JP2002236219A - 光配線盤 - Google Patents

光配線盤

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JP2002236219A
JP2002236219A JP2001033979A JP2001033979A JP2002236219A JP 2002236219 A JP2002236219 A JP 2002236219A JP 2001033979 A JP2001033979 A JP 2001033979A JP 2001033979 A JP2001033979 A JP 2001033979A JP 2002236219 A JP2002236219 A JP 2002236219A
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English (en)
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Hirofumi Tayama
洋文 多山
Yoshihiro Doi
義宏 土井
Nobuyuki Tanaka
伸行 田中
Takayuki Sugimoto
崇行 杉本
Keiji Kurimoto
啓治 栗本
Takashi Shioda
貴志 塩田
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Kansai Electric Power Co Inc
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
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Kansai Electric Power Co Inc
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの光接続部を高密度に収納でき、か
つ作業性に優れる光配線盤を提供する。 【解決手段】 トレー21(22)と、一端から多芯光ファ
イバ芯線51が導入され、他端に機器側光ファイバ52の接
続アダプタ42を有する複数の光接続モジュール40とを具
える。光接続モジュール40は、接続アダプタ側を起こし
た状態に保持するように回動機構(ヒンジ60)を介して
トレー21(22)に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルを別の光ファイバに分岐・接続するための光配線盤に
関するものである。特に、より多くの光接続部をコンパ
クトに収納できると共に、作業性にも優れる光配線盤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光配線盤には、光接続部を単心ごと独立
して接続するコネクタ型と、複数芯を一括して成端した
接続アダプタを用いるモジュール型とがある。
【0003】コネクタ型は、図8に示すように、収納ケ
ース10内に融着接続部トレー5、センタートレー15およ
び光接続部収納トレー20を下から順に具えている。線路
側光ファイバ50(多芯光ファイバケーブル)は図の左側
から導入され、装置側光ファイバ52を図の右側から引き
出す構成である。
【0004】ケース10内に導入された線路側光ファイバ
50は融着接続部トレー5内に導入される。融着接続部ト
レー5内では、線路側光ファイバ50と分岐用光ファイバ
コード51′の非分岐端とを融着接続し、この接続部の前
後に十分な余長を持って収納されている。融着接続部ト
レー5から引き出された分岐用光ファイバコード51′
は、センタートレー15を通って収納トレー20へ図の左側
から導入される。一旦センタートレー15を通して図の左
側から収納トレー20に分岐用光ファイバコード51′を導
入するのは、装置側光ファイバ52を図の右側から引き出
して線路側光ファイバ50と区分するためである。
【0005】図9に示すように、収納トレー20は上下二
段に構成され、下段トレーの前方角部に位置する回転軸
71により上段トレー21は回転自在に連結されている。こ
れにより、上段トレー21をスライドするように回転して
下段トレー22の前方に引き出すことができるように構成
されている。
【0006】分岐用光ファイバコード51′は、前記上下
段トレー21、22内で十分な余長をとって収納され、その
分岐端は各々独立したコネクタ90を介して単心の装置側
光ファイバ52に接続されている。この光配線盤と同様の
構成を開示する文献として、特開平10-339823号公報が
ある。
【0007】一方、モジュール型は、例えば特開平11-1
33246号公報に記載のものがある。一般に、光接続モジ
ュールは、薄いケース状のもので、モジュールケースは
一端に非分岐の多芯光ファイバ芯線または多芯光ファイ
バコードの導入孔を有し、他端に単芯分岐された光接続
アダプタを具えている。モジュールケース内に導入され
た多芯光ファイバ芯線(コード)は、余長をとってから
単芯分岐されて接続アダプタに接続される。前記アダプ
タは装置側光ファイバをコネクタ接続できるように構成
されている。
【0008】通常、このようなモジュールは縦置きにし
て、すなわち接続アダプタを垂直方向沿いに向けて複数
並列しておき、作業対象のモジュールのみを前方に引き
出して機器用光ファイバを抜き差しするように構成され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光配線
盤では、光配線盤に収納する光接続部の数を高密度化す
ることが難しいと言う問題があった。
【0010】<コネクタ型の場合>トレー内に分岐用光
ファイバコード51′の大きな余長が必要な上、トレー内
に単心ごとのコネクタ90を収納するため、余長スペース
および各コネクタを抜き差しするための作業間隔が必要
とされ、収納される光接続部の数が制約されるからであ
る。また、融着接続部トレー5およびセンタートレー15
の格納スペースが必要で、そのために光接続部収納トレ
ー20の格納数が制約されることも高密度化の障害とな
る。
【0011】<モジュール型の場合>アダプタを垂直方
向に沿うように配置して前後に引出自在に構成するた
め、引き出し動作に対応するための十分な余長が必要で
ある。そのため、大きな余長スペースが必要となり、光
接続部の高密度収納が難しい。また、従来のモジュール
型の場合でも融着接続部トレーが必要な点はコネクタ型
の場合と同様である。
【0012】従って、本発明の主目的は、より多くの光
接続部を高密度に収納でき、かつ作業性に優れる光配線
盤を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光接続モジュ
ールを用い、このモジュールのトレー内における配置構
造を工夫することで上記の目的を達成する。
【0014】すなわち、本発明光配線盤は、トレーと光
接続モジュールとを具える。光接続モジュールは、一端
が非分岐で、他端に単芯分岐された接続アダプタを有す
る多芯光ファイバ芯線を具える。そして、この光接続モ
ジュールは、接続アダプタをトレー底面と平行にして前
記トレー内に固定することを特徴とする。
【0015】光接続モジュールを用いることで、単心ご
とのコネクタをトレーに収納する場合に比べてより多数
の光ファイバ接続部をトレー内に収納することができ
る。
【0016】また、このモジュールをトレー内に固定す
ることで、モジュールを前後に出し入れする必要がな
く、この前後動に対応した分岐用光ファイバの余長も短
縮できるため、余長スペースを削減してより一層の多芯
収納を実現することができる。従来、コネクタ型の光配
線盤では、融着接続部の前後、分岐用光ファイバコード
の分岐個所の前後で大きな余長収納スペースを必要とす
る。本発明光配線盤では、光接続モジュールを用いるこ
とで、線路側光ファイバと多芯光ファイバ芯線との融着
接続部の前後における余長をトレー内に収納することが
でき、余長収納スペースを削減することができる。
【0017】さらに、アダプタが水平トレー底面と水平
になる向きにモジュールを配置することで、各トレーを
薄型に形成することができる。配置構造は、並列・縦列
または両者の組合せのいずれでも構わない。
【0018】ここで、接続アダプタには、単心の装置側
光ファイバがコネクタ接続されるため、各装置側光ファ
イバコネクタをアダプタへ抜き差しする作業が必要とな
る。この作業が容易に行えるよう、接続アダプタとトレ
ー底面との間には間隔をあけてモジュールを固定するこ
とが好ましい。この間隔は指を差し込める程度のサイズ
が好適である。この間隔の形成は、接続アダプタ側が
高くなるようにモジュール底面の縦断面をテーパ状にし
たり、接続アダプタ側が高くなるようにモジュール底
面に支持部材を介在させたり、トレー底面に凹部を形
成することなどが挙げられる。一方、前記の間隔を形成
しない場合、接続アダプタと装置側光ファイバのコネク
タとの抜き差しは、コネクタの端部に係合する治具など
を用いて行うことが好ましい。
【0019】また、光接続モジュールは、接続アダプタ
側を起こした状態に保持するように回動機構を介してト
レーに固定することが好ましい。接続アダプタ側をトレ
ー底面から起こすことができれば、装置側光ファイバコ
ネクタの下方に指を差し入れる空間を形成でき、装置側
光ファイバのコネクタを上下から指で挟んで抜き差し作
業を容易に行うことができる。逆に、作業を行わないと
きは、モジュールをトレー底面に密接させてトレー内に
おけるモジュールの高さを最小に抑えることができ、ト
レー自体の厚みを小さくすることができる。
【0020】接続アダプタ側を起こした状態に保持する
には、ヒンジを用いることが好適である。ヒンジの中に
は、弾性材を用いて開閉動作をかたく設定したものと、
開閉動作がスムーズに行われる通常のものとがある。前
者を用いた場合は、何らの機構を用いなくとも、単に光
接続モジュールを起こせば、その状態で保持される。一
方、後者を用いた場合は、単に光接続モジュールを起こ
しただけでは元の倒された状態に復帰してしまうため、
モジュールの下面に起倒自在の支持脚を配置して、この
支持脚によりモジュールの起立状態を保持することが好
ましい。
【0021】光接続モジュールは、トレー内に単層で配
置する。これにより、一段のトレーの厚みを小さくし
て、より多数段のトレーを配置することにより高密度収
納を可能にする。
【0022】また、トレー内には、線路側光ファイバと
多芯光ファイバ芯線との融着接続部を保持するホルダを
有することが好ましい。光接続モジュールを用いること
で、融着接続部につながる余長をトレー内に収納するこ
とができる。そのため、従来必要であった融着接続部ト
レーとセンタートレーも不要になり、融着接続部とレー
トセンタートレーのスペース分にもモジュールを収納す
るトレーを配置して高密度収納を可能にする。すなわ
ち、融着接続部トレーやセンタートレーを通すことな
く、線路側光ファイバを直接モジュールの収納トレーに
導入することができる。
【0023】本発明光配線盤における光接続モジュール
の配置は、水平配置のトレーを前方に引き出した状態で
切替作業を行う従来のトレー構造に適用することも可能
であるが、3つの回転機構を具える積層構造のトレーに
適用することが多芯収納化と作業性の観点から好まし
い。
【0024】この積層構造のトレーとは、主トレーと、
主トレー上に積層した補助トレーとを具え、両トレーの
各々には光接続モジュールが収納されるものである。そ
して、次の3つの回転機構を具える。
【0025】主トレーの前方を上下方向に回動するよ
うに主トレーの後端に沿った軸を回転軸とする第1回転
機構。 補助トレーを主トレーの前方に回動して引き出しでき
るように積層方向の軸を回転軸とする第2回転機構。 補助トレーを主トレーの前方に引き出した状態で主ト
レーに対する角度を可変するように主トレーの前端に沿
った軸を回転軸とする第3回転機構。
【0026】このような積層構造のトレーを用いれば、
トレーを積層構造とすることで一層の高密度収納が実現
される。加えて、光接続部の差し替え作業などの際、主
トレー自体を前方に引き出す必要はない。その際、主ト
レー前方に補助トレーを吊り下げた状態、つまり補助ト
レーを垂直に沿った向きに配置させることができ、主ト
レー前方のスペースが小さい場合でも作業性が阻害され
ることはない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明光配線盤の扉を開けた状態の正面
図、図2は同側面図、図3は光接続モジュール収納トレ
ーの斜視図、図4は収納トレー内を示す平面図、図5は
光接続モジュールの斜視図である。
【0028】この光配線盤は、図1に示すように、収納
ケース10内に複数の収納トレー2を積層配置した構造で
ある。収納トレー20は、図2、3に示すように、その前
方を低く、後方を高くして配置され、収納トレー20の前
方を上下方向に回動するように収納トレー20の後端に沿
った軸を回転軸とする第1回転機構30を介して収納ケー
ス内に取り付けられている。
【0029】各収納トレー20は下段の主トレー21と、上
段の補助トレー22とから構成されており、各トレー21,2
2内に光接続モジュールケース40が収納されている(図
3)。これら主トレー21と補助トレー22の動作について
は後に詳細に説明する。
【0030】収納ケース10内に導入された多芯光ファイ
バケーブル(線路側光ファイバ50)は、そのまま上方に
引き上げられ、図1の左側から収納トレーの主トレー21
に導入され、同左側から装置側光ファイバ52が引き出さ
れる。収納トレー内部での線路側光ファイバ50、多芯光
ファイバ芯線51および装置側光ファイバ52の取り回し状
態を図4に示す。
【0031】図4は上段の補助トレー22を下段の主トレ
ー21からスライド回転させてずらした状態の平面図であ
る。主トレー21の一方の側壁には、線路側光ファイバ50
の導入口23が形成されており、ここから線路側光ファイ
バ50が主トレー内に導入される。導入された線路側光フ
ァイバ50は、その一部が主トレー内で多芯光ファイバ芯
線51の非分岐端と融着接続される。残部の線路側光ファ
イバ50は、補助トレーの底面の一部に形成された切欠26
を経て補助トレー側に導入され、同様に多芯光ファイバ
芯線51の非分岐端と融着接続される。主(補助)トレー
内には融着接続部53を保持するホルダ24が設けられ、各
融着接続部53はホルダ24に保持される。ホルダ24は樋状
の溝を並列した構成で、筒状の融着接続部53をホルダ24
の溝にはめ込むことで保持する。
【0032】また、多芯光ファイバ芯線51は各トレー2
1,22内で若干の余長をとって、各光接続モジュールケ
ース40に導入する。本例では一つの主(補助)トレー2
1、22に5つの光接続モジュールケース40を並列して固
定した。また、光接続モジュールケース40は、接続アダ
プタ42(図5)が主(補助)トレー21、22の底面に沿う
方向、すなわち横置きとして配置している。
【0033】光接続モジュールの構成を図5に示す。光
接続モジュールは、薄い矩形のケース状のもので、モジ
ュールケース40の一端に多芯光ファイバ芯線の導入口41
を有し、他端に接続アダプタ42を具えている。導入口41
から引き入れられた多芯光ファイバ芯線51は、環状の余
長収納部43に巻き付けられ、単芯分岐されて接続アダプ
タ42の一面(モジュールケース内側)につなげられる。
接続アダプタ42の他面(モジュールケース外側)は、コ
ネクタ54を差し込むことで装置側光ファイバ52を接続で
きるように構成されている。本例では、8芯の装置側光
ファイバ52をコネクタ接続できる接続アダプタ42とし
た。図5では装置側光ファイバ52は1本のみ示し、他は
省略している。
【0034】ここで、光接続モジュールケース40の一端
は、ヒンジ60(回動機構)を介して主(補助)トレー2
1、22の底面に固定した。このヒンジ60は、モジュール
ケース40の接続アダプタ側を任意の角度に起こした状態
(二点鎖線表示)に保持できるもので、例えば株式会社
タキゲン製B-1109-3を利用することができる。これによ
り、通常はモジュールケース40のアダプタ側を倒した状
態で収納トレー内にモジュールケース40を収納してお
く。また、装置側光ファイバのコネクタ54を差し替えな
どする場合は、接続アダプタ側を所定の角度に起こすこ
とでコネクタ54を上下からつまむことができ、任意のコ
ネクタ54を作業性良く差し替えすることができる。
【0035】なお、説明の便宜上、図5ではモジュール
ケース40の内部構成を示しているが、実際には蓋が被せ
られている。
【0036】次に、上下2段構造の収納トレー20の構造
と動作を図3、図4、図6、図7に基づいて説明する。
図3に示したように、収納トレー20は第1回転機構30を
具えているが、さらに第2回転機構70と第3回転機構80
を具えている。
【0037】主トレー21と補助トレー22は、主トレー21
の前方角部に設けられた積層方向の回転軸を有する第2
回転機構70により連結されている。この第2回転機構70
により、図3に示すように主トレー21と補助トレー22と
を重ねた状態に保持することができると共に、図4に示
すように補助トレー22を主トレー21の前方にスライド回
転して引き出すことができる。
【0038】さらに、補助トレー22を主トレー21の前方
に引き出した状態で主トレー21に対する角度を可変する
ように、主トレー21の前端に沿った軸を回転軸とする第
3回転機構80を具える。引き出した補助トレー22の側部
は対向する主トレー21の前部に掛け金具27(図3)によ
り掛け止めすることができる。これにより、図6に示す
ように、補助トレー22を主トレー21の前方にたれ下げた
状態に保持することができる。従って、補助トレー22を
をほぼ垂直に沿った方向に保持した状態で装置側光ファ
イバのコネクタ54の切り替え作業を行うことができ、光
配線盤の設置個所が通路などで収納トレー20の前方スペ
ースが狭い場合でも十分な作業空間を確保して円滑な作
業を行うことができる。
【0039】実際に最上部以外の収納トレーに対して装
置側光ファイバの切り替え作業を行う場合、図7に示す
ように、作業を行う収納トレー20Aよりも上部に位置す
る全ての収納トレー20Bを第1回転機構30により上方に
回動して保持させる。この保持は、収納トレー20の側面
に取り付けられた止め金具25を回動してストッパ(図示
せず)に掛けることで行われる。
【0040】作業を行う収納トレー20よりも上部に位置
する全ての収納トレー20Bを跳ね上げれば、作業対象の
収納トレー20Aの上面が露出する。従って、補助トレー2
2を第2回転機構70によりスライド回転させて、さらに
第3回転機構80により補助トレー22を主トレー21の前方
にたれ下げた状態に保持すれば、主トレー21の上面と補
助トレー22の上面に作業空間を形成することができる。
【0041】図8、9に示した従来の光配線盤では、収
納トレー数21段、最大1000芯の光接続部(コネクタ)を
収納することができるが、本発明光配線盤では、収納ケ
ースのサイズ(780×350×2300mm)を変えることなく収
納トレー数30段、最大2400芯の光接続部(アダプタ)を
収納することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明光配線盤に
よれば、次の効果を奏することができる。
【0043】芯線型の光接続モジュールを用いること
で、単心ごとのコネクタをトレーに収納する場合に比べ
てより多数の光ファイバ接続部をトレー内に収納するこ
とができる。
【0044】光接続モジュールをトレー内に固定するこ
とで、モジュールを前後に出し入れする必要がなく、こ
の前後動に対応した多芯光ファイバ芯線(コード)の余
長も短縮できるため、余長スペースを削減してより一層
の多芯収納を実現することができる。
【0045】光接続モジュールのアダプタが水平トレー
底面と水平になる向きにモジュールを並列配置すること
で、各トレーを薄型に形成することができ、高密度収納
に寄与することができる。
【0046】光接続モジュールの接続アダプタ側を起こ
した状態に保持するように回動機構を設けることで、接
続アダプタに接続される装置側光ファイバコネクタの下
方に指を差し入れる空間を形成でき、作業性を改善する
ことができる。
【0047】光接続モジュールを用いることで、融着接
続部をトレー内に収納し、融着接続部前後の余長もトレ
ー内に収納することができる。これに伴って、従来必要
であった融着接続部トレーとセンタートレーも不要にな
り、光接続モジュールを収納するトレーの段数を格段に
増加させることができる。
【0048】収納トレーを主トレーと補助トレーの2段
構造とし、第1回転機構による主トレー前方の上下動、
第2回転機構による補助トレーのスライド回転、第3回
転機構による補助トレーの回転を行うことで、光接続部
の高密度収納と省スペースでの良好な作業性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光配線盤の正面図である。
【図2】本発明光配線盤の側面図である。
【図3】光接続モジュール収納トレーの斜視図である。
【図4】収納トレーの内部構成を示す平面図である。
【図5】光接続モジュールの斜視図である。
【図6】補助トレーを主トレーの前方にたれ下げた状態
を示す斜視図である。
【図7】補助トレーを主トレーの前方にたれ下げた状態
を示す部分側面図である。
【図8】従来の光配線盤を示す正面図である。
【図9】従来の光配線盤における収納トレー内部を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 収納ケース 20 収納トレー 20A 収納トレー 20B 収納トレー 21 主トレー 22 補助トレー 23 導入口 24 ホルダ 25 止め金具 26 切欠 27 掛け金具 30 第1回転機構 40 光接続モジュールケース 41 導入口 42 接続アダプタ 43 余長収納部 50 線路側光ファイバ 51 多芯光ファイバ芯線 51′分岐用光ファイバコード 52 装置側光ファイバ 53 融着接続部 54 コネクタ 60 ヒンジ 70 第2回転機構 80 第3回転機構
フロントページの続き (72)発明者 土井 義宏 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 田中 伸行 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 杉本 崇行 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 栗本 啓治 兵庫県伊丹市北河原字当田20番地の2 住 電朝日精工株式会社内 (72)発明者 塩田 貴志 兵庫県伊丹市北河原字当田20番地の2 住 電朝日精工株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA22 CA35 CA37 CA38 CA52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーと、 一端が非分岐で、他端に単芯分岐された接続アダプタを
    有する多芯光ファイバ芯線を具える光接続モジュールと
    を具え、 前記光接続モジュールは、接続アダプタをトレー底面と
    平行にして前記トレー内に固定されることを特徴とする
    光配線盤。
  2. 【請求項2】 光接続モジュールは、接続アダプタ側を
    起こした状態に保持するように回動機構を介してトレー
    に固定されることを特徴とする請求項1に記載の光配線
    盤。
  3. 【請求項3】 前記トレー内に、線路側光ファイバと多
    芯光ファイバの非分岐端との融着接続部を保持するホル
    ダを有することを特徴とする請求項1に記載の光配線
    盤。
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