JP2002237195A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002237195A
JP2002237195A JP2001034964A JP2001034964A JP2002237195A JP 2002237195 A JP2002237195 A JP 2002237195A JP 2001034964 A JP2001034964 A JP 2001034964A JP 2001034964 A JP2001034964 A JP 2001034964A JP 2002237195 A JP2002237195 A JP 2002237195A
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和彦 ▲高▼見
Kazuhiko Takami
Yoshito Nakaoka
義人 中岡
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1006Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
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    • G11CSTATIC STORES
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/002Isolation gates, i.e. gates coupling bit lines to the sense amplifier

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  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラー化されたデータの信頼性を改善し、か
つミラーデータのエラーを訂正する機能を実現する。 【解決手段】 複数の第1のデータ線(PH0−PH
m)に読出された複数のメモリセル(MC0−MCm)
のデータを、合成/再書込回路(1)により、合成して
第2のデータ線DPに伝達し、かつこの合成データを、
再び、第1のデータ線に書戻す。合成/再書込回路
(1)は、合成時、加算処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、データアクセス時複数ビットメモリセルを
擬似的に1ビットのメモリセルとして取扱うミラー化機
能を備える半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の半導体記憶装置の1ビ
ットのデータに対応する部分の構成を概略的に示す図で
ある。図11において、半導体記憶装置は、それぞれが
行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモリサ
ブアレイMSA0−MSAnと、メモリサブアレイMS
A0−MSAnそれぞれに対応して設けられ、対応のメ
モリサブアレイの行を選択するロウデコーダRD0−R
Dnと、メモリサブアレイMSA0−MSAnに共通に
設けられ、メモリサブアレイMSA0−MSAnからそ
れぞれ列を選択するコラムデコーダCDと、メモリサブ
アレイMSA0−MSAnにそれぞれに対応して設けら
れ、コラムデコーダCDにより選択された対応のメモリ
サブアレイ内の列と結合される内部IO線対IOP0−
IOPnと、内部IO線対IOP0−IOPnそれぞれ
に対応して設けられ、択一的に活性化されて対応の内部
IO線対IOP0−IOPnのデータを増幅して内部デ
ータ線対DBPに伝達するプリアンプPAM0−PAM
nと、内部データ線対DBP上のデータを増幅して外部
へ出力するメインアンプMAPを含む。
【0003】この図11に示すメモリアレイMAは、1
つのIOブロックを構成し、1ビットのデータを外部と
の間で入出力する。
【0004】プリアンプPAM0−PAMnは、メモリ
サブアレイを特定するアドレスビットに従って選択的に
活性化される。内部IO線対IOP0−IOPnおよび
内部データ線対DBPは、それぞれ、1ビットのデータ
を転送する。
【0005】図12は、図11に示すメモリサブアレイ
MSA0−MSAnの構成を概略的に示す図である。こ
れらのメモリサブアレイMSA0−MSAnは同一構成
を有するため、図12においては、1つのメモリサブア
レイMSAi(i=0−n)の構成を代表的に示す。
【0006】図12において、メモリサブアレイMSA
iは、行列状に配列される複数のメモリセルMCと、メ
モリセルMCの各列に対応して配置されるビット線対B
LP(BLP0−BLP3)と、メモリセルMCの各行
に対応して配置されるワード線WL(WL0−WLm)
と、ビット線対BLPに対応して設けられ、各々がセン
ス駆動線S2PおよびS2N上の信号に応答して活性化
されるセンスリフレッシュアンプSA(SA0−SA
3)と、センスアンプ活性化信号ZSOPおよびSON
に従ってセンス駆動線S2PおよびS2Nを駆動するセ
ンスアンプドライバSADと、ビット線対BLP(BL
P0−BLP3)それぞれ対応して設けられ、列選択信
号CSL(CSL0−CSL3)に応答して対応のビッ
ト線対を内部IO線対IOPに接続する列選択ゲートC
G(CG0−CG3)を含む。
【0007】ここで、メモリサブアレイMSAiにおい
ては、複数列のメモリセルが配置されるが、図12にお
いては、4列に配置されるメモリセルを代表的に示す。
【0008】メモリセルMCは、情報を記憶するための
キャパシタMSと、対応のワード線WLの信号に従って
キャパシタMSを対応のビット線に接続するアクセスト
ランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)MTを含
む。
【0009】ビット線対BLPは、ビット線BL(BL
0−BL3)とビット線ZBL(ZBL0−ZBL3)
を含む。メモリセルMCは、ビット線対BLPにおい
て、ビット線BLおよびZBLの一方と対応のワード線
WLの交差部に対応して配置される。
【0010】センスリフレッシュアンプSAは、交差結
合されたPチャネルMOSトランジスタで構成されるP
センスアンプと、交差結合されたNチャネルMOSトラ
ンジスタとを含む。Pセンスアンプは、センス駆動線S
2Pが電源電圧レベルとなると活性化され、対応のビッ
ト線対の高電位のビット線を電源電圧レベルに駆動す
る。Nセンスアンプは、センス駆動線S2NがLレベル
となると活性化され、対応のビット線対の低電位のビッ
ト線を例えば接地電圧レベルのLレベルに駆動する。
【0011】センスアンプドライバSADは、センス開
始信号SANおよび再書込信号ZSOPに従ってセンス
駆動線S2NおよびS2PをそれぞれLレベルおよびH
レベルに駆動し、センスリフレッシュアンプSA(SA
0−SA3)を活性化する。
【0012】列選択ゲートCG(CG0−CG3)は、
それぞれ対応の列選択信号に従って対応のビット線対B
LPのビット線BLおよびZBLを内部IO線対IOP
のIO線IOおよびZIOに接続するトランスファーゲ
ートゲートTXを含む。列選択信号CSL(CSL0−
CSL3)に従ってメモリサブアレイにおいて1列が選
択され、対応の列のビット線対BLPが内部IO線対I
OPに接続される。次に、この図12に示すメモリサブ
アレイのデータ読出動作を、図13に示す信号波形図を
参照して説明する。
【0013】スタンバイ状態においては、図示しないビ
ット線プリチャージ/イコライズ回路により、各ビット
線BLおよびZBLは、中間電圧(=Vcc/2)の電
圧レベルにプリチャージされかつイコライズされてい
る。ここで、以下の説明において、ビット線BLおよび
ZBLを、図12に示すビット線BL0−BL3および
ZBL0−ZBL3を代表的に示すものとして用いる。
また、ビット線プリチャージ/イコライズ回路は、各ビ
ット線対に設けられており、ビット線プリチャージ/イ
コライズ指示信号BLEQがHレベルのときに活性化さ
れる。
【0014】内部IO線ZIOおよびIOも、スタンバ
イ状態時、電源電圧Vccレベルにプリチャージされて
いる。
【0015】アクティブサイクルが始まると、まずロウ
デコーダが活性化され、ロウデコーダにより、アドレス
指定された行に対応するワード線WLが、選択状態の昇
圧電位Vppレベルに駆動される。ワード線WLが選択
状態へ駆動されると、この選択ワード線WLに接続され
るメモリセルのデータが対応のビット線BLまたはZB
Lに読出される。図13においては、ビット線BLに、
Hレベルデータが読出される場合の信号波形を示す。
【0016】次いで、所定時間が経過すると、センス開
始信号SONが活性化され、センスアンプドライバSA
Dにより、センス駆動線S2NがLレベルへ駆動され、
センスリフレッシュアンプSA(SA0−SA3を総称
的に示す:以下特にことわらない)が活性化され、低電
位レベルのビット線ZBLを接地電圧レベルに放電す
る。
【0017】次いで、再書込信号ZSOPがLレベルに
駆動され、応じてセンス駆動線S2Pが電源電圧Vcc
レベルにまで駆動される。これにより、ビット線BLが
電源電圧レベルにまで駆動される。センスリフレッシュ
アンプSAは、交差結合されたPチャネルMOSトラン
ジスタおよび交差結合されたNチャネルMOSトランジ
スタで構成されるフリップフロップの構成を有し、ラッ
チ機能を備えており、この再書込完了後、ビット線BL
およびZBLは、センスリフレッシュアンプSAによ
り、メモリセルのデータに応じてHレベルおよびLレベ
ルに保持される。
【0018】列アクセス時においては、列アドレス信号
に従って、コラムデコーダCDにより、アドレス指定さ
れた列を選択するための列選択信号CSLが選択状態へ
駆動され、対応の列選択ゲートCGが導通し、この列選
択ゲートに対応するビット線対BLPが内部IO線対I
OPに接続される。内部IO線IOおよびZIOは、電
源電圧Vccレベルに、データ読出時クランプされてお
り、この内部IO線IOおよびZIOの電位が、センス
アンプのラッチデータに応じて変化する。図13におい
ては、ビット線ZBLがLレベルであるため、内部IO
線ZIOの電圧レベルが内部IO線IOの電圧レベルよ
りも低下する。
【0019】この内部IO線の小振幅信号がプリアンプ
PAMによりCMOSレベルの信号に増幅されて内部デ
ータ線対DBPに伝達される。列選択動作が完了する
と、列選択信号CSLがLレベルとなる。内部データ線
対DPBの信号は、所定のタイミングでメインアンプに
より増幅されて外部に出力される。
【0020】1つのメモリサイクルが完了すると、選択
状態のワード線WLが非選択状態へ駆動され、メモリセ
ルのアクセストランジスタMTが非導通状態となる。続
いて、センス開始信号SONおよび再書込信号ZSOP
がそれぞれLレベルおよびHレベルに駆動されて非活性
化されて、ビット線BLおよびZBLはフローティング
状態となる。その後、ビット線プリチャージ/イコライ
ズ指示信号BLEQがHレベルの活性状態へ駆動され、
ビット線BLおよびZBLが、図示しないビット線プリ
チャージ/イコライズ回路により中間電圧レベルにプリ
チャージされかつイコライズされる。
【0021】図14は、内部データ線対IOPからデー
タ入出力端子までの回路の構成を概略的に示す図であ
る。図14においては、3つの内部IO線対IOP0−
IOP2に対応して設けられる構成を代表的に示す。内
部IO線対IOP0−IOP2が、1ビットのデータ入
出力端子に対応して並列に設けられ、選択的に内部デー
タ線対DBPに結合される。
【0022】これらの内部データ線対IOP0−IOP
2それぞれに対応して、選択信号SEL0−SE02の
活性化時、プリアンプ活性化信号(図示せず)に従って
活性化され、対応の内部IO線対IOP0−IOP2上
の相補信号を増幅して内部データ線対DBPに伝達する
プリアンプPAM0−PAM2と、内部IO線対IOP
0−IOP2に対応して設けられ、選択信号SEL0−
SEL2の選択時、図示しないライトドライバイネーブ
ル信号に応答して活性化され、内部データ線対DBP上
の信号から内部書込データを生成して対応の内部IO線
対へ伝達するライトドライバWDR0−WDR2が設け
られる。選択信号SEL0−SEL2、…は、メモリサ
ブアレイを特定するアドレスビットをデコードして、活
性化される。
【0023】内部データ線対DBPに対しては、読出デ
ータラッチ指示信号RDLに応答して所定期間スルー状
態となり、残りの期間においてラッチ状態となるデータ
ラッチ回路DLKが設けられる。このデータラッチ回路
DLKの出力信号がメインアンプMAPに伝達される。
次に、この図14に示す構成の、データ読出時の動作に
ついて図15に示す信号波形図を参照して説明する。
【0024】列選択信号CSLがHレベルとされると、
内部IO線対IOP0−IOP2(IO線IO、ZI
O)に、対応のメモリサブアレイの選択列に配置された
センスリフレッシュアンプによりラッチされたデータが
伝達される。
【0025】内部IO線対上の信号電位が十分拡大され
ると、プリアンプイネーブル信号PAEが活性化され、
選択信号SEL0−SEL2、…により選択されたプリ
アンプPAMが活性化され、対応の内部IO線対上の相
補データを増幅する。
【0026】このプリアンプ活性化信号PAEの活性化
時、所定期間読出データラッチ指示信号RDLがLレベ
ルとなり、データラッチ回路DLKがスルー状態とな
り、選択されたプリアンプPAMにより伝達された内部
データ線対DBP上のデータを通過させかつラッチす
る。次いで、このデータラッチ回路DLKの伝達する信
号に従ってメインアンプMAPがデータ入出力端子を駆
動し、外部読出データDQが生成される。
【0027】このメインアンプMAPは、データラッチ
回路DLKを介して伝達される内部データ線対DBPの
相補信号に従ってデータ端子を3値駆動する。すなわ
ち、内部データ線DBおよびZDBがともにHレベルに
設定されているときには、データ入出力端子からの読出
データDQはハイインピーダンス状態(Hi−Z)とな
る。内部データ線ZDBおよびDBがLレベルHレベル
のときには、読出データDQはHレベルとなる。一方、
内部データ線ZDBおよびDBが、それぞれHレベルお
よびLレベルのときには、読出データDQがLレベルと
なる。
【0028】このデータラッチ回路DLKおよびメイン
アンプMAPは、コラムアクセス完了後リセットされる
(たとえばアドレス変化検出信号ATDまたはコラムア
ドレスストローブ信号/CASの非活性化による)。
【0029】内部IO線対IOPの振幅は、センスリフ
レッシュアンプSAによりラッチされるLレベルのデー
タにより設定され、一方、内部データ線DBおよびZD
B上の信号は、プリアンプPAMにより、CMOSレベ
ルにまで駆動される。
【0030】上述のように、DRAM(ダイナミック・
ランダム・アクセス・メモリ)においては、上述のよう
にキャパシタMSに格納された電荷を、対応のビット線
上に読出し、この読出電荷による電圧変化をセンスリフ
レッシュアンプで増幅して、内部IO線対に伝達してい
る。このビット線上に読出されるメモリセルのデータに
よるビット線の電圧変化量ΔVは、メモリセルキャパシ
タの蓄積電荷量により決定され、通常次式で与えられ
る。
【0031】 ΔV=(Vcc/2)・{1/(1+Cb/Cs)} ここで、Csは、メモリセルキャパシタMsの容量値を
示し、Cbは、ビット線の浮遊容量を示す。
【0032】近年の微細化技術に従って、メモリセルキ
ャパシタの容量値が小さくなると、ビット線の電圧変化
(読出電圧)が小さくなり、メモリセルデータの誤読出
が生じる可能性が大きい。1ビットのメモリセルが不良
の場合、この不良救済を行なうことができない場合に
は、このメモリデバイスは、不良と判定される。このよ
うな可能性をなくし、正確にメモリセルデータの読出を
行なうために、データのミラー化が行われる。このミラ
ー化は、従来、磁気ディスク装置などにおいてビット不
良を救済し、正確なデータの記録/再生を保証するため
に、複数のビット位置に同一データを記憶して、これら
の複数のビットを擬似的に1ビットとして扱う技法であ
る。このようなミラー化技法を用いた場合の、従来のメ
モリアレイの構成を図16に示す。
【0033】図16において、ロウデコーダRDに、ワ
ード線WL0−WLnが接続される。これらのワード線
WL0は3本の分岐ワード線WL01−WL03に結合
され、ワード線WLnも、3本の分岐ワード線WLn1
−WLn3に結合される。これらの分岐ワード線WL0
1−WL03およびWLn1−WLn3に対しては、メ
モリサブアレイにおいてそれぞれ1行のメモリセルが接
続される。
【0034】ビット線の構成は、先の図12に示す構成
と同様であり、センスリフレッシュアンプSAおよびビ
ット線プリチャージ/イコライズ回路P/Eが各ビット
線対に対して設けられる。ビット線プリチャージ/イコ
ライズ回路P/Eは、ビット線プリチャージ/イコライ
ズ指示信号BLEQの活性化時導通し、ビット線ZBL
およびBLにそれぞれプリチャージ電圧VBLを伝達す
るNチャネルMOSトランジスタQ0およびQ1と、ビ
ット線プリチャージ/イコライズ指示信号BLEQの活
性化時導通し、ビット線BLおよびZBLを電気的に短
絡するNチャネルMOSトランジスタQ2を含む。
【0035】センスリフレッシュアンプSAは、交差結
合されるNチャネルMOSトランジスタNQ0およびN
Q1と、交差結合されるPチャネルMOSトランジスタ
PQ0およびPQ1を含む。NチャネルMOSトランジ
スタNQ0およびNQ1のソースが、センス駆動線S2
Nに結合され、PチャネルMOSトランジスタPQ0お
よびPQ1のソースが、センス駆動線S2Pに結合され
る。列選択ゲートCGは、列選択信号CSLに応答して
ビット線ZBLおよびBLを内部IO線ZIOおよびI
Oに接続するトランスファーゲートTXを含む。
【0036】ワード線WL0−WLn各々において、対
応の分岐ワード線WLi1−WLi3に接続されるメモ
リセルは、同一ビット線に接続される。図16において
は、分岐ワード線WL01−WL03とビット線ZBL
の交差部にメモリセルMC1−MC3が配置され、分岐
ワード線WLn1−WLn3とビット線BLの交差部
に、メモリセルMC1−MC3が配置される。これらの
3ビットの同時に選択されるメモリセルを、以下、「ミ
ラーメモリセル」と称す。
【0037】ロウデコーダRDにより、1つのワード線
WLiを選択した場合、3ビットのメモリセルMC1−
MC3が、ビット線BLまたはZBLに記憶データを伝
達する。このミラー化技法を用いるメモリセル配置にお
いても、ビット線電位変化は、先の図13に示すものと
同じである。以下、このミラー化技法を用いた際のビッ
ト線読出電圧について具体的に説明する。
【0038】今、図17(A)に示すように、ワード線
WLとビット線BLの交差部に対応してメモリセルMC
1−MC3が配置されている状態を考える。メモリセル
MC1−MC3は、それぞれストレージノード電圧が、
電圧Vsn1、Vsn2、およびVsn3であり、ま
た、メモリキャパシタは、容量値Csを有している。こ
れらのストレージノード電圧Vsn1−Vsn3は、H
レベルデータ記憶時には、電源電圧Vccレベルであ
り、Lレベルデータ記憶時においては、接地電圧(0
V)レベルである。メモリセルキャパシタのセルプレー
トには、電圧Vcp(=Vcc/2)が印加される。
【0039】ビット線BLには、浮遊容量Cbが存在す
る。また、ビット線BLは、中間電圧VBL(=Vcc
/2)にプリチャージされる。
【0040】今、図17(B)に示すように、メモリセ
ルMC1−MC3の非選択状態時においては、対応のア
クセストランジスタが非導通状態にあり、キャパシタ
は、対応のビット線BLから分離されている。この非選
択状態におけるメモリキャパシタに蓄積されている電荷
およびビット線浮遊容量に蓄積される電荷の総量QA
は、次式で表わされる。
【0041】QA=Cs・(Vsn1−Vcp)+Cs
・(Vsn2−Vcp)+Cs・(Vsn3−Vcp)
+Cb・VBL. ここで、ストレージノード電圧Vsn1−Vsn3は、
電源電圧Vccまたは接地電圧0Vのいずれかである。
【0042】次いで、図17(C)に示すように、ワー
ド線WLが選択されたときには、これらのメモリセルの
キャパシタがビット線に接続され、電荷の移動が生じ
る。ビット線BLに、メモリセルキャパシタおよびビッ
ト線浮遊容量が並列に接続されるため、このときのキャ
パシタの蓄積電荷QBは、次式で表わされる。
【0043】 QB=3・Cs(Vsn−Vcp)+Cb・VB メモリキャパシタのストレージノードの電圧Vsnと、
ビット線浮遊容量Cbの電極電圧VBは等しい(Vsn
=VB)ため、次式が得られる。
【0044】 QB=3・Cs(Vsn−Vcp)+Cb・Vsn したがって、メモリセルが正常にデータを記憶している
場合には、メモリセルには、同一の論理レベルのデ−タ
が格納されるため、次式が成立する。
【0045】Vsn1=Vsn2=Vsn3=Vsn0 したがって、電荷の保存則から、QA=QBであり、次
式が求められる。
【0046】3・Cs・Vsn0+Cb・VBL=3・
Cs・Vsn+Cb・Vsn したがって、このメモリセル選択時のビット線の電圧の
変化ΔVb(=Vsn−VBL)は、次式で与えられ
る。
【0047】 ΔVb=Vsn−VBL =3・Cs・(Vsn0−VBL)/(3Cs+Cb) したがって、図17(D)に示すように、中間電圧VB
Lが、電源電圧の中間値、すなわちVcc/2の場合、
ビット線上の読出電圧ΔV=|ΔVb|は、Hレベルお
よびLレベルデータ読出時いずれにおいても、(Vcc
/2)/(1+Cb/3Cs)となる。
【0048】いま、メモリセルMC1−MC3において
1つのメモリセルのデータが破壊されている状態を考え
る。今、スタンバイ状態においてストレージノードの電
圧Vsn1、Vsn2が電圧VsnAに等しく、ストレ
ージノード電圧Vsn3が、電圧VsnBに等しい場合
を考える。この場合、スタンバイ状態時におけるメモリ
セルキャパシタおよびビット線容量に蓄積される全電荷
QAは、次式で表わされる。
【0049】QA=2・Cs・(VsnA−Vcp)+
Cs・(VsnB−Vcp)+Cb・VBL ここで、ストレージノード電圧VsnAおよび電圧Vs
nBは、論理レベルが異なる。
【0050】ワード線選択後のビット線に接続されるキ
ャパシタの蓄積全電荷QBは、先の正常時と同様、次式
で表わされる。
【0051】 QB=3・Cs・(Vsn−Vcp)+Cb・Vsn したがって、読出時のビット線電圧の変化ΔVbは、次
式で表わされる。
【0052】 ΔVb=Vsn−VBL =2・(VsnA+VsnB−3・VBL)/(3+C
b/Cs) 1ビット不良の場合、ビット線電圧は、図17(E)に
示すように、2つの場合で分かれる。
【0053】すなわち、VsnA=Vcc、かつVsn
B=0Vの場合、 ΔVb=(1/2)・Vcc/(3+Cb/Cs)。
【0054】一方、VsnA=0V、かつVsnB=V
ccの場合、次式が得られる。 ΔVb=(−1/2)・Vcc/(3+Cb/Cs) したがって、この1ビットのデータを記憶するミラーメ
モリセルにおいて、3ビットのメモリセルには、同一の
データが書込まれ、通常の読出動作時において、従来の
3倍の電荷がビット線に伝達される。このビット線の電
圧レベルは、メモリセルキャパシタの蓄積電荷により、
いわゆる「多数決原理」に従って決定される。
【0055】したがって、ソフトエラー等の原因によ
り、このミラーメモリセルにおいて1ビットのメモリセ
ルの記憶データが反転した場合、残りの2ビットによ
り、この1ビットの反転データが補償され、合計従来と
同様1ビットのメモリセルの正しいデータに応じた電荷
がビット線に伝達されることになる。その後、センスリ
フレッシュアンプで再書込することにより、正確なデー
タの書戻しを行なうことができ、データ読出後、ミラー
メモリセル内の3ビットにすべてに正しいデータを記憶
することができる。したがって、このような多数決原理
に従って、データの読出が行われるため、ミラーメモリ
セル内のビット数は、奇数であるのが望ましい。
【0056】図18(A)は、従来のミラー化技法を用
いた半導体記憶装置のアレイ部の他の構成を示す図であ
る。この図18(A)に示すアレイ構成においては、ロ
ウデコーダからのワード線WL0−WLnの各々は、2
つの分岐ワード線に分割される。すなわち、ワード線W
L0が、分岐ワード線WL01およびWL02に分岐
し、ワード線WLnが、分岐ワード線WLn1およびW
Ln2に分岐する。これらの分岐ワード線の組において
は、選択時、ビット線ZBLおよびBLに、メモリセル
データが読出されるようにメモリセルが配置される。す
なわちミラーメモリセルは、ビット線BLに接続するメ
モリセルMCbと、ビット線ZBLに接続するメモリセ
ルMCaとを含む。他のビット線周辺回路の構成は、先
の図16に示す構成と同じである この図18(A)に示すアレイ配置の場合、ワード線選
択時においては、ビット線BLおよびZBLに、メモリ
セルデータが読出される。センスリフレッシュアンプS
Aは、ビット線BLおよびZBLの信号電位を差動増幅
するため、ミラーメモリセルのメモリセルMCaおよび
MCbには、常に相補データが格納される。したがっ
て、図18(B)に示すように、ワード線選択時、ビッ
ト線BLおよびZBLの電圧がともに変化するため、そ
の読出電圧を等価的に大きくすることができ、メモリセ
ルのデータ保持不良などに起因するデータの誤読出を防
止することができる。
【0057】また、この図18(A)に示すミラーメモ
リセルの構成の場合、たとえば分岐ワード線間にマイク
ロショートなどが存在する場合においても、ロウデコー
ダRDにより、これらの分岐ワード線を同時に選択状態
へ駆動することにより、ワード線間ショートの存在する
ワード線を選択状態へ駆動することができ、ワード線間
ショート不良を救済することもできる。
【0058】ただし、この図18(A)に示す配置にお
いては、ミラーメモリセルが、2つのメモリセルMCa
およびMcbで構成されており、1ビットのメモリセル
の記憶データが反転した場合、ビット線BLおよびZB
Lに、同一方向に変化する読出データが伝達されるた
め、正確なデータの読出を行なうことができない。
【0059】
【発明が解決しようとする課題】近年のLSI(大規模
集積回路)の微細化によって、メモリセルキャパシタも
微細化されて応じて、メモリセルに蓄積可能な電荷量が
小さくなってきており、メモリセルデータまたはビット
線のデータを破壊するソフトエラーに対して敏感になっ
てきている。この図16に示すミラー化技法の場合、メ
モリセル自体に欠陥が存在する場合、多数決原理に従っ
て、そのエラーを訂正することができる。しかしなが
ら、このメモリセルデータをビット線上に読出してセン
ス開始までの期間に、ビット線の結合ノイズなどによる
読出電圧の破壊によるビット線モードのソフトエラーが
発生した場合、ミラーメモリセルが、同一のビット線に
接続されるメモリセルで構成されており、全ビットがソ
フトエラーを生じるため、このデータ破壊を訂正するこ
とはできない。
【0060】また、メモリセルアレイの動作電源電圧も
低電圧化されてきており、このビット線に読出される電
圧ΔVもさらに小さくなってきており、センスリフレッ
シュアンプの感度およびそのセンスリフレッシュアンプ
の動作マージンなどの要因も、読出時のデータ破壊の要
因となってきている。したがって、図16に示すような
同一ビット線のメモリセルをミラーメモリセルとして利
用する構成の場合、ビット線結合ノイズなどの影響によ
るデータ破壊(読出電圧破壊)またはセンスリフレッシ
ュアンプの動作不良が生じた場合、正確なデータを読出
すことができなくなり、ミラー化データの信頼性が損な
われるという問題が生じる。
【0061】このようなビット線のノイズに起因する誤
ったデータの読出に対する問題は、他のメモリ装置にお
いても生じる。たとえばSRAM(スタティック・ラン
ダム・アクセス・メモリ)のメモリセルは、フリップフ
ロップ構成を有しており、相補データを格納しているた
め、メモリセル自体の欠陥に起因するソフトエラーより
も、むしろビット線上のノイズに起因するビット線モー
ドのソフトエラーに対してデータの信頼性を向上する必
要がある。
【0062】図19は、従来のメモリモジュールの構成
の一例を示す図である。このメモリモジュールMMは、
データビットDQ0−DQ8それぞれ対応するメモリチ
ップCH0−CH8を含む。9ビットのデータを記憶す
る場合、たとえば1ビットがエラー訂正(ECC)に利
用される。しかしながら、このような構成においても、
先の図16に示すようなミラーメモリセル構成を利用し
た場合、パリティビットにビット線モード不良が生じた
場合、正確なデータの読出を行なうことができず、正確
なパリティチェックを行なうことができなくなるという
問題が生じる。
【0063】また、図18に示すミラーメモリセルを利
用する場合、一方のビット線にノイズが発生し、ビット
線対のビット線BLおよびZBLが同一方向に変化した
場合、正確なデータの読出を行なうことができなくな
り、同様ビット線モード不良に対してデータの信頼性を
保証することができなくなるという問題が生じる。
【0064】それゆえ、この発明の目的は、データの信
頼性が改善される半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0065】この発明の他の目的は、ビット線モード不
良が生じても確実にエラー訂正を行って、元のメモリセ
ルに正確なデータを再書込することのできる半導体記憶
装置を提供することである。
【0066】この発明のさらに他の目的は、改善された
ミラーメモリセル構成を有する半導体記憶装置を提供す
ることである。
【0067】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、複数のメモリセルと、これら複数のメモリセ
ルからメモリセルを選択して、並列に第1のデータ線に
選択メモリセルの記憶データを読出す第1の選択回路
と、これらの第1のデータ線を第2のデータ線に結合す
るための第2の選択回路とを含む。この第2の選択回路
は、第1のデータ線の所定数の第1のデータ線を同一の
第2のデータ線に並列に結合する。
【0068】好ましくは、メモリセルは、行列状に配列
され、第1のデータ線は、各メモリセル列に対応して配
置されるビット線対であり、第2のデータ線は、少なく
とも1つの内部データ線対を含む。第2の選択回路は、
列選択信号に従って所定数のビット線対を少なくとも1
つの内部データ線対の同一の内部データ線対に並列に結
合する。
【0069】また、これに代えて、好ましくは、第1の
データ線は、複数のメモリセルから列選択信号に従って
選択されたメモリセルが結合される複数の内部データ線
であり、第2のデータ線は、少なくとも1つの内部デー
タ伝達線を備える。第2の選択回路は、複数の内部デー
タ線の所定数の内部データ線を内部データ伝達線の同一
の内部データ伝達線に並列に結合する。
【0070】また、これに代えて、好ましくは、複数の
メモリセルは、複数のメモリチップに分散して配置され
る。第1のデータ線は、複数のメモリチップそれぞれに
対応して配置される複数のチップ外データ線を含む。チ
ップ外データ線は、1つのメモリチップ当り少なくとも
1つ配置されて対応のメモリチップとデータの転送をす
る。第2のデータ線は、メモリチップの所定数のメモリ
チップに共通に配置される少なくとも1つのチップ外共
通データ線を含む。第2の選択回路は、所定数のメモリ
チップのチップ外データ線を少なくとも1つのチップ外
共通データ線の同一チップ外データ線に結合する。
【0071】また、好ましくは、第2の選択回路は、デ
ータ読出時、第2のデータ線上のデータを対応の第1の
データ線に伝達する再書込回路を含む。
【0072】ミラーメモリセルを、異なるデータ線に対
応して配置されるメモリセルで構成することにより、1
つのデータ線に、ノイズなどが発生して、ビット線モー
ド不良などのデータ線モード不良が生じても、残りのデ
ータ線においては、このようなノイズなどによるソフト
エラーが生じる可能性は少なく、このようなソフトエラ
ーが生じても、正確に、データの読出を行なうことがで
きる。
【0073】また、再書込を行なうことにより、このミ
ラーメモリセルに対し、正確なデータを書込むことがで
きる。
【0074】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の要部の構成を
概略的に示す図である。図1において、この半導体記憶
装置は、複数のデータブロックTB0−TBmと、デー
タブロックTB0−TBmそれぞれに対応して設けられ
る第1のデータ線PH0−PHmと、これらの第1のデ
ータ線PH0−PHm上に読出されたデータを合成して
第2のデータ線DPに伝達し、かつこの第2のデータ線
DP上に伝達された合成データを、これらの第1のデー
タ線PH0−PHm上へ転送してを元の対応のメモリセ
ルへ再書込する合成/再書込回路1を含む。
【0075】データブロックTB0−TBmの各々は、
複数のメモリセルが配置されていればよく、ビット線
対、列ブロック、IOブロック、メモリマット、および
メモリチップのいずれであってもよい。ここで、列ブロ
ックは、メモリサブアレイが行列状に配列されるメモリ
アレイ構成において、列方向に整列して配置されるメモ
リブロックで構成される。この構成の場合、各メモリブ
ロックに対応してローカルIO線が配置され、列ブロッ
クに対応してグローバルデータ線が配置される。複数の
ローカルIO線が並列に同一のグローバルデータ線に結
合される。
【0076】ミラーメモリセルMRCは、これらの第1
のデータ線PH0−PHmそれぞれに対応して配置され
るメモリセルMC0−MCmで構成される。これらの第
1のデータ線PH0−PHmはそれぞれ別々に設けられ
ている。したがって、これらの第1のデータ線PH0−
PHmのいずれかにおいて、データ読出時のノイズなど
に起因するソフトエラーが発生しても、残りのデータ線
においてそのようなソフトエラーが発生する確率は低
い。したがって、合成/再書込回路1において、この第
1のデータ線PH0−PHm上のデータを加算的に合成
することにより、正確なデータの読出を行なうことがで
きる。ここで、加算的な合成でデータの訂正を行なうた
め、第1のデータ線PH0−PHmの数、すなわちミラ
ーメモリセルMRCの含まれるメモリセルMC0−MC
mの数は、奇数である。
【0077】図2は、この図1に示す半導体記憶装置の
データ読出時の動作を示すタイミング図である。今、図
2に示すように、ミラーメモリセルMRCから、第1の
データ線PH0−PHmにデータが読出されたとき、メ
モリセルMC0から読出されたデータが、第1のデータ
線PH0上において、“0”となり、残りの第1のデー
タ線PH1−PHmにおいては、“1”のデータが伝達
された場合を考える。この場合、合成/再書込回路1に
おいては、第1のデータ線PH0−HPm上のデータを
加算的に合成して第2のデータ線DPに伝達するため、
読出データQとして、データ“1”が出力される。この
合成/再書込回路1が、再書込機能を備えているため、
この第2のデータ線DP上の読出データ“1”に従っ
て、第1のデータ線PH0−PHm上に再び、“1”の
データが伝達され、第1のデータ線PH0上の読出デー
タ“0”が、正しいデータ“1”に修正される。これに
より、ソフトエラーなどが生じても、正確にデータの読
出を行ない、かつソフトエラーに起因する誤りを訂正す
ることができる。特に、第1のデータ線PH0−PHm
を別々のデータ転送経路に設けることにより、同時にノ
イズがこれらの第1のデータ線PH0−PHmに発生す
る確率は低く、正確に、データの読出/訂正を行なうこ
とができる。また、ソフトエラーではなく、固定不良が
メモリセルにおいて発生している場合であっても、常に
正確にデータの読出を行なうことができ、また、個のよ
うな固定不良を救済することができる。
【0078】[実施の形態2]図3は、この発明の実施
の形態2に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。この図3に示す構成においては、第1の
データ線としてビット線対BLPが用いられる。図3に
おいて、ビット線対BLP0−BLP2が、列選択信号
CSL0により同時に選択されて内部IO線対IOPに
並列に結合される。またビット線対BLP3は、図示し
ないビット線対BLP4およびBLP5と、同時に、列
選択信号CSL1により選択される。したがって、ミラ
ーメモリセルMRCは、異なるビット線対に配置される
3ビットのメモリセルにより構成される。メモリアレイ
の構成は、図12に示す従来のメモリアレイの構成と同
様であり、対応する部分には同一参照番号を付す。
【0079】内部IO線対IOPは、プリアンプ2に結
合され、またライトドライバ3に結合される。プリアン
プ2は、プリアンプ活性化信号PAEiの活性化時活性
化され、ライトドライバ3は、ライトドライバ活性化信
号WDEiの活性化時活性化される。データの再書込を
行なうために、プリアンプ2の増幅データを、再書込デ
ータ線4を介してライトドライバ3にその増幅データを
伝達し、応じて、この増幅データを内部IO線対IOP
に伝達する。プリアンプ活性化信号PAEiは、メイン
のプリアンプ活性化信号PAEとプリアンプ選択信号S
ELiの合成(論理積)信号である。この構成において
は、センスリフレッシュアンプと列選択ゲートによりデ
ータの合成を行なう回路が構成され、プリアンプとライ
トドライバとにより再書込を行なう回路が構成される。
【0080】図4(A)は、ミラーメモリセルMRCの
記憶データ(“H”レベル)を正常に読出した場合のビ
ット線の電圧波形を示す図である。
【0081】正常にデータが読出される場合、ビット線
プリチャージ/イコライズ指示信号BLEQが非活性化
されて図示しないビット線プリチャージ/イコライズ回
路が非活性化されるとビット線がフローティング状態と
なる。行選択動作に従って、選択ワード線が高電圧Vp
pレベルに駆動されると、ミラーメモリセルを構成する
メモリセルMCから、対応のビット線BLに、“H”レ
ベルに相当する電荷が伝達されて、各ビット線BLの電
圧レベルが上昇する。次いでセンス開始信号SONおよ
び再書込信号ZSOPが活性化されると、センスリフレ
ッシュアンプSAにより、ビット線BLおよびZBL
が、それぞれ電源電圧Vccおよび接地電圧レベルに駆
動される。
【0082】次いで、列選択信号CSLが選択状態へ駆
動されると、1つの列選択信号CSLにより、3つのビ
ット線対が並列に内部IO線対IOPに結合される。こ
のとき、3本のビット線BLが、電源電圧Vccレベ
ル、3本の補のビット線ZBLが接地電圧レベルであ
り、内部IO線IOおよびZIOは、それぞれHレベル
およびLレベルとなり、プリアンプ2により、正常にデ
ータの読出が行われる。
【0083】このデータ読出時において、ライトドライ
バ3により、データの再書込が併せて行われる。データ
の破壊は予測することができないため、ノイズに起因す
るデータ破壊の可能性を考慮して、この正常読出時にお
いても、常に再書込が行われる。
【0084】図4(B)は、ミラーメモリセルの1ビッ
トのメモリセルの記憶データが破壊された場合のビット
線電圧波形を示す図である。図4(B)においては、デ
ータ読出時にデータ破壊を受けたメモリセルに対応する
ビット線の電圧波形を示す。
【0085】メモリセルを選択するアクティブサイクル
が始まると、ビット線プリチャージ/イコライズ指示信
号BLEQがLレベルとなり、次いで、選択ワード線が
高電圧Vppレベルに駆動される。ビット線BLにHレ
ベルデータが読出されるとき、ビット線モードエラーが
生じ、このビット線BLの電圧レベルが、中間電圧レベ
ルより低下し、データが破壊された場合を想定する。
【0086】ビット線の電圧が変化した後、センス開始
信号SONが活性化され、このビット線BLがLレベル
に駆動され、次いで再書込信号ZSOPにより、補のビ
ット線ZBLが電源電圧Vccレベルに駆動される。
【0087】次いで、列選択信号CSLが選択状態へ駆
動され、ミラーメモリセルの3ビットのメモリセルが並
列に、内部IO線対IOPに結合される。内部IO線I
Oは、1本のLレベルのビット線BLに結合され、その
電圧レベルがプリチャージ電圧レベルよりも低下する。
しかしながら、このミラーメモリセルの残りの2ビット
のメモリセルが“H”レベルのデータを記憶している。
内部IO線ZIOには、2本のLレベルの補のビット線
ZBLが結合され、この内部IO線ZIOの電圧レベル
は、内部IO線IOの電圧レベルよりもさらに低下す
る。したがって、これらの内部IO線IOおよびZIO
の電位差(振幅)は、1つのビット線対が接続される場
合と同程度となり、プリアンプ2により、十分に正確に
内部IO線対IOPの信号を増幅して、内部データの読
出を行なうことができる。
【0088】このプリアンプ2の増幅動作が完了する
と、次いでライトドライバ3が活性化され、プリアンプ
2により増幅されたデータが、再びライトドライバ3を
介して内部IO線対IOPに伝達される。このライトド
ライバ3により、選択されたミラーメモリセルの各メモ
リセルに、“H”のデータが再書込される(センスアン
プにラッチされる)。したがって、ビット線へのデータ
読出時にデータ破壊が生じたメモリセルのデータが、正
確なデータに書換えられ、エラー訂正が行われる。つい
で、列選択信号CSLが非選択状態へ駆動され、1つの
列アクセス動作が完了する。
【0089】なお、図4(B)において、ライトドライ
バ活性化信号WDEは、プリアンプ活性化信号PAEが
非活性化されてから活性化されている。しかしながら、
このプリアンプ活性化信号PAEの活性化期間中に、ラ
イトドライバ活性化信号WDEが活性化され、プリアン
プ活性化信号PAEおよびライトドライバ活性化信号W
DEがほぼ同じタイミングで非活性化されてもよい。
【0090】また、内部IO線IOおよびZIOそれぞ
れには、複数のセンスリフレッシュアンプが並列に接続
される。この場合、Hレベルデータをラッチするセンス
リフレッシュアンプにより、Lレベルデータをラッチす
るセンスリフレッシュアンプが駆動されるため、このと
き、Lレベルデータをラッチするセンスリフレッシュア
ンプのラッチデータが正しいデータに書戻される程度
に、センスリフレッシュアンプの駆動力が設定されてい
る場合には、特に、プリアンプにより増幅されたデータ
を、ライトドライバを介して再び内部IO線対へ転送す
ることは要求されない。
【0091】なお、このプリアンプ2の増幅データをラ
イトドライバ3を介して転送するための再書込データ線
4は、プリアンプ出力を受ける内部データバスが、書込
データおよび読出データを共通の内部データ伝達線を介
して伝達する場合には、この同一の内部データ伝達線で
あればよい。
【0092】一方、内部書込データ線と内部読出データ
線とが別々に設けられている場合には、この再書込デー
タ線4は、単に、プリアンプ活性化信号に従って内部読
出データ線上のデータを、内部書込データ線に伝達する
構成であればよく、転送ゲートを含んでいてもよい。
【0093】[変更例1]図5は、この発明の実施の形
態2の変更例1の構成を示す図である。図5において
は、1つの内部IO線対に関連するプリアンプ2および
ライトドライバ3の構成を示す。
【0094】プリアンプ2は、プリアンプ活性化信号P
AEの活性化時活性化され、内部IO線IOおよびZI
O上のデータを増幅するアンプ回路10と、プリアンプ
活性化信号PAEの活性化時活性化され、アンプ回路1
0の増幅データに従って内部読出データRDDおよびZ
RDDを生成するバスドライブ回路11を含む。アンプ
回路10は、たとえば差動増幅回路で構成される。バス
ドライブ回路11は、ラッチ回路で構成されてもよく、
また、ワイヤードOR接続されるドライブ回路で構成さ
れてもよい。
【0095】ライトドライバ3は、ライトドライバイネ
ーブル信号WDEの活性化時活性化されて書込データW
DDに従って相補内部書込データ対を生成する書込活性
回路12と、書込活性回路12の出力信号に従って内部
IO線IOおよびZIOを駆動する書込バスドライブ回
路13を含む。書込活性回路12は、書込データWDD
を反転するインバータ12aと、インバータ12aの出
力信号とライトドライバ活性化信号WDEとを受けるN
AND回路12bと、ライトドライバ活性化信号WDE
と書込データWDDとを受けるNAND回路12cを含
む。この書込データWDDは、単一内部データ線を介し
て伝達されるCMOSレベルの信号である。
【0096】書込バスドライブ回路13は、NAND回
路12bの出力信号を反転するインバータ13aと、イ
ンバータ13aの出力信号がHレベルのとき導通し内部
IO線IOを接地電圧レベルに駆動するNチャネルMO
Sトランジスタ13bと、NAND回路12cの出力信
号がLレベルのときに導通し、内部IO線IOを電源電
圧Vccレベルに駆動するPチャネルMOSトランジス
タ13cと、NAND回路12bの出力信号がLレベル
のとき導通し、内部IO線ZIOを電源電圧Vccレベ
ルに駆動するPチャネルMOSトランジスタ13eと、
インバータ13dの出力信号がHレベルのとき導通し、
内部IO線ZIOを接地電圧レベルに駆動するNチャネ
ルMOSトランジスタ13fを含む。
【0097】ライトドライバ活性化信号WDEがLレベ
ルのときには、書込活性回路12において、NAND回
路12bおよび12cの出力信号はともにHレベルであ
り、書込バスドライブ回路13においては、MOSトラ
ンジスタ13b,13c,13eおよび13fがすべて
オフ状態となり、出力ハイインピーダンス状態となる。
【0098】ライトドライバ活性化信号WDEがHレベ
ルの活性状態となると、書込活性回路12が活性化され
る。すなわち、書込データWDDに従ってNAND回路
12bおよび12cが、ノードN3aおよびN3bに、
この書込データWDDに対応するデータを生成する。た
とえば書込データWDDがHレベルのときには、ノード
N3aがHレベル、ノードN3bがLレベルとなる。応
じて、これらのノードN3aおよびN3bの電圧に従っ
て、MOSトランジスタ12cおよび12eの一方がオ
ン状態、MOSトランジスタ12bおよび12fの一方
がオン状態となり、内部IO線IOおよびZIOに、相
補データが伝達される。たとえば、ノードN3aがHレ
ベルであり、ノードN3bがLレベルのときには、MO
Sトランジスタ12cおよび12fがオン状態、MOS
トランジスタ12bおよび12eがオフ状態となり、内
部IO線IOおよびZIOは、それぞれHレベルおよび
Lレベルに駆動される。
【0099】書戻し用のデータ転送経路である再書込デ
ータ線4は、このプリアンプ2の内部ノードN2aおよ
びN2bを、ライトドライバ3のノードN3aおよびN
3bにそれぞれ結合する信号線で構成される。これによ
り、大きな負荷の内部データ線を介してデータの書戻し
を行なう必要がなく、高速の書戻しが実現される。
【0100】したがって、このように、内部読出データ
RDDおよびZRDDを小振幅信号で、高速で転送し、
書込データWDDを、CMOSレベルで転送する構成に
おいても、単に信号配線により、容易に書戻しを実現す
ることができる。この場合、特にライトドライバ活性化
信号WDEを、プリアンプ活性化信号PAEの活性化時
併せて活性化することは要求されない。
【0101】なお、この図5に示す構成においても、再
書込データ線4において、プリアンプ活性化信号PAE
に応答して導通するスイッチ回路(転送ゲート)が設け
られていてもよい。
【0102】また、この図5に示す構成において、書込
データと読出データとが同一のデータ線を介して転送さ
れる構成であってもよい。
【0103】[変更例2]図6は、この発明の実施の形
態2の変更例2の構成を示す図である。図6において
は、プリアンプ2の出力ノードを、遅延プリアンプ活性
化信号PAEDに従って所定期間内部IO線IOおよび
ZIOに接続する転送回路20が設けられる。このプリ
アンプ2は、内部読出データ線対RDBPを駆動する。
プリアンプ活性化信号PAEの遅延信号(たとえば立上
がり遅延信号)PAEDに従って、プリアンプ2の出力
信号を内部IO線IOおよびZIOに結合する。プリア
ンプ2の出力駆動能力が十分大きく、内部IO線IOお
よびZIOをCMOSレベルに駆動する能力がある場合
には、この転送回路20により、容易に書戻しを行なう
ことができる。
【0104】なお、図6に示す転送回路20は、MOS
トランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)で
構成される転送ゲートを構成要素として含んでいる。し
かしながら、この転送回路20を、遅延プリアンプ活性
化信号PAEDに応答して活性化されるトライステート
バッファ回路で構成してもよい。また、転送回路20
は、図5に示すプリアンプ2の内部ノードN2aおよび
N2bに従って、この内部IO線IOおよびZIOを駆
動するトライステートバッファであってもよい。
【0105】また、内部読出データ線対RDBPは、書
込データと読出データとを転送してもよく、また、読出
データのみを転送してもよい。
【0106】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、奇数本のビット線対を並列に内部IO線対に結
合しており、1つのビット線対においてビット線不良モ
ードのデータ破壊が生じても、正確に他のミラーセル内
のメモリセルのデータに応じて、正確なデータの読出を
行なうことができる。また、このデータ破壊が生じたメ
モリセルに対しても、データの書戻しを行なうことによ
り、正確に破壊されたデータを復元することができる。
【0107】[実施の形態3]図7は、この発明の実施
の形態3に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図7においては、3つの内部IO線対I
OPa−IOPcに対し合成/書戻回路25が設けられ
る。内部IO線対IOPa−IOPcには、それぞれ、
プリアンプ2a−2cおよびライトドライバ3a−3c
が設けられる。これらのプリアンプ2a−2cおよびラ
イトドライバ3a−3cが、並列に合成/書戻回路25
に結合されて、内部データ線対DBPとデータの授受を
行なう。
【0108】内部IO線対IOPa−IOPcには、そ
れぞれ、従来と同様、1ビットのメモリセルデータが読
出される。
【0109】この内部データ線対DBPには、従来と同
様、データラッチ回路DLKおよびメインアンプMAP
が設けられる。これらのデータラッチ回路DLKおよび
メインアンプMAPの動作は従来と同様である。
【0110】プリアンプ2a−2cおよびライトドライ
バ3a−3cには、共通に選択信号SEL0が与えられ
る。したがって、これらのプリアンプ2a−2cにより
内部IO線対IOPa−IOPcのデータを増幅して内
部データ線対DBPに内部読出データが伝達され、また
ライトドライバ3a−3cにより内部データ線対RDP
を介して伝達されるデータに従って対応の内部IO線対
IOPa−IOPcを並列に駆動する。
【0111】合成/書戻回路25は、データ読出時、こ
れらのプリアンプ2a−2cから与えられたデータを合
成して、内部読出データ線対DBPを駆動し、また合成
データを、ライトドライバ3a−3cを介して、それぞ
れ、内部IO線対IOPa−IOPcに伝達する。内部
データ線対DBPは、通常、電源電圧レベルにプリチャ
ージされている。したがって、ミラーメモリセルは、異
なる内部IO線対IOPに結合されるメモリセルにより
構成される。
【0112】図8は、図7に示す合成/書戻回路25の
構成の一例を示す図である。図8において、合成/書戻
回路25は、電源ノードに結合されかつそのゲートに補
のプリアンプ活性化信号ZPAE0を受けるPチャネル
MOSトランジスタ25jと、MOSトランジスタ25
jと内部ノードNAの間に接続されかつそのゲートが内
部ノードNAに接続されるPチャネルMOSトランジス
タ25aと、MOSトランジスタ25jとノードNBに
接続されかつそのゲートが内部ノードNAに接続される
PチャネルMOSトランジスタ25bと、内部ノードN
AおよびNCの間に並列に接続されかつそれぞれのゲー
トが内部IO線IOa−IOcに接続されるNチャネル
MOSトランジスタ25c−25eと、内部ノードNB
およびNCの間に並列に接続されかつそれぞれのゲート
が内部IO線ZIOa−ZIOcが接続されるNチャネ
ルMOSトランジスタ25f−25hと、内部ノードN
Cと接地ノードの間に接続されかつそのゲートにプリア
ンプ活性化信号PAE0を受けるNチャネルMOSトラ
ンジスタ25iを含む。
【0113】プリアンプ活性化信号PAE0は、メイン
プリアンプ活性化信号PAEMと選択信号SEL0の論
理積により与えられる。補のプリアンプ活性化信号ZP
AE0は、プリアンプ活性化信号PAE0の反転信号で
ある。
【0114】内部ノードNAが、内部データ線ZDBお
よびライトドライバ3a−3cの内部ノードに接続さ
れ、内部ノードNBが、内部データ線DBおよびライト
ドライバ3a−3cの内部ノードに接続される。これら
の内部ノードNAおよびNBとライトドライバ3a−3
cの内部ノードの接続は、先の実施の形態1と同様の構
成を利用する。たとえばノードNAおよびNBは、図5
に示すライトドライバ13の内部ノードN3bおよびN
3aにそれぞれ結合される。
【0115】MOSトランジスタ25aおよび25b
は、カレントミラー回路を構成し、MOSトランジスタ
25aを流れる電流と同じ大きさの電流がMOSトラン
ジスタ25bを介して流れる。
【0116】この図8に示す合成/書戻回路25におい
て、内部IO線IOa−IOcがたとえばすべて“H”
レベルであるときには、ノードNAからノードNCへ流
れる電流が、ノードNBからノードNCへ流れる電流よ
りも大きくなり、MOSトランジスタ25aおよび25
bのカレントミラー回路により、ノードNBの電圧レベ
ルが上昇し、内部データ線DBに、Hレベルの信号が伝
達される。
【0117】一方、1ビットのデータが逆転している場
合、たとえば、内部IO線IOaがLレベルであり、内
部IO線IObおよびIOcがHレベルのとき、MOS
トランジスタ25dおよび25eおよび25fに比較的
大きな電流が流れる。しかしながら、この場合、MOS
トランジスタ25dおよび25eにより、ノードNAお
よびNCの間の合成コンダクタンスが、ノードNBおよ
びNCの間の合成コンダクタンスりも大きくなり、ノー
ドNAに大きな電流が流れ、同様、ノードNBにHレベ
ルの信号が伝達される。したがって、1ビットのデータ
が反転していても、正確にデータを読出すことができ
る。
【0118】また、この合成/書戻回路25において、
ノードNAおよびNBの電圧をライトドライバ3a−3
cを介して内部IO線対IOPa−IOPcに伝達する
ことにより、このエラー状態の内部IO線対のデータを
正しいデータに修正することができ、エラー訂正を同時
に行なうことができる。
【0119】なお、データ書込時においては、プリアン
プ活性化信号PAE0がLレベルであり、MOSトラン
ジスタ25iおよび25jがオフ状態となり、ノードN
AおよびNBは、フローティング状態である。データ書
込時において、ノードNAおよびNBが書込データに応
じて変化しても、MOSトランジスタ25iおよび25
jがともに非導通状態であり、内部IO線の電圧レベル
がHレベルに書込データに応じて変化しても、この合成
回路において電流が流れる経路は遮断されているため、
このデータ書込時の電流消費を防止することができる。
【0120】なお、内部データ線対DBPは、読出デー
タと書込データとをそれぞれ別々の信号線を介して転送
してもよい。この場合においても、先の実施の形態2に
示す構成と同様の書戻し回路(再書込データ線)を利用
することにより、読出データの書戻しを行なうことがで
きる。
【0121】なお、ライトドライバ3a−3cは、先の
実施の形態2のライトドライバ3と同様の構成を有し、
並列に書込データを伝達するデータ線に結合される。
【0122】また、内部IO線対IOPが、書込データ
と読出データとに対し別々に設けられている場合、再書
込時において書込データをメモリセルに転送するための
書込列選択ゲートを導通状態とする。書き戻しの列アド
レスは読出時の列アドレスと同じであるため、プリアン
プ活性化信号PAEの遅延信号により書込列選択回路
(コラムデコーダ)を活性化すればよい。書き戻しデー
タは、書込用の内部データ線および書込列選択ゲートを
介して選択メモリセルへ転送される。
【0123】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、異なる内部IO線対に結合されるメモリセルを
ミラーメモリセルの単位ビットとして利用しており、す
なわち、内部IO線対のデータをミラーデータの単位ビ
ットとして利用しており、個々に、異なるメモリサブア
レイのメモリセルデータが読出され、これらのメモリセ
ルデータが同時にエラーデータである可能性が少なく、
正確なデータを読出すことができ、データへの信頼性を
改善することができる。また、読出したデータを修正
し、再書込するため、正確にエラーデータを訂正するこ
とができる。
【0124】[実施の形態4]図9は、この発明の実施
の形態4に従う半導体記憶装置の全体の構成を概略的に
示す図である。図9において、この半導体記憶装置はモ
ジュールMMであり、複数のチップCH0−CH8を含
む。チップCH0−CH2に対し、合成/再書込回路3
0aが設けられ、チップCH3−CH5に対し合成/再
書込回路30bが設けられる。チップCH6−CH8に
対し再書込回路30cが設けられる。これらの合成/再
書込回路30a−30cはそれぞれデータ入出力端子3
2a−32cを介して外部とデータの送受を実行する。
合成/再書込回路32a−32cは、それぞれ対応のチ
ップCHから読み出されたデータを合成しかつ合成デー
タを対応のチップに書き戻す。
【0125】図9に示す構成においては、異なるチップ
のメモリセルが、ミラーメモリセルを構成しており、ミ
ラーデータの単位ビットが異なるメモリチップから読み
出されるため、ミラーデータの単位ビットの距離は遠く
離れており、同時に、複数ビットのメモリセルにエラー
が生じる可能性は小さく、ミラーデータの信頼性が改善
される。また、合成/再書込回路32a−32cにより
再書込みをすることにより、エラーデータを訂正するこ
とができる。
【0126】図10は、図9に示すメモリモジュールM
Mの1つのチップCHに対する構成をより具体的に示す
図である。図10において、合成/再書込回路30に対
し、外部からのチップイネーブル信号CHexおよび出
力イネーブル信号OEexを受けるAND回路33と、
AND回路33の出力信号に従ってワンショットのパル
ス信号を発生するワンショットパルス発生回路34と、
ワンショットパルス発生回路34の出力パルスと外部か
らのライトイネーブル信号WEexを受けるライトイネ
ーブル信号WEを生成するOR回路35が設けられる。
合成/再書込回路30は、AND回路33の出力信号が
活性化されると活性化され、対応のチップCHのメイン
アンプMAPから読出されたデータを合成し、該合成デ
ータをデータ端子32へ伝達するとともにチップCH内
の入力回路IKに伝達する。チップCH内の制御回路C
TLが外部からの制御信号CHexおよびOEexとO
R回路35からのライトイネーブル信号WEとに従って
メインアンプMAPおよび入力回路IKの動作を制御す
る。
【0127】データ読出時においては、メインアンプM
APから読出されたデータが合成/再書込回路30によ
り合成されて外部へ出力される。このとき、また、ワン
ショットのパルス信号がワンショットパルス発生回路3
4により発生されて、応じてOR回路35によりライト
イネーブル信号WEが所定期間活性化される。このライ
トイネーブル信号WEの活性化にしたがって、このチッ
プCHがデータ書込モードとなり、合成/再書込回路3
0により合成されたデータが入力回路IKを介して内部
へ伝達されて再書込される。
【0128】なお、このAND回路33、ワンショット
パルス発生回路34およびOR回路35は、メモリモジ
ュールMM内の合成/再書込回路30全てに共通に設け
られてもよく、また個々に対応して設けられてもよい。
【0129】また、合成/再書込回路30は、先の実施
の形態3における図8に示す合成/書戻回路25の構成
と同様の構成を備えていてもよい。またこれに代えて、
この合成/再書込回路30は、単に配線で構成され、対
応のチップCHのメインアンプの出力ノードがこの配線
により相互接続されてもよい。複数のメインアンプで同
時に、対応のデータ端子32が駆動されるため、このよ
うな配線接続の構成であっても「多数決原理」に従っ
て、正確なデータが外部に読出される。この読出された
データは、再び、入力回路IKを介して内部へ取込まれ
るため、誤りデータが、また正しいデータに修正され
る。
【0130】なお、このメモリモジュールMMにおい
て、いわゆる「リードモデファイライト」動作が、デー
タ読出時の動作モードとして仕様が定められていてもよ
い。
【0131】また、このメモリモジュールMMにおい
て、データ入力端子とデータ出力端子が別々に設けられ
ていても、同様の効果を得ることができる。
【0132】また、チップCH0−CH8が、それぞれ
多ビットデータを入出力する構成であっても、同様の効
果を得ることができる。この多ビットデータの入出力を
行なう構成の場合、同一桁のビットを合成/再書込回路
により合成するように構成してもよく、またチップそれ
ぞれにおいて、多ビットデータのうちの所定数のビット
ごとに、合成/再書込回路が設けられてもよい(同一チ
ップ内の所定数のメインアンプの出力データがミラーデ
ータを構成する)。
【0133】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、チップ外部において、読出データのミラー化を
行なっており、正確に、データを読出すことができ、か
つエラーデータを訂正しており、データの信頼性が改善
される。
【0134】[他の実施例]上述の説明において、半導
体記憶装置として、DRAMが示されている。このDR
AMは、標準DRAMであってもよく、またクロック信
号に同期して動作する同期型DRAMであってもよい。
【0135】また、半導体記憶装置としては、SRAM
であってもよい。IO線対として、書込データと読出デ
ータとをそれぞれ別々の経路を介して伝達するIO分離
構成であっても本発明は適用可能である。この構成の場
合、単にプリアンプの出力信号を合成して、書込データ
を伝達するデータ線に伝達する。
【0136】また、列ブロックのグローバルIO線に複
数のローカルIO線を結合してもよい。異なる行ブロッ
クのメモリセルがミラーメモリセルを構成する。この場
合、所定数の行ブロックに配置されたロウデコーダを同
時に駆動するだけでよい。ここで、行ブロックは、行列
状にメモリブロックが配置されるメモリアレイ構成にお
いて、行方向に整列して配置されるメモリブロックで構
成される。
【0137】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、ミラ
ーデータの単位ビットを、データ線単位で構成してお
り、ミラーデータの複数ビットのデータが同時にエラー
する可能性が少なく、データの信頼性を改善することが
できる。サーバおよびワークステーションなどのコンピ
ュータシステムの主記憶装置として使用することによ
り、記憶データの信頼性を向上させることができ、シス
テム全体の安定性を図ることができる。また、ミラー化
されたデータが、互いに信頼性の高いバックアップデー
タとして機能することができ、データの信頼性を高くす
ることができる。
【0138】すなわち、並列にメモリセルデータが読出
される第1のデータ線を第2のデータ線に並列に結合す
る第2の選択回路を設けることにより、第1のデータ線
のデータにエラーが生じていても、このエラーデータに
対し他のデータを、バックアップデータとして利用して
正確なデータの読出を行なうことができる。また、デー
タ線をミラーデータの単位としており、互いに距離が遠
く離れており、同時にソフトエラーが発生する可能性は
少なく、信頼性の高いミラーデータを生成することがで
きる。
【0139】また、第1のデータ線がビット線対の場
合、列選択信号に従って所定数のビット線対を同一内部
データ線対に並列に結合することにより、容易に、ミラ
ーデータを生成することができる。
【0140】また、ビット線対が複数のビット線対にお
いて同時にソフトエラーが発生する確率は小さく、信頼
性の高いミラーデータを生成することができる。
【0141】また、内部データ線の所定数を内部データ
伝達線に並列に結合することにより、内部データ線単位
でミラーデータを生成することができ、ミラーデータビ
ットに同時にソフトエラーが発生する確率がより小さく
なり、信頼性の高いミラーデータを生成することができ
る。
【0142】また、チップ単位でミラーデータを生成す
ることにより、複数チップにおいて同時に、ソフトエラ
ーが発生する確率が小さく、より信頼性の高いミラーデ
ータを生成することができる。
【0143】また、第2の選択回路として、所定数の第
1のデータ線のデータを合成して第2のデータ線に伝達
することにより、より確実に、「多数決原理」に従って
データを生成することができ、信頼性の高い読出データ
を生成することができる。
【0144】また、このデータ読出時、第2のデータ線
上のデータを第1のデータ線に伝達することにより、ソ
フトエラー発生時においても、このソフトエラーを訂正
することができ、エラー訂正機能を備える半導体記憶装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う半導体記憶装置の要部の構成
を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す半導体記憶装置の動作を示すタイ
ミングチャート図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図4】 (A)および(B)は、図3に示す半導体記
憶装置のデータ読出時の信号波形およびビット線電圧波
形を示す図である。
【図5】 図3に示すプリアンプおよびライトドライバ
の構成の一例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の変更例2の構成を
概略的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図8】 図7に示す合成/書戻回路の構成の一例を示
す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に従う半導体記憶装
置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図10】 図9に示す半導体記憶装置の1つのチップ
に関連する部分の構成を概略的に示す図である。
【図11】 従来の半導体記憶装置の要部の構成を概略
的に示す図である。
【図12】 従来の半導体記憶装置のアレイ部の構成を
概略的に示す図である。
【図13】 図12に示す半導体記憶装置のデータ読出
時のビット線電圧および各制御信号の波形を示す図であ
る。
【図14】 従来の半導体記憶装置のデータ読出部の構
成を概略的に示す図である。
【図15】 図14に示すデータ読出部の動作を示す信
号波形図である。
【図16】 従来のミラーメモリセルを有する半導体記
憶装置のアレイ部の構成を示す図である。
【図17】 (A)−(E)は、従来のミラーメモリセ
ルのデータ読出時の動作を説明するための図である。
【図18】 (A)は、従来のミラーメモリセルの他の
構成を示し、(B)は、図18(A)に示すミラーメモ
リセルのデータ読出時のビット線電圧変化を示す図であ
る。
【図19】 従来の半導体モジュールの構成を概略的に
示す図である。
【符号の説明】
1 合成/再書込回路、TB0−TBm データブロッ
ク、BLP0−BLP3 ビット線対、CG0−CG3
列選択ゲート、SA0−SA3 センスリフレッシュ
アンプ、2 プリアンプ、3 ライトドライバ、4 再
書込データ線、20 転送回路、25 合成/書戻回
路、2a−2c プリアンプ、3a−3cライトドライ
バ、CH0−CH8 メモリチップ、30,30a−3
0c 合成/再書込回路、32a−32c データ端
子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ11 JJ13 KB36 KB52 KB92 NN03 PP01 5B018 GA04 HA03 KA21 NA02 NA03 QA14 5B024 AA04 BA15 BA25 BA29 CA07 CA16 5L106 AA01 BB11 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル、 前記複数のメモリセルからメモリセルを選択して、並列
    に第1のデータ線に選択メモリセルの記憶データを読出
    すための第1の選択回路、および前記第1のデータ線を
    第2のデータ線に結合するための第2の選択回路を備
    え、前記第2の選択回路は、前記第1のデータ線の所定
    数の第1のデータ線を同一の第2のデータ線に並列に結
    合する、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルは行列状に配列され、 前記第1のデータ線は、各前記列に対応して配置される
    ビット線対を備え、 前記第2のデータ線は、少なくとも1つの内部データ線
    対を含み、 前記第2の選択回路は、列選択信号に従って、前記所定
    数のビット線対を前記少なくとも1つの内部データ線対
    の同一の内部データ線対に並列に結合する、請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータ線は、前記複数のメモ
    リセルから列選択信号に従って選択されたメモリセルが
    結合される複数の内部データ線を備え、 前記第2のデータ線は、少なくとも1つの内部データ伝
    達線を備え、 前記第2の選択回路は、前記複数の内部データ線の所定
    数の内部データ線を前記内部データ伝達線の同一の内部
    データ伝達線に並列に結合する、請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリセルは、複数のメモリ
    チップに分散して配置され、 前記第1のデータ線は、前記複数のメモリチップそれぞ
    れに対応して配置される複数のチップ外データ線を含
    み、前記チップ外データ線は、1つのメモリチップあた
    り少なくとも1つ配置されて対応のメモリチップとデー
    タの転送をし、 前記第2のデータ線は、前記メモリチップの所定数のメ
    モリチップに共通に配置される少なくとも1つのチップ
    外共通データ線を含み、 前記第2の選択回路は、前記所定数のメモリチップのチ
    ップ外データ線を前記少なくとも1つのチップ外共通デ
    ータ線の同一チップ外データ線に結合する、請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の選択回路は、データ読出時、
    対応の所定数の第1のデータ線上のデータを合成して対
    応の第2のデータ線に伝達する読出データ合成回路を含
    む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の選択回路は、データ読出時、
    前記第2のデータ線上のデータを対応の第1のデータ線
    に伝達する再書込回路をさらに含む、請求項1記載の半
    導体記憶装置。
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