の位置は、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示
    情報における相対位置で表現した位置であり、前記第2
    の位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前
    記全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定ステップは、前記第2の位置から
    所定スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置する
    場合、前記第1のスクロール量を、前記第2の位置と前
    記少なくとも1つの表示情報の最後尾位置との距離に設
    定することを特徴とする請求項21または請求項22記
    載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記第1の位置は、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置及び最後尾位置を、前記全表示
    情報における相対位置で表現した位置であり、前記第2
    の位置は、前記画面表示装置の画面上の所定位置を、前
    記全表示情報における相対位置で表現した位置であり、 前記スクロール量決定ステップは、前記第2の位置から
    所定スクロール量だけ離れた位置が、前記少なくとも1
    つの表示情報の先頭位置と最後尾位置との間に位置しな
    い場合、前記第2のスクロール量を前記所定スクロール
    量に設定することを特徴とする請求項21または請求項
    22記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記画面表示装置には複数のウインド
    ウが同時に表示され、前記複数の表示情報は、該複数の
    ウインドウにそれぞれ表示されることを特徴とする請求
    項21乃至請求項24のいずれかに記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成
    され、 前記スクロール制御ステップは、前記上下矢印ボタンが
    ポインティングデバイスによって押下されるたびに、前
    記第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情
    報のスクロールを行うことを特徴とする請求項21乃至
    請求項25のいずれかに記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上の上下矢印ボタンとから構成
    され、 前記スクロール制御ステップは、前記上下矢印ボタンが
    ポインティングデバイスによって連続押下される間、前
    記第1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情
    報のスクロールを連続して行うことを特徴とする請求項
    21乃至請求項25のいずれかに記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部
    とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記スライダ部がポイ
    ンティングデバイスによって押下されるたびに、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを行うことを特徴とする請求項21乃至請求
    項25のいずれかに記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部を除くスライダ部
    とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記スライダ部がポイ
    ンティングデバイスによって連続押下される間、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを連続して行うことを特徴とする請求項21
    乃至請求項25のいずれかに記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記スクロール操作部は、スクロール
    バーと該スクロールバー上のつまみ部とから構成され、 前記スクロール制御ステップは、前記つまみ部がポイン
    ティングデバイスによってドラッグされたとき、前記第
    1及び第2のスクロール量に基づいて、前記表示情報の
    スクロールを連続して行うことを特徴とする請求項21
    乃至請求項25のいずれかに記載の記憶媒体。
JP2001043338A 2001-02-20 2001-02-20 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体 Pending JP2002244641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043338A JP2002244641A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043338A JP2002244641A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002244641A true JP2002244641A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18905513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043338A Pending JP2002244641A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002244641A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010084A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Onkyo Corp コンテンツ選択装置及びコンテンツ選択プログラム
JP2012168890A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Ntt Docomo Inc 表示装置、通信装置及びプログラム
JP2013519952A (ja) * 2010-02-12 2013-05-30 マイクロソフト コーポレーション 柔軟な平行移動を備えたマルチレイヤーユーザーインターフェース
CN103309599A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 华为终端有限公司 一种触屏滑动查找方法及触屏设备
JP2013250658A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Sharp Corp 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、および、プログラム記録媒体
CN104346026A (zh) * 2013-07-29 2015-02-11 阿尔派株式会社 显示操作装置以及显示操作装置的显示方法
US9417787B2 (en) 2010-02-12 2016-08-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Distortion effects to indicate location in a movable data collection
US10372314B2 (en) 2015-05-19 2019-08-06 Kyocera Document Solutions Inc. Display device and display control method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010084A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Onkyo Corp コンテンツ選択装置及びコンテンツ選択プログラム
JP2013519952A (ja) * 2010-02-12 2013-05-30 マイクロソフト コーポレーション 柔軟な平行移動を備えたマルチレイヤーユーザーインターフェース
US9417787B2 (en) 2010-02-12 2016-08-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Distortion effects to indicate location in a movable data collection
JP2012168890A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Ntt Docomo Inc 表示装置、通信装置及びプログラム
CN103309599A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 华为终端有限公司 一种触屏滑动查找方法及触屏设备
JP2014530405A (ja) * 2012-03-15 2014-11-17 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 タッチスクリーン上をフリックすることにより検索する方法及びタッチスクリーンデバイス
JP2013250658A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Sharp Corp 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、および、プログラム記録媒体
CN104346026A (zh) * 2013-07-29 2015-02-11 阿尔派株式会社 显示操作装置以及显示操作装置的显示方法
US10372314B2 (en) 2015-05-19 2019-08-06 Kyocera Document Solutions Inc. Display device and display control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3847915B2 (ja) 情報処理方法及び装置
JP5365209B2 (ja) セグメント化及びキーフレーズを利用してモバイル機器でのドキュメントナビゲーションをサポートする方法、プログラム及びデバイス
KR20000071272A (ko) 어댑티브 컴퓨터 디스플레이 스크린 윈도우
US20060059441A1 (en) System and method for displaying a graphical tree hierarchy
JPH0723994B2 (ja) 文書作成方法
US4739314A (en) Specifying measurements on a page by pointing
JP2002251241A (ja) 情報表示方法、これを利用した情報処理装置、媒体、およびプログラム
WO2014125587A1 (ja) プログラマブル表示器、そのプログラム
CN112929748B (zh) 视频处理方法、装置、电子设备及介质
JP2002244641A (ja) 情報処理装置、スクロール制御方法、及び記憶媒体
JP5260708B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
CN113065317B (zh) 编辑内容的恢复方法、装置、电子设备、介质及产品
CN110674433A (zh) 一种图表显示方法、存储介质及电子设备
CN117218239A (zh) 一种数据处理方法、装置、电子设备及可读存储介质
JPH10214171A (ja) 情報処理装置
CN115460448A (zh) 一种媒体资源编辑方法、装置、电子设备以及存储介质
JPH11345061A (ja) 拡張スクロールシステム
KR970011905B1 (ko) 선도(線圖)작성장치
JPH0576652B2 (ja)
JP4585742B2 (ja) 画像表示装置、画像表示方法、プログラム及び記録媒体
JP2000187547A (ja) スクロール制御装置および方法
JPH0962478A (ja) コンピュータ・システム
US11379099B2 (en) Method and device for selecting text in electronic terminal
JPH0863314A (ja) 編集装置および方法
JPH1027257A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060411

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626