JP2002240543A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002240543A JP2001043620A JP2001043620A JP2002240543A JP 2002240543 A JP2002240543 A JP 2002240543A JP 2001043620 A JP2001043620 A JP 2001043620A JP 2001043620 A JP2001043620 A JP 2001043620A JP 2002240543 A JP2002240543 A JP 2002240543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化や通気抵抗の悪化を防止しつ
つ、除湿水の再蒸発を低減することができる車両用空調
装置の提供。 【解決手段】 吸入空気を冷却するエバポレータ7と吸
入空気を加熱するヒータコア8との間に、エアミックス
ドア9を配設する。エバポレータ7からの飛散除湿水W
はエアミックスドア9に遮蔽され、ヒータコア8に達す
ることがない。そのため、ヒータコア8に飛散除湿水W
が付着して再蒸発されるのを防止することができる。ま
た、冷却空気出口7aの向きが水平よりも下方となるよ
うにエバポレータ7を傾けて配設し、エアミックスドア
9を排水経路である底部11a方向に下り傾斜としたの
で、冷却空気出口7aから落下した除湿水Wやエアミッ
クスドア9を流れ落ちた除湿水Wは、排水口11bによ
り装置外へ排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に搭載さ
れる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置においては、装置内に取
り入れた吸入空気を冷却する冷却器と、冷却された空気
を加熱する加熱器と、加熱器に導く空気量の割合を調整
する調整手段とを備えている。そして、この調整手段で
空気量の割合を変更して、空調装置から車室内に吹き出
される空調風の温度を調節するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吸入空気が冷却された
際に除湿水が冷却器に結露し、その水滴が冷却空気によ
り吹き飛ばされて加熱器に達することがある。その結
果、加熱器の加熱能力の低下が生じたり、水滴の加熱蒸
発により送風空気が加湿されて車室窓の曇りが生じたり
するという問題があった。従来、このような課題に対し
ては、飛散水滴が加熱器に達しないように冷却器と加熱
器との間の距離を長くしたり(図2参照)、冷却器と加
熱器との間の送風空間に水滴防止用遮蔽板を設ける等し
ていた(図3参照)。
【0004】しかしながら、冷却器と加熱器との間の距
離を長くすると装置自体が大型化するという欠点があ
る。また、冷却器と加熱器との間の送風空間に遮蔽板を
追加設置すると、送風抵抗が大きくなって空調装置の通
気抵抗が悪化するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、装置の大型化や通気抵抗
の悪化を抑えつつ、除湿水の再蒸発を低減することがで
きる車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1に対応付けて説明する。 (1)請求項1の発明は、吸入された空気を冷却する冷
却器7と、吸入された空気を加熱する加熱器8と、最大
暖房状態(a)と最大冷房状態(b)との間で移動して、
冷却器7からの冷却空気および加熱器8からの加熱空気
のそれぞれの風量を調節して空調空気の温度を調整する
温度調節ドア9とを備える車両用空調装置に適用され、
冷却器7および温度調節ドア9の下方に配設され、冷却
により生じた除湿水Wを装置外へと排出する排水経路1
1a,11bを設け、温度調節ドア9は、最大暖房状態
(a)から最大冷房状態(b)までのいずれの状態でも冷
却器7から加熱器8へと飛散する除湿水Wを遮蔽するこ
とにより上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、吸入された空気を冷却する冷
却器7と、吸入された空気を加熱する加熱器8と、最大
暖房状態(a)と最大冷房状態(b)との間で移動して、
冷却器7からの冷却空気および加熱器8からの加熱空気
のそれぞれの風量を調節して空調空気の温度を調整する
温度調節ドア9とを備える車両用空調装置に適用され、
冷却器7および温度調節ドア9の下方に配設され、冷却
により生じた除湿水Wを装置外へと排出する排水経路1
1a,11bを設け、温度調節ドア9は、冷却器7と加
熱器8との間に、最大暖房状態(a)から最大冷房状態
(b)までのいずれの状態でも冷却器7へ向いた面が排
水経路11a,11b方向に下り傾斜となるように配設
され、最大暖房状態(a)から最大冷房状態(b)までの
いずれの状態でも冷却器7から加熱器8へと飛散する除
湿水Wを遮蔽することにより上述の目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記
載の車両用空調装置において、温度調節ドア9の少なく
とも加熱器8に対向する部分を断熱材9cで形成したも
のである。
【0007】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態
の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態
に限定されるものではない。
【0008】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、冷却器
から飛散する除湿水は温度調節ドアにより遮蔽されるた
め、装置の大型化や通気抵抗の悪化を抑えつつ除湿水の
再蒸発を低減することができる。また、温度調節ドアが
遮蔽部材を兼ねているため、部品点数の増加が抑えられ
コストアップを抑制できる。さらに、冷却器に付着した
除湿水は排水経路に落下し、排水経路により確実に装置
外に排出されるので、装置内に除湿水が滞留することが
無い。 (2)請求項2の発明によれば、請求項1ど同様の効果
が得られるとともに、温度調節ドアに付着した除湿水も
排水経路へと流れ落ちるので、排水経路により確実に装
置外に排出される。 (3)請求項3の発明によれば、請求項1および請求項
3と同様の効果が得られるとともに、温度調節ドアの少
なくとも加熱器に対向する部分を断熱材で形成したの
で、加熱器の熱に起因する温度調節ドアの冷却器側の温
度上昇を抑えることができ、温度調節ドアに飛散した除
湿水の再蒸発を低減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明による車両用空調装置の第1の実施の形態
を説明する図であり、車両用空調装置の要部の概略構成
を示す図である。2は車外の空気を空調装置1に取り入
れるための外気吸入口であり、3は車室内の空気を空調
装置1内に取り入れるための内気吸入口である。これら
の空気はブロアファン4が作動することにより空調装置
1内に取り入れられる。インテークドア5は、空調装置
1に取り入れられる外気と内気との割合を調節するため
のものであり、その割合はインテークドア5の傾きを変
えることによって調整される。
【0010】空調ユニット6には、吸入空気を冷却する
エバポレータ7、エバポレータ7からの冷却空気の一部
を加熱するヒータコア8、およびヒータコア8で加熱さ
れる冷却空気の割合を調整するためのエアミックスドア
9等が設けられている。エバポレータ7は、冷却空気が
図の右斜め下方向に吹き出されるように傾けて配設され
ている。エアミックスドア9は、可動部9aおよび固定
部9bを備えている。可動部9aのヒータコア8に対向
する面には、断熱部材9cが設けられている。11は空
調ユニット6のケースであり、ケース11の底面部11
aは左下がりに傾斜しており、ケース11の下部左隅に
は排水口11bが形成されている。すなわち、底部11
aおよび排水口11bにより排水経路が構成される。
【0011】可動部9aは、軸部9dを回転軸として固
定部9bに対して回転可能に設けられている。不図示の
駆動装置を駆動することにより、可動部9aを最大暖房
状態である位置(a)と最大冷房状態である位置(b)と
の間の任意の位置に回転移動させることができる。ヒー
タコア8は加熱空気出口の図示左側が低くなるように配
設されているため、可動部9aがヒータコア8の出口に
ほぼ密着する位置(b)となっても、可動部9aは左下
がりで傾斜している。固定部9bはヒータコア8による
温度上昇が小さくなるように、断熱材で形成されたり、
固定部9bとヒータコア8との間に微小な隙間が形成さ
れたりする。
【0012】図1からも分かるように、ヒータコア8は
エバポレータ7側から見て可動部9aおよび固定部9b
の背後に配設されており、ヒータコア8からはエバポレ
ータ7を直視することは全くできない。このような状況
は、可動部9aが位置(a)と位置(b)との間で可動さ
れても、全く変わらない。なお、図1では空調ユニット
6の一部のみが図示されており、空調装置のベント吹き
出し口から吹き出される風量を調節するベントドアや、
フット吹き出し口から吹き出される風量を調節するフッ
トドア等は、図示を省略した。
【0013】ブロアファン4により外気および/または
内気が装置1内に吸入され、その吸入空気はエバポレー
タ7を介して空調ユニット6のケース11内に導入され
る。吸入空気はエバポレータ7を通過する間に冷却さ
れ、一部はさらにヒータコア8を通過し、残りはエバポ
レータ7と可動部9aとの間を抜けて空調装置の下流方
向に送られる。
【0014】一方、ヒータコア8側に送られた冷却空気
は、ヒータコア8により加熱される。その加熱空気は可
動部9aとヒータコア8との間を抜けて、エバポレータ
7と可動部9aとの間を抜けた冷却空気と混合される。
その結果、所望温度の空調空気がケース11の下流側に
設けられた車室内吹き出し口(不図示)に送られる。
【0015】ヒータコア8で加熱される冷却空気とエバ
ポレータ7と可動部9aとの間を抜ける冷却空気との割
合は、可動部9aの位置(開度)を変えることによって
変更することができる。すなわち、可動部9aの位置を
変えて冷却空気と加熱空気との割合を変更することによ
り、所望の設定温度となるように空調空気の温度調整が
行われる。例えば、可動部9aを位置(a)方向に移動
すると加熱空気の割合が増えて空調空気の温度が上昇
し、逆に、可動部9aを位置(b)方向に移動すると空
調空気の温度が低下する。
【0016】ところで、吸入空気がエバポレータ7によ
り冷却されると、吸入空気に含まれている水蒸気の一部
が凝縮されて除湿水Wが生じる。この除湿水Wはエバポ
レータ7から斜め右下方向に吹き出される冷却空気によ
り吹き飛ばされ、右斜め下方向に、すなわちエアミック
スドア9方向やケース11の底部方向に飛散する。
【0017】しかし、ヒータコア8は可動部9aおよび
固定部9bにより遮蔽されて、エバポレータ7を直視で
きない位置に配設されているので、飛散した除湿水Wは
ヒータコア8に達することができない。そのため、飛散
した除湿水Wがヒータコア8に接触して再蒸発するのを
防止することができる。また、可動部9aのヒータコア
側には断熱材9cが設けられ、固定部9bは断熱材で形
成されているので、可動部9aのエバポレータ側および
固定部9bはヒータコア8の影響による温度上昇が抑え
られ、エアミックスドア9に付着した除湿水Wが蒸発す
るのを低減することができる。
【0018】可動部9aは位置(a)〜位置(b)の間の
いずれの位置でも左下がりに傾斜しており、また、固定
部9bの面はほぼ垂直となっているので、エアミックス
ドア9に付着した除湿水Wは重力によりケース11の底
部11a上に落下する。底部11aは左下がりで傾斜し
ているため、エアミックスドア9から落下した除湿水W
や、底部11aに飛散した除湿水Wは、底部11a上を
左側に流れ落ちて排水口11bから装置外へと排出さ
れ、さらに車室外へ排出される。
【0019】また、ブロアファン4による送風を停止し
た場合には、エバポレータ7の表面に凝縮した除湿水W
が重力により落下する。本実施の形態では、エバポレー
タ7は冷却空気が右斜め下方向に吹き出されるように傾
けて配設されているので、エバポレータ7に付着してい
る除湿水Wはケース11の底部11aに落下して、排水
口11bから装置外へと排出される。
【0020】図2〜図4は本発明の課題を解決するよう
にした車両用空調装置の他の例を示す図であり、それぞ
れ空調ユニットを示したものである。図2の空調装置で
は空調ユニット26内のエバポレータ7とヒータコア8
との距離を大きくして、飛散除湿水Wがヒータコア8に
達しないようにしたものである。そのため、装置自体が
大型化する。なお、除湿水Wはケース21の底部21a
に飛散し、底部21aを排水口21b方向に流れ落ち
て、排水口21bから装置外へ排水される。29はエア
ミックスドアである。
【0021】図3に示す装置では、エバポレータ7とヒ
ータコア8との距離を大きくする代わりに、空調ユニッ
ト36内のエバポレータ7とヒータコア8との間に遮蔽
板30を設けている。飛散した除湿水Wは遮蔽板30に
付着し、排水口31bから装置外へ排水される。しか
し、この装置では、エバポレータ7とヒータコア8との
間の送風通路に遮蔽板30を設けているため、ケース2
1内の通風抵抗が悪化する。また、エアミックスドア2
9が最大暖房状態(a)になった場合には、水滴が遮蔽
板30の上端を越えてヒータコア8に達するおそれがあ
る。
【0022】図4に示す装置では、空調ユニット46の
ケース41内の鉛直上下方向に、下からエバポレータ
7,ヒータコア8の順に配設し、図4(a)のように下
方から上方に向けて吸入空気を導入するような構成とな
っている。そのため、ヒータコア8に達する飛散除湿水
Wが低減される。エバポレータ7は排水口41b方向に
傾けて配設されているので、エバポレータ7を伝って流
れ落ちた除湿水Wは、排水口41bから装置外へ排出さ
れる。しかし、図4(b)に示すような送風停止時に
は、エバポレータ7下方からの送風圧力が無くなるた
め、除湿水Wの大半は重力によってエバポレータ7内を
落下し、排水経路以外の場所に滴下する。その結果、正
常な排水が行えない。
【0023】一方、上述した第1の実施の形態では、除
湿水Wはヒータコア8に達することが無く、ヒータコア
8の熱による除湿水Wの再蒸発を非常に低減することが
できる。また、エバポレータ7の冷却空気出口7aの向
きが水平よりも下方となるようにエバポレータ7を傾け
て配設したので、エバポレータ7から滴下した除湿水W
は排水経路(底部11aおよび排水口11b)に落下し
て、装置外に適切に排出される。なお、エバポレータ7
の冷却空気出口7aの向きが水平であっても、同様の効
果が得られる。
【0024】さらに、エアミックスドア9が飛散除湿水
Wの遮蔽手段も兼ねているため、通風抵抗の悪化を招く
ことがなく、かつ、部品点数の増加によるコストアップ
を抑制することができる。
【0025】−第2の実施の形態− 図5は本発明による車両用空調装置の第2の実施の形態
を示す図であり、図1と同様に空調ユニット6の一部の
概略構成を示す図である。図1と同一の部分には同一符
号を付し、以下では異なる部分を中心に説明する。な
お、図5では、外気導入口2,内気導入口3およびイン
テークドア5の図示を省略した。
【0026】図5に示す空調装置50では、ヒータコア
8はケース11の底部11a側に固設されており、ダク
ト18を介してブロアファン4からの吸入空気が独立に
導入されている。19はエアミックスドアであり、底面
11aに設けられた軸19dを回転軸として位置(a)
と位置(b)との間を回動可能に構成されている。エア
ミックスドア19の場合も、ヒータコア8に対向する側
に断熱材19cが設けられている。エバポレータ7の配
置は上述した第1の実施の形態と同様である。ヒータコ
ア3はエアミックスドア19に遮られ、ヒータコア8側
からエバポレータ7を直視することができない配置とな
っている。
【0027】エバポレータ7側に送風された吸入空気は
エバポレータ7により冷却され、その冷却空気はエバポ
レータ7とエアミックスドア19との間を抜けてシステ
ム下流側に送られる。一方、ヒータコア8に導入された
吸入空気はヒータコア8により加熱され、その加熱空気
はエアミックスドア19とヒータコア8との間を抜け
て、エバポレータ7により冷却された冷却空気と混合さ
れる。その結果、所望温度の空調空気が形成されて、そ
の空調空気はシステム下流側に設けられた車室内吹き出
し口(不図示)に送られる。
【0028】エバポレータ7からの冷却風は右斜め下方
のエアミックスドア19の方向に送風されるため、冷却
空気により吹き飛ばされた飛散除湿水Wはエアミックス
ドア19に遮られて、ヒータコア8側に達することが無
い。エアミックスドア19はヒータコア8の熱影響を受
けるが、エアミックスドア19のヒータコア側には断熱
材18aが設けられているため、エアミックスドア19
のエバポレータ側の温度上昇を低く抑えることができ
る。その結果、エアミックスドア19のエバポレータ側
に付着した除湿水Wの再蒸発を低減することができ、除
湿水Wはエアミックスドア1に沿って排水口側に流れ落
ち、排水口11bから装置外へ排水される。
【0029】その結果、上述した第2の実施の形態にお
いても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。さらに、第2の実施の形態では、第1の実施の形
態と異なり、吸入空気をエバポレータ7およびヒータコ
ア8のそれぞれに独立して導入する構成としているた
め、第1の実施の形態と比較して吸入空気の吸込面積が
大きくなり、システム全体の通気抵抗の低減を図ること
ができる。そのため、静圧特性の小さなブロアファンを
システム下流側に設ける構成の空調装置に適している。
【0030】上述した実施の形態では、可動部9aおよ
びエアミックスドア19のヒータコア側のみを断熱材料
としたが、エアミックスドア9,19全体を断熱材で形
成するようにしても良い。
【0031】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、エバポレータ7は冷却器を、
ヒータコア8は加熱器を、エアミックスドア9は温度調
節ドアを、底部11aおよび排水口11bは排水経路を
それぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用空調装置の第1の実施の形
態を説明する図であり、車両用空調装置の要部の概略構
成を示す図である。
【図2】本発明の課題を解決するようにした車両用空調
装置の他の例を示す図であり、その第1の例を示す。
【図3】本発明の課題を解決するようにした車両用空調
装置の他の例を示す図であり、その第2の例を示す。
【図4】本発明の課題を解決するようにした車両用空調
装置の他の例を示す図であり、その第3の例を示したも
ので、(a)は送風時を示し、(b)は送風停止時を示
す。
【図5】本発明による車両用空調装置の第2の実施の形
態を説明する図である。
【符号の説明】
1,50 車両用空調装置 4 ブロアファン 6,26,36,46 空調ユニット 7 エバポレータ 8 ヒータコア 9,19,29 エアミックスドア 9a 可動部 9b 固定部 9c,19c 断熱部材 11,21,41 ケース 11a,21a 底部 11b,21b,41b 排水口 W 除湿水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入された空気を冷却する冷却器と、吸
    入された空気を加熱する加熱器と、最大暖房状態と最大
    冷房状態との間で移動して、前記冷却器からの冷却空気
    および前記加熱器からの加熱空気のそれぞれの風量を調
    節して空調空気の温度を調整する温度調節ドアとを備え
    る車両用空調装置において、 前記冷却器および前記温度調節ドアの下方に配設され、
    冷却により生じた除湿水を装置外へと排出する排水経路
    を設け、 前記温度調節ドアは、前記最大暖房状態から前記最大冷
    房状態までのいずれの状態でも前記冷却器から前記加熱
    器へと飛散する前記除湿水を遮蔽することを特徴とする
    車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 吸入された空気を冷却する冷却器と、吸
    入された空気を加熱する加熱器と、最大暖房状態と最大
    冷房状態との間で移動して、前記冷却器からの冷却空気
    および前記加熱器からの加熱空気のそれぞれの風量を調
    節して空調空気の温度を調整する温度調節ドアとを備え
    る車両用空調装置において、 前記冷却器および前記温度調節ドアの鉛直下方に配設さ
    れ、冷却により生じた除湿水を装置外へと排出する排水
    経路を設け、 前記温度調節ドアは、前記冷却器と前記加熱器との間
    に、前記最大暖房状態から前記最大冷房状態までのいず
    れの状態でも前記冷却器へ向いた面が前記排水経路方向
    に下り傾斜となるように配設され、前記最大暖房状態か
    ら前記最大冷房状態までのいずれの状態でも前記冷却器
    から前記加熱器へと飛散する前記除湿水を遮蔽すること
    を特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    空調装置において、 前記温度調節ドアの少なくとも前記加熱器に対向する部
    分を断熱材で形成したことを特徴とする車両用空調装
    置。
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