JP2002243381A - 空気熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

空気熱交換器およびその製造方法

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JP2002243381A JP2001039518A JP2001039518A JP2002243381A JP 2002243381 A JP2002243381 A JP 2002243381A JP 2001039518 A JP2001039518 A JP 2001039518A JP 2001039518 A JP2001039518 A JP 2001039518A JP 2002243381 A JP2002243381 A JP 2002243381A
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heat exchanger
corrugated fins
heat transfer
transfer tubes
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Hirobumi Hiraide
博文 平出
Yoshitaka Yamamoto
善貴 山本
Yutaka Shibata
豊 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダの曲げ加工時に熱交換能力への寄与率
の小さいコルゲートフィンを特定できるようにして、熱
交換能力の予測ができるようにするとともに、コルゲー
トフィンの接合部および偏平伝熱管の接合ロウ付け部の
破壊が起こらないようにする。 【解決手段】 一対のヘッダ1A,1B間に、多数の偏
平伝熱管2,2・・を相互に所定の間隔を保って並設し
且つこれらの偏平伝熱管2,2・・の間に、コルゲート
フィン3,3・・を熱伝導可能に介設してなる空気熱交
換器において、前記コルゲートフィン3,3・・のうち
の選ばれたものに、前記ヘッダ1A,1Bと直交する方
向の切れ目6を形成して、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工
した時に、切れ目6を入れられたコルゲートフィン3′
が集中的に座屈変形を起こし、その他のコルゲートフィ
ン3,3・・が座屈変形することがなくなるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、偏平伝熱管とコ
ルゲートフィンとを備えた積層型の空気熱交換器および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、偏平伝熱管とコルゲートフィンと
を備えた積層型の空気熱交換器を、例えば空気調和機用
の熱交換器として採用することが検討されている。
【0003】このような偏平伝熱管とコルゲートフィン
とを備えた空気熱交換器は、図13に示すように、冷媒
が導入、導出されるパイプ状の一対のヘッダ1A,1B
と、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で且つその長手
方向に相互に所定の間隔を保って並設された多数の偏平
伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管2,2・・の
間に略S字状に連続して屈曲した状態で介設され、その
屈曲面外端を対応する両隣りの偏平伝熱管2,2・・の
偏平伝熱面に熱伝導可能に熱溶着されたコルゲートフィ
ン3,3・・とからなっている。符号4,5は外部冷媒
配管である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
空気熱交換器を、例えば空気調和機の蒸発器や凝縮器と
して採用しようとした場合、熱交換能力とコンパクト性
との両立を図る見地から、例えば図14に示すように、
ヘッダ1A,1Bを曲げ加工することにより湾曲形状と
するのが望ましい場合が多い。
【0005】ところが、偏平伝熱管2,2・・は相互に
等間隔で平行に並設され、それらの間にコルゲートフィ
ン3,3・・が介装接合されている訳であるから、その
ままヘッダ1A,1Bを曲げ加工した場合、曲げが全体
で均一に生じることはなく、局部的に屈曲せしめられる
こととなる。すると、屈曲部分においては、偏平伝熱管
2,2・・の間隔が外周側で広がり、内周側で狭められ
ることとなり、当該部位におけるコルゲートフィン3,
3・・が、図14に符号3′で示すように、座屈するこ
ととなる。
【0006】しかしながら、曲げ加工によってヘッダ1
A,1Bのどこの部分に屈曲部が形成されるかを予測す
ることができないため、熱交換能力の予測が立たなくな
る。また、図15に示すように、ヘッダ1A,1Bの曲
げ加工によって、ヘッダ1A,1Bと偏平伝熱管2,2
・・との接合部外周側において無理な力が作用すること
となるため、偏平伝熱管2,2・・のロウ付け部に亀裂
Kが入ることがある。さらに、図16に示すように、偏
平伝熱管2,2・・の外周側においては、コルゲートフ
ィン3,3・・と偏平伝熱管2,2・・との接合ロウ付
け部が剥離してしまうおそれがある。
【0007】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ヘッダの曲げ加工時に熱交換能力への寄与率の小
さいコルゲートフィンを特定できるようにして、熱交換
能力の予測ができるようにするとともに、コルゲートフ
ィンの接合部および偏平伝熱管の接合ロウ付け部の破壊
が起こらないようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、冷媒が導入、導出
される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1B
の間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔
を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、こ
れらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設さ
れたコルゲートフィン3,3・・とからなり、前記ヘッ
ダ1A,1Bを曲げ加工してなる空気熱交換器におい
て、前記コルゲートフィン3,3・・のうちの選ばれた
ものに、前記ヘッダ1A,1Bと直交する方向の切れ目
6を形成している。
【0009】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、切れ目6を入れられた
コルゲートフィン3′が集中的に座屈変形を起こし、そ
の他のコルゲートフィン3,3・・が座屈変形すること
がなくなる。従って、座屈変形を起こすコルゲートフィ
ン3′を予測することができることとなり、熱交換能力
の予測ができる。また、特定のコルゲートフィン3′に
座屈変形が集中的に起こるため、他のコルゲートフィン
3,3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合
ロウ付け部の破壊も回避することができる。
【0010】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなり、前記ヘッダ1A,1Bを曲
げ加工してなる空気熱交換器において、前記偏平伝熱管
2,2・・の間のうちの選ばれたもののコルゲートフィ
ン3を除去している。
【0011】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、コルゲートフィン3を
除去した部分に曲げによる歪が集中して、残されたコル
ゲートフィン3,3・・が座屈変形することがなくな
り、熱交換能力の予測ができる。また、ヘッダ1A,1
Bの特定の部分が屈曲変形することとなるため、残され
たコルゲートフィン3,3・・の接合部および偏平伝熱
管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避することが
できる。
【0012】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなり、前記ヘッダ1A,1Bを曲
げ加工してなる空気熱交換器において、前記コルゲート
フィン3,3・・のうちの選ばれたもののフィンピッチ
1を、他のものより大きく設定している。
【0013】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、耐力の小さいフィンピ
ッチP1のコルゲートフィン3′部分に曲げによる歪が
集中することとなり、フィンピッチP1のコルゲートフ
ィン3′は座屈変形するが、その他のコルゲートフィン
3,3・・は座屈変形することがなくなる。従って、座
屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測することが
できることとなり、熱交換能力の予測ができる。また、
特定のコルゲートフィン3′に座屈変形が集中的に起こ
るため、他のコルゲートフィン3,3・・の接合部およ
び偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避
することができる。
【0014】請求項4の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなり、前記ヘッダ1A,1Bを曲
げ加工してなる空気熱交換器において、前記ヘッダ1
A,1Bにおける所定位置に、曲げ加工時に変形し易い
変形促進手段を形成している。
【0015】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、変形促進手段が形成さ
れている部分に曲げによる歪が集中することとなり、当
該変形促進手段に対応するコルゲートフィン3′,
3′,3′が座屈変形し、その他のコルゲートフィン
3,3・・が座屈変形することがなくなる。従って、座
屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測することが
できることとなり、熱交換能力の予測ができる。また、
ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈曲変形することとな
るため、他のコルゲートフィン3,3・・の接合部およ
び偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避
することができる。
【0016】請求項5の発明におけるように、請求項4
記載の空気熱交換器において、前記変形促進手段を、前
記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成された凹み部7によ
り構成した場合、ヘッダ1A,1Bの選ばれた部位に凹
み部7を形成するだけで、変形促進手段を構成すること
ができる。
【0017】請求項6の発明におけるように、請求項4
記載の空気熱交換器において、前記変形促進手段を、前
記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され且つ曲げ加工後
に閉塞される切れ目8により構成した場合、ヘッダ1
A,1Bの選ばれた部位に曲げ加工後に閉塞される切れ
目8を形成するだけで、変形促進手段を構成することが
できる。
【0018】請求項7の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工することにより湾曲形状とするに
当たって、前記コルゲートフィン3,3・・のうちの選
ばれたものに、前記ヘッダ1A,1Bと直交する方向の
切れ目6を前記ヘッダ1A,1Bの曲げ加工前に予め形
成しておくようにしている。
【0019】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、予め切れ目6を入れら
れたコルゲートフィン3′が集中的に座屈変形を起こ
し、その他のコルゲートフィン3,3・・が座屈変形す
ることがなくなる。従って、座屈変形を起こすコルゲー
トフィン3′を予測することができることとなり、熱交
換能力の予測ができる。また、特定のコルゲートフィン
3′に座屈変形が集中的に起こるため、他のコルゲート
フィン3,3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・
の接合ロウ付け部の破壊も回避することができる。
【0020】請求項8の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工することにより湾曲形状とするに
当たって、前記偏平伝熱管2,2・・の間のうちの選ば
れたもののコルゲートフィン3を、前記ヘッダ1A,1
Bの曲げ加工前に予め抜いておくようにしている。
【0021】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、予めコルゲートフィン
3を抜いておいた部分に曲げによる歪が集中することと
なり、その他のコルゲートフィン3,3・・が座屈変形
することがなくなる。従って、熱交換能力の予測ができ
る。また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈曲変形す
ることとなるため、他のコルゲートフィン3,3・・の
接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の
破壊も回避することができる。
【0022】請求項9の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、冷媒が導入、導出される一対のヘッ
ダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態で
且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設され
た多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱管
2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲートフ
ィン3,3・・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工することにより湾曲形状とするに
当たって、前記コルゲートフィン3,3・・のうちの選
ばれたもののフィンピッチP1を、他のものより大きく
設定しておくようにしている。
【0023】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、耐力の小さいフィンピ
ッチP1のコルゲートフィン3′部分に曲げによる歪が
集中することとなり、フィンピッチP1のコルゲートフ
ィン3′は座屈変形するが、その他のコルゲートフィン
3,3・・は座屈変形することがなくなる。従って、座
屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測することが
できることとなり、熱交換能力の予測ができる。また、
特定のコルゲートフィン3′に座屈変形が集中的に起こ
るため、他のコルゲートフィン3,3・・の接合部およ
び偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避
することができる。
【0024】請求項10の発明では、上記課題を解決す
るための方法として、冷媒が導入、導出される一対のヘ
ッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1Bの間に連通状態
で且つその長手方向に相互に所定の間隔を保って並設さ
れた多数の偏平伝熱管2,2・・と、これらの偏平伝熱
管2,2・・の間に熱伝導可能に介設されたコルゲート
フィン3,3・・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッ
ダ1A,1Bを曲げ加工することにより湾曲形状とする
に当たって、前記ヘッダ1A,1Bにおける所定位置
に、曲げ加工時に変形し易い変形促進手段を前記ヘッダ
1A,1Bの曲げ加工前に予め形成しておくようにして
いる。
【0025】上記のように構成したことにより、ヘッダ
1A,1Bを曲げ加工した時に、予め変形促進手段が形
成されている部分に曲げによる歪が集中することとな
り、当該変形促進手段に対応するコルゲートフィン
3′,3′,3′が座屈変形し、その他のコルゲートフ
ィン3,3・・が座屈変形することがなくなる。従っ
て、座屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測する
ことができることとなり、熱交換能力の予測ができる。
また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈曲変形するこ
ととなるため、他のコルゲートフィン3,3・・の接合
部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊
も回避することができる。
【0026】請求項11の発明におけるように、請求項
10記載の空気熱交換器の製造方法において、前記変形
促進手段を、前記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され
た凹み部7により構成した場合、ヘッダ1A,1Bの選
ばれた部位に凹み部7を形成するだけで、変形促進手段
を構成することができる。
【0027】請求項12の発明におけるように、請求項
10記載の空気熱交換器の製造方法において、前記変形
促進手段を、前記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され
且つ曲げ加工後に閉塞される切れ目8により構成した場
合、ヘッダ1A,1Bの選ばれた部位に曲げ加工後に閉
塞される切れ目8を形成するだけで、変形促進手段を構
成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0029】第1の実施の形態 図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる空気熱交換器が示されている。
【0030】この空気熱交換器は、既に従来技術の項に
おいて説明したものと同様に、冷媒が導入、導出される
パイプ状の一対の上下ヘッダ1A,1Bと、該上下ヘッ
ダ1A,1Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互
に所定の間隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,
2・・と、これらの偏平伝熱管2,2・・の間に略S字
状に連続して屈曲した状態で介設され、その屈曲面外端
を対応する両隣りの偏平伝熱管2,2・・の偏平伝熱面
に熱伝導可能に熱溶着されたコルゲートフィン3,3・
・とからなっている。符号4,5は外部冷媒配管であ
る。
【0031】前記各偏平伝熱管2は、図2に示すよう
に、その内側幅方向に隔壁2b,2b・・を介して区画
並設された断面方形の複数の冷媒流通穴2a,2a・・
を有する多穴構造となっており、前記ヘッダ1Aあるい
は1Bを介して外部冷媒配管4あるいは5より導入分配
された冷媒を各冷媒流通穴2a,2a・・内の上方から
下方あるいは下方から上方に均等に流し、その偏平面お
よび前記コルゲートフィン3,3・・のフィン面を介し
て可及的に広い伝熱面積で内部の冷媒と外部の空気との
間で効率の良い熱交換を行うようになっている。
【0032】そして、本実施の形態においては、前記コ
ルゲートフィン3,3・・のうちの選ばれたものには、
図2に示すように、前記ヘッダ1A,1Bと直交する方
向の切れ目6がヘッダ1A,1Bの曲げ加工前に予め形
成されている。該切れ目6は、カッターナイフ等でコル
ゲートフィン3に入れられるものであり、図示のように
コルゲートフィン3の全幅に亙って形成してもよいが、
両端部分だけあるいは片方の端部だけに形成してもよ
い。
【0033】上記のように構成した場合、図3に示すよ
うに、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時には、切れ目
6を入れられたコルゲートフィン3′が集中的に座屈変
形を起こし、その他のコルゲートフィン3,3・・が座
屈変形することがなくなる。従って、座屈変形を起こす
コルゲートフィン3′を予測することができることとな
り、熱交換能力の予測ができる。また、特定のコルゲー
トフィン3′に座屈変形が集中的に起こるため、他のコ
ルゲートフィン3,3・・の接合部および偏平伝熱管
2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避することがで
きる。
【0034】第2の実施の形態 図4および図5には、本願発明の第2の実施の形態にか
かる空気熱交換器が示されている。
【0035】この場合、偏平伝熱管2,2・・の間のう
ちの選ばれたもののコルゲートフィン3が、ヘッダ1
A,1Bの曲げ加工前に予め抜かれている。その他の構
成は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省
略する。
【0036】上記のように構成した場合、図5に示すよ
うに、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時には、コルゲ
ートフィン3をなくした部分に曲げによる歪が集中し
て、残されたコルゲートフィン3,3・・が座屈変形す
ることがなくなり、熱交換能力の予測ができる。また、
ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈曲変形することとな
るため、残されたコルゲートフィン3,3・・の接合部
および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も
回避することができる。
【0037】第3の実施の形態 図6および図7には、本願発明の第3の実施の形態にか
かる空気熱交換器が示されている。
【0038】この場合、コルゲートフィン3,3・・の
うちの選ばれたもの(符号3′で示す)のフィンピッチ
1を、他のもの(符号3で示す)のフィンピッチP0
り大きく設定している。その他の構成は、第1の実施の
形態におけると同様なので説明を省略する。
【0039】上記のように構成した場合、図7に示すよ
うに、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、耐力の小
さいフィンピッチP1(他のコルゲートフィン3のフィ
ンピッチP0より大きい)のコルゲートフィン3′部分
に曲げによる歪が集中することとなり、当該コルゲート
フィン3′は座屈変形するが、その他のコルゲートフィ
ン3,3・・は座屈変形することがなくなる。従って、
座屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測すること
ができることとなり、熱交換能力の予測ができる。ま
た、特定のコルゲートフィン3′に座屈変形が集中的に
起こるため、他のコルゲートフィン3,3・・の接合部
および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も
回避することができる。
【0040】第4の実施の形態 図8ないし図10には、本願発明の第4の実施の形態に
かかる空気熱交換器が示されている。
【0041】この場合、ヘッダ1A,1Bにおける所定
位置には、曲げ加工時に変形し易い変形促進手段を構成
する凹み部7,7,7が形成されている。該凹み部7
は、図9に示すように、ヘッダ1A,1Bにおいて曲げ
加工後に内周側となる位置を三角形形状に凹ませて形成
される。その他の構成は、第1の実施の形態におけると
同様なので説明を省略する。
【0042】上記のように構成した場合、図10に示す
ように、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、変形促
進手段である凹み部7,7,7が形成されている部分に
曲げによる歪が集中することとなり、当該凹み部7,
7,7に対応するコルゲートフィン3′,3′,3′が
座屈変形し、その他のコルゲートフィン3,3・・が座
屈変形することがなくなる。従って、座屈変形を起こす
コルゲートフィン3′を予測することができることとな
り、熱交換能力の予測ができる。また、ヘッダ1A,1
Bの特定の部分が屈曲変形することとなるため、他のコ
ルゲートフィン3,3・・の接合部および偏平伝熱管
2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避することがで
きる。
【0043】第5の実施の形態 図11および図12には、本願発明の第5の実施の形態
にかかる空気熱交換器が示されている。
【0044】この場合、ヘッダ1A,1Bにおける所定
位置には、曲げ加工時に変形し易い変形促進手段を構成
する切れ目8,8,8が形成されている。該切れ目8
は、ヘッダ1A,1Bにおいて曲げ加工後に内周側とな
る位置を部分的に切除して形成される。なお、該切れ目
8は、ヘッダ1A,1Bの曲げ加工後に溶接等により閉
塞される。その他の構成は、第1の実施の形態における
と同様なので説明を省略する。
【0045】上記のように構成した場合、図12に示す
ように、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、変形促
進手段である切れ目8,8,8が形成されている部分に
曲げによる歪が集中することとなり、当該凹み部8,
8,8に対応するコルゲートフィン3′,3′,3′が
座屈変形し、その他のコルゲートフィン3,3・・が座
屈変形することがなくなる。従って、座屈変形を起こす
コルゲートフィン3′を予測することができることとな
り、熱交換能力の予測ができる。また、ヘッダ1A,1
Bの特定の部分が屈曲変形することとなるため、他のコ
ルゲートフィン3,3・・の接合部および偏平伝熱管
2,2・・の接合ロウ付け部の破壊も回避することがで
きる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、冷媒が導入、
導出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,
1Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の
間隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・
と、これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に
介設されたコルゲートフィン3,3・・とからなり、前
記ヘッダ1A,1Bを曲げ加工してなる空気熱交換器に
おいて、前記コルゲートフィン3,3・・のうちの選ば
れたものに、前記ヘッダ1A,1Bと直交する方向の切
れ目6を形成して、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時
に、切れ目6を入れられたコルゲートフィン3′が集中
的に座屈変形を起こし、その他のコルゲートフィン3,
3・・が座屈変形することがなくなるようにしたので、
座屈変形を起こすコルゲートフィン3′を予測すること
ができることとなり、熱交換能力の予測ができるという
効果がある。
【0047】また、特定のコルゲートフィン3′に座屈
変形が集中的に起こるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0048】請求項2の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなり、前記ヘ
ッダ1A,1Bを曲げ加工してなる空気熱交換器におい
て、前記偏平伝熱管2,2・・の間のうちの選ばれたも
ののコルゲートフィン3を除去して、ヘッダ1A,1B
を曲げ加工した時に、コルゲートフィン3を除去した部
分に曲げによる歪が集中するようにし、残されたコルゲ
ートフィン3,3・・が座屈変形することがなくなるよ
うにしたので、熱交換能力の予測ができるという効果が
ある。
【0049】また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈
曲変形することとなるため、残されたコルゲートフィン
3,3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合
ロウ付け部の破壊も回避することができるという効果も
ある。
【0050】請求項3の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなり、前記ヘ
ッダ1A,1Bを曲げ加工してなる空気熱交換器におい
て、前記コルゲートフィン3,3・・のうちの選ばれた
もののフィンピッチP1を、他のものより大きく設定し
て、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、耐力の小さ
いフィンピッチP1のコルゲートフィン3′部分に曲げ
による歪が集中するようにし、フィンピッチP1のコル
ゲートフィン3′は座屈変形するが、その他のコルゲー
トフィン3,3・・は座屈変形することがなくなるよう
にしたので、座屈変形を起こすコルゲートフィン3′を
予測することができることとなり、熱交換能力の予測が
できるという効果がある。
【0051】また、特定のコルゲートフィン3′に座屈
変形が集中的に起こるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0052】請求項4の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなり、前記ヘ
ッダ1A,1Bを曲げ加工してなる空気熱交換器におい
て、前記ヘッダ1A,1Bにおける所定位置に、曲げ加
工時に変形し易い変形促進手段を形成して、ヘッダ1
A,1Bを曲げ加工した時に、変形促進手段が形成され
ている部分に曲げによる歪が集中し、当該変形促進手段
に対応するコルゲートフィン3′,3′,3′が座屈変
形し、その他のコルゲートフィン3,3・・が座屈変形
することがなくなるようにしたので、座屈変形を起こす
コルゲートフィン3′を予測することができることとな
り、熱交換能力の予測ができるという効果がある。
【0053】また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈
曲変形することとなるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0054】請求項5の発明におけるように、請求項4
記載の空気熱交換器において、前記変形促進手段を、前
記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成された凹み部7によ
り構成した場合、ヘッダ1A,1Bの選ばれた部位に凹
み部7を形成するだけで、変形促進手段を構成すること
ができる。
【0055】請求項6の発明におけるように、請求項4
記載の空気熱交換器において、前記変形促進手段を、前
記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され且つ曲げ加工後
に閉塞される切れ目8により構成した場合、ヘッダ1
A,1Bの選ばれた部位に曲げ加工後に閉塞される切れ
目8を形成するだけで、変形促進手段を構成することが
できる。
【0056】請求項7の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなる空気熱交
換器を、前記ヘッダ1A,1Bを曲げ加工することによ
り湾曲形状とするに当たって、前記コルゲートフィン
3,3・・のうちの選ばれたものに、前記ヘッダ1A,
1Bと直交する方向の切れ目6を前記ヘッダ1A,1B
の曲げ加工前に予め形成しておくようにして、ヘッダ1
A,1Bを曲げ加工した時に、予め切れ目6を入れられ
たコルゲートフィン3′が集中的に座屈変形を起こし、
その他のコルゲートフィン3,3・・が座屈変形するこ
とがなくなるようにしたので、座屈変形を起こすコルゲ
ートフィン3′を予測することができることとなり、熱
交換能力の予測ができるという効果がある。
【0057】また、特定のコルゲートフィン3′に座屈
変形が集中的に起こるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができる効果もある。
【0058】請求項8の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなる空気熱交
換器を、前記ヘッダ1A,1Bを曲げ加工することによ
り湾曲形状とするに当たって、前記偏平伝熱管2,2・
・の間のうちの選ばれたもののコルゲートフィン3を、
前記ヘッダ1A,1Bの曲げ加工前に予め抜いておくよ
うにして、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、予め
コルゲートフィン3を抜いておいた部分に曲げによる歪
が集中し、その他のコルゲートフィン3,3・・が座屈
変形することがなくなるようにしたので、熱交換能力の
予測ができるという効果がある。
【0059】また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈
曲変形することとなるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0060】請求項9の発明によれば、冷媒が導入、導
出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,1
Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間
隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・と、
これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に介設
されたコルゲートフィン3,3・・とからなる空気熱交
換器を、前記ヘッダ1A,1Bを曲げ加工することによ
り湾曲形状とするに当たって、前記コルゲートフィン
3,3・・のうちの選ばれたもののフィンピッチP
1を、他のものより大きく設定しておくようにして、ヘ
ッダ1A,1Bを曲げ加工した時に、耐力の小さいフィ
ンピッチP1のコルゲートフィン3′部分に曲げによる
歪が集中し、フィンピッチP1のコルゲートフィン3′
は座屈変形するが、その他のコルゲートフィン3,3・
・は座屈変形することがなくなるようにしたので、座屈
変形を起こすコルゲートフィン3′を予測することがで
きることとなり、熱交換能力の予測ができるという効果
がある。
【0061】また、特定のコルゲートフィン3′に座屈
変形が集中的に起こるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0062】請求項10の発明によれば、冷媒が導入、
導出される一対のヘッダ1A,1Bと、該ヘッダ1A,
1Bの間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の
間隔を保って並設された多数の偏平伝熱管2,2・・
と、これらの偏平伝熱管2,2・・の間に熱伝導可能に
介設されたコルゲートフィン3,3・・とからなる空気
熱交換器を、前記ヘッダ1A,1Bを曲げ加工すること
により湾曲形状とするに当たって、前記ヘッダ1A,1
Bにおける所定位置に、曲げ加工時に変形し易い変形促
進手段を前記ヘッダ1A,1Bの曲げ加工前に予め形成
しておくようにして、ヘッダ1A,1Bを曲げ加工した
時に、予め変形促進手段が形成されている部分に曲げに
よる歪が集中し、当該変形促進手段に対応するコルゲー
トフィン3′,3′,3′が座屈変形し、その他のコル
ゲートフィン3,3・・が座屈変形することがなくなる
ようにしたので、座屈変形を起こすコルゲートフィン
3′を予測することができることとなり、熱交換能力の
予測ができるという効果がある。
【0063】また、ヘッダ1A,1Bの特定の部分が屈
曲変形することとなるため、他のコルゲートフィン3,
3・・の接合部および偏平伝熱管2,2・・の接合ロウ
付け部の破壊も回避することができるという効果もあ
る。
【0064】請求項11の発明におけるように、請求項
10記載の空気熱交換器の製造方法において、前記変形
促進手段を、前記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され
た凹み部7により構成した場合、ヘッダ1A,1Bの選
ばれた部位に凹み部7を形成するだけで、変形促進手段
を構成することができる。
【0065】請求項12の発明におけるように、請求項
10記載の空気熱交換器の製造方法において、前記変形
促進手段を、前記ヘッダ1A,1Bの内周側に形成され
且つ曲げ加工後に閉塞される切れ目8により構成した場
合、ヘッダ1A,1Bの選ばれた部位に曲げ加工後に閉
塞される切れ目8を形成するだけで、変形促進手段を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工前の状態を示す正面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気熱交
換器の要部の構成を示す一部切欠斜視図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工後の状態を示す正面図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工前の状態を示す正面図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工後の状態を示す正面図である。
【図6】本願発明の第3の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工前の状態を示す正面図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工後の状態を示す正面図である。
【図8】本願発明の第4の実施の形態にかかる空気熱交
換器の曲げ加工前の状態を示す正面図である。
【図9】本願発明の第4の実施の形態にかかる空気熱交
換器における変形促進手段である凹み部の拡大平面図で
ある。
【図10】本願発明の第4の実施の形態にかかる空気熱
交換器の曲げ加工後の状態を示す正面図である。
【図11】本願発明の第5の実施の形態にかかる空気熱
交換器の曲げ加工前の状態を示す正面図である。
【図12】本願発明の第5の実施の形態にかかる空気熱
交換器の曲げ加工後の状態を示す正面図である。
【図13】従来公知の空気熱交換器の曲げ加工前の状態
を示す正面図である。
【図14】従来公知の空気熱交換器の曲げ加工後の状態
を示す正面図である。
【図15】従来公知の空気熱交換器の曲げ加工後におけ
るヘッダと偏平伝熱管との接合部を示す拡大図である。
【図16】従来公知の空気熱交換器の曲げ加工後におけ
る偏平伝熱管とコルゲートフィンとの接合部を示す拡大
図である。
【符号の説明】
1A,1Bはヘッダ、2は偏平伝熱管、3,3′はコル
ゲートフィン、6は切れ目、7は変形促進手段(凹み
部)、8は変形促進手段(切れ目)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 豊 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなり、前記ヘッダ(1A),(1B)を曲げ加
    工してなる空気熱交換器であって、前記コルゲートフィ
    ン(3),(3)・・のうちの選ばれたものには、前記
    ヘッダ(1A),(1B)と直交する方向の切れ目
    (6)を形成したことを特徴とする空気熱交換器。
  2. 【請求項2】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなり、前記ヘッダ(1A),(1B)を曲げ加
    工してなる空気熱交換器であって、前記偏平伝熱管
    (2),(2)・・の間のうちの選ばれたもののコルゲ
    ートフィン(3),(3)・・を除去したことを特徴と
    する空気熱交換器。
  3. 【請求項3】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなり、前記ヘッダ(1A),(1B)を曲げ加
    工してなる空気熱交換器であって、前記コルゲートフィ
    ン(3),(3)・・のうちの選ばれたもののフィンピ
    ッチ(P1)を、他のものより大きく設定したことを特
    徴とする空気熱交換器。
  4. 【請求項4】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなり、前記ヘッダ(1A),(1B)を曲げ加
    工してなる空気熱交換器であって、前記ヘッダ(1
    A),(1B)における所定位置には、曲げ加工時に変
    形し易い変形促進手段を形成したことを特徴とする空気
    熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記変形促進手段を、前記ヘッダ(1
    A),(1B)の内周側に形成された凹み部(7)によ
    り構成したことを特徴とする前記請求項4記載の空気熱
    交換器。
  6. 【請求項6】 前記変形促進手段を、前記ヘッダ(1
    A),(1B)の内周側に形成され且つ曲げ加工後に閉
    塞される切れ目(8)により構成したことを特徴とする
    前記請求項4記載の空気熱交換器。
  7. 【請求項7】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ(1A),
    (1B)を曲げ加工することにより湾曲形状とするに当
    たって、前記コルゲートフィン(3),(3)・・のう
    ちの選ばれたものには、前記ヘッダ(1A),(1B)
    と直交する方向の切れ目(6)を前記ヘッダ(1A),
    (1B)の曲げ加工前に予め形成しておくことを特徴と
    する空気熱交換器の製造方法。
  8. 【請求項8】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ(1A),
    (1B)を曲げ加工することにより湾曲形状とするに当
    たって、前記偏平伝熱管(2),(2)・・の間のうち
    の選ばれたもののコルゲートフィン(3),(3)・・
    を、前記ヘッダ(1A),(1B)の曲げ加工前に予め
    抜いておくことを特徴とする空気熱交換器の製造方法。
  9. 【請求項9】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ(1A),
    (1B)を曲げ加工することにより湾曲形状とするに当
    たって、前記コルゲートフィン(3),(3)・・のう
    ちの選ばれたもののフィンピッチ(P1)を、他のもの
    より大きく設定しておくことを特徴とする空気熱交換器
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 冷媒が導入、導出される一対のヘッダ
    (1A),(1B)と、該ヘッダ(1A),(1B)の
    間に連通状態で且つその長手方向に相互に所定の間隔を
    保って並設された多数の偏平伝熱管(2),(2)・・
    と、これらの偏平伝熱管(2),(2)・・の間に熱伝
    導可能に介設されたコルゲートフィン(3),(3)・
    ・とからなる空気熱交換器を、前記ヘッダ(1A),
    (1B)を曲げ加工することにより湾曲形状とするに当
    たって、前記ヘッダ(1A),(1B)における所定位
    置には、曲げ加工時に変形し易い変形促進手段を前記ヘ
    ッダ(1A),(1B)の曲げ加工前に予め形成してお
    くことを特徴とする空気熱交換器の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記変形促進手段を、前記ヘッダ(1
    A),(1B)の内周側に形成された凹み部(7)によ
    り構成したことを特徴とする前記請求項10記載の空気
    熱交換器の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記変形促進手段を、前記ヘッダ(1
    A),(1B)の内周側に形成され且つ曲げ加工後に閉
    塞される切れ目(8)により構成したことを特徴とする
    前記請求項10記載の空気熱交換器の製造方法。
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