JP2002237120A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP2002237120A JP2001110339A JP2001110339A JP2002237120A JP 2002237120 A JP2002237120 A JP 2002237120A JP 2001110339 A JP2001110339 A JP 2001110339A JP 2001110339 A JP2001110339 A JP 2001110339A JP 2002237120 A JP2002237120 A JP 2002237120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジホルダを使用したポータブル方
式において、構成単純にしてディスクカートリッジの挿
入/排出を確実に行うことのできるディスク記録再生装
置を得る。 【解決手段】 ディスクカートリッジ4がカートリッジ
ホルダ3へ装填されると、スライダ5の係止爪8がアー
ム部材18のロック爪21に係合されてディスクカート
リッジ4が装填位置に保持される動作と、カートリッジ
ホルダ3が記録再生位置にされることでスライダ5の係
止爪8がアーム部材18のロック爪21から解放される
動作と、カートリッジホルダ3のエジェクト操作により
第1のコイルばね17の復帰ばね力によりスライダ5が
エジェクト位置に後退しカートリッジホルダ3からディ
スクカートリッジ4を押し出し排出する動作とが行われ
るディスク記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記録再生
装置に関し、詳しくは、カートリッジホルダに対してデ
ィスクカートリッジの装填及び排出動作を単純な機構に
よって可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクカートリッジの排出機構
では、例えばCD等のようにトレイにディスクを乗せ、
装置本体へ出し入れを行う方式や、また、据え置きオー
ディオ装置や車載用オーディオ装置のようにゴムローラ
やその他の駆動機構により装置本体へ出し入れを行う方
式、あるいはポータブル式MDのようにカートリッジホ
ルダを使用してディスクカートリッジを出し入れする方
式等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カートリッ
ジホルダを使用した方式では、ディスクカートリッジの
出し入れ機構が複数のばね部材を使用した複雑な機構と
なっていた。このため、部品点数が多く故障等の原因と
なっていたり、組み立て工数も多くコストアップでもあ
った。
【0004】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、カートリッジホルダを使用した
ポータブル方式において、構成単純にしてディスクカー
トリッジの挿入、排出を確実に行うことのできるディス
ク記録再生装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明による請求項1記載のディスク記録再生装置
は、カートリッジホルダへディスクカートリッジの装填
時に当該ディスクカートリッジの挿入方向にスライド移
動可能の係止爪を有するスライダと、スライダをディス
クカートリッジの排出方向へ付勢するようにしている第
1のばね部材と、本体シャーシ側に支持され、スライダ
の係止爪と対峙する位置にロック爪を有するアーム部材
と、アーム部材を起立方向へ付勢するようにしている第
2のばね部材とから構成したものである。
【0006】上述のように構成したディスク記録再生装
置によれば、ディスクカートリッジがカートリッジホル
ダへ装填されると、第1のばね部材にばね力が発生しス
ライダの係止爪がアーム部材のロック爪に係合されてデ
ィスクカートリッジが装填位置に保持される。この後、
カートリッジホルダが記録再生位置にされディスクカー
トリッジが位置決めピンに位置決めされることでスライ
ダの係止爪がアーム部材のロック爪から解放され、カー
トリッジホルダのエジェクト操作により第1のばね部材
のばね力によりスライダがエジェクト位置に後退しカー
トリッジホルダからディスクカートリッジを排出する動
作が行われる。
【0007】また、本発明による請求項4記載のディス
ク記録再生装置は、ディスクカートリッジが挿着され、
一側面に係止片を有するカートリッジホルダと、カート
リッジホルダをエジェクト位置及び記録再生位置に移動
可能に支持しディスク媒体に情報の読み書きを行う光学
ヘッド機構を搭載しているシャーシ本体と、カートリッ
ジホルダへディスクカートリッジの装填時に当該ディス
クカートリッジに押し出されてスライド移動可能にさ
れ、カートリッジホルダの係止片と係脱可能にされる係
止凹部を有すると共に、下辺にロック解除片を備えたス
ライダと、スライダをディスクカートリッジの排出方向
へ付勢するようにしているばね部材とから構成したもの
である。
【0008】上述のように構成したディスク記録再生装
置によれば、ディスクカートリッジがエジェクト位置の
カートリッジホルダへ装填されると、ばね部材にばね力
が発生しスライダの係止凹部がカートリッジホルダ側の
係止片にロックされディスクカートリッジが装填位置に
保持される。この後、カートリッジホルダが記録再生位
置にされディスクカートリッジが位置決めピンに位置決
めされることでスライダのロック解除片がシャーシ本体
に接触し、当該スライダが押し上げられて係止凹部が係
止片から解放される。そして、カートリッジホルダのエ
ジェクト操作によりばね部材のばね力によりスライダが
エジェクト位置に後退しカートリッジホルダからディス
クカートリッジを排出する動作が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディスク記録
再生装置の実施の形態をディスクカートリッジを使用し
たポータブル方式の光ディスク記録再生装置に適用した
例をとって図面を参照して説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕図1は記録再生装置
の平面図、図2は本発明の要部であるディスクカートリ
ッジ着脱機構の斜視図、図3は着脱機構側から見た装置
全体の側面図である。
【0011】符号1が記録再生装置の基体となるシャー
シであり、このシャーシ1にはその一端側(図3におい
て右端側)に設けた支点軸2を回動中心としてカートリ
ッジホルダ3がいわゆる跳ね上げ式に回動可能にされて
いる。このカートリッジホルダ3が跳ね上げられた位置
がエジェクト位置であり、このエジェクト位置において
カートリッジホルダ3の開口部3aから仮想線で示した
ディスクカートリッジ4が挿入/排出される。尚、ディ
スクカートリッジ4は本例では挿入端側の形状が円弧面
形状にされている。
【0012】さて、カートリッジホルダ3の一側部には
L型チャッネル材からなるスライダ5が取り付けられて
いる。スライダ5はこれに形成した長孔6がカートリッ
ジホルダ3にねじ止めしたガイドピン7,7に沿ってデ
ィスクカートリッジの出し入れ方向へ移動可能にされて
いる。このスライダ5の手前側に下向きの係止爪8が形
成されている。すなわち、スライダ5はカートリッジホ
ルダ3へディスクカートリッジが挿入されることで、デ
ィスクカートリッジの挿入端部がスライダ5の奥側端部
に設けたレバー9に当接し、ディスクカートリッジの挿
入方向と同一方向にスライド移動されるようになってい
る。尚、符号10はスライダ5の奥側端部側面部に形成
されているディッチで、ディスクカートリッジの凹溝を
保持するためのものである。
【0013】また、カートリッジホルダ3の外側面3b
にはディスクカートリッジの図示しないシャッター板を
開閉する操作部材11がカシメ12等により固定されて
いる。この操作部材11にはカートリッジホルダ3に開
けた窓孔13を通じてディスクカートリッジの挿入動作
に伴ってシャッター板を解放するシャッターオープン片
14と、同じくカートリッジホルダ3に開けた窓孔15
を通じてディスクカートリッジの排出動作に伴ってシャ
ッター板を閉止するシャッタークローズ片16とがそれ
ぞれカートリッジホルダ3の内側に突設されている。
【0014】ここで、上述したスライダ5はその一部に
形成したばね掛け片5aと、操作部材11に形成したば
ね掛け片11aとの間に引っ張りばねからなる第1のコ
イルばね17が支持されている。この第1のコイルばね
17によってスライダ5と共にディスクカートリッジを
排出方向へ引く戻す作用が行われる。
【0015】一方、シャーシ1側にはL型に曲げ成形し
たアーム部材18が軸部19により回動可能に支承され
ている。アーム部材18は垂直に立ち上がり、その先端
側にカートリッジホルダ3側に水平に延出する凸状の突
当て面20を有し、この突当て面20に隣接してロック
爪21が曲げ起こされている。このアーム部材18はそ
の軸部近傍に形成したばね掛け片18aとシャーシ1か
ら切り起こされたばね掛け片1aとの間に引っ張りばね
からなる第2のコイルばね22が支持されている。
【0016】また、シャーシ1上には支点軸2とは反対
側にディスクカートリッジを記録再生位置に位置決めす
るための左右一対の位置決めピン23,23が立設され
ている。尚、シャーシ1には、ここでは図示しないがデ
ィスクカートリッジ内に格納されている光ディスクの情
報の読み取りあるいは書き込みを行うための光学ヘッド
機構がディスク径方向へ移動可能に搭載されている。
【0017】次に、上述のように構成したディスクカー
トリッジ着脱機構の一連の動作を図3〜図6を参照して
説明する。
【0018】図3はカートリッジホルダ5がエジェクト
位置に跳ね上げられ、ディスクカートリッジ4がカート
リッジホルダ5から排出されている動作状態である。こ
こで、ディスクカートリッジ4をカートリッジホルダ5
内へ挿入していくと、ディスクカートリッジの図示しな
いシャッター板がシャッターオープン片14により解放
される動作と共に、ディスクカートリッジ4の挿入端側
がレバー9を押し戻し、ディスクカートリッジ4の挿入
に連動してスライダ5は第1のコイルばね17のばね力
に抗して一緒にスライド移動する。この際、スライダ5
はこれに形成されている係止爪8がシャーシ1側のアー
ム部材18のロック爪21を乗り越えた位置で当該ロッ
ク爪21と係合される(図4参照)。
【0019】この図4の動作状態がカートリッジホルダ
5内にディスクカートリッジ4が完全に装填された状態
であり、スライダ5は第1のコイルばね17のばね力を
受けてエジェクト方向へ付勢されるが、ロック爪21に
より規制されていることでスライダ5はディスクカート
リッジと共に装填位置を保持する。
【0020】ここで、図4のディスクカートリッジの装
填動作状態からカートリッジホルダ3を記録再生位置へ
ダウンしていくと、カートリッジホルダ3の下辺がアー
ム部材18の突当て面20に当接し、アーム部材18が
支軸部19を支点にして時計回り方向に回動される(図
5参照)。この動作状態ではスライダ5の係止爪8はア
ーム部材18のロック爪21に係止されている。
【0021】図5の動作状態からさらにカートリッジホ
ルダ3を記録再生位置へダウンさせると、ディスクカー
トリッジの位置決め穴4aが位置決めピン23に係合さ
れ、ディスクカートリッジは記録再生位置にセットする
ことができ(図6参照)、ディスクカートリッジの記録
あるいは再生動作が開始される。尚、ディスクカートリ
ッジはその位置決め穴4aが位置決めピン23に係合さ
れ始めた時点で、スライダ5の係止爪8はアーム部材1
8のロック爪21から完全に離間し係止が解除される。
この際、解除状態ではスライダ5の係止爪8はアーム部
材18のロック爪21より後退した位置に解除されてい
る。
【0022】かくして、ディスクカートリッジの記録あ
るいは再生動作が終了し、カートリッジホルダ3のエジ
ェクト操作が行なわれると、カートリッジホルダ3は跳
ね上げられる動作と共に、スライダ5はその係止爪8が
アーム部材18のロック爪21に干渉されることなもな
く、第1のコイルばね17の復帰するばね力によって排
出位置へ戻り、このスライダ5の戻り動作によってディ
スクカートリッジはレバー9によって押し戻され、図3
に示すようにカートリッジホルダ3から排出させること
ができる。この際、カートリッジホルダ3の排出動作に
連動して図示しないシャッター板がシャッタークローズ
片16により閉止される。また、ディスクカートリッジ
排出後のアーム部材18は、第2のコイルばね22の復
帰力により元の位置へ戻る。
【0023】以上のように動作するディスクカートリッ
ジ着脱機構は、少ない部品点数で単純な機構によりディ
スクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行うこと
ができるようになり、信頼性の高いディスク記録再生装
置を得ることができる。
【0024】〔第2の実施の形態〕図7はディスクカー
トリッジ着脱機構の斜視図、図8は着脱機構側から見た
エジェクト動作状態の側面図であり、上述した第1の実
施の形態と同一構成部分には同じ符号を付して説明す
る。
【0025】記録再生装置の基体となるシャーシ1には
その一端側(図8において右端側)に設けた支点軸2を
回動中心としてカートリッジホルダ3がいわゆる跳ね上
げ式に回動可能にされている。このカートリッジホルダ
3が跳ね上げられた位置がエジェクト位置であり、この
エジェクト位置においてカートリッジホルダ3の挿入口
3aからディスクカートリッジ4が挿入/排出される。
【0026】さて、カートリッジホルダ3の一側部には
スライダ25が取り付けられている。スライダ25は支
点軸2側である奥側に偏して形成した長孔状の第1のガ
イド孔26がカートリッジホルダ3の一側面から突設し
たガイド片27に支持され、ディスクカートリッジ3の
出し入れ方向へスライド移動可能にされている。
【0027】また、スライダ25にはカートリッジホル
ダ3の挿入口3a側である手前側に偏して第2のガイド
孔28が形成され、第2のガイド孔28にカートリッジ
ホルダ3の一側面から突設した鉤状の係止片29が係入
されている。この第2のガイド孔28の孔端部の上縁に
係止凹部30が形成されている。さらに、スライダ25
の挿入口3a側の端部に下方へ僅かに突き出るようにロ
ック解除片31が形成されている。
【0028】上述したスライダ25には、その上辺に設
けたばね掛け片25aにコイルばね32の一端部が掛け
止めされ、これに対してロック解除片31に近いカート
リッジホルダ3の下方部分に設けたばね掛け片3aにコ
イルばね32の他端部が掛け止めされている。すなわ
ち、コイルばね32はスライダ25に対して斜めに掛け
渡されることで、ロック解除片31側を下方へばね付勢
させるようにしている。
【0029】従って、スライダ25はカートリッジホル
ダ3へディスクカートリッジ4が挿入されることで、デ
ィスクカートリッジ4の挿入側端部がスライダ25の奥
側端部に設けたレバー33に当接し、ディスクカートリ
ッジ4の挿入方向と同一方向にスライド移動されるよう
になっている。
【0030】次に、上述のように構成したディスクカー
トリッジ着脱機構の一連の動作を図8〜図10を参照し
て説明する。
【0031】図8はカートリッジホルダ3がエジェクト
位置に跳ね上げられ、ディスクカートリッジ4がカート
リッジホルダ3から排出されている動作状態である。こ
こで、ディスクカートリッジ4をカートリッジホルダ3
内へ挿入していくと、ディスクカートリッジの図示しな
いシャッター板がシャッターオープン片により解放され
る動作と共に、ディスクカートリッジ4の挿入端側がレ
バー33を押し戻し、ディスクカートリッジ4の挿入に
連動してスライダ25はガイド片27に沿って第1のガ
イド孔26が移動すると共に、コイルばね32のばね力
に抗して一緒にスライド移動する。この後、スライダ2
5は第2のガイド孔28に形成した係止凹部30が係止
片29に係合される(図9参照)。
【0032】この図9の動作状態がカートリッジホルダ
3内にディスクカートリッジ4が完全に装填された状態
であり、スライダ25はコイルばね32の復帰ばね力を
受けてエジェクト方向へ付勢されるが、係止凹部30が
係止片29にロックされ規制されていることで、スライ
ダ25はディスクカートリッジ4と共に装填位置を保持
している。この際、コイルばね32のばね力によりスラ
イダ25はガイド片27をほぼ支点にしてロック解除片
31側が下方へ回動付勢するモーメントが作用し、これ
によって、スライダ25の係止凹部30が係止片29と
のロックを確実にしている。
【0033】かくして、図9のディスクカートリッジ4
の装填状態からカートリッジホルダ3を記録再生位置へ
ダウンさせると、ディスクカートリッジ4の位置決め穴
24が位置決めピン23に係合され、ディスクカートリ
ッジ4は記録再生位置にセットすることができ、ディス
クカートリッジ4の記録あるいは再生動作状態となる
(図10参照)。
【0034】ここで、カートリッジホルダ3の記録再生
位置へのダウンの様子をさらに詳しく説明すると、カー
トリッジホルダ3のダウンが開始され、ディスクカート
リッジ4の位置決め穴24が位置決めピン23に係合さ
れ始めると、スライダ25の下辺のロック解除片31が
シャーシ1に当接し、これによって、スライダ25はロ
ック解除片31側が押し上げられることで、係止凹部3
0は係止片29とのロックが解除される。従って、カー
トリッジホルダ3が記録再生位置へ完全にダウンされた
状態では、係止凹部30が係止片29とのロックが解除
され状態でもディスクカートリッジ4の位置決め穴24
が位置決めピン23に係合されているので、スライダ2
5はコイルばね32の復帰ばね力により排出方向へ戻さ
れることはない。
【0035】かくして、ディスクカートリッジの記録あ
るいは再生動作が終了し、カートリッジホルダ3のエジ
ェクト操作が行なわれると、カートリッジホルダ3は跳
ね上げられてディスクカートリッジ4の位置決め穴24
が位置決めピン23から抜け出すと同時に、スライダ2
5はコイルばね32の復帰ばね力によって排出位置へ戻
り、このスライダ25の戻り動作によってディスクカー
トリッジ4はレバー33によって押し戻され、図8に示
すようにカートリッジホルダ3から排出させることがで
きる。この際、カートリッジホルダ3の排出動作に連動
して図示しないシャッター板がシャッタークローズ片に
より閉止される。
【0036】以上のように動作するディスクカートリッ
ジ着脱機構は、第1の実施の形態よりさらに少ない部品
点数でディスクカートリッジの装填及び排出操作を確実
に行うことができ、信頼性の高いディスク記録再生装置
を得ることができる。
【0037】本発明は、上述しかつ図面に示した実施の
形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0038】本例では、第1の実施の形態及び第2の実
施の形態において、カートリッジホルダ3はシャーシ1
に対して支点軸2を中心として跳ね上げ式に開閉動作す
るようにした実施の形態について説明したが、その他、
カートリッジホルダ3がシャーシ1に対して例えば図示
しないがリンク機構により水平状態に開閉動作されるこ
とであってもよい。
【0039】また、本例では光ディスクを格納したディ
スクカートリッジのディスク記録再生装置に適用した場
合について説明したが、その他、光磁気ディスクを格納
したディスクカートリッジやハードディスク等のディス
ク記録再生装置にも広く適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明による請求項
1記載のディスク記録再生装置によれば、カートリッジ
ホルダへディスクカートリッジの装填時に当該ディスク
カートリッジの挿入方向にスライド移動可能の係止爪を
有するスライダと、スライダをディスクカートリッジの
排出方向へ付勢するようにしている第1のばね部材と、
本体シャーシ側に支持され、スライダの係止爪と対峙す
る位置にロック爪を有するアーム部材と、アーム部材を
起立方向へ付勢するようにしている第2のばね部材とか
ら構成したことで、少ない部品点数で単純な機構により
ディスクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行う
ことができるようになり、信頼性の高いポータブル式の
ディスク記録再生装置となる。
【0041】また、本発明による請求項2記載のディス
ク記録再生装置によれば、カートリッジホルダへディス
クカートリッジの装填時に当該ディスクカートリッジに
押し出されてスライド移動可能にされ、カートリッジホ
ルダの係止片と係脱する係止凹部を有すると共に下辺に
ロック解除片を備えたスライダと、スライダをディスク
カートリッジの排出方向へ付勢するようにしているばね
部材とから構成したことで、さらに少ない部品点数でデ
ィスクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行うこ
とができるようになり、信頼性の高いポータブル式のデ
ィスク記録再生装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるディスク記録再
生装置の平面図である。
【図2】要部であるディスクカートリッジ着脱機構の斜
視図である。
【図3】カートリッジホルダのエジェクト動作位置の側
面図である。
【図4】同じくカートリッジホルダにディスクカートリ
ッジを装填した側面図である。
【図5】同じくカートリッジホルダの記録再生操作の途
中動作位置の側面図である。
【図6】同じくカートリッジホルダの記録再生動作位置
の側面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるディスクカート
リッジ着脱機構の斜視図である。
【図8】カートリッジホルダのエジェクト動作位置の側
面図である。
【図9】同じくカートリッジホルダにディスクカートリ
ッジを装填した側面図である。
【図10】同じくカートリッジホルダの記録再生動作位
置の側面図である。
【符号の説明】
1…シャーシ、2…支点軸、3…カートリッジホルダ、
4…ディスクカートリッジ、5…スライダ、8…係止
爪、9…レバー、14…シャッターオープン片、16…
シャッタークローズ片、17…第1のコイルばね、18
…アーム部材、19…支軸部、20…突当て面、21…
ロック爪、22…第2のコイルばね、23…位置決めピ
ン、24…ディスクカートリッジの位置決め穴、25…
スライダ、29…係止片、30…係止凹部、31…ロッ
ク解除片、32…コイルばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体を格納しているディスクカ
    ートリッジと、 上記ディスクカートリッジが挿着されるカートリッジホ
    ルダと、 上記カートリッジホルダをエジェクト位置及び記録再生
    位置に移動可能に支持し、上記ディスク媒体に情報の読
    み書きを行う光学ヘッド機構を搭載しているシャーシ本
    体と、 上記カートリッジホルダへ上記ディスクカートリッジの
    装填時に当該ディスクカートリッジの挿入方向にスライ
    ド移動可能の係止爪を有するスライダと、 上記スライダを上記ディスクカートリッジの排出方向へ
    付勢するようにしている第1のばね部材と、 上記本体シャーシ側に上下方向に回動可能に支持され、
    上記スライダの係止爪と対峙する位置にロック爪を有す
    るアーム部材と、 上記アーム部材を起立方向へ付勢するようにしている第
    2のばね部材と、 上記シャーシ本体に上記ディスクカートリッジを記録再
    生位置に位置決めするための位置決めピンとから構成さ
    れ、上記ディスクカートリッジが上記カートリッジホル
    ダへ装填されると、上記第1のばね部材にばね力が発生
    し上記スライダの係止爪が上記アーム部材のロック爪に
    係合されて上記ディスクカートリッジが装填位置に保持
    される動作と、 上記カートリッジホルダが記録再生位置にダウンされ上
    記ディスクカートリッジが上記位置決めピンに位置決め
    されることで、上記スライダの係止爪が上記アーム部材
    のロック爪から解放される動作と、 上記カートリッジホルダのエジェクト操作により上記第
    1のばね部材のばね力により上記スライダがエジェクト
    位置に後退し上記カートリッジホルダから上記ディスク
    カートリッジを排出する動作とが行われることを特徴と
    するディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記スライダの係止爪が上記アーム部材のロック爪から
    解放される位置は、上記ディスクカートリッジの位置決
    め穴が上記位置決めピンに呼び込まれる以降であること
    を特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記ディスクカートリッジは光ディスクあるいは光磁気
    ディスクであることを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 ディスク媒体を格納しているディスクカ
    ートリッジと、 上記ディスクカートリッジが出し入れ可能にされ、一側
    面に係止片を有するカートリッジホルダと、 上記カートリッジホルダをエジェクト位置及び記録再生
    位置に移動可能に支持し、上記ディスク媒体に情報の読
    み書きを行う光学ヘッド機構を搭載しているシャーシ本
    体と、 上記カートリッジホルダへ上記ディスクカートリッジの
    装填時に当該ディスクカートリッジに押し出されてスラ
    イド移動可能にされ、上記カートリッジホルダの係止片
    と係脱可能にされる係止凹部を有すると共に、下辺にロ
    ック解除片を備えたスライダと、 上記スライダを上記ディスクカートリッジの排出方向へ
    付勢するようにしているばね部材と、 上記シャーシ本体に上記ディスクカートリッジを記録再
    生位置に位置決めするための位置決めピンと から構成され、上記ディスクカートリッジが上記カート
    リッジホルダへ装填されると、上記ばね部材にばね力を
    発生し当該スライダの係止凹部が上記カートリッジホル
    ダに設けられている係止片にロックされて上記スライダ
    と共に上記ディスクカートリッジが装填位置に保持され
    る動作と、 上記カートリッジホルダが記録再生位置にダウンされ上
    記ディスクカートリッジが上記位置決めピンに位置決め
    されることで、上記スライダの下面に設けられているロ
    ック解除片が上記シャーシ本体に接触し、当該スライダ
    が押し上げられて上記係止凹部が上記係止片から解放さ
    れる動作と、 上記カートリッジホルダのエジェクト操作により上記ば
    ね部材のばね力により上記スライダがエジェクト位置に
    後退し上記カートリッジホルダから上記ディスクカート
    リッジを排出する動作とが行われることを特徴とするデ
    ィスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記ばね部材は、上記ディスクカートリッジが上記カー
    トリッジホルダに装填されたとき、上記係止凹部が上記
    係止片へロックされる方向へ付勢するばね機能を有する
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記スライダの係止凹部が上記係止片から解放される位
    置は、上記ディスクカートリッジの位置決め穴が上記位
    置決めピンに呼び込まれる以降であることを特徴とする
    ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記ディスクカートリッジは光ディスクあるいは光磁気
    ディスクであることを特徴とするディスク記録再生装
    置。
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