JP3439071B2 - カートリッジに収納されたディスクの記録装置 - Google Patents

カートリッジに収納されたディスクの記録装置

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JP3439071B2
JP3439071B2 JP15847097A JP15847097A JP3439071B2 JP 3439071 B2 JP3439071 B2 JP 3439071B2 JP 15847097 A JP15847097 A JP 15847097A JP 15847097 A JP15847097 A JP 15847097A JP 3439071 B2 JP3439071 B2 JP 3439071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ内の
ディスクを介して情報を記録する記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、図20(a)、(b)に示すよう
に、矩形状のカートリッジ(6)内にディスク(60)を収容
し、カートリッジ(6)の一側部にディスクの一部を露出
させる透窓(62)を開設した記録媒体が用いられている。
透窓(62)は、カートリッジ(6)上を前後摺動可能で側面
に小孔(63)を開設したシャッタ(61)により開閉が切り換
えられる。シャッタ(61)の側方にて、カートリッジ(6)
の側面には、第1スリット孔(64)が、シャッタ(61)が設
けられた方と反対側の側面には、第2スリット孔(65)が
夫々前後に延びて開設されている。シャッタ(61)はカー
トリッジ(6)に対し、ロック機構(図示せず)により係合
しており、カートリッジ(6)が記録再生装置に挿入され
ると、該装置に固定されたロック解除片(29)が第1スリ
ット孔(64)に進入して、ロックが解除される。ロック解
除片(29)がシャッタ(61)を押すと、シャッタ(61)が開
く。
【0003】図17は、カートリッジ(6)内のディスク
を記録再生するメカデッキ(100)の分解斜視図である。
該メカデッキ(100)は前面の開口からカートリッジ(6)
が挿入される内ホルダ(2)と、内ホルダ(2)の上面を覆
う外ホルダ(3)を組み合わせて、シャーシ(1)上に取り
付けて構成される。シャーシ(1)上には周知の如く、ピ
ックアップ(75)及びターンテーブル(76)が設けられ、ピ
ックアップ(75)にはブラケット(71)を介して、先端部に
記録ヘッド(70)を設けたヘッドレバー(7)が取り付けら
れている。ヘッドレバー(7)はブラケット(71)に枢支さ
れ、下向きに付勢されている。ヘッドレバー(7)の昇降
はシャーシ(1)上に別途設けたヘッド昇降機構(図示せ
ず)により行なわれる。シャーシ(1)は装置のキャビネ
ット(4)の底面に固定される。
【0004】内ホルダ(2)の上面には、記録ヘッド(70)
の通過を許す透孔(20)が開設され、該透孔(20)の側方に
は周縁部に切欠き(86)を開設した蹴出しレバー(8)が枢
支されている。シャーシ(1)には、蹴出しレバー(8)の
前方に対応する位置に、ストッパ片(17)が立設してい
る。蹴出しレバー(8)は内ホルダ(2)との間に掛けられ
た引張りバネ(85)によりカートリッジ排出側に付勢さ
れ、内ホルダ(2)の上面から突出したストッパ(210)に
当接している。蹴出しレバー(8)の一端部は下方に折曲
されて、カートリッジ(6)の挿入時、カートリッジ(6)
の前面により押される押し片(80)を形成している。外ホ
ルダ(3)は内ホルダ(2)に被さり、内ホルダ(2)の側面
から突出した突軸(220)(220)は、外ホルダ(3)の側面に
斜めに開設されたカム溝(30)(30)に嵌まる。外ホルダ
(3)の上面両側部から突片(37)(37)が、更に後端部から
はカートリッジ(6)排出時に使用者が引く操作片(31)が
夫々外向きに突出している。シャーシ(1)の側面には、
前記各突軸(220)が嵌まるガイド溝(18)及び、突片(37)
が嵌まる水平溝(19)が開設されている。ガイド溝(18)は
水平部(18a)と、水平部(18a)の前端から下向きに延びた
垂直部(18b)を一体に具えている。また、外ホルダ(3)
の後端部側面からはバネ掛け片(38)が突出している。
【0005】図19(a)、(b)はメカデッキ(100)の側面
図である。外ホルダ(3)のバネ掛け片(38)とシャーシ
(1)との間に、引張りバネ(9)が掛けられ、外ホルダ
(3)はカートリッジ(6)挿入方向に付勢されている。図
18(a)、(b)はメカデッキ(100)の平面図である。図1
8(a)に示す待機状態から、内ホルダ(2)にカートリッ
ジ(6)を挿入すると、カートリッジ(6)が押し片(80)を
引張りバネ(85)に抗して押し、蹴出しレバー(8)が反時
計方向に回転する。蹴出しレバー(8)の切欠き(86)がシ
ャーシ(1)のストッパ片(17)に対向し、内ホルダ(2)は
切欠き(86)の深さだけ前進が可能になる。内ホルダ(2)
内には、カートリッジ(6)の第2スリット孔(65)に嵌ま
る突片(図示せず)が設けられ、第2スリット孔(65)の後
端面が、突片を押すと、図19(a)に示す状態から、内
ホルダ(2)は突軸(220)がガイド溝(18)の水平部(18a)を
摺動し、外ホルダ(3)のカム溝(30)を押す。内ホルダ
(2)に押された外ホルダ(3)は突片(37)が水平溝(19)に
嵌まって、水平に摺動する。仮にカートリッジ(6)を挿
入せずに、内ホルダ(2)だけを押し込んでも、蹴出しレ
バー(8)が回動せず、蹴出しレバー(8)がシャーシ(1)
のストッパ片(17)に当たるため、内ホルダ(2)は前進で
きない。
【0006】図19(b)に示すように、内ホルダ(2)は
ガイド溝(18)の水平部(18a)の前端に達した後に、外ホ
ルダ(3)のカム溝(30)に沿って下降し、ガイド溝(18)の
垂直部(18b)の下端に達する。カートリッジ(6)は蹴出
しレバー(8)を押し込んだまま下降する。ホルダ(2)は
カートリッジ(6)を収納した状態で、シャーシ(1)に合
わさり、カートリッジ(6)内のディスクがターンテーブ
ル(76)に載置されて記録再生が可能になる。引張りバネ
(9)により前方に付勢された外ホルダ(3)は突軸(220)
を介して内ホルダ(2)を前方及び下向きに付勢し、カー
トリッジ(6)内のディスク(60)をターンテーブル(76)に
付勢する。カートリッジ(6)内のディスクの再生はピッ
クアップ(75)により、記録はピックアップ(75)と記録ヘ
ッド(70)により行なわれる。ヘッド昇降機構は記録時に
のみ、ヘッドレバー(7)を回転下降させ、記録ヘッド(7
0)をディスクに接近させる。カートリッジ(6)を排出す
るときは、図19(b)に示す状態から、外ホルダ(3)の
操作片(31)を引張りバネ(9)に抗して手前に引く。外ホ
ルダ(3)のカム溝(30)及びシャーシ(1)のガイド溝(18)
に沿って内ホルダ(2)が上昇し、引張りバネ(85)の付勢
力によりカートリッジ(6)は蹴出しレバー(8)に押され
て排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置にあって
は、記録時にヘッドレバー(7)を下向き回動させ、再生
時にヘッドレバー(7)を上昇させるから、外ホルダ(3)
が摺動しない状態でヘッドレバー(7)を昇降させるヘッ
ド昇降機構が必要となる。出願人はかかる装置に於い
て、ヘッド昇降機構を省き、構成の簡素化及び部品点数
の減少を着想した。本発明は、外ホルダが摺動しない状
態にてヘッドレバーを駆動させるヘッド昇降機構を省く
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録装置は、ディ
スク(60)を収納したカートリッジ(6)が嵌まる内ホルダ
(2)に、ディスクにビームを照射するピックアップ(75)
を具えたシャーシ(1)を接近離間可能に設け、内ホルダ
(2)の上面にはカートリッジ挿入方向に沿って摺動する
外ホルダ(3)が被さり、外ホルダ(3)とシャーシ(1)の
何れか一方には、カートリッジ(6)の挿入に伴う外ホル
ダ(3)の摺動に伴い、内ホルダ(2)とシャーシ(1)を互
いに接近させるカム溝(30)が形成されている。ピックア
ップ(75)には、カートリッジ装着方向を含む垂直面内を
回動自在に設けられ、内ホルダ(2)とシャーシ(1)が接
近した状態にて、内ホルダ(2)を通って、カートリッジ
(6)内のディスクに接近するヘッドレバー(7)がカート
リッジ(6)に向かって付勢されて取り付けられている。
内ホルダ(2)には、ヘッドレバー(7)の下側に位置する
ヘッド駆動レバー(5)がヘッドレバー(7)と同一面内を
回動自在に設けられている。外ホルダ(3)は、カートリ
ッジ(6)排出時に手動操作される。外ホルダ(3)には、
カートリッジ(6)が内ホルダ(2)に装着されない待機位
置にて、ヘッド駆動レバー(5)をヘッドレバー(7)押し
上げ方向に回動させる凸面(34)が一体に形成され、カー
トリッジ(6)の挿入に伴なう外ホルダ(3)の摺動により
凸面(34)とヘッド駆動レバー(5)との当接が解除され、
ヘッドレバー(7)はカートリッジ(6)に向かって回動す
る。
【0009】
【作用及び効果】カートリッジ(6)が内ホルダ(2)に挿
入されない待機位置では、ヘッド駆動レバー(5)は外ホ
ルダ(3)の凸面(34)に接して、ヘッドレバー(7)を押し
上げる。ヘッドレバー(7)はカートリッジ(6)から離間
している。カートリッジ(6)が挿入されると、外ホルダ
(3)が摺動し、凸面(34)とヘッド駆動レバー(5)との当
接が解除される。ヘッドレバー(7)はカートリッジ(6)
に向かって回動し、ディスクへの記録が可能になる。こ
のように、カートリッジ(6)の内ホルダ(2)への装着に
より自動的にヘッドレバー(7)はカートリッジ(6)に接
近し、ディスクへの記録が可能になる。従って、従来の
ように、内ホルダ(2)にカートリッジ(6)が装着された
状態でヘッドレバー(7)を昇降させる機構が不要にな
り、構成部品点数を減少できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。従来と同一構成については、同一符号を用い
て、詳細な説明を省略する。図1は、カートリッジ(6)
とキャビネット(4)の斜視図である。カートリッジ(6)
はシャッタ(61)を右側にしてキャビネット(4)の挿入口
(43)に挿入され、該挿入口(43)の内側には、挿入口(43)
を塞ぐ回動パネル(42)の上端部が枢支されている。図2
(a)、(b)はカートリッジ(6)と回動パネル(42)の位置関
係を示す側面図であるが、図2(b)に示すように、カー
トリッジ(6)がキャビネット(4)内に挿入完了した状態
にて、回動パネル(42)の自由端部はカートリッジ(6)の
後端部上に当接し、開き完了状態が保たれる。カートリ
ッジ(6)の後端面には、記録された情報名を記載したラ
ベルを貼り付けることが多く、使用者はカートリッジ
(6)がキャビネット(4)に挿入された状態にて、記録さ
れた情報名を確認できる。
【0011】図3はキャビネット(4)内に位置し、カー
トリッジ(6)内のディスク(60)を記録するメカデッキ(1
00)の分解斜視図である。該メカデッキ(100)は、カート
リッジ(6)が挿入される内ホルダ(2)と、該内ホルダ
(2)上に被さり内ホルダ(2)上をカートリッジ挿入排出
方向に沿って摺動する外ホルダ(3)を具える。外ホルダ
(3)と内ホルダ(2)は、シャーシ(1)に重なり、該シャ
ーシ(1)にはカートリッジ(6)の底面を受けるピン(77)
(77)、ピックアップ(75)及びターンテーブル(76)が、周
知の如く設けられる。本例に係わる装置にあっては、後
記するようにカートリッジ(6)を収納する内ホルダ(2)
がキャビネット(4)に取り付けられて固定され、シャー
シ(1)が内ホルダ(2)に対し昇降する。
【0012】シャーシ(1)は、両側部に支持壁(11)(11)
を立設し、各支持壁(11)から内向きに突起(10)(10)を突
設する。内ホルダ(2)及び外ホルダ(3)は、突起(10)(1
0)に嵌合する。シャーシ(1)には中央部から右側の支持
壁(11)に掛けて開口(12)が開設され、ターンテーブル(7
6)の先端及びピックアップ(75)は、該開口(12)から露出
する。シャーシ(1)の各隅部には、切欠き(13)(13)、貫
通孔(14)(14)が開設され、内ホルダ(2)は後記するよう
に切欠き(13)(13)、貫通孔(14)(14)を通って、キャビネ
ット(4)に取り付けられる。ピックアップ(75)の下面に
は、ブラケット(71)を介して、先端部に記録ヘッド(70)
を設けたヘッドレバー(7)が取り付けられる。ヘッドレ
バー(7)は、基端部がブラケット(71)に枢支され、ネジ
リバネ(図示せず)により下向きに付勢される。
【0013】図3に示す外ホルダ(3)は、板金の両縁を
直角に折曲してなり、側面にカートリッジ挿入方向に沿
って下向きに傾いたカム溝(30)(30)を開設し、前端部か
ら内向きに突起(32)を突出している。外ホルダ(3)の左
側面からは操作片(31)が外向きに突出し、後記するよう
に、カートリッジ(6)を排出する際には、操作片(31)を
後方に引く。内ホルダ(2)の左端部上面には、蹴出しレ
バー(8)の基端部が枢支され、該蹴出しレバー(8)の自
由端部は下向きに折曲されて押し片(80)を形成し、該押
し片(80)は内ホルダ(2)に開設された円弧孔(22)を経
て、内ホルダ(2)内に突出し、カートリッジ(6)の前端
部に押される。蹴出しレバー(8)と外ホルダ(3)との間
には、引張りバネ(85)が掛けられ、カートリッジ(6)が
内ホルダ(2)に挿入されない待機状態にて、蹴出しレバ
ー(8)は引張りバネ(85)により外ホルダ(3)から立設し
たストッパ(33)に圧接されている。
【0014】内ホルダ(2)の上面には、記録ヘッド(70)
の通過を許す透孔(20)が開設され、該透孔(20)の前方か
ら壁片(21)(21)が立設している。該壁片(21)(21)に、図
3に示すヘッド駆動レバー(5)の基端部が取り付けられ
る。図4は図3をC方向から見た側面断面図、図5はヘ
ッド駆動レバー(5)の斜視図である。図5に示すよう
に、ヘッド駆動レバー(5)は内ホルダ(2)の上面に対向
する当接板(50)の両側基端部から、枢軸(51)(51)を外向
きに突設しており、該枢軸(51)(51)が壁片(21)(21)に回
動自在に嵌まる。当接板(50)の一側部からは内ホルダ
(2)の上面に接する第1接片(52)が、他側部からは当接
板(50)から一段盛り上がって外ホルダ(3)に接する第2
接片(53)が夫々突出している。図4に示すように、外ホ
ルダ(3)上にて第2接片(53)が接する箇所には、凸面(3
4)が設けられており、第2接片(53)と凸面(34)が接する
と、ヘッド駆動レバー(5)が押し上げられて回動上昇す
る。前記の如く、ヘッドレバー(7)はブラケット(71)と
の枢支部を中心として下向きに付勢されており、ヘッド
レバー(7)の自由端部がヘッド駆動レバー(5)の当接板
(50)に接する。待機位置にあっては、図13(b)に示す
ように、ヘッド駆動レバー(5)は上昇しており、ヘッド
駆動レバー(5)がカートリッジ(6)の進入を妨げること
はない。
【0015】図6は内ホルダ(2)の斜視図、図7は図6
を下方から見上げた下面図、図8は図6をA方向から見
た正面図、図9は図6をG方向から見た左側面図であ
る。図7に於いて一点鎖線はシャーシ(1)を示す。図6
に示すように、内ホルダ(2)の上面には、前記透孔(20)
の他に、蹴出しレバー(8)の押し片(80)が貫通する円弧
孔(22)が、側面には外ホルダ(3)のカム溝(30)(30)に対
向する縦孔(23)(23)、外ホルダ(3)の突起(32)が嵌ま
り、外ホルダ(3)の水平摺動を案内する水平孔(24)が夫
々開設されている。カートリッジ(6)の装着状態及び排
出状態に於いて、外ホルダ(3)は内ホルダ(2)の透孔(2
0)に被さらない。また、内ホルダ(2)の側面の前後端部
からは脚片(25)(25)が下向き突出し、該脚片(25)の下端
部は外向きに折曲して中央部にネジ孔(26a)を開設した
取付板(26)を形成している。内ホルダ(2)の両側面下端
縁は内向きに折曲されて、図7に示すように、カートリ
ッジ(6)の下面に接する受け板(27)(27)を形成してい
る。一方の受け板(27)にはシャーシ(1)に向かって突出
した凸部(28)(28)が設けられ、該凸部(28)(28)はシャー
シ(1)の貫通孔(14)(14)に一致する。
【0016】図6及び図8に示すように、内ホルダ(2)
の側面中央部は内向きに折曲されて、カートリッジ(6)
の第1スリット孔(64)に進入するロック解除片(29)を形
成している。また、該ロック解除片(29)の後方には、頂
点を内ホルダ(2)の内面に向けて折曲されたバネ片(66)
が設けられている。図20に示すカートリッジ(6)が内
ホルダ(2)に挿入されるに従い、ロック解除片(29)が第
1スリット孔(64)に入り、シャッタ(61)のロックを解除
する。ロック解除片(29)がシャッタ(61)を開き方向に押
す。カートリッジ(6)を内ホルダ(2)から引き出す際に
は、バネ片(66)がシャッタ(61)の小孔(63)に嵌まり、カ
ートリッジ(6)の排出方向の摺動に従って、シャッタ(6
1)が閉じる。カートリッジ(6)をそのまま引き抜けば、
バネ片(66)とシャッタ(61)との嵌合が離れる。図9に示
すように、内ホルダ(2)の左側面の前端部からは、カー
トリッジ(6)の第2スリット孔(65)に嵌まる挿入片(20
0)が内向きに突出している。
【0017】図10は、待機位置のメカデッキ(100)を
キャビネット(4)に取り付けた状態の平面図、図11は
図10のメカデッキ(100)をB方向から見た正面図であ
る。蹴出しレバー(8)は引張りバネ(85)により後方に付
勢されて、押し片(80)が内ホルダ(2)の円弧孔(22)の後
端に接している。外ホルダ(3)のストッパ(33)が、蹴出
しレバー(8)に接して、外ホルダ(3)は前進を規制され
ている。また、図13(a)に示すように、シャーシ(1)
の突起(10)は外ホルダ(3)のカム溝(30)の下端に位置
し、内ホルダ(2)から最も離れた最下位に位置してい
る。図13(b)に示すように、ヘッド駆動レバー(5)は
前記の如く上昇しており、該ヘッド駆動レバー(5)に当
接したヘッドレバー(7)を上昇させている。
【0018】図15は、図10の平面図をE方向から見
た側面断面図、図16は図10をF方向から見た側面断
面図である。図15に示すように、キャビネット(4)か
らはシャーシ(1)の切欠き(13)を下側から貫通したボス
(41)が突出し、内ホルダ(2)は、脚片(25)の取付板(26)
が該ボス(41)に受けられる。キャビネット(4)の下側か
らビス(40)が取付板(26)に螺合して、内ホルダ(2)はキ
ャビネット(4)に取り付けられる。また、図16に示す
ように、内ホルダ(2)の受け板(27)の凸部(28)は、シャ
ーシ(1)の貫通孔(14)に一致し、キャビネット(4)の下
側からビス(40)止めされて、キャビネット(4)に取り付
けられる。本例に係わる装置にあっては、内ホルダ(2)
がキャビネット(4)に固定され、シャーシ(1)が昇降
し、シャーシ(1)の上昇完了位置にて記録が行なわれ
る。
【0019】(カートリッジの挿入)図10に示す待機位
置から、カートリッジ(6)を内ホルダ(2)の受け板(27)
に載せて、内ホルダ(2)内に押し込むと、カートリッジ
(6)の前端面は蹴出しレバー(8)の押し片(80)を押し
て、蹴出しレバー(8)を反時計方向に回転させる。カー
トリッジ(6)は第2スリット孔(65)が内ホルダ(2)の挿
入片(200)に嵌まりながら摺動する(図9参照)。図12
(a)、(b)は、カートリッジ(6)が装着位置に至るまでの
過程を示す平面図であり、カートリッジ(6)を一点鎖線
で示す。図12(a)に示すように、カートリッジ(6)の
押込み完了状態にて、蹴出しレバー(8)の回転により、
蹴出しレバー(8)とストッパ(33)の当接が外れる。この
状態で、既にロック解除片(29)によりカートリッジ(6)
のシャッタ(61)は開いて、ディスクがカートリッジ(6)
の上面から露出している。
【0020】(情報の記録と再生)蹴出しレバー(8)とス
トッパ(33)の当接が外れたことにより、図12(b)に示
すように、外ホルダ(3)は引張りバネ(85)により前方に
摺動する。かかる外ホルダ(3)の前進により、ヘッド駆
動レバー(5)の第2接片(53)と外ホルダ(3)の凸面(34)
との当接が外れ、ヘッド駆動レバー(5)は図14(b)に
示すように下降し、下向きに付勢されたヘッドレバー
(7)も回動下降する。カートリッジ(6)のシャッタ(61)
は既に開いているから、記録ヘッド(70)はディスクに接
近することができる。また、図14(a)に示すように、
外ホルダ(3)の前進により、カム溝(30)に突起(10)が嵌
合したシャーシ(1)は上向きの付勢力を与えられ、内ホ
ルダ(2)の縦孔(23)に沿って真上に上昇する。カートリ
ッジ(6)の厚みは約5mmであり、本装置では出願人はシ
ャーシ(1)の上昇ストロークをカートリッジ(6)の厚み
より少ない距離に設定している。シャーシ(1)は、突起
(10)がカム溝(30)の上端に達した位置にて停止する。シ
ャーシ(1)上のターンテーブル(76)がカートリッジ
(6)内のディスクに嵌合し、前記の如く、記録ヘッド
(70)がディスク上面に接近しているから、この状態
にて記録が行なわれる。
【0021】外ホルダ(3)は引張りバネ(85)により前向
きに付勢されているから、突起(10)を介して、シャーシ
(1)上のターンテーブル(76)をカートリッジ(6)に押圧
付勢する。これによりディスク(60)とターンテーブル(7
6)のガタ付きが防止される。また、前記の如く、カート
リッジ装着位置にて、図2(b)に示す回動パネル(42)
は、自由端部がカートリッジ(6)の後端部上面に当接し
て開いている。これにより使用者はカートリッジ(6)の
後端面に記載された情報を確認できる。
【0022】この装置では、カートリッジ(6)を挿入す
ると、記録ヘッド(70)が下降するが、再生時に記録ヘッ
ド(70)に電流を流さなければ再生もできる。出願人はこ
の装置をデジタルスチルカメラ等と組み合わせて、画像
や音声の記録装置として用いることを提案している。カ
ートリッジ(6)を排出するには、図12(b)に示すカー
トリッジ装着状態から、外ホルダ(3)の操作片(31)を引
張りバネ(85)に抗して手動で引き出す。外ホルダ(3)の
凸面(34)とヘッド駆動レバー(5)の第2接片(53)とが当
接し、図13(b)に示すように、ヘッドレバー(7)が上
昇する。図14(a)に示す状態から、カム溝(30)に嵌合
したシャーシ(1)の突起(10)は下向き付勢され、シャー
シ(1)は縦孔(23)に沿って下向きに移動する。ターンテ
ーブル(76)とカートリッジ(6)の嵌合が外れる。
【0023】更に外ホルダ(3)が引き出されると、図1
2(a)に示すように、ストッパ(33)が蹴出しレバー(8)
の回転移行路から脱出し、蹴出しレバー(8)は引張りバ
ネ(85)により時計方向に回転する。蹴出しレバー(8)の
押し片(80)は、引張りバネ(85)の付勢力によりカートリ
ッジ(6)を排出する。押し片(80)が円弧孔(22)の端面に
接して、蹴出しレバー(8)の回転が停止する。本装置の
メカデッキ(100)にあっては、カートリッジ(6)の内ホ
ルダ(2)への装着により自動的にヘッドレバー(7)はカ
ートリッジ(6)に接近し、ディスクへの記録が可能にな
る。従って、従来のように、内ホルダ(2)にカートリッ
ジ(6)が装着された状態でヘッドレバー(7)を昇降させ
る機構が不要になり、構成部品点数を減少できる。
【0024】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートリッジとキャビネットの斜視図である。
【図2】カートリッジと回動パネルの位置関係を示す側
面図であり、(a)は待機位置、(b)はカートリッジ装着
位置を示す。
【図3】メカデッキの分解斜視図である。
【図4】図3をC方向から見た断面側面図である。
【図5】ヘッド駆動レバーの斜視図である。
【図6】内ホルダの斜視図である。
【図7】図6の内ホルダの下面図である。
【図8】図6の内ホルダをA方向から見た図である。
【図9】図6の内ホルダをG方向から見た側面図であ
る。
【図10】待機位置でのメカデッキの平面図である。
【図11】図10のメカデッキをB方向から見た図であ
る。
【図12】カートリッジのメカデッキへの挿入状態を示
す平面図である。
【図13】待機位置に於けるメカデッキの側面図であ
り、(a)は内ホルダと外ホルダの位置関係を、(b)はヘッ
ド駆動レバーとヘッドレバーの位置関係を示す。
【図14】カートリッジ装着位置に於けるメカデッキの
側面図であり、(a)は内ホルダと外ホルダの位置関係
を、(b)はヘッド駆動レバーとヘッドレバーの位置関係
を示す。
【図15】図10をE方向から見た側面断面図である。
【図16】図10をF方向から見た側面断面図である。
【図17】従来のディスク記録再生装置の分解斜視図で
ある。
【図18】(a)は待機位置に於けるメカデッキの平面
図、(b)は同上の装着位置に於ける平面図である。
【図19】(a)は待機位置に於けるメカデッキの側面
図、(b)は同上の装着位置に於ける平面図である。
【図20】(a)はカートリッジの斜視図、(b)は(a)をH
方向から見た側面図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) 内ホルダ (3) 外ホルダ (5) ヘッド駆動レバー (6) カートリッジ (7) ヘッドレバー (30) カム溝 (61) シャッタ (75) ピックアップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク(60)を収納したカートリッジ
    (6)が嵌まる内ホルダ(2)に、ディスクにビームを照射
    するピックアップ(75)を具えたシャーシ(1)を接近離間
    可能に設け、内ホルダ(2)の上面にはカートリッジ挿入
    方向に沿って摺動する外ホルダ(3)が被さり、外ホルダ
    (3)とシャーシ(1)の何れか一方には、カートリッジ
    (6)の挿入に伴う外ホルダ(3)の摺動に伴い、内ホルダ
    (2)とシャーシ(1)を互いに接近させるカム溝(30)が形
    成され、ピックアップ(75)には、カートリッジ装着方向
    を含む垂直面内を回動自在に設けられ、内ホルダ(2)と
    シャーシ(1)が接近した状態にて、内ホルダ(2)を通っ
    て、カートリッジ(6)内のディスクに接近するヘッドレ
    バー(7)がカートリッジ(6)に向かって付勢されて取り
    付けられ、内ホルダ(2)には、ヘッドレバー(7)の下側
    に位置するヘッド駆動レバー(5)がヘッドレバー(7)と
    同一面内を回動自在に設けられたディスク記録装置に於
    いて、外ホルダ(3)は、カートリッジ(6)排出時に手動操作さ
    れ、 外ホルダ(3)には、カートリッジ(6)が内ホルダ(2)に
    装着されない待機位置にて、ヘッド駆動レバー(5)をヘ
    ッドレバー(7)押し上げ方向に回動させる凸面(34)が
    体に形成され、カートリッジ(6)の挿入に伴なう外ホル
    ダ(3)の摺動により凸面(34)とヘッド駆動レバー(5)と
    の当接が解除され、ヘッドレバー(7)はカートリッジ
    (6)に向かって回動することを特徴とするディスク記録
    装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジ(6)には、ディスクの開閉
    を切り換えるシャッタ(61)が設けられ、カートリッジ
    (6)の内ホルダ(2)への装着状態にて、シャッタ(61)は
    開き完了状態にある請求項1に記載のディスク記録装
    置。
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